JPH1080923A - 空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤの加硫用金型 - Google Patents
空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤの加硫用金型Info
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- JPH1080923A JPH1080923A JP8260311A JP26031196A JPH1080923A JP H1080923 A JPH1080923 A JP H1080923A JP 8260311 A JP8260311 A JP 8260311A JP 26031196 A JP26031196 A JP 26031196A JP H1080923 A JPH1080923 A JP H1080923A
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- grooves
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- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 36
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C11/1218—Three-dimensional shape with regard to depth and extending direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
- B29D2030/0607—Constructional features of the moulds
- B29D2030/0613—Means, e.g. sipes or blade-like elements, for forming narrow recesses in the tyres, e.g. cuts or incisions for winter tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Tires In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏摩耗を防止しながら氷雪路、湿潤路での
走行性能を向上させる。 【解決手段】 氷雪、湿潤路での走行時、サイプ溝33
は閉塞しようとするが、山状に屈曲突出した一側、他側
突出部35、36の側壁同士が当接して互いに突っ張り合う
ため、前記閉塞が抑制される。また、サイプ溝33に形成
された突出部35、36は逆(両)方向に突出しているの
で、区画領域34のゴム容積はサイプ溝33の両側でほぼ等
しくなり、この結果、横剛性がいずれの区画領域34にお
いてもほぼ均一となって偏摩耗の発生が抑制される。
走行性能を向上させる。 【解決手段】 氷雪、湿潤路での走行時、サイプ溝33
は閉塞しようとするが、山状に屈曲突出した一側、他側
突出部35、36の側壁同士が当接して互いに突っ張り合う
ため、前記閉塞が抑制される。また、サイプ溝33に形成
された突出部35、36は逆(両)方向に突出しているの
で、区画領域34のゴム容積はサイプ溝33の両側でほぼ等
しくなり、この結果、横剛性がいずれの区画領域34にお
いてもほぼ均一となって偏摩耗の発生が抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレッド部にサ
イプ溝を有する空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤ
を加硫する際に用いる加硫用金型に関する。
イプ溝を有する空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤ
を加硫する際に用いる加硫用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、氷雪路、湿潤路での走行性能を
向上させるために、トレッド部のブロック表面に幅狭の
サイプ溝(切込み)を多数形成し、該サイプ溝のエッジ
によって水膜を切るとともに、路面上の水分をサイプ溝
に吸い込ませることが行われている。しかしながら、こ
のようなサイプ溝をブロックに多数形成すると、ブロッ
クがサイプ溝によって細かく分断されるため、ブロック
の横剛性が低下し、この結果、走行時にブロックが大き
く変形してサイプ溝が閉塞し、これにより、集排水性が
低下して氷雪路、湿潤路における走行性能を充分に向上
させることができなくなってしまうという問題点があ
る。そして、このような傾向は、トレッド部の一部に硬
度(剛性)の低い発泡ゴムが用いられた氷雪路用タイヤ
においてより顕著となるのである。
向上させるために、トレッド部のブロック表面に幅狭の
サイプ溝(切込み)を多数形成し、該サイプ溝のエッジ
によって水膜を切るとともに、路面上の水分をサイプ溝
に吸い込ませることが行われている。しかしながら、こ
のようなサイプ溝をブロックに多数形成すると、ブロッ
クがサイプ溝によって細かく分断されるため、ブロック
の横剛性が低下し、この結果、走行時にブロックが大き
く変形してサイプ溝が閉塞し、これにより、集排水性が
低下して氷雪路、湿潤路における走行性能を充分に向上
させることができなくなってしまうという問題点があ
る。そして、このような傾向は、トレッド部の一部に硬
度(剛性)の低い発泡ゴムが用いられた氷雪路用タイヤ
においてより顕著となるのである。
【0003】このような問題を解決するため、例えば特
開平5ー58118号公報に記載されているようなもの
が提案された。このものは、図16に示すように、ブロ
ック11に形成された各サイプ溝12に一側に向かって半球
状に屈曲突出した複数の突出部13を設けたもので、該突
出部13においては凸球面状をした他側側壁13aと凹球面
状をした一側側壁13bとがサイプ溝12の幅だけ離れて嵌
合しているのである。この結果、タイヤが走行してブロ
ック11が変形しようとすると、突出部13において他側側
壁13aと一側側壁13bとが当接して互いに突っ張り合
い、前記ブロック11の変形が抑制されるのである。
開平5ー58118号公報に記載されているようなもの
が提案された。このものは、図16に示すように、ブロ
ック11に形成された各サイプ溝12に一側に向かって半球
状に屈曲突出した複数の突出部13を設けたもので、該突
出部13においては凸球面状をした他側側壁13aと凹球面
状をした一側側壁13bとがサイプ溝12の幅だけ離れて嵌
合しているのである。この結果、タイヤが走行してブロ
ック11が変形しようとすると、突出部13において他側側
壁13aと一側側壁13bとが当接して互いに突っ張り合
い、前記ブロック11の変形が抑制されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入りタイヤにあっては、各サイプ溝12に
設けられた突出部13はいずれも一側にのみ向かって突出
しているため、サイプ溝12によって区画されるゴムの容
積が突出部13の影響を受けてサイプ溝12の一側に位置す
る区画領域14より他側に位置する区画領域14で大となる
場合があり、この結果、横剛性が区画領域14により異な
ってブロック11に偏摩耗が発生することがあるという問
題点がある。
うな従来の空気入りタイヤにあっては、各サイプ溝12に
設けられた突出部13はいずれも一側にのみ向かって突出
しているため、サイプ溝12によって区画されるゴムの容
積が突出部13の影響を受けてサイプ溝12の一側に位置す
る区画領域14より他側に位置する区画領域14で大となる
場合があり、この結果、横剛性が区画領域14により異な
ってブロック11に偏摩耗が発生することがあるという問
題点がある。
【0005】この発明は、偏摩耗を抑制しながら氷雪
路、湿潤路での走行性能を向上させることができる空気
入りタイヤを提供すること、およびこのような空気入り
タイヤを加硫する際に用いる加硫用金型を提供すること
を目的とする。
路、湿潤路での走行性能を向上させることができる空気
入りタイヤを提供すること、およびこのような空気入り
タイヤを加硫する際に用いる加硫用金型を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、トレ
ッド部に設けられた周方向に延びる複数本の主溝および
これら主溝に交差する複数本の副溝とにより画成された
複数のブロックを備えるとともに、いずれかのブロック
に副溝にほぼ平行に延びるサイプ溝が形成された空気入
りタイヤにおいて、前記サイプ溝の溝幅Wをサイプ溝の
全域において実質上同一とするとともに、該サイプ溝に
一側に向かって山状に屈曲突出した一側突出部および他
側に向かって山状に屈曲突出した他側突出部を共に設け
ることにより、また、空気入りタイヤのトレッド部に周
方向に延びる主溝を形成する複数本の主骨および該主溝
に交差する副溝を形成する複数本の副骨が設けられると
ともに、これら主、副骨に囲まれ前記トレッド部に複数
のブロックを形成するいずれかの凹所に、副溝にほぼ平
行に延びるサイプ溝を形成するブレードが設けられたト
レッド型付け面を有する空気入りタイヤの加硫用金型に
おいて、前記ブレードを全域において実質上等厚とする
とともに、該ブレードを部分的に複数箇所で屈曲させて
一側に向かって山状に突出した一側屈曲部および他側に
向かって山状に突出した他側屈曲部を設けることにより
達成することができる。
ッド部に設けられた周方向に延びる複数本の主溝および
これら主溝に交差する複数本の副溝とにより画成された
複数のブロックを備えるとともに、いずれかのブロック
に副溝にほぼ平行に延びるサイプ溝が形成された空気入
りタイヤにおいて、前記サイプ溝の溝幅Wをサイプ溝の
全域において実質上同一とするとともに、該サイプ溝に
一側に向かって山状に屈曲突出した一側突出部および他
側に向かって山状に屈曲突出した他側突出部を共に設け
ることにより、また、空気入りタイヤのトレッド部に周
方向に延びる主溝を形成する複数本の主骨および該主溝
に交差する副溝を形成する複数本の副骨が設けられると
ともに、これら主、副骨に囲まれ前記トレッド部に複数
のブロックを形成するいずれかの凹所に、副溝にほぼ平
行に延びるサイプ溝を形成するブレードが設けられたト
レッド型付け面を有する空気入りタイヤの加硫用金型に
おいて、前記ブレードを全域において実質上等厚とする
とともに、該ブレードを部分的に複数箇所で屈曲させて
一側に向かって山状に突出した一側屈曲部および他側に
向かって山状に突出した他側屈曲部を設けることにより
達成することができる。
【0007】今、前述の空気入りタイヤが氷雪路または
湿潤路を走行しているとする。このとき、トレッド部の
ブロックは路面から外力を受けて変形するため、該ブロ
ックに形成されたサイプ溝は潰れて閉塞しようとする
が、前述のようにサイプ溝に一側に向かって山状に屈曲
突出した一側突出部および他側に向かって山状に屈曲突
出した他側突出部を共に設けてあるため、これら一側、
他側突出部におけるサイプ溝の側壁同士が当接して互い
に突っ張り合い、前記ブロックの変形が抑制される。こ
れにより、氷雪路、湿潤路上の水分は確実にサイプ溝内
に吸い込まれて集排水性が向上し、氷雪路、湿潤路での
走行性能が向上する。このとき、サイプ溝に形成された
一側、他側突出部はそれぞれ一側、他側に向かって山状
に突出しているため、サイプ溝によって区画される区画
領域のゴム容積は突出部が存在していてもサイプ溝の一
側に位置する区画領域と他側に位置する区画領域とでは
ほぼ等しくなり、この結果、ブロックの横剛性がいずれ
の区画領域においてもほぼ均一となって偏摩耗の発生が
効果的に抑制されるのである。
湿潤路を走行しているとする。このとき、トレッド部の
ブロックは路面から外力を受けて変形するため、該ブロ
ックに形成されたサイプ溝は潰れて閉塞しようとする
が、前述のようにサイプ溝に一側に向かって山状に屈曲
突出した一側突出部および他側に向かって山状に屈曲突
出した他側突出部を共に設けてあるため、これら一側、
他側突出部におけるサイプ溝の側壁同士が当接して互い
に突っ張り合い、前記ブロックの変形が抑制される。こ
れにより、氷雪路、湿潤路上の水分は確実にサイプ溝内
に吸い込まれて集排水性が向上し、氷雪路、湿潤路での
走行性能が向上する。このとき、サイプ溝に形成された
一側、他側突出部はそれぞれ一側、他側に向かって山状
に突出しているため、サイプ溝によって区画される区画
領域のゴム容積は突出部が存在していてもサイプ溝の一
側に位置する区画領域と他側に位置する区画領域とでは
ほぼ等しくなり、この結果、ブロックの横剛性がいずれ
の区画領域においてもほぼ均一となって偏摩耗の発生が
効果的に抑制されるのである。
【0008】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、加硫後におけるサイプ溝形成用ブレードの引き抜き
を容易としながら、サイプ溝の集排水性を効果的に向上
させることができる。さらに、請求項3に記載のように
構成すれば、タイヤの走行時における一側、他側突出部
の変形を抑制することができる。そして、前述の空気入
りタイヤを加硫する際、請求項4に記載のような加硫用
金型を用いれば、前述のようなサイプ溝を正確かつ容易
に形成することができる。
ば、加硫後におけるサイプ溝形成用ブレードの引き抜き
を容易としながら、サイプ溝の集排水性を効果的に向上
させることができる。さらに、請求項3に記載のように
構成すれば、タイヤの走行時における一側、他側突出部
の変形を抑制することができる。そして、前述の空気入
りタイヤを加硫する際、請求項4に記載のような加硫用
金型を用いれば、前述のようなサイプ溝を正確かつ容易
に形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。図1、2において、21は氷雪
性能に優れた空気入りタイヤ22のトレッド部であり、こ
のトレッド部21には2層のゴム層、ここでは半径方向外
側に位置し路面に接する外側ゴム層23と、半径方向内側
に位置する内側ゴム層24とが配置され、前記外側ゴム層
23は発泡ゴム、即ち内部に多数の独立気泡を有するゴム
から構成され、一方、内側ゴム層24はショアーA硬度が
前記外側ゴム層23のショアーA硬度より高い通常ゴム
(非発泡ゴム)から構成されている。そして、前記外側
ゴム層23のトレッドゴム全体に対する体積割合は、氷雪
性能を向上させるためには10%以上とする必要がある。
図面に基づいて説明する。図1、2において、21は氷雪
性能に優れた空気入りタイヤ22のトレッド部であり、こ
のトレッド部21には2層のゴム層、ここでは半径方向外
側に位置し路面に接する外側ゴム層23と、半径方向内側
に位置する内側ゴム層24とが配置され、前記外側ゴム層
23は発泡ゴム、即ち内部に多数の独立気泡を有するゴム
から構成され、一方、内側ゴム層24はショアーA硬度が
前記外側ゴム層23のショアーA硬度より高い通常ゴム
(非発泡ゴム)から構成されている。そして、前記外側
ゴム層23のトレッドゴム全体に対する体積割合は、氷雪
性能を向上させるためには10%以上とする必要がある。
【0010】前記トレッド部21の外表面には、周方向に
延びるとともに軸方向に離れた複数本、ここでは4本の
主溝26と、これら主溝26に直角に交差するとともに最外
側の両主溝26において終了する周方向に離れた複数本の
副溝27とが形成されている。この結果、最外側に位置す
る2本の主溝26間のトレッド部21には、これら主溝26と
副溝27とによって矩形のブロック28が複数個画成され、
また、最外側に位置する2本の主溝26とトレッド端Tと
の間のトレッド部21には周方向に連続して延びるリブ29
がそれぞれ形成されている。
延びるとともに軸方向に離れた複数本、ここでは4本の
主溝26と、これら主溝26に直角に交差するとともに最外
側の両主溝26において終了する周方向に離れた複数本の
副溝27とが形成されている。この結果、最外側に位置す
る2本の主溝26間のトレッド部21には、これら主溝26と
副溝27とによって矩形のブロック28が複数個画成され、
また、最外側に位置する2本の主溝26とトレッド端Tと
の間のトレッド部21には周方向に連続して延びるリブ29
がそれぞれ形成されている。
【0011】前記ブロック28のうちのいずれかのブロッ
ク28、ここでは全部のブロック28の外表面には1個以上
(3個)のサイプ溝33がそれぞれ形成され、これらサイ
プ溝33は副溝27にほぼ平行に延びるとともに両端が主溝
26において開口している。これにより、各ブロック28は
これらサイプ溝33により周方向に離れた複数、ここでは
4個の区画領域34に区画されるが、これらの区画領域34
のゴム体積はいずれの区画領域34においてもほぼ等し
い。また、これらサイプ溝33の深さは前記主溝26、副溝
27の溝深さより若干浅く、最深部は外側ゴム層23を越え
て内側ゴム層24まで侵入している。前記サイプ溝33の溝
幅Wは前記主、副溝26、27の溝幅に比較してかなり狭
く、通常 0.5mmから 1.5mmであり、また、サイプ溝33の
全域において実質上同一である。そして、このようにサ
イプ溝33の溝幅Wがサイプ溝33の全域において実質上同
一であると、該サイプ溝33の側壁の一部が部分的に内側
に膨出することで溝幅が部分的に狭くなるような場合に
比較し、集排水性が向上する。
ク28、ここでは全部のブロック28の外表面には1個以上
(3個)のサイプ溝33がそれぞれ形成され、これらサイ
プ溝33は副溝27にほぼ平行に延びるとともに両端が主溝
26において開口している。これにより、各ブロック28は
これらサイプ溝33により周方向に離れた複数、ここでは
4個の区画領域34に区画されるが、これらの区画領域34
のゴム体積はいずれの区画領域34においてもほぼ等し
い。また、これらサイプ溝33の深さは前記主溝26、副溝
27の溝深さより若干浅く、最深部は外側ゴム層23を越え
て内側ゴム層24まで侵入している。前記サイプ溝33の溝
幅Wは前記主、副溝26、27の溝幅に比較してかなり狭
く、通常 0.5mmから 1.5mmであり、また、サイプ溝33の
全域において実質上同一である。そして、このようにサ
イプ溝33の溝幅Wがサイプ溝33の全域において実質上同
一であると、該サイプ溝33の側壁の一部が部分的に内側
に膨出することで溝幅が部分的に狭くなるような場合に
比較し、集排水性が向上する。
【0012】図2、3、4、5において、各サイプ溝33
には複数、ここでは6個の一側突出部35、および複数、
ここでは一側突出部35と同数である6個の他側突出部36
が形成され、これら一側突出部35と他側突出部36とはサ
イプ溝33の長手方向および半径方向に交互に配置されて
いる。ここで、前記一側突出部35は一側に向かって山
状、ここでは截頭円錐状に屈曲突出し、一方、他側突出
部36は他側に向かって山状、ここでは截頭円錐状に屈曲
突出しているが、これら一側、他側突出部35、36が設け
られていない残りの部位、即ち本体部37は平板状を呈し
ている。そして、これら一側、他側突出部35、36は実質
上同一量だけ一側、他側にそれぞれ突出しており、その
突出高さH、Jはサイプ溝33の溝幅Wの 0.5〜 3.0倍の
範囲内であることが好ましい。その理由は、前記突出高
さH、Jが溝幅Wの 0.5倍未満であると、ブロックの28
の変形を充分に抑制することができず、この結果、サイ
プ溝33の集排水性を効果的に向上させることができなく
なるからであり、一方、 3.0倍を超えると、加硫後にお
いてサイプ溝形成用ブレードの引き抜きが困難となるか
らである。また、これら一側、他側突出部35、36は数、
形状が共に同一であり、このようなことから一側に突出
したゴムの合計突出体積と他側に突出したゴムの合計突
出体積とはほぼ等しく、この結果、各区画領域34の横剛
性は一側、他側突出部35、36の存在に拘らずほぼ等しく
なる。ここで、前記一側突出部35の中央部には該一側突
出部35における他側側壁35aと一側側壁35bとを連結す
る円柱状の連結ゴム38が設けられ、これらの連結ゴム38
はサイプ溝33の側壁に対して直交して延び、タイヤ22の
走行時における一側突出部35の潰れ変形を抑制して集排
水性の低下を防止する。一方、他側突出部36の中央部に
も該他側突出部36における他側側壁36aと一側側壁36b
とを連結する円柱状の連結ゴム39が設けられ、これらの
連結ゴム39はサイプ溝33の側壁に対して直交して延び、
タイヤ22の走行時における他側突出部36の潰れ変形を抑
制して集排水性の低下を防止する。
には複数、ここでは6個の一側突出部35、および複数、
ここでは一側突出部35と同数である6個の他側突出部36
が形成され、これら一側突出部35と他側突出部36とはサ
イプ溝33の長手方向および半径方向に交互に配置されて
いる。ここで、前記一側突出部35は一側に向かって山
状、ここでは截頭円錐状に屈曲突出し、一方、他側突出
部36は他側に向かって山状、ここでは截頭円錐状に屈曲
突出しているが、これら一側、他側突出部35、36が設け
られていない残りの部位、即ち本体部37は平板状を呈し
ている。そして、これら一側、他側突出部35、36は実質
上同一量だけ一側、他側にそれぞれ突出しており、その
突出高さH、Jはサイプ溝33の溝幅Wの 0.5〜 3.0倍の
範囲内であることが好ましい。その理由は、前記突出高
さH、Jが溝幅Wの 0.5倍未満であると、ブロックの28
の変形を充分に抑制することができず、この結果、サイ
プ溝33の集排水性を効果的に向上させることができなく
なるからであり、一方、 3.0倍を超えると、加硫後にお
いてサイプ溝形成用ブレードの引き抜きが困難となるか
らである。また、これら一側、他側突出部35、36は数、
形状が共に同一であり、このようなことから一側に突出
したゴムの合計突出体積と他側に突出したゴムの合計突
出体積とはほぼ等しく、この結果、各区画領域34の横剛
性は一側、他側突出部35、36の存在に拘らずほぼ等しく
なる。ここで、前記一側突出部35の中央部には該一側突
出部35における他側側壁35aと一側側壁35bとを連結す
る円柱状の連結ゴム38が設けられ、これらの連結ゴム38
はサイプ溝33の側壁に対して直交して延び、タイヤ22の
走行時における一側突出部35の潰れ変形を抑制して集排
水性の低下を防止する。一方、他側突出部36の中央部に
も該他側突出部36における他側側壁36aと一側側壁36b
とを連結する円柱状の連結ゴム39が設けられ、これらの
連結ゴム39はサイプ溝33の側壁に対して直交して延び、
タイヤ22の走行時における他側突出部36の潰れ変形を抑
制して集排水性の低下を防止する。
【0013】また、前記リブ29にも副溝27にほぼ平行に
延びる複数のサイプ溝40が形成されているが、これらの
サイプ溝40は内側端がリブ29の途中で終了した半盲サイ
プであり、他の点は前記サイプ溝33と同様である。
