JPH0367435B2 - - Google Patents
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- JPH0367435B2 JPH0367435B2 JP61286273A JP28627386A JPH0367435B2 JP H0367435 B2 JPH0367435 B2 JP H0367435B2 JP 61286273 A JP61286273 A JP 61286273A JP 28627386 A JP28627386 A JP 28627386A JP H0367435 B2 JPH0367435 B2 JP H0367435B2
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Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は自動ミシン、主に複雑な刺繍模様の
針位置データを作成する刺繍ミシンのための針位
置データ処理装置に関するものである。 (従来の技術) 従来から自動刺繍縫いミシンにおいては針位置
データを作成する方法としては予め所定の用紙に
描かれた原図をタブレツト上に置き、この平面上
XY両方向に手で自由に移動されるように設置さ
れた位置検出機構の端子により、原図の輪郭線上
の点を指し、その点の位置情報を検出することに
より針落ち点の座標データを作成する方法が提案
されている。又、最も進んだ方法として、ビデオ
カメラから原図を読み取り、かつステツチプログ
ラムとして記憶装置に格納し、この記憶装置に格
納したデータに基づいて自動ステツチ装置を制御
する方法(特開昭58−99989号、特公昭57−8908
号)が提案されている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のタブレツトで縫目方向を
揃えるようにして位置情報を入力するにはタブレ
ツト上に基準とするものがないため、手間がかか
る問題があり、後者の方法は自動ではあつても、
模様、柄等の縫目方向を適宜選択することは不可
能であつた。 (目的) この発明の目的は前記問題点を解消するために
なされたものであつて、模様、柄等に対応して縫
目方向を適宜選択することができ、模様、柄等に
対応した縫目方向の設定を早く行なうことができ
る刺繍ミシンのための針位置データ処理装置を提
供することにある。 (問題点を解決するための手段) この発明は原画が描かれた担持体と、担持体の
原画を撮像する撮像手段と、画像表示面を有し、
前記撮像手段からの画像信号に基づいて画像表示
面に原画を表示する表示手段と、前記原画が表示
された前記表示手段の画像表示面上において、任
意の点を所望の刺繍縫目模様の輪郭点として指定
するための輪郭点指定手段と、前記指定された輪
郭点を通る輪郭線を前記表示手段に表示させる輪
郭線表示制御手段と、前記表示手段の画像表示面
に表示された輪郭線に交わる縫目方向参照線を指
定するための参照線指定手段と、前記参照線指定
手段により前記表示手段に縫目参照線を表示制御
する参照線表示制御手段と、当該輪郭線により囲
まれる領域を複数の多角形ブロツクに分割するブ
ロツクの頂点として前記縫目方向参照線と輪郭線
とが交わる点を指定するための頂点入力手段と、
各ブロツクを刺繍縫いするための縫目密度データ
を入力するための縫目密度入力手段と、前記頂点
座標データと縫目密度データとに基づいて前記各
ブロツクを刺繍縫いする針位置データを演算する
演算手段と、演算された針位置データを記憶する
記憶手段とを備えたことをその要旨とするもので
ある。 (作用) この発明の装置は、撮像手段により担持体の原
画を撮像すると、表示手段が撮像手段からの画像
信号に基づいて画像表示面に原画を表示する。 そして、輪郭点指定手段により、前記原画が表
示された前記表示手段の画像表示面上の任意の点
を所望の刺繍縫目模様の輪郭点として指定する。
すると、輪郭線表示制御手段は指定された輪郭点
を通る輪郭線を前記表示手段に表示する。 次に参照線指定手段により表示手段の画像表示
面に表示された輪郭線に交わる縫目方向線を指定
する。そして、参照線表示制御手段は参照線指定
手段により表示手段に縫目参照線を表示制御す
る。縫目方向線と輪郭線とが交わる点を頂点とし
て頂点入力手段により指定し、前記輪郭線により
囲まれる領域を複数の多角形ブロツクに分割す
る。そして、縫目密度入力手段により各ブロツク
を刺繍縫いするための縫目密度データを入力する
と、演算手段は頂点入力手段により指定されて生
成された頂点座標データと縫目密度データとに基
づいて前記各ブロツクを刺繍縫いする針位置デー
タを演算する。演算された針位置データは記憶手
段にて記憶する。 (実施例) 以下、この発明の刺繍縫いミシンに具体化した
一実施例を第1図〜第9図に従つて説明する。 ミシンアーム1はテーブル2上に配設され、そ
の前端部には針棒支持ケース3が第2図における
矢印X方向に沿つて移動可能に支持されている。
5本の針棒4は前記支持ケース3にそれぞれ上下
動可能に支持され、下端には針5がそれぞれ着脱
可能に取着されている。そして、各針には図示し
ない糸供給源から針棒支持ケース3上の糸調子器
6及び天秤7を介して種類の異なる糸が供給され
る。針選択モータ8はミシンアーム1上に配設さ
れ、前記針棒支持ケース3に駆動連結されてい
る。そして、所定の針棒選択信号が前記針選択モ
ータ8に入力された時、前記針選択モータ8は針
棒支持ケース3を移動させて、1本の針5を所定
の使用位置に選択配置するようになつている。 ミシンモータ9はミシンアーム1の後部に配設
され、その動力がミシンアーム1内の動力伝達機
構(図示しない)を介して前記使用位置の針棒4
に伝達されてその針棒4が上下動されるようにな
つている。ミシンベツド10は前記使用位置に配
置された針棒4に対向してミシンテーブル2に突
設され、前記針5との協働により加工布Wに縫目
を形成するための糸輪捕捉器(図示しない)を内
蔵している。前記針5、糸輪捕捉器等により縫目
形成手段が構成されている。 一対のY方向移動枠11(一方のみ図示)はミ
シンテーブル2の左右両側縁においてY方向へ往
復動可能に配設され、図示しないY方向駆動モー
タによつて駆動される。又、両移動枠11間には
支持棒12が架設されている。X方向移動枠13
はその基端において前記支持棒12に沿つてX方
向へ移動可能に配設され、図示しないX方向駆動
モータによつて駆動される。加工布保持手段とし
ての加工布保持枠14は前記X方向移動枠13に
装着され、加工布Wを着脱可能に保持するように
なつている。 なお、前記Y,X方向移動枠11,13、支持
棒12及びY,X方向駆動モータにより、前記針
5の上下動に同期して加工布保持枠14と針5と
の相対位置を変化させるための送り手段としての
加工布送り装置15が構成され、加工布保持枠1
4と針5との相対移動によつて加工布Wに刺繍等
の縫目模様が形成される。 次にこの実施例におけるミシンの電気的構成に
ついて説明すると、外部記憶装置16は磁気デイ
スク及びデイスク駆動装置から構成され、その磁
気デイスク装置には縫製データとしての複数の縫
目模様データが記憶されている。この実施例では
縫目模様データは前記針5と加工布保持枠14と
の相対位置を指示する多数の相対位置データ、即
ち、針落ち位置(以下縫製点という)の座標Cn
(nは整数)によつて構成されている。 中央処理装置(以下、CPUという)17は輪
郭線表示制御手段、参照線表示手段、演算手段を
含んでいる。プログラムメモリ42は読出し専用
メモリからなり、このミシンの駆動制御、及び表
示手段としてのCRTからなるデイスクプレイ3
5を駆動制御するための各種制御フログラムを格
納している。作業用メモリ43は読出し及び書込
み可能なメモリからなり、針位置データを作成す
るとき、外部記憶装置16からの針位置データを
格納するとき等、各種データ、演算結果等を一時
的に記憶する領域等を有している。 操作キーボード18上には輪郭設定モードキー
19、ラインモードキー20、スムージングモー
ドキー21、スムージングモード終了キー22、
ロードキー23、ジヨグキー24、修正モードキ
ー25、取消しキー26、一連続輪郭線終了キー
27、一画像ブロツク終了キー28、縫製データ
作成モードキー29等の各種キーが設けられ、そ
れぞれのキーが操作されたときオン信号をCPU
17に出力する。輪郭設定モードキー19は輪郭
モードを設定するときに使用され、ラインモード
キー20は輪郭点の座標を入力するとき等に使用
される。このラインモードが設定されると、順次
入力される点をその順序で直線で結ぶものであ
る。スムージングモードキー21は指定された複
数個の点を滑かに曲線で近似するときに使用さ
れ、スムージングモード終了キー22はスムージ
ングモードを終了するときに使用される。 白黒のモノトーンモードにて原画を読取る撮像
手段としてのテレビカメラ30はエリアセンサと
呼ばれるCCD素子と、それに付属した同期信号
発生用及びタイミング発生用IC等を備えた制御
ユニツトから構成され、同じく原画を読取る撮像
手段としてのイメージセンサ31はラインセンサ
と呼ばれるCCD素子を主体に同期信号発生用及
びタイミング発生用IC等を含む制御ユニツトを
備えている。両撮像手段は原画の模様の色相、明
度又は彩度若しくはそれらの組合わせに応じて
CCD素子にて検出された画像信号を調整された
灰色しきい値と比較し、白色及び黒色の間の任意
の強度の灰色値を有する各画素をより明るい画素
とより暗い画素とに分類して2値化し、その2値
化した信号をビデオインタフエイス33を介して
CPU17に出力する。 なお、特に種々の色がラツプしている且つ縁取
りのない原画を読取る場合は各々の色と関連した
色フイルターを用いたり、色調設定値を種々選択
して所用の画像を得る方法をとる必要がある。こ
れらは公知である写真製版によるカラー印刷の技
術を援用することで解決できる。そして、CPU
17はその画像信号に基づきインタフエイス3
6、CRT駆動回路34を介してデイスプレイ3
5を表示駆動する。 輪郭点指定手段、頂点入力手段及び参照線指定
手段としてのライトペン37は位置検出回路3
8、インタフエイス36を介してCPU17に接
続され、デイスプレイ34上の画面を指したと
き、その指したポイントに基づいて位置検出手段
としての位置検出回路38は指示したポイントの
位置座標(以下、画像座標という)を検出し、
CPU17はその画像座標を画像メモリ44に記
憶する。又、画像メモリ44は輪郭線を指定確定
する際に確定された点群及び縫目方向参照線を参
照してブロツク化の処理が行なわれた時点での点
群(ターニングポイント)の画面上の位置を表わ
す座標値をそれらを結ぶ線(曲線を含む)ととも
に一画面そのまま記憶するようになつている。な
お、操作キーボード18に設けられた画像切替え
キー(図示しない)により選択的にテレビカメラ
30又はイメージセンサ31が読取つた画像信号
に基づいて信号にてデイスプレイ35に表示す
る。 駆動回路39,40,41はインタフエイス3
6を介してCPU17に接続され、CPU17から
の制御信号に基づいて針選択モータ8、ミシンモ
ータ9、加工布送り装置15をそれぞれ制御駆動
する。 さて、上記のように構成された針位置データ処
理装置によるサテン縫いのためのデータ入力を説
明する。 図示しない電源スイツチを投入し、針位置デー
タ処理装置のCPU17を有効化する。次に、原
画をテレビカメラ30又はイメージセンサ31に
て撮像すべくセツトし、画像切替えキーにて現在
原画Gを撮つている読取り手段に切替えCRTデ
イスプレイ35に画像を表示する(この実施例で
はテレビカメラ30による画像にて画面に表示)。
なお、原画は写真、既に加工布Wに縫製された刺
繍模様のサンプルであつてもよい。 今デイスプレイ35の画面35aにJパターン
51及びHパターン52が表示された場合、操作
キーボード18のエンベロープ線設定を兼用する
基準線設定キー(図示しない)のオン操作と、ラ
インペン37で画面35a上の所望の位置(ポイ
ントA)を指示することによりCPU17は制御
プログラムに基づいて参照すべき水平基準ライン
53を画面35a上に表示する。そして、両パタ
ーン51,52が画面35aの設定範囲内に納ま
るようにかつ、参照すべき水平基準ライン53が
原画Gの水平と同一になるようカメラ30の高さ
及びカメラ30と原画Gとを相対回転又は相対移
動することにより位置を合わせる。又、操作キー
ボード18上のデータ入力手段としての縫目ピツ
チ設定キー47及び数字キー48のキー入力によ
り縫目ピツチをCPU17に出力し、CPU17は
作業用メモリ43の所定記憶領域に記憶する。 次に画面35a上においてJ又はHパターンの
周囲に位置するポイントB点をラインペン37に
て指示することにより自動ミシンの加工布送り装
置15のX方向に対応するX方向エンベロープ線
54を表示させ、同様にC,D点を指示すること
により、同じく加工布送り装置15のY方向に対
応するY方向エンベロープ線55a,55bを表
示するとともに、X方向及びY方向のエンベロー
プ線のうち、少なくとも一方向が画面35a上に
おける画像表示範囲56の境界線56aと同一に
なるように表示画像の拡大変換を操作キーボード
18からの拡大キー(図示しない)操作に基づい
て行う。この時、変換は画像表示範囲56の左下
の点Eと、Y方向のエンベロープ線55a及びX
方向エンベロープ線(水平基準線)53との交点
Fとを一致させるとともに、原画Gのパターンの
Y方向の長さYAを基準として画像表示範囲56
におけるY方向範囲内にパターンが入るように
し、X方向はY方向の拡大比率と同一比率にする
のがよい。この時点でデイスプレイ35の画素と
これから作成していく縫い模様の大きさおよび縫
いデータとの比率が固定され、作業用メモリ43
の所定の記憶領域にその変換比率が記憶される。 例えば画素表示範囲56のY方向長さYDが
400ドツト、X方向長さXDは600ドツトのドツト
表示で表示されるようになつているとする。一
方、パターンのX方向長さXA=100、パターン
のY方向長さYA=80mmであるとすると、 画像表示範囲56のY方向の1ドツトは YA/400=80/400=0.2mm 即ち、0.2mmの分解能であり、この0.2mmをX方
向に当はめれば XA/XD1=0.2 (XD1は拡大後のパターン長さを表わすドツト
数) XA=100であるから XD1=100/0.2=500 即ち、パターンの拡大後のX方向は500ドツト
で表示される。 そのため、第5図に示すようにY方向エンベロ
ープ線55bは残ることになる。前記のように所
望に拡大した後、Y方向エンベロープ線55bを
消去すべくライトペン37にてY方向エンベロー
プ線55bを指示した後、操作シーボード18の
取消しキー26のオン操作すると、CPU17は
Y方向エンベロープ線55bを画面35aから消
去する。なお、原画Gの寸法に関係なく、縫い上
がり寸法を指定入力してもよく、又、XAの寸法
を基準としてもよく、もちろん、X方向及びY方
向の変換比率がそれぞれ異なつていても良いの
で、前のエンベロープ線を画像表示範囲いつぱい
になるように拡大、縮小してもよい。 (1) 輪郭点データ入力 次に画像の輪郭点を入力するステツプについ
て説明する。 なお、本実施例では縫われるべき刺繍模様の
大きさは加工布送り装置15の最小分解能の整
数倍の値であるとし、本実施例で使用される座
標系とはドツトによる画面の画像座標系と加工
送り装置15の分解能による針位置データ座標
系との2つを主とする。一方、CPU17にお
いて演算処理中に用いる数値はデイスプレイ3
5上の点の位置をライトペン37にて画像座標
系で入力されたデータを真数値座標系に変換処
理し、それらの演算結果は作業用メモリ43の
所定の領域にそれぞれ格納されるとともに、針
位置データとして保存されるときには外部記憶
装置16に真数値座標系で記憶される。 そして、真数値座標系のデータはデイスプレ
イ35に画面表示するときは画像座標系に、及
び加工布送り装置15を駆動制御して、縫目を
形成する為の針位置データ化を行う場合は、針
位置データ座標系にそれぞれ座標変換させるも
のとし、以後の説明においては必要に応じてこ
れらの座標変換を適宜行なつているものとして
座標系間における座標変換の説明を説明の便宜
上省略する。 第6図において作業者は輪郭設定モードキー
19をオン操作して輪郭設定モードにし、画像
35a上に表示されているJパターン51の輪
郭に沿つてライトペン37を用いて輪郭点をP
1から順次P15まで入力していく。このと
き、操作キーボード18から2つのモードが適
宜選択される。 まず、ラインモードキー20をキー入力して
ラインモードに設定し、この縫目模様の基準点
として第4図で使用した画像表示範囲56の左
下のポイントFを採る。この基準点というのは
縫いサイクル終了時、自動的に相対針位置をこ
のポイントFにもつてくるためのものである。
なお、このポイントFは縫いサイクルのスター
ト位置に当るものであつても良く、又、別の縫
目模様とコンビネーシヨンする時の参照点とし
てこの模様のX及びY方向の大きさを決める基
準点として使用してもよい。 次にP1点をライトペン37で画面の画像表
示範囲56内の画像を参照しながら、且つ作業
者の判断を混じえて入力する。この入力は画像
の輪郭上のエツジポイントを採つても良いし、
画像上のエツジポイントから離間した点を採つ
ても良い。ライトペン37で入力されたデータ
に基づいてCPU17は指示された点P1をデ
イスプレイ35の画面35aに点滅表示する。
所望の位置であればロードキー23をキー入力
してこの点を固定する(即ち点滅表示を解除し
て無点滅表示にする)。 尚、一点ずつ入力するのは繁雑になるので、
最も新しい入力ポイントを点滅表示にしてお
き、次の点ライトペン37で入力してもよい。
するとCPU17は先のP1点を自動的に固定
し、その時に入力された点を点滅させる。な
お、輪郭設定モード時において基準点(この実
施例ではポイントF)から最初に入力されたP
1点の間は直線で結ばれないようになつてい
る。 次に操作キーボード18からラインモードキ
ー20をキー入力し、ラインモードに設定す
る。その後、P2点を前記と同様選択指示する
と、CPU17は画面35a上のP1点を常灯
しP2点を点滅させる。そして、ロードキー2
3を入力することによりP2点も常灯として固
定すると、CPU17は両点P1・P2の間を
直線で結んだ輪郭線を表示する。尚、CPU1
7はそれらの二点間が直線で結ばれたのか曲線
で結ばれたのか線種類情報を作業用メモリ43
に記憶するようになつている。 次に画面35a上のP2点〜P3点〜P4点
の間は曲線としたいので改めて操作キーボード
18のスムージングモードキー21をキー入力
する。このスムージングモードでP3点,P4
点とライトペン37にて順次選択指示してい
き、P4点を選択指示した後スムージングモー
ド終了キー22をキー入力する。すると、
CPU17はP2点〜P3点〜P4点を滑かに
結ぶ曲線を表示しその曲線を点滅する。尚、P
3点とP2点との間、P3点とP4点との間は
1点以上を指示すれば精度を上げる上で望まし
い。 尚P3点が仮に指示されない場合はP2・P
4間を直径とする半円弧がP2点→P4点とい
う方向に関連して左右いずれかの側方に作られ
ることになる。又、点滅状態のP2点〜P3点
〜P4点を結ぶ曲線が意図した曲線でない時、
取消しキー26をキー入力すると、CPU17
はそのオン信号に基づいてP2点は残してP3
点、P4点を消し、それを結ぶ曲線をも消す。
そして、改めて操作キーボード18からスムー
ジングモードキー21をキー入力して前述と同
様に新たなP3点,P4点を入力し直す。 意図した曲線が得られたら、次にP4点〜P
11点迄の各点間を直線で結ぶべくラインモー
ドキー20をキー入力してラインモードとし、
P5点以下順次ライトペン37を用いてそれぞ
れポイントを選択指示し、P4点〜P11点迄
の各点間を直線で表示する。次にP11点〜P
15点迄の各点間をそれぞれ曲線で結ぶべくス
ムージングモードキー21をキー入力してスム
ージングモードとし、P12点以下順次ライト
ペン37を用いてそれぞれ点を選択指示し、P
11点〜P15点迄の各点間を曲線で表示す
る。 そして、P15点が点滅している状態又は固
定され常灯している状態のいずれの状態の場合
にも操作キーボード18から一連続輪郭線終了
キー27のキー入力がされると、CPU17は
P15点とP1点との間を直線で点滅表示す
る。尚、スムージングモードでP12点〜P1
3点〜P14点〜P15点と選択指示した場
合、スムージングモード終了キー22のキー入
力に先だつて一画像ブロツク終了キー28のキ
ー入力をした場合には、P15点に続いて既に
固定されているP1点間をスムージングすべき
終りの点として援用する。そして、この時点で
スムージングモート終了キー22を入力する
と、前記と同様にP12点〜P13点〜P14
点〜P15点〜P1点を滑かに結ぶ曲線を
CPU17は演算し、点滅する曲線として表示
する。このようにしてP15・P1間を点滅す
る直線又は曲線で表示した後、ロードキー23
のキー入力により点滅している前記直線又は曲
線を常灯表示する。 この結果、Jパターン51に基づいた輪郭線
51aが決定され、このようにして選択指定し
て固定された各P1〜P15の点は画の輪郭の
ターニングポイント(変曲区分点)となる。そ
して、輪郭点は入力するとき、固定された順に
F点から順次作業用メモリ43の所定の記憶領
域に座標(X,Y)が記憶され、そのX,Yの
位置はF点を絶対原点とした座標位置として記
憶される。 同様にHパターン52もライトペン37等に
て輪郭点P20〜P31を選択指示して固定し
て輪郭線52aを表示させる。このとき、それ
ぞれの輪郭点の座標は同様にF点からの座標位
置として順次作業用メモリ43の所定の記憶領
域に格納される。尚、採用した輪郭点の位置が
所望の位置でない時、その点が点滅している間
であればキーボード18上のジヨグキー24を
操作すると、そのときのキー入力に基づいて
CPU17は任意の方向にドツトピツチで輪郭
点を移動させる。既に固定している輪郭点を修
正したい場合はこの輪郭設定モード終了キー
(図示しない)のキー入力後、次の修正モード
にて行う。 (2) 修正モード 修正モードキー25をキー入力すると、
CPU17は修正モードに設定する。そして、
固定された輪郭点は作業用メモリ43に所定領
域に順次格納されているので数字キー48でス
テツプ数をキーインすることにより、修正すべ
き輪郭点を選択する。続いて、ジヨグキー24
を操作すると、そのキー入力に基づいてCPU
17は該輪郭点をドツト単位で移動し、その点
を点滅表示する。このとき、修正すべき輪郭点
に係る直線又は曲線の表示をCPU17は解消
する。さらに、操作キーボード上18の固定キ
ー(図示しない)のキー入力によりCPU17
は点滅表示を常灯表示して固定化し、CPU1
7は前記修正すべき輪郭点と、その輪郭点に隣
接する輪郭点との間が直線か曲線で結んでいた
かの線種類情報を作業用メモリ43から読出
し、その線種類情報に基づいて新たに修正され
た輪郭点と隣接する輪郭点の間を演算して両点
間を直線又は曲線で結ぶ。尚、既に固定された
輪郭点の間にさらに輪郭点を追加する場合には
操作キーボード18上の追加モードキー(図示
しない)をキー入力すると、CPU17は追加
モードに設定する。次にライトペン37により
新たに追加すべき輪郭点をどの輪郭点間に追加
するかを選択するために既に固定している互い
に隣接する一対の輪郭点をライトペン73で指
示選択する。 続いて、追加するべき輪郭点と隣接する一方
の輪郭点(最初に輪郭点を入力したときにより
早く入力された方の輪郭点)とを直線又は曲線
で結ぶかをラインモードキー20又はスムージ
ングモードキー21にてモード選択した後、追
加すべき点をライトペン37にて1つ以上指示
する。その後、ロードキー23をキー入力する
と、CPU17は追加した輪郭点を固定すると
ともに、その追加した輪郭点と隣接する一方の
輪郭点とを選択されたモードがラインモード
か、スムージングモードから従つて演算して直
線又は曲線に結ぶ。図中、P16点、P17
点、P18点、P19点はこのようにして新た
に追加された輪郭点である。 (3) ブロツク毎の針位置データの作成 次に、操作キーボード18の針位置データ作
成モード29をキー入力すると、CPU17は
データ基準点(スタート点)としてF点を点滅
させて相対位置を明示し、針位置データ作成モ
ードにする。次に、操作キーボード18に設け
た設定手段としてのレフアランススリツトモー
ドキー49をキー入力すると、CPU17はレ
フアランススリツトモードに設定する。又、こ
のとき作業者は縫目方向参照線(レフアランス
スリツト)の傾き(画面35aにおける水平
方向から時計方向に傾いている角度をいう)を
角度設定キー50にて設定すると、CPU17
はこの傾きを作業用メモリ43の所定の記憶
領域に格納する。 そして、このレフアランススリツトモードに
おいては作業者は前記表示された輪郭線上の任
意の点を指示することにより、その指示した点
を通る傾きを有する参照線を画面35a上に
表示し、表示された参照線と当該パターンの他
の輪郭線との交点を求める処理を行なう。すな
わち、第7図においてライトペン37にてP6
点を選択指定すると、CPU17はP6点の位
置座標と、P6点を通り傾きを有する縫目方
向参照線S1を画像表示範囲56内に表示す
る。そして、この参照線S1にて分割される輪
郭上の点を出すため、次に作業者はライトペン
37にてP7点とP8点とを選択指定する。す
ると、CPU17はP7点とP8点とを結ぶ輪郭線
と参照線S1との交点の座標を演算し、求めた
交点P34を画像表示範囲56に参照線S1の表
示とは異なる輝度で表示する。 又、同様にP5点をライトペン37にて選択
指定して、P5点を通る傾きを有する参照線
S2を表示し、次に、P7点とP8点とを選択
指定して、P7点とP8点とを結ぶ輪郭線と参
照線S2との交点を求め、求めた交点P35を
画像表示範囲56に参照線S2の表示とは異な
る輝度表示する。以下、同様の手順を行うこと
により輪郭線51aの輪郭点P10,P8,P
10,P1,P16,P15,P14,P4を
それぞれ通る参照線Sn(nは整数)と輪郭線5
1aとの他の交点P36,P37,P38,P
39,P40,P41,P42,P43を表示
する。 又、CPU17は前記交点の位置を演算して
求め、その交点を画面35aに表示したとき、
ライトペン37にて指定選択した輪郭点と、求
めた交点とを結ぶ直線S1a〜S10aのみ表
示し、参照線の他の要素をその度に画面から消
去する。このようにして輪郭線内を参照線を参
照して第8図に示すようにB1〜B13のブロツ
クを行なう。 次に区分したブロツク毎に針位置データを作
成する場合について説明する。 第8図に示すようにB1〜B13の各々のブロ
ツクをこの順でサテンでうめる場合について述
べる。まず、縫目密度を操作キーボード18に
設けた縫目密度設定キー46にて設定(これら
の値は再指定のない限り作業用メモリ43に保
存され、そのたびに用いられる)し、ライトペ
ン37にてブロツクB1の頂点101,102,
103の順に指定した後、ロードキー23をキ
ー入力する。なお、頂点102,103は前記
直線S6a上にとるが、このとき指定する頂点
は輪郭線51a上でもよいし、輪郭線51aか
ら離間した位置であつてもよい。いずれの場合
にもライトペン37にて指示した画面上35a
のポイントが選択指定されたものとCPU17
は判断する。 そして、CPU17は頂点101の画像座標
D101(XD101、YD101)は変換比率からこれを針
位置データ座標に置換えると、 C101(X、Y)=(XC101、YC101) となる。以下、頂点102の針位置データ座標
(XC102、YC102)、頂点103の針位置データ座
標(XC103、YC103)をCPU17は演算し、さら
に縫目密度N(1mm当りN本の糸が渡る)を作
業用メモリ43から読出し、頂点102,10
3間の中点M1-2の座標の座標を下記の式に従
つて演算する。 中点M1-2のCM1-2=[XMa、YMa]=[(XC101+XC102)
/2、(YC101+YC102/2] 続いて中点M1-2と頂点101を直線で結んで
この距離lB1を割出し、 lB1=√(C101−Ma)2+(C101−Ma)2 これを縫目密度Nで掛けて、分割数m1を求め
る。 N×lB1=m1 そして、CPU17はこのm1で頂点101と頂
点102とを結ぶ直線素を割り、分割点110,
111,112の座標を割出す。同様にCPU1
7は頂点101と頂点103とを結ぶ直線素をも
割り、分割点120,121,122の座標を割
出す。そして、CPU17は各点の座標に基づき
加工布送り装置15の送り量及び縫製方向からな
る針位置データを下記の順に演算し、その演算結
果を外部記憶装置16に記憶する。 頂点101→分割点110→分割点121→分
割点112→頂点103 同様にブロツクB2の場合は四角形とみなして
縫目密度設定キー46で縫目密度を適正な数値に
入れなおした後、頂点201,202をライトペ
ン37にて入力した後、ロードキー23をキー入
力する。すると、CPU17は頂点201の画像
座標D201(XD201、YD201)及び頂点202の画像
座標D202(XD202、YD202)をそれぞれ針位置デー
タ座標に置換えて(XC201、YC201)、(XC202、
YC202)とし、さらに縫目密度N(1mm当りN本の
糸が渡る)を作業用メモリ43から読出し、頂点
201,202間の中点M2-3の座標を下記の式
に従つて演算する。 M2-3のCM2-3=[XMb、YMb]=[(XC201+XC202)/
2、(YC201+YC202/2] 続いて前記ブロツクB1のときにその座標を記
憶した中点M1-2と前記中点M2-3を直線で結んで
この距離lB2を割出し、 lB2=√(Ma−Mb)2+(Ma−Mb)2 これを縫目密度Nで掛けて、分割数m2を求め
る。 N×lB2=m2 そして、CPU17はこのm2で頂点102と頂
点201とを結ぶ直線素を割り、分割点210,
211,212の座標を割出す。同様にCPU1
7は頂点103と頂点202とを結ぶ直線素をも
割り、分割点220,221,222の座標を割
出す。そして、CPU17は各点の座標に基づき
加工布送り装置15の送り量及び縫製方向からな
る針位置データを下記の順に演算し、その演算結
果を外部記憶装置16に記憶する。 頂点103→分割点210→分割点221→分
割点212→頂点202 以下、ブロツクBが三角形である場合にはブロ
ツクB1と同様に、四角形である場合にはブロツ
クB2と同様にして以下B3〜B12における針位置
データを作成する。 なお、原画においてJ、Hの縁取りが行われて
いる場合には画面35aの色調を変えるだけでそ
の画像上のJパターン51、Hパターン52の縁
取りのみきわただせることが容易であるが、この
様な縁取りの無い場合、表示画面35aの各画素
即ち、各ドツトの内容の内、色調の階層(インテ
ンシテイ強化)を参照することにより、水平又は
垂直又は両方向を順次走査し、あるインテンシテ
イ以上の階層変化のあつたドツトを輪郭点と認知
し、この様な点の集合を改めて輪郭線として表示
させる自動プログラムや、画像の輪郭線上の点で
明白にエツジポイント(ターニングン点)と判断
できる点を自動的に表示して作業者をサポートす
るプログラムが採用されても助けになる。 なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば輪郭点と認知された点の集合を
水平又は垂直又はこれらの両方向から走査し、走
査ライン上前述の点が1点から始まり、次に走査
ライン上ではその点の近傍で2点以上になつた点
又は逆にある走査ライン上で近接していた2点が
次の走査ライン上では1点となつたその点等をエ
ツジポイントとして、他の輪郭を表わす点群とは
表示上異なるように、例えば特定のサイクル数で
の点滅、又はカラーデイスプレイであれば特定の
色を付けて表示し、前述のターニングポイント選
択指定時の参考点として作業者を援助するととも
に、作業者がライトペン37でこれらのエツジポ
イントの近傍を選択指定した時、自動的にこのエ
ツジポイントが選択されたものとする自動ソフト
なども有効である。 又、前記実施例ではライトペン37を採用した
がデイスプレイ35上はマウス、タブレツトでポ
イントを表示して入力する方法もなんらさしつか
えない。さらに、輪郭線が表示されたとき、輪郭
点を輪郭線と区別できるように点滅又は色分表示
してもよく、又、画像の輪郭点を予めデイスプレ
イ35画面35a上にきわだたせて表示する表示
用プログラムが援助用に採用されても良い。 さらに、前記実施例では画面35a上には画像
座標系に基づいて縫製点を表示するようにしてい
るが、その代りに真数値座標系ににて画像表示し
たり、実際の針落ち点となる針位置データ座標系
にて画像表示したり、又、その両方の表示切替え
が可能に表示してもよいことは勿論のことであ
る。 (発明の効果) 以上詳述したようにこの発明は模様、柄等に対
応して縫目方向を適宜選択することができ、模
様、柄等に対応した縫目方向の設定を早く行なう
ことができ、データ入力のスピードアツプを図る
ことができる。さらに、この発明は原画を参照し
ながら自由に輪郭線を設定できるため、原画の形
状を若干修正して使いたい場合にも原画そのもの
を作成し直す必要がない等優れた効果を奏する。
針位置データを作成する刺繍ミシンのための針位
置データ処理装置に関するものである。 (従来の技術) 従来から自動刺繍縫いミシンにおいては針位置
データを作成する方法としては予め所定の用紙に
描かれた原図をタブレツト上に置き、この平面上
XY両方向に手で自由に移動されるように設置さ
れた位置検出機構の端子により、原図の輪郭線上
の点を指し、その点の位置情報を検出することに
より針落ち点の座標データを作成する方法が提案
されている。又、最も進んだ方法として、ビデオ
カメラから原図を読み取り、かつステツチプログ
ラムとして記憶装置に格納し、この記憶装置に格
納したデータに基づいて自動ステツチ装置を制御
する方法(特開昭58−99989号、特公昭57−8908
号)が提案されている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のタブレツトで縫目方向を
揃えるようにして位置情報を入力するにはタブレ
ツト上に基準とするものがないため、手間がかか
る問題があり、後者の方法は自動ではあつても、
模様、柄等の縫目方向を適宜選択することは不可
能であつた。 (目的) この発明の目的は前記問題点を解消するために
なされたものであつて、模様、柄等に対応して縫
目方向を適宜選択することができ、模様、柄等に
対応した縫目方向の設定を早く行なうことができ
る刺繍ミシンのための針位置データ処理装置を提
供することにある。 (問題点を解決するための手段) この発明は原画が描かれた担持体と、担持体の
原画を撮像する撮像手段と、画像表示面を有し、
前記撮像手段からの画像信号に基づいて画像表示
面に原画を表示する表示手段と、前記原画が表示
された前記表示手段の画像表示面上において、任
意の点を所望の刺繍縫目模様の輪郭点として指定
するための輪郭点指定手段と、前記指定された輪
郭点を通る輪郭線を前記表示手段に表示させる輪
郭線表示制御手段と、前記表示手段の画像表示面
に表示された輪郭線に交わる縫目方向参照線を指
定するための参照線指定手段と、前記参照線指定
手段により前記表示手段に縫目参照線を表示制御
する参照線表示制御手段と、当該輪郭線により囲
まれる領域を複数の多角形ブロツクに分割するブ
ロツクの頂点として前記縫目方向参照線と輪郭線
とが交わる点を指定するための頂点入力手段と、
各ブロツクを刺繍縫いするための縫目密度データ
を入力するための縫目密度入力手段と、前記頂点
座標データと縫目密度データとに基づいて前記各
ブロツクを刺繍縫いする針位置データを演算する
演算手段と、演算された針位置データを記憶する
記憶手段とを備えたことをその要旨とするもので
ある。 (作用) この発明の装置は、撮像手段により担持体の原
画を撮像すると、表示手段が撮像手段からの画像
信号に基づいて画像表示面に原画を表示する。 そして、輪郭点指定手段により、前記原画が表
示された前記表示手段の画像表示面上の任意の点
を所望の刺繍縫目模様の輪郭点として指定する。
すると、輪郭線表示制御手段は指定された輪郭点
を通る輪郭線を前記表示手段に表示する。 次に参照線指定手段により表示手段の画像表示
面に表示された輪郭線に交わる縫目方向線を指定
