JPH1048982A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート搬送装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH1048982A JPH1048982A JP8203312A JP20331296A JPH1048982A JP H1048982 A JPH1048982 A JP H1048982A JP 8203312 A JP8203312 A JP 8203312A JP 20331296 A JP20331296 A JP 20331296A JP H1048982 A JPH1048982 A JP H1048982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- conveying
- operating position
- guide
- sheet material
- Prior art date
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- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送手段により搬送されるシート材を、定着
ローラ及び加圧ローラを有する定着装置のニップ部に、
搬送ガイドにより導入するようにしたシート搬送装置に
おいて、シート材がニップ部に突入する際の衝撃を防止
するとともに、搬送条件に起因するシート材のループの
緩衝空間を大きくすること。 【解決手段】 シート材(P)を搬送手段(105)に
より搬送し、該搬送手段により搬送されるシート材を定
着装置(1、2)のニップ部(4)に搬送ガイドにより
導入するようにしたシート搬送装置において、該搬送ガ
イドの動作位置を可変とし、シート材がニップ部に到達
する以前の所定動作位置と、シート材がニップ部に進入
する直前において若干回動した動作位置と、シート材先
端がニップ部を通過後において更に大きく回動した動作
位置をとるように構成する。
ローラ及び加圧ローラを有する定着装置のニップ部に、
搬送ガイドにより導入するようにしたシート搬送装置に
おいて、シート材がニップ部に突入する際の衝撃を防止
するとともに、搬送条件に起因するシート材のループの
緩衝空間を大きくすること。 【解決手段】 シート材(P)を搬送手段(105)に
より搬送し、該搬送手段により搬送されるシート材を定
着装置(1、2)のニップ部(4)に搬送ガイドにより
導入するようにしたシート搬送装置において、該搬送ガ
イドの動作位置を可変とし、シート材がニップ部に到達
する以前の所定動作位置と、シート材がニップ部に進入
する直前において若干回動した動作位置と、シート材先
端がニップ部を通過後において更に大きく回動した動作
位置をとるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等の画像形成装置に関し、主に転写
装置と定着装置の間に配されたシート材搬送装置に関す
るものである。
リ、レーザプリンタ等の画像形成装置に関し、主に転写
装置と定着装置の間に配されたシート材搬送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において、
転写装置と定着装置との間では、定着装置に固定された
記録材搬送ガイドが設けられたり、或は比較的長い距離
を記録材をゴムベルト上に乗せて搬送するものなどの方
法が採られていた。
転写装置と定着装置との間では、定着装置に固定された
記録材搬送ガイドが設けられたり、或は比較的長い距離
を記録材をゴムベルト上に乗せて搬送するものなどの方
法が採られていた。
【0003】また、上記搬送ガイドの位置を可変に構成
するものも考案されているが、それらはその位置変化が
2段階であるものであった。
するものも考案されているが、それらはその位置変化が
2段階であるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では後述の記録材の速度差に起因する以下のような
欠点があった。
来例では後述の記録材の速度差に起因する以下のような
欠点があった。
【0005】すなわち、転写部を通過した記録材の先端
が定着ニップ部に突入する瞬間にこの突入ショックが記
録材を伝わって転写部に伝搬して画像に乱れを生じさせ
る。また、一般に定着装置に於ける搬送速度は、転写部
に於いて記録材を引張ることにより画像不良が発生しな
いように、転写装置に於ける搬送速度よりもわずかに遅
めに設定されているが、これにより転写部と定着部との
間で記録材がループを形成し、逆に転写部に於いて記録
材を後方即ち搬送方向上流側へ押すことにより画像不良
を発生させてしまったり、記録材の画像面が上方の構造
物に接触して画像こすれを発生させてしまったりする。
が定着ニップ部に突入する瞬間にこの突入ショックが記
録材を伝わって転写部に伝搬して画像に乱れを生じさせ
る。また、一般に定着装置に於ける搬送速度は、転写部
に於いて記録材を引張ることにより画像不良が発生しな
いように、転写装置に於ける搬送速度よりもわずかに遅
めに設定されているが、これにより転写部と定着部との
間で記録材がループを形成し、逆に転写部に於いて記録
材を後方即ち搬送方向上流側へ押すことにより画像不良
を発生させてしまったり、記録材の画像面が上方の構造
物に接触して画像こすれを発生させてしまったりする。
【0006】このような問題を解決するために転写部と
定着部との間の距離を長くとったり、さらにはこの間に
ゴムベルトによる搬送装置を設けたりする構成が採られ
ているが、いずれの場合も装置全体が大型化してしまう
という欠点があった。
定着部との間の距離を長くとったり、さらにはこの間に
ゴムベルトによる搬送装置を設けたりする構成が採られ
ているが、いずれの場合も装置全体が大型化してしまう
という欠点があった。
【0007】また搬送ガイドを揺動させ、ガイド面を可
変に構成した場合でもループ空間をわずかに増やす程度
の作用しか得られず、定着ニップへの突入ショックの解
消や記録材搬送性との両立に於いて充分な効果が得られ
ていなかった。
変に構成した場合でもループ空間をわずかに増やす程度
の作用しか得られず、定着ニップへの突入ショックの解
消や記録材搬送性との両立に於いて充分な効果が得られ
ていなかった。
【0008】そこで本発明に於いては、記録材の搬送性
と突入ショックの解消及びループ形成による画像不良の
解消とを両立させるとともに装置の小型化に対応できる
ことを目的とする。
と突入ショックの解消及びループ形成による画像不良の
解消とを両立させるとともに装置の小型化に対応できる
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願に係る第1の発明のシート搬送装置は、シー
ト材を搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送され
るシート材を定着装置のニップ部にガイドする搬送ガイ
ドを有するシート搬送装置において、該搬送ガイドの動
作位置が可変に構成されるとともに、該動作位置は少な
くとも3つの動作位置を有することを特徴とする。
に、本出願に係る第1の発明のシート搬送装置は、シー
ト材を搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送され
るシート材を定着装置のニップ部にガイドする搬送ガイ
ドを有するシート搬送装置において、該搬送ガイドの動
作位置が可変に構成されるとともに、該動作位置は少な
くとも3つの動作位置を有することを特徴とする。
【0010】第2の発明は、搬送されるシート材の先端
位置を検知する検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置
を変動させる駆動手段と、前記検知手段による検知信号
をもとに前記駆動手段を駆動させる制御手段とを有して
いることを特徴とする。
位置を検知する検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置
を変動させる駆動手段と、前記検知手段による検知信号
をもとに前記駆動手段を駆動させる制御手段とを有して
いることを特徴とする。
【0011】第3の発明は、シート材を搬送する搬送手
段と、該搬送手段により搬送されるシート材を定着装置
のニップ部にガイドする搬送ガイドを有するシート搬送
装置において、該搬送ガイドは、定着ローラと加圧ロー
ラ間の定着ニップ部近傍の第1の回動中心、及び加圧ロ
ーラの回転中心近傍の第2の回動中心を有し、該第1の
回動中心により定着ニップのシート材を導入するための
第1の動作位置と、第1の動作位置からわずかに下方へ
回動した第2の動作位置をとり、該第2の回動中心によ
り第2の動作位置からさらに大きく下方へ回動した第3
の動作位置をとる構成とされていることを特徴とする。
段と、該搬送手段により搬送されるシート材を定着装置
のニップ部にガイドする搬送ガイドを有するシート搬送
装置において、該搬送ガイドは、定着ローラと加圧ロー
ラ間の定着ニップ部近傍の第1の回動中心、及び加圧ロ
ーラの回転中心近傍の第2の回動中心を有し、該第1の
回動中心により定着ニップのシート材を導入するための
第1の動作位置と、第1の動作位置からわずかに下方へ
回動した第2の動作位置をとり、該第2の回動中心によ
り第2の動作位置からさらに大きく下方へ回動した第3
の動作位置をとる構成とされていることを特徴とする。
【0012】第4の発明は、前記搬送ガイドは、定着装
置の加圧ローラと略同軸の回動部材に、シート材搬送方
向前部において軸支され、付勢手段により搬送方向後部
において該回動部材に当接されるとともに、該付勢手段
に抗するカムにより回動制御されることを特徴とする。
置の加圧ローラと略同軸の回動部材に、シート材搬送方
向前部において軸支され、付勢手段により搬送方向後部
において該回動部材に当接されるとともに、該付勢手段
に抗するカムにより回動制御されることを特徴とする。
【0013】第5の発明は、前記搬送ガイドは、第1の
動作位置から第2の動作位置へは瞬時に、また第2の動
作位置から第3の動作位置へは徐々に回動することを特
徴とする。
動作位置から第2の動作位置へは瞬時に、また第2の動
作位置から第3の動作位置へは徐々に回動することを特
徴とする。
【0014】第6の発明は、搬送されるシート材の先端
位置を検知する検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置
を変動させる駆動手段と、前記検知手段による検知信号
をもとに前記駆動手段を駆動させる制御手段とを有して
いることを特徴とする。
位置を検知する検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置
を変動させる駆動手段と、前記検知手段による検知信号
をもとに前記駆動手段を駆動させる制御手段とを有して
いることを特徴とする。
