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JPH10167995A - トルエンのメチル化によるキシレン類の製造方法 - Google Patents

トルエンのメチル化によるキシレン類の製造方法

Info

Publication number
JPH10167995A
JPH10167995A JP8325668A JP32566896A JPH10167995A JP H10167995 A JPH10167995 A JP H10167995A JP 8325668 A JP8325668 A JP 8325668A JP 32566896 A JP32566896 A JP 32566896A JP H10167995 A JPH10167995 A JP H10167995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
toluene
xylene
zeolite
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8325668A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kawamura
高宏 川村
Masaki Abe
正樹 阿部
Takao Kimura
孝夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
Original Assignee
COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by COSMO SOGO KENKYUSHO KK, Cosmo Oil Co Ltd filed Critical COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Priority to JP8325668A priority Critical patent/JPH10167995A/ja
Publication of JPH10167995A publication Critical patent/JPH10167995A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
    • C07C2/86Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by condensation between a hydrocarbon and a non-hydrocarbon
    • C07C2/862Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by condensation between a hydrocarbon and a non-hydrocarbon the non-hydrocarbon contains only oxygen as hetero-atoms
    • C07C2/864Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by condensation between a hydrocarbon and a non-hydrocarbon the non-hydrocarbon contains only oxygen as hetero-atoms the non-hydrocarbon is an alcohol
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メタノールをメチル化剤としてトルエンから
キシレン類とくにp−キシレンを製造する、トルエン転
化率が高くp−キシレンへの選択性が高い方法を提供す
る。 【解決手段】 触媒としてジグリコールアミン(DG
A)をテンプレートとして、水熱合成後の脱水形態で表
して(0.01〜1.0)Na・(0.5〜4.0)RN・[Al23
(10〜50)SiO2] [Naはナトリウムイオン、RNはDGAカチオン]の
化学組成を有し、全重量に対するN分1〜2重量%であ
る結晶性アルミノシリケートゼオライトを焼成したもの
を使用する。このゼオライト触媒に金属酸化物、リン化
合物、シリコン化合物または炭素析出物の1種以上を含
有させるとp−キシレンへの選択性が高まる。反応は温
度250〜650℃、圧力1〜30気圧、液空間速度
(LHSV)0.2〜20/h、メタノール/トルエンモ
ル比0.1〜3で行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタノールをアルキル
化剤としてトルエンをメチル化することにより、キシレ
ン類とくにp−キシレンを得るキシレン類の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】キシレン類、とくにp−キシレンは、ポ
リエステルの原料であるテレフタル酸またはテレフタル
酸ジメチルエステルへ誘導することができる化合物であ
って、工業的にきわめて有用な原料である。
【0003】従来、p−キシレンは、石油化学誘導品で
ある炭素数8の芳香族炭化水素留分から、分離および異
性化を経て得る方法が知られており、この方法により工
業的に大量に製造されている。
【0004】一方、p−キシレンのようなジアルキル置
換芳香族炭化水素の製造法として、近時、ベンゼンまた
はモノアルキル置換ベンゼンを種々のアルキル化剤でア
ルキル化する方法も多く提案されている。 その一つと
して、アメリカ特許第4,117,026号には、ある
種の結晶性アルミノシリケートゼオライトからなる触媒
を使用し、C1〜C4のモノアルキルベンゼンを、C2
〜C18のオレフィンおよび(または)C3〜C20の
パラフィンでアルキル化する方法が開示されている。
この方法は、トルエン自身の不均化によるキシレンおよ
びベンゼンの製造をも含包している。 しかし、この方
法は、得られた反応混合物に含まれるジアルキルベンゼ
ン中のp−ジアルキルベンゼンの割合と、p−ジアルキ
ルベンゼンへの選択率に関して、工業的にはまだ十分満
足できるものとはいえない。
【0005】アメリカ特許第4,086,217号に
は、ある種の結晶性アルミノシリケートゼオライト触媒
の存在下に、トルエンまたはエチルベンゼンを、エチレ
ン、エチルアルコール、ハロゲン化エチルまたはジエチ
ルエーテル等のエチル化剤でエチル化して、エチルトル
エンまたはジエチルベンゼンを製造する方法が開示され
ている。この方法は、従来法に比べてo−およびジ−置
換体の生成量が少なく、比較的高い選択率でp−エチル
トルエンまたはp−ジエチルベンゼンが製造できるとい
う点では優れている。 しかしこの方法は、キシレン
類、とくにp−キシレンの製造には適用できない。
【0006】さらに、アメリカ特許第3,965,20
7号には、シリカ/アルミナのモル比が少なくとも約1
2である、特定の結晶性アルミノシリケートゼオライト
からなる触媒の存在下に、約500℃〜約750℃の温
度でトルエンをメチル化して、p−キシレンを選択的に
製造する方法が開示されている。 また、アメリカ特許
第4,034,053号および第4,158,024号
には、マグネシウムまたはその酸化物によって変性され
た結晶性アルミノシリケートゼオライト触媒の存在下
に、トルエンをメチル化剤でメチル化してp−キシレン
を製造する方法が開示されている。 これらのアメリカ
特許に提案された方法は、いずれも反応混合物に含まれ
るキシレン異性体中のp−キシレンの割合が大きい方で
あり、トルエンのキシレンへの転化率が比較的高いとい
うことはできるが、なお工業的に満足すべき程度に高い
p−キシレン濃度およびトルエン転化率は得られていな
い。
【0007】トルエンのメチル化によるp−キシレンの
合成においては、反応生成物であるキシレン中のp−キ
シレンの濃度、およびトルエンの転化率がどの程度であ
るかが、工業的に重要な意味をもっている。 とりわけ
p−キシレン濃度は、できるだけ高いこと、具体的には
85%以上、できれば90%以上であることが望まし
く、この要求を満たせるか否かが、プロセスの工業的価
値を大きく左右する。
【0008】特開昭54−144324号公報には、結
晶性アルミノシリケート触媒を使用するトルエンのメチ
ル化反応に当たって、接触時間を短くしてトルエン転化
率を低い値に抑えて反応させた場合には、反応生成物と
して、p−キシレン濃度が比較的高いキシレン異性体混
合物が得られることが開示されている。 しかし、接触
時間を長くしてトルエン転化率を高くするに従って、次
第に生成キシレン異性体混合物中のp−キシレンの濃度
は低下する傾向が認められる。
【0009】このようなわけで、トルエン転化率および
p−キシレン濃度がともに工業的に満足すべき程度に高
い値をもってトルエンからp−キシレンを製造すること
ができれば、工業的実施にきわめて有利であることは自
明であり、そのようなキシレン類の製造法の開発が要望
されている。
【0010】本発明者らは、キシレン類とくにp−キシ
レンの製造方法に関して鋭意研究を重ねた結果、触媒と
して特定の結晶性アルミノシリケート触媒を用いること
により、またとくに一定の反応条件下で反応を行なわせ
ることにより、高い割合でキシレン類とくにp−キシレ
ンを効率よく製造できることを見出した。 この結晶性
アルミノシリケート触媒は、出願人がさきに、キシレン
またはプソイドキュメンからポリアルキルベンゼンを製
造する反応に活性を有することを見出し、開示したもの
である(特公平7−29949号)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、トルエンのメチル化によってキシレン類を製造する
方法において、上記の新しい知見を生かして、p−キシ
レン濃度が高いキシレン混合物が得られ、工業的に有利
に実施できる方法を提供することにある。 本発明の第
二の目的は、トルエン転化率が高く、かつp−キシレン
濃度が高いキシレン混合物を製造する工業的方法を提供
することにある。 本発明の第三の目的は、メチル化剤
のキシレンへの転化率が高いp−キシレン製造の工業的
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のトルエンのメチ
ル化によるキシレン類の製造方法は、メタノールをアル
キル化剤としてトルエンをメチル化しキシレン類とくに
p−キシレンを製造する方法において、触媒として、ジ
グリコールアミンをテンプレートとして用い水熱合成後
の脱水された形態で表して、式 (0.01〜1.0)Na・(0.5〜4.0)RN・[Al23:(10〜
50)SiO2] [式中、Naはナトリウムイオン、RNはジグリコール
アミンカチオン]の化学組成を有し、かつ全重量に対す
る窒素含有量が1〜2重量%である結晶性アルミノシリ
ケートゼオライト(以下「DGAゼオライト」という)
を焼成したものを使用することを特徴とする。
【0013】触媒として、上記ゼオライトに、金属酸化
物、リン化合物、シリコン化合物および炭素析出物から
えらんだ少なくとも1種を含有させたものを使用し、上
記反応条件下に反応させることからなるキシレン類の製
造方法もまた、本発明に含まれる。
【0014】本発明のメチル化反応は、温度250〜6
50℃、圧力1〜30気圧、液空間速度(LHSV)
0.2〜20/hであって、メタノール/トルエン比
0.1〜3(モル比)の条件下に反応を行なうことが好
ましい。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。
【0016】本発明のキシレン類の製造方法に使用する
触媒は、シリカ源、アルミナ源およびアルカリ金属源に
加えて、水およびジグリコールアミン、代表的には2−
(2−アミノエトキシ)エタノールを含む原料混合物か
ら水熱合成を行なって得られ、窒素含有量が1〜2重量
%である前記DGAゼオライトを主成分とするものであ
る。
【0017】本発明の触媒に用いるゼオライトの原料の
うち、シリカ源としては、シリカ、シリカゾル、シリカ
ゲル、珪酸ナトリウムおよび珪酸など、ゼオライトの合
成に常用されているものが使用でき、とくにコロイド状
のシリカが好ましい。 アルミナ源としては、アルミナ
ゲル、アルミナゾル、アルミナ、アルミン酸ナトリウ
ム、硫酸アルミニウムなどが使用できるが、水溶性のア
ルミン酸ナトリウムが取り扱い上好都合である。
【0018】テンプレートとして用いる有機化合物ジグ
リコールアミン(DGA)は、正式には、2−(2−ア
ミノエトキシ)エタノールすなわち下記の分子式 H2NCH2CH2OCH2CH2OH を有する第1級アミンであり、エーテル構造を有するこ
とから、アルコールアミンとは区別される化合物であ
る。 このほか当然のことながら、ジグリコールアミン
を生成する前駆体も、テンプレートとして使用できる。
【0019】アルカリ金属としては通常ナトリウムを用
い、水酸化ナトリウム、珪酸ナトリウムおよびアルミン
酸ナトリウムから選んだ少なくとも1種のナトリウム源
が使用できる。
【0020】これらの出発原料は、下記のような組成
(モル比)で調合する。 この範囲内で調合することに
より、水熱合成後の脱水された形態における窒素含有量
を、全重量の約1〜2重量%とすることができる。
【0021】 SiO2/Al23 10〜50 H2O/OH- 50〜200 OH-/SiO2 0.1〜1.0 RN+/(RN++Na+) 0.5〜1.0 (ここでOH-にはジグリコールアミンに由来するOH-
は含まないものとし、RN+はジグリコールアミノカチ
オンを示す。) この混合物を、通常80〜200℃、好ましくは120
〜170℃の温度で約0.5〜30日間、密閉容器内で
加熱する。 水熱合成温度と時間は、ゲル組成中のアミ
ン量とともに、窒素含有量に対して密接な関係があり、
通常初期にDGAカチオンがナトリウムイオンに比べて
優先的に配位し、時間が経過するにつれてDGAカチオ
ンが減少し、ナトリウムイオンが増加する傾向にある。
反応終了後、生成した結晶性の生成物をろ過分離し、
過剰のアルカリを水洗により除去した後、乾燥する。
このようにして得られるゼオライトは、十分に水洗した
後も、反応原料に用いたジグリコールアミンのカチオン
を含有しており、これは、包含されているナトリウムイ
オンと同様に、構造内に配位されて存在するものと考え
られる。 ゼオライトの構造は、ジグリコールアミンを
用い、かつ前述の組成比で合成する限り同一である。
【0022】本発明に用いるDGAゼオライトは、これ
を焼成するだけで、メチル化反応に対し十分な触媒活性
が得られる。 この特性は、DGAゼオライトでは水熱
合成時に有機窒素カチオンを優先的にゼオライト結晶格
子に取り込んだことにより得られる最大の特徴であり、
在来のゼオライトでは達成し得なかったことである。
【0023】触媒性能をさらに高めるためには、微量の
アルカリ金属を含む塩化アンモニウム水溶液等で処理し
てアンモニウム型のゼオライトとし、その後に焼成して
プロトン型のゼオライトとしたものを使用することがで
きる。 本発明では、これをそのまま触媒として使用す
ることも可能であるが、これに金属酸化物、リン化合
物、シリコン化合物、炭素析出物からえらんだ少なくと
も1種を含有させて、p−キシレンへの選択性を高めた
ものも本発明に含まれる。
【0024】金属酸化物の金属種としてはマグネシウ
ム、ベリリウム、カルシウム等のIIa族元素、チタン、
ジルコニウム、ハフニウム等のIVa族元素、バナジウ
ム、ニオブ、タンタル等のVa族元素、クロム、モリブ
デン、タングステン等のVIa族元素、鉄、ルテニウム、
オスミウム、コバルト、ロジウム、イリジウム、ニッケ
ル、パラジウム、白金等のVIII族元素、銅、銀、金、亜
鉛、ガリウム、インジウム、スズ、鉛等が挙げられる。
これらの金属を含有させる方法としては、含浸法、混
練法、イオン交換法が挙げられる。 通常は水溶液を用
いて含有させるが、そのときの金属塩として、硝酸塩、
硫酸塩、酢酸塩、塩酸塩が用いられる。 これら金属の
含有量としては、DGAゼオライトに対して0.1〜2
0重量%の範囲が好適である。
【0025】リン化合物を含有させるには、リン酸アン
モニウム、リン酸ナトリウム等のリン酸化合物の水溶液
中にDGAゼオライトを縣濁した後、乾燥し、焼成する
という方法がある。 DGAゼオライトに対するリンの
含有量は、0.1〜20重量%の範囲が好適である。
【0026】炭素析出物をDGAゼオライトに含有させ
ようとする場合は、固定床流通式の反応装置において炭
素化合物とDGAゼオライトとを高温度で接触させて、
これを行なうことができる。 これに用いる炭素化合物
としては、ベンゼン、トルエン等の芳香族化合物、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類が適切である。接
触温度は300〜800℃、好ましくは400〜650
℃である。 炭素の含有量としては、DGAゼオライト
に対して0.1〜20重量%の範囲が好適である。
【0027】シリコン化合物をDGAゼオライトに含有
させる場合、固定床流通式の反応装置を用いてもよい
し、バッチ式の反応装置を用いてもよい。 固定床流通
式で行なう場合、シリコン化合物とDGAゼオライトと
を高温度で接触させる。 接触温度は、ここでも300
〜800℃、好ましくは400〜650℃である。 バ
ッチ式の場合、DGAゼオライトとシリコン化合物とを
室温で混合した後、400〜700℃で焼成する。 シ
リコン化合物の分子量は、一般に80〜20,000、
好ましくは150〜10,000である。 代表的なシ
リコン化合物として、テトラメチルオルソシリケート、
テトラエチルオルソシリケート、テトラ−(n−ブチル)
−オルソシリケート、四塩化ケイ素、ヘキサフェニルシ
クロトリシロキサン、オクタフェニルシクロテトラシロ
キサン、ジフェニルシラン、ジメチルシラン、ジエチル
シラン、フェニルトリメチルシラン、トリエチルシラ
ン、ヘキサメチルジシラン、メチルヒドロシクロシロキ
サン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、1,3,5
−トリメチル−1,3,5−トリフェニルシクロトリシ
ロキサン、オクタメチルシクロシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン等
が挙げられる。 ケイ素の含有量としては、DGAゼオ
ライトに対して0.1〜20重量%の範囲が好適であ
る。
【0028】本発明の製造方法において実施するメチル
化反応は、気相および液相のいずれにおいても可能であ
り、反応方式も、固定床流通方式、流動床方式あるいは
液相加圧攪拌方式など、任意の方式が実施可能である。
従って、触媒の形状はその反応形式により決定される
ものであって、それ以外の制限はなく、一般に粉末また
は粉末成形体が用いられる。
【0029】この触媒の特性をさらに効果的なものにす
るためには、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、粘
土、活性白土などを添加することが好ましい。 これ
は、DGAゼオライトをマトリックス中に高分散させた
ことの効果のほか、両者の相乗作用により触媒の活性・
選択性が高まるという効果が得られるためであり、加え
て触媒成形体の機械的強度を向上させることができる。
その中で、とくにアルミナとの複合が好ましい。 D
GAゼオライトに複合するアルミナの量は、約20〜4
0%が好ましい。 このようにして得られた成形体を約
500〜600℃の温度で焼成した後、触媒として使用
する。
【0030】本発明の製造方法において、触媒として用
いるDGAゼオライトのシリカ/アルミナ比および窒素
含有量は広範囲にわたって変化させることができるが、
活性面から、とくに前記したように、約10〜50(S
iO2/Al23のモル比)の低シリカ/アルミナ比、お
よび窒素含有量が約1〜2重量%のものを使用する。本
発明で用いるDGAゼオライトは、とくに低シリカ/ア
ルミナ比の結晶物を高結晶化率で得ることが可能であ
り、また水熱合成時にジグリコールアミンを多量に取り
込めることが特徴であり、これらが結果として、反応活
性点と考えられる触媒の酸性質に有効に作用するものと
推測される。 ジグリコールアミンはカチオンとしてナ
トリウムイオンと同様な役割を果たすほか、DGAゼオ
ライト細孔内にあって型材としての役割も併せて果た
す。 この特性を発揮させるためには、窒素含有量を約
1重量%以上とする必要があり、また、約2重量%以上
ではその効果はほぼ平衡に達する。
【0031】本発明の製造方法は、原料化合物としてト
ルエンを用い、これを上記触媒の存在下でメタノールを
メチル化剤としてメチル化し、キシレン類とくにp−キ
シレンを製造する。 ここで使用する原料化合物の組成
や純度はとくに限定されるものではなく、トルエン/メ
タノールの混合物はもちろん使用できるし、他の化合物
たとえばベンゼン、エチルベンゼン、キシレン、トリメ
チルベンゼン、メチルエチルベンゼンなどが存在して
も、触媒活性が損なわれることはない。
【0032】本発明の反応ではメチル化剤としてメタノ
ールを用いるが、純メタノールに限らず、水を15%程
度含有する粗メタノールも使用でき、またメタノールの
脱水により生成するジメチルエーテルも、好適に使用で
きる。 メタノールの供給量は、反応を効率的に行いキ
シレン類とくにp−キシレンを高収率で得るためには、
適正な範囲にする必要がある。 メタノール/原料トル
エン量のモル比として約0.05〜3(モル比)、好ま
しくは約0.1〜1(モル比)の範囲が好適に用いられ
る。 供給メタノール量が不足する条件ではメチル化以
外の副反応が進行し、またメタノール量が過剰な条件で
はメタノール単独のMTG反応(メタノールのガソリン
留分への転化反応)から生成する副生成物の量が無視で
きなくなり、結果として、これらの条件では効率よくキ
シレン類とくにp−キシレンを得ることは困難である。
【0033】本発明のキシレン類の製造方法にとって有
利に採用される反応条件は、反応温度約250〜650
℃、反応圧力約常圧〜50気圧、好ましくは5〜30気
圧であり、液空間速度(LHSV)約0.1〜20/h、
好ましくは約0.2〜10/hの範囲である。 この条
件で反応を行わせることにより、高収率でキシレン類と
くにp−キシレンを得ることができ、同時に触媒の活性
低下が少なく、触媒寿命を長く維持することができる。
反応の諸条件の中で、とくに液空間速度(LHSV)
はキシレン類の生成反応に大きく影響し、高LHSVの
条件下ではキシレン生成量が減少し、低LHSVの条件
下においてはMTG反応等の副反応が進行する。
【0034】本発明のキシレン類の製造方法は、共存ガ
スとして水素、または生成物分離槽から分離された水素
と軽質炭化水素との混合ガスが存在する条件下におい
て、好適に反応を行なうことができる。 原料に対する
これら共存ガスのモル比は、通常約1〜20が最適であ
る。
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。 ただし本発明は、これらに限定されるもの
ではない。
【0036】以下の実施例において、トルエン転化率、
p−キシレン選択性およびキシレン収率は、それぞれ下
記の式により定義される値である。
【0037】トルエン転化率(%)= (転化したトルエ
ンのモル数/供給したトルエンのモル数)×100 p-キシレン選択性(%)=(生成したp-キシレンのモル数
/生成したキシレンのモル数)×100 キシレン収率(%)= (生成したキシレンのモル数/
転化したトルエンのモル数)×100 [実施例1]アルミン酸ナトリウム(含有量84.8%)
532gおよび苛性ソーダ659gを水8リットルに溶
解し、これを、水20.8リットルにコロイダルシリカ
(シリカ含有量20.36%)32472gを溶解した
のちジグリコールアミン9831gを加えて用意した溶
液に、十分に攪拌しながら添加した。
【0038】このようにして得た、シリカ/アルミナ比
を40に調節したゲル混合物を、内容積100リットル
のステンレス製オートクレーブに入れて、160℃で3
日間、加熱攪拌した。 反応温度が約160〜170℃
の高温域ではナトリウムイオンの取り込み量が増加する
ので、適切な取り込み量を実現すべく、この実施例では
3日間の加熱を行なったわけである。
【0039】得られた結晶性の生成物をろ過したのち1
00リットルの水で洗浄し、120で24時間、乾燥器
で乾燥したものの窒素含有量を測定したところ、1.4
9重量%であった。 次いで、5N塩化アンモニウム水
溶液を加えて100℃に3時間、フラスコ内で加熱攪拌
し、冷却したのちろ過し、再び塩化アンモニウム水溶液
を加えるという操作を、3回繰り返した。 乾燥後、5
50℃で3時間焼成して、プロトン型DGAゼオライト
を得た。
【0040】このプロトン型DGAゼオライト700g
をコンデア社のベーマイトアルミナ粉末300gと混合
し、4%硝酸水溶液でゲル化した後、5.6%アンモニ
ア水溶液で中和した。 これを充分混練した後、押し出
し成形機で粒状に成形した。550℃において3時間、
空気中で焼成した後、12〜32メッシュに粒度をそろ
え、「触媒A」とした。
【0041】上記のようにして得た触媒Aを固定床に充
填した。 トルエンに0.25倍モル相当量のメタノー
ルを添加した混合物を原料油とし、触媒床温度500
℃、圧力10Kg/cm2G、LHSV1.0/h、水素ガス
を原料油に対し等モル同伴させるという反応条件で流通
させて、反応を行なった。 結果は、表1に示すとおり
であった。 生成物の分析は、反応開始後2時間目のサ
ンプルをとり、ガスクロマトグラフィーを使用して行な
った。 反応生成物はo−キシレンが主成分であり、本
発明で使用する触媒の高い反応活性が示されている。
【0042】[実施例2,3,4]実施例1で得たプロ
トン型DGAゼオライト25gを、テトラエチルオルソ
シリケート(TEOS)とトルエンとの混合溶液(TE
OS濃度1、3または5重量%)50g中に浸漬し、約
5時間攪拌したのち取り出して、電気炉で空気流通下に
540℃に加熱する焼成を4時間行なった。 焼成物を
32〜64メッシュの粒子に成形して、シリコン含有D
GAゼオライトを得た。 浸漬した混合溶液のTEOS
濃度の高い順に、それぞれ「触媒B」、「触媒C」およ
び「触媒D」とした。
【0043】このようにして製造した触媒B、Cおよび
Dを用いて、メチル化反応を行なった(それぞれ実施例
2,3,4とする)。 原料および反応条件は、実施例
1と同様である。
【0044】[実施例5,6,7]実施例1で得たプロ
トン型DGAゼオライト25gを、テトラメチルオルソ
シリケート(TMOS)とトルエンとの混合溶液(TM
OS濃度1、3または5重量%)50g中に浸漬し、約
5時間攪拌したのち取り出して、電気炉で空気流通下に
540℃に加熱する焼成を4時間行なった。 焼成物を
32〜64メッシュの粒子に成形して、シリコン含有D
GAゼオライトを得た。 浸漬した混合溶液のTMOS
濃度の高い順に、それぞれ「触媒E」、「触媒F」およ
び「触媒G」とした。
【0045】このようにして製造した触媒E、Fおよび
Gを用いて、メチル化反応を行なった(それぞれ実施例
5,6,7)。 原料および反応条件は、実施例1と同
様である。
【0046】[実施例8]実施例1で得たプロトン型D
GAゼオライト25gを固定床流通式反応器に充填し、
そこへ、メタノール/トルエンのモル比が0.25の混
合物を、圧力0.1気圧、窒素気流下、温度550℃、
LHSV2/hの条件下で10時間流通させて処理する
ことにより、炭素析出物含有DGAゼオライトを得た。
これを32〜64メッシュの粒子に成形し、「触媒
H」とした。 触媒中の炭素含有量を炭素分析計により
分析した結果、5%であった。
【0047】このようにして製造した触媒Hを用いて、
メチル化反応を行なった。 原料および反応条件は、実
施例1と同様である。
【0048】[実施例9]水500mlに硫酸マグネシウ
ム六水和物8gを入れた溶液に、実施例1で得たプロト
ン型DGAゼオライト25gを縣濁させた。 室温で一
晩放置したのち、水分を蒸発させた。 続いて空気中で
500℃において16時間焼成し、マグネシウム含有D
GAゼオライトを得た。 これを32〜64メッシュの
粒子に成形し、「触媒I」とした。
【0049】このようにして製造した触媒Iを用いて、
メチル化反応を行なった。 原料および反応条件は、実
施例1と同様である。
【0050】[実施例10]水250mlにリン酸アンモ
ニウム5.22gを入れた溶液に、実施例1で得たプロ
トン型DGAゼオライト25gを縣濁させた。 室温で
一晩放置したのち、水分を蒸発させた。 続いて空気中
で500℃において16時間焼成し、リン含有DGAゼ
オライトを得た。 これを32〜64メッシュの粒子に
成形し、「触媒J」とした。
【0051】このようにして製造した触媒Jを用いて、
メチル化反応を行なった。 原料および反応条件は、実
施例1と同様である。
【0052】[実施例11]水500mlにオキシ塩化ジ
ルコニウム4gを入れた溶液に、実施例1で得たプロト
ン型DGAゼオライト25gを縣濁させた。 室温で一
晩放置したのち、水分を蒸発させた。 続いて空気中で
500℃において16時間焼成し、ジルコニウム含有D
GAゼオライトを得た。 これを32〜64メッシュの
粒子に成形し、「触媒K」とした。
【0053】このようにして製造した触媒Kを用いて、
メチル化反応を行なった。 原料および反応条件は、実
施例1と同様である。
【0054】[実施例12]水500mlに四塩化チタン
5.5gを入れた溶液に、実施例1で得たプロトン型D
GAゼオライト25gを縣濁させた。 室温で一晩放置
したのち、水分を蒸発させた。 続いて空気中で500
℃において16時間焼成し、チタン含有DGAゼオライ
トを得た。 これを32〜64メッシュの粒子に成形
し、「触媒L」とした。
【0055】このようにして製造した触媒Lを用いて、
メチル化反応を行なった。 原料および反応条件は、実
施例1と同様である。
【0056】[比較例1]アメリカ特許3,965,20
7号明細書に開示されてところに従って、有機アミンと
してn−トリプロピルアミンおよびn−プロピルブロマ
イドを使用して、オートクレーブ中でゼオライトの水熱
合成を行なった。 この合成物を500℃で16時間焼
成した後、5重量%の塩化アンモニウム水溶液200ml
と、80℃において24時間、イオン交換を行なった。
その後十分に水洗し、100℃で乾燥し、さらに50
0℃で16時間焼成して、プロトン型のZSM−5を得
た。このゼオライト700gをコンデア社のベーマイト
アルミナ粉末300gと混合し、4%硝酸水溶液でゲル
化した後、5.6%アンモニア水溶液で中和した。充分
混練したものを押し出し成形機で粒状に成形後、550
℃で3時間、空気中で焼成した。 粒度を12〜32メ
ッシュにそろえ、「触媒M」を得た。
【0057】こうして得た触媒Mを用いて、メチル化反
応を行なった。 原料および反応条件は、実施例1と同
様である。
【0058】[比較例2〜4]比較例1で得た触媒Mの
25gを、テトラエチルオルソシリケート(TEOS)と
トルエンとの混合溶液(TEOS濃度1、3または5重
量%)50g中に浸漬し、約5時間攪拌したのち取り出
して、電気炉中で空気流通下に540℃に加熱して4時
間焼成した。 これを32〜64メッシュの粒子に成形
して、シリコン含有ZSM−5を得た。 浸漬した溶液
のTEOS濃度の高い順に、それぞれ「触媒N」、「触
媒O」および「触媒P」とした。
【0059】これら触媒N、OおよびPを用いて、メチ
ル化反応を行なった(それぞれ比較例2,3,4とす
る)。 原料および反応条件は、反応例1と同様であ
る。
【0060】[比較例5]比較例1で得た触媒Mの25
gを固定床流通式反応器に充填し、メタノール/トルエ
ンのモル比が0.25の混合物を原料として、圧力0.
1気圧の窒素気流下、温度550℃、LHSV2/hの
条件下に10時間処理することにより、炭素析出物含有
ZSM−5を得た。 これを32〜64メッシュの粒子
に成形し、「触媒Q」とした。
【0061】この触媒Qを用いて、メチル化反応を行な
った。 原料および反応条件は、実施例1と同様であ
る。
【0062】以上の結果を、表1(実施例1〜12)お
よび表2(比較例1〜5)に示す。
【0063】 表 1 触媒 触媒組成 トルエン p−キシレン キシレン 転化率(%) 選択性(%) 収率(%) 実施例1 A HDGA 24 26 85 実施例2 B SiO2(1%)/HDGA 23 90 91 実施例3 C SiO2(3%)/HDGA 20 94 96 実施例4 D SiO2(5%)/HDGA 11 99 97 実施例5 E SiO2(1%)/HDGA 21 90 90 実施例6 F SiO2(3%)/HDGA 18 95 95 実施例7 G SiO2(5%)/HDGA 12 98 95 実施例8 H 炭素析出/HDGA 15 96 94 実施例9 I MgO/HDGA 16 91 90 実施例10 J P/DGA 14 89 93 実施例11 K ZrO2/HDGA 14 88 89 実施例12 L TiO2/HDGA 13 88 88 表 2 触媒 触媒組成 トルエン p−キシレン キシレン 転化率(%) 選択性(%) 収率
(%) 比較例1 M HZSM−5 19 24
80 比較例2 N SiO2(1%)/HDGA 16 65 82 比較例3 O SiO2(3%)/HDGA 11 72 87 比較例4 P SiO2(5%)/HDGA 4 78 89 比較例5 Q 炭素析出/HDGA 12 84 88
【0064】
【発明の効果】上記のデータから、本発明に従ってジグ
リコールアミンをテンプレートとして水熱合成したDG
Aゼオライトを触媒として使用し、メタノールをメチル
化剤としてトルエンのメチル化反応を行なうことによ
り、従来の触媒より優れた反応活性がえられる。 さら
に、このDGAゼオライトに金属酸化物、リン化合物、
シリコン化合物、炭素析出物からえらんだ少なくとも1
種を含有させたものを触媒として使用すると、p−キシ
レンへの選択性が飛躍的に向上する。
【0065】このように本発明は、トルエンからキシレ
ン類とくにp−キシレンを製造する方法として、その工
業的意義は高い。
フロントページの続き (72)発明者 木村 孝夫 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタノールをアルキル化剤としてトルエ
    ンをメチル化することによりキシレン類を製造する方法
    において、触媒として、ジグリコールアミンをテンプレ
    ートとして用い、水熱合成後の脱水された形態で表し
    て、式 (0.01〜1.0)Na・(0.5〜4.0)RN・[Al23:(10〜
    50)SiO2] [式中、Naはナトリウムイオン、RNはジグリコール
    アミンカチオン]の化学組成を有し、かつ全重量に対す
    る窒素含有量が1〜2重量%である結晶性アルミノシリ
    ケートゼオライトを焼成したものを使用することを特徴
    とするトルエンのメチル化によるキシレン類の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 触媒として、請求項1に記載のゼオライ
    トに金属酸化物、リン化合物、シリコン化合物および炭
    素析出物からえらんだ少なくとも1種を含有させたもの
    を使用することを特徴とする請求項1のキシレン類の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 メチル化反応を、温度250〜650
    ℃、圧力1〜30気圧、液空間速度(LHSV)0.2
    〜20/hであって、メタノール/トルエン比0.1〜
    3(モル比)の条件下に行なうことを特徴とする請求項
    1または2のキシレン類の製造方法。
JP8325668A 1996-12-05 1996-12-05 トルエンのメチル化によるキシレン類の製造方法 Pending JPH10167995A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544247A (ja) * 1999-05-14 2002-12-24 エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク パラ−キシレンの直接的選択的合成
JP2006255575A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Tottori Univ アルキル化反応用触媒およびアルキル置換芳香族化合物の製造方法
JP2007050403A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 China Petrochemical Corp トルエン形状選択的アルキル化によるパラキシレン製造に使用される触媒の製造法
JP2009502501A (ja) * 2005-08-03 2009-01-29 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション ゼオライト触媒およびゼオライト触媒の調製方法と使用方法

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