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JPH10318240A - 位置決め機構 - Google Patents

位置決め機構

Info

Publication number
JPH10318240A
JPH10318240A JP13124797A JP13124797A JPH10318240A JP H10318240 A JPH10318240 A JP H10318240A JP 13124797 A JP13124797 A JP 13124797A JP 13124797 A JP13124797 A JP 13124797A JP H10318240 A JPH10318240 A JP H10318240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
screw shaft
spherical washer
positioning
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13124797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tokunaga
裕之 徳永
Katsuo Saibi
克男 齋尾
Masamitsu Kitahashi
正光 北橋
Kazuaki Takahira
一昭 高比良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP13124797A priority Critical patent/JPH10318240A/ja
Publication of JPH10318240A publication Critical patent/JPH10318240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】位置決め作業の軽減化および製造コストの削減
を図る。 【解決手段】架台フレーム50の複数の異なる位置で上
方に突設された複数のねじ軸2と、前記ねじ軸2を挿通
する孔7が形成された脚体57を複数個有する位置決め
対象物と、前記各脚体57の上下で前記各脚体57を前
記ねじ軸2に螺合固定する複数組の上下一対のナット
3,6とを具え、前記位置決め対象物を前記架台フレー
ム50上に設置された他の部材および架台フレーム50
に対して位置決め固定する位置決め機構において、前記
各脚体57の孔7の径を前記ねじ軸2の径より大きく形
成するとともに、前記ねじ軸2より大きな径の孔8a,
9a,10a,11aが形成された凹球面ワッシャ8、
11と凸球面ワッシャ9,10との対から成る球面座金
4,5を前記脚体57と該脚体の上側に挿通される上側
ナット6との間および前記脚体57と該脚体の下側に挿
通される下側ナット3との間にそれぞれ介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空チャンバな
どの密閉容器などの位置決め対象物を架台フレーム上に
設置された他の部材および架台フレームに対して位置決
め固定する位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8に、ウェハに対して各種処
理を実行するマルチチャンバ型の半導体製造装置を示
す。
【0003】これらの図において、架台フレーム50上
にはウェハ搬送ロボット51が内設されるトランスファ
チャンバ52が配設され、このトランスファチャンバ5
2の周囲には、ウェハWに対する各種の半導体加工処理
を実行するための4つのプロセスチャンバ53,…(こ
の場合は1つのプロセスチャンバのみを図示)が設けら
れている。54はウェハWを載置するリフタである。
【0004】各プロセスチャンバ53,…とトランスフ
ァチャンバ52との間には、これらチャンバ間を連通/
遮断するゲート55を収容するゲートバルブ56が配置
されている。これらトランスファチャンバ52、プロセ
スチャンバ53およびゲートバルブ56は真空状態に保
たれている。
【0005】また、プロセスチャンバ53は四隅にチャ
ンバ固定機構70をそれぞれ有している。すなわち、こ
のチャンバ固定機構70においては、プロセスチャンバ
53の四隅に設けられたチャンバ据え付け脚体57に、
架台フレーム50に螺着されたボルトのねじ軸58を挿
通してナット59で螺着することによって、プロセスチ
ャンバ53を架台フレーム50に位置決め固定する。
【0006】すなわち、このシステムにおいては、トラ
ンスファチャンバ52に内設されているウェハ搬送ロボ
ット51によって、ウェハWを或るプロセスチャンバか
ら他のプロセスチャンバに移送するようにして、各プロ
セスチャンバ53内でウェハWに各種の半導体加工処理
を実行するようにしている。
【0007】かかるシステムにおいて、トランスファチ
ャンバ52、プロセスチャンバ53およびゲートバルブ
56を架台フレーム50上に設置する際は、まずトラン
スファチャンバ52を架台フレーム50の所定の位置に
据え付け、次に該トランスファチャンバ52の開口60
