JPH10217901A - 乗物乗員の拘束装置に使用される組立体 - Google Patents
乗物乗員の拘束装置に使用される組立体Info
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- JPH10217901A JPH10217901A JP10022464A JP2246498A JPH10217901A JP H10217901 A JPH10217901 A JP H10217901A JP 10022464 A JP10022464 A JP 10022464A JP 2246498 A JP2246498 A JP 2246498A JP H10217901 A JPH10217901 A JP H10217901A
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は乗物乗員のガスバッグ式の拘束装置
に使用される、ガス出口チューブと膨張駆動装置との間
の、特に簡単な方法で形成することのできる連結構造の
組立体を提供する。 【解決手段】 膨張駆動装置１０およびこの膨張駆動装
置に対して気密状態で連結されたガス出口チューブ１２
を含み、必要時に前記膨張駆動装置が発生したガスを排
出する排出部１５を有し、前記排出部は取付け手段２０
を含み、前記ガス出口チューブは係合手段２２を有し、
この係合手段は前記取付け手段２０と嵌合い状態で係合
して前記ガス出口チューブを該取付け手段に対して軸線
方向に配置して前記膨張駆動装置に固定するようになさ
れた乗物乗員の拘束装置に使用される組立体であって、
前記取付け手段が前記排出部１５の長手方向軸線に対し
て直角なフランクを有する断面が鋸歯形状の円周溝であ
り、前記フランクが前記ガス出口チューブ１２に面する
前記溝の側に配置されていること、および前記ガス出口
チューブが塑性変形部によって前記溝に係合されること
を特徴とする組立体。
に使用される、ガス出口チューブと膨張駆動装置との間
の、特に簡単な方法で形成することのできる連結構造の
組立体を提供する。 【解決手段】 膨張駆動装置１０およびこの膨張駆動装
置に対して気密状態で連結されたガス出口チューブ１２
を含み、必要時に前記膨張駆動装置が発生したガスを排
出する排出部１５を有し、前記排出部は取付け手段２０
を含み、前記ガス出口チューブは係合手段２２を有し、
この係合手段は前記取付け手段２０と嵌合い状態で係合
して前記ガス出口チューブを該取付け手段に対して軸線
方向に配置して前記膨張駆動装置に固定するようになさ
れた乗物乗員の拘束装置に使用される組立体であって、
前記取付け手段が前記排出部１５の長手方向軸線に対し
て直角なフランクを有する断面が鋸歯形状の円周溝であ
り、前記フランクが前記ガス出口チューブ１２に面する
前記溝の側に配置されていること、および前記ガス出口
チューブが塑性変形部によって前記溝に係合されること
を特徴とする組立体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乗物乗員の拘束装置
に使用するための、膨張駆動装置およびその膨張駆動装
置に気密的に連結されたガス出口チューブを含んでなる
組立体に関する。このような拘束装置は一般に膨張駆動
装置と、膨張駆動装置の作動検出装置と、必要とされる
ときに膨張駆動装置が発生する圧縮ガスによって折畳ま
れた状態から乗物乗員を保護できる折畳み解除状態へと
変化されるガスバッグとを含んでいる。
に使用するための、膨張駆動装置およびその膨張駆動装
置に気密的に連結されたガス出口チューブを含んでなる
組立体に関する。このような拘束装置は一般に膨張駆動
装置と、膨張駆動装置の作動検出装置と、必要とされる
ときに膨張駆動装置が発生する圧縮ガスによって折畳ま
れた状態から乗物乗員を保護できる折畳み解除状態へと
変化されるガスバッグとを含んでいる。
【０００２】
【従来の技術】通常、膨張駆動装置によって発生される
ガスはガスバッグへ直接に流れるか、または膨張駆動装
置の配置されているハウジングに備えられたガイド通路
を経て流れる。しかしながら、設計上の理由から膨張駆
動装置を特定の距離だけガスバッグから離して配置する
ことを必要とされる拘束装置が最近知られてきている。
これは膨張駆動装置で発生したガスをガスバッグへ導く
ようにすることが必要であるという理由である。このよ
うな乗物乗員の拘束装置の一例はドイツ国実用新案第２
９６０５８９６号に見られる。その装置では、膨張駆動
装置はガス出口チューブによってガスバッグへ連結され
ており、ガスバッグは膨張駆動装置から離れて配置され
ている。
ガスはガスバッグへ直接に流れるか、または膨張駆動装
置の配置されているハウジングに備えられたガイド通路
を経て流れる。しかしながら、設計上の理由から膨張駆
動装置を特定の距離だけガスバッグから離して配置する
ことを必要とされる拘束装置が最近知られてきている。
これは膨張駆動装置で発生したガスをガスバッグへ導く
ようにすることが必要であるという理由である。このよ
うな乗物乗員の拘束装置の一例はドイツ国実用新案第２
９６０５８９６号に見られる。その装置では、膨張駆動
装置はガス出口チューブによってガスバッグへ連結され
ており、ガスバッグは膨張駆動装置から離れて配置され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明は、ガス出口チューブと膨張駆動装置
との間の、特に簡単な方法で形成することのできる連結
構造を提供する。本発明によれば、膨張駆動装置および
この膨張駆動装置に対して気密状態で連結されたガス出
口チューブを含み、必要時に前記膨張駆動装置が発生し
たガスを排出する排出部を有し、前記排出部は取付け手
段若しくは拘束手段（arresting means ）を含み、前記
ガス出口チューブは係合手段を有し、この係合手段は前
記取付け手段と嵌合い状態で係合して前記ガス出口チュ
ーブを該取付け手段に対して軸線方向に配置して前記膨
張駆動装置に固定するようになされた乗物乗員の拘束装
置に使用される組立体であって、前記取付け手段が前記
排出部の長手方向軸線に対して直角なフランク（flank
）若しくは側面を有する断面が鋸歯形状の円周溝であ
り、前記フランクが前記ガス出口チューブに面する前記
溝の側に配置されていること、および前記ガス出口チュ
ーブが塑性変形部によって前記溝に係合されることを特
徴とする乗物乗員の拘束装置に使用される組立体が提供
される。鋸歯形状の溝を使用することで、ガス出口チュ
ーブと膨張駆動装置との間の信頼できる連結構造を形成
でき、この連結は簡単に製造できると共に、迅速且つ自
動的な嵌合いを得ることができる。さらに、膨張駆動装
置とガス出口チューブとの間の信頼できる密封が保証さ
れる。ガス出口チューブとして剛性または可撓性の出口
チューブが選択できる。
めの手段】本発明は、ガス出口チューブと膨張駆動装置
との間の、特に簡単な方法で形成することのできる連結
構造を提供する。本発明によれば、膨張駆動装置および
この膨張駆動装置に対して気密状態で連結されたガス出
口チューブを含み、必要時に前記膨張駆動装置が発生し
たガスを排出する排出部を有し、前記排出部は取付け手
段若しくは拘束手段（arresting means ）を含み、前記
ガス出口チューブは係合手段を有し、この係合手段は前
記取付け手段と嵌合い状態で係合して前記ガス出口チュ
ーブを該取付け手段に対して軸線方向に配置して前記膨
張駆動装置に固定するようになされた乗物乗員の拘束装
置に使用される組立体であって、前記取付け手段が前記
排出部の長手方向軸線に対して直角なフランク（flank
）若しくは側面を有する断面が鋸歯形状の円周溝であ
り、前記フランクが前記ガス出口チューブに面する前記
溝の側に配置されていること、および前記ガス出口チュ
ーブが塑性変形部によって前記溝に係合されることを特
徴とする乗物乗員の拘束装置に使用される組立体が提供
される。鋸歯形状の溝を使用することで、ガス出口チュ
ーブと膨張駆動装置との間の信頼できる連結構造を形成
でき、この連結は簡単に製造できると共に、迅速且つ自
動的な嵌合いを得ることができる。さらに、膨張駆動装
置とガス出口チューブとの間の信頼できる密封が保証さ
れる。ガス出口チューブとして剛性または可撓性の出口
チューブが選択できる。
【０００４】ガス出口チューブの溝に係合する部分が圧
延によって塑性変形されるようになされるのが好まし
い。圧延は最低限の労力で実施できる作業方法である。
これは膨張駆動装置の保管および嵌合せ工程のかなりの
部分における他の部材からの別個な取扱いを可能にし、
このことは安全性の面で有利である。膨張駆動装置は簡
単な方法でガス出口チューブと連結を形成できるので、
その後の可能なときに車輌に据え付けることができる。
延によって塑性変形されるようになされるのが好まし
い。圧延は最低限の労力で実施できる作業方法である。
これは膨張駆動装置の保管および嵌合せ工程のかなりの
部分における他の部材からの別個な取扱いを可能にし、
このことは安全性の面で有利である。膨張駆動装置は簡
単な方法でガス出口チューブと連結を形成できるので、
その後の可能なときに車輌に据え付けることができる。
【０００５】本発明のさらに他の特徴は特許請求の範囲
の従属請求項に記載されている。
の従属請求項に記載されている。
【０００６】本発明は添付図面に示されている二つの実
施例を参照して以下に説明される。
施例を参照して以下に説明される。
【０００７】図１は本発明の第一実施例による組立体を
概略的に示している。この組立体はガス出口チューブ１
２と共に部分的に示されている膨張駆動装置１０を含ん
でなる。膨張駆動装置１０は一般に管状であり、図１の
右側に示されている軸線方向端部にいわゆる開口の形成
された排出部を備えている。ガス出口チューブ１２は膨
張駆動装置を図６に概略的に示されているガスバッグに
連結するために備えられている。このガスバッグは概略
的に示されるように車輌の屋根ストラットに沿って配置
されている。ガスバッグ１６が膨張されると、ガスバッ
グは車輌の側部ガラスをカバーし、乗物乗員は側方衝突
の場合に保護されるようになる。膨張されたガスバッグ
の形状は符号１９で示されている。
概略的に示している。この組立体はガス出口チューブ１
２と共に部分的に示されている膨張駆動装置１０を含ん
でなる。膨張駆動装置１０は一般に管状であり、図１の
右側に示されている軸線方向端部にいわゆる開口の形成
された排出部を備えている。ガス出口チューブ１２は膨
張駆動装置を図６に概略的に示されているガスバッグに
連結するために備えられている。このガスバッグは概略
的に示されるように車輌の屋根ストラットに沿って配置
されている。ガスバッグ１６が膨張されると、ガスバッ
グは車輌の側部ガラスをカバーし、乗物乗員は側方衝突
の場合に保護されるようになる。膨張されたガスバッグ
の形状は符号１９で示されている。
【０００８】図１から一層明白となるように、膨張駆動
装置１０は取付け手段若しくは拘束手段（arresting me
ans ）２０を排出部１５の領域において外周面に備えて
いる。この取付け手段２０は鋸歯形状をした円周溝とし
て形成されており、長手方向軸線ｘに直角なそのフラン
ク（flank ）若しくは側面は開口１４に面した取付け手
段すなわち円周溝２０の側に配置されている。
装置１０は取付け手段若しくは拘束手段（arresting me
ans ）２０を排出部１５の領域において外周面に備えて
いる。この取付け手段２０は鋸歯形状をした円周溝とし
て形成されており、長手方向軸線ｘに直角なそのフラン
ク（flank ）若しくは側面は開口１４に面した取付け手
段すなわち円周溝２０の側に配置されている。
【０００９】図１に示したようにガス出口チューブ１２
は左側の端部に溝２０と係合する係合手段２２を備えて
いる。この係合手段２２はガス出口チューブ１２の塑性
変形される部分として具備されていて、その形状は円周
溝２０の形状と適合されている。これによりガス出口チ
ューブ１２は円周溝２０に係合して相互固定嵌合する係
合手段２２によって膨張駆動装置１０に固定される。同
時に、円周溝２０に係合するガス出口チューブ１２の係
合手段２２はシールを形成し、これにより膨張駆動装置
１０は気密状態でガス出口チューブ１２に連結される。
このシールの作用は、ガス出口チューブ１２が膨張駆動
装置１０の外周面に密接に隣接されるガイド部分２６に
よって支持される。このガイド部分２６は膨張駆動装置
１０に対してガス出口チューブ１２を安定化させる付随
的な機能を有しており、それ故にガス出口チューブ１２
と膨張駆動装置１０との間に作用する曲げモーメントの
大部分は円周溝２０およびこれに係合する係合手段２２
に生じないようにされる。
は左側の端部に溝２０と係合する係合手段２２を備えて
いる。この係合手段２２はガス出口チューブ１２の塑性
変形される部分として具備されていて、その形状は円周
溝２０の形状と適合されている。これによりガス出口チ
ューブ１２は円周溝２０に係合して相互固定嵌合する係
合手段２２によって膨張駆動装置１０に固定される。同
時に、円周溝２０に係合するガス出口チューブ１２の係
合手段２２はシールを形成し、これにより膨張駆動装置
１０は気密状態でガス出口チューブ１２に連結される。
このシールの作用は、ガス出口チューブ１２が膨張駆動
装置１０の外周面に密接に隣接されるガイド部分２６に
よって支持される。このガイド部分２６は膨張駆動装置
１０に対してガス出口チューブ１２を安定化させる付随
的な機能を有しており、それ故にガス出口チューブ１２
と膨張駆動装置１０との間に作用する曲げモーメントの
大部分は円周溝２０およびこれに係合する係合手段２２
に生じないようにされる。
【００１０】図２において、本発明の第二実施例が示さ
れている。ガス出口チューブ１２が膨張駆動装置１０に
対して軸線方向に延在する第一実施例とは相違して、第
二実施例ではガス出口チューブ１２は膨張駆動装置１０
に対して半径方向に延在している（図７も参照された
い）。
れている。ガス出口チューブ１２が膨張駆動装置１０に
対して軸線方向に延在する第一実施例とは相違して、第
二実施例ではガス出口チューブ１２は膨張駆動装置１０
に対して半径方向に延在している（図７も参照された
い）。
【００１１】図３には、第二実施例の場合に使用できる
ような膨張駆動装置１０の例が示されている。第一実施
例の場合に使用される膨張駆動装置１０との相違は、開
口１４が小径の付属物に配置されず、膨張駆動装置の外
周面に直接に形成されていることである。第二実施例に
よれば、膨張駆動装置１０の開口１４の領域にポート３
０が配置され、膨張駆動装置１０で与えられるガスの排
出部を形成するようになされている。このポートはクリ
ップ３２で膨張駆動装置１０に連結される。
ような膨張駆動装置１０の例が示されている。第一実施
例の場合に使用される膨張駆動装置１０との相違は、開
口１４が小径の付属物に配置されず、膨張駆動装置の外
周面に直接に形成されていることである。第二実施例に
よれば、膨張駆動装置１０の開口１４の領域にポート３
０が配置され、膨張駆動装置１０で与えられるガスの排
出部を形成するようになされている。このポートはクリ
ップ３２で膨張駆動装置１０に連結される。
【００１２】図４には本発明の第二実施例の第一変形例
が示されている。ポート３０は図４の視図に関して上側
開口１４に配置されている。図４に関して下側開口１４
には密封帯材３４が配置されている。密封帯材３４およ
びポート３０の両方がクリップ３２によって膨張駆動装
置１０の外周面に固定的に取付けられている。クリップ
３２は、例えば膨張駆動装置１０の外周面に配置された
概略的に示されるスクリュー３６で緊張されることがで
きる。
が示されている。ポート３０は図４の視図に関して上側
開口１４に配置されている。図４に関して下側開口１４
には密封帯材３４が配置されている。密封帯材３４およ
びポート３０の両方がクリップ３２によって膨張駆動装
置１０の外周面に固定的に取付けられている。クリップ
３２は、例えば膨張駆動装置１０の外周面に配置された
概略的に示されるスクリュー３６で緊張されることがで
きる。
【００１３】膨張駆動装置１０の開口１４の閉じられた
部分は、発生された圧縮ガスの排出時間に対して特に影
響しないことが、テストにより判明した。残りの開放さ
れた開口１４を通って排出されるガスがポート３０を通
り、直接にガス出口チューブ１２へ流れる。この変形例
においては、図１から分かるようにガス出口チューブ１
２は取付け手段と係合手段投入よってポート３０に固定
される。
部分は、発生された圧縮ガスの排出時間に対して特に影
響しないことが、テストにより判明した。残りの開放さ
れた開口１４を通って排出されるガスがポート３０を通
り、直接にガス出口チューブ１２へ流れる。この変形例
においては、図１から分かるようにガス出口チューブ１
２は取付け手段と係合手段投入よってポート３０に固定
される。
【００１４】図４に示す変形例におけるポート３０に
は、クリップ３２によって圧力が与えられることから、
膨張駆動装置１０の外周面に密着されて、付加的なシー
ルを使用せずにポート３０と膨張駆動装置１０との間に
気密連結構造を達成するようになす比較的柔軟な材料が
使用できる。変形例（図示せず）によれば、ポート３０
は柔軟材料で被覆されて緊密な気密嵌合を膨張駆動装置
１０と形成するようになされることができる。
は、クリップ３２によって圧力が与えられることから、
膨張駆動装置１０の外周面に密着されて、付加的なシー
ルを使用せずにポート３０と膨張駆動装置１０との間に
気密連結構造を達成するようになす比較的柔軟な材料が
使用できる。変形例（図示せず）によれば、ポート３０
は柔軟材料で被覆されて緊密な気密嵌合を膨張駆動装置
１０と形成するようになされることができる。
【００１５】図５では、本発明の第二実施例の第二変形
例が示されている。この変形例は図４に示した変形例と
相違し、ポート３０およびクリップ３２が互いに一体に
形成されている。図示変形例では、クリップ３２は圧力
によって膨張駆動装置１０に押し付けられる。
例が示されている。この変形例は図４に示した変形例と
相違し、ポート３０およびクリップ３２が互いに一体に
形成されている。図示変形例では、クリップ３２は圧力
によって膨張駆動装置１０に押し付けられる。
【図１】本発明の第一実施例による組立体の部分的な断
面とした概略側面図。
面とした概略側面図。
【図２】本発明の第二実施例による組立体の概略側面
図。
図。
【図３】図２に示した組立体に使用される膨張駆動装置
の概略側面図。
の概略側面図。
【図４】図２に示した組立体の第一変形例の概略横断面
図。
図。
【図５】図２に示した組立体の第二変形例の概略断片横
断面図。
断面図。
【図６】本発明の第一実施例による組立体用の適用例を
示す概略図。
示す概略図。
【図７】本発明の第二実施例による組立体用の適用例を
示す概略図。
示す概略図。
１０ 膨張駆動装置 １２ ガス出口チューブ １４ 開口 １５ 排出部 １６，１９ ガスバッグ ２０ 取付け手段すなわち円周溝 ２２ 係合手段 ２６ ガイド部分 ３０ ポート ３２ クリップ ３４ 密封帯材 ３６ スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ オーラート ドイツ連邦共和国 アーレン − ヴァセ ラルフィンゲン，アルバート − シュヴ ァイツァ − シュトラーセ 20
Claims (11)
- 【請求項１】 膨張駆動装置（１０）およびこの膨張駆
動装置に対して気密状態で連結されたガス出口チューブ
（１２）を含み、必要時に前記膨張駆動装置（１０）が
発生したガスを排出する排出部（１５；３０）を有し、
前記排出部は取付け手段（２０）を含み、前記ガス出口
チューブ（１２）は係合手段（２２）を有し、この係合
手段は前記取付け手段（２０）と嵌合い状態で係合して
前記ガス出口チューブ（１２）を該取付け手段に対して
軸線方向に配置して前記膨張駆動装置（１０）に固定す
るようになされた乗物乗員の拘束装置に使用される組立
