JPH037086B2 - - Google Patents
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- JPH037086B2 JPH037086B2 JP56053133A JP5313381A JPH037086B2 JP H037086 B2 JPH037086 B2 JP H037086B2 JP 56053133 A JP56053133 A JP 56053133A JP 5313381 A JP5313381 A JP 5313381A JP H037086 B2 JPH037086 B2 JP H037086B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
- G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/081—Analogue circuits
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/28—Circuitry to measure or to take account of the object contrast
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スピードライトにより閃光撮影可能
なカメラに関する。
なカメラに関する。
従来、この種のカメラにおいて、極端な逆光に
より被写界中の主要被写体と背景との輝度差が著
しく大きい場合にスピードライトの光により主要
被写体に適正露出を与える日中閃光撮影に際して
は、主要被写体からの通常光を考慮に入れてスピ
ードライトの発光量を補正する必要があつた。そ
のためにスピードライトやカメラに設けられてい
るフイルム感度や絞り値等の露出因子設定手段を
操作して上記補正を行なわねばならない。これは
撮影者にとつて煩わしいことであり、また忘れが
ちなことであつた。故に撮影の失敗を招来してい
た。
より被写界中の主要被写体と背景との輝度差が著
しく大きい場合にスピードライトの光により主要
被写体に適正露出を与える日中閃光撮影に際して
は、主要被写体からの通常光を考慮に入れてスピ
ードライトの発光量を補正する必要があつた。そ
のためにスピードライトやカメラに設けられてい
るフイルム感度や絞り値等の露出因子設定手段を
操作して上記補正を行なわねばならない。これは
撮影者にとつて煩わしいことであり、また忘れが
ちなことであつた。故に撮影の失敗を招来してい
た。
本発明の目的は、日中閃光撮影が選択されると
自動的に通常光を考慮してスピードライトの発光
量を補正するようにして上記欠点を解消する日中
閃光撮影用補正装置を提供することにある。
自動的に通常光を考慮してスピードライトの発光
量を補正するようにして上記欠点を解消する日中
閃光撮影用補正装置を提供することにある。
以下、本発明を実施例に即して説明する。
第1図は、測光光学系を示す概略図であり、撮
影レンズ1、絞り2を通つた被写体光は、ミラー
3で反射されて焦点板4上に結像される。この被
写体像はコンデンサレンズ5、ペンタダハプリズ
ム6、接眼レンズ7を介して観察される。また、
焦点板4上の被写体像はペンタダハプリズム6の
ダハ面に貼付したプリズム8、リレーレンズ9に
よつて光電素子PDの受光面上に結像される。こ
の光電素子PDは第2図に示すような受光面パタ
ーンをもつている。つまり、基板B上には、画面
中央領域を測光する光電素子PD0、画面左上、下
方領域を測光する光電素子PD1,PD2、及び画面
右上、下方領域を測光する光電素子PD4,PD3が
それぞれ形成される。
影レンズ1、絞り2を通つた被写体光は、ミラー
3で反射されて焦点板4上に結像される。この被
写体像はコンデンサレンズ5、ペンタダハプリズ
ム6、接眼レンズ7を介して観察される。また、
焦点板4上の被写体像はペンタダハプリズム6の
ダハ面に貼付したプリズム8、リレーレンズ9に
よつて光電素子PDの受光面上に結像される。こ
の光電素子PDは第2図に示すような受光面パタ
ーンをもつている。つまり、基板B上には、画面
中央領域を測光する光電素子PD0、画面左上、下
方領域を測光する光電素子PD1,PD2、及び画面
右上、下方領域を測光する光電素子PD4,PD3が
それぞれ形成される。
PD100はTTL調光用の受光素子で、ミラー
アツプ後フイルム面で反射する被写体の光を受光
する。
アツプ後フイルム面で反射する被写体の光を受光
する。
第3図は、本発明の実施例の装置を示す図であ
る。この装置はシヤツタ速度優先方式の構成にな
つている。
る。この装置はシヤツタ速度優先方式の構成にな
つている。
この装置は、測光回路100、マルチ測光演算
回路200、アペツクス演算回路300、表示制
御部400、露出制御部500、スピードライト
制御部600、及びスピードライト信号、開放絞
値情報Av0、シヤツタ速度Tv、フイルム感度Sv
等の諸情報の情報設定部700を含むカメラと、
カメラに装着されたスピードライト800とから
成る。このスピードライト800は一般に装脱可
能であり、このスピードライト800はカメラか
ら離脱させるか又は電源スイツチSw1をOFFにす
ることによつて不使用状態にすることができる。
回路200、アペツクス演算回路300、表示制
御部400、露出制御部500、スピードライト
制御部600、及びスピードライト信号、開放絞
値情報Av0、シヤツタ速度Tv、フイルム感度Sv
等の諸情報の情報設定部700を含むカメラと、
カメラに装着されたスピードライト800とから
成る。このスピードライト800は一般に装脱可
能であり、このスピードライト800はカメラか
ら離脱させるか又は電源スイツチSw1をOFFにす
ることによつて不使用状態にすることができる。
測光回路100は第2図示の複数の受光素子を
備え、被写界を複数の領域に分割して測光し、そ
れぞれの領域の輝度に対応した光電出力P0〜P4
を発生し、この光電出力P0〜P4に情報設定部7
00からの開放絞値情報をAv0を加算し、各輝度
情報P200〜P204を発生する。
備え、被写界を複数の領域に分割して測光し、そ
れぞれの領域の輝度に対応した光電出力P0〜P4
を発生し、この光電出力P0〜P4に情報設定部7
00からの開放絞値情報をAv0を加算し、各輝度
情報P200〜P204を発生する。
マルチ測光演算回路200は、測光回路100
から輝度情報P200〜P204を入力し、それらを加工
し、その各情報P200〜P204の相対的関係及び情報
設定部700からのスピードライト信号に応じ
て、それぞれの撮影条件に適した加工輝度情報
Bvを抽出し、出力する。
から輝度情報P200〜P204を入力し、それらを加工
し、その各情報P200〜P204の相対的関係及び情報
設定部700からのスピードライト信号に応じ
て、それぞれの撮影条件に適した加工輝度情報
Bvを抽出し、出力する。
アペツクス演算回路300は、マルチ測光演算
回路200から加工輝度情報Bvを入力し、情報
設定部700から諸情報Av0,Tv,Sv、スピー
ドライト信号を入力し、アペツクス演算を行い、
表示制御部400及び露出制御部500を駆動す
る。
回路200から加工輝度情報Bvを入力し、情報
設定部700から諸情報Av0,Tv,Sv、スピー
ドライト信号を入力し、アペツクス演算を行い、
表示制御部400及び露出制御部500を駆動す
る。
スピードライト制御部600は、第1図のミラ
ー3のアツプ後、スピードライトの閃光発光が開
始されると、レンズ1を透過した光を受光素子
PD100で測光し、その発光量が所定の値に達
した時に、スピードライト800に発光停止信号
を送り、閃光発光を停止させる。
ー3のアツプ後、スピードライトの閃光発光が開
始されると、レンズ1を透過した光を受光素子
PD100で測光し、その発光量が所定の値に達
した時に、スピードライト800に発光停止信号
を送り、閃光発光を停止させる。
次に、第1図示の装置の構成を詳細に説明す
る。
る。
TTL測光方式のカメラの専用スピードライト
800は、電源スイツチSw1、昇圧電源回路1
1、トリガ回路12、閃光放電管13、及びサイ
リスタ回路14から成る。昇圧電源回路11は、
スピードライト不使用時にはL0出力をカメラ側
の情報設定部700に伝えているが、スピードラ
イトを使用し電源スイツチSw1をONとした時に
はHi出力をカメラ側の情報設定部700に伝え、
かつ閃光発光のために不図示の主放電コンデンサ
への充電を開始する。そして充電完了後、カメラ
側のX接点スイツチSw2がONになると、トリガ
回路12は閃光放電管13の閃光発光を開始させ
る。そして、その発光量が所定の量に達した時、
カメラ側のスピードライト制御回路600からの
発光停止信号によりサイリスタ回路14が閃光放
電管13の閃光発光を停止させる。
800は、電源スイツチSw1、昇圧電源回路1
1、トリガ回路12、閃光放電管13、及びサイ
リスタ回路14から成る。昇圧電源回路11は、
スピードライト不使用時にはL0出力をカメラ側
の情報設定部700に伝えているが、スピードラ
イトを使用し電源スイツチSw1をONとした時に
はHi出力をカメラ側の情報設定部700に伝え、
かつ閃光発光のために不図示の主放電コンデンサ
への充電を開始する。そして充電完了後、カメラ
側のX接点スイツチSw2がONになると、トリガ
回路12は閃光放電管13の閃光発光を開始させ
