JPH10265121A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置及び画像形成装置Info
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- JPH10265121A JPH10265121A JP9066201A JP6620197A JPH10265121A JP H10265121 A JPH10265121 A JP H10265121A JP 9066201 A JP9066201 A JP 9066201A JP 6620197 A JP6620197 A JP 6620197A JP H10265121 A JPH10265121 A JP H10265121A
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- sheet
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の機能のうちの1つが動作不能となった
場合でも、できる限り残された機能を有効に活用して動
作続行を可能にすること。 【解決手段】 複写機本体201 等から出力されたシート
に対して処理を施すシート処理装置203 において、前記
シートに対する処理機能毎に分割した複数のモジュール
MJと、前記複数のモジュールMJの各々の動作不良を
検知する検知手段Yと、前記検知手段Yの検知信号に基
づいて前記複数のモジュールMJの動作を制御するCP
U3000と、を有し、前記検知手段Yが前記モジュールM
Jの動作不良を検知したとき、該動作不良が検知された
モジュール以外のモジュールを動作させて前記シートに
対して処理を施す非常動作モードに移行する制御が行わ
れることを特徴とする。
場合でも、できる限り残された機能を有効に活用して動
作続行を可能にすること。 【解決手段】 複写機本体201 等から出力されたシート
に対して処理を施すシート処理装置203 において、前記
シートに対する処理機能毎に分割した複数のモジュール
MJと、前記複数のモジュールMJの各々の動作不良を
検知する検知手段Yと、前記検知手段Yの検知信号に基
づいて前記複数のモジュールMJの動作を制御するCP
U3000と、を有し、前記検知手段Yが前記モジュールM
Jの動作不良を検知したとき、該動作不良が検知された
モジュール以外のモジュールを動作させて前記シートに
対して処理を施す非常動作モードに移行する制御が行わ
れることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
関し、詳細には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置から画像形成後に排出される複写
用紙等のシートを順次装置内に取り込み、該シートに対
して折り,仕分け,綴じ等の処理を施すシート処理装置
に関するものである。
関し、詳細には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置から画像形成後に排出される複写
用紙等のシートを順次装置内に取り込み、該シートに対
して折り,仕分け,綴じ等の処理を施すシート処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置は、コピ
ー等の処理に要する手間を軽減するために、原稿を自動
的に給送するための原稿自動送り装置や、コピーされた
シートに対して種々の処理を施すためのシート処理装置
が取り付けられるように構成されている。
ー等の処理に要する手間を軽減するために、原稿を自動
的に給送するための原稿自動送り装置や、コピーされた
シートに対して種々の処理を施すためのシート処理装置
が取り付けられるように構成されている。
【0003】例えば、前記コピーされたシートに対する
種々の処理機能としては、シートの揃えや分類等を行う
ソート処理、シートに穴を開ける穴開け処理、シート
(例えば大きいサイズのシート)を折る折り処理、複数
枚のシートからなる束をステイプラ等で綴じるステイプ
ル処理、及び多量のシート(或いはシート束)を積載収
容するスタッカ処理等があり、近年、シート処理装置と
しても単機能のものから複数の機能を持っているものま
で多数発売されている。
種々の処理機能としては、シートの揃えや分類等を行う
ソート処理、シートに穴を開ける穴開け処理、シート
(例えば大きいサイズのシート)を折る折り処理、複数
枚のシートからなる束をステイプラ等で綴じるステイプ
ル処理、及び多量のシート(或いはシート束)を積載収
容するスタッカ処理等があり、近年、シート処理装置と
しても単機能のものから複数の機能を持っているものま
で多数発売されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、従来、
複数の機能を有するシート処理装置においては、複数の
機能のうちの1つが動作不能となった場合(例えば駆動
モータの故障等)、シート処理装置はすべての動作を停
止させ、使用不能となるのが一般的であった。
複数の機能を有するシート処理装置においては、複数の
機能のうちの1つが動作不能となった場合(例えば駆動
モータの故障等)、シート処理装置はすべての動作を停
止させ、使用不能となるのが一般的であった。
【0005】従って、かかる状況において画像形成動作
等を続行させるには、従来は画像形成装置とシート処理
装置を物理的に(場合によっては更に電気的にも)切り
離す必要があり、特に大型の装置の場合には画像形成装
置のみを動作させるだけでも多大な労力が必要であっ
た。
等を続行させるには、従来は画像形成装置とシート処理
装置を物理的に(場合によっては更に電気的にも)切り
離す必要があり、特に大型の装置の場合には画像形成装
置のみを動作させるだけでも多大な労力が必要であっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、複数の機能のう
ちの1つが動作不能となった場合でも、できる限り残さ
れた機能を有効に活用して動作続行を可能にすることに
ある。
ちの1つが動作不能となった場合でも、できる限り残さ
れた機能を有効に活用して動作続行を可能にすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、画像形成装置等から出力さ
れたシートに対して処理を施すシート処理装置におい
て、前記シートに対する処理機能毎に分割した複数のモ
ジュールと、前記複数のモジュールの各々の動作不良を
検知する検知手段と、前記検知手段の検知信号に基づい
て前記複数のモジュールの動作を制御する制御手段と、
を有し、前記検知手段が前記モジュールの動作不良を検
知したとき、該動作不良が検知されたモジュール以外の
モジュールを動作させて前記シートに対して処理を施す
非常動作モードに移行する制御が行われることを特徴と
する。また、前記制御手段は、前記複数のモジュールの
電源のON/OFFを各々制御しており、前記検知手段
が前記モジュールの動作不良を検知したとき、該動作不
良が検知されたモジュールの電源をOFFすることを特
徴とする。
の本発明の代表的な構成は、画像形成装置等から出力さ
れたシートに対して処理を施すシート処理装置におい
て、前記シートに対する処理機能毎に分割した複数のモ
ジュールと、前記複数のモジュールの各々の動作不良を
検知する検知手段と、前記検知手段の検知信号に基づい
て前記複数のモジュールの動作を制御する制御手段と、
を有し、前記検知手段が前記モジュールの動作不良を検
知したとき、該動作不良が検知されたモジュール以外の
モジュールを動作させて前記シートに対して処理を施す
非常動作モードに移行する制御が行われることを特徴と
する。また、前記制御手段は、前記複数のモジュールの
電源のON/OFFを各々制御しており、前記検知手段
が前記モジュールの動作不良を検知したとき、該動作不
良が検知されたモジュールの電源をOFFすることを特
徴とする。
【0008】上記構成によれば、処理機能別に分割した
モジュールのうち、動作不能になったモジュールの電源
のOFFし、残された動作可能なモジュールでのシート
処理動作を行うように制御(以後、非常動作モードと称
する)されているため、動作続行可能なモジュールでの
シート処理動作が可能となり、装置全体のダウンタイム
を少なくすることが可能となる。
モジュールのうち、動作不能になったモジュールの電源
のOFFし、残された動作可能なモジュールでのシート
処理動作を行うように制御(以後、非常動作モードと称
する)されているため、動作続行可能なモジュールでの
シート処理動作が可能となり、装置全体のダウンタイム
を少なくすることが可能となる。
【0009】また、前記非常動作モードに移行したと
き、該非常動作モードに移行したこと、又は動作可能な
モジュールのこと、又は動作不能なモジュールのことを
操作者に報知するように構成されているため、操作者が
簡単に続行可能な機能の判別を行うことが可能となる。
き、該非常動作モードに移行したこと、又は動作可能な
モジュールのこと、又は動作不能なモジュールのことを
操作者に報知するように構成されているため、操作者が
簡単に続行可能な機能の判別を行うことが可能となる。
【0010】また、前記検知手段が同一のモジュールの
動作不良を複数回検知したとき、前記非常動作モードに
移行する制御が行われる構成とすることにより、シート
処理動作中に、あるモジュールが動作不能となった場合
は、一旦はエラーとして装置を停止させて電源をOFF
/ONさせるが、その時すぐには非常動作モードには移
行せず、例えば連続して同一のモジュールに同じエラー
が発生したときに非常動作モードに移行するように制御
を行うことにより、外乱ノイズ等で誤動作したような場
合に誤って非常動作モードに移行してしまい、シート処
理装置の機能が制限されたまま装置を使用してしまうよ
うな不具合を最小限に抑えることが可能となる。
動作不良を複数回検知したとき、前記非常動作モードに
移行する制御が行われる構成とすることにより、シート
処理動作中に、あるモジュールが動作不能となった場合
は、一旦はエラーとして装置を停止させて電源をOFF
/ONさせるが、その時すぐには非常動作モードには移
行せず、例えば連続して同一のモジュールに同じエラー
が発生したときに非常動作モードに移行するように制御
を行うことにより、外乱ノイズ等で誤動作したような場
合に誤って非常動作モードに移行してしまい、シート処
理装置の機能が制限されたまま装置を使用してしまうよ
うな不具合を最小限に抑えることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用したシート
処理装置の一実施形態について図面を参照して具体的に
説明する。尚、以下の説明では、シート処理装置を備え
る画像形成装置を例示して説明する。
処理装置の一実施形態について図面を参照して具体的に
説明する。尚、以下の説明では、シート処理装置を備え
る画像形成装置を例示して説明する。
【0012】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト処理装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態では、本シート処理装置を備える電子写
真複写機を例示して説明する。
ト処理装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態では、本シート処理装置を備える電子写
真複写機を例示して説明する。
【0013】図1は本シート処理装置を備える電子写真
複写機の概略構成を示す縦断面図、図2は図1のステイ
プル/スタック装置の構成を詳細に示す縦断面図であ
る。
複写機の概略構成を示す縦断面図、図2は図1のステイ
プル/スタック装置の構成を詳細に示す縦断面図であ
る。
【0014】電子写真複写機200 は、図1に示すよう
に、複写機本体201 と、複写機本体201 上部に配設され
た原稿自動送り装置202 と、複写機本体201 のシートS
の排出側に配設されたシート処理装置203 とを備える。
に、複写機本体201 と、複写機本体201 上部に配設され
た原稿自動送り装置202 と、複写機本体201 のシートS
の排出側に配設されたシート処理装置203 とを備える。
【0015】シート処理装置203 は、折り装置204 と、
ステイプル/スタック装置205 とを有する。
ステイプル/スタック装置205 とを有する。
【0016】原稿自動送り装置202 の原稿載置台206 に
載置された原稿207 は一枚ずつ順に分離されて、複写機
201 のプラテンガラス208 上にパス209 を経て給送され
る。プラテンガラス208 上に給送された原稿207 の画像
は、複写機本体201 の光学系210 で読み取られ、読み取
り終了後、原稿207 はプラテンガラス208 上からパス21
1 を経て再度、原稿載置台216 上に送られる。
載置された原稿207 は一枚ずつ順に分離されて、複写機
201 のプラテンガラス208 上にパス209 を経て給送され
る。プラテンガラス208 上に給送された原稿207 の画像
は、複写機本体201 の光学系210 で読み取られ、読み取
り終了後、原稿207 はプラテンガラス208 上からパス21
1 を経て再度、原稿載置台216 上に送られる。
【0017】光学系210 で読み取られた原稿207 の画像
は、画像形成部213 の感光体ドラム220 上に静電潜像と
して形成される。画像形成部213 では、感光体ドラム22
0 に形成された静電潜像を可視像化し、その可視像をデ
ッキ212 から給送されたシートSに転写する。
は、画像形成部213 の感光体ドラム220 上に静電潜像と
して形成される。画像形成部213 では、感光体ドラム22
0 に形成された静電潜像を可視像化し、その可視像をデ
ッキ212 から給送されたシートSに転写する。
【0018】可視像が転写されたシートSは搬送路221
を経て定着部214 に搬送され、定着部214 で可視像はシ
ートSに定着される。
を経て定着部214 に搬送され、定着部214 で可視像はシ
ートSに定着される。
【0019】定着部214 から排出されたシートSは、デ
フレクタ216 の切換動作によって、シートSの画像形成
面切換(両面コピーモード時における面切換)をするた
めの反転パス217 と折り装置204 へ導くためのパスとの
内の何れか一方のパスに送出される。
フレクタ216 の切換動作によって、シートSの画像形成
面切換(両面コピーモード時における面切換)をするた
めの反転パス217 と折り装置204 へ導くためのパスとの
内の何れか一方のパスに送出される。
【0020】反転パス217 に送出されたシートSは、そ
の画像形成面が切り換えられた後に中間トレイ218 上に
送られ、一旦積載される。中間トレイ218 上のシートS
は再給送パス219 を経て再び画像形成部213 に送られ、
シートSの切換面への画像形成が行われる。
の画像形成面が切り換えられた後に中間トレイ218 上に
送られ、一旦積載される。中間トレイ218 上のシートS
は再給送パス219 を経て再び画像形成部213 に送られ、
シートSの切換面への画像形成が行われる。
【0021】これに対し、折り装置204 へ導くためのパ
スに送出されたシートSは、通常、折り装置204 で処理
されずに通過し、ステイプル/スタック装置205 のシー
ト搬入口215 に搬送される。
スに送出されたシートSは、通常、折り装置204 で処理
されずに通過し、ステイプル/スタック装置205 のシー
ト搬入口215 に搬送される。
【0022】尚、複写機本体201 における画像形成プロ
セスは公知であり、その詳細な説明は省略する。また、
折り装置204 に関しては特開昭60−232372号公報、特開
昭62−59002 号公報等で開示されている折り装置と同様
のものであり、その説明は省略する。
セスは公知であり、その詳細な説明は省略する。また、
折り装置204 に関しては特開昭60−232372号公報、特開
昭62−59002 号公報等で開示されている折り装置と同様
のものであり、その説明は省略する。
【0023】ステイプル/スタック装置205 は、図1及
び図2に示すように、シート搬入口215 に搬送されたシ
ートを受ける上下に2分割されたビンモジュールB1 ,
B2を有し、各ビンモジュールB1 ,B2 は複数のビン
B11〜B1n,ビンB21〜B2n(本実施形態ではn=6)
から構成されている。各ビンモジュールB1 ,B2 は、
互いに独立に、各ビンのビン間隔、ビン位置を変化させ
ることによって、各ビンをシート収納位置、シート束取
り出し位置に移動可能に構成されている。
び図2に示すように、シート搬入口215 に搬送されたシ
ートを受ける上下に2分割されたビンモジュールB1 ,
B2を有し、各ビンモジュールB1 ,B2 は複数のビン
B11〜B1n,ビンB21〜B2n(本実施形態ではn=6)
から構成されている。各ビンモジュールB1 ,B2 は、
互いに独立に、各ビンのビン間隔、ビン位置を変化させ
ることによって、各ビンをシート収納位置、シート束取
り出し位置に移動可能に構成されている。
【0024】シート搬入口215 には、上方向への第1搬
送パス1と下方向への第2搬送パス2とを選択的に切り
換えるためのデフレクタ3が設けられ、このデフレクタ
3によってシート搬入口215 に進入したシートSの進行
方向は決定される。デフレクタ3はソレノイド(不図
示)によって駆動される。
送パス1と下方向への第2搬送パス2とを選択的に切り
換えるためのデフレクタ3が設けられ、このデフレクタ
3によってシート搬入口215 に進入したシートSの進行
方向は決定される。デフレクタ3はソレノイド(不図
示)によって駆動される。
【0025】第1搬送パス1は、ソレノイド(不図示)
で駆動されるデフレクタ4により、ノンソートトレイ5
へのシート搬送パス6とビンモジュールB1 へのシート
搬送パス7とに分岐する。デフレクタ3,4により第1
搬送パス1からシート搬送パス6への搬送路が選択され
ると、シートSは各ローラ対8a,8b,8cによっ
て、シート搬入口215 から第1搬送パス1を経てノンソ
ートトレイ5へ向けて搬送される。デフレクタ3,4に
より第1搬送パス1からシート搬送パス7への搬送路が
選択されると、シートSは各ローラ対8a,8b,8d
〜8gによってシート搬入口215 から第1搬送パス1を
経てビンモジュールB1 へ搬送される。
で駆動されるデフレクタ4により、ノンソートトレイ5
へのシート搬送パス6とビンモジュールB1 へのシート
搬送パス7とに分岐する。デフレクタ3,4により第1
搬送パス1からシート搬送パス6への搬送路が選択され
ると、シートSは各ローラ対8a,8b,8cによっ
て、シート搬入口215 から第1搬送パス1を経てノンソ
ートトレイ5へ向けて搬送される。デフレクタ3,4に
より第1搬送パス1からシート搬送パス7への搬送路が
選択されると、シートSは各ローラ対8a,8b,8d
〜8gによってシート搬入口215 から第1搬送パス1を
経てビンモジュールB1 へ搬送される。
【0026】これに対し、第2搬送パス2は、シート搬
入口215 からビンモジュールB2 へ至るパスを形成し、
デフレクタ3により第2搬送パス2が選択されると、シ
ートSは各ローラ対8a,8h〜8pによってビンモジ
ュールB2 へ搬送される。
入口215 からビンモジュールB2 へ至るパスを形成し、
デフレクタ3により第2搬送パス2が選択されると、シ
ートSは各ローラ対8a,8h〜8pによってビンモジ
ュールB2 へ搬送される。
【0027】ビンモジュールB1 へのシート搬送パス7
とビンモジュールB2 への第2搬送パス2とに挟まれた
空間には、束処理ユニット9が配置されている。束処理
ユニット9は各ビン上のシート束を先出しグリッパ10に
より図1及び図2の右方向に搬送し、ステイプラ11で選
択的にステイプルした後、該シート束先端を搬送グリッ
パ12で挟持して、更に右方向へ搬送する。同様に、ビン
モジュールB1 へのシート搬送パス7とビンモジュール
B2 への第2搬送パス2とに挟まれた空間において、束
処理ユニット9の下方には、スタックユニット13が待機
し、スタックユニット13は搬送グリッパ12で搬送した束
を収納する。
とビンモジュールB2 への第2搬送パス2とに挟まれた
空間には、束処理ユニット9が配置されている。束処理
ユニット9は各ビン上のシート束を先出しグリッパ10に
より図1及び図2の右方向に搬送し、ステイプラ11で選
択的にステイプルした後、該シート束先端を搬送グリッ
パ12で挟持して、更に右方向へ搬送する。同様に、ビン
モジュールB1 へのシート搬送パス7とビンモジュール
B2 への第2搬送パス2とに挟まれた空間において、束
処理ユニット9の下方には、スタックユニット13が待機
し、スタックユニット13は搬送グリッパ12で搬送した束
を収納する。
【0028】束処理ユニット9及びスタックユニット13
は、図1及び図2に示す破線位置に移動され、ビンモジ
ュールB1 の各ビンB11〜B16からのシート束の取り出
しを行う。
は、図1及び図2に示す破線位置に移動され、ビンモジ
ュールB1 の各ビンB11〜B16からのシート束の取り出
しを行う。
【0029】ビンモジュールB1 のシート束の取り出し
が終了すると、束処理ユニット9及びスタックユニット
13は、図1及び図2に示す実線位置に移動し、ビンモジ
ュールB2 の各ビンB21〜B26からのシート束の取り出
しを行う。
が終了すると、束処理ユニット9及びスタックユニット
13は、図1及び図2に示す実線位置に移動し、ビンモジ
ュールB2 の各ビンB21〜B26からのシート束の取り出
しを行う。
【0030】このシート束の取り出し動作はスタックユ
ニット13が満載になるまで連続して繰り返され、スタッ
クユニット13が満載になるまでの期間中コピー動作を継
続することができる。スタックユニット13の積載高さ
は、後述するスタックトレイ積載面からスタッカ基準壁
の上端までの高さによって決定され、図2中では、スタ
ックユニット13の最大積載高さはl7 に設定されてい
る。
ニット13が満載になるまで連続して繰り返され、スタッ
クユニット13が満載になるまでの期間中コピー動作を継
続することができる。スタックユニット13の積載高さ
は、後述するスタックトレイ積載面からスタッカ基準壁
の上端までの高さによって決定され、図2中では、スタ
ックユニット13の最大積載高さはl7 に設定されてい
る。
【0031】各ビンモジュールB1 ,B2 には、図2に
示すように、それぞれのビン上におけるシートSの有無
を検知するための貫通センサS3 が設けられ、各貫通セ
ンサS3 の検出信号は後述するビンモジュールB1 ,B
2 を切り換えるタイミング、次ジョブのコピー動作開始
タイミング等の決定に用いられる。
示すように、それぞれのビン上におけるシートSの有無
を検知するための貫通センサS3 が設けられ、各貫通セ
ンサS3 の検出信号は後述するビンモジュールB1 ,B
2 を切り換えるタイミング、次ジョブのコピー動作開始
タイミング等の決定に用いられる。
【0032】次に、各部の詳細な構成について説明す
る。
る。
【0033】まず、ビンモジュールB1 ,B2 について
図3〜図5を参照しながら説明する。図3は図1のステ
イプル/スタック装置に設けられているビンモジュール
を示す斜視図、図4は図1のステイプル/スタック装置
に設けられているビンモジュールを示す上視図、図5は
図1のステイプル/スタック装置に設けられているビン
モジュールを示す正面図である。尚、ビンモジュールB
1 とビンモジュールB 2 とは同じ構成であるから、ここ
ではビンモジュールB1 について説明し、ビンモジュー
ルB2 についての説明は省略する。
図3〜図5を参照しながら説明する。図3は図1のステ
イプル/スタック装置に設けられているビンモジュール
を示す斜視図、図4は図1のステイプル/スタック装置
に設けられているビンモジュールを示す上視図、図5は
図1のステイプル/スタック装置に設けられているビン
モジュールを示す正面図である。尚、ビンモジュールB
1 とビンモジュールB 2 とは同じ構成であるから、ここ
ではビンモジュールB1 について説明し、ビンモジュー
ルB2 についての説明は省略する。
【0034】ビンモジュールB1 は、図3に示すよう
に、複数のビンB11〜B1n、2つの基準棒14a,14b、
整合壁15、各ビンを昇降させるための3つのリードカム
16a〜16c、及びこれらの部材を駆動するための駆動部
などから構成されている。
に、複数のビンB11〜B1n、2つの基準棒14a,14b、
整合壁15、各ビンを昇降させるための3つのリードカム
16a〜16c、及びこれらの部材を駆動するための駆動部
などから構成されている。
【0035】基準棒14a,14bは、各ビン上に排出され
るシートSに対しステイプル処理等の処理を施す際の基
準線を設定する部材であり、通常、シート排出時の端部
の位置から若干退避する位置に設定されている。
るシートSに対しステイプル処理等の処理を施す際の基
準線を設定する部材であり、通常、シート排出時の端部
の位置から若干退避する位置に設定されている。
【0036】整合壁15は、各ビンB11〜B1n上に排出さ
れたシートSを所定枚数毎に、シート搬送方向と略直交
する方向に幅寄せし、シートS端部を基準棒14a,14b
に突き当てて整合を行う。
れたシートSを所定枚数毎に、シート搬送方向と略直交
する方向に幅寄せし、シートS端部を基準棒14a,14b
に突き当てて整合を行う。
【0037】リードカム16c,16bは、図3及び図4に
示すように、ビン奥側に配置され、リードカム16aはビ
ン手前側に配置されている。
示すように、ビン奥側に配置され、リードカム16aはビ
ン手前側に配置されている。
【0038】各リードカム16a,16b,16cの外周に
は、螺旋状のカム部が形成されている。各リードカム16
a,16b,16cのカム部には、各ビンに突出するように
設けられたビンコロ部Ba,Bb,Bcがそれぞれ係合
し、各リードカム16a,16b,16cは、同期して1回転
する毎に各ビンを所定ピッチ分だけ昇降させる。
は、螺旋状のカム部が形成されている。各リードカム16
a,16b,16cのカム部には、各ビンに突出するように
設けられたビンコロ部Ba,Bb,Bcがそれぞれ係合
し、各リードカム16a,16b,16cは、同期して1回転
する毎に各ビンを所定ピッチ分だけ昇降させる。
【0039】尚、各ビンB11〜B16には、図4に示すよ
うに、基準棒14aに対応した切欠Bd、整合壁15に対応
した穴Beが形成されているとともに、後述するグリッ
パ用切欠Bf、ビン立ち駆動機構用切欠Bgや操作上必
要な切欠Bhが形成されている。
うに、基準棒14aに対応した切欠Bd、整合壁15に対応
した穴Beが形成されているとともに、後述するグリッ
パ用切欠Bf、ビン立ち駆動機構用切欠Bgや操作上必
要な切欠Bhが形成されている。
【0040】各ビンB11〜B16は、図5に示すように、
互いに平行に且つ水平方向に対して所定角度傾斜するよ
うに配置されている。各ビンB11〜B16の上下方向の間
隔はシート束の収納、取り出し等の状況に応じて可変さ
れる。例えば、ビンB14が束取り出し位置にあるとき、
ビンB11〜ビンB15のビン間隔はl17に設定され、ビン
B15とビンB16との間の間隔はl18に設定される。
互いに平行に且つ水平方向に対して所定角度傾斜するよ
うに配置されている。各ビンB11〜B16の上下方向の間
隔はシート束の収納、取り出し等の状況に応じて可変さ
れる。例えば、ビンB14が束取り出し位置にあるとき、
ビンB11〜ビンB15のビン間隔はl17に設定され、ビン
B15とビンB16との間の間隔はl18に設定される。
【0041】これに対し、各ビンコロ部Ba,Bb,B
cは各ビンB11〜B16が傾斜した状態で全てが同じ高さ
になるように構成されている。即ち、ビン奥側に位置す
るビンコロ部Bbの位置はビンの基準面近傍にあるのに
対し、ビン手前側のビンコロ部Ba及びビン中間のビン
コロ部Bcの位置はビンの基準面より下方にあり、各ビ
ンコロ部Ba,Bcと対応するビンとはV字型の固定ア
ームで固定されている。
cは各ビンB11〜B16が傾斜した状態で全てが同じ高さ
になるように構成されている。即ち、ビン奥側に位置す
るビンコロ部Bbの位置はビンの基準面近傍にあるのに
対し、ビン手前側のビンコロ部Ba及びビン中間のビン
コロ部Bcの位置はビンの基準面より下方にあり、各ビ
ンコロ部Ba,Bcと対応するビンとはV字型の固定ア
ームで固定されている。
【0042】次に、ビンシフト駆動について図4及び図
5を参照しながら説明する。
5を参照しながら説明する。
【0043】ビンシフト駆動は、図4及び図5に示すよ
うに、ビンシフトモータM1 によって行われる。ビンシ
フトモータM1 の駆動力は、モータプーリ18及びベルト
19、リードカムプーリ20a〜20cによりリードカム16a
〜16cに同期伝達される。各リードカム16a〜16cはビ
ンシフトモータM1 の正逆転に応じて正転方向又は逆転
方向に回転し、この回転に伴い各ビンB11〜B16の昇降
が行われる。
うに、ビンシフトモータM1 によって行われる。ビンシ
フトモータM1 の駆動力は、モータプーリ18及びベルト
19、リードカムプーリ20a〜20cによりリードカム16a
〜16cに同期伝達される。各リードカム16a〜16cはビ
ンシフトモータM1 の正逆転に応じて正転方向又は逆転
方向に回転し、この回転に伴い各ビンB11〜B16の昇降
が行われる。
【0044】ビンシフトモータM1 は2つの出力軸を有
し、一方の出力軸にはプーリ18が、他方の出力軸にはエ
ンコーダ21がそれぞれ取り付けられている。エンコーダ
21の回転速度、即ちビンシフトモータM1 の回転速度は
センサS1 で検知される。また、リードカム16cにもエ
ンコーダ22が取り付けられている。このエンコーダ22を
センサS2 で読み取ることにより、リードカムの1回転
を検知できる。
し、一方の出力軸にはプーリ18が、他方の出力軸にはエ
ンコーダ21がそれぞれ取り付けられている。エンコーダ
21の回転速度、即ちビンシフトモータM1 の回転速度は
センサS1 で検知される。また、リードカム16cにもエ
ンコーダ22が取り付けられている。このエンコーダ22を
センサS2 で読み取ることにより、リードカムの1回転
を検知できる。
【0045】各ビンモジュールB1 ,B2 には、ビンの
ホームポジション検知センサ(不図示)が設けられ、ホ
ームポジションを検知できるように構成されている。
ホームポジション検知センサ(不図示)が設けられ、ホ
ームポジションを検知できるように構成されている。
【0046】次に、ビン上のシートSを整合する整合壁
15の駆動構成について説明する。
15の駆動構成について説明する。
【0047】整合壁15は、ステッピングモータからなる
整合壁駆動モータ(不図示)によって駆動される。整合
壁駆動モータの駆動力は、ギア、タイミングベルト等の
伝達機構(不図示)を介して整合壁15に伝達され、整合
壁駆動モータに適正なパルス数を供給することによって
整合壁15の位置制御が行われる。尚、整合壁15のホーム
ポジションはセンサ(不図示)により検知される。
整合壁駆動モータ(不図示)によって駆動される。整合
壁駆動モータの駆動力は、ギア、タイミングベルト等の
伝達機構(不図示)を介して整合壁15に伝達され、整合
壁駆動モータに適正なパルス数を供給することによって
整合壁15の位置制御が行われる。尚、整合壁15のホーム
ポジションはセンサ(不図示)により検知される。
【0048】次に、ビン上のシートSの搬送方向に関す
る整合基準面を形成するビン立ち部の駆動構成について
図6を参照しながら説明する。図6は図1のステイプル
/スタック装置に設けられているビン立ち部の構成を示
す側面図である。
る整合基準面を形成するビン立ち部の駆動構成について
図6を参照しながら説明する。図6は図1のステイプル
/スタック装置に設けられているビン立ち部の構成を示
す側面図である。
【0049】各ビンBmn(本実施形態ではm=1,2、
n=1〜6)は、図6に示すように、シート積載部Bi
と、整合部Bj(ビン立ち部ともいう)とから構成さ
れ、該整合部Bjにはシート積載部Biに設けられてい
る穴に回転可能に嵌合されている支軸Bkが設けられて
いる。この整合部Bjは、シート積載部Biの積載面に
対し略直角に立ち上がる位置(図中実線位置)とシート
積載部Biの積載面に対し略平行になる位置(図中二点
鎖線位置)との間を支軸Bkを中心に角度的に回転さ
れ、その回転角度は略90°である。整合部Bjがシート
積載部Biの積載面に対し直角に立ち上がる位置にある
と、整合部BjによってビンBmn上に積載されたシート
束を整合するための整合面が形成される。これに対し、
整合部Bjがシート積載部Biの積載面に対し略平行に
なる位置に移動すると、ビンBmn上に積載されたシート
束を束処理ユニット9に搬送するための搬入口が形成さ
れる。この整合部Bjの駆動をビン立ち駆動という。
n=1〜6)は、図6に示すように、シート積載部Bi
と、整合部Bj(ビン立ち部ともいう)とから構成さ
れ、該整合部Bjにはシート積載部Biに設けられてい
る穴に回転可能に嵌合されている支軸Bkが設けられて
いる。この整合部Bjは、シート積載部Biの積載面に
対し略直角に立ち上がる位置(図中実線位置)とシート
積載部Biの積載面に対し略平行になる位置(図中二点
鎖線位置)との間を支軸Bkを中心に角度的に回転さ
れ、その回転角度は略90°である。整合部Bjがシート
積載部Biの積載面に対し直角に立ち上がる位置にある
と、整合部BjによってビンBmn上に積載されたシート
束を整合するための整合面が形成される。これに対し、
整合部Bjがシート積載部Biの積載面に対し略平行に
なる位置に移動すると、ビンBmn上に積載されたシート
束を束処理ユニット9に搬送するための搬入口が形成さ
れる。この整合部Bjの駆動をビン立ち駆動という。
【0050】整合部Bjには、ビンBmnのシート積載面
上方に向けて吐出する駆動アーム45が設けられ、該駆動
アーム45の先端にはピン45aが設けられている。
上方に向けて吐出する駆動アーム45が設けられ、該駆動
アーム45の先端にはピン45aが設けられている。
【0051】整合部Bjは、ソレノイドSL1に駆動さ
れる。ソレノイドSL1は、基台(不図示)に支持され
ている。ソレノイドSL1の出力軸はアーム48を介して
リンク47のピン47aに連結されている。リンク47の一端
は、基台に固定されている支軸47cに角度的に回転可能
に取り付けられ、リンク47の他端には、ピン当接部材47
bが設けられている。
れる。ソレノイドSL1は、基台(不図示)に支持され
ている。ソレノイドSL1の出力軸はアーム48を介して
リンク47のピン47aに連結されている。リンク47の一端
は、基台に固定されている支軸47cに角度的に回転可能
に取り付けられ、リンク47の他端には、ピン当接部材47
bが設けられている。
【0052】リンク47のピン47aにはバネ部材49の一端
が取り付けられ、バネ部材49の他端は基台に取り付けら
れている。
が取り付けられ、バネ部材49の他端は基台に取り付けら
れている。
【0053】リンク47は、ソレノイドSL1の動作に応
じて角度的に回転される。ソレノイドSL1のオフ動作
時、即ち通常状態時、リンク47はバネ部材49のバネ力に
よって、図6に示す実線位置に移動される。即ち、整合
部Bjはシート積載部Biの積載面に対し直角に立ち上
がる位置に移動され、ビンBmn上に積載されたシート束
を整合するための整合面が形成される。この位置におい
ては、リンク47のピン当接部材47bとピン45aとが互い
に離隔しているから、通常状態では、リンク47のピン当
接部材47bとピン45aとが干渉することなく、ビンBmn
の昇降動作を行うことができる。
じて角度的に回転される。ソレノイドSL1のオフ動作
時、即ち通常状態時、リンク47はバネ部材49のバネ力に
よって、図6に示す実線位置に移動される。即ち、整合
部Bjはシート積載部Biの積載面に対し直角に立ち上
がる位置に移動され、ビンBmn上に積載されたシート束
を整合するための整合面が形成される。この位置におい
ては、リンク47のピン当接部材47bとピン45aとが互い
に離隔しているから、通常状態では、リンク47のピン当
接部材47bとピン45aとが干渉することなく、ビンBmn
の昇降動作を行うことができる。
【0054】ビンBmn上へのシート束を束処理ユニット
9へ搬送するときには、ビンBmnが所定位置にシフトさ
れた後、ソレノイドSL1がオン動作される。ソレノイ
ドSL1のオン動作によってリンク47は回転され、ピン
当接部材47bはピン45aと当接する。更にリンク47が回
転すると、図6に示す二点鎖線位置まで整合部Bjは移
動され、ビンBmn上に積載されたシート束をステイプル
/スタック装置205 に搬送するための搬入口が形成され
る。
9へ搬送するときには、ビンBmnが所定位置にシフトさ
れた後、ソレノイドSL1がオン動作される。ソレノイ
ドSL1のオン動作によってリンク47は回転され、ピン
当接部材47bはピン45aと当接する。更にリンク47が回
転すると、図6に示す二点鎖線位置まで整合部Bjは移
動され、ビンBmn上に積載されたシート束をステイプル
/スタック装置205 に搬送するための搬入口が形成され
る。
【0055】以上のように、本実施形態では、ソレノイ
ドによってビン立ち駆動部を構成したが、DCモータと
センサを用いて、ビン立ちの回転量を制御することによ
って同様に構成できる。
ドによってビン立ち駆動部を構成したが、DCモータと
センサを用いて、ビン立ちの回転量を制御することによ
って同様に構成できる。
【0056】次に、束処理ユニット9について図7及び
図8を参照しながら説明する。図7は図1のステイプル
/スタック装置に設けられている束処理ユニットを示す
上視図、図8は図7の束処理ユニットの正面図である。
図8を参照しながら説明する。図7は図1のステイプル
/スタック装置に設けられている束処理ユニットを示す
上視図、図8は図7の束処理ユニットの正面図である。
【0057】束処理ユニット9は、図7及び図8に示す
ように、ユニット前側板50、ユニット後側板51間にガイ
ドステイ52,53と右ステイ54を渡した枠体を有し、奥側
左右に2つずつ計4つの昇降コロ55がカシメられてい
る。下側のガイドステイ53の奥側にはシート束搬送時に
シート束Sをガイドするためのガイド部材53aが取り付
けられている。4つの昇降コロ55は本体側に固定された
2本のレール56内にガイドされ、レール56に一体に切ら
れたラックと、枠体横方向に貫通した軸57の両端に設け
られたピニオンギア58とが噛み合い、ピニオンギア58に
昇降モータM4 から駆動を伝達することによって枠体全
体が上下に昇降される。
ように、ユニット前側板50、ユニット後側板51間にガイ
ドステイ52,53と右ステイ54を渡した枠体を有し、奥側
左右に2つずつ計4つの昇降コロ55がカシメられてい
る。下側のガイドステイ53の奥側にはシート束搬送時に
シート束Sをガイドするためのガイド部材53aが取り付
けられている。4つの昇降コロ55は本体側に固定された
2本のレール56内にガイドされ、レール56に一体に切ら
れたラックと、枠体横方向に貫通した軸57の両端に設け
られたピニオンギア58とが噛み合い、ピニオンギア58に
昇降モータM4 から駆動を伝達することによって枠体全
体が上下に昇降される。
【0058】束処理ユニット9の枠体には、図2及び図
7に示すように、後述するスタックトレイ116 に積載さ
れたシート束の最上面を検出するための1対のセンサS
23が設けられている。各センサS23は互いに共働して図
7の矢印G方向に伸びる検出光路を形成している。
7に示すように、後述するスタックトレイ116 に積載さ
れたシート束の最上面を検出するための1対のセンサS
23が設けられている。各センサS23は互いに共働して図
7の矢印G方向に伸びる検出光路を形成している。
【0059】束処理ユニット9の枠体内には、先出しグ
リッパ10、ステイプラ11、搬送グリッパ12の3つの移動
体が配置されている。以下に、これらの移動体について
説明する。
リッパ10、ステイプラ11、搬送グリッパ12の3つの移動
体が配置されている。以下に、これらの移動体について
説明する。
【0060】先出しグリッパ10は、図7の矢印D方向に
移動可能に構成されている。先出しグリッパ10はビン上
のシート束Sの手前基準側の右端近傍をグリップしてシ
ート束Sを矢印D方向に引き出す。先出しグリッパ10の
右端からシート束Sの先端までの距離はl4 に設定さ
れ、距離l4 はステイプラ11の左端からシート束Sが引
き出された時のシート束Sの先端までの距離l5 より長
く設定されている。
移動可能に構成されている。先出しグリッパ10はビン上
のシート束Sの手前基準側の右端近傍をグリップしてシ
ート束Sを矢印D方向に引き出す。先出しグリッパ10の
右端からシート束Sの先端までの距離はl4 に設定さ
れ、距離l4 はステイプラ11の左端からシート束Sが引
き出された時のシート束Sの先端までの距離l5 より長
く設定されている。
【0061】この先出しグリッパ10の駆動機構について
図10を参照しながら説明する。図10は図7の束処理ユニ
ット9の先出しグリッパ10の駆動機構を示す図である。
図10を参照しながら説明する。図10は図7の束処理ユニ
ット9の先出しグリッパ10の駆動機構を示す図である。
【0062】ユニット前側板50の手前側には、図10に示
すように、先出しモータM7 が取り付けられ、その駆動
軸先端には揺動アーム76が固着されている。揺動アーム
76の他端には長穴76aが形成され、長穴76aには先出し
グリッパ10に連動したピン部材74の先端部が係合する。
ピン部材74は結合板73に形成され、結合板73は2つの溝
付きコロ72の軸が支持している。各コロ72は、先出しグ
リッパ10の側面に取り付けられ、各コロ72の溝はユニッ
ト前側板50の長穴50aに係合されている。
すように、先出しモータM7 が取り付けられ、その駆動
軸先端には揺動アーム76が固着されている。揺動アーム
76の他端には長穴76aが形成され、長穴76aには先出し
グリッパ10に連動したピン部材74の先端部が係合する。
ピン部材74は結合板73に形成され、結合板73は2つの溝
付きコロ72の軸が支持している。各コロ72は、先出しグ
リッパ10の側面に取り付けられ、各コロ72の溝はユニッ
ト前側板50の長穴50aに係合されている。
【0063】先出しモータM7 を駆動すると、揺動アー
ム76は図10の実線位置、二点鎖線位置間を往復動する。
ム76は図10の実線位置、二点鎖線位置間を往復動する。
【0064】ステイプラ11は、図7の矢印E方向に移動
可能に構成され、その移動可能位置は、シート幅とオー
バーラップしない手前側の退避位置(図7に示す位置11
a)、奥側の退避位置(図7の位置11b)、シート束の
先端部の任意の位置(例えば、図7の各位置11c,11
d,11e)等に設定されている。
可能に構成され、その移動可能位置は、シート幅とオー
バーラップしない手前側の退避位置(図7に示す位置11
a)、奥側の退避位置(図7の位置11b)、シート束の
先端部の任意の位置(例えば、図7の各位置11c,11
d,11e)等に設定されている。
【0065】このステイプラ11の駆動について図13及び
図14を参照しながら説明する。図13は図7の束処理ユニ
ットのステイプラの駆動機構を示す左視図、図14は図7
の束処理ユニットのステイプラの駆動機構を示す上視図
である。
図14を参照しながら説明する。図13は図7の束処理ユニ
ットのステイプラの駆動機構を示す左視図、図14は図7
の束処理ユニットのステイプラの駆動機構を示す上視図
である。
【0066】ステイプラ11は、図13に示すように、基台
94に固定されている。基台94の上部に取り付けられてい
るスライダ95には、図13及び図14に示すように、ステイ
プラ11を吊り下げ支持するための2つの軸96,97がそれ
ぞれ貫通し、各軸96,97の両端はユニット前後側板50,
51にそれぞれ支持されている。スライダ95は規制部材10
3 によってベルト102 に固着され、ベルト102 は駆動プ
ーリ100 と従動プーリ101 とに巻き掛けられ、駆動プー
リ100 には、基板98に固定されているステイプラ前後進
モータM10から駆動力がギア99を介して伝達される。
94に固定されている。基台94の上部に取り付けられてい
るスライダ95には、図13及び図14に示すように、ステイ
プラ11を吊り下げ支持するための2つの軸96,97がそれ
ぞれ貫通し、各軸96,97の両端はユニット前後側板50,
51にそれぞれ支持されている。スライダ95は規制部材10
3 によってベルト102 に固着され、ベルト102 は駆動プ
ーリ100 と従動プーリ101 とに巻き掛けられ、駆動プー
リ100 には、基板98に固定されているステイプラ前後進
モータM10から駆動力がギア99を介して伝達される。
【0067】よって、スライダ95、即ちステイプラ11は
ステイプラ前後進モータM10によって図13の矢印J方向
に手前側の退避位置11aと、奥側の退避位置11bとの間
で移動され、その停止位置は手前側の退避位置11aと、
奥側の退避位置11bとの間の任意の位置に設定可能であ
る。位置設定は、手前の位置センサS11又は奥側の位置
センサS12からの検知信号とステイプラ前後進モータM
10のエンコーダ104 の出力を読み取るセンサS13からの
検知信号とに基づき行われる。
ステイプラ前後進モータM10によって図13の矢印J方向
に手前側の退避位置11aと、奥側の退避位置11bとの間
で移動され、その停止位置は手前側の退避位置11aと、
奥側の退避位置11bとの間の任意の位置に設定可能であ
る。位置設定は、手前の位置センサS11又は奥側の位置
センサS12からの検知信号とステイプラ前後進モータM
10のエンコーダ104 の出力を読み取るセンサS13からの
検知信号とに基づき行われる。
【0068】搬送グリッパ12は、図7に示すように、矢
印F方向に移動可能であると共に、その前後側板59,60
全体を含めて矢印G方向に移動可能に構成されている。
搬送グリッパ12は、シート束のサイズに応じて矢印F方
向へ移動してシート幅の略中央位置をグリップし、ビン
上から完全にシート束を引き出すように矢印G方向へ移
動して、スタックユニット13に搬送する。矢印F方向へ
の移動は、上述したシートサイズに対応して行われる他
に、スタックユニット13上での仕分けの目的で行われ
る。即ち、スタックユニット13へのシート束搬送時、矢
印G方向への搬送量はシート束サイズによるが、矢印F
方向への搬送量を変化させることで、同サイズのシート
束の仕分け、また異なるジョブ間の仕分けを行うことが
できる。
印F方向に移動可能であると共に、その前後側板59,60
全体を含めて矢印G方向に移動可能に構成されている。
搬送グリッパ12は、シート束のサイズに応じて矢印F方
向へ移動してシート幅の略中央位置をグリップし、ビン
上から完全にシート束を引き出すように矢印G方向へ移
動して、スタックユニット13に搬送する。矢印F方向へ
の移動は、上述したシートサイズに対応して行われる他
に、スタックユニット13上での仕分けの目的で行われ
る。即ち、スタックユニット13へのシート束搬送時、矢
印G方向への搬送量はシート束サイズによるが、矢印F
方向への搬送量を変化させることで、同サイズのシート
束の仕分け、また異なるジョブ間の仕分けを行うことが
できる。
【0069】搬送グリッパ12の駆動機構について図11及
び図12を参照しながら説明する。図11は図7の束処理ユ
ニットの搬送グリッパの駆動機構を示す上視図、図12は
図7の束処理ユニットの搬送グリッパの駆動機構を示す
正断面図である。
び図12を参照しながら説明する。図11は図7の束処理ユ
ニットの搬送グリッパの駆動機構を示す上視図、図12は
図7の束処理ユニットの搬送グリッパの駆動機構を示す
正断面図である。
【0070】搬送グリッパ12は、図11及び図12に示すよ
うに、2つの軸77,78に支持され、一方の軸77はボール
ねじで構成され、他方の軸78は通常の軸で構成されてい
る。軸77の両端は前後側板間(前側板59は省略、後側板
60のみ図示)に回転可能に軸支され、軸78の両端は固定
されている。前後側板には2つのコロ79がそれぞれ設け
られ、各コロ79はユニット側板51に設けている長穴51a
に移動可能に嵌め込まれている。
うに、2つの軸77,78に支持され、一方の軸77はボール
ねじで構成され、他方の軸78は通常の軸で構成されてい
る。軸77の両端は前後側板間(前側板59は省略、後側板
60のみ図示)に回転可能に軸支され、軸78の両端は固定
されている。前後側板には2つのコロ79がそれぞれ設け
られ、各コロ79はユニット側板51に設けている長穴51a
に移動可能に嵌め込まれている。
【0071】まず、搬送グリッパ12のシート束搬送方
向、即ちユニット側板51の長手方向への駆動について説
明する。
向、即ちユニット側板51の長手方向への駆動について説
明する。
【0072】搬送グリッパ12のシート束搬送方向への駆
動には、ユニット側板51に取り付けられている搬送グリ
ッパ左右移動モータM8 が用いられている。搬送グリッ
パ左右移動モータM8 の駆動力は、駆動プーリ80、ベル
ト81、従動プーリ82からなる伝達機構を介して貫通軸83
に伝達される。貫通軸83には従動プーリ82と共にプーリ
84が固着され、プーリ84とそれに対向するプーリ85とに
はベルト86が巻き掛けられている。ベルト86の一部分は
規制部材87によって後側板60に固着されているから、搬
送グリッパ左右移動モータM8 の駆動によってベルト86
が回転され、ベルト86の回転に伴い各コロ79がユニット
側板51の長穴51aに沿って移動される、即ち後側板60が
移動される。よって、搬送グリッパ12はシート束搬送方
向へ移動される。
動には、ユニット側板51に取り付けられている搬送グリ
ッパ左右移動モータM8 が用いられている。搬送グリッ
パ左右移動モータM8 の駆動力は、駆動プーリ80、ベル
ト81、従動プーリ82からなる伝達機構を介して貫通軸83
に伝達される。貫通軸83には従動プーリ82と共にプーリ
84が固着され、プーリ84とそれに対向するプーリ85とに
はベルト86が巻き掛けられている。ベルト86の一部分は
規制部材87によって後側板60に固着されているから、搬
送グリッパ左右移動モータM8 の駆動によってベルト86
が回転され、ベルト86の回転に伴い各コロ79がユニット
側板51の長穴51aに沿って移動される、即ち後側板60が
移動される。よって、搬送グリッパ12はシート束搬送方
向へ移動される。
【0073】次に、搬送グリッパ12のシート束搬送方向
と直交する方向への駆動について説明する。
と直交する方向への駆動について説明する。
【0074】搬送グリッパ12のシート束搬送方向と直交
する方向への駆動には、後側板60上に基板88を介して取
り付けられている搬送グリッパ前後進モータM9 が用い
られる。搬送グリッパ前後進モータM9 の駆動力は、駆
動プーリ89、ベルト90、従動プーリ91からなる伝達機構
を介して軸77に伝達される。搬送グリッパ12の軸77と係
合している部分には軸77に螺合するねじ部が形成されて
いるから、軸77の回転に伴い搬送グリッパ12は軸77の軸
線方向に移動される。
する方向への駆動には、後側板60上に基板88を介して取
り付けられている搬送グリッパ前後進モータM9 が用い
られる。搬送グリッパ前後進モータM9 の駆動力は、駆
動プーリ89、ベルト90、従動プーリ91からなる伝達機構
を介して軸77に伝達される。搬送グリッパ12の軸77と係
合している部分には軸77に螺合するねじ部が形成されて
いるから、軸77の回転に伴い搬送グリッパ12は軸77の軸
線方向に移動される。
【0075】搬送グリッパ12の位置決め制御は、ホーム
ポジション検知とモータの回転量検知とに基づき行われ
る。具体的には、シート束搬送方向への移動及びその停
止位置は、規制部材87の突起87aを検知するホームポジ
ションセンサS7 からの検知信号と、搬送グリッパ左右
移動モータM8 のエンコーダ92の読取センサS8 からの
検知信号とに基づき決定され、シート束搬送方向と直交
する方向への移動及びその停止位置は、ホームポジショ
ンセンサS9 からの検知信号と、搬送グリッパ前後進モ
ータM9 のエンコーダ93の読取センサS10からの検知信
号とに基づき行われる。また、搬送グリッパ前後進モー
タM9 にステッピングモータを用いてエンコーダ93等を
省略することも可能である。
ポジション検知とモータの回転量検知とに基づき行われ
る。具体的には、シート束搬送方向への移動及びその停
止位置は、規制部材87の突起87aを検知するホームポジ
ションセンサS7 からの検知信号と、搬送グリッパ左右
移動モータM8 のエンコーダ92の読取センサS8 からの
検知信号とに基づき決定され、シート束搬送方向と直交
する方向への移動及びその停止位置は、ホームポジショ
ンセンサS9 からの検知信号と、搬送グリッパ前後進モ
ータM9 のエンコーダ93の読取センサS10からの検知信
号とに基づき行われる。また、搬送グリッパ前後進モー
タM9 にステッピングモータを用いてエンコーダ93等を
省略することも可能である。
【0076】次に、先出しグリッパ10及び搬送グリッパ
12のグリップ部の構成について図9を参照しながら説明
する。図9は図7の束処理ユニットの先出しグリッパ10
及び搬送グリッパ12のグリップ部の構成を示す図であ
る。
12のグリップ部の構成について図9を参照しながら説明
する。図9は図7の束処理ユニットの先出しグリッパ10
及び搬送グリッパ12のグリップ部の構成を示す図であ
る。
【0077】先出しグリッパ10におけるシート束を挟持
するグリップ部と、搬送グリッパ12におけるシート束を
挟持するグリップ部とは共通な構成を有する。
するグリップ部と、搬送グリッパ12におけるシート束を
挟持するグリップ部とは共通な構成を有する。
【0078】グリップ部61は、図9に示すように、側板
62の固定軸65に回転可能にそれぞれ支持されている上グ
リッパ66と下グリッパ67とを有する。上グリッパ66は、
その端部66aが軸64を中心に図中の矢印方向に回転され
る偏心カム69に当接されるようにバネ部材71で付勢され
ている。偏心カム69は、軸64に固定され、軸64はモータ
M5 (不図示)によって回転される。偏心カム69の回転
に伴い上グリッパ66は矢印I方向に揺動する。
62の固定軸65に回転可能にそれぞれ支持されている上グ
リッパ66と下グリッパ67とを有する。上グリッパ66は、
その端部66aが軸64を中心に図中の矢印方向に回転され
る偏心カム69に当接されるようにバネ部材71で付勢され
ている。偏心カム69は、軸64に固定され、軸64はモータ
M5 (不図示)によって回転される。偏心カム69の回転
に伴い上グリッパ66は矢印I方向に揺動する。
【0079】下グリッパ67は、その端部67aが軸63を中
心に図中の矢印方向に回転される偏心カム68に当接され
るようにバネ部材70で付勢されている。偏心カム68は軸
63に固定され、軸63はモータM6 (不図示)によって回
転される。偏心カム68の回転に伴い下グリッパ67は矢印
H方向に揺動する。
心に図中の矢印方向に回転される偏心カム68に当接され
るようにバネ部材70で付勢されている。偏心カム68は軸
63に固定され、軸63はモータM6 (不図示)によって回
転される。偏心カム68の回転に伴い下グリッパ67は矢印
H方向に揺動する。
【0080】上グリッパ66と下グリッパ67とによる開閉
動作は、それぞれ矢印I、H方向の揺動を繰り返す(図
中の実線と破線)ことによって行われる。
動作は、それぞれ矢印I、H方向の揺動を繰り返す(図
中の実線と破線)ことによって行われる。
【0081】次に、スタックユニット13の構成について
図15、図17及び図18を参照しながら説明する。図15は図
1の画像形成装置のステイプル/スタック装置に設けら
れているスタックユニットの構成を示す上視図、図17は
図15のスタックユニットのスタックフレームを示す正面
図、図18は図15のスタックユニットを示す左視図であ
る。
図15、図17及び図18を参照しながら説明する。図15は図
1の画像形成装置のステイプル/スタック装置に設けら
れているスタックユニットの構成を示す上視図、図17は
図15のスタックユニットのスタックフレームを示す正面
図、図18は図15のスタックユニットを示す左視図であ
る。
【0082】スタックユニット13の外枠となるスタック
フレーム105 は、図15に示すように、後側板105a、左側
板105b、右側板105c、底板105dの4つの部分から構成さ
れている。この外枠の左右側板105b,105cの奥側外面に
は昇降コロ106 がそれぞれ2つずつ取り付けられ、各昇
降コロ106 は本体に固定されたレール107 にガイドされ
