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JPH039044Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039044Y2
JPH039044Y2 JP1981122773U JP12277381U JPH039044Y2 JP H039044 Y2 JPH039044 Y2 JP H039044Y2 JP 1981122773 U JP1981122773 U JP 1981122773U JP 12277381 U JP12277381 U JP 12277381U JP H039044 Y2 JPH039044 Y2 JP H039044Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
temperature
paint
flow rate
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981122773U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5828309U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12277381U priority Critical patent/JPS5828309U/ja
Publication of JPS5828309U publication Critical patent/JPS5828309U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH039044Y2 publication Critical patent/JPH039044Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Flow Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、流体の温度による粘度変化を自動補
正し、一定の流量で流体を移送するための装置に
関する。
従来の技術 例えば塗装工程では、塗料をポンプで圧送し、
塗装ガンからこの塗料を噴霧しているが、外気温
の変化により塗料の吐出量が変化して、塗装品質
が安定しないことがよくある。この原因は、温度
により塗料粘度が変化し、配管等の圧力損失が変
わるためである。従来、これを解決する方策とし
て、定容量型ポンプにより圧送する方法、流量検
出装置により圧送圧力を制御する方法、塗料循環
系全体の温度を制御する方法などが知られてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上記方法によるときはいずれも装置が複雑で高
価となり、一般設備としてはあまり使用されな
い、したがつて実際には、人間が温度変化に応じ
て圧力レギユレータなどを頻繁に調整し、流量を
一定化する作業をしているのが現状である。
本考案はこれらの欠点を解消しようとするもの
である。
問題点を解決するための手段 本考案は上記欠点を解決するために、第1図に
示すように、タンク内の流体をポンプにより流体
出力装置へ圧送する流体移送装置の流量制御装置
において、流体温度を直接検出して温度信号を出
力する温度センサーと、該流体の温度−粘度のデ
ータを予め記憶するメモリー手段と、該データと
前記温度信号とから現在の流体粘度を算出しその
算出値に応じた制御信号を出力する演算手段と、
該制御信号の大きさに応じて流体圧を調整し、流
体を一体流量で連続的に移送する圧力レギユレー
タとを設けたものである。
作 用 温度センサーが流体温度を検出すると、演算手
段が該温度信号とメモリー手段に記憶されている
温度−粘度データからその時の流体粘度を求め、
該粘度時に所定の一定流量を与えるための流体の
吐出圧を算出し、これを制御信号として圧力レギ
ユレータに送る。圧力レギユレータは、演算手段
から送られてくる制御信号に従つて流体の吐出圧
を調整する。この結果、流体粘度が変化してもこ
れに応じて流体の吐出圧は自動的に調整され、粘
性の変化にかかわらず常に一定流量で移送され
る。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第2図は本考案を塗装装置に適用した場合の
一実施例であつて、塗料タンク1内の塗料は、配
管2を経てポンプ3に吸引され、配管4を通り、
吐出圧調整用の圧力レギユレータたるエア駆動レ
ギユレータ5に圧送される。エア駆動レギユレー
タ5により塗料圧は調圧され、調圧された塗料は
配管6を通り流体出力装置たる塗装ガン7から噴
出する。一方、工業用エア源8から供給されるエ
アは、配管9を通り電空変換器10に入る。電空
変換器10は、電流入力本考案を空気圧に変換す
るものである。電空変換器10に配線13を介し
て入力される電流信号は、マイクロコンピユータ
12により出力される。そこで、この電流信号に
応じた空気圧が、電空変換器10より配管11を
通してエア駆動レギユレータ5に供給される。エ
ア駆動レギユレータ5では、供給された空気圧に
応じて塗料が配管6に送られる。その原理を説明
すると、マイクロコンピユータ12には、塗料温
度を検知する温度センー14の信号が配線15を
介し入力される。マイクロコンピユータ12は、
あらかじめ記憶された温度−粘度のデータより、
現在の粘度を算出し、塗料をある一定流量噴霧す
る時の配管6、塗装ガン7での塗料の圧力損失分
に相応した圧力にするための電流信号を配線13
に出力する。こうして、塗料の温度が変化して
も、流量は一定に制御される。
第3図は、マイクロコンピユータ12、温度セ
ンサー14及び電空変換器10の詳細な回路例
を、また第4図はそのフロチヤートを示す。必要
吐出量Qを設定器204より入力すると、デジタ
ル入力ポート203を介してRAM201に記憶
される(ステツプS1)、測温抵抗体207と温度
計206より温度センサー14から入力する塗料
の温度信号はA/D変換器205でデイジタル信
号に変換されたのちCPU200に読み込まれる
(ステツプS2)。この読み込まれた塗料温度が前回
の読み込み値と異なる場合、その温度での塗料粘
度をROM202内の温度−粘度テーブルより参
照し(ステツプS3,S4)、その粘度に基づいて
CPU200は所定の吐出量Qを与える吐出圧P
を計算する(ステツプS5)。この計算は、 P=C1λQ2 λ=64Re-1(層流時) λ=0.3164Re-0.25(乱流時) の計算式を用いて行なわれる。ここで、λは流体
と配管6との間の摩擦係数、Reはレイノズル数、
C1は常数を表わす。
そして、上記演算により得られた吐出圧Pは、
D/A変換器208により電流に変換されて出力
され(ステツプS6)、増幅器209を介して電空
変換器210を駆動し、エア駆動レギユレータ5
(第2図)の吐出圧が制御される。
第5図は第1図中のエア駆動レギユレータ5を
詳細に説明する断面図である。エア入口50より
高い圧力の空気が入ると、ダイヤフラム55が下
方へ押さえつけられ、これに伴つてダイヤフラム
保持部材56,57にナツト58で取りつけられ
ているニードル弁53が下方へ動き、このニード
ル弁53とシート54との間のすきまが広くな
り、したがつて塗料入口51より入つた塗料が大
量にここを通つて塗料出口52より出てゆく。逆
に、エア入口50より低い圧力の空気しか入らな
いときには、ニードル弁53とシート54との間
のすきまが狭くなり、わずかの塗料しか塗料出口
52より出てゆかない。かゝる構造のエア駆動レ
ギユレータ5の使用により、前述のようにマイク
ロコンピユータ12の制御により流量が一定に維
持されるのである。
第6図は本考案の他の実施例で、第2図と同一
符号は同一装置を示す。第6図は第2図における
塗料の温度を検出するほかに、エアー駆動レギユ
レータ5の出力側の液圧を圧力センサ16で検出
してその値を配線17を介してマイクロコンピユ
ータ12の入力とし、圧力フイードバツク制御を
もさせるものである。これにより精度の高い流量
制御が可能となる。
考案の効果 本考案によれば、つぎのような効果が得られ
る。即ち、 (1) 流体の粘度が温度により変化しても、一定の
流量を確保することができる。
(2) 装置が簡略化できて安価となる。
(3) 温度−粘度特性の異なる流体に変更しても、
容易に装置が対応できる。
(4) 流量計などの回転部がないので装置は摩耗せ
ず、したがつて、長期にわたり安定した能力を
維持することができる。
等の優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すブロツク図、第2
図は本考案を塗装装置に適用した場合の1実施例
を示すブロツク回路図、第3図はマイクロコンピ
ユータ、温度センサ及び電空変換器の詳細な回路
図、第4図はそのフローチヤート、第5図は第1
図中のエア駆動レギユレータ5の断面図、第6図
は本考案の第2実施例のブロツク回路図である。 1:塗料タンク、3:ポンプ、5:エア駆動レ
ギユレータ、7:塗料ガン、8:工業用エア源、
10:電空変換器、12:マイクロコンピユー
タ、14:温度センサー、16:圧力センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク内の流体をポンプにより流体出力装置へ
    圧送する流体移送装置の流量制御装置において、
    流体温度を直接検出して温度信号を出力する温度
    センサーと、該流体の温度−粘度のデータを予め
    記憶するメモリー手段と、該データと前記温度信
    号とから現在の流体粘度を算出し、その算出値に
    応じた制御信号を出力する演算手段と、該制御信
    号により流体の吐出圧を制御する空気圧制御手段
    と、制御された該吐出圧に応じて流体を一定流量
    で連続的に移送する圧力レギユレータとを設けた
    ことを特徴とする流量制御装置。
JP12277381U 1981-08-18 1981-08-18 流量制御装置 Granted JPS5828309U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277381U JPS5828309U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 流量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277381U JPS5828309U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 流量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828309U JPS5828309U (ja) 1983-02-23
JPH039044Y2 true JPH039044Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=29916688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12277381U Granted JPS5828309U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 流量制御装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5720173B2 (ja) * 2010-10-20 2015-05-20 ダイキン工業株式会社 静電噴霧装置
JP6492819B2 (ja) * 2015-03-17 2019-04-03 株式会社デンソー 車両用ウォッシャ制御装置

Citations (4)

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JPS4941793A (ja) * 1972-08-16 1974-04-19
JPS5120942A (en) * 1974-08-15 1976-02-19 Matoko Kogyo Kk Tososochiniokeru toryono toshutsuryochoseisochi
JPS5417400U (ja) * 1978-08-07 1979-02-03
JPS56127868A (en) * 1980-03-10 1981-10-06 Hyomen Kako Kenkyusho:Kk Thermosensitive pressure control device

Patent Citations (4)

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JPS5828309U (ja) 1983-02-23

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