体であって、前記取付け手段が前記排出部（１５；３
０）の長手方向軸線に対して直角なフランクを有する断
面が鋸歯形状の円周溝（２０）であり、前記フランクが
前記ガス出口チューブ（１２）に面する前記溝（２０）
の側に配置されていること、および前記ガス出口チュー
ブ（１２）が塑性変形部（２２）によって前記溝（２
０）に係合されることを特徴とする乗物乗員の拘束装置
に使用される組立体。 - 【請求項２】 請求項１に記載された組立体であって、
前記溝（２０）と係合する前記ガス出口チューブ（１
２）の前記塑性変形部（２２）が圧延によって塑性変形
されることを特徴とする乗物乗員の拘束装置に使用され
る組立体。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２のいずれかに記
載された組立体であって、前記排出部が前記管状膨張駆
動装置（１０）の軸線方向の端部（１５）によって形成
されており、前記取付け手段（２０）は前記膨張駆動装
置（１０）の外周面に形成されていることを特徴とする
乗物乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項４】 請求項１または請求項２のいずれかに記
載された組立体であって、前記排出部が前記管状膨張駆
動装置（１０）に連結された円筒ポート（３０）として
形成されており、前記取付け手段（２０）は前記ポート
（３０）の外周面に形成されていることを特徴とする乗
物乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項５】 請求項４に記載された組立体であって、
前記ポート（３０）が前記膨張駆動装置（１０）の長手
方向軸線に対して半径方向に延在し、前記膨張駆動装置
（１０）の発生するガスのための開口（１４）が形成さ
れている領域においてクリップ（３２）により前記膨張
駆動装置（１０）に固定されていることを特徴とする乗
物乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項６】 請求項５に記載された組立体であって、
前記クリップ（３２）が前記膨張駆動装置（１０）の前
記開口（１４）の幾つかをカバーすることを特徴とする
乗物乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項７】 請求項６に記載された組立体であって、
前記クリップ（３２）と該クリップでカバーされる前記
膨張駆動装置（１０）の開口（１４）との間に密封帯材
（３４）が配置されていることを特徴とする乗物乗員の
拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項８】 請求項５または請求項６に記載された組
立体であって、前記ポート（３０）が比較的柔軟な材料
で構成され、これにより前記クリップ（３２）が作用す
る力によって前記膨張駆動装置（１０）と緊密な気密嵌
合を形成するようになされていることを特徴とする乗物
乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項９】 請求項５または請求項６に記載された組
立体であって、前記ポート（３０）が比較的柔軟な材料
を被覆され、これにより前記クリップ（３２）が作用す
る前記力によって前記膨張駆動装置（１０）と緊密な気
密嵌合を形成するようになされていることを特徴とする
乗物乗員の拘束装置に使用される組立体。 - 【請求項１０】 請求項４に記載された組立体であっ
て、前記ポート（３０）および前記クリップ（３２）が
一体に形成されていることを特徴とする乗物乗員の拘束
装置に使用される組立体。 - 【請求項１１】 請求項４に記載された組立体であっ
て、前記ポート（３０）が前記膨張駆動装置に取付けら
れるクリップ状の付属品（３２）を備えていることを特
徴とする乗物乗員の拘束装置に使用される組立体。
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