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JPH0379738A - 高力Al合金材 - Google Patents

高力Al合金材

Info

Publication number
JPH0379738A
JPH0379738A JP21827389A JP21827389A JPH0379738A JP H0379738 A JPH0379738 A JP H0379738A JP 21827389 A JP21827389 A JP 21827389A JP 21827389 A JP21827389 A JP 21827389A JP H0379738 A JPH0379738 A JP H0379738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
strength
rapidly solidified
alloy material
compsn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21827389A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Yoshino
吉野 彰一
Hiroshi Isaki
伊崎 博
Yoshimichi Ogino
荻野 義道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21827389A priority Critical patent/JPH0379738A/ja
Publication of JPH0379738A publication Critical patent/JPH0379738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Al −Cu−Mg系高力At合金の改良に
関する。
(従来の技術と課題) 航空機用材、油圧部品やコンロッド等のエンジン部品、
VTR用シリンダー等の材料として、従来2000系の
高力M合金が使用されている。この種の合金は、常温で
の引張強度が50kgf/m11”近くまであり、しか
も200℃程度の高温における強度も30kgf/mm
”程度あり、ある程度の耐熱性をも兼備しており、広範
囲の用途を有している。
しかしながら、近年、使用条件が苛酷になってきており
、強度の向上が要望されている。
ところで、常温での引張強度が50kgf/m”程度の
7075系M合金が既に存在するが、この合金は常温強
度に優れるものの、200°Cでの強度は30kgf/
mm”に及ばず、2000系合金に比べて汎用的でない
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、常温のみな
らず200°C程度の高温においても優れた強度を有す
るM合金を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためになされた本発明の高力M合金
材は、化学Mi戒が重量%で、(1:u:  L、0〜
7.0%、 Mg : 0.2〜2.5%Si :  
0.1〜1.5%、 Mn:  0.1〜1.5%Zr
:  0.2〜3.0% 残部実質的にMからなる41合金急冷凝固粉末の押出材
もしくは鍛造材であることを発明の構成とする。
この際、合金材の高温特性向上のため、Mの一部に代え
て、Feを0.2〜1.5%含有することができる。
(作 用) 本発明の高力M合金材の化学組成(単位−1%)は以下
の理由により限定される。
Cu :  1.o〜7.0% CuはCaAl2、Aj、CuMgとなって基地中に析
出し、引張強さ、耐力を向上させる。1.0%未満では
その効果が少なく、一方7.0%を越えると効果が飽和
し経済的でなく、また伸びが低下する。
Mg:  0.2〜2.5% MgはCuと共に強度向上に寄与し、特に常温時効性を
向上させる。0.2%未満ではその効果が少なく、一方
2.5%を越えると強度の低下を招来する。
Si:0.1〜1゜5% StはMg2Siとなって析出し、高温時効性を改善す
る。0.1%未満ではその効果が少なく、一方1.5%
を越えると伸びが低下する。
Mn:  0.1〜1.5% Mnは引張強さ、耐力の向上に寄与する。0.1%未満
ではその効果が少なく、一方1.5%を越えると伸びが
低下する。
Zr : 0.2〜3.0% Zrは結晶粒を微細化する作用をなし、その結果、強度
が向上する。0.2%未満ではその効果が少なく、一方
3.0%を越えると効果が飽和し不経済となり、また伸
びが低下する。
Fe:  0.2〜1.5% Feは高温での強度低下を防止する作用をなす。
0.2%未満ではその効果が少なく、一方1.5%を越
えるとAZFeSiが多量に生成するようになり、”g
zSiの析出が抑えられ、Mg、Stによる析出強化が
損われる。
上記組成のM合金急冷凝固粉末は、合金元素を過飽和に
固溶して基地の固溶体強化が図られ、また結晶粒の微細
化により基地の強化が図られる。
前記M合金急冷凝固粉末の押出材もしくは鍛造材は、同
功■工による強度のせん新作用によって、粉末表面に形
成されている散大程度の不活性、安定なAl酸化物被膜
の分断が行われると共に、粉末同士が一体化され、一体
止された基地中に前記分断されたM酸化物片が均一に分
散したものとなる。
(実施例) 本発明のM合金材の原料となる所定成分のM合金急冷凝
固粉末は、水アトマイズ法や回転ドラム法等の適宜の手
段で製造される。回転ドラム法とは、回転する冷却ドラ
ムの内周面に冷却水層を遠心力の作用で形威し、該冷却
水層に溶融M合金を噴射し、微細に分断して急冷凝固粉
末を得る方法である。
M合金急冷凝固粉末は、粉末の状態で、あるいは圧縮成
形ビレットとして押出しコンテナに収容され、押出し加
工に供される。押出に際して、M合金粉末表面のM酸化
物被膜の分断、分散や粉末の基地(Al固溶体)同士の
一体化を十分行うために、押出比は5〜20とするのが
よく、また押出荷重の軽減および基地の拡散接合のため
に、押出温度は250〜450°Cとするのがよい。
本発明の合金材は、押出し加工のばか鍛造加工により押
出し加工時と同等の作用がなされ、所期の合金組織を得
ることができる。この際、鍛造温度は260〜510°
Cとするのがよい。
以上のようにして得られた押出材もしくは鍛造材は、適
宜、鍛造加工、切削加工等により目的とする製品形状に
加工される。また、必要に応じてT4処理(475〜5
00”Cで溶体化処理し、水冷した後、自然時効を行う
。)を施し、より高強度化を図ることができる。
次に具体的実施例について説明する。
(1)下記第1表の化学組成(11t%、残部実質的に
47)のA1合金を溶製し、回転ドラム法によって、粒
径0.05〜1閣の急冷凝固粉末を作成した。尚、試料
No、 f〜8は本発明実施例であり、No、9.10
は2017.2024A7合金相当組威の比較例である
(2)Nα1〜10の急冷凝固粉末を押出比25、押出
温度450°Cで押出し、φ25mmの棒材を得た。
(3)この押出材より試験片を採取し、T4熱処理を施
した後、室温および200’Cにおける引張強さおよび
伸びを測定した。その結果を第1表に併せて示す。
同表より、Zr、 Fe以外が路間等の試料(例えば、
Ha 2 、5とNo、 9、No、 4 、8とNo
、10)を比較すると、実施例のM合金材は、室温にお
ける引張強さの向上が著しく、しかも200″Cにおけ
る強度向上が認められる。
(発明の効果) 以上説明した通り、本発明の高力A1合金材は、Zr:
0.2〜3.0%含有した特定組成のM合金急冷凝固粉
末の押出材もしくは鍛造材であるので、従来の2000
系M合金に比べて、室温における大幅な強度向上のみな
らず、200″C程度の高温においても強度の向上が図
られ、軽量高強度材として優れた特性を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学組成が重量%で、 Cu:1.0〜7.0%、Mg:0.2〜2.5%Si
    :0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.5%Zr:0
    .2〜3.0% 残部実質的にAlからなるAl合金急冷凝固粉末の押出
    材もしくは鍛造材であることを特徴とする高力Al合金
    材。
  2. (2)請求項(1)のAlの一部に代えて、Fe:0.
    2〜1.5% を含有する高力Al合金材。
JP21827389A 1989-08-23 1989-08-23 高力Al合金材 Pending JPH0379738A (ja)

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