JPH1094244A - アクティブコモンモードキャンセラ - Google Patents
アクティブコモンモードキャンセラInfo
- Publication number
- JPH1094244A JPH1094244A JP8246092A JP24609296A JPH1094244A JP H1094244 A JPH1094244 A JP H1094244A JP 8246092 A JP8246092 A JP 8246092A JP 24609296 A JP24609296 A JP 24609296A JP H1094244 A JPH1094244 A JP H1094244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- common mode
- power conversion
- mode voltage
- common
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 8
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/12—Arrangements for reducing harmonics from AC input or output
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/12—Arrangements for reducing harmonics from AC input or output
- H02M1/123—Suppression of common mode voltage or current
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力変換機器の半導体素子のスッチング時に発
生するコモンモード電圧のステップ状変化に起因する障
害を完全に除去することにある。 【解決手段】電力用半導体素子をスイッチング動作させ
て電力変換を行う電圧形PWMインバータ4の電力用半
導体素子のスイッチング動作時に発生するコモンモード
電圧を検出するスター結線されたコンデンサ8と、この
コンデンサ8により検出されたコモンモード電圧により
制御され、このコモンモード電圧と同じ大きさで逆極性
の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源より発
生した電圧をインバータ4の出力に重畳させて前記コモ
ンモード電圧を相殺するコモンモードトランス11とを
備える。
生するコモンモード電圧のステップ状変化に起因する障
害を完全に除去することにある。 【解決手段】電力用半導体素子をスイッチング動作させ
て電力変換を行う電圧形PWMインバータ4の電力用半
導体素子のスイッチング動作時に発生するコモンモード
電圧を検出するスター結線されたコンデンサ8と、この
コンデンサ8により検出されたコモンモード電圧により
制御され、このコモンモード電圧と同じ大きさで逆極性
の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源より発
生した電圧をインバータ4の出力に重畳させて前記コモ
ンモード電圧を相殺するコモンモードトランス11とを
備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力変換機器、例
えばインバータに代表される電力用半導体素子のスイッ
チング動作に基づいて電力変換を行う際に発生するコモ
ンモード電圧(零相電圧)を相殺するアクティブコモン
モードキャンセラに関する。
えばインバータに代表される電力用半導体素子のスイッ
チング動作に基づいて電力変換を行う際に発生するコモ
ンモード電圧(零相電圧)を相殺するアクティブコモン
モードキャンセラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の例えばモータを負荷として運転制
御する電圧形PWMインバータなどの電力変換機器にお
いては、適用範囲の拡大と電力用半導体素子の特性向上
に伴って電圧形PWMインバータのキャリア周波数の高
周波化が進められている。
御する電圧形PWMインバータなどの電力変換機器にお
いては、適用範囲の拡大と電力用半導体素子の特性向上
に伴って電圧形PWMインバータのキャリア周波数の高
周波化が進められている。
【0003】しかし、かかる電圧形PWMインバータの
高周波化が進むにつれて、 (1)負荷の浮遊容量を通して接地線に流れる高周波漏
れ電流 (2)伝導性と放射性の電磁妨害(EMI) (3)モータ巻線絶縁の複合化 (4)モータ軸電圧とベアリング電流等の障害 が大きな問題になりつつある。
高周波化が進むにつれて、 (1)負荷の浮遊容量を通して接地線に流れる高周波漏
れ電流 (2)伝導性と放射性の電磁妨害(EMI) (3)モータ巻線絶縁の複合化 (4)モータ軸電圧とベアリング電流等の障害 が大きな問題になりつつある。
【0004】これらの障害は、電圧形PWMインバータ
のスイッチング時に生ずる電圧あるいは電流の急峻な変
化に起因して発生する。
のスイッチング時に生ずる電圧あるいは電流の急峻な変
化に起因して発生する。
【0005】特にEMIに関しては、CISPR(国際
無線障害特別委員会)やIEC(国際電気標準会議)な
ど国際的に拘束力を持つ規格の審議機関において、将来
インバータなどのパワーエレクトロニクス機器に対する
EMI規格が審議されることが予想される。
無線障害特別委員会)やIEC(国際電気標準会議)な
ど国際的に拘束力を持つ規格の審議機関において、将来
インバータなどのパワーエレクトロニクス機器に対する
EMI規格が審議されることが予想される。
【0006】従来、これらの障害を抑制するため、電圧
形インバータの出力回路にコモンモードチョークやEM
Iフィルタを設けるようにしていた。しかし、これらは
リアクトルやコンデンサなどの受動素子のみを組合せた
構成で急峻な電流や電圧の変化を抑制しても、障害の発
生原因を完全に解決することができなかった。
形インバータの出力回路にコモンモードチョークやEM
Iフィルタを設けるようにしていた。しかし、これらは
リアクトルやコンデンサなどの受動素子のみを組合せた
構成で急峻な電流や電圧の変化を抑制しても、障害の発
生原因を完全に解決することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように電圧形PW
Mインバータの高周波化に伴って電力用半導体素子のス
ッチング時に発生するコモンモード電圧のステップ状変
化に起因する障害を受動素子のみを組合せて抑制して
も、これらの障害の発生原因を完全に解決することはで
きなかった。
Mインバータの高周波化に伴って電力用半導体素子のス
ッチング時に発生するコモンモード電圧のステップ状変
化に起因する障害を受動素子のみを組合せて抑制して
も、これらの障害の発生原因を完全に解決することはで
きなかった。
【0008】本発明は上記のような問題を解消するため
なされたもので、電力変換機器の電力用半導体素子のス
ッチング時に発生するコモンモード電圧のステップ状変
化に起因する障害を完全に除去することができるアクテ
ィブコモンモードキャンセラを提供することを目的とす
る。
なされたもので、電力変換機器の電力用半導体素子のス
ッチング時に発生するコモンモード電圧のステップ状変
化に起因する障害を完全に除去することができるアクテ
ィブコモンモードキャンセラを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段によりアクティブコモンモ
ードキャンセラを構成するものである。
成するため、次のような手段によりアクティブコモンモ
ードキャンセラを構成するものである。
【0010】請求項1に対応する発明は、電力用半導体
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を検出する電圧検出手段と、こ
の電圧検出手段により検出されたコモンモード電圧によ
り制御され、前記コモンモード電圧と同じ大きさで逆極
性の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源より
発生した電圧を前記電力変換機器の出力に重畳させて前
記コモンモード電圧を相殺する電圧重畳手段とを備え
る。
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を検出する電圧検出手段と、こ
の電圧検出手段により検出されたコモンモード電圧によ
り制御され、前記コモンモード電圧と同じ大きさで逆極
性の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源より
発生した電圧を前記電力変換機器の出力に重畳させて前
記コモンモード電圧を相殺する電圧重畳手段とを備え
る。
【0011】請求項2に対応する発明は、電力用半導体
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を相殺すべくコモンモード電圧
を発生する制御電圧源と、前記電力変換機器より発生す
るコモンモード電圧に前記制御電圧源より発生するコモ
ンモード電圧を重畳する電圧重畳手段と、この電圧重畳
手段により重畳された前記電力変換機器及び前記制御電
圧源のコモンモード電圧を検出し、この検出電圧を前記
制御電圧源にフィードバックする電圧検出手段とを備
え、前記制御電圧源は前記電圧検出手段の検出電圧が零
になるように制御する。
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を相殺すべくコモンモード電圧
を発生する制御電圧源と、前記電力変換機器より発生す
るコモンモード電圧に前記制御電圧源より発生するコモ
ンモード電圧を重畳する電圧重畳手段と、この電圧重畳
手段により重畳された前記電力変換機器及び前記制御電
圧源のコモンモード電圧を検出し、この検出電圧を前記
制御電圧源にフィードバックする電圧検出手段とを備
え、前記制御電圧源は前記電圧検出手段の検出電圧が零
になるように制御する。
【0012】請求項3に対応する発明は、請求項1又は
請求項2に対応する発明のアクティブコモンモードキャ
ンセラにおいて、電圧検出手段は電力変換機器の電力用
半導体素子の出力容量以下の小容量のコンデンサを用い
てコモンモード電圧を検出する。
請求項2に対応する発明のアクティブコモンモードキャ
ンセラにおいて、電圧検出手段は電力変換機器の電力用
半導体素子の出力容量以下の小容量のコンデンサを用い
