JPH0342436A - シート給送装置のシート収納カセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばプリンタ・複写機などの画像形成装置
、その他の各種のシート受給機器に対して、シート収納
部に収納の複数枚のシートを一枚ずつ分離して給送する
シート給送装置に着脱して使用するシート収納部として
のシート収納カセットに関する。

上記においてシートは、例えば転写紙・感光紙・感熱紙
・静電記録紙・印刷紙・原稿・カート・葉書・封筒など
の枚葉紙（材質は紙とは限られない）である。

シート給送装置はシート受給機器に作り付けに具備させ
たものもあるし、シート受給機器とはセパレートのユニ
ット装置として構成され、シート受給機器と組合せて使
用するものもある。

（従来の技術） シート収納カセット（以下、カセットと略記）を着脱し
て使用するシート給送装置を備えたシート受給装置の具
体的−例を第６図に示した。本例のシート受給装置は転
写式電子写真方式のレーザビームプリンタ（ＬＢＰ）で
ある。

Ａはプリンタ本体であり、その本体内の下部に作り付け
の第１のシート給送装置Ｂ１を備えている。Ｃ１は該第
１のシート給送装置Ｂ、に対してプリンタ前面側（図面
上右方）から着脱（挿脱）操作される第１のカセットで
ある。

Ｂ２はプリンタ本体Ａとはセパレートでオブショナルな
ユニット装置として構成された第２のシート給送装置で
あり、プリンタ本体Ａはこの第２のシート給送装置の天
板５２上に所定に位置決めして搭載することで該同装置
Ａ−８２が組合せられる。Ｃ２は該第２のシート給送装
置Ｂ２に対して前記第１のシート給送装置Ｂ１の場合と
同様にプリンタ本体の前面側から着脱操作される第２の
カセットである。

プリンタ本体Ａにおいて、２０はプロセスカートリッジ
であり、本例のものは像担持体としての回転ドラム型の
電子写真感光体く以下、感光ドラムと記す〉２１と、該
感光ドラム面を所定の電位に均一帯電する帯電ローラ２
２と、感光ドラム面に形成された潜像をトナー現像する
現像装置２３と、像転写後の感光ドラム面を清浄面化す
るクリーニング装置２４の４つのプロセス機器を包含し
ている。

２５はレーザビームスキャナであり、目的画像情報の時
系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザ
ビームを出力し、その出力レーザビームＬがプロセスカ
ートリッジ２０内の光路用の隙間２６に進入し、イ１（
雷ローラ２２で帯電された感光ドラム２１面がドラム母
線方向に該レーザビームして主走査されることで感光ド
ラム２１而に目的画像情報の静？ｉｆ潜像が形成され、
その潜像が現像装置２３でトナー画像として現像されて
いく。

２７・２８・２９はガイド部材で構成させた第１・第２
・第３のシートパス、３０はその３つのシートパスが合
流する上向きのシートパスである。

第１のシート給送装置Ｂ、から給送されたシートＳ、は
第１のシートパス２７→合流シートパス３０を通ってレ
ジストローラ対３１へ至る。

第２のシート給送装置Ｂ２から給送されたシートＳ２は
第２のシートパス２８→合流シートパス３０を通ってレ
ジストローラ対３１へ至る。

３８・３９はシート手差し口と手差しシート引き込みロ
ーラ対であり、手差しされたシートは第３のシートパス
２９→合流シートパス３０を通ってレジストローラ対３
１へ至る。

レジストローラ対３１は給送シートの先端をローラ非回
転状態で受は止めることで給送シートにたわみループを
形成させて斜行矯正をすると共に、所定の制御タイミン
グで回転駆動が開始されることで感光トラム２１と転写
ローラ３２との間の画像転写部にシートを同期給送する
。

画像転写部へ給送されたシートは感光ドラム２１面側の
トナー画像の転写を順次に受けてドラム面から分離され
、ガイド３３で上方へ案内されて定着装置３４へ導入さ
れて画像定着を受け、搬出装置３５によりフェイスダウ
ントレイ３６又はフェイスアップトレイ３丁に出力され
る。

４０はプリンタ本体Ａの前面板であり、この前面板はそ
の下辺側のヒンジ軸４１を中心にプリンタ本体の手前側
に２点鎖線示のように倒し開いてプリンタ本体内部を大
きく開放することができ、この前面板側に、手差しシー
ト引き込みローラ対３９、第２のシートパス２８や合流
シートパス３０を構成する右側のガイド部材、レジスト
ローラ対３１の右側のローラ、転写ローラ３２、ガイド
板３３．定着装置３４、搬出装置３５、フェイスアップ
トレイ３７等を組み付けである。従って前面板４０を倒
し開くことでプリンタ内のシートパスの大部分が開放さ
れた状態になりプリンタ本体Ａ内のジャムシートの取り
出しや内部点検が容易にできる。プロセスカートリッジ
２０はこの装置開放状態においてプリンタ本体側の受は
部４３に対して抜き差し操作される。

第１及び第２のシート給送装置Ｂ、・Ｂ２に夫々着脱さ
れるシート収納部としての第１及び′ｆｌｌＪ２のカセ
ットＣ１・Ｃ２は何れも、上方へ押し上げ付勢される中
底板２を具備させたシート収納部としての容器部と、該
容器部のシート給送方向先端側に具備させたシート分離
パッド３と、カセット前辺側に具備させたカセット抜き
差し用把手部５と、該把手部５と前記シート分離パッド
３との間にカセットを上下に貫通させて横長に設けた他
のシート用のシートパス６（ａ−ｂ）を有している。３
ａは分離バッドホルダである。シート分離パット３はば
ね４により押し上げ何分させである。シートＳＩ’Ｓ２
はシート収納部としての容器部１内に中底板２上に積載
して収納される。

第１のカセットＣ１を第１のシート給送装置Ｂ、にその
前面側のカセット挿脱口に対してカセットの後端側を合
致させて差し込み、カセット前面がプリンタ本体Ａの前
面板４０とほぼ面一となるまで十分に押し込むと、シー
ト分離バッド３の上面が第１のシート給送装置Ｂｌのシ
ート給送ローラ４４の下面に所定の押圧力状態で圧接し
てカセット装着状態になる。このカセット装着状態にお
いて該カセットＣ７の他のシート用のシートパス６（ａ
）の上側の口がプリンタ本体Ａの前記第２のシートパス
２８の下側の口と一致してシートパス６（ａ）・２８が
連通状態になる。また。

シートパス６（ａ）の下側の口かプリンタ本体Ａの底板
４５に開口させたジートロ４６と一致した状態になる。

第２のカセットＣ２を第２のシート給送装置Ｂ２にその
前面側のカセット挿脱口に対してカセットの後端側を合
致させて差し込み、カセット前面がプリンタ前面板４０
とほぼ面一・となるまで十分に押し込むと、シート分離
バット３の上面か第２のシート給送装置Ｂ２のシート給
送ローラ４７の下面に所定の押圧力状態で圧接してカセ
ット装着状態になる。このカセット装着状態において該
カセットＣ２の他のシート用のシートパス６（ｂ）の上
側の口が該第２のシート給送装置Ｂ２に具備させたシー
トパス４９の下側の口に一致した状態になる。またシー
トパス６（ｂ）の下側の口は第２のシート給送装置Ｂ２
の底板５０に開口させたジートロ５１と一致した状態に
なる。

而して第１のシート給送装置Ｂ、からのシート給送が選
択指定されているときは、該第１のシート給送装置Ｂ、
のシート給送ローラ４４がシート給送スタート信号にも
とづいて反時計方向に回転駆動されることで第１のカセ
ットＣ２内の積載収納シートＳ、の最上位シートに繰り
出し力が作用し、分離パッド３により次位以下のシート
と分離されて最上位シートのみが容器部１から一枚宛分
離給送され、第１のシートパス２７→合流シートパス３
０→レジストローラ対３１へ搬送されて画像転写部へ同
期給送される。

文筆２のシート給送装置Ｂ２からのシート給送が選択指
定されているときは、該第２のシート給送装置Ｂ２のシ
ート給送ローラ４７がシート給送スタート信号にもとづ
いて反時計方向に回転駆動されることによって第２のカ
セットＣ２内のａａ収納シートＳ２の最上位シートに繰
り出し力が作用し、分離パット３により次位以下のシー
トと分離されて最上位シートのみが容器部１から一枚宛
分離給送され、該第２のシート給送装置８２側のシート
パス４８により上方へ案内され、プリンタ本体Ａの底板
４５に開口させであるジ−トロ４６→第１のカセットＣ
０の他のシート用のシートパス６（ａ）→プリンタ本体
Ａの第２のシートパス２８→合流シートパス３０→レジ
ストローラ対３１へ搬送されて転写部へ同期給送される
。

第２のシート給送装置Ｂ２の下に更に該装置と同様の構
成のオーブショナルな第３・第４・・のシート給送装置
や封筒フィーダを上下多段に増設することもでき、第３
のシート給送装置から給送されたシートは第２のシート
給送装置Ｂ２の底板５０に開口させたジートロ５１から
該装置Ｂ２のカセットＣ２の他のシート用のシートパス
６（ｂ）→シートパス４９→プリンタ本体Ａの底板４５
のジ−トロ４６→第１のカセットＣ１の他のシート用の
シートパス６（ａ）→プリンタ本体の第２のシートパス
２８を順次に経由して上方へ給送されてプリンタ本体へ
給送される。

（発明が解決しようとする問題点） （ａ）上記例のもののようにカセットＣ１Ｃ２内に他の
シート給送装置から給送される他のシート用のシートパ
ス６（ａ）・６（ｂ）を固定して具備させた場合、例え
ば小サイズのシートを該シートパスを介して給送させる
際給紙部においてシートジャムが発生したときのそのジ
ャム処理が非常に難しいという欠点があった。第６図例
のものについていえば、第２のシート給送装置Ｂ２の第
２のカセットＣ２から給送されたシートＳ２の先端側が
第１のシート給送装置Ｂ、のカセットＣ１のシートパス
６（ａ〉に詰ってジャムしたり、該シートパス６（ａ）
は通過して第２のシート給送装置Ｂ２とプリンタ本体Ａ
との間にまたがってジャムしたりしたときのそのジャム
シートの除去処理が難しい。

（ｂ）このため第７図例のもののようにカセッｔ’　Ｃ
＋　　・Ｃ２には第６図例カセットのような他のシート
用のシートパス（６（ａ−ｂ））は具備させず、プリン
タ本体Ａに作り付けとした第１のシート給送装置Ｂ１に
ついては第１のカセットＣ，を該装置に十分に押し込ん
で装着した状態において該カセットＣＩの前面がプリン
タ本体Ａの前面板４０の面よりも装置奥側に入り込んで
プリンタ本体Ａの第２のシートパス２８の下側に空間が
出来るようにし、第２のシート給送装置Ｂ２の前面側に
下辺の支軸５３を中心に上記空間部に対して起こし閉じ
・倒し開き自在の前面板５４を具備させ、その前面板の
裏側に前面板５４を起こし閉じた状態において第２のシ
ート給送装置Ｂ２から一枚宛分離給送されたシートＳ２
を笛１のシート給送装置Ｂ、のカセットＣ，の前方を経
内させてプリンタ本体Ａ側のＭ２のシートパス２８へ導
くシートパス５５を具備させる構成とすることで、第２
のシート給送装置Ｂ２からプリンタ本体Ａへ至る間で生
じたシートジャムは上記の前面板５４を倒し開いてその
部分のシートパスを開放してジャムシートを容易に取り
除き処置することも考えられている。

しかしこの構成においては第１のシート給送装置Ｂ、に
対してカセットＣＩを抜き差しする都度、前面板５４を
開閉操作するという所謂２アクシヨンによるカセット脱
着操作になるという問題点がある。

また第１のシート給送装置Ｂ、に対するカセットＣ幽の
脱着は、第７図のように第２のシート給送装置Ｂ２を組
合せ使用した場合も、また第８図のように第２のシート
給送装置Ｂ２は組合せ使用しない場合も、該カセットＣ
１の前面即ちカセット抜き差し用把手部５がカセット装
着状態においてプリンタ本体Ａの前面板４０面よりも装
置内方へ引っ込んだ位置にあるから、操作がやりすらい
。特に両面プリンタ（両面印字）のためのシート搬送路
をプリンタ本体の前面側に配設したときはプリンタ本体
の前面板４０の位置が装着カセットＣ１の前面よりかな
り前に出た位置となるので更にカセット着脱操作がやり
にくいという欠点がある。

本発明は第６図例のもののように他のシート用の上下貫
通シートパス部を有するシート収納カセットについてそ
の構成を工夫して通常の操作性・扱い性には何等悪影習
を与えることなくジャム処理を容易にすることができる
ようにしたシート収納カセットを提供することを目的と
する。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、シート給送装置に着脱使用され、シート収納
部の側方部に他のシート用の上下貫通シートパス部を有
するシート収納カセットであり、少なくとも、該シート
パス部を境にしてシート収納部側のカセット部分とそれ
とは反対側のカセット部分とに分割され、慈雨カセット
部分を結合・結合解除する手段を備えている、ことを特
徴とするシート給送装置のシート収納カセットである。

（作用） 上記シートパス部を境にしてシート収納部側のカセット
部分を第１カセット部分とし、それとは反対側１のカセ
ット部分を第２カセット部分としたとき、通常はこの第
１と第２のカセット部分を互いに結合・結合解除手段で
一体に結合状態にしておくことにより従来カセットと同
様にシート給送装置に対して着脱使用することができ、
同様に機能する。

シート給送装置に装着された状態においてその他のシー
ト用のシートパス部にシートジャムを生じた場合には結
合・結合解除手段で第１のカセット部分に対する第２の
カセット部分の結合を解除し第２のカセット部分だけを
シート給送装置のカセット装着部から取り外す、或は回
動させて逃がす。これにより該カセットの他のシート用
シートパス部が開放された状態になるから該シートパス
部のジャムシートを容易に取り出し除去処置（ジャム処
理）することができる。ジャム処理後は第２のカセット
部分をシート給送装置のカセット装着部に再装着して、
或は戻し回動じてカセット装着部に残されている第１の
カセット部分にたいして結合・結合解除手段で再結合一
体化させることでカセット全体を従来カセットと同様に
シート給送装置に対して着脱操作できる。

（実施例） 実施例１（第１〜４図） 第１図は一実施例カセットＣの斜視図を示している。前
述第６図例装置のカセットＣ２・′Ｃ２と共通する構成
部材・部分には共通の符号を付して再度の説明を省略す
る。

該カセットＣにおいて、Ｃａは他のシート用の上下貫通
シートパス部６（ａ−ｂ）を境にして分離パット３を含
むシート収納容器！側のカセット部分で、これを第１の
カセット部分とする。ｃｂはこれとは反対側の、カセッ
ト抜き差し用把手部５を含むカセット部分て、これを第
２のカセット部分とする。この第１と第２のカセット部
分Ｃａ−Ｃｂはシートパス部６　（ａ、ｂ）を境にして
分割されていて互いに分離できる。

６１・６１は第１のカセット部分Ｃａの左右両側板の各
外面の先端寄りに外方に突出させて設けた係合用ビン、
６２は第２のカセット部分ｃｂの前面板の外面に軸受部
６３・６３で回動自白に軸受けさせて取付けた左右方向
の回動軸、６４・６４はこの回動軸６２の左右端部に夫
々該ＩｐＨＩ６２に直角に、該軸６２に一体に具備させ
た左右一対の係合レバーであり、該各係合レバー６４・
６４は第２のカセット部分ｃｂの左右側板の外側におい
て把手部５とは反対方向に向いていて、その各先端側に
は前記第１のカセット部分Ｃａ側に具備させた左右の係
合用どン６１・６１に係脱する係合凹部６４ａ・６４ａ
を具備させである。

６５は上記の軸６２の長手方向はぼ中央部につなぎ板部
６５ａを介して軸６２に一体に設けた軸回動用ノブであ
り、このノブ６５は把手部５のほぼ中央部の面部分に設
けた透孔部５ａに対応していてこの透孔部５ａから外方
に臨んでいる。

６６・６７は軸６２の左右両端側に夫々外嵌して設けた
コイルばねであり、各コイルばねはその一端を左右の各
対応する側の係合レバー６４・６４に、他端を第２のカ
セット部分の前面板に設けたばね掛は部６７・６７に傑
出させてあり、このコイルばね６６・６６によりｆｉ６
２は常時図面上反時計方向に回動付勢されている。ノブ
６５を押すと袖６２がばね６６・６６に抗して時計方向
に回動する。

第１のカセット部分Ｃａの前面に対して第２のカセット
部分ｃｂの把手部５側と反対側の後面を突き合せると第
２のカセット部分ｃｂ側の左右の係合レバー６４・６４
の係合凹部６４ａ・６４ａが夫々第１のカセット部分Ｃ
ａ側の左右の係合用ビン６１・６１に係合して第１と第
２のカセット部分Ｃａ−Ｃｂが互いに一体に結合化状態
になる。第１図はこの結合化状態を示している。この結
合化状態において第１と第２のカセット部分Ｃａ　−Ｃ
ｂの間部分に他のシート用の上ドｉｆｆ通シートパス部
６　（ａ、ｂ）が構成される。

この結合化状態においてノブ６５を押すと軸６２がばね
６６・６６に抗して時計方向に回動して左右の係合レバ
ーが係合用ビン６１・６１に対して逃げ離れ方向に回動
することでビンと係合レバーの係合が外れる。即ち第１
と第２のカセット部分Ｃａ−Ｃｂの相互結合が解除され
、第２のカセット部分Ｃｂを引くことで第１のカセット
部分Ｃａから分離させることができる。Ｍ２図はこの分
離状態を示している。ノブ６５の押圧を解除することに
より軸６２がばね６６・６６で反時計方向へ回動する。

即ち係合レバー６４・６４が元の回動角姿勢に復帰する
。

通常は第１と第２のカセット部分Ｃａ−Ｃｂを互いに第
１図のように一体に結合化状態にしておくことで従来の
カセットと同様にシート給送装置のカセット装着部に対
して着脱して使用することができ、同様に機能する（第
３図）。この場合カセットＣ１・Ｃ２の抜き差し操作は
把手部５に指を掛けて行なうが、その際ノブ６５は押さ
ないようにする。

第２のシート給送装置Ｂ２のカセットＣ２から給送され
たシートＳ２の先端側が第１のシート給送装置Ｂ１のカ
セットＣ１のシートパス６（ａ）に詰ってジャムしたり
、該シートパス６（ａ）は通過して第２のシート給送装
置Ｂ２とプリンタ本体Ａとの間にまたがってジャムした
ときは、第１のシート給送装置Ｂ１に装着されているカ
セットＣ１についてノブ６５を押しながら把手部５を弓
くことで該カセットＣ５の第１カセット部分Ｃａに対す
る第２のカセット部分ｃｂの結合か解除され、該第２の
カセット部分ｃｂのみが第４図示のように抜き出される
。これにより該カセットＣＩのシートパス部６（ａ）が
開放され、ジャムシートを容易に取り出し除去処理でき
る。

ジャム処理後は上記抜き出した第２のカセット部分ｃｂ
を再び押し込むと該第２のカセット部分ｃｂが第１のカ
セット部分Ｃａと再結合して一体化し、その両者Ｃａ−
Ｃｂ間に第２のシート給送装置Ｂ２からプリンタ本体Ａ
　ｆｌｅｌへ通じるシートパス部６（ａ）が形成される
。

第２のシート給送装置Ｂ２の下に第３のシート給送装置
が増設されて該第３のシート給送装置からの給送シート
が第２のシート給送装置のカセットＣ２のシートパス部
６（ｂ）や第１のシート給送装置のカセットＣ１のシー
トパス部６（ａ）にジャムしたときは同じようにカセッ
トＣ７やカセットＣ２の第２のカセット部分ｃｂを抜き
出し操作することでシートパス部６（ｂ）や６（ａ）を
開放してジャムシートを容易に取り出し除去処理できる
。

ジャム処理後は抜き出した第２のカセット部分ｃｂを再
押し込みして装置側に残っている第１のカセット部分Ｃ
ａに再結合一体化させる。

実施例２（第５図） 本実施例はカセットＣを、分離バッド３よりもシート給
送方向上流側のシート収納容器部１を第１のカセット部
分Ｃｃとし、分離パッド３・パットホルダ３ａ・ばね４
及びシートパス部６（ａ、ｂ）の奥側のシートガイド［
？１ｉ６１を含むカセット部分を第２のカセット部分Ｃ
ｄとし、シートパス部６（ａ、ｂ）の手前側のシートガ
イド面６２及び把手部５を含むカセット部分を第３のカ
セット部分Ｃｅとする３つの分割構造にし、第３のカセ
ット部分Ｃｅは第２のカセット部分Ｃｄに対してヒンジ
軸７０を中心に２点鎖線示のように下方に逃がし回動し
て両カセット部分ｃｄ−Ｃｅ間のシートパス部６　（ａ
、ｂ）を開放できるようにしてあり、逆に突き合せ回動
じて不図示の連結・連結解除手段（実施例１のような係
合レバー機構）で一体に結合できるようにしである。結
合状態において該第２と第３のカセット部分ｃｄ−Ｃｅ
間にはシートガイド面６．・６□によりシートパス部６
（ａ、ｂ）が構成される。文筆１と第２のカセット部分
Ｃｃ−ｃｄも不図示の連結・連結解除手段により一体に
結合・結合解除操作することができるようになっている
。

而して通常は第１・第２・第３の３つのカセット部分Ｃ
Ｃ−ｃｄ−Ｃｅを一連に連結一体化させた状態にしてお
くことで従来のカセットと同様にシート給送装置のカセ
ット装着部に対して着脱使用することができ、同様に機
能する。

第２のシート給送装置Ｂ２のカセットＣ２から給送され
たシートＳ２の先端側が第１のシート給送装置Ｂ１のカ
セットＣＩのシートパス６（ａ）に詰ってジャムしたり
、２亥シートパス６（ａ）は通過して第２のシート給送
装置Ｂ２とプリンタ本体Ａとの間にまたがってジャムし
たときは第１のシート給送装置Ｂ、に装着されているカ
セットＣ１について第２のカセット部分Ｃｄに対する第
３のカセット部分Ｃｅの連結を解除して第３のカセット
部分Ｃｅをヒンジ軸７ｏを中心に下方へ回動することで
シートパス部６（ａ）が開放されてジャムシートを容易
に取り除き処置できる。

ジャム処理後は第３のカセット部分Ｃｅを閉じ込み回動
じて第２のカセット部分Ｃｄに再結合させる。

又本実施例のものはシート収納容器部である第１のカセ
ット部分Ｃｃをそれより先の分離バッド３を含む第２の
カセット部分Ｃｄと辻結解除できるので、その連結を解
除してシート収納容器部である第１のカセット部分Ｃｃ
だけをカセット装着部の抜き差し口側とは反対側の口か
ら引き出したり、挿入したりすることが可能となる。

従って第２のシート給送装置Ｂ２からシートを給送して
いる際もそれより上位の第１のシート給送装置Ｂ、のカ
セットＣ１についてそのシート収納容器部である第１の
カセット部分Ｃｅを抜き出すことができるため従来装置
や実施例１の装置では不可能なりミツトレスのシート給
送を行なうことが可能になる。

（発明の効果） 以上のように本発明のシート収納カセットの構成に依れ
ば、この種のカセットにおいて通常の操作性・扱い性に
は何等悪影響を与えることはなくシートのジャム処理を
容易にすることが可能となるもので、所期の目的がよく
達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例カセットの斜視図、第２図は第１のカ
セット部分から第２のカセット部分を外した状態の部分
的斜視図、第３図はシート給送装置に装着した状態の要
部の縦断側面図、第４図は第１のカセットの第２のカセ
ット部分を取り外してシートパス部を開放した状態の同
上図、第５図は他の実施例装置の要部縦断側面図、第６
図は従来例装置の縦断側面図、第７図は他の従来例装置
の縦断側面図、第８図は第７図例装置から第２のシート
給送装置を取り外した第１のシート給送装置の先端側の
縦断側面図である。 Ａはプリンタ本体、Ｂ１　・Ｂ２は第１及び第２のシー
ト給送装置、Ｃ１・Ｃ２はシート収納カセット、Ｃａ−
Ｃｃは第１のカセット部分、ｃｂ・Ｃｄは第２のカセッ
ト部分、Ｃｅは第３のカセット部分、６（ａ）・６（ｂ
）はシートパス部分、６１〜６７は結合・結合解除手段
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート給送装置に着脱使用され、シート収納部の
   側方部に他のシート用の上下貫通シートパス部を有する
   シート収納カセットであり、少なくとも、該シートパス
   部を境にしてシート収納部側のカセット部分とそれとは
   反対側のカセット部分とに分割され、該両カセット部分
   を結合・結合解除する手段を備えている、ことを特徴と
   するシート給送装置のシート収納カセット。