JPH10306704A - ガスタービン翼 - Google Patents
ガスタービン翼Info
- Publication number
- JPH10306704A JPH10306704A JP9119415A JP11941597A JPH10306704A JP H10306704 A JPH10306704 A JP H10306704A JP 9119415 A JP9119415 A JP 9119415A JP 11941597 A JP11941597 A JP 11941597A JP H10306704 A JPH10306704 A JP H10306704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- blade
- cooling
- turbine
- gas turbine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/18—Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
- F01D5/187—Convection cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/12—Cooling of plants
- F02C7/16—Cooling of plants characterised by cooling medium
- F02C7/18—Cooling of plants characterised by cooling medium the medium being gaseous, e.g. air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/20—Heat transfer, e.g. cooling
- F05D2260/232—Heat transfer, e.g. cooling characterized by the cooling medium
- F05D2260/2322—Heat transfer, e.g. cooling characterized by the cooling medium steam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸気冷却ができるようにしたガスタービン翼
をえる。 【解決手段】 蒸気を通して冷却するガスタービン翼に
おいて、上記ガスタービン翼の翼厚さとコード長の比を
0.15以下とする。
をえる。 【解決手段】 蒸気を通して冷却するガスタービン翼に
おいて、上記ガスタービン翼の翼厚さとコード長の比を
0.15以下とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンの翼
中に蒸気を通して有効に冷却する場合に適用されるガス
タービン翼に関する。
中に蒸気を通して有効に冷却する場合に適用されるガス
タービン翼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインドサイクル用のガスタ
ービンを図4〜図6に示す。ガスタービン1にはタービ
ン静翼2と動翼4が交互に配置されている。また静翼2
には冷却蒸気配管3が設けられている。さらに静翼2中
には図6に示すように複数の径方向の流路aが設けられ
ている。
ービンを図4〜図6に示す。ガスタービン1にはタービ
ン静翼2と動翼4が交互に配置されている。また静翼2
には冷却蒸気配管3が設けられている。さらに静翼2中
には図6に示すように複数の径方向の流路aが設けられ
ている。
【0003】以上において、ガスタービン1へ図示しな
い燃焼器から高温の主流ガスが送られ、静翼2を介して
動翼4に作用し、高速でロータを回転させ発電が行れ
る。このとき、静翼2には、冷却蒸気配管3から冷却蒸
気3が供給され、翼2内を径方向に流れて、内面から冷
却される。その後蒸気は次の系統へ送られる。
い燃焼器から高温の主流ガスが送られ、静翼2を介して
動翼4に作用し、高速でロータを回転させ発電が行れ
る。このとき、静翼2には、冷却蒸気配管3から冷却蒸
気3が供給され、翼2内を径方向に流れて、内面から冷
却される。その後蒸気は次の系統へ送られる。
【0004】このように、コンバインドサイクルでは熱
効率向上のため、蒸気冷却が提案されている。
効率向上のため、蒸気冷却が提案されている。
【0005】また従来の空気によるインピンジ冷却を図
7〜図9に示す。径方向に区画された静翼2の区画内
に、内面と所定の間隔を持ち、かつ多数の孔を持つイン
サート5a〜5cが挿入されている。また翼2の表面に
も所定のパターンの孔があけられている。
7〜図9に示す。径方向に区画された静翼2の区画内
に、内面と所定の間隔を持ち、かつ多数の孔を持つイン
サート5a〜5cが挿入されている。また翼2の表面に
も所定のパターンの孔があけられている。
【0006】冷却空気はインサート5a〜5cにはい
り、図9に示すように、各孔より翼2の内面に向け噴出
し、冷却する。その後、表面の孔より噴出しフィルム冷
却する。
り、図9に示すように、各孔より翼2の内面に向け噴出
し、冷却する。その後、表面の孔より噴出しフィルム冷
却する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは次の
ような問題点があった。
ような問題点があった。
【0008】(1) インピンジ冷却の場合、インサー
トの挿入の容易さ、およびインサート内の圧力分布の均
一化のため、翼厚とコード長の比t/cが通常0.2以
上となる。
トの挿入の容易さ、およびインサート内の圧力分布の均
一化のため、翼厚とコード長の比t/cが通常0.2以
上となる。
【0009】これと同形状のt/cの翼を蒸気冷却に使
用すると、蒸気冷却では対流冷却としなければならない
ので、大量の蒸気が必要となる。
用すると、蒸気冷却では対流冷却としなければならない
ので、大量の蒸気が必要となる。
【0010】(2) したがって、コンバインドサイク
ルの蒸気タービン用蒸気の大半を必要とすることもあ
る。さらに、蒸気冷却配管中でもれがあった場合、コン
バインドサイクル(ボトミングサイクル)に与える影響
が大きく、プラントが機能しなくなる恐れがある。
ルの蒸気タービン用蒸気の大半を必要とすることもあ
る。さらに、蒸気冷却配管中でもれがあった場合、コン
バインドサイクル(ボトミングサイクル)に与える影響
が大きく、プラントが機能しなくなる恐れがある。
【0011】(3) 複雑な蒸気冷却配管の配管径が大
きくなり、そのコスト・スペース・配管の取り回しが問
題となる。
きくなり、そのコスト・スペース・配管の取り回しが問
題となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【0013】すなわち、蒸気を通して冷却するガスター
ビン翼において、上記ガスタービン翼の翼厚さとコード
長の比を0.15以下とする。
ビン翼において、上記ガスタービン翼の翼厚さとコード
長の比を0.15以下とする。
【0014】以上において、冷却用の蒸気はタービン翼
中を流れ翼を冷却する。この場合、蒸気流量を一定とす
れば、翼厚さとコード長の比、t/cが小さくなるほど
蒸気流速は増加する。また熱伝達率も同様に増加する。
中を流れ翼を冷却する。この場合、蒸気流量を一定とす
れば、翼厚さとコード長の比、t/cが小さくなるほど
蒸気流速は増加する。また熱伝達率も同様に増加する。
【0015】したがって、t/cを翼の冷却性能から要
求される最低熱伝達率に対応する0.15以下とするこ
とにより、翼が有効に冷却されるとともに、コンバイン
ドサイクルとしての適切な蒸気流量を維持できる。
求される最低熱伝達率に対応する0.15以下とするこ
とにより、翼が有効に冷却されるとともに、コンバイン
ドサイクルとしての適切な蒸気流量を維持できる。
【0016】よって、仮に蒸気もれがあった場合でも、
もともとの冷却用蒸気量が少ないため、プラント性能に
与える影響が小さい。また、蒸気配管の配管径を小さく
することができる。これはプラントの複雑な配管系統の
省コスト、省スペースに役立つ。
もともとの冷却用蒸気量が少ないため、プラント性能に
与える影響が小さい。また、蒸気配管の配管径を小さく
することができる。これはプラントの複雑な配管系統の
省コスト、省スペースに役立つ。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1〜図
3により説明する。なお、従来例で説明した部分は同一
の番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主
体に説明する。
3により説明する。なお、従来例で説明した部分は同一
の番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主
体に説明する。
【0018】図1にて、蒸気冷却用のガスタービン静翼
2のプロフィルのt/cを0.15以下とする。
2のプロフィルのt/cを0.15以下とする。
【0019】以上において、冷却用の蒸気はタービン静
翼2中を、例えば、流路aの基端から径方向に流れ、先
端部で次の流路をリターンし、以下同様に順次流れ静翼
2を冷却する。
翼2中を、例えば、流路aの基端から径方向に流れ、先
端部で次の流路をリターンし、以下同様に順次流れ静翼
2を冷却する。
【0020】この場合、蒸気流量を一定とすれば、図2
に示すように翼2厚さとコード長の比、t/cが小さく
なるほど蒸気流速は増加する。また熱伝達率も図3に示
すように、同様に増加する。
に示すように翼2厚さとコード長の比、t/cが小さく
なるほど蒸気流速は増加する。また熱伝達率も図3に示
すように、同様に増加する。
【0021】したがって、t/cを翼の冷却性能から要
求される最低熱伝達率α1 に対応する0.15以下とす
ることにより、翼が有効に冷却されるとともに、コンバ
インドサイクルとしての適切な低蒸気流量を維持でき
る。
求される最低熱伝達率α1 に対応する0.15以下とす
ることにより、翼が有効に冷却されるとともに、コンバ
インドサイクルとしての適切な低蒸気流量を維持でき
る。
【0022】よって、仮に蒸気もれがあった場合でも、
もともとの冷却用蒸気量が少ないため、プラント性能に
与える影響が小さい。また、蒸気配管3の配管径を小さ
くすることができる。これはプラントの複雑な配管系統
の省コスト、省スペースに役立つ。
もともとの冷却用蒸気量が少ないため、プラント性能に
与える影響が小さい。また、蒸気配管3の配管径を小さ
くすることができる。これはプラントの複雑な配管系統
の省コスト、省スペースに役立つ。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
翼厚さとコード長の比を0.15以下としたので、低蒸
気量で、タービン翼として要求される冷却性能を満すこ
とができる。
翼厚さとコード長の比を0.15以下としたので、低蒸
気量で、タービン翼として要求される冷却性能を満すこ
とができる。
【図1】本発明の実施の一形態の静翼の断面図である。
【図2】上記一形態の作用説明図である。
【図3】上記一形態の作用説明図である。
【図4】上記一形態および従来例のガスタービンの断面
図である。
図である。
【図5】同従来例の静翼の詳細図である。
【図6】同従来例の図5のA−A視図である。
【図7】同従来例の他の例の静翼の縦断面図である。
【図8】同従来例の他の例の静翼の横断面図である。
【図9】同従来例の他の例の図8のB部詳細図である。
1 ガスタービン 2 タービン静翼 3 冷却蒸気配管 4 動翼 5a〜5b インサート t 翼厚 c コード長
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気を通して冷却するガスタービン翼に
おいて、上記ガスタービン翼の翼厚さとコード長の比を
0.15以下とすることを特徴とするガスタービン翼。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119415A JPH10306704A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ガスタービン翼 |
PCT/JP1998/003055 WO2000001928A1 (fr) | 1997-05-09 | 1998-07-07 | Aube de turbine a gaz |
EP98929867A EP1010860B1 (en) | 1997-05-09 | 1998-07-07 | Gas turbine blade |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119415A JPH10306704A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ガスタービン翼 |
PCT/JP1998/003055 WO2000001928A1 (fr) | 1997-05-09 | 1998-07-07 | Aube de turbine a gaz |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306704A true JPH10306704A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14760909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9119415A Withdrawn JPH10306704A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ガスタービン翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10306704A (ja) |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119415A patent/JPH10306704A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |