JPH10269698A - ディジタル信号記録方法及び再生方法 - Google Patents
ディジタル信号記録方法及び再生方法Info
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- JPH10269698A JPH10269698A JP9067714A JP6771497A JPH10269698A JP H10269698 A JPH10269698 A JP H10269698A JP 9067714 A JP9067714 A JP 9067714A JP 6771497 A JP6771497 A JP 6771497A JP H10269698 A JPH10269698 A JP H10269698A
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- Japan
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- recording
- digital signal
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ディジタル放送から送られてくる、圧縮した映
像信号や音声信号のデータレートは、変動する。この変
動幅にある程度対応できる様にバッファを設けるが、バ
ッファの変動幅を超える場合が考えられる。本発明の目
的は、上記のような問題の発生を検出し、これに対応可
能なディジタル信号記録方法及び再生方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】ディジタル信号を受信してから、記録媒体
上に記録される迄の時間が、所定の時間より大きくにな
ったことを検出し、記録信号の制御を行うことにより達
成できる。また、ディジタル信号を再生してから、出力
する迄の時間が、所定の時間範囲外になったことを検出
し、出力信号の制御を行うことにより達成できる。
像信号や音声信号のデータレートは、変動する。この変
動幅にある程度対応できる様にバッファを設けるが、バ
ッファの変動幅を超える場合が考えられる。本発明の目
的は、上記のような問題の発生を検出し、これに対応可
能なディジタル信号記録方法及び再生方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】ディジタル信号を受信してから、記録媒体
上に記録される迄の時間が、所定の時間より大きくにな
ったことを検出し、記録信号の制御を行うことにより達
成できる。また、ディジタル信号を再生してから、出力
する迄の時間が、所定の時間範囲外になったことを検出
し、出力信号の制御を行うことにより達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号を記録再生するディジタル信号記録方法及び再生方法
に関し、特にディジタル圧縮映像信号を記録するディジ
タル信号記録方法及び再生方法に関するものである。
号を記録再生するディジタル信号記録方法及び再生方法
に関し、特にディジタル圧縮映像信号を記録するディジ
タル信号記録方法及び再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日経エレクトロニクス 1996.9.
2(no.669)149頁から164頁に記載のよう
に、衛星を用いたディジタル放送が実用化されている。
この技術に記載のように、送信側では、圧縮した映像信
号や音声信号をパケット形式のディジタル信号に変換
し、これを複数チャンネル多重して送信する。受信側で
は、選局したチャンネルのパケットのみを選択して映像
信号や音声信号の伸長を行うことにより、高品質で多チ
ャンネルの番組サービスを実現している。
2(no.669)149頁から164頁に記載のよう
に、衛星を用いたディジタル放送が実用化されている。
この技術に記載のように、送信側では、圧縮した映像信
号や音声信号をパケット形式のディジタル信号に変換
し、これを複数チャンネル多重して送信する。受信側で
は、選局したチャンネルのパケットのみを選択して映像
信号や音声信号の伸長を行うことにより、高品質で多チ
ャンネルの番組サービスを実現している。
【0003】本発明は、受信側で選択されたパケット形
式のディジタル信号を記録媒体に記録再生することを目
的としており、従来、このような技術は無かった。
式のディジタル信号を記録媒体に記録再生することを目
的としており、従来、このような技術は無かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録媒体として、例え
ばVTRに記録再生する場合、記録レートは一定のレー
トにする必要があるが、これに対して、上記記載の従来
の技術のように、受信側で選択したパケットは、圧縮し
た映像信号なのでデータレートは任意であり、チャンネ
ルや同じチャンネルでも番組内容によって異なってお
り、しかも時分割されて送られてくるために一時的に変
動する可能性がある。この変動幅にある程度対応できる
様にバッファを設けてシステムを設計したとしても、圧
縮した信号のデータレートが任意であるために完全に対
応することは不可能である。
ばVTRに記録再生する場合、記録レートは一定のレー
トにする必要があるが、これに対して、上記記載の従来
の技術のように、受信側で選択したパケットは、圧縮し
た映像信号なのでデータレートは任意であり、チャンネ
ルや同じチャンネルでも番組内容によって異なってお
り、しかも時分割されて送られてくるために一時的に変
動する可能性がある。この変動幅にある程度対応できる
様にバッファを設けてシステムを設計したとしても、圧
縮した信号のデータレートが任意であるために完全に対
応することは不可能である。
【0005】さらに、再生に於いては、別のシステムで
記録された記録媒体や、データ誤りによる誤動作によっ
てバッファの変動幅を超える場合が考えられる。
記録された記録媒体や、データ誤りによる誤動作によっ
てバッファの変動幅を超える場合が考えられる。
【0006】本発明の目的は、上記のような問題の発生
を検出し、これに対応可能なディジタル信号記録方法及
び再生方法を提供することにある。
を検出し、これに対応可能なディジタル信号記録方法及
び再生方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ディジタル
信号を受信してから、記録媒体上に記録される迄の時間
が、所定の時間より大きくになったことを検出し、記録
信号の制御を行う記録制御することにより達成できる。
信号を受信してから、記録媒体上に記録される迄の時間
が、所定の時間より大きくになったことを検出し、記録
信号の制御を行う記録制御することにより達成できる。
【0008】また、他の実施例において、ディジタル信
号を再生してから、出力する迄の時間が、所定の時間範
囲より大きくになったことを検出し、記録信号の制御を
行うことにより達成できる。
号を再生してから、出力する迄の時間が、所定の時間範
囲より大きくになったことを検出し、記録信号の制御を
行うことにより達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図を用
いて説明する。
いて説明する。
【0010】まず、実施例1について説明する。図1は
本発明のディジタル信号記録方法を適用したディジタル
信号記録装置の構成例である。図1において、101は
ディジタル信号入力端子、102はデータ入力I/F回
路、103はバッファRAM、104はタイムスタンプ
処理回路、105はアドレス制御回路、106は記録信
号処理回路、107はマイコン、108は記録制御回
路、109は記録データ出力端子である。
本発明のディジタル信号記録方法を適用したディジタル
信号記録装置の構成例である。図1において、101は
ディジタル信号入力端子、102はデータ入力I/F回
路、103はバッファRAM、104はタイムスタンプ
処理回路、105はアドレス制御回路、106は記録信
号処理回路、107はマイコン、108は記録制御回
路、109は記録データ出力端子である。
【0011】まず、ディジタル信号入力端子101に入
力される信号の形態について図2を用いて説明する。図
2において、200はパケット、201は時間情報、2
02は制御情報を示している。図2(a)が、圧縮され
た映像信号や音声信号または情報信号がまとめられてい
るパケット形式のディジタル信号でパケットデータ20
0である。パケットの長さはディジタル放送の形態によ
り異なり、例えば188バイト、あるいは140バイト
で送られてくる。パケットの構成もディジタル放送の形
態により異なり、例えば図2(b)のように、パケット
データ200の先頭に4バイトのヘッダーを設け、時間
情報201と制御情報202を付加して送られる場合が
ある。時間情報201にはパケットデータ200が送ら
れてくるタイミングが書き込まれており、図2(b)の
ように時間情報201が付加されてくる場合は、このま
まパケットデータ200と共に時間情報201を記録す
る。再生時はこれを基準にパケットデータ200を出力
することによって、記録時のパケットの時間間隔を再現
することが出来る。図2(a)のように時間情報201
が付加されていないパケットが入力された場合は、内部
で生成したタイミングで時間情報を生成して図2(b)
のような構成に変換して記録する。
力される信号の形態について図2を用いて説明する。図
2において、200はパケット、201は時間情報、2
02は制御情報を示している。図2(a)が、圧縮され
た映像信号や音声信号または情報信号がまとめられてい
るパケット形式のディジタル信号でパケットデータ20
0である。パケットの長さはディジタル放送の形態によ
り異なり、例えば188バイト、あるいは140バイト
で送られてくる。パケットの構成もディジタル放送の形
態により異なり、例えば図2(b)のように、パケット
データ200の先頭に4バイトのヘッダーを設け、時間
情報201と制御情報202を付加して送られる場合が
ある。時間情報201にはパケットデータ200が送ら
れてくるタイミングが書き込まれており、図2(b)の
ように時間情報201が付加されてくる場合は、このま
まパケットデータ200と共に時間情報201を記録す
る。再生時はこれを基準にパケットデータ200を出力
することによって、記録時のパケットの時間間隔を再現
することが出来る。図2(a)のように時間情報201
が付加されていないパケットが入力された場合は、内部
で生成したタイミングで時間情報を生成して図2(b)
のような構成に変換して記録する。
【0012】次に、図1の動作について説明する。ディ
ジタル信号入力端子101から入力された図2(a)に
示すようなパケットデータ200は、データ入力I/F
回路102に入力される。データ入力I/F回路102
では、内部のタイミングで時間情報を生成するためのパ
ケット入力タイミングをタイムスタンプ処理回路104
に出力し、パケットデータをバッファRAM103のデ
ータバス幅に対応したワード形式のデータに変換してデ
ータをデータバスに出力し、データに同期した書込みタ
イミングを生成してアドレス制御回路105に出力す
る。タイムスタンプ処理回路104では、パケット入力
タイミングに基づいて時間情報を生成しデータバスに出
力し、時間情報書込みタイミングをアドレス制御回路1
05に出力して、バッファRAM103の対応するパケ
ットのアドレスに時間情報を書き込んでいる。記録信号
処理回路106では、書き込まれたパケットのデータを
読み出しタイミングをアドレス制御回路105に出力し
ながら読みだし、誤り訂正符号を生成してデータに付加
し、一定レートの記録データを生成して記録制御回路1
08に出力する。記録制御回路108ではマイコン10
7の制御に従い、記録データの制御を行い、ここでは図
示していないが記録媒体に出力する。ここで、アドレス
制御回路105の動作について図3を用いて説明する。
図3で、301はアドレス出力端子、302は超過検出
フラグ出力端子、303は切替回路。304は差分超過
検出回路、305書込みアドレス生成回路、306は読
み出しアドレス生成回路、307は時間情報書込みタイ
ミング入力端子、308は書込みタイミング入力端子、
309は読み出しタイミング入力端子である。書込みタ
イミング入力端子308からのタイミング信号で書込み
アドレス生成回路305はカウントアップし、バッファ
RAM103の書込みアドレスと書込みタイミングを生
成する。また、読み出しタイミング入力端子309から
のタイミング信号で読み出しアドレス生成回路306は
カウントアップし、バッファRAM103の読み出しア
ドレスを生成しする。バッファRAM103の読み出し
と書込みの切替は切替回路303で行い、書込みアドレ
ス生成回路305で生成したタイミングを用いて切り替
え、バッファRAM103のアドレスをアドレス出力端
子301から出力する。差分超過検出回路304では、
書込みアドレスと読み出しアドレスの差分を常にモニタ
ーして、一定の値以内になっているかを監視し、一定の
値以上になった時に超過検出フラグを超過検出フラグ出
力端子302から出力する。図4が差分超過検出回路3
04の動作を示したタイミング図である。図4(a)が
書込みアドレスと読み出しアドレスの関係を示したもの
で、横軸が時間、縦軸がアドレスを示している。また、
図4(b)はパケットの入力タイミングを表している。
書込みアドレスはパケットの入力毎にカウントアップし
て行き、パケットの間隔が狭くなるほど、つまり入力す
るデータレートが高くなるほど読み出しアドレスから離
れて行くのに対し、読み出しアドレスは一定レートで読
み出されるので単調にカウントアップして行く。つま
り、書込みアドレスと読み出しアドレスの差分が、その
ままパケットが入力してから読み出されるまでの時間差
を表すことになる。この時間差は、バッファRAM10
3の容量を規定することになり、記録再生装置の互換性
を考慮すると一定の値にすることが必要である。一定の
値にしなければ、記録再生装置によって記録できたり出
来なかったり、また、別の記録装置で記録されたものが
再生できないという問題が生じる。また、バッファRA
M103の容量以上の時間差となったときは、以前書き
込んだデータを破壊することになるので、誤った記録デ
ータが出力されることになり、記録データの出力を止め
る必要がある。
ジタル信号入力端子101から入力された図2(a)に
示すようなパケットデータ200は、データ入力I/F
回路102に入力される。データ入力I/F回路102
では、内部のタイミングで時間情報を生成するためのパ
ケット入力タイミングをタイムスタンプ処理回路104
に出力し、パケットデータをバッファRAM103のデ
ータバス幅に対応したワード形式のデータに変換してデ
ータをデータバスに出力し、データに同期した書込みタ
イミングを生成してアドレス制御回路105に出力す
る。タイムスタンプ処理回路104では、パケット入力
タイミングに基づいて時間情報を生成しデータバスに出
力し、時間情報書込みタイミングをアドレス制御回路1
05に出力して、バッファRAM103の対応するパケ
ットのアドレスに時間情報を書き込んでいる。記録信号
処理回路106では、書き込まれたパケットのデータを
読み出しタイミングをアドレス制御回路105に出力し
ながら読みだし、誤り訂正符号を生成してデータに付加
し、一定レートの記録データを生成して記録制御回路1
08に出力する。記録制御回路108ではマイコン10
7の制御に従い、記録データの制御を行い、ここでは図
示していないが記録媒体に出力する。ここで、アドレス
制御回路105の動作について図3を用いて説明する。
図3で、301はアドレス出力端子、302は超過検出
フラグ出力端子、303は切替回路。304は差分超過
検出回路、305書込みアドレス生成回路、306は読
み出しアドレス生成回路、307は時間情報書込みタイ
ミング入力端子、308は書込みタイミング入力端子、
309は読み出しタイミング入力端子である。書込みタ
イミング入力端子308からのタイミング信号で書込み
アドレス生成回路305はカウントアップし、バッファ
RAM103の書込みアドレスと書込みタイミングを生
成する。また、読み出しタイミング入力端子309から
のタイミング信号で読み出しアドレス生成回路306は
カウントアップし、バッファRAM103の読み出しア
ドレスを生成しする。バッファRAM103の読み出し
と書込みの切替は切替回路303で行い、書込みアドレ
ス生成回路305で生成したタイミングを用いて切り替
え、バッファRAM103のアドレスをアドレス出力端
子301から出力する。差分超過検出回路304では、
書込みアドレスと読み出しアドレスの差分を常にモニタ
ーして、一定の値以内になっているかを監視し、一定の
値以上になった時に超過検出フラグを超過検出フラグ出
力端子302から出力する。図4が差分超過検出回路3
04の動作を示したタイミング図である。図4(a)が
書込みアドレスと読み出しアドレスの関係を示したもの
で、横軸が時間、縦軸がアドレスを示している。また、
図4(b)はパケットの入力タイミングを表している。
書込みアドレスはパケットの入力毎にカウントアップし
て行き、パケットの間隔が狭くなるほど、つまり入力す
るデータレートが高くなるほど読み出しアドレスから離
れて行くのに対し、読み出しアドレスは一定レートで読
み出されるので単調にカウントアップして行く。つま
