JPH10328394A - 遊技機島 - Google Patents
遊技機島Info
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- JPH10328394A JPH10328394A JP14652497A JP14652497A JPH10328394A JP H10328394 A JPH10328394 A JP H10328394A JP 14652497 A JP14652497 A JP 14652497A JP 14652497 A JP14652497 A JP 14652497A JP H10328394 A JPH10328394 A JP H10328394A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】遊技機島において計数機にかかる費用を低減
し、複数の遊技機から排出される多量の持ち玉を迅速か
つ確実に処理する遊技機島を提供する。 【解決手段】複数の遊技機2から遊技ブロックを構成
し、遊技ブロックに一体の計数機20を備え、ブロック
コントローラ50で計数機20を各計数位置に移動制御
するようにしたので、遊技機島において計数機にかかる
費用を低減し、複数の遊技機から排出される多量の持ち
玉を迅速かつ確実に処理することができる。
し、複数の遊技機から排出される多量の持ち玉を迅速か
つ確実に処理する遊技機島を提供する。 【解決手段】複数の遊技機2から遊技ブロックを構成
し、遊技ブロックに一体の計数機20を備え、ブロック
コントローラ50で計数機20を各計数位置に移動制御
するようにしたので、遊技機島において計数機にかかる
費用を低減し、複数の遊技機から排出される多量の持ち
玉を迅速かつ確実に処理することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機を多数並べ
て成る遊技機島であって、該遊技機島は、背中合わせ状
態で互いに平行に延びる2列の遊技機列を有し、前記遊
技機島の下部を下段ユニットで構成し、該下段ユニット
に遊技機を支持しているものに関する。
て成る遊技機島であって、該遊技機島は、背中合わせ状
態で互いに平行に延びる2列の遊技機列を有し、前記遊
技機島の下部を下段ユニットで構成し、該下段ユニット
に遊技機を支持しているものに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機島において、各パチンコ機にて獲
得した持ち玉を各パチンコ機毎の計数機で計数し、持ち
玉の計数値をレシートに印字し、その印字されたレシー
トを景品交換所に持っていき、持ち玉の計数値に相当す
る景品等に交換するようなシステムが構築されている。
このようなシステムでは、持ち玉を実際に景品交換所に
運ばなくて済むので、遊技者にとっては楽であり、遊技
場側にとっては持ち玉が遊技機島から景品交換所へ持ち
出され、景品交換所から再び遊技機島に返還する必要が
無く、遊技用の球が遊技機島内で循環するようになるの
で、球の補給に手間がかからないで済むと共に、球が人
手に触れずに塵や油分などで汚れないで済み、その点か
らも球の管理がし易いという利点がある。
得した持ち玉を各パチンコ機毎の計数機で計数し、持ち
玉の計数値をレシートに印字し、その印字されたレシー
トを景品交換所に持っていき、持ち玉の計数値に相当す
る景品等に交換するようなシステムが構築されている。
このようなシステムでは、持ち玉を実際に景品交換所に
運ばなくて済むので、遊技者にとっては楽であり、遊技
場側にとっては持ち玉が遊技機島から景品交換所へ持ち
出され、景品交換所から再び遊技機島に返還する必要が
無く、遊技用の球が遊技機島内で循環するようになるの
で、球の補給に手間がかからないで済むと共に、球が人
手に触れずに塵や油分などで汚れないで済み、その点か
らも球の管理がし易いという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の遊技機島では、遊技用の球の管理がし易
い反面、各パチンコ機ごとに計数機を配置しているの
で、遊技機の数に応じて計数機が増えていき、多数の遊
技機で構成される遊技機島の価格が高くなり、千台から
数千台の遊技機が配置される大型の遊技場においては、
計数機にかかる初期費用や保守点検費用も嵩むという問
題もあった。また、複数の遊技機毎に1台の計数機を設
け、各遊技機から排出された持ち玉を1台の計数機で計
数するように構成しても良いが、持ち玉の排出通路の形
成や、複数の遊技機の何れの遊技機から排出された持ち
玉であるかを正確に判断し、かつ、複数の遊技機から排
出される多量の持ち玉を迅速に処理する必要もあり、解
決すべき多くの課題が残されている。本発明は、以上の
ような従来の問題点に着目してなされたもので、遊技機
島において計数機にかかる費用を低減し、複数の遊技機
から排出される多量の持ち玉を迅速かつ確実に処理する
ことができる遊技機島を提供することを目的としてい
る。
たような従来の遊技機島では、遊技用の球の管理がし易
い反面、各パチンコ機ごとに計数機を配置しているの
で、遊技機の数に応じて計数機が増えていき、多数の遊
技機で構成される遊技機島の価格が高くなり、千台から
数千台の遊技機が配置される大型の遊技場においては、
計数機にかかる初期費用や保守点検費用も嵩むという問
題もあった。また、複数の遊技機毎に1台の計数機を設
け、各遊技機から排出された持ち玉を1台の計数機で計
数するように構成しても良いが、持ち玉の排出通路の形
成や、複数の遊技機の何れの遊技機から排出された持ち
玉であるかを正確に判断し、かつ、複数の遊技機から排
出される多量の持ち玉を迅速に処理する必要もあり、解
決すべき多くの課題が残されている。本発明は、以上の
ような従来の問題点に着目してなされたもので、遊技機
島において計数機にかかる費用を低減し、複数の遊技機
から排出される多量の持ち玉を迅速かつ確実に処理する
ことができる遊技機島を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技機(2)を多数並べて成る遊技機島(1)で
あって、該遊技機島(1)は、背中合わせ状態で互いに
平行に延びる2列の遊技機(2)列を有し、前記遊技機
島(1)の下部を下段ユニット(1A)で構成し、該下
段ユニット(1A)に遊技機(2)を支持したものにお
いて、前記遊技機島(1)の下段ユニット(1A)は、
二以上の遊技機(2)から構成される遊技機(2)ブロ
ックに対応して1つの計数機(20)を備え、前記計数
機(20)は、前記遊技機(2)ブロック中の各遊技機
(2)にて獲得した持ち玉を計数可能な各計数位置に移
動可能に構成されており、遊技機島(1)の下段ユニッ
ト(1A)は腰板(11)により構成されており、前記
腰板(11)内には前記計数機(20)が移動するため
の移動空間と、各遊技機(2)に対応して前記持ち球を
貯留するための貯留タンク(40)とを有し、前記計数
位置は、前記各貯留タンク(40)の各下方位置に相当
しており、前記貯留タンク(40)は、該貯留タンク
(40)内の持ち玉が排出される排出口を開閉するシャ
ッター(42)を備え、前記シャッター(42)は、持
ち玉を計数すべき遊技機(2)に係る貯留タンク(4
0)に対応して開かれ、前記2列の遊技機(2)列の間
の隙間の中段位置に、前記遊技に使用されて遊技機
(2)の裏側へ回収されたアウト球を研磨しながら略水
平方向へ搬送するためのアウト球搬送手段(90)を配
し、前記2列の遊技機(2)列の間の隙間の下段位置
に、前記計数機(20)が計数した球を略水平方向へ搬
送するための計数球搬送手段(60)を配したことを特
徴とする遊技機島(1)。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技機(2)を多数並べて成る遊技機島(1)で
あって、該遊技機島(1)は、背中合わせ状態で互いに
平行に延びる2列の遊技機(2)列を有し、前記遊技機
島(1)の下部を下段ユニット(1A)で構成し、該下
段ユニット(1A)に遊技機(2)を支持したものにお
いて、前記遊技機島(1)の下段ユニット(1A)は、
二以上の遊技機(2)から構成される遊技機(2)ブロ
ックに対応して1つの計数機(20)を備え、前記計数
機(20)は、前記遊技機(2)ブロック中の各遊技機
(2)にて獲得した持ち玉を計数可能な各計数位置に移
動可能に構成されており、遊技機島(1)の下段ユニッ
ト(1A)は腰板(11)により構成されており、前記
腰板(11)内には前記計数機(20)が移動するため
の移動空間と、各遊技機(2)に対応して前記持ち球を
貯留するための貯留タンク(40)とを有し、前記計数
位置は、前記各貯留タンク(40)の各下方位置に相当
しており、前記貯留タンク(40)は、該貯留タンク
(40)内の持ち玉が排出される排出口を開閉するシャ
ッター(42)を備え、前記シャッター(42)は、持
ち玉を計数すべき遊技機(2)に係る貯留タンク(4
0)に対応して開かれ、前記2列の遊技機(2)列の間
の隙間の中段位置に、前記遊技に使用されて遊技機
(2)の裏側へ回収されたアウト球を研磨しながら略水
平方向へ搬送するためのアウト球搬送手段(90)を配
し、前記2列の遊技機(2)列の間の隙間の下段位置
に、前記計数機(20)が計数した球を略水平方向へ搬
送するための計数球搬送手段(60)を配したことを特
徴とする遊技機島(1)。
【0005】[2]前記遊技機(2)ブロックはブロッ
クコントローラ(50)を有し、前記ブロックコントロ
ーラ(50)は、前記遊技機(2)ブロックにおいて前
記計数機(20)が何れの遊技機(2)から順に計数す
べきかを決定する際に基準にする優先順位テーブルを備
えていることを特徴とする[1]記載の遊技機島
(1)。
クコントローラ(50)を有し、前記ブロックコントロ
ーラ(50)は、前記遊技機(2)ブロックにおいて前
記計数機(20)が何れの遊技機(2)から順に計数す
べきかを決定する際に基準にする優先順位テーブルを備
えていることを特徴とする[1]記載の遊技機島
(1)。
【0006】[3]前記遊技機島(1)の腰板(11)
の上面部に、各遊技機(2)における持ち玉を一時的に
貯めるための玉箱(6)を載置し、前記貯留タンク(4
0)は、前記玉箱(6)毎に該各玉箱(6)の下方位置
にそれぞれ配されており、前記玉箱(6)は、該玉箱
(6)内の持ち玉が前記貯留タンク(40)へ排出され
る排出口を開閉する玉箱シャッター(6c)を備え、前
記玉箱シャッター(6c)は、前記優先順位テーブルを
基準にして決定される遊技機(2)に係る玉箱(6)に
対応して、開かれることを特徴とする[2]記載の遊技
機島(1)。
の上面部に、各遊技機(2)における持ち玉を一時的に
貯めるための玉箱(6)を載置し、前記貯留タンク(4
0)は、前記玉箱(6)毎に該各玉箱(6)の下方位置
にそれぞれ配されており、前記玉箱(6)は、該玉箱
(6)内の持ち玉が前記貯留タンク(40)へ排出され
る排出口を開閉する玉箱シャッター(6c)を備え、前
記玉箱シャッター(6c)は、前記優先順位テーブルを
基準にして決定される遊技機(2)に係る玉箱(6)に
対応して、開かれることを特徴とする[2]記載の遊技
機島(1)。
【0007】[4]前記貯留タンク(40)は、腰板
(11)内に収納される奥側の収納位置と、手前側へ引
き出された引出位置とに移動可能に前記腰板(11)に
支持されていることを特徴とする[1]記載の遊技機島
(1)。
(11)内に収納される奥側の収納位置と、手前側へ引
き出された引出位置とに移動可能に前記腰板(11)に
支持されていることを特徴とする[1]記載の遊技機島
(1)。
【0008】[5]前記貯留タンク(40)は、手前側
のタンク壁(46)が奥側へ向かって下方へ傾斜してい
ることを特徴とする[3]または[4]記載の遊技機島
(1)。
のタンク壁(46)が奥側へ向かって下方へ傾斜してい
ることを特徴とする[3]または[4]記載の遊技機島
(1)。
【0009】[6]前記優先順位テーブルは、前記貯留
タンク(40)に所定量以上あるいは少なくとも球が存
在し、かつ、遊技において持ち玉を獲得し易い特賞状態
が終了した遊技機(2)を最も優先する第1優先条件と
し、または、前記貯留タンク(40)に所定量以上ある
いは少なくとも球が存在し、かつ、持ち玉の精算要求が
あった遊技機(2)を同じく第1優先条件とし、前記貯
留タンク(40)に所定量以上の球が存在し、かつ、特
別状態が終了しない遊技機(2)を次に優先する第2優
先条件としていることを特徴とする[2]記載の遊技機
島(1)。
タンク(40)に所定量以上あるいは少なくとも球が存
在し、かつ、遊技において持ち玉を獲得し易い特賞状態
が終了した遊技機(2)を最も優先する第1優先条件と
し、または、前記貯留タンク(40)に所定量以上ある
いは少なくとも球が存在し、かつ、持ち玉の精算要求が
あった遊技機(2)を同じく第1優先条件とし、前記貯
留タンク(40)に所定量以上の球が存在し、かつ、特
別状態が終了しない遊技機(2)を次に優先する第2優
先条件としていることを特徴とする[2]記載の遊技機
島(1)。
【0010】次に、前述した解決手段に基づく作用を説
明する。 [1]項に係る遊技機島(1)では、計数機(20)
は、遊技機島(1)の下段ユニット(1A)にあって、
二以上の遊技機(2)から構成される遊技機(2)ブロ