【0015】第7の発明は、像担持体に形成担持させた
可転写画像を転写装置で記録材に転写させ、該記録材を
定着装置へ導入して画像定着させる画像形成装置におい
て、前記転写装置と定着装置との間に記録材搬送ガイド
を有し、該記録材搬送ガイドの動作位置が可変に構成さ
れるとともに、上記動作位置を変動させるにあたり少な
くとも2つ以上の移動方向を有することを特徴とする。
可転写画像を転写装置で記録材に転写させ、該記録材を
定着装置へ導入して画像定着させる画像形成装置におい
て、前記転写装置と定着装置との間に記録材搬送ガイド
を有し、該記録材搬送ガイドの動作位置が可変に構成さ
れるとともに、上記動作位置を変動させるにあたり少な
くとも2つ以上の移動方向を有することを特徴とする。
【0016】第8の発明は、前記記録材搬送ガイドは、
定着装置の定着ニップ部近傍に第1の回動中心を、ま
た、定着装置の加圧ローラの回転中心またはその近傍に
第2の回動中心を有していることを特徴とする。
定着装置の定着ニップ部近傍に第1の回動中心を、ま
た、定着装置の加圧ローラの回転中心またはその近傍に
第2の回動中心を有していることを特徴とする。
【0017】第9の発明は、前記記録材搬送ガイドは、
前記転写装置から定着ニップへ記録材を導入するための
第1の動作位置と、前記第1の回動中心を中心にわずか
に下方へ回動した第2の動作位置と、さらに前記第2の
回動中心を中心に大きく下方へ回動した第3の動作位置
とを有していることを特徴とする。
前記転写装置から定着ニップへ記録材を導入するための
第1の動作位置と、前記第1の回動中心を中心にわずか
に下方へ回動した第2の動作位置と、さらに前記第2の
回動中心を中心に大きく下方へ回動した第3の動作位置
とを有していることを特徴とする。
【0018】第10の発明は、前記搬送ガイドは、転写
装置から定着ニップへシート材を導入するための第1の
動作位置と、前記第1の回動中心を中心にわずかに下方
へ回動した第2の動作位置と、さらに前記第2の回動中
心を中心に大きく下方へ回動した第3の動作位置とを有
していることを特徴とする。
装置から定着ニップへシート材を導入するための第1の
動作位置と、前記第1の回動中心を中心にわずかに下方
へ回動した第2の動作位置と、さらに前記第2の回動中
心を中心に大きく下方へ回動した第3の動作位置とを有
していることを特徴とする。
【0019】第11の発明は、搬送されるシート材の先
端位置を検知する検知手段と該搬送ガイドの動作位置を
変動させる駆動手段と、上記検知信号をもとに上記駆動
手段を駆動させる制御手段とを有していることを特徴と
する。
端位置を検知する検知手段と該搬送ガイドの動作位置を
変動させる駆動手段と、上記検知信号をもとに上記駆動
手段を駆動させる制御手段とを有していることを特徴と
する。
【0020】第12の発明は、搬送されるシート材の先
端位置が定着装置のニップ部に到達する以前には、該搬
送ガイドは第1の動作位置に、また、シート材の先端位
置が該ニップ部に到達する瞬間には該搬送ガイドは第2
の動作位置に、さらにシート材の先端位置が該ニップ部
を通過した後、該搬送ガイドは第3の動作位置に移動す
ることを特徴とする。
端位置が定着装置のニップ部に到達する以前には、該搬
送ガイドは第1の動作位置に、また、シート材の先端位
置が該ニップ部に到達する瞬間には該搬送ガイドは第2
の動作位置に、さらにシート材の先端位置が該ニップ部
を通過した後、該搬送ガイドは第3の動作位置に移動す
ることを特徴とする。
【0021】第13の発明の画像形成装置は、可転写画
像を形成される像担持体と、該像担持体上の可転写画像
をシート材に転写する転写手段と、該転写手段により転
写された画像をシート材に定着する定着装置と、該転写
手段と定着装置の間に設けられた第1乃至12のいずれ
かの発明のシート搬送装置を有することを特徴とする。
像を形成される像担持体と、該像担持体上の可転写画像
をシート材に転写する転写手段と、該転写手段により転
写された画像をシート材に定着する定着装置と、該転写
手段と定着装置の間に設けられた第1乃至12のいずれ
かの発明のシート搬送装置を有することを特徴とする。
【0022】上記解決手段の作用は次のように行われ、
転写装置と定着装置との間に設けられたシート材の搬送
ガイドが次の3つの動作位置を持つ。
転写装置と定着装置との間に設けられたシート材の搬送
ガイドが次の3つの動作位置を持つ。
【0023】第1 通常の位置であり、定着ニップへシ
ート材先端を導入する。
ート材先端を導入する。
【0024】第2 わずかに下方へ回動した位置、定着
突入ショックを解消する。
突入ショックを解消する。
【0025】第3 さらに大きく下方へ回動した位置、
ループ空間を充分に確保し画像不良の発生を防止する。
ループ空間を充分に確保し画像不良の発生を防止する。
【0026】上記搬送ガイドの動作位置は、搬送されて
くるシート材の先端を検知し、その検知信号よりタイミ
ングを計って変更される。
くるシート材の先端を検知し、その検知信号よりタイミ
ングを計って変更される。
【0027】上記ガイドの第1の動作位置から第2の作
動位置への回動中心は定着ニップ近傍に持ち、これによ
りガイド先端は常に定着ニップの方向を向くので、シー
ト材の搬送性が安定する。
動位置への回動中心は定着ニップ近傍に持ち、これによ
りガイド先端は常に定着ニップの方向を向くので、シー
ト材の搬送性が安定する。
【0028】また、第2の作動位置から第3の作動位置
への回動中心はさらに下方、例えば加圧ローラ中心或は