てコモンモード電圧を検出する。
【0013】請求項4に対応する発明は、電力用半導体
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を相殺すべくコモンモード電圧
を発生する制御電圧源と、前記電力変換機器より発生す
るコモンモード電圧に前記制御電圧源より発生するコモ
ンモード電圧を重畳する電圧重畳手段と、この電圧重畳
手段により前記電力変換機器及び前記制御電圧源のコモ
ンモード電圧が重畳された時に流れるコモンモード電流
を検出し、この検出電流を前記制御電圧源にフィードバ
ックする電流検出手段とを備え、前記制御電圧源は前記
電流検出手段の検出電流が零になるように制御する。
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を相殺すべくコモンモード電圧
を発生する制御電圧源と、前記電力変換機器より発生す
るコモンモード電圧に前記制御電圧源より発生するコモ
ンモード電圧を重畳する電圧重畳手段と、この電圧重畳
手段により前記電力変換機器及び前記制御電圧源のコモ
ンモード電圧が重畳された時に流れるコモンモード電流
を検出し、この検出電流を前記制御電圧源にフィードバ
ックする電流検出手段とを備え、前記制御電圧源は前記
電流検出手段の検出電流が零になるように制御する。
【0014】請求項5に対応する発明は、電力用半導体
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を前記電力用半導体素子をオ
ン、オフ制御するための基準値をもとに演算する演算手
段と、この演算手段により求められたコモンモード電圧
により制御され、前記コモンモード電圧と同じ大きさで
逆極性の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源
より発生した電圧を前記電力変換機器の出力に重畳させ
て前記コモンモード電圧を相殺する電圧重畳手段とを備
える。
素子をスイッチング動作させて電力変換を行う電力変換
機器の前記電力用半導体素子のスイッチング動作時に発
生するコモンモード電圧を前記電力用半導体素子をオ
ン、オフ制御するための基準値をもとに演算する演算手
段と、この演算手段により求められたコモンモード電圧
により制御され、前記コモンモード電圧と同じ大きさで
逆極性の電圧を発生する制御電圧源と、この制御電圧源
より発生した電圧を前記電力変換機器の出力に重畳させ
て前記コモンモード電圧を相殺する電圧重畳手段とを備
える。
【0015】請求項6に対応する発明は、請求項1乃至
請求項5の何ずれか1つに対応する発明のアクティブコ
モンモードキャンセラにおいて、電圧重畳手段は多巻線
を有するコモンモードトランスを用いてコモンモード電
圧を重畳する。
請求項5の何ずれか1つに対応する発明のアクティブコ
モンモードキャンセラにおいて、電圧重畳手段は多巻線
を有するコモンモードトランスを用いてコモンモード電
圧を重畳する。
【0016】従って、上記請求項1乃至請求項6に対応
する発明にあっては、電力変換機器の電力用半導体素子
のスイッチング時に発生するコモンモード電圧とは同じ
大きさで極性が逆極性のコモンモード電圧を発生させ、
このコモンモード電圧を電力変換機器の出力に重畳して
負荷に加えられるコモンモード電圧を相殺することが可
能となるので、電力変換機器の発生する有害なコモンモ
ード電圧を完全に除去することができる。
する発明にあっては、電力変換機器の電力用半導体素子
のスイッチング時に発生するコモンモード電圧とは同じ
大きさで極性が逆極性のコモンモード電圧を発生させ、
このコモンモード電圧を電力変換機器の出力に重畳して
負荷に加えられるコモンモード電圧を相殺することが可
能となるので、電力変換機器の発生する有害なコモンモ
ード電圧を完全に除去することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0018】図1は電圧形PWMインバータにより誘導
電動機をベクトル制御するシステムの主回路に本発明に
よるアクティブコモンモードキャンセラを適用した場合
の第1の実施の形態を示す回路構成図である。
電動機をベクトル制御するシステムの主回路に本発明に
よるアクティブコモンモードキャンセラを適用した場合
の第1の実施の形態を示す回路構成図である。
【0019】図1において、1は三相交流電源、2はこ
の三相交流電源1の交流出力を直流に変換する整流器、
3はこの整流器2の直流出力を平滑する平滑用コンデン
サ、4はこの平滑用コンデンサ3で平滑された直流電圧
が入力され、この直流電圧を電力用半導体素子(IGP
T)のスィッチング動作により三相の交流電圧に変換す
る電圧形PWMインバータ(以下単にインバータと称す
る)である。
の三相交流電源1の交流出力を直流に変換する整流器、
3はこの整流器2の直流出力を平滑する平滑用コンデン
サ、4はこの平滑用コンデンサ3で平滑された直流電圧
が入力され、この直流電圧を電力用半導体素子(IGP
T)のスィッチング動作により三相の交流電圧に変換す
る電圧形PWMインバータ(以下単にインバータと称す
る)である。
【0020】このインバータ4の三相交流出力端は、ケ
ーブル5を介して誘導電動機6に接続され、この誘導電
動機6のフレームは接地線を介して接地端子に接続され
ている。
ーブル5を介して誘導電動機6に接続され、この誘導電
動機6のフレームは接地線を介して接地端子に接続され
ている。
【0021】このような主回路構成のインバータ4の出
力端にコモンモードキャンセラ7を接続する。このコモ
ンモードキャンセラ7は、インバータ4の三相交流出力
端にスター結線されてコモンモード電圧を検出するコン
デンサ8 (C0)と、その中性点より得られるコモンモー
ド電圧を電力増幅するコンプリメンタリのトランジスタ
を用いたプッシュプル形のエミッタホロワ回路9と、こ
のエミッタホロワ回路9の出力をコンデンサ (C1)10
を介して一次側コイルに入力し、その二次側コイルを三
相ケーブル5に設けたコモンモードトランス11とを備
え、且つ駆動電源としてはインバータ4の入力側より得
るようにしてある。
力端にコモンモードキャンセラ7を接続する。このコモ
ンモードキャンセラ7は、インバータ4の三相交流出力
端にスター結線されてコモンモード電圧を検出するコン
デンサ8 (C0)と、その中性点より得られるコモンモー
ド電圧を電力増幅するコンプリメンタリのトランジスタ
を用いたプッシュプル形のエミッタホロワ回路9と、こ
のエミッタホロワ回路9の出力をコンデンサ (C1)10
を介して一次側コイルに入力し、その二次側コイルを三
相ケーブル5に設けたコモンモードトランス11とを備
え、且つ駆動電源としてはインバータ4の入力側より得
るようにしてある。
【0022】ここで、コモンモードキャンセラに用いる
制御電圧源には、スイッチング毎にステップ状に変化す
るインバータのコモンモード電圧を忠実に出力可能な高
速応答性と低い出力インピーダンス特性が要求される
が、上記エミッタホロワ回路9はこの条件を満足する制
御電圧源を実現している。
制御電圧源には、スイッチング毎にステップ状に変化す
るインバータのコモンモード電圧を忠実に出力可能な高
速応答性と低い出力インピーダンス特性が要求される
が、上記エミッタホロワ回路9はこの条件を満足する制
御電圧源を実現している。
【0023】また、電圧形インバータのコモンモード電
圧は、インバータの出力端に接続したスター結線の中性
点電位をコンデンサ8により検出しているが、このコン
デンサ8の容量が大きい場合にはスイッチング時に過大
なスパイク状のインパルス電流が電力素子に流れ、素子
を破壊してしまう恐れがある。
圧は、インバータの出力端に接続したスター結線の中性
点電位をコンデンサ8により検出しているが、このコン
デンサ8の容量が大きい場合にはスイッチング時に過大
なスパイク状のインパルス電流が電力素子に流れ、素子
を破壊してしまう恐れがある。
【0024】しかし、本システムではインバータの電力
用半導体素子の出力容量と同程度のコンデンサ(180
pF×3)を使用しているため、このインパルス電流に
よる電力用半導体素子に与える影響はほとんど問題とな
らない。エミッタホロワ回路9は入力インピーダンスが
十分高いため、このように小さな容量のコンデンサを用
いてもインバータ4のコモンモード電圧を十分な精度で
検出することができる。また、エミッタホロワ回路9の
出力インピーダンスは十分に低いため、コモンモードト
ランス11の励磁電流im はエミッタホロワ回路9から
のみ供給される。
用半導体素子の出力容量と同程度のコンデンサ(180
pF×3)を使用しているため、このインパルス電流に
よる電力用半導体素子に与える影響はほとんど問題とな
らない。エミッタホロワ回路9は入力インピーダンスが
十分高いため、このように小さな容量のコンデンサを用
いてもインバータ4のコモンモード電圧を十分な精度で
検出することができる。また、エミッタホロワ回路9の
出力インピーダンスは十分に低いため、コモンモードト
ランス11の励磁電流im はエミッタホロワ回路9から
のみ供給される。
【0025】さらに、コモンモードキャンセラの駆動電
源としてインバータ4の入力側より大きな電源電圧を得
ているため、コモンモードトランス11の一次側及び二
次側の巻線の巻数比が1:1のものが使用される。
源としてインバータ4の入力側より大きな電源電圧を得
ているため、コモンモードトランス11の一次側及び二
次側の巻線の巻数比が1:1のものが使用される。
【0026】次にこのように構成されたコモンモードキ
ャンセラの作用を図2により説明する。
ャンセラの作用を図2により説明する。
【0027】図2はコモンモードキャンセラを用いた場
合のコモンモードに対する等価回路を示すものである。
図2において、Cはモータの巻線とフレーム間の漂遊容
量、l,rは経路全体の配線のインダクタンス及び抵抗
分である。
合のコモンモードに対する等価回路を示すものである。
図2において、Cはモータの巻線とフレーム間の漂遊容
量、l,rは経路全体の配線のインダクタンス及び抵抗
分である。
【0028】インバータの一相がスイッチングした場合
には、インバータが出力するコモンモード電圧vinv は
Ed/3の大きさでステップ状に変化する。エミッタフ
ォロワ回路9はコモンモード電圧vinv を入力し、それ
と同じ大きさの電圧vc を出力する制御電圧源で表すこ
とができる。また、エミッタフォロワ回路9の出力端に
接続されたコモンモードトランス11は漏れインダクタ
ンスを無視して励磁インダクタンスLm のみで表してい