ックに対応して1つ設けられている。それにより、計数
機(20)を遊技機(2)ごとに設けないで済み、遊技
場に遊技機島(1)を設置する場合に、計数機(20)
にかかる初期費用および補修点検費用などを少なくする
ことができる。遊技機(2)ブロックにおいて、各遊技
機(2)に係る持ち玉を計数する場合には、各遊技機
(2)の計数位置に計数機(20)が移動し、各計数位
置に計数機(20)が移動した後に計数する。計数機
(20)の各計数位置への移動は、定期的であっても良
く、計数要求に従っても良く、何らかの優先順位に従っ
ても良い。
明する。 [1]項に係る遊技機島(1)では、計数機(20)
は、遊技機島(1)の下段ユニット(1A)にあって、
二以上の遊技機(2)から構成される遊技機(2)ブロ
ックに対応して1つ設けられている。それにより、計数
機(20)を遊技機(2)ごとに設けないで済み、遊技
場に遊技機島(1)を設置する場合に、計数機(20)
にかかる初期費用および補修点検費用などを少なくする
ことができる。遊技機(2)ブロックにおいて、各遊技
機(2)に係る持ち玉を計数する場合には、各遊技機
(2)の計数位置に計数機(20)が移動し、各計数位
置に計数機(20)が移動した後に計数する。計数機
(20)の各計数位置への移動は、定期的であっても良
く、計数要求に従っても良く、何らかの優先順位に従っ
ても良い。
【0011】遊技機(2)における持ち玉は、貯留タン
ク(40)に一時的に貯留される。例えば、持ち玉の精
算要求があったり、貯留タンク(40)が一杯になった
計数の必要な遊技機(2)が存在すると、遊技機島
(1)の下段ユニット(1A)の移動空間内を計数機
(20)が移動して、前記計数の必要な遊技機(2)に
係る計数位置に停止する。
ク(40)に一時的に貯留される。例えば、持ち玉の精
算要求があったり、貯留タンク(40)が一杯になった
計数の必要な遊技機(2)が存在すると、遊技機島
(1)の下段ユニット(1A)の移動空間内を計数機
(20)が移動して、前記計数の必要な遊技機(2)に
係る計数位置に停止する。
【0012】計数位置に停止した計数機(20)へ貯留
タンク(40)から持ち玉が排出され、持ち玉が計数さ
れる。計数された持ち玉の数は、精算要求の場合では、
レシートに印字され、貯留タンク(40)が一杯の場合
では、遊技機(2)のコントローラの記憶部や遊技場の
管理コンピュータの記憶部に記憶される。一方、貯留タ
ンク(40)が空になり、貯留タンク(40)が空にな
った遊技機(2)においては、新たな遊技者が遊技を行
うことができ、あるいは、同じ遊技者が継続して遊技を
行うことができる。貯留タンク(40)と計数機(2
0)が腰板(11)内に収容されているため、遊技機島
(1)の島幅を広げる必要が無く、計数機(20)が腰
板(11)内の移動空間を移動するために、計数機(2
0)に手を触れることができず、不正を防止することが
できる。
タンク(40)から持ち玉が排出され、持ち玉が計数さ
れる。計数された持ち玉の数は、精算要求の場合では、
レシートに印字され、貯留タンク(40)が一杯の場合
では、遊技機(2)のコントローラの記憶部や遊技場の
管理コンピュータの記憶部に記憶される。一方、貯留タ
ンク(40)が空になり、貯留タンク(40)が空にな
った遊技機(2)においては、新たな遊技者が遊技を行
うことができ、あるいは、同じ遊技者が継続して遊技を
行うことができる。貯留タンク(40)と計数機(2
0)が腰板(11)内に収容されているため、遊技機島
(1)の島幅を広げる必要が無く、計数機(20)が腰
板(11)内の移動空間を移動するために、計数機(2
0)に手を触れることができず、不正を防止することが
できる。
【0013】計数機(20)で計数された球は、2列の
遊技機(2)列の間の隙間の下段位置に配された計数球
搬送手段(60)に回収され、搬送される。搬送された
球は、例えば、研磨装置で研磨された後に、揚送装置
で、遊技機島(1)の上段ユニットへ揚送され、新たな
遊技用の球となって、各遊技機(2)や台間玉貸機に供
給される。遊技に使用されたアウト球は遊技機(2)の
裏側に回収され、回収されたアウト球は、2列の遊技機
(2)列の間の隙間の中段位置に配されたアウト球搬送
手段(90)に回収され、研磨されながら搬送される。
搬送された球は、同じく、揚送装置で、遊技機島(1)
の上段ユニットに揚送され、新たな遊技用の球となって
各遊技機(2)や台間玉貸機に供給される。
遊技機(2)列の間の隙間の下段位置に配された計数球
搬送手段(60)に回収され、搬送される。搬送された
球は、例えば、研磨装置で研磨された後に、揚送装置
で、遊技機島(1)の上段ユニットへ揚送され、新たな
遊技用の球となって、各遊技機(2)や台間玉貸機に供
給される。遊技に使用されたアウト球は遊技機(2)の
裏側に回収され、回収されたアウト球は、2列の遊技機
(2)列の間の隙間の中段位置に配されたアウト球搬送
手段(90)に回収され、研磨されながら搬送される。
搬送された球は、同じく、揚送装置で、遊技機島(1)
の上段ユニットに揚送され、新たな遊技用の球となって
各遊技機(2)や台間玉貸機に供給される。
【0014】[2]項に係る遊技機島(1)では、ブロ
ックコントローラ(50)は、優先順位テーブルに基づ
き、遊技ブロックにおいて、何れの遊技機(2)から順
に計数すべきかを決定し、決定結果により計数機(2
0)を移動制御する。一般的に、遊技機(2)ブロック
においては、全ての遊技機(2)に係る持ち玉を同時に
計数する必要が生じる場合は極めて少なく、仮に、同時
に計数する必要が生じた場合であっても、計数機(2
0)が優先順位に従って計数するので、持ち玉の計数が
遅れることがなく、遊技機(2)ブロックにおいて支障
が生じることはない。それにより、計数機(20)が必
要な遊技機(2)に係る計数位置に、優先的に計数機
(20)が移動し、持ち玉の計数が行われ、一つの計数
機(20)の処理能力であっても、二以上の遊技機
(2)の各持ち玉を十分に計数可能になる。
ックコントローラ(50)は、優先順位テーブルに基づ
き、遊技ブロックにおいて、何れの遊技機(2)から順
に計数すべきかを決定し、決定結果により計数機(2
0)を移動制御する。一般的に、遊技機(2)ブロック
においては、全ての遊技機(2)に係る持ち玉を同時に
計数する必要が生じる場合は極めて少なく、仮に、同時
に計数する必要が生じた場合であっても、計数機(2
0)が優先順位に従って計数するので、持ち玉の計数が
遅れることがなく、遊技機(2)ブロックにおいて支障
が生じることはない。それにより、計数機(20)が必
要な遊技機(2)に係る計数位置に、優先的に計数機
(20)が移動し、持ち玉の計数が行われ、一つの計数
機(20)の処理能力であっても、二以上の遊技機
(2)の各持ち玉を十分に計数可能になる。
【0015】貯留タンク(40)は、貯留タンク(4
0)内の持ち玉が排出される排出口を開閉するシャッタ
ー(42)を備え、シャッター(42)は、優先順位テ
ーブルを基準にして決定される計数機(20)に係る貯
留タンク(40)に対応して、開かれる。すなわち、ブ
ロックコントローラ(50)は、優先順位テーブルに基
づき、計数機(20)を計数が必要な遊技機(2)に係
る計数位置に移動制御し、計数機(20)が所定の計数
位置に移動した後に、貯留タンク(40)のシャッター
(42)を開き制御し、貯留タンク(40)内の持ち玉
を計数機(20)に排出可能にする。
0)内の持ち玉が排出される排出口を開閉するシャッタ
ー(42)を備え、シャッター(42)は、優先順位テ
ーブルを基準にして決定される計数機(20)に係る貯
留タンク(40)に対応して、開かれる。すなわち、ブ
ロックコントローラ(50)は、優先順位テーブルに基
づき、計数機(20)を計数が必要な遊技機(2)に係
る計数位置に移動制御し、計数機(20)が所定の計数
位置に移動した後に、貯留タンク(40)のシャッター
(42)を開き制御し、貯留タンク(40)内の持ち玉
を計数機(20)に排出可能にする。
【0016】[3]項に係る遊技機島(1)では、各遊
技機(2)における持ち玉は玉箱(6)に一時的に貯め
られる。
技機(2)における持ち玉は玉箱(6)に一時的に貯め
られる。
【0017】玉箱(6)内の持ち玉の貯留タンク(4
0)への排出は、優先順位テーブルに基づいて自動的に
行われる。遊技において、遊技者が介在することなく、
持ち玉の貯留タンク(40)へ排出を自動化すること
で、玉箱(6)内の持ち玉が全部排出すれば、あるい
は、貯留タンク(40)が満杯になれば、玉箱シャッタ
ー(6c)が閉じるように設定すれば、計数機(20)
は、現在貯留タンク(40)にある持ち玉を計数するだ
けでよく、計数中に玉箱(6)から貯留タンク(40)
へ持ち玉が排出されることがない。
0)への排出は、優先順位テーブルに基づいて自動的に
行われる。遊技において、遊技者が介在することなく、
持ち玉の貯留タンク(40)へ排出を自動化すること
で、玉箱(6)内の持ち玉が全部排出すれば、あるい
は、貯留タンク(40)が満杯になれば、玉箱シャッタ
ー(6c)が閉じるように設定すれば、計数機(20)
は、現在貯留タンク(40)にある持ち玉を計数するだ
けでよく、計数中に玉箱(6)から貯留タンク(40)
へ持ち玉が排出されることがない。
【0018】つまり、計数中に玉箱(6)から貯留タン
ク(40)に持ち玉が排出されているとき、その計数を
中断して、次に優先される遊技機(2)に係る計数位置
へ移動する必要がある場合に、何らかの条件を決めて、
貯留タンク(40)のシャッター(42)を閉じなけれ
ばならず、シャッター(42)の開閉制御が複雑にな
り、また、球が連続して排出されているので、貯留タン
ク(40)のシャッター(42)に球が挟まってシャッ
ター(42)が閉じられなくなるトラブルが生じるおそ
れがあり、計数中に貯留タンク(40)への球の排出が
ない本発明では、そのようなトラブルの発生の要因をな
くすことができ、持ち玉の計数制御を単純にすることが
できる。
ク(40)に持ち玉が排出されているとき、その計数を
中断して、次に優先される遊技機(2)に係る計数位置
へ移動する必要がある場合に、何らかの条件を決めて、
貯留タンク(40)のシャッター(42)を閉じなけれ
ばならず、シャッター(42)の開閉制御が複雑にな
り、また、球が連続して排出されているので、貯留タン
ク(40)のシャッター(42)に球が挟まってシャッ
ター(42)が閉じられなくなるトラブルが生じるおそ
れがあり、計数中に貯留タンク(40)への球の排出が
ない本発明では、そのようなトラブルの発生の要因をな
くすことができ、持ち玉の計数制御を単純にすることが
できる。
【0019】[4]項に係る遊技機島(1)では、例え
ば、貯留タンク(40)を腰板(11)内に装着する際
には、引出位置から収納位置に押し込めばよく、装着が
容易であり、貯留タンク(40)を補修点検する際に
は、収納位置から引き出すだけで、貯留タンク(40)
を取り出して、内部を補修点検することができ、その後
に、収納位置に押し込めば、補修点検作業を終了するこ
とができ、作業性がよくなる。
ば、貯留タンク(40)を腰板(11)内に装着する際
には、引出位置から収納位置に押し込めばよく、装着が
容易であり、貯留タンク(40)を補修点検する際に
は、収納位置から引き出すだけで、貯留タンク(40)
を取り出して、内部を補修点検することができ、その後
に、収納位置に押し込めば、補修点検作業を終了するこ
とができ、作業性がよくなる。
【0020】[5]項に係る遊技機島(1)では、前記
貯留タンク(40)は、手前側のタンク壁(46)が奥
側へ向かって下方へ傾斜しているので、遊技機(2)に
向かって着座した遊技者の膝などが、貯留タンク(4
0)の手前側のタンク壁(46)に当たらないで済み、
かつ、遊技者の膝などが当たらないよう奥側へ引っ込ん
だ垂直なタンク壁にした貯留タンク(40)に比して、
球の収容量を増やすことができる。
貯留タンク(40)は、手前側のタンク壁(46)が奥
側へ向かって下方へ傾斜しているので、遊技機(2)に
向かって着座した遊技者の膝などが、貯留タンク(4
0)の手前側のタンク壁(46)に当たらないで済み、
かつ、遊技者の膝などが当たらないよう奥側へ引っ込ん
だ垂直なタンク壁にした貯留タンク(40)に比して、
球の収容量を増やすことができる。
【0021】[6]項に係る遊技機島(1)では、ブロ
ックコントローラ(50)に備える優先順位テーブル
は、前記貯留タンク(40)に所定量以上あるいは少な
くとも球が存在し、かつ、遊技において持ち玉を獲得し
易い特賞状態が終了した遊技機(2)を最も優先する第
1優先条件とし、または、前記貯留タンク(40)に所
定量以上あるいは少なくとも球が存在し、かつ、持ち玉
の精算要求があった遊技機(2)を同じく第1優先条件
とし、前記貯留タンク(40)に所定量以上の球が存在
し、かつ、前記特賞状態が終了しない遊技機(2)を次
に優先する第2優先条件としている。
ックコントローラ(50)に備える優先順位テーブル
は、前記貯留タンク(40)に所定量以上あるいは少な
くとも球が存在し、かつ、遊技において持ち玉を獲得し
易い特賞状態が終了した遊技機(2)を最も優先する第
1優先条件とし、または、前記貯留タンク(40)に所
定量以上あるいは少なくとも球が存在し、かつ、持ち玉
の精算要求があった遊技機(2)を同じく第1優先条件
とし、前記貯留タンク(40)に所定量以上の球が存在
し、かつ、前記特賞状態が終了しない遊技機(2)を次
に優先する第2優先条件としている。
【0022】したがって、単に、貯留タンク(40)に
持ち玉が所定量以上存在しているだけでは、最も優先す
る第1優先条件にはならない。単に貯留タンク(40)
に持ち玉が所定量以上存在しているだけの場合に、貯留
タンク(40)内の持ち玉が計数されるのは、第1優先
条件に係る貯留タンク(40)が空になった場合、ある
いは、最初から第1条件に係る貯留タンク(40)が存
在しない場合である。ここで、貯留タンク(40)内の
持ち玉の所定量以上とは、例えば、貯留タンク(40)
の最大容量(満杯)の約2/3以上に持ち玉が満たされ
た場合をいう。持ち玉の貯留量を最大容量でなく、その
最大容量の約2/3としたのは、第1優先条件に係る貯
留タンク(40)の計数が終了するまで待機している第
2優先条件に係る貯留タンク(40)が、持ち玉で溢れ
てしまうという危険性を回避するためである。また、貯
留タンク(40)に少なくとも球が存在している場合と
は、貯留タンク(40)が空でない場合である。持ち玉
の精算要求があり、かつ、当該精算要求に係る貯留タン
ク(40)が空でない場合は、第1優先条件に含まれ
る。
持ち玉が所定量以上存在しているだけでは、最も優先す
る第1優先条件にはならない。単に貯留タンク(40)
に持ち玉が所定量以上存在しているだけの場合に、貯留
タンク(40)内の持ち玉が計数されるのは、第1優先
条件に係る貯留タンク(40)が空になった場合、ある
いは、最初から第1条件に係る貯留タンク(40)が存
在しない場合である。ここで、貯留タンク(40)内の
持ち玉の所定量以上とは、例えば、貯留タンク(40)
の最大容量(満杯)の約2/3以上に持ち玉が満たされ
た場合をいう。持ち玉の貯留量を最大容量でなく、その
最大容量の約2/3としたのは、第1優先条件に係る貯
留タンク(40)の計数が終了するまで待機している第
2優先条件に係る貯留タンク(40)が、持ち玉で溢れ
てしまうという危険性を回避するためである。また、貯
留タンク(40)に少なくとも球が存在している場合と
は、貯留タンク(40)が空でない場合である。持ち玉
の精算要求があり、かつ、当該精算要求に係る貯留タン
ク(40)が空でない場合は、第1優先条件に含まれ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態を説明する。図1〜図21は本発明の一実施
の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態に
係る遊技機島を示す正面図であり、下段ユニットは内部
構造を示している。図2は、同じく遊技機島における球
管理の構成を示すシステム図である。図3は、同じく遊
技機島の断面図である。図4は同じく遊技機島を構成す
る遊技機を示す正面図である。図1および図3に示すよ
うに、遊技機島1は、下段ユニット1A、中段ユニット
1B、及び上段ユニット1Cを支持骨格とし、中段ユニ
ット1B内に、複数のパチンコ機である遊技機2と球貸
し機30とを、交互に並ぶよう列設して成る。また、2
列の遊技機島1が、遊技機2が背中合わせの状態で相互
に並行に延びるように配置されている。
実施の形態を説明する。図1〜図21は本発明の一実施
の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態に
係る遊技機島を示す正面図であり、下段ユニットは内部
構造を示している。図2は、同じく遊技機島における球
管理の構成を示すシステム図である。図3は、同じく遊
技機島の断面図である。図4は同じく遊技機島を構成す
る遊技機を示す正面図である。図1および図3に示すよ
うに、遊技機島1は、下段ユニット1A、中段ユニット
1B、及び上段ユニット1Cを支持骨格とし、中段ユニ
ット1B内に、複数のパチンコ機である遊技機2と球貸
し機30とを、交互に並ぶよう列設して成る。また、2
列の遊技機島1が、遊技機2が背中合わせの状態で相互
に並行に延びるように配置されている。
【0024】図1および図3に示すように、遊技機島1
の中央には揚送装置47が立設されており、該揚送装置
47を境にして、図1の紙面の左右には遊技機列がそれ
ぞれ延ばされ、各遊技機列は6個の遊技機2からなり、
各遊技機列は、隣り合う3個の遊技機2から成る遊技機
ブロック2個から構成されている。遊技機島の下段ユニ
ット1Aを構成する腰板11の上面には、各遊技機2に
対応して玉箱6が設置されている。遊技機島の下段ユニ
ット1A内には、貯留タンク40、計数機20、およ
び、計数機20の移動空間8が設けられている。
の中央には揚送装置47が立設されており、該揚送装置
47を境にして、図1の紙面の左右には遊技機列がそれ
ぞれ延ばされ、各遊技機列は6個の遊技機2からなり、
各遊技機列は、隣り合う3個の遊技機2から成る遊技機
ブロック2個から構成されている。遊技機島の下段ユニ
ット1Aを構成する腰板11の上面には、各遊技機2に
対応して玉箱6が設置されている。遊技機島の下段ユニ
ット1A内には、貯留タンク40、計数機20、およ
び、計数機20の移動空間8が設けられている。
【0025】遊技機島1同志の間の隙間の下段側には、
2つの遊技機ブロック(6台の遊技機2)に係る各計数
機20から排出される計数球を回収して、研磨コンベヤ
である研磨装置65へ搬送する計数球搬送手段60が配
設されている。また、前記隙間の上段側には、2つの遊
技機ブロック(6台の遊技機2)に係る各遊技機2で使
用され各遊技機2の裏側に回収されたアウト球を研磨し
ながら後述の揚送装置47側へ搬送するアウト球搬送手
段90が配設されている。計数球搬送手段60は、その
終端部が研磨装置65の始端を臨むように島長手方向に
配設される搬送コンベヤ61である。研磨装置65の終
端は、揚送装置47の搬入口に連絡している。
2つの遊技機ブロック(6台の遊技機2)に係る各計数
機20から排出される計数球を回収して、研磨コンベヤ
である研磨装置65へ搬送する計数球搬送手段60が配
設されている。また、前記隙間の上段側には、2つの遊
技機ブロック(6台の遊技機2)に係る各遊技機2で使
用され各遊技機2の裏側に回収されたアウト球を研磨し
ながら後述の揚送装置47側へ搬送するアウト球搬送手
段90が配設されている。計数球搬送手段60は、その
終端部が研磨装置65の始端を臨むように島長手方向に
配設される搬送コンベヤ61である。研磨装置65の終
端は、揚送装置47の搬入口に連絡している。
【0026】研磨装置65は、上下2段の研磨コンベヤ
を有し、各研磨コンベヤは上部研磨ベルトと下部研磨ベ
ルトとから成り、上部研磨ベルトと下部研磨ベルトとの
間の隙間に球を通して、ベルト面に貼着した研磨材で球
表面の汚れ、油分を除去するものである。また、各遊技
機2の下部裏側には、遊技機2で使用されたアウト球を
回収するためのアウト球回収タンク18が配設されてお
り、アウト球回収タンク18の球排出路19がアウト球
搬送手段90の上方へ延びている。
を有し、各研磨コンベヤは上部研磨ベルトと下部研磨ベ
ルトとから成り、上部研磨ベルトと下部研磨ベルトとの
間の隙間に球を通して、ベルト面に貼着した研磨材で球
表面の汚れ、油分を除去するものである。また、各遊技
機2の下部裏側には、遊技機2で使用されたアウト球を
回収するためのアウト球回収タンク18が配設されてお
り、アウト球回収タンク18の球排出路19がアウト球
搬送手段90の上方へ延びている。
【0027】アウト球搬送手段90は搬送コンベヤ91
を有し、搬送コンベヤ91は、それぞれ軸支された駆動
ローラーと従動ローラーとに下部搬送ベルト92を掛け
渡して成る。駆動ローラーは減速機構付の電動モーター
(図示せず)により搬送方向に回転駆動する。下部搬送
ベルト92は、弾発力を有する研磨材を無端の帯状に成
形したものであり、研磨材としては、例えば6ナイロン
または66ナイロンが適する。これら研磨材を主成分と
し、他に静電気除去材、研磨増強材を混入したり、他の
合成樹脂、繊維物質等を含めるように成形してもよい。
を有し、搬送コンベヤ91は、それぞれ軸支された駆動
ローラーと従動ローラーとに下部搬送ベルト92を掛け
渡して成る。駆動ローラーは減速機構付の電動モーター
(図示せず)により搬送方向に回転駆動する。下部搬送
ベルト92は、弾発力を有する研磨材を無端の帯状に成
形したものであり、研磨材としては、例えば6ナイロン
または66ナイロンが適する。これら研磨材を主成分と
し、他に静電気除去材、研磨増強材を混入したり、他の
合成樹脂、繊維物質等を含めるように成形してもよい。
【0028】また、下部搬送ベルト92は、遊技機2が
背中合わせで並ぶ2列の遊技機島1の各下段ユニット1
Aの間の隙間のほぼ全幅に相当する横幅に形成されてい
る。次述上部搬送ベルト93についても同様である。上
部搬送コンベヤ93は、軸支された駆動ローラーと従動
ローラーとに掛け渡され、その上部搬送ベルト93の搬
送面が、前記下部搬送ベルト92の搬送面との間にパチ
ンコ球を適度に挟められる隙間が生じる高さ位置に配さ
れる。なお、上部搬送ベルト93は必ずしも動力により
回転駆動させる必要はないが、前記下部搬送ベルト62
とは別に回転駆動するようにしてもよい。下部搬送ベル
ト92の回転駆動に伴って、上下の搬送ベルト92、9
3に挟まれながら球が満遍なく転動し、研磨されつつ揚
送装置47の下部へ搬送される。上下の搬送ベルト9
2、93は、遊技機島1の下段ユニット1A内部の奥行
全幅に相当する横幅に形成したから、研磨処理量が多
く、各遊技機2から一度に多量の球が排出されても、十
分に対応することができる。
背中合わせで並ぶ2列の遊技機島1の各下段ユニット1
Aの間の隙間のほぼ全幅に相当する横幅に形成されてい
る。次述上部搬送ベルト93についても同様である。上
部搬送コンベヤ93は、軸支された駆動ローラーと従動
ローラーとに掛け渡され、その上部搬送ベルト93の搬
送面が、前記下部搬送ベルト92の搬送面との間にパチ
ンコ球を適度に挟められる隙間が生じる高さ位置に配さ
れる。なお、上部搬送ベルト93は必ずしも動力により
回転駆動させる必要はないが、前記下部搬送ベルト62
とは別に回転駆動するようにしてもよい。下部搬送ベル
ト92の回転駆動に伴って、上下の搬送ベルト92、9
3に挟まれながら球が満遍なく転動し、研磨されつつ揚
送装置47の下部へ搬送される。上下の搬送ベルト9
2、93は、遊技機島1の下段ユニット1A内部の奥行
全幅に相当する横幅に形成したから、研磨処理量が多
く、各遊技機2から一度に多量の球が排出されても、十
分に対応することができる。
【0029】玉箱6は、パチンコ球約2000個の収容
能力を有している。また、計数機20は、1分間に36
00個の処理能力を有している。さらに、貯留タンク4
0は、パチンコ球約3000個の収容能力を有してい
る。玉箱6には、玉箱6の満杯基準線に相当する位置に
玉箱満杯センサ6aおよび玉箱6の排出口に対応する位
置に玉箱空センサ6bがそれぞれ設けられている。玉箱
6の排出口を開閉するための玉箱シャッター6cが設け
られ、玉箱シャッター6cは、玉箱6が満杯になった際
に排出口を開いて、一定数の球を貯留タンク40へ排出
可能になっている。
能力を有している。また、計数機20は、1分間に36
00個の処理能力を有している。さらに、貯留タンク4
0は、パチンコ球約3000個の収容能力を有してい
る。玉箱6には、玉箱6の満杯基準線に相当する位置に
玉箱満杯センサ6aおよび玉箱6の排出口に対応する位
置に玉箱空センサ6bがそれぞれ設けられている。玉箱
6の排出口を開閉するための玉箱シャッター6cが設け
られ、玉箱シャッター6cは、玉箱6が満杯になった際
に排出口を開いて、一定数の球を貯留タンク40へ排出
可能になっている。
【0030】図5は、本発明の一実施の形態に係る貯留
タンク40の斜視図である。図3および図5に示すよう
に、玉箱6の下部開口が貯留タンク40の上部受入口に
連通している。貯留タンク40の底部には排出口41が
開設され、底部が排出口41に向かって下方へ傾斜して
いる。排出口41に隣接して、シャッター42が設けら
れ、シャッター42は、排出口41を開閉して、貯留タ
ンク40内の球の排出を制限するものであり、排出口4
1を開閉駆動するものとして、ソレノイド43が設けら
れている。なお、前記シャッター42は、排出口41の
裏側に設けるのではなく、計数機20へ連通する連通通
路の途中箇所に、球を通過させる開位置と球の通過を阻
止する閉位置とに開閉可能に設けてもよい。
タンク40の斜視図である。図3および図5に示すよう
に、玉箱6の下部開口が貯留タンク40の上部受入口に
連通している。貯留タンク40の底部には排出口41が
開設され、底部が排出口41に向かって下方へ傾斜して
いる。排出口41に隣接して、シャッター42が設けら
れ、シャッター42は、排出口41を開閉して、貯留タ
ンク40内の球の排出を制限するものであり、排出口4
1を開閉駆動するものとして、ソレノイド43が設けら
れている。なお、前記シャッター42は、排出口41の
裏側に設けるのではなく、計数機20へ連通する連通通
路の途中箇所に、球を通過させる開位置と球の通過を阻
止する閉位置とに開閉可能に設けてもよい。
【0031】貯留タンク40には、タンクの所定量基準