る。そして、その発光量が所定の量に達した時、
カメラ側のスピードライト制御回路600からの
発光停止信号によりサイリスタ回路14が閃光放
電管13の閃光発光を停止させる。
情報設定部700は、前記昇圧電源回路11の
出力をインバータINV1で反転させてスピードラ
イト信号を発生する。スピードライト不使用時、
すなわちスピードライトをカメラに装着していな
い時又は装着しても電源スイツチSw1がOFFの時
には前記昇圧電源回路11の出力がLoなので、
インバータINV1で反転したスピードライト信号
はHiである。スピードライト使用時、即ち、ス
ピードライトをカメラに装着し、スイツチSw1を
ONにした時、回路11はHi出力となるので、ス
ピードライト信号はLoになる。更に情報設定部
700は、その時設定されている諸情報、即ちア
ペツクス表示におけるフイルム感度情報Sv、シ
ヤツタ速度情報Tv、及び開放絞情報Av0を表わ
す出力を発生する。
出力をインバータINV1で反転させてスピードラ
イト信号を発生する。スピードライト不使用時、
すなわちスピードライトをカメラに装着していな
い時又は装着しても電源スイツチSw1がOFFの時
には前記昇圧電源回路11の出力がLoなので、
インバータINV1で反転したスピードライト信号
はHiである。スピードライト使用時、即ち、ス
ピードライトをカメラに装着し、スイツチSw1を
ONにした時、回路11はHi出力となるので、ス
ピードライト信号はLoになる。更に情報設定部
700は、その時設定されている諸情報、即ちア
ペツクス表示におけるフイルム感度情報Sv、シ
ヤツタ速度情報Tv、及び開放絞情報Av0を表わ
す出力を発生する。
測光回路100は、第2図に示す複数の光電素
子PD0〜PD4を備える。この光電素子PD0〜PD4
は、被写界を複数の構成領域に分割して測光し、
各構成領域に対応した相互に独立した測光情報
P0〜P4を発生する。測光回路100は、更に情
報設定部700から開放絞情報Av0を入力し、こ
れを測光情報P0〜P4に加算した出力、 P200=P0+Av0 P201=P1+Av0 P202=P2+Av0 P203=P3+Av0} (1) P204=P4+Av0 を発生する。この出力P200〜P204は、各領域の輝
度情報Bvになる。
子PD0〜PD4を備える。この光電素子PD0〜PD4
は、被写界を複数の構成領域に分割して測光し、
各構成領域に対応した相互に独立した測光情報
P0〜P4を発生する。測光回路100は、更に情
報設定部700から開放絞情報Av0を入力し、こ
れを測光情報P0〜P4に加算した出力、 P200=P0+Av0 P201=P1+Av0 P202=P2+Av0 P203=P3+Av0} (1) P204=P4+Av0 を発生する。この出力P200〜P204は、各領域の輝
度情報Bvになる。
次に、マルチ測光演算回路200の構成につい
て説明する。最大値検出回路21は測光回路10
0の出力P200〜P204を入力し、その中から最大値
Pmaxを検出し、それを出力する。平均的値算出
回路22は測光回路100の出力P200〜P204を入
力し、これらの平均的な値、例えば平均値 Pmean=1/5(P200+P201+P202+P203+
P204) (2) を出力する。最小値検出回路23は測光回路10
0の出力P200〜P204を入力し、その中から最小値
Pminを検出し、それを出力する。演算回路24
は回路21及び22から最大値Pmaxと平均的値
Pmeanとを入力し、第1の測光出力PH(Bv)、
即ち、 PH=k1Pmax+(1−k1)Pmean (3) を出力する。平均的値算出回路22の出力
Pmeanは第2の測光出力としてそのまま用いる。
演算回路25は回路22、及び23から平均的値
Pmeanと最小値Pminとを入力し、第3の測光出
力PL、即ち PL=k2Pmin+(1−k2)Pmean (4) を出力する。輝度差算出回路26は、回路21の
出力Pmaxと回路23の出力Pminとを入力し、
両出力の差、即ち輝度差 ΔP=Pmax−Pmin (5) を出力する。
て説明する。最大値検出回路21は測光回路10
0の出力P200〜P204を入力し、その中から最大値
Pmaxを検出し、それを出力する。平均的値算出
回路22は測光回路100の出力P200〜P204を入
力し、これらの平均的な値、例えば平均値 Pmean=1/5(P200+P201+P202+P203+
P204) (2) を出力する。最小値検出回路23は測光回路10
0の出力P200〜P204を入力し、その中から最小値
Pminを検出し、それを出力する。演算回路24
は回路21及び22から最大値Pmaxと平均的値
Pmeanとを入力し、第1の測光出力PH(Bv)、
即ち、 PH=k1Pmax+(1−k1)Pmean (3) を出力する。平均的値算出回路22の出力
Pmeanは第2の測光出力としてそのまま用いる。
演算回路25は回路22、及び23から平均的値
Pmeanと最小値Pminとを入力し、第3の測光出
力PL、即ち PL=k2Pmin+(1−k2)Pmean (4) を出力する。輝度差算出回路26は、回路21の
出力Pmaxと回路23の出力Pminとを入力し、
両出力の差、即ち輝度差 ΔP=Pmax−Pmin (5) を出力する。
この輝度差ΔPは輝度のアペツクス表示、即ち
輝度の対数値の引き算であるので、最大輝度と最
小輝度との比であるということができる。比較回
路27は、回路26の輝度差による出力ΔPを基
準値αと比較する。そして、比較回路27は、輝
度差ΔPが大きい時、即ち、 ΔP≧α (6) の時Lo出力を発生し、輝度差が小さい時、即ち ΔP<α (7) の時Hi出力を発生する。比較回路28は、回路
21の出力Pmaxと基準値Pthとを比較し、それ
によつてスピードライトを使用するとすれば、日
中閃光撮影モード(逆光で被写体が暗く背景が明
るい場合に行なう撮影モード)にすべき場合であ
るか、或は一般閃光撮影モード(被写界全体が暗
い場合に行なう撮影モード)にすべき場合である
か、いずれであるかを検出する。尚、この出力
Pmaxは被写界の光源の影響を一番強く受けてい
るので前記の検出に用いるのには適している。も
ちろん出力Pmeanを用いても良い。また基準値
Pthは、例えばEV8〜10(ASA100)程度の値にす
る。そして、 Pmax≧Pth (8) の場合には、比較回路28はHi出力を発生する。
この場合は、被写界が明るい場合であり、従つて
スピードライトを使うとすれば日中閃光撮影モー
ドとなるということが検出される。この場合に
は、閃光放電管以外の光、即ち通常光等の影響を
考慮して閃光発光量を制御しなければならい。次
に、 Pmax<Pth (9) の場合には、比較回路28はLo出力を発生する。
この場合は被写界が暗い場合であり、スピードラ
イトを使うとすれば一般閃光撮影モードとなると
いうことが検出される。この場合には前記のよう
に通常光等の影響については考慮しなくてもよ
い。次に、比較器C0〜C4の各々の非反転入力端
子には測光輝度情報P200〜P204が入力され、比較
器C0〜C4の全ての反転入力端子には回路22の
出力Pmeanが入力される。比較器C0〜C4は、そ
れぞれP200〜P204がPmeanよりも高い時Hi出力、
そうでない時Lo出力を発生し、被写界の各構成
領域間の相対的な輝度情報を発生する。AND回
路AND1、インバータINV2、NOR回路NOR1〜
NOR4,OR回路OR1、インバータINV3、AND
回路AND2及びAND3、及びOR回路OR2から構
成される論理回路群は、比較器C0〜C4からの各
構成領域についての輝度差情報と、比較回路27
からの輝度差情報と、情報設定部700のスピー
ドライト信号とを入力し、それらの情報に従つて
ゲート回路29,30,31を駆動し、回路24
の出力PH、回路22の出力Pmean及び回路25
の出力PLのうちから、その時の撮影条件に適合
する出力を選択し、マルチ測光演算回路200の
出力として抽出する。
輝度の対数値の引き算であるので、最大輝度と最
小輝度との比であるということができる。比較回
路27は、回路26の輝度差による出力ΔPを基
準値αと比較する。そして、比較回路27は、輝
度差ΔPが大きい時、即ち、 ΔP≧α (6) の時Lo出力を発生し、輝度差が小さい時、即ち ΔP<α (7) の時Hi出力を発生する。比較回路28は、回路
21の出力Pmaxと基準値Pthとを比較し、それ
によつてスピードライトを使用するとすれば、日
中閃光撮影モード(逆光で被写体が暗く背景が明
るい場合に行なう撮影モード)にすべき場合であ
るか、或は一般閃光撮影モード(被写界全体が暗
い場合に行なう撮影モード)にすべき場合である
か、いずれであるかを検出する。尚、この出力
Pmaxは被写界の光源の影響を一番強く受けてい
るので前記の検出に用いるのには適している。も
ちろん出力Pmeanを用いても良い。また基準値
Pthは、例えばEV8〜10(ASA100)程度の値にす
る。そして、 Pmax≧Pth (8) の場合には、比較回路28はHi出力を発生する。
この場合は、被写界が明るい場合であり、従つて
スピードライトを使うとすれば日中閃光撮影モー
ドとなるということが検出される。この場合に
は、閃光放電管以外の光、即ち通常光等の影響を
考慮して閃光発光量を制御しなければならい。次
に、 Pmax<Pth (9) の場合には、比較回路28はLo出力を発生する。
