JPH10188237A - ヘッドクリーナー - Google Patents
ヘッドクリーナーInfo
- Publication number
- JPH10188237A JPH10188237A JP34697696A JP34697696A JPH10188237A JP H10188237 A JPH10188237 A JP H10188237A JP 34697696 A JP34697696 A JP 34697696A JP 34697696 A JP34697696 A JP 34697696A JP H10188237 A JPH10188237 A JP H10188237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- elastic
- mixed
- layer
- urethane resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転ヘッド型の磁気記録再生装置において、
回転磁気ヘッドの回転軸と平行な軸を中心に回転自在に
ヘッドクリーナーアームに取り付けられた弾性および研
磨特性を有するローラを、前記ヘッドクリーナーアーム
を回動せしめて、回転駆動されている回転磁気ヘッドに
当接することにより、回転磁気ヘッドの表面に付着した
異物を除去するヘッドクリーナーに関するもので、特に
前記ローラの表面層に特徴を有する。 【解決手段】 弾性を有する円筒状の中心材Aの表面
に、研磨性材料Dと複数の粒径の弾性材Fを含有させた
弾性ウレタン樹脂の層を吹き付け塗布加工により形成
し、前記弾性ウレタン樹脂の層を前記回転ヘッドドラム
に当接可能に構成した。
回転磁気ヘッドの回転軸と平行な軸を中心に回転自在に
ヘッドクリーナーアームに取り付けられた弾性および研
磨特性を有するローラを、前記ヘッドクリーナーアーム
を回動せしめて、回転駆動されている回転磁気ヘッドに
当接することにより、回転磁気ヘッドの表面に付着した
異物を除去するヘッドクリーナーに関するもので、特に
前記ローラの表面層に特徴を有する。 【解決手段】 弾性を有する円筒状の中心材Aの表面
に、研磨性材料Dと複数の粒径の弾性材Fを含有させた
弾性ウレタン樹脂の層を吹き付け塗布加工により形成
し、前記弾性ウレタン樹脂の層を前記回転ヘッドドラム
に当接可能に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ヘッド型の磁
気記録再生装置において、回転磁気ヘッドに付着した磁
性粉などの異物を除去するヘッドクリーナーに関するも
のである。
気記録再生装置において、回転磁気ヘッドに付着した磁
性粉などの異物を除去するヘッドクリーナーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド型の磁気記録再生装置におい
て、記録再生中に、磁気テープより脱落した磁性粉など
が回転磁気ヘッドの表面に付着し、ヘッド出力の低下な
どの不都合が発生することがある。このため、回転磁気
ヘッドの回転軸と平行な軸を中心に回転自在にヘッドク
リーナーアームに取り付けられた弾性を有するローラの
表面に研磨性をもつ粒子を含侵させ、必要時に、前記ヘ
ッドクリーナーアームを回動せしめて、前記ローラを回
転駆動されている回転磁気ヘッドに当接することによ
り、回転磁気ヘッドの表面に付着した異物を除去するヘ
ッドクリーナーが実用化されている。
て、記録再生中に、磁気テープより脱落した磁性粉など
が回転磁気ヘッドの表面に付着し、ヘッド出力の低下な
どの不都合が発生することがある。このため、回転磁気
ヘッドの回転軸と平行な軸を中心に回転自在にヘッドク
リーナーアームに取り付けられた弾性を有するローラの
表面に研磨性をもつ粒子を含侵させ、必要時に、前記ヘ
ッドクリーナーアームを回動せしめて、前記ローラを回
転駆動されている回転磁気ヘッドに当接することによ
り、回転磁気ヘッドの表面に付着した異物を除去するヘ
ッドクリーナーが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に弾
性を有するローラの表面に研磨性をもつ粒子を含侵させ
たクリーナーでは、研磨性粒子が不必要に磁気ヘッドの
表面を研磨したり、損傷を与えたり、また、脱落した研
磨性粒子が磁気ヘッドと磁気テープ間に入り込むことに
よって磁気テープに損傷を与えるなどの問題があった。
性を有するローラの表面に研磨性をもつ粒子を含侵させ
たクリーナーでは、研磨性粒子が不必要に磁気ヘッドの
表面を研磨したり、損傷を与えたり、また、脱落した研
磨性粒子が磁気ヘッドと磁気テープ間に入り込むことに
よって磁気テープに損傷を与えるなどの問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のヘッドクリーナーは、回転磁気ヘッドの回
転軸と平行な軸を中心に回転自在にヘッドクリーナーア
ームに取り付けられた弾性を有するローラの表面に、研
磨性材料と複数の粒径の弾性材を含有させた弾性ウレタ
ン樹脂の層を形成し、前記ヘッドクリーナーアームの回
動により、前記弾性ウレタン樹脂の層を前記回転ヘッド
ドラムに当接可能に構成したことを特徴とする。
に、本発明のヘッドクリーナーは、回転磁気ヘッドの回
転軸と平行な軸を中心に回転自在にヘッドクリーナーア
ームに取り付けられた弾性を有するローラの表面に、研
磨性材料と複数の粒径の弾性材を含有させた弾性ウレタ
ン樹脂の層を形成し、前記ヘッドクリーナーアームの回
動により、前記弾性ウレタン樹脂の層を前記回転ヘッド
ドラムに当接可能に構成したことを特徴とする。
【0005】この構成によれば、複数の粒径の弾性材に
よって、ローラの表面に弾性をもった細かい多数の凹凸
が形成でき、この弾性を有する凹凸の弾性変形により、
磁気ヘッドの表面を不必要に研磨したり、損傷を与えた
りすることが軽減できるである。
よって、ローラの表面に弾性をもった細かい多数の凹凸
が形成でき、この弾性を有する凹凸の弾性変形により、
磁気ヘッドの表面を不必要に研磨したり、損傷を与えた
りすることが軽減できるである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の請求項1に記載
された発明の実施の形態について、図1および図2を用
いて説明する。図1は本発明のヘッドクリーナーに使用
されるローラの断面図、図2は同ローラの表面近傍の拡
大断面図である。本発明においては、まず、従来と同じ
直径1〜2μmの研磨性材料Dをペースト溶剤に溶かし
均一な分子分散をさせる。その混合材をウレタン樹脂E
と相性の良い溶媒に混合させ粘度調整を行う。
された発明の実施の形態について、図1および図2を用
いて説明する。図1は本発明のヘッドクリーナーに使用
されるローラの断面図、図2は同ローラの表面近傍の拡
大断面図である。本発明においては、まず、従来と同じ
直径1〜2μmの研磨性材料Dをペースト溶剤に溶かし
均一な分子分散をさせる。その混合材をウレタン樹脂E
と相性の良い溶媒に混合させ粘度調整を行う。
【0007】この時、仕上がりの表面に凹凸を持たせる
ために、直径20〜30μm複数の粒径の弾性材、例え
ばウレタン系の球状粒子Fを混合しておく。この混合材
を弾力性をもつ円筒状の中心部材となるローラAの外周
面に吹き付け塗装加工により層Bを形成する。この吹き
付け塗装加工により形成された層Bは、図2に示すよう
に、球状粒子Fの周りに研磨材Dがウレタン樹脂Eの皮
膜により付着され、複雑な凹凸面が形成される。この弾
性および研磨性を持った凹凸面が、ヘッド表面に当接す
ることとなり、ヘッド表面に付着された異物を効果的に
除去する。この場合、球状粒子を混合させないと、層B
の表面が平坦面となり、研磨性粒子の特徴を引き出せな
い。また、バインダー材のウレタン樹脂E自体も中心材
Aとほぼ同等の弾力性をもつことにより中心材の特徴を
損なわずヘッド表面に対する接触が安定する。また、バ
インダー材を大量に使えるため、研磨粒子Dは、ウレタ
ン樹脂により完全に覆われ、脱落しにくくなる。
ために、直径20〜30μm複数の粒径の弾性材、例え
ばウレタン系の球状粒子Fを混合しておく。この混合材
を弾力性をもつ円筒状の中心部材となるローラAの外周
面に吹き付け塗装加工により層Bを形成する。この吹き
付け塗装加工により形成された層Bは、図2に示すよう
に、球状粒子Fの周りに研磨材Dがウレタン樹脂Eの皮
膜により付着され、複雑な凹凸面が形成される。この弾
性および研磨性を持った凹凸面が、ヘッド表面に当接す
ることとなり、ヘッド表面に付着された異物を効果的に
除去する。この場合、球状粒子を混合させないと、層B
の表面が平坦面となり、研磨性粒子の特徴を引き出せな
い。また、バインダー材のウレタン樹脂E自体も中心材
Aとほぼ同等の弾力性をもつことにより中心材の特徴を
損なわずヘッド表面に対する接触が安定する。また、バ
インダー材を大量に使えるため、研磨粒子Dは、ウレタ
ン樹脂により完全に覆われ、脱落しにくくなる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明のヘッドクリーナー
によれば、複数の粒径の弾性材によって、ローラの表面
に弾性をもった細かい多数の凹凸が形成でき、この弾性
を有する凹凸の弾性変形により、磁気ヘッドの表面を不
必要に研磨したり、損傷を与えたりすることが軽減でき
るものである。
によれば、複数の粒径の弾性材によって、ローラの表面
に弾性をもった細かい多数の凹凸が形成でき、この弾性
を有する凹凸の弾性変形により、磁気ヘッドの表面を不
必要に研磨したり、損傷を与えたりすることが軽減でき
るものである。
【図1】本発明の一実施の形態によるヘッドクリーナー
に使用されるローラの断面図
に使用されるローラの断面図
【図2】同ヘッドクリーナーに使用されるローラの要部
拡大断面図
拡大断面図
A 中心部材 B 研磨性混合材層 D 研磨性粒子 E ウレタン樹脂 F 球状粒子
Claims (1)
- 【請求項1】回転磁気ヘッドの回転軸と平行な軸を中心
に回転自在にヘッドクリーナーアームに取り付けられた
弾性を有するローラの表面に、研磨性材料と複数の粒径
の弾性材を含有させた弾性ウレタン樹脂の層を形成し、
前記ヘッドクリーナーアームの回動により、前記弾性ウ
レタン樹脂の層を前記回転ヘッドドラムに当接可能に構
成したことを特徴とするヘッドクリーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34697696A JPH10188237A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ヘッドクリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34697696A JPH10188237A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ヘッドクリーナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188237A true JPH10188237A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18387090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34697696A Pending JPH10188237A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ヘッドクリーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10188237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8070842B2 (en) * | 2005-05-11 | 2011-12-06 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dental polishing article which contains spherical resin particles |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34697696A patent/JPH10188237A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8070842B2 (en) * | 2005-05-11 | 2011-12-06 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dental polishing article which contains spherical resin particles |
DE112006001202B4 (de) * | 2005-05-11 | 2016-12-08 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dentalpolierinstrument mit kugelförmigen Polierkörnern aus Harz |
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