JPH10335614A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH10335614A JPH10335614A JP9142280A JP14228097A JPH10335614A JP H10335614 A JPH10335614 A JP H10335614A JP 9142280 A JP9142280 A JP 9142280A JP 14228097 A JP14228097 A JP 14228097A JP H10335614 A JPH10335614 A JP H10335614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- contactor
- source
- gate
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
する。 【解決手段】トランジスタ21に備えられ、2つに分割
されて平行に配置されたゲート配線22,23に対して
ソースコンタクタ28,29及びドレインコンタクタ2
7がゲート配線22,23に沿ってソースコンタクタ2
8,ドレインコンタクタ27,ソースコンタクタ29の
順番で配列される。各コンタクタ27〜29に接続され
るソース配線32,33及びドレイン配線31はゲート
配線22,23よりも上層であって直交する方向に沿っ
て形成され、その配線の形成方向においてソースコンタ
クタ28,29がドレインコンタクタ27に近づけて配
置される。そして、各ゲート配線22,23がそれぞれ
該ゲート配線22,23の両側に形成されたコンタクタ
28,27間27,29間で2回折り曲げられてドレイ
ンコンタクタ27を囲むよう配置される。
Description
詳しくは半導体装置のチップ上に形成されるMOS型ト
ランジスタ(MOS−FET)のレイアウトに関する。
集積化及び高速化が進められ、半導体装置のチップ上に
形成されるトランジスタ数も多くなっている。多くのト
ランジスタは、半導体装置のチップ面積を増大させてコ
ストアップとなることから、面積の小さなMOS−FE
Tが要求されている。
ップ上に形成されるトランジスタ11のレイアウト図で
ある。トランジスタ11は、2つのゲート配線12を備
える。両ゲート配線12に挟まれた領域がトランジスタ
11のドレイン13となり、両ゲート配線12に対して
ドレイン13の反対側の領域がそれぞれソース14とな
る。ドレイン13は、コンタクタ15を介してゲート配
線12と平行に形成されたドレイン配線16と接続され
ている。また、両ソース14は、それぞれコンタクタ1
7を介して同じくゲート配線12と平行に形成されたソ
ース配線18とそれぞれ接続されている。
えば2つのゲート配線12及びに2つのソース配線18
対して共通な信号が供給されて使用される。そして、ト
ランジスタ11は、ドレイン13に接続されるコンタク
タ15を挟んでゲート配線12を配置することにより、
ドレイン13の接合面積を小さくしてドレイン容量を少
なくし、負荷容量の低減を図る上で有効である。また、
トランジスタ11の分割して配置された2つのゲート配
線12は、ゲート配線長を長くして実効ゲート幅を大き
くし、トランジスタ11のオン抵抗の低減を図る上で有
効である。
回路装置は、益々高集積化及び高速化が進められ、高速
に動作するトランジスタが要求されている。そのため、
トランジスタ11は、例えば、サイズを大きくして実効
ゲート幅を大きくすることにより、オン抵抗を小さくし
て高速化が図られる。しかしながら、トランジスタ11
のサイズを大きくすると、両ゲート配線12に挟まれた
ドレイン13の接合面積が大きくなってトランジスタ1
1自身の容量成分(ドレイン容量)が大きくなるため、
オン抵抗を小さくした効果を十分に生かせないという問
題がある。また、半導体集積回路装置が高集積化される
と、チップ上に搭載されるトランジスタ数が多くなって
チップ面積が増大するため、装置のコスト上昇を招くと
いう問題がある。
れたものであって、その目的は高速化に適した面積の小
さな半導体装置を提供することにある。
するため、請求項1に記載の発明は、2つに分割された
ゲート配線を備え、平行に配置されたゲート配線に挟ま
れた領域をドレインとし、前記ゲート配線に対してドレ
インの反対側の領域をソースとし、前記ソース,ドレイ
ンに信号を供給するためのソースコンタクタ,ドレイン
コンタクタをそれぞれ形成してなる半導体装置におい
て、前記コンタクタを前記ゲート配線に沿ってソースコ
ンタクタ,ドレインコンタクタ,ソースコンタクタの順
番で配列し、前記ゲート配線よりも上層に形成され、前
記各コンタクタにそれぞれ接続されてソース,ドレイン
に信号を供給するソース配線,ドレイン配線を前記ゲー
ト配線と直交する方向に沿って形成してその配線の形成
方向において前記ソースコンタクタをドレインコンタク
タに近づけて配置し、前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲ
ート配線の両側に形成されたコンタクタ間で2回折り曲
げて前記ドレインコンタクタを囲むよう配置した。
