[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH10283856A - 電線束組立支援装置 - Google Patents

電線束組立支援装置

Info

Publication number
JPH10283856A
JPH10283856A JP9088301A JP8830197A JPH10283856A JP H10283856 A JPH10283856 A JP H10283856A JP 9088301 A JP9088301 A JP 9088301A JP 8830197 A JP8830197 A JP 8830197A JP H10283856 A JPH10283856 A JP H10283856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
electric
coordinate data
form board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9088301A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Nagatsu
敏正 永津
Akira Shimizu
章 清水
Teruaki Iwata
照明 岩田
Koichi Fujimura
宏一 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9088301A priority Critical patent/JPH10283856A/ja
Publication of JPH10283856A publication Critical patent/JPH10283856A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/012Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses
    • H01B13/01218Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses the wires being disposed by hand
    • H01B13/01227Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses the wires being disposed by hand using a layout board
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/012Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses
    • H01B13/01209Details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多種類の電線束に対応でき、作業効率が高く、
さらに電線の布線誤りを低減することのできる電線束組
立支援装置を提供する。 【解決手段】電線束の種類毎に複数の電線33の配線経
路32をフォームボード10の座標データとして記憶装
置3に記憶しておき、組み立てるべき電線束に対応する
電線33の配線経路32を示す座標データを記憶装置3
から読み出し、その座標データに対応する電磁スタッド
31の保持棒22のみフォームボード10上に突出さ
せ、カードリーダ2により各電線33に取り付けられた
磁気カード1に記録された情報を読み取り、その情報に
応じて電線33の配線経路を示す座標データを記憶装置
3から読み出し、その座標データに対応するLED30
のみを発光させることにより電線33の配線経路32を
フォームボード10上に可視表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線束(ワイヤハ
ーネス)の組立に用いられる電線束組立支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電線束(ワイヤハーネス)を
組み立てるときは、ワイヤハーネスを形成する各電線の
配線経路やその配線経路の両端となる各電線の端末位置
を示すフォームボードと呼ばれる治具が用いられてい
る。
【0003】例えば、図3に示されるフォームボード
は、本体となる木製の板101上に複数の電線の配線経
路を実物大で表す電線束荷姿102と各電線の端末位置
を示す端末番号P1〜P3,TB1〜TB3,GNDと
を描き、さらに配線経路中の分岐点や終端などの周辺部
に長尺の釘103を電線保持具として打ち込んだもので
ある。
【0004】このフォームボードを用いてワイヤハーネ
スの組立を行う場合、予めワイヤハーネスを構成する電
線104の一本一本に電線番号および端末番号などを記
載した情報タグ105を取り付けておき、作業者はこの
情報タグ105の記載内容をフォームボード上に描画さ
れた電線束荷姿102や端末番号と照らし合わせて、電
線104の配線経路および端末位置を確認し、一方の端
末位置からもう一方の端末位置に向かって釘103の間
を這わせるようにして電線104を布線していく。
【0005】このような作業をワイヤハーネスを構成す
る全ての電線104について繰返し、最後にフォームボ
ード上に布線された各電線を結束することにより所望と
するワイヤハーネスが得られる。なお、電線番号などは
電線104に直接印字されることもある。