その近傍に持ち、これによりローラとの干渉を避けつつ
より大きく回動することが可能であり、定着装置と搬送
装置との速度差により形成されるループ空間を充分に確
保することができる。
への回動中心はさらに下方、例えば加圧ローラ中心或は
その近傍に持ち、これによりローラとの干渉を避けつつ
より大きく回動することが可能であり、定着装置と搬送
装置との速度差により形成されるループ空間を充分に確
保することができる。
【0029】第1の作動位置から第2の作動位置への移
動は瞬時に行ない、これにより直前までシート材の先端
を定着ニップに導入する作用が継続でき、また突入ショ
ックが発生する瞬間にそのショックを下方へ逃がす。
動は瞬時に行ない、これにより直前までシート材の先端
を定着ニップに導入する作用が継続でき、また突入ショ
ックが発生する瞬間にそのショックを下方へ逃がす。
【0030】第2の作動位置から第3の作動位置への移
動は徐々に行ない、ループの成長に合わせて空間が拡大
するので、シート材に与える負荷を一定に保つことがで
き、画像形成に与える影響を最小限にでき、また、充分
なループ空間を確保することにより画像不良の発生を防
止する。
動は徐々に行ない、ループの成長に合わせて空間が拡大
するので、シート材に与える負荷を一定に保つことがで
き、画像形成に与える影響を最小限にでき、また、充分
なループ空間を確保することにより画像不良の発生を防
止する。
【0031】
<第1の実施形態>図1及び図2にて説明する。
【0032】図2は本発明に係るシート搬送装置を有す
る画像形成装置本体の概略構成図である。用紙カセット
101に積載されたシート材であるコピー用紙Pは給紙
装置102によって1枚づつ繰り出されレジストローラ
103へ搬送される。レジストローラ103は画像形成
とのタイミングを同期させてコピー用紙Pを転写部へと
送り出す。
る画像形成装置本体の概略構成図である。用紙カセット
101に積載されたシート材であるコピー用紙Pは給紙
装置102によって1枚づつ繰り出されレジストローラ
103へ搬送される。レジストローラ103は画像形成
とのタイミングを同期させてコピー用紙Pを転写部へと
送り出す。
【0033】記録材としてのコピー用紙Pは転写ベルト
104上に吸着され矢印A方向へ移動する。この間、例
えばレーザビームにより像担持体としての電子感光ドラ
ム110に潜像が形成され、現像手段111により現像
されたYMCK各色の画像が次々に転写され、コピー用
紙P上にはフルカラー画像が形成される。
104上に吸着され矢印A方向へ移動する。この間、例
えばレーザビームにより像担持体としての電子感光ドラ
ム110に潜像が形成され、現像手段111により現像
されたYMCK各色の画像が次々に転写され、コピー用
紙P上にはフルカラー画像が形成される。
【0034】転写ベルト104の左端部まで到達したコ
ピー用紙Pは転写ベルト104から曲率分離して搬送ガ
イド3上を移動し、定着ローラ1と加圧ローラ2との間
に形成される定着ニップ部4を通過しコピー用紙上に画
像が定着される。
ピー用紙Pは転写ベルト104から曲率分離して搬送ガ
イド3上を移動し、定着ローラ1と加圧ローラ2との間
に形成される定着ニップ部4を通過しコピー用紙上に画
像が定着される。
【0035】図1は本発明に係るシート搬送装置の動作
状態を説明する詳細図である。転写ベルト104より分
離されたコピー用紙Pは搬送ガイド3にガイドされ定着
ニップ4へと向かう。定着ローラ1及び加圧ローラ2
は、これらのローラ間に形成される定着ニップ4が転写
ベルトからの分離点106よりもわずかに上方であるよ
うに配置され、また定着ローラ1と加圧ローラ2の中心
を結んだ直線と定着ニップ4に於いて直交する直線19
(図3)は、分離点106よりもわずかに下方を通過す
るようになっている。第1の位置における搬送ガイド3
のガイド面は直線19にほぼ一致しており、その先端は
定着ニップ4の近傍まで延びており、コピー用紙Pは、
ニップ4より低位の箇所からニップ4に確実に誘導され
る(図1−(a))。次に図1−(b)に示すように、
コピー用紙Pの先端が定着ニップ4に突入する瞬間又は
所定時間前に、搬送ガイド3は点線で示した位置から下
方へわずかに回動し、実線で示す位置まで移動する(第
2の位置)。従って、定着ニップ4に突入した瞬間に発
生するショックによる振動は、コピー用紙Pが下方にた
わむことにより吸収されて、振動がコピー用紙Pを伝わ
って画像形成部に至り、ブレ等の画像不良を発生するこ
とはない。
状態を説明する詳細図である。転写ベルト104より分
離されたコピー用紙Pは搬送ガイド3にガイドされ定着
ニップ4へと向かう。定着ローラ1及び加圧ローラ2
は、これらのローラ間に形成される定着ニップ4が転写
ベルトからの分離点106よりもわずかに上方であるよ
うに配置され、また定着ローラ1と加圧ローラ2の中心
を結んだ直線と定着ニップ4に於いて直交する直線19
(図3)は、分離点106よりもわずかに下方を通過す
るようになっている。第1の位置における搬送ガイド3
のガイド面は直線19にほぼ一致しており、その先端は
定着ニップ4の近傍まで延びており、コピー用紙Pは、
ニップ4より低位の箇所からニップ4に確実に誘導され
る(図1−(a))。次に図1−(b)に示すように、
コピー用紙Pの先端が定着ニップ4に突入する瞬間又は
所定時間前に、搬送ガイド3は点線で示した位置から下
方へわずかに回動し、実線で示す位置まで移動する(第
2の位置)。従って、定着ニップ4に突入した瞬間に発
