JPH10138857A - 自動車の乗員保護装置 - Google Patents
自動車の乗員保護装置Info
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- JPH10138857A JPH10138857A JP8295545A JP29554596A JPH10138857A JP H10138857 A JPH10138857 A JP H10138857A JP 8295545 A JP8295545 A JP 8295545A JP 29554596 A JP29554596 A JP 29554596A JP H10138857 A JPH10138857 A JP H10138857A
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- vehicle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/232—Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
装材に過度の力を作用させない。 【解決手段】 車両10の車室側部上端に車両前後方向
に沿って配設されたルーフサイドレール24内にインフ
レータ16が配設されており、センタピラー18の下部
に配設した側突状態を検出するためのセンサ19が所定
値以上の加速度を検出した場合に、インフレータ16が
作動するようになっている。また、インフレータ16に
は、エアバッグ袋体20が接続されており、インフレー
タ16から噴出したガスがエアバッグ袋体20内にエア
バッグ袋体20の後側から流れ込むようになっている。
Description
置に係り、特にフロントピラーとルーフサイドレールに
跨がって格納されるカーテン状エアバッグ袋体の前後両
端部を車室側部の前方と後方とに固定し、車室側部に配
設したインフレータを作動させてエアバッグ袋体を膨張
展開させる自動車の乗員保護装置に関する。
能を向上させるべく、フロントピラー内に配設されたイ
ンフレータを作動させて、フロントピラー及びルーフサ
イドレールに跨がって内装材とボディーパネルとの間に
格納されたカーテン状のエアバッグを膨張させる乗員保
護装置が既に提案されている。以下、この種の乗員保護
装置を開示した特開平6−227340号公報に示され
る構成について説明する。
員保護装置170は、側突状態を検出するセンサ172
と、このセンサ172が側突状態を検出することにより
作動してガスを噴出するインフレータ174と、フロン
トピラー176の上端部からルーフサイドレール178
に沿って配置されかつ折り畳み状態でトリム180内に
格納された細長いエアバッグ袋体182と、を主要構成
要素として構成されている。なお、エアバッグ袋体18
2の前端部182Aはインフレータ174の上端部に接
続されており、エアバッグ袋体182の後端部182B
はセンタピラー184の前方部位に位置されている。
側面衝突されたことが検出されると、インフレータ17
4が作動してガスを噴出する。このため、噴出ガスがエ
アバッグ袋体182内に供給され、エアバッグ袋体18
2の膨張圧でトリム180が展開される。その結果、カ
ーテン状に膨張したエアバッグ袋体182が乗員頭部と
車室側面との間に介在される。
動車の乗員保護装置170では、インフレータ174
が、フロントピラー176内に配設されているため、エ
アバッグ袋体展開時にインフレータ174から噴出する
高圧ガスによりエアバッグ袋体182を介して内装材と
してのトリム180に過度の力が作用する。従って、エ
アバッグ袋体を展開させるために開裂したトリム180
が車室内に飛散するのを防止するための飛散防止部材が
必要となる。
袋体展開時にフロントピラーの内装材に過度の力が作用
しない自動車の乗員保護装置を提供することを目的とす
る。
は、フロントピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納されるカーテン状エアバッグ袋体の前後両端部を車室
側部の前方と後方とに固定し、インフレータを作動させ
て前記エアバッグ袋体を膨張展開させることにより乗員
の頭部を保護する自動車の乗員保護装置であって、前記
インフレータをエアバッグ袋体後方のルーフサイドレー
ル部に配設したことを特徴としている。
イドレール部に配設したインフレータから噴出したガス
はエアバッグ袋体内に後方から流れ込む。このため、フ
ロントピラー部では、ガス圧が低くなっており、エアバ
ッグ袋体を展開させるために、開裂したフロントピラー
の内装材が、ガス圧により車室内に飛散するのを防止で
きる。なお、ルーフサイドレール部は、フロントピラー
部に比べ直線状に延設されているため、開裂したルーフ
サイドレール部の内装材に、ガス圧により過度の力が作
用することはない。また、エアバッグ袋体展開時にルー
フサイドレール部に配設したインフレータから噴出した
ガスにより、エアバッグ袋体が後方から膨張展開するた
め、エアバッグ袋体の乗員頭部に近い部位を早く展開膨
張させることができる。
自動車の乗員保護装置において、前記インフレータをル
ーフサイドレールの閉断面内に配設したことを特徴とし
ている。
って、車室内空間を狭くすることがない。
自動車の乗員保護装置において、前記ルーフサイドレー
ルのインナパネルに穿設されたインフレータ取付用開口
と、前記インフレータを前記インナパネルに取付ると共
に前記インフレータ取付用開口を閉塞するインフレータ
取付部材と、を有することを特徴としている。
重量増加を最小限に抑えつつルーフサイドレールの強度
及び剛性の低下を防止できる。
自動車の乗員保護装置において、前記インフレータ取付
部材に形成され前記インナパネルの一般面より車室内側
に張り出した固定部と、この固定部と前記インナパネル
とを固定する固定手段と、を有することを特徴としてい
る。
ることで容易に、インフレータを取付け及び取外しでき
るため、修理性や回収性に優れている。
とルーフサイドレールに跨がって格納されるカーテン状
エアバッグ袋体の前後両端部を車室側部の前方と後方と
に固定し、インフレータを作動させて前記エアバッグ袋
体を膨張展開させることにより乗員の頭部を保護する自
動車の乗員保護装置であって、前記インフレータをクオ
ータピラー内に配設したことを特徴としている。
ータから噴出したガスはエアバッグ袋体内に後方から流
れ込む。このため、フロントピラー部では、ガス圧が低
くなっており、エアバッグ袋体を展開させるために、開
裂したフロントピラーの内装材が、ガス圧により車室内
に飛散するのを防止できる。また、エアバッグ袋体の展
開領域を車両後方下側へ拡大できる。
とルーフサイドレールに跨がって格納されるカーテン状
エアバッグ袋体の前後両端部を車室側部の前方と後方と
に固定し、インフレータを作動させて前記エアバッグ袋
体を膨張展開させることにより乗員の頭部を保護する自
動車の乗員保護装置であって、前記インフレータをエア
バッグ袋体の前方及び後方の2箇所に配設したことを特
徴としている。
バッグ袋体の前方及び後方の2箇所に配設したインフレ
ータから、エアバッグ袋体内にガスが送り込まれるた
め、前方のインフレータのみの場合に比べ、前方のイン
フレータのガス圧を低く設定できる。この結果、エアバ
ッグ袋体を展開させるために、開裂したフロントピラー
の内装材が、ガス圧により車室内に飛散するのを防止で
きる。また、エアバッグ袋体の前方及び後方の2箇所に
配設したインフレータから、エアバッグ袋体内にガスが
送り込まれるため、エアバッグ袋体が短時間に且つ円滑
に展開する。また、それぞれのインフレータを小型化で
きるため、搭載上有利になる。
第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
で、車両上方を矢印UPで、車幅方向内方を矢印INで
それぞれ示す。
態の自動車の乗員保護装置では、車両10の車室側部上
端に車両前後方向に沿って配設されたルーフサイドレー
ル24内にインフレータ16が配設されており、センタ
ピラー(Bピラー)18の下部に配設した側突状態を検
出するためのセンサ19が所定値以上の加速度を検出し
た場合に、インフレータ16が作動するようになってい
る。また、インフレータ16には、エアバッグ袋体20
が接続されており、インフレータ16から噴出したガス
がエアバッグ袋体20内に流れ込むようになっている。
フロントピラー(Aピラー)22と、ルーフサイドレー
ル24に跨がって格納されている。エアバッグ袋体20
の前側固定点20Aはインストルメントパネル14に隣
接するフロントピラーの前端部22Aの近傍に設定され
ている。また、エアバッグ袋体20の後側固定点20B
は、センタピラー(Bピラー)18の後方に配設されて
おり、連結パイプ21を介してインフレータ16と連結
されている。
は、前部上端のフロントピラー取付部20Cがフロント
ピラー22の車室側部にボルト等の固定部材23によっ
て固定されており、後部上端のルーフサイドレール取付
部20Dがルーフサイドレール24の車室側部にボルト
等の固定部材23によって固定されている。なお、各固
定部材23は、エアバッグ袋体20のフロントピラー取
付部20Cとルーフサイドレール取付部20Dとに所定
の間隔で穿設された取付孔に挿入されている。
0は、その中間部に前側固定点20Aと後側固定点20
Bを結ぶテンションライン28を横切る複数の非膨張部
30、32、34、36を有している。
の非膨張部30、32、34、36の間の各部位は膨張
部31、33、35となっている。また、エアバッグ袋
体20の非膨張部36の後方は膨張部37となってお
り、エアバッグ袋体20の非膨張部31の前方は膨張部
39となっている。
2、34、36の上下は、車両前後方向に沿った空間3
8、40となっており、これらの空間38、40を通し
てインフレータ16からのガスが膨張部35、33、3
1、39へ供給されるようになっている。
の展開エリアはセンタピラー18にラップしており、エ
アバッグ袋体20が車幅方向外方へ荷重を受けた場合に
は、非膨張部34と非膨張部36との間の膨張部35が
センタピラー18に当接し、エアバッグ袋体20の反力
をセンタピラー18で受けるようになっている。
(エアバッグ袋体20が膨出していない状態)に、セン
タピラー18とのラップ部分となる膨張部35を挟んで
隣接する非膨張部34、36の間隔を、他の一般部の膨
張部31及び膨張部33を挟んで隣接する非膨張部30
と非膨張部32の間隔及び非膨張部32と非膨張部34
の間隔よりも大きく設定しており、この結果、図3に示
される如く、展開膨出時のエアバッグ袋体20の膨張部
35の厚みT1は、膨張部31、33等の一般部の厚み
T2よりも厚くなる。
袋体20は、ケース50に折り畳まれた状態で収納され
ており、このケース50はフロントピラー22とルーフ
サイドレール24とに跨がって延設されている。ケース
50は、エアバッグ袋体20が展開する場合には、エア
バッグ袋体20の展開膨張力により、車幅方向外側下端
部50Aが破れてリッド部50Bがベース部50Cに対
して車室内側へ開くようになっている。
0Bが、リッド部50Bの下方に形成された内装材とし
てのフロントピラーガーニッシュ51とフロントピラー
インナパネル53とのウエザストリップ55で閉塞され
た隙間を押し広げ、押し広げられた隙間から車室内に展
開するようになっている。なお、リッド部50Bの上端
部及びベース部50Cの上端部は、エアバッグ袋体20
と共にフロントピラーインナパネル53の車室側部にボ
ルト47とナット49等の固定部材によって固定されて
いる。
Bが、リッド部50Bの下方に形成された内装材として
のルーフヘッドライニング52とルーフサイドインナパ
ネル54とのウエザストリップ56で閉塞された隙間を
押し広げ、押し広げられた隙間から車室内に展開するよ
うになっている。なお、リッド部50Bの上端部及びベ
ース部50Cの上端部は、エアバッグ袋体20と共にル
ーフサイドインナパネル54の車室側部にボルト47と
ナット49等の固定部材によって固定されている。
ーアウタパネル、符号63はフロントピラーリインフォ
ースメントであり、図6に示す符号60はルーフパネ
ル、符号62はルーフサイドメンバ、符号64はルーフ
サイドレールアウタリインフォースメントである。
ルーフサイドインナパネル54とルーフサイドレールア
ウタリインフォースメント64とで形成された閉断面7
0内に図示を省略したブラケットを介して固定されてい
る。また、ルーフサイドインナパネル54には、貫通孔
54Aが穿設されており、連結パイプ21はこの貫通孔
54Aを通過している。
する。本発明の第1実施形態の自動車の乗員保護装置で
は、側突時にインフレータ16が作動すると、インフレ
ータ16からガスが噴出され、エアバッグ袋体20にガ
スが送り込まれ、エアバッグ袋体20が展開膨張する。
この時のエアバッグ袋体20の展開膨張力により、ケー
ス50のリッド部50Bが開き、ウエザストリップ56
で塞がれたルーフヘッドライニング52とルーフサイド
インナパネル54との隙間及びウエザストリップ55で
塞がれたフロントピラーガーニッシュ51とフロントピ
ラーインナパネル53との隙間が押し広げられ、これら
の隙間からエアバッグ袋体20が展開する。
スが、エアバッグ袋体20内の周囲に枠を形成する空間
のうち上下の空間38、40に素早く供給される。ま
た、この上下の空間38、40を通って複数の非膨張部
36、34、32、30の間の各膨張部35、33、3
1及び非膨張部30の前方の膨張部39にも素早く供給
される。さらに、インフレータ16から噴出したガスが
エアバッグ袋体20内の下方の空間40に流れるため、
このガス圧によって、格納されたエアバッグ袋体20が
後方から順に下方へ素早く引き出される。このため、エ
アバッグ袋体20を乗員66の頭部66Aの側方に短時
間のうちに展開させることができる。また、エアバッグ
袋体20の前側固定点20Aと後側固定点20Bを結ぶ
テンションライン28を横切る複数の膨張部31、3
3、35、37、39が膨張すると、非膨張部30の前
方、非膨張部36の後方、及び隣接する非膨張部30、
32、34、36間の距離が短縮し、テンションライン
28を中心に、テンションライン28に沿った大きな張
力が作用する。この結果、乗員66の頭部66Aの側部
を確実に支持し、保護することができる。
員保護装置では、エアバッグ袋体展開時にルーフサイド
レール24に配設したインフレータ16から噴出したガ
スはエアバッグ袋体内に後方から流れ込む。従って、フ
ロントピラー22では、ガス圧が低くなっており、エア
バッグ袋体20を展開させるために、開裂したフロント
ピラーガーニッシュ51が、ガス圧により車室内に飛散
するのを防止できる。なお、ルーフサイドレール24
は、フロントピラー22に比べ直線状に延設されている
ため、開裂したルーフヘッドライニング52に、ガス圧
により過度の力が作用することはない。
ドレール24に配設したインフレータ16から噴出した
ガスにより、エアバッグ袋体20が後方から膨張展開す
るため、エアバッグ袋体20の乗員66の頭部66Aに
近い部位を早く展開膨張させることができる。
ール24の閉断面70内に配設したため、インフレータ
16により車室内空間を狭くすることがない。
2実施形態を図8及び図9に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
2実施形態自動車の乗員保護装置では、ルーフサイドイ
ンナパネル54に矩形状のインフレータ取付用開口72
が穿設されており、このインフレータ取付用開口72
が、インフレータ取付部材としてのブラケット74で閉
塞されている。
インフレータ取付用開口72を閉塞する蓋部74Aと、
この蓋部74Aの上部に車幅方向内側へ向けて延設され
たインフレータ取付部74Bとで構成されており、この
インフレータ取付部74Bにインフレータ16がウエル
ドボルト76、ナット78の固定部材によって固定され
ている。また、ブラケット74の上端縁部は固定部74
Cとなっており、この固定部74Cは、ルーフサイドイ
ンナパネル54の車幅方向内側の一般面54Bより、車
室内側に張り出している。また、ブラケット74の固定
部74Cは、ルーフサイドインナパネル54の一般面5
4Bの車室内側に重合しており、ブラケット74の固定
部74Cは、ルーフサイドインナパネル54の一般面5
4Bに固定手段としてのボルト80とウエルドナット8
2で固定されている。
は、固定部74Dとなっており、この固定部74Dは、
ルーフサイドインナパネル54の下側の一般面54Cよ
り、車室内側に張り出している。また、ブラケット74
の固定部74Dは、ルーフサイドインナパネル54の一
般面54Cの車室内側に重合しており、ブラケット74
の固定部74Dは、ルーフサイドインナパネル54の一
般面54Cに固定手段としてのボルト84とウエルドナ
ット88で固定されている。
員保護装置では、インフレータ16をルーフサイドイン
ナパネル54に取り付けるためのブラケット74で、イ
ンフレータ取付用開口72を閉塞したため、インフレー
タ16を取付けたことによる重量増加を最小限に抑えつ
つルーフサイドレール24の強度及び剛性の低下を防止
できる。
4Dをルーフサイドインナパネル54の一般面54B、
54Cより車室内側に張り出し、これらの固定部74
C、74Dをボルト80、84とウエルドナット82、
88でルーフサイドインナパネル54の一般面54B、
54Cに固定したので、車室内側部からボルト80、8
4を操作することで容易に、インフレータ16を取付け
及び取外しできるため、修理性や回収性に優れている。
3実施形態を図10及び図11に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
形態自動車の乗員保護装置では、インフレータ16がク
オータピラー26の上端部26Aに配設されている。
はクオータピラーインナパネル90とクオータピラーア
ウタパネル92とで形成された閉断面94内に図示を省
略したブラケットを介して固定されている。なお、図1
1の符号96は、クオータピラーガーニッシュを示して
いる。
員保護装置では、エアバッグ袋体20の展開領域を車両
後方下側へさらに拡大できる。なお、図12に示される
如く、インフレータ16をクオータピラー26の下端部
26B近傍等のクオータピラー26の他の部位に配設し
ても良い。
4実施形態を図13に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
形態自動車の乗員保護装置では、運転席12の略前方に
位置するインストルメントパネル14の側部にもインフ
レータ98が配設されている。このインフレータ98は
エアバッグ袋体20の前側固定点20Aに連結されてお
り、エアバッグ袋体展開時に、エアバッグ袋体20の前
側からもガスを送り込むようになっている。
員保護装置では、エアバッグ袋体展開時には、エアバッ
グ袋体20の前方及び後方の2箇所に配設した2個のイ
ンフレータ98、16から、エアバッグ袋体20内にガ
スが送り込まれるため、エアバッグ袋体20が短時間に
且つ円滑に展開する。また、それぞれのインフレータ9
8、16を小型化できるため、搭載上有利になる。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
員保護装置では、エアバッグ袋体20を運転席12側の
車室側部に設けたが、エアバッグ袋体20は助手席側の
車室側部に設けても良い。
ーとルーフサイドレールに跨がって格納されるカーテン
状エアバッグ袋体の前後両端部を車室側部の前方と後方
とに固定し、インフレータを作動させてエアバッグ袋体
を膨張展開させることにより乗員の頭部を保護する自動
車の乗員保護装置であって、インフレータをエアバッグ
袋体後方のルーフサイドレール部に配設したため、エア
バッグ袋体展開時にフロントピラーの内装材に過度の力
が作用しないという優れた効果を有する。また、エアバ
ッグ袋体の乗員頭部に近い部位が早く展開膨張するとい
う優れた効果を有する。
自動車の乗員保護装置において、インフレータをルーフ
サイドレールの閉断面内に配設したため、請求項1記載
の効果に加えて、車室内空間を狭くすることがないとい
う優れた効果を有する。
自動車の乗員保護装置において、ルーフサイドレールの
インナパネルに穿設されたインフレータ取付用開口と、
インフレータをインナパネルに取付ると共にインフレー
タ取付用開口を閉塞するインフレータ取付部材と、を有
するため、請求項2記載の効果に加えて、インフレータ
の取付けにともなう重量増加を最小限に抑えつつルーフ
サイドレールの強度及び剛性の低下を防止できるという
優れた効果を有する。
自動車の乗員保護装置において、インフレータ取付部材
に形成されインナパネルの一般面より車室内側に張り出
した固定部と、この固定部とインナパネルとを固定する
固定手段と、を有するため、請求項3記載の効果に加え
て、修理性や回収性が良いという優れた効果を有する。
とルーフサイドレールに跨がって格納されるカーテン状
エアバッグ袋体の前後両端部を車室側部の前方と後方と
に固定し、インフレータを作動させてエアバッグ袋体を
膨張展開させることにより乗員の頭部を保護する自動車
の乗員保護装置であって、インフレータをクオータピラ
ー内に配設したため、エアバッグ袋体展開時にフロント
ピラーの内装材に過度の力が作用しないという優れた効
果を有する。また、エアバッグ袋体の展開領域を車両後
方下側へ拡大できるという優れた効果を有する。
とルーフサイドレールに跨がって格納されるカーテン状
エアバッグ袋体の前後両端部を車室側部の前方と後方と
に固定し、インフレータを作動させてエアバッグ袋体を
膨張展開させることにより乗員の頭部を保護する自動車
の乗員保護装置であって、インフレータをエアバッグ袋
体の前方及び後方の2箇所に配設したため、エアバッグ
袋体展開時にフロントピラーの内装材に過度の力が作用
しないという優れた効果を有する。また、エアバッグ袋
体が短時間に且つ円滑に展開するという優れた効果を有
する。また、前後のインフレータを小型化できるため搭
載上有利になるという優れた効果を有する。
装置におけるエアバッグ袋体展開状態を示す概略側面図
である。
装置におけるエアバッグ袋体格納状態を示す概略側面図
である。
装置のル−フサイドレールを示す車両前方内側から見た
斜視図である。
装置のル−フサイドレールを示す車両前方から見た断面
図である。
護装置におけるエアバッグ袋体展開状態を示す概略側面
図である。
ある。
の乗員保護装置におけるエアバッグ袋体展開状態を示す
概略側面図である。
護装置におけるエアバッグ袋体展開状態を示す概略側面
図である。
におけるエアバッグ袋体の格納状態を示す概略側面図で
ある。
の内装材) 54 ルーフサイドインナパネル 54A ルーフサイドインナパネルの貫通孔 54B ルーフサイドインナパネルの一般面 54C ルーフサイドインナパネルの一般面 64 ルーフサイドレールアウタリインフォースメン
ト 70 閉断面 72 インフレータ取付用開口 74 ブラケット(インフレータ取付部材) 74A 蓋部 74B インフレータ取付部 74C 固定部 74D 固定部 80 ウエルドボルト(固定手段) 82 ボルト(固定手段) 84 ウエルドボルト(固定手段) 88 ボルト(固定手段) 98 インフレータ
Claims (6)
- 【請求項1】 フロントピラーとルーフサイドレールに
跨がって格納されるカーテン状エアバッグ袋体の前後両
端部を車室側部の前方と後方とに固定し、インフレータ
を作動させて前記エアバッグ袋体を膨張展開させること
により乗員の頭部を保護する自動車の乗員保護装置であ
って、 前記インフレータをエアバッグ袋体後方のルーフサイド
レール部に配設したことを特徴とする自動車の乗員保護
装置。 - 【請求項2】 前記インフレータをルーフサイドレール
の閉断面内に配設したことを特徴とする請求項1記載の
自動車の乗員保護装置。 - 【請求項3】 前記ルーフサイドレールのインナパネル
に穿設されたインフレータ取付用開口と、前記インフレ
ータを前記インナパネルに取付ると共に前記インフレー
タ取付用開口を閉塞するインフレータ取付部材と、を有
することを特徴とする請求項2記載の自動車の乗員保護
装置。 - 【請求項4】 前記インフレータ取付部材に形成され前
記インナパネルの一般面より車室内側に張り出した固定
部と、この固定部と前記インナパネルとを固定する固定
手段と、を有することを特徴とする請求項3記載の自動
車の乗員保護装置。 - 【請求項5】 フロントピラーとルーフサイドレールに
跨がって格納されるカーテン状エアバッグ袋体の前後両
端部を車室側部の前方と後方とに固定し、インフレータ
を作動させて前記エアバッグ袋体を膨張展開させること
により乗員の頭部を保護する自動車の乗員保護装置であ
って、 前記インフレータをクオータピラー内に配設したことを
特徴とする自動車の乗員保護装置。 - 【請求項6】 フロントピラーとルーフサイドレールに
跨がって格納されるカーテン状エアバッグ袋体の前後両
端部を車室側部の前方と後方とに固定し、インフレータ
を作動させて前記エアバッグ袋体を膨張展開させること
により乗員の頭部を保護する自動車の乗員保護装置であ
って、 前記インフレータをエアバッグ袋体の前方及び後方の2
箇所に配設したことを特徴とする自動車の乗員保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29554596A JP3510061B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 自動車の乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29554596A JP3510061B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 自動車の乗員保護装置 |
Publications (2)
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