JPH10170104A - 分流装置および空気調和機 - Google Patents
分流装置および空気調和機Info
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- JPH10170104A JPH10170104A JP8325129A JP32512996A JPH10170104A JP H10170104 A JPH10170104 A JP H10170104A JP 8325129 A JP8325129 A JP 8325129A JP 32512996 A JP32512996 A JP 32512996A JP H10170104 A JPH10170104 A JP H10170104A
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- Japan
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- refrigerant
- air conditioner
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- dividing device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液ガス2相状態の冷媒を均一に分配できる分
流装置および空気調和機を提供すること。 【解決手段】 上端が閉鎖した大径の管22の下端に小
径の噴入口23を設ける。上記大径の管22に横方向に
開口した複数の分岐口24,25,26を設ける。上記
大径の管22の下端の噴入口23から高速で流入する2
相状態の冷媒によって、液冷媒はガス冷媒中に均一に分
散されて、均一な量の冷媒が各分岐口24,25,26
から流出する。このように、2相状態の冷媒を均一に分
配することができるから、液冷媒を分流装置の中に溜め
る必要がなく、したがって、空気調和機全体に必要とす
る冷媒の量を少なくすることができる。
流装置および空気調和機を提供すること。 【解決手段】 上端が閉鎖した大径の管22の下端に小
径の噴入口23を設ける。上記大径の管22に横方向に
開口した複数の分岐口24,25,26を設ける。上記
大径の管22の下端の噴入口23から高速で流入する2
相状態の冷媒によって、液冷媒はガス冷媒中に均一に分
散されて、均一な量の冷媒が各分岐口24,25,26
から流出する。このように、2相状態の冷媒を均一に分
配することができるから、液冷媒を分流装置の中に溜め
る必要がなく、したがって、空気調和機全体に必要とす
る冷媒の量を少なくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分流装置および
それを使用した空気調和機に関する。
それを使用した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるマルチタイプの空気調和
機としては、図3に示すようなものがある。この空気調
和機は、圧縮機1と、4路切換弁2と、ヘッダー3aを
有する室外熱交換器3と、分流器4と、液閉鎖弁5と、
ヘッダー方式の分流装置6と、複数の電動膨張弁7,8,
9と、複数の室内熱交換器41,42,43と、合流装置
8と、ガス閉鎖弁9と、アキュムレータ10とを備えて
いる。そして、この空気調和機を冷媒が、冷房運転時に
は破線の矢印で示すように流れ、また、暖房運転時には
実線の矢印で示すように流れる。
機としては、図3に示すようなものがある。この空気調
和機は、圧縮機1と、4路切換弁2と、ヘッダー3aを
有する室外熱交換器3と、分流器4と、液閉鎖弁5と、
ヘッダー方式の分流装置6と、複数の電動膨張弁7,8,
9と、複数の室内熱交換器41,42,43と、合流装置
8と、ガス閉鎖弁9と、アキュムレータ10とを備えて
いる。そして、この空気調和機を冷媒が、冷房運転時に
は破線の矢印で示すように流れ、また、暖房運転時には
実線の矢印で示すように流れる。
【0003】上記分流装置6は、図4に示すように、上
下方向に延びる大径の管11に横方向の分岐管17,1
8,19を上下に順番に接続している。そして、冷房運
転時には、上記分流装置6の大径の管11の上端の大径
の噴入口11aから液ガス2相状態の冷媒が流入して、
分岐管17,18,19から流出する。そして、冷媒は
電動膨張弁7,8,9を介して蒸発器としての室内熱交
換器41,42,43に送られて、室内の冷房を行う。
下方向に延びる大径の管11に横方向の分岐管17,1
8,19を上下に順番に接続している。そして、冷房運
転時には、上記分流装置6の大径の管11の上端の大径
の噴入口11aから液ガス2相状態の冷媒が流入して、
分岐管17,18,19から流出する。そして、冷媒は
電動膨張弁7,8,9を介して蒸発器としての室内熱交
換器41,42,43に送られて、室内の冷房を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記分流装
置6では、大径の管11から各分岐管17,18,19に
均等に冷媒を分配するために、上記大径の管11の直径
を分岐管17,18,19の直径よりも充分に大きな寸
法にしている。ところが、この大径の管11の内部で冷
媒の流速は低下するため、液ガス2相状態の冷媒が、図
4に示すように、下部ほど液冷媒Lの割合が大きくなっ
て、下側の分岐配管19に最も多くの液冷媒Lが供給さ
れ、中間の分岐配管18に次に多くの液冷媒Lが供給さ
れ、上側の分岐管17には液冷媒Lが少ししか供給され
ない。つまり、上記従来の分流装置6では、液ガス2相
状態の冷媒を均等に分配することができないという問題
がある。そのため、室内熱交換器41,42,43からの
吹出空気温度が不均一になるという問題がある。
置6では、大径の管11から各分岐管17,18,19に
均等に冷媒を分配するために、上記大径の管11の直径
を分岐管17,18,19の直径よりも充分に大きな寸
法にしている。ところが、この大径の管11の内部で冷
媒の流速は低下するため、液ガス2相状態の冷媒が、図
4に示すように、下部ほど液冷媒Lの割合が大きくなっ
て、下側の分岐配管19に最も多くの液冷媒Lが供給さ
れ、中間の分岐配管18に次に多くの液冷媒Lが供給さ
れ、上側の分岐管17には液冷媒Lが少ししか供給され
ない。つまり、上記従来の分流装置6では、液ガス2相
状態の冷媒を均等に分配することができないという問題
がある。そのため、室内熱交換器41,42,43からの
吹出空気温度が不均一になるという問題がある。
【0005】また、このような問題を無くすために、分
流装置6の大径の管11の内部に液冷媒を充分に溜め込
むようにする場合がある。しかしながら、このように、
液冷媒を大径の管11の内部に溜め込むようにすると、
空気調和機に必要とする冷媒全体の量が増大するという
問題がある。
流装置6の大径の管11の内部に液冷媒を充分に溜め込
むようにする場合がある。しかしながら、このように、
液冷媒を大径の管11の内部に溜め込むようにすると、
空気調和機に必要とする冷媒全体の量が増大するという
問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、液冷媒を分流
装置の内部に溜め込まなくても、液ガス2相状態の冷媒
を均一に分配できる分流装置を提供することにある。
装置の内部に溜め込まなくても、液ガス2相状態の冷媒
を均一に分配できる分流装置を提供することにある。
【0007】また、この発明の目的は、必要な冷媒の量
を増大しなくても、冷房運転時に、各蒸発器に均等に冷
媒を分配でき、したがって、各蒸発器からの吹出し空気
温度を均一化できる空気調和機を提供することにある。
を増大しなくても、冷房運転時に、各蒸発器に均等に冷
媒を分配でき、したがって、各蒸発器からの吹出し空気
温度を均一化できる空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の分流装置は、上端が閉鎖された大
径の管と、上記大径の管の下端に設けた小径の噴入口
と、上記大径の管の上下方向の中間に横方向に開口する
ように設けた複数の分岐口とを備えたことを特徴として
いる。
め、請求項1の発明の分流装置は、上端が閉鎖された大
径の管と、上記大径の管の下端に設けた小径の噴入口
と、上記大径の管の上下方向の中間に横方向に開口する
ように設けた複数の分岐口とを備えたことを特徴として
いる。
【0009】上記構成によれば、液ガス2相状態の冷媒
は上記大径の管の下端の小径の噴入口から高速で流入す
る。このように、上記大径の管の下端の噴入口によっ
て、2相状態の冷媒が下側から高速で大径の管の中に噴
入することによって、落下しようとする液冷媒はガス冷
媒中に均一に分散される。しかも、上記大径の管の先端
である上端側は若干多くの冷媒が流出しようとする傾向
があるが、液冷媒は上記大径の管の下端側に若干多く集
まろうとする傾向があるため、全体として、各分岐口に
は均一な量の冷媒が流れる。したがって、この分流装置
によれば、液冷媒を内部に溜め込まなくても、2相状態
の冷媒を各分岐口に均一に分配することができる。
は上記大径の管の下端の小径の噴入口から高速で流入す
る。このように、上記大径の管の下端の噴入口によっ
て、2相状態の冷媒が下側から高速で大径の管の中に噴
入することによって、落下しようとする液冷媒はガス冷
媒中に均一に分散される。しかも、上記大径の管の先端
である上端側は若干多くの冷媒が流出しようとする傾向
があるが、液冷媒は上記大径の管の下端側に若干多く集
まろうとする傾向があるため、全体として、各分岐口に
は均一な量の冷媒が流れる。したがって、この分流装置
によれば、液冷媒を内部に溜め込まなくても、2相状態
の冷媒を各分岐口に均一に分配することができる。
【0010】また、上記分流装置は、液冷媒を内部に溜
め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な冷媒の
量を少なくすることができる。
め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な冷媒の
量を少なくすることができる。
【0011】請求項2の発明の空気調和機は、圧縮機
と、凝縮機と、請求項1の分流装置と、複数の膨張機構
と、複数の蒸発器とを備え、上記分流装置の噴入口を上
記凝縮機に接続する一方、上記分流装置の複数の分岐口
を上記複数の膨張機構を介して上記複数の蒸発器にそれ
ぞれ接続したことを特徴としている。
と、凝縮機と、請求項1の分流装置と、複数の膨張機構
と、複数の蒸発器とを備え、上記分流装置の噴入口を上
記凝縮機に接続する一方、上記分流装置の複数の分岐口
を上記複数の膨張機構を介して上記複数の蒸発器にそれ
ぞれ接続したことを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記分流装置は、液冷
媒を内部に溜め込まなくても、液ガス2相状態の冷媒を
各分岐口に均一に分配する。したがって、各蒸発器には
均一な量の冷媒が流れて、各蒸発器からの吹出温度が均
一になる。
媒を内部に溜め込まなくても、液ガス2相状態の冷媒を
各分岐口に均一に分配する。したがって、各蒸発器には
均一な量の冷媒が流れて、各蒸発器からの吹出温度が均
一になる。
【0013】また、上記空気調和機によれば、分流装置
の内部に液冷媒を溜め込む必要がないから、空気調和機
全体に必要な冷媒の量を少なくすることができる。
の内部に液冷媒を溜め込む必要がないから、空気調和機
全体に必要な冷媒の量を少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【0015】図1(A)は分流装置21の断面図を示して
いる。この分流装置21は上端が閉鎖された大径の管2
2の下端に小径の噴入口23を設けている。上記大径の
管22の横方向には複数の分岐口24,25,26を設け
ている。この分岐口24,25,26のサイズは大径の管
22のサイズよりも2回りほど小さくなっている。この
分岐口24,25,26には分岐管27,28,29をそれ
ぞれ接続し、この分岐管27,28,29の途中には電動
膨張弁7,8,9を接続している。
いる。この分流装置21は上端が閉鎖された大径の管2
2の下端に小径の噴入口23を設けている。上記大径の
管22の横方向には複数の分岐口24,25,26を設け
ている。この分岐口24,25,26のサイズは大径の管
22のサイズよりも2回りほど小さくなっている。この
分岐口24,25,26には分岐管27,28,29をそれ
ぞれ接続し、この分岐管27,28,29の途中には電動
膨張弁7,8,9を接続している。
【0016】上記構成において、上記大径の管22の下
端の小径の噴入口23から液ガス2相状態の冷媒が高速
で流入する。このように、2相状態の冷媒が噴入口23
によって高速化されて、下側から流入するため、液冷媒
Lはガス冷媒中に図1(A)に示すように均一に分散され
る。より詳しく述べると、液冷媒Lは大径の管22下側
に下降しようとするが、小径の噴入口23からの冷媒の
噴流によって吹き飛ばされ、撹拌されて、ガス冷媒中に
均一に分散する。しかも、上記大径の管22の先端であ
る上端側の分岐管27からは若干多くの2相状態の冷媒
が流出しようとする傾向があるが、逆に液冷媒は大径の
管22の下端側の分岐配管29から若干多く流れようと
する傾向がある。そのため、全体として、各分岐口2
4,25,26に連なる分岐配管27,28,29に均一な
量の2相状態の冷媒が流れる。
端の小径の噴入口23から液ガス2相状態の冷媒が高速
で流入する。このように、2相状態の冷媒が噴入口23
によって高速化されて、下側から流入するため、液冷媒
Lはガス冷媒中に図1(A)に示すように均一に分散され
る。より詳しく述べると、液冷媒Lは大径の管22下側
に下降しようとするが、小径の噴入口23からの冷媒の
噴流によって吹き飛ばされ、撹拌されて、ガス冷媒中に
均一に分散する。しかも、上記大径の管22の先端であ
る上端側の分岐管27からは若干多くの2相状態の冷媒
が流出しようとする傾向があるが、逆に液冷媒は大径の
管22の下端側の分岐配管29から若干多く流れようと
する傾向がある。そのため、全体として、各分岐口2
4,25,26に連なる分岐配管27,28,29に均一な
量の2相状態の冷媒が流れる。
【0017】したがって、この分流装置21によれば、
2相状態の冷媒を各分岐口24,25,26に均一に分
配することができる。しかも、この分流装置21は、内
部に液冷媒を溜め込む必要がないから、空気調和機全体
に必要とする冷媒の量を少なくすることができる。
2相状態の冷媒を各分岐口24,25,26に均一に分
配することができる。しかも、この分流装置21は、内
部に液冷媒を溜め込む必要がないから、空気調和機全体
に必要とする冷媒の量を少なくすることができる。
【0018】図2は図1(A)の分流装置21を組み込
んだ空気調和機の回路図である。この空気調和機は、圧
縮機1、4路切換弁2、室外熱交換器3、分流装置2
1、電動膨張弁7,8,9、室内熱交換器41,42,4
3、合流装置8およびアキュムレータ10を備える。上
記分流装置21以外は、図3に示す従来例と同じ構成で
ある。
んだ空気調和機の回路図である。この空気調和機は、圧
縮機1、4路切換弁2、室外熱交換器3、分流装置2
1、電動膨張弁7,8,9、室内熱交換器41,42,4
3、合流装置8およびアキュムレータ10を備える。上
記分流装置21以外は、図3に示す従来例と同じ構成で
ある。
【0019】図2は冷房運転状態を示しており、室外熱
交換器3は凝縮器として動作し、室内熱交換器41,4
2,43は蒸発器として動作する。上記凝縮機3からの
液ガス2相状態の冷媒は分流装置21の下端の噴入口2
3から分流装置21内に流入し、撹拌されて、分岐管2
7,28,29に均一な量の液ガス2相状態の冷媒が流
入する。そして、各電動膨張弁7,8,9を通って、各
蒸発器41,42,43に均一な量の冷媒が流入する。
したがって、各蒸発器41,42,43からの吹出空気
温度が不均一になることはない。
交換器3は凝縮器として動作し、室内熱交換器41,4
2,43は蒸発器として動作する。上記凝縮機3からの
液ガス2相状態の冷媒は分流装置21の下端の噴入口2
3から分流装置21内に流入し、撹拌されて、分岐管2
7,28,29に均一な量の液ガス2相状態の冷媒が流
入する。そして、各電動膨張弁7,8,9を通って、各
蒸発器41,42,43に均一な量の冷媒が流入する。
したがって、各蒸発器41,42,43からの吹出空気
温度が不均一になることはない。
【0020】また、上記分流装置21は液ガス2相状態
の冷媒を均一に分岐管27,28,29に分配するから、
液冷媒を分流装置21に溜め込む必要がなく、したがっ
て、空気調和機全体に必要とする冷媒の量を少なくする
ことができる。
の冷媒を均一に分岐管27,28,29に分配するから、
液冷媒を分流装置21に溜め込む必要がなく、したがっ
て、空気調和機全体に必要とする冷媒の量を少なくする
ことができる。
【0021】図1(B)は他の実施の形態の分流装置3
1を示す。この分流装置31は、上端が閉鎖された大径
の管32の下端に小径の噴入口33を有し、横方向に開
口した分岐口34,35を有する。
1を示す。この分流装置31は、上端が閉鎖された大径
の管32の下端に小径の噴入口33を有し、横方向に開
口した分岐口34,35を有する。
【0022】この実施の形態の分流装置31は、分岐口
34,35の数が2つである点のみが、図1(A)に示
す実施の形態と異なる。
34,35の数が2つである点のみが、図1(A)に示
す実施の形態と異なる。
【0023】上記実施の形態では、分岐口の数が3つと
2つの例について述べたが、分岐口の数はいくつであっ
てもよい。
2つの例について述べたが、分岐口の数はいくつであっ
てもよい。
【0024】なお、この発明の分流装置は暖房運転時に
は合流装置として動作する。
は合流装置として動作する。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の分流装置によれば、液ガス2相状態の冷媒を、上端
が閉鎖された大径の管の下端の噴入口から高速で大径の
管の中に噴入させるので、液冷媒をガス冷媒中に均一に
分散させて、各分岐口から均一な量の2相状態の冷媒を
流出させることができる。
明の分流装置によれば、液ガス2相状態の冷媒を、上端
が閉鎖された大径の管の下端の噴入口から高速で大径の
管の中に噴入させるので、液冷媒をガス冷媒中に均一に
分散させて、各分岐口から均一な量の2相状態の冷媒を
流出させることができる。
【0026】また、請求項1の分流装置は、液冷媒を内
部に溜め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な
冷媒の量を少なくすることができる。
部に溜め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な
冷媒の量を少なくすることができる。
【0027】請求項2の発明の空気調和機によれば、請
求項1の分流装置を備えているので、液ガス2相状態の
冷媒を複数の膨張機構を通して、複数の蒸発器に均一に
分配して、蒸発器からの吹出温度を均一にすることがで
きる。
求項1の分流装置を備えているので、液ガス2相状態の
冷媒を複数の膨張機構を通して、複数の蒸発器に均一に
分配して、蒸発器からの吹出温度を均一にすることがで
きる。
【0028】また、上記分流装置は、液冷媒を内部に溜
め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な冷媒の
量を少なくすることができる。
め込む必要がないから、空気調和機全体に必要な冷媒の
量を少なくすることができる。
【図1】 この発明の実施の形態の分流装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】 この発明の実施の形態の空気調和機の回路図
である。
である。
【図3】 従来の空気調和機の回路図である。
【図4】 従来の分流装置の断面図である。
1…圧縮機、 2…4路切換弁、 3…室外熱交換器、
7,8,9…電動膨張弁、 21,31…分流装置、
22,32…大径の管、 23,33…小径の噴入
口、 24,25,26,34,35…分岐口、 2
7,28,29…分岐管、41,42,43…室内熱交
換器。
7,8,9…電動膨張弁、 21,31…分流装置、
22,32…大径の管、 23,33…小径の噴入
口、 24,25,26,34,35…分岐口、 2
7,28,29…分岐管、41,42,43…室内熱交
換器。
Claims (2)
- 【請求項1】 上端が閉鎖された大径の管(22,32)
と、 上記大径の管(22,32)の下端に設けた小径の噴入口
(23,33)と、 上記大径の管(22,32)の上下方向の中間に横方向に
開口するように設けた複数の分岐口(24,25,26,3
4,35)とを備えたことを特徴とする分流装置(21,3
1)。 - 【請求項2】 圧縮機(1)と、凝縮機(3)と、請求項1
の分流装置(21)と、複数の膨張機構(7,8,9)と、複
数の蒸発器(41,42,43)とを備え、上記分流装置
(21)の噴入口(23)を上記凝縮機(3)に接続する一
方、上記分流装置(21)の複数の分岐口(24,25,2
6)を上記複数の膨張機構(7,8,9)を介して上記複数
の蒸発器(41,42,43)にそれぞれ接続したことを特
徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325129A JPH10170104A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 分流装置および空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325129A JPH10170104A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 分流装置および空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10170104A true JPH10170104A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18173407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8325129A Pending JPH10170104A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 分流装置および空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10170104A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102338253A (zh) * | 2010-07-21 | 2012-02-01 | 新昌县铁牛金属制造有限公司 | 制冷系统不锈钢管路件及其制造工艺 |
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CN110793243A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-02-14 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 空调器用笛子管装置、空调器及出风调节的控制方法 |
CN110966807A (zh) * | 2018-09-28 | 2020-04-07 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 一种降膜式蒸发器及控制方法 |
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JPH02219966A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-03 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷媒分流器 |
JPH04332356A (ja) * | 1991-02-05 | 1992-11-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP8325129A patent/JPH10170104A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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