JPH10174057A - 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 - Google Patents
記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法Info
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- JPH10174057A JPH10174057A JP8326682A JP32668296A JPH10174057A JP H10174057 A JPH10174057 A JP H10174057A JP 8326682 A JP8326682 A JP 8326682A JP 32668296 A JP32668296 A JP 32668296A JP H10174057 A JPH10174057 A JP H10174057A
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- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/765—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
- H04N5/775—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television receiver
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- H04N5/913—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
- H04N2005/91307—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal
- H04N2005/91321—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal the copy protection signal being a copy protection control signal, e.g. a record inhibit signal
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像出力装置と表示装置間に、記録装置を接
続する場合に、映像出力装置で記録装置を認識できず、
表示装置の識別信号が記録装置内をスルーし、映像出力
装置は、モニターが接続されていると認識していた。 【解決手段】 外部の装置からの映像信号、制御信号が
入力される信号入力手段と、外部の装置へ映像信号、制
御信号を出力するための信号出力手段と、記録装置の性
能などを示す識別信号を発生する識別信号発生手段と、
記録装置の上記識別信号と、上記信号入力手段から記録
装置に入力される他の装置の性能などを示す少なくとも
一つの識別信号とが入力され、記録時と非記録時とで外
部に出力する制御信号を切り換えて出力する識別信号切
換手段とを備えたものである。
続する場合に、映像出力装置で記録装置を認識できず、
表示装置の識別信号が記録装置内をスルーし、映像出力
装置は、モニターが接続されていると認識していた。 【解決手段】 外部の装置からの映像信号、制御信号が
入力される信号入力手段と、外部の装置へ映像信号、制
御信号を出力するための信号出力手段と、記録装置の性
能などを示す識別信号を発生する識別信号発生手段と、
記録装置の上記識別信号と、上記信号入力手段から記録
装置に入力される他の装置の性能などを示す少なくとも
一つの識別信号とが入力され、記録時と非記録時とで外
部に出力する制御信号を切り換えて出力する識別信号切
換手段とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像信号出力装
置のアナログ映像信号出力部に記録装置と映像表示装置
を接続する構成に関し、接続される各装置の識別処理が
可能な記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システ
ムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法に関す
るものである。
置のアナログ映像信号出力部に記録装置と映像表示装置
を接続する構成に関し、接続される各装置の識別処理が
可能な記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システ
ムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なRGB映像を出力する装置とし
て、パーソナルコンピュータシステムなどに採用され映
像信号出力と映像表示装置/映像出力装置間での双方向
通信機能を備えた映像I/Fシステムであって、DDC
(Disply Data Channel)規格(詳細は後記)に適合し
たビデオシステムを例にとり説明する。これらビデオシ
ステムの映像出力機器は複数の映像出力モードを持ち、
接続された表示装置の仕様(性能)により、映像信号を
出力するモードを制限できるようになっている(表示装
置の仕様に合わせて、映像出力機器から出力される映像
信号の表示可能な範囲を変えることができる)。上述し
たVESA(Video Electronics Stanndard Associate)
のDDC規格について説明する。DDCはコンピュータ
のRGB端子に接続された機器(ディスプレイ装置な
ど)からコンピュータへモニタの表示可能解像度範囲な
どの情報を通知するシステムである。
て、パーソナルコンピュータシステムなどに採用され映
像信号出力と映像表示装置/映像出力装置間での双方向
通信機能を備えた映像I/Fシステムであって、DDC
(Disply Data Channel)規格(詳細は後記)に適合し
たビデオシステムを例にとり説明する。これらビデオシ
ステムの映像出力機器は複数の映像出力モードを持ち、
接続された表示装置の仕様(性能)により、映像信号を
出力するモードを制限できるようになっている(表示装
置の仕様に合わせて、映像出力機器から出力される映像
信号の表示可能な範囲を変えることができる)。上述し
たVESA(Video Electronics Stanndard Associate)
のDDC規格について説明する。DDCはコンピュータ
のRGB端子に接続された機器(ディスプレイ装置な
ど)からコンピュータへモニタの表示可能解像度範囲な
どの情報を通知するシステムである。
【0003】コンピュータなどの映像出力装置のアナロ
グRGB出力端子に出力される映像を記録しようとした
場合について考える。この場合、たとえば図6に示すよ
うな接続法が考えられる。図6は、従来の映像表示装置
と映像出力装置間の接続を示す図で、映像出力装置と表
示装置を直接接続し、その接続線の途中に記録装置を追
加したものである。
グRGB出力端子に出力される映像を記録しようとした
場合について考える。この場合、たとえば図6に示すよ
うな接続法が考えられる。図6は、従来の映像表示装置
と映像出力装置間の接続を示す図で、映像出力装置と表
示装置を直接接続し、その接続線の途中に記録装置を追
加したものである。
【0004】図において、1はアナログのRGB映像信
号を記録することが可能な記録装置、11は映像信号に
対して記録処理を行なう記録信号処理手段、12は記録
指令信号を入力する記録操作入力手段、13は記録指令
信号に基づいて、映像信号の入力の切り換えを行なう切
換手段である。2は映像信号を表示する映像表示装置、
21は映像表示装置の性能などを示す識別信号(以下、
ID信号とする)を出力する識別信号発生手段、22は
映像信号処理手段、23は映像信号表示手段である。5
は少なくともディジタル映像信号による映像情報などの
ディジタル信号による情報が記憶された記憶媒体で、例
えばディスクなどがある。6はディスク5などのディジ
タル情報が記憶された記憶媒体からディジタル信号を再
生する再生装置。
号を記録することが可能な記録装置、11は映像信号に
対して記録処理を行なう記録信号処理手段、12は記録
指令信号を入力する記録操作入力手段、13は記録指令
信号に基づいて、映像信号の入力の切り換えを行なう切
換手段である。2は映像信号を表示する映像表示装置、
21は映像表示装置の性能などを示す識別信号(以下、
ID信号とする)を出力する識別信号発生手段、22は
映像信号処理手段、23は映像信号表示手段である。5
は少なくともディジタル映像信号による映像情報などの
ディジタル信号による情報が記憶された記憶媒体で、例
えばディスクなどがある。6はディスク5などのディジ
タル情報が記憶された記憶媒体からディジタル信号を再
生する再生装置。
【0005】3はコンピュータ本体、31は再生装置6
で再生された再生信号に対して信号処理を行なうディジ
タル再生処理手段、32はコンピュータの制御を行なう
CPU(Central Processing Unit)である。4はコン
ピュータ3に設けられ、ディジタル映像信号に対してア
ナログ変換などの処理を行なうアナログ映像信号出力処
理部、41はコンピュータ3に接続された外部の機器か
ら入力されるID信号を識別する識別信号判別手段、4
2はディスク5から再生されたディジタル信号に対して
アナログ処理を施す映像データアナログ化手段、43は
表示装置の表示可能な映像信号の範囲に合わせて、画面
表示解像度の設定を行なう画面表示解像度設定手段であ
る。
で再生された再生信号に対して信号処理を行なうディジ
タル再生処理手段、32はコンピュータの制御を行なう
CPU(Central Processing Unit)である。4はコン
ピュータ3に設けられ、ディジタル映像信号に対してア
ナログ変換などの処理を行なうアナログ映像信号出力処
理部、41はコンピュータ3に接続された外部の機器か
ら入力されるID信号を識別する識別信号判別手段、4
2はディスク5から再生されたディジタル信号に対して
アナログ処理を施す映像データアナログ化手段、43は
表示装置の表示可能な映像信号の範囲に合わせて、画面
表示解像度の設定を行なう画面表示解像度設定手段であ
る。
【0006】次に上記構成の動作について説明する。コ
ンピュータなどの映像出力装置のアナログRGB端子か
ら出力される映像信号を記録しようとした場合、図6に
示すような装置の接続が考えられる。ここでは、映像出
力装置であるコンピュータ3のアナログ映像信号出力部
4から出力される映像信号を、記録装置で記録可能な信
号に変換し、記録操作を行なう場合について説明する。
ンピュータなどの映像出力装置のアナログRGB端子か
ら出力される映像信号を記録しようとした場合、図6に
示すような装置の接続が考えられる。ここでは、映像出
力装置であるコンピュータ3のアナログ映像信号出力部
4から出力される映像信号を、記録装置で記録可能な信
号に変換し、記録操作を行なう場合について説明する。
【0007】図6に示された映像表示・記録システムの
場合、DDCシステムにより表示装置2の識別信号発生
手段21から出力されたID信号がコンピュータ3に入
力されている。これによって、コンピュータ3からは、
表示装置3の表示可能な映像信号の範囲の中で、映像信
号の選択が可能となる。また予め設定された表示解像度
が範囲外にときには、その選択解像度に最も近い、上記
範囲内の解像度が選択され、映像信号が出力される。
場合、DDCシステムにより表示装置2の識別信号発生
手段21から出力されたID信号がコンピュータ3に入
力されている。これによって、コンピュータ3からは、
表示装置3の表示可能な映像信号の範囲の中で、映像信
号の選択が可能となる。また予め設定された表示解像度
が範囲外にときには、その選択解像度に最も近い、上記
範囲内の解像度が選択され、映像信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、コンピュ
ータ3、記録装置2、映像表示装置1からなる従来の映
像入出力システムでは、DDCシステムによりコンピュ
ータ3に接続されている機器は映像表示装置と認識され
ているので、コンピュータ3から出力される映像信号の
表示可能範囲(解像度や垂直・水平同期信号の周波数)
は、映像表示装置の仕様に合わせられている。したがっ
て、記録装置で記録することのできない表示範囲(解像
度や垂直・水平同期信号の周波数)の映像信号がコンピ
ュータ3から出力されることがある。そこで、記録装置
により記録を行なう場合は、コンピュータ3から出力さ
れる映像信号の表示可能範囲を記録装置に入力可能な映
像信号に手動により変えなくては記録をすることができ
ないといった第1の問題があった。
ータ3、記録装置2、映像表示装置1からなる従来の映
像入出力システムでは、DDCシステムによりコンピュ
ータ3に接続されている機器は映像表示装置と認識され
ているので、コンピュータ3から出力される映像信号の
表示可能範囲(解像度や垂直・水平同期信号の周波数)
は、映像表示装置の仕様に合わせられている。したがっ
て、記録装置で記録することのできない表示範囲(解像
度や垂直・水平同期信号の周波数)の映像信号がコンピ
ュータ3から出力されることがある。そこで、記録装置
により記録を行なう場合は、コンピュータ3から出力さ
れる映像信号の表示可能範囲を記録装置に入力可能な映
像信号に手動により変えなくては記録をすることができ
ないといった第1の問題があった。
【0009】また、再生装置で再生されるディスク5に
複製防止のための処理がなされていても、映像出力装置
からは、表示装置に入力されるアナログRGB映像信号
が常に出力される。本システムの記録装置には映像出力
装置から出力されるアナログRGB映像信号が入力可能
な構成になっているため、映像信号出力装置から出力さ
れる映像ソースが著作権の保護や機密防止などの理由の
ために複製不可の映像信号であっても記録装置で容易に
記録や複製品の作成することができてしまうといった第
2の問題があった。
複製防止のための処理がなされていても、映像出力装置
からは、表示装置に入力されるアナログRGB映像信号
が常に出力される。本システムの記録装置には映像出力
装置から出力されるアナログRGB映像信号が入力可能
な構成になっているため、映像信号出力装置から出力さ
れる映像ソースが著作権の保護や機密防止などの理由の
ために複製不可の映像信号であっても記録装置で容易に
記録や複製品の作成することができてしまうといった第
2の問題があった。
【0010】本発明は、上記のような第1の問題点を解
決するためになされたもので、映像出力装置から記録装
置を識別できるようにし、映像信号の記録時と非記録時
とで、映像出力装置から出力される映像信号の表示可能
範囲(解像度や水平・垂直同期信号の周波数)を変えら
れるようにし、適切な画像表示の切り換えを可能とする
ことを目的とする。さらに、本発明は上記のような第2
の問題点を解決するためになされたもので、映像ソース
の種別と接続されている機器に応じて、映像出力装置か
ら出力される映像信号を制限することを目的とする。
決するためになされたもので、映像出力装置から記録装
置を識別できるようにし、映像信号の記録時と非記録時
とで、映像出力装置から出力される映像信号の表示可能
範囲(解像度や水平・垂直同期信号の周波数)を変えら
れるようにし、適切な画像表示の切り換えを可能とする
ことを目的とする。さらに、本発明は上記のような第2
の問題点を解決するためになされたもので、映像ソース
の種別と接続されている機器に応じて、映像出力装置か
ら出力される映像信号を制限することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る記録装
置は、入力される映像信号の水平・垂直同期信号の周波
数を所定の周波数に変換する同期信号変換手段と、外部
の装置からの映像信号、制御信号が入力される信号入力
手段と、外部の装置へ映像信号、制御信号を出力するた
めの信号出力手段と、記録装置の性能などを示す識別信
号を発生する識別信号発生手段と、記録装置の上記識別
信号と、上記信号入力手段から記録装置に入力される他
の装置の性能などを示す少なくとも一つの識別信号とが
入力され、記録時と非記録時とで外部に出力する制御信
号を切り換えて出力する識別信号切換手段とを備えたも
のである。
置は、入力される映像信号の水平・垂直同期信号の周波
数を所定の周波数に変換する同期信号変換手段と、外部
の装置からの映像信号、制御信号が入力される信号入力
手段と、外部の装置へ映像信号、制御信号を出力するた
めの信号出力手段と、記録装置の性能などを示す識別信
号を発生する識別信号発生手段と、記録装置の上記識別
信号と、上記信号入力手段から記録装置に入力される他
の装置の性能などを示す少なくとも一つの識別信号とが
入力され、記録時と非記録時とで外部に出力する制御信
号を切り換えて出力する識別信号切換手段とを備えたも
のである。
【0012】第2の発明に係る記録装置において、識別
信号切換手段は、記録動作時は記録装置の識別信号を出
力し、非記録時は記録装置に入力された他の機器の識別
信号を出力することを特徴とする請求項1記載の記録装
置。第3の発明に係る記録装置は、記録動作に入ること
を示すための記録スタンバイ信号を出力する記録スタン
バイ信号発生手段を備え、この記録スタンバイ信号に基
づいて、識別信号切換手段の切り換えを行なうものであ
る。
信号切換手段は、記録動作時は記録装置の識別信号を出
力し、非記録時は記録装置に入力された他の機器の識別
信号を出力することを特徴とする請求項1記載の記録装
置。第3の発明に係る記録装置は、記録動作に入ること
を示すための記録スタンバイ信号を出力する記録スタン
バイ信号発生手段を備え、この記録スタンバイ信号に基
づいて、識別信号切換手段の切り換えを行なうものであ
る。
【0013】第4の発明に係る記録装置において、識別
信号切換手段は、記録スタンバイ手段から記録スタンバ
イ信号が入力されたときは記録装置の識別信号を出力
し、上記記録スタンバイ信号の入力がないときは、記録
装置に接続されている他の機器の識別信号を出力するも
のである。第5の発明に係る記録装置において、記録開
始手段は、指令信号を1回出力することにより、記録ス
タンバイ信号発生手段を動作させ、さらに記録動作を開
始させる記録開始手段を備えたものである。
信号切換手段は、記録スタンバイ手段から記録スタンバ
イ信号が入力されたときは記録装置の識別信号を出力
し、上記記録スタンバイ信号の入力がないときは、記録
装置に接続されている他の機器の識別信号を出力するも
のである。第5の発明に係る記録装置において、記録開
始手段は、指令信号を1回出力することにより、記録ス
タンバイ信号発生手段を動作させ、さらに記録動作を開
始させる記録開始手段を備えたものである。
【0014】第6の発明に係る記録装置において、識別
信号切換手段は、記録装置の電源が投入されることによ
り識別信号発生手段からの識別信号を出力するものであ
る。第7の発明に係る記録装置は、記録装置に接続され
た機器の性能などを示す識別信号の有無を判定する識別
信号判定手段を備え、識別信号判定手段により記録装置
の信号入力手段に他の装置が接続されていないことを判
定したときは記録スタンバイ信号発生手段から記録スタ
ンバイ信号を識別信号切換手段に入力するものである。
信号切換手段は、記録装置の電源が投入されることによ
り識別信号発生手段からの識別信号を出力するものであ
る。第7の発明に係る記録装置は、記録装置に接続され
た機器の性能などを示す識別信号の有無を判定する識別
信号判定手段を備え、識別信号判定手段により記録装置
の信号入力手段に他の装置が接続されていないことを判
定したときは記録スタンバイ信号発生手段から記録スタ
ンバイ信号を識別信号切換手段に入力するものである。
【0015】第8の発明係る記録装置において、複製防
止のための処理が施されたディジタル映像信号が記録さ
れたディジタル映像ソフトから複製防止を示す信号を検
出するコピーフラグ検出手段と、入力される識別信号か
ら接続されている装置の性能などを示す識別信号を判別
する識別信号判別手段と、この識別信号判別手段から出
力される信号に基づいて映像信号の表示可能範囲を設定
する画面表示解像度設定手段と、上記コピーフラグ検出
手段の出力と上記識別信号判別手段の出力とに基づい
て、映像信号の出力の可否を決める信号出力可否判定手
段と、上記映像ソフトから読み出されたディジタル信号
を上記画面表示解像度設定手段の出力に基づいてアナロ
グ信号に変換する映像データアナログ化手段と、上記信
号出力可否判定手段の出力に応じて、上記アナログ映像
信号に対して映像信号の出力形態を決定する映像出力決
定手段とを備えたものである。
止のための処理が施されたディジタル映像信号が記録さ
れたディジタル映像ソフトから複製防止を示す信号を検
出するコピーフラグ検出手段と、入力される識別信号か
ら接続されている装置の性能などを示す識別信号を判別
する識別信号判別手段と、この識別信号判別手段から出
力される信号に基づいて映像信号の表示可能範囲を設定
する画面表示解像度設定手段と、上記コピーフラグ検出
手段の出力と上記識別信号判別手段の出力とに基づい
て、映像信号の出力の可否を決める信号出力可否判定手
段と、上記映像ソフトから読み出されたディジタル信号
を上記画面表示解像度設定手段の出力に基づいてアナロ
グ信号に変換する映像データアナログ化手段と、上記信
号出力可否判定手段の出力に応じて、上記アナログ映像
信号に対して映像信号の出力形態を決定する映像出力決
定手段とを備えたものである。
【0016】第9の発明に係る映像出力装置において、
識別信号判別手段は、映像出力装置の出力部に直接、ま
たは他の機器を介して間接的に接続された装置からの判
別信号を判別できないときは、接続された装置を記録動
作可能として判定する信号を出力するものである。第1
0の発明に係る映像出力装置において、画面表示解像度
設定手段は、識別信号判別手段に記録装置を示す識別信
号が入力されたときに、映像表示装置の特性に合わせて
出力されている映像信号を、記録装置で記録可能な映像
信号の出力範囲に変化させるものである。
識別信号判別手段は、映像出力装置の出力部に直接、ま
たは他の機器を介して間接的に接続された装置からの判
別信号を判別できないときは、接続された装置を記録動
作可能として判定する信号を出力するものである。第1
0の発明に係る映像出力装置において、画面表示解像度
設定手段は、識別信号判別手段に記録装置を示す識別信
号が入力されたときに、映像表示装置の特性に合わせて
出力されている映像信号を、記録装置で記録可能な映像
信号の出力範囲に変化させるものである。
【0017】第11の発明に係る画像表示・記録システ
ムは、記録装置は、記録動作に入ることを示す記録スタ
ンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発生手段と、
記録装置の識別信号と上記記録スタンバイ信号とを切り
換えて出力する識別信号切換手段とを有し、映像出力装
置は、外部に接続される装置から入力される識別信号を
判別する識別信号判別手段と、この識別信号発生手段の
判別結果に基づいて、出力される映像信号の表示可能範
囲を設定する画像表示解像度決定手段とを有し、上記記
録スタンバイ信号発生手段からの出力に基づいて、上記
識別信号切換手段から記録装置を示す識別信号が上記映
像出力装置の識別信号判別手段に入力され、その判別結
果に基づいて画像表示解像決定手段により映像信号の表
示可能範囲の設定を行なうことを特徴とする記録装置と
映像出力装置とからなるものである。
ムは、記録装置は、記録動作に入ることを示す記録スタ
ンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発生手段と、
記録装置の識別信号と上記記録スタンバイ信号とを切り
換えて出力する識別信号切換手段とを有し、映像出力装
置は、外部に接続される装置から入力される識別信号を
判別する識別信号判別手段と、この識別信号発生手段の
判別結果に基づいて、出力される映像信号の表示可能範
囲を設定する画像表示解像度決定手段とを有し、上記記
録スタンバイ信号発生手段からの出力に基づいて、上記
識別信号切換手段から記録装置を示す識別信号が上記映
像出力装置の識別信号判別手段に入力され、その判別結
果に基づいて画像表示解像決定手段により映像信号の表
示可能範囲の設定を行なうことを特徴とする記録装置と
映像出力装置とからなるものである。
【0018】第12の発明に係る画像表示・記録システ
ムの信号処理方法は、映像表示装置に接続された装置の
特性を示す識別信号を検出するステップと、その接続が
前回に接続された装置と同一の装置であるかを判別する
ステップと、前回接続された装置と異なる装置が接続さ
れた場合は、接続された装置に合わせて映像出力装置か
ら出力される映像信号の表示可能な範囲を設定し、前回
接続された装置と同一の装置が接続された場合は、接続
される装置の識別信号を再び検出するステップと、接続
された装置が記録機能を有するかを判別するステップ
と、接続された装置が記録機能を有する場合は再生され
る映像ソフトの複製の可否を示すコピー可否フラグを読
み込み、接続された装置が記録機能を有しない場合は映
像出力装置からのアナログ映像出力を許可するステップ
と、コピー可否フラグを検出し、複製可能な映像ソフト
か否かを判別するステップと、複製可能な映像ソフトの
場合は、映像出力装置からのアナログ映像出力を許可
し、複製禁止の映像ソフトの場合は、アナログ映像信号
の出力形態を決めるステップとからなる映像表示・記録
システムの信号処理方法。
ムの信号処理方法は、映像表示装置に接続された装置の
特性を示す識別信号を検出するステップと、その接続が
前回に接続された装置と同一の装置であるかを判別する
ステップと、前回接続された装置と異なる装置が接続さ
れた場合は、接続された装置に合わせて映像出力装置か
ら出力される映像信号の表示可能な範囲を設定し、前回
接続された装置と同一の装置が接続された場合は、接続
される装置の識別信号を再び検出するステップと、接続
された装置が記録機能を有するかを判別するステップ
と、接続された装置が記録機能を有する場合は再生され
る映像ソフトの複製の可否を示すコピー可否フラグを読
み込み、接続された装置が記録機能を有しない場合は映
像出力装置からのアナログ映像出力を許可するステップ
と、コピー可否フラグを検出し、複製可能な映像ソフト
か否かを判別するステップと、複製可能な映像ソフトの
場合は、映像出力装置からのアナログ映像出力を許可
し、複製禁止の映像ソフトの場合は、アナログ映像信号
の出力形態を決めるステップとからなる映像表示・記録
システムの信号処理方法。
【0019】第13の発明に係る映像表示・作成システ
ムの信号処理方法は、記録装置の記録動作の前に操作さ
れる記録スタンバイスイッチの状態を検出するステップ
と、記録スタンバイスイッチが信号のON、OFFを判
定するステップと、記録スタンバイスイッチがONの場
合は、記録装置の識別信号を記録装置から出力し、記録
スタンバイスイッチ信号がOFFの場合は、記録装置に
接続された装置からの識別信号を読み込むステップと、
記録装置に入力される識別信号の検出を行なうステップ
と、識別信号が検出された場合は、記録装置の識別信号
を出力し、識別信号切換手段を外部に接続された装置の
ID信号を出力するステップと、識別信号が検出されな
い場合は、識別信号切換手段を記録装置の識別信号を出
力する方に切り換えるステップとからなる。
ムの信号処理方法は、記録装置の記録動作の前に操作さ
れる記録スタンバイスイッチの状態を検出するステップ
と、記録スタンバイスイッチが信号のON、OFFを判
定するステップと、記録スタンバイスイッチがONの場
合は、記録装置の識別信号を記録装置から出力し、記録
スタンバイスイッチ信号がOFFの場合は、記録装置に
接続された装置からの識別信号を読み込むステップと、
記録装置に入力される識別信号の検出を行なうステップ
と、識別信号が検出された場合は、記録装置の識別信号
を出力し、識別信号切換手段を外部に接続された装置の
ID信号を出力するステップと、識別信号が検出されな
い場合は、識別信号切換手段を記録装置の識別信号を出
力する方に切り換えるステップとからなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図に基づいて説明する。
を図に基づいて説明する。
【0021】実施の形態1.以下、本発明の第1の実施
の形態について説明する。なお、図1に示すブロック図
において図6に示した従来例と同一構成部分には同一の
符号を用いている。図1は、この発明に係る映像信号出
力装置および記録装置の構成を示すものである。図にお
いて、1はアナログのRGB映像信号を記録することが
可能な記録装置、8はコネクタ出力部、11は映像信号
に対して記録処理を行なう記録信号処理手段、12は記
録装置1に入力されるRGB映像信号をNTSCの映像
信号に変換する映像信号変換手段、13は記録指令信号
を入力する記録操作入力手段、14は記録指令信号に基
づいて、映像信号の入力の切り換えを行なう切換手段、
15は記録装置の性能などを示す識別信号を発生する識
別信号発生手段、16は記録操作を行なう前に操作する
記録スタンバイスイッチ(SW)、17は記録装置1の
コネクタ出力部8に接続された機器からの識別信号の有
無を判定するリターン識別信号判定手段、18はスタン
バイSW16からの信号とリターン識別信号判定手段1
7からの信号を出力する スタンバイ判定手段、19は
スタンバイ判定手段からの信号に応じて識別信号発生手
段15とコネクタ部に接続された外部装置からの識別信
号のいずれかを出力する切換手段である。
の形態について説明する。なお、図1に示すブロック図
において図6に示した従来例と同一構成部分には同一の
符号を用いている。図1は、この発明に係る映像信号出
力装置および記録装置の構成を示すものである。図にお
いて、1はアナログのRGB映像信号を記録することが
可能な記録装置、8はコネクタ出力部、11は映像信号
に対して記録処理を行なう記録信号処理手段、12は記
録装置1に入力されるRGB映像信号をNTSCの映像
信号に変換する映像信号変換手段、13は記録指令信号
を入力する記録操作入力手段、14は記録指令信号に基
づいて、映像信号の入力の切り換えを行なう切換手段、
15は記録装置の性能などを示す識別信号を発生する識
別信号発生手段、16は記録操作を行なう前に操作する
記録スタンバイスイッチ(SW)、17は記録装置1の
コネクタ出力部8に接続された機器からの識別信号の有
無を判定するリターン識別信号判定手段、18はスタン
バイSW16からの信号とリターン識別信号判定手段1
7からの信号を出力する スタンバイ判定手段、19は
スタンバイ判定手段からの信号に応じて識別信号発生手
段15とコネクタ部に接続された外部装置からの識別信
号のいずれかを出力する切換手段である。
【0022】2は映像信号を表示する映像表示装置、2
1は映像表示装置の性能などを示す識別信号を出力する
識別信号発生手段、22は映像信号処理手段、23は映
像信号表示手段である。3はコンピュータ本体、31は
再生装置6で再生された再生信号に対して信号処理を行
なうディジタル再生処理手段、32はコンピュータの制
御を行なうCPU(Central Processing Unit)、33
はディスク5に複製防止のためのスクランブル処理など
がなされている場合にそのスクランブル処理を解除する
スクランブル解除手段、34は再生装置6で再生される
ソフトの複製防止の処理がされているかを検出するコピ
ー可否フラグ検出手段である。
1は映像表示装置の性能などを示す識別信号を出力する
識別信号発生手段、22は映像信号処理手段、23は映
像信号表示手段である。3はコンピュータ本体、31は
再生装置6で再生された再生信号に対して信号処理を行
なうディジタル再生処理手段、32はコンピュータの制
御を行なうCPU(Central Processing Unit)、33
はディスク5に複製防止のためのスクランブル処理など
がなされている場合にそのスクランブル処理を解除する
スクランブル解除手段、34は再生装置6で再生される
ソフトの複製防止の処理がされているかを検出するコピ
ー可否フラグ検出手段である。
【0023】4はコンピュータ3に設けられ、ディジタ
ル映像信号に対してアナログ変換などの処理を行なうア
ナログ映像信号出力処理部、41はコンピュータ3に接
続された外部の機器から入力されるID信号を識別する
識別信号判別手段、43は識別信号判別手段で判別され
た外部に接続されている機器のID信号に基づいて画面
の表示可能な範囲(解像度や水平・垂直同期信号の周波
数)を設定する画面表示解像度設定手段である。
ル映像信号に対してアナログ変換などの処理を行なうア
ナログ映像信号出力処理部、41はコンピュータ3に接
続された外部の機器から入力されるID信号を識別する
識別信号判別手段、43は識別信号判別手段で判別され
た外部に接続されている機器のID信号に基づいて画面
の表示可能な範囲(解像度や水平・垂直同期信号の周波
数)を設定する画面表示解像度設定手段である。
【0024】44は画面表示解像度設定手段からの設定
指令に基づいて、ディスク5などのソフトから再生され
たディジタル信号に対して、アナログ処理を施す映像デ
ータアナログ化手段、45はコピー可否フラグと外部に
接続されている機器のID信号から映像出力の可否を決
める映像出力可否判定手段、46は映像出力可否判定手
段からの出力に基づいて、映像データアナログ化手段4
4から出力されるアナログ映像信号に対してスクランブ
ル処理をしたり、映像出力の禁止をする映像出力決定手
段である。
指令に基づいて、ディスク5などのソフトから再生され
たディジタル信号に対して、アナログ処理を施す映像デ
ータアナログ化手段、45はコピー可否フラグと外部に
接続されている機器のID信号から映像出力の可否を決
める映像出力可否判定手段、46は映像出力可否判定手
段からの出力に基づいて、映像データアナログ化手段4
4から出力されるアナログ映像信号に対してスクランブ
ル処理をしたり、映像出力の禁止をする映像出力決定手
段である。
【0025】次に上記のように構成された実施の形態1
の動作について説明する。図1の各装置間の接続には、
例えば、DDC規格に準拠したD−subタイプのコネ
クタが用いられる。このコネクタを介して映像出力装置
と記録装置を、記録装置と映像表示装置を接続すること
で、DDCシステムによる接続機器のID信号(識別コ
ード)を映像出力装置へ送ることができる構成となって
いる。
の動作について説明する。図1の各装置間の接続には、
例えば、DDC規格に準拠したD−subタイプのコネ
クタが用いられる。このコネクタを介して映像出力装置
と記録装置を、記録装置と映像表示装置を接続すること
で、DDCシステムによる接続機器のID信号(識別コ
ード)を映像出力装置へ送ることができる構成となって
いる。
【0026】図1に示すシステムで、記録装置1と映像
表示装置2に関する部分の動作について説明する。記録
装置1は、コンピュータ3に設けられたアナログ映像信
号出力処理部4から出力されるアナログRGB映像信号
(VGA画像信号)を映像信号変換手段12でNTSC
信号に変換し、記録処理手段11によりビデオテープ7
に記録をする。また、アナログRGB映像信号をスルー
で出力でき、さらにNTSC信号に変換された映像信号
を出力することもできる。記録装置1から出力されたア
ナログRGB映像信号は、映像表示装置1の映像信号処
理手段22で、所定の処理がされ、映像表示手段23に
画像として映し出される。
表示装置2に関する部分の動作について説明する。記録
装置1は、コンピュータ3に設けられたアナログ映像信
号出力処理部4から出力されるアナログRGB映像信号
(VGA画像信号)を映像信号変換手段12でNTSC
信号に変換し、記録処理手段11によりビデオテープ7
に記録をする。また、アナログRGB映像信号をスルー
で出力でき、さらにNTSC信号に変換された映像信号
を出力することもできる。記録装置1から出力されたア
ナログRGB映像信号は、映像表示装置1の映像信号処
理手段22で、所定の処理がされ、映像表示手段23に
画像として映し出される。
【0027】記録装置1には、映像表示装置2の識別信
号発生手段からID信号がコネクタ8を介して、切換手
段19に入力される。このID信号は映像表示装置のメ
ーカ名、機種名や画像の表示可能範囲(解像度や水平・
垂直走査周波数)などの特性などのを情報を示すもので
ある。切換手段19には記録装置1の識別信号発生手段
から出力されるID信号も入力される。このID信号
は、記録装置のメーカー名、機種名、入力可能な映像信
号の範囲や特性などの情報を示すものである。切換手段
19はスタンバイ判定手段18からの出力に基づいて切
換制御される。スタンバイ判定手段には、リターン識別
信号判定手段17からのID信号と記録スタンバSWの
ON、OFFにより信号が入力される。映像表示装置2
のコネクタ9から識別信号が出力される。コネクタ9は
図2に示すようになっていて、図2(b)に示された信
号の入出力がある。
号発生手段からID信号がコネクタ8を介して、切換手
段19に入力される。このID信号は映像表示装置のメ
ーカ名、機種名や画像の表示可能範囲(解像度や水平・
垂直走査周波数)などの特性などのを情報を示すもので
ある。切換手段19には記録装置1の識別信号発生手段
から出力されるID信号も入力される。このID信号
は、記録装置のメーカー名、機種名、入力可能な映像信
号の範囲や特性などの情報を示すものである。切換手段
19はスタンバイ判定手段18からの出力に基づいて切
換制御される。スタンバイ判定手段には、リターン識別
信号判定手段17からのID信号と記録スタンバSWの
ON、OFFにより信号が入力される。映像表示装置2
のコネクタ9から識別信号が出力される。コネクタ9は
図2に示すようになっていて、図2(b)に示された信
号の入出力がある。
【0028】スタンバイ判定手段18に、リターン識別
信号判定手段から映像表示装置を示すID信号が出力さ
れているときは、切換手段19はb側に切り換えられ、
記録装置1に入力されたID信号はそのまま外部に出力
される。記録装置1をスルーしたID信号は、アナログ
映像信号出力処理部4の識別信号入力手段41に入力さ
れる。 次に、スタンバイ判定手段18に記録スタンバ
イSWから記録スタンバイONの信号が入力されたとき
は、リターン識別信号判定手段17からの信号入力の有
無に関係なく切換手段はa側に切り換えられ、識別信号
発生手段15から記録装置2のID信号が外部に出力さ
れる。
信号判定手段から映像表示装置を示すID信号が出力さ
れているときは、切換手段19はb側に切り換えられ、
記録装置1に入力されたID信号はそのまま外部に出力
される。記録装置1をスルーしたID信号は、アナログ
映像信号出力処理部4の識別信号入力手段41に入力さ
れる。 次に、スタンバイ判定手段18に記録スタンバ
イSWから記録スタンバイONの信号が入力されたとき
は、リターン識別信号判定手段17からの信号入力の有
無に関係なく切換手段はa側に切り換えられ、識別信号
発生手段15から記録装置2のID信号が外部に出力さ
れる。
【0029】ここで、記録装置1でアナログRGB映像
信号を記録する場合について考える。映像信号の画面表
示解像度は、アナログ映像信号出力処理部4で映像表示
装置からのID信号に基づいて、画面表示解像度設定手
段43により解像度や水平・垂直同期信号の周波数など
が決められる。このように、画面表示可能範囲は、映像
表示装置の特性に合わせて設定されるようになっている
ので、記録を行なう場合は、記録装置1に入力可能な映
像信号に設定し直す必要がある。あるいは、入力可能な
映像信号であるかを確かめる必要がある。そのために設
けられたのが上記の記録スタンバイSW16である。画
像などの記録を行なう前に、この記録スタンバイSW1
6をONして、アナログ映像信号処理部4から出力され
るアナログRGB映像信号の表示可能範囲を変化させる
のである。
信号を記録する場合について考える。映像信号の画面表
示解像度は、アナログ映像信号出力処理部4で映像表示
装置からのID信号に基づいて、画面表示解像度設定手
段43により解像度や水平・垂直同期信号の周波数など
が決められる。このように、画面表示可能範囲は、映像
表示装置の特性に合わせて設定されるようになっている
ので、記録を行なう場合は、記録装置1に入力可能な映
像信号に設定し直す必要がある。あるいは、入力可能な
映像信号であるかを確かめる必要がある。そのために設
けられたのが上記の記録スタンバイSW16である。画
像などの記録を行なう前に、この記録スタンバイSW1
6をONして、アナログ映像信号処理部4から出力され
るアナログRGB映像信号の表示可能範囲を変化させる
のである。
【0030】このように、記録を行なうときは、記録ス
タンバイSW16からの指令により切換手段を切り換
え、記録装置1のID信号をアナログ映像出力部4の識
別信号判定手段41に入力して、画面表示解像度決定手
段43により、記録装置1に入力可能な映像信号の表示
範囲に設定を変える。そして、記録指令入力13から記
録指令を入力して記録を開始する。本実施の形態に示さ
れた記録装置では、たとえばVGA信号(640×48
0line,fh:31.5kHz/fv:60Hz)が入力可能な
装置であるので、画面表示解像度設定手段の設定はVG
A信号に対応した設定になる。記録装置1に入力された
VGA信号は、映像信号変換手段12でNTSC信号
(fh :15.75kHz/fv:60Hz)に変換され、記録
処理手段11でビデオテープ7などの記憶媒体に記録さ
れる。
タンバイSW16からの指令により切換手段を切り換
え、記録装置1のID信号をアナログ映像出力部4の識
別信号判定手段41に入力して、画面表示解像度決定手
段43により、記録装置1に入力可能な映像信号の表示
範囲に設定を変える。そして、記録指令入力13から記
録指令を入力して記録を開始する。本実施の形態に示さ
れた記録装置では、たとえばVGA信号(640×48
0line,fh:31.5kHz/fv:60Hz)が入力可能な
装置であるので、画面表示解像度設定手段の設定はVG
A信号に対応した設定になる。記録装置1に入力された
VGA信号は、映像信号変換手段12でNTSC信号
(fh :15.75kHz/fv:60Hz)に変換され、記録
処理手段11でビデオテープ7などの記憶媒体に記録さ
れる。
【0031】ここでは、記録スタンバイSWがONされ
たとき映像信号の表示範囲はVGA信号に合わせて、画
面表示解像度が設定されるとしたが、表示範囲の設定は
VGA信号対応に限られるものではなく、記録装置に入
力可能、あるいは記録可能な映像信号に変換されればよ
い。
たとき映像信号の表示範囲はVGA信号に合わせて、画
面表示解像度が設定されるとしたが、表示範囲の設定は
VGA信号対応に限られるものではなく、記録装置に入
力可能、あるいは記録可能な映像信号に変換されればよ
い。
【0032】この記録装置によれば、記録装置に接続さ
れた装置のID信号と記録装置のID信号とを記録時、
非記録時などで切り換えて出力することと、外部に接続
された装置が変わったときはその装置のID信号を出力
することができるので、その都度、適切な映像表示モー
ドへの切り換えを行なうことができ、従来のように接続
される装置が変わるたびに映像表示モードを手動で切り
換える必要がない。この記録装置よれば、記録スタンバ
イSWをONすることにより、映像出力装置(コンピュ
ータ3)から出力される映像信号の表示可能範囲を自動
的に変えることができるので、従来のシステムのように
手動で映像表示モードを切り換える作業が不要となる。
れた装置のID信号と記録装置のID信号とを記録時、
非記録時などで切り換えて出力することと、外部に接続
された装置が変わったときはその装置のID信号を出力
することができるので、その都度、適切な映像表示モー
ドへの切り換えを行なうことができ、従来のように接続
される装置が変わるたびに映像表示モードを手動で切り
換える必要がない。この記録装置よれば、記録スタンバ
イSWをONすることにより、映像出力装置(コンピュ
ータ3)から出力される映像信号の表示可能範囲を自動
的に変えることができるので、従来のシステムのように
手動で映像表示モードを切り換える作業が不要となる。
【0033】次に図1に示すシステムで、コンピュータ
3、映像出力部4に関する部分の動作について説明す
る。ディスク5などの映像ソフトはディスク再生装置6
で読み取られ、読み取られたディジタル信号がディジタ
ル再生処理手段31に入力される。ディジタル再生処理
手段31で再生されたディジタル映像信号はスクランブ
ル解除手段33に入力される。スクランブル解除手段3
3はディスク5に複製防止(コピープロテクト)などの
処理やスクランブル処理がなされている場合に、その処
理を解除しディジタル映像データを出力する。ディジタ
ル再生処理手段31やスクランブル解除手段33はCP
U32を介して動作制御されるケースや、スクランブル
解除手段33内で動作制御されるケースがある。スクラ
ンブル解除手段33により解除されたディジタル映像信
号は画面表示解像度設定手段43へスクランブル解除が
必要であった情報はコピー可否フラグ検出手段に入力さ
れる。コピー可否フラグ検出手段でコピー可否フラグを
検出し、複製禁止を示す信号、あるいは複製の許可を示
す信号が映像出力可否判定手段に入力される。
3、映像出力部4に関する部分の動作について説明す
る。ディスク5などの映像ソフトはディスク再生装置6
で読み取られ、読み取られたディジタル信号がディジタ
ル再生処理手段31に入力される。ディジタル再生処理
手段31で再生されたディジタル映像信号はスクランブ
ル解除手段33に入力される。スクランブル解除手段3
3はディスク5に複製防止(コピープロテクト)などの
処理やスクランブル処理がなされている場合に、その処
理を解除しディジタル映像データを出力する。ディジタ
ル再生処理手段31やスクランブル解除手段33はCP
U32を介して動作制御されるケースや、スクランブル
解除手段33内で動作制御されるケースがある。スクラ
ンブル解除手段33により解除されたディジタル映像信
号は画面表示解像度設定手段43へスクランブル解除が
必要であった情報はコピー可否フラグ検出手段に入力さ
れる。コピー可否フラグ検出手段でコピー可否フラグを
検出し、複製禁止を示す信号、あるいは複製の許可を示
す信号が映像出力可否判定手段に入力される。
【0034】映像出力可否判定手段45には、外部に接
続された機器の性能や能力を示すID信号が識別信号判
別手段41を介して入力され、外部接続機器の情報が伝
えられる。外部に接続される機器が記録装置1の場合
は、切換手段によって出力されるID信号が選択され、
記録時、非記録時などに合わせて、切換手段が制御さ
れ、記録装置1のID信号、あるいは記録装置1に接続
された映像表示装置2などのID信号が記録装置1から
外部に出力される。
続された機器の性能や能力を示すID信号が識別信号判
別手段41を介して入力され、外部接続機器の情報が伝
えられる。外部に接続される機器が記録装置1の場合
は、切換手段によって出力されるID信号が選択され、
記録時、非記録時などに合わせて、切換手段が制御さ
れ、記録装置1のID信号、あるいは記録装置1に接続
された映像表示装置2などのID信号が記録装置1から
外部に出力される。
【0035】識別信号判別手段41は外部に接続された
機器のID信号を画面表示解像度設定手段43に出力す
る。画面表示解像度設定手段はID信号により外部に接
続されている機器が対応可能な画像表示可能範囲の情報
を知る。映像表示装置の表示可能な映像範囲は例えば図
5に示すようになっていて、各映像表示装置によってそ
の設定が異なる。モニターAでは設定可能な解像度や水
平・垂直走査周波数であっても、モニターB、モニター
C、モニターDでは設定可能であったり、不可能であっ
たりすることがある。このため、映像表示装置に応じ
て、画面表示解像度を設定する必要がある。図5で、○
は表示可能を示し、×は表示不可を示す。画面表示解像
度設定手段はID信号に基づいて画面表示解像度を設定
し、ディジタル映像データは映像データアナログ化手段
44によりアナログRGB映像信号に変換される。アナ
ログRGB映像信号は映像出力決定手段46に入力さ
れ、アナログRGB映像信号として外部に出力されるか
否か決定される。この決定は、映像出力決定手段46に
入力される映像出力可否判定手段45から出力される信
号に基づく。
機器のID信号を画面表示解像度設定手段43に出力す
る。画面表示解像度設定手段はID信号により外部に接
続されている機器が対応可能な画像表示可能範囲の情報
を知る。映像表示装置の表示可能な映像範囲は例えば図
5に示すようになっていて、各映像表示装置によってそ
の設定が異なる。モニターAでは設定可能な解像度や水
平・垂直走査周波数であっても、モニターB、モニター
C、モニターDでは設定可能であったり、不可能であっ
たりすることがある。このため、映像表示装置に応じ
て、画面表示解像度を設定する必要がある。図5で、○
は表示可能を示し、×は表示不可を示す。画面表示解像
度設定手段はID信号に基づいて画面表示解像度を設定
し、ディジタル映像データは映像データアナログ化手段
44によりアナログRGB映像信号に変換される。アナ
ログRGB映像信号は映像出力決定手段46に入力さ
れ、アナログRGB映像信号として外部に出力されるか
否か決定される。この決定は、映像出力決定手段46に
入力される映像出力可否判定手段45から出力される信
号に基づく。
【0036】映像出力可否判定手段45の出力は、識別
信号判別手段41とコピー可否フラグ検出手段34とか
ら出力される信号に基づいて決められる。まず、コピー
可否フラグ検出手段から複製の禁止を示す信号が入力さ
れているときについて考える。このときに、識別信号判
別手段41から映像表示装置2のID信号が入力される
と、映像出力決定手段46に入力されたアナログRGB
映像信号は特別の処理を施されることなく、映像表示装
置2へ出力される。次に、識別信号判別手段41から記
録装置1のID信号が入力されると映像信号出力決定手
段では入力されたアナログRGB映像信号に対して、映
像出力の中止、あるいは映像信号にスクランブル処理を
して出力する。
信号判別手段41とコピー可否フラグ検出手段34とか
ら出力される信号に基づいて決められる。まず、コピー
可否フラグ検出手段から複製の禁止を示す信号が入力さ
れているときについて考える。このときに、識別信号判
別手段41から映像表示装置2のID信号が入力される
と、映像出力決定手段46に入力されたアナログRGB
映像信号は特別の処理を施されることなく、映像表示装
置2へ出力される。次に、識別信号判別手段41から記
録装置1のID信号が入力されると映像信号出力決定手
段では入力されたアナログRGB映像信号に対して、映
像出力の中止、あるいは映像信号にスクランブル処理を
して出力する。
【0037】コピー可否フラグ検出手段34からディス
ク5の複製を許可する信号が出力されているときは、識
別信号判別手段41から出力されるID信号がどの装置
のものであっても、映像出力可否判定手段45は、映像
出力を許可する信号を映像出力決定手段46に出力す
る。以上のように、映像出力可否判定手段45によっ
て、コピー可否フラグによる複製可否の判別とどの装置
のID信号かを判別することによって、ディスク5など
の映像ソフトから再生された映像信号をコンピュータ3
(映像出力装置)から出力することの可否を決めてい
る。
ク5の複製を許可する信号が出力されているときは、識
別信号判別手段41から出力されるID信号がどの装置
のものであっても、映像出力可否判定手段45は、映像
出力を許可する信号を映像出力決定手段46に出力す
る。以上のように、映像出力可否判定手段45によっ
て、コピー可否フラグによる複製可否の判別とどの装置
のID信号かを判別することによって、ディスク5など
の映像ソフトから再生された映像信号をコンピュータ3
(映像出力装置)から出力することの可否を決めてい
る。
【0038】このようにしたことで、複製禁止の処理が
されているディスク5などの映像ソフトを再生したとき
に映像出力装置(たとえばコンピュータ3)から映像ソ
フトのアナログRGB映像信号が出力されるのを中止し
たり、アナログRGB映像信号にスクランブル処理をし
てから出力することができるので、記録装置による記録
は不可能、あるいは記録されたとしても画像の視認がで
きないようにすることができる。
されているディスク5などの映像ソフトを再生したとき
に映像出力装置(たとえばコンピュータ3)から映像ソ
フトのアナログRGB映像信号が出力されるのを中止し
たり、アナログRGB映像信号にスクランブル処理をし
てから出力することができるので、記録装置による記録
は不可能、あるいは記録されたとしても画像の視認がで
きないようにすることができる。
【0039】図3は、図1に示す映像表示装置、記録装
置、映像出力装置からなる画像表示システムの処理の流
れを示したフローチャートである。以下、本システムに
よる映像信号の表示可能解像度範囲の設定、アナログR
GB映像信号の出力決定の処理について説明する。ま
ず、ステップ1(以下、ST1とする)で映像出力装置
3に他の装置が接続される。ST2で映像出力装置3に
接続された装置から送られてくるID信号を判別するこ
とにより、どんな装置が接続されたかを判別する。
置、映像出力装置からなる画像表示システムの処理の流
れを示したフローチャートである。以下、本システムに
よる映像信号の表示可能解像度範囲の設定、アナログR
GB映像信号の出力決定の処理について説明する。ま
ず、ステップ1(以下、ST1とする)で映像出力装置
3に他の装置が接続される。ST2で映像出力装置3に
接続された装置から送られてくるID信号を判別するこ
とにより、どんな装置が接続されたかを判別する。
【0040】ST3では、前回、接続された装置と同一
か否かを識別し、接続されている装置に変更があるかを
チェックしている。接続されている装置が変わり、ID
信号の変更が発生したときには、ST4で接続された装
置の映像表示可能な範囲に映像信号出力を限定する。映
像表示可能な範囲は例えば図5に示したようになってい
る。この動作により変更された機器の表示可能な範囲に
変更でき、従来例で示した信号の分配による接続時のよ
うに、手動で映像表示モードを切り替える作業が不要と
なる。
か否かを識別し、接続されている装置に変更があるかを
チェックしている。接続されている装置が変わり、ID
信号の変更が発生したときには、ST4で接続された装
置の映像表示可能な範囲に映像信号出力を限定する。映
像表示可能な範囲は例えば図5に示したようになってい
る。この動作により変更された機器の表示可能な範囲に
変更でき、従来例で示した信号の分配による接続時のよ
うに、手動で映像表示モードを切り替える作業が不要と
なる。
【0041】次に、ST5でID信号から接続された装
置が記録機能を有するかどうかの判定を行なう。ST5
で記録機能を有しない映像表示装置2などのリアルタイ
ムで表示が行なわれる装置が接続されたことを判定した
場合には、アナログRGB映像信号の出力の許可がされ
る(ST8)。ST5で接続された装置が記録機能を有
すると判定された場合は、次にST6で再生しようとす
る映像ソフトの複製禁止の処理(コピープロテクト)が
なされているかを示すコピー可否フラグの検出を行な
う。検出されたコピー可否フラグがコピー可能を示す場
合はST8に進み、アナログRGB映像信号が出力され
ることになる。ここで、記録装置2に記録指令が入力さ
れれば、表示映像をそのまま記録可能となる。
置が記録機能を有するかどうかの判定を行なう。ST5
で記録機能を有しない映像表示装置2などのリアルタイ
ムで表示が行なわれる装置が接続されたことを判定した
場合には、アナログRGB映像信号の出力の許可がされ
る(ST8)。ST5で接続された装置が記録機能を有
すると判定された場合は、次にST6で再生しようとす
る映像ソフトの複製禁止の処理(コピープロテクト)が
なされているかを示すコピー可否フラグの検出を行な
う。検出されたコピー可否フラグがコピー可能を示す場
合はST8に進み、アナログRGB映像信号が出力され
ることになる。ここで、記録装置2に記録指令が入力さ
れれば、表示映像をそのまま記録可能となる。
【0042】ST7で判別されたコピー可否フラグが映
像ソフトの複製禁止を示す信号であったときは、ST9
で映像出力の中止、又はスクランブルをかけた状態で映
像信号を出力する処理が行なわれる。その後、再びST
2に戻り、接続される装置のID信号を検出する検出モ
ードになり、ST3で 接続されている装置に変更はな
いかを監視する。
像ソフトの複製禁止を示す信号であったときは、ST9
で映像出力の中止、又はスクランブルをかけた状態で映
像信号を出力する処理が行なわれる。その後、再びST
2に戻り、接続される装置のID信号を検出する検出モ
ードになり、ST3で 接続されている装置に変更はな
いかを監視する。
【0043】より具体的な実際の動作例について説明し
てみる。たとえば、図1のようなシステムの接続におい
て、記録スタンバイSW16がOFFの状態で、複製禁
止(コピープロテクト)の処理がされているディスク5
などの映像ソフトが解像度:800×600のモードで
再生されている。ここではコピー可否フラグはコピー不
可となっているが、映像出力装置(コンピュータ3)に
接続されている装置を示すID信号はリアルタイムで表
示を行なう映像表示装置を示すものとなっているので、
映像表示装置2に映像信号を出力されユーザーは映像ソ
フトを楽しむことができる。
てみる。たとえば、図1のようなシステムの接続におい
て、記録スタンバイSW16がOFFの状態で、複製禁
止(コピープロテクト)の処理がされているディスク5
などの映像ソフトが解像度:800×600のモードで
再生されている。ここではコピー可否フラグはコピー不
可となっているが、映像出力装置(コンピュータ3)に
接続されている装置を示すID信号はリアルタイムで表
示を行なう映像表示装置を示すものとなっているので、
映像表示装置2に映像信号を出力されユーザーは映像ソ
フトを楽しむことができる。
【0044】次に、ユーザーがこの映像ソフトを記録す
るために、スタンバイSWをONにして、記録装置1で
記録可能な映像信号の表示可能範囲に設定を変更する。
すると、映像出力装置は出力する映像信号の表示可能範
囲を記録装置1にて記録可能な表示解像度:640×4
80のモードに出力解像度を変更する。この設定の変更
によって、記録装置で記録される映像信号の解像度を確
認することができるが、現在再生されている映像ソフト
は上記したようにコピープロテクトがかかっているの
で、コピー可否フラグはコピー「否」を示し、映像出力
決定手段46で映像データの出力が止められてしまう。
映像データの出力が止められてしまうと、画面にはこの
映像ソフトは記録することができませんとの表示が出
て、ユーザーは記録できないことを知る。
るために、スタンバイSWをONにして、記録装置1で
記録可能な映像信号の表示可能範囲に設定を変更する。
すると、映像出力装置は出力する映像信号の表示可能範
囲を記録装置1にて記録可能な表示解像度:640×4
80のモードに出力解像度を変更する。この設定の変更
によって、記録装置で記録される映像信号の解像度を確
認することができるが、現在再生されている映像ソフト
は上記したようにコピープロテクトがかかっているの
で、コピー可否フラグはコピー「否」を示し、映像出力
決定手段46で映像データの出力が止められてしまう。
映像データの出力が止められてしまうと、画面にはこの
映像ソフトは記録することができませんとの表示が出
て、ユーザーは記録できないことを知る。
【0045】次に、記録をあきらめて記録スタンバイS
WをOFFにすると、映像出力可否判定手段45には再
び映像表示装置のID信号が入力されることになるの
で、映像出力決定手段46で映像信号出力が許可される
ことになり、再び元の映像表示装置で映像ソフトを視聴
することができる。
WをOFFにすると、映像出力可否判定手段45には再
び映像表示装置のID信号が入力されることになるの
で、映像出力決定手段46で映像信号出力が許可される
ことになり、再び元の映像表示装置で映像ソフトを視聴
することができる。
【0046】実施の形態2.実施の形態1では記録スタ
ンバイSW16は記録開始の指令を出力する記録指令入
力13とは別の入力手段として設定したが、新たに記録
開始SWを設け、このSWをONにすることで、上記の
記録スタンバイSW16と同様の操作指令を出力し、画
面表示可能範囲の再設定を行ない、画面モードの変更完
了後に記録動作に入る制御を行なうようにしても良い。
これによって、再生されているソフトを記録しようと思
ったときに、一度で画面モードの変更と記録動作を済ま
すことができる。
ンバイSW16は記録開始の指令を出力する記録指令入
力13とは別の入力手段として設定したが、新たに記録
開始SWを設け、このSWをONにすることで、上記の
記録スタンバイSW16と同様の操作指令を出力し、画
面表示可能範囲の再設定を行ない、画面モードの変更完
了後に記録動作に入る制御を行なうようにしても良い。
これによって、再生されているソフトを記録しようと思
ったときに、一度で画面モードの変更と記録動作を済ま
すことができる。
【0047】また、記録装置1の電源を投入したときに
画面表示可能範囲の設定を行なえるようにしても構わな
い。たとえば、記録装置の電源は投入せずに、映像出力
装置3から出力される映像信号を映像表示装置で見るこ
とがある。この場合に、記録装置の電源を投入するとい
うことは、記録を行なうことを前提として電源を投入す
ることは明らかである。したがって、記録装置1の電源
投入と同時に画面表示可能範囲の設定動作を行なうよう
にする。
画面表示可能範囲の設定を行なえるようにしても構わな
い。たとえば、記録装置の電源は投入せずに、映像出力
装置3から出力される映像信号を映像表示装置で見るこ
とがある。この場合に、記録装置の電源を投入するとい
うことは、記録を行なうことを前提として電源を投入す
ることは明らかである。したがって、記録装置1の電源
投入と同時に画面表示可能範囲の設定動作を行なうよう
にする。
【0048】この場合の動作について説明する。記録装
置1の電源が投入されると同時に、スタンバイ判定手段
18から切換手段19をa側に切り換える信号が出力さ
れる。これによって切換手段19からは記録装置1のI
D信号が識別信号判別手段41に入力される。この入力
されたID信号は画面表示解像度設定手段43に入力さ
れ、記録装置1に入力可能な映像信号の表示可能範囲に
設定が変えられる。これによって、画像表示装置2にも
表示可能範囲が記録装置に合わせて変更された映像信号
が映し出される。
置1の電源が投入されると同時に、スタンバイ判定手段
18から切換手段19をa側に切り換える信号が出力さ
れる。これによって切換手段19からは記録装置1のI
D信号が識別信号判別手段41に入力される。この入力
されたID信号は画面表示解像度設定手段43に入力さ
れ、記録装置1に入力可能な映像信号の表示可能範囲に
設定が変えられる。これによって、画像表示装置2にも
表示可能範囲が記録装置に合わせて変更された映像信号
が映し出される。
【0049】記録装置への電源投入と同時に、記録装置
に入力可能な画面表示可能範囲の映像信号への設定を可
能としたので、記録装置に記録される映像信号と同じ解
像度の映像信号を見ながら、記録開始の指令を出すこと
ができる。また、記録動作前に画像表示可能範囲の設定
が終わっているので、記録される画像と映像表示装置に
映し出されている画像のイメージを誤解することがな
い。これは、記録装置に合わせて表示可能範囲の設定が
されていないときは、映像信号の出力モードは映像表示
装置で表示可能な範囲で出力されるため、選択された解
像度の設定によっては記録装置に記録できる映像信号の
範囲外となり、記録動作不能となる場合があるからであ
る。
に入力可能な画面表示可能範囲の映像信号への設定を可
能としたので、記録装置に記録される映像信号と同じ解
像度の映像信号を見ながら、記録開始の指令を出すこと
ができる。また、記録動作前に画像表示可能範囲の設定
が終わっているので、記録される画像と映像表示装置に
映し出されている画像のイメージを誤解することがな
い。これは、記録装置に合わせて表示可能範囲の設定が
されていないときは、映像信号の出力モードは映像表示
装置で表示可能な範囲で出力されるため、選択された解
像度の設定によっては記録装置に記録できる映像信号の
範囲外となり、記録動作不能となる場合があるからであ
る。
【0050】実施の形態3.実施の形態1では、映像出
力装置に記録装置と映像表示装置の2つが接続されてい
る場合について述べたが、本実施の形態では記録装置の
みが接続されている場合について考える。映像出力装置
3に記録装置1だけが接続されている場合、つまり、映
像表示装置1が接続されていないときになるが、これは
たとえば、コンピュータ(映像出力手段)を単にハード
ウエアの制御に用いて、通常は人がそばにいなかった
り、コンピュータ内に内蔵された通信システムなどによ
り遠隔操作により動作させる物については、必ずしもリ
アルタイムで映像出力を確認する必要はないく、その動
作状態を記録として残したい場合が考えられる。
力装置に記録装置と映像表示装置の2つが接続されてい
る場合について述べたが、本実施の形態では記録装置の
みが接続されている場合について考える。映像出力装置
3に記録装置1だけが接続されている場合、つまり、映
像表示装置1が接続されていないときになるが、これは
たとえば、コンピュータ(映像出力手段)を単にハード
ウエアの制御に用いて、通常は人がそばにいなかった
り、コンピュータ内に内蔵された通信システムなどによ
り遠隔操作により動作させる物については、必ずしもリ
アルタイムで映像出力を確認する必要はないく、その動
作状態を記録として残したい場合が考えられる。
【0051】その他に、コンピュータの映像出力を他の
ディジタルI/Fにより表示可能な設定になっていると
き(液晶モニターなどは、アナログI/Fが不要で、デ
ィジタル映像データのまま表示することが可能)は、ア
ナログ映像出力端子に映像表示装置などの接続をする必
要がない場合で、このアナログ映像出力端子にコンピュ
ータ3などの映像出力装置から出力されるアナログRG
B映像信号を記録可能な記録装置を接続したときが考え
られる。
ディジタルI/Fにより表示可能な設定になっていると
き(液晶モニターなどは、アナログI/Fが不要で、デ
ィジタル映像データのまま表示することが可能)は、ア
ナログ映像出力端子に映像表示装置などの接続をする必
要がない場合で、このアナログ映像出力端子にコンピュ
ータ3などの映像出力装置から出力されるアナログRG
B映像信号を記録可能な記録装置を接続したときが考え
られる。
【0052】映像信号出力装置3に記録装置1のみが接
続されているときの動作を図1と図4により説明する。
図4は、映像出力装置に記録装置のみが接続されている
ときの処理を示すフローチャートである。映像出力装置
3に記録装置1だけが接続されている場合の動作につい
て説明する。この場合は、記録装置に接続されている装
置はないので、記録装置1のID信号だけが映像出力装
置に送られることになる。したがって、リターン識別信
号判定手段17で映像表示装置2からのID信号の入力
がないことを検知し、記録装置に接続されている装置が
ないことを判定したときは、スタンバイ判定手段18で
スタンバイSW16を強制的にONにするか、スタンバ
イ判定手段18から切換手段19をa側に切り換え、記
録装置2のID信号を常に映像出力装置3に入力するす
る。
続されているときの動作を図1と図4により説明する。
図4は、映像出力装置に記録装置のみが接続されている
ときの処理を示すフローチャートである。映像出力装置
3に記録装置1だけが接続されている場合の動作につい
て説明する。この場合は、記録装置に接続されている装
置はないので、記録装置1のID信号だけが映像出力装
置に送られることになる。したがって、リターン識別信
号判定手段17で映像表示装置2からのID信号の入力
がないことを検知し、記録装置に接続されている装置が
ないことを判定したときは、スタンバイ判定手段18で
スタンバイSW16を強制的にONにするか、スタンバ
イ判定手段18から切換手段19をa側に切り換え、記
録装置2のID信号を常に映像出力装置3に入力するす
る。
【0053】図4のフローチャートにもとづいて処理の
説明をする。ST11で記録装置1の電源をONし、S
T12で記録スタンバイSW16からの入力を読み込
む。ST13で記録スタンバイSW16のON、OFF
を判別する。記録スタンバイSW16がONと判別され
たら、ST17で切換手段19はa側に切り換えられ
る。そして、記録装置1のID信号は映像出力装置(コ
ンピュータ3に設けられたアナログ映像信号出力処理部
4)に入力され、出力される映像信号の表示可能範囲が
記録装置で記録可能な映像信号に合わせられる。また、
ST13で記録スタンバイSW16がONでないと判別
したときは、ST14で記録装置1に接続された装置か
ら入力されるリターンID信号の読み込みを行なう。S
T15でID信号の入力なしと判別されたときはST1
7へ進み上記と同じ処理をする。ST15でID信号の
入力ありと判別されたときはST16で切換手段をb側
に切り換え、外部に接続された装置(映像表示装置)の
ID信号を映像出力装置に出力する。
説明をする。ST11で記録装置1の電源をONし、S
T12で記録スタンバイSW16からの入力を読み込
む。ST13で記録スタンバイSW16のON、OFF
を判別する。記録スタンバイSW16がONと判別され
たら、ST17で切換手段19はa側に切り換えられ
る。そして、記録装置1のID信号は映像出力装置(コ
ンピュータ3に設けられたアナログ映像信号出力処理部
4)に入力され、出力される映像信号の表示可能範囲が
記録装置で記録可能な映像信号に合わせられる。また、
ST13で記録スタンバイSW16がONでないと判別
したときは、ST14で記録装置1に接続された装置か
ら入力されるリターンID信号の読み込みを行なう。S
T15でID信号の入力なしと判別されたときはST1
7へ進み上記と同じ処理をする。ST15でID信号の
入力ありと判別されたときはST16で切換手段をb側
に切り換え、外部に接続された装置(映像表示装置)の
ID信号を映像出力装置に出力する。
【0054】このようにして、記録装置に接続された映
像表示装置の有無を判別し、接続がないときは、映像出
力装置3へ記録装置1のID信号を強制的に送り、映像
信号の表示可能範囲の設定を変えるようにした。記録装
置1のみが接続されているときは、映像出力装置3から
出力される映像信号の表示可能範囲(解像度や水平・垂
直同期信号の周波数)を、常に記録装置1にて記録可能
な解像度に設定することができる。したがって、記録す
ることが許される映像ソフト(コピー可能な映像ソフ
ト)については映像の記録を容易に行なうことができ
る。
像表示装置の有無を判別し、接続がないときは、映像出
力装置3へ記録装置1のID信号を強制的に送り、映像
信号の表示可能範囲の設定を変えるようにした。記録装
置1のみが接続されているときは、映像出力装置3から
出力される映像信号の表示可能範囲(解像度や水平・垂
直同期信号の周波数)を、常に記録装置1にて記録可能
な解像度に設定することができる。したがって、記録す
ることが許される映像ソフト(コピー可能な映像ソフ
ト)については映像の記録を容易に行なうことができ
る。
【0055】実施の形態4.上記実施の形態では、映像
出力装置に接続される装置に認識信号(ID信号)送信
機能の有る装置での動作について述べたが、本実施の形
態では、映像出力装置に接続される装置が、認識信号送
信機能を有しない、たとえばDDC未対応の装置を想定
している。以下に、DDC未対応の装置が接続されたと
きの映像出力装置の動作について説明する。
出力装置に接続される装置に認識信号(ID信号)送信
機能の有る装置での動作について述べたが、本実施の形
態では、映像出力装置に接続される装置が、認識信号送
信機能を有しない、たとえばDDC未対応の装置を想定
している。以下に、DDC未対応の装置が接続されたと
きの映像出力装置の動作について説明する。
【0056】映像出力装置に、DDC未対応の装置が接
続されたときは、その装置からID信号が送られてこな
いので、識別信号判定手段41では識別不能となる。た
だし、識別不能と判別されるのは、未接続の時や旧型の
表示装置が接続された場合も考えられる。識別信号判定
手段41で識別不能(DDC信号無し)と判別された場
合は、映像出力可否判定手段45に記録機能を有する装
置が接続されたことを示す信号が送られる。映像出力可
否判定手段45にはコピー可否フラグ検出手段34から
ディスク5から読み取られたコピー可否フラグが送られ
る。そのコピー可否フラグがコピー「否」を示すとき
は、映像出力決定手段で映像出力を止める指令がなさ
れ、映像出力は止まります。また、スクランブルをかけ
た映像信号を出力するようにしてもよい。コピー可否フ
ラグがコピー「可」を示すときは映像信号の出力は許可
されることになる。
続されたときは、その装置からID信号が送られてこな
いので、識別信号判定手段41では識別不能となる。た
だし、識別不能と判別されるのは、未接続の時や旧型の
表示装置が接続された場合も考えられる。識別信号判定
手段41で識別不能(DDC信号無し)と判別された場
合は、映像出力可否判定手段45に記録機能を有する装
置が接続されたことを示す信号が送られる。映像出力可
否判定手段45にはコピー可否フラグ検出手段34から
ディスク5から読み取られたコピー可否フラグが送られ
る。そのコピー可否フラグがコピー「否」を示すとき
は、映像出力決定手段で映像出力を止める指令がなさ
れ、映像出力は止まります。また、スクランブルをかけ
た映像信号を出力するようにしてもよい。コピー可否フ
ラグがコピー「可」を示すときは映像信号の出力は許可
されることになる。
【0057】このようにしたことで、映像出力装置に接
続された装置を認識できぬ時は、複製禁止の処理がされ
ている映像ソフトについては映像信号の出力を止める、
またはスクランブルなどをかけて出力する構成となって
いるので、本願の実施の形態にしめされたようなコピー
プロテクトに対応前で、認識コード(ID信号の出力な
し)対応しない装置が接続されている時には、映像の複
製を確実に防げるという効果を奏する。
続された装置を認識できぬ時は、複製禁止の処理がされ
ている映像ソフトについては映像信号の出力を止める、
またはスクランブルなどをかけて出力する構成となって
いるので、本願の実施の形態にしめされたようなコピー
プロテクトに対応前で、認識コード(ID信号の出力な
し)対応しない装置が接続されている時には、映像の複
製を確実に防げるという効果を奏する。
【0058】このように、本発明のそれぞれの実施の形
態によれば、映像出力装置と表示装置間に映像記録装置
を挿入する形態の接続時、記録動作を行う時と、出力装
置の映像をスルーする時と機器識別信号を切り替えて出
力する構成とする事により、2種類の接続機器に応じた
映像信号出力範囲の限定が可能となり、煩雑な手動設定
による画面モードの変更が不要になる。また、映像信号
出力装置の映像ソースが著作権の保護等や機密防止等の
理由で複製不可の映像信号の出力を制限し、容易に記録
・複製する事が出来ない構成を実現できる。さらに、映
像表示装置に映像出力の可否判定システムと、記録装置
に認識コードの切り替えSWを内蔵するだけのハードウ
ェア構成にて、既存の表示システムはそのまま流用した
まま、容易に表示解像度の自動変更システムと、複製不
可のソフトに対しコピープロテクトをかけることができ
るという効果を奏する。
態によれば、映像出力装置と表示装置間に映像記録装置
を挿入する形態の接続時、記録動作を行う時と、出力装
置の映像をスルーする時と機器識別信号を切り替えて出
力する構成とする事により、2種類の接続機器に応じた
映像信号出力範囲の限定が可能となり、煩雑な手動設定
による画面モードの変更が不要になる。また、映像信号
出力装置の映像ソースが著作権の保護等や機密防止等の
理由で複製不可の映像信号の出力を制限し、容易に記録
・複製する事が出来ない構成を実現できる。さらに、映
像表示装置に映像出力の可否判定システムと、記録装置
に認識コードの切り替えSWを内蔵するだけのハードウ
ェア構成にて、既存の表示システムはそのまま流用した
まま、容易に表示解像度の自動変更システムと、複製不
可のソフトに対しコピープロテクトをかけることができ
るという効果を奏する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、外部の装置からの映像信号、制御信号が入力される
信号入力手段と、外部の装置へ映像信号、制御信号を出
力するための信号出力手段と、記録装置の性能などを示
す識別信号を発生する識別信号発生手段と、記録装置の
上記識別信号と、上記信号入力手段から記録装置に入力
される他の装置の性能などを示す少なくとも一つの識別
信号とが入力され、記録時と非記録時とで外部に出力す
る制御信号を切り換えて出力する識別信号切換手段とを
備えたことで、記録装置の記録時と非記録時とで装置を
識別するための識別信号を切り換えて出力できるので、
記録時と非記録時に応じた制御情報を記録装置に接続さ
れている装置に伝えることができる。
ば、外部の装置からの映像信号、制御信号が入力される
信号入力手段と、外部の装置へ映像信号、制御信号を出
力するための信号出力手段と、記録装置の性能などを示
す識別信号を発生する識別信号発生手段と、記録装置の
上記識別信号と、上記信号入力手段から記録装置に入力
される他の装置の性能などを示す少なくとも一つの識別
信号とが入力され、記録時と非記録時とで外部に出力す
る制御信号を切り換えて出力する識別信号切換手段とを
備えたことで、記録装置の記録時と非記録時とで装置を
識別するための識別信号を切り換えて出力できるので、
記録時と非記録時に応じた制御情報を記録装置に接続さ
れている装置に伝えることができる。
【0060】第2の発明に係る記録装置によれば、識別
信号切換手段は、記録動作時は記録装置の識別信号を出
力し、非記録時は記録装置に入力された他の機器の識別
信号を出力することにより、記録動作時は記録装置の特
性を示す識別信号を記録装置に接続された装置に伝える
ことができる。
信号切換手段は、記録動作時は記録装置の識別信号を出
力し、非記録時は記録装置に入力された他の機器の識別
信号を出力することにより、記録動作時は記録装置の特
性を示す識別信号を記録装置に接続された装置に伝える
ことができる。
【0061】第3の発明に係る記録装置によれば、記録
動作に入ることを示すための記録スタンバイ信号を出力
する記録スタンバイ信号発生手段を備えたので、この記
録スタンバイ信号に基づいて、識別信号切換手段の切り
換えを行なうことができ、記録装置により記録を行なお
うとするときに記録装置に入力可能な映像信号の情報を
記録装置に接続される装置に伝えることができる。
動作に入ることを示すための記録スタンバイ信号を出力
する記録スタンバイ信号発生手段を備えたので、この記
録スタンバイ信号に基づいて、識別信号切換手段の切り
換えを行なうことができ、記録装置により記録を行なお
うとするときに記録装置に入力可能な映像信号の情報を
記録装置に接続される装置に伝えることができる。
【0062】第4の発明に係る記録装置によれば、識別
信号切換手段に、記録スタンバイ信号発生手段から記録
スタンバイ信号が入力されたときは記録装置の識別信号
を出力し、上記記録スタンバイ信号の入力がないとき
は、記録装置に接続されている他の機器の識別信号を出
力するようにしたので、記録を行なうときは自動的に記
録装置に接続された装置に、記録装置の情報を伝えるこ
とができ、記録を行なわないときは記録装置に接続され
た他の装置の情報を記録装置を介して伝えることができ
る。
信号切換手段に、記録スタンバイ信号発生手段から記録
スタンバイ信号が入力されたときは記録装置の識別信号
を出力し、上記記録スタンバイ信号の入力がないとき
は、記録装置に接続されている他の機器の識別信号を出
力するようにしたので、記録を行なうときは自動的に記
録装置に接続された装置に、記録装置の情報を伝えるこ
とができ、記録を行なわないときは記録装置に接続され
た他の装置の情報を記録装置を介して伝えることができ
る。
【0063】第5の発明に係る記録装置の記録開始手段
は、指令信号を1回出力することにより、記録スタンバ
イ信号発生手段を動作させ、さらに記録動作を開始させ
る用になっているので、1回の入力動作で記録装置の情
報を記録装置に接続された装置に伝えることができ、映
像信号の記録も確実に行なうことができる。第6の発明
にかかる記録装置の識別信号切換手段は、記録装置の電
源が投入されることにより識別信号発生手段からの識別
信号を出力するので、記録を行なおうとして電源を入れ
ただけで、記録装置に接続されている装置に記録装置へ
入力可能な映像信号の情報を伝えることができる。
は、指令信号を1回出力することにより、記録スタンバ
イ信号発生手段を動作させ、さらに記録動作を開始させ
る用になっているので、1回の入力動作で記録装置の情
報を記録装置に接続された装置に伝えることができ、映
像信号の記録も確実に行なうことができる。第6の発明
にかかる記録装置の識別信号切換手段は、記録装置の電
源が投入されることにより識別信号発生手段からの識別
信号を出力するので、記録を行なおうとして電源を入れ
ただけで、記録装置に接続されている装置に記録装置へ
入力可能な映像信号の情報を伝えることができる。
【0064】第7の発明に係る記録装置は、記録装置に
接続された機器の性能などを示す識別信号の有無を判定
する識別信号判定手段を備え、識別信号判定手段により
記録装置の信号入力手段に他の装置が接続されていない
ことを判定したときは記録スタンバイ信号発生手段から
記録スタンバイ信号を識別信号切換手段に入力するの
で、記録装置に映像を出力する装置以外に装置が接続さ
れていないときは、記録装置の識別信号に基づく情報だ
けを、映像を出力する装置に送ることができるので、記
録装置と記録装置に接続される映像出力装置との映像信
号などの諸条件を最適にすることができる。
接続された機器の性能などを示す識別信号の有無を判定
する識別信号判定手段を備え、識別信号判定手段により
記録装置の信号入力手段に他の装置が接続されていない
ことを判定したときは記録スタンバイ信号発生手段から
記録スタンバイ信号を識別信号切換手段に入力するの
で、記録装置に映像を出力する装置以外に装置が接続さ
れていないときは、記録装置の識別信号に基づく情報だ
けを、映像を出力する装置に送ることができるので、記
録装置と記録装置に接続される映像出力装置との映像信
号などの諸条件を最適にすることができる。
【0065】第8の発明に係る映像出力手段は、複製防
止のための処理が施されたディジタル映像信号が記録さ
れたディジタル映像ソフトから複製防止を示す信号を検
出するコピーフラグ検出手段と、入力される識別信号か
ら接続されている装置の性能などを示す識別信号を判別
する識別信号判別手段と、この識別信号判別手段から出
力される信号に基づいて映像信号の表示可能範囲を設定
する画面表示解像度設定手段と、上記コピーフラグ検出
手段の出力と上記識別信号判別手段の出力とに基づい
て、映像信号の出力の可否を決める信号出力可否判定手
段と、上記映像ソフトから読み出されたディジタル信号
を上記画面表示解像度設定手段の出力に基づいてアナロ
グ信号に変換する映像データアナログ化手段と、上記信
号出力可否判定手段の出力に応じて、上記アナログ映像
信号に対して映像信号の出力形態を決定する映像出力決
定手段とを備えたことにより、映像ソフトに複製防止の
処理がされているか否か、映像出力装置に接続されてい
る装置を識別信号により判別することで、映像ソフトか
ら再生されたアナログ映像信号の出力の可否や出力形態
を決めることができる。
止のための処理が施されたディジタル映像信号が記録さ
れたディジタル映像ソフトから複製防止を示す信号を検
出するコピーフラグ検出手段と、入力される識別信号か
ら接続されている装置の性能などを示す識別信号を判別
する識別信号判別手段と、この識別信号判別手段から出
力される信号に基づいて映像信号の表示可能範囲を設定
する画面表示解像度設定手段と、上記コピーフラグ検出
手段の出力と上記識別信号判別手段の出力とに基づい
て、映像信号の出力の可否を決める信号出力可否判定手
段と、上記映像ソフトから読み出されたディジタル信号
を上記画面表示解像度設定手段の出力に基づいてアナロ
グ信号に変換する映像データアナログ化手段と、上記信
号出力可否判定手段の出力に応じて、上記アナログ映像
信号に対して映像信号の出力形態を決定する映像出力決
定手段とを備えたことにより、映像ソフトに複製防止の
処理がされているか否か、映像出力装置に接続されてい
る装置を識別信号により判別することで、映像ソフトか
ら再生されたアナログ映像信号の出力の可否や出力形態
を決めることができる。
【0066】第9の発明に係る映像出力装置の識別信号
判別手段は、映像出力装置の出力部に直接、または他の
機器を介して間接的に接続された装置からの判別信号を
判別できないときは、接続された装置を記録動作可能と
して判定するので、映像出力装置から出力される映像ソ
フトの複製可否に合わせて、映像信号出力の可否を決め
ることができる。したがって、複製禁止の映像ソフトを
再生しているときで、映像出力装置に接続されている装
置を判別できないときは、映像信号の出力は許可されな
いので、映像ソフトの複製を確実に禁止することができ
る。また、映像ソフトの情報を記録できる機能の有無が
判別できないときは、映像信号は出力されないので、映
像ソフトがむやみに複製されてしまうことを確実に防ぐ
ことができ、非常に有効である。
判別手段は、映像出力装置の出力部に直接、または他の
機器を介して間接的に接続された装置からの判別信号を
判別できないときは、接続された装置を記録動作可能と
して判定するので、映像出力装置から出力される映像ソ
フトの複製可否に合わせて、映像信号出力の可否を決め
ることができる。したがって、複製禁止の映像ソフトを
再生しているときで、映像出力装置に接続されている装
置を判別できないときは、映像信号の出力は許可されな
いので、映像ソフトの複製を確実に禁止することができ
る。また、映像ソフトの情報を記録できる機能の有無が
判別できないときは、映像信号は出力されないので、映
像ソフトがむやみに複製されてしまうことを確実に防ぐ
ことができ、非常に有効である。
【0067】第10の発明に係る映像出力装置の画面表
示解像度設定手段は、識別信号判別手段に記録装置を示
す識別信号が入力されたときに、映像表示装置の特性に
合わせて出力されている映像信号を、記録装置で記録可
能な映像信号の出力範囲に変化させるので、映像出力装
置に記録装置が接続されているときは、確実に記録装置
に入力可能な映像信号の表示可能な範囲に設定すること
ができる。
示解像度設定手段は、識別信号判別手段に記録装置を示
す識別信号が入力されたときに、映像表示装置の特性に
合わせて出力されている映像信号を、記録装置で記録可
能な映像信号の出力範囲に変化させるので、映像出力装
置に記録装置が接続されているときは、確実に記録装置
に入力可能な映像信号の表示可能な範囲に設定すること
ができる。
【0068】第11の発明に係る画像表示・記録システ
ムにおいて、記録装置は、記録動作に入ることを示す記
録スタンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発生手
段と、記録装置の識別信号と上記記録スタンバイ信号と
を切り換えて出力する識別信号切換手段とを有し、映像
出力装置は、外部に接続される装置から入力される識別
信号を判別する識別信号判別手段と、この識別信号発生
手段の判別結果に基づいて、出力される映像信号の表示
可能範囲を設定する画像表示解像度決定手段とを有し、
上記記録スタンバイ信号発生手段からの出力に基づい
て、上記識別信号切換手段から記録装置を示す識別信号
が上記映像出力装置の識別信号判別手段に入力され、そ
の判別結果に基づいて画像表示解像決定手段により映像
信号の表示可能範囲の設定を行なうことができるので、
記録装置で記録を行なう前に、記録スタンバイ信号を入
力することで、映像出力装置から出力される映像信号の
表示可能範囲を、記録装置の特性に合わせて設定するこ
とができる。
ムにおいて、記録装置は、記録動作に入ることを示す記
録スタンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発生手
段と、記録装置の識別信号と上記記録スタンバイ信号と
を切り換えて出力する識別信号切換手段とを有し、映像
出力装置は、外部に接続される装置から入力される識別
信号を判別する識別信号判別手段と、この識別信号発生
手段の判別結果に基づいて、出力される映像信号の表示
可能範囲を設定する画像表示解像度決定手段とを有し、
上記記録スタンバイ信号発生手段からの出力に基づい
て、上記識別信号切換手段から記録装置を示す識別信号
が上記映像出力装置の識別信号判別手段に入力され、そ
の判別結果に基づいて画像表示解像決定手段により映像
信号の表示可能範囲の設定を行なうことができるので、
記録装置で記録を行なう前に、記録スタンバイ信号を入
力することで、映像出力装置から出力される映像信号の
表示可能範囲を、記録装置の特性に合わせて設定するこ
とができる。
【0069】第12の発明に係る画像表示・記録システ
ムの信号処理方法は、映像表示装置に接続された装置の
特性を示す識別信号を検出するステップと、その接続が
前回に接続された装置と同一の装置であるかを判別する
ステップと、前回接続された装置と異なる装置が接続さ
れた場合は、接続された装置に合わせて映像出力装置か
ら出力される映像信号の表示可能な範囲を設定し、前回
接続された装置と同一の装置が接続された場合は、接続
される装置の識別信号を再び検出するステップと、接続
された装置が記録機能を有するかを判別するステップ
と、接続された装置が記録機能を有する場合は再生され
る映像ソフトの複製の可否を示すコピー可否フラグを読
み込み、接続された装置が記録機能を有しない場合は映
像出力装置からのアナログ映像出力を許可するステップ
と、コピー可否フラグを検出し、複製可能な映像ソフト
か否かを判別するステップと、複製可能な映像ソフトの
場合は、映像出力装置からのアナログ映像出力を許可
し、複製禁止の映像ソフトの場合は、アナログ映像信号
の出力形態を決めるステップとからなるので、映像ソフ
トに複製防止の処理がなされているか否かと映像出力装
置に接続される装置によって、映像ソフトのアナログ映
像信号の出力の可否を適切に決めることができる。
ムの信号処理方法は、映像表示装置に接続された装置の
特性を示す識別信号を検出するステップと、その接続が
前回に接続された装置と同一の装置であるかを判別する
ステップと、前回接続された装置と異なる装置が接続さ
れた場合は、接続された装置に合わせて映像出力装置か
ら出力される映像信号の表示可能な範囲を設定し、前回
接続された装置と同一の装置が接続された場合は、接続
される装置の識別信号を再び検出するステップと、接続
された装置が記録機能を有するかを判別するステップ
と、接続された装置が記録機能を有する場合は再生され
る映像ソフトの複製の可否を示すコピー可否フラグを読
み込み、接続された装置が記録機能を有しない場合は映
像出力装置からのアナログ映像出力を許可するステップ
と、コピー可否フラグを検出し、複製可能な映像ソフト
か否かを判別するステップと、複製可能な映像ソフトの
場合は、映像出力装置からのアナログ映像出力を許可
し、複製禁止の映像ソフトの場合は、アナログ映像信号
の出力形態を決めるステップとからなるので、映像ソフ
トに複製防止の処理がなされているか否かと映像出力装
置に接続される装置によって、映像ソフトのアナログ映
像信号の出力の可否を適切に決めることができる。
【0070】本発明の第13の発明に係る映像表示・記
録システムの信号処理方法によれば、記録装置の記録動
作の前に操作される記録スタンバイスイッチの状態を検
出するステップと、記録スタンバイスイッチが信号のO
N、OFFを判定するステップと、記録スタンバイスイ
ッチがONの場合は、記録装置の識別信号を記録装置か
ら出力し、記録スタンバイスイッチ信号がOFFの場合
は、記録装置に接続された装置からの識別信号を読み込
むステップと、記録装置に入力される識別信号の検出を
行なうステップと、識別信号が検出された場合は、記録
装置の識別信号を出力し、識別信号切換手段を外部に接
続された装置のID信号を出力するステップと、識別信
号が検出されない場合は、識別信号切換手段を記録装置
の識別信号を出力する方に切り換えるステップとからな
るので、記録装置に映像表示手段などの他の装置が接続
されてないことを判別でき、その場合は、映像出力装置
に記録装置の識別信号を送るようにしたので、記録装置
に入力可能な表示可能範囲の映像信号を出力することが
できる。
録システムの信号処理方法によれば、記録装置の記録動
作の前に操作される記録スタンバイスイッチの状態を検
出するステップと、記録スタンバイスイッチが信号のO
N、OFFを判定するステップと、記録スタンバイスイ
ッチがONの場合は、記録装置の識別信号を記録装置か
ら出力し、記録スタンバイスイッチ信号がOFFの場合
は、記録装置に接続された装置からの識別信号を読み込
むステップと、記録装置に入力される識別信号の検出を
行なうステップと、識別信号が検出された場合は、記録
装置の識別信号を出力し、識別信号切換手段を外部に接
続された装置のID信号を出力するステップと、識別信
号が検出されない場合は、識別信号切換手段を記録装置
の識別信号を出力する方に切り換えるステップとからな
るので、記録装置に映像表示手段などの他の装置が接続
されてないことを判別でき、その場合は、映像出力装置
に記録装置の識別信号を送るようにしたので、記録装置
に入力可能な表示可能範囲の映像信号を出力することが
できる。
【図1】 この発明の記録装置、映像表示装置、映像出
力装置による映像表示システムを示す図である。
力装置による映像表示システムを示す図である。
【図2】 映像表示装置のコネクタ部を示す図である。
【図3】 この発明の映像表示システムの処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】 この発明の映像表示システムの処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】 映像表示装置の映像信号の表示可能範囲を示
す図である。
す図である。
【図6】 従来の映像表示システムを示す図である。
1:記録装置 2:映像表示装置 3:コンピュー
タ 4:アナログ映像信号処理部 5:ディスク 6:
ソフト再生装置 7:ビデオテープ 15:識別信号発生手段 1
6:記録スタンバイSW 17:リターン識別信号判定手段 18:スタンバイ
判定手段 19:切換手段 21:識別信号発生手段 31:
スクランブル解除手段 34:コピー可否フラグ検出手段 41:識別信号判
別手段 43:画面表示解像度設定手段 44:映像データア
ナログ化手段 45:映像出力可否判定手段 46:映像出力決定手
段
タ 4:アナログ映像信号処理部 5:ディスク 6:
ソフト再生装置 7:ビデオテープ 15:識別信号発生手段 1
6:記録スタンバイSW 17:リターン識別信号判定手段 18:スタンバイ
判定手段 19:切換手段 21:識別信号発生手段 31:
スクランブル解除手段 34:コピー可否フラグ検出手段 41:識別信号判
別手段 43:画面表示解像度設定手段 44:映像データア
ナログ化手段 45:映像出力可否判定手段 46:映像出力決定手
段
Claims (13)
- 【請求項1】 入力される映像信号の水平・垂直同期信
号の周波数を所定の周波数に変換する同期信号変換手段
と、 外部の装置からの映像信号、制御信号が入力される信号
入力手段と、 外部の装置へ映像信号、制御信号を出力するための信号
出力手段と、 記録装置の性能などを示す識別信号を発生する識別信号
発生手段と、 記録装置の上記識別信号と、上記信号入力手段から記録
装置に入力される他の装置の性能などを示す少なくとも
一つの識別信号とが入力され、記録時と非記録時とで外
部に出力する制御信号を切り換えて出力する識別信号切
換手段とを備えたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 識別信号切換手段は、記録動作時は記録
装置の識別信号を出力し、非記録時は記録装置に入力さ
れた他の機器の識別信号を出力することを特徴とする請
求項1記載の記録装置。 - 【請求項3】 記録動作に入ることを示すための記録ス
タンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発生手段を
備え、 この記録スタンバイ信号に基づいて、識別信号切換手段
の切り換えを行なうことを特徴とする請求項1または2
記載の記録装置。 - 【請求項4】 識別信号切換手段に、記録スタンバイ手
段から記録スタンバイ信号が入力されたときは記録装置
の識別信号を出力し、上記記録スタンバイ信号の入力が
ないときは、記録装置に接続されている他の機器の識別
信号を出力することを特徴とする請求項3記載の記録装
置。 - 【請求項5】 記録開始手段は、指令信号を1回出力す
ることにより、記録スタンバイ信号発生手段を動作さ
せ、さらに記録動作を開始させる記録開始手段を備えた
ことを特徴とする請求項3記載の記録装置 - 【請求項6】 識別信号切換手段は、記録装置の電源が
投入されることにより識別信号発生手段からの識別信号
を出力することを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項7】 記録装置に接続された機器の性能などを
示す識別信号の有無を判定する識別信号判定手段を備
え、 識別信号判定手段により記録装置の信号入力手段に他の
装置が接続されていないことを判定したときは記録スタ
ンバイ信号発生手段から記録スタンバイ信号を識別信号
切換手段に入力することを特徴とする請求項3記載の記
録装置。 - 【請求項8】 複製防止のための処理が施されたディジ
タル映像信号が記録されたディジタル映像ソフトから複
製防止を示す信号を検出するコピーフラグ検出手段と、 入力される識別信号から接続されている装置の性能など
を示す識別信号を判別する識別信号判別手段と、 この識別信号判別手段から出力される信号に基づいて映
像信号の表示可能範囲を設定する画面表示解像度設定手
段と、 上記コピーフラグ検出手段の出力と上記識別信号判別手
段の出力とに基づいて、映像信号の出力の可否を決める
信号出力可否判定手段と、 上記映像ソフトから読み出されたディジタル信号を上記
画面表示解像度設定手段の出力に基づいてアナログ信号
に変換する映像データアナログ化手段と、 上記信号出力可否判定手段の出力に応じて、上記アナロ
グ映像信号に対して映像信号の出力形態を決定する映像
出力決定手段とを備えたことを特徴とする映像出力装
置。 - 【請求項9】 識別信号判別手段は、映像出力装置の出
力部に直接、または他の機器を介して間接的に接続され
た装置からの判別信号を判別できないときは、接続され
た機器を記録動作可能と判定する信号を出力することを
特徴とする請求項8記載の映像信号出力装置。 - 【請求項10】 画面表示解像度設定手段は、識別信号
判別手段に記録装置を示す識別信号が入力されたとき
に、映像表示装置の特性に合わせて出力されている映像
信号を、記録装置で記録可能な映像信号の出力範囲に変
化させることを特徴とする請求項8記載の映像出力装
置。 - 【請求項11】 記録装置は、記録動作に入ることを示
す記録スタンバイ信号を出力する記録スタンバイ信号発
生手段と、 記録装置の識別信号と上記記録スタンバイ信号とを切り
換えて出力する識別信号切換手段とを有し、 映像出力装置は、外部に接続される装置から入力される
識別信号を判別する識別信号判別手段と、 この識別信号発生手段の判別結果に基づいて、出力され
る映像信号の表示可能範囲を設定する画像表示解像度決
定手段とを有し、 上記記録スタンバイ信号発生手段からの出力に基づい
て、上記識別信号切換手段から記録装置を示す識別信号
が上記映像出力装置の識別信号判別手段に入力され、そ
の判別結果に基づいて画像表示解像決定手段により映像
信号の表示可能範囲の設定を行なうことを特徴とする記
録装置と映像出力装置とからなる画像表示・記録システ
ム。 - 【請求項12】 映像表示装置に接続された装置の特性
を示す識別信号を検出するステップと、 その接続が前回に接続された装置と同一の装置であるか
を判別するステップと、 前回接続された装置と異なる装置が接続された場合は、
接続された装置に合わせて映像出力装置から出力される
映像信号の表示可能な範囲を設定し、 前回接続された装置と同一の装置が接続された場合は、
接続される装置の識別信号を再び検出するステップと、 接続された装置が記録機能を有するかを判別するステッ
プと、 接続された装置が記録機能を有する場合は再生される映
像ソフトの複製の可否を示すコピー可否フラグを読み込
み、 接続された装置が記録機能を有しない場合は映像出力装
置からのアナログ映像出力を許可するステップと、 コピー可否フラグを検出し、複製可能な映像ソフトか否
かを判別するステップと、 複製可能な映像ソフトの場合は、映像出力装置からのア
ナログ映像出力を許可し、 複製禁止の映像ソフトの場合は、アナログ映像信号の出
力形態を決めるステップとからなる映像表示・記録シス
テムの信号処理方法。 - 【請求項13】 記録装置の記録動作の前に操作される
記録スタンバイスイッチの状態を検出するステップと、 記録スタンバイスイッチが信号のON、OFFを判定す
るステップと、 記録スタンバイスイッチがONの場合は、記録装置の識
別信号を記録装置から出力し、 記録スタンバイスイッチ信号がOFFの場合は、記録装
置に接続された装置からの識別信号を読み込むステップ
と、 記録装置に入力される識別信号の検出を行なうステップ
と、 識別信号が検出された場合は、記録装置の識別信号を出
力し、識別信号切換手段を外部に接続された装置のID
信号を出力するステップと、 識別信号が検出されない場合は、識別信号切換手段を記
録装置の識別信号を出力する方に切り換えるステップと
からなる映像表示・記録システムの信号処理方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8326682A JPH10174057A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 |
US08/985,779 US6243530B1 (en) | 1996-06-12 | 1997-12-05 | Recording device, video output device, video display/record system and signal processing method for video display/record system |
US09/664,798 US6973255B1 (en) | 1996-12-06 | 2000-09-19 | Recording device, video output device, video display/record system and signal processing method for video display/record system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8326682A JPH10174057A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174057A true JPH10174057A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18190487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8326682A Pending JPH10174057A (ja) | 1996-06-12 | 1996-12-06 | 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6243530B1 (ja) |
JP (1) | JPH10174057A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7917960B2 (en) | 2000-04-04 | 2011-03-29 | Sony Corporation | Transmitter, signal transfer method, data distribution system and method of same, data receiver, data provider and method of same, and data transferer |
US8174420B2 (en) | 2005-12-20 | 2012-05-08 | Sony Computer Entertainment Inc. | Video encoding apparatus and method having output restriction function |
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---|---|---|---|---|
JPH10174057A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 |
US7071995B1 (en) * | 1999-05-28 | 2006-07-04 | Thomson Licensing | Adaptive video image information processing system |
TR200402722T4 (tr) * | 1999-12-03 | 2004-11-22 | Thomson Licensing, S.A. | bir uyarlanır video görüntüsü bilgi işlem sistemi |
JP2001245270A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Sony Corp | 信号伝送装置および信号伝送方法 |
JP3654509B2 (ja) * | 2000-07-13 | 2005-06-02 | 松下電器産業株式会社 | 映像切替装置 |
JP4752113B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2011-08-17 | ソニー株式会社 | 電子機器及び信号伝送方法 |
TW563363B (en) * | 2001-11-08 | 2003-11-21 | Hitachi Ltd | Image information output device, image information receiving device, image information output method, and image information transmission method |
JP2003288065A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
KR100986865B1 (ko) * | 2002-05-20 | 2010-10-08 | 소니 주식회사 | 영상 신호 처리 장치 및 방법 |
US6973451B2 (en) * | 2003-02-21 | 2005-12-06 | Sony Corporation | Medium content identification |
Family Cites Families (8)
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---|---|---|---|---|
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NL9000130A (nl) * | 1990-01-19 | 1990-05-01 | Philips Nv | Videosysteem. |
GB9219709D0 (en) * | 1992-09-17 | 1992-10-28 | D2B Systems Co Ltd | Apparatus interconnected for the communication of control messages |
JPH0845255A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-16 | Sony Corp | オーディオビデオシステムの制御方法 |
JP3379229B2 (ja) | 1994-08-10 | 2003-02-24 | 井関農機株式会社 | コンバインのグレンタンク回動装置 |
JP3517301B2 (ja) * | 1995-03-28 | 2004-04-12 | 富士通株式会社 | 仮想画面表示処理システム |
JP3720897B2 (ja) * | 1996-03-01 | 2005-11-30 | 株式会社東芝 | 動画表示方法およびコンピュータシステム |
JPH10174057A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 記録装置、映像出力装置、映像表示・記録システムおよび映像表示・記録システムの信号処理方法 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP8326682A patent/JPH10174057A/ja active Pending
-
1997
- 1997-12-05 US US08/985,779 patent/US6243530B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-09-19 US US09/664,798 patent/US6973255B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US6243530B1 (en) | 2001-06-05 |
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