る。
には、インバータが出力するコモンモード電圧vinv は
Ed/3の大きさでステップ状に変化する。エミッタフ
ォロワ回路9はコモンモード電圧vinv を入力し、それ
と同じ大きさの電圧vc を出力する制御電圧源で表すこ
とができる。また、エミッタフォロワ回路9の出力端に
接続されたコモンモードトランス11は漏れインダクタ
ンスを無視して励磁インダクタンスLm のみで表してい
る。
【0029】従って、インバータ4がスイッチングされ
る毎に、インバータ4の出力零相電圧、すなわちコモン
モード電圧がステップ状に変化する。これにより、コモ
ンモード電流i(t) はモータ6の巻線とフレーム間の漂
遊容量を通して接地線に流れる。
る毎に、インバータ4の出力零相電圧、すなわちコモン
モード電圧がステップ状に変化する。これにより、コモ
ンモード電流i(t) はモータ6の巻線とフレーム間の漂
遊容量を通して接地線に流れる。
【0030】このときスター結線されたコンデンサ8に
よりインバータ4のコモンモード電圧を検出し、直列に
接続されたコモンモードトランス11にvinv と大きさ
が等しく逆向きの電圧vc を出力すれば、コモンモード
電圧を完全に打ち消すことができる。この結果、コモン
モード電流i(t) が流れなくなる。
よりインバータ4のコモンモード電圧を検出し、直列に
接続されたコモンモードトランス11にvinv と大きさ
が等しく逆向きの電圧vc を出力すれば、コモンモード
電圧を完全に打ち消すことができる。この結果、コモン
モード電流i(t) が流れなくなる。
【0031】このようにコモンモードキャンセラ7は、
このコモンモード電圧とコモンモード電流の両方を同時
に除去することができる。
このコモンモード電圧とコモンモード電流の両方を同時
に除去することができる。
【0032】図3はコモンモードキャンセラを用いない
場合のコモンモード電流波形を示すものある。
場合のコモンモード電流波形を示すものある。
【0033】コモンモード電流は、インバータがスイッ
チングする毎に配線のインダクタンス及びモータの巻線
とフレームとの間の漂遊容量を通して流れるものであ
り、LCR直列共振回路にステップ電圧を印加した場合
の減衰振動波形と相似な波形となる。このことからコモ
ンモードに対する等価回路は、図2におけるLm の両端
を短絡したLCR直列共振回路として考えることができ
る。
チングする毎に配線のインダクタンス及びモータの巻線
とフレームとの間の漂遊容量を通して流れるものであ
り、LCR直列共振回路にステップ電圧を印加した場合
の減衰振動波形と相似な波形となる。このことからコモ
ンモードに対する等価回路は、図2におけるLm の両端
を短絡したLCR直列共振回路として考えることができ
る。
【0034】図3に示すように、インバータのスイッチ
ング毎にピーク値0.44A、振動周波数290Hzのコ
モンモードに対する電流が流れていることが分かる。こ
のコモンモード電流はシステムの定格電流に対しても比
較的大きな電流であり、漏電ブレーカの誤動作を引起こ
したり、EMIの発生原因となる。
ング毎にピーク値0.44A、振動周波数290Hzのコ
モンモードに対する電流が流れていることが分かる。こ
のコモンモード電流はシステムの定格電流に対しても比
較的大きな電流であり、漏電ブレーカの誤動作を引起こ
したり、EMIの発生原因となる。
【0035】図4はコモンモードキャンセラを使用した
場合のコモンモード電流波形を示すものである。図4よ
り明らかなようにコモンモードキャンセラを用いた場合
には、コモンモード電流はほぼ完全に抑制できることが
分かる。ここで、インバータのスイッチング時に微小な
振動が生じているが、これはトランジスタの応答の遅れ
が原因と考えられる。この微小な振動はピーク値、実効
値ともごく僅かであり、コモンモードキャンセラの使用
はコモンモード電流の低減に非常に効果的であることが
分かる。
場合のコモンモード電流波形を示すものである。図4よ
り明らかなようにコモンモードキャンセラを用いた場合
には、コモンモード電流はほぼ完全に抑制できることが
分かる。ここで、インバータのスイッチング時に微小な
振動が生じているが、これはトランジスタの応答の遅れ
が原因と考えられる。この微小な振動はピーク値、実効
値ともごく僅かであり、コモンモードキャンセラの使用
はコモンモード電流の低減に非常に効果的であることが
分かる。
【0036】次に本発明の他の実施の形態を図5乃至図
8により説明するに、図1と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略し、ここでは異なる点についてのみ
述べる。
8により説明するに、図1と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略し、ここでは異なる点についてのみ
述べる。
【0037】図5は本発明の第2の実施の形態を示す回
路構成図で、図1ではインバータの出力側に各相ケーブ
ルにコンデンサをスター結線し、その中性点よりコモン
モード電圧を取出してエミッタフロワ回路9に入力した
が、第2の実施の形態ではコモンモードトランス11の
二次側巻線出力側の各相ケーブルにコンデンサ8をスタ
ー結線し、その中性点より得られるコモンモード電圧を
検出し、その電圧をアンプ12により増幅器してエミッ
タフロワ回路9に入力するものである。
路構成図で、図1ではインバータの出力側に各相ケーブ
ルにコンデンサをスター結線し、その中性点よりコモン
モード電圧を取出してエミッタフロワ回路9に入力した
が、第2の実施の形態ではコモンモードトランス11の
二次側巻線出力側の各相ケーブルにコンデンサ8をスタ
ー結線し、その中性点より得られるコモンモード電圧を
検出し、その電圧をアンプ12により増幅器してエミッ
タフロワ回路9に入力するものである。
【0038】従って、このような構成のコモンモードキ
ャンセラとすれば、インバータで発生したコモンモード
電圧に制御電圧源のコモンモード電圧を重畳したコモン
モード電圧が検出され、その電圧がアンプ12により適
宜大きさに増幅されて制御電圧源にフイードバックされ
るので、負荷に加えられるコモンモード電圧を完全に相
殺することができる。
ャンセラとすれば、インバータで発生したコモンモード
電圧に制御電圧源のコモンモード電圧を重畳したコモン
モード電圧が検出され、その電圧がアンプ12により適
宜大きさに増幅されて制御電圧源にフイードバックされ
るので、負荷に加えられるコモンモード電圧を完全に相
殺することができる。
【0039】図6は本発明の第3の実施の形態を示す回
路構成図で、図5ではコモンモードトランス11の二次
側巻線出力側の各相ケーブルにコンデンサをスター結線
し、その中性点より得られるコモンモード電圧を検出し
たが、第3の実施の形態ではコモンモードトランス11
の二次側巻線出力側のケーブルに流れる電流を変流器1
3により検出し、その電流検出値をアンプ14により増
幅してエミッタフロワ回路9に入力するものである。
路構成図で、図5ではコモンモードトランス11の二次
側巻線出力側の各相ケーブルにコンデンサをスター結線
し、その中性点より得られるコモンモード電圧を検出し
たが、第3の実施の形態ではコモンモードトランス11
の二次側巻線出力側のケーブルに流れる電流を変流器1
3により検出し、その電流検出値をアンプ14により増
幅してエミッタフロワ回路9に入力するものである。
【0040】従って、このような構成のコモンモードキ
ャンセラとすれば、インバータ4で発生したコモンモー
ド電圧に制御電圧源のコモンモード電圧を重畳し、変流
器13により検出されたコモンモード電流をアンプ14
により増幅してエミッタフロワ回路9に入力することに
より、制御電圧源はコモンモード電流が零になるように
フィドバック制御する。
ャンセラとすれば、インバータ4で発生したコモンモー
ド電圧に制御電圧源のコモンモード電圧を重畳し、変流
器13により検出されたコモンモード電流をアンプ14
により増幅してエミッタフロワ回路9に入力することに
より、制御電圧源はコモンモード電流が零になるように
フィドバック制御する。
【0041】図7は本発明の第4の実施の形態を示す回
路構成図で、図1ではコモンモードキャンセラの駆動電
源をインバータ4の入力側より得るようにしたが、第4
の実施の形態では電源電圧の低い別個の直流電源15を
コモンモードキャンセラの駆動電源として用いるもので
ある。この場合、スター結線されたコンデンサ8の中性
点より得られるコモンモード電圧はエミッタホロワ回路
9に例えば抵抗からかる減衰器17を介して入力され
る。
路構成図で、図1ではコモンモードキャンセラの駆動電
源をインバータ4の入力側より得るようにしたが、第4
の実施の形態では電源電圧の低い別個の直流電源15を
コモンモードキャンセラの駆動電源として用いるもので
ある。この場合、スター結線されたコンデンサ8の中性
点より得られるコモンモード電圧はエミッタホロワ回路
9に例えば抵抗からかる減衰器17を介して入力され
る。
【0042】従って、図1に示すようにインバータの入
力側より電源電圧を得る場合は、高電圧のため、コモン
モードトランスの一次側及び2次側巻線の巻数比を1対
1としているが、第4の実施の形態のように電源電圧の
低い別電源15を使用して、コモンモードトランス11
の一次側及び2次側巻線の巻数比を変えることにより、
第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができ
る。この場合、エミッタフロワ回路9のトランジスタT
r1,Tr2としては耐圧の小さなものでよい。
力側より電源電圧を得る場合は、高電圧のため、コモン
モードトランスの一次側及び2次側巻線の巻数比を1対
1としているが、第4の実施の形態のように電源電圧の
低い別電源15を使用して、コモンモードトランス11
の一次側及び2次側巻線の巻数比を変えることにより、
第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができ
る。この場合、エミッタフロワ回路9のトランジスタT
r1,Tr2としては耐圧の小さなものでよい。
【0043】図8は本発明の第5の実施の形態を示す回
路構成図で、図1ではインバータより発生するコモンモ
ード電圧を各相ケーブルにコンデンサをスター結線し、
その中性点よりコモンモード電圧を検出したが、第5の
実施の形態ではインバータ4の制御回路16に電力用半
導体素子をオン、オフ制御するための基準値をもとにイ
ンバータ4より発生するコモンモード電圧を演算する演
算機能を持たせ、この演算機能により求められたコモン
モード電圧をコモンモードキャンセラのエミッタフロワ
回路9に入力するようにしたものである。
路構成図で、図1ではインバータより発生するコモンモ
ード電圧を各相ケーブルにコンデンサをスター結線し、
その中性点よりコモンモード電圧を検出したが、第5の
実施の形態ではインバータ4の制御回路16に電力用半
導体素子をオン、オフ制御するための基準値をもとにイ
ンバータ4より発生するコモンモード電圧を演算する演
算機能を持たせ、この演算機能により求められたコモン
モード電圧をコモンモードキャンセラのエミッタフロワ
回路9に入力するようにしたものである。
【0044】従って、このような構成のコモンモードキ
ャンセラとすれば、電圧形インバータの出力側にコンデ
ンサを設けなくてもよいので、スパイク状の電流がスイ
ッチング素子に流れるようなことがない。
ャンセラとすれば、電圧形インバータの出力側にコンデ
ンサを設けなくてもよいので、スパイク状の電流がスイ
ッチング素子に流れるようなことがない。
【0045】なお、前述した各実施の形態では、本発明
によるアクティブコモンモードキャンセラ7を電圧形P
WMインバータにより誘導電動機を運転するシステムに
適用する場合について述べたが、適用機器としては電力
用半導体素子のスイッチング時にコモンモード電圧が発
生する他の電力変換機器、例えばDC−DCコンバータ
に対しても同様に適用することができる。
によるアクティブコモンモードキャンセラ7を電圧形P
WMインバータにより誘導電動機を運転するシステムに
適用する場合について述べたが、適用機器としては電力
用半導体素子のスイッチング時にコモンモード電圧が発
生する他の電力変換機器、例えばDC−DCコンバータ
に対しても同様に適用することができる。
【0046】この他、本発明は上記し、且つ図面に示す
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更
しない範囲内で種々変形して実施できることはいうまで
もない。
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更
しない範囲内で種々変形して実施できることはいうまで
もない。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電力
変換機器の電力用半導体素子のスッチング時に発生する
コモンモード電圧のステップ状変化に起因する障害を完
全に除去することができるアクティブコモンモードキャ
ンセラを提供できる。
変換機器の電力用半導体素子のスッチング時に発生する
コモンモード電圧のステップ状変化に起因する障害を完
全に除去することができるアクティブコモンモードキャ
ンセラを提供できる。
【図1】本発明によるアクティブコモンモードキャンセ
ラを電圧形PWMインバータにより誘導電動機をベクト
ル制御するシステムの主回路に適用した場合の第1の実
施の形態を示す回路構成図。
ラを電圧形PWMインバータにより誘導電動機をベクト
ル制御するシステムの主回路に適用した場合の第1の実
施の形態を示す回路構成図。
【図2】同実施の形態のアクティブコモンモードキャン
セラを示す等価回路図。
セラを示す等価回路図。
【図3】アクティブコモンモードキャンセラを用いない
場合のインバータより誘導電動機に流れるコモンモード
電流波形図。
場合のインバータより誘導電動機に流れるコモンモード
電流波形図。
【図4】アクティブコモンモードキャンセラを用いた場
合のインバータより誘導電動機に流れるコモンモード電
流波形図。
合のインバータより誘導電動機に流れるコモンモード電
流波形図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す回路構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す回路構成図。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す回路構成図。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示す回路構成図。
1……三相交流電源 2……整流器 3……平滑用コンデンサ 4……電圧形PWMインバータ 5……ケーブル 6……誘導電動機 7……コモンモードキャンセラ 8……コンデンサ 9……エミッタフロワ回路 10……コンデンサ 11……コモンモードトランス 12……アンプ 13……変流器 14……アンプ 15……直流電源 16……制御回路 17……減衰器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 17/16 H03K 17/16 B
Claims (6)
- 【請求項1】 電力用半導体素子をスイッチング動作さ
せて電力変換を行う電力変換機器の前記電力用半導体素
子のスイッチング動作時に発生するコモンモード電圧を
検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段により検出
されたコモンモード電圧により制御され、前記コモンモ
ード電圧と同じ大きさで逆極性の電圧を発生する制御電
圧源と、この制御電圧源より発生した電圧を前記電力変
換機器の出力に重畳させて前記コモンモード電圧を相殺
する電圧重畳手段とを備えたことを特徴とするアクティ
ブコモンモードキャンセラ。 - 【請求項2】 電力用半導体素子をスイッチング動作さ
せて電力変換を行う電力変換機器の前記電力用半導体素
子のスイッチング動作時に発生するコモンモード電圧を
相殺すべくコモンモード電圧を発生する制御電圧源と、
前記電力変換機器より発生するコモンモード電圧に前記
制御電圧源より発生するコモンモード電圧を重畳する電
圧重畳手段と、この電圧重畳手段により重畳された前記
電力変換機器及び前記制御電圧源のコモンモード電圧を
検出し、この検出電圧を前記制御電圧源にフィードバッ
クする電圧検出手段とを備え、前記制御電圧源は前記電
圧検出手段の検出電圧が零になるように制御することを
特徴とするアクティブコモンモードキャンセラ。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のアクティブ
コモンモードキャンセラにおいて、電圧検出手段は電力
変換機器の電力用半導体素子の出力容量以下の小容量の
コンデンサを用いてコモンモード電圧を検出することを
特徴とするアクティブコモンモードキャンセラ。 - 【請求項4】 電力用半導体素子をスイッチング動作さ
せて電力変換を行う電力変換機器の前記電力用半導体素
子のスイッチング動作時に発生するコモンモード電圧を
相殺すべくコモンモード電圧を発生する制御電圧源と、
前記電力変換機器より発生するコモンモード電圧に前記
制御電圧源より発生するコモンモード電圧を重畳する電
圧重畳手段と、この電圧重畳手段により前記電力変換機
器及び前記制御電圧源のコモンモード電圧が重畳された
時に流れるコモンモード電流を検出し、この検出電流を
前記制御電圧源にフィードバックする電流検出手段とを
備え、前記制御電圧源は前記電流検出手段の検出電流が
零になるように制御することを特徴とするアクティブコ
モンモードキャンセラ。 - 【請求項5】 電力用半導体素子をスイッチング動作さ
せて電力変換を行う電力変換機器の前記電力用半導体素
子のスイッチング動作時に発生するコモンモード電圧を
前記電力用半導体素子をオン、オフ制御するための基準
値をもとに演算する演算手段と、この演算手段により求
められたコモンモード電圧により制御され、前記コモン
モード電圧と同じ大きさで逆極性の電圧を発生する制御
電圧源と、この制御電圧源より発生した電圧を前記電力
変換機器の出力に重畳させて前記コモンモード電圧を相
殺する電圧重畳手段とを備えたことを特徴とするアクテ
ィブコモンモードキャンセラ。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何ずれか1つに
記載のアクティブコモンモードキャンセラにおいて、電
圧重畳手段は多巻線を有するコモンモードトランスを用
いてコモンモード電圧を重畳することを特徴とするアク
ティブコモンモードキャンセラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246092A JP2863833B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | アクティブコモンモードキャンセラ |
US08/906,257 US5831842A (en) | 1996-09-18 | 1997-08-05 | Active common mode canceler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246092A JP2863833B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | アクティブコモンモードキャンセラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094244A true JPH1094244A (ja) | 1998-04-10 |
JP2863833B2 JP2863833B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17143378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8246092A Expired - Lifetime JP2863833B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | アクティブコモンモードキャンセラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5831842A (ja) |
JP (1) | JP2863833B2 (ja) |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0986165A2 (en) * | 1998-09-08 | 2000-03-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power conversion system |
WO2003105328A1 (de) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | Epcos Ag | Stromkompensierte drossel und schaltungsanordnung mit der stromkompensierten drossel |