生するショックによる振動は、コピー用紙Pが下方にた
わむことにより吸収されて、振動がコピー用紙Pを伝わ
って画像形成部に至り、ブレ等の画像不良を発生するこ
とはない。
【0036】またコピー用紙Pが定着ニップ4に突入す
る瞬間は、コピー用紙Pの挙動が不安定であり、徐行や
JAM等の原因となりやすいことから、搬送ガイド3の
回動量は必要最小限にとどめ、第2位置に於いてもガイ
ド先端部は定着ニップ4に向かっているようにする。
る瞬間は、コピー用紙Pの挙動が不安定であり、徐行や
JAM等の原因となりやすいことから、搬送ガイド3の
回動量は必要最小限にとどめ、第2位置に於いてもガイ
ド先端部は定着ニップ4に向かっているようにする。
【0037】次に更にコピー用紙Pが定着ローラ対によ
って搬送され続けると、定着ローラ対による搬送速度が
転写ベルトによる搬送速度よりも若干遅めに設定されて
いることから、これらの間でコピー用紙Pにたわみが生
じループ量が増大してくる。そこで図1−(c)に示す
ごとく、搬送ガイド3をさらに大きく下方へ回動させて
第3の位置をとらせ、ループ空間を増大させることによ
り、コピー用紙Pを下方へ充分にたわませて、紙のコシ
即ち剛性による反力が画像形成部に伝わり画像不良を発
生させることを防止する。なお、ループを下方に発生さ
せるので、ループが大きく発生しても、画像面(上面)
が上方のガイド等にこすれて画像不良となる恐れはな
い。
って搬送され続けると、定着ローラ対による搬送速度が
転写ベルトによる搬送速度よりも若干遅めに設定されて
いることから、これらの間でコピー用紙Pにたわみが生
じループ量が増大してくる。そこで図1−(c)に示す
ごとく、搬送ガイド3をさらに大きく下方へ回動させて
第3の位置をとらせ、ループ空間を増大させることによ
り、コピー用紙Pを下方へ充分にたわませて、紙のコシ
即ち剛性による反力が画像形成部に伝わり画像不良を発
生させることを防止する。なお、ループを下方に発生さ
せるので、ループが大きく発生しても、画像面(上面)
が上方のガイド等にこすれて画像不良となる恐れはな
い。
【0038】次に図3〜図5を用い、具体的な構成を説
明する。
明する。
【0039】図3において、コピー用紙Pの先端が、セ
ンサレバー6に到達すると、レバー6を反時計方向に回
動させ、フォトインタラプタ7の赤外光を遮蔽していた
フラッグが回避され、紙先端検知信号が出力され不図示
の制御装置31に伝えられる(図4)。制御装置ではコ
ピー用紙Pの先端がさらに進行して定着ニップ4に到達
する時間を演算し、用紙先端がニップ4に突入する瞬間
又は所定時間以前に搬送ガイド3を動作させるための駆
動装置32へのON信号を与える。駆動装置は半回転ク
ラッチまたはステッピングモータ等であり、所定のタイ
ミングでカム8を時計方向に回転させる(図5)。搬送
ガイド3はバネ9によって下方に付勢されており、その
一部がカム8のカム面につきあたっている。なお図5に
於ける(a)〜(c)は、図1に於ける(a)〜(c)
と同じ状態のカム位置を示している。
ンサレバー6に到達すると、レバー6を反時計方向に回
動させ、フォトインタラプタ7の赤外光を遮蔽していた
フラッグが回避され、紙先端検知信号が出力され不図示
の制御装置31に伝えられる(図4)。制御装置ではコ
ピー用紙Pの先端がさらに進行して定着ニップ4に到達
する時間を演算し、用紙先端がニップ4に突入する瞬間
又は所定時間以前に搬送ガイド3を動作させるための駆
動装置32へのON信号を与える。駆動装置は半回転ク
ラッチまたはステッピングモータ等であり、所定のタイ
ミングでカム8を時計方向に回転させる(図5)。搬送
ガイド3はバネ9によって下方に付勢されており、その
一部がカム8のカム面につきあたっている。なお図5に
於ける(a)〜(c)は、図1に於ける(a)〜(c)
と同じ状態のカム位置を示している。
【0040】図5(b)に示した位置にカム8が回動す
ると、そのカム面に設けられた微少な段差により搬送ガ
イド3は瞬時に微少回動する。この動作をコピー用紙P
の定着ニップ4への突入と同期させることにより効果的
に紙の振動を逃がすことができる。また図5−(c)の
状態への移動は、コピー用紙Pのループ成長に合わせ、
カム面に沿って徐々に搬送ガイド3を回動させる。これ
により、コピー用紙Pに与える負荷を最小にかつ一定に
保ちつつ、充分なループ空間に広げることが可能とな
る。
ると、そのカム面に設けられた微少な段差により搬送ガ
イド3は瞬時に微少回動する。この動作をコピー用紙P
の定着ニップ4への突入と同期させることにより効果的
に紙の振動を逃がすことができる。また図5−(c)の
状態への移動は、コピー用紙Pのループ成長に合わせ、
カム面に沿って徐々に搬送ガイド3を回動させる。これ
により、コピー用紙Pに与える負荷を最小にかつ一定に
保ちつつ、充分なループ空間に広げることが可能とな
る。
【0041】そしてコピー用紙Pが搬送ガイド3を通過
し、カム8がさらに回転すると、搬送ガイド3はカム面
によってばね力に抗して押し上げられ第1の動作位置へ
と戻される。
し、カム8がさらに回転すると、搬送ガイド3はカム面
によってばね力に抗して押し上げられ第1の動作位置へ
と戻される。
【0042】<他の実施形態>第1の実施形態に加え、
搬送ガイド3の回動中心を2つ持つようにした実施形態
について説明する。
搬送ガイド3の回動中心を2つ持つようにした実施形態
について説明する。
【0043】すなわち図6に示すように、図6(a)→
(b)で初期の回動(コピー用紙P先端が定着ニップ4
