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JPH10182754A - N−ビニルラクタム誘導体の共重合体とその製造方法、及びその共重合体を含有するフォトレジスト - Google Patents

N−ビニルラクタム誘導体の共重合体とその製造方法、及びその共重合体を含有するフォトレジスト

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Publication number
JPH10182754A
JPH10182754A JP9145307A JP14530797A JPH10182754A JP H10182754 A JPH10182754 A JP H10182754A JP 9145307 A JP9145307 A JP 9145307A JP 14530797 A JP14530797 A JP 14530797A JP H10182754 A JPH10182754 A JP H10182754A
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JP
Japan
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carbon atoms
group
copolymer
aryl
atom
Prior art date
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Granted
Application number
JP9145307A
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English (en)
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JP3269789B2 (ja
Inventor
Jin Baek Kim
鎭伯 金
Min Ho Jung
▲みん▼鎬 鄭
Jong Ho Cheong
鍾鎬 鄭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
SK Hynix Inc
Original Assignee
Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Hyundai Electronics Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST, Hyundai Electronics Industries Co Ltd filed Critical Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Publication of JPH10182754A publication Critical patent/JPH10182754A/ja
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F226/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
    • C08F226/06Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a heterocyclic ring containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/0045Photosensitive materials with organic non-macromolecular light-sensitive compounds not otherwise provided for, e.g. dissolution inhibitors
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 N−ビニルラクタム誘導体の共重合体とその
製造方法、及びその共重合体を含有するフォトレジスト
を提供する。 【解決手段】 一般式(I)で表されるN−ビニルラク
タム誘導体を導入した共重合体。 【化l】 [R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭
素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9のトリア
ルキルシリル基を表す。R2及びR3は、水素原子、炭素
数1〜10のアルキル基、炭素数6〜12のアリール
基、炭素数3〜9のトリアルキルシリル基、−OR′、
−SO3R′、−CO2R′、−PO3R′、−SO2R′
又は−PO2R′を表す。R4及びR5は、水酸基、−O
R、水素原子、炭素数l〜10のアルキル基、炭素数6
〜12のアリール基、又は炭素数3〜9のトリアルキル
シリル基を表す。R7及びR9は、水素原子、炭素数l〜
10のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基又は炭
素数3〜9のトリアルキルシリル基を表す。R6及びR8
は、炭素数6〜20のアリール基、又は−COOR″を
表す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なN−ビニル
ラクタム誘導体の共重合体とその製造方法、及びそれを
含有するフォトレジストに関する。さらに詳しくは、3
位置に保護基を導入したN−ビニルラクタム誘導体を導
入した共重合体、その製造方法及びこれら共重合体の感
放射線(radiation-sensitive)特性を利用して高集積
半導体及び、電子デバイス微細加工工程で遠紫外線露光
に適した高感度、高解像性の画像を形成できるフォトレ
ジストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポジ型フォトレジストは、米合衆
国特許第3、666、473号、同第4、115、128号、同第4、173、47
0号等に開示された如く、主にアルカリ溶解性フェノー
ル(又はクレゾール)−ホルムアルデヒドノボラック樹
脂及び感光物質(以下、「光活性成分」という)で置換
されたナフトキノンジアジド化合物を含む物質でなって
いる。このようなフォトレジスト製剤のノボラック樹脂
成分は水性のアルカリ溶液に可溶であるが、ナフトキノ
ン感光材料はレジストに対し溶解速度抑制剤として作用
しフォトトレジスト全体としては難溶になる。しかし、
フォトレジスト膜が塗布された基板をパターンが形成さ
れたマスクで覆い、マスク側から露光すると、露出され
た部位のナフトキノン感光材料は光によりアルカリに対
して可溶な構造に変化し、結果として露出部位は非露出
部位よりアルカリ溶液に対する溶解性が強くなる。この
ような溶解速度の差により、基板がアルカリ性現像溶液
中に浸漬される時、フォトレジストの露出部位は溶解
し、非露出部位はほとんど影響を受けないので、基板上
にリリーフパターンを形成することになる。
【0003】しかし、このノボラック系レジストは遠紫
外線(200〜300nm)に対して高い吸収性を有す
るため、将来利用されることが予想されている、より短
波長の露光器に対し適切でないものとして知られてい
る。
【0004】従って、半導体製造の微細加工(microlit
hography)工程で高感度達成のため、近年には化学増幅
型(chemical amplification)レジストが大きく脚光を
浴びており、これを用いる場合、従来のポジ型ノボラッ
ク系レジストより100倍以上感度を増加させ得ること
が明らかにされた。
【0005】化学増幅型レジストは光酸発生剤(photoa
cid genetrator)を用いるレジスト系であるが、酸(ac
id)に敏感に反応する構造のマトリックス高分子に光酸
発生剤を配合して製造する。その作用は、光酸発生剤が
光によって露光されたり、X線、電磁線等のような高エ
ネルギー放射線に照射されると強い陽性子酸であるブロ
ンズテッド酸が生成し、この生成された酸の作用でマト
リックス高分子の主鎖、又は側鎖が反応して分解した
り、架橋結合を起こしたり、又は高分子の極性が大きく
変化し与えられた現像剤に対し照射された部分の溶解度
が増加、又は減少するようになり、微細画像を形成させ
ることができるものである。この時の光酸発生剤として
は光及び放射線に作用するオニウム塩(onium salt)が
一般的に知られており、代表的なオニウム塩としては種
々のアンモニウム塩、オキソニウム塩、スルホニウム塩
等があり、最近では有機スルホン酸エステルが報告され
ている。酸反応性マトリックス高分子としては、酸によ
り分解されるとカルボン酸、フェノール及びアルコール
性官能基となることができるt−ブチルエステル、t−
ブチルカーボネート、t−ブトキシ及びt−ブトキジカ
ルボニル基を側鎖に有する高分子等が挙げられる。特
に、側鎖保護基のうち、t−ブトキジカルボニル基が感
度面で一番優秀なものとして知られている。酸反応性高
分子は保護された状態、又は酸と反応する前は有機溶媒
に可溶性でありアルカリ水溶液に不溶性であるが、酸と
反応して保護基が脱離した状態では高分子構造の極性が
大きく変化しアルカリ水溶液に対して可溶性になる。
【0006】近年、このような原理を利用した化学増幅
型レジスト等の開発が本格化しており、その中で一番大
きい可能性を有した樹脂としてt−ブトキシカルボニル
基で保護されたポリビニルフェノールが米合衆国特許第
4、491、628号、同第4、405、708号、同第4、311、782号等に
報告されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、現在のサブミク
ロン超微細加工では、高感度(high sensitivity)及び
高解像牲(high resolution)を達成するため、照射波
長が紫外線のG線(436nm)、I線(365nm)
でより短波長である遠紫外線(deep UV、波長200〜
300nm)、又はより好ましい高出力の弗化クリプト
ン−エキシマ−レーザ(KrF excimer laser)の短
波長である248nmを利用する技術が非常に高く評価
されている。しかし、化学増幅型フォトレジストは、空
気中の塩気物質により容易に汚染されることにより微細
パターン形成において、T−top(微細パターン上部
に形成されるT字型の構造)を形成する露光後遅延(po
st-exposure delay、以下PEDという)安定性が問題
になる。従って、これを改良するため種々の方法が検討
された。その中でも塩基添加物(主にアミン類)を用い
た方法はPED安定性の向上をもたらすが、塩基添加物
による感度の深刻な低下と、工程中に塩基添加物がフィ
ルム表面に移動して均一に添加されない欠点がある。
【0008】ここに本発明者等は、前記従来技術の問題
点を解決する新規なフォトレジスト材料を開発するため
検討の結果、N−ビニルラクタム誘導体等と、スチレン
系誘導体又はアクリレート系統の誘導体等で合成された
共重合体等が、加工工程上要求される高いガラス転移温
度を有し、遠紫外線部での光吸収が殆どなく、保護基の
脱離が容易であるだけでなくPEDの安定性を向上させ
得ることを確認して本発明を完成するに至った。
【0009】よって、本発明の目的はフォトレジスト材
料としてラクタムの3位置を多種類の保護基で保護した
N−ビニルラクタム誘導体の共重合体を提供することで
ある。 本発明の他の目的は、前記共重合体を製造する
方法を提供することである。本発明のさらに他の目的
は、前記共重合体を含むフォトレジストを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に記載の発明は、一般式(I)で
表されるN−ビニルラクタム誘導体を導入した共重合体
である。
【化3】 [式中、R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R2及びR3は、それぞ
れ、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6
〜12のアリール基、炭素数3〜9のトリアルキルシリ
ル基、−OR′、−SO3R′、−CO2R′、−PO3
R′、−SO2R′、又は−PO2R′(R′は炭素数l
〜10のアルキル基、シクロアルキル基、あるいは窒素
原子、酸素原子、リン原子又は硫黄原子等のヘテロ原子
を含むサイクリック基(cyclic)、又は炭素数6〜12
のアリール基)を表す。R4及びR5は、それぞれ、水酸
基、−OR(Rは炭素数1〜10のアルキル基、又は炭
素数6〜12のアリール基)、水素原子、炭素数l〜1
0のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭
素数3〜9のトリアルキルシリル基を表す。R7及びR9
は、それぞれ、水素原子、炭素数l〜10のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R6及びR8は、それぞ
れ、炭素数6〜20のアリール基、又は−COOR″
(R″は炭素数l〜10のアルキル基、又は炭素数6〜
12のアリール基)である。mは0〜10の整数であ
る。jは0.005〜0.7のモル分率であり、k及び
lは、それぞれ、0.05〜0.9のモル分率を表し、
j+k+l=1である。] 請求項lに記載の発明によれば、本発明のフォトレジス
トに好適に用いることができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、一般式
(II)で表されるN−ビニルラクタム誘導体と、スチレ
ン系誘導体又はアクリレート系誘導体の少なくともいず
れかを重合することを特徴とする一般式(I)で表され
るN−ビニルラクタム誘導体の共重合体の製造方法であ
る。
【化4】 [式中、Rlは、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R2及びR3は、それぞ
れ、水素原子、炭素数l〜10のアルキル基、炭素数6
〜12のアリール基、炭素数3〜9のトリアルキルシリ
ル基、−OR′、−SO3R′、−CO2R′、−PO3
R′、−SO2R′、又は−PO2R′(R′は炭素数l
〜l0のアルキル基、シクロアルキル基、あるいは窒素
原子、酸素原子、リン原子又は硫黄原子等のへテロ原子
を含むサイクリック基(cyclic)、又は炭素数6〜12
のアリール基)を表す。R4及びR5は、それぞれ、水酸
基、−OR(Rは炭素数1〜l0のアルキル基、又は炭
素数6〜12のアリール基)、水素原子、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭
素数3〜9のトリアルキルシリル基を表す。R7及びR9
は、それぞれ、水素原子、炭素数1〜l0のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R6及びR8は、それぞ
れ、炭素数6〜20のアリール基、又は−COOR″
(R″は炭素数l〜10のアルキル基、又は炭素数6〜
12のアリール基)である。mは0〜10の整数であ
る。jは0.005〜0.7のモル分率であり、k及び
lは、それぞれ、0.05〜0.9のモル分率を表し、
j+k+l=1である。] 請求項2に記載の発明によれば、一般式(I)で表され
る共重合体を製造できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の共重合体を含有することを特徴とする化学増幅型フォ
トレジストである。請求項3に記載の発明によれば、加
工工程上要求される高いガラス転移温度を有し、遠紫外
線部での光吸収が殆どなく、保護基の脱離が容易である
だけでなく、PEDの安定性を向上させることができ、
かつ感度が高いフォトレジストを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る新規な共重合体は、
一般式(I)で表されるN−ビニルラクタム誘導体を導
入した共重合体である。
【化5】 [式中、R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R2及びR3は、それぞ
れ、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6
〜12のアリール基、炭素数3〜9のトリアルキルシリ
ル基、−OR′、−SO3R′、−CO2R′、−PO3
R′、−SO2R′、又は−PO2R′(R′は炭素数l
〜10のアルキル基、シクロアルキル基、あるいは窒素
原子、酸素原子、リン原子又は硫黄原子等のヘテロ原子
を含むサイクリック基(cyclic)、又は炭素数6〜12
のアリール基)を表す。R4及びR5は、それぞれ、水酸
基、−OR(Rは炭素数1〜10のアルキル基、又は炭
素数6〜12のアリール基)、水素原子、炭素数l〜1
0のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭
素数3〜9のトリアルキルシリル基を表す。R7及びR9
は、それぞれ、水素原子、炭素数l〜10のアルキル
基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
トリアルキルシリル基を表す。R6及びR8は、それぞ
れ、炭素数6〜20のアリール基、又は−COOR″
(R″は炭素数l〜10のアルキル基、又は炭素数6〜
12のアリール基)である。mは0〜10の整数であ
る。jは0.005〜0.7のモル分率であり、k及び
lは、それぞれ、0.05〜0.9のモル分率を表し、
j+k+l=1である。]
【0014】上記の本発明の一般式(I)で表される共
重合体は、N−ビニルラクタム誘導体等とスチレン系誘
導体、又はN−ビニルラクタム誘導体等とアクリレート
系誘導体等を重合した共重合体である。
【0015】本発明で用いられるN−ビニルラクタム誘
導体は、下記一般式(II)で表される3位置に保護基を
導入したN−ビニルラクタム誘導体である。
【化6】 [式中、Rl〜R5及びmは、一般式(I)と同じであ
る。]
【0016】具体的に本発明の共重合体の製造に用いら
れるN−ビニルラクタム誘導体としては、例えば、l−
ビニル−2−ピロリジノン、1−ビニル−4−ブチル−
2−ピロリジノン、l−ビニル−4−プロピル−2−ピ
ロリジノン、3−(t−ブトキシカルボニル)−l−ビ
ニル−2−ピロリジノン、3−(t−ブトキシカルボニ
ル)−l−ビニル−4−ブチル−2−ピロリジノン、3
−(t−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−4一プロ
ピル−2−ピロリジノン、3−(テトラヒドロピラニル
オキシカルボニル)−l−ビニル−2−ピロリジノン、
3−(テトラヒドロピラニルオキシカルボニル)−l−
ビニル−5−エチル−2−ピロリジノン、1−ビニル−
4−メチル−2−ピペリドン、l−ビニル−4−プロピ
ル−2−ピペリドン、3−(t一ブトキシカルボニル)
−l−ビニル−4−メチル−2−ピペリドン、3−(t
−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−4−プロピル−
2−ピペリドン、1−ビニル−2−カプロラクタム、l
−ビニル−4−ブチル−2−カプロラクタム、3−(t
−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−2−カプロラク
タム、3−(t−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−
4−ブチル−2−カプロラクタム、3−(t−ブトキシ
カルボニル)−l−ビニル−6−メチル−2−カプロラ
クタム、3−(テトラヒドロピラニルオキシカルボニ
ル)−1−ビニル−5−ブチル−2−カプロラクタム、
3−(テトラヒドロピラニルオキシカルボニル)−l−
ビニル−6−プロピル−2−カプロラクタム、3−(テ
トラヒドロピラニルオキシカルボニル)−l−ビニル−
2−ピロリジノン、3−(テトラヒドロピラニルオキシ
カルボニル)−1−ビニル−4−ブチル−2−ピロリジ
ノン、3−(テトラヒドロピラニルオキシカルボニル)
−1−ビニル−6−ブチル−2−カプロラクタム等が挙
げられる。
【0017】本発明の共重合体の製造方法において、N
−ビニルラクタム誘導体以外に用いられるスチレン系誘
導体及びアクリレ−ト系誘導体としては、t−ブドキシ
カルボニルオキシスチレン、スチレン、テトラヒドロピ
ラニルオキシスチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−
アセトキシスチレン、3−メチル−4−ヒドロキシスチ
レン、4−(t−ブトキシカルボニルオキシ)−1−ビ
ニルシクロヘキサン、3,5−(ジ−t−ブトキシカル
ボニルオキシ)−l−ビニルシクロヘキサン、4−(テ
トラヒドロピラニルオキシ)−l−ビニルシクロヘキサ
ン、4−(テトラヒドロピラニルオキシ)−l−ビニル
シクロヘキサン、3,5−(ジテトラヒドロピラニルオ
キシ)l−ビニルシクロヘキサン、t−ブチルアクリレ
ート、t−ブチルメタアクリレート、アダマンチルアク
リレート、アダマンチルメタアクリレート等を用いるこ
とができる。
【0018】本発明の共重合体は、バルク重合又は溶液
重合等を介し通常の重合方法に従い製造することがで
き、この時に用いられる溶媒はシクロヘキサノン、メチ
ルエチルケトン、ベンゼン、トルエン、ジオキサン、ジ
メチルホルムアミド等の単独溶媒或はこれらの混合溶媒
を用いることができる。重合開始剤としてはベンゾイル
パーオキシド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
(AlBN)、アセチルパーオキシド、ラウリルパーオ
キシド、t−ブチルパーアセテート等を用いることがで
きる。
【0019】本発明のN−ビニルラクタム誘導体を用い
た共重合体は、遠紫外線領域(200〜300nm)に
おける、フィルム状態での透明性の高いものとなる。ま
た、酸が存在しない状態では、例えば、150℃以上の
高い耐熱性を有するが、酸の存在化では、150℃以下
の比較的低い温度で脱保護反応を行う。
【0020】本発明のフォトレジストは、前述の本発明
のN一ビニルラクタム誘導体の共重合体を、フォトレジ
スト用に好適な各種溶媒、例えば、プロピレングリコー
ルメチルエーテルアセテートなどに溶解し、光酸発生剤
であるオニウム塩又は有機スルホン酸を、N−ビニルラ
クタム誘導体の共重合体に対し、5.0〜30.0重量
%混合し、これを、必要により、微細フィルターで濾過
等行い、調製される。
【0021】本発明の共重合体を含む新規なフォトレジ
ストは遠紫外線に対する透明性、保護基脱離の容易性を
有し、さらに適切な光感度と、塩基性単位体としてのN
−ビニルラクタム誘導体の導入によるPED安定性の向
上を期待することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明することにする。これら実施例は本発明をより具体的
に説明するためのものであり、本発明の範囲がこれら実
施例に限らないことは、当業界で通常の知識を有する者
において明らかである。なお、本発明の実施例において
は、本発明で重要な特性である重合体の熱分解動作分析
はパーキンエルマー(perkin Elmer)社のシリーズ7モ
デルDSC、TGAを利用して窒素雰囲気下で10℃の
昇温速度で行った。
【0023】(実施例l) 3−(t−ブトキシカルボ
ニル)−ビニル−2−ピロリジノン(BCVP)単量体
合成 水分を除去したテトラヒドロフラン40mLにジイソプ
ロピルアミン14mL(100mmol)が溶解してい
る溶液に2.5モル濃度のn−ブチルリチウム40mL
(100mmol)を付加して−78℃で30分間攪件
し、その後、温度が常温になるまで反応させた。この溶
液を再び−78℃に温度を下げた後、N−ビニルピロリ
ジノン11.1g(100mmol)を添加して30分
間反応させた後、ジ−t−ブチルジカルボネート24g
(ll0mmol)を滴下した後−78℃で2時間反応
させた。ジエチルエーテルで溶液を希釈させ、その次に
該溶液を純水を用いて数回洗浄し、残る有機層溶液中の
有機溶媒を蒸発させ、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィを用いて純粋な3−(t−ブトキジカルボニル)−l
−ビニル−2−ピロリジノン(以下、BCVPという)
15gを得た。生成されたBCVPの化学構造は赤外線
分光分析、核磁気共鳴分析等により確認された。
【0024】(実施例2) 3−(t−ブトキシカルボ
ニル)−l−ビニル−2−カプロラクタム(BCVC)
単量体合成 水分を除去したテトラヒドロフラン40mLにジイソプ
ロピルアミン14mL(100mmol)が溶解してい
る溶液に、2.5モル濃度のn−ブチルリチウム40m
L(100mmol)を付加して−78℃で30分間攪
拝し、その後温度が常温になるまで反応させた。この溶
液を再び−78℃に温度を下げた後N−ビニルカプロラ
クタム13.9g(100mmol)を添加し30分間
反応させた後、ジ−t−ブチルジカルボネート24g
(ll0mmol)を滴下した後−78℃で2時間反応
させた。ジエチルエーテルで溶液を希釈させた後、該溶
液を純水を用いて数回洗浄し残る有機層溶液中の有機溶
媒を蒸発させてシリカゲルカラムクロマトグラフィを用
い純粋な3−(t−ブトキシカルボニル)−1−ビニル
−2−カプロラクタム(以下、BCVCという)17.
2gを得た。生成されたBCVCの化学構造は赤外線分
光分析、核磁気共鳴分析等により確認された。
【0025】(実施例3) 3−(テトラヒドロピラニ
ルオキシカルボニル)−l−ビニル−2−ピロリジノン
(以下TPVPと言う)単量体の合成 水分を除去したテトラヒドロフラン50mLに実施例l
で合成したBCVP10.6g(0.05mol)を溶
解させた溶液に、テトラヒドロピラン4.3g(0.0
5mol)とパラトルエンスルホン酸0.3gを付加し
た後、0℃で4時間反応させた。この反応溶液をジエチ
ルエーテルを付加して希釈させた後、この溶液を純水を
用いて数回洗浄した後、残る有機層溶液中の有機溶媒を
蒸発させシリカゲルカラムクロマトグラフィを用いて純
粋なTPVP9.8gを得た。生成されたTPVPの化
学構造は赤外線分光分析、核磁気共鳴分析等により確認
された。
【0026】(実施例4) 3−(テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)−1−ビニル−2−ピロリジノン
(以下TFVPと言う)単量体の合成 水分を除去したテトラヒドロフラン50mLに3−(t
−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−2−ピロリジノ
ン(BCVP)8.9gを溶解させた溶液に、ソジウム
ヒドライド1.0gと2−クロロテトラヒドロフラン
4.4gを付加し、以後常温で1時間反応させた。この
反応溶液をジエチルエーテルを付加して希釈させた後、
この溶液を純水を用いて数回洗浄し残る有機層溶液中の
有機溶媒を蒸発させシリカゲルカラムクロマトグラフィ
を用いて純粋なTFVP9.3gを得た。生成されたT
FVPの化学構造は赤外線分光分析、核磁気共鳴分析等
により確認された。
【0027】(実施例5) 3−(テトラヒドロピラニ
ルオキシカルボニル)−1−ビニル−2−カプロラクタ
ム(以下TPVCと言う)単量体の合成 N−ビニルカプロラクタム6.7gを用いて実施例3と
同様の方法で合成し純粋なTPVCl0.7gを得た。
生成されたTPVCの化学構造は赤外線分光分析、核磁
気共鳴分析等により確認された。
【0028】(実施例6) 3−(テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)−l−ビニル−2−カプロラクタ
ム(以下TFVCと言う)単量体の合成 3−(t−ブトキシカルボニル)−l−ビニル−2−カ
プロラクタム(BCVC)10.3gを用いて実施例4
と同様の方法で合成し純粋なTFVC10.8gを得
た。生成されたTFVCの化学構造は赤外線分光分析、
核磁気共鳴分析等により確認された。
【0029】(実施例7) poly(HOST−co
−TBA−co−BCVC)の共重合体の合成 実施例2で合成した単量体BCVC2.65g、アセト
キシスチレン6.0g、t−ブチルアクリレート3.3
1gをトルエンに溶解し、ラジカル重合開始剤としては
AlBNを0.2gモル%を用い重合用ガラス管アンプ
ルに入れ真空下で密封し65℃で22時間重合した。重
合反応物をペトロールリウムエーテルに沈殿させて回収
乾燥し8.4g(71%転換率)の共重合体poly
(ACOST−co−TBA−co−BCVC)を得
た。得られた共重合体は12mlの28%アンモニア水
を入れたメタノール溶液を混合して約10時間の間常温
で攪枠させ塩基加水分解させた。反応混合溶液は、硝酸
で中和させた後蒸留水に沈殿させて回収乾燥し、pol
y(HOST−co−TBA−co−BCVC)を得
た。
【0030】(実施例8〜ll)実施例7の各単量体の
モル比を表lの如く変化させ、実施例7と同様の方法で
本発明の共重合体を製造した。
【0031】実施例7〜llで製造した共重合体の固有
粘度を、共重合体をジメチルホルムアミドに溶解し濃度
を0.5g/dlに調製し、25℃温度でガラス粘度管
を利用して測定した。また、核磁気共鳴分析と熱分析に
より各共重合体中の単位モル比を測定した。これらの結
果を表1にまとめた。
【0032】
【表1】
【0033】上記のpoly(HOST−co−TBA
−co−BCVC)は、遠赤外線領域(200〜300
nm)で1μm厚さのフィルムにおいて、光吸収が0.
12以下と低いため非常に透明性の高いものである。
【0034】さらに、熱重量分析(TGA)測定の結果
からは、180℃まで安定し、180℃以上ではt−ブ
トキシカルボニル基の速やかな脱保護が生じ2−メチル
プロペンと二酸化炭素を発生することになる。一方、酸
の存在時には135℃の低い温度で脱保護が生じ2−メ
チルプロペンと二酸化炭素を発生することになる。従っ
て、poly(HOST−co−TBA−co−BCV
C)は非常に高い熱分解温度を有する優れた熱的性質を
見せており、酸の存在時低い温度で容易に保護基が脱離
されるのを知ることができる。示差走査熱分析(DS
C)で該共重合体のガラス転移温度は約165℃であっ
た。
【0035】また、本発明の3位置を保護するビニルラ
クタム誘導体等を利用した共重合体中、poly(HO
ST−co−TBA−co−BCVC)の場合にはBC
VCのモル%が約lモル%の場合、感度が約10mJ/
cm2で適切な感度を見せており、さらに高いコントラ
スト(contrast)を表している。そして、BCVCのモ
ル%が増加するに伴い感度が低下するが、2.6モル%
の場合には21mJ/cm2で程度で通常のアミン系塩
基添加物を導入した場合に比べ添加量の増加に伴う感度
の低減が深刻ではなかった。
【0036】(実施例12〜18)N−ビニルラクタム
誘導体(NVL)の単量体としてN−ビニルピロリジノ
ン(NVP)、N−ビニルカプロラクタム(NVC)、
BCVP(実施例1)、TPVP(実施例3)、TFV
P(実施例4)、TPVC(実施例5)、TFVC(実
施例6)をそれぞれ用い、それらN−ビニルラクタム誘
導体のいずれか一つとt−ブチルアクリレート(TB
A)及びアセトキシスチレン(ACOST)を用いて実
施例7と同様の方法で共重合体を得た。これら共重合体
の固有粘度と各共重合体中の単位モル比を上記同様測定
し表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】(実施例19) レジスト溶液の製造とポ
ジティブ微細画像の形成方法 実施例7で製造したpoly(HOST−co−TBA
−co−BCVC)を10.0〜30.0重量%でプロ
ピレングリコールメチルエーテルアセテートに溶解し、
光酸発生剤であるオニウム塩又は有機スルホン酸をレジ
スト高分子に対し5.0〜30.0重量%に配合して超
微細フィルターで濾過し、化学増幅性レジスト溶液を製
造した。次に、シリコンウェーハにスピンコーターによ
り塗布し厚さl.0μm程度の薄膜を製造した。この試
料ウェーハを150℃のオープン又は熱板でl〜5分間
前熱処理(prebaking)し、遠紫外線露光装置又はエキ
シマレーザ露光装置を用いて露光した後、130℃〜1
50℃のオーブン、又は熱板で1〜5分間、後熱処理
(post exposure baking;以下、PEBと言う)した
後、アルカリ水溶液に1分30秒間浸漬現像して0.2
μm1/2のポジティブレジスト画像を得た。露光の
後、PEBさせる前に露光されたレジストフィルムを空
気中に放置させることによりPEDの安定性を試した。
その結果PED4時間においてもT−top形成のない
微細パターンを得ることができた。
【0039】以上のように、本発明でN−ビニルラクタ
ム誘導体等と、スチレン系誘導体又はアクリレート系統
の誘導体等を利用して重合した共重合体等を用いて通常
の微細画像形成実験を行い、高感度の化学増幅型レジス
トとしての応用可能性が確認された。
【0040】本発明の共重合体を含む新規なフォトレジ
ストは遠紫外線に対する透明性、保護基脱離の容易性を
有し、さらに適切な光感度と、塩基性単位体としてのN
−ビニルラクタム誘導体の導入によるPED安定性の向
上を期待することができる。
【0041】以上の本発明に対する詳細な説明及び実施
例は例示の目的のため開示されたものであり、当業者で
あれば本発明の思想と範囲内で多様な修正、変更、付加
等が可能であり、このような修正、変更等は特許請求の
範囲に属するものと見るべきである。
【0042】
【発明の効果】以上で詳細に説明し立証したように、本
発明は遠紫外線を用いた化学増幅型レジストに用いるこ
とができる新規の共重合体を成功的に合成し、これらを
フォトレジストに適用して見た結果、超微細回路の形成
が可能であるばかりではなく、N−ビニルラクタム誘導
体の導入によりPED安定性を向上させることができ
た。
フロントページの続き (72)発明者 鄭 ▲みん▼鎬 大韓民国ソウル特別市道峯区道峯2洞 韓 信APT109棟1305号 (72)発明者 鄭 鍾鎬 大韓民国忠北清州市上黨区栗陽洞ドジン白 露タウン101棟919号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)で表されるN−ビニルラクタ
    ム誘導体を導入した共重合体。 【化l】 [式中、 R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素
    数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9のトリアル
    キルシリル基を表す。R2及びR3は、それぞれ、水素原
    子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜12のア
    リール基、炭素数3〜9のトリアルキルシリル基、−O
    R′、−SO3R′、−CO2R′、−PO3R′、−S
    2R′、又は−PO2R′(R′は炭素数l〜10のア
    ルキル基、シクロアルキル基、あるいは窒素原子、酸素
    原子、リン原子又は硫黄原子等のヘテロ原子を含むサイ
    クリック基(cyclic)、又は炭素数6〜12のアリール
    基)を表す。R4及びR5は、それぞれ、水酸基、−OR
    (Rは炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数6〜1
    2のアリール基)、水素原子、炭素数l〜10のアルキ
    ル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9
    のトリアルキルシリル基を表す。R7及びR9は、それぞ
    れ、水素原子、炭素数l〜10のアルキル基、炭素数6
    〜12のアリール基、又は炭素数3〜9のトリアルキル
    シリル基を表す。R6及びR8は、それぞれ、炭素数6〜
    20のアリール基、又は−COOR″(R″は炭素数l
    〜10のアルキル基、又は炭素数6〜12のアリール
    基)である。mは0〜10の整数である。jは0.00
    5〜0.7のモル分率であり、 k及びlは、それぞれ、0.05〜0.9のモル分率を
    表し、j+k+l=1である。]
  2. 【請求項2】 一般式(II)で表されるN−ビニルラク
    タム誘導体と、スチレン系誘導体又はアクリレート系誘
    導体の少なくともいずれかを重合することを特徴とする
    一般式(I)で表されるN−ビニルラクタム誘導体の共
    重合体の製造方法。 【化2】 [式中、Rlは、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
    基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
    トリアルキルシリル基を表す。R2及びR3は、それぞ
    れ、水素原子、炭素数l〜10のアルキル基、炭素数6
    〜12のアリール基、炭素数3〜9のトリアルキルシリ
    ル基、−OR′、−SO3R′、−CO2R′、−PO3
    R′、−SO2R′、又は−PO2R′(R′は炭素数l
    〜l0のアルキル基、シクロアルキル基、あるいは窒素
    原子、酸素原子、リン原子又は硫黄原子等のへテロ原子
    を含むサイクリック基(cyclic)、又は炭素数6〜12
    のアリール基)を表す。R4及びR5は、それぞれ、水酸
    基、−OR(Rは炭素数1〜l0のアルキル基、又は炭
    素数6〜12のアリール基)、水素原子、炭素数1〜1
    0のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭
    素数3〜9のトリアルキルシリル基を表す。R7及びR9
    は、それぞれ、水素原子、炭素数1〜l0のアルキル
    基、炭素数6〜12のアリール基、又は炭素数3〜9の
    トリアルキルシリル基を表す。R6及びR8は、それぞ
    れ、炭素数6〜20のアリール基、又は−COOR″
    (R″は炭素数l〜10のアルキル基、又は炭素数6〜
    12のアリール基)である。mは0〜10の整数であ
    る。jは0.005〜0.7のモル分率であり、 k及びlは、それぞれ、0.05〜0.9のモル分率を
    表し、j+k+l=1である。]
  3. 【請求項3】 請求項lに記載の共重合体を含有するこ
    とを特徴とする化学増幅型フォトレジスト。
JP14530797A 1996-12-20 1997-06-03 N−ビニルラクタム誘導体のランダム共重合体およびこの共重合体を含有するフォトレジスト Expired - Fee Related JP3269789B2 (ja)

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