位置(タンクの底部から全高さの2/3の高さ位置)に
タンク所定量センサ44および排出口41に対応する位
置にタンク空センサ45がそれぞれ設けられている。貯
留タンク40の満杯あるいは空の信号は、後述するブロ
ックコントローラ50に入力される。下段ユニット1A
内には貯留タンク40を収容するための収容部が形成さ
れている。収容部の内壁には図示省略したガイド部が形
成され、ガイド部により、貯留タンク40が手前側の引
出位置と奥側の収容位置とに移動可能に案内支持されて
いる。貯留タンク40の手前側のタンク壁46は、奥側
へ向かって下方へ傾斜している。図示しないロック手段
により、施錠時には貯留タンク40は収容位置にあって
引出し不能に拘束されている。
位置(タンクの底部から全高さの2/3の高さ位置)に
タンク所定量センサ44および排出口41に対応する位
置にタンク空センサ45がそれぞれ設けられている。貯
留タンク40の満杯あるいは空の信号は、後述するブロ
ックコントローラ50に入力される。下段ユニット1A
内には貯留タンク40を収容するための収容部が形成さ
れている。収容部の内壁には図示省略したガイド部が形
成され、ガイド部により、貯留タンク40が手前側の引
出位置と奥側の収容位置とに移動可能に案内支持されて
いる。貯留タンク40の手前側のタンク壁46は、奥側
へ向かって下方へ傾斜している。図示しないロック手段
により、施錠時には貯留タンク40は収容位置にあって
引出し不能に拘束されている。
【0032】図6は、本発明の一実施の形態に係る計数
機の断面図である。図7は同じく計数機へ延ばしたケー
ブル巻取装置の斜視図である。図8は同じく計数機の断
面図である。図9は同じく計数機の平面図である。図3
および図6から図9に示すように、計数機20は、整列
路21、計数手段22および移動手段23を備えてい
る。整列路21は、5本の整列レール24によって幅方
向で区分けされた6つの通路を有している。整列路21
の終端部は計数球搬送手段60に通じる排出ステージ2
5が形成されている。整列路21の始端部は、取込ステ
ージに成っている。整列路21の通路は、始端側から終
端側にかけて低くなるように傾斜しており、球が自然に
流下するようになっている。整列路21の通路の上流側
の上方には球の重なりを阻止する制限部材26が設けら
れ、整列路21の通路の下流側の上方には6つの通路に
対応して光センサである計数手段22が設けられてい
る。計数手段22は、通路を通過する球に発光素子が投
光し、その反射光を受光素子が検出するものである。計
数手段22の球検出信号は、後述するブロックコントロ
ーラに入力される。
機の断面図である。図7は同じく計数機へ延ばしたケー
ブル巻取装置の斜視図である。図8は同じく計数機の断
面図である。図9は同じく計数機の平面図である。図3
および図6から図9に示すように、計数機20は、整列
路21、計数手段22および移動手段23を備えてい
る。整列路21は、5本の整列レール24によって幅方
向で区分けされた6つの通路を有している。整列路21
の終端部は計数球搬送手段60に通じる排出ステージ2
5が形成されている。整列路21の始端部は、取込ステ
ージに成っている。整列路21の通路は、始端側から終
端側にかけて低くなるように傾斜しており、球が自然に
流下するようになっている。整列路21の通路の上流側
の上方には球の重なりを阻止する制限部材26が設けら
れ、整列路21の通路の下流側の上方には6つの通路に
対応して光センサである計数手段22が設けられてい
る。計数手段22は、通路を通過する球に発光素子が投
光し、その反射光を受光素子が検出するものである。計
数手段22の球検出信号は、後述するブロックコントロ
ーラに入力される。
【0033】整列路21の下方には駆動モータ27が設
けられている。整列路21の底部は、下方に突設する一
対の支持軸28を有し、支持軸28には駆動プーリ29
が回転可能に支持されている。駆動プーリ29に駆動モ
ータ27の出力を伝える駆動伝達手段としては、種々の
ものが存在するが、本実施の形態としては、ギヤを噛み
合わせて、支持軸28内の伝達軸を回転させ、伝達軸に
固着したピニオンを駆動プーリ29に噛合させている。
支持軸28内に駆動伝達ケーブルを通し、駆動伝達ケー
ブルのインナーワイヤの一端を減速機構を介して駆動モ
ータ27の出力軸に連結するとともに、インナーワイヤ
の他端を前記ピニオンに連結してもよい。
けられている。整列路21の底部は、下方に突設する一
対の支持軸28を有し、支持軸28には駆動プーリ29
が回転可能に支持されている。駆動プーリ29に駆動モ
ータ27の出力を伝える駆動伝達手段としては、種々の
ものが存在するが、本実施の形態としては、ギヤを噛み
合わせて、支持軸28内の伝達軸を回転させ、伝達軸に
固着したピニオンを駆動プーリ29に噛合させている。
支持軸28内に駆動伝達ケーブルを通し、駆動伝達ケー
ブルのインナーワイヤの一端を減速機構を介して駆動モ
ータ27の出力軸に連結するとともに、インナーワイヤ
の他端を前記ピニオンに連結してもよい。
【0034】計数機20の移動空間8は、後方(2列の
遊技機島1の間の隙間の方)へ開いた略矩形状断面形の
空間であり、移動空間8の底部にはレール部材14が延
設されている。レール部材14は長方形断面形で、3台
分の遊技機2の幅にほぼ相当する長さを有していて、そ
の両側部には、前記駆動プーリ29が転動可能に嵌合す
るレール溝15が形成されている。図1および図7に示
すように、上段ユニット1Cには、遊技機ブロック毎に
ケーブルの巻取装置70が内蔵されている。巻取装置7
0は、正転逆転可能な巻取モータ71と、巻取リール7
2と、ガイド部材73と、案内リング74と、コイル部
材75とから成る。ガイド部材73のガイド溝に案内リ
ング74が移動可能に嵌合し、巻取モータ71により巻
取リール72が正逆回転すると、ケーブルが巻き取ら
れ、ケーブルの巻取動作に応じてコイル部材75が正逆
回転し、コイル部材75に係合している案内リング74
がガイド溝に沿って移動し、案内リング74を通過する
ケーブルが巻取リール72に整然と繰り込まれ、かつ、
繰り出されるようになっている。
遊技機島1の間の隙間の方)へ開いた略矩形状断面形の
空間であり、移動空間8の底部にはレール部材14が延
設されている。レール部材14は長方形断面形で、3台
分の遊技機2の幅にほぼ相当する長さを有していて、そ
の両側部には、前記駆動プーリ29が転動可能に嵌合す
るレール溝15が形成されている。図1および図7に示
すように、上段ユニット1Cには、遊技機ブロック毎に
ケーブルの巻取装置70が内蔵されている。巻取装置7
0は、正転逆転可能な巻取モータ71と、巻取リール7
2と、ガイド部材73と、案内リング74と、コイル部
材75とから成る。ガイド部材73のガイド溝に案内リ
ング74が移動可能に嵌合し、巻取モータ71により巻
取リール72が正逆回転すると、ケーブルが巻き取ら
れ、ケーブルの巻取動作に応じてコイル部材75が正逆
回転し、コイル部材75に係合している案内リング74
がガイド溝に沿って移動し、案内リング74を通過する
ケーブルが巻取リール72に整然と繰り込まれ、かつ、
繰り出されるようになっている。
【0035】ケーブルの先端は、上段ユニット1Cから
中段ユニット1Bを通って下段ユニット1A側の計数機
20へ延ばされ、計数機20の駆動モータ27の制御部
に接続されている。また、巻取装置70からブロックコ
ントローラ50に信号線が延ばされている。ブロックコ
ントローラ50は、計数機20の現在の計数位置と新た
な計数位置とを比較して、ケーブルの繰り込み、繰り出
し制御をするものである。図4に示すように、中段ユニ
ット1Bを構成する遊技機2は、機体の下部右端に設け
られたハンドル3の回転操作により、ゲージ盤面上に球
を打ち出し、その打球の入賞を競い楽しむものである。
遊技機2の機体下部には、遊技に供する球や賞球を入れ
る受皿4や、この受皿4から溢れる球を受ける予備皿
(球貯留皿)5が設けられている。予備皿5には、貯留
したパチンコ球を下方に落とすための球抜きレバー(図
示省略)が設けられている。
中段ユニット1Bを通って下段ユニット1A側の計数機
20へ延ばされ、計数機20の駆動モータ27の制御部
に接続されている。また、巻取装置70からブロックコ
ントローラ50に信号線が延ばされている。ブロックコ
ントローラ50は、計数機20の現在の計数位置と新た
な計数位置とを比較して、ケーブルの繰り込み、繰り出
し制御をするものである。図4に示すように、中段ユニ
ット1Bを構成する遊技機2は、機体の下部右端に設け
られたハンドル3の回転操作により、ゲージ盤面上に球
を打ち出し、その打球の入賞を競い楽しむものである。
遊技機2の機体下部には、遊技に供する球や賞球を入れ
る受皿4や、この受皿4から溢れる球を受ける予備皿
(球貯留皿)5が設けられている。予備皿5には、貯留
したパチンコ球を下方に落とすための球抜きレバー(図
示省略)が設けられている。
【0036】図10は、遊技機島の球貸し機の断面図で
ある。図1,図4および図10に示すように、上段ユニ
ット1C内部には給配樋80が揚送装置47の上部排出
口から島長手方向に延びるように斜設されている。給配
樋80の途中箇所には、図示省略したが各遊技機2及び
各球貸し機30に対応した配給シュートと称される球の
供給部材が取付けられている。各遊技機2間には球貸し
機30が設けられている。球貸し機30の前面には、紙
幣投入口33、持ち玉の精算スイッチ31、持ち玉の返
却スイッチ32、レシートの発券口36が設けられてい
る。球貸し機30の背面側にはスプロケットの回転で球
を1個ずつ計数する球カウンタが設けられ、球カウント
の排出口が球貸し機30内の球供給路に通じている。球
貸し機30内の球供給路は、三叉路に成っていて、払出
口および玉箱6にそれぞれ通じている。その三叉路に
は、ソレノイドで払出口への通路を塞いだ状態と、玉箱
6への通路を塞いだ状態とに揺動可能なシャッターが設
けられている。
ある。図1,図4および図10に示すように、上段ユニ
ット1C内部には給配樋80が揚送装置47の上部排出
口から島長手方向に延びるように斜設されている。給配
樋80の途中箇所には、図示省略したが各遊技機2及び
各球貸し機30に対応した配給シュートと称される球の
供給部材が取付けられている。各遊技機2間には球貸し
機30が設けられている。球貸し機30の前面には、紙
幣投入口33、持ち玉の精算スイッチ31、持ち玉の返
却スイッチ32、レシートの発券口36が設けられてい
る。球貸し機30の背面側にはスプロケットの回転で球
を1個ずつ計数する球カウンタが設けられ、球カウント
の排出口が球貸し機30内の球供給路に通じている。球
貸し機30内の球供給路は、三叉路に成っていて、払出
口および玉箱6にそれぞれ通じている。その三叉路に
は、ソレノイドで払出口への通路を塞いだ状態と、玉箱
6への通路を塞いだ状態とに揺動可能なシャッターが設
けられている。
【0037】球貸し機30には、計数機20で各遊技機
2別に計数された球の計数結果であって、その累積値で
ある持ち玉数を、レシート(記録媒体)に記録する小型
プリンタ(記録手段)が内蔵されている。精算スイッチ
31は、プリンタ(図示省略)にレシートの払い出しを
指令するスイッチでもある。精算信号は、後述のブロッ
クコントローラ50に入力される。すなわち、精算スイ
ッチ31を押してオンにすると、ブロックコントローラ
50からの指令に基づき、その時点の持ち玉数がプリン
タ(図示省略)でレシートに印刷され、レシートが発券
口36から払い出されるように設定されている。
2別に計数された球の計数結果であって、その累積値で
ある持ち玉数を、レシート(記録媒体)に記録する小型
プリンタ(記録手段)が内蔵されている。精算スイッチ
31は、プリンタ(図示省略)にレシートの払い出しを
指令するスイッチでもある。精算信号は、後述のブロッ
クコントローラ50に入力される。すなわち、精算スイ
ッチ31を押してオンにすると、ブロックコントローラ
50からの指令に基づき、その時点の持ち玉数がプリン
タ(図示省略)でレシートに印刷され、レシートが発券
口36から払い出されるように設定されている。
【0038】下段ユニット1Aの前面には、遊技機2に
対応して表示ユニットが設けられ、表示ユニットは、持
ち玉数表示部35、呼出ランプ38および連続・不連続
表示部39から構成されている。返却スイッチ32は、
持ち玉数表示部35に表示されている持ち玉数の範囲内
で、遊技機2に並設された球貸し機30から、玉返却通
路を経て、玉箱6へ実際の球の払い出しを指令するスイ
ッチである。例えば、返却スイッチ32を1回押す毎
に、持ち玉数表示手段35の持ち玉数が所定数ずつ減算
されて、この減算された球数分、球貸し機30から玉箱
6へ実際の球が払い出されるように設定されている。
対応して表示ユニットが設けられ、表示ユニットは、持
ち玉数表示部35、呼出ランプ38および連続・不連続
表示部39から構成されている。返却スイッチ32は、
持ち玉数表示部35に表示されている持ち玉数の範囲内
で、遊技機2に並設された球貸し機30から、玉返却通
路を経て、玉箱6へ実際の球の払い出しを指令するスイ
ッチである。例えば、返却スイッチ32を1回押す毎
に、持ち玉数表示手段35の持ち玉数が所定数ずつ減算
されて、この減算された球数分、球貸し機30から玉箱
6へ実際の球が払い出されるように設定されている。
【0039】連続・不連続表示部39は、遊技におい
て、遊技盤上の特別入賞口が開いて、特賞状態になった
場合に、連続遊技(連続的な特賞状態が発生可能であ
り、連続的な特賞状態が終了後に遊技を続行不能)であ
るか、一回交換(一回交換の特賞状態が終了後に遊技を
続行不能:不連続)であるかを表示するものである。連
続・不連続を連続・不連続表示部39に表示するための
信号は、特賞状態開始時に、ホール従業員がリモコン操
作により送信される。ブロックコントローラ50は、玉
箱シャッター6cおよびシャッター42を開閉制御、並
びに計数機20の移動制御を行う。その制御を概略すれ
ば、玉箱6が満杯の時は、それを玉箱6の玉箱満杯セン
サ6aが検知し、玉を自動的に貯留タンク40へ落下さ
せる。特賞状態(一回交換あるいは連続遊技に係る特賞
状態)が終了したとき、または、精算スイッチ31が押
された時、玉箱6の中に球が少しでもある場合は、球を
自動的に貯留タンク40へ落下させる。次に玉箱シャッ
ター6cが閉じ動作する一方、シャッター42が開き動
作して、当該貯留タンク40に係る計数位置には計数機
20が自動的に移動する。
て、遊技盤上の特別入賞口が開いて、特賞状態になった
場合に、連続遊技(連続的な特賞状態が発生可能であ
り、連続的な特賞状態が終了後に遊技を続行不能)であ
るか、一回交換(一回交換の特賞状態が終了後に遊技を
続行不能:不連続)であるかを表示するものである。連
続・不連続を連続・不連続表示部39に表示するための
信号は、特賞状態開始時に、ホール従業員がリモコン操
作により送信される。ブロックコントローラ50は、玉
箱シャッター6cおよびシャッター42を開閉制御、並
びに計数機20の移動制御を行う。その制御を概略すれ
ば、玉箱6が満杯の時は、それを玉箱6の玉箱満杯セン
サ6aが検知し、玉を自動的に貯留タンク40へ落下さ
せる。特賞状態(一回交換あるいは連続遊技に係る特賞
状態)が終了したとき、または、精算スイッチ31が押
された時、玉箱6の中に球が少しでもある場合は、球を
自動的に貯留タンク40へ落下させる。次に玉箱シャッ
ター6cが閉じ動作する一方、シャッター42が開き動
作して、当該貯留タンク40に係る計数位置には計数機
20が自動的に移動する。
【0040】図11は、遊技機島における球管理の構成
を示すブロック図である。図2および図11に示すよう
に、遊技機ブロック内の各遊技機2、玉箱6、計数機2
0、各球貸し機30、貯留タンク40および表示ユニッ
トは、それぞれブロックコントローラ50に接続されて
いる。また、各ブロックコントローラ50は、通信線で
集線装置(HUB)に接続され、集線装置はLAN(ロ
ーカルエリア・ネットワーク)によりカウンタ端末9
2、管理コンピューターである管理装置91に接続され
ている。ブロックコントローラ50は、具体的にはマイ
クロコンピューターから成るものであり、CPU(中央
処理装置)、RAM(ランダムアクセス・メモリー)お
おびROM(リードオンリー・メモリー)およびインタ
ーフェースから構成されている。
を示すブロック図である。図2および図11に示すよう
に、遊技機ブロック内の各遊技機2、玉箱6、計数機2
0、各球貸し機30、貯留タンク40および表示ユニッ
トは、それぞれブロックコントローラ50に接続されて
いる。また、各ブロックコントローラ50は、通信線で
集線装置(HUB)に接続され、集線装置はLAN(ロ
ーカルエリア・ネットワーク)によりカウンタ端末9
2、管理コンピューターである管理装置91に接続され
ている。ブロックコントローラ50は、具体的にはマイ
クロコンピューターから成るものであり、CPU(中央
処理装置)、RAM(ランダムアクセス・メモリー)お
おびROM(リードオンリー・メモリー)およびインタ
ーフェースから構成されている。
【0041】ROMは、遊技機ブロックに係る制御プロ
グラムおよび優先順位テーブルを記憶しており、RAM
は、制御プログラム、およびCPUの演算結果を一時的
に保持するものである。図20は、遊技機ブロックにお
いてブロックコントローラに備える優先順位テーブル作
成・更新の条件を示す図である。図21は、遊技機ブロ
ックにおいてブロックコントローラに備える優先順位テ
ーブルの優先順位の入れ替えを示す図である。図22
は、遊技機ブロックにおいてブロックコントローラの優
先順位テーブルを含むデータ構成図である。図20から
図22に示すように、ブロックコントローラ50は、制
御プログラムに従って定期的に優先順位テーブル作成・
更新の条件(図20に示す)を順次読み込み、優先順位
テーブル作成・更新の条件と同一のパターンが発生した
とき、優先順位テーブルの作成・更新の処理を行う。す
なわち、優先順位テーブルの第1情報に台番号(図20
において「*」で示す)、および、同じく優先順位テー
ブルの第2情報に前記台番号「*」に続く優先条件(図
20において第2パターンの場合は「0」、それ以外の
パターンの場合は「1」)をセットする。「1」が第1
優先条件であり、「0」が第2優先条件である。第1優
先条件「1」が二以上保持された場合には、保持された
順に優先順位が決定される。同じく、第2優先条件
「0」が二以上保持された場合には、保持された順に優
先順位が決定される。
グラムおよび優先順位テーブルを記憶しており、RAM
は、制御プログラム、およびCPUの演算結果を一時的
に保持するものである。図20は、遊技機ブロックにお
いてブロックコントローラに備える優先順位テーブル作
成・更新の条件を示す図である。図21は、遊技機ブロ
ックにおいてブロックコントローラに備える優先順位テ
ーブルの優先順位の入れ替えを示す図である。図22
は、遊技機ブロックにおいてブロックコントローラの優
先順位テーブルを含むデータ構成図である。図20から
図22に示すように、ブロックコントローラ50は、制
御プログラムに従って定期的に優先順位テーブル作成・
更新の条件(図20に示す)を順次読み込み、優先順位
テーブル作成・更新の条件と同一のパターンが発生した
とき、優先順位テーブルの作成・更新の処理を行う。す
なわち、優先順位テーブルの第1情報に台番号(図20
において「*」で示す)、および、同じく優先順位テー
ブルの第2情報に前記台番号「*」に続く優先条件(図
20において第2パターンの場合は「0」、それ以外の
パターンの場合は「1」)をセットする。「1」が第1
優先条件であり、「0」が第2優先条件である。第1優
先条件「1」が二以上保持された場合には、保持された
順に優先順位が決定される。同じく、第2優先条件
「0」が二以上保持された場合には、保持された順に優
先順位が決定される。
【0042】最も優先された台番号に係る持ち玉の処理
が終了すれば(貯留タンク40が空になれば)、次に優
先された台番号が繰り上がり、最も優先される。このと
き、優先条件に優劣があり、例えば、RAMに第2優先
条件「0」が保持された後に、新たに、第1の優先条件
「1」が保持された場合に、ブロックコントローラ50
は優先順位の入れ替えを行う(図21参照)。順位の入
れ替えは、優先された台番号の全部において行われる。
すなわち、例えば第2優先条件が連続していて、その第
2優先条件の後に第1優先条件が保持されていれば、当
該第1優先条件が繰り上がり最も優先される。さらに、
ブロックコントローラ50は、台番号および優先条件の
他に、RAMに計数データ(図22に示す「計数値」、
「1回交換フラグ」、「連続遊技フラグ」)を保持す
る。
が終了すれば(貯留タンク40が空になれば)、次に優
先された台番号が繰り上がり、最も優先される。このと
き、優先条件に優劣があり、例えば、RAMに第2優先
条件「0」が保持された後に、新たに、第1の優先条件
「1」が保持された場合に、ブロックコントローラ50
は優先順位の入れ替えを行う(図21参照)。順位の入
れ替えは、優先された台番号の全部において行われる。
すなわち、例えば第2優先条件が連続していて、その第
2優先条件の後に第1優先条件が保持されていれば、当
該第1優先条件が繰り上がり最も優先される。さらに、
ブロックコントローラ50は、台番号および優先条件の
他に、RAMに計数データ(図22に示す「計数値」、
「1回交換フラグ」、「連続遊技フラグ」)を保持す
る。
【0043】次に作用を説明する。図12は、遊技機ブ
ロックにおいて持ち玉の計数を概略的に示すフロー図で
ある。図13は、同じく優先順位テーブルの更新を示す
フロー図である。図14は、同じく遊技機が特賞状態に
なった場合のフロー図である。図15は、同じく玉箱制
御のフロー図である。図16は、同じく計数機制御のフ
ロー図である。図17は同じく計数機の演算処理のフロ
ー図である。図18は同じく球の返却制御のフロー図で
ある。図19は同じく精算制御のフロー図である。
ロックにおいて持ち玉の計数を概略的に示すフロー図で
ある。図13は、同じく優先順位テーブルの更新を示す
フロー図である。図14は、同じく遊技機が特賞状態に
なった場合のフロー図である。図15は、同じく玉箱制
御のフロー図である。図16は、同じく計数機制御のフ
ロー図である。図17は同じく計数機の演算処理のフロ
ー図である。図18は同じく球の返却制御のフロー図で
ある。図19は同じく精算制御のフロー図である。
【0044】図12において、球貸し機30に現金を投
入すると(ステップS201)、球が貸し出され(ステ
ップS202)、遊技が開始可能になる(ステップS2
03)。受皿4、予備皿5あるいは玉箱6に持ち玉が無
ければ(ステップS204)、持ち玉の返却要求信号の
有無を判断し(ステップS205)、返却要求信号が無
ければ、ステップS201に戻る。一方、返却要求信号
が有れば、持ち玉の返却制御が行われ(ステップS20
6)、ステップS207に移行する。またステップS2
04において、持ち玉が有れば、ステップS207に移
行する。
入すると(ステップS201)、球が貸し出され(ステ
ップS202)、遊技が開始可能になる(ステップS2
03)。受皿4、予備皿5あるいは玉箱6に持ち玉が無
ければ(ステップS204)、持ち玉の返却要求信号の
有無を判断し(ステップS205)、返却要求信号が無
ければ、ステップS201に戻る。一方、返却要求信号
が有れば、持ち玉の返却制御が行われ(ステップS20
6)、ステップS207に移行する。またステップS2
04において、持ち玉が有れば、ステップS207に移
行する。
【0045】ステップS207において、遊技盤面上の
特別入賞口が開いて入賞し易い状態になる特賞信号の有
無を判断し、特賞信号が有れば、特賞状態が開始された
か否かを判断し(ステップS208)、特賞状態が開始
されていれば、一回交換・連続遊技の処理が行われる
(ステップS209:図14に詳細を示す)。ステップ
S208において、特賞状態が開始されていなければ、
特賞終了信号のオンの有無が判断され(ステップS21
0)、特賞終了信号がオンでなければ、ステップS21
2に移行する。ステップS210において、特賞終了信
号がオンであれば、連続・不連続表示部の表示が終了し
(ステップS211)、ステップS212に移行する。
特別入賞口が開いて入賞し易い状態になる特賞信号の有
無を判断し、特賞信号が有れば、特賞状態が開始された
か否かを判断し(ステップS208)、特賞状態が開始
されていれば、一回交換・連続遊技の処理が行われる
(ステップS209:図14に詳細を示す)。ステップ
S208において、特賞状態が開始されていなければ、
特賞終了信号のオンの有無が判断され(ステップS21
0)、特賞終了信号がオンでなければ、ステップS21
2に移行する。ステップS210において、特賞終了信
号がオンであれば、連続・不連続表示部の表示が終了し
(ステップS211)、ステップS212に移行する。
【0046】ステップS212において、玉箱の空信号
のオンの有無を判断し、空信号がオンであれば、ステッ
プS204に戻り、持ち玉の有無を判断する。ステップ
S212において、玉箱の空信号がオンでなければ、玉
箱の制御が行われる(ステップS213:図15に詳細
を示す)。次に、ステップS214において、優先順位
が1位であるか否かを判断し、優先順位が1位であれ
ば、計数機20の制御が行われ(ステップS215:図
16に詳細を示す)、計数値が表示される(ステップS
216:図18に詳細を示す)。その後、ステップS2
17において、精算要求信号の有無を判断する。精算要
求信号が無ければ、ステップS204に戻り、持ち玉の
有無を判断する。ステップS217において、精算要求
信号が有れば、遊技が終了し(ステップS218)、ス
テップS219に移行する。ステップS219におい
て、優先順位が1位であれば、精算制御が行われる(ス
テップS220:図19に詳細を示す)。
のオンの有無を判断し、空信号がオンであれば、ステッ
プS204に戻り、持ち玉の有無を判断する。ステップ
S212において、玉箱の空信号がオンでなければ、玉
箱の制御が行われる(ステップS213:図15に詳細
を示す)。次に、ステップS214において、優先順位
が1位であるか否かを判断し、優先順位が1位であれ
ば、計数機20の制御が行われ(ステップS215:図
16に詳細を示す)、計数値が表示される(ステップS
216:図18に詳細を示す)。その後、ステップS2
17において、精算要求信号の有無を判断する。精算要
求信号が無ければ、ステップS204に戻り、持ち玉の