【0006】また、このような木製のフォームボードだ
けでなく、図4に示されるようなフォームボードも用い
られる。これは、マイラーシート202と呼ばれる樹脂
性の薄い用紙上に、完成品のワイヤハーネスを用いた写
真撮影による焼き付けもしくは手写しなどによって電線
束荷姿203等を描画し、これを鉄板201上に張り付
けて、このマイラーシート202の上から長尺のピンを
取り付けた台座に磁石を組み込んだマグネット式棒20
4を電線保持具として取り付けたものである。このフォ
ームボードを用いるときも、作業者は電線205に取り
付けられている情報タグ206を見て、フォームボード
上の電線205の配線経路および端末位置を確認しなが
ら電線205を布線していく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は木製のフォームボードやマイラーシートを用いたフォ
ームボードを利用してワイヤハーネスの組立が行われて
いた。しかし、木製のフォームボードの場合、ワイヤー
ハーネスの種類毎にそれぞれ異なるフォームボードが必
要となり、配線経路等の描画や電線保持具となる釘の打
ち込みなどフォームボードの製作に手間と時間がかかる
上、多数のフォームボードの保管場所が必要になるとい
う問題があった。
【0008】一方、マイラーシートを用いたフォームボ
ードの場合、木製のフォームボードに比べて保管場所に
は困らないものの、やはりワイヤハーネスの種類毎に異
なるマイラーシートを製作しなければならず、このため
に多数の製作工数と長期の製作期間が必要となり、さら
に実際にマイラーシートを鉄板に張り付けてフォームボ
ードとして用いるときは、まず電線保持具のマグネット
式棒を所定部分に設置しなければならないという問題が
あった。
【0009】また、どちらのフォームボードを用いる場
合でも、作業者は電線の一本一本について情報タグを読
み、その記載内容とフォームボード上に描画されている
電線束荷姿や端末番号とを照らし合わせて、電線の配線
経路および端末位置を確認する必要があるので、作業に
時間がかかって効率が悪くなり、しかも情報タグの読取
ミスによりフォームボード上の誤った位置に電線を布線
する恐れがあった。
【0010】本発明は、このような問題を解決し、多種
類の電線束に対応でき、作業効率が高く、さらに電線の
布線誤りを低減することのできる電線束組立支援装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はフォームボード上に複数本の電線を予め設
定された配線経路に沿って布線することにより電線束を
組み立てるための電線束組立支援装置において、電線束
の種類毎に各電線束を構成する複数の電線のそれぞれの
配線経路をフォームボード上の座標データとして予め記
憶した記憶手段と、フォームボード上にフォームボード
上から突出自在にマトリクス状に配設された棒状の電線
保持具と、記憶手段から組み立てるべき電線束の種類に
対応する各電線の配線経路を示す座標データを読み出
し、その座標データに基づいて電線束を構成する電線を
保持するように電線保持具をフォームボード上から選択
的に突出させる電線保持具駆動手段と、組み立てるべき
電線束を構成する電線に取り付けられた記録素子に記録
されている電線種別データを読み取る読取手段と、記憶
手段から読取手段により読み取られた電線種別データに
対応する各電線の配線経路を示す座標データを読み出
し、その座標データに基づいて配線経路をフォームボー
ド上に可視表示する配線経路表示手段とを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るワイヤハーネス組立支援装置について説
明する。図1は装置の構成を示すブロック図であり、図
2は装置の外観を示す斜視図およびその一部を拡大し、
さらにその一部を切り開いて示した図である。
【0013】このワイヤハーネス組立支援装置は、本体
となるフォームボード10と、コンピュータ5、カード
リーダ2、ディスプレイ4、キーボード6、インタフェ
ース7、フォームボードコントローラ8およびボードマ
トリックスデータリーダ9により構成されている。
【0014】フォームボード10は、電線束(以下、ワ
イヤハーネスと称する)組立のための治具として、ワイ
ヤハーネスの種類に応じた電極束荷姿および各電線の配
線経路を示すためのものであり、図1に示されるように
配線経路表示部13、電線保持部14および電線束荷姿
読取部15を備えている。
【0015】配線経路表示部13は、図2に示されるよ
うにフォームボード10上でワイヤハーネスの種別毎に
異なる複数の電線の配線経路32を可視表示するための
ものであり、フォームボード30上に複数のLED30
を二次元マトリクス状に配設することによって構成され
ている。すなわち、LED30はフォームボード10の
x−y座標に沿って配設されている。この場合、後述す
るように磁気カード1の記録内容に従って、図2中の拡
大部分に示されているように特定のLED30のみを点
灯させることにより、磁気カード33の取り付けられて
いる電線33に対応する配線経路32がフォームボード
10上に可視表示される。また、これらのLED30は
フォームボード10の特定部分(図2では左上)に後述
するワイヤハーネスの種類を示す電線束組立番号を示す
ためにも用いられる。なお、このためにフォームボード
10に別の表示部を設けてもよい。
【0016】また、電線保持部14も配線経路表示部1
3と同様に棒状の電線保持具である複数の電極スタッド
31をフォームボード10上に二次元マトリクス状に配
設することによって構成されている。ここで、一つ一つ
の電極スタッド31は図2中の拡大部分に示されるよう
に、ソレノイドスイッチ21により保持棒22を突出さ
せるような構造である。この場合、作業者によって指定
されるワイヤハーネスの種類に基づいて、特定の電磁ス
タッド31の保持棒22のみをフォームボード10上に
突出させることにより、図2に示されるように組み立て
ようとするワイヤハーネスに対応した電極束荷姿が作業
者に示される。このとき、フォームボード10上に突出
された保持棒22は電線33を布線するときの電線保持
具としても用いられる。
【0017】電線束荷姿読取部15は、予めフォームボ
ード10上で完成品のワイヤハーネスの各電線をならう
ことによって、各電線33の配線経路および端末位置を
フォームボード10上のx−y座標を示す座標データと
して取得するためのものであり、例えばフォームボード
10上に二次元マトリクス状に配設された複数の圧力検
知素子と、フォームボード10上で電線をならうための
適当な接触子とで構成する。
【0018】このワイヤーハーネス組立支援装置を用い
る場合、予めワイヤハーネスを構成する各電線について
配線経路および端末位置等を示すフォームボード10上
の座標データを記憶装置3に記憶しておく必要がある。
【0019】この場合、上述したように完成品のワイヤ
ハーネスをフォームボード10上に設置し、電線束荷姿
読取部15を用いて各電線をならうことによって、各電
線の配線経路および端末位置を示すフォームボード10
上の座標データを取得する。このとき、各電線を区別す
るための電線種別データとしての電線番号がキーボード
6によってコンピュータ5に入力される。
【0020】電線束荷姿読取部15によって取得された
各電線33の配線経路および端末位置を示す座標データ
は、電線束荷姿読取信号としてボードマトリックスデー
タリーダ9に入力され、さらにボードマトリックスデー
タリーダ9からインタフェース7を介してコンピュータ
5に入力される。
【0021】コンピュータ5は、キーボード6およびイ
ンタフェース7を介してボードマトリックスデータリー
ダ9から入力された各電線の電線番号、配線経路の座標
データおよび端末位置の座標データをフォームボード情
報として一組にまとめ、このフォームボード情報をキー
ボード6により入力されるワイヤハーネスの種類を示す
電線束組立番号とリンクさせて記憶装置3に記憶する。
なお、記憶装置3は図1に示されるようにコンピュータ
5の内部のみに設けられていても、図2に示されるよう
にコンピュータ5の外部に別に接続されていてもよい。
【0022】次に、実際にフォームボード10上でワイ
ヤハーネスの組立を行う場合、まずキーボード6を用い
て、組み立てるべきワイヤハーネスに対応した電線束組
立番号を入力する。
【0023】コンピュータ5は、入力された電線束組立
番号に対応するフォームボード情報を記憶装置3から読
み出し、これら電線束組立番号とフォームボード情報と
をインタフェース7を介してフォームボードコントロー
ラ8に出力する。また、コンピュータ5は読み出された
フォームボード情報に基づいてワイヤハーネスの電線束
荷姿をディスプレイ4に表示する。
【0024】フォームボードコントローラ8は、コンピ
ュータ5からインタフェース7を介して入力された電線
束組立番号およびフォームボード情報とに基づいて、デ
コーダ部11およびドライバ部12で予め設定された処
理を行い、電線束組立番号信号および電磁スタッド座標
信号をフォームボード10に出力する。ここで、電線束
組立番号信号はLED30によりフォームボード10上
に電線束組立番号を表示するための点灯状態とするLE
D30の座標データであり、電磁スタッド座標信号は保
持棒22を突出状態とする電磁スタッド31の座標デー
タである。
【0025】フォームボード10は、フォームボードコ
ントローラ3から入力される電線束組立番号信号および
電磁スタッド座標信号で示される座標データに基づい
て、電線組立番号の表示のために必要なLED30を選
択的に点灯させ、電磁スタッド31の保持棒22をフォ
ームボード10上に選択的に突出させる。
【0026】この結果、フォームボード10上には点灯
したLED30によって組み立てようとするワイヤハー
ネスの電線束組立番号が可視表示され、さらにフォーム
ボード10上に突出した保持棒22によってワイヤハー
ネスの電線束荷姿が示される。
【0027】次に、フォームボード10上に布線しよう
とする電線33に取り付けられている磁気カード1をカ
ードリーダ2で読み取らせて、磁気カード1に予め記憶
されている電線33の電線番号および端末番号を取得す
る。なお、カードリーダ2は図2に示されるようにフォ
ームボード10の一部に設けられているものとする。
【0028】カードリーダ2で読み取られた電線33の
電線番号および端末番号はコンピュータ5に入力され、
コンピュータ5はこれらに基づいて記憶装置3に記憶さ
れているフォームボード情報のうち電線33の配線経路
および端末位置を示す座標データを読み出して、インタ
フェース7を介してフォームボードコントローラ8に出
力する。
【0029】フォームボードコントローラ8は、コンピ
ュータ5からインタフェース7を介して入力された電線
33に対応する配線経路および端末位置を示す各座標デ
ータに基づいて、配線経路信号および電線端末座標信号
をフォームボード10に出力する。
【0030】フォームボード10は、フォームボードコ
ントローラ8から入力された配線経路信号および電線端
末座標信号に基づいて、電線33の配線経路および端末
位置に対応するLED30を点灯させる。この結果、点
灯状態のLED30によりフォームボード10上に電線
30を布線するための配線経路および端末位置が示され
る。
【0031】作業者は、フォームボード30上のLED
30の表示に従って、配線経路中の一方の端末位置から
もう一方の端末位置に向かって、フォームボード10上
に突出した保持棒22の間を這わせるようにして電線3
3を布線する。
【0032】以上のような作業をワイヤハーネスを構成
する全ての電線33について繰返し、最後にフォームボ
ード10上に布線された各電線33を適当に結束するこ
とにより所望とするワイヤハーネスが得られる。なお、
以上述べたフォームボード10の各動作工程において、
予め設定されたステータスモニタ信号がフォームボード
10からフォームボードコントローラ8に順次出力され
る。このステータスモニタ信号は、インタフェース7を
介してコンピュータ5に入力され、例えばディスプレイ
4にその時点の作業状態などが表示される。
【0033】このように本実施形態のワイヤハーネス組
立支援装置では、予め複数種類のワイヤハーネスについ
て、各ワイヤハーネスを形成する複数の電線の配線経路
および端末位置を示すフォームボード上の座標データを
記憶装置3に記憶しておき、実際にワイヤハーネスの組
立を行うときは、まず組み立てようとするワイヤハーネ
スの種類に応じた電線束組立番号を入力して、その電線
束組立番号に対応するフォームボード情報を記憶装置3
から読み出して、その内容に応じて電磁スタッド31の
保持棒22をフォームボード10上に選択的に突出させ
ることにより電線束荷姿を示す。
【0034】さらに、各電線33に取り付けられている
磁気カード1に記録されている電線番号等の情報をカー
ドリーダ2によって読み取り、読み取った情報に対応す
る各電線33の配線経路および端末位置を示すフォーム
ボード上の座標データを記憶装置3から読み出して、読
み出した座標データに基づいて必要なLED30のみを
点灯させることによって、各電線33の配線経路および
端末位置を可視表示する。
【0035】このようにすることにより、一つのワイヤ
ハーネス組立支援装置で多くの種類のワイヤハーネスの
組立作業を行うことができるので、従来のようにワイヤ
ハーネスの種類毎にそれぞれ異なる木製フォームボード
やマイラーシートを作成しなくてもよくなる。従って、
フォームボード自体の作成に手間と時間をかける必要が
なくなり、さらに木製フォームボードのように保管場所
に困ることもない。
【0036】また、ワイヤハーネスの電線束荷姿は電磁
スタッドの保持棒をフォームボード上に突出させること
によって示され、この突出棒は同時に電線保持具として
も用いられる。従って、従来のように作業者が自らフォ
ームボード上に電線束荷姿を描画したり、マイラーシー
ト上に写真撮影や手写しなどにより電線束荷姿を描いた
りする必要がなく、さらに木製フォームボードに対する
釘打ちや、マイラーシート上でのマグネット式棒の設置
など手間と時間の係る作業を行う必要もなくなるので、
結果として作業全体の効率を高めることができる。
【0037】さらに、配線経路および端末位置は各電線
に取り付けられた磁気カードの記録内容をカードリーダ
で読み取とった結果に基づいて、自動的に必要なLED
を点灯させることにより行われるので、従来のように作
業者自身が電線に取り付けられている情報タグを見て配
線経路および端末位置を確認する方法とは異なり、フォ
ームボード上への電線の布線ミスなどを大幅に低減する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
線束の種類毎に各電線束を構成する複数の電線のそれぞ
れの配線経路をフォームボード上の座標データを記憶し
ておき、電線束の組立を行うときは、まず組み立てるべ
き電線束に対応する各電線の配線経路を示す座標データ
を読み出し、各電線を保持するように電線保持具をフォ
ームボード上から選択的に突出させ、実際に電線をフォ
ームボード上に布線するときは、電線に取り付けられて
いる記録素子に記録されている電線種別データを読み取
らせて、その結果に応じた電線の配線経路を示す座標デ
ータを読み出して、その座標データに基づいて電線の配
線経路をフォームボード上に可視表示する。
【0039】この結果、組み立てようとする電線束に対
応する電線保持具をフォームボード上に自動的に形成す
ることが可能となり、同時にフォームボード上に突出さ
れた電線保持具によって電線束荷姿を示すことができ
る。つまり、従来の木製フォームボードやマイラーシー
トフォームボードのように電線束の種類によってそれぞ
れフォームボードを設けることなく、一つのフォームボ
ードで複数種類の電線束を組み立てることができる。ま
た、電線保持具は組み立てるべき電線束の種類に応じて
自動的にフォームボード上に突出されるので作業を効率
化することができる。
【0040】さらに、各電線に取り付けられている記録
素子の記録内容を読みとらせるだけで、各電線に対応す
る配線経路がフォームボード上に自動的に可視表示され
るので、従来のように作業者が電線に取り付けられてい
る情報タグを見て自ら配線経路の確認を行っていた場合
と異なり、電線の布線ミスを大幅に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るワイヤハーネス組立
支援装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施形態の外観を示す図