US6667685B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-12-23 | Tdk Corporation | Power line noise filter |
JP2004056882A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Yaskawa Electric Corp | マルチレベルpwmインバータ制御装置 |
US7256662B2 (en) | 2002-08-19 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Common mode signal suppressing circuit and normal mode signal suppressing circuit |
JP2008512022A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 線伝導妨害信号を抑制するアクティブ電磁妨害フィルタ回路 |
JP2008530964A (ja) * | 2005-02-09 | 2008-08-07 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | 工作機械の有効電磁互換性フィルタ |
US7423520B2 (en) | 2003-03-05 | 2008-09-09 | Tdk Corporation | Noise suppressing circuit |
JP2009077533A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Sanken Electric Co Ltd | 能動フィルタ装置及び電力変換装置 |
JP2009219317A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの漏洩電流低減装置 |
JP2010057268A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 伝導性ノイズフィルタ |
WO2010100934A1 (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-10 | 三菱電機株式会社 | 漏れ電流低減装置 |
WO2011125944A1 (ja) * | 2010-04-05 | 2011-10-13 | 三菱電機株式会社 | 漏れ電流低減装置 |
JP2011228394A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Fuji Electric Co Ltd | コモンモードトランス |
JP2012110094A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Fuji Electric Co Ltd | ノイズ低減装置およびこれを備えた電力変換装置 |
JP2013070601A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-18 | Valeo Systemes De Controle Moteur | コモンモード電流の低減方法 |
JP2013158152A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Toshiba Corp | 漏れ電流抑制回路 |
US9130542B1 (en) | 2014-03-04 | 2015-09-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Noise filter |
WO2017077939A1 (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-11 | 国立大学法人北海道大学 | 電力変換装置 |
CN108471244A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-08-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种变频压缩机降低泄漏电流的补偿电路及其控制方法 |
JPWO2021229632A1 (ja) * | 2020-05-11 | 2021-11-18 | ||
JPWO2021245865A1 (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-09 | ||
CN113848365A (zh) * | 2021-11-29 | 2021-12-28 | 之江实验室 | 一种高带宽测量电机相电流的电路 |
WO2022102005A1 (ja) * | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ |
JP2022126591A (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-30 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | インピーダンスの大きさを制御する電磁干渉フィルター |
WO2023166544A1 (ja) * | 2022-03-01 | 2023-09-07 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ |
Families Citing this family (69)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000007274A2 (en) * | 1998-07-28 | 2000-02-10 | Pdl Electronics Limited | Active common-mode compensation for multi-phase inverters |
DE19908124C2 (de) * | 1999-02-25 | 2003-04-30 | Aloys Wobben | Wechselrichter ohne Oberschwingungen |
AU759854C (en) * | 1999-04-23 | 2004-01-08 | Cytopherx, Inc. | Extracorporeal circuit and related methods |
JP3393374B2 (ja) * | 1999-09-14 | 2003-04-07 | 株式会社日立製作所 | 電力変換システム |
US6636107B2 (en) | 2000-03-28 | 2003-10-21 | International Rectifier Corporation | Active filter for reduction of common mode current |
US6646837B2 (en) * | 2000-11-06 | 2003-11-11 | Ballard Power Systems Corporation | Active ground current reduction device |
DE10059332A1 (de) * | 2000-11-29 | 2002-06-13 | Siemens Ag | Bedämpfung von Resonanzüberhöhungen bei einem an einem Umrichter mit Spannungszwischenkreis betriebenen elektrischen Motor durch transformatorisch eingekoppelten Dämpfungswiderstand sowie korrespondierender elektrischer Motor |
DE10064213A1 (de) * | 2000-12-22 | 2002-07-11 | Siemens Ag | Frequenzumrichtersystem mit einer Dämpfungseinrichtung mit einer passiven, statischen Impedanz zur Bedämpfung unerwünschter Resonanzschwingungen in einem durch mindestens eine eingangsseitige Induktivität und parasitäre verteilte Kapazitäten gebildeten Schwingkreis |
FI110461B (fi) * | 2001-02-02 | 2003-01-31 | Ricotec Oy | Tehonsiirtolaitteisto |
US7443229B1 (en) | 2001-04-24 | 2008-10-28 | Picor Corporation | Active filtering |
US6985341B2 (en) * | 2001-04-24 | 2006-01-10 | Vlt, Inc. | Components having actively controlled circuit elements |
US6690230B2 (en) * | 2001-05-17 | 2004-02-10 | International Rectifier Corporation | Active common mode filter connected in A-C line |
CN100448162C (zh) * | 2002-01-07 | 2008-12-31 | 国际整流器公司 | 具有前馈补偿的有源电磁干扰滤波器 |
EP1470634A4 (en) * | 2002-01-07 | 2006-03-15 | Int Rectifier Corp | ANTI-ELECTROMAGNETIC INTERFERENCE FILTER WITH AVAL CANCELLATION |
AU2003228784A1 (en) * | 2002-04-30 | 2003-11-17 | International Rectifier Corporation | Active common mode emi filters |
US6819076B2 (en) * | 2002-05-02 | 2004-11-16 | International Rectifier Corporation | Active EMI filter with magnetoresistive sensor for common mode noise current |
US6781444B2 (en) * | 2002-05-22 | 2004-08-24 | International Rectifier Corporation | Active common mode EMI filter, including series cascaded filter with reduced power dissipation and transistor voltage rating |
US7061195B2 (en) * | 2002-07-25 | 2006-06-13 | International Rectifier Corporation | Global closed loop control system with dv/dt control and EMI/switching loss reduction |
US6788558B2 (en) * | 2002-09-19 | 2004-09-07 | International Rectifier Corporation | Passive common mode filter and method for operating a passive common mode filter |
US20040085046A1 (en) * | 2002-11-01 | 2004-05-06 | General Electric Company | Power conditioning system for turbine motor/generator |
WO2004045054A1 (ja) * | 2002-11-11 | 2004-05-27 | The Circle For The Promotion Of Science And Engineering | フィルタ装置 |
JP2004356918A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Tdk Corp | ノイズ抑制回路 |
US6898092B2 (en) | 2003-06-25 | 2005-05-24 | Picor Corporation | EMI filter circuit |
US7050311B2 (en) * | 2003-11-25 | 2006-05-23 | Electric Power Research Institute, Inc. | Multilevel converter based intelligent universal transformer |
US20070230226A1 (en) * | 2003-11-25 | 2007-10-04 | Jih-Sheng Lai | Multilevel intelligent universal auto-transformer |
US20070223258A1 (en) * | 2003-11-25 | 2007-09-27 | Jih-Sheng Lai | Multilevel converters for intelligent high-voltage transformers |
US6954366B2 (en) * | 2003-11-25 | 2005-10-11 | Electric Power Research Institute | Multifunction hybrid intelligent universal transformer |
EP1635448B1 (en) * | 2004-09-09 | 2006-12-20 | ABB Oy | Speed sensorless control of an induction machine using a PWM inverter with output LC filter |
US7215559B2 (en) * | 2004-09-28 | 2007-05-08 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Method and apparatus to reduce common mode voltages applied to a load by a drive |
US7483796B2 (en) * | 2004-12-08 | 2009-01-27 | Trw Automotive U.S. Llc | Method and apparatus for determining faults in an electric assist steering system |
DE102005004177A1 (de) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Nordseewerke Gmbh | Anordnung zur Dämpfung oder Kompensation leitungsgebundener asymmetrischer Störströme |
FR2898441B1 (fr) * | 2006-03-13 | 2008-04-25 | Schneider Toshiba Inverter | Procede de parametrage d'un convertisseur et convertisseur mettant en oeuvre le procede |
KR100764779B1 (ko) * | 2006-03-14 | 2007-10-11 | 엘지전자 주식회사 | 직류 전원 공급 장치 |
WO2008024410A2 (en) * | 2006-08-22 | 2008-02-28 | Regents Of The University Of Minnesota | Open-ended control circuit for electrical apparatus |
KR101372533B1 (ko) * | 2007-11-20 | 2014-03-11 | 엘지전자 주식회사 | 전동기 제어장치 |
DE102008014898B4 (de) * | 2008-03-19 | 2018-09-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Steuerung eines mehrphasigen Stromrichters mit verteilten Energiespeichern bei niedrigen Ausgangsfrequenzen |
CA2734699C (en) * | 2008-08-22 | 2014-03-25 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Power conversion apparatus |
US8023245B2 (en) | 2008-10-13 | 2011-09-20 | Hamilton Sundstrand Corporation | Lightning strike mitigation for aircraft |
JP5422178B2 (ja) * | 2008-11-12 | 2014-02-19 | 株式会社東芝 | 系統連系インバータ |
WO2010082553A1 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-22 | 株式会社安川電機 | 出力フィルタを備えた電力変換装置 |
WO2011021485A1 (ja) * | 2009-08-19 | 2011-02-24 | 株式会社安川電機 | 出力フィルタとそれを備えた電動機駆動システム |
EP2525482A4 (en) * | 2010-01-13 | 2018-02-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Grid-tie inverter |
US8570773B2 (en) * | 2010-05-26 | 2013-10-29 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Power converter system and method |
CN103477544B (zh) * | 2011-02-14 | 2017-09-12 | 凯利捷投资有限公司 | 共模滤波器装置 |
CN103732131A (zh) * | 2011-07-28 | 2014-04-16 | 德雷格医疗系统股份有限公司 | 用于便携式电子装置的噪声隔离器 |
DE112012005768T5 (de) * | 2012-01-27 | 2014-12-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Hochfrequenzstromreduzierungsvorrichtung |
CN102638175A (zh) * | 2012-04-10 | 2012-08-15 | 四川大学 | 一种工频变压器耦合的无隔离恒幅矢量交流调压器 |
US8970148B2 (en) | 2012-07-31 | 2015-03-03 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Method and apparatus for reducing radiated emissions in switching power converters |
US9270159B2 (en) * | 2012-08-07 | 2016-02-23 | Hamilton Sundstrand Corporation | EMI filter using active damping with frequency dependant impedance |
FR3002093B1 (fr) * | 2013-02-13 | 2016-07-01 | Valeo Systemes De Controle Moteur | Procede de reduction du courant de mode commun |
