JPH10228180A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10228180A JPH10228180A JP2945497A JP2945497A JPH10228180A JP H10228180 A JPH10228180 A JP H10228180A JP 2945497 A JP2945497 A JP 2945497A JP 2945497 A JP2945497 A JP 2945497A JP H10228180 A JPH10228180 A JP H10228180A
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- JP
- Japan
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- recording sheet
- secondary transfer
- roll
- image
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 剥離用の部材等を不要とし中間転写体や記録
シートやトナー画像等に傷を付けることなく記録シート
を確実に剥離できるようにすること。 【解決手段】 像担持体16に潜像を形成する潜像形成
装置ROSと、トナー像に現像する現像装置Dと、トナ
ー像を中間転写体Bに転写する1次転写器21と、2次
転写領域Q4で中間転写体B上のトナー像を記録シート
Sに転写する2次転写ロール31と、2次転写領域Q4
に記録シートSを供給するシート供給手段(36〜3
8)と、転写電力を2次転写ロール31に印加する2次
転写電力印加手段32と、記録シートS先端の通過位置
に応じて2次転写ロール31の中間転写体Bへのニップ
荷重を変更しそのニップ荷重が記録シートSの他の部分
よりも大きく設定された2次転写荷重変更手段53,5
4と、2次転写領域Q4においてトナー像を加熱定着す
る定着装置41とから構成される画像形成装置。
シートやトナー画像等に傷を付けることなく記録シート
を確実に剥離できるようにすること。 【解決手段】 像担持体16に潜像を形成する潜像形成
装置ROSと、トナー像に現像する現像装置Dと、トナ
ー像を中間転写体Bに転写する1次転写器21と、2次
転写領域Q4で中間転写体B上のトナー像を記録シート
Sに転写する2次転写ロール31と、2次転写領域Q4
に記録シートSを供給するシート供給手段(36〜3
8)と、転写電力を2次転写ロール31に印加する2次
転写電力印加手段32と、記録シートS先端の通過位置
に応じて2次転写ロール31の中間転写体Bへのニップ
荷重を変更しそのニップ荷重が記録シートSの他の部分
よりも大きく設定された2次転写荷重変更手段53,5
4と、2次転写領域Q4においてトナー像を加熱定着す
る定着装置41とから構成される画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体表面に形
成されたトナー像を中間転写体を介して記録シート表面
に転写する、電子写真複写機やレーザープリンタ等の画
像形成装置に関し、特に、中間転写体上のトナー像を記
録シート表面に転写する転写器として、転写ロールを使
用した画像形成装置に関する。
成されたトナー像を中間転写体を介して記録シート表面
に転写する、電子写真複写機やレーザープリンタ等の画
像形成装置に関し、特に、中間転写体上のトナー像を記
録シート表面に転写する転写器として、転写ロールを使
用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記中間転写体を備えた従来の電子写真
式複写機等の画像形成装置では、原稿に書かれた文字写
真等の画像を記録シートに記録するために、まず、異な
る色成分毎に分解した光像を像担持体上に個別に露光し
て各色成分毎の静電潜像を形成し、それら色成分毎の静
電潜像を異なった色の現像剤で現像して個別に顕像す
る。前記像担持体上に個別に形成された各色のトナー像
は、順次、中間転写体上に重ねて転写され、合成トナー
像となる。転写の手段としては静電気力を利用したコロ
トロンあるいは転写ローラが用いられる。
式複写機等の画像形成装置では、原稿に書かれた文字写
真等の画像を記録シートに記録するために、まず、異な
る色成分毎に分解した光像を像担持体上に個別に露光し
て各色成分毎の静電潜像を形成し、それら色成分毎の静
電潜像を異なった色の現像剤で現像して個別に顕像す
る。前記像担持体上に個別に形成された各色のトナー像
は、順次、中間転写体上に重ねて転写され、合成トナー
像となる。転写の手段としては静電気力を利用したコロ
トロンあるいは転写ローラが用いられる。
【0003】前記中間転写体上の合成トナー像は、トナ
ーを記録シート側に移動させる転写電界を印加すること
により記録シート側に転写される。転写後、中間転写体
からの記録シートの剥離方式として従来から分離コロト
ロンを用い、ACコロナ放電を行うことで記録シートを
除電し静電吸着力を減少させて剥離させるものがある。
また、剥離爪を中間転写体に摺接させることで記録シー
トを強制的に分離させるものがある。さらに、分離コロ
トロンと剥離爪を併用したものがある。上記方法を用
い、記録シートを剥離した後、記録シート上の合成像が
定着装置により融着されることによって複写は終了す
る。
ーを記録シート側に移動させる転写電界を印加すること
により記録シート側に転写される。転写後、中間転写体
からの記録シートの剥離方式として従来から分離コロト
ロンを用い、ACコロナ放電を行うことで記録シートを
除電し静電吸着力を減少させて剥離させるものがある。
また、剥離爪を中間転写体に摺接させることで記録シー
トを強制的に分離させるものがある。さらに、分離コロ
トロンと剥離爪を併用したものがある。上記方法を用
い、記録シートを剥離した後、記録シート上の合成像が
定着装置により融着されることによって複写は終了す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方式において、分
離コロトロンを用いるものは高い交流電圧を印加する必
要があるため高価なAC電源が必要となる。さらに、分
離コロトロンを転写領域の近傍に置くと転写領域に転写
とは逆方向の静電気力を与えてしまうためトナーが中間
転写体に戻ってしまうという問題があった。また、剥離
爪を用いるものは剥離爪を摺接させることで中間転写体
の表面に傷を発生させる。さらに、記録シートの静電吸
着力が強い場合には記録シート先端に剥離爪の痕が残っ
たり、記録シート上のトナー像に剥離爪が接触してトナ
ー像を乱してしまうという問題があった。
離コロトロンを用いるものは高い交流電圧を印加する必
要があるため高価なAC電源が必要となる。さらに、分
離コロトロンを転写領域の近傍に置くと転写領域に転写
とは逆方向の静電気力を与えてしまうためトナーが中間
転写体に戻ってしまうという問題があった。また、剥離
爪を用いるものは剥離爪を摺接させることで中間転写体
の表面に傷を発生させる。さらに、記録シートの静電吸
着力が強い場合には記録シート先端に剥離爪の痕が残っ
たり、記録シート上のトナー像に剥離爪が接触してトナ
ー像を乱してしまうという問題があった。
【0005】これらの問題点を解決するために、従来下
記の技術(J01),(J02)が知られている。 (J01)特公平8−023719号公報記載の技術 この公報には、転写部下流側近傍に導電部材を設け、記
録シートが転写領域を通過し導電部材に接近してきたと
き、転写部で記録シートに与えられた電荷と逆極性の電
荷が導電部材に誘起するため記録シートが導電部材に静
