JPH109461A - 接続フランジ部及び異径管状体の接続構造 - Google Patents
接続フランジ部及び異径管状体の接続構造Info
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- JPH109461A JPH109461A JP8163202A JP16320296A JPH109461A JP H109461 A JPH109461 A JP H109461A JP 8163202 A JP8163202 A JP 8163202A JP 16320296 A JP16320296 A JP 16320296A JP H109461 A JPH109461 A JP H109461A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/02—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/24—Preventing accumulation of dirt or other matter in pipes, e.g. by traps, by strainers
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】樹脂管にISO規格寸法を採用し、フランジに
JIS規格寸法を採用しても、樹脂管に弁や機器類を接
続した部分に、内面の段差を生じて汚物が引っかかった
り、弁や機器類のコスト高となることのない接続フラン
ジ部及び異径管状体の接続構造を提供する。 【解決手段】鍔付樹脂管11の鍔部112側の端部に、
相フランジ12が対峙するように配設され、その相フラ
ンジ12と鍔付樹脂管11の鍔部112を挟むように締
付けフランジ13が配設され、相フランジ12と締付け
フランジ13同士が鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着
するようにして締結自在とされ、相フランジ12のフラ
ンジ付管状体2側の側面に接続ボルト123が突設さ
れ、相フランジ12の内周面が相対する鍔付樹脂管11
の内径からフランジ付管状体2の内径まで順次傾斜する
テーパー面とされている。
JIS規格寸法を採用しても、樹脂管に弁や機器類を接
続した部分に、内面の段差を生じて汚物が引っかかった
り、弁や機器類のコスト高となることのない接続フラン
ジ部及び異径管状体の接続構造を提供する。 【解決手段】鍔付樹脂管11の鍔部112側の端部に、
相フランジ12が対峙するように配設され、その相フラ
ンジ12と鍔付樹脂管11の鍔部112を挟むように締
付けフランジ13が配設され、相フランジ12と締付け
フランジ13同士が鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着
するようにして締結自在とされ、相フランジ12のフラ
ンジ付管状体2側の側面に接続ボルト123が突設さ
れ、相フランジ12の内周面が相対する鍔付樹脂管11
の内径からフランジ付管状体2の内径まで順次傾斜する
テーパー面とされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍔付樹脂管を内径
の異なるフランジ付管状体に接続する接続フランジ部及
び異径管状体の接続構造に関するものである。
の異なるフランジ付管状体に接続する接続フランジ部及
び異径管状体の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂管の管材としては、硬質ポリ塩化ビ
ニル管、ポリエチレン管等があり、それぞれの管外径
は、JIS K 6741「硬質塩化ビニル管」や、J
IS K6774「ガス用ポリエチレン管」等に定めら
れている。
ニル管、ポリエチレン管等があり、それぞれの管外径
は、JIS K 6741「硬質塩化ビニル管」や、J
IS K6774「ガス用ポリエチレン管」等に定めら
れている。
【0003】又、パイプライン中には、要所にパイプラ
インを遮断する弁や機器類が取り付けられる箇所が多
く、樹脂管と弁や機器との接続はフランジ接続が一般的
である。そして、フランジの外径、ボルト中心径、ボル
ト穴寸法等は、JIS B 2210「鋼鉄製管フラン
ジ基本寸法」に定められており、樹脂管の場合、呼び圧
力10K並形フランジの寸法を最も多く使用している。
インを遮断する弁や機器類が取り付けられる箇所が多
く、樹脂管と弁や機器との接続はフランジ接続が一般的
である。そして、フランジの外径、ボルト中心径、ボル
ト穴寸法等は、JIS B 2210「鋼鉄製管フラン
ジ基本寸法」に定められており、樹脂管の場合、呼び圧
力10K並形フランジの寸法を最も多く使用している。
【0004】又、樹脂管は、金属管に比べて強度が低い
ため、例えば、実開昭59─3091号公報に記載さ
れ、図3に示すように、鍔付樹脂管aを金属フランジb
により本体に締め付けるようにした、いわゆるルーズフ
ランジが使用されることが多い。
ため、例えば、実開昭59─3091号公報に記載さ
れ、図3に示すように、鍔付樹脂管aを金属フランジb
により本体に締め付けるようにした、いわゆるルーズフ
ランジが使用されることが多い。
【0005】しかし、近年規格の国際化がうたわれる中
で、ISO規格の管外径寸法の管材が使用されることが
あり、弁や機器等との取り合い(フランジ寸法)として
は、依然としてJIS規格寸法が使用されることがあ
る。
で、ISO規格の管外径寸法の管材が使用されることが
あり、弁や機器等との取り合い(フランジ寸法)として
は、依然としてJIS規格寸法が使用されることがあ
る。
【0006】ISO規格の管外径としては、例えば、I
SO/DIS 4427「Polyethylene pipe for wate
r supply Specifications 」がある。それを、わが国で
は、例えば、真空式下水道に用いるポリエチレン管で
は、呼び径φ75を外径90mm、呼び径φ100を外
径125mm、呼び径φ150を外径180mm、呼び
径φ200を外径250mm、呼び径250を外径31
5mmの寸法を採用している。この規格の比較を表1に
示すが、ISO規格にすれば、JIS規格よりも管外径
が大きな寸法になる。
SO/DIS 4427「Polyethylene pipe for wate
r supply Specifications 」がある。それを、わが国で
は、例えば、真空式下水道に用いるポリエチレン管で
は、呼び径φ75を外径90mm、呼び径φ100を外
径125mm、呼び径φ150を外径180mm、呼び
径φ200を外径250mm、呼び径250を外径31
5mmの寸法を採用している。この規格の比較を表1に
示すが、ISO規格にすれば、JIS規格よりも管外径
が大きな寸法になる。
【0007】
【表1】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】管外径が大きくなる
と、図4に示すように鍔付樹脂管aの鍔高さが低くな
る。例えば、呼び径φ200の場合を例にとって説明す
ると、鍔付樹脂管aの樹脂管部について、ISO規格の
呼び径φ200を採用すると、その外径寸法φDpは2
50mmとなり、一方、金属フランジbについて、JI
S10Kの呼び径φ200を採用すると、フランジのボ
ルト穴の中心円の径cが290mm、ボルト穴径hが2
3mmとなっているので、鍔付樹脂管aの鍔高さHは最
大でも、H=(c−h−φp)/2=(290−23−
250)/2=8.5(mm)しか取れないことにな
る。
と、図4に示すように鍔付樹脂管aの鍔高さが低くな
る。例えば、呼び径φ200の場合を例にとって説明す
ると、鍔付樹脂管aの樹脂管部について、ISO規格の
呼び径φ200を採用すると、その外径寸法φDpは2
50mmとなり、一方、金属フランジbについて、JI
S10Kの呼び径φ200を採用すると、フランジのボ
ルト穴の中心円の径cが290mm、ボルト穴径hが2
3mmとなっているので、鍔付樹脂管aの鍔高さHは最
大でも、H=(c−h−φp)/2=(290−23−
250)/2=8.5(mm)しか取れないことにな
る。
【0009】このように鍔付樹脂管aの鍔高さHが低け
れば、図5に示すように、軸力等の負荷が作用したと
き、金属フランジbが鍔付樹脂管aの鍔部から抜けてし
まうという問題点がある。
れば、図5に示すように、軸力等の負荷が作用したと
き、金属フランジbが鍔付樹脂管aの鍔部から抜けてし
まうという問題点がある。
【0010】従来、このようなときに、金属フランジb
側を鍔付樹脂管aの呼び径よりも1サイズ大きなものと
していた。例えば、上記の例について説明すると、鍔付
樹脂管aの樹脂管部について、ISO規格の呼び径φ2
00を採用して、その外径寸法φDpを250mmのも
のを使用したとき、金属フランジbについて、JIS1
0Kの呼び径φ250を採用し(フランジのボルト穴の
中心円の径cが310mm、ボルト穴径hが23m
m)、鍔付樹脂管aの鍔高さHは最大で、(c−h−φ
p)/2=(310−23−250)/2=18.5
(mm)取れるようにして使用していた。
側を鍔付樹脂管aの呼び径よりも1サイズ大きなものと
していた。例えば、上記の例について説明すると、鍔付
樹脂管aの樹脂管部について、ISO規格の呼び径φ2
00を採用して、その外径寸法φDpを250mmのも
のを使用したとき、金属フランジbについて、JIS1
0Kの呼び径φ250を採用し(フランジのボルト穴の
中心円の径cが310mm、ボルト穴径hが23m
m)、鍔付樹脂管aの鍔高さHは最大で、(c−h−φ
p)/2=(310−23−250)/2=18.5
(mm)取れるようにして使用していた。
【0011】この場合には、弁や機器側も金属フランジ
bに対応したJIS10Kの呼び径φ250を採用する
必要があり、このときの弁や機器側の管外径も1サイズ
大きなものとなるため、図6に示すように、接続部にて
管内面に段差ができ、下水道では汚物が引っかかるとい
う問題点がある。又、弁や機器類のコストが高くなると
いう問題点もある。
bに対応したJIS10Kの呼び径φ250を採用する
必要があり、このときの弁や機器側の管外径も1サイズ
大きなものとなるため、図6に示すように、接続部にて
管内面に段差ができ、下水道では汚物が引っかかるとい
う問題点がある。又、弁や機器類のコストが高くなると
いう問題点もある。
【0012】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
することを目的としてなされたものであって、樹脂管に
ISO規格寸法を採用し、フランジにJIS規格寸法を
採用しても、樹脂管に弁や機器類を接続した部分に、内
面の段差を生じて汚物が引っかかったり、弁や機器類の
コスト高となることのない接続フランジ部及び異径管状
体の接続構造を提供することを目的としてなされたもの
である。
することを目的としてなされたものであって、樹脂管に
ISO規格寸法を採用し、フランジにJIS規格寸法を
採用しても、樹脂管に弁や機器類を接続した部分に、内
面の段差を生じて汚物が引っかかったり、弁や機器類の
コスト高となることのない接続フランジ部及び異径管状
体の接続構造を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(以下、本発明1という)は、鍔付樹脂管を内径の
異なるフランジ付管状体に接続する接続フランジ部であ
って、鍔付樹脂管の鍔部側の端部に、相フランジが対峙
するように配設され、その相フランジと鍔付樹脂管の鍔
部を挟むように締付けフランジが配設され、相フランジ
と締付けフランジ同士が鍔付樹脂管の鍔部を挟着するよ
うにして締結自在とされ、相フランジのフランジ付管状
体側の側面に接続ボルトが突設され、相フランジの内周
面が相対する鍔付樹脂管の内径からフランジ付管状体の
内径まで順次傾斜するテーパー面とされている接続フラ
ンジ部である。
発明(以下、本発明1という)は、鍔付樹脂管を内径の
異なるフランジ付管状体に接続する接続フランジ部であ
って、鍔付樹脂管の鍔部側の端部に、相フランジが対峙
するように配設され、その相フランジと鍔付樹脂管の鍔
部を挟むように締付けフランジが配設され、相フランジ
と締付けフランジ同士が鍔付樹脂管の鍔部を挟着するよ
うにして締結自在とされ、相フランジのフランジ付管状
体側の側面に接続ボルトが突設され、相フランジの内周
面が相対する鍔付樹脂管の内径からフランジ付管状体の
内径まで順次傾斜するテーパー面とされている接続フラ
ンジ部である。
【0014】本願の請求項2に記載の発明は、本発明1
の接続フランジ部の接続ボルトが前記フランジ付管状体
のフランジ部に設けられたボルト穴に挿通され、そのフ
ランジ部にナットにて締め付けられている異径管状体の
接続構造である。
の接続フランジ部の接続ボルトが前記フランジ付管状体
のフランジ部に設けられたボルト穴に挿通され、そのフ
ランジ部にナットにて締め付けられている異径管状体の
接続構造である。
【0015】
【作用】本発明1の接続フランジ部は、鍔付樹脂管の鍔
部側の端部に、相フランジが対峙するように配設され、
その相フランジと鍔付樹脂管の鍔部を挟むように締付け
フランジが配設され、相フランジと締付けフランジ同士
が鍔付樹脂管の鍔部を挟着するようにして締結自在とさ
れ、相フランジのフランジ付管状体側の側面に接続ボル
トが突設され、相フランジの内周面が相対する鍔付樹脂
管の内径からフランジ付管状体の内径まで順次傾斜する
テーパー面とされていることにより、鍔付樹脂管を内径
の異なるフランジ付管状体に接続することができる。
部側の端部に、相フランジが対峙するように配設され、
その相フランジと鍔付樹脂管の鍔部を挟むように締付け
フランジが配設され、相フランジと締付けフランジ同士
が鍔付樹脂管の鍔部を挟着するようにして締結自在とさ
れ、相フランジのフランジ付管状体側の側面に接続ボル
トが突設され、相フランジの内周面が相対する鍔付樹脂
管の内径からフランジ付管状体の内径まで順次傾斜する
テーパー面とされていることにより、鍔付樹脂管を内径
の異なるフランジ付管状体に接続することができる。
【0016】本発明2の異径管状体の接続構造は、本発
明1の接続フランジ部の接続ボルトが前記フランジ付管
状体のフランジ部に設けられたボルト穴に挿通され、そ
のフランジ部にナットにて締め付けられているので、鍔
付樹脂管にISO規格寸法を採用し、フランジにJIS
規格寸法を採用しても、鍔付樹脂管に弁や機器類を接続
した部分に、内面の段差を生じて汚物が引っかかったり
することがなく、又、弁や機器類のコスト高となること
がない。
明1の接続フランジ部の接続ボルトが前記フランジ付管
状体のフランジ部に設けられたボルト穴に挿通され、そ
のフランジ部にナットにて締め付けられているので、鍔
付樹脂管にISO規格寸法を採用し、フランジにJIS
規格寸法を採用しても、鍔付樹脂管に弁や機器類を接続
した部分に、内面の段差を生じて汚物が引っかかったり
することがなく、又、弁や機器類のコスト高となること
がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の接続フランジ部
の一例を示す断面図である。接続フランジ部1は、鍔付
樹脂管11と、相フランジ12と、締付けフランジ13
を主な部材として構成されており、弁や機器類等のフラ
ンジ付管状体2に鍔付樹脂管11を接続するものであ
る。
を参照して説明する。図1は、本発明の接続フランジ部
の一例を示す断面図である。接続フランジ部1は、鍔付
樹脂管11と、相フランジ12と、締付けフランジ13
を主な部材として構成されており、弁や機器類等のフラ
ンジ付管状体2に鍔付樹脂管11を接続するものであ
る。
【0018】鍔付樹脂管11は、硬質ポリ塩化ビニルや
ポリエチレン等の樹脂製で、管体111の一端の外周面
に沿って鍔部112が設けられ、他端に樹脂管への接続
部が設けられたアダプターである。
ポリエチレン等の樹脂製で、管体111の一端の外周面
に沿って鍔部112が設けられ、他端に樹脂管への接続
部が設けられたアダプターである。
【0019】相フランジ12は、鍔付樹脂管11の鍔部
112側端部と、フランジ付管状体2のフランジ部側と
の間を接続する金属製の環状体であって、その外径は鍔
付樹脂管11の鍔部112の外径よりも大径とされてい
る。
112側端部と、フランジ付管状体2のフランジ部側と
の間を接続する金属製の環状体であって、その外径は鍔
付樹脂管11の鍔部112の外径よりも大径とされてい
る。
【0020】相フランジ12の外周部であって、鍔付樹
脂管11の鍔部112の外径よりも大きな同心円上の複
数箇所に、フランジ付管状体2側から鍔付樹脂管11側
に向けて貫通するボルト穴121が設けられている。ボ
ルト穴121のフランジ付管状体2側には、その端面か
らボルト頭部が落とし込まれるボルト頭部装着部122
が形成されており、ボルト頭部装着部122の周壁は多
角形とされており、ボルト頭部がボルト頭部の回り止め
でできるようになっている。
脂管11の鍔部112の外径よりも大きな同心円上の複
数箇所に、フランジ付管状体2側から鍔付樹脂管11側
に向けて貫通するボルト穴121が設けられている。ボ
ルト穴121のフランジ付管状体2側には、その端面か
らボルト頭部が落とし込まれるボルト頭部装着部122
が形成されており、ボルト頭部装着部122の周壁は多
角形とされており、ボルト頭部がボルト頭部の回り止め
でできるようになっている。
【0021】相フランジ12のフランジ付管状体2側の
側面の、上記ボルト穴121よりも小径をなす同心円状
上の複数箇所に、フランジ付管状体2側にその先端が突
出する埋込み型の接続ボルト123が設けられている。
相フランジ12の内周面は、鍔付樹脂管11側の内径
が、鍔付樹脂管11の内径と等しくされ、フランジ付管
状体2側の内径が、フランジ付管状体2の内径と等しく
され、両者間を徐々に傾斜するテーパー面124とされ
ている。
側面の、上記ボルト穴121よりも小径をなす同心円状
上の複数箇所に、フランジ付管状体2側にその先端が突
出する埋込み型の接続ボルト123が設けられている。
相フランジ12の内周面は、鍔付樹脂管11側の内径
が、鍔付樹脂管11の内径と等しくされ、フランジ付管
状体2側の内径が、フランジ付管状体2の内径と等しく
され、両者間を徐々に傾斜するテーパー面124とされ
ている。
【0022】締付けフランジ13は、相フランジ12と
の間で鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着する金属製の
環状体であって、その内径は鍔付樹脂管11の管体11
1の外径よりも大径とされ、その外径は相フランジ12
の外径と等しくされており、相フランジ12のボルト穴
121に対応する位置に、ボルト穴131が設けられて
いる。
の間で鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着する金属製の
環状体であって、その内径は鍔付樹脂管11の管体11
1の外径よりも大径とされ、その外径は相フランジ12
の外径と等しくされており、相フランジ12のボルト穴
121に対応する位置に、ボルト穴131が設けられて
いる。
【0023】鍔付樹脂管11の鍔部112側の端部に、
相フランジ12がガスケット14を介して対峙するよう
に配設され、その相フランジ12と鍔付樹脂管の鍔部1
12を挟むように配設された締付けフランジ13との間
で、鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着するようにし
て、ボルト穴121,131に挿通された接続ボルト1
5とナット16により締結されて、接続フランジ部1が
形成される。
相フランジ12がガスケット14を介して対峙するよう
に配設され、その相フランジ12と鍔付樹脂管の鍔部1
12を挟むように配設された締付けフランジ13との間
で、鍔付樹脂管11の鍔部112を挟着するようにし
て、ボルト穴121,131に挿通された接続ボルト1
5とナット16により締結されて、接続フランジ部1が
形成される。
【0024】図2は、本発明の異径管状体の接続構造の
一例を示す断面図である。異径管状体の接続構造は、図
1に示す接続フランジ部1と、フランジ付管状体2とか
ら構成される。フランジ付管状体2は、弁や機器等の一
端にフランジ部21が設けられた金属製のものであり、
フランジ部21には、相フランジ12の埋込みボルト2
3が挿入されるボルト穴211が設けられている。
一例を示す断面図である。異径管状体の接続構造は、図
1に示す接続フランジ部1と、フランジ付管状体2とか
ら構成される。フランジ付管状体2は、弁や機器等の一
端にフランジ部21が設けられた金属製のものであり、
フランジ部21には、相フランジ12の埋込みボルト2
3が挿入されるボルト穴211が設けられている。
【0025】図1に示すような接続フランジ部1を用
い、その埋込みボルト123の先端を、フランジ付管状
体2のフランジ部21に設けられたボルト穴211に挿
通され、そのフランジ部21にナット3にて締め付けら
て、異径管状体の接続構造が形成されている。
い、その埋込みボルト123の先端を、フランジ付管状
体2のフランジ部21に設けられたボルト穴211に挿
通され、そのフランジ部21にナット3にて締め付けら
て、異径管状体の接続構造が形成されている。
【0026】
【発明の効果】本発明1の接続フランジ部は、上記の如
き構成とされているので、鍔付樹脂管を内径の異なるフ
ランジ付管状体に接続することができる。
き構成とされているので、鍔付樹脂管を内径の異なるフ
ランジ付管状体に接続することができる。
【0027】本発明2の異径管状体の接続構造は、上記
の如き構成とされていることにより、鍔付樹脂管にIS
O規格寸法を採用し、フランジにJIS規格寸法を採用
しても、鍔付樹脂管に弁や機器類を接続した部分に、内
面の段差を生じて汚物が引っかかったりすることがな
く、又、弁や機器類のコスト高となることがない。
の如き構成とされていることにより、鍔付樹脂管にIS
O規格寸法を採用し、フランジにJIS規格寸法を採用
しても、鍔付樹脂管に弁や機器類を接続した部分に、内
面の段差を生じて汚物が引っかかったりすることがな
く、又、弁や機器類のコスト高となることがない。
【0028】
【図1】本発明の接続フランジ部の一例を説明する一部
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の異径管状体の接続構造の一例を説明す
る一部断面図である。
る一部断面図である。
【図3】従来のルーズフランジによる接続態様を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図4】従来例において、鍔付樹脂管の鍔部の高さが低
くなる状態を説明する断面図である。
くなる状態を説明する断面図である。