に突入するまで、あるいはその後しばらく)では、定着
ニップ部またはその近傍に搬送ガイドは回動中心を持
ち、図6(b)→(c)の回動では、搬送ガイドは加圧
ローラ2の回転中心またはその近傍に回動中心を持つよ
うにしたものである。従ってコピー用紙Pが定着ニップ
4に入りその搬送性が充分に安定するまでは搬送ガイド
3の先端は常に定着ニップ4の方向に向けられ、その後
は加圧ローラ2の表面外周上に沿って回動するためより
広い回動角を得ることができる。
(b)で初期の回動(コピー用紙P先端が定着ニップ4
に突入するまで、あるいはその後しばらく)では、定着
ニップ部またはその近傍に搬送ガイドは回動中心を持
ち、図6(b)→(c)の回動では、搬送ガイドは加圧
ローラ2の回転中心またはその近傍に回動中心を持つよ
うにしたものである。従ってコピー用紙Pが定着ニップ
4に入りその搬送性が充分に安定するまでは搬送ガイド
3の先端は常に定着ニップ4の方向に向けられ、その後
は加圧ローラ2の表面外周上に沿って回動するためより
広い回動角を得ることができる。
【0044】図7はその概略構成を示した斜視図であ
る。
る。
【0045】ガイド台25は軸線22に対して回動可能
であり、不図示のバネによって矢印A方向に付勢され、
ストッパー26に25b部で当接している。搬送ガイド
3はガイド台25に対して軸線21に回動可能に支持さ
れており、不図示のバネによって矢印B方向に付勢さ
れ、搬送ガイド3の突出部3aはカム8のカム面に当接
されている。ここで軸線22は加圧ローラ2の回転中心
またはその近傍に、また軸線21は定着ニップ4または
その近傍に設定されている。
であり、不図示のバネによって矢印A方向に付勢され、
ストッパー26に25b部で当接している。搬送ガイド
3はガイド台25に対して軸線21に回動可能に支持さ
れており、不図示のバネによって矢印B方向に付勢さ
れ、搬送ガイド3の突出部3aはカム8のカム面に当接
されている。ここで軸線22は加圧ローラ2の回転中心
またはその近傍に、また軸線21は定着ニップ4または
その近傍に設定されている。
【0046】第1の実施形態と同様、図6(a)に示し
た第1の動作位置に於いて、搬送ガイド3はカム8のカ
ム面に当接された位置に規制されており、またガイド台
25はストッパ26に当接された位置に規制されてい
る。
た第1の動作位置に於いて、搬送ガイド3はカム8のカ
ム面に当接された位置に規制されており、またガイド台
25はストッパ26に当接された位置に規制されてい
る。
【0047】前記実施形態同様に、制御装置より与えら
れたON信号により駆動装置が駆動されると、カム8は
時計方向に回転し、カム面に設けられた微少な段差によ
り搬送ガイド3は瞬時に微少回動して第2の位置をとり
(図6(b)の状態)、この場合搬送ガイド3はガイド
台25上に於いて軸線21を中心に回動する。カム8が
さらに回転すると、カム面に沿って搬送ガイド3は徐々
に回動し、搬送ガイドの当接部3aがガイド台の当接部
25a部に当接するようになる。その後は、ばね力FB
はばね力FAに打ち勝って、当接部25bはストッパ2
6から離れ、揺動ガイド3はガイド台25と共に軸線2
2を中心にさらに回動していき第3の位置をとる(図6
(c)の状態)。そして、コピー用紙Pが搬送ガイド3
を通過し、カム8がさらに回転すると、搬送ガイド3は
カム面によってばね力FBに抗して押し上げられ、また
ガイド台25もばね力FAによってひき上げられてスト
ッパ26につきあたるようになり、第1の動作位置へと
戻される。
れたON信号により駆動装置が駆動されると、カム8は
時計方向に回転し、カム面に設けられた微少な段差によ
り搬送ガイド3は瞬時に微少回動して第2の位置をとり
(図6(b)の状態)、この場合搬送ガイド3はガイド
台25上に於いて軸線21を中心に回動する。カム8が
さらに回転すると、カム面に沿って搬送ガイド3は徐々
に回動し、搬送ガイドの当接部3aがガイド台の当接部
25a部に当接するようになる。その後は、ばね力FB
はばね力FAに打ち勝って、当接部25bはストッパ2
6から離れ、揺動ガイド3はガイド台25と共に軸線2
2を中心にさらに回動していき第3の位置をとる(図6
(c)の状態)。そして、コピー用紙Pが搬送ガイド3
を通過し、カム8がさらに回転すると、搬送ガイド3は
カム面によってばね力FBに抗して押し上げられ、また
ガイド台25もばね力FAによってひき上げられてスト
ッパ26につきあたるようになり、第1の動作位置へと
戻される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるシー
ト搬送装置は、定着装置へ搬送されるシート材をガイド
するシート材搬送ガイドが、少なくとも3つの作動位置
を取り得るように構成されているので、該シート材搬送
ガイドの第1の動作位置で定着ニップへシート材先端を
確実に導入し、第2の動作位置で定着ニップへの突入シ
ョックを解消し、第3の動作位置でシート材のループ空
間を充分に確保することができ、以上により該シート材
上に形成される画像不良の発生を防止することができ
る。
ト搬送装置は、定着装置へ搬送されるシート材をガイド
するシート材搬送ガイドが、少なくとも3つの作動位置
を取り得るように構成されているので、該シート材搬送
ガイドの第1の動作位置で定着ニップへシート材先端を
確実に導入し、第2の動作位置で定着ニップへの突入シ
ョックを解消し、第3の動作位置でシート材のループ空
間を充分に確保することができ、以上により該シート材
上に形成される画像不良の発生を防止することができ