電吸着することを利用して剥離する方法が記載されてい
る。この方法では、導電部材に誘起する電荷とトナーは
同極性であるため記録シートが直接導電部材に接触して
しまうと電荷の反発によりトナー像が乱れてしまうこと
から、導電部材の記録シートが接触する側に絶縁性のガ
イド部材を設けている。しかし、絶縁性のガイド部材は
記録シートとの接触と離間を繰り返すと剥離放電等で記
録シートとは逆極性の電荷が蓄積してしまい、トナーと
ガイド部材の電荷が反発し合ってトナーが飛散するた
め、結果としてトナー像が乱れてしまうという間題点が
あった。
記の技術(J01),(J02)が知られている。 (J01)特公平8−023719号公報記載の技術 この公報には、転写部下流側近傍に導電部材を設け、記
録シートが転写領域を通過し導電部材に接近してきたと
き、転写部で記録シートに与えられた電荷と逆極性の電
荷が導電部材に誘起するため記録シートが導電部材に静
電吸着することを利用して剥離する方法が記載されてい
る。この方法では、導電部材に誘起する電荷とトナーは
同極性であるため記録シートが直接導電部材に接触して
しまうと電荷の反発によりトナー像が乱れてしまうこと
から、導電部材の記録シートが接触する側に絶縁性のガ
イド部材を設けている。しかし、絶縁性のガイド部材は
記録シートとの接触と離間を繰り返すと剥離放電等で記
録シートとは逆極性の電荷が蓄積してしまい、トナーと
ガイド部材の電荷が反発し合ってトナーが飛散するた
め、結果としてトナー像が乱れてしまうという間題点が
あった。
【0006】(J02)特開平5−100576号公報記
載の技術 この公報には、中間転写ベルトを張架し剥離部に位置す
るロールの半径を小さくして、曲率を大きくすることで
剥離不良を防止しようとしている。しかし、ベルトを張
架している剥離ロールの径を小さくしたことでベルトが
撓み、そのために新たに撓み防止手段を設けなければな
らないという問題点があった。
載の技術 この公報には、中間転写ベルトを張架し剥離部に位置す
るロールの半径を小さくして、曲率を大きくすることで
剥離不良を防止しようとしている。しかし、ベルトを張
架している剥離ロールの径を小さくしたことでベルトが
撓み、そのために新たに撓み防止手段を設けなければな
らないという問題点があった。
【0007】本発明は、前述の問題点に鑑み、下記(O
01)の記載内容を技術的課題とする。 (O01)剥離用の分離コロトロンや高価なAC電源や剥
離爪および剥離用導電部材等を不要とし、中間転写体や
記録シートやトナー画像等に傷を付けることなく、記録
シートの帯電性あるいは環境条件に依存せず安定して記
録シートを確実に剥離できるようにすること。
01)の記載内容を技術的課題とする。 (O01)剥離用の分離コロトロンや高価なAC電源や剥
離爪および剥離用導電部材等を不要とし、中間転写体や
記録シートやトナー画像等に傷を付けることなく、記録
シートの帯電性あるいは環境条件に依存せず安定して記
録シートを確実に剥離できるようにすること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0009】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の画像形成装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)移動する像担持体(16)に潜像を形
成する潜像形成装置(ROS)、(A02)前記潜像をト
ナー像に現像する現像装置(D)、(A03)前記像担持
体(16)表面に形成されたトナー像を中間転写体
(B)に転写する1次転写領域(Q3)に配置された1
次転写器(21)、(A04)前記中間転写体(B)に転
写されたトナー像を記録シート(S)に転写する2次転
写領域(Q4)に配置された2次転写ロール(31)、
(A05)前記2次転写領域(Q4)に記録シート(S)
を供給するシート供給手段(36〜38)、(A06)前
記2次転写領域(Q4)に供給される記録シート(S)
にトナー像を転写する転写電力を前記2次転写ロール
(31)に印加する2次転写電力印加手段(32)、
(A07)前記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q
4)通過位置に応じて前記2次転写ロール(31)の中
間転写体(B)へのニップ荷重を変更するとともに、前
記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q4)通過時
のニップ荷重が記録シート(S)の他の部分の2次転写
領域(Q4)通過時よりも大きく設定された2次転写荷
重変更手段(52〜56)、(A08)前記2次転写領域
(Q4)において記録シート(S)に転写したトナー像
を加熱定着する定着装置(41)。
発明の画像形成装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)移動する像担持体(16)に潜像を形
成する潜像形成装置(ROS)、(A02)前記潜像をト
ナー像に現像する現像装置(D)、(A03)前記像担持
体(16)表面に形成されたトナー像を中間転写体
(B)に転写する1次転写領域(Q3)に配置された1
次転写器(21)、(A04)前記中間転写体(B)に転
写されたトナー像を記録シート(S)に転写する2次転
写領域(Q4)に配置された2次転写ロール(31)、
(A05)前記2次転写領域(Q4)に記録シート(S)
を供給するシート供給手段(36〜38)、(A06)前
記2次転写領域(Q4)に供給される記録シート(S)
にトナー像を転写する転写電力を前記2次転写ロール
(31)に印加する2次転写電力印加手段(32)、
(A07)前記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q
4)通過位置に応じて前記2次転写ロール(31)の中
間転写体(B)へのニップ荷重を変更するとともに、前
記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q4)通過時
のニップ荷重が記録シート(S)の他の部分の2次転写
領域(Q4)通過時よりも大きく設定された2次転写荷
重変更手段(52〜56)、(A08)前記2次転写領域
(Q4)において記録シート(S)に転写したトナー像
を加熱定着する定着装置(41)。
【0010】(本発明の作用)前述の特徴を備えた本発
明の画像形成装置では、潜像形成装置(ROS)は、移
動する像担持体(16)に潜像を形成する。現像装置
(D)は、前記潜像をトナー像に現像する。1次転写領
域(Q3)に配置された1次転写器(21)は、前記像
担持体(16)表面に形成されたトナー像を中間転写体
(B)に転写する。シート供給手段(36〜38)は、
前記2次転写領域(Q4)に記録シート(S)を供給す
る。2次転写電力印加手段(32)は、前記2次転写領
域(Q4)に供給される記録シート(S)にトナー像を
転写する転写電力を2次転写ロール(31)に印加す
る。2次転写領域(Q4)に配置された2次転写ロール
(31)は、前記中間転写体(B)に転写されたトナー
像を前記記録シート(S)に転写する。前記記録シート
(S)先端の2次転写領域(Q4)通過位置に応じて前
記2次転写ロール(31)の中間転写体(B)へのニッ
プ荷重を変更する2次転写荷重変更手段(52〜56)
は、前記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q4)
通過時のニップ荷重が記録シート(S)の他の部分の2
次転写領域(Q4)通過時よりも大きく設定されてい
る。したがって、記録シート(S)先端の2次転写領域