この場合は被写界が暗い場合であり、スピードラ
イトを使うとすれば一般閃光撮影モードとなると
いうことが検出される。この場合には前記のよう
に通常光等の影響については考慮しなくてもよ
い。次に、比較器C0〜C4の各々の非反転入力端
子には測光輝度情報P200〜P204が入力され、比較
器C0〜C4の全ての反転入力端子には回路22の
出力Pmeanが入力される。比較器C0〜C4は、そ
れぞれP200〜P204がPmeanよりも高い時Hi出力、
そうでない時Lo出力を発生し、被写界の各構成
領域間の相対的な輝度情報を発生する。AND回
路AND1、インバータINV2、NOR回路NOR1〜
NOR4,OR回路OR1、インバータINV3、AND
回路AND2及びAND3、及びOR回路OR2から構
成される論理回路群は、比較器C0〜C4からの各
構成領域についての輝度差情報と、比較回路27
からの輝度差情報と、情報設定部700のスピー
ドライト信号とを入力し、それらの情報に従つて
ゲート回路29,30,31を駆動し、回路24
の出力PH、回路22の出力Pmean及び回路25
の出力PLのうちから、その時の撮影条件に適合
する出力を選択し、マルチ測光演算回路200の
出力として抽出する。
以下にそれぞれの場合について説明する。
〔A〕スピードライト不使用の場合、
情報設定部700からのHiレベルのスピード
ライト信号はインバータINV3でLoに反転され、
AND回路AND2に印加されるので、AND回路
AND2の出力は比較回路27の出力とは無関係に
Loになる。他方、前記Hiレベルのスピードライ
ト信号はそのままAND回路AND3に印加される。
従つて、AND回路AND3及びOR回路OR2の出力
は、OR回路OR1の出力と同じになる。また、Hi
レベルのスピードライト信号がAND回路AND1
に入力されている。
ライト信号はインバータINV3でLoに反転され、
AND回路AND2に印加されるので、AND回路
AND2の出力は比較回路27の出力とは無関係に
Loになる。他方、前記Hiレベルのスピードライ
ト信号はそのままAND回路AND3に印加される。
従つて、AND回路AND3及びOR回路OR2の出力
は、OR回路OR1の出力と同じになる。また、Hi
レベルのスピードライト信号がAND回路AND1
に入力されている。
(1) スピードライト不使用で、かつ受光素子の中
央領域PD0及び下半分の領域PD2,PD3が明る
い時 即ち、P200≧Pmean P202≧Pmean (10) P203≧Pmean が成立する時、主要被写体が明部にあると判断
し、その主要被写体の輝度に合つた出力はPH
なのでこのPHがマルチ測光演算回路200の
出力として抽出される。
央領域PD0及び下半分の領域PD2,PD3が明る
い時 即ち、P200≧Pmean P202≧Pmean (10) P203≧Pmean が成立する時、主要被写体が明部にあると判断
し、その主要被写体の輝度に合つた出力はPH
なのでこのPHがマルチ測光演算回路200の
出力として抽出される。
この場合の、マルチ測光演算回路200の動
作について説明する。
作について説明する。
受光素子PD0,PD2,PD3が明部にあるので、
比較器C0,C2,C3はHi出力をAND回路AND1
に印加する。またAND回路AND1が入力して
いるスピードライト信号もHiなので、AND回
路AND1はHi出力をゲート回路29に印加す
る。この時ゲート回路29は演算回路24の出
力PHを通過させる。また、この時、比較器C0
がHi出力なので、インバータINV1はLo出力と
なる。比較器C2,C3がHi出力なのでNOR回路
NOR1〜NOR3はLo出力となる。従つてOR回
路OR1は、全ての入力がLoとなつているので
出力もLoとなる。更に、スピードライト不使
用の場合には前述のようにOR回路OR1の出力
とOR回路OR2の出力が等しいので、OR回路
OR2の出力もLoになる。また、AND回路
AND1がHi出力なので、NOR回路NOR4がLo
出力になる。この、NOR回路NOR4及びOR回
路OR2のLo出力を入力したゲート回路30,
31は、回路24,25の出力Pmean,Pmin
を遮断する。従つて、回路24の出力PHのみ
がゲート回路29によつてマルチ測光演算回路
200の出力として抽出される。
比較器C0,C2,C3はHi出力をAND回路AND1
に印加する。またAND回路AND1が入力して
いるスピードライト信号もHiなので、AND回
路AND1はHi出力をゲート回路29に印加す
る。この時ゲート回路29は演算回路24の出
力PHを通過させる。また、この時、比較器C0
がHi出力なので、インバータINV1はLo出力と
なる。比較器C2,C3がHi出力なのでNOR回路
NOR1〜NOR3はLo出力となる。従つてOR回
路OR1は、全ての入力がLoとなつているので
出力もLoとなる。更に、スピードライト不使
用の場合には前述のようにOR回路OR1の出力
とOR回路OR2の出力が等しいので、OR回路
OR2の出力もLoになる。また、AND回路
AND1がHi出力なので、NOR回路NOR4がLo
出力になる。この、NOR回路NOR4及びOR回
路OR2のLo出力を入力したゲート回路30,
31は、回路24,25の出力Pmean,Pmin
を遮断する。従つて、回路24の出力PHのみ
がゲート回路29によつてマルチ測光演算回路
200の出力として抽出される。
(2) 次に、スピードライト不使用で、かつ、
(a) 中央領域PD0が暗い時、
即ちP200≦Pmean (11)
が成立する時、
(b) 左半分の領域PD1,PD2が暗い時、
即ちP201≦Pmean かつ
P202≦Pmean (12)
が成立する時、
(c) 下半分の領域PD2,PD3が暗い時、
即ちP202≦Pmeanかつ
P203≦Pmean (13)
が成立する時、又は
(d) 右半分の領域PD3,PD4が暗い時、
即ちP203≦Pmeanかつ
P204<Pmean (14)
が成立する時のそれぞれについて、(a)の時には
主要被写体が存在する確率の高い画面中央領域
PD0が暗い。(c)の時は逆光の時であると判断で
き、主要被写体の明るさは暗部となつている画
面下側の部分PD2,PD3の明るさに近い。(b),
(d)の時は、カメラを縦位置に構えて測光し、
P1,P2又はP3,P4が下側領域の輝度情報であ
つて、かつ逆光となつている時であると判断で
き、主要被写体の明るさは、この時暗部となつ
ている画面下側の部分PD1,PD2又はPD3,
PD4の明るさに近い。
主要被写体が存在する確率の高い画面中央領域
PD0が暗い。(c)の時は逆光の時であると判断で
き、主要被写体の明るさは暗部となつている画
面下側の部分PD2,PD3の明るさに近い。(b),
(d)の時は、カメラを縦位置に構えて測光し、
P1,P2又はP3,P4が下側領域の輝度情報であ
つて、かつ逆光となつている時であると判断で
き、主要被写体の明るさは、この時暗部となつ
ている画面下側の部分PD1,PD2又はPD3,
PD4の明るさに近い。
以上のように(a)〜(d)の場合には全て主要被写
体が暗部にあるので、この時の主要被写体の輝
度に合つた出力はPLであり、このPLがマルチ
測光演算回路200の出力として抽出する。
体が暗部にあるので、この時の主要被写体の輝
度に合つた出力はPLであり、このPLがマルチ
測光演算回路200の出力として抽出する。
次に(a)〜(d)の場合のマルチ測光演算回路20
0の動作について説明する。
0の動作について説明する。
(a)の時、即ち、受光素子の領域PD0が暗い
時、比較器C0はLo出力を発生する。従つて、
インバータINV2、OR回路OR1の出力はHiと
なる。また、前記より、この場合のようにスピ
ードライト不使用時にはOR回路OR1の出力と
OR回路OR2の出力とが等しくなるので、OR回
路OR2の出力もHiとなる。OR回路OR2のHi出
力を入力したゲート回路31は、回路25の出
力PLを通過させる。また、この時、OR回路
OR2がHi出力なのでNOR回路NOR4はLo出力
となる。比較器C0がLo出力なのでAND回路
AND1はLo出力となる。従つてAND回路
AND1及びNOR回路NOR4のLo出力をそれぞ
れ入力したゲート回路29,30は回路24,
22の出力PH、Pmeanを遮断する。従つて、
回路25の出力PLのみがマルチ測光演算回路
200の出力として抽出される。
時、比較器C0はLo出力を発生する。従つて、
インバータINV2、OR回路OR1の出力はHiと
なる。また、前記より、この場合のようにスピ
ードライト不使用時にはOR回路OR1の出力と
OR回路OR2の出力とが等しくなるので、OR回
路OR2の出力もHiとなる。OR回路OR2のHi出
力を入力したゲート回路31は、回路25の出
力PLを通過させる。また、この時、OR回路
OR2がHi出力なのでNOR回路NOR4はLo出力
となる。比較器C0がLo出力なのでAND回路
AND1はLo出力となる。従つてAND回路
AND1及びNOR回路NOR4のLo出力をそれぞ
れ入力したゲート回路29,30は回路24,
22の出力PH、Pmeanを遮断する。従つて、
回路25の出力PLのみがマルチ測光演算回路
200の出力として抽出される。
(b)の時、受光素子の領域PD1,PD2が暗いの
で、比較器C1,C2がLo出力を発生し、NOR回
路NOR1はHi出力となる。
で、比較器C1,C2がLo出力を発生し、NOR回
路NOR1はHi出力となる。
(c)の時、受光素子の領域PD2,PD3が暗いの
で、比較器C2,C3がLo出力を発生し、NOR回
路NOR2がHi出力となる。
で、比較器C2,C3がLo出力を発生し、NOR回
路NOR2がHi出力となる。
(d)の時、受光素子の領域PD3,PD4が暗いの
で、比較器C3,C4がLo出力を発生し、NOR回
路NOR3がHi出力となる。
で、比較器C3,C4がLo出力を発生し、NOR回
路NOR3がHi出力となる。
上記(b)〜(d)のいずれの場合にもNOR回路
NOR1〜NOR3のHi出力を入力したOR回路
OR1はHi出力を発生する。また前記より、こ
の場合のようにスピードライト不使用時には
OR回路OR1及びOR2の出力が等しくなるので、
OR回路OR2の出力もHiとなる。このOR回路
OR2のHi出力を入力したゲート回路31は、
回路25の出力PLを通過させる。また、この
場合OR回路OR2のHi出力を入力したNOR回
路NOR4はLo出力をゲート回路30に印加し、
ゲート回路30は回路22の出力Pmeanを遮
断する。また(b)〜(d)の場合には、比較器C2,
C3のいずれか一方又はその両方がLo出力を発
生し、そのLo出力をAND回路AND1に印加し
ているので、AND回路AND1は常にLo出力と
なり、このLo出力を入力したゲート回路29
は回路24の出力PHを遮断する。従つて、回
路25の出力PLのみがマルチ測光演算回路2
00の出力として抽出される。
NOR1〜NOR3のHi出力を入力したOR回路
OR1はHi出力を発生する。また前記より、こ
の場合のようにスピードライト不使用時には
OR回路OR1及びOR2の出力が等しくなるので、
OR回路OR2の出力もHiとなる。このOR回路
OR2のHi出力を入力したゲート回路31は、
回路25の出力PLを通過させる。また、この
場合OR回路OR2のHi出力を入力したNOR回
路NOR4はLo出力をゲート回路30に印加し、
ゲート回路30は回路22の出力Pmeanを遮
断する。また(b)〜(d)の場合には、比較器C2,
C3のいずれか一方又はその両方がLo出力を発
生し、そのLo出力をAND回路AND1に印加し
ているので、AND回路AND1は常にLo出力と
なり、このLo出力を入力したゲート回路29
は回路24の出力PHを遮断する。従つて、回
路25の出力PLのみがマルチ測光演算回路2
00の出力として抽出される。
(3) スピードライト不使用で、かつ、前記(1),(2)
の時のいずれにも該当しない時、AND回路
AND1とOR回路OR2の出力が共にLoとなり、
NOR回路NOR4の出力がHiになり、そのNOR
回路NOR4のHi出力を入力したゲート回路30
は回路22の出力Pmeanを通過させる。また
AND回路AND1、OR回路OR2のLo出力を入力
した回路29,30は、回路24,25の出力
PH,PLを遮断する。従つて出力Pmeanのみ
がマルチ測光演算回路200の出力として抽出
される。
の時のいずれにも該当しない時、AND回路
AND1とOR回路OR2の出力が共にLoとなり、
NOR回路NOR4の出力がHiになり、そのNOR
回路NOR4のHi出力を入力したゲート回路30
は回路22の出力Pmeanを通過させる。また
AND回路AND1、OR回路OR2のLo出力を入力
した回路29,30は、回路24,25の出力
PH,PLを遮断する。従つて出力Pmeanのみ
がマルチ測光演算回路200の出力として抽出
される。
〔B〕 スピードライトを使用する場合
この場合、スピードライト800の電源スイツ
チSw1がONになり、昇圧電源回路11はHi出力
を発生する。この回路11のHi出力は情報設定
部700のインバータINV1でLoに反転され、情
報設定部700からはLoレベルのスピードライ
ト信号が出力される。このLoレベルのスピード
ライト信号はAND回路AND3に入力されるので、
AND回路AND3はOR回路OR1の出力とは無関係
にLo出力となり、OR回路OR1の出力信号を遮断
する。またLoレベルのスピードライト信号はイ
ンバータINV3でHiレベルに反転され、Hiレベル
出力がAND回路AND2に入力される。従つて、
AND回路AND2の出力及びOR回路OR2の出力信
号は比較回路27の出力信号と同じになる。ま
た、Loレベルのスピードライト信号はAND回路
AND1に入力されるので、AND回路AND1の出
力は比較器C0〜C4の出力信号とは無関係に常に
Lo出力となる。
チSw1がONになり、昇圧電源回路11はHi出力
を発生する。この回路11のHi出力は情報設定
部700のインバータINV1でLoに反転され、情
報設定部700からはLoレベルのスピードライ
ト信号が出力される。このLoレベルのスピード
ライト信号はAND回路AND3に入力されるので、
AND回路AND3はOR回路OR1の出力とは無関係
にLo出力となり、OR回路OR1の出力信号を遮断
する。またLoレベルのスピードライト信号はイ
ンバータINV3でHiレベルに反転され、Hiレベル
出力がAND回路AND2に入力される。従つて、
AND回路AND2の出力及びOR回路OR2の出力信
号は比較回路27の出力信号と同じになる。ま
た、Loレベルのスピードライト信号はAND回路
AND1に入力されるので、AND回路AND1の出
力は比較器C0〜C4の出力信号とは無関係に常に
Lo出力となる。
(1) スピードライトを使用し、かつ被写界の輝度
差ΔPがαより小さい時は、即ち(7)式が成立す
る時は極端な逆光である可能性がある。つまり
日中閃光撮影が選択された場合で、各測光分割
領域に光源からの直接光等の極端に高輝度の部
分があると、同領域中にある低輝度の部分が埋
もれてしまい、測光情報として表われてこなく
なつてしまう。従つてこの時は、高輝度部に合
わせるのではなく、低輝度部に合わせた露出が
好ましい。従つてこの時は、測光出力PLをマ
ルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
差ΔPがαより小さい時は、即ち(7)式が成立す
る時は極端な逆光である可能性がある。つまり
日中閃光撮影が選択された場合で、各測光分割
領域に光源からの直接光等の極端に高輝度の部
分があると、同領域中にある低輝度の部分が埋
もれてしまい、測光情報として表われてこなく
なつてしまう。従つてこの時は、高輝度部に合
わせるのではなく、低輝度部に合わせた露出が
好ましい。従つてこの時は、測光出力PLをマ
ルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
即ち(7)式が成立する時は比較回路27の出力
はHiとなる。また、前記より、スピードライ
ト使用時には、OR回路OR2の出力信号は、比
較回路27の出力信号と同じになるので、OR
回路OR2はHi出力を発生する。このOR回路
OR2のHi出力を入力したゲート回路31は、
回路25の出力PLを通過させる。またOR回路
OR2のHi出力がNOR回路NOR4に印加される
ので、NOR回路NOR4の出力はLoとなる。更
に、前記よりスピードライト使用時にはAND
回路AND1はLo出力となつている。従つて、
このAND回路AND1及びNOR回路NOR4のLo
出力を入力するゲート回路29,30は、回路
24,22の出力PH、Pmeanを遮断する。従
つてゲート回路31を通過した出力PLのみが
マルチ測光演算回路200の出力として抽出さ
れる。
はHiとなる。また、前記より、スピードライ
ト使用時には、OR回路OR2の出力信号は、比
較回路27の出力信号と同じになるので、OR
回路OR2はHi出力を発生する。このOR回路
OR2のHi出力を入力したゲート回路31は、
回路25の出力PLを通過させる。またOR回路
OR2のHi出力がNOR回路NOR4に印加される
ので、NOR回路NOR4の出力はLoとなる。更
に、前記よりスピードライト使用時にはAND
回路AND1はLo出力となつている。従つて、
このAND回路AND1及びNOR回路NOR4のLo
出力を入力するゲート回路29,30は、回路
24,22の出力PH、Pmeanを遮断する。従
つてゲート回路31を通過した出力PLのみが
マルチ測光演算回路200の出力として抽出さ
れる。
(2) スピードライトを使用し、かつ被写界輝度差
ΔPが大きい時、即ち(6)式が成立する時は、日
中閃光撮影が選択された場合で主要被写体が暗
部にある可能性が強い。従つて主要被写体につ
いてはスピードライトの光を用い適正露出に
し、更に高輝度になつている背景には露出過度
にならないように平均的露出を与えるのが好ま
しい。従つてこの時は、測光出力Pmeanをマ
ルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
ΔPが大きい時、即ち(6)式が成立する時は、日
中閃光撮影が選択された場合で主要被写体が暗
部にある可能性が強い。従つて主要被写体につ
いてはスピードライトの光を用い適正露出に
し、更に高輝度になつている背景には露出過度
にならないように平均的露出を与えるのが好ま
しい。従つてこの時は、測光出力Pmeanをマ
ルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
即ち(6)式が成立する時は、比較回路27の出
力がLoとなり、AND回路AND2もLo出力とな
る。また、Loレベルのスピードライト信号に
より、AND回路AND3もLo出力となつている
ので、OR回路OR2の出力もLoとなる。また、
Loレベルのスピードライト信号によりAND回
路AND1の出力もLoとなつている。従つて、
NOR回路NOR4の出力がHiとなり、ゲート回
路30が回路12の出力Pmeanを通過させる。
またAND回路AND1及びOR回路OR2の出力が
Loとなつているのでゲート回路29,31は
回路24,25の出力PH,PLを遮断する。こ
のようにして、回路22の出力Pmeanのみを
マルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
力がLoとなり、AND回路AND2もLo出力とな
る。また、Loレベルのスピードライト信号に
より、AND回路AND3もLo出力となつている
ので、OR回路OR2の出力もLoとなる。また、
Loレベルのスピードライト信号によりAND回
路AND1の出力もLoとなつている。従つて、
NOR回路NOR4の出力がHiとなり、ゲート回
路30が回路12の出力Pmeanを通過させる。
またAND回路AND1及びOR回路OR2の出力が
Loとなつているのでゲート回路29,31は
回路24,25の出力PH,PLを遮断する。こ
のようにして、回路22の出力Pmeanのみを
マルチ測光演算回路200の出力として抽出す
る。
次にアペツクス演算部300について説明す
る。
る。
アペツクス演算回路300は、マルチ測光演算
回路200からの輝度情報(PH,Pmean、又は
PL)、情報設定部700のフイルム感度情報Sv、
シヤツタ速度情報Tv、開放絞情報Av0、及びス
ピードライト信号を入力して設定されている撮影
モードに従つたアペツクス演算をし、その演算結
果に基づいて表示制御部400及び露出制御部5
00を駆動する。
回路200からの輝度情報(PH,Pmean、又は
PL)、情報設定部700のフイルム感度情報Sv、
シヤツタ速度情報Tv、開放絞情報Av0、及びス
ピードライト信号を入力して設定されている撮影
モードに従つたアペツクス演算をし、その演算結
果に基づいて表示制御部400及び露出制御部5
00を駆動する。
シヤツタ速度制限回路34は、情報設定部70
0からのシヤツタ速度情報Tv及びスピードライ
ト信号と、比較回路28の出力信号を入力する。
そして、スピードライトを使用しない場合、即ち
スピードライト信号がHiの時、シヤツタ速度制
限回路34は情報設定部700からのシヤツタ速
度情報Tvを何ら制限を加えずそのまま演算回路
35に伝える。スピードライトを使用する場合、
シヤツタ速度制限回路34は情報設定部700か
らのシヤツタ速度情報Tvに対し、次の様な制限
を加える。即ち、スピードライトを使用し、かつ
(9)式 Pmax<Pth が成り立つ時、即ち一般閃光撮影モードの時に
は、比較回路28はLo出力をシヤツタ速度制限
回路34に伝える。この時、シヤツタ速度制限回
路34は、シヤツタ速度情報Tvをスピードライ
ト同調可能シヤツタ速度Tvxに固定して演算回路
35に伝える。それは、一般閃光撮影モードでシ
ヤツタ速度をスピードライト同調可能シヤツタ速
度Tvx以下の低速にする必要がないからである。
次に、スピードライトを使用し、かつ(8)式 Pmax≧Pth が成立する時、即ち日中閃光撮影モードの時に
は、比較回路28はHi出力をシヤツタ速度制限
回路34に伝える。この時、シヤツタ速度制限回
路34は、シヤツタ速度Tvを、スピードライト
同調可能シヤツタ速度Tvx以下に制限して演算回
路35に伝える。
0からのシヤツタ速度情報Tv及びスピードライ
ト信号と、比較回路28の出力信号を入力する。
そして、スピードライトを使用しない場合、即ち
スピードライト信号がHiの時、シヤツタ速度制
限回路34は情報設定部700からのシヤツタ速
度情報Tvを何ら制限を加えずそのまま演算回路
35に伝える。スピードライトを使用する場合、
シヤツタ速度制限回路34は情報設定部700か
らのシヤツタ速度情報Tvに対し、次の様な制限
を加える。即ち、スピードライトを使用し、かつ
(9)式 Pmax<Pth が成り立つ時、即ち一般閃光撮影モードの時に
は、比較回路28はLo出力をシヤツタ速度制限
回路34に伝える。この時、シヤツタ速度制限回
路34は、シヤツタ速度情報Tvをスピードライ
ト同調可能シヤツタ速度Tvxに固定して演算回路
35に伝える。それは、一般閃光撮影モードでシ
ヤツタ速度をスピードライト同調可能シヤツタ速
度Tvx以下の低速にする必要がないからである。
次に、スピードライトを使用し、かつ(8)式 Pmax≧Pth が成立する時、即ち日中閃光撮影モードの時に
は、比較回路28はHi出力をシヤツタ速度制限
回路34に伝える。この時、シヤツタ速度制限回
路34は、シヤツタ速度Tvを、スピードライト
同調可能シヤツタ速度Tvx以下に制限して演算回
路35に伝える。
演算回路35は、シヤツタ速度制限回路34か
らのシヤツタ速度情報Tv、情報設定部700か
らのフイルム感度情報Sv、及びマルチ測光演算
回路200からの輝度情報Bv(PH,Pmean又は
PL)を入力し、アペツクス演算 Bv+Sv−Tv=Av (15) を行ない、制御絞値情報Avを出力する。表示制
御部400はこの制御絞値情報Avに従つた絞表
示をする。演算回路36はこの演算回路35から
の制御絞値情報Avと、情報設定部700からの
開放絞情報Av0とを入力し、演算 (Av)−(Av0)=(Av−Av0) (16) を行ない、絞込段数(Av−Av0)を露出制御回
路500に伝え、露出制御回路500はシヤツタ
ーレリーズ後段数(Av−Av0)だけの絞り込み
動作を行なう。NOR回路NOR5は、情報設定部
700からのスピードライト信号と比較回路28
の出力とを入力する。そして、一般閃光撮影時
は、スピードライト信号がLoとなり、また、
Pmax<Pthが成立するので比較回路28の出力
もLoとなる。従つて、NOR回路NOR5はHi出力
を表示制御部400、露出制御部500に印加す
る。この時、表示制御部400、露出制御部50
0は、演算回路35の出力とは無関係に、スピー
ドライト同調シヤツタ速度Tvxの表示、及び露出
制御を行なう。それ以外の場合、即ち、通常撮影
モード、及び日中閃光撮影モード時には、NOR
回路NOR5はLo出力を発生し、表示制御部40
0、及び露出制御部500は演算回路35の出力
に従つた動作をする。
らのシヤツタ速度情報Tv、情報設定部700か
らのフイルム感度情報Sv、及びマルチ測光演算
回路200からの輝度情報Bv(PH,Pmean又は
PL)を入力し、アペツクス演算 Bv+Sv−Tv=Av (15) を行ない、制御絞値情報Avを出力する。表示制
御部400はこの制御絞値情報Avに従つた絞表
示をする。演算回路36はこの演算回路35から
の制御絞値情報Avと、情報設定部700からの
開放絞情報Av0とを入力し、演算 (Av)−(Av0)=(Av−Av0) (16) を行ない、絞込段数(Av−Av0)を露出制御回
路500に伝え、露出制御回路500はシヤツタ
ーレリーズ後段数(Av−Av0)だけの絞り込み
動作を行なう。NOR回路NOR5は、情報設定部
700からのスピードライト信号と比較回路28
の出力とを入力する。そして、一般閃光撮影時
は、スピードライト信号がLoとなり、また、
Pmax<Pthが成立するので比較回路28の出力
もLoとなる。従つて、NOR回路NOR5はHi出力
を表示制御部400、露出制御部500に印加す
る。この時、表示制御部400、露出制御部50
0は、演算回路35の出力とは無関係に、スピー
ドライト同調シヤツタ速度Tvxの表示、及び露出
制御を行なう。それ以外の場合、即ち、通常撮影
モード、及び日中閃光撮影モード時には、NOR
回路NOR5はLo出力を発生し、表示制御部40
0、及び露出制御部500は演算回路35の出力
に従つた動作をする。
次にスピードライト制御部600について、測
光ヘツドアンプAは、TTL調光用受光素子PD1
00(第1図示参照)を備える。第1図におい
て、撮影時にミラー3がアツプした後、レンズ1
から入射し、フイル面で反射された光を受光素
子PD100で測光し、その測光出力をヘツドア
ンプAがスピードライト制御回路38に印加す
る。フイルム感度補正回路37は、比較回路28
の出力と情報設定部700からのフイルム感度情
報Svとを入力する。そして、一般閃光撮影モー
ドで、Pmax<Pthが成立し、比較回路28の出
力がLoとなつた時、感度補正回路37は、フイ
ルム感度情報Svをそのままスピードライト制御
回路38に伝える。従つて、この時、スピードラ
イト制御回路38は、フイルム感度情報Svと測
光ヘツドアンプAの測光出力とに従つて、スピー
ドライト800の閃光発光量が所定の値に達した
時、発光停止信号をサイリスタ回路14に印加
し、閃光発光を停止させる。一方、日中閃光撮影
モードの時には、Pmax≧Pthが成立し、比較回
路28の出力はHiとなる。この時、フイルム感
度補正回路37は、フイルム感度情報Svに対し
次のような補正をする。
光ヘツドアンプAは、TTL調光用受光素子PD1
00(第1図示参照)を備える。第1図におい
て、撮影時にミラー3がアツプした後、レンズ1
から入射し、フイル面で反射された光を受光素
子PD100で測光し、その測光出力をヘツドア
ンプAがスピードライト制御回路38に印加す
る。フイルム感度補正回路37は、比較回路28
の出力と情報設定部700からのフイルム感度情
報Svとを入力する。そして、一般閃光撮影モー
ドで、Pmax<Pthが成立し、比較回路28の出
力がLoとなつた時、感度補正回路37は、フイ
ルム感度情報Svをそのままスピードライト制御
回路38に伝える。従つて、この時、スピードラ
イト制御回路38は、フイルム感度情報Svと測
光ヘツドアンプAの測光出力とに従つて、スピー
ドライト800の閃光発光量が所定の値に達した
時、発光停止信号をサイリスタ回路14に印加
し、閃光発光を停止させる。一方、日中閃光撮影
モードの時には、Pmax≧Pthが成立し、比較回
路28の出力はHiとなる。この時、フイルム感
度補正回路37は、フイルム感度情報Svに対し
次のような補正をする。
(Sv)+(δ)=(Sv+δ) (17)
上式のδは、通常光を考慮した値例えば2/3
〜2〔EV〕程度の値である。この補正フイルム感
度情報(Sv+δ)を入力したスピードライト制
御回路38は、フイルム感度補正がなされない場
合よりδに相当する分だけ早目に発光停止信号を
発生し、スピードライト800の閃光発光を停止
させる。
〜2〔EV〕程度の値である。この補正フイルム感
度情報(Sv+δ)を入力したスピードライト制
御回路38は、フイルム感度補正がなされない場
合よりδに相当する分だけ早目に発光停止信号を
発生し、スピードライト800の閃光発光を停止
させる。
本実施例では、逆光となつている主要被写体に
対して、日中閃光撮影する場合、主要被写体から
の通常光の分δだけ、スピードライトの閃光発光
時間が短縮するので、その主要被写体が通常光の
分だけ露出オーバーになることが防止される。
対して、日中閃光撮影する場合、主要被写体から
の通常光の分δだけ、スピードライトの閃光発光
時間が短縮するので、その主要被写体が通常光の
分だけ露出オーバーになることが防止される。
また、補正量δをより大きくして、スピードラ
イトの発光量をさらに抑え、主要被写体の露出不
足気味にすることができる。そうすると逆光の雰
囲気が適度に出た撮影が自動的にできる。
イトの発光量をさらに抑え、主要被写体の露出不
足気味にすることができる。そうすると逆光の雰
囲気が適度に出た撮影が自動的にできる。
ここで日中閃光撮影モードの場合の動作シーケ
ンスについて詳しく説明する。スピードライト8
00をカメラ本体に装着する。次に、スピードラ
イト電源スイツチSw1をONにする。昇圧電源回
路11がメインコンデンサに充電を開始する。そ
の充電々圧が閃光放電管の閃光発光可能電圧に達
すると、昇圧回路11はHiレベルの電圧を情報
設定部700に印加し、情報設定部700はその
Hiレベル電圧をインバータINV1でLoに反転させ
たLoレベルのスピードライト信号を発生する。
ンスについて詳しく説明する。スピードライト8
00をカメラ本体に装着する。次に、スピードラ
イト電源スイツチSw1をONにする。昇圧電源回
路11がメインコンデンサに充電を開始する。そ
の充電々圧が閃光放電管の閃光発光可能電圧に達
すると、昇圧回路11はHiレベルの電圧を情報
設定部700に印加し、情報設定部700はその
Hiレベル電圧をインバータINV1でLoに反転させ
たLoレベルのスピードライト信号を発生する。
次に、例えばレリーズボタンの半押しにつて測
光開始スイツチがONになり、測光回路100が
測光開始する。そして、マルチ測光演算部200
では、被写界輝度差が小さい時、即ちΔP=
Pmax−Pmin<αの時、輝度差算出回路26、
比較回路27、比較器C0〜C4、及び論理回路群
(AND1,INV2,NOR1〜NOR4,OR1,INV3,
AND2,AND3,OR2)によつて、第3の測光出
力PLが抽出され、これが情報設定部700の諸
情報、即ちフイルム感度情報Sv、シヤツタ速度
情報Tv、開放絞値情報Av0と共にアペツクス演
算回路300に入力され、アペツクス演算され、
アペツクス演算回路300は制御絞値情報Avを
発生する。
光開始スイツチがONになり、測光回路100が
測光開始する。そして、マルチ測光演算部200
では、被写界輝度差が小さい時、即ちΔP=
Pmax−Pmin<αの時、輝度差算出回路26、
比較回路27、比較器C0〜C4、及び論理回路群
(AND1,INV2,NOR1〜NOR4,OR1,INV3,
AND2,AND3,OR2)によつて、第3の測光出
力PLが抽出され、これが情報設定部700の諸
情報、即ちフイルム感度情報Sv、シヤツタ速度
情報Tv、開放絞値情報Av0と共にアペツクス演
算回路300に入力され、アペツクス演算され、
アペツクス演算回路300は制御絞値情報Avを
発生する。
次に、シヤツターボタンを完全に押し切ると、
シヤツターレリーズし、撮影を開始する。
シヤツターレリーズし、撮影を開始する。
第1図示のミラー3がアツプすると撮影レンズ
1を透過した光が光電素子PDに入射しなくなる
ので前記測光輝度情報Bvは、ミラーアツプ直前
に記憶される。その記憶値に基づいて演算回路3
5は上記演算を行ない制御絞り値Avを算出する。
表示制御部400、はその絞り値Avを表示しま
た露出制御部500は(Av−Av0)の絞り込み
動作を制御する。
1を透過した光が光電素子PDに入射しなくなる
ので前記測光輝度情報Bvは、ミラーアツプ直前
に記憶される。その記憶値に基づいて演算回路3
5は上記演算を行ない制御絞り値Avを算出する。
表示制御部400、はその絞り値Avを表示しま
た露出制御部500は(Av−Av0)の絞り込み
動作を制御する。
シヤツタ先幕が走行を開始し、それが完了する
と、スピードライト制御回路38は測光ヘツドア
ンプAの測光出力の積分を開始する。また、同時
にX接点スイツチSw2がONとなり、トリガ回路
12によつて、閃光放電管13が閃光発光を開始
する。
と、スピードライト制御回路38は測光ヘツドア
ンプAの測光出力の積分を開始する。また、同時
にX接点スイツチSw2がONとなり、トリガ回路
12によつて、閃光放電管13が閃光発光を開始
する。
日中閃光撮影モード時には、感度補正回路37
は、補正感度出力(Sv+δ)をスピードライト
制御回路38に伝えるので、この制御回路38は
非補正時即ち一般閃光撮影モード時よりもδ分だ
け早めに閃光発光停止信号をサイリスタ回路14
に伝え、閃光放電管13は発光を停止する。
は、補正感度出力(Sv+δ)をスピードライト
制御回路38に伝えるので、この制御回路38は
非補正時即ち一般閃光撮影モード時よりもδ分だ
け早めに閃光発光停止信号をサイリスタ回路14
に伝え、閃光放電管13は発光を停止する。
最後に、後幕が走行開始し、それが完了する。
露出制御部500による露出制御により背景に
対して適正な露出が与えられると共に、スピード
ライト制御回路38によつて発光時間が制御され
たスピードライトの閃光によつて主要被写体に対
して適正露出が与えられる。
対して適正な露出が与えられると共に、スピード
ライト制御回路38によつて発光時間が制御され
たスピードライトの閃光によつて主要被写体に対
して適正露出が与えられる。
尚、上記実施例では、比較回路28は最大値検
出回路21の出力Pmaxと基準値Pthとをを比較
しているが、平均的値算出回路22の出力
Pmeanと基準値Pth′とを比較するようにしても、
上記実施例と同様の効果が得られる。この場合、
基準値Pth′は、Pthよりも低い値で、EV7〜8
(ASA100)位の値になる。
出回路21の出力Pmaxと基準値Pthとをを比較
しているが、平均的値算出回路22の出力
Pmeanと基準値Pth′とを比較するようにしても、
上記実施例と同様の効果が得られる。この場合、
基準値Pth′は、Pthよりも低い値で、EV7〜8
(ASA100)位の値になる。
従つて
Pmean≧Pth′
が成立する時、日中閃光撮影モードであり、
Pmean<Pth′
が成立する時が一般閃光撮影モードである。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す図であ
る。第3図のものと同じ部分には同じ符号を付し
た。本実施例の装置は絞り優先方式の構成になつ
ている。
る。第3図のものと同じ部分には同じ符号を付し
た。本実施例の装置は絞り優先方式の構成になつ
ている。
測光回路100及びマルチ測光演算回路200
は第3図の実施例のものと同じ構成になつてい
る。
は第3図の実施例のものと同じ構成になつてい
る。
情報設定部700′はフイルム感度情報Sv、開
放絞値情報Av0、絞込段数情報(Av−Av0)、及
びスピードライト信号を出力する。
放絞値情報Av0、絞込段数情報(Av−Av0)、及
びスピードライト信号を出力する。
アペツクス演算回路300′において、加算回
路44は情報設定部700′からの開放絞値情報
Av0及び絞込段数情報(Av−Av0)を入力し、両
者を加算し、設定絞値情報Avを算出し、出力す
る。演算回路45は、この設定絞値情報Avと、
マルチ測光演算回路200からの輝度情報Bv
(PH,Pmean又はPL)と、情報設定部700′
からのフイルム感度情報Svとを入力し、演算 Bv+Sv−Av=Tv (18) を行い、制御シヤツタ速度情報Tvを出力する。
シヤツタ速度制限回路46は、上記シヤツタ速度
情報Tv、比較回路28の出力、及び情報設定部
700′からのスピードライト信号を入力する。
そして、スピードライト不使用時、即ちスピード
ライト信号がHiの時、制御シヤツタ速度情報Tv
をそのまま表示制御部400、露出制御部500
に伝え、表示制御部400及び露出制御部500
はその制御シヤツタ情報Tvに従つてシヤツタ速
度の表示及び制御を行なう。
路44は情報設定部700′からの開放絞値情報
Av0及び絞込段数情報(Av−Av0)を入力し、両
者を加算し、設定絞値情報Avを算出し、出力す
る。演算回路45は、この設定絞値情報Avと、
マルチ測光演算回路200からの輝度情報Bv
(PH,Pmean又はPL)と、情報設定部700′
からのフイルム感度情報Svとを入力し、演算 Bv+Sv−Av=Tv (18) を行い、制御シヤツタ速度情報Tvを出力する。
シヤツタ速度制限回路46は、上記シヤツタ速度
情報Tv、比較回路28の出力、及び情報設定部
700′からのスピードライト信号を入力する。
そして、スピードライト不使用時、即ちスピード
ライト信号がHiの時、制御シヤツタ速度情報Tv
をそのまま表示制御部400、露出制御部500
に伝え、表示制御部400及び露出制御部500
はその制御シヤツタ情報Tvに従つてシヤツタ速
度の表示及び制御を行なう。
一般閃光撮影モード時、スピードライト信号は
Loであり、比較回路28の出力はLoとなる。こ
の時、シヤツタ速度制限回路46は、シヤツタ速
度をスピードライト同調シヤツタ速度Tvxに固定
する。一方、日中シンクロ撮影モード時には、比
較回路28の出力がHiに反転する。この時、シ
ヤツタ速度制限回路46はシヤツタ速度をTvx〜
Tvthの範囲に制限する。Tvthは1/15〜1/30
秒程度の値であり、これはTvth以下にすると、
手ブレになる虞れがあるからである。
Loであり、比較回路28の出力はLoとなる。こ
の時、シヤツタ速度制限回路46は、シヤツタ速
度をスピードライト同調シヤツタ速度Tvxに固定
する。一方、日中シンクロ撮影モード時には、比
較回路28の出力がHiに反転する。この時、シ
ヤツタ速度制限回路46はシヤツタ速度をTvx〜
Tvthの範囲に制限する。Tvthは1/15〜1/30
秒程度の値であり、これはTvth以下にすると、
手ブレになる虞れがあるからである。
演算回路47は、情報設定部700′からのフ
イルム感度情報Sv、及び加算回路44からの設
定絞値情報Avを入力し、演算 (Sv)−(Av)=(Sv−Av) (19) を行ない、(Sv−Av)を出力する。補正回路4
8は、演算回路47の出力(Sv−Av)、及び比
較回路28の出力を入力する。そして、一般閃光
撮影モードで、比較回路28の出力Loとなつた
時、補正回路48は演算回路47の出力(Sv−
Av)を何ら補正せずそのままスピードライト制
御回路49に伝える。日中閃光撮影モードで、比
較回路28の出力がHiとなつた時だけ補正回路
48は、演算回路47の出力(Sv−Av)に対し
上記δの補正を行ない (Sv−Av)+δ=(Sv−Av+δ) (20) を、スピードライト制御回路49に伝える。
イルム感度情報Sv、及び加算回路44からの設
定絞値情報Avを入力し、演算 (Sv)−(Av)=(Sv−Av) (19) を行ない、(Sv−Av)を出力する。補正回路4
8は、演算回路47の出力(Sv−Av)、及び比
較回路28の出力を入力する。そして、一般閃光
撮影モードで、比較回路28の出力Loとなつた
時、補正回路48は演算回路47の出力(Sv−
Av)を何ら補正せずそのままスピードライト制
御回路49に伝える。日中閃光撮影モードで、比
較回路28の出力がHiとなつた時だけ補正回路
48は、演算回路47の出力(Sv−Av)に対し
上記δの補正を行ない (Sv−Av)+δ=(Sv−Av+δ) (20) を、スピードライト制御回路49に伝える。
次に、スピードライト800′について、第3
図示のスピードライト800は、フイルム面の反
射光を受けて調光を行なうTTL調光方式になつ
ていたが、第4図示のスピードライト800′は
外光式になつていて、測光ヘツドアンプA、及び
スピードライト制御回路49をさらに備える。測
光ヘツドアンプAは、スピードライト800′に
取り付けられた閃光用受光素子PD300を備え、
測光出力を発生する。スピードライト制御回路4
9はヘツドアンプAの測光出力と補正回路48の
出力とを入力する。X接点がONし、閃光放電管
13が閃光発光を開始すると共に、スピードライ
ト制御回路49はヘツドアンプAの測光出力の積
分を開始し、閃光発光量が所定の量に達した時、
回路49は発光停止信号をサイリスタ14に印加
し、放電管13の閃光発光を停止させる。日中閃
光撮影モード時、補正回路48からスピードライ
ト制御回路49に与えられた出力が(Sv−Av+
δ)であり、一般閃光撮影モードで(Sv−Av)
となる場合よりも、δ分だけ発光停止信号が早く
発生され、早く閃光発光が停止される。
図示のスピードライト800は、フイルム面の反
射光を受けて調光を行なうTTL調光方式になつ
ていたが、第4図示のスピードライト800′は
外光式になつていて、測光ヘツドアンプA、及び
スピードライト制御回路49をさらに備える。測
光ヘツドアンプAは、スピードライト800′に
取り付けられた閃光用受光素子PD300を備え、
測光出力を発生する。スピードライト制御回路4
9はヘツドアンプAの測光出力と補正回路48の
出力とを入力する。X接点がONし、閃光放電管
13が閃光発光を開始すると共に、スピードライ
ト制御回路49はヘツドアンプAの測光出力の積
分を開始し、閃光発光量が所定の量に達した時、
回路49は発光停止信号をサイリスタ14に印加
し、放電管13の閃光発光を停止させる。日中閃
光撮影モード時、補正回路48からスピードライ
ト制御回路49に与えられた出力が(Sv−Av+
δ)であり、一般閃光撮影モードで(Sv−Av)
となる場合よりも、δ分だけ発光停止信号が早く
発生され、早く閃光発光が停止される。
尚、上述の実施例では主要被写体に対する通常
光による余分な露出を防ぐためにスピードライト
の発光量を減少させる補正の場合を述べたが本発
明はこれに限るものではない。
光による余分な露出を防ぐためにスピードライト
の発光量を減少させる補正の場合を述べたが本発
明はこれに限るものではない。
例えば昼光の下で行なう通常撮影モードも一般
閃光撮影モードもフイルム面(シヤツタ幕面)の
反射光を測定して自動露出制御を行なういわゆる
ダイレクト測光方式のカメラにおいて、上記反射
光の測光出力の積分を先幕の走行開始後、先幕走
行完了前の時点で開始している。従つて、測光出
力の積分を開始してから先幕走行完了(閃光発光
開始)までの間に積分された通常光の測光出力の
分だけスピードライトの発光量が少なめに制御さ
れるので主要被写体の露出が不足してしまう。こ
のような場合はスピードライトの発光量が増える
ように補正する。例えばフイルム感度を所定量減
少させる。
閃光撮影モードもフイルム面(シヤツタ幕面)の
反射光を測定して自動露出制御を行なういわゆる
ダイレクト測光方式のカメラにおいて、上記反射
光の測光出力の積分を先幕の走行開始後、先幕走
行完了前の時点で開始している。従つて、測光出
力の積分を開始してから先幕走行完了(閃光発光
開始)までの間に積分された通常光の測光出力の
分だけスピードライトの発光量が少なめに制御さ
れるので主要被写体の露出が不足してしまう。こ
のような場合はスピードライトの発光量が増える
ように補正する。例えばフイルム感度を所定量減
少させる。
また、日中閃光撮影モードが検出されたか否か
を検出する比較器28、及び日中閃光撮影モード
時にフイルム感度に対しδの補正を行なう補正回
路37は共にスピードライト800内又はカメラ
本体内のいずれに配置することもできる。
を検出する比較器28、及び日中閃光撮影モード
時にフイルム感度に対しδの補正を行なう補正回
路37は共にスピードライト800内又はカメラ
本体内のいずれに配置することもできる。
スピードライトとカメラとを一体化したものに
も、本発明は適用できる。
も、本発明は適用できる。
日中閃光撮影モードの検出は、選択スイツチ又
はスピードライト装着、電源スイツチON等の手
動操作の検出によるものであつても良い、また公
知の主要被写体と背景との輝度差を検出する手段
の出力によるものであつてもよい。
はスピードライト装着、電源スイツチON等の手
動操作の検出によるものであつても良い、また公
知の主要被写体と背景との輝度差を検出する手段
の出力によるものであつてもよい。
本発明によると、日中閃光撮影の場合、スピー
ドライトの発光量を通常光の影響を考慮して調節
するので、通常光の影響によつて主要被写体が露
出オーバー又は露出アンダーになるのが防止され
る。
ドライトの発光量を通常光の影響を考慮して調節
するので、通常光の影響によつて主要被写体が露
出オーバー又は露出アンダーになるのが防止され
る。
第1図は、測光光学系を示す図、第2図は、光
電素子の分割例を示す図、第3図は、本発明の第
1の実施例を示す図、第4図は、本発明の第2の
実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明、13……閃光発光手
段、A,38,A,49……制御手段、28,
NOR5……検知手段、37,48……補正手段。
電素子の分割例を示す図、第3図は、本発明の第
1の実施例を示す図、第4図は、本発明の第2の
実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明、13……閃光発光手
段、A,38,A,49……制御手段、28,
NOR5……検知手段、37,48……補正手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写界中に主要被写体が適正露出となるよう
に閃光発生手段の発光量を制御する制御手段を備
えた閃光撮影装置において、 被写界を複数領域に分割し、撮影レンズを通過
した該被写界光を測光する分割測光手段と、 前記分割測光手段の測光出力を前記撮影レンズ
の解放絞り値分だけ補正して被写界の絶縁輝度に
対応した測光出力を得る測光出力補正手段と、 前記閃光発生手段の発光による前記被写界から
の反射光を受光する調光用測光手段と、 閃光撮影モードを設定するモード設定手段と、 前記モード設定手段により設定された前記閃光
撮影モード時に、前記測光出力補正手段により補
正された前記分割測光手段からの出力レベルと基
準レベルとを比較して日中閃光撮影モードが選択
されたことを検出する検出手段と、 設定されたフイルム感度情報を出力する情報設
定手段と、 前記検出手段の出力に応動し、前記情報設定手
段により設定されたフイルム感度を補正する情報
補正手段とを具備し、 前記制御手段は、前記検出手段により前記日中
閃光撮影モードではないと検出された時には前記
情報設定手段により設定されたフイルム感度情報
及び前記調光用測光手段の測光情報に基づき、前
記閃光発生手段の発光量を制御し、また、前記検
出手段により前記日中閃光撮影モードであると検
出された時には前記情報補正手段の補正フイルム
感度情報及び前記調光用測光手段の測光情報に基
づき、前記閃光発生手段の発光量を制御すること
を特徴とする日中閃光撮影用補正装置。 2 前記検出手段は、前記分割測光手段の複数の
測光出力の補正出力に関する平均出力レベル或い
は最大出力レベルを、前記基準レベルと比較し、
前記被写界の輝度が所定の輝度を上回ることを検
知する高輝度信号を出力して日中閃光撮影モード
であることを検出し、また下回ることを検知する
と低輝度信号として一般閃光撮影モードであるこ
とを検出し、 前記日中閃光撮影と一般閃光撮影とを自動的に
選択できるようにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の日中閃光撮影用補正装置。 3 前記閃光撮影装置は、閃光装置と、該閃光装
置の装着可能であり且つ装着時に電気的に接続さ
れる撮影装置とから成り、 前記撮影装置は、前記分割測光手段と前記検出
手段と前記補正手段とを含み、 また前記閃光装置は、前記閃光発生手段と前記
調光用測光手段と前記制御手段とを含み、 前記日中閃光撮影モード時に前記撮影装置の前
記補正手段から、前記閃光装置の前記制御手段に
前記補正フイルム感度情報を出力することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の日中閃光撮影
用補正装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56053133A JPS57168239A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Correcting device for daylight flash photography |
US06/366,073 US4429969A (en) | 1981-04-10 | 1982-04-06 | Exposure control device of camera for flash exposure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56053133A JPS57168239A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Correcting device for daylight flash photography |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57168239A JPS57168239A (en) | 1982-10-16 |
JPH037086B2 true JPH037086B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=12934312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56053133A Granted JPS57168239A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Correcting device for daylight flash photography |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57168239A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858526A (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-07 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの絞り制御装置 |
JPS5888729A (ja) * | 1981-11-21 | 1983-05-26 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの閃光撮影用露出制御装置 |
JPS5975231A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Minolta Camera Co Ltd | 閃光撮影装置 |
JPS5999423A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-08 | Minolta Camera Co Ltd | 閃光撮影装置 |
JPS5984227A (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-15 | Minolta Camera Co Ltd | 閃光撮影装置 |
JPS5984229A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 自動調光方法及び装置 |
JPS5987437A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-21 | Minolta Camera Co Ltd | 閃光撮影装置 |
JPS59107334A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-21 | Minolta Camera Co Ltd | 閃光撮影装置 |
JPH077171B2 (ja) * | 1985-09-09 | 1995-01-30 | ミノルタ株式会社 | 分割測光式カメラ |
JP2632847B2 (ja) * | 1987-05-09 | 1997-07-23 | キヤノン株式会社 | カメラ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991637A (ja) * | 1972-12-30 | 1974-09-02 | ||
JPS53106031A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-14 | Asahi Optical Co Ltd | Strobo luminous control device using light measuring circuit for focal plane shutter type camera |
JPS56135832A (en) * | 1980-02-28 | 1981-10-23 | Eastman Kodak Co | Electronic flashing device |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP56053133A patent/JPS57168239A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991637A (ja) * | 1972-12-30 | 1974-09-02 | ||
JPS53106031A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-14 | Asahi Optical Co Ltd | Strobo luminous control device using light measuring circuit for focal plane shutter type camera |
JPS56135832A (en) * | 1980-02-28 | 1981-10-23 | Eastman Kodak Co | Electronic flashing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57168239A (en) | 1982-10-16 |
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