JPH10265067A - 送り装置 - Google Patents
送り装置Info
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- JPH10265067A JPH10265067A JP9085692A JP8569297A JPH10265067A JP H10265067 A JPH10265067 A JP H10265067A JP 9085692 A JP9085692 A JP 9085692A JP 8569297 A JP8569297 A JP 8569297A JP H10265067 A JPH10265067 A JP H10265067A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、
エアの吸引力により原稿を被搬送物を吸着させながら給
送するバキューム装置を活かして低騒音化が図れる送り
装置を提供する。 【解決手段】 同一形状のエア供給用のファン5の羽根
とエア吸引用のファン14の羽根を1つのモータ14の
駆動軸16に取り付けて、駆動軸16に対する量ファン
の羽根の取り付け角度が、周方向に実質的に1/2ピッ
チずらしてある。これにより、両ファンは、相互に1/
2波長ずれた正弦波の振動を生じて互いに騒音を打ち消
して低減する。
エアの吸引力により原稿を被搬送物を吸着させながら給
送するバキューム装置を活かして低騒音化が図れる送り
装置を提供する。 【解決手段】 同一形状のエア供給用のファン5の羽根
とエア吸引用のファン14の羽根を1つのモータ14の
駆動軸16に取り付けて、駆動軸16に対する量ファン
の羽根の取り付け角度が、周方向に実質的に1/2ピッ
チずらしてある。これにより、両ファンは、相互に1/
2波長ずれた正弦波の振動を生じて互いに騒音を打ち消
して低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載した原稿また
は転写紙等の被搬送物の先端部分をエアの吹き出しによ
り分離して供給する自動原稿装置や、両面複写機の中間
トレイ等に用いられるエア分離給紙装置として適用でき
る送り装置に関するものである。
は転写紙等の被搬送物の先端部分をエアの吹き出しによ
り分離して供給する自動原稿装置や、両面複写機の中間
トレイ等に用いられるエア分離給紙装置として適用でき
る送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、普通紙のファクシミリ、レーザ
プリンタ等の画像形成装置には、積載した原稿または転
写紙等の被搬送物の先端部分を分離して給紙する自動原
稿送り装置が用いられている。従来の例えば複写機の自
動原稿送り装置は、複写機の上部にあるためにオペレー
タに近い場所にあり、複写機本体が低騒音であっても自
動原稿送り装置の騒音が大きい。
プリンタ等の画像形成装置には、積載した原稿または転
写紙等の被搬送物の先端部分を分離して給紙する自動原
稿送り装置が用いられている。従来の例えば複写機の自
動原稿送り装置は、複写機の上部にあるためにオペレー
タに近い場所にあり、複写機本体が低騒音であっても自
動原稿送り装置の騒音が大きい。
【0003】自動原稿送り装置の原稿搬送速度は、複写
機のスキャナーが原稿を読み取り終わってホームポジシ
ョンに戻る間に原稿を入れ換えなければならないので、
複写機本体の転写紙の搬送速度の2乃至3倍以上の速度
であるのが一般的である。よって、自動原稿送り装置の
騒音は複写機本体の騒音よりも大きくなることが多い。
特に、超高速の複写機の場合には、原稿の分離方式が摩
擦分離では原稿を傷めるので、エア分離方式を採用する
ことがある。この場合、エア分離に使用する遠心ファン
が高速に回転するので、電気掃除機を使用しているよう
な騒音が発生する。
機のスキャナーが原稿を読み取り終わってホームポジシ
ョンに戻る間に原稿を入れ換えなければならないので、
複写機本体の転写紙の搬送速度の2乃至3倍以上の速度
であるのが一般的である。よって、自動原稿送り装置の
騒音は複写機本体の騒音よりも大きくなることが多い。
特に、超高速の複写機の場合には、原稿の分離方式が摩
擦分離では原稿を傷めるので、エア分離方式を採用する
ことがある。この場合、エア分離に使用する遠心ファン
が高速に回転するので、電気掃除機を使用しているよう
な騒音が発生する。
【0004】このような騒音を低減する従来例として
は、特開平6−8581号公報や特開平7−40630
号公報に開示されているように、ファンの音をマイクで
収集して、その音を逆位相に変換してスピーカから出力
して、音を打ち消す方式がある。
は、特開平6−8581号公報や特開平7−40630
号公報に開示されているように、ファンの音をマイクで
収集して、その音を逆位相に変換してスピーカから出力
して、音を打ち消す方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方式は、消
音原理としては優れているが、マイクや逆位相を発生す
る制御装置やスピーカ等が必要となり、装置が高価で複
雑である。
音原理としては優れているが、マイクや逆位相を発生す
る制御装置やスピーカ等が必要となり、装置が高価で複
雑である。
【0006】また、特開平7−168514公報では、
複数のファンを独立にしてPWM(パルス幅変調)制御
するものであるが、この場合ファンが間欠運転になるた
めに、複写機の待機時のようにあまり送風の要らない場
合には有効であるが、バキューム装置のような場合には
間欠運転をしていたのでは用をなさない。
複数のファンを独立にしてPWM(パルス幅変調)制御
するものであるが、この場合ファンが間欠運転になるた
めに、複写機の待機時のようにあまり送風の要らない場
合には有効であるが、バキューム装置のような場合には
間欠運転をしていたのでは用をなさない。
【0007】さらに、特開平8−123264公報は、
ファンやダクトの騒音をレゾネータを取り付けて吸音す
るものであるが、消音原理は優れているがレゾネータの
分だけスペースをとるので機械の小型化ができない。
ファンやダクトの騒音をレゾネータを取り付けて吸音す
るものであるが、消音原理は優れているがレゾネータの
分だけスペースをとるので機械の小型化ができない。
【0008】また、図13乃至17は従来の原稿の自動
送り装置のエア分離給紙機構とその動作を示している。
図13において、エアの流れは、原稿1の先端分離を行
うエア噴射装置102の流れAと、原稿1を吸着しなが
ら給送するバキューム装置103の流れBの2系統があ
る。
送り装置のエア分離給紙機構とその動作を示している。
図13において、エアの流れは、原稿1の先端分離を行
うエア噴射装置102の流れAと、原稿1を吸着しなが
ら給送するバキューム装置103の流れBの2系統があ
る。
【0009】エア噴射装置102は、ブロア装置104
の遠心ファン105(ファンケーシング106に入って
いる、図17を参照)と、ノズルケーシング107と、
エアナイフノズル108等から構成されている。バキュ
ーム装置103はローラ109、110で駆動される空
気穴111が多数開いたゴム製の給送ベルト112と、
給送ベルト112の内側に配置されるバキュームタンク
113、ブロア装置104の遠心ファン114から成
る。
の遠心ファン105(ファンケーシング106に入って
いる、図17を参照)と、ノズルケーシング107と、
エアナイフノズル108等から構成されている。バキュ
ーム装置103はローラ109、110で駆動される空
気穴111が多数開いたゴム製の給送ベルト112と、
給送ベルト112の内側に配置されるバキュームタンク
113、ブロア装置104の遠心ファン114から成
る。
【0010】図13ではエアは一見循環しているように
見えるが、流れAのエア噴射と流れBのバキュームは別
系統であり、循環はしていない。風を起こすブロア装置
104は1つのブロアモータ115のモータ軸116
(図17参照)を両側から出し、そのモータ軸116に
遠心ファン105,114を固定している。
見えるが、流れAのエア噴射と流れBのバキュームは別
系統であり、循環はしていない。風を起こすブロア装置
104は1つのブロアモータ115のモータ軸116
(図17参照)を両側から出し、そのモータ軸116に
遠心ファン105,114を固定している。
【0011】バキュームタンク113の給送ベルト11
2に覆われた部分には穴が開いており、ブロア装置10
4が働くと給送ベルト112の空気穴111から原稿1
01の最下位の1枚を吸引して、その状態で給送ベルト
112がローラ109,110で回転することにより原
稿101を1枚搬送するようになっている。給送ベルト
112は原稿101をセットした時に、原稿101の中
央を吸引するように配置されている。
2に覆われた部分には穴が開いており、ブロア装置10
4が働くと給送ベルト112の空気穴111から原稿1
01の最下位の1枚を吸引して、その状態で給送ベルト
112がローラ109,110で回転することにより原
稿101を1枚搬送するようになっている。給送ベルト
112は原稿101をセットした時に、原稿101の中
央を吸引するように配置されている。
【0012】図14はこのバキューム装置103のシャ
ッター117を示しており、シャッター117はシャッ
ターソレノイド118のオン、オフのタイミングで開閉
し、バキューム装置103の働きを制御している。シャ
ッターソレノイド118が働いていない時はシャッター
117は破線の状態で閉まっており、シャッター117
は破線の状態で閉まっている時はバキュームしなくなる
が、シャッターソレノイド118がオンして、実線の位