る。
【0049】また、該シート材搬送ガイドは、該3つの
動作位置を取るための回動中心を2つ持つことにより、
上記効果をより効果的に発揮する。回動タイミングを制
御することにより、上記効果をより効果的に発揮する。
動作位置を取るための回動中心を2つ持つことにより、
上記効果をより効果的に発揮する。回動タイミングを制
御することにより、上記効果をより効果的に発揮する。
【0050】上記画像不良の防止を装置を大型化させず
に実施できる。
に実施できる。
【図1】本発明に係るシート材搬送装置の1実施形態に
おける動作状態を説明する図
おける動作状態を説明する図
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を説明す
る図
る図
【図3】本発明に係るシート材搬送装置の1実施形態の
具体的構成を説明する図
具体的構成を説明する図
【図4】本発明に係るシート材搬送装置の1実施形態に
おける駆動系を説明する図
おける駆動系を説明する図
【図5】本発明に係るシート材搬送装置の1実施形態の
具体的構成を説明する図
具体的構成を説明する図
【図6】本発明に係る第2の実施形態の動作状態を説明
する図
する図
【図7】本発明に係る第2の実施形態の具体的構成を説
明する図
明する図
1…定着ローラ 2…加圧ローラ 3…搬送ガイド 4…定着ニップ 7…フォトインタラプタ 8…カム 31…制御装置 32…駆動装置 110…感光ドラム 111…現像手
段 P…コピー用紙
段 P…コピー用紙
Claims (13)
- 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段と、該搬送
手段により搬送されるシート材を定着装置のニップ部に
ガイドする搬送ガイドを有するシート搬送装置におい
て、該搬送ガイドの動作位置が可変に構成されるととも
に、該動作位置は少なくとも3つの動作位置を有するこ
とを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項2】 搬送されるシート材の先端位置を検知す
る検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置を変動させる
駆動手段と、前記検知手段による検知信号をもとに前記
駆動手段を駆動させる制御手段とを有していることを特
徴とする請求項1記載のシート搬送装置。 - 【請求項3】 シート材を搬送する搬送手段と、該搬送
手段により搬送されるシート材を定着装置のニップ部に
ガイドする搬送ガイドを有するシート搬送装置におい
て、該搬送ガイドは、定着ローラと加圧ローラ間の定着
ニップ部近傍の第1の回動中心、及び加圧ローラの回転
中心近傍の第2の回動中心を有し、該第1の回動中心に
より定着ニップのシート材を導入するための第1の動作
位置と、第1の動作位置からわずかに下方へ回動した第
2の動作位置をとり、該第2の回動中心により第2の動
作位置からさらに大きく下方へ回動した第3の動作位置
をとる構成とされていることを特徴とするシート搬送装
置。 - 【請求項4】 前記搬送ガイドは、定着装置の加圧ロー
ラと略同軸の回動部材に、シート材搬送方向前部におい
て軸支され、付勢手段により搬送方向後部において該回
動部材に当接されるとともに、該付勢手段に抗するカム
により回動制御されることを特徴とする請求項3記載の
搬送装置。 - 【請求項5】 前記搬送ガイドは、第1の動作位置から
第2の動作位置へは瞬時に、また第2の動作位置から第
3の動作位置へは徐々に回動することを特徴とする請求
項3又は4記載のシート搬送装置。 - 【請求項6】 搬送されるシート材の先端位置を検知す
る検知手段と、前記搬送ガイドの動作位置を変動させる
駆動手段と、前記検知手段による検知信号をもとに前記
駆動手段を駆動させる制御手段とを有していることを特
徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のシート搬送
装置。 - 【請求項7】 像担持体に形成担持させた可転写画像を
転写装置で記録材に転写させ、該記録材を定着装置へ導
入して画像定着させる画像形成装置において、 前記転写装置と定着装置との間に記録材搬送ガイドを有
し、該記録材搬送ガイドの動作位置が可変に構成される
とともに、上記動作位置を変動させるにあたり少なくと
も2つ以上の移動方向を有することを特徴とするシート
搬送装置。 - 【請求項8】 前記記録材搬送ガイドは、定着装置の定
着ニップ部近傍に第1の回動中心を、また、定着装置の
加圧ローラの回転中心またはその近傍に第2の回動中心
を有していることを特徴とする請求項7記載のシート搬
送装置。 - 【請求項9】 前記記録材搬送ガイドは、前記転写装置
から定着ニップへ記録材を導入するための第1の動作位
置と、前記第1の回動中心を中心にわずかに下方へ回動
した第2の動作位置と、さらに前記第2の回動中心を中
心に大きく下方へ回動した第3の動作位置とを有してい
ることを特徴とする請求項7又は8記載のシート搬送装
置。 - 【請求項10】 前記搬送ガイドは、転写装置から定着
ニップへシート材を導入するための第1の動作位置と、
前記第1の回動中心を中心にわずかに下方へ回動した第
2の動作位置と、さらに前記第2の回動中心を中心に大
きく下方へ回動した第3の動作位置とを有していること
を特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のシート