たゲート配線を備え、平行に配置されたゲート配線に挟
まれた領域をドレインとし、前記ゲート配線に対してド
レインの反対側の領域をソースとし、前記ソース,ドレ
インに信号を供給するためのソースコンタクタ,ドレイ
ンコンタクタをそれぞれ形成してなる半導体装置におい
て、前記コンタクタを前記ゲート配線に沿ってソースコ
ンタクタ,ドレインコンタクタ,ソースコンタクタの順
番で配列し、前記ゲート配線よりも上層に形成され、前
記ソースに信号を供給するソース配線と、前記ドレイン
に信号を供給するドレイン配線を前記ゲート配線に沿っ
て形成し、前記ソース配線,ドレイン配線と前記各コン
タクタを接続する配線を前記ゲート配線と直交して形成
し、その接続配線の形成方向において前記ソースコンタ
クタをドレインコンタクタに近づけて配置し、前記各ゲ
ート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成されたコ
ンタクタ間で2回折り曲げて前記ドレインコンタクタを
囲むよう配置した。
に記載の半導体装置において、前記各コンタクタを複数
設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレイン
コンタクタを、前記ゲート配線に沿って交互に配置し
た。
に記載の半導体装置において、前記各コンタクタを複数
設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレイン
コンタクタを、前記ゲート配線に沿ってソースコンタク
タ−ドレインコンタクタ−ソースコンタクタの組を繰り
返し配置した。
のうちのいずれか1項に記載の半導体装置よりなるトラ
ンジスタを、前記コンタクタに接続される配線の形成方
向に沿って同一領域内に複数形成した。
平行に配置されたゲート配線を備え、前記各ゲートによ
り分割された領域の一方の領域をソースとし、他方の領
域をドレインとし、前記ドレイン,ソースに信号を供給
するためのドレインコンタクタ,ソースコンタクタをそ
れぞれ形成し、前記コンタクタを前記ゲート配線に沿っ
て交互に配列し、前記ゲート配線よりも上層に形成さ
れ、前記各コンタクタにそれぞれ接続されてドレイン,
ソースに信号を供給する配線を前記ゲート配線と直交す
る方向に沿って形成してその配線の形成方向において前
記ドレインコンタクタをソースコンタクタに近づけて配
置し、前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側
に形成されたコンタクタ間で2回折り曲げて前記ソース
コンタクタを囲むよう配置してなるトランジスタを、前
記コンタクタに接続された配線の形成方向に沿って複数
隣接して形成した。
よれば、2つに分割されて平行に配置されたゲート配線
に対してソースコンタクタ及びドレインコンタクタがゲ
ート配線に沿ってソースコンタクタ,ドレインコンタク
タ,ソースコンタクタの順番で配列される。各コンタク
タに接続されるソース配線及びドレイン配線はゲート配
線よりも上層であって直交する方向に沿って形成され、
その配線の形成方向においてソースコンタクタがドレイ
ンコンタクタに近づけて配置される。そして、各ゲート
配線がそれぞれ該ゲート配線の両側に形成されたコンタ
クタ間で2回折り曲げられてドレインコンタクタを囲む
よう配置される。従って、ドレイン容量が小さく実効ゲ
ート幅が大きくなってオン抵抗の小さくなり、面積の小
さい半導体装置が形成される。
割されて平行に配置されたゲート配線に対してソースコ
ンタクタ及びドレインコンタクタがゲート配線に沿って
ソースコンタクタ,ドレインコンタクタ,ソースコンタ
クタの順番で配列される。各コンタクタに接続されるソ
ース配線及びドレイン配線はゲート配線よりも上層であ
ってゲート配線に沿って形成されるとともに、ソース配
線、ゲート配線とコンタクトを接続する配線がゲート配
線と直行して形成される。その接続配線の形成方向にお
いてソースコンタクタがドレインコンタクタに近づけて
配置される。そして、各ゲート配線がそれぞれ該ゲート
配線の両側に形成されたコンタクタ間で2回折り曲げら
れてドレインコンタクタを囲むよう配置される。従っ
て、ドレイン容量が小さく実効ゲート幅が大きくなって
オン抵抗の小さくなり、面積の小さい半導体装置が形成
される。
ースコンタクタ及びドレインコンタクタがゲート配線に
沿って交互に配置されて構成される複数のトランジスの
実効チャネル幅が大きくなりオン対抗が小さくなる。
ースコンタクタ及びドレインコンタクタがゲート配線に
沿ってソースコンタクタ−ドレインコンタクタ−ソース
コンタクタの組を繰り返し配置されて構成される複数の
トランジスタの実効チャネル幅が大きくなってオン抵抗
が小さくなる。
乃至4のうちのいずれか1項に記載の半導体装置よりな
るトランジスタがコンタクトに接続される配線の形成方
向に沿って同一領域内に複数備えられ、面積の半導体装
置が形成される。
つに分割され平行に配置されたゲート配線によって分割
された領域の一方の領域がソース、他方の領域がゲート
とされる。ソース・ゲートには信号を供給するためのソ
ースコンタクタ・ドレインコンタクタがそれぞれ形成さ
れる。それらコンタクタはゲート配線に沿って交互に配
列される。また、ゲート配線よりも上層には、各コンタ
クタに接続されて信号を供給する配線がゲート配線と直
行する方向に沿って形成される。そして、その接続配線
の形成方向においてドレインコンタクタがソースコンタ
クタに近づけて配置される。更に、ゲート配線は、ゲー
ト配線の両側に形成されたコンタクト間で2回折り曲げ
られ、ソースコンタクトを囲むように配置してトランジ
スタが形成される。そのトランジスタをコンタクタに接
続された配線の形成方向に沿って複数隣接して形成さ
れ、ドレイン,ソースが共通化されて面積の小さな半導
体装置が形成される。
の形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、MOS型トランジスタ(MOS−FET、以下、単
にトランジスタという)21は、分割された2つのゲー
ト配線22,23を備える。ゲート配線22,23は、
略長方形状の領域に対して長手方向(図1において上下
方向)に沿って形成されている。
23に挟まれた領域をドレイン24とし、ゲート配線2
2,23に対してドレイン24と反対側の領域とソース
25,26としている。ドレイン24、ソース25,2
6には、それぞれドレインコンタクタ27、ソースコン
タクタ28,29が形成されている。
31、ソース配線32,33を備える。ドレイン・ソー
ス配線31〜33は、互いに平行に形成されると共に、
ゲート配線22,23と直交する方向(図1において左
右方向)に沿って延びるように形成されている。従っ
て、ドレイン・ソース配線31〜33は、前記ゲート配
線22,23よりも上層に形成されている。
27を介してドレイン配線31に接続される。前記ソー
ス25,26は、それぞれソースコンタクタ28,29
を介してソース配線32,33に接続される。
線22,23に沿って、ソースコンタクタ28、ドレイ
ンコンタクタ27、ソースコンタクタ29の順番に配列
されている。ドレインコンタクタ27は、トランジスタ
21の略中央に形成され、ソースコンタクタ28,29
は、ドレインコンタクタ27を挟んでトランジスタ21
の略対角線上に形成されている。
ドレイン・ソース配線31〜33が左右方向に沿って形
成されているため、図8に示す従来のトランジスタ11
に比べて中央より、即ち、ドレイン・ソース配線31〜
33の形成方向においてドレインコンタクタ27に近づ
けて配置されている。従って、本実施形態のトランジス
タ21の左右方向の幅は、従来のトランジスタ11に比
べて狭い。
クタ27を挟んで配置されている。両ゲート配線22,
23は、それぞれ各ゲート配線を挟むコンタクタ28,
27とコンタクタ27,29間でそれぞれ2回折り曲げ
たクランク状に形成され、ドレインコンタクタ27を囲
むように配置されているとともに、両ゲート配線に挟ま
れた領域であるドレイン24の面積が最小となるように
配置されている。
ート配線22は、ドレインコンタクタ27より上側で他
方のゲート配線23に向かって直角に折り曲げて形成さ
れている。更に、一方のゲート配線22は、ドレインコ
ンタクタ27の上方で上下方向に延びる他方のゲート配
線23に沿うように直角に折り曲げて形成されている。
コンタクタ27より下側で一方のゲート配線22に向か
って直角に折り曲げて形成されている。更に、他方のゲ
ート配線23は、ドレインコンタクタ27の下方で上下
方向に延びる一方のゲート配線22に沿うように直角に
折り曲げ形成されている。
形成された2つのゲート配線22,23は、ドレインコ
ンタクタ27を囲むように配置されている。そして、両
ゲート配線22,23の間隔、両ゲート配線22,23
とドレインコンタクタ27との間隔は、それぞれ予め設
定されたデザインルールを満足する最小間隔に設定され
ている。従って、両ゲート配線22,23により挟まれ
た領域であるドレイン24の接合面積は最小となり、ド
レイン容量は従来のトランジスタ11に比べて少ない。
れ2回折り曲げて形成されているので、両ゲート配線2
2,23による実効ゲート幅は、トランジスタ21の図
1における上下方向の長さよりもそれぞれ長くなる。従
って、本実施形態のトランジスタ21を図6に示す従来
のトランジスタ11と上下方向に同じ長さに形成した場
合、両ゲート配線22,23による実効ゲート長は従来
のトランジスタ11に比べて長い。逆に言えば、実効ゲ
ート長を同じにした場合、本実施形態のトランジスタ2
1は従来のトランジスタ11に比べて上下方向に小さ
い。
ース配線31〜33をゲート配線22,23と直交して
形成することにより、ソースコンタクタ28,29を配
線31〜33の形成方向においてドレインコンタクタ2
7に近づけて配置でき、占有面積が小さくなる。また、
2回折り曲げたゲート配線22,23をドレインコンタ
クタ27を囲むように配置することにより、ドレイン2
4の接合面積が小さくなってドレイン容量が低減する。
更にゲート配線22,23を2回折り曲げて形成するこ
とにより、ゲート配線22,23が長くなって実効チャ
ネル幅が大きくなり、トランジスタ21のオン抵抗が低
くなる。
11において、ゲート配線12をそれぞれ4回折り曲げ
て、ドレインコンタクタ15の上方及び下方にて分割し
たゲート配線12の間隔を狭くしてドレイン面積を小さ
くしたレイアウトが考えられる。この場合にも、トラン
ジスタの占有面積及びドレイン面積を小さくすることが
できると共に、ゲート配線12が長くなって実効チャネ
ル幅が大きくなる。
12は、角の部分がゲート(チャネル)として作用しな
いので、本実施形態に比べてゲート配線22,23の長
さに対して実効チャネル幅はそれほど大きくならない。
そのため、4回折り曲げたゲート配線12と、本実施形
態の2回折り曲げたゲート配線22,23を同じ長さに
形成した場合、本実施形態の方が実効チャネル幅が大き
くなってオン抵抗が低くなり、高速化に適している。
ンジスタ21は、ソース25,26及びドレイン24を
N型拡散領域(アンチモン等を拡散させた領域)とする
ことにより、図2(a)に示すようにドレインDが接続
された2つのNチャネルMOSトランジスタTN1,T
N2と等価となる。従って、両トランジスタTN1,T
N2のゲートG及びソースSをそれぞれ接続する、即
ち、図1においてゲート配線22,23を互いに接続す
ると共にソース配線32,33を互いに接続することに
より、両トランジスタTN1,TN2を並列接続してト
ランジスタ21を構成する。
ジスタ21は、ソース25,26及びドレイン24をP
型拡散領域(ホウ素等を拡散させた領域)とすることに
より、図2(b)に示すようにドレインDが接続された
2つのPチャネルMOSトランジスタTP1,TP2と
等価となる。従って、両トランジスタTP1,TP2の
ゲートG及びソースSをそれぞれ接続する、即ち、図1
においてゲート配線22,23を互いに接続すると共に
ソース配線32,33を互いに接続することにより、両
トランジスタTP1,TP2を並列接続してトランジス
タ21を構成する。
例えば出力トランジスタとして使用される。図3に示す
ように、半導体集積回路装置の出力回路(トランジスタ
アレイ)41は、複数のトランジスタ21をマトリック
ス状に配列接続して構成される。図3の上下方向(列)
に配列されたトランジスタ21はゲート配線22,23
を共通としており、図3の左右方向(行)に配列された
トランジスタ21はドレイン・ソース配線31〜33を
共通としている。また、各行のドレイン配線31は配線
42に接続されて共通とされ、ソース配線32,33は
配線43に接続されて共通とされている。
て高速に動作すると共に、電流容量の大きな出力回路を
構成することができる。更に、本実施形態のトランジス
タ21を用いることにより、従来のトランジスタ11に
より出力回路を構成する場合に比べて、出力回路41全
体の面積を小さくすることができる。
伴って搭載される出力回路41の数が多くなるととも
に、オン抵抗の小さなトランジスタを必要としている。
従来のオン抵抗の小さなトランジスタはその面積が大き
いため、出力回路41の数が多いほど半導体集積回路装
置を形成するチップ面積が大きくなる。しかしながら、
本実施形態のトランジスタ21は、オン抵抗が小さい上
に面積が小さいため、出力回路41全体の面積が小さ
い。従って、本実施形態のトランジスタ21により構成
される出力回路41を搭載することにより、高集積化さ
れた半導体集積回路装置のチップ面積の増加を抑えるこ
とができ、半導体集積回路装置のコスト上昇が低減され
る。
ば、以下の効果を奏する。 ○トランジスタ21に備えられた2つのゲート配線2
2,23に対して、ドレイン配線31とソース配線3
2,33をゲート配線22,23と直交する方向に沿っ
て形成した。その結果、ソース配線32,33とソース
25,26を接続するソースコンタクタ28,29を配
線32,33の形成方向においてドレインコンタクタ2
7に近づけて配置でき、トランジスタ21の幅を狭くし
てトランジスタ21の専有面積を小さくすることができ
る。
ート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を囲む
ように2回折り曲げて形成され配置されている。従っ
て、両ゲート配線22,23により囲まれた領域よりな
るドレイン24は、その接合面積が小さくなってドレイ
ン容量が低減される。また、ゲート配線22,23を2
回折り曲げて形成することにより、ゲート配線22,2
3が長くなって実効チャネル幅が大きくなり、トランジ
スタ21のオン抵抗が低くなる。その結果、トランジス
タ21の特性を従来と同程度とした場合、トランジスタ
21の面積を小さくすることができる。そして、複数の
トランジスタにより構成される出力回路を備えた半導体
集積回路装置において、各トランジスタ21の面積を小
さくすることで出力回路41の面積が小さくなり、高集
積化された半導体集積回路装置のチップ面積の増加を抑
えてコスト上昇を低減することができる。
様で実施してもよい。上記実施形態において、ゲート配
線に沿って同一領域内に複数のトランジスタ(コンタク
タ)を形成して実施してもよい。即ち、複数のトランジ
スタに対して拡散領域を共通とする。例えば、図4
(a)に示すように、トランジスタ51には、ソース・
ドレイン・ソースのようにコンタクタ28,27,29
が繰り返し配置されている。2つのゲート配線22,2
3は、ドレインコンタクタ27を挟むソースコンタクタ
28,29間において2回折り曲げてドレインコンタク
タ27を囲むように配置される。すると、トランジスタ
51は、ドレイン24を共通とする並列接続された4個
のMOS型トランジスタにより構成される。この構成に
よっても、上記実施形態と同様にドレイン接合面積が小
さくなってドレイン容量が低く、実効チャネル幅が大き
くなってオン抵抗が小さなトランジスタ51の面積を小
さくすることができる。
スタ52には、ソース・ドレイン・ソース・ドレイン・
ソースのようにコンタクタ29,27,28,27,2
9が繰り返し配置されている。2つのゲート配線22,
23は、ドレインコンタクタ27を挟むソースコンタク
タ28,29間において2回折り曲げてドレインコンタ
クタ27を囲むように配置される。すると、トランジス
タ52は、ドレイン24を共通とする並列接続された4
個のMOS型トランジスタにより構成される。この構成
によっても、上記実施形態と同様にドレイン接合面積が
小さくなってドレイン容量が低く、実効チャネル幅が大
きくなってオン抵抗が小さなトランジスタ52の面積を
小さくすることができる。更に、このようにコンタクタ
27〜29を配置することにより、図4(a)のトラン
ジスタ51に比べて面積を小さくすることができる。
レイン配線31,ソース配線32,33に沿って同一領
域(同一拡散層)内に複数列形成して実施してもよい。
例えば、図4(a)に示すトランジスタ51を、図5に
示すように、上記実施形態と同様にマトリックス状に配
列してトランジスタアレイ53を構成する。このトラン
ジスタアレイ53は複数のトランジスタ51のソースを
共通にすると共に、ゲート配線22,23に挟まれたド
レイン領域を共通にしている。即ち、並列接続された複
数のトランジスタ51が隙間なく並べられ、トランジス
タアレイ53全体の面積は従来にトランジスタ11を同
じ数だけ並べた場合に比べて小さくなる。また、図4
(b)に示すトランジスタ52を、図6に示すように、
上記実施形態と同様にマトリックス状に配列してトラン
ジスタアレイ54を構成する。この場合、トランジスタ
52は、図5に示されるトランジスタアレイ53を構成
するトランジスタ51と同じ数だけ並べられている。そ
して、各トランジスタ52は図5に示されるトランジス
タアレイ53を構成するトランジスタ51に比べて面積
が小さいので、トランジスタアレイ54の面積が更に小
さくなる。
スタ51(52)を明確にするために図面では点線にて
区画して示したが、実際には隣接するトランジスタ51
(52)のソースは区別されない。その為、ソースを挟
むゲート配線22,23の間隔を更に狭くすることによ
り、上記トランジスタ51,52の幅を狭くして全体の
面積を小さくすることができる。そして、ゲート配線2
2,23の幅を狭くすることによりソースの面積が小さ
くなる。従って、ソースとドレインとを入れ替える、即
ち、図4〜図6に示す配線31を介して供給する信号と
配線32,33を介して供給する信号とを入れ替えて動
作させてもよく、上記実施形態と同様にドレイン要領の
小さいトランジスタを形成することができる。
ース配線32,33をゲート配線と直交する方向に形成
したが、図5に示すように、主となるソース配線55と
ドレイン配線56をゲート配線22,23と平行に形成
し、各コンタクタ27〜29に接続される配線55a,
55b、56aをゲート配線22,23と直交する方向
に形成して実施してもよい。この場合、両ソースコンタ
クタ28,29を1本のソース配線55に接続すること
により、ソース配線55の数を少なくして面積の増加を
抑える。その結果、上記実施形態に比べてソース配線5
5及びドレイン配線56を含むトランジスタ21の面積
が大きくなるものの、配線方向が従来と同じであるた
め、従来のトランジスタ11と容易に置き換えることが
できる。
力トランジスタとして出力回路41を構成したが、トラ
ンジスタ21をその他の回路、例えばスイッチ回路等に
用いて実施してもよい。
されるゲートG及びソースSを共通接続してトランジス
タTN1,TN2(TP1,TP2)を並列接続してト
ランジスタ21を構成したが、接続せずに別々の信号を
ゲートG,ソースSに供給して動作させるようにしても
よい。
数のトランジスタ21のゲート配線22,23、ドレイ
ン配線31、及びソース配線32,33を共通接続した
が、少なくとも1つを共通接続した構成として実施して
もよい。
記載の発明によれば、高速化に適した面積の小さな半導
体装置を提供することができる。
ウト図。
回路図。
イアウト図。
レイアウト図。
列したレイアウト図。
列したレイアウト図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】 2つに分割されたゲート配線を備え、平
行に配置されたゲート配線に挟まれた領域をドレインと
し、前記ゲート配線に対してドレインの反対側の領域を
ソースとし、前記ソース,ドレインに信号を供給するた
めのソースコンタクタ,ドレインコンタクタをそれぞれ
形成してなる半導体装置において、 前記コンタクタを前記ゲート配線に沿ってソースコンタ
クタ,ドレインコンタクタ,ソースコンタクタの順番で
配列し、 前記ゲート配線よりも上層に形成され、前記各コンタク
タにそれぞれ接続されてソース,ドレインに信号を供給
するソース配線,ドレイン配線を前記ゲート配線と直交
する方向に沿って形成してその配線の形成方向において
前記ソースコンタクタをドレインコンタクタに近づけて
配置し、 前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成
されたコンタクタ間で2回折り曲げて前記ドレインコン
タクタを囲むよう配置した半導体装置。 - 【請求項2】 2つに分割されたゲート配線を備え、平
行に配置されたゲート配線に挟まれた領域をドレインと
し、前記ゲート配線に対してドレインの反対側の領域を
ソースとし、前記ソース,ドレインに信号を供給するた
めのソースコンタクタ,ドレインコンタクタをそれぞれ
形成してなる半導体装置において、 前記コンタクタを前記ゲート配線に沿ってソースコンタ
クタ,ドレインコンタクタ,ソースコンタクタの順番で
配列し、 前記ゲート配線よりも上層に形成され、前記ソースに信
号を供給するソース配線と、前記ドレインに信号を供給
するドレイン配線を前記ゲート配線に沿って形成し、前
記ソース配線,ドレイン配線と前記各コンタクタを接続
する配線を前記ゲート配線と直交して形成し、その接続
配線の形成方向において前記ソースコンタクタをドレイ
ンコンタクタに近づけて配置し、 前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成
されたコンタクタ間で2回折り曲げて前記ドレインコン
タクタを囲むよう配置した半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置にお
いて、 前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソース
コンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線
に沿って交互に配置した半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の半導体装置にお
いて、 前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソース
コンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線
に沿ってソースコンタクタ−ドレインコンタクタ−ソー
スコンタクタの組を繰り返し配置した半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のうちのいずれか1項に
記載の半導体装置よりなるトランジスタを、前記コンタ
クタに接続される配線の形成方向に沿って同一領域内に
複数形成した半導体装置。 - 【請求項6】 2つに分割され平行に配置されたゲート
配線を備え、前記各ゲートにより分割された領域の一方
の領域をソースとし、他方の領域をドレインとし、前記
ドレイン,ソースに信号を供給するためのドレインコン
タクタ,ソースコンタクタをそれぞれ形成し、 前記コンタクタを前記ゲート配線に沿って交互に配列
し、 前記ゲート配線よりも上層に形成され、前記各コンタク
タにそれぞれ接続されてドレイン,ソースに信号を供給
する配線を前記ゲート配線と直交する方向に沿って形成
してその配線の形成方向において前記ドレインコンタク
タをソースコンタクタに近づけて配置し、 前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成
されたコンタクタ間で2回折り曲げて前記ソースコンタ
クタを囲むよう配置してなるトランジスタを、前記コン
タクタに接続された配線の形成方向に沿って複数隣接し
て形成した半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228097A JP3980122B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228097A JP3980122B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10335614A true JPH10335614A (ja) | 1998-12-18 |
JP3980122B2 JP3980122B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=15311699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14228097A Expired - Fee Related JP3980122B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3980122B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005159319A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | トランジスタ |