(Q4)通過時には、ニップ荷重が大きいので、記録シ
ート(S)先端が前記中間転写体(B)から剥離し易
い。前記記録シート(S)が2次転写領域(Q4)を通
過する全期間中ニップ荷重が大き過ぎると、画像欠陥
[文字の中抜け等]や径の変形による2次転写ロール
(31)の寿命低下をもたらす。しかし、本発明におい
ては、記録シート(S)の先端部が2次転写領域(Q
4)を通過する時のみニップ荷重を大きくするので、記
録シート(S)の剥離不良を防止することができる。ま
た、記録シート(S)の先端部以外が2次転写領域(Q
4)を通過するときは、記録シート(S)の先端部が通
過しているときよりニップの荷重を小さくするので、画
像欠陥を悪化させることがなく、さらに、2次転写ロー
ル(31)にも大きな負荷を長時間かけなくてすむので
ロールの寿命を低下させることがない。定着装置(4
1)は、前記2次転写領域(Q4)において記録シート
(S)に転写したトナー像を加熱定着する。
明の画像形成装置では、潜像形成装置(ROS)は、移
動する像担持体(16)に潜像を形成する。現像装置
(D)は、前記潜像をトナー像に現像する。1次転写領
域(Q3)に配置された1次転写器(21)は、前記像
担持体(16)表面に形成されたトナー像を中間転写体
(B)に転写する。シート供給手段(36〜38)は、
前記2次転写領域(Q4)に記録シート(S)を供給す
る。2次転写電力印加手段(32)は、前記2次転写領
域(Q4)に供給される記録シート(S)にトナー像を
転写する転写電力を2次転写ロール(31)に印加す
る。2次転写領域(Q4)に配置された2次転写ロール
(31)は、前記中間転写体(B)に転写されたトナー
像を前記記録シート(S)に転写する。前記記録シート
(S)先端の2次転写領域(Q4)通過位置に応じて前
記2次転写ロール(31)の中間転写体(B)へのニッ
プ荷重を変更する2次転写荷重変更手段(52〜56)
は、前記記録シート(S)先端の2次転写領域(Q4)
通過時のニップ荷重が記録シート(S)の他の部分の2
次転写領域(Q4)通過時よりも大きく設定されてい
る。したがって、記録シート(S)先端の2次転写領域
(Q4)通過時には、ニップ荷重が大きいので、記録シ
ート(S)先端が前記中間転写体(B)から剥離し易
い。前記記録シート(S)が2次転写領域(Q4)を通
過する全期間中ニップ荷重が大き過ぎると、画像欠陥
[文字の中抜け等]や径の変形による2次転写ロール
(31)の寿命低下をもたらす。しかし、本発明におい
ては、記録シート(S)の先端部が2次転写領域(Q
4)を通過する時のみニップ荷重を大きくするので、記
録シート(S)の剥離不良を防止することができる。ま
た、記録シート(S)の先端部以外が2次転写領域(Q
4)を通過するときは、記録シート(S)の先端部が通
過しているときよりニップの荷重を小さくするので、画
像欠陥を悪化させることがなく、さらに、2次転写ロー
ル(31)にも大きな負荷を長時間かけなくてすむので
ロールの寿命を低下させることがない。定着装置(4
1)は、前記2次転写領域(Q4)において記録シート
(S)に転写したトナー像を加熱定着する。
【0011】
(実施の形態1)本発明の画像形成装置の実施の形態1
は、前記本発明の画像形成装置において、下記の要件を
備えたことを特徴とする。(A09)記録シート(S)先
端部が2次転写領域(Q4)通過時のニップ荷重Aと、
記録シート(S)先端部以外の部分が2次転写領域(Q
4)通過時のニップ荷重Bと、記録シート(S)が2次
転写領域(Q4)を通過していない時のニップ荷重Cと
が次の式を満たすように設定された前記2次転写荷重変
更手段(52〜56)、 A>B>C。
は、前記本発明の画像形成装置において、下記の要件を
備えたことを特徴とする。(A09)記録シート(S)先
端部が2次転写領域(Q4)通過時のニップ荷重Aと、
記録シート(S)先端部以外の部分が2次転写領域(Q
4)通過時のニップ荷重Bと、記録シート(S)が2次
転写領域(Q4)を通過していない時のニップ荷重Cと
が次の式を満たすように設定された前記2次転写荷重変
更手段(52〜56)、 A>B>C。
【0012】(実施の形態1の作用)本発明の画像形成
装置の実施の形態1では、記録シート(S)先端部が2
次転写領域(Q4)通過時のニップ荷重Aが大きいの
で、記録シート(S)先端は2次転写領域(Q4)を通
過する際に中間転写体(B)から剥離され易い。前記記
録シート(S)先端部以外の部分が2次転写領域(Q
4)通過時のニップ荷重Bは前記ニップ荷重Aよりも小
さく設定されているので、画像欠陥を悪化させることが
なく、さらに、2次転写ロール(31)にも大きな負荷
を長時間かけなくてすむので2次転写ロール(31)の
寿命を低下させることがない。前記記録シート(S)が
2次転写領域(Q4)を通過していない時のニップ荷重
Cは、前記ニップ荷重Bよりもさらに小さいので、中間
転写体(B)や2次転写ロール(31)への負荷がさら
に小さくなるので、中間転写体(B)や2次転写ロール
(31)の変形がさらに少なくすることができ、それら
の寿命が長くなる。
装置の実施の形態1では、記録シート(S)先端部が2
次転写領域(Q4)通過時のニップ荷重Aが大きいの
で、記録シート(S)先端は2次転写領域(Q4)を通
過する際に中間転写体(B)から剥離され易い。前記記
録シート(S)先端部以外の部分が2次転写領域(Q
4)通過時のニップ荷重Bは前記ニップ荷重Aよりも小
さく設定されているので、画像欠陥を悪化させることが
なく、さらに、2次転写ロール(31)にも大きな負荷
を長時間かけなくてすむので2次転写ロール(31)の
寿命を低下させることがない。前記記録シート(S)が
2次転写領域(Q4)を通過していない時のニップ荷重
Cは、前記ニップ荷重Bよりもさらに小さいので、中間
転写体(B)や2次転写ロール(31)への負荷がさら
に小さくなるので、中間転写体(B)や2次転写ロール
(31)の変形がさらに少なくすることができ、それら
の寿命が長くなる。
【0013】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施の形
態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。
態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。
【0014】(実施例1)次に図1〜2により、本発明
の実施例1について説明する。図1は、本発明の画像形
成装置の一実施例の全体説明図である。図2は同実施例
の2次転写領域における転写ロールの中間転写ベルトへ
の圧接機構の概略構成図である。図3は同実施例の2次
転写ロールの圧接荷重を変化させる3つの作用点を持つ
カムおよびカムの位置を検知する円盤の概略図である。
図4は同実施例の2次転写領域における転写ロールの中
間転写ベルトへの圧接状態とカムの位置関係の説明図で
ある。図5は同実施例による2次転写行程を示すタイミ
ングチャートである。図6は転写ロールの中間転写ベル
トへのニップ荷重に対する文字の中抜けレベルと剥離不
良枚数の関係の説明図である。
の実施例1について説明する。図1は、本発明の画像形
成装置の一実施例の全体説明図である。図2は同実施例
の2次転写領域における転写ロールの中間転写ベルトへ
の圧接機構の概略構成図である。図3は同実施例の2次
転写ロールの圧接荷重を変化させる3つの作用点を持つ
カムおよびカムの位置を検知する円盤の概略図である。
図4は同実施例の2次転写領域における転写ロールの中
間転写ベルトへの圧接状態とカムの位置関係の説明図で
ある。図5は同実施例による2次転写行程を示すタイミ
ングチャートである。図6は転写ロールの中間転写ベル
トへのニップ荷重に対する文字の中抜けレベルと剥離不
良枚数の関係の説明図である。
【0015】図1において、カラー複写が可能な画像形
成装置Fは、上部にコピースタートキー、テンキー、表
示部等を有するUI(ユーザインタフェース)と、原稿
(図示せず)を載置する透明なプラテンガラス2とを有
している。プラテンガラス2の下側には、前記原稿を照
明しながら走査する原稿照明ユニット3が配置されてい
る。原稿照明ユニット3は、原稿照明用光源4および第
1ミラー5を有している。また、プラテンガラス2の下
側には、前記原稿照明ユニット3の移動速度の1/2の
速度で移動するミラーユニット6が配置されている。ミ
ラーユニット6は、前記照明用光源4から出射して原稿
で反射し、前記第1ミラー5で反射した原稿画像光を反
射する第2ミラー7および第3ミラー8を有している。
前記第3ミラー8で反射した原稿画像光は結像レンズ9
を通って、CCD(カラー画像読取センサ)によりR,
G,Bのアナログ信号として読み取られる。
成装置Fは、上部にコピースタートキー、テンキー、表
示部等を有するUI(ユーザインタフェース)と、原稿
(図示せず)を載置する透明なプラテンガラス2とを有
している。プラテンガラス2の下側には、前記原稿を照
明しながら走査する原稿照明ユニット3が配置されてい
る。原稿照明ユニット3は、原稿照明用光源4および第
1ミラー5を有している。また、プラテンガラス2の下
側には、前記原稿照明ユニット3の移動速度の1/2の
速度で移動するミラーユニット6が配置されている。ミ
ラーユニット6は、前記照明用光源4から出射して原稿
で反射し、前記第1ミラー5で反射した原稿画像光を反
射する第2ミラー7および第3ミラー8を有している。
前記第3ミラー8で反射した原稿画像光は結像レンズ9
を通って、CCD(カラー画像読取センサ)によりR,
G,Bのアナログ信号として読み取られる。
【0016】CCDで読み取られたR(赤色),G(緑
色),B(青色)の画像信号は、IPSに入力される。
IPSの作動はコントローラCにより制御されている。
また、IPSは、前記CCDで得られるR,G,Bの読
取画像のアナログ電気信号をデジタル信号に変換して出
力する画像読取データ出力手段11および前記RGBの
画像データをK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、およびC(シアン)の画像データに変換して濃度
補正、拡大縮小補正等のデータ処理を施し、書込用画像
データ(レーザ駆動データ)として出力する画像データ
出力手段12を有している。前記画像データ出力手段1
2は前記K,Y,M,Cの画像データを一時的に記憶す
る画像メモリ13を有している。
色),B(青色)の画像信号は、IPSに入力される。
IPSの作動はコントローラCにより制御されている。
また、IPSは、前記CCDで得られるR,G,Bの読
取画像のアナログ電気信号をデジタル信号に変換して出
力する画像読取データ出力手段11および前記RGBの
画像データをK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、およびC(シアン)の画像データに変換して濃度
補正、拡大縮小補正等のデータ処理を施し、書込用画像
データ(レーザ駆動データ)として出力する画像データ
出力手段12を有している。前記画像データ出力手段1
2は前記K,Y,M,Cの画像データを一時的に記憶す
る画像メモリ13を有している。
【0017】前記IPSの書込画像データ出力手段12
が出力するK,Y,M,Cの4色の画像書込データ(レ
ーザ駆動データ)は、レーザ駆動信号出力装置14に入
力される。レーザ駆動信号出力装置14は、入力された
画像データに応じた各色K,Y,M,Cの成分の画像の
レーザ駆動信号を所定のタイミングで、ROS(光走査
装置、すなわち、潜像形成装置)に出力する機能を有し
ている。前記ROSは、入力された前記レーザ駆動信号
により変調されたレーザビームLにより、回転する像担
持体16の静電潜像書込位置Q1を走査する。前記回転
する像担持体16に沿って、像担持体16の移動方向で
前記潜像書込位置Q1の上流側に、像担持体16を一様
に帯電させる帯電ロール17が配置されている。像担持
体16は、前記帯電ロール17により一様に帯電された
後、前記潜像書込位置Q1において、前記レーザビーム
Lにより静電潜像が書き込まれるように構成されてい
る。
が出力するK,Y,M,Cの4色の画像書込データ(レ
ーザ駆動データ)は、レーザ駆動信号出力装置14に入
力される。レーザ駆動信号出力装置14は、入力された
画像データに応じた各色K,Y,M,Cの成分の画像の
レーザ駆動信号を所定のタイミングで、ROS(光走査
装置、すなわち、潜像形成装置)に出力する機能を有し
ている。前記ROSは、入力された前記レーザ駆動信号
により変調されたレーザビームLにより、回転する像担
持体16の静電潜像書込位置Q1を走査する。前記回転
する像担持体16に沿って、像担持体16の移動方向で
前記潜像書込位置Q1の上流側に、像担持体16を一様
に帯電させる帯電ロール17が配置されている。像担持
体16は、前記帯電ロール17により一様に帯電された
後、前記潜像書込位置Q1において、前記レーザビーム
Lにより静電潜像が書き込まれるように構成されてい
る。
【0018】前記像担持体16の移動方向に沿って、前
記潜像書込位置Q1の下流側の現像領域Q2には、前記静
電潜像をトナー像に現像するロータリ式の現像ユニット
(現像装置)Dが配置されている。前記現像ユニットD
は、回転軸18周囲に装着したY,M,C,Kの4色の
現像器Dk,Dy,Dm,Dcを有しており、前記回転軸1
8の回転に伴い、前記各4色の現像器Dk,Dy,Dm,
Dcが順次前記現像領域Q2に移動するように構成されて
いる。前記現像器Dk,Dy,Dm,Dcは、像担持体16
上の静電潜像を、K(黒)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)の各色のトナー像に現像する装置
である。前記回転する像担持体16の表面に沿って前記
現像領域Q2の下流側に設定された1次転写領域Q3に
は、中間転写ベルト(中間転写体)Bおよび1次転写器
(転写ロール)21が配置されている。また、回転する
像担持体16に沿って、1次転写領域Q3の下流側に
は、除電器22およびクリーナユニット23が配置され
ている。
記潜像書込位置Q1の下流側の現像領域Q2には、前記静
電潜像をトナー像に現像するロータリ式の現像ユニット
(現像装置)Dが配置されている。前記現像ユニットD
は、回転軸18周囲に装着したY,M,C,Kの4色の
現像器Dk,Dy,Dm,Dcを有しており、前記回転軸1
8の回転に伴い、前記各4色の現像器Dk,Dy,Dm,
Dcが順次前記現像領域Q2に移動するように構成されて
いる。前記現像器Dk,Dy,Dm,Dcは、像担持体16
上の静電潜像を、K(黒)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)の各色のトナー像に現像する装置
である。前記回転する像担持体16の表面に沿って前記
現像領域Q2の下流側に設定された1次転写領域Q3に
は、中間転写ベルト(中間転写体)Bおよび1次転写器
(転写ロール)21が配置されている。また、回転する
像担持体16に沿って、1次転写領域Q3の下流側に
は、除電器22およびクリーナユニット23が配置され
ている。
【0019】前記中間転写ベルトBは、駆動ロール2
6、アイドラロール27、テンションロール28および
バックアップロール29の4本のロールで張架されてお
り、図示しない駆動装置により前記像担持体16とほぼ
同速度で前記駆動ロール26を介して矢印方向Aへ回転
する。本実施例において、前記中間転写ベルトBには、
ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプ
ロピレン等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等の
帯電防止剤を適当量含有させたものを用いられる。中間
転写ベルトは、その体積抵抗率が106〜1014Ω・c
mとなるように形成され、その厚みは例えば0.1mm
に設定される。
6、アイドラロール27、テンションロール28および
バックアップロール29の4本のロールで張架されてお
り、図示しない駆動装置により前記像担持体16とほぼ
同速度で前記駆動ロール26を介して矢印方向Aへ回転
する。本実施例において、前記中間転写ベルトBには、
ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプ
ロピレン等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等の
帯電防止剤を適当量含有させたものを用いられる。中間
転写ベルトは、その体積抵抗率が106〜1014Ω・c
mとなるように形成され、その厚みは例えば0.1mm
に設定される。
【0020】前記中間転写ベルトBの周辺には、2次転
写領域Q4において、前記中間転写ベルトBに対して前
記バックアップロール29と対向する側にバイアスロー
ル30が配置されている。バックアップロール29およ
びバイアスロール30から本発明の2次転写ロール31
が構成されている。バックアップロール29およびバイ
アスロール30は、2次転写電力印加手段としての転写
用電源回路32に接続されており、この転写用電源回路
32によりバイアスロール30にバイアスが印加され中
間転写ベルトB上のトナー像が記録シートSに転写され
る。転写用電源回路32は、コントローラCにより制御
されている。
写領域Q4において、前記中間転写ベルトBに対して前
記バックアップロール29と対向する側にバイアスロー
ル30が配置されている。バックアップロール29およ
びバイアスロール30から本発明の2次転写ロール31
が構成されている。バックアップロール29およびバイ
アスロール30は、2次転写電力印加手段としての転写
用電源回路32に接続されており、この転写用電源回路
32によりバイアスロール30にバイアスが印加され中
間転写ベルトB上のトナー像が記録シートSに転写され
る。転写用電源回路32は、コントローラCにより制御
されている。
【0021】また、前記中間転写ベルトBの搬送方向
で、前記バイアスロール30の下流側に、前記中間転写
ベルトBの表面に残留する未転写トナーを除去するベル
トクリーニング装置34が配置されている。前記バイア
スロール30および前記ベルトクリーニング装置34
は、前記中間転写ベルトBに対し圧接、離間可能に構成
されている。ベルトクリーニング装置34下流側には除
電器35およびベルト位置センサSN1が配置されてい
る。除電器35は2次転写後に中間転写体表面に残留し
ている電荷を除電する。ベルト位置センサSN1は、中
間転写ベルトBの1回転毎にイエロー、マゼンタ、シア
ンおよびブラックの各未定着トナー像が順次重ねて転写
されるように静電潜像の書込タイミングを制御するため
に、中間転写ベルトBの所定の位置(例えば、最初に1
次転写されたイエローの未定着トナー像の先端位置)を
検出するセンサである。
で、前記バイアスロール30の下流側に、前記中間転写
ベルトBの表面に残留する未転写トナーを除去するベル
トクリーニング装置34が配置されている。前記バイア
スロール30および前記ベルトクリーニング装置34
は、前記中間転写ベルトBに対し圧接、離間可能に構成
されている。ベルトクリーニング装置34下流側には除
電器35およびベルト位置センサSN1が配置されてい
る。除電器35は2次転写後に中間転写体表面に残留し
ている電荷を除電する。ベルト位置センサSN1は、中
間転写ベルトBの1回転毎にイエロー、マゼンタ、シア
ンおよびブラックの各未定着トナー像が順次重ねて転写
されるように静電潜像の書込タイミングを制御するため
に、中間転写ベルトBの所定の位置(例えば、最初に1
次転写されたイエローの未定着トナー像の先端位置)を
検出するセンサである。
【0022】給紙トレイ36から取り出された記録シー
トSは、レジロール37で一旦停止してから所定のタイ
ミングで、ガイド搬送路38を通って前記2次転写領域
Q4に搬送される。前記記録シートSには、2次転写領
域Q4を通過する際に中間転写ベルトB上の未定着トナ
ー像が2次転写される。前記記録シートSはその搬送方
向で、前記2次転写領域の上流側のレジ位置(レジロー
ル37の位置)に配置された記録シートセンサーSN2
により検出される。前記記録シートセンサーSN2のシ
ート検出信号により、前記バイアスロール30の前記バ
ックアップロール29に対する位置(当接位置、離隔位
置)が調節されるようになっている。前記未定着トナー
像の2次転写は、単色画像形成の場合は、中間転写ベル
トBに1次転写された後直ちに行われるが、フルカラー
画像の場合は、中間転写ベルトBが4回転してK
(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各色のトナー像が中間転写ベルトBに重ねて1次
転写された後に、2次転写領域Q4で1度に2次転写さ
れる。なお、前記バイアスロール30およびベルトクリ
ーニング装置34は中間転写ベルトBと離接自在に配設
されており、カラー画像が形成される場合には最終色の
未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転写されるま
で、これらの部材は中間転写ベルトBから離間してい
る。前記未定着トナー像が転写された記録シートSは、
シートガイド部材39上面に沿って移動し、さらに搬送
ベルト40を通って定着位置Q5に搬送される。記録シ
ートSが前記定着位置Q5を通過するときに記録シート
S上の未定着トナー像は定着装置41によって定着さ
れ、排紙トレイ42に排出されるように構成されてい
る。前記給紙トレイ36、レジロール37およびガイド
搬送路38により本発明のシート供給手段(36〜3
8)が構成されている。
トSは、レジロール37で一旦停止してから所定のタイ
ミングで、ガイド搬送路38を通って前記2次転写領域
Q4に搬送される。前記記録シートSには、2次転写領
域Q4を通過する際に中間転写ベルトB上の未定着トナ
ー像が2次転写される。前記記録シートSはその搬送方
向で、前記2次転写領域の上流側のレジ位置(レジロー
ル37の位置)に配置された記録シートセンサーSN2
により検出される。前記記録シートセンサーSN2のシ
ート検出信号により、前記バイアスロール30の前記バ
ックアップロール29に対する位置(当接位置、離隔位
置)が調節されるようになっている。前記未定着トナー
像の2次転写は、単色画像形成の場合は、中間転写ベル
トBに1次転写された後直ちに行われるが、フルカラー
画像の場合は、中間転写ベルトBが4回転してK
(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各色のトナー像が中間転写ベルトBに重ねて1次
転写された後に、2次転写領域Q4で1度に2次転写さ
れる。なお、前記バイアスロール30およびベルトクリ
ーニング装置34は中間転写ベルトBと離接自在に配設
されており、カラー画像が形成される場合には最終色の
未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転写されるま
で、これらの部材は中間転写ベルトBから離間してい
る。前記未定着トナー像が転写された記録シートSは、
シートガイド部材39上面に沿って移動し、さらに搬送
ベルト40を通って定着位置Q5に搬送される。記録シ
ートSが前記定着位置Q5を通過するときに記録シート
S上の未定着トナー像は定着装置41によって定着さ
れ、排紙トレイ42に排出されるように構成されてい
る。前記給紙トレイ36、レジロール37およびガイド
搬送路38により本発明のシート供給手段(36〜3
8)が構成されている。
【0023】次に、前記2次転写領域Q4のバイアスロ
ール30を前記バックアップロール29に対して離れた
位置と当接する位置との間で進退移動させるバイアスロ
ール位置調節装置について説明する。図2、図3におい
て、バックアップロール29に対して当接位置および離
隔位置の間で位置調節されるバイアスロール30は、バ
イアスロール軸30aを有している。バイアスロール軸
30aは軸受け51,51により回転自在に支持されて
いる。前記バイアスロール30を前記バックアップロー
ルに対して進退移動させるため、前記バイアスロール軸
30aの両端部は図示しないガイド溝により前記バック
アップロール29に対して進退移動可能にガイドされて
いる。カム回転用モータ52により回転駆動されるカム
支持シャフト53には一対の偏心カム54,54が固定
支持されている。前記偏心カム54,54は前記バイア
スロール軸30aの両端の下面に当接するように配置さ
れている。前記カム支持シャフト53の一端部には、外
周部に切り欠き55a,55b,55cが形成された円盤
55が固定されている。前記円盤55の外周部の上端に
隣接して、前記切り欠き55a,55b,55cの回転位
置を検出する切り欠きセンサ56が配置されている。前
記符号52〜56で示された要素により、前記記録シー
ト先端の2次転写領域Q4通過位置に応じて前記2次転
写ロール30の中間転写体Bへのニップ荷重を変更する
2次転写荷重変更手段(52〜56)が構成されてい
る。
ール30を前記バックアップロール29に対して離れた
位置と当接する位置との間で進退移動させるバイアスロ
ール位置調節装置について説明する。図2、図3におい
て、バックアップロール29に対して当接位置および離
隔位置の間で位置調節されるバイアスロール30は、バ
イアスロール軸30aを有している。バイアスロール軸
30aは軸受け51,51により回転自在に支持されて
いる。前記バイアスロール30を前記バックアップロー
ルに対して進退移動させるため、前記バイアスロール軸
30aの両端部は図示しないガイド溝により前記バック
アップロール29に対して進退移動可能にガイドされて
いる。カム回転用モータ52により回転駆動されるカム
支持シャフト53には一対の偏心カム54,54が固定
支持されている。前記偏心カム54,54は前記バイア
スロール軸30aの両端の下面に当接するように配置さ
れている。前記カム支持シャフト53の一端部には、外
周部に切り欠き55a,55b,55cが形成された円盤
55が固定されている。前記円盤55の外周部の上端に
隣接して、前記切り欠き55a,55b,55cの回転位
置を検出する切り欠きセンサ56が配置されている。前
記符号52〜56で示された要素により、前記記録シー
ト先端の2次転写領域Q4通過位置に応じて前記2次転
写ロール30の中間転写体Bへのニップ荷重を変更する
2次転写荷重変更手段(52〜56)が構成されてい
る。
【0024】図3に示すように偏心カム54には、前記
切り欠き55a,55b,55cに対応して、作用点54
a,54b,54cが定まっている。すなわち、例えば、
前記切り欠き55aが上端位置に回転移動したとき、前
記偏心カム54の作用点54aが上端位置に回転移動
し、前記軸受け51を上昇させてバイアスロール30
を、前記中間転写ベルトBを介してバックアップロール
29に当接させるようになっている。前記カム回転用モ
ータ52が回転して、カム支持シャフト53、偏心カム
54および円盤55が回転したとき、円盤55の切り欠
き55a,55b,55cのいずれかを検知センサ−56
が検知すると、カム回転用モータ52が停止される。そ
の時に上端位置に移動している偏心カム54の作用点5
4a,54b,54cにより、軸受け51の位置および2
次転写領域Q4のバイアスロール30が上下に移動して
所定のニップ荷重が得られる。すなわち、図4におい
て、作用点54cが上端に回転移動した図4Aの場合、
2次転写領域Q4のバイアスロール30は中間転写ベル
トBには圧接しない。すなわち、バイアスロール30の
中間転写ベルトBへのニップ荷重はC荷重(C=0)で
ある。次に図4Bに示す作用点54aの場合、一番大き
な荷重(A荷重)でバイアスロール30が中間転写ベル
トBに圧接し、図4Cの作用点54bの場合、作用点5
4aよりも小さい荷重(B荷重)でバイアスロール30
が中間転写ベルトBに圧接する。
切り欠き55a,55b,55cに対応して、作用点54
a,54b,54cが定まっている。すなわち、例えば、
前記切り欠き55aが上端位置に回転移動したとき、前
記偏心カム54の作用点54aが上端位置に回転移動
し、前記軸受け51を上昇させてバイアスロール30
を、前記中間転写ベルトBを介してバックアップロール
29に当接させるようになっている。前記カム回転用モ
ータ52が回転して、カム支持シャフト53、偏心カム
54および円盤55が回転したとき、円盤55の切り欠
き55a,55b,55cのいずれかを検知センサ−56
が検知すると、カム回転用モータ52が停止される。そ
の時に上端位置に移動している偏心カム54の作用点5
4a,54b,54cにより、軸受け51の位置および2
次転写領域Q4のバイアスロール30が上下に移動して
所定のニップ荷重が得られる。すなわち、図4におい
て、作用点54cが上端に回転移動した図4Aの場合、
2次転写領域Q4のバイアスロール30は中間転写ベル
トBには圧接しない。すなわち、バイアスロール30の
中間転写ベルトBへのニップ荷重はC荷重(C=0)で
ある。次に図4Bに示す作用点54aの場合、一番大き
な荷重(A荷重)でバイアスロール30が中間転写ベル
トBに圧接し、図4Cの作用点54bの場合、作用点5
4aよりも小さい荷重(B荷重)でバイアスロール30
が中間転写ベルトBに圧接する。
【0025】(実施例の作用)次に前記構成を備えた画
像形成装置の実施例の作用を説明する。実際の画像作成
時は、まず、1次転写が行われているときには偏心カム
54は作用点54cの位置(図4A参照)でバイアスロ
ール30のシャフトの軸受け51に作用しているので、
バイアスロール30は中間転写ベルトBから離間してい
る。図5に示すタイミングチャートにおいて、記録シー
トSがレジロール37の位置に搬送されると、記録シー
トセンサーSN2は記録シートSを検知し、シート検知
パルス信号を出力する。この記録シート検知センサーS
N2のシート検知パルスの立ち下がりで、カム支持シャ
フト53を回転駆動するカム回転用モータ52がONと
なり、前記ONの時刻から僅かに遅延して偏心カム54
が回転する。偏心カム54が回転すると、バイアスロー
ル30が上昇し、中間転写ベルトBを介してバックアッ
プロール29に当接する。このとき、2次転写領域のニ
ップ荷重は図4Aの荷重Cから図4Bの荷重Aに向かっ
て上昇する。その後、前記切り欠き55a,55b,55
cを検知するセンサー56が、前記作用点54aの位置に
対応する円盤55の切り欠き55aを検知するとカム回
転用モータ52が停止し、前記バイアスロール30が中
間転写ベルトBに対してA荷重(図4B参照)で圧接す
るように偏心カム54が作用する。図5および図4Bか
ら分かるように、このときの作用点は54aとなる。
像形成装置の実施例の作用を説明する。実際の画像作成
時は、まず、1次転写が行われているときには偏心カム
54は作用点54cの位置(図4A参照)でバイアスロ
ール30のシャフトの軸受け51に作用しているので、
バイアスロール30は中間転写ベルトBから離間してい
る。図5に示すタイミングチャートにおいて、記録シー
トSがレジロール37の位置に搬送されると、記録シー
トセンサーSN2は記録シートSを検知し、シート検知
パルス信号を出力する。この記録シート検知センサーS
N2のシート検知パルスの立ち下がりで、カム支持シャ
フト53を回転駆動するカム回転用モータ52がONと
なり、前記ONの時刻から僅かに遅延して偏心カム54
が回転する。偏心カム54が回転すると、バイアスロー
ル30が上昇し、中間転写ベルトBを介してバックアッ
プロール29に当接する。このとき、2次転写領域のニ
ップ荷重は図4Aの荷重Cから図4Bの荷重Aに向かっ
て上昇する。その後、前記切り欠き55a,55b,55
cを検知するセンサー56が、前記作用点54aの位置に
対応する円盤55の切り欠き55aを検知するとカム回
転用モータ52が停止し、前記バイアスロール30が中
間転写ベルトBに対してA荷重(図4B参照)で圧接す
るように偏心カム54が作用する。図5および図4Bか
ら分かるように、このときの作用点は54aとなる。
【0026】図5において、前記記録シートSの先端が
レジロール37の位置に搬送された時刻を0とする時間
軸上では、時刻xに記録シートS先端が2次転写領域Q
4の中心位置に搬送される。画像形成装置の動作スピー
ド(いわゆるプロセススピード)が160mm/sとす
ると、例えば、記録シートSの先端部が2次転写領域Q
4のバイアスロール30と中間転写ベルトBのニップ中
心から約10mm排出された後(この場合、約62.5
ms後、すなわち、時刻x+62.5ms)に、前記カ
ム回転用モータ52が作動し偏心カム54が回転する。
その後、作用点54aの場合と同様に、切り欠き55a,
55b,55cを検知するセンサー56が作用点54bの
位置に対応する円盤55の切り欠き55bを検知すると
図4Cの状態となり、カム回転用モータ52が停止し、
前記バイアスロール30が中間転写ベルトBに対してB
荷重(図4C参照)で圧接するように偏心カム54が作
用する。
レジロール37の位置に搬送された時刻を0とする時間
軸上では、時刻xに記録シートS先端が2次転写領域Q
4の中心位置に搬送される。画像形成装置の動作スピー
ド(いわゆるプロセススピード)が160mm/sとす
ると、例えば、記録シートSの先端部が2次転写領域Q
4のバイアスロール30と中間転写ベルトBのニップ中
心から約10mm排出された後(この場合、約62.5
ms後、すなわち、時刻x+62.5ms)に、前記カ
ム回転用モータ52が作動し偏心カム54が回転する。
その後、作用点54aの場合と同様に、切り欠き55a,
55b,55cを検知するセンサー56が作用点54bの
位置に対応する円盤55の切り欠き55bを検知すると
図4Cの状態となり、カム回転用モータ52が停止し、
前記バイアスロール30が中間転写ベルトBに対してB
荷重(図4C参照)で圧接するように偏心カム54が作
用する。
【0027】次に、記録シートSにトナー画像が転写さ
れ、記録シートSの後端が2次転写領域Q4を通過し終
わる(図5の時間軸上の時刻y参照)と、再び前記カム
回転用モータ52が作動し偏心カム54が回転する。そ
の後、切り欠き55a,55b,55cを検知するセンサ
ー56が作用点54cの位置に対応する円盤55の切り
欠き55cを検知するとカム回転用モータ52が停止
し、前記バイアスロール30が中間転写ベルトBに対し
てC荷重(図4D参照)で圧接、すなわち離間するよう
に偏心カム54が作用する。前記バイアスロール30は
中間転写ベルトBから離間して次の記録シートSのため
の2次転写行程に備える。
れ、記録シートSの後端が2次転写領域Q4を通過し終
わる(図5の時間軸上の時刻y参照)と、再び前記カム
回転用モータ52が作動し偏心カム54が回転する。そ
の後、切り欠き55a,55b,55cを検知するセンサ
ー56が作用点54cの位置に対応する円盤55の切り
欠き55cを検知するとカム回転用モータ52が停止
し、前記バイアスロール30が中間転写ベルトBに対し
てC荷重(図4D参照)で圧接、すなわち離間するよう
に偏心カム54が作用する。前記バイアスロール30は
中間転写ベルトBから離間して次の記録シートSのため
の2次転写行程に備える。
【0028】図6は、転写ロールの中間転写ベルトへの
ニップ荷重に対する文字の中抜けレベルと2次転写領域
Q4での剥離不良枚数の関係を示したものである。図6
に示すように、ニップ荷重が大きくなると、剥離不良枚
数は減少し、文字の中抜けレベルは悪化する。したがっ
て、記録シートSが2次転写領域Q4を通過するときニ
ップ荷重がA荷重となるようにすれば剥離性は向上す
る。しかし、記録シートSの全領域においてニップ荷重
がA荷重となるようにすると、文字の中抜けレベルが許
容レベルの下限に近くなり、文字の中抜けを悪化させる
他の要因(例えば、環境、ロールの抵抗、中間転写ベル
トの抵抗等の変動)の影響によっては文字の中抜けの許
容レベルを下回ってしまう恐れがある。
ニップ荷重に対する文字の中抜けレベルと2次転写領域
Q4での剥離不良枚数の関係を示したものである。図6
に示すように、ニップ荷重が大きくなると、剥離不良枚
数は減少し、文字の中抜けレベルは悪化する。したがっ
て、記録シートSが2次転写領域Q4を通過するときニ
ップ荷重がA荷重となるようにすれば剥離性は向上す
る。しかし、記録シートSの全領域においてニップ荷重
がA荷重となるようにすると、文字の中抜けレベルが許
容レベルの下限に近くなり、文字の中抜けを悪化させる
他の要因(例えば、環境、ロールの抵抗、中間転写ベル
トの抵抗等の変動)の影響によっては文字の中抜けの許
容レベルを下回ってしまう恐れがある。
【0029】さらに、前記バイアスロール30に長時間
大きな荷重をかけていると、ロールの形状が変化して画
質が劣化したりロールの寿命を短くしてしまう恐れがあ
る。したがって、記録シートSの先端部のみA荷重で圧
接して先端部が2次転写領域Q4を通過する際の剥離性
能を向上させ、前記先端部が剥離した後はB荷重で圧接
することにより、画像欠陥を悪化させずに記録シートの
剥離性を大幅に向上させることができる。
大きな荷重をかけていると、ロールの形状が変化して画
質が劣化したりロールの寿命を短くしてしまう恐れがあ
る。したがって、記録シートSの先端部のみA荷重で圧
接して先端部が2次転写領域Q4を通過する際の剥離性
能を向上させ、前記先端部が剥離した後はB荷重で圧接
することにより、画像欠陥を悪化させずに記録シートの
剥離性を大幅に向上させることができる。
【0030】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することな
く、種々設計変更を行うことが可能である。本発明の変
更実施例を下記に例示する。 (H01)1次転写器21はコロトロン(放電器)を採用
することが可能である。 (H02)前記2次転写領域Q4に供給される記録シート
にトナー像を転写する際、前記バックアップロール29
およびバイアスロール30により構成される2次転写ロ
ール31に転写電力を印加する2次転写電力印加手段3
2は、前記バイアスロール30に転写電圧を印加する代
わりに、バックアップロール29に転写電力を印加する
ことが可能である。
たが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することな
く、種々設計変更を行うことが可能である。本発明の変
更実施例を下記に例示する。 (H01)1次転写器21はコロトロン(放電器)を採用
することが可能である。 (H02)前記2次転写領域Q4に供給される記録シート
にトナー像を転写する際、前記バックアップロール29
およびバイアスロール30により構成される2次転写ロ
ール31に転写電力を印加する2次転写電力印加手段3
2は、前記バイアスロール30に転写電圧を印加する代
わりに、バックアップロール29に転写電力を印加する
ことが可能である。
【0031】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は下記の効
果を奏することができる。 (E01)剥離用の分離コロトロンや高価なAC電源や剥
離爪および剥離用導電部材等を不要とし、中間転写体や
記録シートやトナー画像等に傷を付けることなく、記録
シートの帯電性あるいは環境条件に依存せず安定して記
録シートを剥離できる安価な記録シート剥離装置を提供
することができる。 (E02)記録シートの先端部が2次転写領域を通過する
時のみニップ荷重を大きくするので、画像欠陥を悪化さ
せたりデバイス(部品)の寿命を低減させることなく、
記録シートの剥離不良を防止することができる。また、
従来の画像形成装置において構成されていたデバイスを
用いて、2次転写領域のニップ荷重のみを変更するだけ
なので、新たな剥離用のデバイスや高価で複雑な装置を
必要としない。したがって、本発明は安価で簡単な構成
の記録シート剥離装置を実現することができる。
果を奏することができる。 (E01)剥離用の分離コロトロンや高価なAC電源や剥
離爪および剥離用導電部材等を不要とし、中間転写体や
記録シートやトナー画像等に傷を付けることなく、記録
シートの帯電性あるいは環境条件に依存せず安定して記
録シートを剥離できる安価な記録シート剥離装置を提供
することができる。 (E02)記録シートの先端部が2次転写領域を通過する
時のみニップ荷重を大きくするので、画像欠陥を悪化さ
せたりデバイス(部品)の寿命を低減させることなく、
記録シートの剥離不良を防止することができる。また、
従来の画像形成装置において構成されていたデバイスを
用いて、2次転写領域のニップ荷重のみを変更するだけ
なので、新たな剥離用のデバイスや高価で複雑な装置を
必要としない。したがって、本発明は安価で簡単な構成
の記録シート剥離装置を実現することができる。
【図1】 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例の
全体説明図である。
全体説明図である。
【図2】 図2は同実施例の2次転写領域における転写
ロールの中間転写ベルトへの圧接機構の概略構成図であ
る。
ロールの中間転写ベルトへの圧接機構の概略構成図であ
る。
【図3】 図3は同実施例の2次転写ロールの圧接荷重
を変化させる3つの作用点を持つカムおよびカムの位置
を検知する円盤の概略図である。
を変化させる3つの作用点を持つカムおよびカムの位置
を検知する円盤の概略図である。
【図4】 図4は同実施例の2次転写領域における転写
ロールの中間転写ベルトへの圧接状態とカムの位置関係
の説明図である。
ロールの中間転写ベルトへの圧接状態とカムの位置関係
の説明図である。
【図5】 図5は同実施例による2次転写行程を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図6】 図6は転写ロールの中間転写ベルトへのニッ
プ荷重に対する文字の中抜けレベルと剥離不良枚数の関
係の説明図である。
プ荷重に対する文字の中抜けレベルと剥離不良枚数の関
係の説明図である。
B…中間転写体(中間転写ベルト)、D…現像装置、Q
3…1次転写領域、Q4…2次転写領域、ROS…潜像形
成装置、16…像担持体、21…1次転写器、31…2
次転写ロール、32…2次転写電力印加手段、41…定
着装置 (36〜38)…シート供給手段、(52〜56)…2
次転写荷重変更手段。
3…1次転写領域、Q4…2次転写領域、ROS…潜像形
成装置、16…像担持体、21…1次転写器、31…2
次転写ロール、32…2次転写電力印加手段、41…定
着装置 (36〜38)…シート供給手段、(52〜56)…2
次転写荷重変更手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
像形成装置、(A01)移動する像担持体に潜像を形成す
る潜像形成装置、(A02)前記潜像をトナー像に現像す
る現像装置、(A03)前記像担持体表面に形成されたト
ナー像を中間転写体に転写する1次転写領域に配置され
た1次転写器、(A04)前記中間転写体に転写されたト
ナー像を記録シートに転写する2次転写領域に配置され
た2次転写ロール、(A05)前記2次転写領域に記録シ
ートを供給するシート供給手段、(A06)前記2次転写
領域に供給される記録シートにトナー像を転写する転写
電力を前記2次転写ロールに印加する2次転写電力印加
手段、(A07)前記記録シート先端の2次転写領域通過
位置に応じて前記2次転写ロールの中間転写体へのニッ
プ荷重を変更するとともに、前記記録シート先端の2次
転写領域通過時のニップ荷重が記録シートの他の部分の
2次転写領域通過時よりも大きく設定された2次転写荷
重変更手段、(A08)前記2次転写領域において記録シ
ートに転写したトナー像を加熱定着する定着装置。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置、(A09)記録シート先端部
が2次転写領域通過時のニップ荷重Aと、記録シート先
端部以外の部分が2次転写領域通過時のニップ荷重B
と、記録シートが2次転写領域を通過していない時のニ
ップ荷重Cとが次の式を満たすように設定された前記2
次転写荷重変更手段、 A>B>C。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2945497A JPH10228180A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2945497A JPH10228180A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228180A true JPH10228180A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12276566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2945497A Pending JPH10228180A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10228180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215237A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP2945497A patent/JPH10228180A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215237A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
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