り、書込みアドレスと読み出しアドレスの差分が、その
ままパケットが入力してから読み出されるまでの時間差
を表すことになる。この時間差は、バッファRAM10
3の容量を規定することになり、記録再生装置の互換性
を考慮すると一定の値にすることが必要である。一定の
値にしなければ、記録再生装置によって記録できたり出
来なかったり、また、別の記録装置で記録されたものが
再生できないという問題が生じる。また、バッファRA
M103の容量以上の時間差となったときは、以前書き
込んだデータを破壊することになるので、誤った記録デ
ータが出力されることになり、記録データの出力を止め
る必要がある。
【0013】なお、本実施例では、バッファの書込み/
読み出しアドレスの差分を求めることにより、記録され
るまでの時間を検出したが、例えば、読み出しアドレス
の以外にも、一定周期でカウントするカウンタの値と書
込みアドレスを比較することでも検出できる。また、パ
ケットデータと共に記録する時間情報と書込みアドレス
を比較することでも検出できる。この様に、書込みアド
レスとアクセスした時間を比較することで時間差を検出
できる。
読み出しアドレスの差分を求めることにより、記録され
るまでの時間を検出したが、例えば、読み出しアドレス
の以外にも、一定周期でカウントするカウンタの値と書
込みアドレスを比較することでも検出できる。また、パ
ケットデータと共に記録する時間情報と書込みアドレス
を比較することでも検出できる。この様に、書込みアド
レスとアクセスした時間を比較することで時間差を検出
できる。
【0014】次に、マイコン107の制御について図5
のフローチャートを用いて説明する。図5は、記録開始
からのフローを示したもので、ステップ501で書込み
/読み出しアドレスの初期化などの記録開始処理を行
い、ステップ502で記録処理を行い記録動作を開始す
る。ステップ503でアドレスの差分の確認処理を行
い、ステップ504で差分超過を検出したかどうかの判
断を行い、検出しない場合は記録処理を継続し、検出し
た場合はステップ505で記録中止処理を行う。記録中
止処理では、例えば記録制御回路108で記録データを
ゲートし、記録データの出力を止める処理を行う。ある
いは、差分の超過検出が一時的なもであることを想定し
て、図5の点線のようにステップ501の記録開始処理
に戻って記録を再開するようにし、これを何度か繰り返
した後に記録データを止めるようにしてもよい。また、
これらの処理を実施例ではマイコンで行っているが、ハ
ードウェア的に行ってもよい。
のフローチャートを用いて説明する。図5は、記録開始
からのフローを示したもので、ステップ501で書込み
/読み出しアドレスの初期化などの記録開始処理を行
い、ステップ502で記録処理を行い記録動作を開始す
る。ステップ503でアドレスの差分の確認処理を行
い、ステップ504で差分超過を検出したかどうかの判
断を行い、検出しない場合は記録処理を継続し、検出し
た場合はステップ505で記録中止処理を行う。記録中
止処理では、例えば記録制御回路108で記録データを
ゲートし、記録データの出力を止める処理を行う。ある
いは、差分の超過検出が一時的なもであることを想定し
て、図5の点線のようにステップ501の記録開始処理
に戻って記録を再開するようにし、これを何度か繰り返
した後に記録データを止めるようにしてもよい。また、
これらの処理を実施例ではマイコンで行っているが、ハ
ードウェア的に行ってもよい。
【0015】次に、以上述べたディジタル信号記録装置
で記録したディジタル信号の再生処理について説明す
る。図6は本発明のディジタル信号方法を適用したディ
ジタル信号再生装置の構成例である。図6において、6
01はディジタル信号出力端子、602はデータ出力I
/F回路、603はバッファRAM、604はタイムス
タンプ処理回路、605はアドレス制御回路、606は
再生信号処理回路、607はマイコン、609は再生デ
ータ入力端子である。再生データ入力端子609から入
力された再生データは、再生信号処理回路606で誤り
訂正処理を行ってデータをデータバスに出力し、書込み
タイミングをアドレス制御回路605に出力して誤り訂
正処理したデータをバッファRAM603に書き込む。
バッファRAM603に書き込まれたデータの読み出し
は、まず、マイコン607から出力開始フラグをアドレ
ス制御回路605に出力し、アドレス制御回路605で
時間情報の書き込まれているアドレスをバッファRAM
603に出力し、そのタイミング信号をタイムスタンプ
処理回路604に出力する。タイムスタンプ処理回路6
04では、アドレス制御回路605からのタイミング信
号によりバッファRAM603から出力した時間情報を
データバスから取り込み、時間情報と内部時間情報の比
較を行い一致を検出したらタイミングをデータ出力I/
F回路602に出力し、データ出力I/F回路602か
ら読みだしタイミング信号をアドレス制御回路605に
出力して、バッファRAM603から出力したデータを
データバスから取り込み基のパケットデータ200を出
力する。パケットデータ200の出力が終わったら再び
次のパケットの時間情報を読み出し、次のパケットの読
み出しに備える。
で記録したディジタル信号の再生処理について説明す
る。図6は本発明のディジタル信号方法を適用したディ
ジタル信号再生装置の構成例である。図6において、6
01はディジタル信号出力端子、602はデータ出力I
/F回路、603はバッファRAM、604はタイムス
タンプ処理回路、605はアドレス制御回路、606は
再生信号処理回路、607はマイコン、609は再生デ
ータ入力端子である。再生データ入力端子609から入
力された再生データは、再生信号処理回路606で誤り
訂正処理を行ってデータをデータバスに出力し、書込み
タイミングをアドレス制御回路605に出力して誤り訂
正処理したデータをバッファRAM603に書き込む。
バッファRAM603に書き込まれたデータの読み出し
は、まず、マイコン607から出力開始フラグをアドレ
ス制御回路605に出力し、アドレス制御回路605で
時間情報の書き込まれているアドレスをバッファRAM
603に出力し、そのタイミング信号をタイムスタンプ
処理回路604に出力する。タイムスタンプ処理回路6
04では、アドレス制御回路605からのタイミング信
号によりバッファRAM603から出力した時間情報を
データバスから取り込み、時間情報と内部時間情報の比
較を行い一致を検出したらタイミングをデータ出力I/
F回路602に出力し、データ出力I/F回路602か
ら読みだしタイミング信号をアドレス制御回路605に
出力して、バッファRAM603から出力したデータを
データバスから取り込み基のパケットデータ200を出
力する。パケットデータ200の出力が終わったら再び
次のパケットの時間情報を読み出し、次のパケットの読
み出しに備える。
【0016】次に、アドレス制御回路605の動作につ
いて図7を用いて説明する。図7で、701はアドレス
出力端子、702は超過検出フラグ出力端子、703は
切替回路。704は差分範囲超過検出回路、705書込
みアドレス生成回路、706は読み出しアドレス生成回
路、707は出力開始制御信号入力端子、708は読み
出しタイミング入力端子、709は書込みタイミング入
力端子である。再生装置のアドレス制御回路605の基
本動作は、記録装置のアドレス制御回路105とほぼ同
様であり、読み出しタイミング信号を入力した読み出し
アドレス生成回路706と書込みタイミング信号を入力
した書込みアドレス生成回路705でそれぞれ読み出し
アドレス、書込みアドレスを生成し、書込みアドレスの
タイミングで切替回路703を制御してアドレスを出力
する。読み出しの開始は、出力開始制御信号入力端子7
07から読み出しアドレス生成回路706に入力される
出力開始制御信号を許可信号として、時間情報が書き込
まれているアドレスを生成して読み出し動作を開始す
る。生成した読み出しアドレスと書込みアドレスは、差
分範囲超過検出回路704に入力されて差分が一定の範
囲内に入っているかの確認を行う。図8は、この確認動
作を説明するタイミング図である。図8(a)は、書込
みアドレスと読み出しアドレスの関係を示したもので、
横軸が時間、縦軸がアドレス、太点線が書込みアドレ
ス、実線の折れ線が読み出しアドレス、細点線がバッフ
ァRAMで記憶している記憶保持範囲を示している。ま
た、図8(b)はパケット間隔が短い場合の出力タイミ
ング、図8(c)はパケット間隔が長い場合の出力タイ
ミングを表している。図8(a)の折れ線で示した読み
出しアドレスの平坦な部分は、パケットの時間情報と内
部時間情報の比較を行い、出力タイミングまで出力を待
機している部分で、右上がりの部分がパケットを出力し
ている部分である。書込みアドレスと記憶保持範囲は、
書き込む速度より読み出す速度が速いので、少なくとも
1パケットを書き込む時間の時間差で最小値が決まり、
バッファRAMの容量で最大値が決まる。図4(b)の
ように出力までの待機が短く、次々にパケットが出力さ
れる場合は書込みアドレスに接近してきて、書込みアド
レスと読み出しアドレスの差分が小さくなり、書込んで
から読み出すまでの時間も短くなる。図6(a)の白四
角で示す記憶保持範囲の境界が時間差の最小値となる。
この境界を超えた場合、パケットの読み出しを開始した
場合、書き込む速度より読み出す速度が速いので、書込
みアドレスを追い越してしまい、誤ったデータを出力し
てしまう。逆に図4(c)のように出力までの待機が長
く、パケットがなかなか出力されない場合、書込みアド
レスと読み出しアドレスの差分が大きくなり、書込んで
から読み出すまでの時間も長くなる。図6(a)の黒四
角で示す記憶保持範囲の境界が時間差の最大値となる。
この境界を超えた場合、バッファRAMの容量を超える
ことになるので、書込みアドレスに食い込み、誤ったデ
ータを出力してしまう。以上のように、データ出力中は
差分が最小値から最大値迄の範囲内にあることが必要で
ある。差分範囲超過検出回路704では、アドレスの差
分範囲を確認し、差分が範囲外になった場合は超過検出
フラグをマイコン607に出力する。このとき差分範囲
は余裕を持たせて、検出しても誤ったデータを出力しな
い様にする。次に、超過検出フラグをマイコン607で
検出したときの動作について図9のフローチャートを用
いて説明する。基本動作は記録のときと同様である。ス
テップ901でデータの出力開始処理を行い、書込み、
読み出しアドレスの初期化や、出力開始フラグの出力を
行い、ステップ902でデータの出力を開始し、それと
同時にステップ903でアドレスの差分の確認処理を始
める。ステップ904で差分範囲超過を検出したかどう
かの判断を行い、検出しない場合は出力処理を継続し、
検出した場合はステップ905で出力中止処理を行う。
出力中止処理では、データ出力I/F回路602でパケ
ットデータの出力を止める処理を行う。例えばデータ出
力I/F回路602で出力するパケットデータをゲート
し、パケットデータの出力を止める処理を行う。あるい
は、パケットデータの出力をゲートしないで、タイムス
タンプ処理回路604からの出力タイミング信号をゲー
トすることで、パケットの出力を止めてもよい。また、
差分の超過検出が一時的なもであることを想定して、図
5の点線のようにステップ901の出力開始処理に戻っ
て出力を再開するようにし、これを何度か繰り返した後
にパケットデータを止めるようにしてもよい。また、こ
れらの処理を実施例ではマイコンで行っているが、ハー
ドウェア的に行ってもよい。
いて図7を用いて説明する。図7で、701はアドレス
出力端子、702は超過検出フラグ出力端子、703は
切替回路。704は差分範囲超過検出回路、705書込
みアドレス生成回路、706は読み出しアドレス生成回
路、707は出力開始制御信号入力端子、708は読み
出しタイミング入力端子、709は書込みタイミング入
力端子である。再生装置のアドレス制御回路605の基
本動作は、記録装置のアドレス制御回路105とほぼ同
様であり、読み出しタイミング信号を入力した読み出し
アドレス生成回路706と書込みタイミング信号を入力
した書込みアドレス生成回路705でそれぞれ読み出し
アドレス、書込みアドレスを生成し、書込みアドレスの
タイミングで切替回路703を制御してアドレスを出力
する。読み出しの開始は、出力開始制御信号入力端子7
07から読み出しアドレス生成回路706に入力される
出力開始制御信号を許可信号として、時間情報が書き込
まれているアドレスを生成して読み出し動作を開始す
る。生成した読み出しアドレスと書込みアドレスは、差
分範囲超過検出回路704に入力されて差分が一定の範
囲内に入っているかの確認を行う。図8は、この確認動
作を説明するタイミング図である。図8(a)は、書込
みアドレスと読み出しアドレスの関係を示したもので、
横軸が時間、縦軸がアドレス、太点線が書込みアドレ
ス、実線の折れ線が読み出しアドレス、細点線がバッフ
ァRAMで記憶している記憶保持範囲を示している。ま
た、図8(b)はパケット間隔が短い場合の出力タイミ
ング、図8(c)はパケット間隔が長い場合の出力タイ
ミングを表している。図8(a)の折れ線で示した読み
出しアドレスの平坦な部分は、パケットの時間情報と内
部時間情報の比較を行い、出力タイミングまで出力を待
機している部分で、右上がりの部分がパケットを出力し
ている部分である。書込みアドレスと記憶保持範囲は、
書き込む速度より読み出す速度が速いので、少なくとも
1パケットを書き込む時間の時間差で最小値が決まり、
バッファRAMの容量で最大値が決まる。図4(b)の
ように出力までの待機が短く、次々にパケットが出力さ
れる場合は書込みアドレスに接近してきて、書込みアド
レスと読み出しアドレスの差分が小さくなり、書込んで
から読み出すまでの時間も短くなる。図6(a)の白四
角で示す記憶保持範囲の境界が時間差の最小値となる。
この境界を超えた場合、パケットの読み出しを開始した
場合、書き込む速度より読み出す速度が速いので、書込
みアドレスを追い越してしまい、誤ったデータを出力し
てしまう。逆に図4(c)のように出力までの待機が長
く、パケットがなかなか出力されない場合、書込みアド
レスと読み出しアドレスの差分が大きくなり、書込んで
から読み出すまでの時間も長くなる。図6(a)の黒四
角で示す記憶保持範囲の境界が時間差の最大値となる。
この境界を超えた場合、バッファRAMの容量を超える
ことになるので、書込みアドレスに食い込み、誤ったデ
ータを出力してしまう。以上のように、データ出力中は
差分が最小値から最大値迄の範囲内にあることが必要で
ある。差分範囲超過検出回路704では、アドレスの差
分範囲を確認し、差分が範囲外になった場合は超過検出
フラグをマイコン607に出力する。このとき差分範囲
は余裕を持たせて、検出しても誤ったデータを出力しな
い様にする。次に、超過検出フラグをマイコン607で
検出したときの動作について図9のフローチャートを用
いて説明する。基本動作は記録のときと同様である。ス
テップ901でデータの出力開始処理を行い、書込み、
読み出しアドレスの初期化や、出力開始フラグの出力を
行い、ステップ902でデータの出力を開始し、それと
同時にステップ903でアドレスの差分の確認処理を始
める。ステップ904で差分範囲超過を検出したかどう
かの判断を行い、検出しない場合は出力処理を継続し、
検出した場合はステップ905で出力中止処理を行う。
出力中止処理では、データ出力I/F回路602でパケ
ットデータの出力を止める処理を行う。例えばデータ出
力I/F回路602で出力するパケットデータをゲート
し、パケットデータの出力を止める処理を行う。あるい
は、パケットデータの出力をゲートしないで、タイムス
タンプ処理回路604からの出力タイミング信号をゲー
トすることで、パケットの出力を止めてもよい。また、
差分の超過検出が一時的なもであることを想定して、図
5の点線のようにステップ901の出力開始処理に戻っ
て出力を再開するようにし、これを何度か繰り返した後
にパケットデータを止めるようにしてもよい。また、こ
れらの処理を実施例ではマイコンで行っているが、ハー
ドウェア的に行ってもよい。
【0017】なお、本実施例では、バッファの書込み/
読み出しアドレスの差分を求めることにより、記録され
るまでの時間を検出したが、例えば、書込みアドレスの
以外にも、一定周期でカウントするカウンタの値と読み
出しアドレスを比較することでも検出できる。また、パ
ケットデータと共に記録する時間情報と読み出しアドレ
スを比較することでも検出できる。この様に、読み出し
アドレスとアクセスした時間を比較することで時間差を
検出できる。
読み出しアドレスの差分を求めることにより、記録され
るまでの時間を検出したが、例えば、書込みアドレスの
以外にも、一定周期でカウントするカウンタの値と読み
出しアドレスを比較することでも検出できる。また、パ
ケットデータと共に記録する時間情報と読み出しアドレ
スを比較することでも検出できる。この様に、読み出し
アドレスとアクセスした時間を比較することで時間差を
検出できる。
【0018】次に、本発明のディジタル信号記録方法及
び再生方法を適用したところの、アナログ信号の記録再
生と共用したディジタル信号記録再生装置に応用した実
施例について説明する。実施例2はディジタルとアナロ
グの記録再生を共用したもので、同じ磁気テープにディ
ジタルとアナログの記録を混在することも可能である。
図10は本発明のディジタル信号記録再生装置の構成例
である。図10において、1001はデータ入出力端
子、1002はバッファRAM、1003は記録再生信
号処理回路、1004はマイコン、1005はディジタ
ル記録制御回路、1006はサーボ回路、1007はキ
ャプスタン、1008は磁気テープ、1009はシリン
ダ、1010アナログ記録制御回路、1011はアナロ
グ信号記録再生回路、1012はアナログ入出力端子、
1013はアドレス制御回路である。データバスI/F
回路001は、実施例1のデータバス入力I/F回路1
02とデータバス出力I/F回路602とタイムスタン
プ処理回路104と604を共用したものであり、アド
レス制御回路1013や記録再生信号処理回路1003
も記録と再生処理を共用したもので、実施例1と同様な
動作である。また、バッファRAM1002は、シリン
ダ1009を用いて磁気テープ1008に記録再生する
装置であることから、1トラック分の容量を保持してい
る。次に動作について説明する。ここでは、アドレス制
御回路1013からマイコン1004に出力される差分
超過フラグは、トラックと同じ一定周期で回るカウンタ
を用いて検出している。図11が、記録時の基本動作を
説明するタイミング図である。図11(a)が記録時に
入力するパケットを示し、下の数字がトラック周期のカ
ウンタで入力時の時間を示している。図11(b)はバ
ッファに書き込まれるアドレス位置を示しており、下の
数字がアドレスを示している。また、点線の四角で示し
たのがサーチデータを書き込む位置であり、サーチデー
タは高速再生用のデータで、入力されたパケットは直接
ここには書き込まないので、バッファの容量が実質少な
くなることになる。図11(a)で入力されたパケット
は、矢印に従って図11(b)のアドレス位置に書き込
まれる。つまり、図11(a)のカウント値0のタイミ
ングで入力されたパケットは、この時既にデータが詰ま
っていて、同じトラックのアドレス9の位置に書き込ま
れる。この様に、順番にパケットが書き込まれて行き、
図11(a)の左上がり斜線のパケットがカウント値6
のタイミングで入力された時、次のトラックのアドレス
7の位置までずれて書き込まれることになる。これは、
1トラック以上の離れた位置に読み出されることを示し
ており、図11(c)の記録データとして出力している
位置なので誤った記録データを出力することになる。実
際には、検出する値を1トラック以下にし、誤った記録
データが出力されない様にする。以上の様に、入力タイ
ミングと書込みアドレス位置から、バッファ容量の超過
を検出することが出来る。書き込まれたデータは、1ト
ラックの時間で記録再生信号処理回路1003で誤り訂
正符号の生成等を行い、図11(c)の記録データとし
て出力する。次に、アドレス制御回路1013からマイ
コン1004に出力される差分超過フラグと、マイコン
1004から出力される出力制御信号と記録制御信号に
ついて説明する。ディジタル記録時に、アドレス制御回
路1013からの差分超過フラグをマイコン1004が
検出した場合は、マイコン1004からディジタル記録
制御回路1005にディジタル記録制御信号を出力し
て、ディジタル記録制御回路1005でディジタル記録
データをゲートし、記録データの出力を止める処理を行
う。次に差分超過フラグ検出が一時的なものであること
を想定して、記録を再開するようにし、これを何度か繰
り返した後に記録データを止めるようにする。この後、
アナログ記録制御信号をアナログ記録制御回路1011
に出力して、アナログ信号を記録するようにしてもよ
い。ここで、これらの確認処理をディジタル記録制御信
号で記録データを止めたまま行い、差分超過フラグをマ
イコン1004で一定時間監視して、記録可能なデータ
レートであるかを判断し、可能な場合に上記の記録動作
を行うようにしてもよい。また、記録不可能な場合はデ
ィジタル記録のモードにしないようにするなどの制御を
行う。
び再生方法を適用したところの、アナログ信号の記録再
生と共用したディジタル信号記録再生装置に応用した実
施例について説明する。実施例2はディジタルとアナロ
グの記録再生を共用したもので、同じ磁気テープにディ
ジタルとアナログの記録を混在することも可能である。
図10は本発明のディジタル信号記録再生装置の構成例
である。図10において、1001はデータ入出力端
子、1002はバッファRAM、1003は記録再生信
号処理回路、1004はマイコン、1005はディジタ
ル記録制御回路、1006はサーボ回路、1007はキ
ャプスタン、1008は磁気テープ、1009はシリン
ダ、1010アナログ記録制御回路、1011はアナロ
グ信号記録再生回路、1012はアナログ入出力端子、
1013はアドレス制御回路である。データバスI/F
回路001は、実施例1のデータバス入力I/F回路1
02とデータバス出力I/F回路602とタイムスタン
プ処理回路104と604を共用したものであり、アド
レス制御回路1013や記録再生信号処理回路1003
も記録と再生処理を共用したもので、実施例1と同様な
動作である。また、バッファRAM1002は、シリン
ダ1009を用いて磁気テープ1008に記録再生する
装置であることから、1トラック分の容量を保持してい
る。次に動作について説明する。ここでは、アドレス制
御回路1013からマイコン1004に出力される差分
超過フラグは、トラックと同じ一定周期で回るカウンタ
を用いて検出している。図11が、記録時の基本動作を
説明するタイミング図である。図11(a)が記録時に
入力するパケットを示し、下の数字がトラック周期のカ
ウンタで入力時の時間を示している。図11(b)はバ
ッファに書き込まれるアドレス位置を示しており、下の
数字がアドレスを示している。また、点線の四角で示し
たのがサーチデータを書き込む位置であり、サーチデー
タは高速再生用のデータで、入力されたパケットは直接
ここには書き込まないので、バッファの容量が実質少な
くなることになる。図11(a)で入力されたパケット
は、矢印に従って図11(b)のアドレス位置に書き込
まれる。つまり、図11(a)のカウント値0のタイミ
ングで入力されたパケットは、この時既にデータが詰ま
っていて、同じトラックのアドレス9の位置に書き込ま
れる。この様に、順番にパケットが書き込まれて行き、
図11(a)の左上がり斜線のパケットがカウント値6
のタイミングで入力された時、次のトラックのアドレス
7の位置までずれて書き込まれることになる。これは、
1トラック以上の離れた位置に読み出されることを示し
ており、図11(c)の記録データとして出力している
位置なので誤った記録データを出力することになる。実
際には、検出する値を1トラック以下にし、誤った記録
データが出力されない様にする。以上の様に、入力タイ
ミングと書込みアドレス位置から、バッファ容量の超過
を検出することが出来る。書き込まれたデータは、1ト
ラックの時間で記録再生信号処理回路1003で誤り訂
正符号の生成等を行い、図11(c)の記録データとし
て出力する。次に、アドレス制御回路1013からマイ
コン1004に出力される差分超過フラグと、マイコン
1004から出力される出力制御信号と記録制御信号に
ついて説明する。ディジタル記録時に、アドレス制御回
路1013からの差分超過フラグをマイコン1004が
検出した場合は、マイコン1004からディジタル記録
制御回路1005にディジタル記録制御信号を出力し
て、ディジタル記録制御回路1005でディジタル記録
データをゲートし、記録データの出力を止める処理を行
う。次に差分超過フラグ検出が一時的なものであること
を想定して、記録を再開するようにし、これを何度か繰
り返した後に記録データを止めるようにする。この後、
アナログ記録制御信号をアナログ記録制御回路1011
に出力して、アナログ信号を記録するようにしてもよ
い。ここで、これらの確認処理をディジタル記録制御信
号で記録データを止めたまま行い、差分超過フラグをマ
イコン1004で一定時間監視して、記録可能なデータ
レートであるかを判断し、可能な場合に上記の記録動作
を行うようにしてもよい。また、記録不可能な場合はデ
ィジタル記録のモードにしないようにするなどの制御を
行う。
【0019】次に、再生時の動作について説明する。再
生時は記録可能なパケットが記録されたことになるの
で、基本的には差分の超過は有り得ないが、再生時の訂
正不可能な誤りなどに起因して差分範囲が超過すること
が考えられる。また、差分範囲に関しては実施例1で説
明したように、余裕を持たせ、フラグを検出した時点で
誤ったデータが出力されない様にする。ここでは再生時
でも、アドレス制御回路1013からマイコン1004
に出力される差分超過フラグは、トラックと同じ一定周
期で回るカウンタを用いて検出している。図12が、再
生時の基本動作を説明するタイミング図である。図12
(a)が再生時の再生データを示し、点線の四角で示し
たのがサーチデータが書き込まれた位置である。図12
(b)はバッファに書き込まれるアドレス位置を示して
おり、下の数字がアドレスを示している。図12(c)
は、パケットの出力タイミングを示し、下の数字がトラ
ック周期のカウンタで出力の時間を示している。図12
(a)で再生された再生データは、矢印に従って図12
(b)のアドレス位置に書き込まれる。つまり、図12
(a)の再生された左端の再生データは、記録再生信号
処理回路1003で1トラックの処理時間で誤り訂正処
理し、次のトラックの同じアドレス位置に書き込まれ
る。読み出しでは、図では既にバッファの容量が少なく
なっている状態で、図12(c)ではパケットの時間情
報の関係でカウント値3のタイミングで出力される。こ
の様に、順番にパケットが出力されて行き、図12
(a)の右上がり斜線のパケットが再生された時、次の
トラックのアドレス9の位置に書き込まれるが、パケッ
トの時間情報の関係でカウント値8のタイミングで出力
されるとすると、アドレス9にはパケットがまだ書き込
まれていない状態で、バッファの容量が無くなって1ト
ラック以上離れた位置で出力されることを示している。
また、図12(a)の左上がり斜線のパケットが再生さ
れた時、次のトラックのアドレス7の位置に書き込まれ
るが、パケットの時間情報の関係で更にその次のカウン
ト値8のタイミングで出力されるとすると、アドレス7
の位置には既に次のトラックのパケットが書き込まれて
おり、バッファの容量を超過して1トラック以上離れた
位置で出力されることを示している。実際には、検出す
る値を1トラック以下にし、誤ったパケットが出力され
ない様にする。以上のように、読み出しアドレス位置と
出力タイミングからバッファ容量超過あるいはバッファ
容量無しを検出することが出来る。次に、アドレス制御
回路1013からマイコン1004に出力される差分超
過フラグと、マイコン1004から出力される出力制御
信号と記録制御信号について説明する。ディジタル再生
時に、アドレス制御回路1013からの差分超過フラグ
をマイコン1004が検出した場合は、マイコン100
4からデータバスI/F回路001に出力制御信号を出
力して、データバスI/F回路001でパケットの出力
をゲートして出力を止める処理を行う。再生の場合、デ
ータの誤りによって差分超過フラグが検出される場合が
多いので、検出が一時的なものであることを想定して、
再生を再開するようにし、これを何度か繰り返した後に
完全にパケットの出力を止めるようする。この後、磁気
テープ1008の走行の制御信号をサーボ回路1006
に出力して、磁気テープ1008の停止やイジェクトを
実行するようにしてもよい。
生時は記録可能なパケットが記録されたことになるの
で、基本的には差分の超過は有り得ないが、再生時の訂
正不可能な誤りなどに起因して差分範囲が超過すること
が考えられる。また、差分範囲に関しては実施例1で説
明したように、余裕を持たせ、フラグを検出した時点で
誤ったデータが出力されない様にする。ここでは再生時
でも、アドレス制御回路1013からマイコン1004
に出力される差分超過フラグは、トラックと同じ一定周
期で回るカウンタを用いて検出している。図12が、再
生時の基本動作を説明するタイミング図である。図12
(a)が再生時の再生データを示し、点線の四角で示し
たのがサーチデータが書き込まれた位置である。図12
(b)はバッファに書き込まれるアドレス位置を示して
おり、下の数字がアドレスを示している。図12(c)
は、パケットの出力タイミングを示し、下の数字がトラ
ック周期のカウンタで出力の時間を示している。図12
(a)で再生された再生データは、矢印に従って図12
(b)のアドレス位置に書き込まれる。つまり、図12
(a)の再生された左端の再生データは、記録再生信号
処理回路1003で1トラックの処理時間で誤り訂正処
理し、次のトラックの同じアドレス位置に書き込まれ
る。読み出しでは、図では既にバッファの容量が少なく
なっている状態で、図12(c)ではパケットの時間情
報の関係でカウント値3のタイミングで出力される。こ
の様に、順番にパケットが出力されて行き、図12
(a)の右上がり斜線のパケットが再生された時、次の
トラックのアドレス9の位置に書き込まれるが、パケッ
トの時間情報の関係でカウント値8のタイミングで出力
されるとすると、アドレス9にはパケットがまだ書き込
まれていない状態で、バッファの容量が無くなって1ト
ラック以上離れた位置で出力されることを示している。
また、図12(a)の左上がり斜線のパケットが再生さ
れた時、次のトラックのアドレス7の位置に書き込まれ
るが、パケットの時間情報の関係で更にその次のカウン
ト値8のタイミングで出力されるとすると、アドレス7
の位置には既に次のトラックのパケットが書き込まれて
おり、バッファの容量を超過して1トラック以上離れた
位置で出力されることを示している。実際には、検出す
る値を1トラック以下にし、誤ったパケットが出力され
ない様にする。以上のように、読み出しアドレス位置と
出力タイミングからバッファ容量超過あるいはバッファ
容量無しを検出することが出来る。次に、アドレス制御
回路1013からマイコン1004に出力される差分超
過フラグと、マイコン1004から出力される出力制御
信号と記録制御信号について説明する。ディジタル再生
時に、アドレス制御回路1013からの差分超過フラグ
をマイコン1004が検出した場合は、マイコン100
4からデータバスI/F回路001に出力制御信号を出
力して、データバスI/F回路001でパケットの出力
をゲートして出力を止める処理を行う。再生の場合、デ
ータの誤りによって差分超過フラグが検出される場合が
多いので、検出が一時的なものであることを想定して、
再生を再開するようにし、これを何度か繰り返した後に
完全にパケットの出力を止めるようする。この後、磁気
テープ1008の走行の制御信号をサーボ回路1006
に出力して、磁気テープ1008の停止やイジェクトを
実行するようにしてもよい。
【0020】以上のように、記録時において、記録中に
番組やチャンネルが変わるなどしてデータレートが記録
不可能なレートに変化した時でも差分超過フラグで検出
できるので、誤った記録データを記録することがない。
また、記録前において、バッファRAMの容量に応じた
記録可能なデータレートであるかを差分超過フラグで判
断できるので、誤った記録データを記録することがな
く、アナログ記録に切り替えるなどの処理が可能にな
る。また、再生時においては、データの誤りなどに起因
してバッファRAMから誤ったデータが出力される前に
パケットの出力を止めることが出来る。
番組やチャンネルが変わるなどしてデータレートが記録
不可能なレートに変化した時でも差分超過フラグで検出
できるので、誤った記録データを記録することがない。
また、記録前において、バッファRAMの容量に応じた
記録可能なデータレートであるかを差分超過フラグで判
断できるので、誤った記録データを記録することがな
く、アナログ記録に切り替えるなどの処理が可能にな
る。また、再生時においては、データの誤りなどに起因
してバッファRAMから誤ったデータが出力される前に
パケットの出力を止めることが出来る。
【0021】なお、実施例2の記録媒体として磁気テー
プを用いたが、光ディスクなど他の記録媒体に於いても
同様な効果が得られる。また、実施例2は記録再生兼用
の装置であるが、もちろん、記録と再生の信号処理が独
立していても同様である。
プを用いたが、光ディスクなど他の記録媒体に於いても
同様な効果が得られる。また、実施例2は記録再生兼用
の装置であるが、もちろん、記録と再生の信号処理が独
立していても同様である。
【0022】次に、図13は本実施例のディジタル信号
記録再生装置とディジタル放送受信機との接続の例であ
る。002は本実施例のディジタル信号記録再生装置、
1101はディジタル放送受信機、1102はアンテ
ナ、1107は受像機である。また、1103はチュー
ナ、1104はプログラム選択回路、1105は復号回
路、1106はインターフェース回路である。
記録再生装置とディジタル放送受信機との接続の例であ
る。002は本実施例のディジタル信号記録再生装置、
1101はディジタル放送受信機、1102はアンテ
ナ、1107は受像機である。また、1103はチュー
ナ、1104はプログラム選択回路、1105は復号回
路、1106はインターフェース回路である。
【0023】アンテナ1102で受信されたディジタル
放送信号は、チューナ1103で復調された後に、プロ
グラム選択回路1104で指定のプログラムのディジタ
ル圧縮映像信号を選択する。選択された圧縮ディジタル
映像信号は、復号回路1105で通常の映像信号に復号
されて受像機1106に出力される。また、受信信号に
スクランブル等の処理が行われているときは、選択回路
1104、或は復号回路1105においてそれを解除し
た後に復号処理を行う。 ディジタル放送受信機110
1は、通常の受信時には、受信した信号より、前記圧縮
ディジタル信号を復調し、この圧縮ディジタル信号を復
号回路1105により通常の映像信号、及び音声信号に
復号してテレビ等の受像機1107に出力する。このデ
ィジタル圧縮信号は、通常パケット形式で伝送され、パ
ケットの伝送レートは、放送の内容によって変化する。
また、パケットの伝送間隔もエンコード時の処理に応じ
て変化する。復号回路1105では、このパケット形式
のデータの中に含まれている情報、及びパケットの送ら
れてきた間隔よりエンコード時のフレーム周波数を再生
して映像信号のデコードを行う。 ディジタル放送受信
機1101からの記録時には、インタフェース回路11
06において、図2(a)あるいは(b)に示したパケ
ットデータを出力する。その後、入力端子111から本
ディジタル信号記録再生装置002に入力され、パケッ
トのデータレートを確認しながら前記説明したような処
理を施して記録される。また、記録不可能なデータレー
トが入力されて差分超過を検出した場合でも、ディジタ
ル信号記録再生装置002はアナログ入出力端子612
から復号回路1105の出力とも接続されており、アナ
ログ信号の映像信号に切り替えて記録することができ
る。次に、ディジタル信号記録再生装置100で再生さ
れた圧縮ディジタル映像信号等は、それぞれ記録時と同
一のタイミングでディジタル放送受信機1101のイン
タフェース回路1106に入力される。インタフェース
回路1106から出力されたディジタル圧縮信号は、通
常の受信時に選択回路1104から出力されるディジタ
ル圧縮信号と同一のタイミングであり、復号回路110
5において映像信号、及び音声信号の復号が行われ、受
像機1107に出力される。
放送信号は、チューナ1103で復調された後に、プロ
グラム選択回路1104で指定のプログラムのディジタ
ル圧縮映像信号を選択する。選択された圧縮ディジタル
映像信号は、復号回路1105で通常の映像信号に復号
されて受像機1106に出力される。また、受信信号に
スクランブル等の処理が行われているときは、選択回路
1104、或は復号回路1105においてそれを解除し
た後に復号処理を行う。 ディジタル放送受信機110
1は、通常の受信時には、受信した信号より、前記圧縮
ディジタル信号を復調し、この圧縮ディジタル信号を復
号回路1105により通常の映像信号、及び音声信号に
復号してテレビ等の受像機1107に出力する。このデ
ィジタル圧縮信号は、通常パケット形式で伝送され、パ
ケットの伝送レートは、放送の内容によって変化する。
また、パケットの伝送間隔もエンコード時の処理に応じ
て変化する。復号回路1105では、このパケット形式
のデータの中に含まれている情報、及びパケットの送ら
れてきた間隔よりエンコード時のフレーム周波数を再生
して映像信号のデコードを行う。 ディジタル放送受信
機1101からの記録時には、インタフェース回路11
06において、図2(a)あるいは(b)に示したパケ
ットデータを出力する。その後、入力端子111から本
ディジタル信号記録再生装置002に入力され、パケッ
トのデータレートを確認しながら前記説明したような処
理を施して記録される。また、記録不可能なデータレー
トが入力されて差分超過を検出した場合でも、ディジタ
ル信号記録再生装置002はアナログ入出力端子612
から復号回路1105の出力とも接続されており、アナ
ログ信号の映像信号に切り替えて記録することができ
る。次に、ディジタル信号記録再生装置100で再生さ
れた圧縮ディジタル映像信号等は、それぞれ記録時と同
一のタイミングでディジタル放送受信機1101のイン
タフェース回路1106に入力される。インタフェース
回路1106から出力されたディジタル圧縮信号は、通
常の受信時に選択回路1104から出力されるディジタ
ル圧縮信号と同一のタイミングであり、復号回路110
5において映像信号、及び音声信号の復号が行われ、受
像機1107に出力される。
【0024】なお、前記実施例はディジタル圧縮映像信
号を記録再生する場合について、説明を行ったが、その
他のディジタル信号を記録再生する場合でも同様の効果
を得ることができる。
号を記録再生する場合について、説明を行ったが、その
他のディジタル信号を記録再生する場合でも同様の効果
を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のディジタル信号記録方法及び再
生方法によれば、記録時に入力するパケット形式のディ
ジタル信号のデータレートが、記録中に番組やチャンネ
ルが変わるなどして変動し、記録不可能なデータレート
になったとしても、これを検出でき、誤った記録データ
を記録するのを防止できる。また、記録する前に記録可
能なデータレートかどうかを確認できるので、誤った記
録データを記録することがなく、アナログ記録に切り替
えるなどの処理が可能になる。また、再生時に、データ
の誤りなどに起因して発生するバッファRAMの書込み
アドレスの追い越しや、データが記録保持範囲を超えて
しまうのを検出できるので、誤ったデータを出力するの
を防止できる。
生方法によれば、記録時に入力するパケット形式のディ
ジタル信号のデータレートが、記録中に番組やチャンネ
ルが変わるなどして変動し、記録不可能なデータレート
になったとしても、これを検出でき、誤った記録データ
を記録するのを防止できる。また、記録する前に記録可
能なデータレートかどうかを確認できるので、誤った記
録データを記録することがなく、アナログ記録に切り替
えるなどの処理が可能になる。また、再生時に、データ
の誤りなどに起因して発生するバッファRAMの書込み
アドレスの追い越しや、データが記録保持範囲を超えて
しまうのを検出できるので、誤ったデータを出力するの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル信号記録方法を適用したデ
ィジタル信号記録装置の1実施例の構成図である。
ィジタル信号記録装置の1実施例の構成図である。
【図2】パケットデータの1例である。
【図3】ディジタル信号記録装置のアドレス制御回路の
1構成例である。
1構成例である。
【図4】アドレス制御回路の動作を示すタイミング図で
ある。
ある。
【図5】アドレス制御回路の動作を示すフローである。
【図6】本発明のディジタル信号再生方法を適用したデ
ィジタル信号再生装置の1実施例の構成図である。
ィジタル信号再生装置の1実施例の構成図である。
【図7】ディジタル信号再生装置のアドレス制御回路の
1構成例である。
1構成例である。
【図8】アドレス制御回路の動作を示すタイミング図で
ある。
ある。
【図9】アドレス制御回路の動作を示すフローである。
【図10】本発明のディジタル信号記録方法及び再生方
法を適用したディジタル信号記録再生装置の実施例の構
成図である。
法を適用したディジタル信号記録再生装置の実施例の構
成図である。
【図11】アドレス制御回路の動作を示すタイミング図
である。
である。
【図12】アドレス制御回路の動作を示すタイミング図
である。
である。
【図13】本発明のディジタル信号記録方法及び再生方
法を適用したディジタル信号記録再生装置とディジタル
放送受信機との接続の1例を示す図である。
法を適用したディジタル信号記録再生装置とディジタル
放送受信機との接続の1例を示す図である。
…101…ディジタル信号入力端子、102…データ入
力I/F回路、103…バッファRAM、104…タイ
ムスタンプ処理回路、105…アドレス制御回路、10
6…記録信号処理回路、107…マイコン、108…記
録制御回路、109…記録データ出力端子、200…パ
ケット、201…時間情報、202…制御情報、601
…ディジタル信号出力端子、602…データ出力I/F
回路、603…バッファRAM、604…タイムスタン
プ処理回路、605…アドレス制御回路、606…再生
信号処理回路、607…マイコン、609…再生データ
入力端子、701…アドレス出力端子、702…超過検
出フラグ出力端子、703…切替回路。704…差分範
囲超過検出回路、705書込みアドレス生成回路、70
6…読み出しアドレス生成回路、707…出力開始制御
信号入力端子、708…読み出しタイミング入力端子、
709…書込みタイミング入力端子、1001…データ
入出力端子、1002…バッファRAM、1003…記
録再生信号処理回路、1004…マイコン、1005…
ディジタル記録制御回路、1006…サーボ回路、10
07…キャプスタン、1008…磁気テープ、1009
…シリンダ、1010アナログ記録制御回路、1011
…アナログ信号記録再生回路、1012…アナログ入出
力端子、1013…アドレス制御回路、1101…ディ
ジタル放送受信機、1102…アンテナ、1107…受
像機である。また、1103…チューナ、1104…プ
ログラム選択回路、1105…復号回路、1106…イ
ンターフェース回路。
力I/F回路、103…バッファRAM、104…タイ
ムスタンプ処理回路、105…アドレス制御回路、10
6…記録信号処理回路、107…マイコン、108…記
録制御回路、109…記録データ出力端子、200…パ
ケット、201…時間情報、202…制御情報、601
…ディジタル信号出力端子、602…データ出力I/F
回路、603…バッファRAM、604…タイムスタン
プ処理回路、605…アドレス制御回路、606…再生
信号処理回路、607…マイコン、609…再生データ
入力端子、701…アドレス出力端子、702…超過検
出フラグ出力端子、703…切替回路。704…差分範
囲超過検出回路、705書込みアドレス生成回路、70
6…読み出しアドレス生成回路、707…出力開始制御
信号入力端子、708…読み出しタイミング入力端子、
709…書込みタイミング入力端子、1001…データ
入出力端子、1002…バッファRAM、1003…記
録再生信号処理回路、1004…マイコン、1005…
ディジタル記録制御回路、1006…サーボ回路、10
07…キャプスタン、1008…磁気テープ、1009
…シリンダ、1010アナログ記録制御回路、1011
…アナログ信号記録再生回路、1012…アナログ入出
力端子、1013…アドレス制御回路、1101…ディ
ジタル放送受信機、1102…アンテナ、1107…受
像機である。また、1103…チューナ、1104…プ
ログラム選択回路、1105…復号回路、1106…イ
ンターフェース回路。
フロントページの続き (72)発明者 岡本 宏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 小原 康徳 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所映像情報メディア事業部内
Claims (7)
- 【請求項1】所定バイト数のパケット形式で伝送される
ディジタル信号を受信し、バッファに書込み、一定のレ
ートで読み出して記録データを生成し、記録媒体上に記
録するディジタル信号記録方法において、 前記ディジタル信号が、受信してから前記記録データを
生成する迄の時間が、所定の時間より長くなったことを
検出し、結果を出力することを特徴とするディジタル信
号記録方法。 - 【請求項2】前記ディジタル信号が、受信してから前記
記録データを生成する迄の時間が、前記所定の時間より
大きくなったことを記録中に検出した場合、記録を停止
する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のディ
ジタル信号記録方法。 - 【請求項3】前記ディジタル信号が、受信してから前記
記録データを生成する迄の時間が、前記所定の時間より
大きくなったことを、前記バッファの書込みアドレスと
書き込んだ時間から検出することを特徴とする請求項1
に記載のディジタル信号記録方法。 - 【請求項4】前記ディジタル信号が、受信してから前記
記録データを生成する迄の時間が、前記所定の時間より
長くなることの検出を、記録を停止した状態で行うこと
特徴とする請求項1に記載のディジタル信号記録方法。 - 【請求項5】所定バイト数のパケット形式で伝送される
ディジタル信号を受信し、バッファに書込み、一定のレ
ートで読み出してトラック単位の記録データを生成し、
記録媒体上に記録するディジタル信号記録方法におい
て、 前記ディジタル信号を受信した時点の前記トラック位置
から、前記ディジタル信号を書き込んだ、前記バッファ
上の前記トラック位置迄の距離が、所定の距離より長く
なったことを検出し、結果を出力することを特徴とする
ディジタル信号記録方法。 - 【請求項6】記録媒体上に記録された時間情報とパケッ
ト形式のディジタル信号を、再生してバッファに書き込
み、内部クロックで生成する内部時間情報と前記時間情
報に基づいて前記ディジタル信号を前記バッファから読
み出し、パケット形式の前記ディジタル信号を出力する
ディジタル信号再生方法において、 前記ディジタル信号を再生してから、パケット形式の前
記ディジタル信号を出力する迄の時間が、所定の時間範
囲外になったことを検出し、結果を出力することを特徴
とするディジタル信号再生方法。 - 【請求項7】前記ディジタル信号が、再生してから、バ
ッファから読みだし出力する迄の時間が、所定の時間範
囲外になったことを検出した場合、前記ディジタル信号
の出力を停止する制御を行うことを特徴とする請求項6
に記載のディジタル信号再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9067714A JPH10269698A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | ディジタル信号記録方法及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9067714A JPH10269698A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | ディジタル信号記録方法及び再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269698A true JPH10269698A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13352914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9067714A Pending JPH10269698A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | ディジタル信号記録方法及び再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269698A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001510619A (ja) * | 1997-11-29 | 2001-07-31 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | オーディオの記録方法及び装置、記録担体、及び再生装置 |
US8886021B2 (en) | 2002-11-20 | 2014-11-11 | Lg Electronics Inc. | Recording medium having data structure for managing reproduction of at least video data recorded thereon and recording and reproducing methods and apparatuses |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP9067714A patent/JPH10269698A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001510619A (ja) * | 1997-11-29 | 2001-07-31 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | オーディオの記録方法及び装置、記録担体、及び再生装置 |
JP2009289398A (ja) * | 1997-11-29 | 2009-12-10 | Koninkl Philips Electronics Nv | オーディオの記録方法及び装置、記録担体、及び再生装置 |
US8886021B2 (en) | 2002-11-20 | 2014-11-11 | Lg Electronics Inc. | Recording medium having data structure for managing reproduction of at least video data recorded thereon and recording and reproducing methods and apparatuses |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |