[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH1010967A - 住宅内装の選択設計装置 - Google Patents

住宅内装の選択設計装置

Info

Publication number
JPH1010967A
JPH1010967A JP16489696A JP16489696A JPH1010967A JP H1010967 A JPH1010967 A JP H1010967A JP 16489696 A JP16489696 A JP 16489696A JP 16489696 A JP16489696 A JP 16489696A JP H1010967 A JPH1010967 A JP H1010967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior
preference
liking
exhibition space
interior finish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16489696A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ohashi
智 大橋
Mahomi Tanaka
まほみ 田中
Ayako Onda
綾子 恩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP16489696A priority Critical patent/JPH1010967A/ja
Publication of JPH1010967A publication Critical patent/JPH1010967A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅建築予定者が住宅の間取り等の概略の建
築計画を作成した後、次の段階として内装の詳細を決定
する際に、住宅建築予定者及びその家族にとって、最高
の内装計画を提供できるようにする。 【解決手段】 住宅内装の嗜好を複数のタイプに分け
て、該嗜好タイプ毎に、サンプルルームを並べて構成
し、住宅建築予定者が一望し嗜好を決定できる嗜好選択
装置を構成し、該嗜好選択装置による嗜好の決定に基づ
いて、各内装部分毎に色調と形状を決定する各種内装比
較展示空間を嗜好選択装置に近接した配置に構成した。
また、内装比較展示空間は、サニタリー、キッチン、カ
ーテン、クロス、外装、玄関、収納、建具、和室、階段
等に分類して配置し、各分類毎に、嗜好形態に合致した
複数の色調と形状とを配置した。また、住宅内装の嗜好
選択装置と内装比較展示空間に近接して、複数のコーデ
ィネートルームを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅建築予定者が、
住宅の間取り等の概略の建築計画を作成した後に、次の
段階として内装の詳細を決定する際に、住宅建築予定者
及びその家族にとって、最高の内装計画を提供できるよ
うにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅建築予定者とその家族が住宅
の内装を決定する場合には、各種の内装の項目につい
て、種々用意したサンプルを提示して、インテリアコー
ディネータのアドバイスにより、次々と決定していくと
いう方法が取られていた。しかし、提示されるサンプル
やインテリアコーディネータの説明では、実際には出来
上がった状態を見ることが出来ないのである。即ち、架
空の内装状況を、自分でイメージとして描きながら、選
択して行くこととなり、一度に大量の情報の中から、多
数の項目について、家族や住宅建築予定者の嗜好に基づ
いて決定していくのであるから、その選択を間違えて、
内装が完了し、完工後に生活を始めた段階で、クレーム
やトラブルの発生する可能性があったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このよう
な、住宅の内装・インテリアの具体的な決定を、一定の
ルーチンワークに従って、画一的に行うことにより、出
来上がりの状態において、殆ど住宅建築予定者の嗜好と
間違うことのない内装を作り出すことのできるように構
成したものである。即ち、その方法としては、人間の嗜
好のタイプを大きく、8タイプに分けて、住宅建築予定
者とその家族が、どのタイプを嗜好するかを選択させ
て、その嗜好したタイプにそって、その後の各装置や各
場所の色調や形状の選定を行わしめる装置である嗜好選
択装置を設けて、その家族の嗜好性を決定し、次に、そ
の嗜好性に則って、各インテリア毎に、各嗜好スタイル
に合致した色調や形状のインテリアを展示した空間にお
いて、これらを見ることにより、簡単に最良のインテリ
アを選別することができ、完工後に生活を開始しても、
トラブルや予想違いの発生しないインテリアとすること
が出来るように構成するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明の解決しようとする
課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための
手段を説明する。請求項1においては、住宅内装の嗜好
を複数のタイプに分けて、該嗜好タイプ毎に、サンプル
ルームを構成し、該サンプルルームを並べて配置し、住
宅建築予定者が一望し、嗜好を決定できる嗜好選択装置
を構成し、該嗜好選択装置による嗜好の決定に基づい
て、各内装部分毎に、色調と形状を決定する各種内装比
較展示空間を構成し、該内装比較展示空間を嗜好選択装
置に近接して配置したものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の内装
比較展示空間は、サニタリー、キッチン、カーテン、ク
ロス、外装、玄関、収納、建具、和室、階段等に分類し
て配置し、各分類毎に、嗜好形態に合致した複数の色調
と形状とを配置したものである。
【0006】請求項3においては、請求項1記載の住宅
内装の嗜好選択装置と内装比較展示空間に近接して、複
数のコーディネートルームを配置したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の住宅内装の選択設計装置の全体構成
を示す俯瞰図、図2は同じく本発明の住宅内装の選択設
計装置の配置を示す平面図、図3は住宅内装の嗜好選択
装置の中で、トラディッショナルダークAとトラディッ
ショナルミディアムBとトラディッショナルライトCの
部分を示す正面図、図4は嗜好選択装置の中で、ニュー
ベイシックダークDとニューベイシックミディアムEと
ニューベイシックライトFの部分を示す正面図、図5は
サニタリー内装比較展示空間Sの一部の俯瞰図。
【0008】図6はカーテン・クロス内装比較展示空間
Kの一部の俯瞰図、図7は外装・玄関内装比較展示空間
Jの一部の俯瞰図、図8は収納・建具内装比較展示空間
Lの一部の俯瞰図、図9は和室内装比較展示空間Mの一
部の俯瞰図、図10は階段内装比較展示空間Nの一部の
俯瞰図、図11はサニタリー内装比較展示空間Sの平面
図、図12はキッチン内装比較展示空間Rの部分の平面
図、図13は階段内装比較展示空間Nの側面図、図14
は和室内装比較展示空間Mの平面図、図15は収納・建
具内装比較展示空間Lの平面図である。
【0009】本発明の住宅内装の嗜好選択装置におい
て、嗜好タイプをまず、伝統的なトラディッショナルタ
イプと、中間的なニューベイシックタイプと、現代的な
モダーンタイプの3種類に分けている。次に、トラディ
ッショナルタイプを、トラディッショナルダークAとト
ラディッショナルミディアムBとトラディッショナルラ
イトCの3タイプに分け、ニューベイシックタイプを、
ニューベイシックダークDとニューベイシックミディア
ムEとニューベイシックライトFの3タイプに分類し、
モダーンタイプを、モダーンミディアムGとモダーンラ
イトHの2タイプに分けている。結局、合計として、8
つのタイプの嗜好型に分けているのである。
【0010】そして、各タイプ毎に、1平方メートル程
度のサンプルルームを構成し、これを、嗜好選択装置の
部分に扇型に並べて、住宅建築予定者とその家族が一望
できるように構成している。このスタイルA〜Hの8つ
のサンプルルームの内部は、照明器具1とドア2と椅子
3と壁クロス4とフローリング5と巾木6により、それ
ぞれのスタイルA〜Hの8つのインテリア嗜好が選べる
ような色調と形状に構成されている。
【0011】次に各タイプについて、その色調や嗜好性
を説明する。トラディッショナルダークAは、ダークト
ーンが表現する空間である。西欧の歴史と伝統を受け継
いだ様式美を大切にしたものである。重圧なイメージが
良い意味での保守性を印象付け、落ちついた円熟味のあ
る空間を演出する。キーワードとしては、貴族的、伝統
的、スティタス、信用、円熟等の用語が該当する。
【0012】トラディッショナルミディアムBは、様式
美を守りながら、堅苦しくならない程度の自由さがアレ
ンジされている。ややソフトな優しさを加味した空間で
ある。キーワードは、日常性、庶民性、温もり等であ
り、コーディネートのポイントとしては、伝統的なスタ
イルに、生活の心地よさを織り込む為に、壁は吹付風の
クロス、床と同系統の家具や椅子や建具、廻り縁等を選
択。端正でありながら、どこか温もりを感じさせるコー
ディネートである。
【0013】トラディッショナルライトCは、ライトト
ーンが表現する空間であり、トラディッショナルスタイ
ルの様式性をベースに、若々しくフレッシュなイメージ
を大切にした空間である。歴史が育んだ格調を保ちなが
らも、明るく爽やかなイメージを演出している。キーワ
ードは、フレッシュ、若々しい、礼儀正しく、爽やかに
等であり、コーディネートのポイントは、様式と装飾性
を若々しく、楽しく馴染ませた。ライトな色調の床材、
建具、そして優しい質感の壁紙クロスが作る空間が、家
具やプリント柄のカーテンを軽やかに引き立ててゆく。
【0014】ニューベイシックダークDは、トラディッ
ショナルスタイルのダークトーンの伝統様式を現代風に
リファインしたものである。ディテールをシンプルにす
ることで、重厚さを保ちながら、圧迫感のない空間を演
出する。キーワードはフォーマルであり、現代的にアレ
ンジしたトラディッショナルスタイルである。コーディ
ネートのポイントは、新しい時代のセンスで伝統美をリ
ファインした、深みをたたえたフォーマルな味わい。家
具やカーテンとも重厚な相乗効果を見せている。
【0015】ニューベイシックミディアムEは、トラデ
ィッショナルスタイルをリファインする中で、繊細さと
洗練したイメージを大切にした空間である。現在最も受
入れ易いインテリアテイストとして、ボリュームゾーン
となる可能性がある。キーワードは、洗練、繊細、快適
性、自然との調和、日本的である。コーディネートのポ
イントは、模式的な美しさを、時代が求める柔らかな快
適性と共に表現した。家具や調度の質感を自然に引き立
てる空間が心地よく、ひときわ和やかな印象である。
【0016】ニューベイシックライトFは、トラディッ
ショナルスタイルの様式性を残しながら、最も新しい時
代感覚を取り入れている。素材感を大切にしたシンプル
でナチュラル志向のライフスタイルとマッチする。キー
ワードは、シンプル、ナチュラル、新しい生活感性であ
る。コーディネートのポイントは、伝統的な味わいに、
新しい生活感性を加味した。明るく、柔らかで、広がり
を感じさせる空間が、家具や調度の魅力を引き立てるよ
うなコーディネーションである。
【0017】モダーンミディアムGは、トラディッショ
ナルスタイルから飛躍した伝統や様式性にとらわれない
自由なイメージを大切にしている。快適性や機能性を重
視したデザイン発想から独特の個性的な空間を演出す
る。キーワードは都会的、機能的、個性的である。コー
ディネートのポイントは、都会的で機能的な印象。床、
壁、建具の色調を抑えた演出が、家具の持味や個性を、
より強く主張させている。時代の先端を行く演出サンプ
ルである。
【0018】モダーンライトHは、モダーンミディアム
Gよりも更に自由でアート的な要素の強いインテリアテ
イストである。従って、基本空間として、紹介している
ものも、他の基本空間と比較して、一つの参考例という
意味合いが強くなる。キーワードは、自由、アート的、
時代性の主張、斬新等である。
【0019】それぞれのスタイルの特徴は以上の如くで
ある。本発明においては、このような、各スタイルの特
徴を、約1平方メートル程度の空間に表現している。表
現方法としては、照明器具1と、ドア2と、椅子3と、
壁クロス4と、フローリング5と、巾木6等によってい
る。このように、それぞれのスタイルA〜Hの8つの空
間に、上記の如く、照明器具1とドア2と椅子3と壁ク
ロス4とフローリング5と巾木6の、それぞれ異なるも
のが配置されており、このスタイルA〜Hの8つの空間
が、扇型に並べられているので、住宅建築予定者は一目
の元に見ることが出来るのである。
【0020】住宅建築予定者は、この嗜好選択装置の前
に立って、インテリアコーディネータの説明を聴きなが
ら、自分としては、どのスタイルのインテリアが自分の
嗜好にマッチするかを決定するのである。インテリアコ
ーディネータは、この住宅建築予定者の判断を、その後
に行う、各種インテリアのデザインや色調の選択と推薦
に置いて、常時考慮して、提案することが出来るのであ
る。
【0021】該スタイルA〜Hの8つの空間は、3つの
トラディッショナルタイプとニューベイシックタイプと
モダーンタイプを、更に2〜3組ずつに分けて、スタイ
ルA〜Hの8つのスタイルに分類したものであり、通常
の住宅建築予定者であれば、必ずこの中の、どれかに自
分の嗜好を見出すことが出来るのである。また、このス
タイルA〜Hの8つのスタイルが、最も分類が明瞭であ
り、それぞれの間の重複度や低く、この中の1スタイル
で統一することにより、建築完了後の住宅に住んだ場合
に大きなトラブルやクレームが無いのである。
【0022】このように、嗜好選択装置の部分におい
て、スタイルA〜Hの8つの空間の中の一つを選択した
後に、インテリアコーディネータの指示に従い、近接し
て配置された内装比較展示空間に移動するのである。該
内装比較展示空間は、サニタリー内装比較展示空間S
と、キッチン内装比較展示空間Rと、階段内装比較展示
空間Nと、外装・玄関内装比較展示空間Jと、カーテン
・クロス内装比較展示空間Kと、収納・建具内装比較展
示空間Lと、和室内装比較展示空間Mにより構成されて
いる。
【0023】それぞれの空間を、順序よく、手早く巡回
していくことにより、住宅のインテリアの全てが決定で
きるように構成されている。その為に、前述のスタイル
A〜Hの8つのスタイルに合致した、色調と形状のイン
テリアが、多数用意されている。そして、この内装比較
展示空間において、決定した事項を、再度確認したり、
未決事項を話し合うための、コーディネートルームT
が、内装比較展示空間に続いて配置されている。該コー
ディネートルームTは、一度に多数の住宅建築予定者と
その家族が、この住宅内装の選択設計装置において共存
した場合にも、手際よくアドバイスが出来るように、1
0室以上が併設されている。
【0024】サニタリー内装比較展示空間Sと、キッチ
ン内装比較展示空間Rは、その中でも、決定する内容の
多いインテリアであり、図11と図12に示す如く、広
い空間に、多数のインテリアが並べられている。図11
は、サニタリー内装比較展示空間Sの空間を拡大した状
態を図示している。サニタリー内装比較展示空間Sにお
いて決定する事項としては、洗面カウンター、浴槽とユ
ニットバスの形状、洗い場の形状、風呂蓋、大理石浴
槽、噴流セットの有無、換気・暖房・洗濯物乾燥機の有
無、風呂の照明、便器の形状と種類、温水洗浄機の有
無、暖房便座の有無、トイレットペーパー収納部の有
無、障害者用の安全手摺りやその他の安全器具、自動水
栓、タオル掛け、石鹸受け、シャワーの有無、洗面所の
床暖房、水洗金具の形状、排水金具の形状、洗面所のキ
ャビネット、ミラーキャビネットの形状、電気温水器、
朝シャン用の器具の有無、24時間風呂の有無等の多数
の、事項と器具の決定が必要である。また、それぞれの
インテリア毎に、メーカーの好みをも配慮する必要があ
り、実物だけの展示で足りない場合の為に、各社のカタ
ログも用意されている。
【0025】図12に示すキッチン内装比較展示空間R
についても、決定する事項の多いインテリアである。キ
ッチンについては、オープンタイプか、セミオープンタ
イプか、セミクローズトタイプか、クローズトタイプ
か、対面式か等の最初に決定する事項がある。また、食
卓のテーブルと椅子の選択が大きな要素となっている。
その後に、冷蔵庫の配置、食器洗い機の有無、シンクタ
ンク廻りの形状、流し台の上下の収納キャビネットの形
状と配置、ガスコンロやオーブンや、電子レンジの配
置、キッチンカウンターの形状・色調・長さ・幅等の決
定、水栓金具の決定、電磁調理機の有無、米びつの有
無、生ゴミ処理装置の有無、水切り機の有無、炊飯器格
納空間の有無、調味料入れ空間の有無、食器収納空間の
構成等の決定する事項が多数存在する。
【0026】図13においては、階段内装比較展示空間
Nを図示している。階段については、それ自体の形状も
選択する必要があるが、手摺りや段板や笠木等の決定が
必要である。また障害者用の安全手摺りや、上下昇降可
能手摺り等の必要性が判断される。図14においては、
和室内装比較展示空間Mの部分において、和室空間を1
室構成しており、その中において、選択すべき内容が全
て展示網羅されている。まず、天井と縁甲板の決定であ
り、色々の種類の天井板や縁甲板が、取り混ぜて配置さ
れており、住宅建築予定者が選択可能としている。例え
ば、天然秋田杉や、天然杉や、吉野檜等の如くである。
次に和室内装比較展示空間Mにおいて、床の間と書院の
有無や選択が必要である。床の間の材料は、床柱の如
く、値段の高いものも多いので、充分の吟味検討が必要
である。次の襖や障子の選択が必要である。
【0027】図15においては、収納・建具内装比較展
示空間Lの平面図が図示されている。該収納・建具内装
比較展示空間Lにおいては、ベーシック収納、本棚収
納、ランドリー収納、玄関収納、ローボード収納、天井
裏収納、床下収納、階段下収納、可動棚収納、引出し棚
収納、クローゼット収納、地下室収納、これらを組み合
わせたコンビネーション収納等の検討と決定が必要であ
る。
【0028】その他に、外装・玄関内装比較展示空間J
としては、外装外壁板や、外構の構成部品や、庭園や庭
木や植え込みや、隣との境界壁、門から玄関までのアプ
ローチの形状や、飛び石等の決定が必要である。また、
堀り込み車庫や、ガレージ等の、車庫の形状の決定も必
要である。また、門扉や玄関扉や、門柱や、表札も決定
する必要がある。また、カーテン・クロス内装比較展示
空間Kにおいては、窓の決定と、出窓やコーナー出窓の
決定、また窓の外のシャッターの決定、シャッターの開
閉方向の決定、ベランダの手摺りや、ベランダの床の決
定、各窓における、遮蔽カーテンと、内部の薄地カーテ
ンの決定等の所作が必要である。
【0029】これらの全ての各インテリアの決定におい
て、最初に嗜好選択装置の部分で決定した、嗜好スタイ
ルが有効となるのである。まず、該嗜好スタイルに合っ
たインテリアの部品を見せることにより、遠回りして決
定に時間が掛かったり、間違った色調や形状を出したり
して、決定してしまう恐れが無くなったのである。特
に、ベテランのインテリアコーディネータの場合には、
この間違いは少ないのであるが、未熟練のインテリアコ
ーディネータが間違う可能性を、本住宅内装の選択設計
装置により無くすことができるのである。そして、内装
比較展示空間において、全てのインテリアの選択と決定
が概略終了した時点で、コーディネートルームTにおい
て、最終的な確認と、書込みを行い、疑問点が出た場合
には、直ぐに、内装比較展示空間の戻って、再度確認決
定するのである。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、住宅内
装の嗜好を複数のタイプに分けて、該嗜好タイプ毎に、
サンプルルームを構成し、該サンプルルームを並べて配
置し、住宅建築予定者が一望し、嗜好を決定できる嗜好
選択装置を構成し、該嗜好選択装置による嗜好の決定に
基づいて、各内装部分毎に、色調と形状を決定する各種
内装比較展示空間を構成し、該内装比較展示空間を嗜好
選択装置に近接して配置したので、該嗜好選択装置にお
いて決定した嗜好スタイルを頭に入れて、次の内装比較
展示空間において、各部分毎のインテリアの決定を行う
ことができるので、ただちに、該住宅建築予定者の嗜好
スタイルに合った、色調と形状のインテリアを提示する
ことにより、決定までの時間を節約し、かつ間違いの多
い選択を無くすことが出来るのである。
【0031】請求項2の如く、請求項1記載の内装比較
展示空間は、サニタリー、キッチン、カーテン、クロ
ス、外装、玄関、収納、建具、和室、階段等に分類して
配置し、各分類毎に、嗜好形態に合致した複数の色調と
形状とを配置したので、嗜好選択装置と内装比較展示空
間とを、1か所に纏めて配置することにより、能率的に
各インテリアの決定をすることができ、また完工後に住
んでみた場合に、トラブルやクレームの発生しにくい、
住宅内装とすることが出来たのである。
【0032】請求項3の如く、請求項1記載の住宅内装
の嗜好選択装置と内装比較展示空間に近接して、複数の
コーディネートルームを配置したので、嗜好選択装置と
内装比較展示空間において、決定したインテリアの事項
を、最終的にコーディネートルームTにおいて、確認し
ながら、書込み決定していくことができ、この時点で疑
問が発生した場合には、再度内装比較展示空間に戻っ
て、再検討することが可能であるので、間違ったインテ
リアの選択をすることが無くなったのである。また、コ
ーディネートルームTを多数設けて、これをすべて個室
とすることにより、他の住宅建築予定者のグループから
の影響を受けることがなく、充分に検討判断をすること
が出来るのである。また、インテリアコーディネータに
とっても、充分に住宅建築予定者の立場に立って、身を
入れたアドバイスをすることができ、また、コーディネ
ートルームTを設けたことにより、10組以上の住宅建
築予定者のグループがこの住宅内装の選択設計装置に来
客した場合にも、狭い場所にも関わらず、効率的に対応
ができ、住宅建築予定者を待たせることも無くなったの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅内装の選択設計装置の全体構成を
示す俯瞰図。
【図2】同じく本発明の住宅内装の選択設計装置の配置
を示す平面図。
【図3】住宅内装の嗜好選択装置の中で、トラディッシ
ョナルダークAとトラディッショナルミディアムBとト
ラディッショナルライトCの部分を示す正面図。
【図4】嗜好選択装置の中で、ニューベイシックダーク
DとニューベイシックミディアムEとニューベイシック
ライトFの部分を示す正面図。
【図5】サニタリー内装比較展示空間Sの一部の俯瞰
図。
【図6】カーテン・クロス内装比較展示空間Kの一部の
俯瞰図。
【図7】外装・玄関内装比較展示空間Jの一部の俯瞰
図。
【図8】収納・建具内装比較展示空間Lの一部の俯瞰
図。
【図9】和室内装比較展示空間Mの一部の俯瞰図。
【図10】階段内装比較展示空間Nの一部の俯瞰図。
【図11】サニタリー内装比較展示空間Sの平面図。
【図12】キッチン内装比較展示空間Rの部分の平面
図。
【図13】階段内装比較展示空間Nの側面図。
【図14】和室内装比較展示空間Mの平面図。
【図15】収納・建具内装比較展示空間Lの平面図。
【符号の説明】
A トラディッショナルダークのサンプルルーム B トラディッショナルミディアムのサンプルルーム C トラディッショナルライトのサンプルルーム D ニューベイシックダークのサンプルルーム E ニューベイシックミディアムのサンプルルーム F ニューベイシックライトのサンプルルーム G モダーンミディアムのサンプルルーム H モダーンライトのサンプルルーム J 外装・玄関内装比較展示空間 K カーテン・クロス内装比較展示空間 L 収納・建具内装比較展示空間 M 和室内装比較展示空間 N 階段内装比較展示空間 R キッチン内装比較展示空間 S サニタリー内装比較展示空間 T コーディネートルーム 1 照明器具 2 ドア 3 椅子 4 壁クロス 5 フローリング 6 巾木

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅内装の嗜好を複数のタイプに分け
    て、該嗜好タイプ毎に、サンプルルームを構成し、該サ
    ンプルルームを並べて配置し、住宅建築予定者が一望
    し、嗜好を決定できる嗜好選択装置を構成し、該嗜好選
    択装置による嗜好の決定に基づいて、各内装部分毎に、
    色調と形状を決定する各種内装比較展示空間を構成し、
    該内装比較展示空間を嗜好選択装置に近接して配置した
    ことを特徴とする住宅内装の選択設計装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内装比較展示空間は、サ
    ニタリー、キッチン、カーテン、クロス、外装、玄関、
    収納、建具、和室、階段等に分類して配置し、各分類毎
    に、嗜好形態に合致した複数の色調と形状とを配置した
    ことを特徴とする住宅内装の選択設計装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の住宅内装の嗜好選択装置
    と内装比較展示空間に近接して、複数のコーディネート
    ルームを配置したことを特徴とする住宅内装の選択設計
    装置。
JP16489696A 1996-06-25 1996-06-25 住宅内装の選択設計装置 Pending JPH1010967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16489696A JPH1010967A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 住宅内装の選択設計装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16489696A JPH1010967A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 住宅内装の選択設計装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010967A true JPH1010967A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15801933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16489696A Pending JPH1010967A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 住宅内装の選択設計装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1010967A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004234013A (ja) * 2004-02-06 2004-08-19 Asahi Kasei Homes Kk 住宅展示場
JP2014144699A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 電動自転車及び充電器、回路
CN109403630A (zh) * 2018-11-05 2019-03-01 江苏东保装饰集团有限公司 一种公共建筑室内装饰工程样板施工工法
JP2020197612A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 積水ハウス株式会社 サニタリールーム比較体験施設

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004234013A (ja) * 2004-02-06 2004-08-19 Asahi Kasei Homes Kk 住宅展示場
JP2014144699A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 電動自転車及び充電器、回路
CN109403630A (zh) * 2018-11-05 2019-03-01 江苏东保装饰集团有限公司 一种公共建筑室内装饰工程样板施工工法
JP2020197612A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 積水ハウス株式会社 サニタリールーム比較体験施設

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021096393A1 (ru) Модуль автоматической генерации расстановки элементов интерьера
Krebs Basics Design and Living
Quitzau et al. Bathroom transformation: From hygiene to well-being?
JPH1010967A (ja) 住宅内装の選択設計装置
Pride Student housing and housing for young people
Nowakowski Ergonomic shaping of functional and spatial program of housing
Grayson 7. The Best of Design for the Elderly
Maher Can You Have A Walk-in Shower Without A Door?
Edwards et al. La Maison de verre: Negotiating a modern domesticity
JP7245895B2 (ja) 住宅
Bennet et al. The environmental audit tool handbook
Cromley Domestic Space Transformed, 1850–2000
Tehrani The role of technology in providing the efficiency of kitchen design
Pramalystianto et al. The Effect of Interior Elements on The Perception of Privacy of Boarding House Users with The Virtual Reality 360 Method
Litchfield In-laws, Outlaws, and Granny Flats: Your Guide to Turning One House Into Two Homes
Steffensen Beyond the trend; understanding perceived qualities of apartments over decades and design suggestion on future developments
Polatova Current Trends Influencing Design of Private Domestic Bathroom Interiors
JP2022107254A (ja) ワークコーナーのある生活を支える住宅
Aytaç Appropriation of the bathroom in everyday life: towards a cultural analysis of the contemporary bathroom and its elements
Duffin Designing care homes for people with dementia.
Susanka More Not So Big Solutions for Your Home
Miller An American multigenerational household: Convenient, proximate and synergistic small home space
Tucker The Labor-saving Kitchen: Sources for Designs of the Architects' Small Home Service Bureau
Matysek-Imielińska et al. How Does the Space Perform?
Townes Building houses for people