JPH037102A - クッション性を有する靴およびその製造方法 - Google Patents
クッション性を有する靴およびその製造方法Info
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- JPH037102A JPH037102A JP14097389A JP14097389A JPH037102A JP H037102 A JPH037102 A JP H037102A JP 14097389 A JP14097389 A JP 14097389A JP 14097389 A JP14097389 A JP 14097389A JP H037102 A JPH037102 A JP H037102A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、靴底に良好なりッシコン性を有する、例えば
スポーツシューズ、カジュアルシューズ、紳士靴、婦人
靴または長靴などの靴に関する。
スポーツシューズ、カジュアルシューズ、紳士靴、婦人
靴または長靴などの靴に関する。
(従来の技術)
今日、靴の軽量化、機能性の向上および履き心地の改善
などが頻繁に行われているが、これを実現させるために
、例えば靴底内にエアクッション材を埋設させたものが
ある。
などが頻繁に行われているが、これを実現させるために
、例えば靴底内にエアクッション材を埋設させたものが
ある。
なお、このエアクッション材は表面露出されることなく
靴底内に完全に埋設されている。
靴底内に完全に埋設されている。
また、従来、このようなりッション性を有する靴の製造
方法としては、例えば靴底の射出成形時に、あらかじめ
靴底の踵部にエアクッション材を収納する陥没部を形成
させ、そののちこの陥没部内にエアクッション材を収納
させて製造していた。
方法としては、例えば靴底の射出成形時に、あらかじめ
靴底の踵部にエアクッション材を収納する陥没部を形成
させ、そののちこの陥没部内にエアクッション材を収納
させて製造していた。
ところで、このように従来のクッション性を有する靴は
、エアクッション材が表面露出されることなく靴底内に
完全に埋設されているため、歩行時に衝撃を受ける足に
対して直接エアクンジョン材が接触しないのでクッショ
ン材の効果が間接的にしか得られず、良好なりッション
性が得られなかった。
、エアクッション材が表面露出されることなく靴底内に
完全に埋設されているため、歩行時に衝撃を受ける足に
対して直接エアクンジョン材が接触しないのでクッショ
ン材の効果が間接的にしか得られず、良好なりッション
性が得られなかった。
このため、例えばエアクッション材を単に靴の靴底上に
接着・固定させることも考えられるが、このようにする
と使用時に靴底面が異常に盛り上がって履き心地が悪く
なり、しかもエアクッション材の靴底側面のみが接着さ
れるため、接着力が弱くなりこのエアクッション材が靴
底から剥離する恐れもある。
接着・固定させることも考えられるが、このようにする
と使用時に靴底面が異常に盛り上がって履き心地が悪く
なり、しかもエアクッション材の靴底側面のみが接着さ
れるため、接着力が弱くなりこのエアクッション材が靴
底から剥離する恐れもある。
また、従来のクッション性を有する靴の製造方法は、前
述したように靴底の射出成形時に、あらかじめ靴底の表
面にエアクッション材を収納する陥没部を形成させ、そ
ののちこの陥没部内にエアクッション材を収納して製造
させていたため、作業工程数が増加し、製造が煩雑化し
ていた。
述したように靴底の射出成形時に、あらかじめ靴底の表
面にエアクッション材を収納する陥没部を形成させ、そ
ののちこの陥没部内にエアクッション材を収納して製造
させていたため、作業工程数が増加し、製造が煩雑化し
ていた。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもので
、従来と同様の軽量化が図れ、かつクッション性の向上
、履き心地の良好性、エアクッション材の靴底への固定
化の向上をも同時に満足できるクンジョン性を有する靴
を提供するものであり、またこのような効果を有する靴
を作業効率良く製造できるクッション性を有する靴の製
造方法を提供するものでもある。
、従来と同様の軽量化が図れ、かつクッション性の向上
、履き心地の良好性、エアクッション材の靴底への固定
化の向上をも同時に満足できるクンジョン性を有する靴
を提供するものであり、またこのような効果を有する靴
を作業効率良く製造できるクッション性を有する靴の製
造方法を提供するものでもある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、胛被の下部に靴底を備え、またこの靴底内に
チューブ状のエアクッション材を埋設させているクッシ
ョン性を有する靴において、このエアクッション材の靴
内側面のみを外部露出させたことを特徴とするクッショ
ン性を有する靴を提供するものである。
チューブ状のエアクッション材を埋設させているクッシ
ョン性を有する靴において、このエアクッション材の靴
内側面のみを外部露出させたことを特徴とするクッショ
ン性を有する靴を提供するものである。
また、本発明は、底部に中底を有する胛被をラストに吊
り込み、このとき、この中底には、所定間隔をあけて2
個以上の靴底成形材料の流通孔が形成されたものを使用
し、またこの胛被のラストへの吊り込みには、中底とラ
ストとの間であって、かつこれらの流通孔の間にチュー
ブ状のエアクッション材を挟装させて吊り込み、そのの
ちこのラストをボトムモールドおよびサイドモールドに
嵌合して内部に靴底成形空隙を形成させ、次にまたこの
靴底成形空隙内にエアクッション材の素材と同一系素材
の靴底成形材料を射出・注入・充填させることで、エア
クッション材の表面が外部露出され、かつ靴底とエアク
ッション材とが一体化された靴を成形することを特徴と
するクッション性を有する靴の製造方法を提供するもの
である。
り込み、このとき、この中底には、所定間隔をあけて2
個以上の靴底成形材料の流通孔が形成されたものを使用
し、またこの胛被のラストへの吊り込みには、中底とラ
ストとの間であって、かつこれらの流通孔の間にチュー
ブ状のエアクッション材を挟装させて吊り込み、そのの
ちこのラストをボトムモールドおよびサイドモールドに
嵌合して内部に靴底成形空隙を形成させ、次にまたこの
靴底成形空隙内にエアクッション材の素材と同一系素材
の靴底成形材料を射出・注入・充填させることで、エア
クッション材の表面が外部露出され、かつ靴底とエアク
ッション材とが一体化された靴を成形することを特徴と
するクッション性を有する靴の製造方法を提供するもの
である。
(作用〕
本発明のクッション性を有する靴を履いて使用すると、
使用者の足裏に直接エアクッション材が接触するため、
エアクッション材のクッション性が充分に発揮でき、従
って靴のクッション性の向上ができる。
使用者の足裏に直接エアクッション材が接触するため、
エアクッション材のクッション性が充分に発揮でき、従
って靴のクッション性の向上ができる。
また、このようにエアクッション材の靴内側面のみが外
部露出され、他の面は靴底内に埋設されているため、エ
アクッション材の靴底への固定化の向上もできるととも
に、はぼ靴底の靴内側面とエアクッション材の靴内側面
との高さが揃うために良好な履き心地をも得られる。
部露出され、他の面は靴底内に埋設されているため、エ
アクッション材の靴底への固定化の向上もできるととも
に、はぼ靴底の靴内側面とエアクッション材の靴内側面
との高さが揃うために良好な履き心地をも得られる。
また、クッション性を有する靴の製造方法においては、
まず底部に中底を有する胛被をラストに吊り込む。
まず底部に中底を有する胛被をラストに吊り込む。
このとき、この中底には、所定間隔をあけて2個以上の
靴底成形材料の流通孔が形成されたものを使用し、また
この胛被のラストへの吊り込みには、中底とラストとの
間であって、かつこれらの流通孔の間にチューブ状のエ
アクッション材を挟装させて吊り込む。
靴底成形材料の流通孔が形成されたものを使用し、また
この胛被のラストへの吊り込みには、中底とラストとの
間であって、かつこれらの流通孔の間にチューブ状のエ
アクッション材を挟装させて吊り込む。
そののち、このラストをボトムモールドおよびサイドモ
ールドに嵌合して内部に靴底成形空隙を形成させる。
ールドに嵌合して内部に靴底成形空隙を形成させる。
次にまた、この靴底成形空隙内にエアクッション材の素
材と同一系素材の靴底成形材料を射出・注入・充填させ
てエアクッション材の表面が外部露出され、かつ靴底と
エアクッション材とが一体化された靴を成形する。
材と同一系素材の靴底成形材料を射出・注入・充填させ
てエアクッション材の表面が外部露出され、かつ靴底と
エアクッション材とが一体化された靴を成形する。
このようにして製造するため、前述した効果を有する靴
を作業効率良く製造できる。
を作業効率良く製造できる。
以下、本発明を図面に基づいて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されない。
れらの実施例に限定されない。
なお、この実施例を述べるにあたって、射出成形により
製造されるスポーツ靴を例にとる。
製造されるスポーツ靴を例にとる。
本発明の第1実施例のクッション性を有する靴の全体構
成は、第1図および第2図に示すように胛被IOの下部
10aに靴底20を備え、またこの靴底20内にチュー
ブ状のエアクッション材30を埋設させているものであ
る。
成は、第1図および第2図に示すように胛被IOの下部
10aに靴底20を備え、またこの靴底20内にチュー
ブ状のエアクッション材30を埋設させているものであ
る。
前記胛被10は、靴の上部を構成する表皮部材で、その
材料は一般に使用されている織布、不織布もしくは編布
などの布帛、または天然皮革もしくは合成皮革などの胛
被材料が使用できる。
材料は一般に使用されている織布、不織布もしくは編布
などの布帛、または天然皮革もしくは合成皮革などの胛
被材料が使用できる。
なお、この胛被10の底部IObには中底11が縫着さ
れている。
れている。
また、この第1実施例の中底11は、その踵部11aで
あって、かつ靴の長さ方向に平行に所定間隔をあけて一
組の靴底材料Zの流通孔12.12が形成されているが
、これらの流通孔12.12は踵部11aに限定させな
くとも他の箇所に形成させてもよいとともに、少なくと
も2個以上が形成されていればよい。
あって、かつ靴の長さ方向に平行に所定間隔をあけて一
組の靴底材料Zの流通孔12.12が形成されているが
、これらの流通孔12.12は踵部11aに限定させな
くとも他の箇所に形成させてもよいとともに、少なくと
も2個以上が形成されていればよい。
前記靴底20は、靴の底部を構成する部材で、この実施
例では射出成形により製造される射出成形靴底が採用さ
れているが、これに限定されるものではなく、例えば加
熱・加圧して成形されるプレス成形靴底などのような他
の方法により製造される靴底であってもよい。
例では射出成形により製造される射出成形靴底が採用さ
れているが、これに限定されるものではなく、例えば加
熱・加圧して成形されるプレス成形靴底などのような他
の方法により製造される靴底であってもよい。
なお、靴底20の素材としては、塩化ビニル系樹脂組成
物が採用されているが、そのほかポリウレタン、熱可塑
性ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、イソプレンゴム、
ブタジェンゴムなども使用することができる。
物が採用されているが、そのほかポリウレタン、熱可塑
性ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、イソプレンゴム、
ブタジェンゴムなども使用することができる。
前記エアクッション材30は、第3図に示すように靴底
20に良好なりッション性を与えるための両端が密封さ
れた弾性を有するチューブ体で、その素材としては例え
ばポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のプラスチック、あるいはポリウレタン、スチレン−ブ
タジェンゴム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、天然
ゴムなどのエラストマーが使用できる。
20に良好なりッション性を与えるための両端が密封さ
れた弾性を有するチューブ体で、その素材としては例え
ばポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のプラスチック、あるいはポリウレタン、スチレン−ブ
タジェンゴム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、天然
ゴムなどのエラストマーが使用できる。
なお、前記靴底20とエアクッション材30は、」L底
部0とエアクッション材30との接着を、靴底20の素
材によってなす場合には、互いに同一系素材の組合せが
好ましい。
部0とエアクッション材30との接着を、靴底20の素
材によってなす場合には、互いに同一系素材の組合せが
好ましい。
また、この第1実施例のエアクッション材30では、第
1図および第2図に示すように靴底20の踵部20a内
にチューブ軸方向を靴長さ方向に揃え、かつ中底11上
に載置状態で埋設されているが、この踵部20aに限定
させなくも例えば靴底20の全範囲などのように適宜箇
所に埋設させてもよく、またこのようにチューブ軸方向
を靴長さ方向に揃えているが任意方向でかまわない。
1図および第2図に示すように靴底20の踵部20a内
にチューブ軸方向を靴長さ方向に揃え、かつ中底11上
に載置状態で埋設されているが、この踵部20aに限定
させなくも例えば靴底20の全範囲などのように適宜箇
所に埋設させてもよく、またこのようにチューブ軸方向
を靴長さ方向に揃えているが任意方向でかまわない。
さらに、この第1実施例のエアクッション材30は、3
本の小径のチューブ構成体31.31.31からなって
いるが、これに限定させなくも1本、2本または4本以
上のものから構成させてもよい。なお、この第1実施例
での具体的なこれらのチューブ構成体31.31.31
の大きさは、外径が約8鵬±3+r+m、チューブの厚
みが約1.5価±1 mmのものを使用しているが、必
ずしもこれらの数値のものに限定させなくともよい。
本の小径のチューブ構成体31.31.31からなって
いるが、これに限定させなくも1本、2本または4本以
上のものから構成させてもよい。なお、この第1実施例
での具体的なこれらのチューブ構成体31.31.31
の大きさは、外径が約8鵬±3+r+m、チューブの厚
みが約1.5価±1 mmのものを使用しているが、必
ずしもこれらの数値のものに限定させなくともよい。
また、このエアクッション材30内のエア注入量および
チューブの大きさは、歩行時の衝撃度合によって調整す
ることができる。
チューブの大きさは、歩行時の衝撃度合によって調整す
ることができる。
さらに、このエアクッション材30の色を靴色によって
代えることでデザイン性の向上もできる。
代えることでデザイン性の向上もできる。
次に、本発明のクッション性を有する靴の特徴は、この
エアクッション材30の靴内側面30aのみを外部露出
させた点である。
エアクッション材30の靴内側面30aのみを外部露出
させた点である。
すなわち、この第1実施例のエアクッション材30では
、後述する靴底20の射出成形時に靴長さ方向の両端部
のみを流通孔12.12から流出した靴底成形材料Zで
一体的に固定させることでエアクッション材30の靴内
側面30aのみを外部露出させている。しかし、これに
限定させなくともこのエアクッション材30の靴内側面
30aのみが外部露出できればその他の任意箇所を固着
させてもよく、また必ずしもこの流通孔12.12から
流出した靴底成形材料Zを利用して固定させる必要もな
く、例えば他の接着剤などの固定手段により固定させて
もよい。
、後述する靴底20の射出成形時に靴長さ方向の両端部
のみを流通孔12.12から流出した靴底成形材料Zで
一体的に固定させることでエアクッション材30の靴内
側面30aのみを外部露出させている。しかし、これに
限定させなくともこのエアクッション材30の靴内側面
30aのみが外部露出できればその他の任意箇所を固着
させてもよく、また必ずしもこの流通孔12.12から
流出した靴底成形材料Zを利用して固定させる必要もな
く、例えば他の接着剤などの固定手段により固定させて
もよい。
この第1実施例のクッション性を有する靴を履いて使用
すると、使用者の足裏に直接エアク・ンション材30が
接触するため、エアクッション材30のクッション性が
充分に発揮でき、従って靴のクッション性の向上ができ
る。
すると、使用者の足裏に直接エアク・ンション材30が
接触するため、エアクッション材30のクッション性が
充分に発揮でき、従って靴のクッション性の向上ができ
る。
また、このようにエアクッション材30の靴内側面30
aのみが外部露出され、他の面は靴底20内に埋設され
ているため、エアクッション材30の靴底20への固定
化の向上もできるととも−に、はぼ靴底20の靴内側面
20bとエアクンジョン材30の靴内側面30aとの高
さが揃うために良好な履き心地をも得られる。
aのみが外部露出され、他の面は靴底20内に埋設され
ているため、エアクッション材30の靴底20への固定
化の向上もできるととも−に、はぼ靴底20の靴内側面
20bとエアクンジョン材30の靴内側面30aとの高
さが揃うために良好な履き心地をも得られる。
さらに、この第1実施例の靴では、エアクッション材3
0が複数本(3本)の小径のチューブ構成体31.31
.31からなっているため、歩行時にかかる衝撃負荷が
各チューブ構成体31.31.31によって調節され、
これにより良好な歩行時の衝撃調節ができる。
0が複数本(3本)の小径のチューブ構成体31.31
.31からなっているため、歩行時にかかる衝撃負荷が
各チューブ構成体31.31.31によって調節され、
これにより良好な歩行時の衝撃調節ができる。
次に、本発明の第1実施例のクツシコン性を有する靴の
製造方法を説明する。
製造方法を説明する。
本発明の第1実施例のクッション性を有する靴の製造方
法は、第4図および第5図に示すようにまず底部10b
に中底11を有する胛被10をラスト40に吊り込む。
法は、第4図および第5図に示すようにまず底部10b
に中底11を有する胛被10をラスト40に吊り込む。
このとき、この中底11には、踵部11aに所定間隔を
あけて少なくとも一組の靴底成形材料Zの流通孔12.
12が形成されたものを使用し、またこの胛被IOのラ
スト40への吊り込みには、中底11とラスト40との
間であって、かつこれらの流通孔12.12の間にチュ
ーブ状のエアクッション材30を挟装させて吊り込む。
あけて少なくとも一組の靴底成形材料Zの流通孔12.
12が形成されたものを使用し、またこの胛被IOのラ
スト40への吊り込みには、中底11とラスト40との
間であって、かつこれらの流通孔12.12の間にチュ
ーブ状のエアクッション材30を挟装させて吊り込む。
なお、この第1実施例のエアクッション材30の挟装に
際しては、中底11またはラスト40にエアクッション
材30を図示しない両面テープを介して仮止めがなされ
ている。
際しては、中底11またはラスト40にエアクッション
材30を図示しない両面テープを介して仮止めがなされ
ている。
そののち、このラスト40をボトムモールド50および
サイドモールド60に嵌合して内部に靴底成形空隙70
を形成させる。
サイドモールド60に嵌合して内部に靴底成形空隙70
を形成させる。
次にまた、この靴底成形空隙70内にエアクッション材
30の素材と同一系素材の靴底成形材料Zを射出・注入
・充填させてエアクッション材30の表面が外部露出さ
れ、かつ靴底20とエアクッション材30とが素材の相
容性により一体化された靴を成形する。
30の素材と同一系素材の靴底成形材料Zを射出・注入
・充填させてエアクッション材30の表面が外部露出さ
れ、かつ靴底20とエアクッション材30とが素材の相
容性により一体化された靴を成形する。
このようにして製造するため、前述した効果を有する靴
を作業効率良く製造できる。
を作業効率良く製造できる。
次に、本発明の第2実施例のクツシコン性を有する靴を
説明する。
説明する。
本発明の第2実施例のクッション性を有する靴は、第6
図に示すようにエアクッション材30として比較的大き
な1本のチューブ構成体31からなるものを使用し、ま
たこのエアクッション材30の中央部に、このエアクッ
ション材30の空気室を連通状態で区分する8字形の融
着部32を形成させたものである。
図に示すようにエアクッション材30として比較的大き
な1本のチューブ構成体31からなるものを使用し、ま
たこのエアクッション材30の中央部に、このエアクッ
ション材30の空気室を連通状態で区分する8字形の融
着部32を形成させたものである。
このようにすることで、複数本のチューブ構成体31、
・・・からなるエアクッション材30の効果である良好
な歩行時の衝撃調節とほぼ同様の効果を、1本のチュー
ブ構成体31で得ることができる。
・・・からなるエアクッション材30の効果である良好
な歩行時の衝撃調節とほぼ同様の効果を、1本のチュー
ブ構成体31で得ることができる。
なお、その他の構成および作用は第1実施例と同様であ
るために省略する。
るために省略する。
以上、本発明のクッション性を有する靴およびその製造
方法を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲での構成および
作用の変更があっても本発明に含まれる。
方法を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲での構成および
作用の変更があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、射出成形により製造されるスポー
ツ靴を例にとったが、本発明はこれに限定させなくとも
例えば本発明のクッション性を有する靴の場合には、射
出成形による製造の有無に関係なく紳士靴、婦人靴、カ
ジュアル靴またはブーツなどのどのような靴にでも使用
でき、またこの靴の製造方法の場合には、射出成形され
る紳士靴、婦人靴、カジュアル靴またはブーツなどのど
のような靴にでも使用できる。
ツ靴を例にとったが、本発明はこれに限定させなくとも
例えば本発明のクッション性を有する靴の場合には、射
出成形による製造の有無に関係なく紳士靴、婦人靴、カ
ジュアル靴またはブーツなどのどのような靴にでも使用
でき、またこの靴の製造方法の場合には、射出成形され
る紳士靴、婦人靴、カジュアル靴またはブーツなどのど
のような靴にでも使用できる。
また、この中底上にさらにカップインソールまたはイン
ソールを載置させて使用してもよい。
ソールを載置させて使用してもよい。
(発明の効果〕
本発明のクッション性を有する靴は、このようなもので
あるため、従来と同様の軽量化が図れ、かつクッション
性の向上、履き心地の良好性、エアクッション材の靴底
への固定化の向上をも同時に満足できるという効果が得
られる。
あるため、従来と同様の軽量化が図れ、かつクッション
性の向上、履き心地の良好性、エアクッション材の靴底
への固定化の向上をも同時に満足できるという効果が得
られる。
また、本発明のクッション性を有する靴の製造方法は、
このような効果を有する靴を作業効率良く製造できると
いう効果が得られる。
このような効果を有する靴を作業効率良く製造できると
いう効果が得られる。
第1図〜第5図は本発明の第1実施例のクッション性を
有する靴およびその製造方法を示し、第1図は靴の踵部
の縦断面図、第2図は第1図の■−■位置での靴の断面
図、第3図は使用されるエアクッション材の拡大斜視図
、第4図は靴の射出成形工程における射出成形装置を示
す縦断面図、第5図は第4図の■−■位置での射出成形
装置の断面図であり、第6図は本発明の第2実施例のク
ッション性を有する靴およびその製造方法に使用される
エアクッション材の拡大斜視図である。 Z;靴底成形材料 lO;胛被 10a;下部 10b;底部 11;中底 I2.12;流通孔 20;靴底 30;エアクッション材 30a ;靴内側面 40;ラスト 50;ボトムモールド 60:サイドモールド 70;靴底成形空隙
有する靴およびその製造方法を示し、第1図は靴の踵部
の縦断面図、第2図は第1図の■−■位置での靴の断面
図、第3図は使用されるエアクッション材の拡大斜視図
、第4図は靴の射出成形工程における射出成形装置を示
す縦断面図、第5図は第4図の■−■位置での射出成形
装置の断面図であり、第6図は本発明の第2実施例のク
ッション性を有する靴およびその製造方法に使用される
エアクッション材の拡大斜視図である。 Z;靴底成形材料 lO;胛被 10a;下部 10b;底部 11;中底 I2.12;流通孔 20;靴底 30;エアクッション材 30a ;靴内側面 40;ラスト 50;ボトムモールド 60:サイドモールド 70;靴底成形空隙
Claims (2)
- (1)胛被の下部に靴底を備え、またこの靴底内にチュ
ーブ状のエアクッション材を埋設させているクッション
性を有する靴において、このエアクッション材の靴内側
面のみを外部露出させたことを特徴とするクッション性
を有する靴。 - (2)底部に中底を有する胛被をラストに吊り込み、こ
のとき、この中底には、所定間隔をあけて2個以上の靴
底成形材料の流通孔が形成されたものを使用し、またこ
の胛被のラストへの吊り込みには、中底とラストとの間
であって、かつこれらの流通孔の間にチューブ状のエア
クッション材を挟装させて吊り込み、そののちこのラス
トをボトムモールドおよびサイドモールドに嵌合して内
部に靴底成形空隙を形成させ、次にまたこの靴底成形空
隙内にエアクッション材の素材と同一系素材の靴底成形
材料を射出・注入・充填させることで、エアクッション
材の表面が外部露出され、かつ靴底とエアクッション材
とが一体化された靴を成形することを特徴とするクッシ
ョン性を有する靴の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14097389A JP2712567B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | クッション性を有する靴およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14097389A JP2712567B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | クッション性を有する靴およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037102A true JPH037102A (ja) | 1991-01-14 |
JP2712567B2 JP2712567B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=15281146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14097389A Expired - Fee Related JP2712567B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | クッション性を有する靴およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712567B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980043226A (ko) * | 1996-12-02 | 1998-09-05 | 박영설 | 에어백이 장착된 뒷굽없는 신발밑창 |
WO2002102180A1 (en) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Songjo Lim | Airbag for shoe plate |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP14097389A patent/JP2712567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980043226A (ko) * | 1996-12-02 | 1998-09-05 | 박영설 | 에어백이 장착된 뒷굽없는 신발밑창 |
WO2002102180A1 (en) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Songjo Lim | Airbag for shoe plate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2712567B2 (ja) | 1998-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |