JPH10339686A - 光ファイバ遅延時間差測定方法 - Google Patents
光ファイバ遅延時間差測定方法Info
- Publication number
- JPH10339686A JPH10339686A JP15265797A JP15265797A JPH10339686A JP H10339686 A JPH10339686 A JP H10339686A JP 15265797 A JP15265797 A JP 15265797A JP 15265797 A JP15265797 A JP 15265797A JP H10339686 A JPH10339686 A JP H10339686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical fiber
- pulse
- light
- propagated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 title claims abstract description 119
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 72
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 18
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光パルス法において正確なスキュー測定が難
しい。 【解決手段】 共通光源1の光パルスを2以上に分岐し
て被測定用の光ファイバテープ/光ファイバアレイ4を
構成する2以上の光ファイバ2に各々伝搬させ、これら
光ファイバ2に伝搬させた光を合波して受光器3で観測
し、光ファイバテープ/光ファイバアレイ3中の任意の
光ファイバ2を伝搬した光パルスの受光器3における到
達時刻を基準とし、その時刻に対する他の光ファイバ2
を伝搬した光パルスの受光器3での到達時刻の遅れを遅
延時間差とすることにより、前記光ファイバテープ/光
ファイバアレイ4を構成する光ファイバ2間の遅延時間
差を導出する。
しい。 【解決手段】 共通光源1の光パルスを2以上に分岐し
て被測定用の光ファイバテープ/光ファイバアレイ4を
構成する2以上の光ファイバ2に各々伝搬させ、これら
光ファイバ2に伝搬させた光を合波して受光器3で観測
し、光ファイバテープ/光ファイバアレイ3中の任意の
光ファイバ2を伝搬した光パルスの受光器3における到
達時刻を基準とし、その時刻に対する他の光ファイバ2
を伝搬した光パルスの受光器3での到達時刻の遅れを遅
延時間差とすることにより、前記光ファイバテープ/光
ファイバアレイ4を構成する光ファイバ2間の遅延時間
差を導出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の光ファイバの遅延時
間差測定方法は例えば通信装置やコンピュータ間の信号
伝送に使用される光ファイバアレイ、光ファイバの評価
に利用できるものであり、伝搬光の遅延時間差(スキュ
ー:skew)を評価するのに適したものである。
間差測定方法は例えば通信装置やコンピュータ間の信号
伝送に使用される光ファイバアレイ、光ファイバの評価
に利用できるものであり、伝搬光の遅延時間差(スキュ
ー:skew)を評価するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の大容量伝送・高速処理の観
点から光並列伝送が注目されている。この中で、コンピ
ュータシステム間の配線技術の性能向上のために、光フ
ァイバを使用した光インタコネクトが期待されている。
この技術によれば、従来用いられてきた同軸ケーブルの
束を光ファイバアレイ(複数本の光ファイバで構成され
る)に置き換えることにより、高速かつ高密度配線を軽
量かつ細径で実現することができる。光インターコネク
トの基本方式は、図5に示されるように電気/光変換ア
レイ(E/O )及び光/電気変換アレイ(O/E )と光ファ
イバアレイ(Fiber array )を用いた多チャンネル並列
同期伝送方式であり、各チャンネルにおいて同一時刻に
入力された電気信号が電気信号の出力側においてほぼ同
時に出力される心要がある。光インターコネクトを使用
したシステムを全体的に考慮すると、一般にはシステム
内で許容される信号のチャンネル間の遅延時間差(スキ
ュー)は1ps/m 程度が目安とされている。
点から光並列伝送が注目されている。この中で、コンピ
ュータシステム間の配線技術の性能向上のために、光フ
ァイバを使用した光インタコネクトが期待されている。
この技術によれば、従来用いられてきた同軸ケーブルの
束を光ファイバアレイ(複数本の光ファイバで構成され
る)に置き換えることにより、高速かつ高密度配線を軽
量かつ細径で実現することができる。光インターコネク
トの基本方式は、図5に示されるように電気/光変換ア
レイ(E/O )及び光/電気変換アレイ(O/E )と光ファ
イバアレイ(Fiber array )を用いた多チャンネル並列
同期伝送方式であり、各チャンネルにおいて同一時刻に
入力された電気信号が電気信号の出力側においてほぼ同
時に出力される心要がある。光インターコネクトを使用
したシステムを全体的に考慮すると、一般にはシステム
内で許容される信号のチャンネル間の遅延時間差(スキ
ュー)は1ps/m 程度が目安とされている。
【0003】このようなことから光インタコネクト技術
で使用される多心光ファイバアレイにはスキューの小さ
いものが必要となり、このためには精度の高いスキュー
の評価方法が必要となる。多心光ファイバアレイのスキ
ューを評価する方法として、従来、1)位相法、2)パ
ルス法(又は伝搬法とも呼ばれる)がある。
で使用される多心光ファイバアレイにはスキューの小さ
いものが必要となり、このためには精度の高いスキュー
の評価方法が必要となる。多心光ファイバアレイのスキ
ューを評価する方法として、従来、1)位相法、2)パ
ルス法(又は伝搬法とも呼ばれる)がある。
【0004】1)位相法は正弦波変調された光を被測定
用の光ファイバに伝搬させてその伝搬光の位相を測定す
るものであり、2本の光ファイバ(1本を基準ファイ
バ、1本を測定用のファイバとする)に共通の光源から
発振された正弦波変調光を同時に伝搬させ、これらの光
ファイバを伝搬する正弦波変調光の波形を同一時間軸上
で調べてその位相角度差を計測することにより光ファイ
バ間の遅延時間差を計測する方法である。図6はこの位
相法のための測定装置の概要であり、信号発生器Aで発
生した正弦波電気信号を850nm レーザ(光源)Bに印加
して正弦波変調光を発生させ、これを光カプラCで2分
岐して2本の被測定用光ファイバDに伝搬させ、各々の
伝搬光の正弦波波形をO/EプローブEを介してオシロ
スコープFで観測するようになっている。そしてオシロ
スコープFで観測された2つのパルス波形の位相差を調
べることにより、光ファイバD間の位相角度差を求め、
これからスキューを導出する。
用の光ファイバに伝搬させてその伝搬光の位相を測定す
るものであり、2本の光ファイバ(1本を基準ファイ
バ、1本を測定用のファイバとする)に共通の光源から
発振された正弦波変調光を同時に伝搬させ、これらの光
ファイバを伝搬する正弦波変調光の波形を同一時間軸上
で調べてその位相角度差を計測することにより光ファイ
バ間の遅延時間差を計測する方法である。図6はこの位
相法のための測定装置の概要であり、信号発生器Aで発
生した正弦波電気信号を850nm レーザ(光源)Bに印加
して正弦波変調光を発生させ、これを光カプラCで2分
岐して2本の被測定用光ファイバDに伝搬させ、各々の
伝搬光の正弦波波形をO/EプローブEを介してオシロ
スコープFで観測するようになっている。そしてオシロ
スコープFで観測された2つのパルス波形の位相差を調
べることにより、光ファイバD間の位相角度差を求め、
これからスキューを導出する。
【0005】また位相法には図7に示すものもあり、こ
れは前記と同様にして発生した正弦波変調光を光カプラ
で分岐せずに被測定用の光ファイバにD伝搬させ、その
伝搬光をO/EプローブEを介してオシロスコープFで
観測する。この場合は信号発生器Aからの正弦波電気信
号(基準信号)を前記伝搬光と合わせてオシロスコープ
Fで観測することにより、基準信号に対する伝搬光の位
相角度差を計測することができる。
れは前記と同様にして発生した正弦波変調光を光カプラ
で分岐せずに被測定用の光ファイバにD伝搬させ、その
伝搬光をO/EプローブEを介してオシロスコープFで
観測する。この場合は信号発生器Aからの正弦波電気信
号(基準信号)を前記伝搬光と合わせてオシロスコープ
Fで観測することにより、基準信号に対する伝搬光の位
相角度差を計測することができる。
【0006】2)パルス法は光のパルスを被測定用の光
ファイバに伝搬させてそのパルスと他の参照パルス(ト
リガ電気信号)とを同一時間軸上で調べてその位置関係
から光ファイバの遅延時間差を測定する方法である。図
8はパルス法のための測定装置の概要であり、パルス発
生器Aで発生した信号を、E/O変換器(光源)Bと光
オシロスコープ(サンプリングオシロスコープ)Gとに
出力し、E/O変換器Bで発生されて被測定用の光ファ
イバDを伝搬した光パルスと、パルス発生器Aからのト
リガ信号とを光オシロスコープ(サンプリングオシロス
コープ)Gで比較観測することにより、両者の時間軸上
での位置情報から光ファイバDを伝搬してきた光の遅延
時間を測定する。さらに光ファイバDを他のものと交換
して同様にしてトリガ信号に対する遅延時間を測定し、
先に測定した光ファイバDと後に測定した光ファイバD
との遅延時間差を、共通の基準であるトリガ信号を参考
に導出するものである。
ファイバに伝搬させてそのパルスと他の参照パルス(ト
リガ電気信号)とを同一時間軸上で調べてその位置関係
から光ファイバの遅延時間差を測定する方法である。図
8はパルス法のための測定装置の概要であり、パルス発
生器Aで発生した信号を、E/O変換器(光源)Bと光
オシロスコープ(サンプリングオシロスコープ)Gとに
出力し、E/O変換器Bで発生されて被測定用の光ファ
イバDを伝搬した光パルスと、パルス発生器Aからのト
リガ信号とを光オシロスコープ(サンプリングオシロス
コープ)Gで比較観測することにより、両者の時間軸上
での位置情報から光ファイバDを伝搬してきた光の遅延
時間を測定する。さらに光ファイバDを他のものと交換
して同様にしてトリガ信号に対する遅延時間を測定し、
先に測定した光ファイバDと後に測定した光ファイバD
との遅延時間差を、共通の基準であるトリガ信号を参考
に導出するものである。
【0007】
前記位相法、パルス法における問題 1)位相法において測定精度を向上させるためには、正
弦波変調光の変調周期を短くし、変調周期に対する位相
角度差を大きくなるように設定することが必要である
が、正弦波変調光はその波形が周期的に繰り返されるた
め、被測定用光ファイバDが1周期以上離れたスキュー
を持つものである場合、その値が正しいものであるか判
別することはできない。近接した基準信号からの位相角
度差に加えて、正弦波周期の整数倍の位相差が含まれて
いることが考えられるからである。そのため何度が変調
周波数を変えて同じ光ファイバDについて繰り返し測定
を行い、本来の位相角度差を求める必要がある。従っ
て、測定に時間がかかり、またこの結果として経時変動
も問題となる。
弦波変調光の変調周期を短くし、変調周期に対する位相
角度差を大きくなるように設定することが必要である
が、正弦波変調光はその波形が周期的に繰り返されるた
め、被測定用光ファイバDが1周期以上離れたスキュー
を持つものである場合、その値が正しいものであるか判
別することはできない。近接した基準信号からの位相角
度差に加えて、正弦波周期の整数倍の位相差が含まれて
いることが考えられるからである。そのため何度が変調
周波数を変えて同じ光ファイバDについて繰り返し測定
を行い、本来の位相角度差を求める必要がある。従っ
て、測定に時間がかかり、またこの結果として経時変動
も問題となる。
【0008】2)パルス法は、パルスの発振周期を長く
取ることによっても測定精度が変わることなくパルスの
周期以内にスキューが収まるように設定することができ
る。しかし従来からの図8の測定系では測定誤差の要因
となるいくつかの要素を含むことが指摘されている。遅
延時間を測る際、時間軸の基準となる信号はパルス発生
器Aから電気信号(トリガー信号)で光オシロスコープ
Gに入力させている。しかし、光源Bから出射されるパ
ルスの不安定動作により、被測定光ファイバDを伝搬し
た後にオシロスコープGで観測される波形はオシロスコ
ープGの掃引毎に時間的な位置が異なって見えることが
ある。これは使用波長が短波長領域(850nm )である場
合に用いられるGIマルチモード光ファイバにおいて特
に顕著となる。これはマルチモード光ファイバがシング
ルモード光ファイバと異なって多数の伝搬モードを持つ
ことによるものであり、光ファイバDに入射する光源B
の発振横モードの不安定性によってファイバD内での伝
搬モードが変化し伝送時間が変動する結果、オシロスコ
ープGでのパルス波形の時間軸上の位置が異なって見え
てしまうのである。このパルス波形の時間紬上での変動
は経過時間約10時間で最大1ns程度であり、測定精
度に大きく影響してしまうことが問題となる。
取ることによっても測定精度が変わることなくパルスの
周期以内にスキューが収まるように設定することができ
る。しかし従来からの図8の測定系では測定誤差の要因
となるいくつかの要素を含むことが指摘されている。遅
延時間を測る際、時間軸の基準となる信号はパルス発生
器Aから電気信号(トリガー信号)で光オシロスコープ
Gに入力させている。しかし、光源Bから出射されるパ
ルスの不安定動作により、被測定光ファイバDを伝搬し
た後にオシロスコープGで観測される波形はオシロスコ
ープGの掃引毎に時間的な位置が異なって見えることが
ある。これは使用波長が短波長領域(850nm )である場
合に用いられるGIマルチモード光ファイバにおいて特
に顕著となる。これはマルチモード光ファイバがシング
ルモード光ファイバと異なって多数の伝搬モードを持つ
ことによるものであり、光ファイバDに入射する光源B
の発振横モードの不安定性によってファイバD内での伝
搬モードが変化し伝送時間が変動する結果、オシロスコ
ープGでのパルス波形の時間軸上の位置が異なって見え
てしまうのである。このパルス波形の時間紬上での変動
は経過時間約10時間で最大1ns程度であり、測定精
度に大きく影響してしまうことが問題となる。
【0009】またパルス法において、J.lightwave.tec
h.,1994,Vol.12,No.2,p260 では図9の構成で測定が行
われている。これは基準信号として光源Bから分岐した
のち参照ファイバを伝搬させたパルスを使用している。
参照ファイバを伝搬したパルスはカプラで合波され受光
部(サンプリングオシロスコープ)Gでその波形が観測
される。このとき受光部Gで合波されたパルスが重なっ
てしまうと干渉作用が起こる場合があり波形の正確な形
状を認識することが難しくなる。さらに参照ファイバと
被測定ファイバアレイDとは特性が異なるものであるた
め、その各々に対する振動、温度変動がパルス伝搬時間
に影響を与えることも考えられる。
h.,1994,Vol.12,No.2,p260 では図9の構成で測定が行
われている。これは基準信号として光源Bから分岐した
のち参照ファイバを伝搬させたパルスを使用している。
参照ファイバを伝搬したパルスはカプラで合波され受光
部(サンプリングオシロスコープ)Gでその波形が観測
される。このとき受光部Gで合波されたパルスが重なっ
てしまうと干渉作用が起こる場合があり波形の正確な形
状を認識することが難しくなる。さらに参照ファイバと
被測定ファイバアレイDとは特性が異なるものであるた
め、その各々に対する振動、温度変動がパルス伝搬時間
に影響を与えることも考えられる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本件発明はパルス法にお
ける測定精度をさらに高めるべく開発されたものであ
る。
ける測定精度をさらに高めるべく開発されたものであ
る。
【0011】本発明のうち請求項1記載の光ファイバ遅
延時間差測定方法は図1に示されるように、共通光源1
の光パルスを2以上に分岐して2以上の被測定用の光フ
ァイバ2に各々伝搬させ、これら光ファイバ2に伝搬さ
せた光を合波して受光器3で観測し、任意の光ファイバ
3を伝搬した光パルスの受光器3における到達時刻を基
準とし、その時刻に対する他の光ファイバ2を伝搬した
光パルスの受光器3での到達時刻の遅れを遅延時間差と
することにより、前記光ファイバ2間の遅延時間差を導
出することを特徴とするものである。
延時間差測定方法は図1に示されるように、共通光源1
の光パルスを2以上に分岐して2以上の被測定用の光フ
ァイバ2に各々伝搬させ、これら光ファイバ2に伝搬さ
せた光を合波して受光器3で観測し、任意の光ファイバ
3を伝搬した光パルスの受光器3における到達時刻を基
準とし、その時刻に対する他の光ファイバ2を伝搬した
光パルスの受光器3での到達時刻の遅れを遅延時間差と
することにより、前記光ファイバ2間の遅延時間差を導
出することを特徴とするものである。
【0012】本発明のうち請求項2記載の光ファイバ遅
延時間差測定方法は図1に示されるように、共通光源1
の光パルスを2以上に分岐して被測定用の光ファイバテ
ープ/光ファイバアレイ4を構成する2以上の光ファイ
バ2に各々伝搬させ、これら光ファイバ2に伝搬させた
光を合波して受光器3で観測し、光ファイバテープ/光
ファイバアレイ3中の任意の光ファイバ2を伝搬した光
パルスの受光器3における到達時刻を基準とし、その時
刻に対する他の光ファイバ2を伝搬した光パルスの受光
器3での到達時刻の遅れを遅延時間差とすることによ
り、前記光ファイバテープ/光ファイバアレイ4を構成
する光ファイバ2間の遅延時間差を導出することを特徴
とするものである。
延時間差測定方法は図1に示されるように、共通光源1
の光パルスを2以上に分岐して被測定用の光ファイバテ
ープ/光ファイバアレイ4を構成する2以上の光ファイ
バ2に各々伝搬させ、これら光ファイバ2に伝搬させた
光を合波して受光器3で観測し、光ファイバテープ/光
ファイバアレイ3中の任意の光ファイバ2を伝搬した光
パルスの受光器3における到達時刻を基準とし、その時
刻に対する他の光ファイバ2を伝搬した光パルスの受光
器3での到達時刻の遅れを遅延時間差とすることによ
り、前記光ファイバテープ/光ファイバアレイ4を構成
する光ファイバ2間の遅延時間差を導出することを特徴
とするものである。
【0013】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ遅
延時間差測定方法は、共通光源1の光パルスが2以上に
分岐されてから再び合波されるまでの2以上の分岐光路
5のうち、被測定用の光ファイバ2を除く部分の分岐光
路5に、分岐光路5毎に異なる光路長が設定されている
ことを特徴とするものである。
延時間差測定方法は、共通光源1の光パルスが2以上に
分岐されてから再び合波されるまでの2以上の分岐光路
5のうち、被測定用の光ファイバ2を除く部分の分岐光
路5に、分岐光路5毎に異なる光路長が設定されている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態1】図1は本件発明の光ファイバ遅
延時間差測定方法に基づいて構成した大型コンピュータ
光インタコネクト用多心GI光ファイバアレイの遅延差
測定系であり、中心波長850nm のレーザダイオードLD
を光源(共通光源)1として使用し、4心光ファイバテ
ープ4の個々の光ファイバ2に光パルスを伝搬させてス
キュー測定を行う場合の例である。この測定系では、光
源1の光パルスが、光カプラ9aで2分配され、各々が
FCコネクタ8a、MPOコネクタ7aを通じて4心光
ファイバテープ4の所望の光ファイバ(マルチモード光
ファイバ)2に入射できるようになっており、2本の光
ファイバ1に伝搬された光パルスがMPOコネクタ7
b,FCコネクタ8b、光カプラ9bを通じて受光器
(サンプリングオシロスコープ)3で観測できるように
なっている。
延時間差測定方法に基づいて構成した大型コンピュータ
光インタコネクト用多心GI光ファイバアレイの遅延差
測定系であり、中心波長850nm のレーザダイオードLD
を光源(共通光源)1として使用し、4心光ファイバテ
ープ4の個々の光ファイバ2に光パルスを伝搬させてス
キュー測定を行う場合の例である。この測定系では、光
源1の光パルスが、光カプラ9aで2分配され、各々が
FCコネクタ8a、MPOコネクタ7aを通じて4心光
ファイバテープ4の所望の光ファイバ(マルチモード光
ファイバ)2に入射できるようになっており、2本の光
ファイバ1に伝搬された光パルスがMPOコネクタ7
b,FCコネクタ8b、光カプラ9bを通じて受光器
(サンプリングオシロスコープ)3で観測できるように
なっている。
【0015】図1のパルス発生器6のパルス信号を受け
て動作する光源1は図2に示されるように短光パルスと
なっており、これは半値全幅約160ps のほぼGauss 分布
形状を持っている。光パルスの周期は測定する光ファイ
バのスキューよりも長い時間間隔に設定することが望ま
しいことから、ここでは10ns(100Mhz)に設定してあ
る。
て動作する光源1は図2に示されるように短光パルスと
なっており、これは半値全幅約160ps のほぼGauss 分布
形状を持っている。光パルスの周期は測定する光ファイ
バのスキューよりも長い時間間隔に設定することが望ま
しいことから、ここでは10ns(100Mhz)に設定してあ
る。
【0016】図1の4心ファイバテープ4はその両端
を、各々MPOコネクタ7a、7bと着脱自在としてあ
り、各MPOコネクタ7a、7bはFCコネクタ8a、
8bを介して光源1側の光カプラ9a、9bと着脱自在
にしてある。このため、光カプラ9aより出力される光
パルスを4心ファイバテープ4の所望の光ファイバ1に
入射できるようになっており、またいずれの光ファイバ
2に伝搬される光パルスも光カプラ9bに入力できるよ
うになっている。4心光ファイバテープ4の両端はカッ
ターで切り揃えてあり、光ファイバ2間のファイバ長差
は各々の端で最大0.2mm (伝搬時間1ps )程度となって
いる。また光カプラ9aとFCコネクタ8aとを繋ぐ接
続用光ファイバ(分岐光路5)は、一方を長く、他方を
それより短くしてあり、カプラ9aで2分された後の光
路長に格差を設けてある。具体的にはファイバ長で20cm
の差を設けてあり、サンプリングオシロスコープ3で観
測される2つの光パルスが光路長差に基づく遅延時間差
を受けて重ならないようにしてある。
を、各々MPOコネクタ7a、7bと着脱自在としてあ
り、各MPOコネクタ7a、7bはFCコネクタ8a、
8bを介して光源1側の光カプラ9a、9bと着脱自在
にしてある。このため、光カプラ9aより出力される光
パルスを4心ファイバテープ4の所望の光ファイバ1に
入射できるようになっており、またいずれの光ファイバ
2に伝搬される光パルスも光カプラ9bに入力できるよ
うになっている。4心光ファイバテープ4の両端はカッ
ターで切り揃えてあり、光ファイバ2間のファイバ長差
は各々の端で最大0.2mm (伝搬時間1ps )程度となって
いる。また光カプラ9aとFCコネクタ8aとを繋ぐ接
続用光ファイバ(分岐光路5)は、一方を長く、他方を
それより短くしてあり、カプラ9aで2分された後の光
路長に格差を設けてある。具体的にはファイバ長で20cm
の差を設けてあり、サンプリングオシロスコープ3で観
測される2つの光パルスが光路長差に基づく遅延時間差
を受けて重ならないようにしてある。
【0017】次にこの測定系による4心光ファイバテー
プ4の遅延時間差測定の手順を説明する。 1)4心光ファイバテープ4をセットし、所望の2本の
光ファイバ2(一方を基準線、他方を測定線とする)に
光パルスが伝搬されるようにした状態で、光源1から光
パルスを出力し、サンプリングオシロスコープ3でその
際の光パルスの波形を観測する。サンプリングオシロス
コープ3では接続用光ファイバ5等、被測定用の光ファ
イバ2以外の部分の光路長によるスキューが含まれる。 2)被測定用の光ファイバ2白身のスキューを算出する
ため、4心光ファイバテープ4を接続せず、光源1側と
サンプリングオシロスコープ3側のMPOコネクタ7
a,7b同士を直接接続した状態で、光源1から光パル
スを出力し、その際にサンプリングオシロスコープ3で
観測されるパルスによるスキューを求める。このスキュ
ーを4心光ファイバテープ4接続時に観測したスキュー
値から差し引くことにより真の4心光ファイバテープ4
のスキューを求めることができる。
プ4の遅延時間差測定の手順を説明する。 1)4心光ファイバテープ4をセットし、所望の2本の
光ファイバ2(一方を基準線、他方を測定線とする)に
光パルスが伝搬されるようにした状態で、光源1から光
パルスを出力し、サンプリングオシロスコープ3でその
際の光パルスの波形を観測する。サンプリングオシロス
コープ3では接続用光ファイバ5等、被測定用の光ファ
イバ2以外の部分の光路長によるスキューが含まれる。 2)被測定用の光ファイバ2白身のスキューを算出する
ため、4心光ファイバテープ4を接続せず、光源1側と
サンプリングオシロスコープ3側のMPOコネクタ7
a,7b同士を直接接続した状態で、光源1から光パル
スを出力し、その際にサンプリングオシロスコープ3で
観測されるパルスによるスキューを求める。このスキュ
ーを4心光ファイバテープ4接続時に観測したスキュー
値から差し引くことにより真の4心光ファイバテープ4
のスキューを求めることができる。
【0018】図3に、4心光ファイバテープ4を接続せ
ずにMPOコネクタ7a,7b同士を直接接続した際の
観測パルス波形と、4心光ファイバテープ4を接続した
際の観測パルス波形を示す。両者とも左側のパルス(1
8、19)が基準線を伝搬したパルス(基準パルス)で
あり、右側が測定線を伝送したパルス(20、21)で
ある(光路長を長くされた分岐光路を伝播してきた光パ
ルス)。図3に示されるように右側の2つのパルスの横
軸(時間軸)のずれが遅延時間差(スキュー)として求
められる。この測定を先に設定した基準線(光ファイバ
2)以外の3心線(この場合は3本の光ファイバ)につ
いて各々行い、基準心線に対する遅延時間の差としてス
キューを算出する。
ずにMPOコネクタ7a,7b同士を直接接続した際の
観測パルス波形と、4心光ファイバテープ4を接続した
際の観測パルス波形を示す。両者とも左側のパルス(1
8、19)が基準線を伝搬したパルス(基準パルス)で
あり、右側が測定線を伝送したパルス(20、21)で
ある(光路長を長くされた分岐光路を伝播してきた光パ
ルス)。図3に示されるように右側の2つのパルスの横
軸(時間軸)のずれが遅延時間差(スキュー)として求
められる。この測定を先に設定した基準線(光ファイバ
2)以外の3心線(この場合は3本の光ファイバ)につ
いて各々行い、基準心線に対する遅延時間の差としてス
キューを算出する。
【0019】
【発明の実施の形態2】また例えば、12心ファイバア
レイのような多心のものについては、図4のように共通
光源1の光パルスを3つ以上に分岐させ、被測定用の光
ファイバアレイ4の複数本の光ファイバ2に同時に何本
もの光パルスを伝搬させることもでき、このようにする
と短時間でスキューの測定を完了することが可能にな
る。この場合も光ファイバアレイ4中の任意の1本の光
ファイバ2を基準フアイバとし、基準ファイバ2に対す
る他の光ファイバ2の遅延時間を測定することになる。
また図1と同様に光カプラ9aとFCコネクタ8aとの
間の接続用光ファイバ5に分岐路毎に異なる光路差(遅
延時間)を設定しておくことにより、観測されるパルス
波形の重なりを防止することができる。なお、分岐光路
5の光路差は観測側の光カプラ9b側の説続用光ファイ
バに対して設けることもでき、光源1側と観測側の各々
に設けることも可能である。
レイのような多心のものについては、図4のように共通
光源1の光パルスを3つ以上に分岐させ、被測定用の光
ファイバアレイ4の複数本の光ファイバ2に同時に何本
もの光パルスを伝搬させることもでき、このようにする
と短時間でスキューの測定を完了することが可能にな
る。この場合も光ファイバアレイ4中の任意の1本の光
ファイバ2を基準フアイバとし、基準ファイバ2に対す
る他の光ファイバ2の遅延時間を測定することになる。
また図1と同様に光カプラ9aとFCコネクタ8aとの
間の接続用光ファイバ5に分岐路毎に異なる光路差(遅
延時間)を設定しておくことにより、観測されるパルス
波形の重なりを防止することができる。なお、分岐光路
5の光路差は観測側の光カプラ9b側の説続用光ファイ
バに対して設けることもでき、光源1側と観測側の各々
に設けることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、スキュー
測定の際の時間軸上の基準となる基準信号も被測定用光
ファイバアレイ/光ファイバテープ4内の光ファイバ2
を使用して伝送し、しかも共通光源1から出射される同
一光パルスを使用するため、光源1にモード変動が存在
して発振周期にふらつさがあったとしても、受光器3で
観測される複数の光パルスの相対的な時間差は変わら
ず、再現性の良い値を得ることができる。また分岐光路
5において分岐光路5毎に異なる光路長差を与えること
により、受光器3で観測される複数のパルス波形の重な
りをなくして干渉作用を抑制することができ、各々独立
した形で見ることができるため、時間軸位置の決定が正
確かつ容易になる。
測定の際の時間軸上の基準となる基準信号も被測定用光
ファイバアレイ/光ファイバテープ4内の光ファイバ2
を使用して伝送し、しかも共通光源1から出射される同
一光パルスを使用するため、光源1にモード変動が存在
して発振周期にふらつさがあったとしても、受光器3で
観測される複数の光パルスの相対的な時間差は変わら
ず、再現性の良い値を得ることができる。また分岐光路
5において分岐光路5毎に異なる光路長差を与えること
により、受光器3で観測される複数のパルス波形の重な
りをなくして干渉作用を抑制することができ、各々独立
した形で見ることができるため、時間軸位置の決定が正
確かつ容易になる。
【図1】本発明の光ファイバ遅延時間差測定方法の実施
の形態を示した説明図。
の形態を示した説明図。
【図2】図1の測定系における光源の光パルスの波形
図。
図。
【図3】図1の測定系における観測側の光パルスの波形
図。
図。
【図4】本発明の光ファイバ遅延時間差測定方法の他の
実施の形態を示した説明図。
実施の形態を示した説明図。
【図5】光インタコネクトの説明図。
【図6】従来の位相法によるスキュー測定の一例を示し
た説明図。
た説明図。
【図7】従来の位相法によるスキュー測定の他の例を示
した説明図。
した説明図。
【図8】従来のパルス法によるスキュー測定の一例を示
した説明図。
した説明図。
【図9】従来のパルス法によるスキュー測定の他の例を
示した説明図。
示した説明図。
1 共通光源 2 光ファイバ 3 受光器 4 光ファイバテープ/光ファイバアレイ 5 分岐光路
Claims (3)
- 【請求項1】共通光源(1)の光パルスを2以上に分岐
して2以上の被測定用の光ファイバ(2)に各々伝搬さ
せ、これら光ファイバ(2)に伝搬させた光を合波して
受光器(3)で観測し、任意の光ファイバ(3)を伝搬
した光パルスの受光器(3)における到達時刻を基準と
し、その時刻に対する他の光ファイバ(2)を伝搬した
光パルスの受光器(3)での到達時刻の遅れを遅延時間
差とすることにより、前記光ファイバ(2)間の遅延時
間差を導出することを特徴とする光ファイバ遅延時間差
測定方法。 - 【請求項2】共通光源(1)の光パルスを2以上に分岐
して被測定用の光ファイバテープ/光ファイバアレイ
(4)を構成する2以上の光ファイバ(2)に各々伝搬
させ、これら光ファイバ(2)に伝搬させた光を合波し
て受光器(3)で観測し、光ファイバテープ/光ファイ
バアレイ(3)中の任意の光ファイバ(2)を伝搬した
光パルスの受光器(3)における到達時刻を基準とし、
その時刻に対する他の光ファイバ(2)を伝搬した光パ
ルスの受光器(3)での到達時刻の遅れを遅延時間差と
することにより、前記光ファイバテープ/光ファイバア
レイ(4)を構成する光ファイバ(2)間の遅延時間差
を導出することを特徴とする光ファイバ遅延時間差測定
方法。 - 【請求項3】共通光源(1)の光パルスが2以上に分岐
されてから再び合波されるまでの2以上の分岐光路
(5)のうち、被測定用の光ファイバ(2)を除く部分
の分岐光路(5)に、分岐光路(5)毎に異なる光路長
が設定されていることを特徴とする光ファイバ遅延時間
