JPH10230955A - ケースの蓋止め構造 - Google Patents
ケースの蓋止め構造Info
- Publication number
- JPH10230955A JPH10230955A JP9051005A JP5100597A JPH10230955A JP H10230955 A JPH10230955 A JP H10230955A JP 9051005 A JP9051005 A JP 9051005A JP 5100597 A JP5100597 A JP 5100597A JP H10230955 A JPH10230955 A JP H10230955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hooks
- case
- cover
- shaft
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 構成・組立を簡略にして製造の時の作業性を
よくする工夫を施した新規のケースの蓋止め構造を提供
する。 【解決手段】 ケース本体１および蓋体２の周壁の外面
に相互に対応する位置関係として１対の凹所３、４を設
けると共にこれ等とは別個に、プラスチックを以て左・
右両側の裏面に突縁９、１０を備えた蓋止め用片１１を
構成し軸受孔１２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をま
た戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６をそれぞれ設
けると共に左・右両側突縁９、１０の他方端個所に受け
用鉤部７、８に係合して蓋体２を閉止状態に維持する掛
け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン５、６を軸孔１２、
１３に対して軸導入用切溝１４を介して嵌着し且つこの
嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８を受け用鉤部７、８
に掛け外し自在として係止するようにした。
よくする工夫を施した新規のケースの蓋止め構造を提供
する。 【解決手段】 ケース本体１および蓋体２の周壁の外面
に相互に対応する位置関係として１対の凹所３、４を設
けると共にこれ等とは別個に、プラスチックを以て左・
右両側の裏面に突縁９、１０を備えた蓋止め用片１１を
構成し軸受孔１２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をま
た戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６をそれぞれ設
けると共に左・右両側突縁９、１０の他方端個所に受け
用鉤部７、８に係合して蓋体２を閉止状態に維持する掛
け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン５、６を軸孔１２、
１３に対して軸導入用切溝１４を介して嵌着し且つこの
嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８を受け用鉤部７、８
に掛け外し自在として係止するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック製ケ
ースにおける蓋止め装置に関する。
ースにおける蓋止め装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来知られているこの種のケースにおけ
る蓋止め装置は、いずれも構成・組立が煩瑣で製造の時
の作業性が悪い等の欠陥があった。
る蓋止め装置は、いずれも構成・組立が煩瑣で製造の時
の作業性が悪い等の欠陥があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな欠陥を充分に解消する新規のケースの蓋止め構造を
提供することを目的とする。
うな欠陥を充分に解消する新規のケースの蓋止め構造を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るケースの蓋止め構造は、ケース本体１お
よび蓋体２の周壁の外面に相互に対応する位置関係とし
て１対の凹所３、４を設け、一方の凹所３の左・右側壁
に左・右一対の軸ピン５、６を、また他方の凹所４に受
け用鉤部７、８をそれぞれ設けると共にこれ等とは別個
に、プラスチックを以て左・右両側の裏面に突縁９、１
０を備えた蓋止め用片１１を構成し、左・右両側の突縁
９、１０の一方端個所に軸受孔１２、１３を、当該軸受
孔１２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をまた当該切溝
１４の切縁に戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６を
それぞれ設けると共に左・右両側突縁９、１０の他方端
個所に上記受け用鉤突部７、８に係合して蓋体２を閉止
状態に維持する掛け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン
５、６を軸孔１２、１３に対して軸導入用切溝１４を介
して嵌着し且つこの嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８
を受け用鉤部７、８に掛け外し自在として係止するよう
にして成るものである。
に本発明に係るケースの蓋止め構造は、ケース本体１お
よび蓋体２の周壁の外面に相互に対応する位置関係とし
て１対の凹所３、４を設け、一方の凹所３の左・右側壁
に左・右一対の軸ピン５、６を、また他方の凹所４に受
け用鉤部７、８をそれぞれ設けると共にこれ等とは別個
に、プラスチックを以て左・右両側の裏面に突縁９、１
０を備えた蓋止め用片１１を構成し、左・右両側の突縁
９、１０の一方端個所に軸受孔１２、１３を、当該軸受
孔１２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をまた当該切溝
１４の切縁に戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６を
それぞれ設けると共に左・右両側突縁９、１０の他方端
個所に上記受け用鉤突部７、８に係合して蓋体２を閉止
状態に維持する掛け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン
５、６を軸孔１２、１３に対して軸導入用切溝１４を介
して嵌着し且つこの嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８
を受け用鉤部７、８に掛け外し自在として係止するよう
にして成るものである。
【０００５】
【実施例】図に示す実施例は、プラスチック材料（通じ
よう、ＰＰを用いる）を以てケース本体１の後壁の上縁
に薄肉ヒンジ部１９を介して開閉自在とした蓋体２を一
体に設けてケースを成形すると共にケース本体１および
蓋体２の周壁の外面に相互に対応する位置関係として上
下１対の凹所３、４を設け、上側の凹所３の左・右側壁
に左・右一対の軸ピン５、６を、また下側の凹所４に受
け用鉤部７、８をそれぞれ設けると共にこれとは別個
に、プラスチック材料（通常、ＰＰを用いる）を以て左
・右両側の裏面に突縁９、１０を備えた蓋止め用片１１
を構成し、この蓋止め用片１１の左・右両側突縁９、１
０の上方端個所に軸受孔１２、１３を、当該軸受孔１
２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をまた当該切溝１４
の切縁に戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６をそれ
