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JPH10123078A - 穀粒乾燥機の検出穀粒水分表示装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の検出穀粒水分表示装置

Info

Publication number
JPH10123078A
JPH10123078A JP28075596A JP28075596A JPH10123078A JP H10123078 A JPH10123078 A JP H10123078A JP 28075596 A JP28075596 A JP 28075596A JP 28075596 A JP28075596 A JP 28075596A JP H10123078 A JPH10123078 A JP H10123078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
grain
drying
detected
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28075596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nagai
永井  隆
Shinji Ninomiya
伸治 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP28075596A priority Critical patent/JPH10123078A/ja
Publication of JPH10123078A publication Critical patent/JPH10123078A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検出された平均水分のみの表示であるために、
穀粒水分のばらつき等は、オペレータにはわからなかっ
た。 【解決手段】水分センサ2で検出された平均水分値と偏
差とを同時に、表示手段35へ制御装置41で表示制御
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒乾燥機で乾
燥する穀粒の水分を検出して、この検出穀粒水分を表示
する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒は、穀粒乾燥機の穀粒乾燥室で乾燥
されながら、この乾燥中の穀粒は、水分センサで一粒づ
つ所定粒数の水分値が検出され、この検出穀粒水分の平
均水分値が算出され、この算出された平均水分値が表示
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】検出された平均水分値
のみの表示であるために、穀粒水分のばらつき状態等
は、オペレータにはわからなかったが、検出した穀粒水
分状態をわかりやすく、オペレータに知らせようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8と、乾燥中の穀粒水分
を検出する水分センサ2を設けた穀粒乾燥機において、
該水分センサ2で検出する穀粒の平均水分値と偏差とを
同時に表示手段35へ表示制御する制御装置41を設け
たことを特徴とする穀粒乾燥機の検出穀粒水分表示装置
の構成とする。
【0005】
【発明の作用】穀粒は、穀粒乾燥機の穀粒乾燥室8で乾
燥されながら、この乾燥中の穀粒は、水分センサ2で一
粒づつ所定粒数の水分値が検出され、この検出穀粒水分
の水分度数分布が作成されて、平均水分値が算出され
る。この算出された平均水分値と偏差との両者が、制御
装置41によって同時に、例えば、乾燥機を始動、及び
停止操作する操作装置の表示手段35へ表示される。
【0006】
【発明の効果】穀粒の平均水分値と偏差との両者が表示
されることにより、検出される穀粒の水分状態はわかり
やすく、オペレータに知らせることができる。このため
に乾燥中の穀粒の水分ばらつき等も、オペレータが知る
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2、及び熱風が発生
するバーナ3等を装着した状態を示すものである。前記
乾燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部に
は、移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5、及び天井
板6を設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒
貯留室7を形成している。
【0008】穀粒乾燥室8,8は、貯留室7下側におい
て、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との間
に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流
下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、各乾
燥室8,8下側に設けて連通させている。
【0009】前記バーナ3は、バーナケース13に内装
して設け、このバーナケース13は、前側機壁4正面側
において、送風室10入口側に対応すべくこの前側機壁
4外側面に着脱自在に設け、又、乾燥機1、水分センサ
2、及び該バーナ3を張込、乾燥、及び排出の各作業別
に始動、及び停止操作する操作装置14は、該前側機壁
4外側面に着脱自在に設けている。
【0010】排風機15は、後側機壁4で、左右の排風
室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排
風胴17に設け、又、この後側機壁4には、この排風機
15を回転駆動する排風機モータ18を設けた構成とし
ている。バルブモータ19は、繰出バルブ11,11を
減速機構を介して回転駆動させている。
【0011】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
ーナ3へこの送風機22で送風させている。
【0012】拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中
央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に
設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。
昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には
バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部
は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて
連通させ、下端部は、集穀樋12終端部との間において
供給樋28を設けて連通させている。
【0013】昇穀機モータ29は、バケットコンベア2
6付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24、及び
集穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記
水分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ中央部に設
け、この水分センサ2は、操作装置14からの所定時間
間隔の電気的測定信号の発信により、水分モータ30が
回転し、この水分センサ2の繰込ローラ31、及び検出
ロール32,32等が回転駆動され、バケットコンベア
26で上部へ搬送中に落下する穀粒を案内板33と該繰
込ロール31とで受け、この繰込ロール31の移送溝3
4と該案内板33とで一粒づつ繰込み移送して、下側の
該検出ロール32,32間へ一粒づつ供給され、この検
出ロール32,32で一粒づつ供給された穀粒を、例え
ば、32粒挾圧粉砕して、この32粒の粉砕穀粒の水分
が検出される構成としている。
【0014】前記水分センサ2で一粒の水分値を検出
し、この検出水分値と粒数との関係を表わす水分度数分
布を、図2の表示項目1の如く、作成し、これら水分度
数分布、及び検出穀粒水分等を表示する表示装置は、操
作装置14に設けた表示手段35とした構成であり、こ
の表示手段35への表示は、図2の表示項目1の如く、
水分度数分布と、更にこの水分度数分布より、算出した
穀粒の平均水分値(MSN)、及び、偏差(σN)(標
準からのかたより)等を、図2の表示項目2の如く、順
次表示する構成であり、平均水分値(MSN)と偏差
(σN)とは、該表示手段35へ同時に表示する構成と
している。
【0015】前記表示手段35への検出穀粒水分の表示
は、例えば、一回に測定する32粒の穀粒水分は、予め
決められた水分範囲の水分ブロックに粒数をカウントし
て、この検出した水分値(ブロック)と粒数との関係の
水分度数分布を、図2の表示項目1の如く、表示させる
構成として、一回に測定の一定粒数(32粒)の水分分
布状態が、該表示手段35で確認できることにより、水
分のばらつき、未熟粒の粒数(混入度合)等が一目でわ
かる構成としている。
【0016】前記操作装置14は、箱形状でこの箱体の
表面板には、各種項目を、例えば、液晶形式などによっ
て表示する表示手段35、この表示手段35下側には、
乾燥機1の張込、乾燥、排出の各作業開始のときに操
作、設定項目を変更のときに操作する各種機能を設定す
る複数個の押ボタン方式でON−OFFスイッチの機能
設定手段36,37,38,39、及び停止操作する停
止手段40を設け、これら機能設定手段36,37,3
8,39の操作で設定する各種機能は、該表示手段35
へ表示させている。
【0017】張込、乾燥、及び排出の各作業開始前のこ
れら機能設定手段36,37,38,39の機能表示
は、図6の如く張込、乾燥、排出、及び変更と表示手段
35へ表示させている。又、穀物種類、及び乾燥モード
等を設定するときのこれら機能設定手段36,37,3
8,39の機能表示は、図7の如く穀物、モード、変
更、及び戻りと該表示手段35へ表示させている。
【0018】制御装置41は、操作装置14内に設け、
籾流れセンサ42の検出入力、デジタルセンサ情報の入
力、各機能設定手段36,37,38,39、及び停止
手段40の操作が入力されるデジタル入力回路43、ア
ナログセンサ情報の入力、水分センサ2、及び熱風温セ
ンサ44が検出する検出値が入力されるアナログ入力回
路45、A−D変換回路46、シリアルデータ受信回路
47、メモリクリア48が入力されるデジタル入力回路
49、これら各入力回路43,45,46,47,49
からの入力を算術論理演算、及び比較演算等を行う制御
用マイコン50、及びメモリ51、この制御用マイコン
50からの指令で出力回路52を経て排風機モータ18
を始動、及び停止制御し、出力回路53を経てバルブモ
ータ19、及び昇穀機モータ29を始動、及び停止制御
し、出力回路54を経て燃料バルブ、及び燃料ポンプ2
0を始動、停止、及び調節制御し、出力回路55を経て
送風機モータ23を始動、停止、及び調節制御し、出力
回路56を経て水分モータ30を始動、及び停止制御
し、表示回路57を経て表示手段35へ各種項目を表示
制御し、シリアルデータ送信回路58、及び不揮発メモ
リ59等よりなる構成としている。
【0019】穀粒の水分値検出制御、及び表示制御は、
下記の如く、制御される構成であり、図1のフローチャ
ートに沿って作用を説明すると、穀粒の乾燥作業がスタ
ートされ(ステップ101)、水分センサ2で穀粒の水
分測定(検出)が開始され(ステップ102)、一粒水
分の電圧が読み込みされ(ステップ103)、穀粒の水
分値が算出され(ステップ104)、該当水分ブロック
へ粒数がカウントされ(ステップ105)、単純平均水
分(mSN)算出のための水分データ加算され(ステッ
プ106)、一定粒数、例えば設定した32粒を検出し
たか検出され(ステップ107)、NOと検出されると
ステップ103へ戻る。YESと検出されると水分分布
と単純平均水分(mSN)より、平均水分(MSN)が
算出され(ステップ108)、水分分布と単純平均水分
(mSN)より偏差(σN)が算出され(ステップ10
9)図2の表示項目1の水分度数分布が操作装置14の
表示手段35へ表示される(ステップ110)。図2の
表示項目2の平均水分値(MSN)が該表示手段35へ
表示される(ステップ111)。図2の表示項目2の偏
差(σN)が該表示手段35へ表示される(ステップ1
12)。水分測定終了する(ステップ113)。リター
ンされる(ステップ114)。尚これら平均水分値(M
SN)と偏差(σN)と同時に表示手段35へ表示され
る。
【0020】図9は、水分度数分布と経過時間との表示
制御を示す図である。図9のフローチャートに沿って作
用を説明すると、穀粒の乾燥作業がスタートされ(ステ
ップ201)、ステップ202へ進み、ステップ202
〜ステップ204は、図示の如く、制御される。操作装
置14内に設けたカウンタ(図示せず)へ乾燥作業開始
からの運転時間(T)のカウントがスタートされ(ステ
ップ205)、ステップ206へ進み、ステップ206
〜ステップ207は、図示の如く、制御される。運転時
間(T)より、経過時(T1)が判定され(ステップ2
08)、図2の表示項目1の如く、水分度数分布が表示
され(ステップ209)、図2の表示項目2の乾燥時間
(経過時間)(T1)、平均水分値(MSN)、及び偏
差(σN)等が同時に表示手段35へ表示される(ステ
ップ210)。乾燥終了か検出され(ステップ21
1)、YESと検出されるとステップ212へ進み、ス
テップ212〜ステップ214は、図示の如く、制御さ
れる。リターンされる(ステップ215)。
【0021】ステップ211でNOと検出されると、一
定時間経過か検出され(ステップ216)。YESと検
出されるとステップ206へ戻り、NOと検出されると
ステップ216へ戻る。ステップ202でNOと検出さ
れるとステップ215へ進む。上記により、乾燥経過時
間(T1)と水分分布状態の関係を同時に、オペレータ
に知らせることができる。
【0022】図10は、水分度数分布と粒数が最も多い
水分ブロックの水分値の表示制御を示す図である。図1
0のフローチャートに沿って作用を説明すると、穀粒の
乾燥作業がスタートされ(ステップ301)、ステップ
302へ進み、ステップ302〜ステップ307は、図
示の如く、制御される。最大粒数の水分ブロックが判定
され(ステップ308)、図2の表示項目1の如く、水
分度数分布が表示され(ステップ309)、図2の表示
項目1の如く、最大粒数ブロックの水分値が、例えば、
24.5%であったとすると、24.5%と表示される
(ステップ310)。其の他にも、図2の表示項目2の
如く、平均水分値(MSN)、及び偏差(σN)等が表
示される。水分測定終了する(ステップ311)。リタ
ーンされる(ステップ312)。
【0023】上記により、水分ブロックの表示におい
て、粒数の量も多い水分ブロックの水分値を表示するこ
とにより、分布の中心をオペレータにわかりよく知らせ
ることができる。図11は、水分度数分布表示の水分値
は、水分検出範囲の全範囲を(機械的測定可能な最大値
と最小値)を一定水分刻みに分割した複数の水分ブロッ
クに構成制御、及び水分値の表示制御を示す図である。
【0024】図11のフローチャートに沿って作用を説
明すると、穀粒の乾燥作業がスタートされ(ステップ4
01)、ステップ402〜ステップ407は、図示の如
く、制御される。図2の表示項目1の如く、検出する全
穀粒水分は、例えば、0.5%間隔の水分ブロックに分
割されて表示される(ステップ408)、其の他にも、
図2の表示項目2の如く、平均水分値(MSN)、及び
偏差(σN)等が表示される。水分測定終了する(ステ
ップ409)。リターンされる(ステップ410)。
【0025】上記により、水分表示領域を検出した範囲
全域とすることにより、水分分布状態が見やすくなり、
又、測定毎(乾燥が進むにつれ)の分布の移動がわかり
やすくなる。図12〜図15は、乾燥時間を予約して乾
燥するときの乾燥時間の表示制御を示す図である。
【0026】図12の如く、前記機能設定手段36を操
作して、初期乾燥時間(TS)を設定し、機能設定手段
37を操作して休止時間を設定し、図13図の如く、該
機能設定手段36,37,38、及び機能設定手段39
等の操作により、全体の乾燥時間(T)、及び張込穀粒
量等を設定可能な機能を有する操作装置14、及びこの
操作装置14に上記を表示可能な機能を有する表示手段
35を設けている。
【0027】全体の乾燥時間(T)が初期乾燥時間(T
S)より、大きいときは、休止時間後に残りの時間
(差)を乾燥時間としてセットされる構成であり、又、
小さいときは、初期乾燥中でも停止させ、その後の休止
行程はキャンセルする構成としている。乾燥中は、初期
乾燥時間(TS)と全体の乾燥時間(T)の残り時間
は、図14の如く、区別して表示制御する構成であり、
又、水分度数分布等も表示する構成としている。
【0028】図15のフローチャートに沿って作用を説
明すると、穀粒の乾燥作業が開始され(ステップ50
1)、設定された全体の乾燥時間(T)が判定され(ス
テップ502)、設定された初期乾燥時間(TS)が判
定され(ステップ503)、乾燥時間(T)>初期乾燥
時間(TS)か検出され(ステップ504)、YESと
検出されると乾燥時間(T)−初期乾燥時間(TS)を
休止後の乾燥時間として設定され(ステップ505)、
リターンされる(ステップ506)。
【0029】ステップ504でNOと検出されると乾燥
時間(T)を乾燥時間として設定され(ステップ50
7)、ステップ507からステップ506へ進む。上記
により、全体の乾燥時間(T)と初期乾燥時間(TS)
との両者が設定されている場合であっても、安全側で支
障なく運転ができる。図16は、乾燥時間を予約して乾
燥するときの乾燥時間の表示制御を示す図である。
【0030】機能設定手段36,37を操作して、初期
乾燥時間(TS)、及び休止時間が設定され、乾燥開始
のときに検出した穀粒の水分値と、機能設定手段39の
操作で設定した仕上目標水分値とにより、乾燥予定時間
(TN)が算出される構成であり、この乾燥予定時間
(TN)と初期乾燥時間(TS)の残時間は、図16の
如く、区別して別々に表示制御する構成であり、又、水
分度数分布等も表示する構成としている。
【0031】乾燥予定時間(TN)の算出は、制御装置
41の制御用マイコン50へ設定して記憶させた、例え
ば、1時間当りの乾燥率0.6%により、算出される構
成としている。上記により、両者の時間を区別して表示
することにより、オペレータにわかりやすく知らせるこ
とができる。
【0032】前記乾燥機1に装着した操作装置60は、
箱形状でこの箱体の表面板には、該乾燥機1、水分セン
サ2、及びバーナ3等を、図17の如く、張込、乾燥、
及び、排出の各作業別に始動操作する押ボタン方式のO
N−OFFスイッチの各始動手段61、停止操作する停
止手段62、穀粒の仕上目標水分を設定する水分設定手
段63、水分別の各表示ランプ64、該バーナ3から発
生する熱風温度を設定する穀物種類設定手段65、穀物
種類別の各表示ランプ66、張込穀粒量を設定する張込
量設定手段67、石数別の各表示ランプ68、穀粒水分
値を補正する水分補正手段69、タイマの設定時間を
増、又は減させるタイマ増・減設定手段70,71、ブ
ザー停止手段72、各種表示項目をデジタル表示する表
示部73、及びモニタ表示ランプ74等を設けた構成と
している。
【0033】制御装置75は、操作装置60内に設けら
れ、図18の如く、籾流れセンサ42の検出、デジタル
センサ情報の入力、及び各設定手段61,61,61,
62,63,65,67,69,70,71,72の操
作が入力されるデジタル入力回路76、水分センサ2、
熱風温センサ44が検出する検出値、及びアナログセン
サ情報が入力されるアナログ入力回路77、A−D変換
回路78、シリアルデータ受信回路79、メモリクリア
80が入力されるデジタル入力回路81、これら各回路
76,77,78,79,81からの入力を算術論理演
算、及び比較演算等を行う制御用マイコン82、及びメ
モリ83、この制御用マイコン82からの指令で出力回
路84を経て排風機モータ18、バルブモータ19、及
び昇穀機モータ29を始動、及び停止制御し、出力回路
85を経て燃料バルブ、燃料ポンプ20、及び送風機モ
ータ23を始動、停止、及び調節制御し、出力回路86
を経て水分モータ30を始動、及び停止制御し、表示回
路87を経て表示部73へ各種項目を表示し、出力回路
88を経てブザー89を作動制御し、シリアルデータ送
信回路90、及び不揮発メモリ91等よりなる構成とし
ている。
【0034】図19〜図21は、検出穀粒水分より算出
した測定乾減率(EB)と、設定して記憶させた設定乾
減率(DRO)との差により、乾燥温度の制御を示す図
である。水分センサ2により、検出される穀粒水分より
算出した測定乾減率(EB)と、制御装置75の制御用
マイコン82へ予め設定して記憶させた設定乾減率(D
RO)とを比較して、その差により、乾燥温度を変更し
て、乾燥速度を制御する構成であり、測定乾減率(E
B)の算出は、図20の如く、算出する構成であり、該
水分センサ2で穀粒水分を検出する測定間隔の長いとき
に限り、乾燥温度の変更を行い、乾燥が進み、測定間隔
が短くなったら、乾燥温度の変更処理を中止する構成で
あり、乾燥温度変更量の制御は、図21の如く変更制御
する構成としている。
【0035】図19のフローチャートに沿って作用を説
明すると、穀粒の乾燥作業がスタートされ(ステップ6
01)、ステップ602へ進み、ステップ602〜ステ
ップ603は、図示の如く、制御される。測定間隔が大
きいか検出され(ステップ604)、YESと検出され
ると測定乾減率(EB)が算出され(ステップ60
5)、この測定乾減率(EB)と設定乾減率(DRO)
とが比較され(ステップ606)、測定乾減率(EB)
−設定乾減率(DRO)>設定して記憶させた所定値
(α)か検出され(ステップ607)、YESと検出さ
れると乾燥温度が変更処理制御され(ステップ60
8)、リターンされる(ステップ609)。
【0036】ステップ604、及びステップ607でN
Oと検出されるとステップ609へ進む。上記により、
設定した仕上目標水分値に近づき、測定間隔が短くなっ
たときは、測定時(検出)の水分変化が小さくなるため
に、乾減率の算出が難しく、又、ばらつきが少くなり、
このために、乾燥温度の変更を中止させるのがよい。
【0037】図22は、乾燥温度変更の許容差を、測定
した穀粒水分値により、変更制御を示す図である。図2
2のフローチャートに沿って作用を説明すると、穀粒の
乾燥作業がスタートされ(ステップ701)、ステップ
702へ進み、ステップ702〜ステップ705は、図
示の如く制御される。平均水分値(MSN)>設定して
記憶させた所定の水分値(MO)か検出され(ステップ
706)、YESと検出されると設定して記憶させた所
定の乾減率A≦測定乾減率(EB)≦設定して記憶させ
た所定の乾減(B)か検出され(ステップ707)、N
Oと検出されると乾燥温度は、変更処理制御され(ステ
ップ708)、リターンされる(ステップ709)。
【0038】ステップ706でNOと検出されると設定
して記憶させた所定の乾減率(C)≦測定乾減率(E
B)≦設定して記憶させた所定の乾減率(D)か検出さ
れ(ステップ710)、NOと検出されるとステップ7
08へ進む。ステップ707、及びステップ710でY
ESと検出されるとステップ709へ進む。
【0039】上記により、乾燥開始時は乾きやすく(乾
減率大)、乾燥終了時は乾きにくく(乾減率小)なるた
めに、これらを考慮した許容差とすることにより、必要
な乾燥温度で変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フローチャート図。
【図2】操作装置への表示項目図。
【図3】穀粒乾燥機の一部断面せる全体側面図。
【図4】図3のA−A拡大断面図。
【図5】ブロック図。
【図6】操作装置の一部破断せる拡大正面図。
【図7】操作装置の一部破断せる作用図。
【図8】水分センサの一部の拡大斜視図。
【図9】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図10】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図11】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図12】他の実施例を示す図で、初期乾燥時間設定表
示画面図。
【図13】他の実施例を示す図で、乾燥時間設定表示画
面図。
【図14】他の実施例を示す図で、乾燥中表示画面図。
【図15】他の実施例を示す図で、フローチャート。
【図16】他の実施例を示す図で、乾燥中表示画面図。
【図17】他の実施例を示す図で、操作装置の一部破断
せる拡大正面図。
【図18】他の実施例を示す図で、ブロック図。
【図19】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【図20】他の実施例を示す図で、測定乾減率算出図。
【図21】他の実施例を示す図で、乾燥温度変更量算出
図。
【図22】他の実施例を示す図で、フローチャート図。
【符号の説明】
2 水分センサ 8 穀粒乾燥室 35 表示手段 41 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8と、乾燥中
    の穀粒水分を検出する水分センサ2を設けた穀粒乾燥機
    において、該水分センサ2で検出する穀粒の平均水分値
    と偏差とを同時に表示手段35へ表示制御する制御装置
    41を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の検出穀粒水
    分表示装置。
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