JPH1094551A - 歯科用構成物の製作方法および該方法を実施するためのブランク - Google Patents
歯科用構成物の製作方法および該方法を実施するためのブランクInfo
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- JPH1094551A JPH1094551A JP9127408A JP12740897A JPH1094551A JP H1094551 A JPH1094551 A JP H1094551A JP 9127408 A JP9127408 A JP 9127408A JP 12740897 A JP12740897 A JP 12740897A JP H1094551 A JPH1094551 A JP H1094551A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な物理的性質を有してすぐ使える歯冠、
ブリッジ、歯の部分構造を容易に製作するためのブラン
クおよびその製作方法を提供する。 【構成】 人工歯部品、例えばインレー(虫歯の穴埋め
用)、オーバーレー(被覆用)、部分歯冠および完全歯
冠、ブリッジを製作するためのブランクは、積層材料の
本体を含む。このような本体は、少なくとも一枚の優れ
た耐研磨性の層、少なくとも一枚の抗破損性の層、少な
くとも一枚の低硬度かつ高い抗破損強度の層を備えてい
る。人工歯を形成させるとき、優れた抗破損強度を有す
る層が補強構造となるように、ブランクから材料を適切
に切削する。単一の加工ステップでは、高強度の歯部品
は、機械加工に付することができる。
ブリッジ、歯の部分構造を容易に製作するためのブラン
クおよびその製作方法を提供する。 【構成】 人工歯部品、例えばインレー(虫歯の穴埋め
用)、オーバーレー(被覆用)、部分歯冠および完全歯
冠、ブリッジを製作するためのブランクは、積層材料の
本体を含む。このような本体は、少なくとも一枚の優れ
た耐研磨性の層、少なくとも一枚の抗破損性の層、少な
くとも一枚の低硬度かつ高い抗破損強度の層を備えてい
る。人工歯を形成させるとき、優れた抗破損強度を有す
る層が補強構造となるように、ブランクから材料を適切
に切削する。単一の加工ステップでは、高強度の歯部品
は、機械加工に付することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科ブランク(半完成
品)に関し、さらに人工歯の製作方法および歯科ブラン
ク(半完成品)の製作方法に関する。
品)に関し、さらに人工歯の製作方法および歯科ブラン
ク(半完成品)の製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科用構成物たとえば歯冠またはブリッ
ジの製作は、通常は歯科実験室の中で行われている。そ
の理由は、所要の安定性を必要とする義歯は、強固な負
荷搭載材と弱い表面仕上げ材とを結合させることによっ
て製作されており、製作過程に複数のステップが含まれ
ているからである。そこで、このような歯科用構成物の
製作は難しいとされている。
ジの製作は、通常は歯科実験室の中で行われている。そ
の理由は、所要の安定性を必要とする義歯は、強固な負
荷搭載材と弱い表面仕上げ材とを結合させることによっ
て製作されており、製作過程に複数のステップが含まれ
ているからである。そこで、このような歯科用構成物の
製作は難しいとされている。
【0003】従来の方法では、一種の化合物材料を使っ
て歯科構成物の本体を製作しており、特に、金属に融合
された陶磁材(PEM)の形で製作している。このよう
な従来の方法では、鋳造技術を用いて、金属性の支持用
基礎機構は、歯科作業により得られた歯の模型にフィッ
トされる。そして、手作業でセラミック材料を上記基礎
支持機構に焼き付けることで、歯の色および形状を決め
ることができる。このように、高強度の担持材料と仕上
げ色との結合は、歯の治療方法として長年にわたり有効
な方法とされている。
て歯科構成物の本体を製作しており、特に、金属に融合
された陶磁材(PEM)の形で製作している。このよう
な従来の方法では、鋳造技術を用いて、金属性の支持用
基礎機構は、歯科作業により得られた歯の模型にフィッ
トされる。そして、手作業でセラミック材料を上記基礎
支持機構に焼き付けることで、歯の色および形状を決め
ることができる。このように、高強度の担持材料と仕上
げ色との結合は、歯の治療方法として長年にわたり有効
な方法とされている。
【0004】その後に、改善された手作業による方法お
よびコンピューター制御の方法が提案された。この方法
によると、歯科用構成物の全体および歯科用構成物の一
部は、単一な作業ステップで単一相の陶磁材またはセラ
ミックまたはポリマーまたは合成材料を研磨してブラン
クを形成させて製作できるとされている。例えばヨーロ
ッパ特許公報160797Aでは、長石質の陶磁材を用
いてインレー(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆
用)、化粧張り材を製作することが開示されている。
よびコンピューター制御の方法が提案された。この方法
によると、歯科用構成物の全体および歯科用構成物の一
部は、単一な作業ステップで単一相の陶磁材またはセラ
ミックまたはポリマーまたは合成材料を研磨してブラン
クを形成させて製作できるとされている。例えばヨーロ
ッパ特許公報160797Aでは、長石質の陶磁材を用
いてインレー(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆
用)、化粧張り材を製作することが開示されている。
【0005】また、上記と違う方法、例えばヨーロッパ
特許公報482000Aでは、プラスチックの色付き多
層構造のブロックを用いて研磨加工により人工歯全体を
製作することが提案されている(Hennson/Sopha CAD/CA
M-研磨技術を使用)。事前に製作された多層構造のもの
は、選択的にかつ適正に削られて所要の形状が形成され
ている。さらに、他の研磨技術および圧延技術は、主と
して金属の複製品およびブリッジの部品(後に、セラミ
ックで化粧張りを行う)を製作するために開発されてお
り、その目的は、長くて大きい保持力を得ようとするも
のである。
特許公報482000Aでは、プラスチックの色付き多
層構造のブロックを用いて研磨加工により人工歯全体を
製作することが提案されている(Hennson/Sopha CAD/CA
M-研磨技術を使用)。事前に製作された多層構造のもの
は、選択的にかつ適正に削られて所要の形状が形成され
ている。さらに、他の研磨技術および圧延技術は、主と
して金属の複製品およびブリッジの部品(後に、セラミ
ックで化粧張りを行う)を製作するために開発されてお
り、その目的は、長くて大きい保持力を得ようとするも
のである。
【0006】さらに他の方法では、多孔に焼成された酸
化アルミニウムまたは尖晶石セラミックのアルミナブラ
ンクは、手作業およびコンピューター制御により形状加
工が可能となっている。このように形状加工されたもの
は、開口状の微細孔を有しており、そしてガラス(ラン
タンガラス)により熱浸透処理を受けることによって、
