JPH1078357A - 感圧抵抗素子 - Google Patents
感圧抵抗素子Info
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- JPH1078357A JPH1078357A JP8234396A JP23439696A JPH1078357A JP H1078357 A JPH1078357 A JP H1078357A JP 8234396 A JP8234396 A JP 8234396A JP 23439696 A JP23439696 A JP 23439696A JP H1078357 A JPH1078357 A JP H1078357A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/20—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C10/00—Adjustable resistors
- H01C10/10—Adjustable resistors adjustable by mechanical pressure or force
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極パターンを変更することで容易に所望の
感圧特性を得られる感圧抵抗素子を提供する 【解決手段】 対向配置された2枚の絶縁基板1,2
と、絶縁基板1,2間に介在され、絶縁基板の平面方向
に所定の抵抗を有する感圧導電体3と、2枚の絶縁基板
1,2の対向面の一方もしくは両方に、平面的に見て重
ならないように形成した2つの電極パターンa,bとを
備えた。
感圧特性を得られる感圧抵抗素子を提供する 【解決手段】 対向配置された2枚の絶縁基板1,2
と、絶縁基板1,2間に介在され、絶縁基板の平面方向
に所定の抵抗を有する感圧導電体3と、2枚の絶縁基板
1,2の対向面の一方もしくは両方に、平面的に見て重
ならないように形成した2つの電極パターンa,bとを
備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧導電体を有し
て、押圧力に応じて接触抵抗値を変化させて圧力を検出
する感圧抵抗素子に関する。
て、押圧力に応じて接触抵抗値を変化させて圧力を検出
する感圧抵抗素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の感圧抵抗素子は、各種圧
力センサー、あるいはキーボードスイッチ、自動ドアの
スイッチ、圧力接点スイッチとして広く用いられてい
る。図11は従来の感圧抵抗素子を示す説明図である。
図11において、50は上部フィルム、51は下部フィ
ルム、52は下部フィルム51に形成されたAg電極パ
ターン、53は上部フィルム50にAgパターン52に
対向して形成されたAg電極パターン、54はAg接点
パターン53上に塗布されて形成された感圧導電体であ
る。そして、Ag電極パターン52と感圧導電体54と
が接するように下部フィルム51と上部フィルム50が
載置されている。この感圧導電体54は、絶縁性のゴム
材料からなるエラストマに導電粒子を混入して形成され
ている。したがって、感圧導電体54は押圧力がかかっ
て圧縮されると次第に感圧導電体54内の導電粒子の間
隔が狭くなって抵抗値が低下していくものである。つま
り、圧力が増加するとともに感圧導電体54の抵抗値が
低下していくという、感圧特性を得られるものである。
力センサー、あるいはキーボードスイッチ、自動ドアの
スイッチ、圧力接点スイッチとして広く用いられてい
る。図11は従来の感圧抵抗素子を示す説明図である。
図11において、50は上部フィルム、51は下部フィ
ルム、52は下部フィルム51に形成されたAg電極パ
ターン、53は上部フィルム50にAgパターン52に
対向して形成されたAg電極パターン、54はAg接点
パターン53上に塗布されて形成された感圧導電体であ
る。そして、Ag電極パターン52と感圧導電体54と
が接するように下部フィルム51と上部フィルム50が
載置されている。この感圧導電体54は、絶縁性のゴム
材料からなるエラストマに導電粒子を混入して形成され
ている。したがって、感圧導電体54は押圧力がかかっ
て圧縮されると次第に感圧導電体54内の導電粒子の間
隔が狭くなって抵抗値が低下していくものである。つま
り、圧力が増加するとともに感圧導電体54の抵抗値が
低下していくという、感圧特性を得られるものである。
【0003】このような従来の感圧抵抗素子は、上部フ
ィルム50が押圧されると、一対のAg接点パターン5
2,53間に位置する感圧導電体54が圧縮される。こ
の時の抵抗値を一対のAg接点パターン52,53より
検出することで、抵抗値に対応する圧力を感圧特性のグ
ラフから読み取れる。
ィルム50が押圧されると、一対のAg接点パターン5
2,53間に位置する感圧導電体54が圧縮される。こ
の時の抵抗値を一対のAg接点パターン52,53より
検出することで、抵抗値に対応する圧力を感圧特性のグ
ラフから読み取れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
では、感圧特性が感圧導電体の材料次第で変動するが、
ある材料を使用して得られている押圧力と抵抗値の感圧
特性から別の押圧力と抵抗値の感圧特性に変更する場
合、感圧導電体の材料を変えなければならないので、感
性特性のバラエティに対応するのが難しかった。また、
感圧導電体を印刷で形成する方がコストを低減できる
が、感圧導電体の膜厚によって抵抗値の変化特性が変動
するので、印刷では所望の押圧力と抵抗値の変化特性を
得るのが難しかった。
では、感圧特性が感圧導電体の材料次第で変動するが、
ある材料を使用して得られている押圧力と抵抗値の感圧
特性から別の押圧力と抵抗値の感圧特性に変更する場
合、感圧導電体の材料を変えなければならないので、感
性特性のバラエティに対応するのが難しかった。また、
感圧導電体を印刷で形成する方がコストを低減できる
が、感圧導電体の膜厚によって抵抗値の変化特性が変動
するので、印刷では所望の押圧力と抵抗値の変化特性を
得るのが難しかった。
【0005】本発明の第1の課題は、電極パターンを変
更することで容易に所望の感圧特性を得られる感圧抵抗
素子を提供することである。
更することで容易に所望の感圧特性を得られる感圧抵抗
素子を提供することである。
【0006】本発明の第2の課題は、絶縁性粒子の突出
量によっても感圧特性を変えることができて、感圧特性
のバラエティを容易に一層増やすことができる感圧抵抗
素子を提供することである。
量によっても感圧特性を変えることができて、感圧特性
のバラエティを容易に一層増やすことができる感圧抵抗
素子を提供することである。
【0007】本発明の第3の課題は、2つの電極パター
ンを一方の絶縁基板に設けたので、両絶縁基板にそれぞ
れ設ける場合に比べ、製造工程が簡略化でき、また、電
極パターンと感圧導電体とは何れも絶縁性粒子が導電膜
より突出されてあるので、感圧特性を出すパラメータを
多くすることができ、それぞれの突出量を調整すること
によって、特に、加圧初期における感圧特性の設定の自
由度が増すことができる感圧抵抗素子を提供することで
ある。
ンを一方の絶縁基板に設けたので、両絶縁基板にそれぞ
れ設ける場合に比べ、製造工程が簡略化でき、また、電
極パターンと感圧導電体とは何れも絶縁性粒子が導電膜
より突出されてあるので、感圧特性を出すパラメータを
多くすることができ、それぞれの突出量を調整すること
によって、特に、加圧初期における感圧特性の設定の自
由度が増すことができる感圧抵抗素子を提供することで
ある。
【0008】本発明の第4の課題は、製造工程を簡略化
でき、感圧特性のバラツキを抑えることができる感圧抵
抗素子を提供することである。
でき、感圧特性のバラツキを抑えることができる感圧抵
抗素子を提供することである。
【0009】本発明の第5の課題は、2つの電極パター
ンの平面的なずれ量によって感圧特性を変えられ、ま
た、絶縁性粒子の突出量によっても感圧特性を変えるこ
とができて、感圧特性のバラエティを一層増やすことが
でき、また、製造工程を簡略化できる感圧抵抗素子を提
供することである。
ンの平面的なずれ量によって感圧特性を変えられ、ま
た、絶縁性粒子の突出量によっても感圧特性を変えるこ
とができて、感圧特性のバラエティを一層増やすことが
でき、また、製造工程を簡略化できる感圧抵抗素子を提
供することである。
【0010】本発明の第6の課題は、印刷等の容易な手
段により導電膜を形成することができる感圧抵抗素子を
提供することである。
段により導電膜を形成することができる感圧抵抗素子を
提供することである。
【0011】本発明の第7の課題は、生産性に優れ、コ
ストの低減を図ることができる感圧抵抗素子を提供する
ことである。
ストの低減を図ることができる感圧抵抗素子を提供する
ことである。
【0012】本発明の第8の課題は、感圧抵抗素子にス
イッチ機能を持たせることができる感圧抵抗素子を提供
することである。
イッチ機能を持たせることができる感圧抵抗素子を提供
することである。
【0013】本発明の第9の課題は、圧力の分布状態を
検出することができる感圧抵抗素子を提供することであ
る。
検出することができる感圧抵抗素子を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題は、対向
配置された2枚の絶縁基板と、前記絶縁基板間に介在さ
れ、前記絶縁基板の面内方向に所定の抵抗を有する感圧
導電体と、前記2枚の絶縁基板の対向面の一方もしくは
両方に、平面的に見て重ならないように形成した2つの
電極パターンとを備えた第1の手段により解決される。
配置された2枚の絶縁基板と、前記絶縁基板間に介在さ
れ、前記絶縁基板の面内方向に所定の抵抗を有する感圧
導電体と、前記2枚の絶縁基板の対向面の一方もしくは
両方に、平面的に見て重ならないように形成した2つの
電極パターンとを備えた第1の手段により解決される。
【0015】前記第2の課題は、前記第1の手段におい
て、前記絶縁基板の少なくとも一方はフレキシブルな基
板からなり、前記電極パターンを形成した前記絶縁基板
と対向する側の絶縁基板の一方あるいは両方の絶縁基板
に前記感圧導電体を形成し、前記感圧導電体は導電膜を
ベースとし、この導電膜より絶縁性粒子が突出するもの
である第2の手段により解決される。
て、前記絶縁基板の少なくとも一方はフレキシブルな基
板からなり、前記電極パターンを形成した前記絶縁基板
と対向する側の絶縁基板の一方あるいは両方の絶縁基板
に前記感圧導電体を形成し、前記感圧導電体は導電膜を
ベースとし、この導電膜より絶縁性粒子が突出するもの
である第2の手段により解決される。
【0016】前記第3の課題は、前記第2の手段におい
て、前記2つの電極パターンは、前記絶縁基板の一方の
絶縁基板の対向面に形成され、かつ絶縁性粒子がその表
面より突出する導電膜からなるパターンである第3の手
段により解決される。
て、前記2つの電極パターンは、前記絶縁基板の一方の
絶縁基板の対向面に形成され、かつ絶縁性粒子がその表
面より突出する導電膜からなるパターンである第3の手
段により解決される。
【0017】前記第4の課題は、前記第2の手段におい
て、前記2つの電極パターンは、前記絶縁基板の一方の
絶縁基板の対向面に同時に形成されたパターンである第
4の手段により解決される。
て、前記2つの電極パターンは、前記絶縁基板の一方の
絶縁基板の対向面に同時に形成されたパターンである第
4の手段により解決される。
【0018】前記第5の課題は、少なくとも一方がフレ
キシブルであり、抵抗体を介して対向配置された2枚の
絶縁基板と、前記2枚の絶縁基板の一方の絶縁基板の対
向面に、平面的に見て重ならないように形成した2つの
電極パターンとを備え、前記電極パターンは導電膜をベ
ースとし、この導電膜より絶縁性粒子が突出するパター
ンからなる第5の手段により解決される。
キシブルであり、抵抗体を介して対向配置された2枚の
絶縁基板と、前記2枚の絶縁基板の一方の絶縁基板の対
向面に、平面的に見て重ならないように形成した2つの
電極パターンとを備え、前記電極パターンは導電膜をベ
ースとし、この導電膜より絶縁性粒子が突出するパター
ンからなる第5の手段により解決される。
【0019】前記第6の課題は、前記第2の手段ないし
第5の手段のいずれかにおいて、前記絶縁性粒子の粒径
をその絶縁性粒子が埋設される前記導電膜の膜厚よりも
大きく設定した第6の手段により解決される。
第5の手段のいずれかにおいて、前記絶縁性粒子の粒径
をその絶縁性粒子が埋設される前記導電膜の膜厚よりも
大きく設定した第6の手段により解決される。
【0020】前記第7の課題は、前記第6の手段におい
て、前記導電膜は印刷により形成された第7の手段によ
り解決される。
て、前記導電膜は印刷により形成された第7の手段によ
り解決される。
【0021】前記第8の課題は、前記第1の手段ないし
第7の手段のいずれかにおいて、前記2枚の絶縁基板
を、間隔を持たせて積層配設した第8の手段により解決
される。
第7の手段のいずれかにおいて、前記2枚の絶縁基板
を、間隔を持たせて積層配設した第8の手段により解決
される。
【0022】前記第9の課題は、前記第8の手段におい
て、前記電極パターンを有する感圧部を、複数、分散配
置した第9の手段により解決される。
て、前記電極パターンを有する感圧部を、複数、分散配
置した第9の手段により解決される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図10に基づいて説明する。まず、本発明の第1の実
施の形態について図1〜図5を参照して説明する。図1
は本発明の第1の実施の形態の要部縦断面図、図2は本
発明の第1の実施の形態の等価回路を示す回路図、図3
(a),(b)は電極パターンの変形例を示す平面図、図4
(a),(b),(c),(d)は本発明の第1の実施の形態の動作状
態を微視的に表す説明図、図5は本発明の第1の実施の
形態における電極パターン間距離(パターン間ギャッ
プ)による抵抗−圧力特性図である。
〜図10に基づいて説明する。まず、本発明の第1の実
施の形態について図1〜図5を参照して説明する。図1
は本発明の第1の実施の形態の要部縦断面図、図2は本
発明の第1の実施の形態の等価回路を示す回路図、図3
(a),(b)は電極パターンの変形例を示す平面図、図4
(a),(b),(c),(d)は本発明の第1の実施の形態の動作状
態を微視的に表す説明図、図5は本発明の第1の実施の
形態における電極パターン間距離(パターン間ギャッ
プ)による抵抗−圧力特性図である。
【0024】本第1の実施の形態は、電極パターンにも
粒径の大きな絶縁性粒子を混ぜたもので、両絶縁基板間
にスペーサは用いないタイプである。
粒径の大きな絶縁性粒子を混ぜたもので、両絶縁基板間
にスペーサは用いないタイプである。
【0025】図1において、1は上部フィルム(ベース
フィルム)、2は下部フィルム(ベースフィルム)、3は
感圧導電体(抵抗体)、a1,a2は第1の電極パターン、
b1,b2は第2の電極パターン、dはパターン間ギャッ
プである。上部フィルム1は板厚が75ないし125μmの可
撓性を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)等
の絶縁性フィルムを用いており、この上部フィルム1の
下面には、ベタ塗り状態で感圧導電体3が印刷形成され
ている。この感圧導電体3は、図4に示すように、その
塗膜の表面から絶縁性粒子4,4…が多数突出してお
り、また感圧導電体3自身の面内方向に所定の抵抗値
(比抵抗で30〜100Ω・cm程度)を有する導電膜(抵抗
膜)である。
フィルム)、2は下部フィルム(ベースフィルム)、3は
感圧導電体(抵抗体)、a1,a2は第1の電極パターン、
b1,b2は第2の電極パターン、dはパターン間ギャッ
プである。上部フィルム1は板厚が75ないし125μmの可
撓性を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)等
の絶縁性フィルムを用いており、この上部フィルム1の
下面には、ベタ塗り状態で感圧導電体3が印刷形成され
ている。この感圧導電体3は、図4に示すように、その
塗膜の表面から絶縁性粒子4,4…が多数突出してお
り、また感圧導電体3自身の面内方向に所定の抵抗値
(比抵抗で30〜100Ω・cm程度)を有する導電膜(抵抗
膜)である。
【0026】この感圧導電体3の形成方法としては、絶
縁性粒子として、例えば、粒径10から12μmの絶縁性の
ガラス球4,4…をカーボンブラック及びカーボングラ
ファイト等の導電性(抵抗性)材料とバインダ(例えばフ
ェノール樹脂)とともに有機溶剤に混ぜて、インク状と
し、このインクをベースフィルム1に12ないし15μm程
度の膜厚でスクリーン印刷した後、これを焼成処理する
方法がある。このように焼成処理(加熱処理)することに
より、溶剤が揮発し、膜厚が薄くなってガラス球からな
る絶縁性粒子4,4…がインクが乾燥してなる塗膜の表
面より2〜5μm突出する。なお、ガラス球4,4…以
外の材料はガラス球4に比べて極めて小さいので、ガラ
ス球4,4…以外の材料が塗膜の表面より突出すること
はない。また、感圧導電体3の面内方向における抵抗
(比抵抗)は混入される材料の配合比で変えられる。な
お、感圧特性は、ギャツプdの他、絶縁性粒子4,4…
の含有率(体積比で、5ないし45%vol.が適当である)
や突出量で変わる。
縁性粒子として、例えば、粒径10から12μmの絶縁性の
ガラス球4,4…をカーボンブラック及びカーボングラ
ファイト等の導電性(抵抗性)材料とバインダ(例えばフ
ェノール樹脂)とともに有機溶剤に混ぜて、インク状と
し、このインクをベースフィルム1に12ないし15μm程
度の膜厚でスクリーン印刷した後、これを焼成処理する
方法がある。このように焼成処理(加熱処理)することに
より、溶剤が揮発し、膜厚が薄くなってガラス球からな
る絶縁性粒子4,4…がインクが乾燥してなる塗膜の表
面より2〜5μm突出する。なお、ガラス球4,4…以
外の材料はガラス球4に比べて極めて小さいので、ガラ
ス球4,4…以外の材料が塗膜の表面より突出すること
はない。また、感圧導電体3の面内方向における抵抗
(比抵抗)は混入される材料の配合比で変えられる。な
お、感圧特性は、ギャツプdの他、絶縁性粒子4,4…
の含有率(体積比で、5ないし45%vol.が適当である)
や突出量で変わる。
【0027】なお、感圧導電体3の形成方法において、
印刷を複数回行い、最後の印刷時のみ絶縁性粒子4,4
…を混ぜたインクを用いることにより、全体の膜厚や絶
縁性粒子4,4…の突出量をより精度良く制御すること
もできる。この絶縁性粒子4,4…の粒径は2〜20μm