差測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15265797A JPH10339686A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 光ファイバ遅延時間差測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15265797A JPH10339686A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 光ファイバ遅延時間差測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339686A true JPH10339686A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15545235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15265797A Pending JPH10339686A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 光ファイバ遅延時間差測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10339686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107959386A (zh) * | 2016-10-14 | 2018-04-24 | 罗伯特·博世有限公司 | 去干扰系统、驱动装置和手持式工具机 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15265797A patent/JPH10339686A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107959386A (zh) * | 2016-10-14 | 2018-04-24 | 罗伯特·博世有限公司 | 去干扰系统、驱动装置和手持式工具机 |
CN107959386B (zh) * | 2016-10-14 | 2023-03-14 | 罗伯特·博世有限公司 | 去干扰系统、驱动装置和手持式工具机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6862712B2 (ja) | 光ファイバ評価方法及び光ファイバ評価装置 | |
US10241003B2 (en) | Method of measuring time delays with respect to differential mode delay (DMD) of a multi-mode fiber (MMF) or a few-mode fiber (FMF) | |
JPH0720004A (ja) | 光波長分散測定方法及び装置 | |
US8774574B2 (en) | Optical time domain reflectometry for multiple spatial mode fibers | |
JP3433901B2 (ja) | 特定の経路平均分散を有する光ファイバ・ケーブル | |
CN112525486A (zh) | 一种起偏器直波导尾纤偏振串音测试系统 | |
CN211927235U (zh) | 一种基于光频梳技术的ofdr多路光纤传感系统 | |
WO2022101958A1 (ja) | 空間多重光伝送路の特性を評価する装置及び方法 | |
CN210981573U (zh) | 一种大芯径多模光纤的测温装置 | |
JPH11153512A (ja) | 光ファイバ遅延時間差測定方法 | |
CN104570214A (zh) | 高精度长距离光纤延迟线的制作辅助装置及其制作方法 | |
JPH10339686A (ja) | 光ファイバ遅延時間差測定方法 | |
JPH05248996A (ja) | 光ファイバの波長分散測定装置 | |
CN110702263A (zh) | 一种大芯径多模光纤的测温装置及方法 | |
JPH10160635A (ja) | 多心光ファイバのスキュー検査方法およびスキュー検査装置 | |
CN112880715A (zh) | 一种基于ofdr技术的光纤传感系统 | |
CN112636838A (zh) | 一种短距多波长多模通信系统 | |
CN115165306B (zh) | 一种多通道fbg的测试方法 | |
CN117192703B (zh) | 光芯片、激光雷达及可移动设备 | |
US20250211328A1 (en) | Shared OTDR Resource | |
CN117060996B (zh) | 一种相干接收芯片的相位误差评测系统 | |
JPH10339687A (ja) | マルチモード光ファイバの評価方法 | |
US20240344928A1 (en) | Device, method and system for calculating power coupling coefficients between cores | |
Fardoost et al. | Single-ended coherent channel estimation | |
JPH10224324A (ja) | バーストモード波長測定システム |