JPH0394739A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH0394739A JPH0394739A JP1231406A JP23140689A JPH0394739A JP H0394739 A JPH0394739 A JP H0394739A JP 1231406 A JP1231406 A JP 1231406A JP 23140689 A JP23140689 A JP 23140689A JP H0394739 A JPH0394739 A JP H0394739A
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- PMADITKBVODKSF-UHFFFAOYSA-N 1'-[(2-chlorophenyl)methyl]-5-phenylspiro[3h-1,3,4-thiadiazole-2,3'-indole]-2'-one Chemical compound ClC1=CC=CC=C1CN1C2=CC=CC=C2C2(SC(=NN2)C=2C=CC=CC=2)C1=O PMADITKBVODKSF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/52017—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
- G01S7/52085—Details related to the ultrasound signal acquisition, e.g. scan sequences
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/88—Sonar systems specially adapted for specific applications
- G01S15/89—Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
- G01S15/8906—Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
- G01S15/8979—Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
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- Remote Sensing (AREA)
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- Acoustics & Sound (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、生体内の移動物体の移動に伴う機能情報とし
て血流速情報を、超音波送受波およびドプラ効果の利用
により得て映像表示する超音波診断装置に関する。
て血流速情報を、超音波送受波およびドプラ効果の利用
により得て映像表示する超音波診断装置に関する。
(従来の技術)
超音波診断装置は、超音波送受波および超音波ドプラ法
により超音波探触子で血流情報と断層像(Bモード画像
)を得るものである。この装置により血流速度を測定す
る場合には次のようにして行なわれる。すなわち生体内
の血流に対して超音波を送波すると、この超音波ビーム
の中心周波数fcは流動する血球により散乱されドプラ
偏移を受けて周波数fdだけ変化し、この受波周波数は f−fc+fd となる。このときの周波数fc,fdは次式のように表
示される。
により超音波探触子で血流情報と断層像(Bモード画像
)を得るものである。この装置により血流速度を測定す
る場合には次のようにして行なわれる。すなわち生体内
の血流に対して超音波を送波すると、この超音波ビーム
の中心周波数fcは流動する血球により散乱されドプラ
偏移を受けて周波数fdだけ変化し、この受波周波数は f−fc+fd となる。このときの周波数fc,fdは次式のように表
示される。
fd−2vcosθefc/C
ここで
V;血流速度
θ;超音波ビームと血管とのなす角度
C:音速
したかって、ドプラ偏移fdを検出することにより血流
速度Vを得ることができる。
速度Vを得ることができる。
このようにして得られた血流速度Vの2次元画像表示は
次のようにして行なわれる。まず第4図に示すように超
音波パルスのスキャン制御を行なうことにより、超音波
探触子1から被検体に対してA,B,C・・・の方向に
順次超音波パルスを送波してセクタまたはリニアスキャ
ンを行なう。
次のようにして行なわれる。まず第4図に示すように超
音波パルスのスキャン制御を行なうことにより、超音波
探触子1から被検体に対してA,B,C・・・の方向に
順次超音波パルスを送波してセクタまたはリニアスキャ
ンを行なう。
ここで例えばA方向に数回だけ超音波パルスが送波され
ると、超音波は被検体内部の血流により反射され、第5
図に示すように同一探触子1により受波される。そして
この反射超音波は電気信号に変換され、送受波回路2に
出力される。
ると、超音波は被検体内部の血流により反射され、第5
図に示すように同一探触子1により受波される。そして
この反射超音波は電気信号に変換され、送受波回路2に
出力される。
次に位相検波回路3aによりドブラ偏移信号が検出され
る。このドプラ偏移信号は、超音波パルスの送波方向に
設定された例えば256個のサンプル点SPごとにとら
えられる。この各サンプル点SPでとらえられたドプラ
偏移信号は周波数分析器4aにより周波数分析され、D
SC (デイジタル●スキャン●コンバータ)6に出力
され、これによりスキャン(走査)変換され、表示部9
に出力される。
る。このドプラ偏移信号は、超音波パルスの送波方向に
設定された例えば256個のサンプル点SPごとにとら
えられる。この各サンプル点SPでとらえられたドプラ
偏移信号は周波数分析器4aにより周波数分析され、D
SC (デイジタル●スキャン●コンバータ)6に出力
され、これによりスキャン(走査)変換され、表示部9
に出力される。
かくしてA方向の血流速度分布像が2次元画像としてリ
アルタイムで表示される。同様にしてB,C・・・の各
方向に対しても動作が繰り返し行なわれ、各スキャン方
向に対応した血流像(流速分布像)が表示される。
アルタイムで表示される。同様にしてB,C・・・の各
方向に対しても動作が繰り返し行なわれ、各スキャン方
向に対応した血流像(流速分布像)が表示される。
ところで、低流速の検出能は、周波数分析するデータ長
さに依存する。ドプラ信号のサンプリング周波数をfr
,サンプリング数をnとすれば、周波数分析する波のデ
ータ長さTは、 T−n/fr ・・・(1)であ
り、このときの周波数分解能fdは、fd−1/T
・・・(2)となる。したがって、
測定可能流速の下限fdiin も、 f dmln−1/T−f r/n −−− (
3)と表示できる。したがって、低流速の血流まで検出
しようとすれば、ドブラ信号のサンプリング周波数f『
を小さくするか、またはデータ数nを大きくすれば良い
。
さに依存する。ドプラ信号のサンプリング周波数をfr
,サンプリング数をnとすれば、周波数分析する波のデ
ータ長さTは、 T−n/fr ・・・(1)であ
り、このときの周波数分解能fdは、fd−1/T
・・・(2)となる。したがって、
測定可能流速の下限fdiin も、 f dmln−1/T−f r/n −−− (
3)と表示できる。したがって、低流速の血流まで検出
しようとすれば、ドブラ信号のサンプリング周波数f『
を小さくするか、またはデータ数nを大きくすれば良い
。
しかしながら、2次元ドブラにおいては、FN − n
−m ・ (1/fr)−1 −C4)ここ
でFN;フレーム数、m;走査線数、fr;超音波送信
パルス繰り返し周波数(PRF)である。フレーム数F
Nは2次元血流像のリアルタイム性に関係し通常8乃至
30の値であり、これにより1秒間に8乃至30枚の画
像を得ることができる。
−m ・ (1/fr)−1 −C4)ここ
でFN;フレーム数、m;走査線数、fr;超音波送信
パルス繰り返し周波数(PRF)である。フレーム数F
Nは2次元血流像のリアルタイム性に関係し通常8乃至
30の値であり、これにより1秒間に8乃至30枚の画
像を得ることができる。
ここでnを大きくしても、frを小さくしてもFNが小
さくなり、リアルタイム性が劣化することになる。
さくなり、リアルタイム性が劣化することになる。
このように低流速の検出能を向上すると、他の特性が劣
化するという問題があった。
化するという問題があった。
そこで、この改善方法として順次交互スキャン(走査)
を採用した例えば特願昭62−201244が知られて
いる。この方法は、第6図に示すように超音波走査順の
変更制御を行なっている。
を採用した例えば特願昭62−201244が知られて
いる。この方法は、第6図に示すように超音波走査順の
変更制御を行なっている。
具体的には第6図に示すように探触子1の右端から超音
波送信ビームをスキャンしていくとき、例えば3段順次
交互スキャンの場合、その走査順序を1番右側の走査線
(NO.1).2番目の走査線(No.2).3番目の
走査線(No.3),1番目の走査線(No.1)・・
・と順次走査する。
波送信ビームをスキャンしていくとき、例えば3段順次
交互スキャンの場合、その走査順序を1番右側の走査線
(NO.1).2番目の走査線(No.2).3番目の
走査線(No.3),1番目の走査線(No.1)・・
・と順次走査する。
この場合に同一方向超音波送信ビームの繰り返し実効レ
ート周波数fr’は、 f r’ −f r/3 ・” (6
)となり、前記(3)式からわかるように測定可能流速
の下限fdminは、従来の方式、超音波送信ビームを
n回繰り返し同一方向に送波し、次に隣接する走査線に
ついて同様にn回行なう方式に比較して1/3に改善で
きる。
ート周波数fr’は、 f r’ −f r/3 ・” (6
)となり、前記(3)式からわかるように測定可能流速
の下限fdminは、従来の方式、超音波送信ビームを
n回繰り返し同一方向に送波し、次に隣接する走査線に
ついて同様にn回行なう方式に比較して1/3に改善で
きる。
このとき同一方向超音波送信回数(ドプラ信号のサンプ
リング数)をnとすれば、n−4である。
リング数)をnとすれば、n−4である。
(発明が解決しようとする課題)
以上説明したように、順次交互スキャンの交互段数を変
えることにより、血流の低流速検出能を変えることがで
きる。
えることにより、血流の低流速検出能を変えることがで
きる。
一方、被検体の対象部位に応じて流速が異なり、例えば
心臓の流速は速く約数1 0 c m / s程度あり
、腹部の流速は遅く約数c m / s程度ある。
心臓の流速は速く約数1 0 c m / s程度あり
、腹部の流速は遅く約数c m / s程度ある。
しかしながら、被検体の対象部位により流速が変化する
にもかかわらず、低流速検出能を適切に変えることが行
なわれていないため、良好な超音波画像が得られていな
かった。
にもかかわらず、低流速検出能を適切に変えることが行
なわれていないため、良好な超音波画像が得られていな
かった。
そこで本発明の目的は、任意の対象部位に応じて低流速
検出能を適切に変えることができ、これにより良好な超
音波画像を得る超音波診断装置を提供することにある。
検出能を適切に変えることができ、これにより良好な超
音波画像を得る超音波診断装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決する為の手段)
本発明は上記の課題を解決し目的を達成する為に次のよ
うな手段を講じた。本発明は、被検体に対する超音波送
受信を、所定の交互走査段数でレート毎に超音波ラスタ
を変更しながら行ない、これにより得られる受波信号か
らドブラ偏移信号を検出し血流情報を得る超音波診断装
置において、前記被検体の対象部位に応じた流速を設定
できる複数の操作手段を有する流速設定手段と、この流
速設定手段で設定された流速に対応して前記所定の交互
走査段数を切換える制御手段とを備えたものである。
うな手段を講じた。本発明は、被検体に対する超音波送
受信を、所定の交互走査段数でレート毎に超音波ラスタ
を変更しながら行ない、これにより得られる受波信号か
らドブラ偏移信号を検出し血流情報を得る超音波診断装
置において、前記被検体の対象部位に応じた流速を設定
できる複数の操作手段を有する流速設定手段と、この流
速設定手段で設定された流速に対応して前記所定の交互
走査段数を切換える制御手段とを備えたものである。
(作用)
このような手段を講じたことにより、次のような作用を
呈する。流速設定手段により被検体の対象部位に応じた
流速を設定すると、この流速に対応した交互走査段数が
適切に切換えられるので、この適切な交互走査段数によ
り対象部位に対する低流速を最適に設定できる。これに
より低流速検出能を向上できるので良好な超音波画像が
得られる。
呈する。流速設定手段により被検体の対象部位に応じた
流速を設定すると、この流速に対応した交互走査段数が
適切に切換えられるので、この適切な交互走査段数によ
り対象部位に対する低流速を最適に設定できる。これに
より低流速検出能を向上できるので良好な超音波画像が
得られる。
(実施例)
第1図は本発明に係る超音波診断装置の一実施例を示す
概略ブロック図である。なお前記第4図乃至第6図に示
す部分と同一部分は同一符号を付しその詳細は省略する
。
概略ブロック図である。なお前記第4図乃至第6図に示
す部分と同一部分は同一符号を付しその詳細は省略する
。
第1図において、超音波診断装置は、超音波探触子1,
送受波回路2,位相検波回路3a,Bモード処理部3b
,CFM4,制御手段としてのスキャンコントローラ5
,DSC6.カラー処理部7,DAC8,モニタ9,流
速設定手段としての流速スイッチ10で構成されている
。前記CFM4は、ADCII,ディジタルフィノレタ
12,自己相関器13,流速演算部14,分散演算部1
5,パワー演算部16からなる。
送受波回路2,位相検波回路3a,Bモード処理部3b
,CFM4,制御手段としてのスキャンコントローラ5
,DSC6.カラー処理部7,DAC8,モニタ9,流
速設定手段としての流速スイッチ10で構成されている
。前記CFM4は、ADCII,ディジタルフィノレタ
12,自己相関器13,流速演算部14,分散演算部1
5,パワー演算部16からなる。
前記流速スイッチ10は、第2図に示すように被検体の
対象部位に応じた流速を設定できる複数の操作手段とし
ての第1のスイッチ10a,第2のスイッチ10b,第
3のスイッチ10cを有している。すなわち第1のスイ
ッチ10aは比較的速い流速情報Vl(例えば心Ill
a)を設定でき、第2のスイッチは中間的な流速V2を
設定でき、第3のスイッチ10cは比較的遅い流速V3
(例えば腹部)を設定できるものである。
対象部位に応じた流速を設定できる複数の操作手段とし
ての第1のスイッチ10a,第2のスイッチ10b,第
3のスイッチ10cを有している。すなわち第1のスイ
ッチ10aは比較的速い流速情報Vl(例えば心Ill
a)を設定でき、第2のスイッチは中間的な流速V2を
設定でき、第3のスイッチ10cは比較的遅い流速V3
(例えば腹部)を設定できるものである。
前記スキャンコントローラ5は、流速スイッチ10で設
定された流速に対応して順次交互スキャンの所定の交互
走査段数を切換え、ラスタ信号を送受波回路2,CFM
4,DSC6に送るものとなっている。すなわち第1の
スイッチ10aを設定すると、ラスタ信号sl(ラスタ
N0.1,1.1、1・・・)に切換え、第2のスイッ
チを設定すると、ラスタ信号s2(ラスタNo.1.2
.1.2・・・)に切換え、第3のスイッチを設定する
と、ラスタ信号s3(ラスタNo.1.2.3.1・)
に切換えるものである。
定された流速に対応して順次交互スキャンの所定の交互
走査段数を切換え、ラスタ信号を送受波回路2,CFM
4,DSC6に送るものとなっている。すなわち第1の
スイッチ10aを設定すると、ラスタ信号sl(ラスタ
N0.1,1.1、1・・・)に切換え、第2のスイッ
チを設定すると、ラスタ信号s2(ラスタNo.1.2
.1.2・・・)に切換え、第3のスイッチを設定する
と、ラスタ信号s3(ラスタNo.1.2.3.1・)
に切換えるものである。
次にこのように構或された超音波診断装置の作用につい
て図面を参照して説明する。まず第2図に示すように流
速スイッチ10の第1のスイッチ10aをONすると、
第1のスイッチ10aから流速情報V1がスキャンコン
トローラ5に送られる。そうすると、スキャンコントロ
ーラ5では、前記流速情報v1に応じたラスタ信号s1
が選択され、このラスタ信号s1は送受波回路2CFM
4,DSC6に送られる。
て図面を参照して説明する。まず第2図に示すように流
速スイッチ10の第1のスイッチ10aをONすると、
第1のスイッチ10aから流速情報V1がスキャンコン
トローラ5に送られる。そうすると、スキャンコントロ
ーラ5では、前記流速情報v1に応じたラスタ信号s1
が選択され、このラスタ信号s1は送受波回路2CFM
4,DSC6に送られる。
すなわちスキャンコントローラ5からの第3図に示すラ
スタ信号s1により送受波回路2は、超音波探触子1を
駆動すると、同一超音波ラスタに対して(例えば超音波
ラスタN0.1)4回の超音波送受信を行ない、超音波
探触子1の右端から左端まで超音波送受信ビームをスキ
ャンしていく。
スタ信号s1により送受波回路2は、超音波探触子1を
駆動すると、同一超音波ラスタに対して(例えば超音波
ラスタN0.1)4回の超音波送受信を行ない、超音波
探触子1の右端から左端まで超音波送受信ビームをスキ
ャンしていく。
つまり生体からの反射超音波を前記探触子1を介して前
記送受波回路2で受波し、位相検波回路3aにより検波
してドブラ信号とクラッタ成分とからなる信号を得る。
記送受波回路2で受波し、位相検波回路3aにより検波
してドブラ信号とクラッタ成分とからなる信号を得る。
さらにこの信号をADC11でディジタル信号化し、デ
ィジタルフィルタ12によりクラッタ成分を除去する。
ィジタルフィルタ12によりクラッタ成分を除去する。
さらに自己相関器13によりドプラ偏移信号の平均周波
数を求め、この平均周波数に基づき流速演算部14でド
プラの流速を求める。また分散演算部15では前記平均
周波数に基づき分散が求め、パワー演算部16でパワー
を求める。これらの血流情報はDSC6のフレームメモ
リに書き込まれる。
数を求め、この平均周波数に基づき流速演算部14でド
プラの流速を求める。また分散演算部15では前記平均
周波数に基づき分散が求め、パワー演算部16でパワー
を求める。これらの血流情報はDSC6のフレームメモ
リに書き込まれる。
また前記送受波回路2からの信号をBモード処理部3b
により包路線検波し白黒データとしてDSC6に送る。
により包路線検波し白黒データとしてDSC6に送る。
かーくしてDSC6からの血流情報は、カラー処理部7
によりカラー情報に変換され、モニタ9に血流方向は赤
または青で表示し、平均速度を輝度の違いで表示し、速
度分散を色相によって表示する。
によりカラー情報に変換され、モニタ9に血流方向は赤
または青で表示し、平均速度を輝度の違いで表示し、速
度分散を色相によって表示する。
このように比較的速い流速情報V1を有する対象部位を
選択した場合、例えば心臓である場合には流速が数1
0 c m / sもあることから、上述したように同
一超音波ラスタに対して続けて複数回レート(4回)超
音波送受信を行なえば、心臓を良く捕らえることができ
る。これにより例えば心臓に適した低流速設定となり、
良好な超音波画像が得られる。
選択した場合、例えば心臓である場合には流速が数1
0 c m / sもあることから、上述したように同
一超音波ラスタに対して続けて複数回レート(4回)超
音波送受信を行なえば、心臓を良く捕らえることができ
る。これにより例えば心臓に適した低流速設定となり、
良好な超音波画像が得られる。
次に対象部位として比較的低流速である例えば腹部を観
測する際には、第3のスイッチ10cを設定する。そう
すると、このスイッチ10cから流速情報v3がスキャ
ンコントローラ5に送られる。そうすると、スキャンコ
ントローラ5により前記流速情報V3に応じたラスタ信
号s3が選択され、このラスタ信号s3は送受波回路2
,CFM4,DSC6に送られる。
測する際には、第3のスイッチ10cを設定する。そう
すると、このスイッチ10cから流速情報v3がスキャ
ンコントローラ5に送られる。そうすると、スキャンコ
ントローラ5により前記流速情報V3に応じたラスタ信
号s3が選択され、このラスタ信号s3は送受波回路2
,CFM4,DSC6に送られる。
すなわちスキャンコントローラ5は、第3図に示すよう
にラスタ信号s3により3段からなる順次交互スキャン
すなわち超音波ラスタNo,1.2,3.1・・・と超
音波送受信を行なうように送受波回路2を制御する。
にラスタ信号s3により3段からなる順次交互スキャン
すなわち超音波ラスタNo,1.2,3.1・・・と超
音波送受信を行なうように送受波回路2を制御する。
例えば第6図に示すように探触子1の右端から超音波送
信ビームをスキャンしていくとき、その走査順序を1番
右側の走査線(No.1)2番目の走査線(NO.2)
,3番目の走査線(NO.3),1番目の走査線(No
.1)・・・と順次走査する。この場合に同一方向超音
波送信ビームの繰り返し実効レート周波数fr’ は、
fr’mfr/3 となる。
信ビームをスキャンしていくとき、その走査順序を1番
右側の走査線(No.1)2番目の走査線(NO.2)
,3番目の走査線(NO.3),1番目の走査線(No
.1)・・・と順次走査する。この場合に同一方向超音
波送信ビームの繰り返し実効レート周波数fr’ は、
fr’mfr/3 となる。
このように3段順次交互スキャンを行なえば、低流速検
出能は、前述した通常の方式(流速情報V1)、すなわ
ち超音波送信ビームを4回繰り返し同一方向に送波し隣
接する超音波ラスタについて同様に4回行なう方式に比
較して、1/3に改善できる。すなわち対象部位である
例えば腹部に応した低流速を適切に変えることできるこ
とから、低流速を向上でき、これにより良好な超音波画
像を得ることができる。
出能は、前述した通常の方式(流速情報V1)、すなわ
ち超音波送信ビームを4回繰り返し同一方向に送波し隣
接する超音波ラスタについて同様に4回行なう方式に比
較して、1/3に改善できる。すなわち対象部位である
例えば腹部に応した低流速を適切に変えることできるこ
とから、低流速を向上でき、これにより良好な超音波画
像を得ることができる。
さらにDSC6から各超音波ラスタごとに例えばn−4
のデータが取り込まれた時点でその超音波ラスタについ
ての4個のデータが読み出され、モニタ7に血流情報を
出力できる。
のデータが取り込まれた時点でその超音波ラスタについ
ての4個のデータが読み出され、モニタ7に血流情報を
出力できる。
このように本実施例によれば、流速スイッチ10により
被検体の対象部位に応じた流速を設定すると、この流速
に対応した順次交互スキャンの交互走査段数が適切に切
換えられるので、この適切な交互走査段数により対象部
位に対する低流速を最適に設定できる。これにより低流
速検出能を向上できるので良好な超音波画像が得られる
。
被検体の対象部位に応じた流速を設定すると、この流速
に対応した順次交互スキャンの交互走査段数が適切に切
換えられるので、この適切な交互走査段数により対象部
位に対する低流速を最適に設定できる。これにより低流
速検出能を向上できるので良好な超音波画像が得られる
。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。上述した実施例で順次交互スキャン方式について説明
したが、これ以外の交互スキャン方式であってもよい。
。上述した実施例で順次交互スキャン方式について説明
したが、これ以外の交互スキャン方式であってもよい。
例えば前記特願昭62−201244に開示されている
ように定間隔交互スキャンであっても良い。定間隔交互
スキャンは、ドブラ信号のサンプリング周波数frを1
/3に下げることができるとともに、データ出力タイミ
ングを一定間隔にして、1フレーム内の時相差を均一化
するものである。このような定間隔交互スキャンでも本
発明は適用できる。また上述した実施例では心臓及び腹
部を設定したが、これらに限定されることなく、その他
の対象部位であってもよい。また走査交互段数として1
段乃至3段を例として説明したがこれらに限定されるこ
となく、例えば1段乃至10段を設定しても良い。この
ほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
ように定間隔交互スキャンであっても良い。定間隔交互
スキャンは、ドブラ信号のサンプリング周波数frを1
/3に下げることができるとともに、データ出力タイミ
ングを一定間隔にして、1フレーム内の時相差を均一化
するものである。このような定間隔交互スキャンでも本
発明は適用できる。また上述した実施例では心臓及び腹
部を設定したが、これらに限定されることなく、その他
の対象部位であってもよい。また走査交互段数として1
段乃至3段を例として説明したがこれらに限定されるこ
となく、例えば1段乃至10段を設定しても良い。この
ほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果コ
本発明によれば、流速設定手段により被検体の対象部位
に応じた流速を設定すると、この流速に対応した交互走
査段数が適切に切換えられるので、この適切な交互走査
段数により対象部位に対する低流速を最適に設定できる
。これにより低流速検出能を向上できるので、良好な超
音波画像を得る超音波診断装置を提供できる。
に応じた流速を設定すると、この流速に対応した交互走
査段数が適切に切換えられるので、この適切な交互走査
段数により対象部位に対する低流速を最適に設定できる
。これにより低流速検出能を向上できるので、良好な超
音波画像を得る超音波診断装置を提供できる。
第1図は本発明に係る超音波診断装置の一実施例を示す
概略ブロック図、第2図は流速スイッチを示す詳細図、
第3図はスキャンコントローラの制御信号を示すタイミ
ング図、第4図は従来のスキャンパターンを示す概略構
成図、第5図は従来の超音波診断装置の一例を示す概略
構或図、第6図は従来の超音波診断装置による順次交互
スキャン方式を示す概略構成図である。 1・・・超音波探触子、2・・・送受波回路、3a・・
・位相検波回路、3b・・・Bモード処理部、4・・・
CFM,5・・・スキャンコントローラ、6・・・DS
C,7・・・モニタ、10・・・流速スイッチ、11・
・・ADC、12・・・ディジタルフィルタ、13・・
・自己相関器、14・・・流速演算部、15・・・分散
演算部、16・・・パワー演算部。
概略ブロック図、第2図は流速スイッチを示す詳細図、
第3図はスキャンコントローラの制御信号を示すタイミ
ング図、第4図は従来のスキャンパターンを示す概略構
成図、第5図は従来の超音波診断装置の一例を示す概略
構或図、第6図は従来の超音波診断装置による順次交互
スキャン方式を示す概略構成図である。 1・・・超音波探触子、2・・・送受波回路、3a・・
・位相検波回路、3b・・・Bモード処理部、4・・・
CFM,5・・・スキャンコントローラ、6・・・DS
C,7・・・モニタ、10・・・流速スイッチ、11・
・・ADC、12・・・ディジタルフィルタ、13・・
・自己相関器、14・・・流速演算部、15・・・分散
演算部、16・・・パワー演算部。
Claims (1)
- 被検体に対する超音波送受信を、所定の交互走査段数で
レート毎に超音波ラスタを変更しながら行ない、これに
より得られる受波信号からドプラ偏移信号を検出し血流
情報を得る超音波診断装置において、前記被検体の対象
部位に応じた流速を設定できる複数の操作手段を有する
流速設定手段と、この流速設定手段で設定された流速に
対応して前記所定の交互走査段数を切換える制御手段と
を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231406A JPH062134B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 超音波診断装置 |
US07/578,605 US5078146A (en) | 1989-09-08 | 1990-09-07 | Ultrasonic diagnosis apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231406A JPH062134B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394739A true JPH0394739A (ja) | 1991-04-19 |
JPH062134B2 JPH062134B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16923105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1231406A Expired - Lifetime JPH062134B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 超音波診断装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5078146A (ja) |
JP (1) | JPH062134B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6177923B1 (en) | 1994-12-30 | 2001-01-23 | Acuson Corporation | Imaging modality showing energy and velocity |
WO2012081709A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置及びその制御方法 |
CN110037741A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-23 | 深圳市贝斯曼精密仪器有限公司 | 血流速度检测系统 |
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-
1989
- 1989-09-08 JP JP1231406A patent/JPH062134B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-07 US US07/578,605 patent/US5078146A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5078146A (en) | 1992-01-07 |
JPH062134B2 (ja) | 1994-01-12 |
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