程度の大きさをとることができるが、粒径が数μmと小
さい場合に、この方法は適している。
印刷を複数回行い、最後の印刷時のみ絶縁性粒子4,4
…を混ぜたインクを用いることにより、全体の膜厚や絶
縁性粒子4,4…の突出量をより精度良く制御すること
もできる。この絶縁性粒子4,4…の粒径は2〜20μm
程度の大きさをとることができるが、粒径が数μmと小
さい場合に、この方法は適している。
【0028】下部フィルム2も上部フィルム1と同程度
の板厚のPET等の絶縁性フィルムを用いているが、下
部フィルム2は必ずしも可撓性である必要はなく、感圧
抵抗素子の使用目的に応じて下部フィルム2の下側に金
属板や合成樹脂基板等の下部フィルム2よりも硬い補強
板を敷設する。
の板厚のPET等の絶縁性フィルムを用いているが、下
部フィルム2は必ずしも可撓性である必要はなく、感圧
抵抗素子の使用目的に応じて下部フィルム2の下側に金
属板や合成樹脂基板等の下部フィルム2よりも硬い補強
板を敷設する。
【0029】この下部フィルム2上には、平面的に見て
重ならないように第1の電極パターンa1,a2と第2の
電極パターンb1,b2が形成されており、各電極パター
ンa1,b1,a2,b2はそれぞれ同一のギャップdだけ
離れている。これらの電極パターンa,bは、図3(a)
に示す等間隔の渦巻形状とした電極パターンa,b、ま
たは図3(b)に示す櫛歯形状とした電極パターンa1,
a2,a3(以下、a1,a2,a3を分けて説明する必要
がない場合は、これらを総称して電極パターンaとい
う),電極パターンb1,b2,b3(以下、b1,b2,
b3を分けて説明する必要がない場合は、これらを総称
して電極パターンbという)、あるいは図示していない
が中心から離れるにつれて中心と電極パターンとの間隔
を広げた渦巻形状やその他の形態でもよい。
重ならないように第1の電極パターンa1,a2と第2の
電極パターンb1,b2が形成されており、各電極パター
ンa1,b1,a2,b2はそれぞれ同一のギャップdだけ
離れている。これらの電極パターンa,bは、図3(a)
に示す等間隔の渦巻形状とした電極パターンa,b、ま
たは図3(b)に示す櫛歯形状とした電極パターンa1,
a2,a3(以下、a1,a2,a3を分けて説明する必要
がない場合は、これらを総称して電極パターンaとい
う),電極パターンb1,b2,b3(以下、b1,b2,
b3を分けて説明する必要がない場合は、これらを総称
して電極パターンbという)、あるいは図示していない
が中心から離れるにつれて中心と電極パターンとの間隔
を広げた渦巻形状やその他の形態でもよい。
【0030】この電極パターンa,bは銀パターンであ
り、その比抵抗は上部フィルム1に形成されている感圧
導電体3と比べて極めて小さく、例えば、0.2〜2Ω・c
m程度である。また、電極パターンa,bの表面からは
ガラス球等の絶縁性粒子4,4…が同じく2〜5μm突
出している。なお、この第1の電極パターンaと第2の
電極パターンbとは同時にスクリーン印刷により形成さ
れ、その形成方法は感圧導電体3とは同様であるが、電
極パターンa,bを印刷するインクにカーボンブラック
やカーボングラファイトの代わりに銀粉末が含まれてい
る点が異なる。しかしながら、銀の腐食を防止するため
に電極パターンa,bの導電性を損なわない程度にイン
クにカーボンを混ぜてもよい。さらに、銀パターンの上
に腐食防止用のカーボンパターンを積層して印刷形成
し、カーボンパターンを構成するインクのみに絶縁性粒
子4,4…を混ぜたインクを用いるようにすることもで
きる。
り、その比抵抗は上部フィルム1に形成されている感圧
導電体3と比べて極めて小さく、例えば、0.2〜2Ω・c
m程度である。また、電極パターンa,bの表面からは
ガラス球等の絶縁性粒子4,4…が同じく2〜5μm突
出している。なお、この第1の電極パターンaと第2の
電極パターンbとは同時にスクリーン印刷により形成さ
れ、その形成方法は感圧導電体3とは同様であるが、電
極パターンa,bを印刷するインクにカーボンブラック
やカーボングラファイトの代わりに銀粉末が含まれてい
る点が異なる。しかしながら、銀の腐食を防止するため
に電極パターンa,bの導電性を損なわない程度にイン
クにカーボンを混ぜてもよい。さらに、銀パターンの上
に腐食防止用のカーボンパターンを積層して印刷形成
し、カーボンパターンを構成するインクのみに絶縁性粒
子4,4…を混ぜたインクを用いるようにすることもで
きる。
【0031】電極パターンa,bのパターン幅は、この
実施の形態では、いずれも1.4mmで、ギヤップdにより
感圧特性が変えられる。このギヤップdを幾らに設定す
るかは目的や用途次第であるが、mmオーダーとしてい
る。
実施の形態では、いずれも1.4mmで、ギヤップdにより
感圧特性が変えられる。このギヤップdを幾らに設定す
るかは目的や用途次第であるが、mmオーダーとしてい
る。
【0032】また、本第1の実施の形態では図示してい
ないが、この電極パターンa,bは下部フィルム2の端
部まで引き回しされており、この端部から抵抗値を取り
出している。なお、この端部は必要に応じてコネクタに
接続される。
ないが、この電極パターンa,bは下部フィルム2の端
部まで引き回しされており、この端部から抵抗値を取り
出している。なお、この端部は必要に応じてコネクタに
接続される。
【0033】このように構成された下部フィルム2と上
部フィルム1は、図1に示すように、感圧導電体3と電
極パターンa,bとが向き合うように積層されて感圧抵
抗素子が得られる。そして、この上部フィルム1の上か
ら圧力を加えると第1と第2の電極パターンa,b間の
抵抗値が図5に示すように変化する。
部フィルム1は、図1に示すように、感圧導電体3と電
極パターンa,bとが向き合うように積層されて感圧抵
抗素子が得られる。そして、この上部フィルム1の上か
ら圧力を加えると第1と第2の電極パターンa,b間の
抵抗値が図5に示すように変化する。
【0034】この図1に示す構成の等価回路を図2に示
してあるが、説明をわかりやすくするために、第1及び
第2の電極パターンa,bが2本の例を示している。図
2にて、Ranbmはanとbmの電極パターン間における
感圧導電体の抵抗(導通抵抗)、Rcanは電極パターン
anと感圧導電体間の接触抵抗、Rcbmは電極パターン
bmと感圧導電体間の接触抵抗である(ただし、n,mは
1または2)。なお、電極パターンの導通抵抗は感圧導
電体の導通抵抗に比べ十分小さいため等価回路に入れて
いない。
してあるが、説明をわかりやすくするために、第1及び
第2の電極パターンa,bが2本の例を示している。図
2にて、Ranbmはanとbmの電極パターン間における
感圧導電体の抵抗(導通抵抗)、Rcanは電極パターン
anと感圧導電体間の接触抵抗、Rcbmは電極パターン
bmと感圧導電体間の接触抵抗である(ただし、n,mは
1または2)。なお、電極パターンの導通抵抗は感圧導
電体の導通抵抗に比べ十分小さいため等価回路に入れて
いない。
【0035】図2の等価回路図において、Rca1やR
cb1などは図4から明らかなような接触抵抗であり、
これは圧力により理想的には無限大から0まで変化す
る。また、Ra1b1は電極パターンa1とb1間に位置す
る感圧導電体3の導通抵抗であり、感圧導電体3の導通
抵抗はギャツプdに比例し、ギャツプdが定まれば圧力
によって変化しない。図2に他の符号を付して図示した
接触抵抗や導通抵抗についても同様である。なお、感圧
導電体3の比抵抗によっても感圧導電体3の導通抵抗は
変わる。
cb1などは図4から明らかなような接触抵抗であり、
これは圧力により理想的には無限大から0まで変化す
る。また、Ra1b1は電極パターンa1とb1間に位置す
る感圧導電体3の導通抵抗であり、感圧導電体3の導通
抵抗はギャツプdに比例し、ギャツプdが定まれば圧力
によって変化しない。図2に他の符号を付して図示した
接触抵抗や導通抵抗についても同様である。なお、感圧
導電体3の比抵抗によっても感圧導電体3の導通抵抗は
変わる。
【0036】図5において、感圧導電体3及び電極パタ
ーンa,bの膜厚が7〜10μm、絶縁性粒子4の平均粒
径が10〜12μm、絶縁性粒子含有率(塗膜状態における固
形分中の体積の割合)が感圧導電体3、電極パターン
a,bともに26.2%vol.(体積%)で、感圧導電体3の
上記膜厚における面積抵抗が60kΩ・□(これを感圧導電
体の膜厚が10μmとして比抵抗に換算すると、60Ω・cmと
なる)、パターン幅が1.4mmのときのもので、ギャツプd
を2.5mmとした場合のデータを●印で、1.5mmとした場合
のデータを■印で示してある。縦軸は第1の電極パター
ンaと第2の電極パターンb間の抵抗値(kΩ)、横軸は
上部フィルム1に加える圧力(kgf/cm2)である。
ーンa,bの膜厚が7〜10μm、絶縁性粒子4の平均粒
径が10〜12μm、絶縁性粒子含有率(塗膜状態における固
形分中の体積の割合)が感圧導電体3、電極パターン
a,bともに26.2%vol.(体積%)で、感圧導電体3の
上記膜厚における面積抵抗が60kΩ・□(これを感圧導電
体の膜厚が10μmとして比抵抗に換算すると、60Ω・cmと
なる)、パターン幅が1.4mmのときのもので、ギャツプd
を2.5mmとした場合のデータを●印で、1.5mmとした場合
のデータを■印で示してある。縦軸は第1の電極パター
ンaと第2の電極パターンb間の抵抗値(kΩ)、横軸は
上部フィルム1に加える圧力(kgf/cm2)である。
【0037】この図5から明らかなように、ギャツプd
が小さい程同じ圧力時の抵抗値は低くなるが、その差は
圧力が高くなる程小さくなっていく傾向がみられ、圧力
を無限大とし、接触抵抗が0となると原理的にはその差
は電極パターンa,b間における感圧導電体3自身の抵
抗値の差だけとなる。
が小さい程同じ圧力時の抵抗値は低くなるが、その差は
圧力が高くなる程小さくなっていく傾向がみられ、圧力
を無限大とし、接触抵抗が0となると原理的にはその差
は電極パターンa,b間における感圧導電体3自身の抵
抗値の差だけとなる。
【0038】なお、この第1の実施の形態では、電極パ
ターンa,b形状を図3(a)に示したような渦巻状と
し、渦巻の大きさを約25mm角として測定を行ったが、電
極パターンa,bの比抵抗が感圧導電体3の比抵抗に比
べて極めて小さいため、電極パターンa,bのサイズや
比抵抗は無視でき、これらは感圧特性には大きな影響を
及ぼさない。換言すれば、感圧特性はギャツプdの関数
となっている。
ターンa,b形状を図3(a)に示したような渦巻状と
し、渦巻の大きさを約25mm角として測定を行ったが、電
極パターンa,bの比抵抗が感圧導電体3の比抵抗に比
べて極めて小さいため、電極パターンa,bのサイズや
比抵抗は無視でき、これらは感圧特性には大きな影響を
及ぼさない。換言すれば、感圧特性はギャツプdの関数
となっている。
【0039】図5のような特性が得られるのは、電極パ
ターンa1,a2,b1,b2のうちの電極パターンa1の
1本のみを拡大して示す図4(a)〜(d)より明かなよう
に、微視的に見て絶縁性粒子4,4…によって離されて
いる感圧導電体3と電極パターンa1(図4(a)参照)と
が、上部フィルム1を押圧する圧力によって図4(b)→
(c)→(d)と徐々に接触していくためである。すなわち、
圧力(加圧)によって、電極パターンaと感圧導電体3
との接触面積が広くなり、これにより接触抵抗が小さく
なっていくことによる。
ターンa1,a2,b1,b2のうちの電極パターンa1の
1本のみを拡大して示す図4(a)〜(d)より明かなよう
に、微視的に見て絶縁性粒子4,4…によって離されて
いる感圧導電体3と電極パターンa1(図4(a)参照)と
が、上部フィルム1を押圧する圧力によって図4(b)→
(c)→(d)と徐々に接触していくためである。すなわち、
圧力(加圧)によって、電極パターンaと感圧導電体3
との接触面積が広くなり、これにより接触抵抗が小さく
なっていくことによる。
【0040】このように、同一面に第1と第2の電極パ
ターンa,bを形成した第1の実施の形態(ないし後述
する第2,第3の実施の形態)では第1と第2の電極パ
ターンa,bと感圧導電体3と面接触しやすくなるの
で、絶縁性粒子4が確実に作用して感圧特性がきれいに
(理論通りに)出やすいという長所がある。
ターンa,bを形成した第1の実施の形態(ないし後述
する第2,第3の実施の形態)では第1と第2の電極パ
ターンa,bと感圧導電体3と面接触しやすくなるの
で、絶縁性粒子4が確実に作用して感圧特性がきれいに
(理論通りに)出やすいという長所がある。
【0041】なお、本第1の実施の形態では感圧導電体
3と電極パターンa,bとを非操作時にも接触しうる状
態にしてあるが、後述する第2の実施の形態のように、
スペーサによって感圧導電体3と電極パターンa,bと
を非操作時に必ず離間させるようにしてもよい。また、
電極パターンにガラス球をいれず、感圧導電体側から突
出する絶縁性粒子のみによって上記感圧特性を出すよう
に構成してもよい。また、絶縁性粒子は、ガラスである
必要はなく、セラミックなどでもよく、また粒径は所望
の感圧特性により決定されるが、印刷性を考慮すると20
μm以下とするのがよい。また、形状は球の他、繊維状
(柱状)や不定形でもかまわないが、球状が突出量を最も
コントロールしやすく好ましい。
3と電極パターンa,bとを非操作時にも接触しうる状
態にしてあるが、後述する第2の実施の形態のように、
スペーサによって感圧導電体3と電極パターンa,bと
を非操作時に必ず離間させるようにしてもよい。また、
電極パターンにガラス球をいれず、感圧導電体側から突
出する絶縁性粒子のみによって上記感圧特性を出すよう
に構成してもよい。また、絶縁性粒子は、ガラスである
必要はなく、セラミックなどでもよく、また粒径は所望
の感圧特性により決定されるが、印刷性を考慮すると20
μm以下とするのがよい。また、形状は球の他、繊維状
(柱状)や不定形でもかまわないが、球状が突出量を最も
コントロールしやすく好ましい。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
図6及び図7を参照して説明する。図6は本発明の第2
の実施の形態の要部縦断面図、図7は本発明の第2の実
施の形態の上部フィルムを取り外して示す平面図であ
る。
図6及び図7を参照して説明する。図6は本発明の第2
の実施の形態の要部縦断面図、図7は本発明の第2の実
施の形態の上部フィルムを取り外して示す平面図であ
る。
【0043】本第2の実施の形態は、前記第1の実施の
形態との主な相違点は次の通りである。なお、前記第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略してある。本第2の実施の形態では、第1の電
極パターンa(a1,a2,a3),第2の電極パターン
b(b1,b2,b3)も自身の面内方向(パターンの引
き回し方向)に固有の抵抗値を有し、その表面から絶縁
性粒子4,4…(図示せず)が突出する感圧導電体であ
り、電極パターンa,bが上部フィルム1に形成の感圧
導電体3とスペーサ6の開口7内で対向しているタイプ
である。
形態との主な相違点は次の通りである。なお、前記第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略してある。本第2の実施の形態では、第1の電
極パターンa(a1,a2,a3),第2の電極パターン
b(b1,b2,b3)も自身の面内方向(パターンの引
き回し方向)に固有の抵抗値を有し、その表面から絶縁
性粒子4,4…(図示せず)が突出する感圧導電体であ
り、電極パターンa,bが上部フィルム1に形成の感圧
導電体3とスペーサ6の開口7内で対向しているタイプ
である。
【0044】すなわち、本第2の実施の形態では、下部
フィルム2に同時に印刷形成した電極パターンa,b
に、上部フィルム1に印刷形成した感圧導電体3と同程
度の比抵抗を有する感圧導電体を用いている。この電極
パターンa,bと感圧導電体3とが平面的に分散された
5箇所で対向するように配設されることにより、感圧部
8,8…が5つ構成されて圧力の分布を検出できる。
フィルム2に同時に印刷形成した電極パターンa,b
に、上部フィルム1に印刷形成した感圧導電体3と同程
度の比抵抗を有する感圧導電体を用いている。この電極
パターンa,bと感圧導電体3とが平面的に分散された
5箇所で対向するように配設されることにより、感圧部
8,8…が5つ構成されて圧力の分布を検出できる。
【0045】5つの感圧部8,8…における第1の電極
パターンaを共通のコモンパターン9に接続し、第2の
電極パターンbは独立して配線パターン10につなげら
れており、合計6本の配線パターン9,10,10…が
引き出し部(接続部)11まで引き回されている。な
お、配線パターン9,10,10,…は電極パターン
a,bと同時に印刷形成することができる。
パターンaを共通のコモンパターン9に接続し、第2の
電極パターンbは独立して配線パターン10につなげら
れており、合計6本の配線パターン9,10,10…が
引き出し部(接続部)11まで引き回されている。な
お、配線パターン9,10,10,…は電極パターン
a,bと同時に印刷形成することができる。
【0046】感圧部8,8…に対応した5つの開口7,
7…を有するスペーサ6を、上部フィルム1と下部フィ
ルム2間に介在させてある。そして、スペーサ6の開口
7,7…(感圧部8)内で感圧導電体3と電極パターン
a,bが非操作時に確実に離れて対向するようになって
いる。
7…を有するスペーサ6を、上部フィルム1と下部フィ
ルム2間に介在させてある。そして、スペーサ6の開口
7,7…(感圧部8)内で感圧導電体3と電極パターン
a,bが非操作時に確実に離れて対向するようになって
いる。
【0047】スペーサ6は板厚50ないし100μmのPET
等の可撓性を有する絶縁性フィルムからなり、または、
上部、下部フィルム1,2の少なくとも一方のフィルム
に印刷形成したレジスト層からなり、後者の場合の膜厚
は10〜50μm程度である。絶縁性フィルムの場合、図示
せぬ両面粘着テープや接着剤によりフィルム同士が一体
化されており、レジスト層の場合にも、図示せぬ両面粘
着テープや接着剤等のの手段で上部フィルム1と下部フ
ィルム2が一体化されている。
等の可撓性を有する絶縁性フィルムからなり、または、
上部、下部フィルム1,2の少なくとも一方のフィルム
に印刷形成したレジスト層からなり、後者の場合の膜厚
は10〜50μm程度である。絶縁性フィルムの場合、図示
せぬ両面粘着テープや接着剤によりフィルム同士が一体
化されており、レジスト層の場合にも、図示せぬ両面粘
着テープや接着剤等のの手段で上部フィルム1と下部フ
ィルム2が一体化されている。
【0048】上部フィルム1に形成されたベタ塗り状態
の感圧導電体3,3…は電極パターンa,bが占める面
積より大きくかつスペーサ6の各開口7内にそれぞれ納
まるようなサイズに設定してある。これにより、上部フ
ィルム1とスペーサ6との密着性を高めるとともに、不
所望な外力が加わった際、接着剤等に引きずられて感圧
導電体3が上部フィルム1から剥がれるのを防止するた
めである。特に、感圧導電体3はその表面から絶縁性粒
子4(図示せず)が突出しているので、前者の効果が大
きい。
の感圧導電体3,3…は電極パターンa,bが占める面
積より大きくかつスペーサ6の各開口7内にそれぞれ納
まるようなサイズに設定してある。これにより、上部フ
ィルム1とスペーサ6との密着性を高めるとともに、不
所望な外力が加わった際、接着剤等に引きずられて感圧
導電体3が上部フィルム1から剥がれるのを防止するた
めである。特に、感圧導電体3はその表面から絶縁性粒
子4(図示せず)が突出しているので、前者の効果が大
きい。
【0049】なお、上記以外の構成は基本的に前記第1
の実施の形態と同様である。すなわち、感圧導電体(電
極パターンの材料としても)3の膜厚や材料は前記第1
の実施の形態と同じである。また、電極パターンa,b
は、その材料に感圧導電体3と同じものを使用している
点で異なるが、その膜厚やサイズは第1の実施の形態の
ものと同じである。したがって、本第2の実施の形態に
あっても、前記図4(a)〜(d)に示す前記第1の実施の形
態と同様に、圧力により絶縁性粒子4同士が接触し始め
る状態から図4(d)に示すように電極パターンa,bと
感圧導電体3との接触面積が広くなっていき、コモンパ
ターン9と配線パターン10,10…間で得られる抵抗
値は圧力が大きくなるにつれて小さくなっていく傾向を
示す。
の実施の形態と同様である。すなわち、感圧導電体(電
極パターンの材料としても)3の膜厚や材料は前記第1
の実施の形態と同じである。また、電極パターンa,b
は、その材料に感圧導電体3と同じものを使用している
点で異なるが、その膜厚やサイズは第1の実施の形態の
ものと同じである。したがって、本第2の実施の形態に
あっても、前記図4(a)〜(d)に示す前記第1の実施の形
態と同様に、圧力により絶縁性粒子4同士が接触し始め
る状態から図4(d)に示すように電極パターンa,bと
感圧導電体3との接触面積が広くなっていき、コモンパ
ターン9と配線パターン10,10…間で得られる抵抗
値は圧力が大きくなるにつれて小さくなっていく傾向を
示す。
【0050】また、電極パターンa,bは図7に示した
櫛歯状に限定されず、前記第1の実施の形態同様に渦巻
形状や他の形態でもよい。
櫛歯状に限定されず、前記第1の実施の形態同様に渦巻
形状や他の形態でもよい。
【0051】このような前記第1及び第2の実施の形態
にあっては、少なくとも一方がフレキシブルであり、表
面より絶縁性粒子4が突出する感圧導電体(抵抗体)3
を介して対向配置にされた2枚の絶縁基板1,2と、絶
縁基板1,2の一方の絶縁基板2の対向面に、平面的に
見て重ならないように形成した2つの電極パターンa,
bとを備え、電極パターンa,bは導電膜をベースと
し、この導電膜より絶縁性粒子4が突出するパターンか
らなるため、2つの電極パターンa,bの平面的なずれ
量(ギャップd)によって感圧特性を変えられるので、
容易に所望の感圧特性を得られ、また、感圧導電体3と
電極パターンa,bからそれぞれ突出する絶縁性粒子4
の突出量によっても感圧特性を変えることができるの
で、感圧特性のバラエティを一層増やすことができる。
また、2つの電極パターンa,bを一方の絶縁基板2に
設けたので、両絶縁基板1,2にそれぞれ設ける場合に
比べ、製造工程を簡略化できる。さらに、2つの電極パ
ターンa,bを一方の絶縁基板2に同時に印刷形成して
設けたので、感圧特性を決定する最大の要因である電極
パターンa,bの平面的なずれ量(ギャップd)は印刷
形成時の印刷マスクの精度により定まる。したがって、
後述する第4の実施の形態で示すように、電極パターン
aと電極パターンbを異なる絶縁基板1,2にそれぞれ
形成し、両絶縁基板1,2を積層する場合には、積層
(組立て)時に、ずれ量(d)が所望の量から変わって
しまい感圧特性にバラツキを生ずる要因となるが、同一
基板に同時形成した場合には、そのようなことはなく、
多数の感圧抵抗素子を生産してもずれ量が変わることに
起因する感圧特性のバラツキを抑えることができる。ま
た、前記第2の実施の形態にあっては、2枚の絶縁基板
1,2を、間隔を持たせて積層配設したため、感圧抵抗
素子に予定の荷重が加わっているか否かを判断するスイ
ッチ機能を持たせることができる。また、電極パターン
a,bを有する感圧部8を、複数、分散配置したため、
圧力の分布状態を検出することができる。
にあっては、少なくとも一方がフレキシブルであり、表
面より絶縁性粒子4が突出する感圧導電体(抵抗体)3
を介して対向配置にされた2枚の絶縁基板1,2と、絶
縁基板1,2の一方の絶縁基板2の対向面に、平面的に
見て重ならないように形成した2つの電極パターンa,
bとを備え、電極パターンa,bは導電膜をベースと
し、この導電膜より絶縁性粒子4が突出するパターンか
らなるため、2つの電極パターンa,bの平面的なずれ
量(ギャップd)によって感圧特性を変えられるので、
容易に所望の感圧特性を得られ、また、感圧導電体3と
電極パターンa,bからそれぞれ突出する絶縁性粒子4
の突出量によっても感圧特性を変えることができるの
で、感圧特性のバラエティを一層増やすことができる。
また、2つの電極パターンa,bを一方の絶縁基板2に
設けたので、両絶縁基板1,2にそれぞれ設ける場合に
比べ、製造工程を簡略化できる。さらに、2つの電極パ
ターンa,bを一方の絶縁基板2に同時に印刷形成して
設けたので、感圧特性を決定する最大の要因である電極
パターンa,bの平面的なずれ量(ギャップd)は印刷
形成時の印刷マスクの精度により定まる。したがって、
後述する第4の実施の形態で示すように、電極パターン
aと電極パターンbを異なる絶縁基板1,2にそれぞれ
形成し、両絶縁基板1,2を積層する場合には、積層
(組立て)時に、ずれ量(d)が所望の量から変わって
しまい感圧特性にバラツキを生ずる要因となるが、同一
基板に同時形成した場合には、そのようなことはなく、
多数の感圧抵抗素子を生産してもずれ量が変わることに
起因する感圧特性のバラツキを抑えることができる。ま
た、前記第2の実施の形態にあっては、2枚の絶縁基板
1,2を、間隔を持たせて積層配設したため、感圧抵抗
素子に予定の荷重が加わっているか否かを判断するスイ
ッチ機能を持たせることができる。また、電極パターン
a,bを有する感圧部8を、複数、分散配置したため、
圧力の分布状態を検出することができる。
【0052】次に、本発明の第3の実施の形態について
図8を参照して説明する。図8は本発明の第3の実施の
形態の要部縦断面図である。なお、前記前記第2の実施
の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
図8を参照して説明する。図8は本発明の第3の実施の
形態の要部縦断面図である。なお、前記前記第2の実施
の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0053】本第3の実施の形態の前記第2の実施の形
態と異なる点は、上部フィルム1に形成された抵抗体1
2が感圧導電体でなく、粒径の大きな絶縁性粒子を含ん
でいない一般的な印刷抵抗体である点である。本第3の
実施の形態においても、前記第2の実施の形態と同様、
電極パターンa,b自身が面内方向に所定の抵抗値を有
し、その表面から絶縁性粒子4が突出されており、この
絶縁性粒子4(図示せず)により圧力に応じて抵抗体1
2との間の接触状態(接触抵抗)を変化させ、感圧特性を
得るものである。なお、第1の電極パターンa(a1,
a2,a3)と第2の電極パターンb(b1,b2,b3)
とは下部フィルム2に同時に印刷形成されている。
態と異なる点は、上部フィルム1に形成された抵抗体1
2が感圧導電体でなく、粒径の大きな絶縁性粒子を含ん
でいない一般的な印刷抵抗体である点である。本第3の
実施の形態においても、前記第2の実施の形態と同様、
電極パターンa,b自身が面内方向に所定の抵抗値を有
し、その表面から絶縁性粒子4が突出されており、この
絶縁性粒子4(図示せず)により圧力に応じて抵抗体1
2との間の接触状態(接触抵抗)を変化させ、感圧特性を
得るものである。なお、第1の電極パターンa(a1,
a2,a3)と第2の電極パターンb(b1,b2,b3)
とは下部フィルム2に同時に印刷形成されている。
【0054】上部フィルム1に形成された抵抗体12
は、膜厚が7〜10μmで、比抵抗は所望の感圧特性で定
められるが、目安として40〜100Ω・cm程度が印刷抵抗と
して一般的である。
は、膜厚が7〜10μmで、比抵抗は所望の感圧特性で定
められるが、目安として40〜100Ω・cm程度が印刷抵抗と
して一般的である。
【0055】なお、電極パターンa,bは、自身の面内
方向に上部フィルム1に形成した抵抗体12と同程度の
比抵抗を有するものである必要はなく、前記第1の実施
の形態に示したような比抵抗が抵抗体12と比べて極め
て小さい銀パターンとし、この銀パターンの表面より絶
縁性粒子4,4…を突出するものでもよい。また、この
第3の実施の形態も前記第2の実施の形態と同じように
スペーサ6が設けられている。この第3の実施の形態に
あっても前記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏す
る。ただし、抵抗体12に絶縁性粒子が含まれていない
ので、その分だけ前記第1及び第2の実施の形態に比べ
て感圧特性のバラエティを出すのに制限を受けるが、電
極パターンa,bに含まれる絶縁性粒子4の突出量や含
有率により感圧特性は十分調整できるので、実用上は問
題とならない。
方向に上部フィルム1に形成した抵抗体12と同程度の
比抵抗を有するものである必要はなく、前記第1の実施
の形態に示したような比抵抗が抵抗体12と比べて極め
て小さい銀パターンとし、この銀パターンの表面より絶
縁性粒子4,4…を突出するものでもよい。また、この
第3の実施の形態も前記第2の実施の形態と同じように
スペーサ6が設けられている。この第3の実施の形態に
あっても前記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏す
る。ただし、抵抗体12に絶縁性粒子が含まれていない
ので、その分だけ前記第1及び第2の実施の形態に比べ
て感圧特性のバラエティを出すのに制限を受けるが、電
極パターンa,bに含まれる絶縁性粒子4の突出量や含
有率により感圧特性は十分調整できるので、実用上は問
題とならない。
【0056】次に、本発明の第4の実施の形態について
図9〜図10を参照して説明する。図9は本発明の第4
の実施の形態の要部縦断面図、図10は本発明の第4の
実施の形態の等価回路を示す回路図である。なお、前記
実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
図9〜図10を参照して説明する。図9は本発明の第4
の実施の形態の要部縦断面図、図10は本発明の第4の
実施の形態の等価回路を示す回路図である。なお、前記
実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0057】本第4の実施の形態では、上部フィルム1
と下部フィルム2に平面的に見て重ならないようにそれ
ぞれ電極パターンa,bを形成し、少なくとも何れか一
方の電極パターンaまたはb上に感圧導電体3を形成し
たタイプである。なお、この第4の実施の形態も図示し
ていないがスペーサ6が使用されている。
と下部フィルム2に平面的に見て重ならないようにそれ
ぞれ電極パターンa,bを形成し、少なくとも何れか一
方の電極パターンaまたはb上に感圧導電体3を形成し
たタイプである。なお、この第4の実施の形態も図示し
ていないがスペーサ6が使用されている。
【0058】すなわち、第4の実施の形態の、前記各実
施の形態との最大の相違点は、電極パターンa1〜a3,
b1〜b3が上部及び下部のフィルム1,2にそれぞれ形
成されている点であり、両電極パターンa1〜a3,b1
〜b3は平面的に見て重ならないように(櫛歯あるいは
渦巻形状等に)銀パターンにより印刷形成されている点
である。
施の形態との最大の相違点は、電極パターンa1〜a3,
b1〜b3が上部及び下部のフィルム1,2にそれぞれ形
成されている点であり、両電極パターンa1〜a3,b1
〜b3は平面的に見て重ならないように(櫛歯あるいは
渦巻形状等に)銀パターンにより印刷形成されている点
である。
【0059】下部フィルム2の電極(銀)パターンa1
〜a3は前記第1の実施の形態と同様である。すなわ
ち、膜厚が7〜10μmで、その表面から絶縁性粒子4,
4…(図示せず)が突出している。また比抵抗も同じ程
度で、カーボンを腐食対策のために混ぜてもよい。
〜a3は前記第1の実施の形態と同様である。すなわ
ち、膜厚が7〜10μmで、その表面から絶縁性粒子4,
4…(図示せず)が突出している。また比抵抗も同じ程
度で、カーボンを腐食対策のために混ぜてもよい。
【0060】上部フィルム1に形成されている電極パタ
ーン(第2の電極パターン)b1〜b3は絶縁性粒子が混
入されていない点だけが、下部フィルム2の電極パター
ン(第1の電極パターン)a1〜a3と異なる。これは上
部フィルム1の電極パターンb1〜b3に絶縁性粒子を混
入させても、電極パターンb1〜b3上に感圧導電体3を
重ねて印刷形成するので、混入させる意味がないためで
ある。
ーン(第2の電極パターン)b1〜b3は絶縁性粒子が混
入されていない点だけが、下部フィルム2の電極パター
ン(第1の電極パターン)a1〜a3と異なる。これは上
部フィルム1の電極パターンb1〜b3に絶縁性粒子を混
入させても、電極パターンb1〜b3上に感圧導電体3を
重ねて印刷形成するので、混入させる意味がないためで
ある。
【0061】上部フィルム1の電極パターンb1〜b3上
を覆うようにベタ塗り状態で感圧導電体3が印刷形成さ
れており、この感圧導電体3は前記第1の実施の形態と
同様である。すなわち、感圧導電体3の膜厚は7〜10μ
mで、比抵抗が60Ω・cm程度のもので、形成方法も同じ
で、第2の電極パターン(銀パターン)b1〜b3の印
刷、焼成の後、前記第1の実施の形態で説明した形成方
法で行う。この形成方法より理解できるように図9で
は、感圧導電体3をフラットに記載してあるが、実際に
は、電極パターンb1〜b3の有無で凹凸が生じる。つま
り電極パターンb1〜b3のある所ではないところに比べ
て感圧導電体3が凸となっている。そして、凸間の凹の
位置に下部フィルム2の電極パターン(第1の電極パタ
ーン)a1〜a3が配置される構成としたため、第1の電
極パターンa1〜a3の上面部分よりも上面のエッジ部分
が感圧導電体3と接触しやすくなるので、感圧導電体3
との接触の際に絶縁性粒子4,4…が十分作用せず、図
4のような感圧特性がきれいに出にくくなる虞れがあ
る。
を覆うようにベタ塗り状態で感圧導電体3が印刷形成さ
れており、この感圧導電体3は前記第1の実施の形態と
同様である。すなわち、感圧導電体3の膜厚は7〜10μ
mで、比抵抗が60Ω・cm程度のもので、形成方法も同じ
で、第2の電極パターン(銀パターン)b1〜b3の印
刷、焼成の後、前記第1の実施の形態で説明した形成方
法で行う。この形成方法より理解できるように図9で
は、感圧導電体3をフラットに記載してあるが、実際に
は、電極パターンb1〜b3の有無で凹凸が生じる。つま
り電極パターンb1〜b3のある所ではないところに比べ
て感圧導電体3が凸となっている。そして、凸間の凹の
位置に下部フィルム2の電極パターン(第1の電極パタ
ーン)a1〜a3が配置される構成としたため、第1の電
極パターンa1〜a3の上面部分よりも上面のエッジ部分
が感圧導電体3と接触しやすくなるので、感圧導電体3
との接触の際に絶縁性粒子4,4…が十分作用せず、図
4のような感圧特性がきれいに出にくくなる虞れがあ
る。
【0062】しかしながら、これは第2の電極パターン
b1〜b3と感圧導電体3との間に絶縁性粒子4を含まな
い膜厚10ないし20μm抵抗体層(中間層)を印刷形成す
ることで、感圧導電体3をフラットに近づけて形成する
ことができて感圧特性をきれいに出すことができる。な
お、この場合には、感圧導電体3及び中間層とも比抵抗
を180〜200Ω・cmとするとよい。
b1〜b3と感圧導電体3との間に絶縁性粒子4を含まな
い膜厚10ないし20μm抵抗体層(中間層)を印刷形成す
ることで、感圧導電体3をフラットに近づけて形成する
ことができて感圧特性をきれいに出すことができる。な
お、この場合には、感圧導電体3及び中間層とも比抵抗
を180〜200Ω・cmとするとよい。
【0063】この第4の実施の形態の等価回路を図10
に示してある。図10において、Ranbmはanとbmの
電極パターン間における感圧導電体3の導通抵抗、Rc
anは電極パターンanと感圧導電体3間の接触抵抗であ
る(ただし、n,mは1または2または3)。なお、電極
パターンの導通抵抗は感圧導電体3のそれに比べ十分小
さいため等価回路に入れていない。
に示してある。図10において、Ranbmはanとbmの
電極パターン間における感圧導電体3の導通抵抗、Rc
anは電極パターンanと感圧導電体3間の接触抵抗であ
る(ただし、n,mは1または2または3)。なお、電極
パターンの導通抵抗は感圧導電体3のそれに比べ十分小
さいため等価回路に入れていない。
【0064】なお、図10の等価回路では、電極パター
ンの抵抗値は感圧導電体3と比べて極めて小さいため、
無視(0Ωと)している。また、より正確には、電極パ
ターンa1と電極パターンb2及びb3との間における感
圧導電体3の導通抵抗も存在するが、電極パターンの比
抵抗が極めて小さいためにb1,b2,b3は実質的に導通
状態であるため、a1に最も近いb1との導通抵抗のみを
考慮すればよく、a1とb2及びb3との導通抵抗は説明
を簡単にするため無視した。すなわち、電極パターンの
比抵抗が感圧導電体に比べて極めて小さく無視できる場
合、導通抵抗は実質的に最も近い電極パターン間のもの
となるので、電極パターンa1と電極パターン群b1,b
2,b3との導通抵抗はa1とb1間の導通抵抗となる。ま
た同様に、電極パターンa2とb3間及び電極パターンa
3とb1間の導通抵抗も無視して等価回路を記載してあ
る。
ンの抵抗値は感圧導電体3と比べて極めて小さいため、
無視(0Ωと)している。また、より正確には、電極パ
ターンa1と電極パターンb2及びb3との間における感
圧導電体3の導通抵抗も存在するが、電極パターンの比
抵抗が極めて小さいためにb1,b2,b3は実質的に導通
状態であるため、a1に最も近いb1との導通抵抗のみを
考慮すればよく、a1とb2及びb3との導通抵抗は説明
を簡単にするため無視した。すなわち、電極パターンの
比抵抗が感圧導電体に比べて極めて小さく無視できる場
合、導通抵抗は実質的に最も近い電極パターン間のもの
となるので、電極パターンa1と電極パターン群b1,b
2,b3との導通抵抗はa1とb1間の導通抵抗となる。ま
た同様に、電極パターンa2とb3間及び電極パターンa
3とb1間の導通抵抗も無視して等価回路を記載してあ
る。
【0065】この第4の実施の形態においても、上部フ
ィルム1に加えられる圧力に応じて、電極パターンa1
〜a3と感圧導電体3との間の接触抵抗は小さくなり、
よって電極パターンaと電極パターンb間の抵抗値(R
out)も徐々に小さくなっていく。そして、ギャップd
が小さいほど同じ圧力時の抵抗値(Rout)は低くなる
が、その差は圧力が高くなる程小さくなっていく傾向は
図5に示したものと同様である。
ィルム1に加えられる圧力に応じて、電極パターンa1
〜a3と感圧導電体3との間の接触抵抗は小さくなり、
よって電極パターンaと電極パターンb間の抵抗値(R
out)も徐々に小さくなっていく。そして、ギャップd
が小さいほど同じ圧力時の抵抗値(Rout)は低くなる
が、その差は圧力が高くなる程小さくなっていく傾向は
図5に示したものと同様である。
【0066】なお、下部フィルム2の第1の電極パター
ン(銀パターン)a1〜a3は、絶縁性粒子4を必ずしも
突出させる必要はなく、上部フィルム1の感圧導電体3
から突出する絶縁性粒子4により感圧特性を得ることが
できる。また、下部フィルム2の第1の電極パターンa
1〜a3上にも上部フィルム1に形成したと同じ感圧導電
体3を形成してもよい。
ン(銀パターン)a1〜a3は、絶縁性粒子4を必ずしも
突出させる必要はなく、上部フィルム1の感圧導電体3
から突出する絶縁性粒子4により感圧特性を得ることが
できる。また、下部フィルム2の第1の電極パターンa
1〜a3上にも上部フィルム1に形成したと同じ感圧導電
体3を形成してもよい。
【0067】また、前記各実施の形態においても、上部
フィルム1と下部フィルム2に形成する各構成部材を逆
に形成してもよい。
フィルム1と下部フィルム2に形成する各構成部材を逆
に形成してもよい。
【0068】また、感圧導電体は、上述のものに限定さ
れず、シリコンゴムやブチルゴム等の絶縁性弾性体内に
金属やカーボン等の導電性粒子を多量分散することによ
り、無加圧状態において自身の面内方向に所定の抵抗値
を有するものを用い、圧力によりこの感圧導電弾性体
(ゴム)と電極パターンとの接触状態(接触抵抗)を変
化させるようにすることもできる。この場合には、接触
抵抗の変化に加えて、感圧導電弾性体内の厚さ方向の抵
抗値も変化し、圧力の増加によりやはり電極パターン間
の抵抗値が小さくなる特性が得られる。
れず、シリコンゴムやブチルゴム等の絶縁性弾性体内に
金属やカーボン等の導電性粒子を多量分散することによ
り、無加圧状態において自身の面内方向に所定の抵抗値
を有するものを用い、圧力によりこの感圧導電弾性体
(ゴム)と電極パターンとの接触状態(接触抵抗)を変
化させるようにすることもできる。この場合には、接触
抵抗の変化に加えて、感圧導電弾性体内の厚さ方向の抵
抗値も変化し、圧力の増加によりやはり電極パターン間
の抵抗値が小さくなる特性が得られる。
【0069】前述した第1,第2及び第4の実施の形態
にあっては、対向配置された2枚の絶縁基板1,2と、
絶縁基板1,2間に介在され、絶縁基板の平面方向に所
定の抵抗を有する感圧導電体3と、2枚の絶縁基板1,
2の対向面の一方もしくは両方に、平面的に見て重なら
ないように形成した2つの電極パターンa,bとを備え
たため、平面的な電極パターンa,bのずれ量(ギャッ
プd)により感圧特性を変えられるので、電極パターン
a,bを変更することで容易に所望の感圧特性を得られ
る。
にあっては、対向配置された2枚の絶縁基板1,2と、
絶縁基板1,2間に介在され、絶縁基板の平面方向に所
定の抵抗を有する感圧導電体3と、2枚の絶縁基板1,
2の対向面の一方もしくは両方に、平面的に見て重なら
ないように形成した2つの電極パターンa,bとを備え
たため、平面的な電極パターンa,bのずれ量(ギャッ
プd)により感圧特性を変えられるので、電極パターン
a,bを変更することで容易に所望の感圧特性を得られ
る。
【0070】また、第1,第2及び第4の実施の形態に
あっては、絶縁基板1,2の少なくとも一方はフレキシ
ブルな基板からなり、電極パターンa,bを形成した絶
縁基板1あるいは2と対向する側の絶縁基板2あるいは
1の一方あるいは両方の絶縁基板1,2に感圧導電体3
を形成し、感圧導電体3は導電膜をベースとし、この導
電膜より絶縁性粒子4が突出するものであるため、平面
的な電極パターンa,bのずれ量(d)により感圧特性
を変えられ、また絶縁性粒子4の突出量によっても感圧
特性を変えることができるので、感圧特性のバラエティ
を容易に一層増やすことができる。
あっては、絶縁基板1,2の少なくとも一方はフレキシ
ブルな基板からなり、電極パターンa,bを形成した絶
縁基板1あるいは2と対向する側の絶縁基板2あるいは
1の一方あるいは両方の絶縁基板1,2に感圧導電体3
を形成し、感圧導電体3は導電膜をベースとし、この導
電膜より絶縁性粒子4が突出するものであるため、平面
的な電極パターンa,bのずれ量(d)により感圧特性
を変えられ、また絶縁性粒子4の突出量によっても感圧
特性を変えることができるので、感圧特性のバラエティ
を容易に一層増やすことができる。
【0071】また、第1及び第2の実施の形態にあって
は、2つの電極パターンa,bは、絶縁基板1,2の一
方の絶縁基板の対向面に形成され、かつ絶縁性粒子4が
その表面より突出する導電膜からなるパターンであるた
め、両絶縁基板1,2にそれぞれ設ける場合に比べ、製
造工程が簡略化でき、また、電極パターンa,bと感圧
導電体3とは何れも絶縁性粒子4が導電膜より突出され
てあるので、感圧特性を出すパラメータをさらに多くす
ることができ、それぞれの突出量を調整することによっ
て、特に、加圧初期における感圧特性の設定の自由度が
増すことができる。
は、2つの電極パターンa,bは、絶縁基板1,2の一
方の絶縁基板の対向面に形成され、かつ絶縁性粒子4が
その表面より突出する導電膜からなるパターンであるた
め、両絶縁基板1,2にそれぞれ設ける場合に比べ、製
造工程が簡略化でき、また、電極パターンa,bと感圧
導電体3とは何れも絶縁性粒子4が導電膜より突出され
てあるので、感圧特性を出すパラメータをさらに多くす
ることができ、それぞれの突出量を調整することによっ
て、特に、加圧初期における感圧特性の設定の自由度が
増すことができる。
【0072】また、第1〜第3の実施の形態にあって
は、2つの電極パターンa,bは、絶縁基板1,2の一
方の絶縁基板の対向面に同時に形成されているので、電
極パターンa,bのずれ量(d)は形成時の例えば印刷
マスク等の精度で定まり、ずれ量(d)が組立時に変わ
ってしまうことはなく、感圧特性のバラツキを抑えるこ
とができる。
は、2つの電極パターンa,bは、絶縁基板1,2の一
方の絶縁基板の対向面に同時に形成されているので、電
極パターンa,bのずれ量(d)は形成時の例えば印刷
マスク等の精度で定まり、ずれ量(d)が組立時に変わ
ってしまうことはなく、感圧特性のバラツキを抑えるこ
とができる。
【0073】また、第3の実施の形態にあっては、フレ
キシブルな絶縁基板1に抵抗体12を形成し、この抵抗
体12を絶縁基板2に平面的に見て重ならないように形
成した2つの電極パターンa,bと対向させ、電極パタ
ーンa,bより絶縁性粒子4を突出させたので、電極パ
ターンa,bのずれ量(d)及び絶縁性粒子4により感
圧特性を変えることができ、電極パターンa,bの製造
工程が簡略化できる。
キシブルな絶縁基板1に抵抗体12を形成し、この抵抗
体12を絶縁基板2に平面的に見て重ならないように形
成した2つの電極パターンa,bと対向させ、電極パタ
ーンa,bより絶縁性粒子4を突出させたので、電極パ
ターンa,bのずれ量(d)及び絶縁性粒子4により感
圧特性を変えることができ、電極パターンa,bの製造
工程が簡略化できる。
【0074】また、いずれの実施の形態においても、絶
縁性粒子4の粒径をその絶縁性粒子4が埋設される導電
膜の膜厚よりも大きく設定し、また、導電膜は印刷によ
り形成されたため、印刷等の容易な手段により導電膜を
形成することができ、生産性の向上を図ることができ
る。
縁性粒子4の粒径をその絶縁性粒子4が埋設される導電
膜の膜厚よりも大きく設定し、また、導電膜は印刷によ
り形成されたため、印刷等の容易な手段により導電膜を
形成することができ、生産性の向上を図ることができ
る。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、平面的な
電極パターンのずれ量により感圧特性を変えられるの
で、電極パターンを変更することで容易に所望の感圧特
性を得られる。
電極パターンのずれ量により感圧特性を変えられるの
で、電極パターンを変更することで容易に所望の感圧特
性を得られる。
【0076】請求項2記載の発明によれば、平面的な電
極パターンのずれ量により感圧特性を変えられ、また絶
縁性粒子の突出量によっても感圧特性を変えることがで
きるので、感圧特性のバラエティを容易に一層増やすこ
とができる。
極パターンのずれ量により感圧特性を変えられ、また絶
縁性粒子の突出量によっても感圧特性を変えることがで
きるので、感圧特性のバラエティを容易に一層増やすこ
とができる。
【0077】請求項3記載の発明によれば、2つの電極
パターンを一方の絶縁基板に設けたので、両絶縁基板に
それぞれ設ける場合に比べ、製造工程が簡略化でき、ま
た、電極パターンと感圧導電体とは何れも絶縁性粒子が
導電膜より突出されてあるので、感圧特性を出すパラメ
ータを多くすることができ、それぞれの突出量を調整す
ることによって、特に、加圧初期における感圧特性の設
定の自由度が増すことができる。
パターンを一方の絶縁基板に設けたので、両絶縁基板に
それぞれ設ける場合に比べ、製造工程が簡略化でき、ま
た、電極パターンと感圧導電体とは何れも絶縁性粒子が
導電膜より突出されてあるので、感圧特性を出すパラメ
ータを多くすることができ、それぞれの突出量を調整す
ることによって、特に、加圧初期における感圧特性の設
定の自由度が増すことができる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、2つの電極
パターンを一方の絶縁基板に同時に設けたので、製造工
程が簡略化でき、また、2つの電極パターンのずれ量は
形成時に定まり、組立時には変化しないので、ずれ量が
変わることに起因する感圧特性のバラツキを抑えること
ができる。
パターンを一方の絶縁基板に同時に設けたので、製造工
程が簡略化でき、また、2つの電極パターンのずれ量は
形成時に定まり、組立時には変化しないので、ずれ量が
変わることに起因する感圧特性のバラツキを抑えること
ができる。
【0079】請求項5記載の発明によれば、2つの電極
パターンの平面的なずれ量によって感圧特性を変えられ
るので、容易に所望の感圧特性を得られ、また、電極パ
ターンからの絶縁性粒子の突出量によっても感圧特性を
変えることができるので、感圧特性のバラエティを一層
増やすことができ、また、2つの電極パターンを一方の
絶縁基板に設けたので、両絶縁基板にそれぞれ設ける場
合に比べ、製造工程を簡略化できる。
パターンの平面的なずれ量によって感圧特性を変えられ
るので、容易に所望の感圧特性を得られ、また、電極パ
ターンからの絶縁性粒子の突出量によっても感圧特性を
変えることができるので、感圧特性のバラエティを一層
増やすことができ、また、2つの電極パターンを一方の
絶縁基板に設けたので、両絶縁基板にそれぞれ設ける場
合に比べ、製造工程を簡略化できる。
【0080】請求項6記載の発明によれば、印刷等の容
易な手段により導電膜を形成することができる。
易な手段により導電膜を形成することができる。
【0081】請求項7記載の発明によれば、感圧抵抗素
子の生産性がよく、コストの低減を図ることができる。
子の生産性がよく、コストの低減を図ることができる。
【0082】請求項8記載の発明によれば、感圧抵抗素
子にスイッチ機能を持たせることができる。
子にスイッチ機能を持たせることができる。
【0083】請求項9記載の発明によれば、請求項1な
いし請求項8記載の発明による作用効果に加えて、圧力
の分布状態を検出することができる。
いし請求項8記載の発明による作用効果に加えて、圧力
の分布状態を検出することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の等価回路を示す回
路図である。
路図である。
【図3】(a),(b)は電極パターンの変形例を示す平面図
である。
である。
【図4】(a),(b),(c),(d)は本発明の第1の実施の形態
の動作状態を微視的に表す説明図である。
の動作状態を微視的に表す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における電極パター
ン間距離による抵抗−圧力特性図である。
ン間距離による抵抗−圧力特性図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の要部縦断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の要部縦断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第4の実施の形態の要部縦断面図であ
る。
る。
【図10】本発明の第4の実施の形態の等価回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図11】従来例を示す説明図である。
1 絶縁基板(上部フィルム) 2 絶縁基板(下部フィルム) 3 感圧導電体(抵抗体) 4 絶縁性粒子 6 スペーサ 7 開口 8 感圧部 12 抵抗体 a,a1〜a3 第1の電極パターン b,b1〜b3 第2の電極パターン d ギャップ(ずれ量)
Claims (9)
- 【請求項1】 対向配置された2枚の絶縁基板と、 前記絶縁基板間に介在され、前記絶縁基板の面内方向に
所定の抵抗を有する感圧導電体と、 前記2枚の絶縁基板の対向面の一方もしくは両方に、平
面的に見て重ならないように形成した2つの電極パター
ンとを備えたことを特徴とする感圧抵抗素子。 - 【請求項2】 請求項1において、前記絶縁基板の少な
くとも一方はフレキシブルな基板からなり、 前記電極パターンを形成した前記絶縁基板と対向する側
の絶縁基板の一方あるいは両方の絶縁基板に前記感圧導
電体を形成し、 前記感圧導電体は導電膜をベースとし、この導電膜より
絶縁性粒子が突出するものであることを特徴とする感圧
抵抗素子。 - 【請求項3】 請求項2において、前記2つの電極パタ
ーンは、前記絶縁基板の一方の絶縁基板の対向面に形成
され、かつ絶縁性粒子がその表面より突出する導電膜か
らなるパターンであることを特徴とする感圧抵抗素子。 - 【請求項4】 請求項2において、前記2つの電極パタ
ーンは、前記絶縁基板の一方の絶縁基板の対向面に同時
に形成されたパターンであることを特徴とする感圧抵抗
素子。 - 【請求項5】 少なくとも一方がフレキシブルであり、
抵抗体を介して対向配置された2枚の絶縁基板と、 前記2枚の絶縁基板の一方の絶縁基板の対向面に、平面
的に見て重ならないように形成した2つの電極パターン
とを備え、 前記電極パターンは導電膜をベースとし、この導電膜よ
り絶縁性粒子が突出するパターンからなることを特徴と
する感圧抵抗素子。 - 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかにお
いて、前記絶縁性粒子の粒径をその絶縁性粒子が埋設さ
れる前記導電膜の膜厚よりも大きく設定したことを特徴
とする感圧抵抗素子。 - 【請求項7】 請求項6において、前記導電膜は印刷に
より形成されたことを特徴とする感圧抵抗素子。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかにお
いて、前記2枚の絶縁基板を、間隔を持たせて積層配設
したことを特徴とする感圧抵抗素子。 - 【請求項9】 請求項8において、前記電極パターンを
有する感圧部を、複数、分散配置したことを特徴とする
感圧抵抗素子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8234396A JPH1078357A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 感圧抵抗素子 |
US08/918,035 US5948990A (en) | 1996-09-04 | 1997-08-25 | Pressure-sensitive resistor |
DE19738531A DE19738531C2 (de) | 1996-09-04 | 1997-09-03 | Auf Druck ansprechender Widerstand |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8234396A JPH1078357A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 感圧抵抗素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078357A true JPH1078357A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16970351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8234396A Pending JPH1078357A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 感圧抵抗素子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5948990A (ja) |
JP (1) | JPH1078357A (ja) |
DE (1) | DE19738531C2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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