置に来るとバキュームする。
ッター117を示しており、シャッター117はシャッ
ターソレノイド118のオン、オフのタイミングで開閉
し、バキューム装置103の働きを制御している。シャ
ッターソレノイド118が働いていない時はシャッター
117は破線の状態で閉まっており、シャッター117
は破線の状態で閉まっている時はバキュームしなくなる
が、シャッターソレノイド118がオンして、実線の位
置に来るとバキュームする。
【0013】図15及び図16において、原稿101の
分離給送を説明する。原稿101は原稿テーブルの一部
となっているバキュームタンク113の給送ベルト11
2上にセットする。始めは、バキューム装置103のシ
ャッター117は閉じており吸引しないようになってい
る。スタートスイッチ(図示せず)を押すと、ブロアモ
ータ115が回転を始め、エア噴射装置102が働きだ
す。すると、エアナイフノズル108から原稿101の
端面中央に向かってエアを噴射する。これによって、原
稿1の間にエアが吹き込まれてさばかれる。十分原稿1
01がさばかれると、バキューム装置103のシャッタ
ー117がソレノイド118の動作によって開かれ、給
送ベルト112の面に最下位の原稿101が吸着され
る。
分離給送を説明する。原稿101は原稿テーブルの一部
となっているバキュームタンク113の給送ベルト11
2上にセットする。始めは、バキューム装置103のシ
ャッター117は閉じており吸引しないようになってい
る。スタートスイッチ(図示せず)を押すと、ブロアモ
ータ115が回転を始め、エア噴射装置102が働きだ
す。すると、エアナイフノズル108から原稿101の
端面中央に向かってエアを噴射する。これによって、原
稿1の間にエアが吹き込まれてさばかれる。十分原稿1
01がさばかれると、バキューム装置103のシャッタ
ー117がソレノイド118の動作によって開かれ、給
送ベルト112の面に最下位の原稿101が吸着され
る。
【0014】次に、図示しない給紙モータが回転して、
給送ベルト112を白矢印方向に回転させて給紙ローラ
対119まで原稿1を搬送する。原稿101が図16の
ように給紙ローラ対119に搬送された時点で、再びシ
ャッター117が閉じて吸引を止める。給紙モータも停
止する。吸引したままであると、原稿101を給送ベル
ト112から無理やり引き剥がしながら給送することに
なり、原稿101を傷めるためである。また、給紙モー
タも回転しっぱなしにすると原稿101が次々と勝手に
給紙されてしまい、ジャムになる。よって、シャッター
ソレノイド118と給紙モータは、一定のタイミングで
動作する。
給送ベルト112を白矢印方向に回転させて給紙ローラ
対119まで原稿1を搬送する。原稿101が図16の
ように給紙ローラ対119に搬送された時点で、再びシ
ャッター117が閉じて吸引を止める。給紙モータも停
止する。吸引したままであると、原稿101を給送ベル
ト112から無理やり引き剥がしながら給送することに
なり、原稿101を傷めるためである。また、給紙モー
タも回転しっぱなしにすると原稿101が次々と勝手に
給紙されてしまい、ジャムになる。よって、シャッター
ソレノイド118と給紙モータは、一定のタイミングで
動作する。
【0015】このように、バキューム装置103では、
原稿101を吸引している時と、シャッター117を閉
じている時は、風が遠心ファン114から排気されな
い。そのため、遠心ファン1個で、空気を循環させる
と、エアの噴射が不安定になるため、遠心ファンを2個
使用して、空気の流れも2系統必要になる。エアの噴射
は常に一定である必要があるためである。
原稿101を吸引している時と、シャッター117を閉
じている時は、風が遠心ファン114から排気されな
い。そのため、遠心ファン1個で、空気を循環させる
と、エアの噴射が不安定になるため、遠心ファンを2個
使用して、空気の流れも2系統必要になる。エアの噴射
は常に一定である必要があるためである。
【0016】図17は従来のブロア装置104を示して
おり、ブロアモータ115とモータ軸116を有し、噴
射とバキュームの2つの遠心ファン105,114があ
る。ブロアモータ115は、防振ゴム120を介してモ
ータブラケット121にネジ122で止められ、振動を
遮断している。モータブラケット121は、図示してい
ない自動原稿送り装置にネジ123で固定されている。
2つの遠心ファン105,114は、モータ115の両
側から出ているモータ軸116に固定されている。モー
タ軸116の先端にはネジが切ってあり、遠心ファン1
05,114はスペーサ124を介してセットスクリュ
ー125でネジ止めされている。
おり、ブロアモータ115とモータ軸116を有し、噴
射とバキュームの2つの遠心ファン105,114があ
る。ブロアモータ115は、防振ゴム120を介してモ
ータブラケット121にネジ122で止められ、振動を
遮断している。モータブラケット121は、図示してい
ない自動原稿送り装置にネジ123で固定されている。
2つの遠心ファン105,114は、モータ115の両
側から出ているモータ軸116に固定されている。モー
タ軸116の先端にはネジが切ってあり、遠心ファン1
05,114はスペーサ124を介してセットスクリュ
ー125でネジ止めされている。
【0017】ところで、このような従来の装置では、ブ
ロア装置104が7000rpmで高速回転するので、
ファンの風切り音が大きい。また、2つの遠心ファン1
05,114が付いているので、1つの遠心ファンだけ
を設けるのに比べて2倍の音響エネルギが発生する。
ロア装置104が7000rpmで高速回転するので、
ファンの風切り音が大きい。また、2つの遠心ファン1
05,114が付いているので、1つの遠心ファンだけ
を設けるのに比べて2倍の音響エネルギが発生する。
【0018】そこで本発明は上記課題を解消し、エア分
離方式にはエアの吹き出しによる被搬送物の先端分離を
行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を吸着
させながら給送するためにバキューム給送装置があるこ
とを活かして低騒音化が図れ、省スペースで安価に提供
できる送り装置を提供することを目的としている。
離方式にはエアの吹き出しによる被搬送物の先端分離を
行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を吸着
させながら給送するためにバキューム給送装置があるこ
とを活かして低騒音化が図れ、省スペースで安価に提供
できる送り装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エアの吹き出しによる被搬送物の先端分離を行うエ
ア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を吸着させな
がら給送するバキューム給送装置と、エア噴射装置とバ
キューム給送装置にそれぞれ接続されてエアの供給とエ
アの吸引を行う送風機とを備える送り装置において、送
風機のエア供給用のファンの羽根と送風機のエア吸引用
のファンの羽根を1つのモータの駆動軸の両端に取り付
け、エア供給用のファンの羽根とエア吸引用のファンの
羽根は同一ものが用いられ、駆動軸に対するエア供給用
のファンの羽根とエア吸引用のファンの羽根の取り付け
角度が、周方向に実質的に1/2ピッチずらしたことを
特徴とする。
は、エアの吹き出しによる被搬送物の先端分離を行うエ
ア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を吸着させな
がら給送するバキューム給送装置と、エア噴射装置とバ
キューム給送装置にそれぞれ接続されてエアの供給とエ
アの吸引を行う送風機とを備える送り装置において、送
風機のエア供給用のファンの羽根と送風機のエア吸引用
のファンの羽根を1つのモータの駆動軸の両端に取り付
け、エア供給用のファンの羽根とエア吸引用のファンの
羽根は同一ものが用いられ、駆動軸に対するエア供給用
のファンの羽根とエア吸引用のファンの羽根の取り付け
角度が、周方向に実質的に1/2ピッチずらしたことを
特徴とする。
【0020】この請求項1に記載の発明では、送風機の
エア供給用のファンの羽根と送風機のエア吸引用のファ
ンの羽根を1つのモータの駆動軸の両端に取り付け、エ
ア供給用のファンの羽根とエア吸引用のファンの羽根は
同一のものが用いられ、駆動軸に対するエア供給用のフ
ァンの羽根とエア吸引用のファンの羽根の取り付け角度
が、周方向に実質的に1/2ピッチずらしてある。エア
噴射装置とバキューム給送装置を活かして、エア送風機
のファンとバキューム送風機のファンは、相互に1/2
波長ずれた正弦波の振動(音)を生じて互いに騒音を打
ち消し合い、これにより騒音を低減することができる。
従って安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
エア供給用のファンの羽根と送風機のエア吸引用のファ
ンの羽根を1つのモータの駆動軸の両端に取り付け、エ
ア供給用のファンの羽根とエア吸引用のファンの羽根は
同一のものが用いられ、駆動軸に対するエア供給用のフ
ァンの羽根とエア吸引用のファンの羽根の取り付け角度
が、周方向に実質的に1/2ピッチずらしてある。エア
噴射装置とバキューム給送装置を活かして、エア送風機
のファンとバキューム送風機のファンは、相互に1/2
波長ずれた正弦波の振動(音)を生じて互いに騒音を打
ち消し合い、これにより騒音を低減することができる。
従って安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
【0021】請求項2に記載の発明は、エアの吹き出し
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置と第2ブロア装置は同一構造で
でかつ回転数が同一であり、第1ブロア装置に連結され
た吸気用ダクトと、第2ブロア装置に連結された排気用
ダクトと、を有し、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端
部開口は、同一平面にあり端部の開口を隣接し配置して
同方向に向いており、吸気用ダクトの長さと排気用ダク
トの長さには、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生
するメインの周波数の波長の半波長の奇数倍の差が設定
されていることを特徴とする。
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置と第2ブロア装置は同一構造で
でかつ回転数が同一であり、第1ブロア装置に連結され
た吸気用ダクトと、第2ブロア装置に連結された排気用
ダクトと、を有し、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端
部開口は、同一平面にあり端部の開口を隣接し配置して
同方向に向いており、吸気用ダクトの長さと排気用ダク
トの長さには、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生
するメインの周波数の波長の半波長の奇数倍の差が設定
されていることを特徴とする。
【0022】この請求項2に記載の発明では、第1ブロ
ア装置と第2ブロア装置は同一構造ででかつ回転数が同
一であり、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口
は、同一平面にあり端部の開口を隣接し配置して同方向
に向いており、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長
さには、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメ
インの周波数の波長の半波長の奇数倍の差が設定されて
いる。エア噴射装置のダクトとバキューム給送装置のダ
クトを活かして、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部
開口では互いに騒音を打ち消し合い、これにより騒音を
低減することができる。従って、安価に省スペース化と
低騒音化が図れる。
ア装置と第2ブロア装置は同一構造ででかつ回転数が同
一であり、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口
は、同一平面にあり端部の開口を隣接し配置して同方向
に向いており、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長
さには、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメ
インの周波数の波長の半波長の奇数倍の差が設定されて
いる。エア噴射装置のダクトとバキューム給送装置のダ
クトを活かして、吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部
開口では互いに騒音を打ち消し合い、これにより騒音を
低減することができる。従って、安価に省スペース化と
低騒音化が図れる。
【0023】請求項3に記載の発明は、エアの吹き出し
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、
第2ブロア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、
吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面
にあり端部の開口を隣接し配置して同方向に向いてお
り、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数は段階的
に可変し、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数の
可変段階数だけ、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの
長さが、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメ
インの周波数の波長の半波長の奇数倍の差に設定して、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数毎に、ダクト
長さを切り換えるための制御手段を備えることを特徴と
する。
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、
第2ブロア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、
吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面
にあり端部の開口を隣接し配置して同方向に向いてお
り、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数は段階的
に可変し、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数の
可変段階数だけ、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの
長さが、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメ
インの周波数の波長の半波長の奇数倍の差に設定して、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数毎に、ダクト
長さを切り換えるための制御手段を備えることを特徴と
する。
【0024】この請求項3に記載の発明では、吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、第1ブ
ロア装置と第2ブロア装置の回転数は段階的に可変し、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数の可変段階数
だけ、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さが、第
1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメインの周波
数の波長の半波長の奇数倍の差に設定され、第1ブロア
装置と第2ブロア装置の回転数毎に、ダクト長さを切り
換えるための制御手段を備える。エア噴射装置のダクト
とバキューム給送装置のダクトを活かして、原稿枚数に
よって段階的にブロア装置の回転数を変えて、エアの吹
き付け量を段階的に変化させる場合に、ブロア装置の回
転数毎に、ダクト長さを切り換えても、吸気用ダクトと
排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音を打ち消し合
い、これにより騒音を低減することができる。
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、第1ブ
ロア装置と第2ブロア装置の回転数は段階的に可変し、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数の可変段階数
だけ、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さが、第
1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメインの周波
数の波長の半波長の奇数倍の差に設定され、第1ブロア
装置と第2ブロア装置の回転数毎に、ダクト長さを切り
換えるための制御手段を備える。エア噴射装置のダクト
とバキューム給送装置のダクトを活かして、原稿枚数に
よって段階的にブロア装置の回転数を変えて、エアの吹
き付け量を段階的に変化させる場合に、ブロア装置の回
転数毎に、ダクト長さを切り換えても、吸気用ダクトと
排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音を打ち消し合
い、これにより騒音を低減することができる。
【0025】請求項4に記載の発明は、エアの吹き出し
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、
第2ブロア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、
吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面
にあり端部の開口を隣接し配置して同方向に向いてお
り、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数が無段階
に可変する際に、その回転数に応じて周波数を発生する
周波数検出手段と、周波数検出手段の発生周波数に応じ
て、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さの差を、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメインの周
波数の波長の半波長の奇数倍に設定する制御手段とを備
えることを特徴とする。
による被搬送物の先端分離を行うエア噴射装置と、エア
の吸引力によって原稿を吸着させながら給送するバキュ
ーム給送装置と、エア噴射装置とバキューム給送装置に
それぞれ接続されてエアの供給を行う第1ブロア装置と
エアの吸引を行う第2ブロア装置とを備える送り装置に
おいて、第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、
第2ブロア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、
吸気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面
にあり端部の開口を隣接し配置して同方向に向いてお
り、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数が無段階
に可変する際に、その回転数に応じて周波数を発生する
周波数検出手段と、周波数検出手段の発生周波数に応じ
て、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さの差を、
第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメインの周
波数の波長の半波長の奇数倍に設定する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0026】この請求項4に記載の発明では、吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、第1ブ
ロア装置と第2ブロア装置の回転数が無段階に可変する
際に、その回転数に応じて周波数を発生する周波数検出
手段と、周波数検出手段の発生周波数に応じて、吸気用
ダクトの長さと排気用ダクトの長さの差を、第1ブロア
装置と第2ブロア装置の発生するメインの周波数の波長
の半波長の奇数倍に設定する制御手段とを備えるので、
吸気用ダクトと排気用ダクトの差を、ブロア装置の発生
するメインの周波数の波長の半波長の奇数倍になるよう
に制御することにより、常にメインの周波数が吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口で互いに騒音を打ち消
し合い、これにより騒音を低減することができる。
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、第1ブ
ロア装置と第2ブロア装置の回転数が無段階に可変する
際に、その回転数に応じて周波数を発生する周波数検出
手段と、周波数検出手段の発生周波数に応じて、吸気用
ダクトの長さと排気用ダクトの長さの差を、第1ブロア
装置と第2ブロア装置の発生するメインの周波数の波長
の半波長の奇数倍に設定する制御手段とを備えるので、
吸気用ダクトと排気用ダクトの差を、ブロア装置の発生
するメインの周波数の波長の半波長の奇数倍になるよう
に制御することにより、常にメインの周波数が吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口で互いに騒音を打ち消
し合い、これにより騒音を低減することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の送り装置の原稿の
自動送り装置のエア分離給紙機構を示している。図1に
おいて、エアの流れは、原稿1の先端分離を行うエア噴
射装置2の流れAと、原稿1を吸着しながら給送するバ
キューム装置3の流れBの2系統がある。この送り装置
は、概略エア噴射装置2、バキューム装置3、ブロア装
置(送風機)4を有する。
に基づいて説明する。図1は本発明の送り装置の原稿の
自動送り装置のエア分離給紙機構を示している。図1に
おいて、エアの流れは、原稿1の先端分離を行うエア噴
射装置2の流れAと、原稿1を吸着しながら給送するバ
キューム装置3の流れBの2系統がある。この送り装置
は、概略エア噴射装置2、バキューム装置3、ブロア装
置(送風機)4を有する。
【0028】エア噴射装置2は、ブロア装置4の遠心フ
ァン5(ファンケーシング6に入っている)と、ノズル
ケーシング7、エアナイフノズル8等から形成されてい
る。バキューム装置3はローラ9、10で駆動される空
気穴11が多数開いたゴム製の給送ベルト12と、給送
ベルト12の内側に配置されるバキュームタンク13、
ブロア装置4の遠心ファン14から形成されている。図
1ではエアは一見循環しているように見えるが、エア噴
射とバキュームは別系統であり、循環はしていない。
ァン5(ファンケーシング6に入っている)と、ノズル
ケーシング7、エアナイフノズル8等から形成されてい
る。バキューム装置3はローラ9、10で駆動される空
気穴11が多数開いたゴム製の給送ベルト12と、給送
ベルト12の内側に配置されるバキュームタンク13、
ブロア装置4の遠心ファン14から形成されている。図
1ではエアは一見循環しているように見えるが、エア噴
射とバキュームは別系統であり、循環はしていない。
【0029】図2に示すように、風を起こすエア噴射装
置2側のブロア装置4の遠心ファン5は、1つのブロア
モータ15のモータ軸16の一端に固定され、バキュー
ム装置3側のブロア装置の遠心ファン14は、上記1つ
のブロアモータ15のモータ軸16の他端に固定されて
いる。
置2側のブロア装置4の遠心ファン5は、1つのブロア
モータ15のモータ軸16の一端に固定され、バキュー
ム装置3側のブロア装置の遠心ファン14は、上記1つ
のブロアモータ15のモータ軸16の他端に固定されて
いる。
【0030】図2のブロア装置4は、ブロアモータ15
とモータ軸16を有し、噴射(エア供給用)とバキュー
ム(エア吸引用)の2つの遠心ファン5,14がある。
ブロアモータ15は、防振ゴム20を介してモータブラ
ケット21にネジ22で止められ、振動を遮断してい
る。モータブラケット21は、図示していない自動原稿
送り装置にネジ23で固定されている。2つの遠心ファ
ン5,14は、モータ15の両側から出ているモータ軸
16の固定されている。モータ軸16の先端にはネジが
切ってあり、遠心ファン5,14はスペーサ24を介し
てセットスクリュー25でネジ止めされている。セット
スクリュー25は風の流れがスムーズに行われるような
形状となっている。
とモータ軸16を有し、噴射(エア供給用)とバキュー
ム(エア吸引用)の2つの遠心ファン5,14がある。
ブロアモータ15は、防振ゴム20を介してモータブラ
ケット21にネジ22で止められ、振動を遮断してい
る。モータブラケット21は、図示していない自動原稿
送り装置にネジ23で固定されている。2つの遠心ファ
ン5,14は、モータ15の両側から出ているモータ軸
16の固定されている。モータ軸16の先端にはネジが
切ってあり、遠心ファン5,14はスペーサ24を介し
てセットスクリュー25でネジ止めされている。セット
スクリュー25は風の流れがスムーズに行われるような
形状となっている。
【0031】図3及び図4は図2の遠心ファン5,14
を図2に示すA1方向から見た外形図であり、これらの
遠心ファン5,14は、直径、幅、羽根枚数等に関して
同じであり、同一形状のものである。そして遠心ファン
5,14の中央には中心軸穴26がそれぞれ形成されて
いるが、これらの中心軸穴26はD形形状を有してい
る。モータ15のモータ軸16,16の断面形状もD字
形状を有していて同一面状にカット部分があり、中心軸
穴26に合致している。これにより、各遠心ファン5,
14はモータ軸(駆動軸)16,16に対して回転方向
に位置決めして固定する。
を図2に示すA1方向から見た外形図であり、これらの
遠心ファン5,14は、直径、幅、羽根枚数等に関して
同じであり、同一形状のものである。そして遠心ファン
5,14の中央には中心軸穴26がそれぞれ形成されて
いるが、これらの中心軸穴26はD形形状を有してい
る。モータ15のモータ軸16,16の断面形状もD字
形状を有していて同一面状にカット部分があり、中心軸
穴26に合致している。これにより、各遠心ファン5,
14はモータ軸(駆動軸)16,16に対して回転方向
に位置決めして固定する。
【0032】特徴的なのは、遠心ファン5,14の中心
軸穴26,26は、図3及び図4を比較して分かるよう
に周方向の羽根5a,14aの配置に対して、互いに1
/2ピッチ分ずらして開けてある。従って、図2に示す
ように2つの遠心ファン5,14がモータ軸16,16
に組付けられた時に、周方向(回転方向)に関して羽根
5a,14aの取り付け角度の配置が、互いに1/2ピ
ッチ分ずれて取り付けられている。
軸穴26,26は、図3及び図4を比較して分かるよう
に周方向の羽根5a,14aの配置に対して、互いに1
/2ピッチ分ずらして開けてある。従って、図2に示す
ように2つの遠心ファン5,14がモータ軸16,16
に組付けられた時に、周方向(回転方向)に関して羽根
5a,14aの取り付け角度の配置が、互いに1/2ピ
ッチ分ずれて取り付けられている。
【0033】ブロアモータ15のモータ軸16の回転
時、遠心ファン5,14が空気を切り裂き始める時に、
遠心ファン5,14の取り付け角度が羽根5a,14a
の配置が1/2ピッチ分ずれていることから、それに応
じて遠心ファン5,14が空気を切り裂き始めるタイミ
ングをずらすことができる。つまり、図2に示す遠心フ
ァン5,14の羽根5a,14aと空気の間で相互に半
波長分ずれた正弦波の振動(音)が生じて互いに騒音を
打ち消し合う。この効果を高めるためには、遠心ファン
5,14の間隔Lが発生する波長λより十分に小さいこ
とが望ましいが、本実施の形態ではその間隔Lは、ブロ
アモータ15の大きさなので、数十mmである。発生す
る波長λ(m)はモータ回転数7000rpm(1分間
の回転数)時で、羽根枚数を12枚とすると、以下のよ
うに示すことができる。
時、遠心ファン5,14が空気を切り裂き始める時に、
遠心ファン5,14の取り付け角度が羽根5a,14a
の配置が1/2ピッチ分ずれていることから、それに応
じて遠心ファン5,14が空気を切り裂き始めるタイミ
ングをずらすことができる。つまり、図2に示す遠心フ
ァン5,14の羽根5a,14aと空気の間で相互に半
波長分ずれた正弦波の振動(音)が生じて互いに騒音を
打ち消し合う。この効果を高めるためには、遠心ファン
5,14の間隔Lが発生する波長λより十分に小さいこ
とが望ましいが、本実施の形態ではその間隔Lは、ブロ
アモータ15の大きさなので、数十mmである。発生す
る波長λ(m)はモータ回転数7000rpm(1分間
の回転数)時で、羽根枚数を12枚とすると、以下のよ
うに示すことができる。
【0034】
【数1】
【0035】図1に示すバキュームタンク13の給送ベ
ルト12に覆われた部分には穴が開いており、ブロア装
置4が働くと給送ベルト12の空気穴11から原稿1の
最下位の1枚を吸引して、その状態で給送ベルト12が
ローラ9,10で回転することにより原稿1を1枚搬送
するようになっている。給送ベルト12は原稿1をセッ
トした時に、原稿1の中央を吸引するように配置されて
いる。
ルト12に覆われた部分には穴が開いており、ブロア装
置4が働くと給送ベルト12の空気穴11から原稿1の
最下位の1枚を吸引して、その状態で給送ベルト12が
ローラ9,10で回転することにより原稿1を1枚搬送
するようになっている。給送ベルト12は原稿1をセッ
トした時に、原稿1の中央を吸引するように配置されて
いる。
【0036】図1のバキューム装置3のシャッター17
はシャッターソレノイドのオン、オフのタイミングで開
閉し、バキューム装置3の働きを制御している。図1に
示すシャッターソレノイドが働いていない時はシャッタ
ー17は破線の状態で閉まっており、シャッター17は
破線の状態で閉まっている時はバキュームしなくなる
が、シャッターソレノイドがオンして、実線の位置に来
るとバキュームする。
はシャッターソレノイドのオン、オフのタイミングで開
閉し、バキューム装置3の働きを制御している。図1に
示すシャッターソレノイドが働いていない時はシャッタ
ー17は破線の状態で閉まっており、シャッター17は
破線の状態で閉まっている時はバキュームしなくなる
が、シャッターソレノイドがオンして、実線の位置に来
るとバキュームする。
【0037】図7及び図8において、原稿1の分離給送
を説明する。原稿1は原稿テーブルの一部となっている
バキュームタンク13の給送ベルト12上にセットす
る。始めは、バキューム装置3のシャッター17は閉じ
ており吸引しないようになっている。スタートスイッチ
(図示せず)を押すと、ブロアモータ15が回転を始
め、エア噴射装置2が働きだす。すると、エアナイフノ
ズル8から原稿1の端面中央に向かってエアを噴射す
る。これによって、原稿1の間にエアが吹き込まれて、
さばかれる。十分原稿1がさばかれると、バキューム装
置3のシャッター17がソレノイド18の動作によって
開かれ、給送ベルト12の面に最下位の原稿1が吸着さ
れる。
を説明する。原稿1は原稿テーブルの一部となっている
バキュームタンク13の給送ベルト12上にセットす
る。始めは、バキューム装置3のシャッター17は閉じ
ており吸引しないようになっている。スタートスイッチ
(図示せず)を押すと、ブロアモータ15が回転を始
め、エア噴射装置2が働きだす。すると、エアナイフノ
ズル8から原稿1の端面中央に向かってエアを噴射す
る。これによって、原稿1の間にエアが吹き込まれて、
さばかれる。十分原稿1がさばかれると、バキューム装
置3のシャッター17がソレノイド18の動作によって
開かれ、給送ベルト12の面に最下位の原稿1が吸着さ
れる。
【0038】次に、図示しない給紙モータが回転して、
給送ベルト12を白矢印方向に回転させて給紙ローラ対
19まで原稿1を搬送する。原稿1が図7のように給紙
ローラ対19に搬送された時点で、再びシャッター17
が閉じて吸引を止める。給紙モータも停止する。吸引し
たままであると、原稿1を給送ベルト12から無理やり
引き剥がしながら給送することになり、原稿1を傷める
ためである。また、給紙モータも回転しっぱなしにする
と原稿1が次々と勝手に給紙されてしまい、ジャムにな
る。よって、シャッターソレノイド18と給紙モータ
は、一定のタイミングで動作する。
給送ベルト12を白矢印方向に回転させて給紙ローラ対
19まで原稿1を搬送する。原稿1が図7のように給紙
ローラ対19に搬送された時点で、再びシャッター17
が閉じて吸引を止める。給紙モータも停止する。吸引し
たままであると、原稿1を給送ベルト12から無理やり
引き剥がしながら給送することになり、原稿1を傷める
ためである。また、給紙モータも回転しっぱなしにする
と原稿1が次々と勝手に給紙されてしまい、ジャムにな
る。よって、シャッターソレノイド18と給紙モータ
は、一定のタイミングで動作する。
【0039】このように、バキューム装置3では、原稿
1を吸引している時と、シャッター17を閉じている時
は、風が遠心ファン14から排気されない。そのため、
遠心ファン1個で、空気を循環させると、エアの噴射が
不安定になるため、遠心ファンを2個使用して、空気の
流れも2系統必要になる。エアの噴射は常に一定である
必要があるためである。
1を吸引している時と、シャッター17を閉じている時
は、風が遠心ファン14から排気されない。そのため、
遠心ファン1個で、空気を循環させると、エアの噴射が
不安定になるため、遠心ファンを2個使用して、空気の
流れも2系統必要になる。エアの噴射は常に一定である
必要があるためである。
【0040】次に、図5及び図6を参照して、本発明の
別の実施の形態を説明する。図5は送り装置の原稿の自
動送り装置のエア分離給紙機構を示していて、図1の装
置と基本的な構成は同じであるので、該当する箇所には
同じ符号を記してその説明を省略し、以下に図5及び図
6の実施の形態の異なる部位について説明する。
別の実施の形態を説明する。図5は送り装置の原稿の自
動送り装置のエア分離給紙機構を示していて、図1の装
置と基本的な構成は同じであるので、該当する箇所には
同じ符号を記してその説明を省略し、以下に図5及び図
6の実施の形態の異なる部位について説明する。
【0041】図5及び図6において、エア噴射装置42
は、図1の装置のエア噴射装置とは異なり、エアの吸引
をダクト27を介して行っている。また、バキューム装
置43に関しては、図1の装置ではエアの排出は単純に
周囲に撒き散らしていただけであるが、図5の装置では
ファンケーシング46を設け、ダクト28を介して排気
している。第1ブロア装置47Aはファンケーシング4
6とファン5を有し、第2ブロア装置47Bはファンケ
ーシング46とファン5を有する。
は、図1の装置のエア噴射装置とは異なり、エアの吸引
をダクト27を介して行っている。また、バキューム装
置43に関しては、図1の装置ではエアの排出は単純に
周囲に撒き散らしていただけであるが、図5の装置では
ファンケーシング46を設け、ダクト28を介して排気
している。第1ブロア装置47Aはファンケーシング4
6とファン5を有し、第2ブロア装置47Bはファンケ
ーシング46とファン5を有する。
【0042】ダクト27,28の端部開口29,29は
同一平面上に設定し、しかも各端部開口29,29は隣
接して同方向に向いている。ノズルケーシング7、バキ
ュームタンク13、ファンケーシング46やダクト2
7,28は外部に騒音が漏れないように金属等の透過損
失の大きい材質の採用が望ましい。ここで、遠心ファン
5,5の取り付け状態だが、どちらの遠心ファン5,5
の位置も図4の状態に一致させておき、互いに羽根のピ
ッチのずれがないように取り付ける。ダクト27,28
は空気の流路であるが、騒音伝搬部材の働きもする。ダ
クト27の騒音伝搬距離をP1とし、ダクト28の騒音
伝搬距離をP2とする。これらの騒音伝搬距離P1,P
2に経路差を設ける。この実施の形態では、騒音伝搬距
離P1<P2である。ここで騒音伝搬距離P1,P2の
経路差が、最も騒音レベルの高い周波数(メインの周波
数)の音の波長λの半波長:λ/2の奇数倍になると
き、即ちNを自然数として次の関係式、
同一平面上に設定し、しかも各端部開口29,29は隣
接して同方向に向いている。ノズルケーシング7、バキ
ュームタンク13、ファンケーシング46やダクト2
7,28は外部に騒音が漏れないように金属等の透過損
失の大きい材質の採用が望ましい。ここで、遠心ファン
5,5の取り付け状態だが、どちらの遠心ファン5,5
の位置も図4の状態に一致させておき、互いに羽根のピ
ッチのずれがないように取り付ける。ダクト27,28
は空気の流路であるが、騒音伝搬部材の働きもする。ダ
クト27の騒音伝搬距離をP1とし、ダクト28の騒音
伝搬距離をP2とする。これらの騒音伝搬距離P1,P
2に経路差を設ける。この実施の形態では、騒音伝搬距
離P1<P2である。ここで騒音伝搬距離P1,P2の
経路差が、最も騒音レベルの高い周波数(メインの周波
数)の音の波長λの半波長:λ/2の奇数倍になると
き、即ちNを自然数として次の関係式、
【0043】
【数2】
【0044】が満足されるとき、ダクト27,28の端
部の騒音出力口である端部開口29,29において、波
長λの音は互いに打ち消し合うように干渉する。
部の騒音出力口である端部開口29,29において、波
長λの音は互いに打ち消し合うように干渉する。
【0045】ファンの騒音の周波数は、基本周波数だけ
でなく、基本周波数の自然数倍の高調波の方が基本周波
数よりも騒音レベルが高いことがあるので、予めファン
の発生周波数を測定しておいて、一番高い騒音レベルの
周波数に経路差を合わすと効果的である。
でなく、基本周波数の自然数倍の高調波の方が基本周波
数よりも騒音レベルが高いことがあるので、予めファン
の発生周波数を測定しておいて、一番高い騒音レベルの
周波数に経路差を合わすと効果的である。
【0046】次に、図9及び図10を参照して本発明の
更に別の実施の形態を説明する。図9及び図10の実施
の形態において、図5の実施の形態と同様な箇所の図示
とその説明を省略し、異なる部分を図示しかつ説明す
る。図9はダクト27、58の平面図であり、ダクト5
8の構造はこれまでのダクト28とは異なる。ダクト5
8は、ダクト部分58A,58B,58Cを有し、ダク
ト部分58a,58bの両端部付近にはシャッター34
A,34Bが配置されている。これらのシャッター34
A,34Bは支点36A,36Bにより開閉可能であ
る。
更に別の実施の形態を説明する。図9及び図10の実施
の形態において、図5の実施の形態と同様な箇所の図示
とその説明を省略し、異なる部分を図示しかつ説明す
る。図9はダクト27、58の平面図であり、ダクト5
8の構造はこれまでのダクト28とは異なる。ダクト5
8は、ダクト部分58A,58B,58Cを有し、ダク
ト部分58a,58bの両端部付近にはシャッター34
A,34Bが配置されている。これらのシャッター34
A,34Bは支点36A,36Bにより開閉可能であ
る。
【0047】図9に示すように、シャッター34A,3
4Bはそれぞれソレノイド35A,35Bにより開閉可
能であり、シャッター34A,34Bの実線で示す状態
はダクト部分58A,58Bを閉じ、シャッター34
A,34Bの破線で示す状態はダクト部分58A,58
Bを開ける。図10に示すようにソレノイド35A,3
5Bとブロアモータ15は、制御手段37によりオン、
オフ制御が可能である。図9に示す原稿高さ検知手段3
3のポテンションメータ32は、図7に示すようにポテ
ンションメータ32、支点30、検知片31を備え、ポ
テンションメータ32は、検知片31の回動角と比例す
るアナログ信号を発生する。検知片31は、原稿1の積
載量に対応して回転する。原稿高さ検知手段33から得
られる原稿高さの検知結果により、原稿1に吹きつける
風の強さを変えている。原稿1の積載量が少ない場合
に、最大積載量の場合と同じ量のエアを吹きつけると、
原稿1の先端部分に強力な風が当たり、原稿1が吹き飛
んでしまったり、セット位置が狂うためである。これは
ブロアモータ15の回転数を変えることにより、風の強
さを変える。
4Bはそれぞれソレノイド35A,35Bにより開閉可
能であり、シャッター34A,34Bの実線で示す状態
はダクト部分58A,58Bを閉じ、シャッター34
A,34Bの破線で示す状態はダクト部分58A,58
Bを開ける。図10に示すようにソレノイド35A,3
5Bとブロアモータ15は、制御手段37によりオン、
オフ制御が可能である。図9に示す原稿高さ検知手段3
3のポテンションメータ32は、図7に示すようにポテ
ンションメータ32、支点30、検知片31を備え、ポ
テンションメータ32は、検知片31の回動角と比例す
るアナログ信号を発生する。検知片31は、原稿1の積
載量に対応して回転する。原稿高さ検知手段33から得
られる原稿高さの検知結果により、原稿1に吹きつける
風の強さを変えている。原稿1の積載量が少ない場合
に、最大積載量の場合と同じ量のエアを吹きつけると、
原稿1の先端部分に強力な風が当たり、原稿1が吹き飛
んでしまったり、セット位置が狂うためである。これは
ブロアモータ15の回転数を変えることにより、風の強
さを変える。
【0048】本実施の形態では、原稿の積載量により、
例えば3段階の風量の変更を行うことができる。例えば
ポテンションメータ32のアナログ信号が発生するゼロ
から最大値までの信号の間で、設定した3つの範囲に内
の、どれか1つの範囲のアナログデータが出力された場
合に、ブロアモータ15の回転数を、設定してある3種
類の回転数の内の1つの回転数を対応させる。ブロアモ
ータ15が3種類の回転数で回転するときの発生周波数
は予め測定しておいて、1番高い騒音レベルの周波数を
確認しておく。
例えば3段階の風量の変更を行うことができる。例えば
ポテンションメータ32のアナログ信号が発生するゼロ
から最大値までの信号の間で、設定した3つの範囲に内
の、どれか1つの範囲のアナログデータが出力された場
合に、ブロアモータ15の回転数を、設定してある3種
類の回転数の内の1つの回転数を対応させる。ブロアモ
ータ15が3種類の回転数で回転するときの発生周波数
は予め測定しておいて、1番高い騒音レベルの周波数を
確認しておく。
【0049】よって、ブロア装置47A,47Bの発生
周波数が3段階で変われば、その周波数の波長λも変わ
るので、それに合わせてダクト27,28の端部の騒音
出力口である端部開口29,29において、波長λの音
が互いに打ち消し合うように干渉させるためには、ダク
ト27,28の経路差も3種類必要となる。
周波数が3段階で変われば、その周波数の波長λも変わ
るので、それに合わせてダクト27,28の端部の騒音
出力口である端部開口29,29において、波長λの音
が互いに打ち消し合うように干渉させるためには、ダク
ト27,28の経路差も3種類必要となる。
【0050】例えば原稿積載量に応じて、ブロアモータ
15の回転数が、3000rpm,5000rpm,7
000rpmと変化して、ファンの基本周波数が最も騒
音レベルが高い場合には、その波長λは、羽根枚数を1
2枚とすると、回転数m(rpm:1秒間の回転数)、
羽根枚数n、音速v=340(m/s)、発生するファ
ンの基本周波数f(Hz)として、
15の回転数が、3000rpm,5000rpm,7
000rpmと変化して、ファンの基本周波数が最も騒
音レベルが高い場合には、その波長λは、羽根枚数を1
2枚とすると、回転数m(rpm:1秒間の回転数)、
羽根枚数n、音速v=340(m/s)、発生するファ
ンの基本周波数f(Hz)として、
【0051】
【数3】
【0052】ダクト27,28の経路差が、波長λの半
波長:λ/2の奇数倍になるとき、騒音出力口である端
部開口29,29においては波長λの音は互いに打ち消
し合うように干渉する。ここでは、半波長そのままを経
路差として、7000rpmの時はダクト部分58A、
5000rpmの時はダクト部分58B,3000rp
mの時はダクト部分58Cをそれぞれ使用した時に、端
部開口29,29で、波長λの音は互いに打ち消し合う
ように干渉するように経路の長さを設定する。そしてシ
ャッター34A,34Bを開閉することにより、ダクト
58における経路差を変える。なおシャッターの機構は
図1に示すシャッターの機構と同じである。
波長:λ/2の奇数倍になるとき、騒音出力口である端
部開口29,29においては波長λの音は互いに打ち消
し合うように干渉する。ここでは、半波長そのままを経
路差として、7000rpmの時はダクト部分58A、
5000rpmの時はダクト部分58B,3000rp
mの時はダクト部分58Cをそれぞれ使用した時に、端
部開口29,29で、波長λの音は互いに打ち消し合う
ように干渉するように経路の長さを設定する。そしてシ
ャッター34A,34Bを開閉することにより、ダクト
58における経路差を変える。なおシャッターの機構は
図1に示すシャッターの機構と同じである。
【0053】図9に示す制御手段37がソレノイド35
A,35Bに電流を入れると吸引してシャッター34
A,34Bが閉じ、電流を切ると自動的にシャッターが
開く。シャッター34A,34Bは、ソレノイドのオ
ン、オフのタイミングで支点36A,36Bを中心とし
て開閉し、ダクト58の長さを制御する。ソレノイドが
作動していない時にはシャッター34A,34Bは破線
の状態で閉まっている。
A,35Bに電流を入れると吸引してシャッター34
A,34Bが閉じ、電流を切ると自動的にシャッターが
開く。シャッター34A,34Bは、ソレノイドのオ
ン、オフのタイミングで支点36A,36Bを中心とし
て開閉し、ダクト58の長さを制御する。ソレノイドが
作動していない時にはシャッター34A,34Bは破線
の状態で閉まっている。
【0054】制御手段37は、図10に示すように、C
PU(中央演算装置)37a、ROM37b、RAM3
7c、入出力回路とA/D変換器37d等を有してい
る。CPU37aは、各種判断及び処理機能を有し、R
OM37bは原稿高さ検知手段33からの原稿積載量に
対応する信号に応じてブロアモータ15の回転数を決定
し、ソレノイド35A,35Bをオン、オフの制御をす
るために必要なプログラム及び固定データを格納したプ
ログラムメモリである。RAM37cは、処理データを
格納するデータメモリである。A/D変換器37dは、
原稿高さ検知手段33のポテンションメータ32からの
電圧をデジタル値に変換する。
PU(中央演算装置)37a、ROM37b、RAM3
7c、入出力回路とA/D変換器37d等を有してい
る。CPU37aは、各種判断及び処理機能を有し、R
OM37bは原稿高さ検知手段33からの原稿積載量に
対応する信号に応じてブロアモータ15の回転数を決定
し、ソレノイド35A,35Bをオン、オフの制御をす
るために必要なプログラム及び固定データを格納したプ
ログラムメモリである。RAM37cは、処理データを
格納するデータメモリである。A/D変換器37dは、
原稿高さ検知手段33のポテンションメータ32からの
電圧をデジタル値に変換する。
【0055】原稿高さ検知手段33からの原稿積載量に
対応する信号は、制御手段37に伝えられて、制御手段
37はその信号に応じたブロアモータ15の回転数とシ
ャッター34A,34Bのシャッターの位置を決める。
即ち、制御手段37がブロアモータ15の回転数を70
00rpmと決定した場合、ソレノイド35Aを引い
て、シャッター34Aを破線の位置にする。これで、ダ
クト58Aを使用していることになる。ブロアモータ1
5の回転数を5000rpmと決定した場合は、ソレノ
イド35Bのみを引いてシャッター34Bを破線の位置
にする。この場合、ダクト58Bを使用していることに
なる。ブロアモータ15の回転数を3000rpmと決
定した場合は、ソレノイドは吸引せず、ダクト58Cを
使用している。
対応する信号は、制御手段37に伝えられて、制御手段
37はその信号に応じたブロアモータ15の回転数とシ
ャッター34A,34Bのシャッターの位置を決める。
即ち、制御手段37がブロアモータ15の回転数を70
00rpmと決定した場合、ソレノイド35Aを引い
て、シャッター34Aを破線の位置にする。これで、ダ
クト58Aを使用していることになる。ブロアモータ1
5の回転数を5000rpmと決定した場合は、ソレノ
イド35Bのみを引いてシャッター34Bを破線の位置
にする。この場合、ダクト58Bを使用していることに
なる。ブロアモータ15の回転数を3000rpmと決
定した場合は、ソレノイドは吸引せず、ダクト58Cを
使用している。
【0056】このようにすることで、ブロアモータ15
の回転数を段階的に変える時でも、発生周波数をダクト
27,58の端部開口29,29で、波長λの音を互い
に打ち消し合うように干渉させるような経路の長さに設
定することができる。
の回転数を段階的に変える時でも、発生周波数をダクト
27,58の端部開口29,29で、波長λの音を互い
に打ち消し合うように干渉させるような経路の長さに設
定することができる。
【0057】次に、本発明の更に別の実施の形態を、図
11及び図12を参照して説明する。図11及び図12
の実施の形態において、図5の実施の形態と同様な箇所
の図示とその説明を省略し、異なる部分を図示しかつ説
明する。図11(A)はダクト28Dの経路長が最も短
い状態を示し、図11(B)はダクト28Dの経路長が
最も長い状態を示している。図9の実施の形態では、ブ
ロアモータ15の回転数を3段階にしたが、原稿積載量
に応じて、吹きつける空気量を無段階に変える場合は、
図11の実施の形態が有効である。
11及び図12を参照して説明する。図11及び図12
の実施の形態において、図5の実施の形態と同様な箇所
の図示とその説明を省略し、異なる部分を図示しかつ説
明する。図11(A)はダクト28Dの経路長が最も短
い状態を示し、図11(B)はダクト28Dの経路長が
最も長い状態を示している。図9の実施の形態では、ブ
ロアモータ15の回転数を3段階にしたが、原稿積載量
に応じて、吹きつける空気量を無段階に変える場合は、
図11の実施の形態が有効である。
【0058】周波数検出手段38は、ブロア装置47
A,47Bのブロアモータ15又は遠心ファン5,14
の回転数を検出するために、例えばパルスジェネレータ
等で、検出信号を制御手段39に送りダクト駆動モータ
42をどれだけ回転駆動させればよいかを制御する。
A,47Bのブロアモータ15又は遠心ファン5,14
の回転数を検出するために、例えばパルスジェネレータ
等で、検出信号を制御手段39に送りダクト駆動モータ
42をどれだけ回転駆動させればよいかを制御する。
【0059】一方のダクト27の経路長は固定である
が、他方のダクト28Dの経路長は無段階で可変する。
精密ラック40は可動式のダクト28Dの側面に刻み込
まれており、ギヤ41はこの精密ラック40にかみ合
う。ダクト駆動モータ42は、ギア41を回転駆動す
る。センサ用の突起43はダクト28Dから突出してお
り、ダクトセンサ44がこの突起43を検知する。この
ダクトセンサ44は、透過型のフォトインターラプタか
らなり、センサ用の突起43がダクトセンサ44に入っ
た状態でオフとなり、この時にダクト28Dの長さが最
小になってホームポジションとする。電源を入れなおし
た時には、ダクト28Dは必ずホームポジションに一度
復帰する。なお、ダクトセンサ44とダクト駆動モータ
42は制御手段39に接続されており、自動制御され
る。
が、他方のダクト28Dの経路長は無段階で可変する。
精密ラック40は可動式のダクト28Dの側面に刻み込
まれており、ギヤ41はこの精密ラック40にかみ合
う。ダクト駆動モータ42は、ギア41を回転駆動す
る。センサ用の突起43はダクト28Dから突出してお
り、ダクトセンサ44がこの突起43を検知する。この
ダクトセンサ44は、透過型のフォトインターラプタか
らなり、センサ用の突起43がダクトセンサ44に入っ
た状態でオフとなり、この時にダクト28Dの長さが最
小になってホームポジションとする。電源を入れなおし
た時には、ダクト28Dは必ずホームポジションに一度
復帰する。なお、ダクトセンサ44とダクト駆動モータ
42は制御手段39に接続されており、自動制御され
る。
【0060】制御手段39は、図12に示すようにCP
U(中央処理装置)39a、周波数検出手段38、RO
M39b、RAM39c、入出力回路とドライバ39d
等を有している。CPU39aは各種判断及び処理機能
を有する。ROM39bは周波数検出手段38からの信
号に応じてダクト駆動モータ42の回転量を制御するた
めに必要なプログラム及び固定データを格納したプログ
ラムメモリである。RAM39cは処理データを格納し
たデータメモリである。ドライバ39dはダクト駆動モ
ータ42を駆動する。
U(中央処理装置)39a、周波数検出手段38、RO
M39b、RAM39c、入出力回路とドライバ39d
等を有している。CPU39aは各種判断及び処理機能
を有する。ROM39bは周波数検出手段38からの信
号に応じてダクト駆動モータ42の回転量を制御するた
めに必要なプログラム及び固定データを格納したプログ
ラムメモリである。RAM39cは処理データを格納し
たデータメモリである。ドライバ39dはダクト駆動モ
ータ42を駆動する。
【0061】図11及び図12において、制御手段39
は、周波数検出手段38からの信号を受ける。制御手段
39は、ダクト駆動モータ42を何パルス分回転すれば
ダクト27,28Dの経路差がどれだけになるか、そし
てダクト28Dとブロアモータ15の回転数の関係デー
タをテーブルとして、予めROM39bに記憶させてい
る。この制御手段39は、その記憶された関係データに
基づいてその発生周波数を干渉させるようにダクト駆動
モータ42に指令して、ダクト27,28Dの経路差の
調節をする。このような制御を行うことにより、常にブ
ロア装置47A,47Bの騒音を低減することができ
る。
は、周波数検出手段38からの信号を受ける。制御手段
39は、ダクト駆動モータ42を何パルス分回転すれば
ダクト27,28Dの経路差がどれだけになるか、そし
てダクト28Dとブロアモータ15の回転数の関係デー
タをテーブルとして、予めROM39bに記憶させてい
る。この制御手段39は、その記憶された関係データに
基づいてその発生周波数を干渉させるようにダクト駆動
モータ42に指令して、ダクト27,28Dの経路差の
調節をする。このような制御を行うことにより、常にブ
ロア装置47A,47Bの騒音を低減することができ
る。
【0062】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えばダクトの断面形状
は、矩形型の他に円形や楕円形であっても構わない。
ず、種々の変形が可能である。例えばダクトの断面形状
は、矩形型の他に円形や楕円形であっても構わない。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、エア噴射装
置とバキューム給送装置を活かして、エア送風機のファ
ンとバキューム送風機のファンは、相互に実質的に1/
2波長ずれた正弦波の振動(音)を生じて互いに騒音を
打ち消し合い、これにより騒音を低減することができ
る。従って、安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
置とバキューム給送装置を活かして、エア送風機のファ
ンとバキューム送風機のファンは、相互に実質的に1/
2波長ずれた正弦波の振動(音)を生じて互いに騒音を
打ち消し合い、これにより騒音を低減することができ
る。従って、安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
【0064】請求項2に記載の発明では、エア噴射装置
のダクトとバキューム給送装置のダクトを活かして、吸
気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音
を打ち消し合い、これにより騒音を低減することができ
る。従って、安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
のダクトとバキューム給送装置のダクトを活かして、吸
気用ダクトと排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音
を打ち消し合い、これにより騒音を低減することができ
る。従って、安価に省スペース化と低騒音化が図れる。
【0065】請求項3に記載の発明では、エア噴射装置
のダクトとバキューム給送装置のダクトを活かして、原
稿枚数によって段階的にブロア装置の回転数を変えて、
エアの吹き付け量を段階的に変化させる場合に、ブロア
装置の回転数毎に、ダクト長さを切り換えても、吸気用
ダクトと排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音を打
ち消し合い、これにより騒音を低減することができる。
のダクトとバキューム給送装置のダクトを活かして、原
稿枚数によって段階的にブロア装置の回転数を変えて、
エアの吹き付け量を段階的に変化させる場合に、ブロア
装置の回転数毎に、ダクト長さを切り換えても、吸気用
ダクトと排気用ダクトの各端部開口では互いに騒音を打
ち消し合い、これにより騒音を低減することができる。
【0066】請求項4に記載の発明では、吸気用ダクト
と排気用ダクトの差を、ブロア装置の発生するメインの
周波数の波長の半波長の奇数倍になるように制御するこ
とにより、常にメインの周波数が吸気用ダクトと排気用
ダクトの各端部開口で互いに騒音を打ち消し合い、これ
により騒音を低減することができる。
と排気用ダクトの差を、ブロア装置の発生するメインの
周波数の波長の半波長の奇数倍になるように制御するこ
とにより、常にメインの周波数が吸気用ダクトと排気用
ダクトの各端部開口で互いに騒音を打ち消し合い、これ
により騒音を低減することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態のモータと遠心ファンを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図2の一方の遠心ファンを示す図である。
【図4】図2の他方の遠心ファンを示す図である。
【図5】本発明の別の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】図5のダクトの設定例を示す平面図である。
【図7】原稿にエアを噴射している状態を示す図であ
る。
る。
【図8】図7のエアにより分離された原稿が送られる様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図9】本発明の別の実施の形態を示す図である。
【図10】図9の制御手段の例を示すブロック図であ
る。
る。
【図11】本発明のさらに別の実施の形態を示し、ダク
トの経路長が最も短い状態とダクトの経路長が最も長い
状態を示す図である。
トの経路長が最も短い状態とダクトの経路長が最も長い
状態を示す図である。
【図12】図11の制御手段の例を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】従来の原稿の送り装置(自動原稿送り装置)
のエア分離給紙機構を示す斜視図である。
のエア分離給紙機構を示す斜視図である。
【図14】図13の従来の原稿の送り装置のバキューム
装置のシャッターを示す図である。
装置のシャッターを示す図である。
【図15】従来の原稿の送り装置において原稿にエアを
噴射している状態を示す図である。
噴射している状態を示す図である。
【図16】従来のエアにより分離された原稿が送られる
様子を示す図である。
様子を示す図である。
【図17】従来の原稿の送り装置のモータと遠心ファン
を示す図である。
を示す図である。
1 原稿(被搬送物) 2 エア噴射装置 3 バキューム給送装置 4 ブロア装置(送風機) 5 エア供給用のファン 14 エア吸引用のファン 15 モータ 16 モータの駆動軸 47A 第1ブロア装置 47B 第2ブロア装置 27 吸気用ダクト 28 排気用ダクト 29 端部開口 37,39 制御手段 38 周波数検出手段
Claims (4)
- 【請求項1】 エアの吹き出しによる被搬送物の先端分
離を行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を
吸着させながら給送するバキューム給送装置と、エア噴
射装置とバキューム給送装置にそれぞれ接続されてエア
の供給とエアの吸引を行う送風機とを備える送り装置に
おいて、 送風機のエア供給用のファンの羽根と送風機のエア吸引
用のファンの羽根を1つのモータの駆動軸の両端に取り
付け、エア供給用のファンの羽根とエア吸引用のファン
の羽根は同一ものが用いられ、駆動軸に対するエア供給
用のファンの羽根とエア吸引用のファンの羽根の取り付
け角度が、周方向に実質的に1/2ピッチずらしたこと
を特徴とする送り装置。 - 【請求項2】 エアの吹き出しによる被搬送物の先端分
離を行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を
吸着させながら給送するバキューム給送装置と、エア噴
射装置とバキューム給送装置にそれぞれ接続されてエア
の供給を行う第1ブロア装置とエアの吸引を行う第2ブ
ロア装置とを備える送り装置において、 第1ブロア装置と第2ブロア装置は同一構造ででかつ回
転数が同一であり、 第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、第2ブロ
ア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、 吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さには、第1ブ
ロア装置と第2ブロア装置の発生するメインの周波数の
波長の半波長の奇数倍の差が設定されていることを特徴
とする送り装置。 - 【請求項3】 エアの吹き出しによる被搬送物の先端分
離を行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を
吸着させながら給送するバキューム給送装置と、エア噴
射装置とバキューム給送装置にそれぞれ接続されてエア
の供給を行う第1ブロア装置とエアの吸引を行う第2ブ
ロア装置とを備える送り装置において、第1ブロア装置
に連結された吸気用ダクトと、第2ブロア装置に連結さ
れた排気用ダクトと、を有し、吸気用ダクトと排気用ダ
クトの各端部開口は、同一平面にあり端部の開口を隣接
し配置して同方向に向いており、 第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数は段階的に可
変し、第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数の可変
段階数だけ、吸気用ダクトの長さと排気用ダクトの長さ
が、第1ブロア装置と第2ブロア装置の発生するメイン
の周波数の波長の半波長の奇数倍の差に設定して、第1
ブロア装置と第2ブロア装置の回転数毎に、ダクト長さ
を切り換えるための制御手段を備えることを特徴とする
送り装置。 - 【請求項4】 エアの吹き出しによる被搬送物の先端分
離を行うエア噴射装置と、エアの吸引力によって原稿を
吸着させながら給送するバキューム給送装置と、エア噴
射装置とバキューム給送装置にそれぞれ接続されてエア
の供給を行う第1ブロア装置とエアの吸引を行う第2ブ
ロア装置とを備える送り装置において、 第1ブロア装置に連結された吸気用ダクトと、第2ブロ
ア装置に連結された排気用ダクトと、を有し、吸気用ダ
クトと排気用ダクトの各端部開口は、同一平面にあり端
部の開口を隣接し配置して同方向に向いており、 第1ブロア装置と第2ブロア装置の回転数が無段階に可
変する際に、その回転数に応じて周波数を発生する周波
数検出手段と、 周波数検出手段の発生周波数に応じて、吸気用ダクトの
長さと排気用ダクトの長さの差を、第1ブロア装置と第
2ブロア装置の発生するメインの周波数の波長の半波長
の奇数倍に設定する制御手段とを備えることを特徴とす
る送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9085692A JPH10265067A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9085692A JPH10265067A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265067A true JPH10265067A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13865900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9085692A Pending JPH10265067A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7724515B2 (en) * | 2007-04-17 | 2010-05-25 | Hitachi, Ltd. | Disk array apparatus |
US9235169B2 (en) | 2012-09-25 | 2016-01-12 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9085692A patent/JPH10265067A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7724515B2 (en) * | 2007-04-17 | 2010-05-25 | Hitachi, Ltd. | Disk array apparatus |
US9235169B2 (en) | 2012-09-25 | 2016-01-12 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
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