が形成された4側面にゲートバルブ56を据え付け、こ
れらをボルト61で固定する。なお、62はOリングで
ある。
【0008】前述したように、架台フレーム50のプロ
セスチャンバ53の脚体を取り付けるべき所定の位置に
はボルトのねじ軸58が突出されており、次に、これら
ねじ軸58に対して下側ナット59を取り付ける。次
に、プロセスチャンバ53の4つの脚体57に形成され
た孔にねじ軸58に挿通してプロセスチャンバ53をネ
ジ軸に据え付ける。次に、上側ナット59をねじ軸58
に取り付け、上側ナットおよび下側ナットによってプロ
セスチャンバ53のレベル調整を行いながら、ボルト6
3を締結してプロセスチャンバ53をゲートバルブ56
に結合する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来装
置においては、プロセスチャンバ53のチャンバ固定機
構70は、プロセスチャンバ53の四隅の高さを調整す
ることしかできない。
【0010】このため、従来装置においては、架台フレ
ーム50の寸法精度、架台フレーム50に対するボルト
58の取り付け位置および取り付け角度、プロセスチャ
ンバ53の寸法精度、プロセスチャンバ53に対する脚
体57の取り付け精度、ゲートバルブ56の寸法および
取り付け精度などに関して非常な厳密性が要求され、こ
れが満足されないことには、各構成要素を所定の位置に
設置できないばかりか、各チャンバにおいて満足すべき
真空度(密閉度)を確保することができないという問題
がある。また、上記各構成要素に厳密な精度が要求され
るということは、製造コストの増大にもつながる。
【0011】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、各構成要素に厳密な寸法及び据え付け精度を
要求することなく密閉容器などの位置決め対象物を架台
フレームおよび他の部材に対して精度良く位置決めする
ことができるようにして、位置決め作業の軽減化および
システム製造コストの削減を図る位置決め機構を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明で
は、架台フレームの複数の異なる位置で上方に突設され
た複数のねじ軸と、前記ねじ軸を挿通する孔が形成され
た脚体を複数個有する位置決め対象物と、前記各脚体の
上下で前記各脚体を前記ねじ軸に螺合固定する複数組の
上下一対のナットとを具え、前記位置決め対象物を前記
架台フレーム上に設置された他の部材および架台フレー
ムに対して位置決め固定する位置決め機構において、前
記各脚体の孔の径を前記ねじ軸の径より大きく形成する
とともに、前記ねじ軸より大きな径の孔が形成された凹
球面ワッシャと凸球面ワッシャとの対から成る球面座金
を前記脚体と該脚体の上側に挿通される上側ナットとの
間および前記脚体と該脚体の下側に挿通される下側ナッ
トとの間にそれぞれ介在させるようにしたことを特徴と
する。
【0013】かかる発明によれば、ナットと位置決め対
象物の脚体の間に凹球面ワッシャと凸球面ワッシャとの
対から成る球面座金を介在させると共に、前記位置決め
対象物の脚体の孔の径および凹球面ワッシャと凸球面ワ
ッシャの孔の径を架台フレームから突出されているねじ
軸の径より大きくするようにして、脚体と共に位置決め
対象物をねじ軸に対して高さ方向及び水平方向に移動調
整できかつ傾斜(回転)できるようにしている。
【0014】したがってこの発明によれば、位置決め対
象物を架台フレームに据え付る際、3次元方向に位置決
め調整を行うことができるので、各構成要素の寸法およ
び取り付け精度を緩和することができ、製造コストを削
減することが可能になる。また、重量のある位置決め対
象物を大きな力を使うことなく楽に位置合わせすること
が可能になる。
【0015】またこの発明では、架台フレームの複数の
異なる位置で上方に突設された複数のねじ軸と、前記ね
じ軸を挿通する孔が形成された脚体を複数個有する位置
決め対象物と、前記各脚体の上下で前記各脚体を前記ね
じ軸に螺合固定する複数組の上下一対のナットとを具
え、前記位置決め対象物を前記架台フレーム上に設置さ
れた他の部材および架台フレームに対して位置決め固定
する位置決め機構において、前記各脚体の孔の径を前記
ねじ軸の径より大きく形成し、前記脚体と該脚体の上側
に挿通される上側ナットおよび前記脚体と該脚体の下側
に挿通される下側ナットの各一方の面に凹面または凸面
の球面を形成するとともに、前記ねじ軸より大きな径の
孔が形成されかつ一方の面に前記ナットに形成された球
面と同じ曲率の球面が形成された球面ワッシャを前記脚
体と上側ナットとの間および前記脚体と下側ナットとの
間にそれぞれ介在させるようにしたことを特徴とする。
【0016】係る発明によれば、ナットと球面ワッシャ
を一体化するようにしたので、部品点数が削減され、製
造コストが低減されるという効果を更に有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例を添付図面
に従って詳細に説明する。
【0018】図1にこの発明の第1実施例を示す。
【0019】この図1に示す実施例は、先の図7および
図8に示したマルチチャンバ型の半導体製造装置のプロ
セスチャンバ53の四隅に配されるチャンバ固定機構7
0を示すもので、この実施例機構においては、プロセス
チャンバ53の高さ調整機能の他に、プロセスチャンバ
53の水平方向の位置調整および傾斜角度調整機能を有
している。
【0020】図1において、架台フレーム50にはボル
ト1が螺合されており、そのねじ軸2が架台フレーム5
0の上面に対して垂直に突出されている。このネジ軸2
に、下から順に、下側ナット3、下側球面座金4、チャ
ンバ据え付け脚体57、上側球面座金5および上側ナッ
ト6が順次挿通されている。すなわち、このチャンバ固
定機構においては、ねじ軸2にその孔部7が挿通された
チャンバ据え付け脚体57を上下球面座金4,5を介し
て上下のナット3、6で締結することによって、プロセ
スチャンバ53を架台フレーム50に固定するようにし
ている。
【0021】下側球面座金4は凸球面ワッシャ8および
凹球面ワッシャ9の対として構成され、上側球面座金5
は凸球面ワッシャ10および凹球面ワッシャ11の対と
して構成されている。凸球面ワッシャ8および凹球面ワ
ッシャ9の摺動面(球面)は同じ曲率を有している。凸
球面ワッシャ10および凹球面ワッシャ11も同様であ
る。
【0022】ここで、チャンバ据え付け脚体57がねじ
軸2に対し水平方向に移動でき、かつ傾斜(回転)可能
なように(図2参照)、チャンバ据え付け脚体57の孔
部7、凸球面ワッシャ8の孔部8a、凹球面ワッシャ9
の孔部9a、凸球面ワッシャ10の孔部10aおよび凹
球面ワッシャ11の孔部11aの各径は、ねじ軸2の径
に対して所要のマージンが取られている。
【0023】図2は、ねじ軸2に対してチャンバ据え付
け脚体57を傾斜させた状態を示すもので、凸球面ワッ
シャ9および10を脚体57の面に沿ってスライドさせ
かつ凹球面ワッシャ8および11を凸球面ワッシャ9お
よび10に沿って摺動偏心させた状態でナット3および
6をねじ軸2に締結する。
【0024】かかるチャンバ固定機構を70を用いて図
7及び図8に示したプロセスチャンバ53を架台フレー
ム50に固定する際の手順について説明する。
【0025】トランスファチャンバ52およびゲートバ
ルブ56は架台フレーム50に既に取り付けられている
とする。
【0026】まず架台フレーム50から突出されている
4本のねじ軸2に対し、下側ナット3、凹球面ワッシャ
8および凸球面ワッシャ9を順にそれぞれ取り付ける。
【0027】つぎに、プロセスチャンバ53の四隅に設
けられたチャンバ据え付け脚体57の孔部7を4箇所の
ねじ軸2に挿通させて、4本のねじ軸2によってプロセ
スチャンバ53を支持する。
【0028】次に、4本のねじ軸2に取り付けられてい
る各下側ナット3の位置を調整してプロセスチャンバ5
3の高さ及び水平度を調整する。
【0029】次に、4本のねじ軸2に上側凸球面ワッシ
ャ10、凹球面ワッシャ11および上側ナット6を挿通
して、上側ナット6を仮止めしておく。
【0030】この状態で、ボルト63を軽く締結して、
プロセスチャンバ53をゲートバルブ56に仮止めす
る。
【0031】次に、プロセスチャンバ53の4箇所に設
けられたチャンバ固定機構70の上下球面座金4,5の
位置および角度をそれぞれ調整して、プロセスチャンバ
53の水平方向、高さ方向の位置決めを行い、この位置
決め終了後、各チャンバ固定機構の上側ナット6および
ボルト63を増締して、プロセスチャンバ53を架台フ
レーム50及びゲートバルブ56に対して固定する。
【0032】このようにこの実施例においては、プロセ
スチャンバ53のチャンバ据え付け脚体57と上下ナッ
ト3,6との間に球面座金4,5を介装することによっ
て、プロセスチャンバ53の3次元位置および据え付け
角度の微調整を行えるようにしたので、架台フレーム5
0、ボルト1、プロセスチャンバ53、チャンバ取り付
け脚体57、ゲートバルブ56などの寸法および取り付
け精度を緩和することができ、製造コストを削減するこ
とが可能になる。また、重量のあるプロセスチャンバを
大きな力を使うことなく楽に位置合わせることができ
る。
【0033】なお、上記実施例において、球面座金4、
5の凸球面ワッシャ9および凹球面ワッシャ8の上下方
向の位置関係は任意である。例えば、球面座金4におい
て、下側ナット3側を凸球面ワッシャにしてその上に凹
球面ワッシャを配するようにしてもよい。
【0034】また、ナット3と凹球面ワッシャ8との間
およびナット6と凹球面ワッシャ11との間に平ワッシ
ャまたはスプリングワッシャを介在させて、ナット3、
6の緩み防止を図るようにしてもよい。
【0035】また、上記実施例では、通常の締結ボルト
1を用いねじ軸2を架台フレーム50から突出させるよ
うにしたが、ボルト1の代わりに、図2に示すように、
ねじ軸2に安定用の脚12が取り付けられたスタッド1
3を用いるようにしてもよい。このスタッド13は、架
台フレーム50に螺合させるようにしてもよく、さらに
は溶接固定するようにしてもよい。
【0036】さらに、上記実施例において、球面座金
4,5を低摩擦係数の材料で構成したり、球面座金4,
5に低摩擦係数の材料のメッキを施すようにすれば、凸
球面ワッシャおよび凹球面ワッシャの摺動面から発生す
るパーティクルを減少することができる。上記低摩擦係
数の材料としては、(1)黒鉛やMoS2などの固体潤滑剤
を多量に配合した特殊焼結合金、(2)表面にフッ素化合
物を化学定着するレイデント処理を施したものなどが用
いられる。
【0037】図3はこの発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例においては、凸球面ワッシャ8の凸球面
表面と凹球面ワッシャ9の凹球面表面とに低摩擦係数材
料のコーティング14を施すようにしている。上側の凸
球面ワッシャ10の凸球面表面と凹球面ワッシャ11の
凹球面表面とも低摩擦係数材料のコーティング14を施
すようにしている。従って、この実施例においても、凸
球面ワッシャおよび凹球面ワッシャの摺動面から発生す
るパーティクルを減少することができる。なお、上記コ
ーティング層14は、凸球面ワッシャおよび凹球面ワッ
シャの摺動面のいずれか一方に形成するようにしてもよ
い。
【0038】図4はこの発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では、球面座金4,5に潤滑油供給用の
ニップル15を形成し、これらニップルを介して球面座
金4、5の摺動面に潤滑油を供給して、摺動面に発生す
るパーティクルを削減するようにしている。この場合
は、ニップル15を凹球面ワッシャ8、11側に形成す
るようにしているが、凸球面ワッシャ9、10側に形成
するようにしてもよい。
【0039】図5(a)〜(d)はこの発明のさらに他の実施
例を示すものであり、これらの実施例では、図1の実施
例の上下のナット3、6の球面座金4,5と接する面に
凸球面または凹球面を形成することにより、これらナッ
ト3,6に当接するワッシャ8および11を省略するよ
うにして、部品点数を削減するようにしている。
【0040】図5(a)においては、チャンバ据え付け脚
体57の下側に、凸球面ナット20および凹球面ワッシ
ャ21を配し、上側に凹球面ワッシャ22および凸球面
ナット23を配している。
【0041】図5(b)においては、チャンバ据え付け脚
体57の下側に、凹球面ナット24および凸球面ワッシ
ャ25を配し、上側に凸球面ワッシャ26および凹球面
ナット27を配している。
【0042】図5(c)においては、チャンバ据え付け脚
体57の下側に、凹球面ナット24および凸球面ワッシ
ャ25を配し、上側に凹球面ワッシャ22および凸球面
ナット23を配している。
【0043】図5(d)においては、チャンバ据え付け脚
体57の下側に、凸球面ナット20および凹球面ワッシ
ャ21を配し、上側に凸球面ワッシャ26および凹球面
ナット27を配している。
【0044】これらの実施例においても、チャンバ据え
付け脚体57および該脚体57の上下に配されるワッシ
ャには、チャンバ据え付け脚体57をねじ軸2に対して
水平方向に移動できかつ傾斜できるように、ねじ軸2の
径より大径の孔が形成されている。
【0045】図6は、この発明のさらに別の実施例を示
すもので、この場合は、チャンバ据え付け脚体57自体
に球体30を形成して、この球体30を上下の凹球面ワ
ッシャ8、11を介してナット3,6によって固定する
ようにしている。球体30は脚体57の厚みの真ん中O
を中心とする球体であり、上下の凹球面ワッシャ8,1
1の摺動面もこの球体の曲率に対応している。
【0046】この場合も、球体30及び凹球面ワッシャ
8,11には、脚体57が球体30と一体となってねじ
軸2に対し水平方向に移動できかつ傾斜できるように、
ねじ軸2の径より大径の孔が形成されている。
【0047】すなわち、この実施例においては、図1の
実施例の脚体57、凸球面ワッシャ9,10を一体化し
て、部品点数を削減するようにしている。
【0048】なお、上記実施例では、図7および図8に
示すようなマルチチャンバ型の半導体製造装置に本発明
を適用するようにしたが、本発明は、密閉容器を複数の
脚位置で架台フレーム上に位置決め固定することによっ
て密閉容器を架台フレーム上の他の部材と位置決めする
ようなものであれば、他の任意の構成に適用するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す図。
【図2】図1の実施例において脚体を傾斜させた状態を
示す図。
【図3】この発明の他の実施例を示す図。
【図4】この発明の他の実施例を示す図。
【図5】この発明の他の実施例を示す図。
【図6】この発明の他の実施例を示す図。
【図7】この発明が適用されるマルチチャンバ型半導体
製造システムを示す斜視図。
【図8】図7の製造システムの一部断面図。
【符号の説明】
1…ボルト 2…ねじ軸 3、6…ナット 4,
5…球面座金 7…孔 8、11…凹面ワッシャ 9、10
…凸面ワッシャ 12…脚 13…スタッド 14…低摩擦材料
コーティング 15…ニップル 20、23…凸球面ナット 24、2
7…凹面ナット 50…架台フレーム 51…ロボット 52…トランス
ファチャンバ 53…プロセスチャンバ 55…ゲート 56…ゲート
バルブ 57…チャンバ据え付け脚体 58…ボルト 59…ナ
ット 70…チャンバ固定機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高比良 一昭 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台フレームの複数の異なる位置で上方に
    突設された複数のねじ軸と、前記ねじ軸を挿通する孔が
    形成された脚体を複数個有する位置決め対象物と、前記
    各脚体の上下で前記各脚体を前記ねじ軸に螺合固定する
    複数組の上下一対のナットとを具え、前記位置決め対象
    物を前記架台フレーム上に設置された他の部材および架
    台フレームに対して位置決め固定する位置決め機構にお
    いて、 前記各脚体の孔の径を前記ねじ軸の径より大きく形成す
    るとともに、 前記ねじ軸より大きな径の孔が形成された凹球面ワッシ
    ャと凸球面ワッシャとの対から成る球面座金を前記脚体
    と該脚体の上側に挿通される上側ナットとの間および前
    記脚体と該脚体の下側に挿通される下側ナットとの間に
    それぞれ介在させるようにしたことを特徴とする位置決
    め機構。
  2. 【請求項2】前記位置決め対象物は密閉容器である請求
    項1記載の位置決め機構。
  3. 【請求項3】前記凹球面ワッシャの凹球面表面または前
    記凸球面ワッシャの凸球面表面に低摩擦材料のコーティ
    ングを施すようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    位置決め機構。
  4. 【請求項4】前記球面座金を低摩擦材料で作成するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の位置決め機構。
  5. 【請求項5】前記脚体と前記球面座金の脚体と当接する
    側に配される凸球面ワッシャを一体的に構成するように
    したことを特徴とする位置決め機構。
  6. 【請求項6】架台フレームの複数の異なる位置で上方に
    突設された複数のねじ軸と、前記ねじ軸を挿通する孔が
    形成された脚体を複数個有する位置決め対象物と、前記
    各脚体の上下で前記各脚体を前記ねじ軸に螺合固定する
    複数組の上下一対のナットとを具え、前記位置決め対象
    物を前記架台フレーム上に設置された他の部材および架
    台フレームに対して位置決め固定する位置決め機構にお
    いて、 前記各脚体の孔の径を前記ねじ軸の径より大きく形成
    し、 前記脚体と該脚体の上側に挿通される上側ナットおよび
    前記脚体と該脚体の下側に挿通される下側ナットの各一
    方の面に凹面または凸面の球面を形成するとともに、 前記ねじ軸より大きな径の孔が形成されかつ一方の面に
    前記ナットに形成された球面と同じ曲率の球面が形成さ
    れた球面ワッシャを前記脚体と上側ナットとの間および
    前記脚体と下側ナットとの間にそれぞれ介在させるよう
    にしたことを特徴とする位置決め機構。
  7. 【請求項7】前記位置決め対象物は密閉容器である請求
    項6記載の位置決め機構。
JP13124797A 1997-05-21 1997-05-21 位置決め機構 Pending JPH10318240A (ja)

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JP13124797A JPH10318240A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 位置決め機構

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JP13124797A JPH10318240A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 位置決め機構

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JPH10318240A true JPH10318240A (ja) 1998-12-02

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JP13124797A Pending JPH10318240A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 位置決め機構

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JP (1) JPH10318240A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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