歯冠およびブリッジとして適切な安定性が得られるよう
になっている。
化アルミニウムまたは尖晶石セラミックのアルミナブラ
ンクは、手作業およびコンピューター制御により形状加
工が可能となっている。このように形状加工されたもの
は、開口状の微細孔を有しており、そしてガラス(ラン
タンガラス)により熱浸透処理を受けることによって、
歯冠およびブリッジとして適切な安定性が得られるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】人工歯を製作するため
に提案された上記の方法では、歯冠またはブリッジを製
作するために複数のステップを必要としている。このよ
うに得られたものは、少なくとも二つの材料で構成され
ており、一つは歯の所要硬度を作り出していて、他の一
つは自然歯の色を出している。
に提案された上記の方法では、歯冠またはブリッジを製
作するために複数のステップを必要としている。このよ
うに得られたものは、少なくとも二つの材料で構成され
ており、一つは歯の所要硬度を作り出していて、他の一
つは自然歯の色を出している。
【0008】本発明の主な目的は、良好な物理的特性を
有してすぐ使える歯冠、ブリッジ、歯の部分構造を容易
に製作するためのブランクおよびその製作方法を提供し
ようとするものである。
有してすぐ使える歯冠、ブリッジ、歯の部分構造を容易
に製作するためのブランクおよびその製作方法を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、人工歯を製作するためのブランクは、
材料切削により形状加工される本体と、形状加工装置内
の既知位置にブランクを搭載するホルダー手段とを備え
ており、上記本体は補強部および主幹部を含み、補強部
は主幹部より高い抗破損強度を有する。ここで、抗破損
強度は、材料を破損させるための力または張力を意味し
ている。
めに本発明では、人工歯を製作するためのブランクは、
材料切削により形状加工される本体と、形状加工装置内
の既知位置にブランクを搭載するホルダー手段とを備え
ており、上記本体は補強部および主幹部を含み、補強部
は主幹部より高い抗破損強度を有する。ここで、抗破損
強度は、材料を破損させるための力または張力を意味し
ている。
【0010】本発明はまた、ブランクから人工歯を製造
する方法を提供している。上記ブランクは補強部および
主幹部を含み、上記補強部は上記主幹部より高い抗破損
強度を有している。本発明の方法は、下記のステップを
含んでおり、すなわち、上記補強部が人工歯の咬合区域
において補強構造を形成させるように、ブランクから適
切に材料を削るステップである。
する方法を提供している。上記ブランクは補強部および
主幹部を含み、上記補強部は上記主幹部より高い抗破損
強度を有している。本発明の方法は、下記のステップを
含んでおり、すなわち、上記補強部が人工歯の咬合区域
において補強構造を形成させるように、ブランクから適
切に材料を削るステップである。
【0011】本発明は更に、ブランクを製作するための
方法を提供している。該ブランクは、材料切削により形
状加工される本体を有し、該本体は補強部および主幹部
を含み、補強部は主幹部より高い抗破損強度を有する。
該方法では、積層作業により、上記主幹部と上記補強部
を結合させて本体を構成するための複数層を形成させ
る。
方法を提供している。該ブランクは、材料切削により形
状加工される本体を有し、該本体は補強部および主幹部
を含み、補強部は主幹部より高い抗破損強度を有する。
該方法では、積層作業により、上記主幹部と上記補強部
を結合させて本体を構成するための複数層を形成させ
る。
【0012】本発明のブランクは、異なる破損強度の区
域を含んでおり、最終製品は、材料削りによる単一の機
械加工ステップだけで形状加工することができる。この
ように製造された人工歯は、その補強部が所要の物理的
安定性を提供している。一方、主幹部は、簡単に機械加
工できる材料で作られており、その性質(弾力性、構
造、色)は、所定の要求を満足している。
域を含んでおり、最終製品は、材料削りによる単一の機
械加工ステップだけで形状加工することができる。この
ように製造された人工歯は、その補強部が所要の物理的
安定性を提供している。一方、主幹部は、簡単に機械加
工できる材料で作られており、その性質(弾力性、構
造、色)は、所定の要求を満足している。
【0013】補強部は、ブランクのホルダー手段に対し
て所定の空間位置に配置されている。これによって、加
工工具における補強部の位置を知ることができる。そし
て、歯科用構成物を形状加工するとき、補強部が少なく
とも最小限の必要な厚み(歯科用構成物では強力な応力
が生じる咬合面において)を有する。特に、歯冠の補強
部は、少なくとも0.5mmの咬合厚みを有する。
て所定の空間位置に配置されている。これによって、加
工工具における補強部の位置を知ることができる。そし
て、歯科用構成物を形状加工するとき、補強部が少なく
とも最小限の必要な厚み(歯科用構成物では強力な応力
が生じる咬合面において)を有する。特に、歯冠の補強
部は、少なくとも0.5mmの咬合厚みを有する。
【0014】好ましくは、補強部はほぼフラットプレー
トである。このような簡単な補強部でも、充分な補強作
用を有する。好ましい例としては、上記本体は積層構造
(複数フラット層からなる)を持っている。このような
構造によって、ブランクの製造は一層容易になる。一
方、湾曲形状の積層、円筒状の積層、または球形の積層
も可能となっている。
トである。このような簡単な補強部でも、充分な補強作
用を有する。好ましい例としては、上記本体は積層構造
(複数フラット層からなる)を持っている。このような
構造によって、ブランクの製造は一層容易になる。一
方、湾曲形状の積層、円筒状の積層、または球形の積層
も可能となっている。
【0015】上記補強部は、咀嚼部と主幹部との間に位
置されるのが最も理想である。咀嚼部は、咀嚼摩耗に対
して充分な抗摩耗性を有しており、補強部は、咀嚼力を
うまく分布するために役だっている。一方、主幹部は残
留歯にフィティングし、上記の形状加工を完成するため
に用いられる。このようにして、歯科用構成物を製作す
ることができ、その咬合面側は、咀嚼摩耗に対し所要の
耐久性を有しており、生物要求に適合する抗破損強度を
持っている。他の部分は、より良い加工性を得るために
最良化することができる。
置されるのが最も理想である。咀嚼部は、咀嚼摩耗に対
して充分な抗摩耗性を有しており、補強部は、咀嚼力を
うまく分布するために役だっている。一方、主幹部は残
留歯にフィティングし、上記の形状加工を完成するため
に用いられる。このようにして、歯科用構成物を製作す
ることができ、その咬合面側は、咀嚼摩耗に対し所要の
耐久性を有しており、生物要求に適合する抗破損強度を
持っている。他の部分は、より良い加工性を得るために
最良化することができる。
【0016】ブランクの本体は好ましくは、セラミッ
ク、合成材料、ガラスおよび/または高硬度のポリマー
材料で作られている。これらの材料は、所要の色が出る
ように製作することができるので、各部分が歯科用構成
物の表面に延びていてもよい。
ク、合成材料、ガラスおよび/または高硬度のポリマー
材料で作られている。これらの材料は、所要の色が出る
ように製作することができるので、各部分が歯科用構成
物の表面に延びていてもよい。
【0017】
【作用】本発明のブランクは、特に一個の歯および全体
歯の一部を製作するには有用であり、例えばインレー
(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆用)、部分お
よび完全歯冠やブリッジを製作するために役立つ。上記
の部分は、薄くて優雅なものとして製作することができ
るが、このように形成された歯科用構成物の所要強度お
よび弾力性質は、その補強部分を適正に加工し配置する
ことによって得られる。
歯の一部を製作するには有用であり、例えばインレー
(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆用)、部分お
よび完全歯冠やブリッジを製作するために役立つ。上記
の部分は、薄くて優雅なものとして製作することができ
るが、このように形成された歯科用構成物の所要強度お
よび弾力性質は、その補強部分を適正に加工し配置する
ことによって得られる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。
明する。
【0019】下記の詳細な説明および図面により、本発
明の内容および本発明の他の目的はより一層理解される
であろ。
明の内容および本発明の他の目的はより一層理解される
であろ。
【0020】以下、本発明のブランクを製作するときの
ステップおよびその製作工程について説明する。また、
該ブランクの実施例についても言及する。
ステップおよびその製作工程について説明する。また、
該ブランクの実施例についても言及する。
【0021】図1は、本発明のブランクの製作における
ステップを示し、さらに歯科用構成物に成形される成形
加工プロセスも示している。
ステップを示し、さらに歯科用構成物に成形される成形
加工プロセスも示している。
【0022】第1ステップにおいて、上記ブランクは工
業的手段にて製作されている。該ステップでの目的は、
ブランクを製作することにあるが、該ブランクは、適正
な咀嚼特性の部分と、高い抗破損強度の部分と、優れた
弾力性の部分とを有していて、加工性が良い材料で作ら
れている。得られたこのブランクでは、高い抗破損強度
の部分により補強部が形成されて、所要の物理的安定性
が得られる。
業的手段にて製作されている。該ステップでの目的は、
ブランクを製作することにあるが、該ブランクは、適正
な咀嚼特性の部分と、高い抗破損強度の部分と、優れた
弾力性の部分とを有していて、加工性が良い材料で作ら
れている。得られたこのブランクでは、高い抗破損強度
の部分により補強部が形成されて、所要の物理的安定性
が得られる。
【0023】本発明のブランクは、いくつかの異なる方
法で製作することができるが、そのうちの二つの方法
を、以下で説明する
法で製作することができるが、そのうちの二つの方法
を、以下で説明する
【0024】第一の可能な製作方法では、図4に示すブ
ランクは、積層構造のものとして、事前に製作された複
数の平板層から構成されており、或いは複合層のもの
(セラミック、ガラス、カーボンまたは他の適切な材
料)から構成されている。これらの層は、接着剤(例え
ば合成接着剤)を用いることで互いに結合される。或い
は、セラミック積層の場合は、焼成または被覆などの処
理により互いに結合される。また、同じまたは異なる細
孔構造の多孔性セラミック層は、ポリマーにより結合さ
れている。この場合、ポリマーが細孔内に侵入すると共
に、セラミック層とセラミック層との間の結合を形成さ
せる。(このような多孔性の、ポリマー処理のセラミッ
クについては、われわれはマークス氏およびデント氏の
論文75:148、要約書No.1041,1966を
参照していた)。各セラミック層の厚さは、所望の物理
的性質および光学的性質により選定されるが、基本的に
は1マイクロメーターから数ミリメーターまでの範囲に
入っている。最も簡単な例としては、ブランクの半分は
セラミック層で構成されており、残りの半分は合成材料
層で構成されている。なお、合成材料層のうちの一層
は、補強の役割を果たしている。一方、異なる構造およ
び異なる組成を有する合成層およびセラミック層を使用
することも可能である。この場合、補強は特定の材料の
性質により実現されている。さらに補強は、複数層の特
定配列、積層の厚み、または一組の積層の結合により決
定されている。また、異なる熱膨張係数のセラミックを
用いて上記のブランクを製作することも可能である。こ
のように生じる物理的性質により、複数層が補強され、
抗破損強度が増強される。
ランクは、積層構造のものとして、事前に製作された複
数の平板層から構成されており、或いは複合層のもの
(セラミック、ガラス、カーボンまたは他の適切な材
料)から構成されている。これらの層は、接着剤(例え
ば合成接着剤)を用いることで互いに結合される。或い
は、セラミック積層の場合は、焼成または被覆などの処
理により互いに結合される。また、同じまたは異なる細
孔構造の多孔性セラミック層は、ポリマーにより結合さ
れている。この場合、ポリマーが細孔内に侵入すると共
に、セラミック層とセラミック層との間の結合を形成さ
せる。(このような多孔性の、ポリマー処理のセラミッ
クについては、われわれはマークス氏およびデント氏の
論文75:148、要約書No.1041,1966を
参照していた)。各セラミック層の厚さは、所望の物理
的性質および光学的性質により選定されるが、基本的に
は1マイクロメーターから数ミリメーターまでの範囲に
入っている。最も簡単な例としては、ブランクの半分は
セラミック層で構成されており、残りの半分は合成材料
層で構成されている。なお、合成材料層のうちの一層
は、補強の役割を果たしている。一方、異なる構造およ
び異なる組成を有する合成層およびセラミック層を使用
することも可能である。この場合、補強は特定の材料の
性質により実現されている。さらに補強は、複数層の特
定配列、積層の厚み、または一組の積層の結合により決
定されている。また、異なる熱膨張係数のセラミックを
用いて上記のブランクを製作することも可能である。こ
のように生じる物理的性質により、複数層が補強され、
抗破損強度が増強される。
【0025】この製造方法により、各層を予め製作する
ことができるので、寸法が12x14x18mmの単相
の歯冠を製作する場合に比べてよりよい質のコントロー
ルができるようになる。このように順次層を重ねてブラ
ンクを製作することによって、大きい単相体を作るとき
に生じる細孔および傷を防止することができる。
ことができるので、寸法が12x14x18mmの単相
の歯冠を製作する場合に比べてよりよい質のコントロー
ルができるようになる。このように順次層を重ねてブラ
ンクを製作することによって、大きい単相体を作るとき
に生じる細孔および傷を防止することができる。
【0026】第二の可能な製作方法では、図3に示すブ
ランクは、少なくとも二つのステップで製作されてい
る。第1のステップでは、抗破損強度の高い材料で補強
部を製作しておく。そして第2のステップでは、第1の
ステップで製作された補強部に対して、適正に色づけお
よび/または加工容易な材料を結合させることで、成形
材料としてのブランクが得られる。上記補強部の製作
は、例えば塑造、加熱プレス、ドライプレス、焼成、押
出成形などの方法で行われる。補強部の寸法は、典型的
な復元(歯)サイズと調和するように選定される。好ま
しい補強材料は、密度が高くなるように焼成されたセラ
ミック、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム、酸化シリコン、或いはこれらの混合物であ
り、または高強度のポリマーである。補強部が完成品の
歯科用構成物表面まで延びない場合は、金属の材料を用
いることが可能である。この場合、好ましくはチタンを
使用する。補強部を作った後、比較的柔らかい材料を加
えてブランクを形成させる。この際、特定の前処理を必
要としなくなり、或いは接着剤の中間層を形成させるこ
とによって、上記補強部の処理を行うことができる。上
記補強部から一体状態のブランク形成までの処理は、加
熱重合および/または加圧重合、加熱プレスまたは加圧
プレス、焼結または焼成によって行われる。このように
製作されたブランクは、通常の歯科用構成物サイズを有
し、材料の部分削りにより形状加工される。なお、異な
るセラミック材料を同時に押出成形し焼成することによ
って、ブランクの各異なる部分を同時かつ平行に製作す
ることも可能である。さらに、浸漬処理またはプラズマ
スパッターリング処理を通じて、セラミック層を導入す
ることも可能である。
ランクは、少なくとも二つのステップで製作されてい
る。第1のステップでは、抗破損強度の高い材料で補強
部を製作しておく。そして第2のステップでは、第1の
ステップで製作された補強部に対して、適正に色づけお
よび/または加工容易な材料を結合させることで、成形
材料としてのブランクが得られる。上記補強部の製作
は、例えば塑造、加熱プレス、ドライプレス、焼成、押
出成形などの方法で行われる。補強部の寸法は、典型的
な復元(歯)サイズと調和するように選定される。好ま
しい補強材料は、密度が高くなるように焼成されたセラ
ミック、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム、酸化シリコン、或いはこれらの混合物であ
り、または高強度のポリマーである。補強部が完成品の
歯科用構成物表面まで延びない場合は、金属の材料を用
いることが可能である。この場合、好ましくはチタンを
使用する。補強部を作った後、比較的柔らかい材料を加
えてブランクを形成させる。この際、特定の前処理を必
要としなくなり、或いは接着剤の中間層を形成させるこ
とによって、上記補強部の処理を行うことができる。上
記補強部から一体状態のブランク形成までの処理は、加
熱重合および/または加圧重合、加熱プレスまたは加圧
プレス、焼結または焼成によって行われる。このように
製作されたブランクは、通常の歯科用構成物サイズを有
し、材料の部分削りにより形状加工される。なお、異な
るセラミック材料を同時に押出成形し焼成することによ
って、ブランクの各異なる部分を同時かつ平行に製作す
ることも可能である。さらに、浸漬処理またはプラズマ
スパッターリング処理を通じて、セラミック層を導入す
ることも可能である。
【0027】上述した何れかの方法で、上記の補強部は
好ましくは、歯科用構成物の咀嚼区域の内部を形成させ
るブランクの中間遠心軸部がブランクの中心回転軸と一
致するように配置されている。
好ましくは、歯科用構成物の咀嚼区域の内部を形成させ
るブランクの中間遠心軸部がブランクの中心回転軸と一
致するように配置されている。
【0028】上記ブランクには、装着用および方向づけ
用の適切な手段を設けていなければならない。このよう
な手段によって、このブランクを研磨装置において補強
部位置が分かるように装着することができる。このよう
な方向づけ手段を補強部に直接接続することができ、或
いは完成後の成形材料のブランクに装着することもでき
る。
用の適切な手段を設けていなければならない。このよう
な手段によって、このブランクを研磨装置において補強
部位置が分かるように装着することができる。このよう
な方向づけ手段を補強部に直接接続することができ、或
いは完成後の成形材料のブランクに装着することもでき
る。
【0029】図1に示すステップが終わった後、ブラン
クが完成される。図1に示す残りのステップ3〜5は、
歯医者が実施することができる。歯医者はまず歯を製作
するので、所望の歯科用構成物の形状が判る。
クが完成される。図1に示す残りのステップ3〜5は、
歯医者が実施することができる。歯医者はまず歯を製作
するので、所望の歯科用構成物の形状が判る。
【0030】ステップ3では、ブランクに対して歯科用
構成物の空間方向づけを成立させている。従って、複合
ブランクの補強部の空間輪郭は、咬合面において所望の
支持構造と一致するように配置されている。このような
方向づけは、少なくとも一部の補強部が形状加工後も変
わらないように行われるので、構成物の補強を確保でき
るようになる。上記の空間方向づけは、手作業で製作し
た仮の歯科用構成物(例えばプラスチック歯冠)に対し
て行われており、或いはデジタル化データセット(例え
ば光学的に得られた三次元イメージデータ)に対して行
われる。これについては、いくつかの方法があるが、こ
れらの方法は単独で使用してもよいし、併用しても良
い。
構成物の空間方向づけを成立させている。従って、複合
ブランクの補強部の空間輪郭は、咬合面において所望の
支持構造と一致するように配置されている。このような
方向づけは、少なくとも一部の補強部が形状加工後も変
わらないように行われるので、構成物の補強を確保でき
るようになる。上記の空間方向づけは、手作業で製作し
た仮の歯科用構成物(例えばプラスチック歯冠)に対し
て行われており、或いはデジタル化データセット(例え
ば光学的に得られた三次元イメージデータ)に対して行
われる。これについては、いくつかの方法があるが、こ
れらの方法は単独で使用してもよいし、併用しても良
い。
【0031】a)大体に整列させるために、ブランクの
表面にマーカーラインを引いて補強部の方向を表示す
る。これらのマーカーラインは、上記ブランクを研磨装
置内に整列させるために役立つ。 b)光学的インプレションが何回も繰り返されると、カ
メラを歯の中間遠心軸に整列させる。このように得られ
たデータにより、歯の列に沿って研磨軸を位置決めする
ことができる。また、カメラの画像に、補強部分の輪郭
およびブランクの輪郭を上乗せすることができる。この
際、カメラを適正に整列させることによって、補強部が
歯科用構成物の補強構造と少なくとも部分的に一致する
ようになる。 c)光学的に得られた三次元画像データをブランクに整
列させることは、画像上乗せ技術により自動的に行われ
ている。ここで、適正なマッチング演算規則を用いて、
ブランクおよびその補強部の空間位置を方向づけて、補
強部が歯科用構成物における希望の補強を担うようにな
る。
表面にマーカーラインを引いて補強部の方向を表示す
る。これらのマーカーラインは、上記ブランクを研磨装
置内に整列させるために役立つ。 b)光学的インプレションが何回も繰り返されると、カ
メラを歯の中間遠心軸に整列させる。このように得られ
たデータにより、歯の列に沿って研磨軸を位置決めする
ことができる。また、カメラの画像に、補強部分の輪郭
およびブランクの輪郭を上乗せすることができる。この
際、カメラを適正に整列させることによって、補強部が
歯科用構成物の補強構造と少なくとも部分的に一致する
ようになる。 c)光学的に得られた三次元画像データをブランクに整
列させることは、画像上乗せ技術により自動的に行われ
ている。ここで、適正なマッチング演算規則を用いて、
ブランクおよびその補強部の空間位置を方向づけて、補
強部が歯科用構成物における希望の補強を担うようにな
る。
【0032】図1に示すステップ4では、上記複合体と
補強部を形状加工装置に対して空間的に整列させるよう
にしている。そのため、上記補強部がこの装置に対して
既知の位置に配置されなければならない。例えば、補強
部分の長手方向の軸を研磨装置の回転軸に位置させるこ
とが可能である。一方、角度位置は、ブランクのホルダ
ーのストップによって位置決めされている。このため、
方向づけ用の手段は、ブランクのホルダーに設けられて
おり、この方向づけ用の手段によって、上記装置と補強
部との間の空間関係が判るようになっている。このよう
な方向づけ用の手段は、下記の部分を含んでいる。
補強部を形状加工装置に対して空間的に整列させるよう
にしている。そのため、上記補強部がこの装置に対して
既知の位置に配置されなければならない。例えば、補強
部分の長手方向の軸を研磨装置の回転軸に位置させるこ
とが可能である。一方、角度位置は、ブランクのホルダ
ーのストップによって位置決めされている。このため、
方向づけ用の手段は、ブランクのホルダーに設けられて
おり、この方向づけ用の手段によって、上記装置と補強
部との間の空間関係が判るようになっている。このよう
な方向づけ用の手段は、下記の部分を含んでいる。
【0033】a)ブランクの外側において基準面を有す
るホルダーとして形状加工された補強部の連続延長部; b)別途で製作されて、ロッキングの方式で補強部に連
結されているホルダー; c)別途で製作されて、ブランクに連結されているホル
ダーであって、この場合、補強部の長手方向の回転軸を
1個のホルダーと整列させることによって、補強部に対
するホルダーの相対位置が判るようになっている。
るホルダーとして形状加工された補強部の連続延長部; b)別途で製作されて、ロッキングの方式で補強部に連
結されているホルダー; c)別途で製作されて、ブランクに連結されているホル
ダーであって、この場合、補強部の長手方向の回転軸を
1個のホルダーと整列させることによって、補強部に対
するホルダーの相対位置が判るようになっている。
【0034】図1のステップ5では、好ましくは研削な
どの従来技術を利用して、ブランクに対し形状加工を行
うようにしている。このステップでは、大部分の材料を
主幹部から削るが、一部分の材料をブランクの補強部お
よび/または咀嚼部分から削るようにしている。ブラン
クを適切に位置させることによって、歯科用構成物の遠
心面がホルダー側に配置されるようになる。義歯が患者
の口内に配置されると、ホルダーのこの側は見えなくな
る。上記の補強部は、完全に形状加工された義歯の咬合
部分では少なくとも0.5mmの厚さを有している。
どの従来技術を利用して、ブランクに対し形状加工を行
うようにしている。このステップでは、大部分の材料を
主幹部から削るが、一部分の材料をブランクの補強部お
よび/または咀嚼部分から削るようにしている。ブラン
クを適切に位置させることによって、歯科用構成物の遠
心面がホルダー側に配置されるようになる。義歯が患者
の口内に配置されると、ホルダーのこの側は見えなくな
る。上記の補強部は、完全に形状加工された義歯の咬合
部分では少なくとも0.5mmの厚さを有している。
【0035】図2は、ブランクの第一実施例を示してい
る。図2において、補強部が表示されているが、主幹部
が表示されていない。この実施例では、補強部11がフ
ラットプレートの形を示している。該プレートは、校正
部12およびシャフト13を有するホルダーに結合され
ている。
る。図2において、補強部が表示されているが、主幹部
が表示されていない。この実施例では、補強部11がフ
ラットプレートの形を示している。該プレートは、校正
部12およびシャフト13を有するホルダーに結合され
ている。
【0036】このような補強部を適正に形状加工するこ
とによって、材料を削る作業を最小限にすることができ
る。このような形状加工は、図2に示すように、0.5
〜3.0mmの厚さで薄いプレートを作ることによって
実現できる。形状加工が完成した歯科用構成物例えば歯
冠においては、補強部が咀嚼区域に位置される。好まし
くは、この補強部がブランクの軸17の近傍に配置され
るが、その中心から少し外側へ位置される。
とによって、材料を削る作業を最小限にすることができ
る。このような形状加工は、図2に示すように、0.5
〜3.0mmの厚さで薄いプレートを作ることによって
実現できる。形状加工が完成した歯科用構成物例えば歯
冠においては、補強部が咀嚼区域に位置される。好まし
くは、この補強部がブランクの軸17の近傍に配置され
るが、その中心から少し外側へ位置される。
【0037】補強部11は、U字形の外形輪郭を有して
もよく、その長手方向の軸はブランクの軸17と平行
し、両足の開放角度は約10°である。このような外形
輪郭の両足15,15’は、図2において点線で表示さ
れている。このU字形の外形輪郭は、円錐形の歯の中心
部にある歯冠の形状と似ていて、歯科用構成物において
更なる横方向の補強を成しているので、大量の硬い補強
材を使用しなくても済むようになる。そして、上記した
補強部を曲げてL字形にすることも可能である。
もよく、その長手方向の軸はブランクの軸17と平行
し、両足の開放角度は約10°である。このような外形
輪郭の両足15,15’は、図2において点線で表示さ
れている。このU字形の外形輪郭は、円錐形の歯の中心
部にある歯冠の形状と似ていて、歯科用構成物において
更なる横方向の補強を成しているので、大量の硬い補強
材を使用しなくても済むようになる。そして、上記した
補強部を曲げてL字形にすることも可能である。
【0038】保持手段の校正部12は、回転対称の円筒
形状を有して低い許容誤差で仕上げられている。外周面
18は、基準面とされており、工具に接触されることに
より校正を行うことができる。また、凹部19により角
度方向づけが可能となり、つまり補強部を単一の位置に
配置することができる。従って、円筒状外周面および凹
部19によって、補強部11を形状加工装置内の既知位
置に配置することができるようになる。
形状を有して低い許容誤差で仕上げられている。外周面
18は、基準面とされており、工具に接触されることに
より校正を行うことができる。また、凹部19により角
度方向づけが可能となり、つまり補強部を単一の位置に
配置することができる。従って、円筒状外周面および凹
部19によって、補強部11を形状加工装置内の既知位
置に配置することができるようになる。
【0039】シャフト13は、実質的に回転対称の形状
を有しており、この形状により、形状加工装置内のブラ
ンクの回転中心が定義される。また、形状加工装置内に
は、シャフト13を保持するために適切なチャック(つ
かみ)またはクランプを設けている。さらに、製造の過
程で材料を補強部へ入れるとき、ブランクを保持するた
めにシャフト13を利用することもできる。
を有しており、この形状により、形状加工装置内のブラ
ンクの回転中心が定義される。また、形状加工装置内に
は、シャフト13を保持するために適切なチャック(つ
かみ)またはクランプを設けている。さらに、製造の過
程で材料を補強部へ入れるとき、ブランクを保持するた
めにシャフト13を利用することもできる。
【0040】本実施例では、シャフト13、校正部1
2、補強部11は、互いに直接に接続されている。校正
部12および補強部11の相対位置は、同じタイプのブ
ランクの場合、全て同じとされている。従って、補強部
の位置は、円筒状外周面18と凹部19とから推定する
ことができる。
2、補強部11は、互いに直接に接続されている。校正
部12および補強部11の相対位置は、同じタイプのブ
ランクの場合、全て同じとされている。従って、補強部
の位置は、円筒状外周面18と凹部19とから推定する
ことができる。
【0041】図3は、図2に示す補強部11を有するブ
ランク20の第一の変形例である。図3に示すように、
主幹部9と補強部11は共に、複合体のブランクを形成
させている。後に、該ブランクは、材料切削により形状
加工される。ブランク20の咬合面21(凹部19と同
じ方向づけを有する)には、補強部11の咬合輪郭22
が実線で表されている。一方、輪郭24は、面23に形
成されている。
ランク20の第一の変形例である。図3に示すように、
主幹部9と補強部11は共に、複合体のブランクを形成
させている。後に、該ブランクは、材料切削により形状
加工される。ブランク20の咬合面21(凹部19と同
じ方向づけを有する)には、補強部11の咬合輪郭22
が実線で表されている。一方、輪郭24は、面23に形
成されている。
【0042】図4は、ブランク20の第2実施例を示し
ている。図4に示すブランク20は、複数のフラット層
を複合材料および/またはポリマー材料により互いに結
合させることによって構成されている。ブランクの最上
区域Aに配置されている層30は、優れた耐咀嚼摩耗性
を有する材料(好ましくは、硬質材料)で作られてい
る。高い抗破損強度を有するセラミック材料で作られた
層31は、中間区域Bに配置されている。低い硬度およ
び低い強度の材料(例えば合成材料)で作られた層32
は、下部区域Cに配置されている。合成材料は、セラミ
ックより簡単に加工できるので、これで作られたブラン
クは、より容易に形状加工することができる。
ている。図4に示すブランク20は、複数のフラット層
を複合材料および/またはポリマー材料により互いに結
合させることによって構成されている。ブランクの最上
区域Aに配置されている層30は、優れた耐咀嚼摩耗性
を有する材料(好ましくは、硬質材料)で作られてい
る。高い抗破損強度を有するセラミック材料で作られた
層31は、中間区域Bに配置されている。低い硬度およ
び低い強度の材料(例えば合成材料)で作られた層32
は、下部区域Cに配置されている。合成材料は、セラミ
ックより簡単に加工できるので、これで作られたブラン
クは、より容易に形状加工することができる。
【0043】区域Aは、ブランクの咀嚼部分を形成させ
ており、該部分によって歯科用構成物の咬合面が形成さ
れている。区域Bは、補強部を形成させ、区域Cは主幹
部を形成させている。
ており、該部分によって歯科用構成物の咬合面が形成さ
れている。区域Bは、補強部を形成させ、区域Cは主幹
部を形成させている。
【0044】図4のブランクでは、積層の各層はフラッ
ト状態であるので、ブランク全体の製造が容易になって
いる。一方、図10に示すよう、層30〜32は円筒部
または球形部となるように曲げることも可能である。こ
れにより、積層構造の強度が増強されると共に、これら
の層は義歯内に生じ得る力に対してよりよく対応できる
ようになる。
ト状態であるので、ブランク全体の製造が容易になって
いる。一方、図10に示すよう、層30〜32は円筒部
または球形部となるように曲げることも可能である。こ
れにより、積層構造の強度が増強されると共に、これら
の層は義歯内に生じ得る力に対してよりよく対応できる
ようになる。
【0045】図5は、ブランクの方向性を示している。
図5では、U字状の補強部を有する図2のブランクを示
しているが、これと対応する整列は、フラット補強部を
有するブランク(例えば、図4に示すもの)に対しても
適用できる。
図5では、U字状の補強部を有する図2のブランクを示
しているが、これと対応する整列は、フラット補強部を
有するブランク(例えば、図4に示すもの)に対しても
適用できる。
【0046】また図5は、一列の歯34〜37に対し
て、軸41と記録窓42とを有する三次元測定用の口腔
カメラの位置を示している。対応の口腔カメラは、例え
ば1989年にH.Mormann氏およびM.Bra
ndestini氏によってベルリンで開示された「コ
ンピューターによる歯科用構成物の設計」に示されてい
る。図5の実施例では、歯36は、歯冠を受けるために
円錐状43に形状加工されている。水平方向の延長部分
において記録窓42は、ブランクとほぼ同じサイズを有
している(奥歯の歯冠があるため)。モニターのカメラ
画像に上乗せした補強部11の輪郭によって、円錐部4
3に補強部を最適に位置させることが可能である。凹部
19を有するシャフト13によって、歯冠および歯に対
するブランク全体の空間関係が示されている。また、点
線で示されているシャフト13’および点線で示されて
いる凹部19’は、図2のブランクを使用するときの位
置関係を示している。この場合、線44は補強部の遠心
極限である。
て、軸41と記録窓42とを有する三次元測定用の口腔
カメラの位置を示している。対応の口腔カメラは、例え
ば1989年にH.Mormann氏およびM.Bra
ndestini氏によってベルリンで開示された「コ
ンピューターによる歯科用構成物の設計」に示されてい
る。図5の実施例では、歯36は、歯冠を受けるために
円錐状43に形状加工されている。水平方向の延長部分
において記録窓42は、ブランクとほぼ同じサイズを有
している(奥歯の歯冠があるため)。モニターのカメラ
画像に上乗せした補強部11の輪郭によって、円錐部4
3に補強部を最適に位置させることが可能である。凹部
19を有するシャフト13によって、歯冠および歯に対
するブランク全体の空間関係が示されている。また、点
線で示されているシャフト13’および点線で示されて
いる凹部19’は、図2のブランクを使用するときの位
置関係を示している。この場合、線44は補強部の遠心
極限である。
【0047】図3のブランクで製作された奥歯の歯冠
は、図6および図7にも示されている。図示の歯冠は、
従来の歯冠と同じ形を有するが、歯を受けるための台形
凹部50を形成させている。ブランクは、その補強部が
咬合区域(最大の張力が生じるところ)のブランク内に
位置する補強プレート52を形成させるように、形状加
工されている。プレート52の厚さは、少なくとも0.
5mmである。
は、図6および図7にも示されている。図示の歯冠は、
従来の歯冠と同じ形を有するが、歯を受けるための台形
凹部50を形成させている。ブランクは、その補強部が
咬合区域(最大の張力が生じるところ)のブランク内に
位置する補強プレート52を形成させるように、形状加
工されている。プレート52の厚さは、少なくとも0.
5mmである。
【0048】U字形の補強部を使用した場合、図2の点
線で示されているように、足部15,15’は、頬面お
よび口腔横壁部の内側に位置する補強を成している。歯
冠の遠心壁部53は、部分的には補強部のシャフト部か
らなるが、近心の壁部は、補強部の末端部分のみによっ
て補強されている。近心の壁部、口腔の壁部、頬面の壁
部、咬合壁部(54、55、56、57)のそれぞれの
外表面は、ブランクの主幹部によって形成されている。
線で示されているように、足部15,15’は、頬面お
よび口腔横壁部の内側に位置する補強を成している。歯
冠の遠心壁部53は、部分的には補強部のシャフト部か
らなるが、近心の壁部は、補強部の末端部分のみによっ
て補強されている。近心の壁部、口腔の壁部、頬面の壁
部、咬合壁部(54、55、56、57)のそれぞれの
外表面は、ブランクの主幹部によって形成されている。
【0049】図8および図9は、図4の積層ブランクか
ら製作された完成後の歯冠を示しており、ブランク20
およびホルダー手段12と13の外形輪郭は、点線で示
されている。この実施例では、補強部の層31は、歯科
用構成物の咬合区域の補強プレートを形成させている。
自然歯の場合は非常に硬い咬合面は、ブランクの咀嚼部
の層30によって形成されている。歯冠の壁部は、主幹
部の層32から構成されている。これらの層30、31
および32は、歯冠の表面に延びているため、自然歯の
色を有さなければならない。
ら製作された完成後の歯冠を示しており、ブランク20
およびホルダー手段12と13の外形輪郭は、点線で示
されている。この実施例では、補強部の層31は、歯科
用構成物の咬合区域の補強プレートを形成させている。
自然歯の場合は非常に硬い咬合面は、ブランクの咀嚼部
の層30によって形成されている。歯冠の壁部は、主幹
部の層32から構成されている。これらの層30、31
および32は、歯冠の表面に延びているため、自然歯の
色を有さなければならない。
【0050】図6〜図9から判るように、削られる材料
の大部分は主幹部からなっており、一部はブランクの咀
嚼部からなっている。補強部はブランクの中心から若干
ずれているので、補強部から削られるのはほんの一部だ
けである。これによって、歯冠を形状加工するための時
間が短縮されると共に、加工用の工具摩耗も低減され
る。
の大部分は主幹部からなっており、一部はブランクの咀
嚼部からなっている。補強部はブランクの中心から若干
ずれているので、補強部から削られるのはほんの一部だ
けである。これによって、歯冠を形状加工するための時
間が短縮されると共に、加工用の工具摩耗も低減され
る。
【0051】以上の実施例でブランクは、異なる材料の
二つまたは三つの区域、すなわち、補強部、主幹部、
(一部の実施例では)咀嚼部からなっている。なお、ブ
ランクを構成する材料は二つまたは三つ以上とすること
も可能である。例えば、ブランクの異なる部分の間に鮮
明な物質相の境界面があるわけではなくて、ブランク全
体にわたって連続の成分変化または小さな段階の成分変
化をさせることも可能である。また、図4に示した実施
例において、ブランクの各積層は、ブランクの内部断面
に沿ってだんだん硬くなり、丈夫になり、弾性的にな
り、柔軟にすることが可能である。つまり、最も硬い積
層は、好ましくはブランクの最上部に配置される。最も
硬い積層の下には、高い抗破損性を有する丈夫な層(補
強部を形成させるもの)を用いる。さらにその下には、
主幹部としての柔軟層を配置する。従って、自然歯の例
に基づいて、ブランクの頂部(セラミック)に配置され
ている耐摩耗性および剛性を有する材料を、弾力性を有
する材料(例えば、合成材料)と直接かつ連続に結合さ
せることができる。これによって、義歯から他の歯へ伝
わる歪みおよび応力の分布を改善することができるよう
になる。また、咬合高平部の区域には、高い抗破損性の
材料を用いる。中心部または頚部には、形状加工が容易
な材料を使用する。各層の光学的性質(色、半透明性、
隠ぺい性)は、歯の自然な外観に適用されている。
二つまたは三つの区域、すなわち、補強部、主幹部、
(一部の実施例では)咀嚼部からなっている。なお、ブ
ランクを構成する材料は二つまたは三つ以上とすること
も可能である。例えば、ブランクの異なる部分の間に鮮
明な物質相の境界面があるわけではなくて、ブランク全
体にわたって連続の成分変化または小さな段階の成分変
化をさせることも可能である。また、図4に示した実施
例において、ブランクの各積層は、ブランクの内部断面
に沿ってだんだん硬くなり、丈夫になり、弾性的にな
り、柔軟にすることが可能である。つまり、最も硬い積
層は、好ましくはブランクの最上部に配置される。最も
硬い積層の下には、高い抗破損性を有する丈夫な層(補
強部を形成させるもの)を用いる。さらにその下には、
主幹部としての柔軟層を配置する。従って、自然歯の例
に基づいて、ブランクの頂部(セラミック)に配置され
ている耐摩耗性および剛性を有する材料を、弾力性を有
する材料(例えば、合成材料)と直接かつ連続に結合さ
せることができる。これによって、義歯から他の歯へ伝
わる歪みおよび応力の分布を改善することができるよう
になる。また、咬合高平部の区域には、高い抗破損性の
材料を用いる。中心部または頚部には、形状加工が容易
な材料を使用する。各層の光学的性質(色、半透明性、
隠ぺい性)は、歯の自然な外観に適用されている。
【0052】
【発明の効果】本発明のブランクは、特に一個の歯およ
び全体歯の一部を製作するには有用であり、例えばイン
レー(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆用)、部
分および完全歯冠やブリッジを製作するために役立つ。
これらは、薄くて優雅なものとして製作することができ
るが、このように形成された歯科用構成物の所要強度お
よび弾力性は、その補強部分を適正に加工し位置するこ
とによって得られる。従って、良好な機械性質を有して
随時に使える歯冠、ブリッジ、歯の部分構造を容易に製
作できるようになる。