EP2973964A4 (en) * | 2013-03-13 | 2016-12-14 | Kone Corp | ARRANGEMENT, FREQUENCY INVERTER AND LIFT SYSTEM |
US8823448B1 (en) * | 2013-03-29 | 2014-09-02 | Hamilton Sundstrand Corporation | Feed forward active EMI filters |
DE102013208911A1 (de) * | 2013-05-14 | 2014-11-20 | Schmidbauer Transformatoren und Gerätebau GmbH | Mehrphasige Drossel mit integriertem Störungsunterdrückungstransformator |
JP2015006093A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 住友電気工業株式会社 | 電力変換装置 |
CN104901618B (zh) * | 2015-05-27 | 2017-06-06 | 华为技术有限公司 | 一种供电系统及供电方法 |
US9859867B2 (en) | 2015-07-10 | 2018-01-02 | Toshiba International Corporation | Tunable LC filter |
DE102016001196B4 (de) * | 2016-02-03 | 2018-05-30 | Audi Ag | Schaltungsanordnung und Bordnetz für ein Kraftfahrzeug |
US9800133B2 (en) * | 2016-03-22 | 2017-10-24 | Infineon Technologies Ag | Active common mode cancellation |
EP3255774A1 (fr) * | 2016-06-07 | 2017-12-13 | GE Energy Power Conversion Technology Ltd | Système de conversion d'énergie électrique délivrée par un réseau et procédé de conversion mis en oeuvre au moyen d'un tel système de conversion |
DE102017101359A1 (de) | 2017-01-25 | 2018-07-26 | Wobben Properties Gmbh | Verfahren zum Einspeisen eines elektrischen Wechselstromes |
KR102338574B1 (ko) * | 2017-07-19 | 2021-12-14 | 현대자동차주식회사 | 전자 모듈 이를 포함하는 차량 |
DE102018102122A1 (de) * | 2018-01-31 | 2019-08-01 | Tdk Electronics Ag | Maschinen mit leistungselektronischen Energiewandlern und Ableitstromkompensation und Anlage |
DE102018103438A1 (de) | 2018-02-15 | 2019-08-22 | Tdk Electronics Ag | Kompensationsfilter und Verfahren zur Inbetriebnahme eines Kompensationsfilters |
CN109617423B (zh) * | 2018-10-25 | 2019-12-31 | 武汉船舶通信研究所(中国船舶重工集团公司第七二二研究所) | 大功率极低频电源及其次谐波抑制装置 |
WO2020179064A1 (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
US11005265B1 (en) | 2019-12-18 | 2021-05-11 | Switched Source LLC | System and method for implementing a zero-sequence current filter for a three-phase power system |
WO2022208616A1 (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-06 | 三菱電機株式会社 | コモンモードフィルタ回路 |
US11296509B1 (en) | 2021-05-03 | 2022-04-05 | Switched Source PB, LLC | Zero-sequence current balancer with a real power injector for a three-phase power system |
US20240154419A1 (en) * | 2022-11-02 | 2024-05-09 | Switched Source PB, LLC | High speed protection for phase balancer with zig-zag transformer |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4679130A (en) * | 1986-06-04 | 1987-07-07 | Superior Manufacturing & Instrument Corporation | Programmable power supply |
US4876637A (en) * | 1988-03-22 | 1989-10-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power converter and method of controlling the same |
JPH03128691A (ja) * | 1989-07-27 | 1991-05-31 | Seiko Epson Corp | 電圧形pwmコンバータ・インバータシステムとその制御方式 |
US4937720A (en) * | 1989-10-13 | 1990-06-26 | Sundstrand Corporation | PWM inverter circuit analytically compensating for DC link distortion |
US5483140A (en) * | 1993-10-01 | 1996-01-09 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Thyristor based DC link current source power conversion system for motor driven operation |
US5568371A (en) * | 1994-09-29 | 1996-10-22 | Texas A&M University System | Active harmonic power filter apparatus and method |
US5661390A (en) * | 1995-06-23 | 1997-08-26 | Electric Power Research Institute, Inc. | Inverter-fed motor drive with EMI suppression |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8246092A patent/JP2863833B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-08-05 US US08/906,257 patent/US5831842A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0986165A2 (en) * | 1998-09-08 | 2000-03-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power conversion system |
EP0986165A3 (en) * | 1998-09-08 | 2001-01-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power conversion system |
US6667685B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-12-23 | Tdk Corporation | Power line noise filter |
WO2003105328A1 (de) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | Epcos Ag | Stromkompensierte drossel und schaltungsanordnung mit der stromkompensierten drossel |
JP2004056882A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Yaskawa Electric Corp | マルチレベルpwmインバータ制御装置 |
US7256662B2 (en) | 2002-08-19 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Common mode signal suppressing circuit and normal mode signal suppressing circuit |
US7423520B2 (en) | 2003-03-05 | 2008-09-09 | Tdk Corporation | Noise suppressing circuit |
JP2008512022A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 線伝導妨害信号を抑制するアクティブ電磁妨害フィルタ回路 |
JP2008530964A (ja) * | 2005-02-09 | 2008-08-07 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | 工作機械の有効電磁互換性フィルタ |