ぞれ設けると共に左・右両側突縁９、１０の下方端個所
に上記受け用鉤部７、８に係合して蓋体２を閉止状態に
維持する掛け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン５、６を
軸孔１２、１３に対して軸導入用切溝１４を介して嵌着
し且つこの嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８を受け用
鉤部７、８に掛け外し自在として係止するようにしたも
のである。
よう、ＰＰを用いる）を以てケース本体１の後壁の上縁
に薄肉ヒンジ部１９を介して開閉自在とした蓋体２を一
体に設けてケースを成形すると共にケース本体１および
蓋体２の周壁の外面に相互に対応する位置関係として上
下１対の凹所３、４を設け、上側の凹所３の左・右側壁
に左・右一対の軸ピン５、６を、また下側の凹所４に受
け用鉤部７、８をそれぞれ設けると共にこれとは別個
に、プラスチック材料（通常、ＰＰを用いる）を以て左
・右両側の裏面に突縁９、１０を備えた蓋止め用片１１
を構成し、この蓋止め用片１１の左・右両側突縁９、１
０の上方端個所に軸受孔１２、１３を、当該軸受孔１
２、１３の切縁に軸導入用切溝１４をまた当該切溝１４
の切縁に戻り抜けを阻止する逆止爪部１５、１６をそれ
ぞれ設けると共に左・右両側突縁９、１０の下方端個所
に上記受け用鉤部７、８に係合して蓋体２を閉止状態に
維持する掛け用鉤部１７、１８を設け、軸ピン５、６を
軸孔１２、１３に対して軸導入用切溝１４を介して嵌着
し且つこの嵌着状態時に掛け用鉤部１７、１８を受け用
鉤部７、８に掛け外し自在として係止するようにしたも
のである。
【０００６】
【発明の効果】本発明に係るケースの蓋止め構造は、上
記のような構成であるので、ケース本体に対して蓋止め
用片１１を取付ける場合には軸導入用切溝１４の開口を
軸ピン５、６に当てた状態で蓋止め用片１１に押圧を加
えることによって軸受孔１２、１３に軸ピン５、６を嵌
着するようにすれば可能なものであって、組立・構成が
簡略で製造の時の作業性が極めてよいものであり、所期
の目的を完全に達成する著効を奏するものである。
記のような構成であるので、ケース本体に対して蓋止め
用片１１を取付ける場合には軸導入用切溝１４の開口を
軸ピン５、６に当てた状態で蓋止め用片１１に押圧を加
えることによって軸受孔１２、１３に軸ピン５、６を嵌
着するようにすれば可能なものであって、組立・構成が
簡略で製造の時の作業性が極めてよいものであり、所期
の目的を完全に達成する著効を奏するものである。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】同じく要部を示す分解斜視図である。
【図３】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】蓋止め片を外した状態を示す断面図である。
【図５】蓋体をあけた状態を示す断面図である。
１ ケース本体 ２ 蓋体 ３、４ 凹所 ５、６ 軸ピン ７、８ 受け用鉤部 ９、１０ 突縁 １１ 蓋止め用片 １２、１３ 軸受孔 １４ 軸導入用切溝 １５、１６ 逆止爪部 １７、１８ 掛け用鉤部 １９ ヒンジ部
Claims (1)
- 【請求項１】 ケース本体１および蓋体２の周壁の外面
に相互に対応する位置関係として１対の凹所３、４を設
け、一方の凹所３の左・右側壁に左・右一対の軸ピン
５、６を、また他方の凹所４に受け用鉤部７、８をそれ
ぞれ設けると共にこれ等とは別個に、プラスチックを以
て左・右両側の裏面に突縁９、１０を備えた蓋止め用片
１１を構成し、左・右両側の突縁９、１０の一方端個所
に軸受孔１２、１３を、当該軸受孔１２、１３の切縁に
軸導入用切溝１４をまた当該切溝１４の切縁に戻り抜け
を阻止する逆止爪部１５、１６をそれぞれ設けると共に
左・右両側突縁９、１０の他方端個所に上記受け用鉤部
７、８に係合して蓋体２を閉止状態に維持する掛け用鉤
部１７、１８を設け、軸ピン５、６を軸孔１２、１３に
対して軸導入用切溝１４を介して嵌着し且つこの嵌着状
態時に掛け用鉤部１７、１８を受け用鉤部７、８に掛け
外し自在として係止するようにして成ることを特徴とす
るケースの蓋止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051005A JPH10230955A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | ケースの蓋止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051005A JPH10230955A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | ケースの蓋止め構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10230955A true JPH10230955A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12874666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9051005A Pending JPH10230955A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | ケースの蓋止め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10230955A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001180862A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Ricoh Co Ltd | トレイ装置 |
| JP2007153377A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Fuji Seiki Kk | ディスクケース |
| JP2012025449A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Ring Star:Kk | 小物入れなどの容器の蓋構造 |
| JP2019011086A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社吉野工業所 | 口栓及び口栓付き容器 |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP9051005A patent/JPH10230955A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001180862A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Ricoh Co Ltd | トレイ装置 |
| JP2007153377A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Fuji Seiki Kk | ディスクケース |
| JP2012025449A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Ring Star:Kk | 小物入れなどの容器の蓋構造 |
| JP2019011086A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社吉野工業所 | 口栓及び口栓付き容器 |
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