JPH0337740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337740Y2 JPH0337740Y2 JP1706385U JP1706385U JPH0337740Y2 JP H0337740 Y2 JPH0337740 Y2 JP H0337740Y2 JP 1706385 U JP1706385 U JP 1706385U JP 1706385 U JP1706385 U JP 1706385U JP H0337740 Y2 JPH0337740 Y2 JP H0337740Y2
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- JP
- Japan
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- masking material
- painted
- layer
- coated
- masking
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は塗装のさいに使用されるマスキング材に
関する。
関する。
自動車その他の乗物、車輛、各種建造物等の外
装面を多色に色分けした塗装を施こしたものが多
くなつている。このような色分け塗装にはマスキ
ング材としてポリエステル、ポリオレフインその
他のプラスチツクフイルム、ポリエチレンその他
をラミネートした紙類等が用いられているが、こ
れらマスキング材は通気性が乏しい。このため例
えば予め下塗り塗装された被塗装面に2色に色分
けして上塗り塗装するさい、先づ前記被塗装面の
一部に所定色の上塗り塗装を施こした後、この所
定色の上塗り塗装面を前記マスキング材で被覆し
ておき、更に前記被覆部外を別の所定色の塗料で
塗装し、塗装終了後、塗装面を赤外線等により約
180℃で30分間等の如く処理される。このように
して両塗装面が加熱された場合、前記のマスキン
グ材で被覆された上塗り面においても塗装膜中に
残溜した溶剤等が気化するが、これら気化物質は
マスキング材を通して放出しないため、冷却後マ
スキング材の内面や上塗り面に凝結し、塗装面に
班点その他の汚点を生じ、商品として価値のない
ものとなる等の欠点がある。
装面を多色に色分けした塗装を施こしたものが多
くなつている。このような色分け塗装にはマスキ
ング材としてポリエステル、ポリオレフインその
他のプラスチツクフイルム、ポリエチレンその他
をラミネートした紙類等が用いられているが、こ
れらマスキング材は通気性が乏しい。このため例
えば予め下塗り塗装された被塗装面に2色に色分
けして上塗り塗装するさい、先づ前記被塗装面の
一部に所定色の上塗り塗装を施こした後、この所
定色の上塗り塗装面を前記マスキング材で被覆し
ておき、更に前記被覆部外を別の所定色の塗料で
塗装し、塗装終了後、塗装面を赤外線等により約
180℃で30分間等の如く処理される。このように
して両塗装面が加熱された場合、前記のマスキン
グ材で被覆された上塗り面においても塗装膜中に
残溜した溶剤等が気化するが、これら気化物質は
マスキング材を通して放出しないため、冷却後マ
スキング材の内面や上塗り面に凝結し、塗装面に
班点その他の汚点を生じ、商品として価値のない
ものとなる等の欠点がある。
本案は上記の如き非通気性マスキング材の欠点
に鑑み、マスキング材の裏面に塗装面から発生す
る溶剤その他の揮発物の吸収層を設けたもので、
加熱等によつて気化した残溜溶剤その他の気化物
をマスキング材上の吸収層に容易に吸着固定して
凝結物による上塗り面の汚染を解消するものであ
る。
に鑑み、マスキング材の裏面に塗装面から発生す
る溶剤その他の揮発物の吸収層を設けたもので、
加熱等によつて気化した残溜溶剤その他の気化物
をマスキング材上の吸収層に容易に吸着固定して
凝結物による上塗り面の汚染を解消するものであ
る。
以下本案を実施例について説明すると、ポリエ
ステル、ポリオレフインその他のプラスチツクフ
イルム、ポリエチレン加工紙、塩化ビニリデン加
工紙等のマスキング材1の塗装面と対向する面に
前記塗装面から気化する溶剤その他のガスその他
を吸着保持する吸収層2が形成されている。上記
吸収層は柔軟性な連続皮膜が構成できると共にマ
スキング材表面に密着して容易に剥離若しくは脱
落しないことが必要で、例えばアクリル酸エステ
ル共重合体、ポリウレタン、低重合ポリエステル
その他のエラストマーがあり、塗装面から発生す
る溶剤その他の気化物質と相溶性等を有するもの
が適宜選択して使用できる。上記吸収層は前記マ
スキング材の所要面に溶液、若しくは溶融状態に
して塗布して適宜厚みに成層するほか、必要に応
じて、マスキング材の所要面に適当な下塗り剤を
施こし、その上に所要の吸収層を形成することも
できる。3は粘着剤層で、マスキング材の所要縁
部に直接若しくは吸収層上に粘着剤を塗布あるい
は両面粘着テープを貼付ける等して形成できる。
又粘着テープをその粘着層をマスキング材の所要
縁部から延出させて貼りつけてもよい。4は剥離
紙である。
ステル、ポリオレフインその他のプラスチツクフ
イルム、ポリエチレン加工紙、塩化ビニリデン加
工紙等のマスキング材1の塗装面と対向する面に
前記塗装面から気化する溶剤その他のガスその他
を吸着保持する吸収層2が形成されている。上記
吸収層は柔軟性な連続皮膜が構成できると共にマ
スキング材表面に密着して容易に剥離若しくは脱
落しないことが必要で、例えばアクリル酸エステ
ル共重合体、ポリウレタン、低重合ポリエステル
その他のエラストマーがあり、塗装面から発生す
る溶剤その他の気化物質と相溶性等を有するもの
が適宜選択して使用できる。上記吸収層は前記マ
スキング材の所要面に溶液、若しくは溶融状態に
して塗布して適宜厚みに成層するほか、必要に応
じて、マスキング材の所要面に適当な下塗り剤を
施こし、その上に所要の吸収層を形成することも
できる。3は粘着剤層で、マスキング材の所要縁
部に直接若しくは吸収層上に粘着剤を塗布あるい
は両面粘着テープを貼付ける等して形成できる。
又粘着テープをその粘着層をマスキング材の所要
縁部から延出させて貼りつけてもよい。4は剥離
紙である。
本案は上述の如き構成で、例えば下塗り層12
を形成した被塗装面11を上部と下部を2色に色
分けして上塗り13を施こす場合、先づ一色で所
要下部を前記下塗り層上に上塗り13aを施こ
し、上部と下部の境目に合わせて前記マスキング
材を貼つて前記上塗り13aを被覆し、上部を別
の一色の塗料を塗布して上塗り13bを形成し、
赤外線加熱して塗料を焼きつける。この加熱のさ
いマスキング材で被覆されている上塗り13aか
らも塗装層内に残溜した溶剤等が気化してもマス
キング材の吸収層によつて吸着固定され、塗面と
マスキング材との間の空間14には、気化ガス等
が存在しないから、加熱中止後、気化ガスが塗面
やマスキング材内面に凝結することがなく、塗面
に班点その他の汚点を生ずることが全くない。し
かもその構造は簡単で、施工も手数をかけず極め
て容易にでき、自動車そ他の乗物、車輛のほか、
各種建造物、コンピユーター、テレビ等の画面、
ビデオ関係装置のケース等の電気関係器具等の塗
装に使用して大なる効果がある。
を形成した被塗装面11を上部と下部を2色に色
分けして上塗り13を施こす場合、先づ一色で所
要下部を前記下塗り層上に上塗り13aを施こ
し、上部と下部の境目に合わせて前記マスキング
材を貼つて前記上塗り13aを被覆し、上部を別
の一色の塗料を塗布して上塗り13bを形成し、
赤外線加熱して塗料を焼きつける。この加熱のさ
いマスキング材で被覆されている上塗り13aか
らも塗装層内に残溜した溶剤等が気化してもマス
キング材の吸収層によつて吸着固定され、塗面と
マスキング材との間の空間14には、気化ガス等
が存在しないから、加熱中止後、気化ガスが塗面
やマスキング材内面に凝結することがなく、塗面
に班点その他の汚点を生ずることが全くない。し
かもその構造は簡単で、施工も手数をかけず極め
て容易にでき、自動車そ他の乗物、車輛のほか、
各種建造物、コンピユーター、テレビ等の画面、
ビデオ関係装置のケース等の電気関係器具等の塗
装に使用して大なる効果がある。
図面は本案の実施例を示し、第1図は一部切欠
平面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は使用状態の説明図である。 1はマスキング材、2は吸収層、3は粘着剤
層、4は剥離紙。
平面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は使用状態の説明図である。 1はマスキング材、2は吸収層、3は粘着剤
層、4は剥離紙。
Claims (1)
- 非通気性マスキング材の塗装面と対向する面に
前記塗装面の塗料から発生する溶剤その他の揮発
物の吸収層を設けたマスキング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706385U JPH0337740Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706385U JPH0337740Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135570U JPS61135570U (ja) | 1986-08-23 |
JPH0337740Y2 true JPH0337740Y2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=30504421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1706385U Expired JPH0337740Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337740Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8486504B2 (en) * | 2011-03-11 | 2013-07-16 | Langeman Manufacturing Limited | Multilayer masking tape |
JP5189671B2 (ja) * | 2011-08-26 | 2013-04-24 | 大日本スクリーン製造株式会社 | テープ貼付装置、テープ貼付システムおよびテープ貼付方法 |
US8852729B1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-10-07 | Davinci Engineering & Consulting, Llc | Seep resistant masking material |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP1706385U patent/JPH0337740Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61135570U (ja) | 1986-08-23 |
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