US8222676B2 (en) | 2003-10-31 | 2012-07-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Transistor |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14228097A patent/JP3980122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005159319A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | トランジスタ |
US8222676B2 (en) | 2003-10-31 | 2012-07-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Transistor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3980122B2 (ja) | 2007-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5923060A (en) | Reduced area gate array cell design based on shifted placement of alternate rows of cells | |
KR100433025B1 (ko) | 반도체장치,반도체집적회로장치,플립플롭회로,배타적논리합회로,멀티플렉서및가산기 | |
JPH05315448A (ja) | 集積回路装置およびそのレイアウト方法 | |
US4771327A (en) | Master-slice integrated circuit having an improved arrangement of transistor elements for simplified wirings | |
US5539246A (en) | Microelectronic integrated circuit including hexagonal semiconductor "gate " device | |
EP0712164B1 (en) | Semiconductor device | |
US5404034A (en) | Symmetrical multi-layer metal logic array with continuous substrate taps | |
KR930010083B1 (ko) | 스탠다드셀방식의 반도체 집적회로 | |
KR100310116B1 (ko) | 반도체집적회로장치 | |
JP3980122B2 (ja) | 半導体装置 | |
US5654563A (en) | Microelectronic integrated circuit including triangular semiconductor "or"g | |
JPH1174505A (ja) | 半導体装置 | |
EP0344055B1 (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
JP4282895B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2800244B2 (ja) | ゲートアレイの基本セル | |
US6005264A (en) | Microelectronic integrated circuit including hexagonal CMOS "NAND" gate device | |
EP0495990A1 (en) | Semiconductor device | |
JP2575760B2 (ja) | 集積回路の配線構造 | |
KR0184262B1 (ko) | 반도체 장치 | |
JPH05175432A (ja) | 半導体装置 | |
US6384434B1 (en) | Semiconductor device having multiple types of output cells | |
JPS62249450A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2677272B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3236745B2 (ja) | Lsiチップのレイアウト方法 | |
JP3070542B2 (ja) | 半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040513 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050314 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130706 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |