JPH10190564A - 携帯電話システムの端末装置及び受信方法 - Google Patents
携帯電話システムの端末装置及び受信方法Info
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- JPH10190564A JPH10190564A JP8350340A JP35034096A JPH10190564A JP H10190564 A JPH10190564 A JP H10190564A JP 8350340 A JP8350340 A JP 8350340A JP 35034096 A JP35034096 A JP 35034096A JP H10190564 A JPH10190564 A JP H10190564A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- H04B1/40—Circuits
- H04B1/401—Circuits for selecting or indicating operating mode
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話システムの端末装置において、内部
バッテリーを使用しているときには消費電力の低減が図
れ、外部電源端子から電源が供給されているときには、
基地局からの情報を確実に受信できるようにする。 【解決手段】 外部電源検出回路45により、外部電源
端子42から外部電源が供給されているか否かを検出す
る。待ち受け状態では基地局からの信号を間欠的に受信
する。このとき、内部バッテリー41を使うときには、
受信モードとなるタイミングを長く設定し、外部電源端
子42から外部電源を使うときには、受信モードとなる
タイミングを短く設定する。これにより、内部バッテリ
ー使用時には持続時間を長くすることができ、外部電源
使用時には、確実に基地局からの信号を受信することが
できるようになる。
バッテリーを使用しているときには消費電力の低減が図
れ、外部電源端子から電源が供給されているときには、
基地局からの情報を確実に受信できるようにする。 【解決手段】 外部電源検出回路45により、外部電源
端子42から外部電源が供給されているか否かを検出す
る。待ち受け状態では基地局からの信号を間欠的に受信
する。このとき、内部バッテリー41を使うときには、
受信モードとなるタイミングを長く設定し、外部電源端
子42から外部電源を使うときには、受信モードとなる
タイミングを短く設定する。これにより、内部バッテリ
ー使用時には持続時間を長くすることができ、外部電源
使用時には、確実に基地局からの信号を受信することが
できるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA(Code
Division Multiple Accesss)方式の携帯電話システム
に用いて好適な携帯電話システムの端末装置に関する。
Division Multiple Accesss)方式の携帯電話システム
に用いて好適な携帯電話システムの端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、擬似ランダム符号を拡散符号とし
て用いて送信信号の搬送波をスペクトラム拡散して送信
し、拡散符号の符号系列のパターンや位相を異ならせる
ことにより、多次元接続を可能にしたCDMA方式のセ
ルラ電話システムが注目されている。
て用いて送信信号の搬送波をスペクトラム拡散して送信
し、拡散符号の符号系列のパターンや位相を異ならせる
ことにより、多次元接続を可能にしたCDMA方式のセ
ルラ電話システムが注目されている。
【0003】CDMA方式では、通信方式として、スペ
クトラム拡散方式が用いられている。スペクトラム拡散
方式では、送信時に、搬送波が送信データにより一次変
調され、更に、この一次変調された搬送波に対してPN
(Pseudorandom Noise)符号が乗じられ、搬送波がPN
符号により変調される。一次変調としては、例えば、平
衡QPSK変調が用いられる。PN符号はランダム符号
であるから、このように搬送波がPN符号により変調を
受けると、その周波数スペクトラムが広げられる。
クトラム拡散方式が用いられている。スペクトラム拡散
方式では、送信時に、搬送波が送信データにより一次変
調され、更に、この一次変調された搬送波に対してPN
(Pseudorandom Noise)符号が乗じられ、搬送波がPN
符号により変調される。一次変調としては、例えば、平
衡QPSK変調が用いられる。PN符号はランダム符号
であるから、このように搬送波がPN符号により変調を
受けると、その周波数スペクトラムが広げられる。
【0004】そして、受信時には、送信側と同一のPN
符号が乗じられる。受信時に、送信時と同一のPN符号
で、その位相が合致していると、逆拡散が行われ、一次
変調出力が得られる。この一次変調出力を復調すること
により、受信データが得られる。
符号が乗じられる。受信時に、送信時と同一のPN符号
で、その位相が合致していると、逆拡散が行われ、一次
変調出力が得られる。この一次変調出力を復調すること
により、受信データが得られる。
【0005】スペクトラム拡散方式では、受信時に信号
を逆拡散するためには、そのパターンのみならず、その
位相についても、送信側と同一のPN符号が必要があ
る。したがって、PN符号のパターンや位相を変えるこ
とにより、多次元接続が可能となる。このように、拡散
符号の符号系列のパターンや位相を異ならせることによ
り多次元接続を可能にしたものがCDMA方式と呼ばれ
ている。
を逆拡散するためには、そのパターンのみならず、その
位相についても、送信側と同一のPN符号が必要があ
る。したがって、PN符号のパターンや位相を変えるこ
とにより、多次元接続が可能となる。このように、拡散
符号の符号系列のパターンや位相を異ならせることによ
り多次元接続を可能にしたものがCDMA方式と呼ばれ
ている。
【0006】セルラ電話システムとして、従来より、F
DMA(Frequency Division Multiple Accesss )方式
やTDMA(Time Division Multiple Accesss)方式が
用いられている。ところが、FDMA方式やTDMA方
式では、利用者数の急激な増大に対して対処することが
困難になってきている。
DMA(Frequency Division Multiple Accesss )方式
やTDMA(Time Division Multiple Accesss)方式が
用いられている。ところが、FDMA方式やTDMA方
式では、利用者数の急激な増大に対して対処することが
困難になってきている。
【0007】つまり、FDMA方式は、異なる周波数の
チャンネルを用いて多次元接続を行うものであり、アナ
ログ方式のセルラ電話システムでは、専ら、FDMA方
式が用いられている。
チャンネルを用いて多次元接続を行うものであり、アナ
ログ方式のセルラ電話システムでは、専ら、FDMA方
式が用いられている。
【0008】ところが、FDMA方式では、周波数利用
効率が悪く、利用者数の急激な増大に対して、チャンネ
ル数が不足しがちである。チャンネル数を増大するため
に、チャンネル間隔を狭くすると、隣接チャンネルの影
響が受けやすくなったり、音質の劣化が生じる。
効率が悪く、利用者数の急激な増大に対して、チャンネ
ル数が不足しがちである。チャンネル数を増大するため
に、チャンネル間隔を狭くすると、隣接チャンネルの影
響が受けやすくなったり、音質の劣化が生じる。
【0009】TDMA方式は、送信データを時間圧縮す
ることより、利用時間を分割し、同一の周波数を共有す
るようにしたもので、TDMA方式は、ディジタル方式
のセルラ電話システムとして、現在、広く普及してい
る。TDMA方式は、FDAM方式だけの場合に比べ
て、周波数利用効率が改善されるものの、チャンネル数
には限界があり、利用者の急激な増大とともに、チャン
ネル数の不足が危惧されている。
ることより、利用時間を分割し、同一の周波数を共有す
るようにしたもので、TDMA方式は、ディジタル方式
のセルラ電話システムとして、現在、広く普及してい
る。TDMA方式は、FDAM方式だけの場合に比べ
て、周波数利用効率が改善されるものの、チャンネル数
には限界があり、利用者の急激な増大とともに、チャン
ネル数の不足が危惧されている。
【0010】これに対して、CDMA方式では、耐干渉
性が優れており、隣接チャンネルの影響を受けにくい。
このため、周波数利用効率が上がり、より多チャンネル
化が図れる。
性が優れており、隣接チャンネルの影響を受けにくい。
このため、周波数利用効率が上がり、より多チャンネル
化が図れる。
【0011】また、FDAM方式やTDMA方式では、
マルチパスによるフェージングの影響を受けやすい。
マルチパスによるフェージングの影響を受けやすい。
【0012】つまり、図4に示すように、基地局201
から携帯端末202に届く信号には、基地局201から
の電波が携帯端末202に直接届くパスP1の他に、基
地局201からの電波がビル203Aを反射して携帯端
末202に届くパスP2や、基地局201からの電波が
ビル203Bを反射して携帯端末202に届くパスP3
等、複数のパスがある。
から携帯端末202に届く信号には、基地局201から
の電波が携帯端末202に直接届くパスP1の他に、基
地局201からの電波がビル203Aを反射して携帯端
末202に届くパスP2や、基地局201からの電波が
ビル203Bを反射して携帯端末202に届くパスP3
等、複数のパスがある。
【0013】基地局201からの電波が携帯端末202
に直接届くパスP1に比べて、基地局201からの電波
がビル203Aや203Bを反射して携帯端末202に
届くパスP2及びP3は遅れが生じる。したがって、図
5に示すように、携帯端末102には、異なるタイミン
グでパスP1からの信号S1、パスP2からの信号S
2、パスP3からの信号S3が到達する。これら、複数
のパスP1、P2、P3からの信号S1、S2、S3が
干渉し合うと、フェージングが発生する。FDAM方式
やTDMA方式では、このようなマルチパスによるフェ
ージングの影響が問題となっている。
に直接届くパスP1に比べて、基地局201からの電波
がビル203Aや203Bを反射して携帯端末202に
届くパスP2及びP3は遅れが生じる。したがって、図
5に示すように、携帯端末102には、異なるタイミン
グでパスP1からの信号S1、パスP2からの信号S
2、パスP3からの信号S3が到達する。これら、複数
のパスP1、P2、P3からの信号S1、S2、S3が
干渉し合うと、フェージングが発生する。FDAM方式
やTDMA方式では、このようなマルチパスによるフェ
ージングの影響が問題となっている。
【0014】これに対して、CDMA方式では、ダイバ
シティRAKE方式を採用することにより、マルチパス
によるフェージングの影響を軽減できると共に、S/N
比の向上を図ることができる。
シティRAKE方式を採用することにより、マルチパス
によるフェージングの影響を軽減できると共に、S/N
比の向上を図ることができる。
【0015】ダイバシティRAKE方式では、上述のよ
うな複数のパスの信号S1、S2、S3に対して、図6
に示すように、複数のパスからの信号を夫々受信できる
受信機221A、221B、221Cが用意される。そ
して、タイミング検出器222で、各パスにおける符号
が捕捉され、この符号が各パスP1、P2、P3の受信
機221A、221B、221Cに設定される。複数の
受信機221A、221B、221Cにより、複数のパ
スP1、P2、P3の信号が夫々復調され、これらの受
信出力がを合成回路222で合成される。
うな複数のパスの信号S1、S2、S3に対して、図6
に示すように、複数のパスからの信号を夫々受信できる
受信機221A、221B、221Cが用意される。そ
して、タイミング検出器222で、各パスにおける符号
が捕捉され、この符号が各パスP1、P2、P3の受信
機221A、221B、221Cに設定される。複数の
受信機221A、221B、221Cにより、複数のパ
スP1、P2、P3の信号が夫々復調され、これらの受
信出力がを合成回路222で合成される。
【0016】スペクトラム拡散方式では、各パスによる
干渉を受けずらい。そして、このように、複数のパスP
1、P2、P3からの受信出力を夫々復調し、これら複
数のパスからの復調出力を合成すれば、信号強度が大き
くなり、S/N比の向上が図れると共に、マルチパスに
よるフェージングの影響が軽減できる。
干渉を受けずらい。そして、このように、複数のパスP
1、P2、P3からの受信出力を夫々復調し、これら複
数のパスからの復調出力を合成すれば、信号強度が大き
くなり、S/N比の向上が図れると共に、マルチパスに
よるフェージングの影響が軽減できる。
【0017】上述の例では、説明のために、3つの受信
機221A、221B、221Cと、タイミング検出器
222とによりダイバシティRAKE方式の構成を示し
たが、ダイバシティRAKE方式のセルラ電話端末で
は、通常、図7に示すように、各パスの復調出力を得る
ためのフィンガ251A、251B、251Cと、マル
チパスの信号を検出するためのサーチャ252と、各パ
スの復調データを合成するためのデータコンバイナ25
3とが設けられる。
機221A、221B、221Cと、タイミング検出器
222とによりダイバシティRAKE方式の構成を示し
たが、ダイバシティRAKE方式のセルラ電話端末で
は、通常、図7に示すように、各パスの復調出力を得る
ためのフィンガ251A、251B、251Cと、マル
チパスの信号を検出するためのサーチャ252と、各パ
スの復調データを合成するためのデータコンバイナ25
3とが設けられる。
【0018】図7において、入力端子250に、中間周
波数に変換されたスペクトラム拡散信号の受信信号が供
給される。この信号が準同期検波回路255に供給され
る。準同期検波回路255は乗算回路で、準同期検波回
路255で、入力端子250からの信号とPLLシンセ
サイザ256の出力とが乗算される。PLLシンセサイ
ザ256の出力は、周波数コンバイナ257の出力によ
り制御され、準同期検波回路255で受信信号が直交検
波される。
波数に変換されたスペクトラム拡散信号の受信信号が供
給される。この信号が準同期検波回路255に供給され
る。準同期検波回路255は乗算回路で、準同期検波回
路255で、入力端子250からの信号とPLLシンセ
サイザ256の出力とが乗算される。PLLシンセサイ
ザ256の出力は、周波数コンバイナ257の出力によ
り制御され、準同期検波回路255で受信信号が直交検
波される。
【0019】準同期検波回路255の出力は、A/Dコ
ンバータ258に供給される。A/Dコンバータ258
で、この信号がディジタル信号に変換される。この際、
A/Dコンバータ258のサンプリング周波数は、スペ
クトラム拡散に使われるPN符号の周波数よりも十分高
い周波数に設定され、所謂オーバーサンプリングが行わ
れる。
ンバータ258に供給される。A/Dコンバータ258
で、この信号がディジタル信号に変換される。この際、
A/Dコンバータ258のサンプリング周波数は、スペ
クトラム拡散に使われるPN符号の周波数よりも十分高
い周波数に設定され、所謂オーバーサンプリングが行わ
れる。
【0020】A/Dコンバータ258の出力は、フィン
ガ251A、251B、251Cに供給されると共に、
サーチャ252に供給される。フィンガ251A、25
1B、251Cは、各パスにおける信号を逆拡散し、同
期捕捉し、データを復調すると共に、周波数誤差を検出
するものである。
ガ251A、251B、251Cに供給されると共に、
サーチャ252に供給される。フィンガ251A、25
1B、251Cは、各パスにおける信号を逆拡散し、同
期捕捉し、データを復調すると共に、周波数誤差を検出
するものである。
【0021】サーチャ252は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ251A、251B、251Cに設定する
各パスの符号を決定するものである。すなわち、サーチ
ャ252は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行
う逆拡散回路を備えている。そして、コントローラ25
8の制御の基に、PN符号の位相を動かし、受信符号と
の相関を求める。この設定された符号と受信符号との相
関により、各パスの符号が決定される。
し、フィンガ251A、251B、251Cに設定する
各パスの符号を決定するものである。すなわち、サーチ
ャ252は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行
う逆拡散回路を備えている。そして、コントローラ25
8の制御の基に、PN符号の位相を動かし、受信符号と
の相関を求める。この設定された符号と受信符号との相
関により、各パスの符号が決定される。
【0022】サーチャ252の出力がコントローラ25
8に供給される。コントローラ258は、サーチャ25
2の出力に基づいて、各フィンガ251A、251B、
251Cに対するPN符号の位相を設定する。フィンガ
251A、251B、251Cは、これに基づいて、P
N符号の位相を設定し、受信信号の逆拡散を行い、そし
て、各パスにおける受信信号を復調する。
8に供給される。コントローラ258は、サーチャ25
2の出力に基づいて、各フィンガ251A、251B、
251Cに対するPN符号の位相を設定する。フィンガ
251A、251B、251Cは、これに基づいて、P
N符号の位相を設定し、受信信号の逆拡散を行い、そし
て、各パスにおける受信信号を復調する。
【0023】フィンガ251A、251B、251Cで
復調されたデータは、データコンバイナ253に供給さ
れる。データコンバイナ253で、各パスの受信信号か
合成される。この合成された信号が出力端子259から
出力される。
復調されたデータは、データコンバイナ253に供給さ
れる。データコンバイナ253で、各パスの受信信号か
合成される。この合成された信号が出力端子259から
出力される。
【0024】また、フィンガ251A、251B、25
1Cで、周波数誤差が検出される。この周波数誤差が周
波数コンバイナ257に供給される。この周波数コンバ
イナ257の出力により、PLLシンセサイザ256の
発振周波数が制御される。
1Cで、周波数誤差が検出される。この周波数誤差が周
波数コンバイナ257に供給される。この周波数コンバ
イナ257の出力により、PLLシンセサイザ256の
発振周波数が制御される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】セルラ電話システムで
は、基地局から着呼情報や基地局情報等が送られてく
る。この基地局からの情報を受信するために、セルラ電
話システムの携帯端末は、待機状態のときに、間欠的に
受信モードに設定される。
は、基地局から着呼情報や基地局情報等が送られてく
る。この基地局からの情報を受信するために、セルラ電
話システムの携帯端末は、待機状態のときに、間欠的に
受信モードに設定される。
【0026】この間欠的に受信モードとなるタイミング
は、基地局からの情報を確実に受信するためには短くし
た方が好ましい。ところが、携帯電話システムの携帯端
末は、通常、内部バッテリーで駆動されており、省電力
化を図り、バッテリーの持続時間を長くすることが必要
である。受信モードとなるタイミングを短くすると、そ
れだけ電力消費量が増大する。このため、受信モードと
なるタイミングを長くして、電力消費量を抑えることが
好ましい。
は、基地局からの情報を確実に受信するためには短くし
た方が好ましい。ところが、携帯電話システムの携帯端
末は、通常、内部バッテリーで駆動されており、省電力
化を図り、バッテリーの持続時間を長くすることが必要
である。受信モードとなるタイミングを短くすると、そ
れだけ電力消費量が増大する。このため、受信モードと
なるタイミングを長くして、電力消費量を抑えることが
好ましい。
【0027】ところで、セルラ電話システムの携帯端末
には、外部電源端子が設けられ、外部からの電源で駆動
できるようにしたものがある。このような外部電源端子
が設けられているものでは、例えば自動車内のシガーラ
イタ等から携帯端末の外部電源端子に電源を供給して、
携帯端末を使用することができる。このように、外部電
源端子から電源を供給しているような場合には、内部バ
ッテリーを使用している場合と異なり、消費電力を極端
に抑える必要性はあまりなく、消費電力を抑えることよ
り、基地局から情報を確実に受信できることが望まれ
る。
には、外部電源端子が設けられ、外部からの電源で駆動
できるようにしたものがある。このような外部電源端子
が設けられているものでは、例えば自動車内のシガーラ
イタ等から携帯端末の外部電源端子に電源を供給して、
携帯端末を使用することができる。このように、外部電
源端子から電源を供給しているような場合には、内部バ
ッテリーを使用している場合と異なり、消費電力を極端
に抑える必要性はあまりなく、消費電力を抑えることよ
り、基地局から情報を確実に受信できることが望まれ
る。
【0028】したがって、この発明の目的は、内部バッ
テリーを使用しているときには、消費電力の低減が図
れ、外部電源端子から電源が供給されているときには、
基地局からの情報を確実に受信できる携帯電話システム
の端末装置を提供することにある。
テリーを使用しているときには、消費電力の低減が図
れ、外部電源端子から電源が供給されているときには、
基地局からの情報を確実に受信できる携帯電話システム
の端末装置を提供することにある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、外部電源
が供給されているか否かを検出する外部電源検出手段
と、通常受信時の受信制御と、消費電力を低減させる場
合の低消費電力用受信制御とを切り替える電源制御設定
手段とを備え、外部電源が供給されているときと外部電
源が供給されていないときとで電源設定手段を切り替え
るようにした携帯電話システムの端末装置である。
が供給されているか否かを検出する外部電源検出手段
と、通常受信時の受信制御と、消費電力を低減させる場
合の低消費電力用受信制御とを切り替える電源制御設定
手段とを備え、外部電源が供給されているときと外部電
源が供給されていないときとで電源設定手段を切り替え
るようにした携帯電話システムの端末装置である。
【0030】この発明は、外部電源が供給されているか
否かを検出し、外部電源が供給されているときと外部電
源が供給されていないときとで、通常受信時の受信制御
と、消費電力を低減させる場合の低消費電力用受信制御
とを切り替えるようにした携帯電話システムの受信方法
である。
否かを検出し、外部電源が供給されているときと外部電
源が供給されていないときとで、通常受信時の受信制御
と、消費電力を低減させる場合の低消費電力用受信制御
とを切り替えるようにした携帯電話システムの受信方法
である。
【0031】内部バッテリーを使用した場合には、比較
的長い設定時間毎に受信状態に設定されるため、消費電
力の低減が図れ、内部バッテリーの持続時間を長くする
ことができる。また、外部電源端子から外部電源により
駆動させているときには、比較的短い設定時間毎に、受
信状態に設定されるため、確実に基地局からの情報を受
信することができる。
的長い設定時間毎に受信状態に設定されるため、消費電
力の低減が図れ、内部バッテリーの持続時間を長くする
ことができる。また、外部電源端子から外部電源により
駆動させているときには、比較的短い設定時間毎に、受
信状態に設定されるため、確実に基地局からの情報を受
信することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるCDMA方式のセルラ電話システムの携帯端末の
一例を示すものである。この携帯端末では、受信方式と
して、複数のパスからの信号を同時に受信し、これらを
合成するようにしたダイバシティRAKE方式が採用さ
れている。
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるCDMA方式のセルラ電話システムの携帯端末の
一例を示すものである。この携帯端末では、受信方式と
して、複数のパスからの信号を同時に受信し、これらを
合成するようにしたダイバシティRAKE方式が採用さ
れている。
【0033】図1において、送信時には、マイクロホン
1に音声信号が入力される。この音声信号は、A/Dコ
ンバータ2に供給され、A/Dコンバータ2によりアナ
ログ音声信号がディジタル音声信号に変換される。A/
Dコンバータ2の出力が音声圧縮回路3に供給される。
1に音声信号が入力される。この音声信号は、A/Dコ
ンバータ2に供給され、A/Dコンバータ2によりアナ
ログ音声信号がディジタル音声信号に変換される。A/
Dコンバータ2の出力が音声圧縮回路3に供給される。
【0034】音声圧縮回路3は、ディジタル音声信号を
圧縮符号化するものである。圧縮符号化方式としては、
種々のものが提案されているが、例えばQCELP(Qu
alcomm Code Excited Linear Coding )のような、話者
の声の性質や、通信路の混雑状況により、複数の符号化
速度が選択できるものを用いることができる。QCEL
Pでは、話者の声の性質や通信路の混雑状況によって4
通りの符号化速度(9.6kbps、4.8kbps、
2.4kbps、1.2kbps)が選択でき、通話品
質を保つのに最低限の速度で符号化が行えるようになっ
ている。勿論、音声圧縮方式は、これに限定されるもの
ではない。
圧縮符号化するものである。圧縮符号化方式としては、
種々のものが提案されているが、例えばQCELP(Qu
alcomm Code Excited Linear Coding )のような、話者
の声の性質や、通信路の混雑状況により、複数の符号化
速度が選択できるものを用いることができる。QCEL
Pでは、話者の声の性質や通信路の混雑状況によって4
通りの符号化速度(9.6kbps、4.8kbps、
2.4kbps、1.2kbps)が選択でき、通話品
質を保つのに最低限の速度で符号化が行えるようになっ
ている。勿論、音声圧縮方式は、これに限定されるもの
ではない。
【0035】音声圧縮回路3の出力が畳込み符号化回路
4に供給される。畳込み符号化回路4により、送信デー
タに対して、畳込み符号のエラー訂正コードが付加され
る。畳込み符号化回路4の出力がインターリーブ回路5
に供給される。インターリーブ回路5により、送信デー
タがインターリーブされる。インターリーブ回路5の出
力がスペクトラム拡散回路6に供給される。
4に供給される。畳込み符号化回路4により、送信デー
タに対して、畳込み符号のエラー訂正コードが付加され
る。畳込み符号化回路4の出力がインターリーブ回路5
に供給される。インターリーブ回路5により、送信デー
タがインターリーブされる。インターリーブ回路5の出
力がスペクトラム拡散回路6に供給される。
【0036】スペクトラム拡散回路6により、搬送波が
一次変調され、更に、PN符号で拡散される。すなわ
ち、例えば平衡QPSK変調により、送信データの一次
変調が行われ、更に、PN符号が乗じられる。PN符号
はランダム符号であるから、このようにPN符号を乗じ
ると、搬送波の周波数帯域が広げられ、スペクトラム拡
散が行われる。なお、送信データの変調方式としては、
例えば平衡QPSK変調を用いられているが、種々のも
のが提案されており、他の変調方式を用いるようにして
も良い。
一次変調され、更に、PN符号で拡散される。すなわ
ち、例えば平衡QPSK変調により、送信データの一次
変調が行われ、更に、PN符号が乗じられる。PN符号
はランダム符号であるから、このようにPN符号を乗じ
ると、搬送波の周波数帯域が広げられ、スペクトラム拡
散が行われる。なお、送信データの変調方式としては、
例えば平衡QPSK変調を用いられているが、種々のも
のが提案されており、他の変調方式を用いるようにして
も良い。
【0037】スペクトラム拡散回路6の出力は、バンド
パスフィルタ7を介して、D/Aコンバータ8に供給さ
れる。D/Aコンバータ8の出力がRF回路9に供給さ
れる。
パスフィルタ7を介して、D/Aコンバータ8に供給さ
れる。D/Aコンバータ8の出力がRF回路9に供給さ
れる。
【0038】RF回路9には、PLLシンセサイザ11
から局部発振信号が供給される。RF回路9により、D
/Aコンバータ8の出力とPLLシンセサイザ11から
の局部発振信号とが乗じられ、送信信号の周波数が所定
の周波数に変換される。RF回路9の出力が送信アンプ
10に供給され、電力増幅された後、アンテナ12に供
給される。そして、アンテナ12からの電波が基地局に
向けて送られる。
から局部発振信号が供給される。RF回路9により、D
/Aコンバータ8の出力とPLLシンセサイザ11から
の局部発振信号とが乗じられ、送信信号の周波数が所定
の周波数に変換される。RF回路9の出力が送信アンプ
10に供給され、電力増幅された後、アンテナ12に供
給される。そして、アンテナ12からの電波が基地局に
向けて送られる。
【0039】受信時には、基地局からの電波がアンテナ
12により受信される。この基地局からの電波は、建物
等の反射を受けるため、マルチパスを形成して、携帯端
末のアンテナ12に到達する。また、携帯端末を自動車
等で使用する場合には、ドップラー効果により、受信信
号の周波数が変化することがある。
12により受信される。この基地局からの電波は、建物
等の反射を受けるため、マルチパスを形成して、携帯端
末のアンテナ12に到達する。また、携帯端末を自動車
等で使用する場合には、ドップラー効果により、受信信
号の周波数が変化することがある。
【0040】アンテナ12からの受信出力は、RF回路
20に供給される。RF回路20には、PLLシンセサ
イザ11から局部発振信号が供給される。RF回路20
により、受信信号が所定周波数の中間周波数信号に変換
される。
20に供給される。RF回路20には、PLLシンセサ
イザ11から局部発振信号が供給される。RF回路20
により、受信信号が所定周波数の中間周波数信号に変換
される。
【0041】RF回路20の出力が中間周波回路21を
介して、準同期検波回路22に供給される。準同期検波
回路22には、PLLシンセサイザ23の出力が供給さ
れる。PLLシンセサイザ23からの出力信号の周波数
は、周波数コンバイナ32の出力により制御されてい
る。準同期検波回路22により、受信信号が直交検波さ
れる。
介して、準同期検波回路22に供給される。準同期検波
回路22には、PLLシンセサイザ23の出力が供給さ
れる。PLLシンセサイザ23からの出力信号の周波数
は、周波数コンバイナ32の出力により制御されてい
る。準同期検波回路22により、受信信号が直交検波さ
れる。
【0042】準同期検波回路22の出力は、A/Dコン
バータ24に供給される。A/Dコンバータ24によ
り、準同期検波回路22の出力がディジタル化される。
このとき、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数
は、スペクトラム拡散に使われているPN符号の周波数
よりも高い周波数に設定されており、所謂オーバーサン
プリングとされている。A/Dコンバータ24の出力が
フィンガ25A、25B、25Cに供給されると共に、
サーチャ28に供給される。
バータ24に供給される。A/Dコンバータ24によ
り、準同期検波回路22の出力がディジタル化される。
このとき、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数
は、スペクトラム拡散に使われているPN符号の周波数
よりも高い周波数に設定されており、所謂オーバーサン
プリングとされている。A/Dコンバータ24の出力が
フィンガ25A、25B、25Cに供給されると共に、
サーチャ28に供給される。
【0043】前述したように、受信時には、マルチパス
の信号が受信される。フィンガ25A、25B、25C
は、夫々、これらマルチパスの受信信号にPN符号を乗
算して逆拡散を行い、逆拡散出力からデータを復調す
る。更に、フィンガ25A、25B、25Cからは、各
パスでの受信信号レベルと、各パスでの周波数誤差が出
力される。
の信号が受信される。フィンガ25A、25B、25C
は、夫々、これらマルチパスの受信信号にPN符号を乗
算して逆拡散を行い、逆拡散出力からデータを復調す
る。更に、フィンガ25A、25B、25Cからは、各
パスでの受信信号レベルと、各パスでの周波数誤差が出
力される。
【0044】サーチャ28は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ25A、25B、25Cに設定する各パス
の符号を決定するものである。すなわち、サーチャ28
は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散
回路を備えている。そして、コントローラ29の制御の
基に、PN符号の位相を動かし、受信符号との相関を求
める。この設定された符号と受信符号との相関値によ
り、各パスの符号が決定される。コントローラ29によ
り決定された符号がフィンガ25A、25B、25Cに
設定される。
し、フィンガ25A、25B、25Cに設定する各パス
の符号を決定するものである。すなわち、サーチャ28
は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散
回路を備えている。そして、コントローラ29の制御の
基に、PN符号の位相を動かし、受信符号との相関を求
める。この設定された符号と受信符号との相関値によ
り、各パスの符号が決定される。コントローラ29によ
り決定された符号がフィンガ25A、25B、25Cに
設定される。
【0045】フィンガ25A、25B、25Cにより復
調された各パスの受信データは、データコンバイナ30
に供給される。データコンバイナ30により、各パスの
受信データが合成される。このデータコンバイナ30の
出力がAGC回路33に供給される。
調された各パスの受信データは、データコンバイナ30
に供給される。データコンバイナ30により、各パスの
受信データが合成される。このデータコンバイナ30の
出力がAGC回路33に供給される。
【0046】また、フィンガ25A、25B、25Cに
より、各パスにおける信号強度が求められる。フィンガ
25A、25B、25Cからの各パスにおける信号強度
は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)
コンバイナ31に供給される。RSSIコンバイナ31
により、各パスにおける信号強度が合成される。このR
SSIコンバイナ31の出力がAGC回路33に供給さ
れ、受信データの信号レベルが一定となるように、AG
C回路33のゲインが制御される。
より、各パスにおける信号強度が求められる。フィンガ
25A、25B、25Cからの各パスにおける信号強度
は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)
コンバイナ31に供給される。RSSIコンバイナ31
により、各パスにおける信号強度が合成される。このR
SSIコンバイナ31の出力がAGC回路33に供給さ
れ、受信データの信号レベルが一定となるように、AG
C回路33のゲインが制御される。
【0047】また、フィンガ25A、25B、25Cか
らの各パスにおける周波数誤差が周波数コンバイナ32
に供給される。周波数コンバイナ32により、各パスに
おける周波数誤差が合成される。この周波数コンバイナ
32の出力がPLLシンセサイザ11及び23に供給さ
れ、周波数誤差に応じて、PLLシンセサイザ11及び
23の周波数が制御される。
らの各パスにおける周波数誤差が周波数コンバイナ32
に供給される。周波数コンバイナ32により、各パスに
おける周波数誤差が合成される。この周波数コンバイナ
32の出力がPLLシンセサイザ11及び23に供給さ
れ、周波数誤差に応じて、PLLシンセサイザ11及び
23の周波数が制御される。
【0048】AGC回路33の出力がデインターリーブ
回路34に供給される。デインターリーブ回路34によ
り、送信側のインターリーブに対応して、受信データが
デインターリーブされる。デインターリーブ回路34の
出力がビタビ復号回路35に供給される。ビタビ復号回
路35は、軟判定と最尤復号とにより、畳込み符号を復
号するものである。ビタビ復号回路35により、エラー
訂正処理が行われる。このビタビ復号回路35の出力が
音声伸長回路36に供給される。
回路34に供給される。デインターリーブ回路34によ
り、送信側のインターリーブに対応して、受信データが
デインターリーブされる。デインターリーブ回路34の
出力がビタビ復号回路35に供給される。ビタビ復号回
路35は、軟判定と最尤復号とにより、畳込み符号を復
号するものである。ビタビ復号回路35により、エラー
訂正処理が行われる。このビタビ復号回路35の出力が
音声伸長回路36に供給される。
【0049】音声伸長回路36により、例えばQCEL
Pにより圧縮符号化されて送られてきた音声信号が伸長
され、ディジタル音声信号が復号される。このディジタ
ル音声信号がD/Aコンバータ37に供給される。D/
Aコンバータ37によりディジタル音声信号がアナログ
音声信号に戻される。このアナログ音声信号がスピーカ
38に供給される。
Pにより圧縮符号化されて送られてきた音声信号が伸長
され、ディジタル音声信号が復号される。このディジタ
ル音声信号がD/Aコンバータ37に供給される。D/
Aコンバータ37によりディジタル音声信号がアナログ
音声信号に戻される。このアナログ音声信号がスピーカ
38に供給される。
【0050】この携帯電話端末は、内部バッテリー41
で駆動される他、外部電源端子42からの外部電源によ
り駆動させることができる。内部バッテリー41からの
電源はスイッチ回路43の端子43Aに供給され、外部
電源端子42の出力がスイッチ回路43の端子43Bに
供給される。外部電源端子42に電源が供給されている
かどうかを検出する外部電源検出回路45が設けられ、
この外部電源検出回路45によりスイッチ回路43が制
御される。スイッチ回路43の出力が電源回路44に供
給される。
で駆動される他、外部電源端子42からの外部電源によ
り駆動させることができる。内部バッテリー41からの
電源はスイッチ回路43の端子43Aに供給され、外部
電源端子42の出力がスイッチ回路43の端子43Bに
供給される。外部電源端子42に電源が供給されている
かどうかを検出する外部電源検出回路45が設けられ、
この外部電源検出回路45によりスイッチ回路43が制
御される。スイッチ回路43の出力が電源回路44に供
給される。
【0051】外部電源が供給されていないときには、ス
イッチ回路43は端子43A側に設定され、内部バッテ
リー41からの電源が電源回路44に供給される。外部
電源端子42に外部電源が供給されているいときには、
スイッチ回路43は端子43B側に設定され、外部電源
端子42からの電源が電源回路44に供給される。電源
回路44で、携帯電話端末内の各部の回路に必要な電源
が形成され、この電源が携帯電話端末内の各部の回路に
供給される。
イッチ回路43は端子43A側に設定され、内部バッテ
リー41からの電源が電源回路44に供給される。外部
電源端子42に外部電源が供給されているいときには、
スイッチ回路43は端子43B側に設定され、外部電源
端子42からの電源が電源回路44に供給される。電源
回路44で、携帯電話端末内の各部の回路に必要な電源
が形成され、この電源が携帯電話端末内の各部の回路に
供給される。
【0052】このように、この携帯電話端末では、外部
電源端子42が設けられており、外部電源端子42から
の外部電源により駆動させることができる。このため、
例えば自動車内で使用する場合には、シガーライタ等を
利用して自動車のバッテリーからの電源を外部電源端子
42に供給して使用することができる。このように外部
電源により駆動させると、内部バッテリー41の容量を
気にせずに、携帯電話を使用することができる。
電源端子42が設けられており、外部電源端子42から
の外部電源により駆動させることができる。このため、
例えば自動車内で使用する場合には、シガーライタ等を
利用して自動車のバッテリーからの電源を外部電源端子
42に供給して使用することができる。このように外部
電源により駆動させると、内部バッテリー41の容量を
気にせずに、携帯電話を使用することができる。
【0053】このように外部電源により駆動させた場合
には、内部バッテリー41の容量を気にせずに携帯電話
を使用することができるため、受信モードのタイミング
を短くすることができる。
には、内部バッテリー41の容量を気にせずに携帯電話
を使用することができるため、受信モードのタイミング
を短くすることができる。
【0054】すなわち、セルラ電話システムの端末で
は、基地局から着呼情報や基地局情報等が送られてく
る。この基地局からの情報を受信するために、待機状態
のときに、間欠的に受信モードに設定される。この受信
モードとなるタイミングは、基地局からの情報を確実に
受信するためには、短くした方が好ましいが、受信モー
ドとなるタイミングを短くすると、それだけ電力消費量
が増大し、バッテリー41の持続時間が短くなる。しか
しながら、外部電源端子42が設けられている場合に
は、例えば自動車内のシガーライタ等から携帯端末の外
部電源端子42に電源を供給して、携帯端末を使用する
ことができるので、電力消費量をあまり気にする必要が
なく、受信モードとなるタイミングを短くして、基地局
からの情報を確実に検出できるようにすることができ
る。
は、基地局から着呼情報や基地局情報等が送られてく
る。この基地局からの情報を受信するために、待機状態
のときに、間欠的に受信モードに設定される。この受信
モードとなるタイミングは、基地局からの情報を確実に
受信するためには、短くした方が好ましいが、受信モー
ドとなるタイミングを短くすると、それだけ電力消費量
が増大し、バッテリー41の持続時間が短くなる。しか
しながら、外部電源端子42が設けられている場合に
は、例えば自動車内のシガーライタ等から携帯端末の外
部電源端子42に電源を供給して、携帯端末を使用する
ことができるので、電力消費量をあまり気にする必要が
なく、受信モードとなるタイミングを短くして、基地局
からの情報を確実に検出できるようにすることができ
る。
【0055】つまり、外部電源検出回路45の出力は、
コントローラ29に供給される。コントローラ29によ
り、待機状態のときには、図2にフローチャートで示す
ような処理が行われる。
コントローラ29に供給される。コントローラ29によ
り、待機状態のときには、図2にフローチャートで示す
ような処理が行われる。
【0056】図2に示すように、待機状態のときには、
外部電源検出回路45の出力から、外部電源端子42か
ら外部電源が供給されているかどうかが判断される(ス
テップST1)。外部電源端子42から外部電源が供給
されていないと判断された場合には、間欠受信のタイミ
ングが時間T1 に設定される(ステップST2)。そし
て、設定時間T1 が経過したかどうかが判断され(ステ
ップST3)、設定時間T1 が経過したら、所定の受信
時間だけ受信モードに設定される(ステップST4)。
外部電源検出回路45の出力から、外部電源端子42か
ら外部電源が供給されているかどうかが判断される(ス
テップST1)。外部電源端子42から外部電源が供給
されていないと判断された場合には、間欠受信のタイミ
ングが時間T1 に設定される(ステップST2)。そし
て、設定時間T1 が経過したかどうかが判断され(ステ
ップST3)、設定時間T1 が経過したら、所定の受信
時間だけ受信モードに設定される(ステップST4)。
【0057】ステップST1で、外部電源端子42から
外部電源が供給されていると判断された場合には、間欠
受信のタイミングが時間T1 より短い時間T2 に設定さ
れる(ステップST5)。そして、設定時間T2 が経過
したかどうかが判断され(ステップST6)、設定時間
T2 が経過したら、所定の受信時間だけ受信モードに設
定される(ステップST4)。
外部電源が供給されていると判断された場合には、間欠
受信のタイミングが時間T1 より短い時間T2 に設定さ
れる(ステップST5)。そして、設定時間T2 が経過
したかどうかが判断され(ステップST6)、設定時間
T2 が経過したら、所定の受信時間だけ受信モードに設
定される(ステップST4)。
【0058】図3は、内部バッテリー41で駆動させて
いるときと、外部電源端子42から外部電源により駆動
させているときとで、待機状態での動作を比較したもの
である。図3Aに示すように、内部バッテリー41を使
用した場合には、比較的長い設定時間T1 毎に、受信状
態に設定される。このため、消費電力の低減が図れる。
これに対して、図3Bに示すように、外部電源端子42
から外部電源により駆動させているときには、比較的短
い設定時間T2 毎に、受信状態に設定される。このた
め、確実に基地局からの情報を受信することができる。
いるときと、外部電源端子42から外部電源により駆動
させているときとで、待機状態での動作を比較したもの
である。図3Aに示すように、内部バッテリー41を使
用した場合には、比較的長い設定時間T1 毎に、受信状
態に設定される。このため、消費電力の低減が図れる。
これに対して、図3Bに示すように、外部電源端子42
から外部電源により駆動させているときには、比較的短
い設定時間T2 毎に、受信状態に設定される。このた
め、確実に基地局からの情報を受信することができる。
【0059】なお、上述の例では、CDMA方式のセル
ラ電話システムの端末とされているが、この発明は、C
DMA方式に限らず、FDMA方式やTDMA方式のセ
ルラ電話端末にも同様に適用することができる。
ラ電話システムの端末とされているが、この発明は、C
DMA方式に限らず、FDMA方式やTDMA方式のセ
ルラ電話端末にも同様に適用することができる。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、内部バッテリーを使
用した場合には、比較的長い設定時間毎に受信状態に設
定されるため、消費電力の低減が図れ、内部バッテリー
の持続時間を長くすることができる。また、外部電源端
子から外部電源により駆動させているときには、比較的
短い設定時間毎に、受信状態に設定されるため、確実に
基地局からの情報を受信することができる。
用した場合には、比較的長い設定時間毎に受信状態に設
定されるため、消費電力の低減が図れ、内部バッテリー
の持続時間を長くすることができる。また、外部電源端
子から外部電源により駆動させているときには、比較的
短い設定時間毎に、受信状態に設定されるため、確実に
基地局からの情報を受信することができる。
【図1】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末の全体構成を示すブロック図である。
端末の全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末の説明に用いるフローチャートである。
端末の説明に用いるフローチャートである。
【図3】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末の説明に用いるタイミング図である。
端末の説明に用いるタイミング図である。
【図4】マルチパスの説明に用いる略線図である。
【図5】マルチパスの説明に用いる波形図てある。
【図6】ダイバシティRAKE方式の説明に用いるブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】ダイバシティRAKE方式の受信機の一例のブ
ロック図である。
ロック図である。
29・・・コントローラ、41・・・内部バッテリー、
42・・・外部電源端子、45・・・外部電源検出回路
42・・・外部電源端子、45・・・外部電源検出回路
Claims (6)
- 【請求項1】 外部電源が供給されているか否かを検出
する外部電源検出手段と、 通常受信時の受信制御と、消費電力を低減させる場合の
低消費電力用受信制御とを切り替える電源制御設定手段
とを備え、 上記外部電源が供給されているときと上記外部電源が供
給されていないときとで上記電源設定手段を切り替える
ようにした携帯電話システムの端末装置。 - 【請求項2】 上記電源制御手段は、上記外部電源が供
給されていないときには上記低消費電力用受信制御に設
定するようにした請求項1記載の携帯電話システムの端
末装置。 - 【請求項3】 上記低消費電力用受信制御では、上記通
常受信時の受信制御より間欠受信するタイミングを長く
するようにした請求項1又は2記載の携帯電話システム
の端末装置。 - 【請求項4】 外部電源が供給されているか否かを検出
し、 上記外部電源が供給されているときと上記外部電源が供
給されていないときとで、通常受信時の受信制御と、消
費電力を低減させる場合の低消費電力用受信制御とを切
り替えるようにした携帯電話システムの受信方法。 - 【請求項5】 上記電源制御手段は、上記外部電源が供
給されていないときには上記低消費電力用受信制御に設
定するようにした請求項4記載の携帯電話システムの受
信方法。 - 【請求項6】 上記低消費電力用受信制御では、上記通
常受信時の受信制御より間欠受信するタイミングを長く
するようにした請求項4又は5記載の携帯電話システム
の受信方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350340A JPH10190564A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 携帯電話システムの端末装置及び受信方法 |
KR1019970069388A KR19980064194A (ko) | 1996-12-27 | 1997-12-16 | 휴대용 전화 시스템의 단말장치 및 수신방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350340A JPH10190564A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 携帯電話システムの端末装置及び受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190564A true JPH10190564A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18409828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8350340A Pending JPH10190564A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 携帯電話システムの端末装置及び受信方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10190564A (ja) |
KR (1) | KR19980064194A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005071859A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | 受信装置、通信装置、端末装置、通信端末装置、受信方法、受信プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US7062250B1 (en) | 1998-07-29 | 2006-06-13 | Denso Corporation | Radio communication terminal having variable data transmission speed responsive to built-in battery power |
JP2010508776A (ja) * | 2006-10-30 | 2010-03-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 複数の無線通信機器間でメディアファイルを通信するための方法及び装置 |
JP2011510557A (ja) * | 2008-01-17 | 2011-03-31 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線通信ネットワークにおける無線受信機を処理する方法および構成 |
WO2011142102A1 (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-17 | 京セラ株式会社 | 通信端末及び通信制御方法 |
US9013511B2 (en) | 2006-08-09 | 2015-04-21 | Qualcomm Incorporated | Adaptive spatial variant interpolation for image upscaling |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3756708B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2006-03-15 | 株式会社東芝 | 情報処理端末装置およびそのファイル管理方法 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8350340A patent/JPH10190564A/ja active Pending
-
1997
- 1997-12-16 KR KR1019970069388A patent/KR19980064194A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7062250B1 (en) | 1998-07-29 | 2006-06-13 | Denso Corporation | Radio communication terminal having variable data transmission speed responsive to built-in battery power |
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