有無を判断する。ステップS217において、精算要求
信号が有れば、遊技が終了し(ステップS218)、ス
テップS219に移行する。ステップS219におい
て、優先順位が1位であれば、精算制御が行われる(ス
テップS220:図19に詳細を示す)。
【0047】以下、計数機20を移動するための、優先
順位を決定するための処理を、3台の遊技機2に対して
1体の計数機20を割り当てる場合を例にとり、説明す
る。
順位を決定するための処理を、3台の遊技機2に対して
1体の計数機20を割り当てる場合を例にとり、説明す
る。
【0048】優先順位テーブルの更新について、図1
3、図20および図21を用いて説明する。図13に示
すように、ステップS301において、貯留タンク40
の空信号の有無を判断する。貯留タンク40が空であれ
ば、次の遊技機2の持ち玉を計数可能な状態になる。貯
留タンク40が空であれば、図20に示す優先順位テー
ブル中の第1情報(ブロックコントローラ50が管理す
べき3台の遊技機2の台番号)が優先順位「1」に係る
台番号であるかを判断し(ステップS302)、台番号
が当該優先順位「1」に係るものでなければ、優先順位
を変数「i」とし、優先順位を「1」とし(ステップS
303)、ステップS304に移行する。
3、図20および図21を用いて説明する。図13に示
すように、ステップS301において、貯留タンク40
の空信号の有無を判断する。貯留タンク40が空であれ
ば、次の遊技機2の持ち玉を計数可能な状態になる。貯
留タンク40が空であれば、図20に示す優先順位テー
ブル中の第1情報(ブロックコントローラ50が管理す
べき3台の遊技機2の台番号)が優先順位「1」に係る
台番号であるかを判断し(ステップS302)、台番号
が当該優先順位「1」に係るものでなければ、優先順位
を変数「i」とし、優先順位を「1」とし(ステップS
303)、ステップS304に移行する。
【0049】ステップS304において、優先順位iが
「3」より大きいか、すなわち、ブロックコントローラ
50の管理外の遊技機2であるかを判断する。優先順位
iが「3」より大きくなければ、ブロックコントローラ
50が管理すべき遊技機2であり、第1情報がSPAC
E(空欄)で有るかを判断し(ステップS305)、第
1情報がSPACEであれば、第1情報(台番号)の優
先順位を「i」とする(ステップS306)。次に、玉
検知信号のみがオン(第2優先条件:図20におけるパ
ターン2)であるかを判断し(ステップS307)、玉
検知信号のみがオンのとき、第2情報に「0」をセット
し、ステップS310に移行する。玉検知信号のみがオ
ンではない(第1優先条件:図20におけるパターン
1,3〜7)とき、第2情報に「1」をセットし(ステ
ップS309)、ステップS310に移行する。
「3」より大きいか、すなわち、ブロックコントローラ
50の管理外の遊技機2であるかを判断する。優先順位
iが「3」より大きくなければ、ブロックコントローラ
50が管理すべき遊技機2であり、第1情報がSPAC
E(空欄)で有るかを判断し(ステップS305)、第
1情報がSPACEであれば、第1情報(台番号)の優
先順位を「i」とする(ステップS306)。次に、玉
検知信号のみがオン(第2優先条件:図20におけるパ
ターン2)であるかを判断し(ステップS307)、玉
検知信号のみがオンのとき、第2情報に「0」をセット
し、ステップS310に移行する。玉検知信号のみがオ
ンではない(第1優先条件:図20におけるパターン
1,3〜7)とき、第2情報に「1」をセットし(ステ
ップS309)、ステップS310に移行する。
【0050】ステップS305において、第1情報(台
番号)がSPACE(空欄)でなければ、第1情報(台
番号)の優先順位iが当該台番号に係る優先順位と一致
するかを判断し(ステップS311)、第1情報(台番
号)の優先順位iが当該台番号に係る優先順位と一致す
れば、玉検知信号のみがオン(第2優先条件:図20に
おけるパターン2)であるかを判断する(ステップS3
13)。一方、第1情報(台番号)の優先順位iが当該
台番号に係る優先順位と一致しなければ、優先順位iに
「1」を加算して(ステップS312)、ステップS3
04に戻り、優先順位iが「3」より大きいかを判断す
る。これにより、第1あるいは第2に優先すべき全遊技
機2が優先順位テーブルに記録される。
番号)がSPACE(空欄)でなければ、第1情報(台
番号)の優先順位iが当該台番号に係る優先順位と一致
するかを判断し(ステップS311)、第1情報(台番
号)の優先順位iが当該台番号に係る優先順位と一致す
れば、玉検知信号のみがオン(第2優先条件:図20に
おけるパターン2)であるかを判断する(ステップS3
13)。一方、第1情報(台番号)の優先順位iが当該
台番号に係る優先順位と一致しなければ、優先順位iに
「1」を加算して(ステップS312)、ステップS3
04に戻り、優先順位iが「3」より大きいかを判断す
る。これにより、第1あるいは第2に優先すべき全遊技
機2が優先順位テーブルに記録される。
【0051】ステップS313において、玉検知信号の
みがオンのとき、優先順位iが「3」であるかを判断す
る(ステップS310)。一方、玉検知信号のみがオン
でないとき、第2情報に「1」をセットしているかを判
断し(ステップS314)、第2情報に「1」をセット
していれば、ステップS310に移行する。第2情報に
「1」をセットし(ステップS415)、ステップS3
10に移行する。
みがオンのとき、優先順位iが「3」であるかを判断す
る(ステップS310)。一方、玉検知信号のみがオン
でないとき、第2情報に「1」をセットしているかを判
断し(ステップS314)、第2情報に「1」をセット
していれば、ステップS310に移行する。第2情報に
「1」をセットし(ステップS415)、ステップS3
10に移行する。
【0052】ステップS310において、優先順位iが
「3」であるかを判断し、優先順位iが「3」でなけれ
ばフローを抜ける。優先順位iが「3」であれば、優先
順位の台番号に係る第2情報から優先順位の見直しを行
い(ステップS316)、優先順位「2」の台番号に係
る第2情報が「0」であり、かつ、優先順位「3」の台
番号に係る第2情報が「1」であれば、優先順位テーブ
ルの優先順位を入れ替える(ステップS317)。
「3」であるかを判断し、優先順位iが「3」でなけれ
ばフローを抜ける。優先順位iが「3」であれば、優先
順位の台番号に係る第2情報から優先順位の見直しを行
い(ステップS316)、優先順位「2」の台番号に係
る第2情報が「0」であり、かつ、優先順位「3」の台
番号に係る第2情報が「1」であれば、優先順位テーブ
ルの優先順位を入れ替える(ステップS317)。
【0053】ステップS302において、優先順位
「1」に係る台番号の貯留タンク40が空で、次の優先
順位に係る台番号の持ち玉計数を実行可能なときには、
優先順位テーブル中の優先順位「2」あるいは「3」に
係る第1情報および第2情報を一次保存エリアへ退避
し、優先順位テーブルの書込スペースをクリアし(ステ
ップS318)、一次保存エリアへ退避させた優先順位
テーブル中の優先順位「2」あるいは「3」に係る第1
情報および第2情報を、優先順位「1」あるいは「2」
へ繰り上げる(ステップS319)。
「1」に係る台番号の貯留タンク40が空で、次の優先
順位に係る台番号の持ち玉計数を実行可能なときには、
優先順位テーブル中の優先順位「2」あるいは「3」に
係る第1情報および第2情報を一次保存エリアへ退避
し、優先順位テーブルの書込スペースをクリアし(ステ
ップS318)、一次保存エリアへ退避させた優先順位
テーブル中の優先順位「2」あるいは「3」に係る第1
情報および第2情報を、優先順位「1」あるいは「2」
へ繰り上げる(ステップS319)。
【0054】以下、優先順位1位の遊技機2に対して、
持ち玉の計数や精算等の制御を行うための処理を説明す
る。
持ち玉の計数や精算等の制御を行うための処理を説明す
る。
【0055】図12のステップS209(一回交換・連
続処理)の詳細を図14を用いて説明する。ステップS
401において、特賞状態が一回交換であるかを判断
し、一回交換であれば、係員がリモコン操作で、一回交
換信号を呼出ランプに出力し(ステップS402)、呼
出ランプが「一回交換」を表示し(ステップS40
3)、一回交換フラグをセットし、一回交換フラグ=1
として(ステップS404)、フローを抜ける。一方、
ステップS401において、特賞状態が一回交換でなけ
れば、係員がリモコン操作で、連続遊技信号を呼出ラン
プに出力し(ステップS405)、呼出ランプが「連
続」を表示し(ステップS406)、連続遊技フラグを
セットし、連続遊技フラグ=1として(ステップS40
7)、フローを抜ける。
続処理)の詳細を図14を用いて説明する。ステップS
401において、特賞状態が一回交換であるかを判断
し、一回交換であれば、係員がリモコン操作で、一回交
換信号を呼出ランプに出力し(ステップS402)、呼
出ランプが「一回交換」を表示し(ステップS40
3)、一回交換フラグをセットし、一回交換フラグ=1
として(ステップS404)、フローを抜ける。一方、
ステップS401において、特賞状態が一回交換でなけ
れば、係員がリモコン操作で、連続遊技信号を呼出ラン
プに出力し(ステップS405)、呼出ランプが「連
続」を表示し(ステップS406)、連続遊技フラグを
セットし、連続遊技フラグ=1として(ステップS40
7)、フローを抜ける。
【0056】次に、図12のステップS213(玉箱制
御)の詳細を図15を用いて説明する。ステップS50
1において、玉箱6の満杯信号がオンであるかを判断
し、玉箱6が満杯になると、ステップS506に移行す
る。玉箱6が満杯でないと、玉箱6の空信号がオンであ
るかを判断し(ステップS502)、空信号がオンでな
ければ、次の3つの第1優先条件のうち1つを備えてい
るかを判断する(ステップS503)。すなわち、一回
交換かつ特賞状態終了、あるいは、連続遊技かつ特賞状
態終了、あるいは、精算要求信号がオンしているかを判
断し、ステップS504に移行する。一方、空信号がオ
ンであれば、フローを抜ける。
御)の詳細を図15を用いて説明する。ステップS50
1において、玉箱6の満杯信号がオンであるかを判断
し、玉箱6が満杯になると、ステップS506に移行す
る。玉箱6が満杯でないと、玉箱6の空信号がオンであ
るかを判断し(ステップS502)、空信号がオンでな
ければ、次の3つの第1優先条件のうち1つを備えてい
るかを判断する(ステップS503)。すなわち、一回
交換かつ特賞状態終了、あるいは、連続遊技かつ特賞状
態終了、あるいは、精算要求信号がオンしているかを判
断し、ステップS504に移行する。一方、空信号がオ
ンであれば、フローを抜ける。
【0057】ステップS504において、一定時間の経
過を判断し、一定の時間が経過していなければ、予備皿
5に残っている球を遊技客が玉箱6に落下させるのに必
要な時間を待つ(ステップS505)。一定の時間が経
過していれば、ステップS506に移行する。ステップ
S506においては、玉箱シャッター6cの開閉信号
(オン)が玉箱シャッター6cの制御部に出力される。
次に、玉箱6の空信号がオンであるかを判断し(ステッ
プS507)、玉箱6の空信号がオンでなければ、玉箱
シャッター6cを開き(ステップS508)、ステップ
S507に戻る。玉箱6の空信号がオンであれば、玉箱
シャッター6cの開閉信号(オフ)が玉箱シャッター6
cの制御部に出力され(ステップS509)、玉箱シャ
ッター6cが閉じる(ステップS510)。
過を判断し、一定の時間が経過していなければ、予備皿
5に残っている球を遊技客が玉箱6に落下させるのに必
要な時間を待つ(ステップS505)。一定の時間が経
過していれば、ステップS506に移行する。ステップ
S506においては、玉箱シャッター6cの開閉信号
(オン)が玉箱シャッター6cの制御部に出力される。
次に、玉箱6の空信号がオンであるかを判断し(ステッ
プS507)、玉箱6の空信号がオンでなければ、玉箱
シャッター6cを開き(ステップS508)、ステップ
S507に戻る。玉箱6の空信号がオンであれば、玉箱
シャッター6cの開閉信号(オフ)が玉箱シャッター6
cの制御部に出力され(ステップS509)、玉箱シャ
ッター6cが閉じる(ステップS510)。
【0058】次に、図12のステップS215(計数機
制御)の詳細を図16を用いて説明する。ステップS6
01において、現在の計数機の計数位置が、優先順位
「1」の台番号に係る計数位置に一致しているかを判断
し、一致していれば、ステップS606に移行する。一
致していなければ、ブロックコントローラ50が計数機
20に移動指示信号を出力し(ステップS602)、所
定時間経過を判断し(ステップS603)、所定時間内
で、計数機20が指定の計数位置に移動する(ステップ
S604)。
制御)の詳細を図16を用いて説明する。ステップS6
01において、現在の計数機の計数位置が、優先順位
「1」の台番号に係る計数位置に一致しているかを判断
し、一致していれば、ステップS606に移行する。一
致していなければ、ブロックコントローラ50が計数機
20に移動指示信号を出力し(ステップS602)、所
定時間経過を判断し(ステップS603)、所定時間内
で、計数機20が指定の計数位置に移動する(ステップ
S604)。
【0059】所定時間が経過すると、計数機到着信号が
オンであるかを判断し(ステップS605)、計数機到
着信号がオンであると、貯留タンク40のシャッター4
2の開閉信号(オン)をシャッター42の開閉制御部に
出力し(ステップS606)、シャッター42が開き
(ステップS607)、計数開始信号が計数機20に出
力され(ステップS608)、貯留タンク40の空信号
がオンするまで、計数機20が貯留タンク40内の持ち
玉を計数する(ステップS609〜s610)。
オンであるかを判断し(ステップS605)、計数機到
着信号がオンであると、貯留タンク40のシャッター4
2の開閉信号(オン)をシャッター42の開閉制御部に
出力し(ステップS606)、シャッター42が開き
(ステップS607)、計数開始信号が計数機20に出
力され(ステップS608)、貯留タンク40の空信号
がオンするまで、計数機20が貯留タンク40内の持ち
玉を計数する(ステップS609〜s610)。
【0060】ステップS609で貯留タンク40の空信
号がオンになると、計数終了信号のオンを待って(ステ
ップS611)、持ち玉の計数値演算が行われ(ステッ
プS612)、貯留タンク40のシャッター42の開閉
信号(オフ)がシャッター42の開閉制御部に出力され
(ステップS613)、貯留タンク40のシャッター4
2が閉じる(ステップS614)。一方、ステップS6
05において、計数機到着信号がオンでないと、計数機
異常信号が呼出ランプに出力され(ステップS61
5)、呼出ランプがエラー表示される(ステップS61
6)。
号がオンになると、計数終了信号のオンを待って(ステ
ップS611)、持ち玉の計数値演算が行われ(ステッ
プS612)、貯留タンク40のシャッター42の開閉
信号(オフ)がシャッター42の開閉制御部に出力され
(ステップS613)、貯留タンク40のシャッター4
2が閉じる(ステップS614)。一方、ステップS6
05において、計数機到着信号がオンでないと、計数機
異常信号が呼出ランプに出力され(ステップS61
5)、呼出ランプがエラー表示される(ステップS61
6)。
【0061】次に、図16のステップS612(持ち玉
の計数値演算)の詳細を図17および図22を用いて説
明する。図22において、「計数値1」は、一回交換分
の球の計数値を累積する項目であり、また、「計数値
2」は、一回交換以外の球の計数値を累積する項目であ
り、球の返却が可能な球数は計数値2の数値内で行われ
る。図17に示すように、ステップS701において、
一回交換フラグ=1であれば、計数値1に計数結果を加
算し(ステップS702)、一回交換フラグをリセット
し、一回交換フラグ=0として(ステップS703)、
計数値1を持ち玉数表示部35に表示する(ステップS
704)。
の計数値演算)の詳細を図17および図22を用いて説
明する。図22において、「計数値1」は、一回交換分
の球の計数値を累積する項目であり、また、「計数値
2」は、一回交換以外の球の計数値を累積する項目であ
り、球の返却が可能な球数は計数値2の数値内で行われ
る。図17に示すように、ステップS701において、
一回交換フラグ=1であれば、計数値1に計数結果を加
算し(ステップS702)、一回交換フラグをリセット
し、一回交換フラグ=0として(ステップS703)、
計数値1を持ち玉数表示部35に表示する(ステップS
704)。
【0062】一方、ステップS701において、一回交
換フラグ=1でなければ、連続遊技フラグが=1である
かを判断し(ステップS705)、連続遊技フラグ=1
であれば、連続遊技フラグをリセットし、連続遊技フラ
グ=0として(ステップS706)、ステップS707
に移行する。一方、ステップS705において、連続遊
技フラグ=1でなければ、ステップS707に移行す
る。ステップS707において、計数値2に計数結果を
加算し、計数値2を持ち玉数表示部35に表示する(ス
テップS708)。
換フラグ=1でなければ、連続遊技フラグが=1である
かを判断し(ステップS705)、連続遊技フラグ=1
であれば、連続遊技フラグをリセットし、連続遊技フラ
グ=0として(ステップS706)、ステップS707
に移行する。一方、ステップS705において、連続遊
技フラグ=1でなければ、ステップS707に移行す
る。ステップS707において、計数値2に計数結果を
加算し、計数値2を持ち玉数表示部35に表示する(ス
テップS708)。
【0063】次に、図12のステップS205(玉返却
制御)の詳細を図18を用いて説明する。ステップS8
01において、返却要求に係る返却球数[(返却ボタン
32の押下回数)×(500円分の球数)]が計数値2
以下であれば、球返却切換信号(オン)が球貸し機30
に出力され、図10に示すように、払出口に通じる通路
をシャッターで閉鎖し(ステップS803)、返却球数
分の球が玉箱6に返却され(ステップS804)、計数
値2から返却球数を減算し(ステップS805)、持ち
玉数表示部35に減算された計数値2を表示する(ステ
ップS806)。
制御)の詳細を図18を用いて説明する。ステップS8
01において、返却要求に係る返却球数[(返却ボタン
32の押下回数)×(500円分の球数)]が計数値2
以下であれば、球返却切換信号(オン)が球貸し機30
に出力され、図10に示すように、払出口に通じる通路
をシャッターで閉鎖し(ステップS803)、返却球数
分の球が玉箱6に返却され(ステップS804)、計数
値2から返却球数を減算し(ステップS805)、持ち
玉数表示部35に減算された計数値2を表示する(ステ
ップS806)。
【0064】一方、ステップS801において、返却球
数が計数値2を超えていれば、返却不可になり、その返
却不可表示がされる(ステップS807)。次に、図1
2のステップS220(精算制御)の詳細を図19を用
いて説明する。ステップS901において、貯留タンク
40の空信号がオンであるかを判断し、空信号がオンで
なければ、計数機制御(図16にその詳細を示す)が行
われ(ステップS902)、ステップS903に移行す
る。一方、ステップS901において、空信号がオンで
あれば、ステップS903に移行する。ステップS90
3において、計数値1と計数値2とを加算して精算値と
し、精算指示信号を球貸し機30に出力し(ステップS
904)、発券口36から精算値が印字されたレシート
が発行され(ステップS905)、その精算値がホール
端末に送られ(ステップS906)、計数値1および計
数値2を「0」とし(ステップS907〜S908)、
一回交換フラグおよび連続遊技フラグをそれぞれリセッ
トし、一回交換フラグ=0、連続遊技フラグ=0とする
(ステップS909〜S910)。
数が計数値2を超えていれば、返却不可になり、その返
却不可表示がされる(ステップS807)。次に、図1
2のステップS220(精算制御)の詳細を図19を用
いて説明する。ステップS901において、貯留タンク
40の空信号がオンであるかを判断し、空信号がオンで
なければ、計数機制御(図16にその詳細を示す)が行
われ(ステップS902)、ステップS903に移行す
る。一方、ステップS901において、空信号がオンで
あれば、ステップS903に移行する。ステップS90
3において、計数値1と計数値2とを加算して精算値と
し、精算指示信号を球貸し機30に出力し(ステップS
904)、発券口36から精算値が印字されたレシート
が発行され(ステップS905)、その精算値がホール
端末に送られ(ステップS906)、計数値1および計
数値2を「0」とし(ステップS907〜S908)、
一回交換フラグおよび連続遊技フラグをそれぞれリセッ
トし、一回交換フラグ=0、連続遊技フラグ=0とする
(ステップS909〜S910)。
【0065】遊技において、入賞すると賞出された球は
先ず受皿4に排出され、受皿4から溢れる球は予備皿5
に受け入れられる。遊技者が球抜きレバー(図示省略)
を操作して、予備皿5からパチンコ球を落下させると、
そのまま球は、玉箱6に受け入れられる。予備皿5から
落下した球は、玉箱6内に一定量まで貯まる。遊技者が
精算スイッチ31を押すと、玉箱6のシャッター6cが
開いて、玉箱6内の球は貯留タンク40に受け渡され
る。その貯留タンク40の下方位置である計数位置に計
数機20が自動的に移動する。計数機20の移動に伴
い、巻取装置70が作動し、ケーブルの繰り出し、繰り
込みが行われる。その後貯留タンク40のシャッター4
2が開いて、計数機20に受け渡される。計数機20
は、3台の遊技機に係る持ち玉を計数することができ
る。計数機20の計数情報(計数値1および計数値2)
は、ブロックコントローラ50に送られる。
先ず受皿4に排出され、受皿4から溢れる球は予備皿5
に受け入れられる。遊技者が球抜きレバー(図示省略)
を操作して、予備皿5からパチンコ球を落下させると、
そのまま球は、玉箱6に受け入れられる。予備皿5から
落下した球は、玉箱6内に一定量まで貯まる。遊技者が
精算スイッチ31を押すと、玉箱6のシャッター6cが
開いて、玉箱6内の球は貯留タンク40に受け渡され
る。その貯留タンク40の下方位置である計数位置に計
数機20が自動的に移動する。計数機20の移動に伴
い、巻取装置70が作動し、ケーブルの繰り出し、繰り
込みが行われる。その後貯留タンク40のシャッター4
2が開いて、計数機20に受け渡される。計数機20
は、3台の遊技機に係る持ち玉を計数することができ
る。計数機20の計数情報(計数値1および計数値2)
は、ブロックコントローラ50に送られる。
【0066】計数機20においては、持ち玉が整列レー
ル24で区分けされた各通路を一列に整列した状態で流
下する。通路を流下した球は、通路毎に設けられた計数
手段22により計数される。
ル24で区分けされた各通路を一列に整列した状態で流
下する。通路を流下した球は、通路毎に設けられた計数
手段22により計数される。
【0067】このように計数された数値は、ブロックコ
ントローラ50の制御により、持ち玉数として計数値1
あるいは計数値2に加算される。また、計数機20が作
動している際には、表示ユニットが計数中であることを
報知する。なお、計数機20に何か異常が生じた場合に
は、表示ユニットが点滅して異常を報知するようになっ
ている。また、計数機20での計数結果(計数値1と計
数値2とを加算した数値)が、ブロックコントローラ5
0の制御により直ぐに持ち玉数表示部35に表示され
る。なお、計数済みの球は、排出ステージ25を通っ
て、その真下に位置する計数球搬送手段60上に排出さ
れる。やがて、研磨装置65の始端へ搬送され、研磨さ
れた後に、揚送装置47の搬入口に搬送される。アウト
球についても、アウト球搬送手段90により揚送装置4
7の搬入口に搬送される。
ントローラ50の制御により、持ち玉数として計数値1
あるいは計数値2に加算される。また、計数機20が作
動している際には、表示ユニットが計数中であることを
報知する。なお、計数機20に何か異常が生じた場合に
は、表示ユニットが点滅して異常を報知するようになっ
ている。また、計数機20での計数結果(計数値1と計
数値2とを加算した数値)が、ブロックコントローラ5
0の制御により直ぐに持ち玉数表示部35に表示され
る。なお、計数済みの球は、排出ステージ25を通っ
て、その真下に位置する計数球搬送手段60上に排出さ
れる。やがて、研磨装置65の始端へ搬送され、研磨さ
れた後に、揚送装置47の搬入口に搬送される。アウト
球についても、アウト球搬送手段90により揚送装置4
7の搬入口に搬送される。
【0068】揚送装置47の駆動によって上段ユニット
1Cへ揚送され、給配樋80を介して各遊技機2や球貸
し機30へ随時補給される。遊技を終了する場合には、
受皿4や予備皿5の球を総て玉箱6から貯留タンク40
に落とし、計数機20で計数した後に、精算スイッチ3
1を押すとよい。すると、遊技者の総ての持ち玉数が印
字されたレシートが、発券口36から発行される。本実
施の形態では、2列の遊技機島1がその遊技機2を互い
に背中合わせして配置され、2列の遊技機島1の間の隙
間に計数球搬送手段60を設けた構成に、計数機20や
ブロックコントローラ50を適用したものを示したが、
下段ユニット1A上にブロックコントローラ50が管理
すべき複数の遊技機2を支持した1列の遊技機島に適用
してもよい。
1Cへ揚送され、給配樋80を介して各遊技機2や球貸
し機30へ随時補給される。遊技を終了する場合には、
受皿4や予備皿5の球を総て玉箱6から貯留タンク40
に落とし、計数機20で計数した後に、精算スイッチ3
1を押すとよい。すると、遊技者の総ての持ち玉数が印
字されたレシートが、発券口36から発行される。本実
施の形態では、2列の遊技機島1がその遊技機2を互い
に背中合わせして配置され、2列の遊技機島1の間の隙
間に計数球搬送手段60を設けた構成に、計数機20や
ブロックコントローラ50を適用したものを示したが、
下段ユニット1A上にブロックコントローラ50が管理
すべき複数の遊技機2を支持した1列の遊技機島に適用
してもよい。
【0069】また、持ち玉が玉箱6〜貯留タンク40〜
計数機20の順で流下するものを示したが、玉箱6を省
略することができ、その際には、返却ボタン32による
返却球は受皿4などに返却すればよい。なお、本実施の
形態では、遊技機について本発明を適用した例を説明し
