JPH10172616A - 充電装置 - Google Patents
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- JPH10172616A JPH10172616A JP8337276A JP33727696A JPH10172616A JP H10172616 A JPH10172616 A JP H10172616A JP 8337276 A JP8337276 A JP 8337276A JP 33727696 A JP33727696 A JP 33727696A JP H10172616 A JPH10172616 A JP H10172616A
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、充電中の二次電池が満充電状態と
なるまでの充電残り時間を表示するようにしたものであ
る。 【解決手段】 本発明の充電装置は、二次電池の充電容
量及び充電残り時間の相関関係を示すデータを予め記憶
する記憶手段と、充電中の二次電池の充電容量を測定す
る容量測定手段と、前記容量測定手段により測定された
充電容量と前記記憶手段に記憶された相関関係を示すデ
ータとに基づいて、充電中の二次電池の充電残り時間を
算出する算出手段とを備えている。
なるまでの充電残り時間を表示するようにしたものであ
る。 【解決手段】 本発明の充電装置は、二次電池の充電容
量及び充電残り時間の相関関係を示すデータを予め記憶
する記憶手段と、充電中の二次電池の充電容量を測定す
る容量測定手段と、前記容量測定手段により測定された
充電容量と前記記憶手段に記憶された相関関係を示すデ
ータとに基づいて、充電中の二次電池の充電残り時間を
算出する算出手段とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は充電装置に関するも
のであり、特に、充電中の二次電池が満充電状態となる
までの充電残り時間を表示する充電装置に関する。
のであり、特に、充電中の二次電池が満充電状態となる
までの充電残り時間を表示する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ一体型VTRやノート型パーソナ
ルコンピュータ等の携帯用電子機器においては、その電
源として二次電池が用いられている。二次電池の電力を
電子機器により消費すると、二次電池を充電装置に装着
して充電する。
ルコンピュータ等の携帯用電子機器においては、その電
源として二次電池が用いられている。二次電池の電力を
電子機器により消費すると、二次電池を充電装置に装着
して充電する。
【0003】充電装置においては、装着された二次電池
を充電するに当り、二次電池の充電状態を監視して表示
する。例えば、特開平5−283110号公報によれ
ば、リチウム系の二次電池を充電する場合、所定電圧に
到達するまで二次電池の電池電圧を監視し、その後二次
電池の充電電流を監視することにより、充電状態を表示
するようにしている。
を充電するに当り、二次電池の充電状態を監視して表示
する。例えば、特開平5−283110号公報によれ
ば、リチウム系の二次電池を充電する場合、所定電圧に
到達するまで二次電池の電池電圧を監視し、その後二次
電池の充電電流を監視することにより、充電状態を表示
するようにしている。
【0004】ところで、二次電池の使用者にとって、充
電中の二次電池の充電状態が表示されることは、非常に
使い勝手の良いものであるが、二次電池が満充電状態と
なるまでの充電残り時間が表示されると、更に好適であ
る。斯る充電残り時間を表示するようにしたものが、特
開平8−298728号公報に開示されている。この公
報によれば、充電の対象となる二次電池に対応する充電
電圧特性曲線及び充電電流特性曲線を予め記憶回路に記
憶させておき、電流検出回路及び電圧検出回路で検出し
た二次電池の充電電流及び充電電圧を、制御回路におい
て前記充電特性曲線に対応させて充電完了までの時間を
算出し、これを表示器に表示させるように構成してい
る。
電中の二次電池の充電状態が表示されることは、非常に
使い勝手の良いものであるが、二次電池が満充電状態と
なるまでの充電残り時間が表示されると、更に好適であ
る。斯る充電残り時間を表示するようにしたものが、特
開平8−298728号公報に開示されている。この公
報によれば、充電の対象となる二次電池に対応する充電
電圧特性曲線及び充電電流特性曲線を予め記憶回路に記
憶させておき、電流検出回路及び電圧検出回路で検出し
た二次電池の充電電流及び充電電圧を、制御回路におい
て前記充電特性曲線に対応させて充電完了までの時間を
算出し、これを表示器に表示させるように構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、充電電圧特
性曲線や充電電流特性曲線は、充電時に電池温度や二次
電池の劣化度等による影響を受けて変化する。従って、
電流検出回路及び電圧検出回路で検出された充電電流及
び充電電圧の特性が、記憶回路に記憶されている特性曲
線と異なるものとなり、その結果、正確に充電残り時間
を算出することができない。
性曲線や充電電流特性曲線は、充電時に電池温度や二次
電池の劣化度等による影響を受けて変化する。従って、
電流検出回路及び電圧検出回路で検出された充電電流及
び充電電圧の特性が、記憶回路に記憶されている特性曲
線と異なるものとなり、その結果、正確に充電残り時間
を算出することができない。
【0006】そこで、本発明の目的は、正確に充電残り
時間を算出することができるようにすることにある。
時間を算出することができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の充電装置は、二
次電池の充電容量及び充電残り時間の相関関係を示すデ
ータを予め記憶する記憶手段と、充電中の二次電池の充
電容量を測定する容量測定手段と、前記容量測定手段に
より測定された充電容量と前記記憶手段に記憶された相
関関係を示すデータとに基づいて、充電中の二次電池の
充電残り時間を算出する算出手段と、を備えたことを特
徴とする。
次電池の充電容量及び充電残り時間の相関関係を示すデ
ータを予め記憶する記憶手段と、充電中の二次電池の充
電容量を測定する容量測定手段と、前記容量測定手段に
より測定された充電容量と前記記憶手段に記憶された相
関関係を示すデータとに基づいて、充電中の二次電池の
充電残り時間を算出する算出手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0008】また、本発明の充電装置は、二次電池の充
電容量及び充電残り時間の相関関係を温度毎に示す複数
のデータを予め記憶する記憶手段と、充電中の二次電池
の充電容量を測定する容量測定手段と、充電中の二次電
池の電池温度を測定する温度測定手段と、前記容量測定
手段により測定された充電容量と前記温度測定手段によ
り測定された電池温度と前記記憶手段に記憶された相関
関係を示すデータとに基づいて、充電中の二次電池の充
電残り時間を算出する算出手段と、を備えたことを特徴
としている。
電容量及び充電残り時間の相関関係を温度毎に示す複数
のデータを予め記憶する記憶手段と、充電中の二次電池
の充電容量を測定する容量測定手段と、充電中の二次電
池の電池温度を測定する温度測定手段と、前記容量測定
手段により測定された充電容量と前記温度測定手段によ
り測定された電池温度と前記記憶手段に記憶された相関
関係を示すデータとに基づいて、充電中の二次電池の充
電残り時間を算出する算出手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】更に、本発明は、二次電池を定電流・定電
圧充電する充電装置において、二次電池の充電容量及び
充電残り時間の相関関係を、定電流充電時の充電電流毎
に示す複数のデータを予め記憶する記憶手段と、充電中
の二次電池の充電容量を測定する容量測定手段と、定電
流時の充電電流値と前記容量測定手段により測定された
充電容量と前記記憶手段に記憶された相関関係を示すデ
ータとに基づいて、充電中の二次電池の充電残り時間を
算出する算出手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
圧充電する充電装置において、二次電池の充電容量及び
充電残り時間の相関関係を、定電流充電時の充電電流毎
に示す複数のデータを予め記憶する記憶手段と、充電中
の二次電池の充電容量を測定する容量測定手段と、定電
流時の充電電流値と前記容量測定手段により測定された
充電容量と前記記憶手段に記憶された相関関係を示すデ
ータとに基づいて、充電中の二次電池の充電残り時間を
算出する算出手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】ここで、前記容量測定手段により測定され
た二次電池の満充電容量と二次電池の公称容量との比率
に基づいて、前記算出手段により算出された充電残り時
間を補正することを特徴としている。
た二次電池の満充電容量と二次電池の公称容量との比率
に基づいて、前記算出手段により算出された充電残り時
間を補正することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示すブ
ロック回路図であって。1はバッテリーパック、2はパ
ーソナルコンピュータ本体(PC本体)である。そし
て、バッテリーパック1は、PC本体2に対して機械的
且つ電気的に着脱可能となっている。
ロック回路図であって。1はバッテリーパック、2はパ
ーソナルコンピュータ本体(PC本体)である。そし
て、バッテリーパック1は、PC本体2に対して機械的
且つ電気的に着脱可能となっている。
【0012】PC本体2は、バッテリーパック1に収納
されている二次電池を充電するための充電回路(図示し
ない)を内蔵している。この充電回路は、本実施例で
は、二次電池を定電流・定電圧充電する(充電条件とし
ては、例えば、充電電流1CmA、充電電圧4.10V
/cellである)ものである。また、PC本体2は、
後述のようにして算出された充電残り時間を表示するた
めの表示手段を備えている。
されている二次電池を充電するための充電回路(図示し
ない)を内蔵している。この充電回路は、本実施例で
は、二次電池を定電流・定電圧充電する(充電条件とし
ては、例えば、充電電流1CmA、充電電圧4.10V
/cellである)ものである。また、PC本体2は、
後述のようにして算出された充電残り時間を表示するた
めの表示手段を備えている。
【0013】次に、バッテリーパック1において、10
はリチウムイオン二次電池からなる二次電池、11は二
次電池10の充放電経路に介挿された充放電SW、12
は二次電池10の電池電圧を検出する電圧検出回路、1
3は二次電池10に熱的結合されたサーミスタ、14は
サーミスタ13の出力に基づいて二次電池10の電池温
度を検出する温度検出回路、15は二次電池10の充放
電経路に介挿された電流検出抵抗、16は電流検出抵抗
15の出力に基づいて充電電流を検出する電流検出回
路、17は電圧検出回路12、温度検出回路14及び電
流検出回路16からの検出信号を受けて、種々の演算及
び算出処理を行う演算回路である。
はリチウムイオン二次電池からなる二次電池、11は二
次電池10の充放電経路に介挿された充放電SW、12
は二次電池10の電池電圧を検出する電圧検出回路、1
3は二次電池10に熱的結合されたサーミスタ、14は
サーミスタ13の出力に基づいて二次電池10の電池温
度を検出する温度検出回路、15は二次電池10の充放
電経路に介挿された電流検出抵抗、16は電流検出抵抗
15の出力に基づいて充電電流を検出する電流検出回
路、17は電圧検出回路12、温度検出回路14及び電
流検出回路16からの検出信号を受けて、種々の演算及
び算出処理を行う演算回路である。
【0014】演算回路17は、充電中の二次電池10の
充電残り時間を算出することを大きな特徴としている。
このために、演算回路17は、図2に示すような、二次
電池10の充電容量と充電残り時間との相関関係を示す
データを予め記憶する記憶回路を備えている。本実施例
では、電池温度が0℃と25℃の時のデータを記憶して
いる。斯るデータは、二次電池10を実際に充電すると
きの充電条件、例えば、充電電流1CmA、充電電圧
4.10V/cellに規制した定電流・定電圧充電条
件で、また電池温度を0℃及び25℃として、電池容量
が0の二次電池10を充電し、二次電池10の充電容量
と充電時間とを実測することにより作成されたものであ
る。
充電残り時間を算出することを大きな特徴としている。
このために、演算回路17は、図2に示すような、二次
電池10の充電容量と充電残り時間との相関関係を示す
データを予め記憶する記憶回路を備えている。本実施例
では、電池温度が0℃と25℃の時のデータを記憶して
いる。斯るデータは、二次電池10を実際に充電すると
きの充電条件、例えば、充電電流1CmA、充電電圧
4.10V/cellに規制した定電流・定電圧充電条
件で、また電池温度を0℃及び25℃として、電池容量
が0の二次電池10を充電し、二次電池10の充電容量
と充電時間とを実測することにより作成されたものであ
る。
【0015】なお、相関関係を示すデータは斯る2つに
限らない。3つ以上記憶するようにしてもよく、その場
合、より正確に充電残り時間を算出することができるこ
ととなる。
限らない。3つ以上記憶するようにしてもよく、その場
合、より正確に充電残り時間を算出することができるこ
ととなる。
【0016】演算回路17は、更に、電流検出回路16
により検出された充電電流を積算することにより、二次
電池10の充電容量を測定する。そして、演算回路17
は、測定した充電容量と、記憶回路に記憶されたデータ
とに基づいて、充電中の二次電池10の充電残り時間を
算出する。
により検出された充電電流を積算することにより、二次
電池10の充電容量を測定する。そして、演算回路17
は、測定した充電容量と、記憶回路に記憶されたデータ
とに基づいて、充電中の二次電池10の充電残り時間を
算出する。
【0017】なお、図1において、18は充放電端子、
19は演算回路17とPC本体2との間の通信端子であ
る。
19は演算回路17とPC本体2との間の通信端子であ
る。
【0018】以下、図1に示すブロック回路図の動作に
ついて説明する。バッテリーパック1をPC本体2に装
着し、図示しない充電スタートスイッチを操作すると、
演算回路17は充放電スイッチSW11をオン状態とし
て、二次電池10の充電を開始する。この充電は、充電
電流1CmA及び充電電圧4.10V/cellに規制
した定電流・定電圧充電で行われる。
ついて説明する。バッテリーパック1をPC本体2に装
着し、図示しない充電スタートスイッチを操作すると、
演算回路17は充放電スイッチSW11をオン状態とし
て、二次電池10の充電を開始する。この充電は、充電
電流1CmA及び充電電圧4.10V/cellに規制
した定電流・定電圧充電で行われる。
【0019】二次電池10に充電電流が供給されると、
その充電電流の大きさは電流検出抵抗15及び電流検出
回路16により検出される。演算回路17は、検出され
た充電電流を時間積算することにより、二次電池10の
充電容量を測定する。なお、充電開始時点において、二
次電池10に残存容量がある場合、演算回路17は、斯
る残存容量に測定した充電容量を加算することにより、
二次電池10の充電容量を測定する。
その充電電流の大きさは電流検出抵抗15及び電流検出
回路16により検出される。演算回路17は、検出され
た充電電流を時間積算することにより、二次電池10の
充電容量を測定する。なお、充電開始時点において、二
次電池10に残存容量がある場合、演算回路17は、斯
る残存容量に測定した充電容量を加算することにより、
二次電池10の充電容量を測定する。
【0020】更に、演算回路17は、サーミスタ13及
び温度検出手段14により検出された電池温度に基づい
て、記憶回路に記憶されているデータ、即ち、二次電池
10の充電容量と充電残り時間との相関関係を示すデー
タの中のいずれを選択すべきかを決定する。斯るデータ
の選択にあっては、検出された電池温度に近いデータを
選択する。あるいは、検出された電池温度に近い2つの
データの平均値を取るようにしてもよい。そして、演算
回路17は、二次電池10の充電容量と選択したデータ
とに基づいて、その時点における充電残り時間を算出す
る。算出した充電残り時間は、通信端子19を経てPC
本体2に送信され、PC本体2の表示手段により表示さ
れる。
び温度検出手段14により検出された電池温度に基づい
て、記憶回路に記憶されているデータ、即ち、二次電池
10の充電容量と充電残り時間との相関関係を示すデー
タの中のいずれを選択すべきかを決定する。斯るデータ
の選択にあっては、検出された電池温度に近いデータを
選択する。あるいは、検出された電池温度に近い2つの
データの平均値を取るようにしてもよい。そして、演算
回路17は、二次電池10の充電容量と選択したデータ
とに基づいて、その時点における充電残り時間を算出す
る。算出した充電残り時間は、通信端子19を経てPC
本体2に送信され、PC本体2の表示手段により表示さ
れる。
【0021】斯る充電残り時間の算出は、二次電池10
が満充電になるまで連続的または周期的に行われる。そ
して、二次電池10が満充電になると、演算回路17は
充放電SW11をオフ状態として、二次電池10の充電
を終了する。
が満充電になるまで連続的または周期的に行われる。そ
して、二次電池10が満充電になると、演算回路17は
充放電SW11をオフ状態として、二次電池10の充電
を終了する。
【0022】二次電池10の満充電の検出は、電流検出
回路16により検出された充電電流が所定電流以下にな
ったこと、または演算回路17により算出された充電残
り時間が0となったこと等に基づいて行われる。
回路16により検出された充電電流が所定電流以下にな
ったこと、または演算回路17により算出された充電残
り時間が0となったこと等に基づいて行われる。
【0023】ところで、二次電池10は充放電を繰り返
すに従って次第に劣化し、二次電池10の満充電時の容
量は低下する。従って、演算回路17の記憶回路に記憶
されているデータ、即ち、二次電池10が劣化していな
い状態(二次電池10が定格容量であった状態)で作成
されたデータに基づいて算出される充電残り時間に、次
第に誤差が生じてくる。詳述すると、二次電池10が劣
化するに従って、算出される充電残り時間は、実際の時
間より長くなってしまう。
すに従って次第に劣化し、二次電池10の満充電時の容
量は低下する。従って、演算回路17の記憶回路に記憶
されているデータ、即ち、二次電池10が劣化していな
い状態(二次電池10が定格容量であった状態)で作成
されたデータに基づいて算出される充電残り時間に、次
第に誤差が生じてくる。詳述すると、二次電池10が劣
化するに従って、算出される充電残り時間は、実際の時
間より長くなってしまう。
【0024】そこで、本実施例によれば、演算回路17
は、二次電池10の満充電を検出すると、その時の充電
容量(この容量は、その時点において演算回路17によ
り算出された二次電池10の満充電容量を表す)と公称
容量とを比較し、それらの比率(=演算された容量/公
称容量)を計算し、記憶保持している。そして、演算回
路17は、データに基づいて算出した充電残り時間に、
前記比率を乗算することによって補正を行い、正確な充
電残り時間を算出するようにしている。
は、二次電池10の満充電を検出すると、その時の充電
容量(この容量は、その時点において演算回路17によ
り算出された二次電池10の満充電容量を表す)と公称
容量とを比較し、それらの比率(=演算された容量/公
称容量)を計算し、記憶保持している。そして、演算回
路17は、データに基づいて算出した充電残り時間に、
前記比率を乗算することによって補正を行い、正確な充
電残り時間を算出するようにしている。
【0025】一方、演算回路17の記憶回路は、図2に
示す二次電池10の充電容量と充電残り時間との相関関
係を示すデータに代えて、図3に示すような、二次電池
10の充電容量と充電残り時間との相関関係を、定電流
充電時の充電電流毎に示す複数のデータとして、予め記
憶するようにしても良い。本実施例では、定電流充電時
の充電電流が0.5CmAと1CmAの時のデータを記
憶している。斯るデータは、充電電圧を4.10V/c
ellに規制し、また電池温度を25℃として、電池容
量が0の二次電池10を実際に充電して、二次電池10
の充電容量と充電時間とを実測することにより作成され
たものである。
示す二次電池10の充電容量と充電残り時間との相関関
係を示すデータに代えて、図3に示すような、二次電池
10の充電容量と充電残り時間との相関関係を、定電流
充電時の充電電流毎に示す複数のデータとして、予め記
憶するようにしても良い。本実施例では、定電流充電時
の充電電流が0.5CmAと1CmAの時のデータを記
憶している。斯るデータは、充電電圧を4.10V/c
ellに規制し、また電池温度を25℃として、電池容
量が0の二次電池10を実際に充電して、二次電池10
の充電容量と充電時間とを実測することにより作成され
たものである。
【0026】この場合も、演算回路17は、電流検出回
路16により検出される定電流充電時の充電電流の大き
さに基づいて、記憶回路に記憶されたデータを適宜に選
択し、充電残り時間を算出する。その他の動作(充電残
り時間の補正動作も含む)については、前述の場合と同
じであるため、詳細な説明は割愛する。
路16により検出される定電流充電時の充電電流の大き
さに基づいて、記憶回路に記憶されたデータを適宜に選
択し、充電残り時間を算出する。その他の動作(充電残
り時間の補正動作も含む)については、前述の場合と同
じであるため、詳細な説明は割愛する。
【0027】なお、本発明は、前述の実施例で説明した
リチウムイオン二次電池に限らず、その他の二次電池に
も適用することができる。
リチウムイオン二次電池に限らず、その他の二次電池に
も適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、二次電池の充電容量及
び充電残り時間の相関関係を示すデータを予め記憶して
おき、充電中の二次電池の充電容量を測定して、二次電
池の充電残り時間を算出するようにしているので、充電
中の二次電池の充電残り時間を正確に算出することがで
きる。
び充電残り時間の相関関係を示すデータを予め記憶して
おき、充電中の二次電池の充電容量を測定して、二次電
池の充電残り時間を算出するようにしているので、充電
中の二次電池の充電残り時間を正確に算出することがで
きる。
【0029】更に、相関関係を示すデータは、電池温度
毎に複数記憶しているので、電池温度に影響されること
なく、常に正確に充電残り時間を算出することができ
る。
毎に複数記憶しているので、電池温度に影響されること
なく、常に正確に充電残り時間を算出することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図2】二次電池の充電容量と充電残り時間との相関関
係を示すデータである。
係を示すデータである。
【図3】二次電池の充電容量と充電残り時間との相関関
係を示すデータである。
係を示すデータである。
1 バッテリーパック 2 PC本体 10 二次電池 14 温度検出回路 16 電流検出回路 17 演算回路
Claims (4)
- 【請求項1】 二次電池の充電容量及び充電残り時間の
相関関係を示すデータを予め記憶する記憶手段と、充電
中の二次電池の充電容量を測定する容量測定手段と、前
記容量測定手段により測定された充電容量と前記記憶手
段に記憶された相関関係を示すデータとに基づいて、充
電中の二次電池の充電残り時間を算出する算出手段と、
を備えたことを特徴とする充電装置。 - 【請求項2】 二次電池の充電容量及び充電残り時間の
相関関係を温度毎に示す複数のデータを予め記憶する記
憶手段と、充電中の二次電池の充電容量を測定する容量
測定手段と、充電中の二次電池の電池温度を測定する温
度測定手段と、前記容量測定手段により測定された充電
容量と前記温度測定手段により測定された電池温度と前
記記憶手段に記憶された相関関係を示すデータとに基づ
いて、充電中の二次電池の充電残り時間を算出する算出
手段と、を備えたことを特徴とする充電装置。 - 【請求項3】 二次電池を定電流・定電圧充電する充電
装置において、二次電池の充電容量及び充電残り時間の
相関関係を、定電流充電時の充電電流毎に示す複数のデ
ータを予め記憶する記憶手段と、充電中の二次電池の充
電容量を測定する容量測定手段と、定電流時の充電電流
値と前記容量測定手段により測定された充電容量と前記
記憶手段に記憶された相関関係を示すデータとに基づい
て、充電中の二次電池の充電残り時間を算出する算出手
段と、を備えたことを特徴とする充電装置。 - 【請求項4】 前記容量測定手段により測定された二次
電池の満充電容量と二次電池の公称容量との比率に基づ
いて、前記算出手段により算出された充電残り時間を補
正することを特徴とする請求項1、2または3の充電装
置。
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