JPH10157096A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH10157096A JPH10157096A JP9324885A JP32488597A JPH10157096A JP H10157096 A JPH10157096 A JP H10157096A JP 9324885 A JP9324885 A JP 9324885A JP 32488597 A JP32488597 A JP 32488597A JP H10157096 A JPH10157096 A JP H10157096A
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- JP
- Japan
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- image
- print head
- head
- along
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2132—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J19/00—Character- or line-spacing mechanisms
- B41J19/18—Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
- B41J19/20—Positive-feed character-spacing mechanisms
- B41J19/202—Drive control means for carriage movement
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
- G06K15/10—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
- G06K15/102—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads
- G06K15/105—Multipass or interlaced printing
- G06K15/107—Mask selection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク・ジェット・プリンタ装置によりプリ
ントする第1画像部分160及び第2画像部分164を
組み合わせて、複合画像を形成する。 【解決手段】 第1画像のテール162の部分の走査ラ
インと、第2画像164のヘッド166の部分の走査ラ
インをインターリーブして、合わせ目165に沿った画
像部分を正確に整合させる。
ントする第1画像部分160及び第2画像部分164を
組み合わせて、複合画像を形成する。 【解決手段】 第1画像のテール162の部分の走査ラ
インと、第2画像164のヘッド166の部分の走査ラ
インをインターリーブして、合わせ目165に沿った画
像部分を正確に整合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、インク・
ジェット・プリンタによる画像形成方法、特に、合わせ
目においてインターリーブした2つの画像部分から成る
複合画像をプリント(印刷)する画像形成方法に関す
る。
ジェット・プリンタによる画像形成方法、特に、合わせ
目においてインターリーブした2つの画像部分から成る
複合画像をプリント(印刷)する画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インク・ジェット・プリント・システム
(インク・ジェット・プリンタ)は、直接プリント技法
又はオフセット・プリント技法のいずれかを用いてい
る。典型的な直接プリント・システムでは、インクが、
プリント・ヘッドの噴射口(ジェット)から直接的に最
終的な受け媒体に噴射される。オフセット・プリント・
システムでは、プリント・ヘッドが、ドラム上の液体層
の如き中間転写面にインクを噴射し、次に、最終受け媒
体が中間転写面と接触して、インク画像が最終受け媒体
に転写し、融合するか固化する。
(インク・ジェット・プリンタ)は、直接プリント技法
又はオフセット・プリント技法のいずれかを用いてい
る。典型的な直接プリント・システムでは、インクが、
プリント・ヘッドの噴射口(ジェット)から直接的に最
終的な受け媒体に噴射される。オフセット・プリント・
システムでは、プリント・ヘッドが、ドラム上の液体層
の如き中間転写面にインクを噴射し、次に、最終受け媒
体が中間転写面と接触して、インク画像が最終受け媒体
に転写し、融合するか固化する。
【0003】いくつかの直接プリント・システム及びオ
フセット・プリント・システムにおいては、プリント・
ヘッド噴射口が刺激(fire)されながら、プリント・ヘ
ッドが最終受け媒体又は中間転写面に対して2次元で移
動する。典型的には、プリント・ヘッドがX軸に沿って
並進する共に、最終受け媒体又は中間転写面がY軸に沿
って移動する。この方法においては、プリント・ヘッド
は、プリント媒体にわたって「走査」し、選択的にイン
ク滴を媒体の特定の場所に付着させることにより、ドッ
ト・マトリックス画像を形成する。
フセット・プリント・システムにおいては、プリント・
ヘッド噴射口が刺激(fire)されながら、プリント・ヘ
ッドが最終受け媒体又は中間転写面に対して2次元で移
動する。典型的には、プリント・ヘッドがX軸に沿って
並進する共に、最終受け媒体又は中間転写面がY軸に沿
って移動する。この方法においては、プリント・ヘッド
は、プリント媒体にわたって「走査」し、選択的にイン
ク滴を媒体の特定の場所に付着させることにより、ドッ
ト・マトリックス画像を形成する。
【0004】オフセット・プリント技法における画像付
着過程に関して述べれば、中間転写面を支持するドラム
が回転するにつれ、この中間転写面に平行なX軸方向に
プリント・ヘッドが移動する。典型的には、プリント・
ヘッドは、線形配列に構成された多数の噴射口を具え、
ドラムの各回転で、中間転写面に1組の走査ラインをプ
リント(印刷)する。画像分解能条件を満たすと共に、
バンディング(縞状模様)やストリーキング(すじ)な
どの望ましくないプリント・アーティファクトが発生す
るのを防止するために、走査ラインの正確な位置決めが
必要である。よって、X軸(ヘッドの並進)及びY軸
(ドラムの回転)の動きは、適切な走査ライン配置を保
証するため、噴射口の刺激と注意深く調和しなければな
らない。
着過程に関して述べれば、中間転写面を支持するドラム
が回転するにつれ、この中間転写面に平行なX軸方向に
プリント・ヘッドが移動する。典型的には、プリント・
ヘッドは、線形配列に構成された多数の噴射口を具え、
ドラムの各回転で、中間転写面に1組の走査ラインをプ
リント(印刷)する。画像分解能条件を満たすと共に、
バンディング(縞状模様)やストリーキング(すじ)な
どの望ましくないプリント・アーティファクトが発生す
るのを防止するために、走査ラインの正確な位置決めが
必要である。よって、X軸(ヘッドの並進)及びY軸
(ドラムの回転)の動きは、適切な走査ライン配置を保
証するため、噴射口の刺激と注意深く調和しなければな
らない。
【0005】所望画像のサイズが大きくなるにつれ、X
軸移動/ヘッド並進及び/又はY軸動作の条件が一層重
要になる。大きなフォーマットの画像をプリントする1
つの技術が、本願出願人に譲渡された米国特許出願第0
8/509844号「インターリーブしインターレース
した画像形成」(特開平9−118016号に対応)に
記載されている。本願は、多数の画像部分を互いにイン
ターリーブ、即ち、綴じ合わせて、大きな複合画像を形
成する方法を開示している。プリント・ヘッドの別々の
X軸並進移動により、画像部分の各々を付着させる。各
画像部分を付着させた後、噴射口を刺激することなくプ
リント・ヘッドを次の画像部分の開始位置に移動させ
る。隣接した画像部分は、重なり合い、合わせ目でイン
ターリーブして、複合画像を形成する。
軸移動/ヘッド並進及び/又はY軸動作の条件が一層重
要になる。大きなフォーマットの画像をプリントする1
つの技術が、本願出願人に譲渡された米国特許出願第0
8/509844号「インターリーブしインターレース
した画像形成」(特開平9−118016号に対応)に
記載されている。本願は、多数の画像部分を互いにイン
ターリーブ、即ち、綴じ合わせて、大きな複合画像を形
成する方法を開示している。プリント・ヘッドの別々の
X軸並進移動により、画像部分の各々を付着させる。各
画像部分を付着させた後、噴射口を刺激することなくプ
リント・ヘッドを次の画像部分の開始位置に移動させ
る。隣接した画像部分は、重なり合い、合わせ目でイン
ターリーブして、複合画像を形成する。
【0006】この画像付着(形成)方法では、隣接した
画像部分を接合する合わせ目にて目立つアーティファク
トを避けるために、各画像部分の相対位置を注意深く制
御しなければならない。特にプリント・ヘッドのX軸移
動に関して、隣接した画像部分が合わせ目で適切にイン
ターリーブして整列するように、各画像部分を正確に付
着させる必要がある。さらに、隣接した画像部分の間の
合わせ目にて目立つアーティファクトを生じさせること
なく、異なるサイズ及び位置の複合画像をプリント媒体
上に繰り返し発生できなければならない。よって、正確
なX軸位置決め機構及び対応する位置決め方法が必要に
なる。
画像部分を接合する合わせ目にて目立つアーティファク
トを避けるために、各画像部分の相対位置を注意深く制
御しなければならない。特にプリント・ヘッドのX軸移
動に関して、隣接した画像部分が合わせ目で適切にイン
ターリーブして整列するように、各画像部分を正確に付
着させる必要がある。さらに、隣接した画像部分の間の
合わせ目にて目立つアーティファクトを生じさせること
なく、異なるサイズ及び位置の複合画像をプリント媒体
上に繰り返し発生できなければならない。よって、正確
なX軸位置決め機構及び対応する位置決め方法が必要に
なる。
【0007】従来のインク・ジェット・プリンタは、X
軸移動をプリント・ヘッドに伝える種々の機構を用いて
いる。X軸位置決め機構に関する特許の例としては、本
願出願人に譲渡された米国特許第5488396号「プ
リンタ用プリント・ヘッドの位置決め装置及び方法」
(以下、単に396特許と呼ぶ)がある。この特許は、
金属バンドによりレバー・アームに結合されたステップ
・モータ(パルス・モータ)を具えた運動機構を開示し
ている。レバー・アームの回転が、プリント・ヘッドに
取り付けられた位置決めシャフトに、横向きのX軸運動
を伝える。この機構は、ステップ・モータの各ステップ
を、プリント・ヘッドの横向きのX軸移動の1ピクセル
に変換する。レバー・アームを位置決めでき偏心して取
り付けられたボールにより、ステップ・モータの1ステ
ップ当たりのX軸変換量を調整可能である。
軸移動をプリント・ヘッドに伝える種々の機構を用いて
いる。X軸位置決め機構に関する特許の例としては、本
願出願人に譲渡された米国特許第5488396号「プ
リンタ用プリント・ヘッドの位置決め装置及び方法」
(以下、単に396特許と呼ぶ)がある。この特許は、
金属バンドによりレバー・アームに結合されたステップ
・モータ(パルス・モータ)を具えた運動機構を開示し
ている。レバー・アームの回転が、プリント・ヘッドに
取り付けられた位置決めシャフトに、横向きのX軸運動
を伝える。この機構は、ステップ・モータの各ステップ
を、プリント・ヘッドの横向きのX軸移動の1ピクセル
に変換する。レバー・アームを位置決めでき偏心して取
り付けられたボールにより、ステップ・モータの1ステ
ップ当たりのX軸変換量を調整可能である。
【0008】396特許の位置決め機構は、プリント・
ヘッドを高精度且つ繰り返し位置決めできるが、それに
もかかわらず、ステップ・モータ位相におけるアンバラ
ンスや、動作温度変化による種々の部品の温度膨張など
の要因により、わずかな変位エラーが生じる。さらに、
プリント・ヘッドでの噴射口の水平間隔の偏差により、
噴射口のX軸方向の正確な位置決めができないで不確定
となり、ある走査ラインの位置も不明確になる。また、
インターリーブした複合画像をプリントするのに上述の
方法を用いると、2つの画像部分を接合する合わせ目に
おいて、これら形式の変位エラーが大きくなる。完全な
インターレース画像内では通常気づかない程度で、0.
0003インチ(0.0076mm)のオーダの走査ラ
イン位置の非常にわずかな偏差でも、合わせ目における
整合不良により目立ったアーティファクトが生じる。
ヘッドを高精度且つ繰り返し位置決めできるが、それに
もかかわらず、ステップ・モータ位相におけるアンバラ
ンスや、動作温度変化による種々の部品の温度膨張など
の要因により、わずかな変位エラーが生じる。さらに、
プリント・ヘッドでの噴射口の水平間隔の偏差により、
噴射口のX軸方向の正確な位置決めができないで不確定
となり、ある走査ラインの位置も不明確になる。また、
インターリーブした複合画像をプリントするのに上述の
方法を用いると、2つの画像部分を接合する合わせ目に
おいて、これら形式の変位エラーが大きくなる。完全な
インターレース画像内では通常気づかない程度で、0.
0003インチ(0.0076mm)のオーダの走査ラ
イン位置の非常にわずかな偏差でも、合わせ目における
整合不良により目立ったアーティファクトが生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の画像
形成方法は、プリント・ヘッドの位置決めにより、プリ
ント・ヘッド位置決め機構における機械的変動により生
じた変位エラーを実質的に除去する。
形成方法は、プリント・ヘッドの位置決めにより、プリ
ント・ヘッド位置決め機構における機械的変動により生
じた変位エラーを実質的に除去する。
【0010】本発明の1つの観点によれば、合わせ目に
てインターリーブした複数の画像部分を有する複合画像
をプリントし、この合わせ目に沿ったこれら画像部分の
整合が正確で繰り返し可能である画像形成方法を提供す
る。
てインターリーブした複数の画像部分を有する複合画像
をプリントし、この合わせ目に沿ったこれら画像部分の
整合が正確で繰り返し可能である画像形成方法を提供す
る。
【0011】本発明の他の観点によれば、受け面の大き
さ及び位置に関係なく、プリント・ヘッドが総ての画像
のX軸に沿って同一の運動を行う画像形成方法を提供す
る。
さ及び位置に関係なく、プリント・ヘッドが総ての画像
のX軸に沿って同一の運動を行う画像形成方法を提供す
る。
【0012】本発明の特徴は、プリント・ヘッドの同じ
噴射口を用いて、大きさに関係なく、総ての画像の合わ
せ目をプリントすることである。
噴射口を用いて、大きさに関係なく、総ての画像の合わ
せ目をプリントすることである。
【0013】本発明の他の特徴は、プリント・ヘッド上
の噴射口選択的に無視したり刺激して、画像の大きさ及
び位置を制御することである。
の噴射口選択的に無視したり刺激して、画像の大きさ及
び位置を制御することである。
【0014】本発明の利点は、X軸駆動機構の不正確さ
及び/又はプリント・ヘッドの噴射口位置の不確実さに
より生じるプリント・アーティファクトを効果的に最少
とすることである。
及び/又はプリント・ヘッドの噴射口位置の不確実さに
より生じるプリント・アーティファクトを効果的に最少
とすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述及びその他の観点、
特徴及び利点を達成するために、また、上述に基づく本
発明の目的に応じて、本発明は、インク・ジェット・プ
リンタ用の改善された画像形成方法を提供する。本発明
の画像形成方法は、X軸方向に沿ったプリント・ヘッド
の移動を同じにして、合わせ目で重なり合う画像部分を
正確に付着(形成)できると共に、複合画像全体を形成
できる。プリント・ヘッドの同じ噴射口(ジェット)を
用いて、大きさに無関係に、総ての画像における合わせ
目をプリントする。総ての画像に対してX軸方向に沿っ
て、同じ距離だけプリント・ヘッドを移動させることに
より、本発明の方法は、X軸方向に沿ったプリント・ヘ
ッドの変位の不明確さにより生じる合わせ目での目立っ
たアーティファクトを実質的に除去する。
特徴及び利点を達成するために、また、上述に基づく本
発明の目的に応じて、本発明は、インク・ジェット・プ
リンタ用の改善された画像形成方法を提供する。本発明
の画像形成方法は、X軸方向に沿ったプリント・ヘッド
の移動を同じにして、合わせ目で重なり合う画像部分を
正確に付着(形成)できると共に、複合画像全体を形成
できる。プリント・ヘッドの同じ噴射口(ジェット)を
用いて、大きさに無関係に、総ての画像における合わせ
目をプリントする。総ての画像に対してX軸方向に沿っ
て、同じ距離だけプリント・ヘッドを移動させることに
より、本発明の方法は、X軸方向に沿ったプリント・ヘ
ッドの変位の不明確さにより生じる合わせ目での目立っ
たアーティファクトを実質的に除去する。
【0016】本発明の更に他の概念に関しては、本発明
を実施するのに最適なモードの1つを簡単に示した好適
な実施例に関する以下の説明から、当業者には明らかに
なろう。本発明は、他の実施例も可能であり、本発明を
逸脱することなく、その細部を種々に変形できることが
理解できよう。よって、添付図及びその説明は、実施例
を示すものであり、本発明を不当に制限するものではな
い。
を実施するのに最適なモードの1つを簡単に示した好適
な実施例に関する以下の説明から、当業者には明らかに
なろう。本発明は、他の実施例も可能であり、本発明を
逸脱することなく、その細部を種々に変形できることが
理解できよう。よって、添付図及びその説明は、実施例
を示すものであり、本発明を不当に制限するものではな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成方法を
用いたオフセット・インク・ジェット・プリンタ装置1
0を示す図である。この形式のオフセット・プリンタ装
置の例は、本願出願人に譲渡された米国特許第5389
958号「画像形成処理」(以下、単に958特許とい
う)に記載されている。この958特許は、この形式の
プリンタの好適例である。本発明の方法の好適実施例の
以下の説明は、この形式のプリンタ装置に用いたもので
ある。しかし、本発明の方法は、インクを受け媒体に直
接噴射する直接プリンタ装置の如き異なる技術を用いた
種々の他のインク・ジェット・プリンタ装置にも用いる
ことができる点が理解できよう。したがって、以下の説
明は、本発明の一実施例を単に示すに過ぎない。
用いたオフセット・インク・ジェット・プリンタ装置1
0を示す図である。この形式のオフセット・プリンタ装
置の例は、本願出願人に譲渡された米国特許第5389
958号「画像形成処理」(以下、単に958特許とい
う)に記載されている。この958特許は、この形式の
プリンタの好適例である。本発明の方法の好適実施例の
以下の説明は、この形式のプリンタ装置に用いたもので
ある。しかし、本発明の方法は、インクを受け媒体に直
接噴射する直接プリンタ装置の如き異なる技術を用いた
種々の他のインク・ジェット・プリンタ装置にも用いる
ことができる点が理解できよう。したがって、以下の説
明は、本発明の一実施例を単に示すに過ぎない。
【0018】引き続き図1を参照する。プリンタ装置
(単に、プリンタと言うこともある)10は、データ源
12から画像データを受ける。プリンタ10内のプリン
タ・ドライバ14は、画像データを処理して、プリント
・エンジン16の動作を制御する。プリンタ・ドライバ
14は、フォーマットされた画像データをプリント・ヘ
ッド18に供給し、X軸駆動機構20を活性化するモー
タ制御器23に制御データを転送して、プリント・ヘッ
ドの運動を制御する。また、ドライバ14は、ドラム・
モータ24を活性化するモータ制御器22に制御データ
を供給して、転写ドラム26の回転も制御する。
(単に、プリンタと言うこともある)10は、データ源
12から画像データを受ける。プリンタ10内のプリン
タ・ドライバ14は、画像データを処理して、プリント
・エンジン16の動作を制御する。プリンタ・ドライバ
14は、フォーマットされた画像データをプリント・ヘ
ッド18に供給し、X軸駆動機構20を活性化するモー
タ制御器23に制御データを転送して、プリント・ヘッ
ドの運動を制御する。また、ドライバ14は、ドラム・
モータ24を活性化するモータ制御器22に制御データ
を供給して、転写ドラム26の回転も制御する。
【0019】図2は、ステップ・モータ、第1及び第2
プリー、第1及び第2ベルト、キャプスタン、スプリッ
ト・バンド及びプリント・ヘッド・キャリッジの動作関
係を示す上面図である。動作において、ドラム26が回
転し、プリント・ヘッドの噴射口(図示せず)が刺激さ
れると、プリント・ヘッド18は、転写ドラム26と平
行にX軸方向に沿って移動する。図3は、スプリット・
バンドがキャプスタンをどのようにプリント・ヘッド・
キャリッジに結合するかを示す正面図である。この図3
に示す如く、ドラム26の回転は、矢印Yが示すよう
に、プリント・ヘッド18に対するY軸方向における動
きを発生する。この方法において、ドラム26の外側表
面に支持された中間転写層(図示せず)にインク画像が
形成される。ライン・インターレースを用いた例示的な
インク画像形成(付着)手順の一層詳細な説明は、後述
する。中間点転写層に画像を完全に形成した際、紙又は
透明フィルム(トランスパレンシー)の如き最終受け媒
体が転写ドラム26と接触し、付着された画像が同時に
最終受け媒体に転写され固定される(固着される)。
プリー、第1及び第2ベルト、キャプスタン、スプリッ
ト・バンド及びプリント・ヘッド・キャリッジの動作関
係を示す上面図である。動作において、ドラム26が回
転し、プリント・ヘッドの噴射口(図示せず)が刺激さ
れると、プリント・ヘッド18は、転写ドラム26と平
行にX軸方向に沿って移動する。図3は、スプリット・
バンドがキャプスタンをどのようにプリント・ヘッド・
キャリッジに結合するかを示す正面図である。この図3
に示す如く、ドラム26の回転は、矢印Yが示すよう
に、プリント・ヘッド18に対するY軸方向における動
きを発生する。この方法において、ドラム26の外側表
面に支持された中間転写層(図示せず)にインク画像が
形成される。ライン・インターレースを用いた例示的な
インク画像形成(付着)手順の一層詳細な説明は、後述
する。中間点転写層に画像を完全に形成した際、紙又は
透明フィルム(トランスパレンシー)の如き最終受け媒
体が転写ドラム26と接触し、付着された画像が同時に
最終受け媒体に転写され固定される(固着される)。
【0020】図2及び図3は、X軸駆動機構20の好適
な実施例も示している。ステップ・モータ30は、第1
ベルト34により第1プリー32と結合している。好適
なステップ・モータ30は、1ステップ当たり1.8度
の変位である2極マイクロステップ駆動モータである。
第2ベルト36により、第1プリー32を第2プリー3
8に結合する。図3に判りやすく示すように、キャプス
タン40は、第2プリー38に同軸的に取り付けられて
いる。スプリット・バンド42は、キャプスタン40を
プリント・ヘッド・キャリッジ44に結合する。好適に
は、キャプスタン40は、温度膨張係数が1.62×1
0^(−6)/゜C(1゜C当たり1.62掛ける10
のマイナス6乗)未満の材料から作った物である。この
方法において、キャプスタン40の大きさは、動作温度
範囲にわたって実質的に変化せず、ステップ・モータ3
0の回転とプリント・ヘッド・キャリッジ44の並進と
の関係を容易にほぼ一定にできる。
な実施例も示している。ステップ・モータ30は、第1
ベルト34により第1プリー32と結合している。好適
なステップ・モータ30は、1ステップ当たり1.8度
の変位である2極マイクロステップ駆動モータである。
第2ベルト36により、第1プリー32を第2プリー3
8に結合する。図3に判りやすく示すように、キャプス
タン40は、第2プリー38に同軸的に取り付けられて
いる。スプリット・バンド42は、キャプスタン40を
プリント・ヘッド・キャリッジ44に結合する。好適に
は、キャプスタン40は、温度膨張係数が1.62×1
0^(−6)/゜C(1゜C当たり1.62掛ける10
のマイナス6乗)未満の材料から作った物である。この
方法において、キャプスタン40の大きさは、動作温度
範囲にわたって実質的に変化せず、ステップ・モータ3
0の回転とプリント・ヘッド・キャリッジ44の並進と
の関係を容易にほぼ一定にできる。
【0021】図3に示すように、スプリット・バンド4
2は、細長い形であり、第1アーム45、中心部分48
及び第2アーム50を含んでいる。第2アーム50は、
第1アーム45が自由に通過できるスロット52を有す
る。好適には、このバンドは、ステンレス・スチールを
打ち抜いたものであり、その厚さは、0.008インチ
(0.203mm)である。また、このバンド42は、
ファスナー54を用いてキャプスタン40に堅固に取り
付けられている。第2アーム50は、キャプスタン40
の周囲に2分の1回転だけ巻き付けられ、プリント・ヘ
ッド・キャリッジ44に沿って延び、このキャリッジに
ファスナー58により留められている。同様に、第1ア
ーム45も、キャプスタン40の周囲に2分の1回転だ
け巻き付けられ、プリント・ヘッド・キャリッジ44に
沿って延び、このキャリッジにファスナー60により留
められている。
2は、細長い形であり、第1アーム45、中心部分48
及び第2アーム50を含んでいる。第2アーム50は、
第1アーム45が自由に通過できるスロット52を有す
る。好適には、このバンドは、ステンレス・スチールを
打ち抜いたものであり、その厚さは、0.008インチ
(0.203mm)である。また、このバンド42は、
ファスナー54を用いてキャプスタン40に堅固に取り
付けられている。第2アーム50は、キャプスタン40
の周囲に2分の1回転だけ巻き付けられ、プリント・ヘ
ッド・キャリッジ44に沿って延び、このキャリッジに
ファスナー58により留められている。同様に、第1ア
ーム45も、キャプスタン40の周囲に2分の1回転だ
け巻き付けられ、プリント・ヘッド・キャリッジ44に
沿って延び、このキャリッジにファスナー60により留
められている。
【0022】次に、図2を参照する。プリント・ヘッド
18は、プリント・ヘッド・キャリッジ44に取り付け
られている。プリント・ヘッド・キャリッジ44は、動
作矢印Xで示すように、X軸方向に移動できるように、
シャフト64に摺動可能に取り付けられる。動作におい
て、ステップ・モータ30は、動作矢印Aの方向に回転
し、この回転により、動作矢印Bの方向に第1プリー3
2を回転させる。よって、第2プリー38及びキャプス
タン40は、動作矢印Cの方向に回転する。この回転
が、プリント・ヘッド・キャリッジ44及びそこに取り
付けられたプリント・ヘッド18をX軸方向に並進させ
る。好適な実施例において、この2段階の減速駆動機構
20は、ステップ・モータ30による1.8度ステップ
の各々を、X軸方向における2分の1ピクセル分のプリ
ント・ヘッド・キャリッジ44の動きに変換する。よっ
て、X軸方向の1ピクセルの移動には、ステップ・モー
タ30の2ステップが必要になる。プリント・ヘッド1
8をX軸方向に並進させる他の機構を、後述の本発明の
方法と共に用いてもよいことが当業者には理解できよ
う。
18は、プリント・ヘッド・キャリッジ44に取り付け
られている。プリント・ヘッド・キャリッジ44は、動
作矢印Xで示すように、X軸方向に移動できるように、
シャフト64に摺動可能に取り付けられる。動作におい
て、ステップ・モータ30は、動作矢印Aの方向に回転
し、この回転により、動作矢印Bの方向に第1プリー3
2を回転させる。よって、第2プリー38及びキャプス
タン40は、動作矢印Cの方向に回転する。この回転
が、プリント・ヘッド・キャリッジ44及びそこに取り
付けられたプリント・ヘッド18をX軸方向に並進させ
る。好適な実施例において、この2段階の減速駆動機構
20は、ステップ・モータ30による1.8度ステップ
の各々を、X軸方向における2分の1ピクセル分のプリ
ント・ヘッド・キャリッジ44の動きに変換する。よっ
て、X軸方向の1ピクセルの移動には、ステップ・モー
タ30の2ステップが必要になる。プリント・ヘッド1
8をX軸方向に並進させる他の機構を、後述の本発明の
方法と共に用いてもよいことが当業者には理解できよ
う。
【0023】さらに、図2を説明する。プリント・ヘッ
ド18は、転写ドラム26に平行に延びた表面70を有
する。このドラム26は、シャフト74の周囲で動作矢
印Eの方向に回転する。ドラム26が回転し、プリント
・ヘッド18がX軸方向に沿って移動すると、表面70
の複数のインク噴射口(図示せず)がドラム26の中間
転写層(図示せず)にインクを噴射する。インク噴射口
の列によりプリントされた走査ラインの一部を示す図6
を参照して、一層詳細に後述するように、インク噴射口
46を刺激しながら、転写ドラム26の1回転と、X軸
方向に沿ったプリント・ヘッド18の同時の並進とによ
り、ドラム26の中間転写層上に、走査ライン102の
如き斜めの走査ラインの付着が行われる。1つの走査ラ
インの幅は、1ピクセル(1ピクセル幅)であることが
明らかであろう。1インチ当たり300ドット(300
dpi:即ち、1cm当たり118ドット)のプリント
の場合、1ピクセルの幅は、0.00333インチ
(0.085mm)である。よって、300dpiの1
走査ラインの幅は、0.00333インチである。
ド18は、転写ドラム26に平行に延びた表面70を有
する。このドラム26は、シャフト74の周囲で動作矢
印Eの方向に回転する。ドラム26が回転し、プリント
・ヘッド18がX軸方向に沿って移動すると、表面70
の複数のインク噴射口(図示せず)がドラム26の中間
転写層(図示せず)にインクを噴射する。インク噴射口
の列によりプリントされた走査ラインの一部を示す図6
を参照して、一層詳細に後述するように、インク噴射口
46を刺激しながら、転写ドラム26の1回転と、X軸
方向に沿ったプリント・ヘッド18の同時の並進とによ
り、ドラム26の中間転写層上に、走査ライン102の
如き斜めの走査ラインの付着が行われる。1つの走査ラ
インの幅は、1ピクセル(1ピクセル幅)であることが
明らかであろう。1インチ当たり300ドット(300
dpi:即ち、1cm当たり118ドット)のプリント
の場合、1ピクセルの幅は、0.00333インチ
(0.085mm)である。よって、300dpiの1
走査ラインの幅は、0.00333インチである。
【0024】図4は、ドラム26の中間転写層から見た
プリント・ヘッド18の表面70の一部を示す。各々4
個のインク噴射口から成る平行な垂直列は、表面70を
横切って配置されている。4個の行82、84、86及
び88のみを示したが、好適なプリント・ヘッド18の
インク噴射口46は、少なくとも88個の列を用いても
よいことが理解できよう。噴射口46の各列は、上から
下に向かって、シアンC、マゼンタM、黄色Y及び黒K
のインク噴射口46を有する。この方法で、インク噴射
口46の単一の列からの個別のインク滴は、プリント・
ヘッド18の走査期間中に互いに重なり合って、所望色
を発生できる。プリント・ヘッド18の好適な実施例に
おいて、図4から判りにくいかもしれないが、噴射口4
6の各列の黒インク噴射口Kは、その上の他の3個のイ
ンク噴射口Y、M及びCよりも左に2ピクセルだけオフ
セットしている。
プリント・ヘッド18の表面70の一部を示す。各々4
個のインク噴射口から成る平行な垂直列は、表面70を
横切って配置されている。4個の行82、84、86及
び88のみを示したが、好適なプリント・ヘッド18の
インク噴射口46は、少なくとも88個の列を用いても
よいことが理解できよう。噴射口46の各列は、上から
下に向かって、シアンC、マゼンタM、黄色Y及び黒K
のインク噴射口46を有する。この方法で、インク噴射
口46の単一の列からの個別のインク滴は、プリント・
ヘッド18の走査期間中に互いに重なり合って、所望色
を発生できる。プリント・ヘッド18の好適な実施例に
おいて、図4から判りにくいかもしれないが、噴射口4
6の各列の黒インク噴射口Kは、その上の他の3個のイ
ンク噴射口Y、M及びCよりも左に2ピクセルだけオフ
セットしている。
【0025】本発明の方法の好適実施例においては、詳
細に後述するように、ライン・インターレース技法を用
いて、転写ドラム26にインク画像を形成する。ライン
・インターレースでは、インク噴射口46の2個以上の
異なる列により、隣接した走査ラインをプリントする必
要がある。例えば、図示しないが、3対1(3:1)の
インターレースでは、走査ライン1、4、7などが噴射
口の第1列でプリントされ、走査ライン2、5、8など
が噴射口の第2列でプリントされ、走査ライン3、6、
9などが噴射口の第3列でプリントされる。ライン・イ
ンターレースの説明は、本願出願人に譲渡された米国特
許出願第08/509844号「インターリーブしイン
ターレースした画像形成」(特開平9−118016号
に対応)に記載されている。この米国特許出願は、好適
な従来例である。本発明の方法の好適実施例は、分解能
が300dpiのプリントを用いている。本発明の方法
は、600dpiの如き他のプリント分解能により実施
してもよいことが理解できよう。
細に後述するように、ライン・インターレース技法を用
いて、転写ドラム26にインク画像を形成する。ライン
・インターレースでは、インク噴射口46の2個以上の
異なる列により、隣接した走査ラインをプリントする必
要がある。例えば、図示しないが、3対1(3:1)の
インターレースでは、走査ライン1、4、7などが噴射
口の第1列でプリントされ、走査ライン2、5、8など
が噴射口の第2列でプリントされ、走査ライン3、6、
9などが噴射口の第3列でプリントされる。ライン・イ
ンターレースの説明は、本願出願人に譲渡された米国特
許出願第08/509844号「インターリーブしイン
ターレースした画像形成」(特開平9−118016号
に対応)に記載されている。この米国特許出願は、好適
な従来例である。本発明の方法の好適実施例は、分解能
が300dpiのプリントを用いている。本発明の方法
は、600dpiの如き他のプリント分解能により実施
してもよいことが理解できよう。
【0026】引き続き図4を参照して説明する。インク
噴射口46の隣接した列は、噴射口相互間の間隔がNピ
クセル幅で、X軸方向に沿って、離間している。噴射口
相互間の間隔Nにより、完全に埋まった画像(以下、単
に完全画像ということもある)を作るのにプリントしな
ければならない隣接走査ラインの数を決定する。単一の
走査ラインは、転写ドラム26の1回転と、X軸方向に
沿ったプリント・ヘッド18の同時移動又はステップと
に対応するので、噴射口相互間隔Nは、完全画像を作る
のに必要なドラムの回転数も決める。これにより、噴射
口相互間隔Nが10であるプリント・ヘッド18では、
完全画像を作るのに転写ドラムを10回転する必要があ
る。完全画像の大きさは、プリント・ヘッドの大きさ
と、利用するライン・インターレース比とで決まること
が明らかであろう。
噴射口46の隣接した列は、噴射口相互間の間隔がNピ
クセル幅で、X軸方向に沿って、離間している。噴射口
相互間の間隔Nにより、完全に埋まった画像(以下、単
に完全画像ということもある)を作るのにプリントしな
ければならない隣接走査ラインの数を決定する。単一の
走査ラインは、転写ドラム26の1回転と、X軸方向に
沿ったプリント・ヘッド18の同時移動又はステップと
に対応するので、噴射口相互間隔Nは、完全画像を作る
のに必要なドラムの回転数も決める。これにより、噴射
口相互間隔Nが10であるプリント・ヘッド18では、
完全画像を作るのに転写ドラムを10回転する必要があ
る。完全画像の大きさは、プリント・ヘッドの大きさ
と、利用するライン・インターレース比とで決まること
が明らかであろう。
【0027】上述の如く、転写ドラム26を回転すると
同時に、X軸方向にプリント・ヘッド18を移動すると
共にインク噴射口46を刺激して、走査ラインをプリン
トする。上述の3:1インターレースを行うためには、
プリント・ヘッド18は、転写ドラムの回転毎にX軸方
向に3ピクセルである距離nだけ移動、即ち、ステップ
する。実際には、転写ドラム26が回転している間、X
軸駆動機構20は、プリント・ヘッド18を一定速度で
移動させる。よって、3:1インターレース・パターン
を別の表現で表せば、完全画像をプリントするためにプ
リント・ヘッド18が移動する数値ステップ・シーケン
スである。インク噴射口相互間隔Nが10で、3:1イ
ンターレースを用いるプリント・ヘッド18にとって、
プリント・ヘッドのX軸ステップ・シーケンスは、3、
3、3、3、3、3、3、3、3、3である。
同時に、X軸方向にプリント・ヘッド18を移動すると
共にインク噴射口46を刺激して、走査ラインをプリン
トする。上述の3:1インターレースを行うためには、
プリント・ヘッド18は、転写ドラムの回転毎にX軸方
向に3ピクセルである距離nだけ移動、即ち、ステップ
する。実際には、転写ドラム26が回転している間、X
軸駆動機構20は、プリント・ヘッド18を一定速度で
移動させる。よって、3:1インターレース・パターン
を別の表現で表せば、完全画像をプリントするためにプ
リント・ヘッド18が移動する数値ステップ・シーケン
スである。インク噴射口相互間隔Nが10で、3:1イ
ンターレースを用いるプリント・ヘッド18にとって、
プリント・ヘッドのX軸ステップ・シーケンスは、3、
3、3、3、3、3、3、3、3、3である。
【0028】図5及び図6は、噴射口相互間隔がN=1
0のプリント・ヘッド18で、4:1インターレース比
(n=4)の画像付着(形成)手順により形成したライ
ン・インターレースの例である。図5は、完全画像のプ
リント期間中にドラム26から見たいくつかのインク噴
射口のX軸方向の位置を示している。図示のために、図
5は、ドラム26の10回転の各回転の前におけるイン
ク噴射口46の位置を示す完全画像の一部を表す図であ
る。行50内の隣接したシンボルの各々は、ドラム26
から見たプリント・ヘッド18上の噴射口46の1列を
表す(なお、図5では、図面の大きさの関係で行がずれ
ているが1行である)。同じ形で同じ方向のシンボルの
総ては、図4のインク噴射口36の同じ行を表す。理解
を容易にするために、ドラム26の回転の開始において
位置決めされた特定の噴射口列に対応する単一のインク
噴射口46として、各シンボルを示してある。各シンボ
ル内の数字は、転写ドラム26の特定の回転を表す。完
全画像をプリントするのに必要な10回転の内におい
て、例えば、1は第1回転を示し、10は最終回点を示
す。これにより、シンボル82−1、84−1、86−
1及び88−1は、ドラム26の第1回転の最初におけ
る噴射口列82、84、86及び88のX軸位置を夫々
表す。
0のプリント・ヘッド18で、4:1インターレース比
(n=4)の画像付着(形成)手順により形成したライ
ン・インターレースの例である。図5は、完全画像のプ
リント期間中にドラム26から見たいくつかのインク噴
射口のX軸方向の位置を示している。図示のために、図
5は、ドラム26の10回転の各回転の前におけるイン
ク噴射口46の位置を示す完全画像の一部を表す図であ
る。行50内の隣接したシンボルの各々は、ドラム26
から見たプリント・ヘッド18上の噴射口46の1列を
表す(なお、図5では、図面の大きさの関係で行がずれ
ているが1行である)。同じ形で同じ方向のシンボルの
総ては、図4のインク噴射口36の同じ行を表す。理解
を容易にするために、ドラム26の回転の開始において
位置決めされた特定の噴射口列に対応する単一のインク
噴射口46として、各シンボルを示してある。各シンボ
ル内の数字は、転写ドラム26の特定の回転を表す。完
全画像をプリントするのに必要な10回転の内におい
て、例えば、1は第1回転を示し、10は最終回点を示
す。これにより、シンボル82−1、84−1、86−
1及び88−1は、ドラム26の第1回転の最初におけ
る噴射口列82、84、86及び88のX軸位置を夫々
表す。
【0029】シンボル82−1〜82−10は、ドラム
26の第1回転から第10回転の初めにおける噴射口列
82の位置を夫々表す。同様に、シンボル84−1〜8
4−10は、ドラム26の第1回転から第10回転の初
めにおける噴射口列84の位置を夫々表す。これは、
4:1のインターレースにとって、ドラム26の各回転
で、プリント・ヘッド18がX軸方向に沿ってn=4ピ
クセルの距離だけ移動することを表す。図4から、噴射
口列82が噴射口列84に隣接していることが理解でき
よう。図5においては、シンボル82−1及びシンボル
84−1の間の距離が、N=10ピクセルの噴射口相互
距離又は間隔に等しい。また、図5は、4:1インター
レース画像が4個の異なる噴射口列の出力を含んだバン
ド71から成ることを示している。バンド71の各々の
幅は、N=10の噴射口相互間隔に等しい。
26の第1回転から第10回転の初めにおける噴射口列
82の位置を夫々表す。同様に、シンボル84−1〜8
4−10は、ドラム26の第1回転から第10回転の初
めにおける噴射口列84の位置を夫々表す。これは、
4:1のインターレースにとって、ドラム26の各回転
で、プリント・ヘッド18がX軸方向に沿ってn=4ピ
クセルの距離だけ移動することを表す。図4から、噴射
口列82が噴射口列84に隣接していることが理解でき
よう。図5においては、シンボル82−1及びシンボル
84−1の間の距離が、N=10ピクセルの噴射口相互
距離又は間隔に等しい。また、図5は、4:1インター
レース画像が4個の異なる噴射口列の出力を含んだバン
ド71から成ることを示している。バンド71の各々の
幅は、N=10の噴射口相互間隔に等しい。
【0030】図6は、図5のシンボルが表す噴射口列で
プリントされる走査ラインの一部を示す。走査ライン1
02、103及び104の各々は、ドラム26の連続的
な回転で噴射口列82によりプリントされる。特に、走
査ライン102は、第1回転でプリントされ、走査ライ
ン103は、第2回転でプリントされ、走査ライン10
4は、第3回転でプリントされる。上の行90に沿った
各シンボルは、走査ラインの初め、即ち、ドラム26の
回転の初めにおける特定の噴射口列の位置を表す。この
位置は、下の行92上の同じ回転数字で示す同じシンボ
ルが示すように、ドラム26の前の回転でこの噴射口列
によりプリントされた前の走査ラインの終わりに対応す
る。換言すれば、下の行92に沿った各シンボルは、走
査ラインにおける特定の噴射口列の位置を表す。例え
ば、噴射口列82に対応するシンボル82−2は、走査
ライン102(下の行92)の終わりと、走査ライン1
03(上の行90)の初めとに、同時に位置決めされ
る。この位置決めの1つの例外が、シンボル82−1及
び84−1で示すように、ドラム26の第1回転の初め
に生じる。これは、ドラム26の第1回転なので、プリ
ントされた以前の走査ラインが存在しない。よって、シ
ンボル82−1及び84−1は、走査ライン102及び
107の初めのみを夫々表し、これらシンボルには、行
92上の対応部分がない。
プリントされる走査ラインの一部を示す。走査ライン1
02、103及び104の各々は、ドラム26の連続的
な回転で噴射口列82によりプリントされる。特に、走
査ライン102は、第1回転でプリントされ、走査ライ
ン103は、第2回転でプリントされ、走査ライン10
4は、第3回転でプリントされる。上の行90に沿った
各シンボルは、走査ラインの初め、即ち、ドラム26の
回転の初めにおける特定の噴射口列の位置を表す。この
位置は、下の行92上の同じ回転数字で示す同じシンボ
ルが示すように、ドラム26の前の回転でこの噴射口列
によりプリントされた前の走査ラインの終わりに対応す
る。換言すれば、下の行92に沿った各シンボルは、走
査ラインにおける特定の噴射口列の位置を表す。例え
ば、噴射口列82に対応するシンボル82−2は、走査
ライン102(下の行92)の終わりと、走査ライン1
03(上の行90)の初めとに、同時に位置決めされ
る。この位置決めの1つの例外が、シンボル82−1及
び84−1で示すように、ドラム26の第1回転の初め
に生じる。これは、ドラム26の第1回転なので、プリ
ントされた以前の走査ラインが存在しない。よって、シ
ンボル82−1及び84−1は、走査ライン102及び
107の初めのみを夫々表し、これらシンボルには、行
92上の対応部分がない。
【0031】引き続き図6を参照して説明する。図示し
た4:1のインターレースでのプリント・ヘッドのステ
ップ・パターンは、4、4、4、4、5、4、4、4、
4、4である。これら総てのステップは、他よりも1だ
け大きい5番目のステップを除いて、ドラムの1回転に
つきX軸方向に沿った4ピクセルの同じ距離をカバーす
る。ドラム26の第5回転での運動の余分なピクセル
は、本願の目的のたの調整移動となる。この調整移動
は、走査ライン100及び105でのプリント内に示
す。例えば、走査ライン100のプリントの終わりにお
いて、噴射口列80は、走査ライン102の初めに位置
決めされ、この位置が、下の行92内の点線のシンボル
80−6により示される。しかし、ドラム26の第1回
転での噴射口列82が走査ライン102をプリントす
る。よって、この位置で噴射口列80により連続的にプ
リントされ、この噴射口80によりプリントされた走査
ラインが、次のドラム回転での走査ライン102と重な
り、インターレースのギャップが1走査ラインとなる。
た4:1のインターレースでのプリント・ヘッドのステ
ップ・パターンは、4、4、4、4、5、4、4、4、
4、4である。これら総てのステップは、他よりも1だ
け大きい5番目のステップを除いて、ドラムの1回転に
つきX軸方向に沿った4ピクセルの同じ距離をカバーす
る。ドラム26の第5回転での運動の余分なピクセル
は、本願の目的のたの調整移動となる。この調整移動
は、走査ライン100及び105でのプリント内に示
す。例えば、走査ライン100のプリントの終わりにお
いて、噴射口列80は、走査ライン102の初めに位置
決めされ、この位置が、下の行92内の点線のシンボル
80−6により示される。しかし、ドラム26の第1回
転での噴射口列82が走査ライン102をプリントす
る。よって、この位置で噴射口列80により連続的にプ
リントされ、この噴射口80によりプリントされた走査
ラインが、次のドラム回転での走査ライン102と重な
り、インターレースのギャップが1走査ラインとなる。
【0032】この問題を避けるために、ドラム26の第
5回転の終わりにて図2のプリント・ヘッド18を余分
に1ビットだけ進ませる(調整移動)。この方法におい
て、噴射口列80は、走査ライン102に隣接して適切
に位置決めされる。なお、この位置は、シンボル80−
6’で示す。噴射口がドラム26上にプリントしないと
きに、この調整移動が行わなければならない。好適な実
施例において、ドラム26の表面領域は、ドラム26上
にプリントすべき最大画像よりも大きい。これにより、
ドラム26が、刺激しないプリント・ヘッド噴射口を有
する無効(デッド)バンド部分を含むことが可能とな
る。調整移動は、ドラム26のこの無効バンド部分内で
行われる。
5回転の終わりにて図2のプリント・ヘッド18を余分
に1ビットだけ進ませる(調整移動)。この方法におい
て、噴射口列80は、走査ライン102に隣接して適切
に位置決めされる。なお、この位置は、シンボル80−
6’で示す。噴射口がドラム26上にプリントしないと
きに、この調整移動が行わなければならない。好適な実
施例において、ドラム26の表面領域は、ドラム26上
にプリントすべき最大画像よりも大きい。これにより、
ドラム26が、刺激しないプリント・ヘッド噴射口を有
する無効(デッド)バンド部分を含むことが可能とな
る。調整移動は、ドラム26のこの無効バンド部分内で
行われる。
【0033】引き続き図6を参照する。ドラム26の1
0回転の終わりにおいて、インターレース画像が完了
し、プリントが停止する。これは、走査ライン108及
び109の終わりにおけるシンボル94及び96のST
OPで夫々示す。
0回転の終わりにおいて、インターレース画像が完了
し、プリントが停止する。これは、走査ライン108及
び109の終わりにおけるシンボル94及び96のST
OPで夫々示す。
【0034】上述の4:1インターレースの実施例で
は、噴射口相互間隔Nが10のプリント・ヘッド10を
用いた。Nのこの比較的小さな値は、インターレース・
パターンの表示を容易にするために、故意に選んだもの
である。本発明の好適な実施例においては、プリント・
ヘッド18は、4:1インターレースで、噴射口相互間
隔Nに28を用いている。好適なプリント・ヘッド18
の対応ステップ・シーケンスは、4、4、4、4、4、
4、6、4、4、4、4、4、4、5.35、4、4、
4、4、4、4、6、4、4、4、4、4、4、4であ
る。調整移動は、ドラム26の7回目、14回目及び2
1回目の回転の終わりにおいて行われる。14回目の回
転の中間調整移動は、1.35ピクセルの非整数値とな
り、走査ラインを対にして、画像品質を更に改善する。
走査ラインを対にすることは、インターレース・パター
ン内の中間調整移動を、整数走査ライン距離からわずか
に異なる値に変更する。この方法において、その後プリ
ントされた総ての走査ラインは、これらの隣接した走査
ラインの両方から当距離にはならないが、これらの隣接
した走査ラインの1つと近接して又は「対」になって、
移動する。インターレース画像の走査ラインを対にする
ことは、本願出願人に譲渡され、1995年1月30日
に出願された米国特許出願第08/381615号「プ
リンタ媒体上でインク滴を対にする」(以下、単に61
5出願という)に、より詳細に記載されている。この6
15出願は、適切な例である。
は、噴射口相互間隔Nが10のプリント・ヘッド10を
用いた。Nのこの比較的小さな値は、インターレース・
パターンの表示を容易にするために、故意に選んだもの
である。本発明の好適な実施例においては、プリント・
ヘッド18は、4:1インターレースで、噴射口相互間
隔Nに28を用いている。好適なプリント・ヘッド18
の対応ステップ・シーケンスは、4、4、4、4、4、
4、6、4、4、4、4、4、4、5.35、4、4、
4、4、4、4、6、4、4、4、4、4、4、4であ
る。調整移動は、ドラム26の7回目、14回目及び2
1回目の回転の終わりにおいて行われる。14回目の回
転の中間調整移動は、1.35ピクセルの非整数値とな
り、走査ラインを対にして、画像品質を更に改善する。
走査ラインを対にすることは、インターレース・パター
ン内の中間調整移動を、整数走査ライン距離からわずか
に異なる値に変更する。この方法において、その後プリ
ントされた総ての走査ラインは、これらの隣接した走査
ラインの両方から当距離にはならないが、これらの隣接
した走査ラインの1つと近接して又は「対」になって、
移動する。インターレース画像の走査ラインを対にする
ことは、本願出願人に譲渡され、1995年1月30日
に出願された米国特許出願第08/381615号「プ
リンタ媒体上でインク滴を対にする」(以下、単に61
5出願という)に、より詳細に記載されている。この6
15出願は、適切な例である。
【0035】インターレース比が2:1よりも大きい場
合、インターレース画像の縁をプリントする際に注意し
なければならない。図7は、プリント・ヘッド28上の
噴射口列の総てを用いたプリントの結果を示す。行A
は、インターレース画像の左端であり、行Bは、インタ
ーレース画像の右端であり、噴射口相互距離Nが10
で、インターレース比が4:1である。行A及びBは、
実際には同じ水平軸に沿ってプリントされているが、図
7は、図示の都合上、A及びBを垂直方向に分離して示
していることが理解できよう。行A及びB内の各矩形
は、画像の1走査ラインを示しており、これら矩形の上
の数字は、走査ラインをプリントする特定の噴射口列を
表す。図示の「1」の走査ラインは、最も左、即ち、第
1噴射口列でプリントされ、「2」の走査ラインは、第
2噴射口列でプリントされ、以下同様である。同様に、
「88」の走査ラインは、最も右、即ち、最終噴射口列
でプリントされ、「87」の走査ラインは、その隣の噴
射口列でプリントされ、以下同様である。
合、インターレース画像の縁をプリントする際に注意し
なければならない。図7は、プリント・ヘッド28上の
噴射口列の総てを用いたプリントの結果を示す。行A
は、インターレース画像の左端であり、行Bは、インタ
ーレース画像の右端であり、噴射口相互距離Nが10
で、インターレース比が4:1である。行A及びBは、
実際には同じ水平軸に沿ってプリントされているが、図
7は、図示の都合上、A及びBを垂直方向に分離して示
していることが理解できよう。行A及びB内の各矩形
は、画像の1走査ラインを示しており、これら矩形の上
の数字は、走査ラインをプリントする特定の噴射口列を
表す。図示の「1」の走査ラインは、最も左、即ち、第
1噴射口列でプリントされ、「2」の走査ラインは、第
2噴射口列でプリントされ、以下同様である。同様に、
「88」の走査ラインは、最も右、即ち、最終噴射口列
でプリントされ、「87」の走査ラインは、その隣の噴
射口列でプリントされ、以下同様である。
【0036】行Aに関して、走査ライン100、10
1、102及び103は、ドラム26の第1回転期間中
にプリントされ、走査ライン104、105、106及
び107は、第2回転期間中にプリントされ、以下同様
である。インターレース画像の大部分は、行A内でイン
ターレースした走査ラインの右に延びていることが理解
できよう。この図で示すように、最終的なインターレー
ス画像には、ギャップ110があり、走査ライン112
まで、完全には埋まらない。プリントの開始におけるギ
ャップ110を含むプリント領域を、本願の説明のため
に「ヘッド」と呼ぶ。ヘッド120内のギャップ110
は、プリントした画像としては、通常、受け入れられな
いと考えられる。これらギャップを避けるために、イン
ターレース画像の左端を走査ライン112に割り当て
て、この走査ライン112の左側の走査ラインをプリン
トしないようにする。
1、102及び103は、ドラム26の第1回転期間中
にプリントされ、走査ライン104、105、106及
び107は、第2回転期間中にプリントされ、以下同様
である。インターレース画像の大部分は、行A内でイン
ターレースした走査ラインの右に延びていることが理解
できよう。この図で示すように、最終的なインターレー
ス画像には、ギャップ110があり、走査ライン112
まで、完全には埋まらない。プリントの開始におけるギ
ャップ110を含むプリント領域を、本願の説明のため
に「ヘッド」と呼ぶ。ヘッド120内のギャップ110
は、プリントした画像としては、通常、受け入れられな
いと考えられる。これらギャップを避けるために、イン
ターレース画像の左端を走査ライン112に割り当て
て、この走査ライン112の左側の走査ラインをプリン
トしないようにする。
【0037】行Bに関して、行Aに対応する状況がプリ
ント・ヘッド18の他の端部にも生じ、「テール」13
0となる。テール130内のギャップ132を避けるた
めに、インターレース画像の右端を走査ライン134に
割り当てて、この走査ライン134の右側の走査ライン
をプリントしないようにする。
ント・ヘッド18の他の端部にも生じ、「テール」13
0となる。テール130内のギャップ132を避けるた
めに、インターレース画像の右端を走査ライン134に
割り当てて、この走査ライン134の右側の走査ライン
をプリントしないようにする。
【0038】図8は、X軸方向に沿ったインターレース
画像140の簡略化した図であり、完全に埋まった領域
142を示す。ヘッド120及びテール130は、傾斜
として簡単に示してある。プリント・ヘッド28の出力
を走査ライン148及び150間に制限することによ
り、ギャップを避けることができ、完全に埋まった領域
142のみがプリントされる。
画像140の簡略化した図であり、完全に埋まった領域
142を示す。ヘッド120及びテール130は、傾斜
として簡単に示してある。プリント・ヘッド28の出力
を走査ライン148及び150間に制限することによ
り、ギャップを避けることができ、完全に埋まった領域
142のみがプリントされる。
【0039】再び図7を参照する。ヘッド120のギャ
ップ110は、テール130内でプリントされた走査ラ
インと完全に整列していることが判る。これにより、2
つの画像部分の夫々のテール130及びヘッド120を
整列させて、これら2つの画像部分から複合インターレ
ース画像をインターリーブ、即ち、「縫い合わせ」でき
る。図9は、合わせ目165にて2つの画像部分をイン
ターリーブして、幅の広い複合インターレース画像16
7を得る状態を示す。テール162を有する第1画像部
分160をプリントし、プリント・ヘッド18をテール
162の初め163に移動し、テール162とインター
リーブするヘッド166を有する第2画像部分164を
プリントして、プリント・ヘッド18よりもかなり広い
複合インターレース画像167をプリントできる。本願
において、第1画像部分160及びテール162をプリ
ントすることは、「走査1」であり、テール162の初
め163にプリント・ヘッド18が動くことは、「スキ
ップ移動」であり、ヘッド166及び第2画像部分16
4をプリントすることは、「走査2」である。
ップ110は、テール130内でプリントされた走査ラ
インと完全に整列していることが判る。これにより、2
つの画像部分の夫々のテール130及びヘッド120を
整列させて、これら2つの画像部分から複合インターレ
ース画像をインターリーブ、即ち、「縫い合わせ」でき
る。図9は、合わせ目165にて2つの画像部分をイン
ターリーブして、幅の広い複合インターレース画像16
7を得る状態を示す。テール162を有する第1画像部
分160をプリントし、プリント・ヘッド18をテール
162の初め163に移動し、テール162とインター
リーブするヘッド166を有する第2画像部分164を
プリントして、プリント・ヘッド18よりもかなり広い
複合インターレース画像167をプリントできる。本願
において、第1画像部分160及びテール162をプリ
ントすることは、「走査1」であり、テール162の初
め163にプリント・ヘッド18が動くことは、「スキ
ップ移動」であり、ヘッド166及び第2画像部分16
4をプリントすることは、「走査2」である。
【0040】最終的な複合画像167は、第1画像部分
160の第1走査ライン168と、第2画像部分164
の第2走査ライン170との間に割り当てできる。複合
画像167は、第1走査ライン168及び第2走査ライ
ン170の間で利用可能な完全な幅を必要としない。換
言すれば、画像167の左端及び右端をプリントするプ
リント・ヘッド18の噴射口列は、プリント・ヘッドの
一方の端部に隣接する必要がない。よって、所望の複合
インターレース画像167の幅が、プリント・ヘッド1
8のプリント可能な単一の画像部分の最大幅の2倍未満
ならば、総てよりもすくない噴射口列を用いて、第1画
像部分160及び第2画像部分164をプリントでき
る。さらに、複合インターレース画像は、2つよりも多
い画像部分で構成できることが理解できよう。
160の第1走査ライン168と、第2画像部分164
の第2走査ライン170との間に割り当てできる。複合
画像167は、第1走査ライン168及び第2走査ライ
ン170の間で利用可能な完全な幅を必要としない。換
言すれば、画像167の左端及び右端をプリントするプ
リント・ヘッド18の噴射口列は、プリント・ヘッドの
一方の端部に隣接する必要がない。よって、所望の複合
インターレース画像167の幅が、プリント・ヘッド1
8のプリント可能な単一の画像部分の最大幅の2倍未満
ならば、総てよりもすくない噴射口列を用いて、第1画
像部分160及び第2画像部分164をプリントでき
る。さらに、複合インターレース画像は、2つよりも多
い画像部分で構成できることが理解できよう。
【0041】第1画像部分160及び第2画像部分16
4をインターレースする上述から、X軸方向に沿った各
画像部分の相対位置を注意深く制御して、合わせ目16
5にて適切な整合が確実になるようにしなければならな
いことが理解できよう。画像部分160、164の一方
又は両方の幅を変化させて、可変幅の複合画像167を
プリントできることが望ましい。
4をインターレースする上述から、X軸方向に沿った各
画像部分の相対位置を注意深く制御して、合わせ目16
5にて適切な整合が確実になるようにしなければならな
いことが理解できよう。画像部分160、164の一方
又は両方の幅を変化させて、可変幅の複合画像167を
プリントできることが望ましい。
【0042】X軸方向に沿った複合画像の幅を可変する
1つの方法は、走査1の終わりと、走査2の初めとの間
で、スキップ移動の距離を可変することである。しか
し、スキップ移動の距離を可変するには、合わせ目16
5を構成するヘッド162及びテール166をプリント
する噴射口列を可変する必要がある。上述の如く、X軸
変位における非常にわずかな不正確さにより、合わせ目
165で目立ったアーティファクトの原因となる。よっ
て、X軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の変位にお
ける0.0003インチ(0.0076mm)の不正確
さでさえ、合わせ目165をプリントするインク噴射口
の変動となり、合わせ目に目立ったアーティファクトが
生じる。
1つの方法は、走査1の終わりと、走査2の初めとの間
で、スキップ移動の距離を可変することである。しか
し、スキップ移動の距離を可変するには、合わせ目16
5を構成するヘッド162及びテール166をプリント
する噴射口列を可変する必要がある。上述の如く、X軸
変位における非常にわずかな不正確さにより、合わせ目
165で目立ったアーティファクトの原因となる。よっ
て、X軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の変位にお
ける0.0003インチ(0.0076mm)の不正確
さでさえ、合わせ目165をプリントするインク噴射口
の変動となり、合わせ目に目立ったアーティファクトが
生じる。
【0043】X軸の不正確さにより生じた合わせ目での
アーティファクトを避けるために、本発明の方法は、種
々の幅の複合画像の総てに対して、同じスキップ距離
で、X軸方向に沿って、プリント・ヘッド18に同じ動
きをさせる。換言すれば、走査1及び走査2に対してX
軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の初めの部分及び
終わりの部分が、総ての画像に対して同じである。画像
167(図9)の左端走査ライン168及び右端走査ラ
イン170をプリントする噴射口46を変化させて、複
合画像の幅を制御する。さらに詳細に後述するように、
この方法により、同じ噴射口が総ての画像の合わせ目1
65をプリントできる。よって、合わせ目165におけ
るプリント・ヘッド18のX軸位置での不正確さを避け
ることができる。
アーティファクトを避けるために、本発明の方法は、種
々の幅の複合画像の総てに対して、同じスキップ距離
で、X軸方向に沿って、プリント・ヘッド18に同じ動
きをさせる。換言すれば、走査1及び走査2に対してX
軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の初めの部分及び
終わりの部分が、総ての画像に対して同じである。画像
167(図9)の左端走査ライン168及び右端走査ラ
イン170をプリントする噴射口46を変化させて、複
合画像の幅を制御する。さらに詳細に後述するように、
この方法により、同じ噴射口が総ての画像の合わせ目1
65をプリントできる。よって、合わせ目165におけ
るプリント・ヘッド18のX軸位置での不正確さを避け
ることができる。
【0044】図10は、プリンタの左側フレームの内側
面から距離Aの位置にあるインク噴射口の左端を示すプ
リント・ヘッド面の部分的拡大図である。本発明の方法
は、プリント・ヘッド18の位置決めにより、固定基準
点に対して距離Aから始める。好適な実施例において、
固定基準点は、ドラム26から見たプリンタ10の左側
フレーム204の内側面202である。左端の噴射口列
1の中心線から測った場合、距離Aは、好ましくは、
1.98インチ(5.03cm)である。
面から距離Aの位置にあるインク噴射口の左端を示すプ
リント・ヘッド面の部分的拡大図である。本発明の方法
は、プリント・ヘッド18の位置決めにより、固定基準
点に対して距離Aから始める。好適な実施例において、
固定基準点は、ドラム26から見たプリンタ10の左側
フレーム204の内側面202である。左端の噴射口列
1の中心線から測った場合、距離Aは、好ましくは、
1.98インチ(5.03cm)である。
【0045】この位置から、図10のプリント・ヘッド
の左端19の点線で示すように、プリンタ10の左側フ
レーム204に向かって短い距離だけプリント・ヘッド
18を移動させる。好適実施例において、この距離は、
8ピクセルである。これにより、走査1の前にプリント
・ヘッド18を低速度に加速するX軸駆動機構20は、
基準点から所望距離Aにて、プリントを開始する。図1
1は、走査1の初め(18−0)、走査1の終わり(1
8−1)、走査2の初め(18−2)及び走査2の終わ
り(18−3)にて、X軸方向に沿ったプリント・ヘッ
ド18の位置を示す。上述の如く、好適な画像形成方法
は、4:1インターレース及び噴射口相互間隔N=28
を利用する。よって、走査1を完了させるために、ドラ
ム26は、28回転し、プリント・ヘッドは、ステップ
・パターン4、4、4、4、4、4、6、4、4、4、
4、4、4、5.35、4、4、4、4、4、4、6、
4、4、4、4、4、4、4に応じてX軸方向に沿って
進む。よって、300dpiプリントにおいて、走査1
を完了させるためにX軸方向に沿ってプリント・ヘッド
18が移動する総合距離Sは、117.35ピクセルで
あり、300dpiにおける1ピクセルは、0.033
3インチ(0.8466mm)である。
の左端19の点線で示すように、プリンタ10の左側フ
レーム204に向かって短い距離だけプリント・ヘッド
18を移動させる。好適実施例において、この距離は、
8ピクセルである。これにより、走査1の前にプリント
・ヘッド18を低速度に加速するX軸駆動機構20は、
基準点から所望距離Aにて、プリントを開始する。図1
1は、走査1の初め(18−0)、走査1の終わり(1
8−1)、走査2の初め(18−2)及び走査2の終わ
り(18−3)にて、X軸方向に沿ったプリント・ヘッ
ド18の位置を示す。上述の如く、好適な画像形成方法
は、4:1インターレース及び噴射口相互間隔N=28
を利用する。よって、走査1を完了させるために、ドラ
ム26は、28回転し、プリント・ヘッドは、ステップ
・パターン4、4、4、4、4、4、6、4、4、4、
4、4、4、5.35、4、4、4、4、4、4、6、
4、4、4、4、4、4、4に応じてX軸方向に沿って
進む。よって、300dpiプリントにおいて、走査1
を完了させるためにX軸方向に沿ってプリント・ヘッド
18が移動する総合距離Sは、117.35ピクセルで
あり、300dpiにおける1ピクセルは、0.033
3インチ(0.8466mm)である。
【0046】走査1の終わりにおいて、プリント・ヘッ
ド18は、第1画像部分160のテール162(図9)
をプリントする。上述の如く、好適なプリント・ヘッド
18は、インク噴射口46の88個の列を用いる。これ
ら列は、ドラム26(図10)から見た場合、左から右
に向かって1から88の番号が付いている。本発明の方
法による好適実施例において、噴射口列72〜74を用
いて、第1画像部分160のテール162をプリントす
る。これにより、走査1期間中のプリントに、噴射口列
75〜88を用いない。上述の如く、本発明の重要な概
念は、幅に関係なく、同じ噴射口列72〜74を用い
て、総ての複合画像167における第1画像部分160
のテール162をプリントする。選択的に噴射口をアド
レス指定することにより、複合画像167の幅を厳密に
制御する。
ド18は、第1画像部分160のテール162(図9)
をプリントする。上述の如く、好適なプリント・ヘッド
18は、インク噴射口46の88個の列を用いる。これ
ら列は、ドラム26(図10)から見た場合、左から右
に向かって1から88の番号が付いている。本発明の方
法による好適実施例において、噴射口列72〜74を用
いて、第1画像部分160のテール162をプリントす
る。これにより、走査1期間中のプリントに、噴射口列
75〜88を用いない。上述の如く、本発明の重要な概
念は、幅に関係なく、同じ噴射口列72〜74を用い
て、総ての複合画像167における第1画像部分160
のテール162をプリントする。選択的に噴射口をアド
レス指定することにより、複合画像167の幅を厳密に
制御する。
【0047】走査1及びテール162を完全にすると、
プリント・ヘッド18は、スキップ移動を実行し、テー
ル162の初め163に進む。なお、この初め163
は、ヘッド166の初めでもある(図9参照)。この位
置は、図11の基準番号18−2で示すように、走査2
の初めに対応する。このスキップ移動は、ドラム26の
整数回の回転と同等であり、スキップ移動期間中にはイ
ンク噴射口が刺激されない。スキップ移動期間中に移動
するプリント・ヘッド18の距離Bは、幅に関係なく、
総ての複合画像に対して固定されている。スキップ距離
Bを計算する式は次のようになる。 B=NW−{[(H−1)+1−(n−1)]N+S} なお、Nは、噴射口相互間の距離であり;Wは、プリン
ト・ヘッドによりアドレス指定可能なX軸方向に沿った
最大の完全に埋まった画像の距離であり、この距離に及
ぶ噴射口列の数で表せる;Hは、プリント・ヘッド上の
噴射口列の数であり;nは、各ドラム回転によりプリン
ト・ヘッドが進む距離であり;Sは、第1画像部分をプ
リントするのにプリント・ヘッドが進む距離である。好
適実施例において、Bは、300dpiプリントにおけ
る1394.65ピクセル、即ち、4.644インチ
(11.81cm)である。
プリント・ヘッド18は、スキップ移動を実行し、テー
ル162の初め163に進む。なお、この初め163
は、ヘッド166の初めでもある(図9参照)。この位
置は、図11の基準番号18−2で示すように、走査2
の初めに対応する。このスキップ移動は、ドラム26の
整数回の回転と同等であり、スキップ移動期間中にはイ
ンク噴射口が刺激されない。スキップ移動期間中に移動
するプリント・ヘッド18の距離Bは、幅に関係なく、
総ての複合画像に対して固定されている。スキップ距離
Bを計算する式は次のようになる。 B=NW−{[(H−1)+1−(n−1)]N+S} なお、Nは、噴射口相互間の距離であり;Wは、プリン
ト・ヘッドによりアドレス指定可能なX軸方向に沿った
最大の完全に埋まった画像の距離であり、この距離に及
ぶ噴射口列の数で表せる;Hは、プリント・ヘッド上の
噴射口列の数であり;nは、各ドラム回転によりプリン
ト・ヘッドが進む距離であり;Sは、第1画像部分をプ
リントするのにプリント・ヘッドが進む距離である。好
適実施例において、Bは、300dpiプリントにおけ
る1394.65ピクセル、即ち、4.644インチ
(11.81cm)である。
【0048】第2画像部分164のヘッド166のプリ
ントにより、走査2が始まる。上述の如く、ヘッド16
6は、テール162によりインターリーブしており、第
1画像部分160及び第2画像部分164(図9)を接
合する合わせ目165を形成する。好適実施例におい
て、プリント・ヘッド18の噴射口列18〜20を用い
て、第2画像部分164のヘッド166をプリントす
る。これにより、走査2の期間中、プリントに噴射口列
1〜17を用いない。走査1のように、これら同じ噴射
口列18〜20を用いて、幅に関係なく、総ての複合画
像における第2画像部分164のヘッド166をプリン
トする。さらに、走査2は、プリント・ヘッド18を、
X軸方向に沿って同じ距離S、即ち、117.35ピク
セルだけ進め、走査1と同じステップ・パターンを用い
る。走査2の完了にて、完全な複合画像167が形成さ
れる。本発明の方法は、2つよりも多い画像部分をプリ
ントし、組み合わせて、1つの複合画像を形成すること
も意図していることが明らかであろう。
ントにより、走査2が始まる。上述の如く、ヘッド16
6は、テール162によりインターリーブしており、第
1画像部分160及び第2画像部分164(図9)を接
合する合わせ目165を形成する。好適実施例におい
て、プリント・ヘッド18の噴射口列18〜20を用い
て、第2画像部分164のヘッド166をプリントす
る。これにより、走査2の期間中、プリントに噴射口列
1〜17を用いない。走査1のように、これら同じ噴射
口列18〜20を用いて、幅に関係なく、総ての複合画
像における第2画像部分164のヘッド166をプリン
トする。さらに、走査2は、プリント・ヘッド18を、
X軸方向に沿って同じ距離S、即ち、117.35ピク
セルだけ進め、走査1と同じステップ・パターンを用い
る。走査2の完了にて、完全な複合画像167が形成さ
れる。本発明の方法は、2つよりも多い画像部分をプリ
ントし、組み合わせて、1つの複合画像を形成すること
も意図していることが明らかであろう。
【0049】本発明の重要な概念を要約すれば、プリン
ト受け面における画像の幅、長さ又は位置に関係なく、
総ての画像をプリントするためにX軸方向に沿って、プ
リント・ヘッド18は同じ動きをする。特に、プリンタ
・フレーム上の固定基準点に対して、走査1の初めにお
けるプリント・ヘッドの位置と、走査1、スキップ移動
及び走査2を実行する際のプリント・ヘッドの移動距離
とは、プリントされた総ての画像に対して総て同じであ
る。特定の複合画像の幅、長さ及び位置は、プリント・
ヘッド18上のインク噴射口46を選択的に刺激するこ
とにより制御する。換言すれば、図9で走査ライン16
8及び170により表す如く、画像167の左端及び右
端をプリントするインク噴射口46を可変することによ
り、画像の幅、長さ及び位置を制御する。本発明の方法
により、同じインク噴射口46が、総ての複合画像内の
第1画像部分160及び第2画像部分164を接合する
合わせ目165を都合よくプリントできる。これによ
り、固定基準点に対してX軸方向に沿った合わせ目16
5の位置は、プリンタ媒体上における画像の幅、長さ又
はh位置に関係なく、総ての画像に対して固定になる。
図12は、第1複合画像における合わせ目のX軸方向に
沿った位置を示す図であり、図13は、図12の第1複
合画像と異なる幅の第2複合画像における合わせ目のX
軸位置を示す図である。これら図12及び図13に示す
ように、プリンタ10の左側フレーム204の内側面2
02により表せる固定基準点からX軸方向に沿った同じ
距離Cに、合わせ目165が位置決めされる。画像16
7内の合わせ目165の配置と、画像167’内の合わ
せ目165の配置との差は、ドラム26上のプリント媒
体位置の変動と、このプリント媒体上の画像の大きさ及
び位置の変動との結果である。
ト受け面における画像の幅、長さ又は位置に関係なく、
総ての画像をプリントするためにX軸方向に沿って、プ
リント・ヘッド18は同じ動きをする。特に、プリンタ
・フレーム上の固定基準点に対して、走査1の初めにお
けるプリント・ヘッドの位置と、走査1、スキップ移動
及び走査2を実行する際のプリント・ヘッドの移動距離
とは、プリントされた総ての画像に対して総て同じであ
る。特定の複合画像の幅、長さ及び位置は、プリント・
ヘッド18上のインク噴射口46を選択的に刺激するこ
とにより制御する。換言すれば、図9で走査ライン16
8及び170により表す如く、画像167の左端及び右
端をプリントするインク噴射口46を可変することによ
り、画像の幅、長さ及び位置を制御する。本発明の方法
により、同じインク噴射口46が、総ての複合画像内の
第1画像部分160及び第2画像部分164を接合する
合わせ目165を都合よくプリントできる。これによ
り、固定基準点に対してX軸方向に沿った合わせ目16
5の位置は、プリンタ媒体上における画像の幅、長さ又
はh位置に関係なく、総ての画像に対して固定になる。
図12は、第1複合画像における合わせ目のX軸方向に
沿った位置を示す図であり、図13は、図12の第1複
合画像と異なる幅の第2複合画像における合わせ目のX
軸位置を示す図である。これら図12及び図13に示す
ように、プリンタ10の左側フレーム204の内側面2
02により表せる固定基準点からX軸方向に沿った同じ
距離Cに、合わせ目165が位置決めされる。画像16
7内の合わせ目165の配置と、画像167’内の合わ
せ目165の配置との差は、ドラム26上のプリント媒
体位置の変動と、このプリント媒体上の画像の大きさ及
び位置の変動との結果である。
【0050】上述の如く、X軸変位の非常にわずかな不
正確さによっても、合わせ目165に目立ったアーティ
ファクトが生じる。よって、スキップ移動による走査1
及び2の期間中にX軸方向に沿ってプリント・ヘッド1
8が追従するステップ・パターンは、X軸駆動機構20
が正確に制御しなければならない。理想的なX軸駆動機
構20において、ステップ・モータ30への回転コマン
ドは、X軸方向に沿ったプリント・ヘッドの並進(図
2)に、1次的(線形)に対応する。しかし、実際に
は、X軸駆動機構20の部品に関連したいくつかの要因
により、X軸変位エラーが生じる。これらの要因には、
ステップ・モータ30の位相におけるアンバランス:第
1プリー32、第2プリー38及びキャプスタン40の
偏心;ベルト34、36及びこれらプリー間の不完全な
かみ合わせ係合がある。
正確さによっても、合わせ目165に目立ったアーティ
ファクトが生じる。よって、スキップ移動による走査1
及び2の期間中にX軸方向に沿ってプリント・ヘッド1
8が追従するステップ・パターンは、X軸駆動機構20
が正確に制御しなければならない。理想的なX軸駆動機
構20において、ステップ・モータ30への回転コマン
ドは、X軸方向に沿ったプリント・ヘッドの並進(図
2)に、1次的(線形)に対応する。しかし、実際に
は、X軸駆動機構20の部品に関連したいくつかの要因
により、X軸変位エラーが生じる。これらの要因には、
ステップ・モータ30の位相におけるアンバランス:第
1プリー32、第2プリー38及びキャプスタン40の
偏心;ベルト34、36及びこれらプリー間の不完全な
かみ合わせ係合がある。
【0051】特定のプリンタ10のX軸駆動機構20に
おける不正確さを補償するために、X軸方向に沿ったプ
リント・ヘッドの速度を校正係数により調整して、プリ
ント・ヘッドの変位をドラム回転に整合させる。換言す
れば、所定のX軸駆動機構に対して、走査1期間中のX
軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の速度を第1校正
係数により調整して、所望のプリント・ヘッド・ステッ
プ・パターンを実現する。同様な方法で、走査2期間中
のX軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の速度を第2
校正係数により調整し、スキップ移動期間中のプリント
・ヘッド18の移動速度をスキップ校正係数により調整
する。好適実施例において、プリンタ・ドライバ14
(図1)及び実際のX軸変位により命令されたX軸変位
の間の偏差を経験的に分析して、各校正係数を決定す
る。この方法において、X軸方向に沿った実際のプリン
ト・ヘッド変位を校正して、本発明の方法に必要な変位
に一致させる。
おける不正確さを補償するために、X軸方向に沿ったプ
リント・ヘッドの速度を校正係数により調整して、プリ
ント・ヘッドの変位をドラム回転に整合させる。換言す
れば、所定のX軸駆動機構に対して、走査1期間中のX
軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の速度を第1校正
係数により調整して、所望のプリント・ヘッド・ステッ
プ・パターンを実現する。同様な方法で、走査2期間中
のX軸方向に沿ったプリント・ヘッド18の速度を第2
校正係数により調整し、スキップ移動期間中のプリント
・ヘッド18の移動速度をスキップ校正係数により調整
する。好適実施例において、プリンタ・ドライバ14
(図1)及び実際のX軸変位により命令されたX軸変位
の間の偏差を経験的に分析して、各校正係数を決定す
る。この方法において、X軸方向に沿った実際のプリン
ト・ヘッド変位を校正して、本発明の方法に必要な変位
に一致させる。
【0052】本発明の好適実施例の上述は、単にそれを
説明するためであり、本発明を実施例に限定するもので
はない。上述の用語及び表現は、説明のためであり、本
発明を限定するためではない。かかる用語及び表現は、
図示し上述した機能と等価なものを排除するものでもな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、多くの変形及び
変更が、各部分の材料及び配置において可能であり、ま
た、本発明は、種々の異なるプリンタ装置にも利用でき
る。
説明するためであり、本発明を実施例に限定するもので
はない。上述の用語及び表現は、説明のためであり、本
発明を限定するためではない。かかる用語及び表現は、
図示し上述した機能と等価なものを排除するものでもな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、多くの変形及び
変更が、各部分の材料及び配置において可能であり、ま
た、本発明は、種々の異なるプリンタ装置にも利用でき
る。
【0053】本発明の原理及びその実際的な適用を最良
に説明するために、本発明を好適実施例について説明し
たが、当業者には、本発明を種々の実施例に適用でき、
特定の用途に適するように種々の変形が可能であろう。
本発明の要旨内での総ての変形及び変更は、本発明に含
まれる。
に説明するために、本発明を好適実施例について説明し
たが、当業者には、本発明を種々の実施例に適用でき、
特定の用途に適するように種々の変形が可能であろう。
本発明の要旨内での総ての変形及び変更は、本発明に含
まれる。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、合わせ目
にてインターリーブした複数の画像部分を有する複合画
像をプリントする際に、この合わせ目に沿ったこれら画
像部分の整合が正確にできる。さらに、受け面の大きさ
及び位置に関係なく、プリント・ヘッドの同じ噴射口を
用いて、総ての画像の合わせ目をプリントできる。ま
た、プリント・ヘッド上の噴射口を選択的に刺激して、
画像の大きさ及び位置を制御できる。よって、X軸駆動
機構の不正確さ及び/又はプリント・ヘッドの噴射口位
置の不確実さにより生じるプリンタ・アーティファクト
を効果的に最少とすることができる。なお、プリント・
ヘッドの速度の校正係数を調整すれば、プリント・ヘッ
ド位置決め機構における機械的変動により生じた変位エ
ラーを、プリント・ヘッドの位置決めによって実質的に
除去できる。
にてインターリーブした複数の画像部分を有する複合画
像をプリントする際に、この合わせ目に沿ったこれら画
像部分の整合が正確にできる。さらに、受け面の大きさ
及び位置に関係なく、プリント・ヘッドの同じ噴射口を
用いて、総ての画像の合わせ目をプリントできる。ま
た、プリント・ヘッド上の噴射口を選択的に刺激して、
画像の大きさ及び位置を制御できる。よって、X軸駆動
機構の不正確さ及び/又はプリント・ヘッドの噴射口位
置の不確実さにより生じるプリンタ・アーティファクト
を効果的に最少とすることができる。なお、プリント・
ヘッドの速度の校正係数を調整すれば、プリント・ヘッ
ド位置決め機構における機械的変動により生じた変位エ
ラーを、プリント・ヘッドの位置決めによって実質的に
除去できる。
【図1】本発明の画像形成方法を用いたオフセット・イ
ンク・ジェット・プリンタ装置の簡略化したブロック図
である。
ンク・ジェット・プリンタ装置の簡略化したブロック図
である。
【図2】ステップ・モータ、第1及び第2プリー、第1
及び第2ベルト、キャプスタン、スプリット・バンド及
びプリント・ヘッド・キャリッジの動作関係を示す上面
図であり、これら部品はX軸駆動機構を具えている。な
お、この図では、転写ドラムに平行なX軸方向に沿って
移動できるように、プリント・ヘッドをプリント・ヘッ
ド・キャリッジ上にどのように取り付けたかを示す。
及び第2ベルト、キャプスタン、スプリット・バンド及
びプリント・ヘッド・キャリッジの動作関係を示す上面
図であり、これら部品はX軸駆動機構を具えている。な
お、この図では、転写ドラムに平行なX軸方向に沿って
移動できるように、プリント・ヘッドをプリント・ヘッ
ド・キャリッジ上にどのように取り付けたかを示す。
【図3】スプリット・バンドがキャプスタンをどのよう
にプリント・ヘッド・キャリッジに結合するかを示す正
面図である。
にプリント・ヘッド・キャリッジに結合するかを示す正
面図である。
【図4】インク噴射口の平行で垂直な列を示す各プリン
ト・ヘッド面の一部分の拡大図であり、各列が上から下
にシアン、マゼンタ、黄色及び黒のインク噴射口を有し
ている。
ト・ヘッド面の一部分の拡大図であり、各列が上から下
にシアン、マゼンタ、黄色及び黒のインク噴射口を有し
ている。
【図5】インターレース比が4:1であるライン・イン
ターレースと、噴射口相互の間隔Nが10ピクセルであ
るプリント・ヘッドとを表す図であり、完全に埋まった
画像をプリントする間、転写ドラムから見た場合のいく
つかの隣接したインク噴射口の列のX軸方向の位置を示
している。
ターレースと、噴射口相互の間隔Nが10ピクセルであ
るプリント・ヘッドとを表す図であり、完全に埋まった
画像をプリントする間、転写ドラムから見た場合のいく
つかの隣接したインク噴射口の列のX軸方向の位置を示
している。
【図6】図5のインク噴射口の列によりプリントされた
走査ラインの一部を示す図である。
走査ラインの一部を示す図である。
【図7】インターレースした画像の左右の先端にてプリ
ントされた走査ラインを示す図であり、プリント・ヘッ
ドの噴射口相互の間隔が10ピクセルであり、インター
レース比が4:1である。
ントされた走査ラインを示す図であり、プリント・ヘッ
ドの噴射口相互の間隔が10ピクセルであり、インター
レース比が4:1である。
【図8】ヘッド及びテールを有するインターレースされ
た画像を簡略的に示す図である。
た画像を簡略的に示す図である。
【図9】完全な画像を形成するために、1つの画像部分
のテールを他の画像部分のヘッドと整合させて、合わせ
目で2つの画像部分をインターリーブする状態を簡略化
して示した図である。
のテールを他の画像部分のヘッドと整合させて、合わせ
目で2つの画像部分をインターリーブする状態を簡略化
して示した図である。
【図10】プリンタの左側フレームの内側面から距離A
の位置にあるインク噴射口の左端を示すプリント・ヘッ
ド面の部分的拡大図であり、この位置で、本発明の方法
によりプリントが開始する。
の位置にあるインク噴射口の左端を示すプリント・ヘッ
ド面の部分的拡大図であり、この位置で、本発明の方法
によりプリントが開始する。
【図11】本発明の方法により、連続した操作期間中に
X軸方向に沿ったプリント・ヘッドの動きを示す図であ
る。
X軸方向に沿ったプリント・ヘッドの動きを示す図であ
る。
【図12】第1複合画像における合わせ目のX軸方向に
沿った位置を示す図である。
沿った位置を示す図である。
【図13】図12の第1複合画像と異なる幅の第2複合
画像における合わせ目のX軸位置を示す図であり、この
図13の合わせ目は、プリンタ・フレームの内側面から
X軸方向に沿って図12の合わせ目と同じ距離Cに配置
されている。
画像における合わせ目のX軸位置を示す図であり、この
図13の合わせ目は、プリンタ・フレームの内側面から
X軸方向に沿って図12の合わせ目と同じ距離Cに配置
されている。
10 プリンタ装置 12 データ源 14 プリンタ・ドライバ 16 プリント・エンジン 18 プリント・ヘッド 20 X軸駆動機構 22、23 モータ制御器 24 ドラム・モータ 26 転写ドラム 42 スプリット・バンド 46 噴射口 165 合わせ目
Claims (2)
- 【請求項1】 相対的に移動するプリント・ヘッド及び
受け面を有し、上記プリント・ヘッドがインク噴射用の
複数の噴射口を有し、上記複数の噴射口が所定方向に沿
って距離Nの間隔で配置されているインク・ジェット・
プリンタにおいて、 複合画像の各々が合わせ目でインターリーブされた少な
くとも2個の画像部分を有し、異なる幅の複数の上記複
合画像をプリントする方法であって、 (a)固定された基準点から上記所定方向に沿って距離
Aだけ離れた位置に上記プリント・ヘッドを位置決め
し、 (b)少なくとも上記複数の噴射口の位置からインクを
噴射しながら、上記受け面に対して上記プリント・ヘッ
ドを上記所定方向に沿って距離nだけ移動させて、1組
の走査ラインをプリントし、 (c)テールを有する第1画像部分が完成するまで上記
ステップ(b)を繰り返し、 (d)上記受け面に対して上記プリント・ヘッドを上記
所定方向に沿って固定スキップ距離Bだけ移動させ、 (e)上記複数の噴射口の位置からインクを噴射させな
がら、上記受け面に対して上記プリント・ヘッドを上記
所定方向に沿って距離nだけ移動させて、1組の走査ラ
インをプリントし、 (f)ヘッドを有する第2画像部分が完成するまで上記
ステップ(e)を繰り返し、上記第1画像部分の上記テ
ールが上記第2画像部分の上記ヘッドとインターリーブ
して、上記合わせ目を形成すると共に、ある幅の第1複
合画像少なくとも一部分を完成させ、 (g)上記ステップ(a)から(f)を繰り返して、上
記第1複合画像と異なる幅の第2複合画像の少なくとも
一部分をプリントし、上記所定方向に沿い上記受け面に
対する上記プリント・ヘッドの移動が上記第1複合画像
及び上記第2複合画像のプリントに対して同じであるこ
とを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 相対的に移動するプリント・ヘッド及び
受け面を有し、上記プリント・ヘッドがインク噴射用の
複数の噴射口を有し、上記複数の噴射口が少なくとも所
定方向に沿って配置されたインク・ジェット・プリンタ
において、 各々が合わせ目でインターリーブした少なくとも2つの
画像部分を有する複数の複合画像をプリントする方法で
あって、 (a)上記複数の噴射口の少なくとも一部からインクを
噴射しながら、上記受け面に対して上記プリント・ヘッ
ドを移動させて、テールを有する第1画像部分をプリン
トし、 (b)上記受け面に対して固定スキップ距離Bだけ上記
プリント・ヘッドを移動させ、 (c)ヘッドを有する第2画像部分をプリントし、上記
第1画像部分の上記テールが上記第2画像部分の上記ヘ
ッドとインターリーブして上記合わせ目を形成すると共
に第1複合画像の少なくとも一部を完成させ、 (d)上記ステップ(a)から(c)を繰り返して第2
複合画像の少なくとも一部をプリントして、上記受け面
に対する上記所定方向に沿った上記プリント・ヘッドの
移動が上記第1複合画像及び上記第2複合画像のプリン
トに対して同じであることを特徴とする画像形成方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/757,366 | 1996-11-27 | ||
US08/757,366 US5949452A (en) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | Interleaving image deposition method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157096A true JPH10157096A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=25047550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9324885A Pending JPH10157096A (ja) | 1996-11-27 | 1997-11-26 | 画像形成方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5949452A (ja) |
EP (1) | EP0845752B1 (ja) |
JP (1) | JPH10157096A (ja) |
DE (1) | DE69729164T2 (ja) |
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JP2013056463A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Seiko Epson Corp | ラインインクジェットプリンター |
US11780249B2 (en) | 2021-04-30 | 2023-10-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer and non-transitory computer-readable medium storing program |
US11787204B2 (en) | 2021-04-30 | 2023-10-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer and non-transitory computer-readable medium storing program |
US11900188B2 (en) | 2021-05-31 | 2024-02-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer and non-transitory computer-readable medium storing program |
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JP4226710B2 (ja) * | 1999-01-25 | 2009-02-18 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | 入力バッファ回路、及び半導体装置の動作試験方法 |
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-
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- 1996-11-27 US US08/757,366 patent/US5949452A/en not_active Expired - Fee Related
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1997
- 1997-11-20 DE DE69729164T patent/DE69729164T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-20 EP EP97120322A patent/EP0845752B1/en not_active Expired - Lifetime
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-
1999
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DE69729164T2 (de) | 2004-09-02 |
DE69729164D1 (de) | 2004-06-24 |
US6059397A (en) | 2000-05-09 |
EP0845752A2 (en) | 1998-06-03 |
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