する。そして、参照線表示制御手段は参照線指定
手段により表示手段に縫目参照線を表示制御す
る。縫目方向線と輪郭線とが交わる点を頂点とし
て頂点入力手段により指定し、前記輪郭線により
囲まれる領域を複数の多角形ブロツクに分割す
る。そして、縫目密度入力手段により各ブロツク
を刺繍縫いするための縫目密度データを入力する
と、演算手段は頂点入力手段により指定されて生
成された頂点座標データと縫目密度データとに基
づいて前記各ブロツクを刺繍縫いする針位置デー
タを演算する。演算された針位置データは記憶手
段にて記憶する。 (実施例) 以下、この発明の刺繍縫いミシンに具体化した
一実施例を第1図〜第9図に従つて説明する。 ミシンアーム1はテーブル2上に配設され、そ
の前端部には針棒支持ケース3が第2図における
矢印X方向に沿つて移動可能に支持されている。
5本の針棒4は前記支持ケース3にそれぞれ上下
動可能に支持され、下端には針5がそれぞれ着脱
可能に取着されている。そして、各針には図示し
ない糸供給源から針棒支持ケース3上の糸調子器
6及び天秤7を介して種類の異なる糸が供給され
る。針選択モータ8はミシンアーム1上に配設さ
れ、前記針棒支持ケース3に駆動連結されてい
る。そして、所定の針棒選択信号が前記針選択モ
ータ8に入力された時、前記針選択モータ8は針
棒支持ケース3を移動させて、1本の針5を所定
の使用位置に選択配置するようになつている。 ミシンモータ9はミシンアーム1の後部に配設
され、その動力がミシンアーム1内の動力伝達機
構(図示しない)を介して前記使用位置の針棒4
に伝達されてその針棒4が上下動されるようにな
つている。ミシンベツド10は前記使用位置に配
置された針棒4に対向してミシンテーブル2に突
設され、前記針5との協働により加工布Wに縫目
を形成するための糸輪捕捉器(図示しない)を内
蔵している。前記針5、糸輪捕捉器等により縫目
形成手段が構成されている。 一対のY方向移動枠11(一方のみ図示)はミ
シンテーブル2の左右両側縁においてY方向へ往
復動可能に配設され、図示しないY方向駆動モー
タによつて駆動される。又、両移動枠11間には
支持棒12が架設されている。X方向移動枠13
はその基端において前記支持棒12に沿つてX方
向へ移動可能に配設され、図示しないX方向駆動
モータによつて駆動される。加工布保持手段とし
ての加工布保持枠14は前記X方向移動枠13に
装着され、加工布Wを着脱可能に保持するように
なつている。 なお、前記Y,X方向移動枠11,13、支持
棒12及びY,X方向駆動モータにより、前記針
5の上下動に同期して加工布保持枠14と針5と
の相対位置を変化させるための送り手段としての
加工布送り装置15が構成され、加工布保持枠1
4と針5との相対移動によつて加工布Wに刺繍等
の縫目模様が形成される。 次にこの実施例におけるミシンの電気的構成に
ついて説明すると、外部記憶装置16は磁気デイ
スク及びデイスク駆動装置から構成され、その磁
気デイスク装置には縫製データとしての複数の縫
目模様データが記憶されている。この実施例では
縫目模様データは前記針5と加工布保持枠14と
の相対位置を指示する多数の相対位置データ、即
ち、針落ち位置(以下縫製点という)の座標Cn
(nは整数)によつて構成されている。 中央処理装置(以下、CPUという)17は輪
郭線表示制御手段、参照線表示手段、演算手段を
含んでいる。プログラムメモリ42は読出し専用
メモリからなり、このミシンの駆動制御、及び表
示手段としてのCRTからなるデイスクプレイ3
5を駆動制御するための各種制御フログラムを格
納している。作業用メモリ43は読出し及び書込
み可能なメモリからなり、針位置データを作成す
るとき、外部記憶装置16からの針位置データを
格納するとき等、各種データ、演算結果等を一時
的に記憶する領域等を有している。 操作キーボード18上には輪郭設定モードキー
19、ラインモードキー20、スムージングモー
ドキー21、スムージングモード終了キー22、
ロードキー23、ジヨグキー24、修正モードキ
ー25、取消しキー26、一連続輪郭線終了キー
27、一画像ブロツク終了キー28、縫製データ
作成モードキー29等の各種キーが設けられ、そ
れぞれのキーが操作されたときオン信号をCPU
17に出力する。輪郭設定モードキー19は輪郭
モードを設定するときに使用され、ラインモード
キー20は輪郭点の座標を入力するとき等に使用
される。このラインモードが設定されると、順次
入力される点をその順序で直線で結ぶものであ
る。スムージングモードキー21は指定された複
数個の点を滑かに曲線で近似するときに使用さ
れ、スムージングモード終了キー22はスムージ
ングモードを終了するときに使用される。 白黒のモノトーンモードにて原画を読取る撮像
手段としてのテレビカメラ30はエリアセンサと
呼ばれるCCD素子と、それに付属した同期信号
発生用及びタイミング発生用IC等を備えた制御
ユニツトから構成され、同じく原画を読取る撮像
手段としてのイメージセンサ31はラインセンサ
と呼ばれるCCD素子を主体に同期信号発生用及
びタイミング発生用IC等を含む制御ユニツトを
備えている。両撮像手段は原画の模様の色相、明
度又は彩度若しくはそれらの組合わせに応じて
CCD素子にて検出された画像信号を調整された
灰色しきい値と比較し、白色及び黒色の間の任意
の強度の灰色値を有する各画素をより明るい画素
とより暗い画素とに分類して2値化し、その2値
化した信号をビデオインタフエイス33を介して
CPU17に出力する。 なお、特に種々の色がラツプしている且つ縁取
りのない原画を読取る場合は各々の色と関連した
色フイルターを用いたり、色調設定値を種々選択
して所用の画像を得る方法をとる必要がある。こ
れらは公知である写真製版によるカラー印刷の技
術を援用することで解決できる。そして、CPU
17はその画像信号に基づきインタフエイス3
6、CRT駆動回路34を介してデイスプレイ3
5を表示駆動する。 輪郭点指定手段、頂点入力手段及び参照線指定
手段としてのライトペン37は位置検出回路3
8、インタフエイス36を介してCPU17に接
続され、デイスプレイ34上の画面を指したと
き、その指したポイントに基づいて位置検出手段
としての位置検出回路38は指示したポイントの
位置座標(以下、画像座標という)を検出し、
CPU17はその画像座標を画像メモリ44に記
憶する。又、画像メモリ44は輪郭線を指定確定
する際に確定された点群及び縫目方向参照線を参
照してブロツク化の処理が行なわれた時点での点
群(ターニングポイント)の画面上の位置を表わ
す座標値をそれらを結ぶ線(曲線を含む)ととも
に一画面そのまま記憶するようになつている。な
お、操作キーボード18に設けられた画像切替え
キー(図示しない)により選択的にテレビカメラ
30又はイメージセンサ31が読取つた画像信号
に基づいて信号にてデイスプレイ35に表示す
る。 駆動回路39,40,41はインタフエイス3
6を介してCPU17に接続され、CPU17から
の制御信号に基づいて針選択モータ8、ミシンモ
ータ9、加工布送り装置15をそれぞれ制御駆動
する。 さて、上記のように構成された針位置データ処
理装置によるサテン縫いのためのデータ入力を説
明する。 図示しない電源スイツチを投入し、針位置デー
タ処理装置のCPU17を有効化する。次に、原
画をテレビカメラ30又はイメージセンサ31に
て撮像すべくセツトし、画像切替えキーにて現在
原画Gを撮つている読取り手段に切替えCRTデ
イスプレイ35に画像を表示する(この実施例で
はテレビカメラ30による画像にて画面に表示)。
なお、原画は写真、既に加工布Wに縫製された刺
繍模様のサンプルであつてもよい。 今デイスプレイ35の画面35aにJパターン
51及びHパターン52が表示された場合、操作
キーボード18のエンベロープ線設定を兼用する
基準線設定キー(図示しない)のオン操作と、ラ
インペン37で画面35a上の所望の位置(ポイ
ントA)を指示することによりCPU17は制御
プログラムに基づいて参照すべき水平基準ライン
53を画面35a上に表示する。そして、両パタ
ーン51,52が画面35aの設定範囲内に納ま
るようにかつ、参照すべき水平基準ライン53が
原画Gの水平と同一になるようカメラ30の高さ
及びカメラ30と原画Gとを相対回転又は相対移
動することにより位置を合わせる。又、操作キー
ボード18上のデータ入力手段としての縫目ピツ
チ設定キー47及び数字キー48のキー入力によ
り縫目ピツチをCPU17に出力し、CPU17は
作業用メモリ43の所定記憶領域に記憶する。 次に画面35a上においてJ又はHパターンの
周囲に位置するポイントB点をラインペン37に
て指示することにより自動ミシンの加工布送り装
置15のX方向に対応するX方向エンベロープ線
54を表示させ、同様にC,D点を指示すること
により、同じく加工布送り装置15のY方向に対
応するY方向エンベロープ線55a,55bを表
示するとともに、X方向及びY方向のエンベロー
プ線のうち、少なくとも一方向が画面35a上に
おける画像表示範囲56の境界線56aと同一に
なるように表示画像の拡大変換を操作キーボード
18からの拡大キー(図示しない)操作に基づい
て行う。この時、変換は画像表示範囲56の左下
の点Eと、Y方向のエンベロープ線55a及びX
方向エンベロープ線(水平基準線)53との交点
Fとを一致させるとともに、原画Gのパターンの
Y方向の長さYAを基準として画像表示範囲56
におけるY方向範囲内にパターンが入るように
し、X方向はY方向の拡大比率と同一比率にする
のがよい。この時点でデイスプレイ35の画素と
これから作成していく縫い模様の大きさおよび縫
いデータとの比率が固定され、作業用メモリ43
の所定の記憶領域にその変換比率が記憶される。 例えば画素表示範囲56のY方向長さYDが
400ドツト、X方向長さXDは600ドツトのドツト
表示で表示されるようになつているとする。一
方、パターンのX方向長さXA=100、パターン
のY方向長さYA=80mmであるとすると、 画像表示範囲56のY方向の1ドツトは YA/400=80/400=0.2mm 即ち、0.2mmの分解能であり、この0.2mmをX方
向に当はめれば XA/XD1=0.2 (XD1は拡大後のパターン長さを表わすドツト
数) XA=100であるから XD1=100/0.2=500 即ち、パターンの拡大後のX方向は500ドツト
で表示される。 そのため、第5図に示すようにY方向エンベロ
ープ線55bは残ることになる。前記のように所
望に拡大した後、Y方向エンベロープ線55bを
消去すべくライトペン37にてY方向エンベロー
プ線55bを指示した後、操作シーボード18の
取消しキー26のオン操作すると、CPU17は
Y方向エンベロープ線55bを画面35aから消
去する。なお、原画Gの寸法に関係なく、縫い上
がり寸法を指定入力してもよく、又、XAの寸法
を基準としてもよく、もちろん、X方向及びY方
向の変換比率がそれぞれ異なつていても良いの
で、前のエンベロープ線を画像表示範囲いつぱい
になるように拡大、縮小してもよい。 (1) 輪郭点データ入力 次に画像の輪郭点を入力するステツプについ
て説明する。 なお、本実施例では縫われるべき刺繍模様の
大きさは加工布送り装置15の最小分解能の整
数倍の値であるとし、本実施例で使用される座
標系とはドツトによる画面の画像座標系と加工
送り装置15の分解能による針位置データ座標
系との2つを主とする。一方、CPU17にお
いて演算処理中に用いる数値はデイスプレイ3
5上の点の位置をライトペン37にて画像座標
系で入力されたデータを真数値座標系に変換処
理し、それらの演算結果は作業用メモリ43の
所定の領域にそれぞれ格納されるとともに、針
位置データとして保存されるときには外部記憶
装置16に真数値座標系で記憶される。 そして、真数値座標系のデータはデイスプレ
イ35に画面表示するときは画像座標系に、及
び加工布送り装置15を駆動制御して、縫目を
形成する為の針位置データ化を行う場合は、針
位置データ座標系にそれぞれ座標変換させるも
のとし、以後の説明においては必要に応じてこ
れらの座標変換を適宜行なつているものとして
座標系間における座標変換の説明を説明の便宜
上省略する。 第6図において作業者は輪郭設定モードキー
19をオン操作して輪郭設定モードにし、画像
35a上に表示されているJパターン51の輪
郭に沿つてライトペン37を用いて輪郭点をP
1から順次P15まで入力していく。このと
き、操作キーボード18から2つのモードが適
宜選択される。 まず、ラインモードキー20をキー入力して
ラインモードに設定し、この縫目模様の基準点
として第4図で使用した画像表示範囲56の左
下のポイントFを採る。この基準点というのは
縫いサイクル終了時、自動的に相対針位置をこ
のポイントFにもつてくるためのものである。
なお、このポイントFは縫いサイクルのスター
ト位置に当るものであつても良く、又、別の縫
目模様とコンビネーシヨンする時の参照点とし
てこの模様のX及びY方向の大きさを決める基
準点として使用してもよい。 次にP1点をライトペン37で画面の画像表
示範囲56内の画像を参照しながら、且つ作業
者の判断を混じえて入力する。この入力は画像
の輪郭上のエツジポイントを採つても良いし、
画像上のエツジポイントから離間した点を採つ
ても良い。ライトペン37で入力されたデータ
に基づいてCPU17は指示された点P1をデ
イスプレイ35の画面35aに点滅表示する。
所望の位置であればロードキー23をキー入力
してこの点を固定する(即ち点滅表示を解除し
て無点滅表示にする)。 尚、一点ずつ入力するのは繁雑になるので、
最も新しい入力ポイントを点滅表示にしてお
き、次の点ライトペン37で入力してもよい。
するとCPU17は先のP1点を自動的に固定
し、その時に入力された点を点滅させる。な
お、輪郭設定モード時において基準点(この実
施例ではポイントF)から最初に入力されたP
1点の間は直線で結ばれないようになつてい
る。 次に操作キーボード18からラインモードキ
ー20をキー入力し、ラインモードに設定す
る。その後、P2点を前記と同様選択指示する
と、CPU17は画面35a上のP1点を常灯
しP2点を点滅させる。そして、ロードキー2
3を入力することによりP2点も常灯として固
定すると、CPU17は両点P1・P2の間を
直線で結んだ輪郭線を表示する。尚、CPU1
7はそれらの二点間が直線で結ばれたのか曲線
で結ばれたのか線種類情報を作業用メモリ43
に記憶するようになつている。 次に画面35a上のP2点〜P3点〜P4点
の間は曲線としたいので改めて操作キーボード
18のスムージングモードキー21をキー入力
する。このスムージングモードでP3点,P4
点とライトペン37にて順次選択指示してい
き、P4点を選択指示した後スムージングモー
ド終了キー22をキー入力する。すると、
CPU17はP2点〜P3点〜P4点を滑かに
結ぶ曲線を表示しその曲線を点滅する。尚、P
3点とP2点との間、P3点とP4点との間は
1点以上を指示すれば精度を上げる上で望まし
い。 尚P3点が仮に指示されない場合はP2・P
4間を直径とする半円弧がP2点→P4点とい
う方向に関連して左右いずれかの側方に作られ
ることになる。又、点滅状態のP2点〜P3点
〜P4点を結ぶ曲線が意図した曲線でない時、
取消しキー26をキー入力すると、CPU17
はそのオン信号に基づいてP2点は残してP3
点、P4点を消し、それを結ぶ曲線をも消す。
そして、改めて操作キーボード18からスムー
ジングモードキー21をキー入力して前述と同
様に新たなP3点,P4点を入力し直す。 意図した曲線が得られたら、次にP4点〜P
11点迄の各点間を直線で結ぶべくラインモー
ドキー20をキー入力してラインモードとし、
P5点以下順次ライトペン37を用いてそれぞ
れポイントを選択指示し、P4点〜P11点迄
の各点間を直線で表示する。次にP11点〜P
15点迄の各点間をそれぞれ曲線で結ぶべくス
ムージングモードキー21をキー入力してスム
ージングモードとし、P12点以下順次ライト
ペン37を用いてそれぞれ点を選択指示し、P
11点〜P15点迄の各点間を曲線で表示す
る。 そして、P15点が点滅している状態又は固
定され常灯している状態のいずれの状態の場合
にも操作キーボード18から一連続輪郭線終了
キー27のキー入力がされると、CPU17は
P15点とP1点との間を直線で点滅表示す
る。尚、スムージングモードでP12点〜P1
3点〜P14点〜P15点と選択指示した場
合、スムージングモード終了キー22のキー入
力に先だつて一画像ブロツク終了キー28のキ
ー入力をした場合には、P15点に続いて既に
固定されているP1点間をスムージングすべき
終りの点として援用する。そして、この時点で
スムージングモート終了キー22を入力する
と、前記と同様にP12点〜P13点〜P14
点〜P15点〜P1点を滑かに結ぶ曲線を
CPU17は演算し、点滅する曲線として表示
する。このようにしてP15・P1間を点滅す
る直線又は曲線で表示した後、ロードキー23
のキー入力により点滅している前記直線又は曲
線を常灯表示する。 この結果、Jパターン51に基づいた輪郭線
51aが決定され、このようにして選択指定し
て固定された各P1〜P15の点は画の輪郭の
ターニングポイント(変曲区分点)となる。そ
して、輪郭点は入力するとき、固定された順に
F点から順次作業用メモリ43の所定の記憶領
域に座標(X,Y)が記憶され、そのX,Yの
位置はF点を絶対原点とした座標位置として記
憶される。 同様にHパターン52もライトペン37等に
て輪郭点P20〜P31を選択指示して固定し
て輪郭線52aを表示させる。このとき、それ
ぞれの輪郭点の座標は同様にF点からの座標位
置として順次作業用メモリ43の所定の記憶領
域に格納される。尚、採用した輪郭点の位置が
所望の位置でない時、その点が点滅している間
であればキーボード18上のジヨグキー24を
操作すると、そのときのキー入力に基づいて
CPU17は任意の方向にドツトピツチで輪郭
点を移動させる。既に固定している輪郭点を修
正したい場合はこの輪郭設定モード終了キー
(図示しない)のキー入力後、次の修正モード
にて行う。 (2) 修正モード 修正モードキー25をキー入力すると、
CPU17は修正モードに設定する。そして、
固定された輪郭点は作業用メモリ43に所定領
域に順次格納されているので数字キー48でス
テツプ数をキーインすることにより、修正すべ
き輪郭点を選択する。続いて、ジヨグキー24
を操作すると、そのキー入力に基づいてCPU
17は該輪郭点をドツト単位で移動し、その点
を点滅表示する。このとき、修正すべき輪郭点
に係る直線又は曲線の表示をCPU17は解消
する。さらに、操作キーボード上18の固定キ
ー(図示しない)のキー入力によりCPU17
は点滅表示を常灯表示して固定化し、CPU1
7は前記修正すべき輪郭点と、その輪郭点に隣
接する輪郭点との間が直線か曲線で結んでいた
かの線種類情報を作業用メモリ43から読出
し、その線種類情報に基づいて新たに修正され
た輪郭点と隣接する輪郭点の間を演算して両点
間を直線又は曲線で結ぶ。尚、既に固定された
輪郭点の間にさらに輪郭点を追加する場合には
操作キーボード18上の追加モードキー(図示
しない)をキー入力すると、CPU17は追加
モードに設定する。次にライトペン37により
新たに追加すべき輪郭点をどの輪郭点間に追加
するかを選択するために既に固定している互い
に隣接する一対の輪郭点をライトペン73で指
示選択する。 続いて、追加するべき輪郭点と隣接する一方
の輪郭点(最初に輪郭点を入力したときにより
早く入力された方の輪郭点)とを直線又は曲線
で結ぶかをラインモードキー20又はスムージ
ングモードキー21にてモード選択した後、追
加すべき点をライトペン37にて1つ以上指示
する。その後、ロードキー23をキー入力する
と、CPU17は追加した輪郭点を固定すると
ともに、その追加した輪郭点と隣接する一方の
輪郭点とを選択されたモードがラインモード
か、スムージングモードから従つて演算して直
線又は曲線に結ぶ。図中、P16点、P17
点、P18点、P19点はこのようにして新た
に追加された輪郭点である。 (3) ブロツク毎の針位置データの作成 次に、操作キーボード18の針位置データ作
成モード29をキー入力すると、CPU17は
データ基準点(スタート点)としてF点を点滅
させて相対位置を明示し、針位置データ作成モ
ードにする。次に、操作キーボード18に設け
た設定手段としてのレフアランススリツトモー
ドキー49をキー入力すると、CPU17はレ
フアランススリツトモードに設定する。又、こ
のとき作業者は縫目方向参照線(レフアランス
スリツト)の傾き(画面35aにおける水平
方向から時計方向に傾いている角度をいう)を
角度設定キー50にて設定すると、CPU17
はこの傾きを作業用メモリ43の所定の記憶
領域に格納する。 そして、このレフアランススリツトモードに
おいては作業者は前記表示された輪郭線上の任
意の点を指示することにより、その指示した点
を通る傾きを有する参照線を画面35a上に
表示し、表示された参照線と当該パターンの他
の輪郭線との交点を求める処理を行なう。すな
わち、第7図においてライトペン37にてP6
点を選択指定すると、CPU17はP6点の位
置座標と、P6点を通り傾きを有する縫目方
向参照線S1を画像表示範囲56内に表示す
る。そして、この参照線S1にて分割される輪
郭上の点を出すため、次に作業者はライトペン
37にてP7点とP8点とを選択指定する。す
ると、CPU17はP7点とP8点とを結ぶ輪郭線
と参照線S1との交点の座標を演算し、求めた
交点P34を画像表示範囲56に参照線S1の表
示とは異なる輝度で表示する。 又、同様にP5点をライトペン37にて選択
指定して、P5点を通る傾きを有する参照線
S2を表示し、次に、P7点とP8点とを選択
指定して、P7点とP8点とを結ぶ輪郭線と参
照線S2との交点を求め、求めた交点P35を
画像表示範囲56に参照線S2の表示とは異な
る輝度表示する。以下、同様の手順を行うこと
により輪郭線51aの輪郭点P10,P8,P
10,P1,P16,P15,P14,P4を
それぞれ通る参照線Sn(nは整数)と輪郭線5
1aとの他の交点P36,P37,P38,P
39,P40,P41,P42,P43を表示
する。 又、CPU17は前記交点の位置を演算して
求め、その交点を画面35aに表示したとき、
ライトペン37にて指定選択した輪郭点と、求
めた交点とを結ぶ直線S1a〜S10aのみ表
示し、参照線の他の要素をその度に画面から消
去する。このようにして輪郭線内を参照線を参
照して第8図に示すようにB1〜B13のブロツ
クを行なう。 次に区分したブロツク毎に針位置データを作
成する場合について説明する。 第8図に示すようにB1〜B13の各々のブロ
ツクをこの順でサテンでうめる場合について述
べる。まず、縫目密度を操作キーボード18に
設けた縫目密度設定キー46にて設定(これら
の値は再指定のない限り作業用メモリ43に保
存され、そのたびに用いられる)し、ライトペ
ン37にてブロツクB1の頂点101,102,
103の順に指定した後、ロードキー23をキ
ー入力する。なお、頂点102,103は前記
直線S6a上にとるが、このとき指定する頂点
は輪郭線51a上でもよいし、輪郭線51aか
ら離間した位置であつてもよい。いずれの場合
にもライトペン37にて指示した画面上35a
のポイントが選択指定されたものとCPU17
は判断する。 そして、CPU17は頂点101の画像座標
D101(XD101、YD101)は変換比率からこれを針
位置データ座標に置換えると、 C101(X、Y)=(XC101、YC101) となる。以下、頂点102の針位置データ座標
(XC102、YC102)、頂点103の針位置データ座
標(XC103、YC103)をCPU17は演算し、さら
に縫目密度N(1mm当りN本の糸が渡る)を作
業用メモリ43から読出し、頂点102,10
3間の中点M1-2の座標の座標を下記の式に従
つて演算する。 中点M1-2のCM1-2=[XMa、YMa]=[(XC101+XC102)
/2、(YC101+YC102/2] 続いて中点M1-2と頂点101を直線で結んで
この距離lB1を割出し、 lB1=√(C101−Ma)2+(C101−Ma)2 これを縫目密度Nで掛けて、分割数m1を求め
る。 N×lB1=m1 そして、CPU17はこのm1で頂点101と頂
点102とを結ぶ直線素を割り、分割点110,
111,112の座標を割出す。同様にCPU1
7は頂点101と頂点103とを結ぶ直線素をも
割り、分割点120,121,122の座標を割
出す。そして、CPU17は各点の座標に基づき
加工布送り装置15の送り量及び縫製方向からな
る針位置データを下記の順に演算し、その演算結
果を外部記憶装置16に記憶する。 頂点101→分割点110→分割点121→分
割点112→頂点103 同様にブロツクB2の場合は四角形とみなして
縫目密度設定キー46で縫目密度を適正な数値に
入れなおした後、頂点201,202をライトペ
ン37にて入力した後、ロードキー23をキー入
力する。すると、CPU17は頂点201の画像
座標D201(XD201、YD201)及び頂点202の画像
座標D202(XD202、YD202)をそれぞれ針位置デー
タ座標に置換えて(XC201、YC201)、(XC202、
YC202)とし、さらに縫目密度N(1mm当りN本の
糸が渡る)を作業用メモリ43から読出し、頂点
201,202間の中点M2-3の座標を下記の式
に従つて演算する。 M2-3のCM2-3=[XMb、YMb]=[(XC201+XC202)/
2、(YC201+YC202/2] 続いて前記ブロツクB1のときにその座標を記
憶した中点M1-2と前記中点M2-3を直線で結んで
この距離lB2を割出し、 lB2=√(Ma−Mb)2+(Ma−Mb)2 これを縫目密度Nで掛けて、分割数m2を求め
る。 N×lB2=m2 そして、CPU17はこのm2で頂点102と頂
点201とを結ぶ直線素を割り、分割点210,
211,212の座標を割出す。同様にCPU1
7は頂点103と頂点202とを結ぶ直線素をも
割り、分割点220,221,222の座標を割
出す。そして、CPU17は各点の座標に基づき
加工布送り装置15の送り量及び縫製方向からな
る針位置データを下記の順に演算し、その演算結
果を外部記憶装置16に記憶する。 頂点103→分割点210→分割点221→分
割点212→頂点202 以下、ブロツクBが三角形である場合にはブロ
ツクB1と同様に、四角形である場合にはブロツ
クB2と同様にして以下B3〜B12における針位置
データを作成する。 なお、原画においてJ、Hの縁取りが行われて
いる場合には画面35aの色調を変えるだけでそ
の画像上のJパターン51、Hパターン52の縁
取りのみきわただせることが容易であるが、この
様な縁取りの無い場合、表示画面35aの各画素
即ち、各ドツトの内容の内、色調の階層(インテ
ンシテイ強化)を参照することにより、水平又は
垂直又は両方向を順次走査し、あるインテンシテ
イ以上の階層変化のあつたドツトを輪郭点と認知
し、この様な点の集合を改めて輪郭線として表示
させる自動プログラムや、画像の輪郭線上の点で
明白にエツジポイント(ターニングン点)と判断
できる点を自動的に表示して作業者をサポートす
るプログラムが採用されても助けになる。 なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば輪郭点と認知された点の集合を
水平又は垂直又はこれらの両方向から走査し、走
査ライン上前述の点が1点から始まり、次に走査
ライン上ではその点の近傍で2点以上になつた点
又は逆にある走査ライン上で近接していた2点が
次の走査ライン上では1点となつたその点等をエ
ツジポイントとして、他の輪郭を表わす点群とは
表示上異なるように、例えば特定のサイクル数で
の点滅、又はカラーデイスプレイであれば特定の
色を付けて表示し、前述のターニングポイント選
択指定時の参考点として作業者を援助するととも
に、作業者がライトペン37でこれらのエツジポ
イントの近傍を選択指定した時、自動的にこのエ
ツジポイントが選択されたものとする自動ソフト
なども有効である。 又、前記実施例ではライトペン37を採用した
がデイスプレイ35上はマウス、タブレツトでポ
イントを表示して入力する方法もなんらさしつか
えない。さらに、輪郭線が表示されたとき、輪郭
点を輪郭線と区別できるように点滅又は色分表示
してもよく、又、画像の輪郭点を予めデイスプレ
イ35画面35a上にきわだたせて表示する表示
用プログラムが援助用に採用されても良い。 さらに、前記実施例では画面35a上には画像
座標系に基づいて縫製点を表示するようにしてい
るが、その代りに真数値座標系ににて画像表示し
たり、実際の針落ち点となる針位置データ座標系
にて画像表示したり、又、その両方の表示切替え
が可能に表示してもよいことは勿論のことであ
る。 (発明の効果) 以上詳述したようにこの発明は模様、柄等に対
応して縫目方向を適宜選択することができ、模
様、柄等に対応した縫目方向の設定を早く行なう
ことができ、データ入力のスピードアツプを図る
ことができる。さらに、この発明は原画を参照し
ながら自由に輪郭線を設定できるため、原画の形
状を若干修正して使いたい場合にも原画そのもの
を作成し直す必要がない等優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を多針刺瀟ミシンに具体化し
た実施例の電気ブロツク回路図、第2図は同じく
多針刺瀟ミシンの全体斜視図、第3図はデイスプ
レイに画像が表示された状態の説明図、第4図は
同じくエンペロープ線が表示されたときの説明
図、第5図は画像を拡大したときの説明図、第6
図は同じく輪郭点を指示したときの説明図、第7
図は参照線を表示したときの説明図、第8図はブ
ロツク化したときの説明図、第9図は同じく要部
説明図である。 1はミシンアーム、3は針棒支持ケース、5は
針、14加工布保持枠、15は加工布送り装置、
16は記憶手段としての外部記憶装置、17は輪
郭線表示制御手段、参照線表示制御手段、演算手
段としての中央処理装置(CPU)、30は撮像手
段としてのビデオカメラ、31は同じく撮像手段
としてのイメージセンサ、35は表示手段として
のデイスプレイ、37は輪郭点指定手段、頂点入
力手段及び参照線指定手段としてのライトペン、
46は縫目密度入力手段としての縫目密度設定キ
ー、47は縫目ピツチ設定キー、Wは加工布。
た実施例の電気ブロツク回路図、第2図は同じく
多針刺瀟ミシンの全体斜視図、第3図はデイスプ
レイに画像が表示された状態の説明図、第4図は
同じくエンペロープ線が表示されたときの説明
図、第5図は画像を拡大したときの説明図、第6
図は同じく輪郭点を指示したときの説明図、第7
図は参照線を表示したときの説明図、第8図はブ
ロツク化したときの説明図、第9図は同じく要部
説明図である。 1はミシンアーム、3は針棒支持ケース、5は
針、14加工布保持枠、15は加工布送り装置、
16は記憶手段としての外部記憶装置、17は輪
郭線表示制御手段、参照線表示制御手段、演算手
段としての中央処理装置(CPU)、30は撮像手
段としてのビデオカメラ、31は同じく撮像手段
としてのイメージセンサ、35は表示手段として
のデイスプレイ、37は輪郭点指定手段、頂点入
力手段及び参照線指定手段としてのライトペン、
46は縫目密度入力手段としての縫目密度設定キ
ー、47は縫目ピツチ設定キー、Wは加工布。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原画が描かれた担持体と、 担持体の原画を撮像する撮像手段と、 画像表示面を有し、前記撮像手段からの画像信
号に基づいて画像表示面に原画を表示する表示手
段と、 前記原画が表示された前記表示手段の画像表示
面上において、任意の点を所望の刺繍縫目模様の
輪郭点として指定するための輪郭点指定手段と、 前記指定された輪郭点を通る輪郭線を前記表示
手段に表示させる輪郭線表示制御手段と、 前記表示手段の画像表示面に表示された輪郭線
に交わる縫目方向参照線を指定するための参照線
指定手段と、 前記参照線指定手段により前記表示手段に縫目
参照線を表示制御する参照線表示制御手段と、 当該輪郭線により囲まれる領域を複数の多角形
ブロツクに分割するブロツクの頂点として前記縫
目方向参照線と輪郭線とが交わる点を指定するた
めの頂点入力手段と、 各ブロツクを刺繍縫いするための縫目密度デー
タを入力するための縫目密度入力手段と、 前記頂点座標データと縫目密度データとに基づ
いて前記各ブロツクを刺繍縫いする針位置データ
を演算する演算手段と、 演算された針位置データを記憶する記憶手段と
を備えたことを特徴とする刺繍ミシンのための針
位置データ処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28627386A JPS63139586A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 刺繍ミシンのための針位置データ処理装置 |
US07/122,765 US4849902A (en) | 1986-11-21 | 1987-11-19 | Stitch data processing apparatus for embroidery sewing machine |
GB8727104A GB2199165B (en) | 1986-11-21 | 1987-11-19 | Stitch data processing apparatus for embroidery sewing machine |
DE3739647A DE3739647C2 (de) | 1986-11-21 | 1987-11-23 | Einrichtung zur Erzeugung und Verarbeitung von Stichdaten für Sticknähmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28627386A JPS63139586A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 刺繍ミシンのための針位置データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63139586A JPS63139586A (ja) | 1988-06-11 |
JPH0367435B2 true JPH0367435B2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=17702229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28627386A Granted JPS63139586A (ja) | 1986-11-21 | 1986-12-01 | 刺繍ミシンのための針位置データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63139586A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899989A (ja) * | 1981-09-26 | 1983-06-14 | フリ−ドリツヒ・メンネル | 自動ステツチ装置の制御方法および装置 |
JPS60119981A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | 株式会社中日本システム | 刺繍ミシン |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP28627386A patent/JPS63139586A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899989A (ja) * | 1981-09-26 | 1983-06-14 | フリ−ドリツヒ・メンネル | 自動ステツチ装置の制御方法および装置 |
JPS60119981A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | 株式会社中日本システム | 刺繍ミシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63139586A (ja) | 1988-06-11 |
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