JP2009077533A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Sanken Electric Co Ltd | 能動フィルタ装置及び電力変換装置 |
JP2009219317A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの漏洩電流低減装置 |
JP2010057268A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 伝導性ノイズフィルタ |
WO2010100934A1 (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-10 | 三菱電機株式会社 | 漏れ電流低減装置 |
JPWO2010100934A1 (ja) * | 2009-03-05 | 2012-09-06 | 三菱電機株式会社 | 漏れ電流低減装置 |
US8755205B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-06-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Leakage current reduction apparatus that includes a voltage amplifier and a voltage applicator |
WO2011125944A1 (ja) * | 2010-04-05 | 2011-10-13 | 三菱電機株式会社 | 漏れ電流低減装置 |
US8649193B2 (en) | 2010-04-05 | 2014-02-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Leakage current reducing apparatus |
JP2011228394A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Fuji Electric Co Ltd | コモンモードトランス |
JP2012110094A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Fuji Electric Co Ltd | ノイズ低減装置およびこれを備えた電力変換装置 |
JP2013070601A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-18 | Valeo Systemes De Controle Moteur | コモンモード電流の低減方法 |
JP2013158152A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Toshiba Corp | 漏れ電流抑制回路 |
US9130542B1 (en) | 2014-03-04 | 2015-09-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Noise filter |
WO2017077939A1 (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-11 | 国立大学法人北海道大学 | 電力変換装置 |
KR20180059907A (ko) | 2015-11-06 | 2018-06-05 | 국립대학법인 홋가이도 다이가쿠 | 전력 변환 장치 |
CN108377666A (zh) * | 2015-11-06 | 2018-08-07 | 国立大学法人北海道大学 | 电力转换装置 |
JPWO2017077939A1 (ja) * | 2015-11-06 | 2018-08-16 | 国立大学法人北海道大学 | 電力変換装置 |
US10700616B2 (en) | 2015-11-06 | 2020-06-30 | National University Corporation Hokkaido University | Power conversion device canceling a common mode voltage |
CN108377666B (zh) * | 2015-11-06 | 2020-12-08 | 国立大学法人北海道大学 | 电力转换装置 |
CN108471244A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-08-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种变频压缩机降低泄漏电流的补偿电路及其控制方法 |
JPWO2021229632A1 (ja) * | 2020-05-11 | 2021-11-18 | ||
WO2021229632A1 (ja) * | 2020-05-11 | 2021-11-18 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
JPWO2021245865A1 (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-09 | ||
WO2021245865A1 (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ |
WO2022102005A1 (ja) * | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ |
JP2022126591A (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-30 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | インピーダンスの大きさを制御する電磁干渉フィルター |
CN113848365A (zh) * | 2021-11-29 | 2021-12-28 | 之江实验室 | 一种高带宽测量电机相电流的电路 |
WO2023166544A1 (ja) * | 2022-03-01 | 2023-09-07 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5831842A (en) | 1998-11-03 |
JP2863833B2 (ja) | 1999-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2863833B2 (ja) | アクティブコモンモードキャンセラ | |
Chen et al. | A novel inverter-output passive filter for reducing both differential-and common-mode $ dv/dt $ at the motor terminals in PWM drive systems | |
JP5263663B2 (ja) | 伝導性ノイズフィルタ | |
JP3393374B2 (ja) | 電力変換システム | |
US5661390A (en) | Inverter-fed motor drive with EMI suppression | |
KR100403541B1 (ko) | 전도성 전자파장애 제거를 위한 능동형 공통모드 이엠아이 필터 | |
JP6491349B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019080469A (ja) | ノイズ低減装置 | |
CA3103081C (en) | Power conversion device | |
JP4238638B2 (ja) | 電力変換装置のノイズ低減装置 | |
JP5810765B2 (ja) | ノイズ低減装置およびこれを備えた電力変換装置 | |
JP3650314B2 (ja) | 変換器のノイズ低減装置 | |
WO2000007274A2 (en) | Active common-mode compensation for multi-phase inverters | |
Kumar et al. | Design of active common mode noise voltage canceler for SiC inverter fed induction motor drive with reduced common mode voltage PWM | |
JPH11299264A (ja) | インバータのコモンモード電圧の抑制方法とその装置 | |
JP2009148045A (ja) | 漏洩電流低減装置 | |
US20130070501A1 (en) | Method of reducing common mode current | |
JP3468262B2 (ja) | 三相電圧形インバータ | |
JP3765378B2 (ja) | 電力変換装置のノイズ防止装置 | |
JP2001320829A (ja) | 地絡検出装置及びこれを用いた医用診断装置 | |
Ogasawara et al. | Configurations and characteristics of active canceling and compensating circuits for reducing common‐mode voltage generated by voltage‐source PWM inverters | |
US20230261470A1 (en) | Filter apparatus | |
Khun et al. | Passive EMI filter performance improvements with common mode voltage cancellation technique for PWM inverter | |
Esmaeli et al. | Investigation and suppression of the adverse effects of PWM inverter through passive filter technique | |
JPH078112B2 (ja) | アクテイブフイルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |