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JPH0398346A - セル同期回路 - Google Patents

セル同期回路

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Publication number
JPH0398346A
JPH0398346A JP1236416A JP23641689A JPH0398346A JP H0398346 A JPH0398346 A JP H0398346A JP 1236416 A JP1236416 A JP 1236416A JP 23641689 A JP23641689 A JP 23641689A JP H0398346 A JPH0398346 A JP H0398346A
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JP
Japan
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circuit
crc
exclusive
cell synchronization
input
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JP1236416A
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JP2592681B2 (ja
Inventor
Hideo Tatsuno
秀雄 龍野
Nobuyuki Tokura
戸倉 信之
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0398346A publication Critical patent/JPH0398346A/ja
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル通信に利用する。特に、情報列にヘ
ッダが付加されたセルを情報単位として伝送する方式に
関する。さらに詳しくは、CRC(cyclic re
dunduncy chech)  ビットが付加され
たデータ列はCRC演算で割り切れることから、ヘッダ
にCRCビットを付加して伝送し、受信側で、CRC演
算により割り切れるデータ列を同期パターンとみなして
セル同期を確立するセル同期回路に関する。
本発明は、CRC演算をパイプライン処理することによ
り、セル同期回路の高速動作を可能とし、しかも集積化
を容易にするものである。
〔従来の技術〕
受信信号の誤り検出および誤り訂正を行うため、情報゛
信号にCRCビットを付加して伝送する方式が知られて
いる。
CRCビットは、情報信号を生成多項式で除算したとき
の剰余として与えられる。mビットのCRCビットを得
るには、m次の生成多項式を用いる。このCRCビット
が付加されたデータ列は、同じ生戊多項式またはその多
項式を因数分解した多項式、例えばm次の生成多項式が
1次とm−1次の二つの生成多項式に分離できる場合の
m−1次の生成多項式によるCRC演算(除算)によD
1全ビットが「0」 (割り切れる)性質がある。
第3図にCRCビットの使用例を示す。この例は、情報
列にヘッダを付加したセルを伝送単位とする場合に、ヘ
ッダとして、宛先を示す信号とその信号から得られたC
RCビットとを用いたものである。
セルを伝送する場合に、ヘッダとしてCRCビットが付
加されたデータ列を用いると、これをセル同期に利用す
ることができる。すなわち、ヘッダ長をnビットとする
とき、伝送路上でのビット誤りの発生がなければ、CR
Cビットを含む符号長nビットのデータ列をCRC演算
回路で割った余りが全ビット「0」となるので、このパ
ターンをセル同期パターンとみなしてセル同期をとる。
第4図はCRC演算回路の一例を示すブロック構戒図で
ある。ここでは、生成多項式が、x8+x” +x+1 のときの一般的な例を示す。この回路は、排他的論理和
回路30と、フリップフロップF1〜F8とにより構或
され、フリップフロップF1〜F8は人力データのクロ
ックで動作する。
ここで、符号長nを40ビットとする。最初にフリップ
フロップF1〜F8の内容をすべて「0」としておくと
、40ビット長の符号の入力が完了したとき、フリップ
フロップF1〜F8に並んだデータがCRC演算の余り
となる。この余りが全ビット「0」となるものをセル同
期パターンとして用いる。
この方式では、通常、セル同期復帰時間を短くするため
に、1ビット即時シフト方式のセル同期回路が必要とな
る。すなわち、符号長nビットに対するCRC演算を人
力データ列のクロックで1クロック以内に実行すること
が必要である。このためには、上記の演算において、各
フリップフ口ップF1〜F8に最終的に残ったデータが
、40ビット長の符号の各ビットに対するCRC演算の
累積値であることを利用する。すなわち、40ビット長
の符号の各ビットをD1〜D40で表すと、フリップフ
ロップF1〜F8に最終的に残るデータ21〜Z8は、 ・ ・ (1) となる。ただし、「+」は排他的論理和を表す第5図は
(1)式を利用した従来例セル同期回路のブロック構戒
図を示す。
このセル同期回路は、40ビット長のシフトレジスタl
1排他的論理和回路網2、ラッチ回路3、論理和回路4
、論理積回路5、6、フレーム同期保護回路7、フレー
ムカウンタ8およびインバータ入力付の論理積回路9を
備える。シフトレジスク1には入力データ100とこの
入力データ100から抽出されたクロック200 とが
人力される。また、同じクロック200が、ラッチ回路
3と論理積回路9とに供給される。
シフトレジスタ1は、クロック200によりデータをシ
フトさせる。
排他的論理和回路網2は、(1)式の演算を行い、デー
タZI−Z8を出力する。(1)式のD1〜D4oはシ
フトレジスタ1内の各フリップフロップFl〜F40の
出力に対応している。
フレーム同期保護回路7、は、例えばリセット計数形式
の回路により構或される。リセット計数形式の回路では
、連続して「1」が人力されると内部状態がセット状態
となり、その出力がフレーム同期はずれ状態を示す「1
」となる。また、連続して「0」が入力されると、内部
状態がリセット状態となり、その出力がフレーム同期状
態を示す「0」となる。
ここで、フレーム同期保護回路7の出力が「l」である
として、このセル同期回路の同期復帰動作を説明する。
まず、シフトレジスタlがクロックにより入力データを
シフトさせ、新しい40個のデータを出力する。この出
力を排他的論理和回路網2でCRC演算し、得られたデ
ータZ,〜Z8をラッチ回路3に出力する。ラッチ回路
3は、次のクロックでデータ21〜Z8を取り込む。こ
れと同時に、シフトレジスタ1がデータをシフトさせ、
排他的論理和回路網2は新しい40ビットに対してCR
C演算を行う。
排他的論理和回路網2の入力データ、すなわちシフトレ
ジスク1の内容がCRCビットを含む正しい40ビット
長の符号である場合(ヘッダが入力された場合)、また
はそれと同一系列のデータ列である場合は、データZI
〜Z8がすべて「0」となる。しかし、それ以外のほと
んどの時間には、データ21〜Z8の少なくとも一つが
「1」となり、論理和回路4の出力が「1」となる。
フレームカウンタ8にフレームパルスが現れていないと
きには、論理積回路5の出力が「0」となるので、論理
積回路6の出力が「0」となり、論理積回路9の出力に
クロックが得られ、フレームカウンタ8が計数動作を続
ける。フレームカウンタ8の出力にフレームパルスが現
れると、論理積回路5の出力が「1」となるので、論理
積回路6、9によってフレームカウンタ8は、次の入力
クロックから論理和回路4の出力が「0」になるまで計
数動作を停止し、フレームパルスを出力している状態を
維持する。
シフトレジスタ1の内容がCRCビットを含む正しい4
0ビット長の符号になると、次のクロックで論理和回路
4の出力が「0」となり、その時点でセル同期が復帰し
、その次のクロックによりフレームカウンタ8が計数動
作を開始する。以後、フレームパルス位置で論理和回路
4の出力が「0」となるので、フレーム同期保護回路7
には連続して「0」が入力され、フレーム同期保護回路
7かリセット状態に以降して同期状態となる。
この回路ではラッチ回路3を用いているが、排他的論理
和回路網2の出力を直接に論理和回路4に入力すること
もできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図に示した従来のセル同期回路が正常に動作するた
めには、シフトレジスタ1にクロックが入力されてから
データを出力するまでの遅延と、排他的論理和回路網2
による遅延との和が、lクロック未満でなければならな
い。また、ラッチ回路3を用いない場合には、上記の遅
延の和にさらに論理和回路4、論理積回路5、6による
遅延を加えた値が、1クロック未満でなければならない
しかし、排他的論理和回路網がCRC演算を一度に行う
ためには、信号を多段接続された排他的論理和回路に通
過させる必要がある。第5図に示した例では、信号が最
大で5段の排他的論理和回路を通過する。排他的論理和
回路1段あたりの遅9 10 延時間は、シフトレジスタおよびラッチ回路の構或要素
であるフリップフロップの遅延時間と同等以上である。
したがって、このセル同期回路は高速動作に適していな
い。
ただし、排他的論理和回路網の中間にラッチ回路を設け
ることにより、第5図に示したセル同期回路を高速化す
ることも可能である。しかし、そのためにはハード量が
増加する。第5図に示した例では、シフトレジスタl1
排他的論理和回路網2およびラッチ回路3を合わせたハ
ード規模は、同一演算回路を用いるとして、排他的論理
和回路89個、フリップフロップ48個である。高速化
のため排他的論理積回蕗網2の4段目と5段目の排他的
論理和回路の間にラッチ回路を設けるには、フリップフ
ロップが11個必要となる。さらに高速化するために3
段目と4段目の排他的論理和回路の間にラッチ回路を設
けるには、フリップフロップがさらに9個必要となる。
また、このような排他的論理和回路網は、接続構或が複
雑となるため、集積化する場合に配線設計が困難になる
欠点がある。
本発明は、以上の課題を解決し、高速動作が可能でしか
も集積化が容易なセル同期回路を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のセル同期回路は、CRC演算手段が、受信セル
のデータ列をその入力順に複数に分割し、それぞれにつ
いて並列にCRC演算し、その演算結果を上記人力順に
したがって処理して、データ列全体についての生成多項
式による剰余を求めることを特徴とする。
すなわち、並列処理するCRC部分演算手段をラッチ回
路を介して縦続接続し、CRC演算をパイプライン処理
する。
本発明のセル同期回路は、mビットのCRCビットを含
む符号長nビットのヘッダが情報列に付加されたセルを
単位として伝送し、受信側でCRCビットによりヘッダ
内の信号の誤り検出および誤り訂正を行う伝送方式にお
いて、CRCビットを利用してセル同期を確立するため
に利用する。
11 12 CRC部分演算手段はそれぞれ、送信側でC’RCビッ
トを求めるために使用したm次の生成多項式、またはこ
のm次の生成多項式が1次とm−1次の生成多項式に分
離できる場合にはm−1次の生成多項式を用いてCRC
演算を行う。以下では、CRC部分演算手段が用いる生
成多項式の次数を「m′」で表す。
ここで、CRC部分演算手段がそれぞれ処理するビット
数を並列処理数lで表し、この値が各CRC部分演算手
段で同一であるとする。ただし、1≦R<nである。さ
らに、nを1で割った商を〔n/1〕、剰余をRとする
受信セルのデータ列は、nがlで割り切れる場合には[
n/A〕 (#−1>+1、nがlで割り切れない場合
には〔n/j!)(f−1)+Rの長さのシフトレジス
タに入力される。このシフトレジスタは上記データ列の
クロックで動作する。
このシフトレジスタの先頭から1〜l段目の各出力につ
いてCRC部分演算し、そのm′ビットの出力をそれぞ
れ1段目のm′個のフリップフロップに上記クロックで
入力する。この1段目のm′個のフリップフロップの各
出力と、上記シフトレジスクの先頭からIl〜2l−1
段目の各出力とにより再びCRC並列部分演算し、その
m′個の出力をそれぞれ2段目のm′個のフリップフロ
ツプに上記クロックで入力する。
同様に、上記シフトレジスタの先頭から[n/R〕<1
−1) −j!+2 〜[n/ji!’)  (A−1
)+1段目の各出力と、I:n/j!〕−1段目のm′
個のフリップフロップとの各出力とによりCRC並列部
分演算し、そのm′個の出力をそれぞれ〔n/1〕段目
のm′個のフリップフロップに上記クロックで入力する
nがlで割り切れない場合にはさらに、シフトレジスタ
の先頭から(n/A〕 (j!−1>−1〜(n/A)
(A−1) 十R段目の各出力と、〔n/l〕段目のm
′個のフリップフロップの各出力とによりCRC並列部
分演算し、そのm′個の出力をそれぞれCn#)+1段
目のm′個のフリップフロップに上記クロックで人力す
る。
13 14 このようにして得られた最終段のm′個のフリップフロ
ップの出力について論理和をとり、この論理和と、上記
クロックで動作するフレームカウンタの出力(フレーム
パルス)との論理積をフレーム同期保護回路に入力する
。この論理積とフレーム同期保護回路の出力との論理積
が「1」の場合には、上記フレームカウンタの計数動作
を1クロックの間停止させる。
〔作 用〕
セル同期回路が動作するためには、並列処理を行う個々
のCRC部分演算手段の遅延が1クロック以内であれば
よい。また、並列処理数lを小さくすればCRC部分演
算手段の規模が小さくなり、遅延時間も短くなる。した
がって、セル同期回路の動作を高速化できる。さらに、
並列処理数を適当に選択することによって、所要の動作
速度のセル同期回路を実現できる。
また、並列処理数が同一であれば、CRC部分演算手段
はすべて同一構威となる。このため、集積化における設
計が容易となる。
〔実施例〕
第1図は本発明第一実施例セル同期回路のブロック構或
図である。この例は、符号長nが40ビット、CRC演
算手段の生成多項式がx8+x2+x+’l、CRC部
分演算手段の並列処理数が20の場合を示す。
このセル同期回路は、ディジタル情報列にCRCビット
を含むヘッダが付加された受信セルを人力とし、この受
信セルのデータ列について上記CRCビットを求めるた
めに使用したと同等の生成多項式による剰余を求めるC
RC演算手段として排他的論理和回路網11、13、1
4およびラッチ回路12を備え、このCRC演算手段の
出力から上記データ列が上記生成多項式で割り切れたこ
とを検出してセル同期を確立する手段として、ラッチ回
路3、論理和回路4、論理積回路5、6、フレーム同期
保護回路7、フレームカウンタ8およびインバータ入力
付の論理積回路9を備える。
シフトレジスタlには受信セルのデータ列が入力データ
100として供給され、さらに、この入力15 16 データ100から抽出されたクロック200が入力され
る。また、同じクロック200が、ラッチ回路3と論理
積回路9とに供給される。
ここで本実施例の特徴とするところは、CRC演算手段
が、入力データ100をその人カ順に複数に分割しそれ
ぞれについて並列に上記生成多項式による剰余を求める
複数のCRC部分演算手段として排他的論理和回路網1
1..13を備え、この複数のCRC部分演算手段の出
力を上記入力順にしたがって処理し上記データ列全体に
ついての上記生成多項式による剰余を求める手段として
、ラッチ回路12および排他的論理和回路網14を備え
たことにある。
並列処理によりCRC演算を行うための回路構或につい
ては、パラレル・スクランブリング・テクニークス・フ
ォー・ディジタル・マルチプレクサズ」、AT&Tテク
ニカル・ジャーナル第65巻、1986年9/lO月 
(”Parallel scrambling tec
hniques for digital multi
plexers”, AT&T technical 
journal, sep,/oct,  l936,
 Vol,65)に示された自己同期形スクランブラの
並列化手法と同様にして求めることができる。
この文献によれば、並列処理数が20の場合の回路構戒
は、(2)式で与えられるマ}IJックスT.からTs
”を求めることによって得られる。Ts”。
を(3)式に示す。
(以下本頁余白) l7 18 19 (2)式の四つの部分に分けられたマトリックスのうち
右下の部分は、第4図に示したCRC演算回路における
フリップフロップF1〜P8のそれぞれ次の状態を示す
。例えばマ} IJックスT.の21行目は、フリップ
フロップF2の次の状態が、入力データとフリップフロ
ップFBの内容との排他的論理和であることを示してい
る。
また、入力データをD1〜D20で表すと、第20列は
D1を、第19列はD2を、第1列はD20をそれぞれ
示している。
したがって、現在の状態におけるフリップフロップ11
〜F8の内容をそれぞれF1〜Fa とすると、次の状
態におけるフリップフロップF1〜F8の内容Z1〜Z
8は、(3)式から、 −   (4) となる。ここで、「+」は排他的論理和を表す。
第1図に示したセル同期回路の排他的論理和回路網11
は、(4)式において、F + = F 2 = F 
3 = F 4Fs =;F6 =F”,=Fll =
Oとし、D1〜D2。
をシフトレジスタ1の先頭から20番目までのフリップ
フロップF1〜F20の出力に対応させたもので21 ある。この排他論理和回路網11の出力は、(4)式に
おけるF1〜F8の値に対応する。また、排他的論理和
回路網13は、その人力データが19ビットシフトして
いるだけで、その回路構或は排他的論理和回路網1lと
同一である。この排他的論理和回路網13の出力は、(
4)式におけるD1〜D20の項に対応する。排他的論
理和回路網14は、排他的論理和回路網1l、13の出
力から(4)式のZ1〜Z8の値を求め、ラッチ回路3
に出力する。
符号長が40ビットなので、CRC演算については、連
続した40ビットの入力データについて行う必要がある
。本実施例では、排他的論理和回路網11、13でそれ
ぞれ20ビットずつの演算を行い、その結果を排他的論
理和回路網14で処理する。
すなわち、排他的論理和回路網11は、シフトレジスタ
1の先頭のフリップフロップF1から20番目のフリッ
プフロップF20のそれぞれの出力に対してCRC部分
演算を行い、その結果をラッチ回路12に人力する。こ
のとき、フリップフロップF21〜F39のデータがフ
リップフロップF20〜F38 にlビットずつシフト
し、フリップフロップF39 には新しいデータが入力
される。排他的論理和回路網13は、新しいデータが入
力された時点で、フリップフロップF20〜F39のデ
ータについて、CRC部分演算を行う。排他的論理和回
路網1lと■3との入力データ位置の距離は、20ビッ
トではな<19ビットである。
排他的論理和回路網11、13は、クロック毎に新しい
入力データに対してCRC部分演算を行う。
ただし、データ側を基準にすれば、排他的論理和回路網
1lの動作は排他的論理和回路網13の動作に対して1
クロック先行している。排他的論理和回路網1lの出力
をラッチ回路12に蓄えることにより、双方のタイミン
グが一致する。排他的論理和回路網14は、ラッチ回路
12の出力と、排他的論理和回路網13の出力とから、
データ列全体に対するCRC演算の剰余を求め、その結
果をラッチ回路3に出力する。これによりラッチ回路3
には、クロック毎にCRC演算の剰余が得られる。
ラッチ回路3、論理和回路4、論理積回路5、23 24 6、フレーム同期保護回路7、フレームカウンタ8およ
び論理積回路9の動作は第5図に示した従来例と同じで
ある。
この実施例において、ラッチ回路3を省略することもで
きるが、その場合には信号の遅延時間が増加する。
この実施例における排他的論理和回路網11、13およ
び14の最大遅延時間は排他的論理和回路の段数で4段
分である。しかも、シフトレジスタ1、ラッチ回路3、
12、排他的論理和回路網11、13および14の全て
のハード量は、排他的論理和回路88個、フリップフロ
ップ55個であり、第5図に示した従来例において、高
速化のために排他的論理和回路網の4段目と5段目の排
他的論理和回路の間にラッチ回路を設けた場合に比較し
てもハード量が少ない。
また、本実施例のセル同期回路は、排他的論理和回路網
11 13が同一構或となり、LSI設計が容易である
。さらに、一つの排他的論理和回路網の規模が小さいた
め、配線の交差が少なくなり、配線層間の接続が減るの
で、LSIの配線設計が容易となる。
第2図は本発明第二実施例セル同期回路のブロック構或
図を示す。
この実施例は、符号長nが40ビット、CRC演算手段
の生成多項式がx8.+x2+x+l、CRC部分演算
手段の並列処理数が8の場合を示す。
この実施例は、CRC部分演算手段として、排他的論理
和回路網22、24、26および28が、それぞれラッ
チ回路23、25および27を介して縦続接続されたこ
とを特徴とする。排他的論理和回路網22の人力には、
ラッチ回路21が設けられる。
この実施例の回路構或は、第一実施例と同様に、マトリ
ックスT5からTs8を求めることによって得られる。
本実施例の動作は、CRC部分演算の個数が増加し、C
RC演算のパイプライン処理の段数が増加しただけで、
第一実施例と同等とである。
本実施例に必要なハード量は第一実施例に比較して増加
するが、CRC部分演算の最大遅延量は、25 26 排他的論理和回路3段分となる。したがって、高速動作
に適している。また、排他的論理和回路網22、24、
26および28は同一回路構戒の繰り返しとなっている
ため、LSI設計が容易になる。
なお、符号長が40ビット、CRC演算の生成多項式が
x’ +x’ +x+1の同一条件では、CRC部分演
算の並列処理数が10の場合の構威でも、CRC部分演
算における最大遅延は排他的論理和回路3段分となる。
この場合のハード量は、排他的論理和回路83個、フリ
ップフロップ69個である。
従来例において同一動作速度を与える条件となるのは、
排他論理回路網の3段目と4段目の排他的論理和回路の
間にラッチ回路を設けた場合であるが、その場合に比較
してハード量が少ない。
以上の説明では、符号長nが40、生成多項式がx8+
x2+x+1、符号長nが並列処理数lで割り切れる場
合について説明したが、符号長が他の値・、他の生成多
項式、nがlで割り切れない場合でも本発明を実施でき
る。
また、以上の実施例では、m=8次の生成多項式による
除算の剰余であるmビットのCRCビットを含む符号長
n−40ビットのデータ列に対して、セル同期回路では
m次の生成多項式を用いてCRC演算を行った例を示し
た。しかし、送信側のm次の生成多項式が1次とm−1
次とに分離できる場合には、セル同期回路はm−1次の
生成多項式に基づいてCRC演算を行っても、本発明を
同様に実施できる。例えば生成多項式x8+x2+x+
1は、 (x+l)  (x’ +x6+x5+x’ 
+x’+l)と分解できるので、セル同期回路では、生
成多項式x’ +x6+x5+x’ +x2+lを用い
てCRC演算を行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のセル同期回路は、並列処
理によりCRC部分演算を行う排他的論理和回路網をラ
ッチ回路を介して縦続接続し、CRC演算をパイプライ
ン形式で実現する。したがって、並列処理数を適当に選
択することにより、1ビット即時シフト形でありながら
、所望の動作速度のセル同期回路を実現でき、設計の自
由度が増27 28 大する効果がある。
また、LSI化する場合には、それぞれCRC部分演算
を行う複数の排他的論理和網が同一構或となるため、L
SIの設計が容易となる効果がある。
さらに、CRC部分演算を行う個々の回路のハード規模
が小さくなるため、配線間の交差が少なくなり、LCI
の配線設計が容易となる効果がある。
1・・・シフトレジスク、2、11、13、14、22
、24、26、28・・・排他的論理和回路網、3、1
2、21、23、25、27・・・ラッチ回路、4・・
・論理和回路、5、6、9・・・論理積回路、7・・・
フレーム同期保護回路、8・・・フレームカウンタ、3
0・・・排他的論理和回路、F1〜F40・・・フリッ
プフロップ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例セル同期回路のブロック構戊
図。 第2図は本発明第二実施例セル同期回路のブロル構或図
。 第3図はヘッダ内にCRCビットが付加されたセルの構
或を示す図。 第4図はCRC演算回路の一例を示すブロック構威図。 第5図は従来例セル同期回路のブロック構或図。 29 30 特開平3 98346(11)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル情報列にCRCビットを含むヘッダが付
    加された受信セルを入力とし、 この受信セルのデータ列について上記CRCビットを求
    めるために使用したと同等の生成多項式による剰余を求
    めるCRC演算手段と、 このCRC演算手段の出力から上記データ列が上記生成
    多項式で割り切れたことを検出してセル同期を確立する
    手段と を備えたセル同期回路において、 上記CRC演算手段は、 上記データ列をその入力順に複数に分割し、それぞれに
    ついて並列に上記生成多項式による剰余を求める複数の
    CRC部分演算手段と、 この複数のCRC部分演算手段の出力を上記入力順にし
    たがって処理し、上記データ列全体についての上記生成
    多項式による剰余を求める手段とを含む ことを特徴とするセル同期回路。
JP1236416A 1989-09-11 1989-09-11 セル同期回路 Expired - Fee Related JP2592681B2 (ja)

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