延びる複数のサイプ溝40が形成されているが、これらの
サイプ溝40は内側端がリブ29の途中で終了した半盲サイ
プであり、他の点は前記サイプ溝33と同様である。
【0014】今、前述の空気入りタイヤ22が氷雪路また
は湿潤路を走行しているとする。このとき、トレッド部
21のブロック28は路面から周方向の外力を受けて変形す
るため、該ブロック28に形成されたサイプ溝33は潰れて
閉塞しようとするが、前述のようにサイプ溝33には一側
に向かって山状に屈曲突出した一側突出部35および他側
に向かって山状に屈曲突出した他側突出部36が共に設け
られているため、これら一側、他側突出部35、36におけ
る他側側壁35a、36aと一側側壁35b、36bとが当接し
て互いに突っ張り合い、前記ブロック28の変形が抑制さ
れる。これにより、氷雪路、湿潤路上の水分は確実にサ
イプ溝33内に吸い込まれて集排水性が向上し、氷雪路、
湿潤路での走行性能が向上する。このとき、一側、他側
突出部35、36はサイプ溝33から逆方向に山状に突出し、
しかも、突出したゴムの合計突出体積は互いにほぼ等し
いため、サイプ溝33によって区画される区画領域34のゴ
ム容積は、これら突出部35、36が存在していても、任意
のサイプ溝33の一側に位置する区画領域34と他側に位置
する区画領域34とでほぼ等しくなり、この結果、横剛性
がいずれの区画領域34においてもほぼ均一となって偏摩
耗の発生が効果的に抑制されるのである。なお、サイプ
溝40の作用も前述と同様である
は湿潤路を走行しているとする。このとき、トレッド部
21のブロック28は路面から周方向の外力を受けて変形す
るため、該ブロック28に形成されたサイプ溝33は潰れて
閉塞しようとするが、前述のようにサイプ溝33には一側
に向かって山状に屈曲突出した一側突出部35および他側
に向かって山状に屈曲突出した他側突出部36が共に設け
られているため、これら一側、他側突出部35、36におけ
る他側側壁35a、36aと一側側壁35b、36bとが当接し
て互いに突っ張り合い、前記ブロック28の変形が抑制さ
れる。これにより、氷雪路、湿潤路上の水分は確実にサ
イプ溝33内に吸い込まれて集排水性が向上し、氷雪路、
湿潤路での走行性能が向上する。このとき、一側、他側
突出部35、36はサイプ溝33から逆方向に山状に突出し、
しかも、突出したゴムの合計突出体積は互いにほぼ等し
いため、サイプ溝33によって区画される区画領域34のゴ
ム容積は、これら突出部35、36が存在していても、任意
のサイプ溝33の一側に位置する区画領域34と他側に位置
する区画領域34とでほぼ等しくなり、この結果、横剛性
がいずれの区画領域34においてもほぼ均一となって偏摩
耗の発生が効果的に抑制されるのである。なお、サイプ
溝40の作用も前述と同様である
【0015】図2、6、7において、41は前述の空気入
りタイヤ22を加硫する際に使用する加硫用金型であり、
この加硫用金型41はトレッド部21を型付けするトレッド
型付け面42を有する。このトレッド型付け面42にはほぼ
周方向に延びるとともに軸方向に離れた複数本、ここで
は4本の突出した主骨43と、これら主骨43に直角に交差
し周方向に離れた複数本の副骨44とが設けられ、主骨43
は未加硫タイヤのトレッド部21に主溝26を、副骨44は副
溝27を形成する。ここで、副骨44は最外側の主骨43にお
いて終了しており、この結果、前記トレッド型付け面42
には最外側の2本の主骨43と副骨44とによって囲まれた
複数の凹所46が形成され、これらの凹所46は未加硫タイ
ヤのトレッド部21にブロック28を形成する。また、最外
側の2本の主骨43とトレッド型付け面42の両端との間の
環状凹所によりリブ29が形成される。
りタイヤ22を加硫する際に使用する加硫用金型であり、
この加硫用金型41はトレッド部21を型付けするトレッド
型付け面42を有する。このトレッド型付け面42にはほぼ
周方向に延びるとともに軸方向に離れた複数本、ここで
は4本の突出した主骨43と、これら主骨43に直角に交差
し周方向に離れた複数本の副骨44とが設けられ、主骨43
は未加硫タイヤのトレッド部21に主溝26を、副骨44は副
溝27を形成する。ここで、副骨44は最外側の主骨43にお
いて終了しており、この結果、前記トレッド型付け面42
には最外側の2本の主骨43と副骨44とによって囲まれた
複数の凹所46が形成され、これらの凹所46は未加硫タイ
ヤのトレッド部21にブロック28を形成する。また、最外
側の2本の主骨43とトレッド型付け面42の両端との間の
環状凹所によりリブ29が形成される。
【0016】50はブロック28の外表面にサイプ溝33を形
成するためのブレードであり、これらのブレード50は少
なくとも一部の凹所46、ここでは全部の凹所46に1個以
上、ここでは3個ずつ設けられている。各ブレード50は
半径方向外端部に埋設部51を有し、この埋設部51は加硫
用金型41に埋設されている。52は前記埋設部51から半径
方向内側に向かって延びるサイプ形成部であり、このサ
イプ形成部52は前記凹所46の表面(底面)から突出して
いる。また、前記サイプ形成部52は副骨44にほぼ平行に
延びるとともに両端が主骨43に接触し、その高さはいず
れの位置においても同一で、前記主骨43、副骨44の高さ
より若干低い。この結果、各凹所46はこれらブレード50
のサイプ形成部52により周方向に離れた複数、ここでは
4個の区画領域53に区画されるが、これらの区画領域53
の容積はいずれの区画領域53においてもほぼ等しい。ま
た、前記ブレード50の肉厚Nは前記主、副骨43、44の肉
厚に比較してかなり薄く、通常 0.5mmから 1.5mmであ
り、また、全域において実質上等厚である。
成するためのブレードであり、これらのブレード50は少
なくとも一部の凹所46、ここでは全部の凹所46に1個以
上、ここでは3個ずつ設けられている。各ブレード50は
半径方向外端部に埋設部51を有し、この埋設部51は加硫
用金型41に埋設されている。52は前記埋設部51から半径
方向内側に向かって延びるサイプ形成部であり、このサ
イプ形成部52は前記凹所46の表面(底面)から突出して
いる。また、前記サイプ形成部52は副骨44にほぼ平行に
延びるとともに両端が主骨43に接触し、その高さはいず
れの位置においても同一で、前記主骨43、副骨44の高さ
より若干低い。この結果、各凹所46はこれらブレード50
のサイプ形成部52により周方向に離れた複数、ここでは
4個の区画領域53に区画されるが、これらの区画領域53
の容積はいずれの区画領域53においてもほぼ等しい。ま
た、前記ブレード50の肉厚Nは前記主、副骨43、44の肉
厚に比較してかなり薄く、通常 0.5mmから 1.5mmであ
り、また、全域において実質上等厚である。
【0017】各ブレード50にはサイプ形成部52をエンボ
ス加工により部分的に複数箇所、ここでは6箇所で屈曲
させて形成した一側屈曲部55および一側屈曲部55と同数
箇所(6箇所)で屈曲させて形成した他側屈曲部56が設
けられ、これら一側屈曲部55と他側屈曲部56とはブレー
ド50の長手方向および半径方向に交互に配置されてい
る。ここで、前記一側屈曲部55は一側に向かって山状、
ここでは截頭円錐状に突出し、一方、他側屈曲56は他側
に向かって山状、ここでは截頭円錐状に突出している
が、これら一側、他側屈曲部55、56が設けられていない
残りの部位、即ち本体部57は平板状を呈している。そし
て、これら一側、他側屈曲部55、56は実質上同一量だけ
一側、他側にそれぞれ突出し、各サイプ溝33に一側、他
側突出部35、36を形成する。また、これら一側、他側屈
曲部55、56は数、形状が共に同一であり、このようなこ
とから一側への合計突出体積と他側への合計突出体積と
はほぼ等しく、この結果、前記区画領域53の容積は一
側、他側屈曲部55、56の存在に拘らずほぼ等しくなる。
ここで、前記一側、他側屈曲部55、56の中央部には断面
円形の貫通孔58、59がそれぞれ形成され、これらの貫通
孔58、59は本体部57に対して直交して延び、各サイプ溝
33に円柱状の連結ゴム38、39を形成する。また、最外側
の2本の主骨43とトレッド型付け面42の両端との間の環
状凹所には、図示していないがサイプ溝40を形成するた
めのブレードが設けられている。
ス加工により部分的に複数箇所、ここでは6箇所で屈曲
させて形成した一側屈曲部55および一側屈曲部55と同数
箇所(6箇所)で屈曲させて形成した他側屈曲部56が設
けられ、これら一側屈曲部55と他側屈曲部56とはブレー
ド50の長手方向および半径方向に交互に配置されてい
る。ここで、前記一側屈曲部55は一側に向かって山状、
ここでは截頭円錐状に突出し、一方、他側屈曲56は他側
に向かって山状、ここでは截頭円錐状に突出している
が、これら一側、他側屈曲部55、56が設けられていない
残りの部位、即ち本体部57は平板状を呈している。そし
て、これら一側、他側屈曲部55、56は実質上同一量だけ
一側、他側にそれぞれ突出し、各サイプ溝33に一側、他
側突出部35、36を形成する。また、これら一側、他側屈
曲部55、56は数、形状が共に同一であり、このようなこ
とから一側への合計突出体積と他側への合計突出体積と
はほぼ等しく、この結果、前記区画領域53の容積は一
側、他側屈曲部55、56の存在に拘らずほぼ等しくなる。
ここで、前記一側、他側屈曲部55、56の中央部には断面
円形の貫通孔58、59がそれぞれ形成され、これらの貫通
孔58、59は本体部57に対して直交して延び、各サイプ溝
33に円柱状の連結ゴム38、39を形成する。また、最外側
の2本の主骨43とトレッド型付け面42の両端との間の環
状凹所には、図示していないがサイプ溝40を形成するた
めのブレードが設けられている。
【0018】そして、このような加硫用金型41を用いて
未加硫タイヤを加硫する場合には、該未加硫タイヤを加
硫用金型41に収納した後、ブラダ内に高温、高圧の加硫
媒体を注入して該未加硫タイヤをトレッド型付け面42を
含む型付け面に押し付ける。このとき、主骨43、副骨4
4、ブレード50のサイプ形成部52は未加硫タイヤのトレ
ッド部21に押し込まれ、該トレッド部21の外表面に複数
の主溝26、副溝27が、また、これら主溝26、副溝27によ
って画成されたブロック28の外表面には前述のようなサ
イプ溝33が正確かつ容易に形成される。その後、加硫用
金型41を開放するが、このとき、ブレード50は連結ゴム
38、39の途中を切断しながらトレッド部21から引き抜か
れるため、連結ゴム38、39はサイプ溝33内に残留するの
である。
未加硫タイヤを加硫する場合には、該未加硫タイヤを加
硫用金型41に収納した後、ブラダ内に高温、高圧の加硫
媒体を注入して該未加硫タイヤをトレッド型付け面42を
含む型付け面に押し付ける。このとき、主骨43、副骨4
4、ブレード50のサイプ形成部52は未加硫タイヤのトレ
ッド部21に押し込まれ、該トレッド部21の外表面に複数
の主溝26、副溝27が、また、これら主溝26、副溝27によ
って画成されたブロック28の外表面には前述のようなサ
イプ溝33が正確かつ容易に形成される。その後、加硫用
金型41を開放するが、このとき、ブレード50は連結ゴム
38、39の途中を切断しながらトレッド部21から引き抜か
れるため、連結ゴム38、39はサイプ溝33内に残留するの
である。
【0019】図8、9はこの発明の第2実施形態を示す
図である。この実施形態においては、ブレード60から矩
形の舌片を複数箇所において切り起こして屈曲させ、一
側に向かって三角山状に突出した一側屈曲部61と他側に