【図3】従来の木製のフォームボードを示す図
【図4】従来のマイラーシートを用いたフォームボード
を示す図
【符号の説明】
1…磁気カード 2…カードリーダ 3…記憶装置 4…ディスプレイ 5…コンピュータ 6…キーボード 7…インタフェース 8…フォームボード 9…ボードマトリックスデータリーダ 10…フォームボード 11…デコーダ部 12…ドライバ部 13…配線経路表示部 14…電線保持部 15…電線束姿荷読取部 21…ソレノイドスイッチ 22…保持棒 30…LED 31…電磁スタッド 32…配線経路 33…電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 照明 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内 (72)発明者 藤村 宏一 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォームボード上に複数本の電線を予め設
    定された配線経路に沿って布線することにより電線束を
    組み立てるための電線束組立支援装置において、 前記電線束の種類毎に各電線束を構成する複数の電線の
    それぞれの配線経路を前記フォームボード上の座標デー
    タとして予め記憶した記憶手段と、 前記フォームボード上に該フォームボード上から突出自
    在にマトリクス状に配設された棒状の電線保持具と、 前記記憶手段から組み立てるべき電線束の種類に対応す
    る各電線の配線経路を示す座標データを読み出し、該座
    標データに基づいて該電線束を構成する電線を保持する
    ように前記電線保持具を前記フォームボード上から選択
    的に突出させる電線保持具駆動手段と、 前記組み立てるべき電線束を構成する電線に取り付けら
    れた記録素子に記録されている電線種別データを読み取
    る読取手段と、 前記記憶手段から前記読取手段により読み取られた電線
    種別データに対応する各電線の配線経路を示す座標デー
    タを読み出し、該座標データに基づいて該配線経路を前
    記フォームボード上に可視表示する配線経路表示手段と
    を備えたことを特徴とする電線束組立支援装置。
JP9088301A 1997-04-07 1997-04-07 電線束組立支援装置 Withdrawn JPH10283856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9088301A JPH10283856A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 電線束組立支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9088301A JPH10283856A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 電線束組立支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10283856A true JPH10283856A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13939112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9088301A Withdrawn JPH10283856A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 電線束組立支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10283856A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030037153A (ko) * 2001-11-02 2003-05-12 한국항공우주산업 주식회사 와이어 하니스 제작용 폼보드
JP2007323831A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Yazaki Corp ワイヤハーネス組立支援装置、ワイヤハーネス組立支援ユニット、及び、ワイヤハーネス組立支援方法
FR3005375A1 (fr) * 2013-05-06 2014-11-07 Laselec Support de production de harnais de cables
EP2672490A3 (en) * 2012-06-06 2015-05-27 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Guide jig
EP3301688A1 (en) * 2016-09-29 2018-04-04 Hitachi Metals, Ltd. Wire harness manufacturing system
JP2020035760A (ja) * 2019-11-20 2020-03-05 日立金属株式会社 ワイヤーハーネス製造装置
EP4379752A1 (en) * 2022-11-30 2024-06-05 Textron Innovations Inc. Rapid harness fabrication systems and methods
WO2024126709A1 (de) * 2022-12-15 2024-06-20 Komax Holding Ag Einrichtung und verfahren zur herstellung eines kabelbaums

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030037153A (ko) * 2001-11-02 2003-05-12 한국항공우주산업 주식회사 와이어 하니스 제작용 폼보드
JP2007323831A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Yazaki Corp ワイヤハーネス組立支援装置、ワイヤハーネス組立支援ユニット、及び、ワイヤハーネス組立支援方法
EP2672490A3 (en) * 2012-06-06 2015-05-27 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Guide jig
FR3005375A1 (fr) * 2013-05-06 2014-11-07 Laselec Support de production de harnais de cables
WO2014181060A1 (fr) * 2013-05-06 2014-11-13 Laselec Support de production de harnais de câble
US10141087B2 (en) 2013-05-06 2018-11-27 Laselec Wiring harness production mounting
US10923250B2 (en) 2013-05-06 2021-02-16 Laselec Wiring harness production mounting
EP4243224A3 (fr) * 2013-05-06 2023-12-20 Komax Laselec SA Procédé d'aide à la production de harnais de câble
EP3301688A1 (en) * 2016-09-29 2018-04-04 Hitachi Metals, Ltd. Wire harness manufacturing system
JP2020035760A (ja) * 2019-11-20 2020-03-05 日立金属株式会社 ワイヤーハーネス製造装置
EP4379752A1 (en) * 2022-11-30 2024-06-05 Textron Innovations Inc. Rapid harness fabrication systems and methods
WO2024126709A1 (de) * 2022-12-15 2024-06-20 Komax Holding Ag Einrichtung und verfahren zur herstellung eines kabelbaums

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4715710B2 (ja) Rfidシステム,rfidケーブルシステム,rfidケーブル敷設方法
ES2963321T3 (es) Sistema de producción de mazos de cables
JP2011130658A (ja) ケーブルシステム,rfid内蔵ケーブル,rfid内蔵ケーブル及びデータベース
JP6639786B2 (ja) ワイヤハーネスの製造支援システム
JP6369428B2 (ja) ワイヤーハーネス組立品の検査方法
JPH10283856A (ja) 電線束組立支援装置
JPH02250220A (ja) 平面内に配線ハーネスを形成するための装置
WO2017038804A1 (ja) 端子挿入誘導装置、ワイヤーハーネス製造治具、及び端子挿入方法
JP2008090479A (ja) 製造検査支援装置、製造検査支援方法およびそのプログラム
JP2018174153A (ja) ワイヤーハーネスの製造方法
US20120072438A1 (en) Generation and Processing of Pick/Put System Configuration and Recipe Data Sets
JPS63278732A (ja) 組立作業指示装置
JP6751518B2 (ja) ワイヤーハーネス製造装置
US20080185426A1 (en) Method and Hardware Topology Presentation for Graphically Visualizing a Hardware Topology for a Drive System
JP6424679B2 (ja) ワイヤーハーネスの製造方法及び製造装置
JP2017069137A (ja) ワイヤーハーネス製造装置
JPH0579476U (ja) 電気配線接続先表示器
JPH05185337A (ja) 部品表示装置
JPH06156644A (ja) 物品ピッキング装置
JPH02295200A (ja) 電子部品の取り付け方法およびその装置
JPH07311784A (ja) ケーブル図作成装置
JPH0582233A (ja) 電気部品および電気部品への線材取付け位置指示方法
JP2005297073A (ja) 部品配置装置
JP2002166230A (ja) 紙葉類区分制御方法及び装置
JPS6332644A (ja) デ−タ書込装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706