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JPH0363279A - イミダゾベンゾジアゼピン類及びそれらの酸付加塩、それらの製造方法、それらを含有する製薬組成物並びにそれらの薬剤としての使用 - Google Patents

イミダゾベンゾジアゼピン類及びそれらの酸付加塩、それらの製造方法、それらを含有する製薬組成物並びにそれらの薬剤としての使用

Info

Publication number
JPH0363279A
JPH0363279A JP2108988A JP10898890A JPH0363279A JP H0363279 A JPH0363279 A JP H0363279A JP 2108988 A JP2108988 A JP 2108988A JP 10898890 A JP10898890 A JP 10898890A JP H0363279 A JPH0363279 A JP H0363279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
carbon atoms
acid addition
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2108988A
Other languages
English (en)
Inventor
Charles John Robert Hedgecock
チャールズ・ジョン・ロバート・ヘッジコック
Elizabeth Anne Kuo
エリザベス・アン・クウォー
Stuart Donald Jones
ステュアート・ドナルド・ジョーンズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPH0363279A publication Critical patent/JPH0363279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/18Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/04Anorexiants; Antiobesity agents

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  • Psychiatry (AREA)
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  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の1つの局面に従えば、次式■:(式中、基R
,は同一であり、それぞれ1〜3個の炭素原子を有する
アルキル基を表わすか、又は2個の基R+が一緒になっ
て2〜5個の炭素原子を有するアルキレン基を表わすか
であり、 X及びYは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
れ酸素又は硫黄原子を表わし、R3は水素原子又は1〜
3個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、 R3は水素原子、1〜5個の炭素原子を有するアルキル
基、フェニル基又は置換フェニル基を表わし、 Wは酸素又は硫黄原子を表わし、 R4及びR5は同一であっても異なっていてもよく、そ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル基、ヒドロキシル基、1〜3個の炭素原
子を有するアルコキシ基又はトリフルオルメチル基を表
わし、但し、R+がそれぞれアルキル基を表わす場合に
はX及びYは同一でなければならない)の化合物並びに
それらの酸付加塩が提供される。
用語「1〜3個の炭素原子を有するアルキル基」とは、
メチル、エチル、プロピル又はイソプロピル基を表わす
用語「2〜5個の炭素原子を有するアルキレン基」には
、例えばエチレン、トリメチレン、テトラメチレン又は
ペンタメチレン基が包含される。
用語「1〜5個の炭素原子を有するアルキル基」には、
例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル又はペンチル基が包含され
る。
用語「置換フェニル基」には、例えばハロゲン原子、1
〜3個の炭素原子を有するアルキル基、1〜3個の炭素
原子を有するアルコキシ基又はトリフルオルメチル基で
置換されたフェニル基が包含される。
本明細書において用いられる場合、用語「ハロゲン原子
」には、例えば弗素、塩素又は臭素原子が包含される。
用語「1〜3個の炭素原子を有するアルコキシ基」には
、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ又はイソプロ
ポキシ基が包含される。
式工の化合物の酸付加塩は無機又は有機酸の塩であって
よく、例えば塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、硫
酸、燐酸、プロピオン酸、蟻酸、安息香酸、マレイン酸
、フマル酸、琥珀酸、酒石酸、くえん酸、蓚酸、グリオ
キシル酸、アスパラギン酸、アルカンスルホン酸(例え
ばメタンスルホン酸)又はアリールスルホン酸(例えば
ベンゼンスルホン酸)と共に形成された塩であることが
できる。
前記式IにおいてWが酸素原子であり、R3及びR,が
それぞれ水素原子であり、R4がトリフルオルメチル基
又はハロゲン原子であり且つY、X、R+及びRsが前
記の通りである化合物並びにそれらの酸付加塩が好まし
い。
前記式IにおいてR1がメチル基であり且つR,、Y、
X、R,、R,、R8及びWが前記の通りである化合物
並びにそれらの酸付加塩が特に好ましい。
式Iの以下の化合物: ・5.6−ジヒドロ−3−(1,3−ジオキソラン−2
−イル)−5−メチルイミダゾ[x、5−al  [1
−4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;・5,6
−ジヒドロ−3−(1,3−ジチオラン−2−イル)−
5−メチルイミダゾ[1,5−al  [14]ベンゾ
ジアゼピン−6(4H)−オン;・5,6−ジヒドロ−
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−5−メチル
−7−トリフルオルメチルイミダゾ[1,5−al  
[1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン; ・5.6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
サチオラン−2−イル)−7−トリフルオルメチルイミ
ダゾ[1,5−al  [1,41ベンゾジアゼピン−
6(4H)−オン; ・5,6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
サチオラン−2−イル)イミダゾ[1,5−a][1,
4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;及び ・5.6−ジヒドロ−7−フルオル−5−メチル−3−
(1,3−才キサチオラン−2−イル)イミダゾ[1,
5−al  [1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)
−オン; 並びにそれらの酸付加塩が特に好ましい。
本発明に従う化合物は、例えば以下の方法によって製造
することができ、この方法が本発明の別の局面を構成す
る: A1次式II: (式中、RAは1〜3個の炭素原子を有するアルキル基
を表わし、 X、Rx、Rs、w、R4及びR6は前記の通りである
) の化合物は、例えば次式■: (式中、R1,R1,W、R4及びR6は前記の通りで
ある) の化合物と次式■: H−X−RA         (III)(式中、X
及びRAは前記の通りである)・の化合物とを反応させ
ることによって製造することができる。
B1次式II: (式中、2個の基R11は一緒になって2〜5個の炭素
原子を有するアルキレン基を表わし、X、Y、Rよ、R
,、W、R4及びR6は前記の通りである〉 の化合物は、例えば前記の式Hの化合物と次式IV: (式中、X、Y及びR11は前記の通りである)の化合
物とを反応させることによって製造することができる。
式■の化合物と式■の化合物との間の反応及び式IIの
化合物と式IVの化合物との反応は、ベンゼン又はジク
ロルメタンのような無水有機溶媒の存在下で実施するの
が好ましい。
式IIの化合物を式■においてXが酸素原子である化合
物又は式IVにおいてX及びYがそれぞれ酸素原子であ
る化合物と反応させる場合、この反応はベンゼンのよう
な無水有機溶媒の存在下且つ触媒量のp−トルエンスル
ホン酸の存在下で反応媒体の還流温度において実施する
のが好ましい。
式Hの化合物を式■においてXが硫黄原子である化合物
又は式IvにおいてX及びYがそれぞれ硫黄原子である
化合物と反応させる場合、この反応はジクロルメタンの
ような無水有機溶媒の存在下且つ触媒量の三弗化硼素エ
ーテラートの存在下で周囲温度において実施するのが好
ましい。
式Hの化合物は、例えばヨーロッパ特許出願公開第0.
305.298号に記載されたようにして製造すること
ができる。
式Iの化合物は塩基性であり、従って次いでそれらの酸
付加塩に転化させることができる。・酸付加塩は、無機
又は有機酸と式Iの化合物とをほぼ化学量論的量で反応
させることによって首尾よく製造することができる。こ
の酸付加塩は、対応する塩基を途中で単離することなく
製造することができる。
本発明に従う化合物は、非常に有用な薬理学的特性を有
する。特に、ベンゾジアゼピン逆性作動特性を有すると
いうことが注目される。また、ある種の化合物は精神安
定化特性をも有する。これらの特性は後記の実験の項に
さらに例示する。
しかして、式■の化合物並びにそれらの製薬上許容でき
る酸付加塩は薬剤として有用である。従って、本発明の
他の局面に従えば、前記の式Iの化合物並びにそれらの
製薬上許容できる酸付加塩の薬剤としての用途が提供さ
れる。
薬剤として使用するのに好ましいのは、前記式Iにおい
てWが酸素原子であり、R,及びR5がそれぞれ水素原
子であり、R2がトリフルオルメチル基又はハロゲン原
子であり且つY、X、R。
及びR1が前記の通りである化合物並びにそれらの製薬
上許容できる酸付加塩である。
薬剤として使用するのに特に好ましいのは、前記式Iに
おいてR3がメチル基であり且つR3、X、Y、R,、
R4、R,及びWが前記の通りである化合物並びにそれ
らの製薬上許容できる酸付加塩である。
薬剤として使用するのに特に好ましいのは、式工の以下
の化合物: ・5.6−ジヒドロ−3−(1,3−ジオキソラン−2
−イル)−5−メチルイミダゾ[1,5−a]  [1
゜4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;・5.6
−ジヒドロ−3−(1,3−ジチオラン−2−イル)−
5−メチルイミダゾ[1,5−a]  [1゜4]ベン
ゾジアゼピン−6(4H)−オン;・5.6−ジヒドロ
−3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−5−メチ
ル−7−トリフルオルメチルイミダゾ[1,5−a] 
 (1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン; ・5.6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
サチオラン−2−イル)−7−トリフルオル、メチルイ
ミダゾ[1,5−a]  [1,4]ベンゾジアゼピン
−6(4H)−オン; ・5.6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
サチオラン−2−イル)イミダゾ[1,5−a ][1
,41ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;及び ・5.6−ジヒドロ−7−フルオル−5−メチル−3−
(1,3−オキサチオラン−2−イル)イミダゾ[1,
5−a]  [1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)
−オン; 並びにそれらの製薬上許容できる酸付加塩である。
これらの薬剤は例えば記憶障害(特に老人病におけるも
の)及び脳老化障害の治療に有用である。また、ある種
の化合物は肥満症の治療に用いることもでき、またある
種の撹乱若しくは苛立ち状態の治療における小規模な精
神安定剤として及びある種の形の[111の治療に用い
ることもできる。
通常の薬量は用いる化合物、治療すべき患者及び対象と
する病気に応じて変化するが、例えば経口投与の場合に
1日につき0.1 m g〜200mgであってよい。
本発明のさらに他の局面に従えば、活性成分として前記
の式Iの化合物又はそれらの製薬上許容できる酸付加塩
の少なくとも1種を製薬担体及び(又は)賦形剤と組合
せて含有する製薬組成物が提供される。
式Iの化合物並びにそれらの製薬上許容できる酸付加塩
は、消化器経路又は非経口用の製薬組成物中に配合する
ことができる。
これらの製薬組成物は例えば固体状であっても液状であ
ってもよく、ヒトの医薬に通常用いられる製薬上の形、
例えば無味錠剤、糖衣錠剤、カプセル(ゼラチンカプセ
ルを含む)、顆粒、座藁及び溶液(例えば注射用溶液)
であってよい。これらは慣用の方法によって製造するこ
とができる。
活性成分は製薬組成物に通常用いられる賦形剤、例えば
タルク、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステアリン
酸マグネシウム、ココアバタ;−水性若しくは非水性ビ
ヒクル、動物性又は植物性の脂肪物質、パラフィン誘導
体、グリコール類、各種の湿潤剤、分散剤又は乳化剤及
び保存剤と共に使用することができる。
[実施例] 以下、非限定的な実施例によって本発明をさらに例示す
る。
ベンゼン3mI2中の5.6−ジヒドロ−5−メチル−
6−オキソ−4H−イミダゾ[1,5−a][1,4]
]ベンゾジアゼピンー3−カルボキサアルデヒド100
mg0.46ミリモル〉をエチレングリコールO,l 
mβ及び触媒量のP−)−ルエンスルホン酸と共に還流
した。5時間後に溶媒を除去し、化合物を塩化メチレン
中に取り出し、5%炭酸ナトリウム及び水で洗浄した。
乾燥させた後に、標記の化合物95mgが単離された。
収率73%。
0℃の乾燥THF (テトラヒドロフラン)36mβ中
のメチル 5.6−ジヒドロ−5−メチル−6−オキソ
−4H−イミダゾ[1,5−a]  [1゜4〕ベンゾ
ジアゼピン−3−イル−N−メチルカルボヒドロキサメ
ート(ヨーロッパ特許出願88.402166.8号に
従って製造)1.0g(3,3ミリモル)を水素化アル
ミニウムリチウム96mg(2,4ミリモル)と共に撹
拌した。4時間後にこの反応物を周囲温度まで加温し、
22時間撹拌し、次いでさらにLiAjH433m g
を添加した。4時間後に過剰分のLiAjH,を塩水に
よって分解し、有機層を濾過し、乾燥させ、蒸発させた
。シリカゲルを用いたクロマトグラフィーにかけた後に
、標記の化合物0.59 gが得られた。収率73.2
%。
園2:5.6−シヒドロー3−1.3−ジチオラ・ンー
2−イル−5−メチルイミダゾ 1.5−ルメチル ミ   ゾ 1、5− a 1.4 べ 乾燥塩化メチレン25mβ中に5.6−ジヒドロ−5−
メチル−6−オキソ−4H−イミダゾ[1゜5−al 
 [1,4]ベンゾジアゼピン−3−カルボキサアルデ
ヒド1.96g(8,14ミリモル)を溶解させ、エタ
ン−1,2−ジチオール1mj2(12ミリモル)及び
三弗化硼素エーテラート0.2 m Aを添加した。周
囲温度において24時間撹拌した後に、さらにジチオー
ル0.5 mβ(6ミリモル)を添加し、この反応物を
7日間撹拌した。塩化エチレンで希釈し、5%炭酸ナト
リウム、5%水酸化ナトリウム及び水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させて、オイル分が得られた。
シリカゲルを用いて精製し、エーテルから結晶化させて
、標記の化合物1.95gが白色結晶として得られた。
収率75%。
園旦:5.6−シヒドロー3−1.3−ジオキソラン−
2−イル−5−メチル−7−ドリフルオ例1におけるの
と同様の態様で操作することによって、標記の化合物が
単離された。
ジクロルメタン12mβ中に5.6−ジヒドロ−5−メ
チル−6−オキソ−7−トリフルオルメチル−4H−イ
ミダゾ[1,5−al  [1,4]ベンゾジアゼピン
−3−カルボキサアルデヒド400mg(1,29ミリ
モル)及び三弗化硼素エーテラート0.04 mβを含
有させた溶液に、ジクロルメタン40mj2中に2−メ
ルカプトエタノール0.18mJ2(1,29ミリモル
)を含有させた溶液を5時間かけて滴下した。18時間
後に、さらに三弗化硼素エーテラート0.02 m 1
2を添加し、この反応物を周囲温度において24時間撹
拌した。
この反応混合物を重炭酸ナトリウム水溶液及び水で抽出
し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ、真空下で濃縮
した。シリカゲルを用いたクロマトグラフィーにかけた
後に、標記の化合物が47%の収率で得られた。
同様の方法によって以下の化合物を製造したニジアゼピ
ン−6 4H−オン 汎ユ 下記の処方に従って、錠剤を製造した。
・例1の化合物       20mg・賦形剤   
      150mg/1錠にするのに充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、澱粉、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム) 剋旦 下記の処方に従って、錠剤を製造した。
・例2の化合物       20mg・賦形剤   
      150mg/1錠にするのに充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、澱粉、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム) 例」− 下記の処方に従って、錠剤を製造した。
・例4の化合物       20mg・賦形剤   
      150mg/1錠にするのに充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、澱粉、タル;り、ステア
リン酸マグネシウム) 鯉工些 下記の処方に従って、錠剤を製造した。
・例6の化合物       20mg・賦形剤   
      150mg/1錠にするのに充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、澱粉、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム) ベンゾジアゼピン受容体についての活性成分の親和性を
、スクワイアズ(5quires)及びプレイストラッ
プ(Braestrup)の方法(「ネイチュア(Na
ture) J誌、1977.266.732)の改良
法により、放射能標識(8H)付き化合物であるフルニ
トラゼパム(Flunitrazepam)を用いて評
価した。
下記の表2に与えられた1値は、被検化合物が、ラット
の脳の後部からの膜の調製物における3H−標識付きフ
ルニトラゼバム0.6X10−’モルの特異的結合を5
0%抑止する濃度(XIO−”モル)(IC,。)であ
る。
筬並ユ N、 E、 ゴーダース(Goeders)及びM、 
J、クー7(Kuhar)により「ライフ・サイエンス
ス(Lif’eSciences) J  (1985
) 37345に報告された方法に従って、ベンゾジア
ゼピン受容体への生体内結合の測定を実施した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、基R_1は同一であり、それぞれ1〜3個の炭
    素原子を有するアルキル基を表わすか、又は2個の基R
    _1が一緒になって2〜5個の炭素原子を有するアルキ
    レン基を表わすかであり、 X及びYは同一であっても異なっていてもよく、それぞ
    れ酸素又は硫黄原子を表わし、 R_2は水素原子又は1〜3個の炭素原子を有するアル
    キル基を表わし、 R_3は水素原子、1〜5個の炭素原子を有するアルキ
    ル基、フェニル基又は置換フェニル基を表わし、 Wは酸素又は硫黄原子を表わし、 R_4及びR_5は同一であっても異なっていてもよく
    、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、1〜3個の炭素原
    子を有するアルキル基、ヒドロキシル基、1〜3個の炭
    素原子を有するアルコキシ基又はトリフルオルメチル基
    を表わし、但し、R_1がそれぞれアルキル基を表わす
    場合にはX及びYは同一でなければならない)の化合物
    並びにそれらの酸付加塩。 (2)Wが酸素原子であり、R_2及びR_5がそれぞ
    れ水素原子であり、R_4がトリフルオルメチル基又は
    ハロゲン原子であり且つY、X、R_1及びR_3が前
    記の通りである請求項1記載の化合物並びにそれらの酸
    付加塩。 (3)R_3がメチル基であり且つR_1、Y、X、R
    _2、R_4、R_5及びWが前記の通りである請求項
    1記載の化合物並びにそれらの酸付加塩。 (4)・5,6−ジヒドロ−3−(1,3−ジオキソラ
    ン−2−イル)−5−メチルイミダゾ[1,5−a][
    1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;・5,
    6−ジヒドロ−3−(1,3−ジチオラン−2−イル)
    −5−メチルイミダゾ[1,5−a][1,4]ベンゾ
    ジアゼピン−6(4H)−オン;・5,6−ジヒドロ−
    3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−5−メチル
    −7−トリフルオルメチルイミダゾ[1,5−a][1
    ,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン; ・5,6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
    サチオラン−2−イル)−7−トリフルオルメチルイミ
    ダゾ[1,5−a][1,4]ベンゾジアゼピン−6(
    4H)−オン; ・5,6−ジヒドロ−5−メチル−3−(1,3−オキ
    サチオラン−2−イル)イミダゾ[1,5−a][1,
    4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オン;及び ・5,6−ジヒドロ−7−フルオル−5−メチル−3−
    (1,3−オキサチオラン−2−イル)イミダゾ[1,
    5−a][1,4]ベンゾジアゼピン−6(4H)−オ
    ン; 並びにそれらの酸付加塩。 (5)請求項1記載の式 I の化合物の生理学上許容で
    きる酸付加塩。 (6)例1〜6のいずれかに記載した請求項1記載の化
    合物。 (7)次式 I _A: ▲数式、化学式、表等があります▼( I _A) (式中、R_Aは1〜3個の炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、 X、R_2、R_3、W、R_4及びR_5は請求項1
    に記載した通りである) の化合物の製造方法であって、 次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_2、R_3、W、R_4及びR_5は前記
    の通りである) の化合物と次式III: H−X−R_A(III) (式中、X及びR_Aは前記の通りである)の化合物と
    を反応させることによる前記製造方法。 (8)次式( I _B): ▲数式、化学式、表等があります▼( I _B) (式中、2個の基R_Bは一緒になって2〜5個の炭素
    原子を有するアルキレン基を表わし、X、Y、R_2、
    R_3、W、R_4及びR_5は請求項1に記載した通
    りである)の化合物の製造方法であって、 請求項7記載の式IIの化合物と次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、X、Y及びR_Bは前記の通りである)の化合
    物とを反応させることによる前記製造方法。 (9)式IIの化合物と式III又はIVの化合物との反応を
    ベンゼン又はジクロルメタンのような無水有機溶媒中で
    実施することを特徴とする請求項7又は8記載の方法。 (10)初めに得られる式 I の化合物を次いでそれら
    の酸付加塩に転化させること及び(又は)式 I の化合
    物の酸付加塩を次いで式 I の化合物に転化させること
    を特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の方法。 (11)実質的に本明細書に記載された請求項1記載の
    化合物の製造方法。 (12)実質的に例1〜6のいずれかに記載された請求
    項1記載の化合物の製造方法。 (13)請求項7〜12のいずれかに記載の方法によっ
    て製造された請求項1記載の式 I の化合物並びにそれ
    らの酸付加塩。 (14)治療に用いるための請求項1〜6のいずれかに
    記載の化合物。 (15)請求項1〜6のいずれかに記載の化合物から成
    る、記憶若しくは脳老化障害、肥満症、撹乱若しくは苛
    立ち状態又は癲癇の治療のための薬剤。 (16)活性成分として少なくとも1種の請求項1記載
    の式 I の化合物又はそれらの生理学上許容できる塩を
    、製薬担体及び(又は)賦形剤と組合せて含有させた製
    薬組成物。(17)活性成分が請求項2〜6のいずれか
    に記載の化合物を含む請求項16記載の組成物。 (18)投薬単位の形状にある請求項16又は17記載
    の組成物。 (19)各投薬単位が0.1mg〜200mgの活性成
    分を含有することを特徴とする請求項18記載の組成物
    。 (20)実質的に本明細書に記載された請求項16記載
    の製薬組成物。 (21)実質的に例7又は8に記載された製薬組成物。 (22)本明細書に開示された新規の化合物、工程、方
    法及び組成物。
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