【図5】従来例において、金属フランジが鍔付樹脂管の
鍔部から抜けてしまう状態を説明する断面図である。
鍔部から抜けてしまう状態を説明する断面図である。
【図6】従来例において、接続部にて管内面に段差がで
きる状態を説明する断面図である。
きる状態を説明する断面図である。
1 接続フランジ部 2 フランジ付管状体 11 鍔付樹脂管 12 相フランジ 13 締付けフランジ 111 管体 112 鍔部 124 テーパー面
Claims (2)
- 【請求項1】 鍔付樹脂管を内径の異なるフランジ付管
状体に接続する接続フランジ部であって、鍔付樹脂管の
鍔部側の端部に、相フランジが対峙するように配設さ
れ、その相フランジと鍔付樹脂管の鍔部を挟むように締
付けフランジが配設され、相フランジと締付けフランジ
同士が鍔付樹脂管の鍔部を挟着するようにして締結自在
とされ、相フランジのフランジ付管状体側の側面に接続
ボルトが突設され、相フランジの内周面が相対する鍔付
樹脂管の内径からフランジ付管状体の内径まで順次傾斜
するテーパー面とされていることを特徴とする接続フラ
ンジ部。 - 【請求項2】 請求項1の接続フランジ部の接続ボルト
が前記フランジ付管状体のフランジ部に設けられたボル
ト穴に挿通され、そのフランジ部にナットにて締め付け
られていることを特徴とする異径管状体の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163202A JPH109461A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 接続フランジ部及び異径管状体の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163202A JPH109461A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 接続フランジ部及び異径管状体の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109461A true JPH109461A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15769230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8163202A Pending JPH109461A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 接続フランジ部及び異径管状体の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109461A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127756A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | 締結構造体 |
CN111765282A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-10-13 | 杨静 | 一种新型联动阀门 |
JP2021162147A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | 積水化学工業株式会社 | 管継手 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8163202A patent/JPH109461A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127756A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | 締結構造体 |
JP2021162147A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | 積水化学工業株式会社 | 管継手 |
CN111765282A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-10-13 | 杨静 | 一种新型联动阀门 |
CN111765282B (zh) * | 2020-07-06 | 2022-03-25 | 唐山天华天然气有限公司 | 一种新型联动阀门 |
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