ている。尚、このレール107 は、図7で示した束処理ユ
ニット9のレール56と同一部材で共有化することもでき
る。
フレーム105 は、図15に示すように、後側板105a、左側
板105b、右側板105c、底板105dの4つの部分から構成さ
れている。この外枠の左右側板105b,105cの奥側外面に
は昇降コロ106 がそれぞれ2つずつ取り付けられ、各昇
降コロ106 は本体に固定されたレール107 にガイドされ
ている。尚、このレール107 は、図7で示した束処理ユ
ニット9のレール56と同一部材で共有化することもでき
る。
【0083】左右側板105b,105cには、図15及び図18に
示すように、チェーン109 が規制部材108 でそれぞれ固
定され、各チェーン109 は、上下のスプロケット110 ,
111に掛け渡されている。下のスプロケット111 は貫通
軸112 に固定され、貫通軸112 には各ギア113 ,114 を
介してスタックフレーム昇降モータM11からの駆動力が
伝達される。スタックフレーム昇降モータM11からの駆
動力による貫通軸112の回転に伴いスタックフレーム105
は昇降動作をする。
示すように、チェーン109 が規制部材108 でそれぞれ固
定され、各チェーン109 は、上下のスプロケット110 ,
111に掛け渡されている。下のスプロケット111 は貫通
軸112 に固定され、貫通軸112 には各ギア113 ,114 を
介してスタックフレーム昇降モータM11からの駆動力が
伝達される。スタックフレーム昇降モータM11からの駆
動力による貫通軸112の回転に伴いスタックフレーム105
は昇降動作をする。
【0084】スタックフレーム105 の停止位置として
は、通常、図2に示した束処理ユニット9の2つの停止
位置(上方の破線部と下方の実線部)に対応した2つの
停止位置に加えて、後述するスタックトレイ引き出し位
置、スタック制限枚数変更時の位置等の複数の位置が設
定されている。スタックフレーム105 のホームポジショ
ンは、ビンモジュールB1 に対応する位置に設定されて
いる。この停止位置に対する位置決め制御には、図15に
示すように、スタックフレーム昇降モータM11のエンコ
ーダ115 の読取センサS14からの検知信号に基づき行わ
れる。
は、通常、図2に示した束処理ユニット9の2つの停止
位置(上方の破線部と下方の実線部)に対応した2つの
停止位置に加えて、後述するスタックトレイ引き出し位
置、スタック制限枚数変更時の位置等の複数の位置が設
定されている。スタックフレーム105 のホームポジショ
ンは、ビンモジュールB1 に対応する位置に設定されて
いる。この停止位置に対する位置決め制御には、図15に
示すように、スタックフレーム昇降モータM11のエンコ
ーダ115 の読取センサS14からの検知信号に基づき行わ
れる。
【0085】スタックフレーム105 の左側板105bには、
図15及び図17に示すように、スタックトレイ116 上のシ
ート束の基準壁となるスタッカ基準壁117 が昇降可能に
支持されている。
図15及び図17に示すように、スタックトレイ116 上のシ
ート束の基準壁となるスタッカ基準壁117 が昇降可能に
支持されている。
【0086】スタッカ基準壁117 の上部傾斜面117bに
は、その傾斜面にシート束の後端が残ることを防止する
ためのガイドコロ117aが取り付けられている。スタッカ
基準壁117 は、スタックトレイ116 上の積載枚数に応じ
てガイドローラ119 が対応するガイドレール120 ,121
に案内されながら昇降動作をし、その昇降動作には昇降
用モータM12(不図示)からの駆動力が用いられる。
は、その傾斜面にシート束の後端が残ることを防止する
ためのガイドコロ117aが取り付けられている。スタッカ
基準壁117 は、スタックトレイ116 上の積載枚数に応じ
てガイドローラ119 が対応するガイドレール120 ,121
に案内されながら昇降動作をし、その昇降動作には昇降
用モータM12(不図示)からの駆動力が用いられる。
【0087】スタッカ基準壁117 の上端部には、近接防
止センサS16が取り付けられ、近接防止センサS16から
の検知信号に基づきスタックユニット13とその上方の束
処理ユニット9との距離が検出される。スタックユニッ
ト13と束処理ユニット9とが一定の距離以下に接近した
ときには、それぞれの近接方向の駆動を停止する制御が
行われ、それらの干渉が防止される。
止センサS16が取り付けられ、近接防止センサS16から
の検知信号に基づきスタックユニット13とその上方の束
処理ユニット9との距離が検出される。スタックユニッ
ト13と束処理ユニット9とが一定の距離以下に接近した
ときには、それぞれの近接方向の駆動を停止する制御が
行われ、それらの干渉が防止される。
【0088】スタッカ基準壁117 の側面部には、スタッ
ク高さを検知する検知センサS17が取り付けられてい
る。
ク高さを検知する検知センサS17が取り付けられてい
る。
【0089】次に、スタックトレイ116 について図15及
び図16を参照しながら説明する。図16は図15のスタック
ユニットのスタックトレイを示す正面図である。
び図16を参照しながら説明する。図16は図15のスタック
ユニットのスタックトレイを示す正面図である。
【0090】スタックトレイ116 は、図15及び図16に示
すように、スタックフレーム105 の内部において、昇降
動作が可能なように構成されていると共に、スタックト
レイ基台129 に対してアキュライド130 で手前方向に引
き出し可能に構成されている。スタックトレイ基台129
の両端面には、コの字形のコロ受板131 が取り付けら
れ、コロ受板131 に設けられた各コロ132 がレール128
でガイドされている。
すように、スタックフレーム105 の内部において、昇降
動作が可能なように構成されていると共に、スタックト
レイ基台129 に対してアキュライド130 で手前方向に引
き出し可能に構成されている。スタックトレイ基台129
の両端面には、コの字形のコロ受板131 が取り付けら
れ、コロ受板131 に設けられた各コロ132 がレール128
でガイドされている。
【0091】スタックトレイ基台129 には、スタックト
レイ昇降モータM13が取り付けられている。スタックト
レイ昇降モータM13の駆動力は、各ギア136 ,137 を介
して貫通軸133 に伝達される。貫通軸133 の両端にはピ
ニオンギア134 が固着され、各ピニオンギア134 は対応
するガイドレール128 に上下方向に伸びるように形成さ
れたラックに噛み合わされている。このように、スタッ
クトレイ昇降モータM 13の駆動力による貫通軸133 の回
転に伴いスタックトレイ基台129 は、ガイドレール128
にガイドされながら上下方向に移動される。即ち、スタ
ッカトレイ116はスタックトレイ昇降モータM13の駆動
力によって昇降動作をする。
レイ昇降モータM13が取り付けられている。スタックト
レイ昇降モータM13の駆動力は、各ギア136 ,137 を介
して貫通軸133 に伝達される。貫通軸133 の両端にはピ
ニオンギア134 が固着され、各ピニオンギア134 は対応
するガイドレール128 に上下方向に伸びるように形成さ
れたラックに噛み合わされている。このように、スタッ
クトレイ昇降モータM 13の駆動力による貫通軸133 の回
転に伴いスタックトレイ基台129 は、ガイドレール128
にガイドされながら上下方向に移動される。即ち、スタ
ッカトレイ116はスタックトレイ昇降モータM13の駆動
力によって昇降動作をする。
【0092】スタックトレイ昇降モータM13の補助軸に
はエンコーダ138 が取り付けられ、エンコーダ138 の回
転数はセンサS15で読み取られる。そのセンサS15から
の検知信号はスタックトレイ116 の昇降量の制御に用い
られる。
はエンコーダ138 が取り付けられ、エンコーダ138 の回
転数はセンサS15で読み取られる。そのセンサS15から
の検知信号はスタックトレイ116 の昇降量の制御に用い
られる。
【0093】スタックトレイ116 には、その積載面に積
載されているシート束を検知するコピー紙検知センサS
30が取り付けられている。
載されているシート束を検知するコピー紙検知センサS
30が取り付けられている。
【0094】次に、スタックユニットのストッパの構成
について図15、図19及び図20を参照しながら説明する。
図19は図15のスタックユニットのストッパの構成を示す
上視図、図20は図15のスタックユニットのストッパの構
成を示す正面図である。
について図15、図19及び図20を参照しながら説明する。
図19は図15のスタックユニットのストッパの構成を示す
上視図、図20は図15のスタックユニットのストッパの構
成を示す正面図である。
【0095】ストッパ300 は、図15に示すように、スタ
ッカ基準壁117 と共働してスタックトレイ116 における
シート束の崩れ等を防止するための機構を構成する。
ッカ基準壁117 と共働してスタックトレイ116 における
シート束の崩れ等を防止するための機構を構成する。
【0096】ストッパ300 は、図19及び図20に示すよう
に、スタックトレイ116 の積載面に対し垂直に立ち上が
る固定部材301 と、該固定部材301 に設けられているア
キュライド302 に案内されながら固定部材301 の軸線方
向に移動可能な移動部材303とを有する。
に、スタックトレイ116 の積載面に対し垂直に立ち上が
る固定部材301 と、該固定部材301 に設けられているア
キュライド302 に案内されながら固定部材301 の軸線方
向に移動可能な移動部材303とを有する。
【0097】固定部材301 の下部には、コロ308 が取り
付けられ、コロ308 は側板105cに直交する方向に案内す
るためのレール部材310 に移動可能に係合されている。
レール部材310 は、底板105dに固定されている。これに
対し、移動部材303 の先端には、L字形状のアーム304
の一端が取り付けられている。このアーム304 の他端
は、スライダ305 に連結されている。
付けられ、コロ308 は側板105cに直交する方向に案内す
るためのレール部材310 に移動可能に係合されている。
レール部材310 は、底板105dに固定されている。これに
対し、移動部材303 の先端には、L字形状のアーム304
の一端が取り付けられている。このアーム304 の他端
は、スライダ305 に連結されている。
【0098】スライダ305 は、レール部材310 の軸線と
平行な方向に伸びる2つの軸306a,306bにその軸線方向
に移動可能に支持されている。各軸306a,306bの両端は
スタッカ基準壁117 に固定されている。
平行な方向に伸びる2つの軸306a,306bにその軸線方向
に移動可能に支持されている。各軸306a,306bの両端は
スタッカ基準壁117 に固定されている。
【0099】スライダ305 にはベルト307 が固着され、
ベルト307 は駆動プーリ312 と従動プーリ313 とに巻き
掛けられている。駆動プーリ312 には、ストッパ移動モ
ータM30から駆動力が出力プーリ311 を介して伝達さ
れ、この駆動力によって駆動プーリ312 は回転される。
駆動プーリ312 の回転に伴いベルト307 に固着されてい
るスライダ305 は、軸306a,306bに案内されながら移動
する。即ち、スライダ305 の移動に伴いストッパ300
は、レール部材310 の案内方向に沿ってスタックトレイ
116 の積載面に平行に移動される。
ベルト307 は駆動プーリ312 と従動プーリ313 とに巻き
掛けられている。駆動プーリ312 には、ストッパ移動モ
ータM30から駆動力が出力プーリ311 を介して伝達さ
れ、この駆動力によって駆動プーリ312 は回転される。
駆動プーリ312 の回転に伴いベルト307 に固着されてい
るスライダ305 は、軸306a,306bに案内されながら移動
する。即ち、スライダ305 の移動に伴いストッパ300
は、レール部材310 の案内方向に沿ってスタックトレイ
116 の積載面に平行に移動される。
【0100】ストッパ300 のスタックトレイ116 の積載
面に平行な方向における位置は、スタックトレイ116 に
積載されるシート束のサイズに応じて設定され、その設
定された位置に対する位置決めは、ストッパ移動モータ
M30のエンコーダ(不図示)の読取センサ(不図示)か
らの検知信号とホームポジション位置を検知するホーム
ポジションセンサ(不図示)からの検知信号に基づき行
われる。ストッパ移動モータM30はステッピングモータ
で構成することも可能であり、この場合エンコーダ等を
省略することも可能である。
面に平行な方向における位置は、スタックトレイ116 に
積載されるシート束のサイズに応じて設定され、その設
定された位置に対する位置決めは、ストッパ移動モータ
M30のエンコーダ(不図示)の読取センサ(不図示)か
らの検知信号とホームポジション位置を検知するホーム
ポジションセンサ(不図示)からの検知信号に基づき行
われる。ストッパ移動モータM30はステッピングモータ
で構成することも可能であり、この場合エンコーダ等を
省略することも可能である。
【0101】これに対し、ストッパ移動モータM30、駆
動プーリ312 及び従動プーリ313 はスタッカ基準壁117
に固定されているから、スタッカ基準壁117 の昇降動作
に伴い移動部材303 はスタックトレイ116 の積載面に垂
直な方向に移動され、その移動量はスタッカ基準壁117
の昇降量と同じになる。
動プーリ312 及び従動プーリ313 はスタッカ基準壁117
に固定されているから、スタッカ基準壁117 の昇降動作
に伴い移動部材303 はスタックトレイ116 の積載面に垂
直な方向に移動され、その移動量はスタッカ基準壁117
の昇降量と同じになる。
【0102】次に、ステイプル/スタック装置205 の搬
送系の駆動機構について図21を参照しながら説明する。
図21は図1のステイプル/スタック装置の搬送系の駆動
機構を示す縦断面図である。尚、図中、各ローラ対のう
ちの斜線が付されているローラは駆動側を示し、他方の
ローラは従動側を示す。
送系の駆動機構について図21を参照しながら説明する。
図21は図1のステイプル/スタック装置の搬送系の駆動
機構を示す縦断面図である。尚、図中、各ローラ対のう
ちの斜線が付されているローラは駆動側を示し、他方の
ローラは従動側を示す。
【0103】駆動系は、図21に示すように、大別して3
つの系統に分割され、各駆動系には対応する搬送モータ
M14,M15,M16が設けられている。
つの系統に分割され、各駆動系には対応する搬送モータ
M14,M15,M16が設けられている。
【0104】まず、搬送モータM14は複写機本体201 に
近い側のローラ対の駆動を受け持つ。具体的にはビンモ
ジュールB1 及びノンソートトレイ5にシートを導くた
めの各ローラ対8a,8b,8cと、ビンモジュールB
2 にシートを導くための4つのローラ対8h〜8kとが
駆動される。
近い側のローラ対の駆動を受け持つ。具体的にはビンモ
ジュールB1 及びノンソートトレイ5にシートを導くた
めの各ローラ対8a,8b,8cと、ビンモジュールB
2 にシートを導くための4つのローラ対8h〜8kとが
駆動される。
【0105】次に、搬送モータM15は、ビンモジュール
B1 へのシート排出部までを受け持ち、4つのローラ対
8d〜8gを駆動する。
B1 へのシート排出部までを受け持ち、4つのローラ対
8d〜8gを駆動する。
【0106】更に、搬送モータM16は、ビンモジュール
B2 へのシート排出部までを受け持ち、5つのローラ対
8l〜8pを駆動する。
B2 へのシート排出部までを受け持ち、5つのローラ対
8l〜8pを駆動する。
【0107】尚、図中の破線で囲った部分は後述するジ
ャム処理等の際に手前側に引き出される部分であるか
ら、それぞれカップリング139 ,140 を設けて駆動側と
の切り離しが可能なように構成されている。また、搬送
モータM16で駆動される系においては、各ローラ対8l
〜8nに対し下側ローラを駆動側としているが、各ロー
ラ対8o〜8pに対しては右側ローラ又は上側ローラを
駆動側としているから、その回転方向がギア141 によっ
て逆方向になるように構成されている。
ャム処理等の際に手前側に引き出される部分であるか
ら、それぞれカップリング139 ,140 を設けて駆動側と
の切り離しが可能なように構成されている。また、搬送
モータM16で駆動される系においては、各ローラ対8l
〜8nに対し下側ローラを駆動側としているが、各ロー
ラ対8o〜8pに対しては右側ローラ又は上側ローラを
駆動側としているから、その回転方向がギア141 によっ
て逆方向になるように構成されている。
【0108】次に、シート処理装置203 のカバー構成に
ついて図22を参照しながら説明する。図22は図1のシー
ト処理装置のカバー構成を示す正面図である。
ついて図22を参照しながら説明する。図22は図1のシー
ト処理装置のカバー構成を示す正面図である。
【0109】折り装置204 は、図22に示すように、折り
カバー142 でカバーされている。ステイプル/スタック
装置205 には、各ビンモジュール右側を縦方向にカバー
する固定カバー143 と、下のビンモジュールへ至るパス
2a,2b及び束処理ユニット9の一部をカバーする前
カバー144 と、取り出し可能位置にあるスタックトレイ
116 及びスタックトレイ116 上のシート束Sを包括する
スタック取り出しカバー145 と、各ビンモジュール左側
を縦方向にカバーするビンカバー146 と、上パスカバー
147 とが設けられている。上パスカバー147 はノンソー
トトレイ5を有すると共に、上のビンモジュールへ至る
パスの上面を形成している。上パスカバー147 の奥側に
は回転支点が設けられ、上パスカバー147 は手前側が矢
印K方向に上部開放するように構成されている。
カバー142 でカバーされている。ステイプル/スタック
装置205 には、各ビンモジュール右側を縦方向にカバー
する固定カバー143 と、下のビンモジュールへ至るパス
2a,2b及び束処理ユニット9の一部をカバーする前
カバー144 と、取り出し可能位置にあるスタックトレイ
116 及びスタックトレイ116 上のシート束Sを包括する
スタック取り出しカバー145 と、各ビンモジュール左側
を縦方向にカバーするビンカバー146 と、上パスカバー
147 とが設けられている。上パスカバー147 はノンソー
トトレイ5を有すると共に、上のビンモジュールへ至る
パスの上面を形成している。上パスカバー147 の奥側に
は回転支点が設けられ、上パスカバー147 は手前側が矢
印K方向に上部開放するように構成されている。
【0110】次に、本電子写真複写機200 の動作制御を
行う制御系について図24を参照しながら説明する。図24
は図1の電子写真複写機の制御系の構成を示すブロック
図でる。
行う制御系について図24を参照しながら説明する。図24
は図1の電子写真複写機の制御系の構成を示すブロック
図でる。
【0111】電子写真複写機200 の動作制御を行う制御
系は、図24に示すように、複写機本体201 に搭載されて
いるCPU2000と、シート処理装置203 に搭載されてい
るCPU3000と、CPU2000とCPU3000とを通信可能
に接続するI/F3004とから構成される。
系は、図24に示すように、複写機本体201 に搭載されて
いるCPU2000と、シート処理装置203 に搭載されてい
るCPU3000と、CPU2000とCPU3000とを通信可能
に接続するI/F3004とから構成される。
【0112】CPU2000は、複写機本体201 全体のシス
テム制御及び選択されたモードに対応する各部の制御を
行うと共に、原稿自動送り装置202 の動作に対する制御
及びシート処理装置203 との間の指示応答制御を行う。
具体的には、CPU2000は、複写機本体201 の動作状
態、原稿自動送り装置202 の動作状態及びCPU3000か
らI/F3004を介して通知されるシート処理装置203 の
動作状態を監視し、その監視結果に応じて直接に制御
し、また制御内容を示す指示をI/F3004を介してCP
U3000に送出する。
テム制御及び選択されたモードに対応する各部の制御を
行うと共に、原稿自動送り装置202 の動作に対する制御
及びシート処理装置203 との間の指示応答制御を行う。
具体的には、CPU2000は、複写機本体201 の動作状
態、原稿自動送り装置202 の動作状態及びCPU3000か
らI/F3004を介して通知されるシート処理装置203 の
動作状態を監視し、その監視結果に応じて直接に制御
し、また制御内容を示す指示をI/F3004を介してCP
U3000に送出する。
【0113】CPU3000は、CPU2000からI/F3004
を介して通知される指示内容及び各センサ群3002からの
検知信号に基づきシート処理装置203 のソレノイド群30
03の動作を制御すると共に、各モータを駆動制御するた
めのモータドライバ3001に制御指示を与える。また各部
の状態等を知らせる表示装置群3005に制御指示を与え
る。
を介して通知される指示内容及び各センサ群3002からの
検知信号に基づきシート処理装置203 のソレノイド群30
03の動作を制御すると共に、各モータを駆動制御するた
めのモータドライバ3001に制御指示を与える。また各部
の状態等を知らせる表示装置群3005に制御指示を与え
る。
【0114】更に、後で詳しく説明するが、制御手段と
してのCPU3000は、検知手段Yからの検知信号に基づ
いて処理機能毎に分割されたモジュールMJの動作制
御、更に詳しくは各モジュール毎の電源VのON/OF
F制御を行っている。
してのCPU3000は、検知手段Yからの検知信号に基づ
いて処理機能毎に分割されたモジュールMJの動作制
御、更に詳しくは各モジュール毎の電源VのON/OF
F制御を行っている。
【0115】{動作説明}次に、本電子写真複写機200
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0116】初めに基本動作を説明する。
【0117】まず、原稿自動送り装置202 の原稿載置台
106 に原稿がセットされる。次いで、操作部(不図示)
で所定のモード条件が入力され、スタートキーが押され
る。スタートキーの押下信号に伴いシート処理装置203
の各部がスタンバイ状態に制御される。以下、各モード
条件に分けて説明を行う。
106 に原稿がセットされる。次いで、操作部(不図示)
で所定のモード条件が入力され、スタートキーが押され
る。スタートキーの押下信号に伴いシート処理装置203
の各部がスタンバイ状態に制御される。以下、各モード
条件に分けて説明を行う。
【0118】(A)ノンソートモードの場合 図2において、デフレクタ3は実線の向き、デフレクタ
4は破線の向きに位置され、シート搬送パス6に存在す
るローラ対8a,8b,8cが回転するように搬送モー
タM14(図21参照)が制御される。
4は破線の向きに位置され、シート搬送パス6に存在す
るローラ対8a,8b,8cが回転するように搬送モー
タM14(図21参照)が制御される。
【0119】複写機本体201 から画像形成処理後に排出
されたシートは、折り装置204 の上部パスを通過して搬
入口215 からステイプル/スタック装置205 に進入す
る。シートはデフレクタ3で鉛直上向きに偏向され、デ
フレクタ4の右側を鉛直上方に搬送されて、ローラ対8
cでノンソートトレイ5上へ排出される。
されたシートは、折り装置204 の上部パスを通過して搬
入口215 からステイプル/スタック装置205 に進入す
る。シートはデフレクタ3で鉛直上向きに偏向され、デ
フレクタ4の右側を鉛直上方に搬送されて、ローラ対8
cでノンソートトレイ5上へ排出される。
【0120】(B)ソートモードの場合 本ソートモード時における動作は一般的なソートモード
時における動作とし、その動作を説明する。
時における動作とし、その動作を説明する。
【0121】まず、スタンバイ状態として、各デフレク
タ3,4はそれぞれ実線の向きになるように位置決めさ
れる。上下のビンモジュールB1 ,B2 は各最上位ビン
B11,B21が排出ローラ対8g,8pに対向する位置
(シート収納位置)にくるように、ビンシフト動作をす
る。各ビンモジュールB1 ,B2 の整合壁15はシートの
幅に合わせたホームポジションに待機する。ビン立ち部
の駆動に関しては、非動作位置に停止させるように制御
する。
タ3,4はそれぞれ実線の向きになるように位置決めさ
れる。上下のビンモジュールB1 ,B2 は各最上位ビン
B11,B21が排出ローラ対8g,8pに対向する位置
(シート収納位置)にくるように、ビンシフト動作をす
る。各ビンモジュールB1 ,B2 の整合壁15はシートの
幅に合わせたホームポジションに待機する。ビン立ち部
の駆動に関しては、非動作位置に停止させるように制御
する。
【0122】束処理ユニット9は、上のビンモジュール
B1 のシート束取り出しに対応した位置(図2の破線位
置)に移動して待機する。
B1 のシート束取り出しに対応した位置(図2の破線位
置)に移動して待機する。
【0123】束処理ユニット9内の各移動体については
図7に基づき説明する。
図7に基づき説明する。
【0124】先出しグリッパ10は図7に示す位置に待機
し、その待機位置では、束処理ユニット9の左側に位置
するビンモジュール内のビン昇降の際にビン上のシート
と干渉しない。
し、その待機位置では、束処理ユニット9の左側に位置
するビンモジュール内のビン昇降の際にビン上のシート
と干渉しない。
【0125】ステイプラ11は動作せずに、図7に示す手
前側の退避位置11aに移動する。
前側の退避位置11aに移動する。
【0126】搬送グリッパ12は、図7に示すように、矢
印F方向への移動によって搬送されてくるシート束の略
中央をグリップする実線位置12bに待機する。
印F方向への移動によって搬送されてくるシート束の略
中央をグリップする実線位置12bに待機する。
【0127】先出しグリッパ10、搬送グリッパ12は、そ
れぞれ上下グリッパを開放した状態でそれぞれの位置に
待機している。
れぞれ上下グリッパを開放した状態でそれぞれの位置に
待機している。
【0128】次に、スタックユニット13は図2の破線で
示す位置に移動し、束処理ユニット9により搬送される
シート束が収容可能になる。図17にてスタックユニット
13の内部のスタックトレイ116 、基準壁117 は、スタッ
クトレイ116 の上面がシート束を収容可能な位置に又は
スタックトレイ116 に対応した他の位置に移動すると共
に、図19に示すストッパ300 はスタックトレイ116 に積
載されるシート束のサイズに応じて移動する。
示す位置に移動し、束処理ユニット9により搬送される
シート束が収容可能になる。図17にてスタックユニット
13の内部のスタックトレイ116 、基準壁117 は、スタッ
クトレイ116 の上面がシート束を収容可能な位置に又は
スタックトレイ116 に対応した他の位置に移動すると共
に、図19に示すストッパ300 はスタックトレイ116 に積
載されるシート束のサイズに応じて移動する。
【0129】排出されたシートは、折り装置204 の上部
パスを通過して搬入口215 から進入し、デフレクタ3,
4でビンモジュールB1 に向かうパスに導かれ、ローラ
対8gでビンB11上に排出される。
パスを通過して搬入口215 から進入し、デフレクタ3,
4でビンモジュールB1 に向かうパスに導かれ、ローラ
対8gでビンB11上に排出される。
【0130】ビンB11へのシート排出完了後、ビンを1
ビン上方へシフトすることによって、ビンB12がシート
収納位置に上昇する。各原稿に対して上記動作が繰り返
され、上ビンモジュールB1 のビンへのシート収納が行
われる。その際、前記ビンの全部若しくは一部を使い、
ビンの上昇/下降動作(以下「シフト動作」という)を
交互に行ってシートが仕分け収納される。
ビン上方へシフトすることによって、ビンB12がシート
収納位置に上昇する。各原稿に対して上記動作が繰り返
され、上ビンモジュールB1 のビンへのシート収納が行
われる。その際、前記ビンの全部若しくは一部を使い、
ビンの上昇/下降動作(以下「シフト動作」という)を
交互に行ってシートが仕分け収納される。
【0131】例えば、6部収納(6部ソート)の場合の
ビンの収納順は、ビンB11→B12→B13→B14→B15→
B16→B16→B15→B14→B13→B12→B11の順で、ま
た4部収納(4部ソート)の場合は、ビンB11→B12→
B13→B14→B14→B13→B 12→B11の順でシフト動作
が繰り返され、シートが仕分け収納される。
ビンの収納順は、ビンB11→B12→B13→B14→B15→
B16→B16→B15→B14→B13→B12→B11の順で、ま
た4部収納(4部ソート)の場合は、ビンB11→B12→
B13→B14→B14→B13→B 12→B11の順でシフト動作
が繰り返され、シートが仕分け収納される。
【0132】上記動作がすべての原稿について繰り返し
行われた後、各ビンへのシート収納動作は終了する。
行われた後、各ビンへのシート収納動作は終了する。
【0133】そして、シート収納動作完了後、スタック
ユニット13へのシート束移送動作が開始される。先出し
グリッパ10は、図8に示すように、実線位置から破線位
置へ開放した状態で移動した後、ビン上のシート束を挟
持する。次いで、図6に示す整合部(ビン立ち部)Bj
がソレノイドSL1により開放され、シート束搬送口が
形成される。
ユニット13へのシート束移送動作が開始される。先出し
グリッパ10は、図8に示すように、実線位置から破線位
置へ開放した状態で移動した後、ビン上のシート束を挟
持する。次いで、図6に示す整合部(ビン立ち部)Bj
がソレノイドSL1により開放され、シート束搬送口が
形成される。
【0134】シート束は、手前側を図4の基準棒14a,
14bによって、また奥側を整合壁15と図7のガイド部材
53aによって、それぞれ規制されて、図7の右方向に搬
送される。そして、先出しグリッパ10は、図8に示す実
線位置に停止し、ここで先出しグリッパ10と搬送グリッ
パ12との間でシート束の受け渡しが行われる。
14bによって、また奥側を整合壁15と図7のガイド部材
53aによって、それぞれ規制されて、図7の右方向に搬
送される。そして、先出しグリッパ10は、図8に示す実
線位置に停止し、ここで先出しグリッパ10と搬送グリッ
パ12との間でシート束の受け渡しが行われる。
【0135】この受け渡しでは、まず、図7の実線位置
12bにグリップ部を開放したまま待機していた搬送グリ
ッパ12が図7の二点鎖線位置12aに移動し、シート束の
略中央部を挟持する。次に、先出しグリッパ10は挟持を
開放して、次の束の搬送に備える。搬送グリッパ12は、
図7の矢印G右方向に駆動されてシート束を右方向に搬
送し、サイズに応じた適正な位置で停止する。この状態
では、図23に示すように、シート束Sの後端部はスタッ
クトレイ116 の上面に落下しており、左端部はスタッカ
基準壁117 により規制される。この状態から搬送グリッ
パ12を開放してシート束の先端部もスタックトレイ116
上へ落下させる。このとき、シート束Sの右端部はスト
ッパ300 によって規制される。
12bにグリップ部を開放したまま待機していた搬送グリ
ッパ12が図7の二点鎖線位置12aに移動し、シート束の
略中央部を挟持する。次に、先出しグリッパ10は挟持を
開放して、次の束の搬送に備える。搬送グリッパ12は、
図7の矢印G右方向に駆動されてシート束を右方向に搬
送し、サイズに応じた適正な位置で停止する。この状態
では、図23に示すように、シート束Sの後端部はスタッ
クトレイ116 の上面に落下しており、左端部はスタッカ
基準壁117 により規制される。この状態から搬送グリッ
パ12を開放してシート束の先端部もスタックトレイ116
上へ落下させる。このとき、シート束Sの右端部はスト
ッパ300 によって規制される。
【0136】次に、2束目のシート束搬送時について
は、搬送グリッパ12でシート束の略中央部をつかみ、グ
リッパ間でのシート束の受け渡しを行うまでの動作は1
束目と同一であるから、それ以降の動作のみについて説
明する。
は、搬送グリッパ12でシート束の略中央部をつかみ、グ
リッパ間でのシート束の受け渡しを行うまでの動作は1
束目と同一であるから、それ以降の動作のみについて説
明する。
【0137】シート束の受け渡し後、搬送グリッパ12
は、図7の矢印F方向に所定量だけ移動する。この移動
によりスタックトレイ116 への積載時、1束目のシート
束との識別が可能となる。
は、図7の矢印F方向に所定量だけ移動する。この移動
によりスタックトレイ116 への積載時、1束目のシート
束との識別が可能となる。
【0138】スタックトレイ116 上に積載されたシート
束については、その最上面が常にセンサS23で検知さ
れ、上方にある束処理ユニット9と積載最上面との間隔
が常に一定となるようにスタックトレイ116 を徐々に降
下させて制御している。
束については、その最上面が常にセンサS23で検知さ
れ、上方にある束処理ユニット9と積載最上面との間隔
が常に一定となるようにスタックトレイ116 を徐々に降
下させて制御している。
【0139】また、スタックトレイ116 上のシート束に
関しては、操作者が取り出しボタン(不図示)を押下す
ることによって、束処理ユニット9とスタックユニット
13が動作を中断し、束処理ユニット9とスタックユニッ
ト13が取り出し位置に移動されると共に、スタック取り
出しカバー145 が開閉可能となる。
関しては、操作者が取り出しボタン(不図示)を押下す
ることによって、束処理ユニット9とスタックユニット
13が動作を中断し、束処理ユニット9とスタックユニッ
ト13が取り出し位置に移動されると共に、スタック取り
出しカバー145 が開閉可能となる。
【0140】シート束を取り出した後、カバーを閉じれ
ば継続して処理が可能である。
ば継続して処理が可能である。
【0141】(C)ステイプルソートモードの場合 シート及びシート束の搬送に関しては、上述したソート
モードの場合と同一であるので、その説明は省略する。
ここでは、ステイプラの移動制御について述べる。
モードの場合と同一であるので、その説明は省略する。
ここでは、ステイプラの移動制御について述べる。
【0142】ステイプラ11は、図7及び図13に示すよう
に、手前側の退避位置11aと奥側の退避位置11bの間で
任意の位置に停止することができる。
に、手前側の退避位置11aと奥側の退避位置11bの間で
任意の位置に停止することができる。
【0143】(C−i)手前1ヶ所綴じの場合 上記ノンステイプルモード時には、ステイプラ11は手前
側の退避位置11aにあったが、手前1ヶ所綴じモードが
選択された場合には、図7及び図13に示す位置11cに待
機する。そして、先出しグリッパ10により搬送されたシ
ート束に対しステイプラ11はステイプル動作を行った
後、手前側の退避位置11aに移動する。次いで、ステイ
プルされたシート束は搬送グリッパ12によって図7の右
方向に搬送される。
側の退避位置11aにあったが、手前1ヶ所綴じモードが
選択された場合には、図7及び図13に示す位置11cに待
機する。そして、先出しグリッパ10により搬送されたシ
ート束に対しステイプラ11はステイプル動作を行った
後、手前側の退避位置11aに移動する。次いで、ステイ
プルされたシート束は搬送グリッパ12によって図7の右
方向に搬送される。
【0144】シート束後端がステイプラ11の移動領域か
ら抜けると、ステイプラ11は再び1ヶ所綴じの位置11c
に移動して次のシート束の受け入れを待つ。
ら抜けると、ステイプラ11は再び1ヶ所綴じの位置11c
に移動して次のシート束の受け入れを待つ。
【0145】(C−ii)2ヶ所綴じの場合 シート束が先出しグリッパ10で搬送されると、先出しグ
リッパ10に挟持されたシート束に対しステイプラ11が位
置11dで手前側の1ヶ所をステイプルし、続いてステイ
プラ11は位置11eに移動して先出しグリッパ10に挟持さ
れたシート束に対し2ヶ所目の奥側の位置をステイプル
する。その後、ステイプラ11が位置11a又は位置11bに
移動すると、すぐに搬送グリッパ12が待機位置12bから
位置12aへの進入を開始し、位置12aでシート束を挟持
する。搬送グリッパ12のシート束挟持後、先出しグリッ
パ10はシート束を開放する。
リッパ10に挟持されたシート束に対しステイプラ11が位
置11dで手前側の1ヶ所をステイプルし、続いてステイ
プラ11は位置11eに移動して先出しグリッパ10に挟持さ
れたシート束に対し2ヶ所目の奥側の位置をステイプル
する。その後、ステイプラ11が位置11a又は位置11bに
移動すると、すぐに搬送グリッパ12が待機位置12bから
位置12aへの進入を開始し、位置12aでシート束を挟持
する。搬送グリッパ12のシート束挟持後、先出しグリッ
パ10はシート束を開放する。
【0146】これに対し、ステイプラ11は、位置11eに
おける2ヶ所目のステイプラ動作後、奥側の退避位置11
bへ移動する。1束目のシート束の後端がステイプル移
動領域を抜けると、ステイプラ11は位置11eへ移動して
2束目のシート束を受け入れる。
おける2ヶ所目のステイプラ動作後、奥側の退避位置11
bへ移動する。1束目のシート束の後端がステイプル移
動領域を抜けると、ステイプラ11は位置11eへ移動して
2束目のシート束を受け入れる。
【0147】(C−iii )奥1ヶ所綴じの場合 この場合は、紙サイズセンタよりも奥側のみに綴じる場
合であるから、上述した手前1ヶ所綴じ動作の逆にな
り、ステイプラ11は奥側の退避位置11bと綴じ位置とを
往復動作することになる。
合であるから、上述した手前1ヶ所綴じ動作の逆にな
り、ステイプラ11は奥側の退避位置11bと綴じ位置とを
往復動作することになる。
【0148】(D)折りモードの場合 折りモードの場合も、搬送方向に比較的長いシートが折
り装置204 (図2参照)で折り動作によって処理され、
折り処理されたシートは、通常のシートと同様に、ビン
上に排出され、選択的に後処理されて、スタックユニッ
ト13に積載される。
り装置204 (図2参照)で折り動作によって処理され、
折り処理されたシートは、通常のシートと同様に、ビン
上に排出され、選択的に後処理されて、スタックユニッ
ト13に積載される。
【0149】しかし、折り処理されたシート(以下「折
りシート」という)、特にシートの搬送方向中央部又は
中央より搬送方向やや下流側に折り返し部のある所謂Z
折り、海外サイズのリーガルサイズをレターサイズに折
るC折り等においては、ビン上への積載時に、排出され
てくる折りシートの先端が既積載の折りシートの折り返
し部にぶつかり、もぐり込む等によって、既積載の折り
シートの整合を乱したり、排出される折りシートが正し
く積載されないおそれがある。このような不具合を解消
するために、最上位ビンを通常のシート収納位置より下
げた状態にし、この最上位ビンのみに折りシートを収納
する制御が行われる。
りシート」という)、特にシートの搬送方向中央部又は
中央より搬送方向やや下流側に折り返し部のある所謂Z
折り、海外サイズのリーガルサイズをレターサイズに折
るC折り等においては、ビン上への積載時に、排出され
てくる折りシートの先端が既積載の折りシートの折り返
し部にぶつかり、もぐり込む等によって、既積載の折り
シートの整合を乱したり、排出される折りシートが正し
く積載されないおそれがある。このような不具合を解消
するために、最上位ビンを通常のシート収納位置より下
げた状態にし、この最上位ビンのみに折りシートを収納
する制御が行われる。
【0150】{モード処理}次に本実施形態における制
御動作を図25〜図32を参照しながら説明する。図25〜図
32は図1のシート処理装置の制御動作を示すフローチャ
ートである。
御動作を図25〜図32を参照しながら説明する。図25〜図
32は図1のシート処理装置の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【0151】まず、シート処理装置203 の全体処理であ
るモード処理について説明する。
るモード処理について説明する。
【0152】図25に示すように、まず、モード処理開始
に伴いstep1が実行される。step1では、複写機本体20
1 からのシート排出が開始されることを示すソータスタ
ート信号の出力の有無を判定する。
に伴いstep1が実行される。step1では、複写機本体20
1 からのシート排出が開始されることを示すソータスタ
ート信号の出力の有無を判定する。
【0153】ソータスタート信号がONであると、step
2で動作モードとして折りモードが選択されているか否
かの判定を行い、折りモードが選択されていると、step
3が実行され、折りモードが選択されていないと、step
4が実行される。step3では折りモータをONし、続く
step4で全体の搬送モータをONする。
2で動作モードとして折りモードが選択されているか否
かの判定を行い、折りモードが選択されていると、step
3が実行され、折りモードが選択されていないと、step
4が実行される。step3では折りモータをONし、続く
step4で全体の搬送モータをONする。
【0154】次いで、step100 が実行される。step100
では、フィニッシャのノンソートトレイ/ビンモジュー
ルへのシートの積載/収納方法の判別を行うシート処理
モード判別処理を行う。このシート処理モード判別処理
の詳細については、後述する。
では、フィニッシャのノンソートトレイ/ビンモジュー
ルへのシートの積載/収納方法の判別を行うシート処理
モード判別処理を行う。このシート処理モード判別処理
の詳細については、後述する。
【0155】シート処理モード判別処理による判別結果
が示すシート処理モードを判定するための処理がstep
5,6で行われ、その判定結果に応じて上ソート処理
(step300 )、下ソート処理(step350 )、ノンソート
処理(step200 )の各処理への移行が行われ、その処理
が実行される。これらの各処理の詳細については、後述
する。
が示すシート処理モードを判定するための処理がstep
5,6で行われ、その判定結果に応じて上ソート処理
(step300 )、下ソート処理(step350 )、ノンソート
処理(step200 )の各処理への移行が行われ、その処理
が実行される。これらの各処理の詳細については、後述
する。
【0156】上ソート処理(step300 )、下ソート処理
(step350 )の実行後、step500 が実行される。step50
0 では、束処理ユニット9/スタックユニット13へのシ
ート束搬送動作を行うか否かを判断するための束処理モ
ード判別処理を行う。この束処理モード判別処理の詳細
については、後述する。
(step350 )の実行後、step500 が実行される。step50
0 では、束処理ユニット9/スタックユニット13へのシ
ート束搬送動作を行うか否かを判断するための束処理モ
ード判別処理を行う。この束処理モード判別処理の詳細
については、後述する。
【0157】次いで、step9で束処理モード判別処理に
よる判別結果に対する判定を行い、束処理モード判別処
理による判別結果が束処理ユニット9による束搬送処理
の選択を示すと、step600 が実行され、束処理モード判
別処理による判別結果が束処理ユニット9による束搬送
処理の選択を示さないときには、処理は再びstep1に戻
る。
よる判別結果に対する判定を行い、束処理モード判別処
理による判別結果が束処理ユニット9による束搬送処理
の選択を示すと、step600 が実行され、束処理モード判
別処理による判別結果が束処理ユニット9による束搬送
処理の選択を示さないときには、処理は再びstep1に戻
る。
【0158】step600 では、束処理ユニット9/スタッ
クユニット13へシート束を搬送するためのスタッカ束搬
送処理を行う。このスタッカ束搬送処理は、シート束の
ステイプル動作が含まれている。このスタッカ束搬送処
理の詳細については、後述する。
クユニット13へシート束を搬送するためのスタッカ束搬
送処理を行う。このスタッカ束搬送処理は、シート束の
ステイプル動作が含まれている。このスタッカ束搬送処
理の詳細については、後述する。
【0159】step600 の実行後、処理は再びstep1に戻
り、複写機本体201 から次に出力されるソータスタート
信号を待つ。
り、複写機本体201 から次に出力されるソータスタート
信号を待つ。
【0160】(シート処理モード判別処理)次に、シー
ト処理モード判別処理(step100 )について図26を参照
しながら説明する。
ト処理モード判別処理(step100 )について図26を参照
しながら説明する。
【0161】図26に示すように、まず、step101 が実行
される。step101 では、シートの処理モードがソートモ
ードであるか否かの判定を行う。
される。step101 では、シートの処理モードがソートモ
ードであるか否かの判定を行う。
【0162】シートの処理モードがソートモードである
と、step105 , 107 でシート収納の指定が上下のビンモ
ジュールB1 ,B2 のどちらかを確認し、それぞれstep
113,115 で処理モードを確定する。また、上下モジュ
ール以外の指定である場合は、step117 で処理モードと
してノンソートモードを選択する。
と、step105 , 107 でシート収納の指定が上下のビンモ
ジュールB1 ,B2 のどちらかを確認し、それぞれstep
113,115 で処理モードを確定する。また、上下モジュ
ール以外の指定である場合は、step117 で処理モードと
してノンソートモードを選択する。
【0163】step101 でシートの処理モードがソートモ
ードでない場合は、step117 で処理モードとしてノンソ
ート処理を選択する。
ードでない場合は、step117 で処理モードとしてノンソ
ート処理を選択する。
【0164】(ノンソート処理)次に、ノンソート処理
(step200 )について図27を参照しながら説明する。
(step200 )について図27を参照しながら説明する。
【0165】ノンソートモードが選択されると、図27に
示すように、step201 が実行される。step201 では、シ
ートをノンソートトレイ5に連続的に排出すべく、各デ
フレクタ3,4の切換動作を行い、シート搬送パス6を
搬送パスとして選択する。
示すように、step201 が実行される。step201 では、シ
ートをノンソートトレイ5に連続的に排出すべく、各デ
フレクタ3,4の切換動作を行い、シート搬送パス6を
搬送パスとして選択する。
【0166】次いで、step202 では、シートの搬送動作
をモニタし、シートが搬入された場合は、step203 にて
折り指定の有無を判定し、折り指定の場合は、シートに
対する折り処理を行う(step205 )。ここで、シートの
折り動作の詳細については、既に公知の技術であるの
で、詳細な説明は省略する。
をモニタし、シートが搬入された場合は、step203 にて
折り指定の有無を判定し、折り指定の場合は、シートに
対する折り処理を行う(step205 )。ここで、シートの
折り動作の詳細については、既に公知の技術であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0167】step207 、step209 でパスセンサがOF
F、且つソータスタート信号がOFFであると判定され
ると、step211 が実行され、搬送モータの停止、各デフ
レクタ3,4を駆動するソレノイドをOFFする。step
211 の実行後、ノンソート処理は終了する。
F、且つソータスタート信号がOFFであると判定され
ると、step211 が実行され、搬送モータの停止、各デフ
レクタ3,4を駆動するソレノイドをOFFする。step
211 の実行後、ノンソート処理は終了する。
【0168】(上ソート処理)次に、上ソート処理(st
ep300 )について図28を参照しながら説明する。
ep300 )について図28を参照しながら説明する。
【0169】上ソート処理が選択されると、図28に示す
ように、まず、step301 で、シートを上のビンモジュー
ルB1 のビンに収納/仕分けすべく、デフレクタ3,4
の切換動作を行い、シート搬送パス7を搬送パスとして
選択する。
ように、まず、step301 で、シートを上のビンモジュー
ルB1 のビンに収納/仕分けすべく、デフレクタ3,4
の切換動作を行い、シート搬送パス7を搬送パスとして
選択する。
【0170】続くstep302 では、最上位ビンからシート
の収納を行うためのビンイニシャル信号の出力の有無を
判定し、ビンイニシャル信号の出力があると、step303
が実行され、ビンイニシャル信号の出力がないと、step
304 が実行される。
の収納を行うためのビンイニシャル信号の出力の有無を
判定し、ビンイニシャル信号の出力があると、step303
が実行され、ビンイニシャル信号の出力がないと、step
304 が実行される。
【0171】step303 では、ビン位置の初期化として最
上位ビンB11をローラ対8gの位置まで移動させる。
上位ビンB11をローラ対8gの位置まで移動させる。
【0172】次いでstep304 では、シートの搬送動作を
モニタし、シートが搬入された場合は、step305 にて折
り指定の有無を判定し、折り指定の場合は、シートに対
する折り処理を行う(step307 )。
モニタし、シートが搬入された場合は、step305 にて折
り指定の有無を判定し、折り指定の場合は、シートに対
する折り処理を行う(step307 )。
【0173】また、step306 では、シートのビンへの収
納動作を監視し、収納完了した場合は、step308 でシー
トの整合動作を行う。
納動作を監視し、収納完了した場合は、step308 でシー
トの整合動作を行う。
【0174】次いで、step309 で、シフト方向反転信号
の有無を判定し、シフト方向反転信号があると、step31
1 が実行され、前記反転信号がない場合は、step310 が
実行される。
の有無を判定し、シフト方向反転信号があると、step31
1 が実行され、前記反転信号がない場合は、step310 が
実行される。
【0175】step310 では、収納ビンを変えるため、1
ビンシフトを行う。
ビンシフトを行う。
【0176】これに対し、step311 では、反転処理を行
う。この反転処理とは、その後のビンシフト方向を反転
させる処理をいい、ビンシフト動作は行わない。
う。この反転処理とは、その後のビンシフト方向を反転
させる処理をいい、ビンシフト動作は行わない。
【0177】その後、step312 が実行され、ソータスタ
ート信号のON/OFFが判定される。ソータスタート
信号がONであると、処理は再びstep304 に戻り、ソー
タスタート信号がOFFであると、step313 で搬送モー
タを停止させ、デフレクタのソレノイドをOFFし、上
ソート処理は終了する。
ート信号のON/OFFが判定される。ソータスタート
信号がONであると、処理は再びstep304 に戻り、ソー
タスタート信号がOFFであると、step313 で搬送モー
タを停止させ、デフレクタのソレノイドをOFFし、上
ソート処理は終了する。
【0178】(下ソート処理)次に、下ソート処理(st
ep350 )について図29を参照しながら説明する。
ep350 )について図29を参照しながら説明する。
【0179】下ソート処理が選択されると、図29に示す
ように、まず、step351 が実行される。step351 では、
シートを下のビンモジュールB2 のビンに収納/仕分け
すべく、デフレクタ3の切換動作を行い、第2搬送パス
2を搬送パスとして選択する。続くstep352 以降の処理
は、上述の上ソート処理のstep302 以降の処理と同等で
あり、その説明は省略する。
ように、まず、step351 が実行される。step351 では、
シートを下のビンモジュールB2 のビンに収納/仕分け
すべく、デフレクタ3の切換動作を行い、第2搬送パス
2を搬送パスとして選択する。続くstep352 以降の処理
は、上述の上ソート処理のstep302 以降の処理と同等で
あり、その説明は省略する。
【0180】(束処理モード判別処理)次に、束処理モ
ード判別処理(step500 )について図30を参照しながら
説明する。
ード判別処理(step500 )について図30を参照しながら
説明する。
【0181】図30に示すように、まず、step501 で束搬
送方向のシート長さが規定値(例えば、364 mm)より
長いか否かの判定を行う。
送方向のシート長さが規定値(例えば、364 mm)より
長いか否かの判定を行う。
【0182】束搬送方向のシート長さが規定値より長い
場合は、シート束を束処理ユニット9/スタックユニッ
ト13内に収納できないので、step503 で束処理モードと
して、束搬送を行わない処理である「非束搬送処理」を
選択し、束搬送方向のシート長さが規定値内であると、
step502 で束処理モードとして、ビン上のシート束を1
束ずつ束搬送し、スタックユニット13内に積載する「ス
タッカ部束搬送処理」を選択する。
場合は、シート束を束処理ユニット9/スタックユニッ
ト13内に収納できないので、step503 で束処理モードと
して、束搬送を行わない処理である「非束搬送処理」を
選択し、束搬送方向のシート長さが規定値内であると、
step502 で束処理モードとして、ビン上のシート束を1
束ずつ束搬送し、スタックユニット13内に積載する「ス
タッカ部束搬送処理」を選択する。
【0183】(スタッカ束搬送処理)次に、スタッカ束
搬送処理(step600 )について図31を参照しながら説明
する。
搬送処理(step600 )について図31を参照しながら説明
する。
【0184】スタッカ束搬送処理が選択されると、図31
に示すように、まず、step601 が実行される。step601
では、処理Aを開始する。この処理Aでは、束処理ユニ
ット9及びスタックユニット13を、束搬送を行うビンモ
ジュール位置へ移動させると共に、ストッパ300 をシー
トサイズに応じた位置に移動させる。
に示すように、まず、step601 が実行される。step601
では、処理Aを開始する。この処理Aでは、束処理ユニ
ット9及びスタックユニット13を、束搬送を行うビンモ
ジュール位置へ移動させると共に、ストッパ300 をシー
トサイズに応じた位置に移動させる。
【0185】続くstep602 では、処理Bを開始する。こ
の処理Bでは、束搬送を行う位置へのビンシフト動作を
行う。
の処理Bでは、束搬送を行う位置へのビンシフト動作を
行う。
【0186】尚、上記処理Aと処理Bとは同時に実行可
能であり、同時実行することによって、処理時間の短縮
化を図ることができる。
能であり、同時実行することによって、処理時間の短縮
化を図ることができる。
【0187】次いで、step603 で、処理Aと処理Bとの
両処理の終了を待つ。
両処理の終了を待つ。
【0188】step603 で処理Aと処理Bとの両処理が終
了すると、step604 が実行される。step604 では、先出
しグリッパ(以下SGという)10を矢印X方向へ移動す
ることによってビンへ進入させ、SG10でシート束を挟
持する。ここで、フローチャート中の(X),(Y),
(Z)は移動部材の移動方向を示し、(X)はシート束
の搬送方向(左右方向)を示し、(Y)はフィニッシャ
の正面から見た場合の手前/奥行き方向を示し、(Z)
は上下方向を示す。
了すると、step604 が実行される。step604 では、先出
しグリッパ(以下SGという)10を矢印X方向へ移動す
ることによってビンへ進入させ、SG10でシート束を挟
持する。ここで、フローチャート中の(X),(Y),
(Z)は移動部材の移動方向を示し、(X)はシート束
の搬送方向(左右方向)を示し、(Y)はフィニッシャ
の正面から見た場合の手前/奥行き方向を示し、(Z)
は上下方向を示す。
【0189】続くstep605 では、シート束をビンから搬
送するために、ビン立ち部を倒すことで、シート搬入口
の開口を行う。
送するために、ビン立ち部を倒すことで、シート搬入口
の開口を行う。
【0190】次いで、step606 で、ステイプルモードを
含むか否かの判定を行う。ステイプルモードを含むと、
step616 が実行され、ステイプルモードを含まないと、
step607 が実行される。
含むか否かの判定を行う。ステイプルモードを含むと、
step616 が実行され、ステイプルモードを含まないと、
step607 が実行される。
【0191】step607 では、シート束の搬送を行う搬送
グリッパ(以下FGという)12をSG12からのシート束
受け渡し位置に移動させ、step608 でSG10をビンから
シート束受け渡し位置に退避させる。
グリッパ(以下FGという)12をSG12からのシート束
受け渡し位置に移動させ、step608 でSG10をビンから
シート束受け渡し位置に退避させる。
【0192】続くstep609 では、シート束受け渡し位置
においてSG10が挟持するシート束をFG12に挟持させ
る。FG12がシート束を挟持すると、step610 でSG10
がシート束を解放することによって、受け渡しを行う。
においてSG10が挟持するシート束をFG12に挟持させ
る。FG12がシート束を挟持すると、step610 でSG10
がシート束を解放することによって、受け渡しを行う。
【0193】次いで、step611 で、FG12のシート束積
載位置への移動によってシート束の搬送を行うと共に、
step612 でビン立ち部を閉じる。
載位置への移動によってシート束の搬送を行うと共に、
step612 でビン立ち部を閉じる。
【0194】FG12がシート束積載位置で停止すると、
step613 が実行される。step613 では、FG12がシート
束の挟持を解放することによってスタックユニット13へ
のシート束の積載を行う。
step613 が実行される。step613 では、FG12がシート
束の挟持を解放することによってスタックユニット13へ
のシート束の積載を行う。
【0195】次いで、step614 で積載したシート束が該
当するビンモジュールの最終束であるかを確認する。こ
こで、最終束でないときには、step615 で設定したシフ
ト方向へ1ビン分シフト動作を行い、処理は再びstep60
4 に戻る。これに対し、最終束であると、該当するビン
モジュールでの束搬送動作は終了する(リターン処
理)。
当するビンモジュールの最終束であるかを確認する。こ
こで、最終束でないときには、step615 で設定したシフ
ト方向へ1ビン分シフト動作を行い、処理は再びstep60
4 に戻る。これに対し、最終束であると、該当するビン
モジュールでの束搬送動作は終了する(リターン処
理)。
【0196】次に、step606 でステイプルモードを含む
と判定されると、step616 が実行される。step616 で
は、ステイプラ11を対応するステイプル位置へ移動さ
せ、続くstep617 で、SG10によってビンからそのステ
イプル位置へのシート束の移動を行う。シート束がステ
イプル位置に移動されると、step618 でステイプル動作
を行う。
と判定されると、step616 が実行される。step616 で
は、ステイプラ11を対応するステイプル位置へ移動さ
せ、続くstep617 で、SG10によってビンからそのステ
イプル位置へのシート束の移動を行う。シート束がステ
イプル位置に移動されると、step618 でステイプル動作
を行う。
【0197】次いで、step619 でステイプルモードが2
ヶ所綴じモードであるか否かの判定を行い、ステイプル
モードが2ヶ所綴じモードであると、step620 で引き続
きステイプラ11を移動させ、ステイプル動作を行う。
ヶ所綴じモードであるか否かの判定を行い、ステイプル
モードが2ヶ所綴じモードであると、step620 で引き続
きステイプラ11を移動させ、ステイプル動作を行う。
【0198】step619 でステイプルモードが2ヶ所綴じ
モードでないと判定されると、またはstep620 でのステ
イプル動作が終了すると、step621 が実行される。step
621では、ステイプラ11を退避位置へ移動させる。
モードでないと判定されると、またはstep620 でのステ
イプル動作が終了すると、step621 が実行される。step
621では、ステイプラ11を退避位置へ移動させる。
【0199】続くstep622 では、FG12をSG10からの
シート束受け渡し位置に移動させ、FG12の移動終了
後、処理はstep609 に移行する。
シート束受け渡し位置に移動させ、FG12の移動終了
後、処理はstep609 に移行する。
【0200】{モジュールの動作制御}次に、図32を参
照して、前記シート処理装置を構成する各処理部(処理
機能毎に分割したモジュール)のいずれかに動作不良が
発生した場合の動作制御について詳細に説明する。図32
は図2に示すシート処理装置の各処理部を処理機能毎の
複数のモジュールに分割した一例を示す模式図である。
照して、前記シート処理装置を構成する各処理部(処理
機能毎に分割したモジュール)のいずれかに動作不良が
発生した場合の動作制御について詳細に説明する。図32
は図2に示すシート処理装置の各処理部を処理機能毎の
複数のモジュールに分割した一例を示す模式図である。
【0201】図32において、MJ1 はノンソートモジュ
ールを現しており、折り装置204 のシートパス部とステ
イプル/スタック装置205 のノンソート部とをまとめた
モジュールである。MJ2 は折りモジュールを現してお
り、折り装置204 の折り動作部のモジュールである。M
J3 、MJ4 は夫々上ビンモジュール、下ビンモジュー
ルを現しており、各々に至るシートパス部と各ビンモジ
ュールB1 、B2 とを夫々まとめたモジュールである。
MJ5 は束処理モジュールを現しており、束処理ユニッ
ト9とスタックユニット13とをまとめたモジュールであ
る。
ールを現しており、折り装置204 のシートパス部とステ
イプル/スタック装置205 のノンソート部とをまとめた
モジュールである。MJ2 は折りモジュールを現してお
り、折り装置204 の折り動作部のモジュールである。M
J3 、MJ4 は夫々上ビンモジュール、下ビンモジュー
ルを現しており、各々に至るシートパス部と各ビンモジ
ュールB1 、B2 とを夫々まとめたモジュールである。
MJ5 は束処理モジュールを現しており、束処理ユニッ
ト9とスタックユニット13とをまとめたモジュールであ
る。
【0202】また図32において、Y(Y1 ,Y2 ,
Y3 ,Y4 ,Y5 )は検知手段であり、前記モジュール
毎に設けられており、該モジュールの動作不良を各々検
知する。この検知手段Yで検知された信号は、図24に示
すように、前記モジュールの動作を制御する制御手段と
してのCPU3000に送られるように構成されている。
Y3 ,Y4 ,Y5 )は検知手段であり、前記モジュール
毎に設けられており、該モジュールの動作不良を各々検
知する。この検知手段Yで検知された信号は、図24に示
すように、前記モジュールの動作を制御する制御手段と
してのCPU3000に送られるように構成されている。
【0203】更に図32において、 V(V1 ,V2 ,V
3 ,V4 ,V5 )は夫々上記5つのモジュールで使用さ
れる電源(例えばDC24V)であり、前記検知手段Y
からの検知信号に基づいて前記CPU3000により各々O
N/OFF制御される構成となっている。
3 ,V4 ,V5 )は夫々上記5つのモジュールで使用さ
れる電源(例えばDC24V)であり、前記検知手段Y
からの検知信号に基づいて前記CPU3000により各々O
N/OFF制御される構成となっている。
【0204】そして、前記検知手段Yのうちのいずれか
が前記モジュールMJの動作不良を検知したときは、前
記CPU3000により、前記動作不良が検知されたモジュ
ールの動作を停止させ、且つ前記モジュール以外の動作
可能なモジュールを動作させて、複写機本体201 から搬
出されるシートに対して処理を施す非常動作モードに移
行する制御が行われる。
が前記モジュールMJの動作不良を検知したときは、前
記CPU3000により、前記動作不良が検知されたモジュ
ールの動作を停止させ、且つ前記モジュール以外の動作
可能なモジュールを動作させて、複写機本体201 から搬
出されるシートに対して処理を施す非常動作モードに移
行する制御が行われる。
【0205】尚、前記CPU3000は、前記検知手段Yの
うちのいずれかが前記モジュールの動作不良を検知した
とき、該動作不良が検知されたモジュールの電源をOF
Fするように制御している。
うちのいずれかが前記モジュールの動作不良を検知した
とき、該動作不良が検知されたモジュールの電源をOF
Fするように制御している。
【0206】ここで、例えば、シート処理動作中、前記
検知手段Y4 により下ビンモジュールMJ4 の動作不良
が検知された場合(例えばビンモジュールB2 のビンシ
フトモータが動作不能となった場合等)は、前記CPU
3000により一旦処理動作を停止させる。そして、再度電
源をONしたときに前述した非常動作モードに移行し、
即ち前記下ビンモジュールMJ4 以外の動作可能なモジ
ュールMJ1 , MJ2, MJ3 , MJ5 を動作させて、
複写機本体201 から搬出されるシートに対して処理を施
す。
検知手段Y4 により下ビンモジュールMJ4 の動作不良
が検知された場合(例えばビンモジュールB2 のビンシ
フトモータが動作不能となった場合等)は、前記CPU
3000により一旦処理動作を停止させる。そして、再度電
源をONしたときに前述した非常動作モードに移行し、
即ち前記下ビンモジュールMJ4 以外の動作可能なモジ
ュールMJ1 , MJ2, MJ3 , MJ5 を動作させて、
複写機本体201 から搬出されるシートに対して処理を施
す。
【0207】更に、前記非常動作モードに移行したとき
に、その情報、即ち非常動作モードに移行したことと、
動作不能になった下ビンモジュールMJ4 のこと(又は
動作可能なモジュールMJ1 , MJ2 , MJ3 , MJ5
のこと)を表示装置等で操作者に報知する。
に、その情報、即ち非常動作モードに移行したことと、
動作不能になった下ビンモジュールMJ4 のこと(又は
動作可能なモジュールMJ1 , MJ2 , MJ3 , MJ5
のこと)を表示装置等で操作者に報知する。
【0208】上述の如き非常動作モードの場合には、下
ビンモジュールMJ4 が使用できないため連続した束処
理動作はできないが、該下ビンモジュールMJ4 以外の
モジュールMJ1 , MJ2 , MJ3 , MJ5 を動作させ
ることで、コピー処理の生産性が低下するだけで他の束
処理動作は可能となる。
ビンモジュールMJ4 が使用できないため連続した束処
理動作はできないが、該下ビンモジュールMJ4 以外の
モジュールMJ1 , MJ2 , MJ3 , MJ5 を動作させ
ることで、コピー処理の生産性が低下するだけで他の束
処理動作は可能となる。
【0209】また、例えば、前記検知手段Yにより束処
理モジュールMJ5 の動作不良が検知された場合は、シ
ート束のスタック処理はできないが、前述の如き非常動
作モードに移行する制御を行うことにより、上下のビン
モジュールMJ3 , MJ4 までシートを搬送し、該シー
トのソート処理動作まで行うことは可能である。
理モジュールMJ5 の動作不良が検知された場合は、シ
ート束のスタック処理はできないが、前述の如き非常動
作モードに移行する制御を行うことにより、上下のビン
モジュールMJ3 , MJ4 までシートを搬送し、該シー
トのソート処理動作まで行うことは可能である。
【0210】尚、本実施形態に係るシート処理装置で
は、前記束処理モジュールMJ5 の中にステイプル処理
モジュール(ステイプラ11)も入っているが、ステイプ
ル処理モジュールを別に独立させれば更にきめの細かい
非常動作が可能となる。
は、前記束処理モジュールMJ5 の中にステイプル処理
モジュール(ステイプラ11)も入っているが、ステイプ
ル処理モジュールを別に独立させれば更にきめの細かい
非常動作が可能となる。
【0211】上述したように、検知手段Yにより処理機
能毎に分割したモジュールMJの動作不良が検知された
とき、該動作不良のモジュール以外の動作可能なモジュ
ールでシート処理動作を行うように制御されているた
め、画像形成システム全体としてのダウンタイムを大幅
に縮小することができる。
能毎に分割したモジュールMJの動作不良が検知された
とき、該動作不良のモジュール以外の動作可能なモジュ
ールでシート処理動作を行うように制御されているた
め、画像形成システム全体としてのダウンタイムを大幅
に縮小することができる。
【0212】また、前記CPU3000は前記各モジュール
MJの電源VのON/OFFを各々制御する構成となっ
ており、前記検知手段YがモジュールMJの動作不良を
検知したとき、該動作不良が検知されたモジュールMJ
の電源VをOFFするように制御しているため、動作不
良のモジュールが危険な状態になるのを回避しつつ動作
可能なモジュールでのシート処理動作が行える。
MJの電源VのON/OFFを各々制御する構成となっ
ており、前記検知手段YがモジュールMJの動作不良を
検知したとき、該動作不良が検知されたモジュールMJ
の電源VをOFFするように制御しているため、動作不
良のモジュールが危険な状態になるのを回避しつつ動作
可能なモジュールでのシート処理動作が行える。
【0213】また、非常動作モードに移行したことと、
動作不能になったモジュールのこと(又は動作可能であ
るモジュールのこと)を表示装置等で報知する構成とな
っているので、操作者はすぐに制限された機能が理解で
き、その後の対応が容易になる。
動作不能になったモジュールのこと(又は動作可能であ
るモジュールのこと)を表示装置等で報知する構成とな
っているので、操作者はすぐに制限された機能が理解で
き、その後の対応が容易になる。
【0214】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
モジュールの動作不良を一回検知しただけで非常動作モ
ードに移行する制御構成を例示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば複数回(例えば二回)
連続で同一モジュールの動作不良が検知された場合、又
はある決められた回数だけ合計で同一モジュールの動作
不良が検知された場合に非常動作モードに移行するよう
に制御してもよい。この構成によれば、外乱ノイズ等で
誤動作して非常動作モードに移行することがほぼなくな
り、良好な制御が可能となる。尚、この構成の場合、後
者の制御の方がより良好な制御が可能となる。
モジュールの動作不良を一回検知しただけで非常動作モ
ードに移行する制御構成を例示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば複数回(例えば二回)
連続で同一モジュールの動作不良が検知された場合、又
はある決められた回数だけ合計で同一モジュールの動作
不良が検知された場合に非常動作モードに移行するよう
に制御してもよい。この構成によれば、外乱ノイズ等で
誤動作して非常動作モードに移行することがほぼなくな
り、良好な制御が可能となる。尚、この構成の場合、後
者の制御の方がより良好な制御が可能となる。
【0215】また前述した実施形態では、シート処理装
置を構成する各処理部を処理機能毎に5つのモジュール
に分割した構成を例示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば4つ以下或いは6つ以上のモジ
ュールに分割した構成としても本発明は有効である。ま
た1つのモジュールが有する処理機能は、前述したよう
に単機能としても或いは複数の機能の組み合わせとして
も良く、必要に応じて適宜構成すればよい。或いはその
他の処理機能(例えばパンチャ等の穴開け処理)を備え
たシート処理装置であっても本発明は有効である。
置を構成する各処理部を処理機能毎に5つのモジュール
に分割した構成を例示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば4つ以下或いは6つ以上のモジ
ュールに分割した構成としても本発明は有効である。ま
た1つのモジュールが有する処理機能は、前述したよう
に単機能としても或いは複数の機能の組み合わせとして
も良く、必要に応じて適宜構成すればよい。或いはその
他の処理機能(例えばパンチャ等の穴開け処理)を備え
たシート処理装置であっても本発明は有効である。
【0216】また前述した実施形態では、2つのビンモ
ジュールを有するシート処理装置を例示したが、これに
限定されるものではなく、該ビンモジュールは必要に応
じていくつ設けても良い。またビンモジュールのビン数
が6個の場合を例示したが、これに限定されるものでは
なく、必要に応じて何個設けても良い。
ジュールを有するシート処理装置を例示したが、これに
限定されるものではなく、該ビンモジュールは必要に応
じていくつ設けても良い。またビンモジュールのビン数
が6個の場合を例示したが、これに限定されるものでは
なく、必要に応じて何個設けても良い。
【0217】また前述した実施形態では、画像形成装置
として電子写真複写機を例示したが、これに限定される
ものではなく、例えばプリンタ,ファクシミリ等の他の
画像形成装置であっても良い。
として電子写真複写機を例示したが、これに限定される
ものではなく、例えばプリンタ,ファクシミリ等の他の
画像形成装置であっても良い。
【0218】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理機能別に分割したモジュールのうち、動作不能にな
ったモジュール以外の動作可能なモジュールでシート処
理動作を行うように制御(非常動作モード)されている
ため、動作可能なモジュールでのシート処理動作の続行
が可能となり、装置全体のダウンタイムを少なくするこ
とができる。
処理機能別に分割したモジュールのうち、動作不能にな
ったモジュール以外の動作可能なモジュールでシート処
理動作を行うように制御(非常動作モード)されている
ため、動作可能なモジュールでのシート処理動作の続行
が可能となり、装置全体のダウンタイムを少なくするこ
とができる。
【0219】また複数のモジュールの電源の各々のON
/OFFを制御手段により制御しており、検知手段が前
記モジュールの動作不良を検知したとき、該動作不良が
検知されたモジュールの電源をOFFするようになって
いるため、動作不良のモジュールが危険な状態になるの
を回避しつつ動作可能なモジュールでのシート処理動作
が行える。
/OFFを制御手段により制御しており、検知手段が前
記モジュールの動作不良を検知したとき、該動作不良が
検知されたモジュールの電源をOFFするようになって
いるため、動作不良のモジュールが危険な状態になるの
を回避しつつ動作可能なモジュールでのシート処理動作
が行える。
【0220】また、前記非常動作モードに移行したと
き、該非常動作モードに移行したこと、又は動作可能な
モジュールのこと、又は動作不能なモジュールのことを
表示装置等で操作者に報知するように構成されているた
め、操作者はすぐに制限された機能を理解することがで
き、後の対応が容易になる。
き、該非常動作モードに移行したこと、又は動作可能な
モジュールのこと、又は動作不能なモジュールのことを
表示装置等で操作者に報知するように構成されているた
め、操作者はすぐに制限された機能を理解することがで
き、後の対応が容易になる。
【0221】また、前記検知手段が同一のモジュールの
動作不良を複数回検知したとき、前記非常動作モードに
移行する制御が行われるため、外乱ノイズ等で誤動作し
たような場合に誤って非常動作モードに移行してしま
い、シート処理装置の機能が制限されたまま装置を使用
してしまうような不具合を最小限に抑えることができ、
良好な動作制御が可能となる。
動作不良を複数回検知したとき、前記非常動作モードに
移行する制御が行われるため、外乱ノイズ等で誤動作し
たような場合に誤って非常動作モードに移行してしま
い、シート処理装置の機能が制限されたまま装置を使用
してしまうような不具合を最小限に抑えることができ、
良好な動作制御が可能となる。
【図1】本発明に係るシート処理装置を備える電子写真
複写機の構成を示す縦断面図
複写機の構成を示す縦断面図
【図2】図1のステイプル/スタック装置の構成を詳細
に示す縦断面図
に示す縦断面図
【図3】図1のステイプル/スタック装置に設けられて
いるビンモジュールを示す斜視図
いるビンモジュールを示す斜視図
【図4】図1のステイプル/スタック装置に設けられて
いるビンモジュールを示す上視図
いるビンモジュールを示す上視図
【図5】図1のステイプル/スタック装置に設けられて
いるビンモジュールを示す正面図
いるビンモジュールを示す正面図
【図6】図1のステイプル/スタック装置に設けられて
いるビン立ち部の構成を示す側面図
いるビン立ち部の構成を示す側面図
【図7】図1のステイプル/スタック装置に設けられて
いる束処理ユニットを示す上視図
いる束処理ユニットを示す上視図
【図8】図7の束処理ユニットの正面図
【図9】図7の束処理ユニットの先出しグリッパ及び搬
送グリッパのグリップ部の構成を示す図
送グリッパのグリップ部の構成を示す図
【図10】図7の束処理ユニットの先出しグリッパの駆
動機構を示す図
動機構を示す図
【図11】図7の束処理ユニットの搬送グリッパの駆動
機構を示す上視図
機構を示す上視図
【図12】図7の束処理ユニットの搬送グリッパの駆動
機構を示す正断面図
機構を示す正断面図
【図13】図7の束処理ユニットのステイプラの駆動機
構を示す左視図
構を示す左視図
【図14】図7の束処理ユニットのステイプラの駆動機
構を示す上視図
構を示す上視図
【図15】図1の画像形成装置のステイプル/スタック
装置に設けられているスタックユニットの構成を示す上
視図
装置に設けられているスタックユニットの構成を示す上
視図
【図16】図15のスタックユニットのスタックトレイを
示す正面図
示す正面図
【図17】図15のスタックユニットのスタックフレーム
を示す正面図
を示す正面図
【図18】図15のスタックユニットを示す左視図
【図19】図15のスタックユニットのストッパの構成を
示す上視図
示す上視図
【図20】図15のスタックユニットのストッパの構成を
示す正面図
示す正面図
【図21】図1のステイプル/スタック装置の搬送系の
駆動機構を示す断面図
駆動機構を示す断面図
【図22】図1のシート処理装置のカバー構成を示す正
面図
面図
【図23】図15のスタックユニット内へのシート束の搬
送状態を示す図
送状態を示す図
【図24】図1の電子写真式複写機の制御系の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図25】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図26】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図27】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図28】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図29】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図30】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図31】図1のシート処理装置の制御動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図32】図2に示すシート処理装置の各処理部を処理
機能毎の複数のモジュールに分割した一例を示す模式図
機能毎の複数のモジュールに分割した一例を示す模式図
B1 ,B2 …ビンモジュール B11〜B1n,ビンB21〜B2n…ビン Ba,Bb,Bc…ビンコロ部 Bd,Bf,Bg,Bh…切欠 Be…穴 Bi…シート積載部 Bj…整合部 Bk…支軸 l4 ,l5 ,l17,l18…距離 M1 ,M4 ,M5 ,M6 ,M7 ,M8 ,M9 ,M10,M
11,M12,M13,M14,M15,M16,M30…モータ S…シート S1 ,S2 ,S3 ,S7 ,S8 ,S9 ,S10,S11,S
12,S13,S14,S15,S16,S17,S23,S30…セン
サ SL1…ソレノイド MJ1 ,MJ2 ,MJ3 ,MJ4 ,MJ5 …モジュール V1 ,V2 ,V3 ,V4 ,V5 …電源 Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 ,Y5 …検知手段 1…第1搬送パス 2…第2搬送パス 3,4…デフレクタ 5…ノンソートトレイ 6…排出パス 7…パス 8a〜8p…ローラ対 9…束処理ユニット 10…先出しグリッパ 11…ステイプラ 11a〜11e…位置 12…搬送グリッパ 13…スタックユニット 14a,14b…基準棒 15…整合壁 16a〜16c…リードカム 18…モータプーリ 19…ベルト 20a〜20c…リードカムプーリ 21,22…エンコーダ 45…駆動アーム 45a…ピン 47…リンク 47a…ピン 47b…ピン当接部材 47c…支軸 48…アーム 49…バネ部材 50…ユニット前側板 50a…長穴 51…ユニット後側板 51a…長穴 52,53…ガイドステイ 53a…ガイド部材 54…右ステイ 55…昇降コロ 56…レール 57…軸 58…ピニオンギア 59,60…側板 61…グリップ部 62…側板 63,64…軸 65…固定軸 66…上グリッパ 66a…端部 67…下グリッパ 67a…端部 68,69…偏心カム 70,71…バネ部材 72…コロ 73…結合板 74…ピン部材 76…揺動アーム 76a…長穴 77,78…軸 79…コロ 80…駆動プーリ 81…ベルト 82…従動プーリ 83…貫通軸 84,85…プーリ 86…ベルト 94…基台 95…スライダ 96,97…軸 98…基板 99…ギア 100 …駆動プーリ 101 …従動プーリ 102 …ベルト 103 …規制部材 104 …エンコーダ 105 …スタックフレーム 105a…後側板 105b…左側板 105c…右側板 105d…底板 106 …昇降コロ 107 …レール 108 …規制部材 109 …チェーン 110 ,111 …スプロケット 112 …貫通軸 113 ,114 …ギア 115 …エンコーダ 116 …スタックトレイ 117 …スタッカ基準壁 117a…上部傾斜面 117b…ガイドコロ 119 …ガイドローラ 120 ,121 …ガイドレール 128 …レール 129 …スタックトレイ基台 130 …アキュライド 131 …コロ受板 132 …コロ 133 …貫通軸 134 …ピニオンギア 136 ,137 …ギア 138 …エンコーダ 139 ,140 …カップリング 141 …ギア 142 …折りカバー 143 …固定カバー 144 …前カバー 145 …スタック取り出しカバー 146 …ビンカバー 147 …上パスカバー 200 …電子写真複写機 201 …複写機本体 202 …原稿自動送り装置 203 …シート処理装置 204 …折り装置 205 …ステイプル/スタック装置 206 …原稿載置台 207 …原稿 208 …プラテンガラス 209 …パス 210 …光学系 211 …パス 212 …デッキ 213 …画像形成部 214 …定着部 215 …シート搬入口 216 …デフレクタ 217 …反転パス 218 …中間トレイ 219 …再給送パス 220 …感光体ドラム 221 …搬送路 300 …ストッパ 301 …固定部材 302 …アキュライド 304 …アーム 305 …スライダ 306a,306b…軸 307 …ベルト 308 …コロ 310 …レール部材 312 …駆動プーリ 313 …従動プーリ 2000,3000…CPU 3001…モータドライバ 3002…センサ群 3003…ソレノイド群 3004…I/F 3005…表示装置群
11,M12,M13,M14,M15,M16,M30…モータ S…シート S1 ,S2 ,S3 ,S7 ,S8 ,S9 ,S10,S11,S
12,S13,S14,S15,S16,S17,S23,S30…セン
サ SL1…ソレノイド MJ1 ,MJ2 ,MJ3 ,MJ4 ,MJ5 …モジュール V1 ,V2 ,V3 ,V4 ,V5 …電源 Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 ,Y5 …検知手段 1…第1搬送パス 2…第2搬送パス 3,4…デフレクタ 5…ノンソートトレイ 6…排出パス 7…パス 8a〜8p…ローラ対 9…束処理ユニット 10…先出しグリッパ 11…ステイプラ 11a〜11e…位置 12…搬送グリッパ 13…スタックユニット 14a,14b…基準棒 15…整合壁 16a〜16c…リードカム 18…モータプーリ 19…ベルト 20a〜20c…リードカムプーリ 21,22…エンコーダ 45…駆動アーム 45a…ピン 47…リンク 47a…ピン 47b…ピン当接部材 47c…支軸 48…アーム 49…バネ部材 50…ユニット前側板 50a…長穴 51…ユニット後側板 51a…長穴 52,53…ガイドステイ 53a…ガイド部材 54…右ステイ 55…昇降コロ 56…レール 57…軸 58…ピニオンギア 59,60…側板 61…グリップ部 62…側板 63,64…軸 65…固定軸 66…上グリッパ 66a…端部 67…下グリッパ 67a…端部 68,69…偏心カム 70,71…バネ部材 72…コロ 73…結合板 74…ピン部材 76…揺動アーム 76a…長穴 77,78…軸 79…コロ 80…駆動プーリ 81…ベルト 82…従動プーリ 83…貫通軸 84,85…プーリ 86…ベルト 94…基台 95…スライダ 96,97…軸 98…基板 99…ギア 100 …駆動プーリ 101 …従動プーリ 102 …ベルト 103 …規制部材 104 …エンコーダ 105 …スタックフレーム 105a…後側板 105b…左側板 105c…右側板 105d…底板 106 …昇降コロ 107 …レール 108 …規制部材 109 …チェーン 110 ,111 …スプロケット 112 …貫通軸 113 ,114 …ギア 115 …エンコーダ 116 …スタックトレイ 117 …スタッカ基準壁 117a…上部傾斜面 117b…ガイドコロ 119 …ガイドローラ 120 ,121 …ガイドレール 128 …レール 129 …スタックトレイ基台 130 …アキュライド 131 …コロ受板 132 …コロ 133 …貫通軸 134 …ピニオンギア 136 ,137 …ギア 138 …エンコーダ 139 ,140 …カップリング 141 …ギア 142 …折りカバー 143 …固定カバー 144 …前カバー 145 …スタック取り出しカバー 146 …ビンカバー 147 …上パスカバー 200 …電子写真複写機 201 …複写機本体 202 …原稿自動送り装置 203 …シート処理装置 204 …折り装置 205 …ステイプル/スタック装置 206 …原稿載置台 207 …原稿 208 …プラテンガラス 209 …パス 210 …光学系 211 …パス 212 …デッキ 213 …画像形成部 214 …定着部 215 …シート搬入口 216 …デフレクタ 217 …反転パス 218 …中間トレイ 219 …再給送パス 220 …感光体ドラム 221 …搬送路 300 …ストッパ 301 …固定部材 302 …アキュライド 304 …アーム 305 …スライダ 306a,306b…軸 307 …ベルト 308 …コロ 310 …レール部材 312 …駆動プーリ 313 …従動プーリ 2000,3000…CPU 3001…モータドライバ 3002…センサ群 3003…ソレノイド群 3004…I/F 3005…表示装置群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻野 浩道 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 画像形成装置等から出力されたシートに
対して処理を施すシート処理装置において、 前記シートに対する処理機能毎に分割した複数のモジュ
ールと、 前記複数のモジュールの各々の動作不良を検知する検知
手段と、 前記検知手段の検知信号に基づいて前記複数のモジュー
ルの動作を制御する制御手段と、 を有し、 前記検知手段が前記モジュールの動作不良を検知したと
き、該動作不良が検知されたモジュール以外のモジュー
ルを動作させて前記シートに対して処理を施す非常動作
モードに移行する制御が行われることを特徴とするシー
ト処理装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数のモジュール
の電源のON/OFFを各々制御しており、前記検知手
段が前記モジュールの動作不良を検知したとき、該動作
不良が検知されたモジュールの電源をOFFすることを
特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。 - 【請求項3】 前記非常動作モードに移行したとき、該
非常動作モードに移行したこと、又は動作可能なモジュ
ールのこと、又は動作不能なモジュールのことを操作者
に報知するように構成したことを特徴とする請求項1に
記載のシート処理装置。 - 【請求項4】 前記検知手段が同一のモジュールの動作
不良を複数回検知したとき、前記非常動作モードに移行
する制御が行われることを特徴とする請求項1に記載の
シート処理装置。 - 【請求項5】 前記シートに対して施す処理とは、シー
トの揃えや分類等を行うソート処理、シートに穴を開け
る穴開け処理、複数枚のシートからなるシート束の綴じ
を行うステイプル処理、シートを折る折り処理、及び多
量のシート或いはシート束を積載収容するスタック処理
等であり、前記モジュールは前記処理機能を少なくとも
1つ以上有することを特徴とする請求項1に記載のシー
ト処理装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載
のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066201A JPH10265121A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | シート処理装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066201A JPH10265121A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | シート処理装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265121A true JPH10265121A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13309004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9066201A Pending JPH10265121A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | シート処理装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265121A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6371471B1 (en) | 1999-07-23 | 2002-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus having a plurality of processing unit with independent power supply |
JP2006308692A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法と印刷システム |
JP2013177234A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Kyocera Document Solutions Inc | 後処理装置及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9066201A patent/JPH10265121A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6371471B1 (en) | 1999-07-23 | 2002-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus having a plurality of processing unit with independent power supply |
JP2006308692A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法と印刷システム |
US7777907B2 (en) | 2005-04-26 | 2010-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing system using post-printing processing apparatus |
JP2013177234A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Kyocera Document Solutions Inc | 後処理装置及び画像形成装置 |
CN103287879A (zh) * | 2012-02-29 | 2013-09-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 后处理装置及图像形成装置 |
CN103287879B (zh) * | 2012-02-29 | 2015-10-21 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 后处理装置及图像形成装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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