JPH10152898A - ユニット建物 - Google Patents
ユニット建物Info
- Publication number
- JPH10152898A JPH10152898A JP31478996A JP31478996A JPH10152898A JP H10152898 A JPH10152898 A JP H10152898A JP 31478996 A JP31478996 A JP 31478996A JP 31478996 A JP31478996 A JP 31478996A JP H10152898 A JPH10152898 A JP H10152898A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- opening
- panel
- unit
- frame
- Prior art date
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- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡便に新たな居住空間を形成し且つ形成した居
住空間を各種仕様の部屋に容易に変更できるユニット建
物を提供する。 【解決手段】ユニット構造体30の屋外側面に開口部K
を設けるとともに、該開口部K上部から屋外側に突設さ
れるひさし部12を設けたユニット建物10である。前
記開口部Kには該開口部Kの側縁に沿って回動自在に軸
支され、収納の状態では該開口部Kを閉塞するととも
に、開放状態では前記ひさし部12下空間の側部に位置
する移動壁38、39を有し、前記ひさし部12下空間
の側部に位置した移動壁38、39と前記ひさし部12
とから形成される前記ひさし部12下空間を閉塞する隔
成パネル71、72、80が着脱自在に変更可能となる
ように設けられている。
住空間を各種仕様の部屋に容易に変更できるユニット建
物を提供する。 【解決手段】ユニット構造体30の屋外側面に開口部K
を設けるとともに、該開口部K上部から屋外側に突設さ
れるひさし部12を設けたユニット建物10である。前
記開口部Kには該開口部Kの側縁に沿って回動自在に軸
支され、収納の状態では該開口部Kを閉塞するととも
に、開放状態では前記ひさし部12下空間の側部に位置
する移動壁38、39を有し、前記ひさし部12下空間
の側部に位置した移動壁38、39と前記ひさし部12
とから形成される前記ひさし部12下空間を閉塞する隔
成パネル71、72、80が着脱自在に変更可能となる
ように設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、必要に応じてバ
ラェテイのある居住空間を自在に増設できるユニット建
物に関するものである。
ラェテイのある居住空間を自在に増設できるユニット建
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物としては、例えば、
図18に示すようなユニット1を複数組み合わせて建て
られるものが考えられている。このユニット1は、上梁
2aと下梁2bおよび左・右の柱2cとで形成した長方
形のユニットフレーム2と、ユニットフレーム2の側面
に取り付けた外壁パネル3とからなっているものがある
(特開平4−49344号公報)。
図18に示すようなユニット1を複数組み合わせて建て
られるものが考えられている。このユニット1は、上梁
2aと下梁2bおよび左・右の柱2cとで形成した長方
形のユニットフレーム2と、ユニットフレーム2の側面
に取り付けた外壁パネル3とからなっているものがある
(特開平4−49344号公報)。
【0003】なお、この種のユニット建物は建物の外観
が単調となってしまうので、この単調さをなくすため
に、従来、種々の形状のユニットが考えられている。
が単調となってしまうので、この単調さをなくすため
に、従来、種々の形状のユニットが考えられている。
【0004】例えば、図19(a)に示すように、ユニ
ット建物4の一部にサンルーム設置スペース4aを設
け、このサンルーム設置スペース4aに左側面の左外壁
5aと、右側面の小窓5cを設けた右外壁5bと、この
左・右外壁5a、5bとの間に大窓5eを設けた外壁5
dとからなるサンルームユニット5が組み込まれ、その
上に天窓6a付きの屋根ユニット6が載置され、図19
(b)に示すサンルーム7を形成するものがある(特開
昭61−102935号公報)。
ット建物4の一部にサンルーム設置スペース4aを設
け、このサンルーム設置スペース4aに左側面の左外壁
5aと、右側面の小窓5cを設けた右外壁5bと、この
左・右外壁5a、5bとの間に大窓5eを設けた外壁5
dとからなるサンルームユニット5が組み込まれ、その
上に天窓6a付きの屋根ユニット6が載置され、図19
(b)に示すサンルーム7を形成するものがある(特開
昭61−102935号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ユニット建物は、外壁パネル3はユニットフレーム2に
固定手段でしっかり固定しているので、外壁パネル3で
仕切られる居住空間が仕様の異なる部屋に変更できず、
ユニツト化されたサンルーム7も仕様の異なる部屋に変
更できないとの問題があった。
ユニット建物は、外壁パネル3はユニットフレーム2に
固定手段でしっかり固定しているので、外壁パネル3で
仕切られる居住空間が仕様の異なる部屋に変更できず、
ユニツト化されたサンルーム7も仕様の異なる部屋に変
更できないとの問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、簡便に新たな
居住空間を形成し且つ形成した居住空間を各種仕様の部
屋に容易に変更できるユニット建物を提供することにあ
る。
居住空間を形成し且つ形成した居住空間を各種仕様の部
屋に容易に変更できるユニット建物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明の請求項1は、ユニット構造体の屋外側面
に開口部を設けるとともに、該開口部上部から屋外側に
突設されるひさし部を設けたユニット建物において、前
記開口部には該開口部の側縁に沿って回動自在に軸支さ
れ、収納の状態では該開口部を閉塞するとともに、開放
状態では前記ひさし部下空間の側部に位置する移動壁を
有し、前記ひさし部下空間の側部に位置した移動壁と前
記ひさし部とから形成される前記ひさし部下空間を閉塞
する隔成パネルが着脱自在に変更可能となるように設け
られていることを特徴としている。このように構成され
た請求項1に記載のものでは、屋外側面の開口部を閉塞
していた移動壁を開いてひさし部下空間の側部に位置さ
せ、開口部上部のひさし部とにより形成されるひさし部
下空間を閉塞する隔成パネルが着脱自在に変更可能とな
るように設けられているので、簡便に新たな居住空間が
得られるとともに、隔成パネルを各種パネルに変更する
ことによって、単なる部屋やサンルーム等のバラェティ
に富んだ居住空間が形成できる。
め、この発明の請求項1は、ユニット構造体の屋外側面
に開口部を設けるとともに、該開口部上部から屋外側に
突設されるひさし部を設けたユニット建物において、前
記開口部には該開口部の側縁に沿って回動自在に軸支さ
れ、収納の状態では該開口部を閉塞するとともに、開放
状態では前記ひさし部下空間の側部に位置する移動壁を
有し、前記ひさし部下空間の側部に位置した移動壁と前
記ひさし部とから形成される前記ひさし部下空間を閉塞
する隔成パネルが着脱自在に変更可能となるように設け
られていることを特徴としている。このように構成され
た請求項1に記載のものでは、屋外側面の開口部を閉塞
していた移動壁を開いてひさし部下空間の側部に位置さ
せ、開口部上部のひさし部とにより形成されるひさし部
下空間を閉塞する隔成パネルが着脱自在に変更可能とな
るように設けられているので、簡便に新たな居住空間が
得られるとともに、隔成パネルを各種パネルに変更する
ことによって、単なる部屋やサンルーム等のバラェティ
に富んだ居住空間が形成できる。
【0008】請求項2は、前記移動壁が左外壁と右外壁
とに分割され且つ左右に開閉可能となっていることを特
徴としている。このように構成された請求項2に記載の
ものでは、左外壁と右外壁とを左右に開閉可能となって
いるので、分割された2つの外壁が軽く、両外壁を左右
に容易に水平開閉して、居住空間の変更が容易にでき
る。
とに分割され且つ左右に開閉可能となっていることを特
徴としている。このように構成された請求項2に記載の
ものでは、左外壁と右外壁とを左右に開閉可能となって
いるので、分割された2つの外壁が軽く、両外壁を左右
に容易に水平開閉して、居住空間の変更が容易にでき
る。
【0009】請求項3は、前記隔成パネルが縦長状の幅
狭パネルとしたことを特徴としている。このように構成
された請求項3に記載のものでは、縦長状の幅狭パネル
が軽量なので、人によってひさし部下空間に閉塞でき
る。
狭パネルとしたことを特徴としている。このように構成
された請求項3に記載のものでは、縦長状の幅狭パネル
が軽量なので、人によってひさし部下空間に閉塞でき
る。
【0010】請求項4は、前記隔成パネルが窓パネルを
有することを特徴としている。このように構成された請
求項4に記載のものでは、ひさし部下空間を閉塞した隔
成パネルに窓パネルがあるので、新たな居住空間がサン
ルームとなる。
有することを特徴としている。このように構成された請
求項4に記載のものでは、ひさし部下空間を閉塞した隔
成パネルに窓パネルがあるので、新たな居住空間がサン
ルームとなる。
【0011】請求項5は、前記隔成パネルがシャッター
であることを特徴としている。このように構成された請
求項5に記載のものでは、簡便に開閉可能なシャッター
としたので、簡便に新たな居住空間を形成できる。
であることを特徴としている。このように構成された請
求項5に記載のものでは、簡便に開閉可能なシャッター
としたので、簡便に新たな居住空間を形成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1から図17を基に説明する。
1から図17を基に説明する。
【0013】図1において、10はこの発明に係わる2
階建てのユニット建物、11はユニット建物10の屋
根、12はユニット建物10のバルコニ、13はバルコ
ニ12の下となる下屋上、30は外壁が開閉するユニッ
トフレームである。
階建てのユニット建物、11はユニット建物10の屋
根、12はユニット建物10のバルコニ、13はバルコ
ニ12の下となる下屋上、30は外壁が開閉するユニッ
トフレームである。
【0014】ユニット建物10の1階間取りは、図2に
示すように、左側に設けた和室14と、右側に設けた居
間15と、和室14の横に設けた浴室16からなってい
る。和室14の外壁には図1に示すように、小窓17が
設けられていて、居間16の外壁には大窓18(図1参
照)が設けられている。また、外側には、和室14左側
のテラス19aと、居間16右側のテラス19bと、居
間16手前のテラス19cと、浴室16前のテラス19
dが設けられている。
示すように、左側に設けた和室14と、右側に設けた居
間15と、和室14の横に設けた浴室16からなってい
る。和室14の外壁には図1に示すように、小窓17が
設けられていて、居間16の外壁には大窓18(図1参
照)が設けられている。また、外側には、和室14左側
のテラス19aと、居間16右側のテラス19bと、居
間16手前のテラス19cと、浴室16前のテラス19
dが設けられている。
【0015】2階の間取りは、図3に示すように、夫婦
の寝室20と、子供部屋21とからなっている。1階の
テラス19は、破線で示すように、バルコニ12の下に
なっている部分もある。
の寝室20と、子供部屋21とからなっている。1階の
テラス19は、破線で示すように、バルコニ12の下に
なっている部分もある。
【0016】このようなユニット建物10は、ユニット
フレーム30を複数用いて建てられたものである。
フレーム30を複数用いて建てられたものである。
【0017】例えば、和室14の左側A部分のユニット
フレーム30は、図4に示すように、上フレーム部31
と、下フレーム部32と、左・右の柱33、34と、左
・右ユニットフレーム35、36とで形成されている。
フレーム30は、図4に示すように、上フレーム部31
と、下フレーム部32と、左・右の柱33、34と、左
・右ユニットフレーム35、36とで形成されている。
【0018】上フレーム部31は、一対の横フレーム3
1a、31bと一対の縦フレーム31c、31dから方
形状に形成されている。下フレーム部32は、一対の横
フレーム32a、32bと一対の縦フレーム32c、3
2dから方形状に形成されている。
1a、31bと一対の縦フレーム31c、31dから方
形状に形成されている。下フレーム部32は、一対の横
フレーム32a、32bと一対の縦フレーム32c、3
2dから方形状に形成されている。
【0019】図中、31eは横フレーム31aと縦フレ
ーム31cとのコーナ、31fは横フレーム31bと縦
フレーム31cとのコーナ、31gは横フレーム31b
と縦フレーム31dとのコーナ、31hは横フレーム3
1aと縦フレーム31dとのコーナである。
ーム31cとのコーナ、31fは横フレーム31bと縦
フレーム31cとのコーナ、31gは横フレーム31b
と縦フレーム31dとのコーナ、31hは横フレーム3
1aと縦フレーム31dとのコーナである。
【0020】また、32eは横フレーム32aと縦フレ
ーム32cとのコーナ、32fは横フレーム32bと縦
フレーム32cとのコーナ、32gは横フレーム32b
と縦フレーム32dとのコーナ、32hは横フレーム3
2aと縦フレーム32dとのコーナである。
ーム32cとのコーナ、32fは横フレーム32bと縦
フレーム32cとのコーナ、32gは横フレーム32b
と縦フレーム32dとのコーナ、32hは横フレーム3
2aと縦フレーム32dとのコーナである。
【0021】左の柱33は、コーナ31eとコーナ32
eとの間に配設されている。右の柱34は、コーナ31
fとコーナ32fとの間に配設されている。
eとの間に配設されている。右の柱34は、コーナ31
fとコーナ32fとの間に配設されている。
【0022】また、上フレーム部31の縦フレーム31
dと下フレーム部32の縦フレーム32dとの間には、
方形状の左・右ユニットフレーム35、36が配設され
ている。そして、コーナ31gとコーナ31hおよびコ
ーナ32gとコーナ32hには左・右ユニットフレーム
35、36の支持部40、40’が設けられている。
dと下フレーム部32の縦フレーム32dとの間には、
方形状の左・右ユニットフレーム35、36が配設され
ている。そして、コーナ31gとコーナ31hおよびコ
ーナ32gとコーナ32hには左・右ユニットフレーム
35、36の支持部40、40’が設けられている。
【0023】左ユニットフレーム35は、上フーム35
aと、下フレーム35dと、この上・下フレーム35
a,35dとを接続する左・右フレーム35c、35d
からなっている。左ユニットフレーム35の左フレーム
35b上下端には、支持部40、40’が配設されてい
る。また、右ユニットフレーム36は、上フレーム36
a,下フレーム36dと、この上・下フレーム36a,
36dを接続する左・右フレーム36c,36bからな
っている。この右ユニットフレーム36の右フレーム3
6b上下端には、支持部40、40’が配設されてい
る。
aと、下フレーム35dと、この上・下フレーム35
a,35dとを接続する左・右フレーム35c、35d
からなっている。左ユニットフレーム35の左フレーム
35b上下端には、支持部40、40’が配設されてい
る。また、右ユニットフレーム36は、上フレーム36
a,下フレーム36dと、この上・下フレーム36a,
36dを接続する左・右フレーム36c,36bからな
っている。この右ユニットフレーム36の右フレーム3
6b上下端には、支持部40、40’が配設されてい
る。
【0024】この左・右ユニットフレーム35、36内
には、図5に示すように、大窓37aを配設した外壁パ
ネル37が取り付けられ、水平方向に回動可能な分割さ
れた左外壁38と右外壁39となる。また、図6に示す
ように、上フレーム部31の横フレーム31aと下フレ
ーム32の横フレーム31aおよび上フレーム部31の
横フレーム31bと下フレーム32の横フレーム31b
との間にも外壁パネル37が取り付けられる。そして、
左外壁38と右外壁39とが水平方向に回動して開か
れ、開かれた間に開口部Kが形成されている。
には、図5に示すように、大窓37aを配設した外壁パ
ネル37が取り付けられ、水平方向に回動可能な分割さ
れた左外壁38と右外壁39となる。また、図6に示す
ように、上フレーム部31の横フレーム31aと下フレ
ーム32の横フレーム31aおよび上フレーム部31の
横フレーム31bと下フレーム32の横フレーム31b
との間にも外壁パネル37が取り付けられる。そして、
左外壁38と右外壁39とが水平方向に回動して開か
れ、開かれた間に開口部Kが形成されている。
【0025】支持部40、40’は、図7に示すよう
に、上・下フレーム部31、32の支持枠41と、この
支持枠41内の左・右ユニットフレーム35、36支持
側に固定された支持板42と、反対側に固定された支持
板43とからなっている。
に、上・下フレーム部31、32の支持枠41と、この
支持枠41内の左・右ユニットフレーム35、36支持
側に固定された支持板42と、反対側に固定された支持
板43とからなっている。
【0026】支持板42には、略中心に軸受部材の取付
穴42aが形成されている。また、支持板43には略中
心に軸挿入穴43aが形成されている。
穴42aが形成されている。また、支持板43には略中
心に軸挿入穴43aが形成されている。
【0027】また、左ユニットフレーム35の左フレー
ム35bと右ユニットフレーム36の右フレーム36b
との上下端の内部には、長方形状の角枠50が固定され
ている。この角枠50の支持部40、40’側面蓋51
には軸受部材の取付穴51aが形成され、反対の面蓋5
2には略中心に軸挿入穴52aが形成されている。
ム35bと右ユニットフレーム36の右フレーム36b
との上下端の内部には、長方形状の角枠50が固定され
ている。この角枠50の支持部40、40’側面蓋51
には軸受部材の取付穴51aが形成され、反対の面蓋5
2には略中心に軸挿入穴52aが形成されている。
【0028】そして、角枠50の面蓋51と支持枠41
の支持板42との間には片側の軸受部材60aと、もう
片側の軸受部材60bとからなるスラスト軸受60が介
装されている。この軸受部材60aが支持板42の取付
穴42aに止め輪61で取り付けらている。また、軸受
部材60bが上面蓋51の取付穴51aに止め輪62で
取り付けらている。
の支持板42との間には片側の軸受部材60aと、もう
片側の軸受部材60bとからなるスラスト軸受60が介
装されている。この軸受部材60aが支持板42の取付
穴42aに止め輪61で取り付けらている。また、軸受
部材60bが上面蓋51の取付穴51aに止め輪62で
取り付けらている。
【0029】回動軸63が支持板43の軸挿入穴43a
と軸受部材60aと軸受部材60bと面蓋52の軸挿入
穴52aとを貫通している。そして、回動軸63のフラ
ンジ63aが支持板43にフランジ63aを当接し、先
端を止め輪64で固定している。
と軸受部材60aと軸受部材60bと面蓋52の軸挿入
穴52aとを貫通している。そして、回動軸63のフラ
ンジ63aが支持板43にフランジ63aを当接し、先
端を止め輪64で固定している。
【0030】この回動軸63に対して摺動自在なスラス
ト軸受60によって、上フレーム部31からの荷重が左
・右ユニットフレーム35、36に掛かっても、左・右
ユニットフレーム35、36が回転できるようになって
いる。
ト軸受60によって、上フレーム部31からの荷重が左
・右ユニットフレーム35、36に掛かっても、左・右
ユニットフレーム35、36が回転できるようになって
いる。
【0031】このように構成されたユニットフレーム3
0は、和室14の左側A部分に配設され、図8に示すよ
うに、大窓37aを配設した左外壁38と右外壁39と
の外側には方形状のテラス19aが設置されており、こ
のテラス19aの上部にはひさし部としてのベランダ1
2が配設されている。
0は、和室14の左側A部分に配設され、図8に示すよ
うに、大窓37aを配設した左外壁38と右外壁39と
の外側には方形状のテラス19aが設置されており、こ
のテラス19aの上部にはひさし部としてのベランダ1
2が配設されている。
【0032】このテラス19aとベランダ12との間に
新たな居住空間を形成する場合は、左外壁38と右外壁
39とを外側に左右90度開いて形成された側面の外壁
と、前面に開口した空間に取り付けた隔成パネルとして
の縦長状の横幅の狭い外壁パネル71とガラス仕様の窓
パネル72とによって新たな居住空間の外壁が形成され
る。
新たな居住空間を形成する場合は、左外壁38と右外壁
39とを外側に左右90度開いて形成された側面の外壁
と、前面に開口した空間に取り付けた隔成パネルとして
の縦長状の横幅の狭い外壁パネル71とガラス仕様の窓
パネル72とによって新たな居住空間の外壁が形成され
る。
【0033】隔成パネルは、図10、11に示すよう
に、ベランダ12先端の下屋上13横梁70に設けた外
壁パネル差し込み溝70aと、テラス19aの先端に配
設される。
に、ベランダ12先端の下屋上13横梁70に設けた外
壁パネル差し込み溝70aと、テラス19aの先端に配
設される。
【0034】外壁パネル差し込み溝70aには、図9に
示すように、外壁パネル上部71aと窓パネル上部72
aが差し込まれ、外壁パネル下部71bと窓パネル上部
72aとがテラスの先端19eに押し込まれる。そし
て、図10に示すように、新たにサンルームが完成す
る。
示すように、外壁パネル上部71aと窓パネル上部72
aが差し込まれ、外壁パネル下部71bと窓パネル上部
72aとがテラスの先端19eに押し込まれる。そし
て、図10に示すように、新たにサンルームが完成す
る。
【0035】次に、上記実施の形態の作用について説明
する。
する。
【0036】冬の期間は、図8の状態となっていて、図
1乃至図3に示す間取りとなっている。1階の左側の和
室14に隣接するテラス19a側の左外壁38と右外壁
39が閉じて和室14を形成している。
1乃至図3に示す間取りとなっている。1階の左側の和
室14に隣接するテラス19a側の左外壁38と右外壁
39が閉じて和室14を形成している。
【0037】陽気のよい春には、冬の期間閉じていたテ
ラス19a側の左外壁38と右外壁39とを図13に示
すように、テラス19a側に手動で90度開いて固定す
る。すると、天井が2階バルコニ12の下となる下屋上
13となり、床部がテラス19aとなる半屋外の居住空
間が完成する。
ラス19a側の左外壁38と右外壁39とを図13に示
すように、テラス19a側に手動で90度開いて固定す
る。すると、天井が2階バルコニ12の下となる下屋上
13となり、床部がテラス19aとなる半屋外の居住空
間が完成する。
【0038】この居住空間の屋外に開放されたベランダ
12の先端部12aとテラス19aの先端19eとの空
間には、図14に示すように、ベランダ12の先端部1
2aの外壁パネル差し込み溝70aに外壁パネル上部7
1aが差し込まれ、外壁パネル下部71bがテラスの先
端19eに押し込まれる。このようにして、3枚の外壁
パネル71がはめ込まれる(図9、10参照)。
12の先端部12aとテラス19aの先端19eとの空
間には、図14に示すように、ベランダ12の先端部1
2aの外壁パネル差し込み溝70aに外壁パネル上部7
1aが差し込まれ、外壁パネル下部71bがテラスの先
端19eに押し込まれる。このようにして、3枚の外壁
パネル71がはめ込まれる(図9、10参照)。
【0039】残りの空間にはベランダ12の先端部12
aの外壁パネル差し込み溝70aに窓パネル上部72a
が差し込まれ、窓パネル下部72bテラスの先端19e
に押し込まれる(図11参照)。そして、空間を外壁パ
ネル71と窓パネル72とで塞ぎ、図15に示すよう
に、新たにサンルームが完成する。
aの外壁パネル差し込み溝70aに窓パネル上部72a
が差し込まれ、窓パネル下部72bテラスの先端19e
に押し込まれる(図11参照)。そして、空間を外壁パ
ネル71と窓パネル72とで塞ぎ、図15に示すよう
に、新たにサンルームが完成する。
【0040】完成されたサンルームは、季節や季節の良
い朝昼には外壁パネル71を一時取り外して半屋外の部
屋にでき、また、冬季になれば、外壁パネル71と窓パ
ネル72をとりはずし、左外壁38と右外壁39とが閉
じられ、図8の和室14が形成される。
い朝昼には外壁パネル71を一時取り外して半屋外の部
屋にでき、また、冬季になれば、外壁パネル71と窓パ
ネル72をとりはずし、左外壁38と右外壁39とが閉
じられ、図8の和室14が形成される。
【0041】このように、左外壁38と右外壁39が水
平に開閉できることにより、季節に応じた新たな居住空
間が造れるとともに、建物のシルエットが変化し、異な
った建物外観の表情を得ることができる。
平に開閉できることにより、季節に応じた新たな居住空
間が造れるとともに、建物のシルエットが変化し、異な
った建物外観の表情を得ることができる。
【0042】上述の実施の形態では、テラス19aとベ
ランダ12との間に左・右左外壁38、39とを外側に
左右90度開いて形成され、前面の開口した空間に複数
の外壁パネル71と窓パネル72とを取り付けたが、図
16に示すように、ベランダ12の先端に設置したシャ
ッター収納部81内に収納されたシャッター80にて開
閉するようにしても良い。また、シャッター80は、図
17に示すように、ベランダ12の先端部12aの外壁
パネル差し込み溝70aを利用してシャッター収納部8
1を取り付けてもよい。
ランダ12との間に左・右左外壁38、39とを外側に
左右90度開いて形成され、前面の開口した空間に複数
の外壁パネル71と窓パネル72とを取り付けたが、図
16に示すように、ベランダ12の先端に設置したシャ
ッター収納部81内に収納されたシャッター80にて開
閉するようにしても良い。また、シャッター80は、図
17に示すように、ベランダ12の先端部12aの外壁
パネル差し込み溝70aを利用してシャッター収納部8
1を取り付けてもよい。
【0043】そして、風雨や晩時にはシャッター80を
降ろして雨戸として用い、季節の良い朝昼にはシャッタ
ー80の開き具合を調整して半屋外の居住空間となるよ
うに、季節や気象状況、さらには朝昼晩と刻々変化する
時々によってシャッター80の開き具合を調整し、心地
よい居住空間が得られる。また、冬季には屋外に出して
おいた盆栽等を室内に収納する倉庫代わりにもできる。
降ろして雨戸として用い、季節の良い朝昼にはシャッタ
ー80の開き具合を調整して半屋外の居住空間となるよ
うに、季節や気象状況、さらには朝昼晩と刻々変化する
時々によってシャッター80の開き具合を調整し、心地
よい居住空間が得られる。また、冬季には屋外に出して
おいた盆栽等を室内に収納する倉庫代わりにもできる。
【0044】また、上述のように、隔成パネルを複数の
外壁パネル71だけで形成し、窓パネル72と組み合わ
せたり、シャッター80として変更することにより、各
種の部屋を演出することができる。
外壁パネル71だけで形成し、窓パネル72と組み合わ
せたり、シャッター80として変更することにより、各
種の部屋を演出することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明は、ユニット構造体の屋外側面に開口部を設けるとと
もに、該開口部上部から屋外側に突設されるひさし部を
設けたユニット建物において、前記開口部には該開口部
の側縁に沿って回動自在に軸支され、収納の状態では該
開口部を閉塞するとともに、開放状態では前記ひさし部
下空間の側部に位置する移動壁を有し、前記ひさし部下
空間の側部に位置した移動壁と前記ひさし部とから形成
される前記ひさし部下空間を閉塞する隔成パネルが着脱
自在に変更可能となるように設けられているので、簡便
に新たな居住空間が得られるとともに、隔成パネルを各
種パネルに変更することによって、単なる部屋やサンル
ーム等のバラエティに富んだ居住空間が形成できる。
明は、ユニット構造体の屋外側面に開口部を設けるとと
もに、該開口部上部から屋外側に突設されるひさし部を
設けたユニット建物において、前記開口部には該開口部
の側縁に沿って回動自在に軸支され、収納の状態では該
開口部を閉塞するとともに、開放状態では前記ひさし部
下空間の側部に位置する移動壁を有し、前記ひさし部下
空間の側部に位置した移動壁と前記ひさし部とから形成
される前記ひさし部下空間を閉塞する隔成パネルが着脱
自在に変更可能となるように設けられているので、簡便
に新たな居住空間が得られるとともに、隔成パネルを各
種パネルに変更することによって、単なる部屋やサンル
ーム等のバラエティに富んだ居住空間が形成できる。
【0046】請求項2の発明は、前記移動壁が左外壁と
右外壁とに分割され且つ左右に開閉可能となっているの
で、分割された2つの外壁が軽く、両外壁を左右に容易
に水平開閉して、居住空間の変更が容易にできる。
右外壁とに分割され且つ左右に開閉可能となっているの
で、分割された2つの外壁が軽く、両外壁を左右に容易
に水平開閉して、居住空間の変更が容易にできる。
【0047】また、請求項3の発明は、前記隔成パネル
が縦長状の幅狭パネルとしたので、人によってひさし部
下空間に閉塞できる。
が縦長状の幅狭パネルとしたので、人によってひさし部
下空間に閉塞できる。
【0048】そして、請求項4の発明は、前記隔成パネ
ルが窓パネルを有するので、新たな居住空間がサンルー
ムとなる。
ルが窓パネルを有するので、新たな居住空間がサンルー
ムとなる。
【0049】また、請求項5の発明は、前記隔成パネル
がシャッターであるので、簡便に新たな居住空間を形成
できる。
がシャッターであるので、簡便に新たな居住空間を形成
できる。
【図1】この発明に係わる、ユニット建物の正面図であ
る。
る。
【図2】ユニット建物をB−B矢視した1階の間取り図
である。
である。
【図3】ユニット建物をC−C矢視した2階の間取り図
である。
である。
【図4】和室の左側A部分のユニットフレームの構造を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図5】ユニットフレームの左右ユニットフレームに大
窓を設けて左右壁とした斜視図である。
窓を設けて左右壁とした斜視図である。
【図6】左右壁を開けた状態を示す斜視図である。
【図7】上下支持部の要部断面図である。
【図8】左右壁が和室の外壁となった状態を示す斜視図
である。
である。
【図9】新たな居住空間の屋外空間に隔成パネルをはめ
込む状態を示す断面図である。
込む状態を示す断面図である。
【図10】新たな居住空間の屋外空間に外壁パネルがは
め込まれたD−D矢視断面図である。
め込まれたD−D矢視断面図である。
【図11】新たな居住空間の屋外空間に窓パネルはめ込
まれたE−E矢視断面図である。
まれたE−E矢視断面図である。
【図12】新たにサンルームが完成した図である。
【図13】左右の外壁を開けて新たな居住空間の外壁と
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図14】新たな居住空間の屋外開口に外壁パネルをは
め込んでいる状態を示す斜視図である。
め込んでいる状態を示す斜視図である。
【図15】新たな居住空間をサンルームとして完成した
図である。
図である。
【図16】新たな居住空間の外壁をシャッターとした斜
視図である。
視図である。
【図17】新たな居住空間の屋外空間にシャッターを取
り付けた状態を示す断面図である。
り付けた状態を示す断面図である。
【図18】従来のユニット建物を構成する単体ユニット
の説明図である。
の説明図である。
【図19】従来のユニット建物におけるサンルームの、
(a)はサンルームの各ユニットを示す図、(b)は完
成したサンルームを示す図である。
(a)はサンルームの各ユニットを示す図、(b)は完
成したサンルームを示す図である。
10…ユニット建物 12…ひさし部 30…ユニット構造体 38、39…移動壁 71、72、80…隔成パネル K…開口部
Claims (5)
- 【請求項1】ユニット構造体の屋外側面に開口部を設け
るとともに、該開口部上部から屋外側に突設されるひさ
し部を設けたユニット建物において、前記開口部には該
開口部の側縁に沿って回動自在に軸支され、収納の状態
では該開口部を閉塞するとともに、開放状態では前記ひ
さし部下空間の側部に位置する移動壁を有し、前記ひさ
し部下空間の側部に位置した移動壁と前記ひさし部とか
ら形成される前記ひさし部下空間を閉塞する隔成パネル
が着脱自在に変更可能となるように設けられていること
を特徴とするユニット建物。 - 【請求項2】前記移動壁が左外壁と右外壁とに分割され
且つ左右に開閉可能となっていることを特徴とする請求
項1に記載のユニット建物。 - 【請求項3】前記隔成パネルが縦長状の幅狭パネルとし
たことを特徴とする請求項1に記載のユニット建物。 - 【請求項4】前記隔成パネルが窓パネルを有することを
特徴とする請求項1に記載のユニット建物。 - 【請求項5】前記隔成パネルがシャッターであることを
特徴とする請求項1に記載のユニット建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31478996A JPH10152898A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31478996A JPH10152898A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ユニット建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10152898A true JPH10152898A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18057619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31478996A Pending JPH10152898A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ユニット建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10152898A (ja) |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31478996A patent/JPH10152898A/ja active Pending
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