JPH0377662A - 湿式塗装ブース - Google Patents
湿式塗装ブースInfo
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- JPH0377662A JPH0377662A JP1212508A JP21250889A JPH0377662A JP H0377662 A JPH0377662 A JP H0377662A JP 1212508 A JP1212508 A JP 1212508A JP 21250889 A JP21250889 A JP 21250889A JP H0377662 A JPH0377662 A JP H0377662A
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 18
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
- B05B14/468—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、床側に被塗装物品を載置搬送するコンベヤ装
置を備えた塗装作業室に、前記被塗装物品に液状塗料を
吹き付ける塗装手段が設けられ、前記塗装作業室の天井
側から床側に向けて送風する送風手段が設けられ、前記
塗装作業室の下方に位置する塗料回収室に対して吸引作
用する排気手段が設けられ、前記塗料回収室に、洗浄水
に塗料ミストを捕捉させる塗料回収用の整流板が設けら
、れた湿式塗装ブースに関する。
置を備えた塗装作業室に、前記被塗装物品に液状塗料を
吹き付ける塗装手段が設けられ、前記塗装作業室の天井
側から床側に向けて送風する送風手段が設けられ、前記
塗装作業室の下方に位置する塗料回収室に対して吸引作
用する排気手段が設けられ、前記塗料回収室に、洗浄水
に塗料ミストを捕捉させる塗料回収用の整流板が設けら
、れた湿式塗装ブースに関する。
この種の湿式塗装ブースは、自動車ボディ等の被塗装物
品を塗装する場合に使用されるものであって、塗装作業
室で発生した塗料ミストが塗料回収室において洗浄水に
捕捉されるようになっている。
品を塗装する場合に使用されるものであって、塗装作業
室で発生した塗料ミストが塗料回収室において洗浄水に
捕捉されるようになっている。
ところで従来では、第4図に示すように、被塗装物品(
T)の搬送方向視において、整流板(30)はは一つ設
けられていた。つまり、整流板(30)は、前記被塗装
物品(T)の搬送方向視において、コンベヤ装置(31
)側ほど下位となりかつコンベヤ装置(31)の下方に
入り込む左右一対の傾斜案内部(30A)を備えてそれ
ら傾斜案内部(30A)の下位部分の間に排出口(32
)を形成し、かつ、各傾斜案内部(30A)の上端側に
洗浄水を傾斜案内部(30A)に供給する洗浄水流動用
樋部(30B)を備えるように構成されていた。
T)の搬送方向視において、整流板(30)はは一つ設
けられていた。つまり、整流板(30)は、前記被塗装
物品(T)の搬送方向視において、コンベヤ装置(31
)側ほど下位となりかつコンベヤ装置(31)の下方に
入り込む左右一対の傾斜案内部(30A)を備えてそれ
ら傾斜案内部(30A)の下位部分の間に排出口(32
)を形成し、かつ、各傾斜案内部(30A)の上端側に
洗浄水を傾斜案内部(30A)に供給する洗浄水流動用
樋部(30B)を備えるように構成されていた。
従来では、一つの整流板をコンベヤ装置の下方を迂回さ
せて配置するため、塗料回収室の上下幅が大きくなる不
都合があった。
せて配置するため、塗料回収室の上下幅が大きくなる不
都合があった。
説明を加えると、整流板の排出口はコンベヤ装置の下方
に位置することになり、その排出口に向けて流動する塗
料ミストを含む空気は、コ、ンベヤ装置と整流板の各傾
斜案内部との間の空間を通過することになる。従って、
前記空気の流動のために、コンベヤ装置と整流板の各傾
斜案内部との間の間隔を充分に大きくする必要があり、
この結果、コンベヤ装置に対して整流板を下方側に大き
く隔てて配設することになり、そのために塗料回収室の
上下幅が大きくなる不都合があった。
に位置することになり、その排出口に向けて流動する塗
料ミストを含む空気は、コ、ンベヤ装置と整流板の各傾
斜案内部との間の空間を通過することになる。従って、
前記空気の流動のために、コンベヤ装置と整流板の各傾
斜案内部との間の間隔を充分に大きくする必要があり、
この結果、コンベヤ装置に対して整流板を下方側に大き
く隔てて配設することになり、そのために塗料回収室の
上下幅が大きくなる不都合があった。
ちなみに、塗装ブースを形成するには、ピットを形成し
て、そのピット内を塗料回収室とする形式が一般的であ
る。但し、塗装ブースの全体を地上側に設置する形式も
ある。そして、上述の如く塗料回収室の上下幅が大きく
なると、ピットを形成する場合には、深いピットを形成
しなければならないものとなり、また、塗装ブースの全
体を地上側に設置する形式の場合には、塗装ブースの地
上高さが高くなるものであり、いずれの形式の場合にお
いても、塗料回収室の上下幅が大きくなると塗装ブース
の施工に不利を伴うものであった。
て、そのピット内を塗料回収室とする形式が一般的であ
る。但し、塗装ブースの全体を地上側に設置する形式も
ある。そして、上述の如く塗料回収室の上下幅が大きく
なると、ピットを形成する場合には、深いピットを形成
しなければならないものとなり、また、塗装ブースの全
体を地上側に設置する形式の場合には、塗装ブースの地
上高さが高くなるものであり、いずれの形式の場合にお
いても、塗料回収室の上下幅が大きくなると塗装ブース
の施工に不利を伴うものであった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので9って、そ
の目的は、塗料回収を適正通り行えかつ塗装を適正通り
行えながらも、塗料回収室の上下幅の減少を図るように
する点にある。
の目的は、塗料回収を適正通り行えかつ塗装を適正通り
行えながらも、塗料回収室の上下幅の減少を図るように
する点にある。
本発明による湿式塗装ブースは、床側に被塗装物品を載
置搬送するコンベヤ装置を備えた塗装作業室に、前記被
塗装物品に液状塗料を吹き付ける塗装手段が設けられ、
前記塗装作業室の天井側から床側に向けて送風する送風
手段が設けられ、前記塗装作業室の下方に位置する塗料
回収室に対して吸引作用する排気手段が設けられ、前記
塗料回収室に、洗浄水に塗料ミストを捕捉させる塗料回
収用の整流板が設けられたものであって、その第一の特
徴構成は、前記被塗装物品の搬送方向視において、前記
整流板が、前記コンベヤ装置の左右両側の風路部分夫々
に対して各別に作用するように左右一対設けられ、かつ
、各整流板は、排出口を前記コンベヤ装置側に偏らせて
位置させる状態で備えている点に特徴がある。
置搬送するコンベヤ装置を備えた塗装作業室に、前記被
塗装物品に液状塗料を吹き付ける塗装手段が設けられ、
前記塗装作業室の天井側から床側に向けて送風する送風
手段が設けられ、前記塗装作業室の下方に位置する塗料
回収室に対して吸引作用する排気手段が設けられ、前記
塗料回収室に、洗浄水に塗料ミストを捕捉させる塗料回
収用の整流板が設けられたものであって、その第一の特
徴構成は、前記被塗装物品の搬送方向視において、前記
整流板が、前記コンベヤ装置の左右両側の風路部分夫々
に対して各別に作用するように左右一対設けられ、かつ
、各整流板は、排出口を前記コンベヤ装置側に偏らせて
位置させる状態で備えている点に特徴がある。
第二の特徴構成及び第三の特徴構成は、前記第一の特徴
構成を実施する際の好ましい構成を特定するものである
。
構成を実施する際の好ましい構成を特定するものである
。
すなわち、第二の特徴構成は、前記各整流板は、前記被
塗装物品の搬送方向視において、左右一対の傾斜案内部
を備えてそれら傾斜案内部の下位部分の間に前記排出口
を形威し、かつ、各傾斜案内部の上端側に洗浄水を傾斜
案内部に供給する洗浄水流動角樋部を備えるように構成
され、前記整流板のコンベヤ装置側の洗浄水流動角樋部
の底部が、前記コンベヤ装置の下端部と同高さに位置さ
れて、前記コンベヤ装置の下端部と前記洗浄水流動角樋
部の底部とを受け止め支持する受け枠が設けられている
点に特徴がある。
塗装物品の搬送方向視において、左右一対の傾斜案内部
を備えてそれら傾斜案内部の下位部分の間に前記排出口
を形威し、かつ、各傾斜案内部の上端側に洗浄水を傾斜
案内部に供給する洗浄水流動角樋部を備えるように構成
され、前記整流板のコンベヤ装置側の洗浄水流動角樋部
の底部が、前記コンベヤ装置の下端部と同高さに位置さ
れて、前記コンベヤ装置の下端部と前記洗浄水流動角樋
部の底部とを受け止め支持する受け枠が設けられている
点に特徴がある。
また、第三の特徴構成は、前記各整流板は、前記コンベ
ヤ装置側ほど下位となる一つの傾斜案内部を備え、かつ
、その傾斜案内部の下位部分とそれに対向して配置した
口形成部材との間に前記排出口を形成するように構成さ
れている点に特徴がある。
ヤ装置側ほど下位となる一つの傾斜案内部を備え、かつ
、その傾斜案内部の下位部分とそれに対向して配置した
口形成部材との間に前記排出口を形成するように構成さ
れている点に特徴がある。
上記第一の特徴構成による作用は次の通りである。
コンベヤ装置の左右両側の風路部分に対して各別に作用
し、かつ、各別に排出口を備える左右一対の整流板によ
って洗浄水に塗料ミストを捕捉させるようにするから、
塗料ミストを含む空気をコンベヤ装置の下方に流動させ
ないでよいようになる。
し、かつ、各別に排出口を備える左右一対の整流板によ
って洗浄水に塗料ミストを捕捉させるようにするから、
塗料ミストを含む空気をコンベヤ装置の下方に流動させ
ないでよいようになる。
そして、各整流板に備えさせる排出口をコンベヤ装置側
に偏らせて位置させることによって、空気を極力コンベ
ヤ装置側つまり被塗装物品側に向かうように流動させる
から、塗料が被塗装物品に付着し易いようになり、塗料
の被塗装物品への付着効率を向上できるものとなる。
に偏らせて位置させることによって、空気を極力コンベ
ヤ装置側つまり被塗装物品側に向かうように流動させる
から、塗料が被塗装物品に付着し易いようになり、塗料
の被塗装物品への付着効率を向上できるものとなる。
説明を加えると、各整流板に備えさせる排出口を、例え
ば整流板の横幅の中央位置やそれよりもコンベヤ装置か
ら離れる側に位置させる等、コンベヤ装置側に偏らせな
いで形成することが考えられるが、この場合には、空気
の流れによって被塗装物品に付着せずに排出される塗料
の量が多くなり易いものとなる。それに較べて、空気を
極力コンベヤ装置側つまり被塗装物品側に向かうように
流動させると、塗料が被塗装物品に付着し易いものとな
って、塗料の被塗装物品への付着効率を向上できるもの
となる。
ば整流板の横幅の中央位置やそれよりもコンベヤ装置か
ら離れる側に位置させる等、コンベヤ装置側に偏らせな
いで形成することが考えられるが、この場合には、空気
の流れによって被塗装物品に付着せずに排出される塗料
の量が多くなり易いものとなる。それに較べて、空気を
極力コンベヤ装置側つまり被塗装物品側に向かうように
流動させると、塗料が被塗装物品に付着し易いものとな
って、塗料の被塗装物品への付着効率を向上できるもの
となる。
上記第二の特徴構成によれば、第一の特徴構成による作
用に加えて次の作用がある。
用に加えて次の作用がある。
各整流板は、左右の傾斜案内部にて排出口に向けて空気
や洗浄水を案内しながら塗料ミストを洗浄水に捕捉させ
ることになる。
や洗浄水を案内しながら塗料ミストを洗浄水に捕捉させ
ることになる。
そして、この特徴構成では、コンベヤ装置の下端部と、
整流板のコンベヤ装置側の洗浄水流動角樋部の底部とを
同高さに位置させて、それらを受け枠にて受け止め支持
させるようにしているから、コンベヤ装置と整流板との
支持構造の簡素化を図るのに有利となる。
整流板のコンベヤ装置側の洗浄水流動角樋部の底部とを
同高さに位置させて、それらを受け枠にて受け止め支持
させるようにしているから、コンベヤ装置と整流板との
支持構造の簡素化を図るのに有利となる。
説明を加えると、受け枠にてコンベヤ装置の下端部と洗
浄水流動角樋部の底部とを受け止め支持させるに、それ
らを異なる高さに位置させると、受け枠にはコンベヤ装
置に対する受け部と洗浄水流動角樋部の底部に対する受
け部とを異なる高さになるように設けることになり、受
け枠を複雑な形状に形成しなければならない不利がある
が、コンベヤ装置の下端部と洗浄水流動角樋部の底部と
を同高さに位置させるようにすると、受け枠が簡素な形
状で済むものとなり、コンベヤ装置と整流板との支持構
造の簡素化を図るのに有利となる。ちなみに、洗浄水流
動角樋部をコンベヤ装置におけるケース部分に取りつけ
て、受け枠にてコンベヤ装置のみを受け止め支持させる
ことも考えられるが、この場合にはコンベヤ装置におけ
るケース部分の強度を必要以上に大にしなければならな
い不利があり、実用し難いものとなる。
浄水流動角樋部の底部とを受け止め支持させるに、それ
らを異なる高さに位置させると、受け枠にはコンベヤ装
置に対する受け部と洗浄水流動角樋部の底部に対する受
け部とを異なる高さになるように設けることになり、受
け枠を複雑な形状に形成しなければならない不利がある
が、コンベヤ装置の下端部と洗浄水流動角樋部の底部と
を同高さに位置させるようにすると、受け枠が簡素な形
状で済むものとなり、コンベヤ装置と整流板との支持構
造の簡素化を図るのに有利となる。ちなみに、洗浄水流
動角樋部をコンベヤ装置におけるケース部分に取りつけ
て、受け枠にてコンベヤ装置のみを受け止め支持させる
ことも考えられるが、この場合にはコンベヤ装置におけ
るケース部分の強度を必要以上に大にしなければならな
い不利があり、実用し難いものとなる。
上記第三の特徴構成によれば、第一の特徴構成による作
用に加えて次の作用がある。
用に加えて次の作用がある。
各整流板は、コンベヤ装置側ほど下位となる一つの傾斜
案内部にて排出口に向けて空気や洗浄水を案内しながら
塗料ミストを洗浄水に捕捉させることになる。
案内部にて排出口に向けて空気や洗浄水を案内しながら
塗料ミストを洗浄水に捕捉させることになる。
そして、このように各整流板は一つの傾斜案内部を備え
るものであるから、整流板の構成の簡素化を図れるもの
となる。
るものであるから、整流板の構成の簡素化を図れるもの
となる。
第一の特徴構成による効果は次の通りである。
塗料ミストを含む空気をコンベヤ装置の下方に流動させ
ないでよいようになるから、コンベヤ装置の下方に整流
板の排出口を位置させて、コンベヤ装置と整流板との間
に空気の流路を形成する従来に較べて、コンベヤ装置に
対する整流板の下方側への突出量を小さくできるものと
なり、塗料回収室の上下幅を小さくできる。従って、ピ
ットを形成して塗装ブースを形成する場合にはピットの
深さを小さくできるものとなり、また、塗装ブースの全
体を地上側に設置する形式の場合には塗装ブースの地上
高を小さくできるものとなる。
ないでよいようになるから、コンベヤ装置の下方に整流
板の排出口を位置させて、コンベヤ装置と整流板との間
に空気の流路を形成する従来に較べて、コンベヤ装置に
対する整流板の下方側への突出量を小さくできるものと
なり、塗料回収室の上下幅を小さくできる。従って、ピ
ットを形成して塗装ブースを形成する場合にはピットの
深さを小さくできるものとなり、また、塗装ブースの全
体を地上側に設置する形式の場合には塗装ブースの地上
高を小さくできるものとなる。
しかも、そのような利点を得ながらも、各整流板に備え
させる排出口をコンベヤ装置側に偏らせて位置させて、
塗料の被塗装物品への付着効率を向上させるから、効率
の良い塗装作業を実行できる。
させる排出口をコンベヤ装置側に偏らせて位置させて、
塗料の被塗装物品への付着効率を向上させるから、効率
の良い塗装作業を実行できる。
もって、全体として塗装ブースの施工面で有利でありな
がらも、効率良く塗装作業を行うことができる湿式塗装
ブースを得るに至った。
がらも、効率良く塗装作業を行うことができる湿式塗装
ブースを得るに至った。
第二の特徴構成による効果は第一の特徴構成による効果
に加えて次の効果を有する。
に加えて次の効果を有する。
各整流板を左右一対の傾斜案内部の上端側に洗浄水流動
用樋部を備えるように構成する場合において、コンベヤ
装置と整流板との受け止め支持構造の簡素化を図ること
ができるものとなり、塗装ブースの施工面において一層
有利となる。
用樋部を備えるように構成する場合において、コンベヤ
装置と整流板との受け止め支持構造の簡素化を図ること
ができるものとなり、塗装ブースの施工面において一層
有利となる。
第三の特徴構成による効果は第一の特徴構成による効果
に加えて次の効果を有する。
に加えて次の効果を有する。
各整流板を一つの傾斜案内部を備えるように形成して、
整流板の構成の簡素化を図れるものとなるから、この場
合にも塗装ブースの施工面において一層有利となる。
整流板の構成の簡素化を図れるものとなるから、この場
合にも塗装ブースの施工面において一層有利となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、湿式塗装ブースは、塗装作業室(
1)と、その下方に配置される塗料回収室(2)とを備
えている。尚、塗料回収室(2〉は、ピットの形成によ
り構成されている。又、塗装作業室(1)の床(F)は
、通気のために多孔状に形成されている。
1)と、その下方に配置される塗料回収室(2)とを備
えている。尚、塗料回収室(2〉は、ピットの形成によ
り構成されている。又、塗装作業室(1)の床(F)は
、通気のために多孔状に形成されている。
前記塗装作業室(1)の床側には、自動車ボディ等の被
塗装物品(T)を搬送するコンベヤ装置(D)が配備さ
れ、コンベヤ装置(D)によって搬送される自動車ボデ
ィ等の被塗装物品(T)に液状塗料を吹き付ける塗装手
段(W)が、塗装作業室(1)内に設けられている。
塗装物品(T)を搬送するコンベヤ装置(D)が配備さ
れ、コンベヤ装置(D)によって搬送される自動車ボデ
ィ等の被塗装物品(T)に液状塗料を吹き付ける塗装手
段(W)が、塗装作業室(1)内に設けられている。
前記塗装作業室(1)の天井側から床側に向けて送風す
る送風手段(S)が設けられている。この送風手段(S
)は、塗装作業室(1)の上部に設けたエアチャンバー
(3〉とそのエアチャンバー(3)に換気用空気を供給
する送風ファン(4)とからなる。
る送風手段(S)が設けられている。この送風手段(S
)は、塗装作業室(1)の上部に設けたエアチャンバー
(3〉とそのエアチャンバー(3)に換気用空気を供給
する送風ファン(4)とからなる。
また、前記塗料回収室(2〉に対して吸引作用する排気
手段(H)が設けられている。この排気手段(H)は、
塗料回収室(2)の両横側に形成した排気口(5)に排
気ファン(6)を連通接続して構成されている。
手段(H)が設けられている。この排気手段(H)は、
塗料回収室(2)の両横側に形成した排気口(5)に排
気ファン(6)を連通接続して構成されている。
もって、送風手段(S)と排気手段(H)とによる通風
作用により、塗装作業室(1)の塗料ミストが空気の流
れによって塗料回収室(2)に送りこまれるようになっ
ている。
作用により、塗装作業室(1)の塗料ミストが空気の流
れによって塗料回収室(2)に送りこまれるようになっ
ている。
前記塗料回収室(2)には、洗浄水に塗料ミストを捕捉
させるようにする整流板(7)が、被塗装物品(T)の
搬送方向視において、前記コンベヤ装置(D)の左右両
側の風路部分夫々に対して各別に作用するように左右一
対設けられている。
させるようにする整流板(7)が、被塗装物品(T)の
搬送方向視において、前記コンベヤ装置(D)の左右両
側の風路部分夫々に対して各別に作用するように左右一
対設けられている。
そして、各整流板(7)は、排出口(8)をコンベヤ装
置側に偏らせて位置させる状態で備えている。詳述する
と、各整流板(7)は、被塗装物品(T)の搬送方向視
にて、左右一対の傾斜案内部(A)を備えてそれら傾斜
案内部(A)の下位部分の間に前記排出口(8)を形成
し、かつ、各傾斜案内部(A)の上端側に洗浄水を傾斜
案内部(A)に供給する洗浄水流動角樋部(B)を備え
るように構成されるものであり、空気が整流板(7)の
排出口(8)を通過する際に塗料ミストを洗浄水に捕捉
させるようになっている。
置側に偏らせて位置させる状態で備えている。詳述する
と、各整流板(7)は、被塗装物品(T)の搬送方向視
にて、左右一対の傾斜案内部(A)を備えてそれら傾斜
案内部(A)の下位部分の間に前記排出口(8)を形成
し、かつ、各傾斜案内部(A)の上端側に洗浄水を傾斜
案内部(A)に供給する洗浄水流動角樋部(B)を備え
るように構成されるものであり、空気が整流板(7)の
排出口(8)を通過する際に塗料ミストを洗浄水に捕捉
させるようになっている。
前記コンベヤ装置(D)は、第2図にも示すように、無
端チェーン(9)と、無端チェーン(9)によってチェ
ーン長手方向適当間隔おきに搬送される受け台(lO)
とを主要部とする。
端チェーン(9)と、無端チェーン(9)によってチェ
ーン長手方向適当間隔おきに搬送される受け台(lO)
とを主要部とする。
ところで、コンベヤ装置(D)の下端部とコンベア装置
側の洗浄水流動角樋部(B)の底部(b)とは同高さに
位置されている。そして、そのように同高さに位置する
コンベア装置(D)の下端部と洗浄水流動角樋部(B)
の底部(b)とが、被塗装物品(T)の搬送方向視にて
直線状の受け枠(12)にて受け止め支持されるように
なっている。
側の洗浄水流動角樋部(B)の底部(b)とは同高さに
位置されている。そして、そのように同高さに位置する
コンベア装置(D)の下端部と洗浄水流動角樋部(B)
の底部(b)とが、被塗装物品(T)の搬送方向視にて
直線状の受け枠(12)にて受け止め支持されるように
なっている。
尚、図中(12^)は、受け枠(12)の杆状支持枠で
ある。
ある。
ちなみに、前記各整流板(7)は、前記受け枠(12)
にて受け止め支持される他、各所が適宜受け止め支持さ
れることになる。
にて受け止め支持される他、各所が適宜受け止め支持さ
れることになる。
上記実施例では、各整流板(7)を左右一対の傾斜案内
部(A)を備えさせて構成する場合を例示したが、第3
図に示すように、コンベヤ装置(D)側ほど下位となる
一つの傾斜案内部(A)を備え、かつ、その傾斜案内部
(A)の下位部分とそれに対向して配置した口形成部材
(13)との間に排出口(8)を形成するように構成し
てもよい。
部(A)を備えさせて構成する場合を例示したが、第3
図に示すように、コンベヤ装置(D)側ほど下位となる
一つの傾斜案内部(A)を備え、かつ、その傾斜案内部
(A)の下位部分とそれに対向して配置した口形成部材
(13)との間に排出口(8)を形成するように構成し
てもよい。
また、各整流板(7)に備えさせる排出口(8)を、コ
ンベヤ装置側に偏らせて位置させるに、どの程度偏らせ
るかは各種変更できる。ちなみに、コンベヤ装置(D)
の横側面と塗料回収室(2)の側壁とを基準に排出口〈
8)の位置を検討した場合には、コンベヤ装置(D)の
横側面と塗料回収室(2)の側壁との間の中央位置より
もコンベヤ装置側に排出口(8)を位置させれば本発明
の効果を奏することができるが、望ましくは、コンベヤ
装置(D)の横側面から、それと塗料回収室(2)の側
壁との間の距離の1/3の距離以内に排出口(8)を位
置させると一層よい。
ンベヤ装置側に偏らせて位置させるに、どの程度偏らせ
るかは各種変更できる。ちなみに、コンベヤ装置(D)
の横側面と塗料回収室(2)の側壁とを基準に排出口〈
8)の位置を検討した場合には、コンベヤ装置(D)の
横側面と塗料回収室(2)の側壁との間の中央位置より
もコンベヤ装置側に排出口(8)を位置させれば本発明
の効果を奏することができるが、望ましくは、コンベヤ
装置(D)の横側面から、それと塗料回収室(2)の側
壁との間の距離の1/3の距離以内に排出口(8)を位
置させると一層よい。
本発明を実施するに、コンベヤ装置(D)としては、ス
ラットコンベヤ形式や、台車形式のもの等各種の構成の
ものが使用できる。また、塗装手段(W)、送風手段(
S)、排気手段(H)等の各部の具体構成は、使用対象
に合わせて各種変更できる。
ラットコンベヤ形式や、台車形式のもの等各種の構成の
ものが使用できる。また、塗装手段(W)、送風手段(
S)、排気手段(H)等の各部の具体構成は、使用対象
に合わせて各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る湿式塗装ブースの実施例を示し、第
1図は被塗装物品の搬送方向視における塗装ブースの縦
断面図、第2図はコンベヤ装置の概略側面図、第3図は
別実施例の塗装ブースの被塗装物品の搬送方向視におけ
る縦断面図である。第4図は従来例の塗装ブースの被塗
装物品の搬送方向視における縦断面図である。 (1)・・・・・・塗装作業室、(2)・・・・・・塗
料回収室、(7)・・・・・・整流板、(8〉・・・・
・・排出口、(12)・・・・・・受け枠、(13)・
・・・・・口形成部材、(A)・・・・・・傾斜案内部
、(B)・・・・・・洗浄水流動角樋部、(b)・・・
・・・底部、(D)・・・・・・コンベヤ装置、(H)
・・・・・・排気手段、(T)・・・・・・被塗装物品
、(W)・・・・・・塗装手段。
1図は被塗装物品の搬送方向視における塗装ブースの縦
断面図、第2図はコンベヤ装置の概略側面図、第3図は
別実施例の塗装ブースの被塗装物品の搬送方向視におけ
る縦断面図である。第4図は従来例の塗装ブースの被塗
装物品の搬送方向視における縦断面図である。 (1)・・・・・・塗装作業室、(2)・・・・・・塗
料回収室、(7)・・・・・・整流板、(8〉・・・・
・・排出口、(12)・・・・・・受け枠、(13)・
・・・・・口形成部材、(A)・・・・・・傾斜案内部
、(B)・・・・・・洗浄水流動角樋部、(b)・・・
・・・底部、(D)・・・・・・コンベヤ装置、(H)
・・・・・・排気手段、(T)・・・・・・被塗装物品
、(W)・・・・・・塗装手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、床側に被塗装物品(T)を載置搬送するコンベヤ装
置(D)を備えた塗装作業室(1)に、前記被塗装物品
(T)に液状塗料を吹き付ける塗装手段(W)が設けら
れ、前記塗装作業室(1)の天井側から床側に向けて送
風する送風手段(S)が設けられ、前記塗装作業室(1
)の下方に位置する塗料回収室(2)に対して吸引作用
する排気手段(H)が設けられ、前記塗料回収室(2)
に、洗浄水に塗料ミストを捕捉させる塗料回収用の整流
板(7)が設けられた湿式塗装ブースであって、前記被
塗装物品(T)の搬送方向視において、前記整流板(7
)が、前記コンベヤ装置(D)の左右両側の風路部分夫
々に対して各別に作用するように左右一対設けられ、か
つ、各整流板(7)は、排出口(8)を前記コンベヤ装
置側に偏らせて位置させる状態で備えている湿式塗装ブ
ース。 2、請求項1記載の湿式塗装ブースであって、前記各整
流板(7)は、前記被塗装物品(T)の搬送方向視にお
いて、左右一対の傾斜案内部(A)を備えてそれら傾斜
案内部(A)の下位部分の間に前記排出口(8)を形成
し、かつ、各傾斜案内部(A)の上端側に洗浄水を傾斜
案内部(A)に供給する洗浄水流動用樋部(B)を備え
るように構成され、前記整流板(7)のコンベヤ装置側
の洗浄水流動用樋部(B)の底部(b)が、前記コンベ
ヤ装置(D)の下端部と同高さに位置されて、前記コン
ベヤ装置(D)の下端部と前記洗浄水流動用樋部(B)
の底部(b)とを受け止め支持する受け枠(12)が設
けられている。 3、請求項1記載の湿式塗装ブースであって、前記各整
流板(7)は、前記コンベヤ装置側ほど下位となる一つ
の傾斜案内部(A)を備え、かつ、その傾斜案内部(A
)の下位部分とそれに対向して配置した口形成部材(1
3)との間に前記排出口(8)を形成するように構成さ
れている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1212508A JPH0377662A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 湿式塗装ブース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1212508A JPH0377662A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 湿式塗装ブース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377662A true JPH0377662A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16623833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1212508A Pending JPH0377662A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 湿式塗装ブース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0377662A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001053000A3 (de) * | 2000-01-21 | 2002-02-14 | Gerd Wurster | Pulverbeschichtungsanlage und beschichtungsverfahren |
JP2006142208A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Trinity Ind Corp | 塗装ブース |
JP2015530239A (ja) * | 2012-09-10 | 2015-10-15 | サメ テクノロジ | コーティング材料を噴霧するための設備 |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1212508A patent/JPH0377662A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001053000A3 (de) * | 2000-01-21 | 2002-02-14 | Gerd Wurster | Pulverbeschichtungsanlage und beschichtungsverfahren |
JP2006142208A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Trinity Ind Corp | 塗装ブース |
JP4526932B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2010-08-18 | トリニティ工業株式会社 | 塗装ブース |
JP2015530239A (ja) * | 2012-09-10 | 2015-10-15 | サメ テクノロジ | コーティング材料を噴霧するための設備 |
US9919330B2 (en) | 2012-09-10 | 2018-03-20 | Sames Kremlin | Installation for spraying a coating material |
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