向かって三角山状に突出した他側屈曲部62とを形成する
ようにしている。この結果、これらブレード60を用いて
トレッド部21にサイプ溝を形成すると、該サイプ溝には
前記一側、他側屈曲部61、62と補完関係にある一側、他
側突出部が形成される。そして、これら一側、他側屈曲
部61、62の突出端とブレード60の平坦な本体部63との間
にはスリット状の間隙が形成されるため、前記サイプ溝
の一側側壁と他側側壁とはスリット状の連結ゴムにより
連結される。なお、他の構成、作用は前記第1実施形態
と同様である。
図である。この実施形態においては、ブレード60から矩
形の舌片を複数箇所において切り起こして屈曲させ、一
側に向かって三角山状に突出した一側屈曲部61と他側に
向かって三角山状に突出した他側屈曲部62とを形成する
ようにしている。この結果、これらブレード60を用いて
トレッド部21にサイプ溝を形成すると、該サイプ溝には
前記一側、他側屈曲部61、62と補完関係にある一側、他
側突出部が形成される。そして、これら一側、他側屈曲
部61、62の突出端とブレード60の平坦な本体部63との間
にはスリット状の間隙が形成されるため、前記サイプ溝
の一側側壁と他側側壁とはスリット状の連結ゴムにより
連結される。なお、他の構成、作用は前記第1実施形態
と同様である。
【0020】図10、11はこの発明の第3実施形態を
示す図である。この実施形態においては、ブレード65に
一側に向かって突出した一側屈曲部66と他側に向かって
突出した他側屈曲部67とをそれぞれ複数個形成し、これ
らの一側、他側屈曲部66、67を断面長円形に形成すると
ともに、千鳥状に配列している。この結果、これらブレ
ード65を用いてトレッド部21にサイプ溝を形成すると、
該サイプ溝には前記一側、他側屈曲部66、67と補完関係
にある一側、他側突出部が形成される。なお、他の構
成、作用は前記第1実施形態と同様である。
示す図である。この実施形態においては、ブレード65に
一側に向かって突出した一側屈曲部66と他側に向かって
突出した他側屈曲部67とをそれぞれ複数個形成し、これ
らの一側、他側屈曲部66、67を断面長円形に形成すると
ともに、千鳥状に配列している。この結果、これらブレ
ード65を用いてトレッド部21にサイプ溝を形成すると、
該サイプ溝には前記一側、他側屈曲部66、67と補完関係
にある一側、他側突出部が形成される。なお、他の構
成、作用は前記第1実施形態と同様である。
【0021】図12、13はこの発明の第4実施形態を
示す図である。この実施形態においては、ブレード70に
一側に向かって突出した断面円形の一側屈曲部71と他側
に向かって突出した断面矩形の他側屈曲部72とをそれぞ
れ複数個形成し、前記一側、他側屈曲部71、72をブレー
ド70の長手方向に交互に配列している。この結果、これ
らブレード70を用いてトレッド部21にサイプ溝を形成す
ると、該サイプ溝には前記一側、他側屈曲部71、72と補
完関係にある一側、他側突出部が形成される。なお、他
の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
示す図である。この実施形態においては、ブレード70に
一側に向かって突出した断面円形の一側屈曲部71と他側
に向かって突出した断面矩形の他側屈曲部72とをそれぞ
れ複数個形成し、前記一側、他側屈曲部71、72をブレー
ド70の長手方向に交互に配列している。この結果、これ
らブレード70を用いてトレッド部21にサイプ溝を形成す
ると、該サイプ溝には前記一側、他側屈曲部71、72と補
完関係にある一側、他側突出部が形成される。なお、他
の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
【0022】図14、15はこの発明の第5実施形態を
示す図である。この実施形態においては、ブレード75に
一側に向かって突出した断面ハート形である1個の一側
屈曲部76と他側に向かって突出した断面矩形である複数
個の他側屈曲部77とをそれぞれ形成し、前記一側屈曲部
76をブレード75の長手方向中央部に、他側屈曲部77をブ
レード70の長手方向両端部にそれぞれ配置している。こ
の結果、これらブレード75を用いてトレッド部21にサイ
プ溝を形成すると、該サイプ溝には前記一側、他側屈曲
部76、77と補完関係にある一側、他側突出部が形成され
る。なお、他の構成、作用は前記第1実施形態と同様で
ある。
示す図である。この実施形態においては、ブレード75に
一側に向かって突出した断面ハート形である1個の一側
屈曲部76と他側に向かって突出した断面矩形である複数
個の他側屈曲部77とをそれぞれ形成し、前記一側屈曲部
76をブレード75の長手方向中央部に、他側屈曲部77をブ
レード70の長手方向両端部にそれぞれ配置している。こ
の結果、これらブレード75を用いてトレッド部21にサイ
プ溝を形成すると、該サイプ溝には前記一側、他側屈曲
部76、77と補完関係にある一側、他側突出部が形成され
る。なお、他の構成、作用は前記第1実施形態と同様で
ある。
【0023】なお、前述の実施形態においては、トレッ
ド部21を発泡ゴムからなる外側ゴム層23と通常ゴム(非
発泡ゴム)からなる内側ゴム層24との2層のゴム層から
構成したが、この発明においてはトレッド部21全体を通
常ゴムから構成してもよい。また、この発明において
は、一側、他側突出部を断面形状がX形、菱形、六角形
等のものとしてもよい。
ド部21を発泡ゴムからなる外側ゴム層23と通常ゴム(非
発泡ゴム)からなる内側ゴム層24との2層のゴム層から
構成したが、この発明においてはトレッド部21全体を通
常ゴムから構成してもよい。また、この発明において
は、一側、他側突出部を断面形状がX形、菱形、六角形
等のものとしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、偏摩耗を抑制しながら氷雪路、湿潤路での走行性能
を向上させることができる。
ば、偏摩耗を抑制しながら氷雪路、湿潤路での走行性能
を向上させることができる。
【図1】この発明の第1実施形態を示すトレッド部の平
面図である。
面図である。
【図2】ブロックを示す一部破断斜視図である。
【図3】図2のIーI矢視断面図である。
【図4】図2のIIーII矢視断面図である。
【図5】図2のIIIーIII矢視断面図である。
【図6】加硫用金型を示す一部破断斜視図である。
【図7】図6のIVーIV矢視断面図である。
【図8】この発明の第2実施形態を示すブレードの一部
破断斜視図である。
破断斜視図である。
【図9】図8のVーV矢視断面図である。
【図10】この発明の第3実施形態を示すブレード近傍
の正面図である。
の正面図である。
【図11】図10のVIーVI矢視断面図である。
【図12】この発明の第4実施形態を示すブレード近傍
の正面図である。
の正面図である。
【図13】図12のVIIーVII矢視断面図である。
【図14】この発明の第5実施形態を示すブレード近傍
の正面図である。
の正面図である。
【図15】図14のVIIIーVIII矢視断面図である。
【図16】従来のサイプ溝を示すブロックの断面図であ
る。
る。
21…トレッド部 22…空気入りタイヤ 26…主溝 27…副溝 28…ブロック 33…サイプ溝 35…一側突出部 36…他側突出部 38、39…連結ゴム 41…加硫用金型 42…トレッド型付け面 43…主骨 44…副骨 46…凹所 50…ブレード 55…一側屈曲部 56…他側屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24 B29L 30:00
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド部に設けられた周方向に延びる複
数本の主溝およびこれら主溝に交差する複数本の副溝と
により画成された複数のブロックを備えるとともに、い
ずれかのブロックに副溝にほぼ平行に延びるサイプ溝が
形成された空気入りタイヤにおいて、前記サイプ溝の溝
幅Wをサイプ溝の全域において実質上同一とするととも
に、該サイプ溝に一側に向かって山状に屈曲突出した一
側突出部および他側に向かって山状に屈曲突出した他側
突出部を共に設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記一側、他側突出部の高さH、Jを共に
サイプ溝の溝幅Wの 0.5〜 3.0倍の範囲内とした請求項
1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】前記一側、他側突出部の配置位置にサイプ
溝の一側側壁と他側側壁とを連結する連結ゴムを設けた
請求項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】空気入りタイヤのトレッド部に周方向に延
びる主溝を形成する複数本の主骨および該主溝に交差す
る副溝を形成する複数本の副骨が設けられるとともに、
これら主、副骨に囲まれ前記トレッド部に複数のブロッ
クを形成するいずれかの凹所に、副溝にほぼ平行に延び
るサイプ溝を形成するブレードが設けられたトレッド型
付け面を有する空気入りタイヤの加硫用金型において、
前記ブレードを全域において実質上等厚とするととも
に、該ブレードを部分的に複数箇所で屈曲させて一側に
向かって山状に突出した一側屈曲部および他側に向かっ
て山状に突出した他側屈曲部を設けたことを特徴とする
空気入りタイヤの加硫用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8260311A JPH1080923A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤの加硫用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8260311A JPH1080923A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤの加硫用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080923A true JPH1080923A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17346270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8260311A Withdrawn JPH1080923A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 空気入りタイヤおよび該空気入りタイヤの加硫用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1080923A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010036390A (ko) * | 1999-10-08 | 2001-05-07 | 조충환 | 저소음 타이어 |
JP2002187412A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-02 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
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