び全体歯の一部を製作するには有用であり、例えばイン
レー(虫歯の穴埋め用)、オーバーレー(被覆用)、部
分および完全歯冠やブリッジを製作するために役立つ。
これらは、薄くて優雅なものとして製作することができ
るが、このように形成された歯科用構成物の所要強度お
よび弾力性は、その補強部分を適正に加工し位置するこ
とによって得られる。従って、良好な機械性質を有して
随時に使える歯冠、ブリッジ、歯の部分構造を容易に製
作できるようになる。
【図1】ブランクの製作およびその形状加工を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】補強部の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示された補強部を有して仕上げられたブ
ランクの第一実施例を示す斜視図である。
ランクの第一実施例を示す斜視図である。
【図4】仕上げたブランクの第2実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】歯冠製作に関してブランクの近心配置および遠
心配置を示す図である。
心配置を示す図である。
【図6】図3のブランクから製作された歯冠の中間遠心
断面図である。
断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
る。
【図8】積層したブランクから製作された歯冠の垂直状
の断面図である。
の断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】本発明において曲げた層を有するブランクの
第3実施例の断面図である。
第3実施例の断面図である。
Claims (19)
- 【請求項1】人工歯を製作するためのブランクであっ
て、 材料切削により形状加工される本体と、 形状加工装置内の既知位置にブランクを搭載するホルダ
ー手段と、 を備えており、 上記本体は補強部および主幹部を有し、補強部は主幹部
より高い抗破損強度を有することを特徴とするブラン
ク。 - 【請求項2】上記補強部は、上記ホルダー手段を整列さ
せることによって補強部が整列するように、上記ホルダ
ー手段に対して所定の位置関係に配置されていることを
特徴とする請求項1記載のブランク。 - 【請求項3】上記本体は、セラミック、ガラス、合成材
料のうちから選ばれた少なくとも一種の材料を含んでい
ることを特徴とする請求項1または2記載のブランク。 - 【請求項4】上記補強部は、酸化アルミニウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化マグネシウム、酸化シリコン、高強度
のポリマーのうちから選ばれた少なくとも一種の材料を
含んでいることを特徴とする請求項1から3の何れか1
項記載のブランク。 - 【請求項5】上記主幹部は、セラミック、ポリマー、合
成材のうちから選ばれた少なくとも一種の材料を含んで
いることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
のブランク。 - 【請求項6】上記補強部はフラットプレートの形状を有
することを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載
のブランク。 - 【請求項7】上記プレートはブランク全体を通じて延び
ている補強層であることを特徴とする請求項6記載のブ
ランク。 - 【請求項8】上記補強部は、少なくとも0.5mmの厚
さを有することを特徴とする請求項6または7記載のブ
ランク。 - 【請求項9】上記本体は、複数の略フラット状の積層を
有し、少なくとも一つの積層は補強部を形成しているこ
とを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載のブラ
ンク。 - 【請求項10】上記本体は、複数の湾曲状の、好ましく
は球形または円筒形の積層を含み、少なくとも一つの積
層は上記補強部を形成していることを特徴とする請求項
1から8の何れか1項記載のブランク。 - 【請求項11】複数の相互引き締めの積層を有し、好ま
しくは異なる熱膨張係数を有することを特徴とする請求
項9または10記載のブランク。 - 【請求項12】上記本体は更に咀嚼部を含み、上記補強
部は、上記咀嚼部と上記主幹部との間に配置されてお
り、上記咀嚼部は上記主幹部より高い耐摩耗性を有し、
好ましくは上記補強部よりも高い耐摩耗性を有すること
を特徴とする請求項1から11の何れか1項記載のブラ
ンク。 - 【請求項13】上記補強部は、上記咀嚼部より高い抗破
損強度を有することを特徴とする請求項12記載のブラ
ンク。 - 【請求項14】上記本体は、中心軸を有する略対称の形
状をしており、上記補強部は横方向にずれていて、上記
中心軸は上記補強部の対称軸ではないことを特徴とする
請求項1から13の何れか1項記載のブランク。 - 【請求項15】上記本体の上記複数部分の少なくとも一
部は、多数の開口状態の微細孔を形成したセラミックで
作られており、充填材料好ましくはポリマーは、上記微
細孔に充填されると共に、上記複数の部分の間に配置さ
れていることを特徴とする請求項1から13の何れか1
項記載のブランク。 - 【請求項16】 補強部および主幹部を有し、上記補強
部は上記主幹部より高い抗破損強度を有するブランクか
ら人工歯を製造する方法であって上記補強部が人工歯の
咬合区域において補強構造を形成させるように、ブラン
クから適切に材料を削ることを特徴とする方法。 - 【請求項17】上記人工歯は歯冠であり、略台形形状の
凹部が、上記主幹部に形成されていることを特徴とする
請求項16記載の方法。 - 【請求項18】上記補強部は、上記咀嚼部と上記主幹部
との間に配置されており、上記咀嚼部は、上記主幹部よ
り高い硬度を有しており、上記材料切削ステップでは上
記咀嚼部は人工歯の咬合面を形成するように材料が削ら
れることを特徴とする請求項16および17記載の方
法。 - 【請求項19】材料切削により形状加工される本体を含
む歯科ブランクを製造する方法であって、上記本体は補
強部および主幹部を有し、上記補強部は主幹部より高い
抗破損強度を具備しており、 積層作業により、上記主幹部と上記補強部を結合させて
本体を構成するための複数層を形成させることを特徴と
する方法。
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