搬送装置。 - 【請求項11】 搬送されるシート材の先端位置を検知
する検知手段と該搬送ガイドの動作位置を変動させる駆
動手段と、上記検知信号をもとに上記駆動手段を駆動さ
せる制御手段とを有していることを特徴とする請求項7
乃至10のいずれかに記載のシート搬送装置。 - 【請求項12】 搬送されるシート材の先端位置が定着
装置のニップ部に到達する以前には、該搬送ガイドは第
1の動作位置に、また、シート材の先端位置が該ニップ
部に到達する瞬間には該搬送ガイドは第2の動作位置
に、さらにシート材の先端位置が該ニップ部を通過した
後、該搬送ガイドは第3の動作位置に移動することを特
徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のシート搬
送装置。 - 【請求項13】 可転写画像を形成される像担持体と、
該像担持体上の可転写画像をシート材に転写する転写手
段と、該転写手段により転写された画像をシート材に定
着する定着装置と、該転写手段と定着装置の間に設けら
れた請求項1乃至12のいずれかに記載のシート搬送装
置を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8203312A JPH1048982A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8203312A JPH1048982A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1048982A true JPH1048982A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16471949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8203312A Pending JPH1048982A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1048982A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030268A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008281881A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2010198011A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-09-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US20100303487A1 (en) * | 2009-06-02 | 2010-12-02 | Takahiro Miyakawa | Image forming apparatus, image forming method for image forming apparatus, and computer program product |
US12181817B2 (en) | 2022-09-30 | 2024-12-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP8203312A patent/JPH1048982A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030268A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP4649898B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2011-03-16 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2008281881A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2010198011A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-09-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US20100303487A1 (en) * | 2009-06-02 | 2010-12-02 | Takahiro Miyakawa | Image forming apparatus, image forming method for image forming apparatus, and computer program product |
US8437671B2 (en) * | 2009-06-02 | 2013-05-07 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus, image forming method for image forming apparatus, and computer program product |
US12181817B2 (en) | 2022-09-30 | 2024-12-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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