たが、他の遊技機に対しても、適用できることはいうま
でもない。また、貯留タンク40を固定したものを示し
たが、図23に示すように、貯留タンク40が手前側の
遊技位置(図23において想像線で示す位置)と奥側の
精算位置(図23において実線で示す位置)とに移動可
能に案内支持されて成る構成にしてもよい。このような
構成の場合には、貯留タンク40を精算位置に押し込む
と、押し込まれた貯留タンク40に係る計数位置へ計数
機20が移動し、計数機20が到着すると、貯留タンク
40のシャッターが開いて、貯留タンク40内の持ち玉
が計数機20に排出されるようになる。
計数機20の順で流下するものを示したが、玉箱6を省
略することができ、その際には、返却ボタン32による
返却球は受皿4などに返却すればよい。なお、本実施の
形態では、遊技機について本発明を適用した例を説明し
たが、他の遊技機に対しても、適用できることはいうま
でもない。また、貯留タンク40を固定したものを示し
たが、図23に示すように、貯留タンク40が手前側の
遊技位置(図23において想像線で示す位置)と奥側の
精算位置(図23において実線で示す位置)とに移動可
能に案内支持されて成る構成にしてもよい。このような
構成の場合には、貯留タンク40を精算位置に押し込む
と、押し込まれた貯留タンク40に係る計数位置へ計数
機20が移動し、計数機20が到着すると、貯留タンク
40のシャッターが開いて、貯留タンク40内の持ち玉
が計数機20に排出されるようになる。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島によれば、複数の
遊技機から遊技ブロックを構成し、遊技ブロックに一体
の計数機を備え、ブロックコントローラで計数機を各計
数位置に移動制御するようにしたので、遊技機島におい
て計数機にかかる費用を低減し、複数の遊技機から排出
される多量の持ち玉を迅速かつ確実に処理することがで
きる。
遊技機から遊技ブロックを構成し、遊技ブロックに一体
の計数機を備え、ブロックコントローラで計数機を各計
数位置に移動制御するようにしたので、遊技機島におい
て計数機にかかる費用を低減し、複数の遊技機から排出
される多量の持ち玉を迅速かつ確実に処理することがで
きる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機島を示す正
面図であり、下段ユニットは内部構造を示している。
面図であり、下段ユニットは内部構造を示している。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機島における
球管理の構成を示すシステム図である。
球管理の構成を示すシステム図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機島の断面図
である。
である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機島を構成す
る遊技機を示す正面図である。
る遊技機を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る貯留タンクの斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る計数機の断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の一実施の形態に係る計数機へ延ばした
ケーブル巻取装置の斜視図である。
ケーブル巻取装置の斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る計数機の断面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の一実施の形態に係る計数機の平面図で
ある。
ある。
【図10】本発明の一実施の形態に係る遊技機島の球貸
し機の断面図である。
し機の断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る遊技機島におけ
る球管理の構成を示すブロック図である。
る球管理の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において持ち玉の計数を示す全体フロー図である。
において持ち玉の計数を示す全体フロー図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において優先順位テーブルの更新を示すフロー図であ
る。
において優先順位テーブルの更新を示すフロー図であ
る。
【図14】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において遊技機が特賞状態になった場合のフロー図であ
る。
において遊技機が特賞状態になった場合のフロー図であ
る。
【図15】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において玉箱制御のフロー図である。
において玉箱制御のフロー図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において計数機制御のフロー図である。
において計数機制御のフロー図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において計数機の演算処理のフロー図である。
において計数機の演算処理のフロー図である。
【図18】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において球の返却制御のフロー図である。
において球の返却制御のフロー図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
において精算制御のフロー図である。
において精算制御のフロー図である。
【図20】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
においてブロックコントローラに備える優先順位テーブ
ルである。
においてブロックコントローラに備える優先順位テーブ
ルである。
【図21】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
においてブロックコントローラに備える優先順位テーブ
ルの優先順位の入れ替えを示す図である。
においてブロックコントローラに備える優先順位テーブ
ルの優先順位の入れ替えを示す図である。
【図22】本発明の一実施の形態に係る遊技機ブロック
においてブロックコントローラのデータ構成図である。
においてブロックコントローラのデータ構成図である。
【図23】本発明の一実施の形態に係る遊技機島の断面
図である。
図である。
1…遊技機島 1A…下段ユニット 1B…中段ユニット 1C…上段ユニット 2…遊技機 4…受皿 5…予備皿 6…玉箱 6a…玉箱満杯センサ 6b…玉箱空センサ 6c…玉箱シャッター 8…移動空間 12…位置決めストッパー 13…カバー 14…レール部材 15…レール溝 18…アウト球回収タンク 19…球排出路 20…計数機 21…整列路 22…計数手段 23…移動手段 24…整列レール 25…排出ステージ 26…制限部材 27…駆動モータ 28…支持軸 29…駆動プーリ 30…球貸し機 31…精算スイッチ 32…返却スイッチ 33…紙幣投入口 35…持ち玉数表示部 36…発券口 38…呼出ランプ 39…連続・不連続表示部 40…貯留タンク 41…排出口 42…シャッター 43…ソレノイド 44…タンク満杯センサ 45…タンク空センサ 46…タンク壁 47…揚送装置 50…ブロックコントローラ 60…計数球搬送手段 65…研磨装置 70…巻取装置 71…巻取モータ 72…巻取リール 73…ガイド部材 74…案内リング 75…コイル部材 80…配給樋 90…アウト球搬送手段
Claims (6)
- 【請求項1】遊技機を多数並べて成る遊技機島であっ
て、該遊技機島は、背中合わせ状態で互いに平行に延び
る2列の遊技機列を有し、前記遊技機島の下部を下段ユ
ニットで構成し、該下段ユニットに遊技機を支持したも
のにおいて、 前記遊技機島の下段ユニットは、二以上の遊技機から構
成される遊技機ブロックに対応して1つの計数機を備
え、 前記計数機は、前記遊技機ブロック中の各遊技機にて獲
得した持ち玉を計数可能な各計数位置に移動可能に構成
されており、 遊技機島の下段ユニットは腰板により構成されており、 前記腰板内には前記計数機が移動するための移動空間
と、各遊技機に対応して前記持ち球を貯留するための貯
留タンクとを有し、 前記計数位置は、前記各貯留タンクの各下方位置に相当
しており、 前記貯留タンクは、該貯留タンク内の持ち玉が排出され
る排出口を開閉するシャッターを備え、前記シャッター
は、持ち玉を計数すべき遊技機に係る貯留タンクに対応
して開かれ、 前記2列の遊技機列の間の隙間の中段位置に、前記遊技
に使用されて遊技機の裏側へ回収されたアウト球を研磨
しながら略水平方向へ搬送するためのアウト球搬送手段
を配し、 前記2列の遊技機列の間の隙間の下段位置に、前記計数
機が計数した球を略水平方向へ搬送するための計数球搬
送手段を配したことを特徴とする遊技機島。 - 【請求項2】前記遊技機ブロックはブロックコントロー
ラを有し、 前記ブロックコントローラは、前記遊技機ブロックにお
いて前記計数機が何れの遊技機から順に計数すべきかを
決定する際に基準にする優先順位テーブルを備えている
ことを特徴とする請求項1記載の遊技機島。 - 【請求項3】前記遊技機島の腰板の上面部に、各遊技機
における持ち玉を一時的に貯めるための玉箱を載置し、 前記貯留タンクは、前記玉箱毎に該各玉箱の下方位置に
それぞれ配されており、 前記玉箱は、該玉箱内の持ち玉が前記貯留タンクへ排出
される排出口を開閉する玉箱シャッターを備え、 前記玉箱シャッターは、前記優先順位テーブルを基準に
して決定される遊技機に係る玉箱に対応して、開かれる
ことを特徴とする請求項2記載の遊技機島。 - 【請求項4】前記貯留タンクは、腰板内に収納される奥
側の収納位置と、手前側へ引き出された引出位置とに移
動可能に前記腰板に支持されていることを特徴とする請
求項1記載の遊技機島。 - 【請求項5】前記貯留タンクは、手前側のタンク壁が奥
側へ向かって下方へ傾斜していることを特徴とする請求
項3または4記載の遊技機島。 - 【請求項6】前記優先順位テーブルは、前記貯留タンク
に所定量以上あるいは少なくとも球が存在し、かつ、遊
技において持ち玉を獲得し易い特賞状態が終了した遊技
機を最も優先する第1優先条件とし、または、前記貯留
タンクに所定量以上あるいは少なくとも球が存在し、か
つ、持ち玉の精算要求があった遊技機を同じく第1優先
条件とし、前記貯留タンクに所定量以上の球が存在し、
かつ、特別状態が終了しない遊技機を次に優先する第2
優先条件としていることを特徴とする請求項2記載の遊
技機島。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652497A JPH10328394A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 遊技機島 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652497A JPH10328394A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 遊技機島 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10328394A true JPH10328394A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15409608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14652497A Pending JPH10328394A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 遊技機島 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10328394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012024349A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Glory Ltd | 各台計数装置および各台計数システム |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP14652497A patent/JPH10328394A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012024349A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Glory Ltd | 各台計数装置および各台計数システム |
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