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JPH0389178A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH0389178A
JPH0389178A JP1225393A JP22539389A JPH0389178A JP H0389178 A JPH0389178 A JP H0389178A JP 1225393 A JP1225393 A JP 1225393A JP 22539389 A JP22539389 A JP 22539389A JP H0389178 A JPH0389178 A JP H0389178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
data
circuit
output
test mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1225393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yamada
山田 秀喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1225393A priority Critical patent/JPH0389178A/ja
Publication of JPH0389178A publication Critical patent/JPH0389178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体集積回路に係り、特にテストを容易化
するためのスキャンデザインを採用した半導体集積回路
におけるイネープル機能付きスキャン用フリップフロッ
プ回路に関する。
(従来の技術) 半導体集積回路の微細化により集積度が年々増加し、1
チツプ内に100に程度のゲートを有する大規模集積回
路(LSI)が容易に実現されるようになってきた。し
かし、製造されたLSIが良品か不良品かを判断するた
めのテストに関しては、十分な故障検出率を持つテスト
パターンを作成することが指数関数的に困難になり、人
手によるテストパターンの作成は殆んど不可能といえる
そこで、従来、テストパターンの効率的な作成方法とし
て、計算機による自動作成手法が提案されており、LS
I内の、記憶素子をチェーン状にスキャンするスキャン
デザインが実用化されている。
このスキャンデザインは、順序回路を含む回路を形成す
る際、順序回路内部の各記憶回路としてそれぞれスキャ
ン用フリップフロップ回路を用いて他の回路から分離し
、この複数のスキャン用フリップフロップ回路をシリア
ルに接続してシーケンシャルなデータ転送を可能とし、
内部回路の入力、出力を仮想的にスキャン用フリップフ
ロップ回路の出力、入力とし、組合せ回路化するもので
ある。
これにより、スキャン用フリップフロップ回路群に入力
テストデータをシフトさせることによりテスト対象とな
る組合せ回路の入力端子に設定し、上記組合せ回路の出
力端子からの出力データをスキャン用フリップフロップ
回路群に読込んでシフトさせて出力することができ、シ
ステム全体のテスト性を高めることはもとより、計算機
によるテストパターンの作成が容易になり、テストデー
タの作成労力の削減という面でも非常に効果が期待でき
る手法である。
第4図は、スキャンデザインを採用した従来のLSIの
一部を示しており、40は組合せ回路部、41・・・は
スキャン用フリップフロップ回路である。
第4図中のスキャン用フリップフロップ回路41・・・
は、それぞれ5つの入力端子(データ入力り端子、シス
テムクロックCK入力端子、シフトインデータSl入力
端子、シフトクロックA入力端子、シフトクロックB入
力端子)と2つの出力端子(データ出力Q端子、シフト
アウトデータSO出力端子)を有する。このスキャン用
フリップフロップ回路41は、通常のD型フリップフロ
ップ回路にスキャン機能が付加されたものであり、その
動作信号波形を第5図に示している。
第4図の回路によれば、組合せ回路部41の入力端子へ
の入力値の設定は、シフトインデータ入力SDIとシフ
トクロックASBとによって入力テストデータをシフト
させることにより設定することができる。また、組合せ
回路部41の出力端子からの出力値の読出しく観測)は
、システムクロックCKを入力して上記出力端子のデー
タをスキャン用フリップフロップ回路41・・・のデー
タ入力り端子に取込んだ後、シフトクロックA、Bとに
よってシフトすることによりシフトアウトデータSDO
として取出すことができる。
第6図は、スキャンデザインを採用した別の従来のLS
Iの一部を示しており、60は組合せ回路部、61・・
・はスキャン用フリップフロップ回路である。第6図中
のスキャン用フリップフロップ回路61・・・は、それ
ぞれ6つの入力端子(データ入力り端子、イネープル信
号EN入力端子、システムクロックCK入力端子、シフ
トインデータSl入力端子、シフトクロックA入力端子
、シフトクロックB入力端子)と2つの出力端子(デー
タ出力Q端子、シフトアウトデータSO出力端子)を有
する。このスキャン用フリップフロップ回路61は、第
4図中のスキャン用フリップフロップ回路41にシステ
ムクロックCK入力の有効/無効を制御するためのイネ
ープル機能が付加されたものであり、システムクロック
CKが入力された時にイネープル信号EN入力が“1″
の場合にのみシステムクロックCKが有効となってデー
タ入力りを読込むようになっており、その動作信号波形
を第7図に示している。
第6図の回路によれば、組合せ回路部60の入力端子へ
の入力値の設定は、シフトインデータ入力SDIとシフ
トクロックASBとによって入力テストデータをシフト
させることにより設定することができる。また、組合せ
回路部60の出力端子からの出力値の読出しく観測)は
、システムクロックCKを入力して上記出力端子のデー
タをスキャン用フリップフロップ回路61・・・のデー
タ入力り端子に取込んだ後、シフトクロックA%Bとに
よってシフトすることによりシフトアウトデータSDO
として取出すことができる。
ところで、通常、LSIにおいては、全てのスキャン用
フリップフロップ回路が同時にデータ入力りを読込むこ
とは殆んどない。そこで、第6図中に示したスキャン用
フリップフロップ回路61・・・を用いた場合には、あ
る状態の時にスキャン用フリップフロップ回路61・・
・の一部が動作し、他の部分はホールド状態になり、消
費電力が低減する。従って、第6図中に示したスキャン
用フリップフロップ回路61・・・を使用せざるを得な
い。
しかし、第6図中に示したスキャン用フリップフロップ
回路61・・・を使用した場合には、次に述べるような
問題がある。
即ち、スキャン用フリップフロップ回路61・・・のう
ち、イネープル信号EN入力として0′が入力している
スキャン用フリップフロップ回路61では、システムク
ロックCKを入力してもデータ入力りを取込めないので
、このデータ入力pは仮想的な出力となり得ない。従っ
て、イネープル信号EN入力が1′が入力しているスキ
ャン用フリップフロップ回路61のみ、そのデータ入力
りをテストすることになり、テストパターンの故障検出
率を上げる上で効率が低下し、イネープル信号ENを生
成している組合せ回路部60のテストが殆んど不可能に
なる。
ここで、第6図中のスキャン用フリップフロップ回路6
1・・・のデータ入力り端子につらなる組合せ回路部6
0およびイネープル信号入力EN端子につらなる組合せ
回路部60の関連を第8図に示す。スキャン用フリップ
フロップ回路61のデータ入力り端子につらなる組合せ
回路部60をテストするには、イネープル信号EN入力
を“12にしてシステムクロックCKを入力しなければ
ならないので、このイネープル信号EN入力につらなる
組合せ回路部60がイネープル信号ENとして常に“1
”を生成するように設定してテストを行なう。この時、
イネープル信号ENにつらなる組合せ回路部60がイネ
ープル信号ENとして“0”を生成している状態でのテ
ストは不可能になり、組合せ回路部60全体の故障検出
率が著しく低下することになるという問題がある。また
、全てのスキャン用フリップフロップ回路61・・・が
同時にデータ入力りを読込むことは殆んどなく、全ての
スキャン用フリップフロップ回路61・・・のイネープ
ル信号EN入力を同時に“1”にすることは殆んど不可
能であるので、生成されたテストパターンは冗長な長大
パターンとなり、テストコストを引き上げるという問題
もある。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のスキャンデザインを用いた半導体
集積回路は、イネープル信号入力として“1”が入力し
ている時のみデータ入力を取込むスキャン用フリップフ
ロップ回路群を使用しているので、テストパターンの故
障検出率および組合せ回路部全体の故障検出率が著しく
低下するという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、スキャン用フリップフロップ回路のデータ入
力端子に接続されている組合せ回路部とイネープル信号
入力端子に接続されている組合せ回路部とに対して、個
別に、あるいは、同時にテストすることが可能になり、
テストパターンの故障検出率および組合せ回路部全体の
故障検出率を著しく向上し得る半導体集積回路を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 第1の発明は、入力テストデータをシフトさせてテスト
対象となる組合せ回路の入力端子に設定し、上記組合せ
回路の出力端子からの出力データを読込んでシフトさせ
て出力するイネープル機能付きスキャン用フリップフロ
ップ回路を用いるスキャンデザインを採用した半導体集
積回路において、上記イネープル機能付きスキャン用フ
リップフロップ回路は、第1のテストモード設定信号入
力および第2のテストモード設定信号入力の論理レベル
の組合せに応じて、イネープル信号入力の“1”O”に
関係なく組合せ回路からのデータ入力を読込む第1のテ
ストモードと、データ入力の“1”0°に関係なく組合
せ回路からのイネープル信号入力を読込む第2のテスト
モードと、システムクロックが入力された時にイネープ
ル信号入力が′1”の場合にのみシステムクロックが有
効となってデータ入力を読込む通常モードとに選択的に
設定されることを特徴とする。
第2の発明は、入力テストデータをシフトさせてテスト
対象となる組合せ回路の入力端子に設定し、上記組合せ
回路の出力端子からの出力データを読込んでシフトさせ
て出力するイネープル機能付きスキャン用フリップフロ
ップ回路を用いるスキャンデザインを採用した半導体集
積回路において、上記イネープル機能付きスキャン用フ
リップフロップ回路は、テストモード設定信号入力の論
理レベルに応じて、システムクロックが入力された時に
組合せ回路からのデータ入力とイネープル信号入力との
排他的オア論理をとって出力するテストモードと、シス
テムクロックが入力された時にイネープル信号入力が“
1”の場合にのみシステムクロックが有効となってデー
タ入力を読込む通常モードとに選択的に設定されること
を特徴とする。
(作用) 第1の発明の半導体集積回路においては、第1のテスト
モードに設定すれば、スキャン用フリップフロップ回路
のデータ入力、端子に接続されている組合せ回路部をテ
ストすることが可能になる。
第2のテストモードに設定すれば、スキャン用フリップ
フロップ回路のイネープル信号入力端子に接続されてい
る組合せ回路部をテストすることが可能になる。通常モ
ードに設定すれば、通常の動作が可能になる。
第2の発明の半導体集積回路においては、テストモード
に設定すれば、スキャン用フリップフロップ回路のデー
タ入力端子に接続されている組合せ回路部とイネープル
信号入力端子に接続されている組合せ回路部とのいずれ
に故障があっても、データ入力およびイネープル信号入
力の排他的オア論理をとった出力が期待値と異なるので
、上記両方の組合せ回路部に対するテストが可能となる
通常モードに設定すれば、通常の動作が可能になる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、入力テストデータをシフトさせてテスト対象
となる組合せ回路部1oの入力端子に設定し、組合せ回
路部10の出力端子からの出力データを読込んでシフト
させて出力するイネープル機能付きスキャン用フリップ
フロップ回路11・・・を用いるスキャンデザインを採
用したLSIの一部を示している。
第1図中に示したスキャン用フリップフロップ回路11
・・・群は、前段のフリップフロップ回路11のシフト
アウトデータ出力端子soと次段のフリップフロップ回
路11のシフトインデータSI入力端子とが全体として
シリアルとなるように接続されている。
ここで、SDIはシフトデータ入力、SDOはシフトデ
ータ出力、−12〜16は全てのスキャン用フリップフ
ロップ回路11・・・に共通に接続されているシステム
クロック信号線および第1のシフトクロック信号線およ
び第2のシフトクロック信号線および第1のテストモー
ド設定信号線および第2のテストモード設定信号線であ
る。
第2図は、第1図中のスキャン用フリップフロップ回路
11・・・の1個分の一具体例を示しており、8つの入
力端子(データ入力り端子、イネープル信号EN入力端
子、第1のテストモード設定信号T1入力端子、第2の
テストモード設定信号T2入力端子、システムクロック
CK入力端子、シフトインデータS1入力端子、シフト
クロックA入力端子、シフトクロックB入力端子)と、
3入力1出力のデータマルチプレクサ20と、D型フリ
ップフロップ回路FFと、オアゲート21と、2つの出
力端子(データ出力Q端子、シフトインデータS1入力
端子)とを有する。
即ち、データ入力り端子は、データマルチプレクサ20
の第1の入力端子に接続され、イネープル信号EN入力
端子はデータマルチプレクサ20の第2の入力端子に接
続されると共に、オアゲート21の第1の入力端子に接
続され、第1のテストモード設定信号T1入力端子はオ
アゲート21の第2の入力端子に接続され、このオアゲ
ート21の出力端子はデータマルチプレクサ20の第1
の切換え制御端子に接続され、第2のテストモード設定
信号T2入力端子はデータマルチプレクサ20の第2の
切換え制御端子に接続されている。
このデータマルチプレクサ20の出力端子は、D型フリ
ップフロップ回路FFのデータ入力り端子に接続され、
システムクロックCK入力端子はD型フリップフロップ
回路FFのクロック入力CLK端子に接続され、シフト
クロックA入力端子およびシフトクロックB入力端子は
それぞれD型フリップフロップ回路FFのシフトクロッ
ク入力入端子およびシフトクロック入力B端子に接続さ
れ、このD型フリップフロップ回路FFのデータ出力Q
はデータ出力Q端子に接続されると共にデータマルチプ
レクサ20の第3の入力端子に接続され、このD型フリ
ップフロップ回路FFのシフトアウトデータSO出力は
シフトアウトデータ出力SO端子に接続されている。
スキャン用フリップフロップ回路11において、データ
マルチプレクサ20は、第1の切換え制御端子の入力お
よび第2の切換え制御端子Cノ入力がそれぞれ“1”の
時には、第1の入力端子の入力信号りを選択して出力し
、第1の切換え制御端子の入力が“1°、第2の切換え
制御端子の入力が“0”の時には、第2の入力端子の入
力信号ENを選択して出力し、第1の切換え制御端子の
入力が“0”、第2の切換え制御端子の入力が“1”の
時には、ENが′11のときDを選択し、ENが“0”
のときQを選択する。
従って、上記スキャン用フリップフロップ回路には、(
1)第1のテストモード設定信号T1入力および第2の
テストモード設定信号T2入力がそれぞれ′1°レベル
になる第1のテストモード、(2)第1のテストモード
設定信号T1入力が“1”レベル、第2のテストモード
設定信号T2入力が“0”レベルになる第2のテストモ
ード、(3)第1のテストモード設定信号T1入力が“
0”レベル、第2のテストモード設定信号T2入力が“
1”レベルになる通常モードがあり、それぞれ次に述べ
るように動作する。
先ず、第1のテストモードでは、データマルチプレクサ
20がイネープル信号ENの′1”0”に関係なく入力
信号りを選択して出力し、システムクロックCK入力が
“1′になると、D型フリップフロップ回路FFがデー
タマルチプレクサ20の選択出力信号D%読込んでデー
タ出力Q端子に出力する。
また、第2のテストモードでは、データマルチプレクサ
20がデータ入力りの“1”  ′0”に関係なくイネ
ープル信号EN入力を選択して出力し、システムクロッ
クCK入力が1”になると、D型フリップフロップ回路
FFがデータマルチプレクサ20の選択出力信号ENを
読込んでデータ出力Q端子に出力する。
また、通常モードでは、イネープル信号ENが11°で
あれば、オアゲート21の出力が“1′になり、データ
マルチプレクサ2oが入力信号りを選択して出力し、シ
ステムクロックCK入力が“1”になると、D型フリッ
プフロップ回路FFがデータマルチプレクサ20の選択
出力信号りを読込んでデータ出力Q端子に出力する。こ
れに対して、イネープル信号ENが“0”であれば、オ
アゲート21の出力が“0”になってデータマルチプレ
クサ20がD型フリップフロップ回路FFのデータ出力
Qを選択して出力し、システムクロツクCK入力が“1
”になっても、D型フリップフロップ回路FFはデータ
出力Qをホールドする。
次に、第1図の回路の動作を説明する。
(1)スキャン用フリップフロップ回路11・・・のデ
ータ入力り端子に接続されている組合せ回路部10をテ
ストする際には、第1のテストモードに設定する。そし
て、組合せ回路部10への入力値の設定は、シフトイン
データ入力SDIとシフトクロックA、Bとによって入
力テストデータをシフトさせることにより設定する。即
ち、第1のシフトクロック信号線13に第1のシフトク
ロック信号Aを与えると共に第2のシフトクロック信号
線14に第2のシフトクロック信号Bを与え、これに同
期してシフトインデータ入力SDIをスキャン用フリッ
プフロップ回路11・・・によりシフトさせ、組合せ回
路部10の入力端子に与えるべきテストデータをスキャ
ン用フリップフロップ回路11・・・に設定する。
また、組合せ回路部10の出力端子からの出力値の読出
しく観測)は、上記出力端子のデータをシステムクロッ
クCKによりスキャン用フリップフロップ回路11・・
・のデータ入力り端子に取込んだ後、シフトクロックA
、Bとによってシフトすることによりシフトアウトデー
タSDOとして取出す。即ち、システムクロック信号線
12にシステムクロック信号CLKを与え、これに同期
して組合せ回路部10の出力端子の信号をスキャン用フ
リップフロップ回路11・・・に取込む。その後、スキ
ャン用フリップフロップ回路11・・・のデータをシフ
トさせてシフトアウトデータSDO出力を取出す。
このようなシーケンスを必要なテストデータの数だけ繰
返すことにより、テストの実行が可能となる。
(2)スキャン用フリップフロップ回路11・・・のイ
ネープル信号EN入力端子に接続されている組合せ回路
部10をテストする際には、第2のテストモードに設定
する。そして、組合せ回路部10への入力値の設定は、
シフトインデータ入力SDIとシフトクロックASBと
によって入力テストデータをシフトさせることにより設
定する。
また、組合せ回路部10の出力端子からの出力値の読出
しく観測)は、上記出力端子のデータをシステムクロッ
クCKによりスキャン用フリップフロップ回路11・・
・のデータ入力EN端子に取込んだ後、シフトクロック
A、Bとによってシフトすることによりシフトアウトデ
ータSDOとして取出す。
(3)通常の動作時には、通常モードに設定する。この
場合には、スキャン用フリップフロップ回路11・・・
は、システムクロックCKが入力された時にイネープル
信号EN入力が“1“の場合にのみシステムクロックC
Kが有効となってデータ入力りを読込む。
なお、上記実施例では、ブリップフロップ回路FFとし
てD型フリップフロップ回路を用いたが、その他のフリ
ップフロップ回路(例えばセットやリセット型フリップ
フロップ回路)を用いても、上記したような各モードを
持たせるように構成すれば、上記実施例と同様の動作に
より同様の効果が得られる。
第3図は、第1図中のスキャン用フリップフロップ回路
11・・・の1個分の他の具体例を示しており、第2図
に示したスキャン用フリップフロップ回路11と比べて
、次の(1)〜(3)の点が異なり、その他は同じであ
るので第2図中と同一符号を付してその説明を省略する
。即ち、(1)第1のテストモード設定信号T1入力端
子、第2のテストモード設定信号T2入力端子に代えて
1つのテストモード設定信号T入力端子が設けられてい
る。(2)3入力1出力のデータマルチプレクサ20に
代えて2入力1出力のデータマルチプレクサ30が設け
られている。(3)データ入力りが排他的オアゲート3
1に入力し、イネープル信号EN入力およびテストモー
ド設定信号T入力がアンドゲート32に入力し、このア
ンドゲート32の出力が排他的オアゲート31に入力し
、この排他的オアゲート31の出力がデータマルチプレ
クサ30の第1の入力端子に入力し、D型フリップフロ
ップ回路FFのデータ出力Qはデータマルチプレクサ3
0の第2の入力端子に入力し、イネープル信号EN入力
およびテストモード設定信号T入力がオアゲート33に
入力し、このオアゲート33の出力がデータマルチプレ
クサ30の切換え制御端子に入力し、このデータマルチ
プレクサ30の選択出力がD型フリップフロップ回路F
Fのデータ入力り端子に接続されている。
第3図のスキャン用フリップフロップ回路11#におい
て、データマルチプレクサ30は、切換え制御端子の入
力が“1“の時には、第1の入力端子の入力信号を選択
して出力し、切換え制御端子の入力が“0”の時には、
第2の入力端子の入力信号を選択して出力する。
従って、スキャン用フリップフロップ回路11”には、
(1)テストモード設定信号T入力が“1”レベルにな
るテストモード、(2)テストモード設定信号T入力が
“0”レベルになる通常モードがあり、それぞれ次に述
べるように動作する。
先ず、テストモードでは、オアゲート33の出力が“1
”になり、データマルチプレクサ30はデータ入力りと
イネープル信号ENとの排他的オア論理をとった出力を
選択して出力し、システムクロックCK入力が41″に
なると、D型フリップフロップ回路FFがデータマルチ
プレクサ30の選択出力を読込んでデータ出力Q端子に
出力する。
また、通常モードでは、イネープル信号ENが′1”で
あれば、オアゲート33の出力が“1゜になり、データ
マルチプレクサ30はデータ入力りとアンドゲート32
出力(この時、テストモード設定信号T入力が“02で
あるので、“0”になっている)との排他的オア論理を
とった出力(つまり、データ入力D)を選択して出力し
、システムクロックCK入力が“1mになると、D型フ
リップフロップ回路FFがデータマルチプレクサ30の
選択出力を読込んでデータ出力Q端子に出力する。これ
に対して、イネープル信号ENがO“であれば、オアゲ
ート33の出力が“0”になってデータマルチプレクサ
30はD型フリップフロップ回路FFのデータ出力Qを
選択して出力し、システムクロックCK入力が′1”に
なっても、D型フリップフロップ回路FFはデータ出力
Qをホールドする。
従って、第1図の回路中に上記したようなスキャン用フ
リップフロップ回路11“・・・を用いた場合のテスト
に際して、スキャン用フリップフロップ回路11′・・
・のデータ入力り端子に接続されている組合せ回路部1
0とイネープル信号EN入力端子に接続されている組合
せ回路部10とのいずれに故障があっても、排他的オア
ゲート31の入力(データ入力りまたはイネープル信号
EN入力)の論理レベルが異なり、排他的オア出力が“
期待値と異なるので、組合せ回路部10に対するテスト
が可能となる。また、通常の動作時には、通常モードに
設定する。この場合には、スキャン用フリップフロップ
回路11”・・・は、システムクロックCKが入力され
た時にイネープル信号EN入力が“11の場合にのみシ
ステムクロックCKが有効となってデータ入力りを読込
む。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、スキャン用フリップフ
ロップ回路のデータ入力端子に接続されている組合せ回
路部とイネープル信号入力端子に接続されている組合せ
回路部とに対して、個別に、あるいは、同時にテストす
ることが可能になるので、テストパターンの故障検出率
および回路全体の故障検出率を著しく向上し得る半導体
集積回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路の一実施例の一部を示
す構成説明図、第2図は第1図中のスキャン用フリップ
フロップ回路の一具体例を示す論理回路図、第3図は第
1図中のスキャン用フリップフロップ回路の他の具体例
を示す論理回路図、第4図はスキャンデザインを採用し
た従来の半導体集積回路の一部を示す構成説明図、第5
図は第4図中のスキャン用フリップフロップ回路の動作
波形を示す図、第6図はスキャンデザインを採用した別
の従来の半導体集積回路の一部を示す構成説明図、第7
図は第6図中のスキャン用フリップフロップ回路の動作
波形を示す図、第8図は第6図中のスキャン用フリップ
フロップ回路のデータ入力端子につらなる組合せ回路部
分およびイネープル信号入力端子につらなる組合せ回路
部分の関連を示す図である。 10・・・組合せ回路部、11.11”・・・イネープ
ル機能付きスキャン用フリップフロップ回路、12・・
・システムクロック信号線、13.14・・・シフトク
ロック信号線、15.16・・・テストモード設定信号
線、SO・・・シフトアウトデータ、Sl・・・シフト
インデータ、SDI・・・シフトデータ入力、SDO・
・・シフトデータ出力、FF・・・D型フリップフロッ
プ回路、20.30・・・データマルチプレクサ、21
.33・・・オアゲート、31・・・排他的オアゲート
、32・・・アンドゲート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力テストデータをシフトさせてテスト対象とな
    る組合せ回路の入力端子に設定し、前記組合せ回路の出
    力端子からの出力データを読込んでシフトさせて出力す
    るイネープル機能付きスキャン用フリップフロップ回路
    を用いるスキャンデザインを採用した半導体集積回路に
    おいて、前記イネープル機能付きスキャン用フリップフ
    ロップ回路は、第1のテストモード設定信号入力および
    第2のテストモード設定信号入力の論理レベルの組合せ
    に応じて、イネープル信号入力の“1”、“0”に関係
    なく組合せ回路からのデータ入力を読込む第1のテスト
    モードと、データ入力の“1”、“0”に関係なく組合
    せ回路からのイネープル信号入力を読込む第2のテスト
    モードと、システムクロックが入力された時にイネープ
    ル信号入力が“1”の場合にのみシステムクロックが有
    効となってデータ入力を読込む通常モードとに選択的に
    設定されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. (2)入力テストデータをシフトさせてテスト対象とな
    る組合せ回路の入力端子に設定し、前記組合せ回路の出
    力端子からの出力データを読込んでシフトさせて出力す
    るイネープル機能付きスキャン用フリップフロップ回路
    を用いるスキャンデザインを採用した半導体集積回路に
    おいて、前記イネープル機能付きスキャン用フリップフ
    ロップ回路は、テストモード設定信号入力の論理レベル
    に応じて、システムクロックが入力された時に組合せ回
    路からのデータ入力とイネープル信号入力との排他的オ
    ア論理をとって出力するテストモードと、システムクロ
    ックが入力された時にイネープル信号入力が“1”の場
    合にのみシステムクロックが有効となってデータ入力を
    読込む通常モードとに選択的に設定されることを特徴と
    する半導体集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778437B2 (ja) * 2003-11-11 2011-09-21 マシーネンファブリク リーター アクチェンゲゼルシャフト 繊維ガイドエレメントを備えた精紡部
JP5148615B2 (ja) * 2007-08-27 2013-02-20 株式会社アドバンテスト 電子デバイスおよび診断装置

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JP4778437B2 (ja) * 2003-11-11 2011-09-21 マシーネンファブリク リーター アクチェンゲゼルシャフト 繊維ガイドエレメントを備えた精紡部
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