JPH0332939A - 自動変速機の変速ショック低減装置 - Google Patents
自動変速機の変速ショック低減装置Info
- Publication number
- JPH0332939A JPH0332939A JP1170657A JP17065789A JPH0332939A JP H0332939 A JPH0332939 A JP H0332939A JP 1170657 A JP1170657 A JP 1170657A JP 17065789 A JP17065789 A JP 17065789A JP H0332939 A JPH0332939 A JP H0332939A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- clutch
- engine
- control
- shift
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両に備えられた自動変速機の変速動作時に
、エンジンの出力を変化させて変速動作に伴うショック
を低減する自動変速機の変速ショック低減装置に関する
ものである。
、エンジンの出力を変化させて変速動作に伴うショック
を低減する自動変速機の変速ショック低減装置に関する
ものである。
自動車に備えられる自動変速機としては、ポンプインペ
ラ、タービンランナおよびステータ等から成るトルクコ
ンバータと、このトルクコンバータのタービンランナに
接続される多段歯車式の変速機構とを組合せて構成され
たものが汎用されている。このような自動変速機におい
ては、通常、油圧回路部を主構成部とする油圧制御装置
が付設され、この油圧制御装置により、変速機構におけ
るクラッチ、ブレーキ等の油圧作動式の摩擦係合要素の
保合状態が切り換えられ、これによって変速動作が行わ
れる。
ラ、タービンランナおよびステータ等から成るトルクコ
ンバータと、このトルクコンバータのタービンランナに
接続される多段歯車式の変速機構とを組合せて構成され
たものが汎用されている。このような自動変速機におい
ては、通常、油圧回路部を主構成部とする油圧制御装置
が付設され、この油圧制御装置により、変速機構におけ
るクラッチ、ブレーキ等の油圧作動式の摩擦係合要素の
保合状態が切り換えられ、これによって変速動作が行わ
れる。
そして、自動変速機における変速動作が行われるときに
は、車両の慣性により車速は殆ど変化しないにもかかわ
らず、自動変速機における変速比の変化に応じてエンジ
ン回転数が急激に変化し、これに伴って自動変速機の出
力軸に急激なトルク変動が生じ、この出力軸の急激なト
ルク変動により、車体の加速度が急激に変化する、所謂
、変速ショックが発生する。このような変速ショックを
低減するための対策としては、例えば、変速機構におけ
る摩擦係合要素の解放、および締結が滑らかに行われる
ように摩擦係合要素に供給される作動油圧を制御するこ
とが考えられるが、このようにされた場合には、摩擦係
合要素が滑り状態におかれる期間が長くなり、摩擦係合
要素が焼付く、あるいは、摩擦係合要素の摩耗が激しく
なる等の虞が生じる。
は、車両の慣性により車速は殆ど変化しないにもかかわ
らず、自動変速機における変速比の変化に応じてエンジ
ン回転数が急激に変化し、これに伴って自動変速機の出
力軸に急激なトルク変動が生じ、この出力軸の急激なト
ルク変動により、車体の加速度が急激に変化する、所謂
、変速ショックが発生する。このような変速ショックを
低減するための対策としては、例えば、変速機構におけ
る摩擦係合要素の解放、および締結が滑らかに行われる
ように摩擦係合要素に供給される作動油圧を制御するこ
とが考えられるが、このようにされた場合には、摩擦係
合要素が滑り状態におかれる期間が長くなり、摩擦係合
要素が焼付く、あるいは、摩擦係合要素の摩耗が激しく
なる等の虞が生じる。
そこで、例えば、特公昭63−14173号公報に開示
されているように、自動変速機における変速動作が行わ
れるとき、エンジンの出力を低下させて、変速ショック
を低減する制御を行うことが提案されている。このよう
な変速ショック低減制御では、エンジンの出力を変化さ
せる制御対象のうちの一つの、例えば、点火時期が選択
された場合には、点火時期を基準制御量に対応する基準
点火時期よりも遅れ側に変化させる、基準制?II量に
対する補正量(以下、変速補正量と称す)が設定され、
この変速補正量が用いられて設定される実効点火進角値
に対応したタイ逅ングをもって、点火装置が作動される
。
されているように、自動変速機における変速動作が行わ
れるとき、エンジンの出力を低下させて、変速ショック
を低減する制御を行うことが提案されている。このよう
な変速ショック低減制御では、エンジンの出力を変化さ
せる制御対象のうちの一つの、例えば、点火時期が選択
された場合には、点火時期を基準制御量に対応する基準
点火時期よりも遅れ側に変化させる、基準制?II量に
対する補正量(以下、変速補正量と称す)が設定され、
この変速補正量が用いられて設定される実効点火進角値
に対応したタイ逅ングをもって、点火装置が作動される
。
ところが、上記のように変速動作に伴ってエンジンの出
力を低下させる場合、変速動作が完了してエンジン出力
を元に戻すまでに、エンジンの回転数が落ち込んでしま
うことがある。そのために、車体の加速が一息ついてし
まったり、車速がスムーズに変化しなくなったりするお
それがあるという問題点を有している。
力を低下させる場合、変速動作が完了してエンジン出力
を元に戻すまでに、エンジンの回転数が落ち込んでしま
うことがある。そのために、車体の加速が一息ついてし
まったり、車速がスムーズに変化しなくなったりするお
それがあるという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段]
本発明の自動変速機の変速ショック低減装置は、上記の
課題を解決するために、ポンプインペラがエンジンの出
力軸に連結されるトルクコンバータと、トルクコンバー
タのタービンランナに接続されるタービン出力軸に連結
される変速機構と、トルクコンバータのポンプインペラ
とタービンランナとを締結、および解放するロックアツ
プクラッチと、変速時にエンジンの出力を低下させる出
力制御手段と、変速時に、出力制御手段によるエンジン
出力の低下に先立って、ロックアツプクラッチの締結力
が、締結状態と解放状態との間の大きさになるように制
御するスリップ制御手段とを備えたことを特徴としてい
る。
課題を解決するために、ポンプインペラがエンジンの出
力軸に連結されるトルクコンバータと、トルクコンバー
タのタービンランナに接続されるタービン出力軸に連結
される変速機構と、トルクコンバータのポンプインペラ
とタービンランナとを締結、および解放するロックアツ
プクラッチと、変速時にエンジンの出力を低下させる出
力制御手段と、変速時に、出力制御手段によるエンジン
出力の低下に先立って、ロックアツプクラッチの締結力
が、締結状態と解放状態との間の大きさになるように制
御するスリップ制御手段とを備えたことを特徴としてい
る。
上記の構成によれば、変速動作に伴ってエンジンの出力
を低下させても、スリップ制御手段の制御により、エン
ジンの出力軸には変速機構からの回転力がロックアツプ
クラッチを介して伝達される。それゆえ、エンジンの回
転数が落ち込んでしまうのを防止することができる。し
かも、ロックアツプクラッチの締結力は、締結状態と解
放状態との間の大きさになるように制御されるので、過
大な変速ショックを生じることはない。
を低下させても、スリップ制御手段の制御により、エン
ジンの出力軸には変速機構からの回転力がロックアツプ
クラッチを介して伝達される。それゆえ、エンジンの回
転数が落ち込んでしまうのを防止することができる。し
かも、ロックアツプクラッチの締結力は、締結状態と解
放状態との間の大きさになるように制御されるので、過
大な変速ショックを生じることはない。
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて以下
に説明する。
に説明する。
本実施例に係る自動変速機の変速ショック低減装置は、
第2図に示すように、フロントエンジン・フロントドラ
イブ式の車両に搭載されている。
第2図に示すように、フロントエンジン・フロントドラ
イブ式の車両に搭載されている。
同図に示すように、エンジン10は4個のシリンダ9を
有し、各シリンダ9には、スロットル弁11と、燃料噴
射ポンプ12から供給される燃料を噴射する燃料噴射弁
13・・・とが配設された吸気通路14を通じて混合気
が供給される。シリンダ9内に供給された混合気は、点
火プラグ15・・・、ディストリビュータ16、点火コ
イル部17、点火制御部18等で構成される点火系の動
作により、各シリンダ9内にて所定の順序で燃焼し、こ
れにより生じる排気ガスが排気通路19に排出される。
有し、各シリンダ9には、スロットル弁11と、燃料噴
射ポンプ12から供給される燃料を噴射する燃料噴射弁
13・・・とが配設された吸気通路14を通じて混合気
が供給される。シリンダ9内に供給された混合気は、点
火プラグ15・・・、ディストリビュータ16、点火コ
イル部17、点火制御部18等で構成される点火系の動
作により、各シリンダ9内にて所定の順序で燃焼し、こ
れにより生じる排気ガスが排気通路19に排出される。
そして、上記の混合気の燃焼によって、エンジン10の
出力軸であるクランク軸10cが回転し、そのクランク
軸10cから得られるエンジン10のトルクが、自動変
速機2o、ディファレンシャルギアユニット111、車
軸112等からなる動力伝達経路を介して前輪113に
伝達される。
出力軸であるクランク軸10cが回転し、そのクランク
軸10cから得られるエンジン10のトルクが、自動変
速機2o、ディファレンシャルギアユニット111、車
軸112等からなる動力伝達経路を介して前輪113に
伝達される。
自動変速機20には、変速制御用ソレノイド弁1〜4、
ロックアツプ制御用ソレノイド弁6、および調圧用ソレ
ノイド弁7を備え、後述するトルクコンバータ24およ
び変速機構26の制御に用いられる作動油圧を供給する
ための油圧回路部30が設けられている。
ロックアツプ制御用ソレノイド弁6、および調圧用ソレ
ノイド弁7を備え、後述するトルクコンバータ24およ
び変速機構26の制御に用いられる作動油圧を供給する
ための油圧回路部30が設けられている。
また、自動変速機20には、第3図に示すように、トル
クコンバータ24と、多段歯車式の変速機構26と、ポ
ンプ駆動軸116を介してクランク軸10cに連結され
るオイルポンプ45とが設けられている。
クコンバータ24と、多段歯車式の変速機構26と、ポ
ンプ駆動軸116を介してクランク軸10cに連結され
るオイルポンプ45とが設けられている。
トルクコンバータ24は、第4図に油圧回路部30にお
けるトルクコンバータ24の動作制御に関与する部分を
伴って詳細に示されるように、エンジン10における出
力部10aを介してクランク軸10cと一体に回転駆動
されるドライブプレート32と、ドライブプレート32
に接続されこれと一体に回転駆動されるポンプインペラ
34と、エンジン10の発生トルクがポンプインペラ3
4を介して伝達されるタービンランナ36と、ポンプイ
ンペラ34とタービンランナ36との間に配されたステ
ータ35と、ステータ35とトルクコンバータ24にお
ける固定部分とされたケース121との間に配され、ス
テータ35をポンプインペラ34およびタービンランナ
36と同方向に回転させ得るワンウェイクラッチ38と
を備えている。上記タービンランナ36は、中空のター
ビン出力軸39を介して変速機構26に連結されると共
に、ロックアツプ機構21を介してエンジン10の出力
部10aに連結されるようになっている。
けるトルクコンバータ24の動作制御に関与する部分を
伴って詳細に示されるように、エンジン10における出
力部10aを介してクランク軸10cと一体に回転駆動
されるドライブプレート32と、ドライブプレート32
に接続されこれと一体に回転駆動されるポンプインペラ
34と、エンジン10の発生トルクがポンプインペラ3
4を介して伝達されるタービンランナ36と、ポンプイ
ンペラ34とタービンランナ36との間に配されたステ
ータ35と、ステータ35とトルクコンバータ24にお
ける固定部分とされたケース121との間に配され、ス
テータ35をポンプインペラ34およびタービンランナ
36と同方向に回転させ得るワンウェイクラッチ38と
を備えている。上記タービンランナ36は、中空のター
ビン出力軸39を介して変速機構26に連結されると共
に、ロックアツプ機構21を介してエンジン10の出力
部10aに連結されるようになっている。
ロックアツプ機構21は、トルクコンバータ24におけ
るドライブプレート32とタービンランナ36との間に
配設され、タービン出力軸39にスプライン嵌合された
トーションダンパ23及びトーションダンパ23にコイ
ルスプリング23aを介して連結されたロックアツプク
ラッチ22から戒っている。ロックアツプ機構21は、
その全体がタービンランナ36に対してその軸方向に移
動可能とされ、かつ、タービンランナ36と一体的に回
転するようにされている。
るドライブプレート32とタービンランナ36との間に
配設され、タービン出力軸39にスプライン嵌合された
トーションダンパ23及びトーションダンパ23にコイ
ルスプリング23aを介して連結されたロックアツプク
ラッチ22から戒っている。ロックアツプ機構21は、
その全体がタービンランナ36に対してその軸方向に移
動可能とされ、かつ、タービンランナ36と一体的に回
転するようにされている。
トルクコンバータ24におけるドライブプレート32と
タービンランナ36との間には、ロックアツプクラッチ
22が介在されることにより背圧室43及び内圧室44
が形成されていて、背圧室43には、油圧回路部3oか
ら油路42を通じて、ロックアツプクラッチ22をドラ
イブプレート32から離脱させる方向に押圧する油圧が
供給され、また、内圧室44には、油圧回路部3oから
油路41を通じて、ロックアツプクラッチ22をドライ
ブプレート32に向かう方向に押圧する油圧が供給され
るようになっている。
タービンランナ36との間には、ロックアツプクラッチ
22が介在されることにより背圧室43及び内圧室44
が形成されていて、背圧室43には、油圧回路部3oか
ら油路42を通じて、ロックアツプクラッチ22をドラ
イブプレート32から離脱させる方向に押圧する油圧が
供給され、また、内圧室44には、油圧回路部3oから
油路41を通じて、ロックアツプクラッチ22をドライ
ブプレート32に向かう方向に押圧する油圧が供給され
るようになっている。
そして、ロックアツプ機構21は、内圧室44内の油圧
の値が背圧室43内の油圧の値より所定の値以上高いと
きには、第4図において、右方に押動されてドライブプ
レート32に摩擦係合され、ポンプインペラ34とター
ビンランナ36とを係合状態にする締結状態をとり、ま
た、内圧室44内の油圧の値が背圧室43内の油圧の値
より所定の値以上低いときには、第4図において左方に
押動されてドライブプレー1・32との摩擦係合状態が
解除され、ポンプインペラ34とタービンランナ36と
を非係合状態にする解放状態をとるようになっている。
の値が背圧室43内の油圧の値より所定の値以上高いと
きには、第4図において、右方に押動されてドライブプ
レート32に摩擦係合され、ポンプインペラ34とター
ビンランナ36とを係合状態にする締結状態をとり、ま
た、内圧室44内の油圧の値が背圧室43内の油圧の値
より所定の値以上低いときには、第4図において左方に
押動されてドライブプレー1・32との摩擦係合状態が
解除され、ポンプインペラ34とタービンランナ36と
を非係合状態にする解放状態をとるようになっている。
さらに、ロックアツプ機構21は、内圧室44内の油圧
と背圧室43内の油圧との差圧が所定の範囲内にあると
きには、ポンプインペラ34とタービンランナ36との
相対回転を許容する、ドライブプレート32に対するス
リップ係合状態をとるものとされて、その差圧が大であ
る程ドライブプレート32に対する摩擦係合力が強くな
るようになっている。また、内圧室44は、逆止弁46
が配された油路47を通じてオイルクーラ48に接続さ
れている。
と背圧室43内の油圧との差圧が所定の範囲内にあると
きには、ポンプインペラ34とタービンランナ36との
相対回転を許容する、ドライブプレート32に対するス
リップ係合状態をとるものとされて、その差圧が大であ
る程ドライブプレート32に対する摩擦係合力が強くな
るようになっている。また、内圧室44は、逆止弁46
が配された油路47を通じてオイルクーラ48に接続さ
れている。
油圧回路部30におけるトルクコンバータ24の動作制
御に関与する部分には、ロックアツプシフト弁5.11
0ツクアツプ調圧弁52、ロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁6及び調圧用ソレノイド弁7が備えられている。
御に関与する部分には、ロックアツプシフト弁5.11
0ツクアツプ調圧弁52、ロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁6及び調圧用ソレノイド弁7が備えられている。
ロックアツプシフト弁51は、ランド部56a及び56
bが設けられた第1のスプール56と、受圧面積がラン
ド部56a、56bと等しいものとされたランド部57
a、57b、及びこれらより受圧面積が大なるものとさ
れたランド部57cが設けられた第2のスプール57と
、第1のスプール56を第4図において右方に付勢する
スプリング58と、第1のスプール56及び第2のスプ
ール57により開閉されるポー)a、b、c、de、f
、g及びhと、3つのドレインボートとを有している。
bが設けられた第1のスプール56と、受圧面積がラン
ド部56a、56bと等しいものとされたランド部57
a、57b、及びこれらより受圧面積が大なるものとさ
れたランド部57cが設けられた第2のスプール57と
、第1のスプール56を第4図において右方に付勢する
スプリング58と、第1のスプール56及び第2のスプ
ール57により開閉されるポー)a、b、c、de、f
、g及びhと、3つのドレインボートとを有している。
また、ロックアツプ調圧弁52は、ランド部60a、6
0b及び60cが形成されたスプール60と、スプール
60を第4図において右方に付勢するスプリング62と
、スプール60により開閉されるポー)i、j、に、l
、m及びnと、2つのドレインボートとを有している。
0b及び60cが形成されたスプール60と、スプール
60を第4図において右方に付勢するスプリング62と
、スプール60により開閉されるポー)i、j、に、l
、m及びnと、2つのドレインボートとを有している。
そして、ロックアツプシフト弁51においては、ボート
a及びボー1−dが、それぞれ、調圧用ソレノイド弁7
が配された油路63及び油路65を介して一定圧形戒部
75に接続され、ポー)hがロックアツプ制御用ソレノ
イド弁6が配された抽路69を介してオイルポンプ45
に接続されている。また、ボートbが油路64を介して
ロックアツプ調圧弁52におけるボートj及びkに接続
され、ボートcが油路42を介して背圧室43に接続さ
れ、ボートe及びfが、それぞれ、油路66及び油路6
7を介してオイルクーラ48に接続され、ポー+−gが
油路68を介してレギュレータ弁49に接続されている
。
a及びボー1−dが、それぞれ、調圧用ソレノイド弁7
が配された油路63及び油路65を介して一定圧形戒部
75に接続され、ポー)hがロックアツプ制御用ソレノ
イド弁6が配された抽路69を介してオイルポンプ45
に接続されている。また、ボートbが油路64を介して
ロックアツプ調圧弁52におけるボートj及びkに接続
され、ボートcが油路42を介して背圧室43に接続さ
れ、ボートe及びfが、それぞれ、油路66及び油路6
7を介してオイルクーラ48に接続され、ポー+−gが
油路68を介してレギュレータ弁49に接続されている
。
一方、ロックアツプ調圧弁52においては、ボートiが
油路71を介してスロットル弁11の開度が小である程
低い値をとるスロットル圧を形成するスロットル圧形成
部61に接続され、ボートl及びmが、それぞれ、油路
72及び73を介してレギュレータ弁49に接続され、
ボートnが油路74を介して油路63における調圧用ソ
レノイド弁7が配された部分より下流側に接続されてい
る。そして、スロットル圧形成部61はレギュレータ弁
49に接続され、また、レギュレータ弁49及び一定圧
形成部75はオイルポンプ45に接続されている。さら
に、各油路63.65.66.69.71及び74の各
所定位置にはオリフィスが設けられている。
油路71を介してスロットル弁11の開度が小である程
低い値をとるスロットル圧を形成するスロットル圧形成
部61に接続され、ボートl及びmが、それぞれ、油路
72及び73を介してレギュレータ弁49に接続され、
ボートnが油路74を介して油路63における調圧用ソ
レノイド弁7が配された部分より下流側に接続されてい
る。そして、スロットル圧形成部61はレギュレータ弁
49に接続され、また、レギュレータ弁49及び一定圧
形成部75はオイルポンプ45に接続されている。さら
に、各油路63.65.66.69.71及び74の各
所定位置にはオリフィスが設けられている。
前記自動変速機20における変速機構26は、前進4段
後退1段を得るためのプラネタリギアユニット124を
備えている。プラネタリギアユニット124は、小径サ
ンギア125、大径サンギア126、ロングピニオンギ
ア127、ショートピニオンギア12B、および、リン
グギア129を有している。小径サンギア125とター
ビン出力軸39との間には、前進走行用のフォワードク
ラッチ131とコーステイングクラッチ133とが並設
され、小径サンギア125とフォワードクラッチ131
との間には、ワンウェイクラッチ132が介装されてい
る。大径サンギア126とタービン出力軸39との間に
は、後退走行用のリバースクラッチ135が設けられる
と共に、2−4ブレーキ136が配設され、また、ロン
グピニオンギア127とタービン出力軸39との間には
、3−4クラツチ138が設けられている。ロングピニ
オンギア127はキャリア139およびワンウェイクラ
ッチ141を介して変速機ケース142に連結され、キ
ャリア139と変速機ケース142とは、ローリバース
ブレーキ144により係脱されるようになされている。
後退1段を得るためのプラネタリギアユニット124を
備えている。プラネタリギアユニット124は、小径サ
ンギア125、大径サンギア126、ロングピニオンギ
ア127、ショートピニオンギア12B、および、リン
グギア129を有している。小径サンギア125とター
ビン出力軸39との間には、前進走行用のフォワードク
ラッチ131とコーステイングクラッチ133とが並設
され、小径サンギア125とフォワードクラッチ131
との間には、ワンウェイクラッチ132が介装されてい
る。大径サンギア126とタービン出力軸39との間に
は、後退走行用のリバースクラッチ135が設けられる
と共に、2−4ブレーキ136が配設され、また、ロン
グピニオンギア127とタービン出力軸39との間には
、3−4クラツチ138が設けられている。ロングピニ
オンギア127はキャリア139およびワンウェイクラ
ッチ141を介して変速機ケース142に連結され、キ
ャリア139と変速機ケース142とは、ローリバース
ブレーキ144により係脱されるようになされている。
そして、リングギア129は出力軸145を介してアウ
トプットギア147に連結され、出力軸145に得られ
るトルクが図示しないアイドラー等を介してディファレ
ンシャルギアユニット111に伝達される。
トプットギア147に連結され、出力軸145に得られ
るトルクが図示しないアイドラー等を介してディファレ
ンシャルギアユニット111に伝達される。
上記の構成を有する多段歯車式の変速機構26において
は、フォワードクラッチ131、コーステイングクラッ
チ133、リバースクラッチ135.2−4ブレーキ1
36.3−4クラツチ138およびローリバースブレー
キ144を、それぞれ、適宜選択作動させることにより
、Pレンジ(パーキングレンジ)、Rレンジ(リバース
レンジ)、NレンジにニートラNレンジ)、Fレンジ(
フォワードレンジ)を構成するDレンジ(ドライブレン
ジ)、2レンジおよびlレンジの各レンジと、Fレンジ
における1速〜4速の各変速段とを得ることができる。
は、フォワードクラッチ131、コーステイングクラッ
チ133、リバースクラッチ135.2−4ブレーキ1
36.3−4クラツチ138およびローリバースブレー
キ144を、それぞれ、適宜選択作動させることにより
、Pレンジ(パーキングレンジ)、Rレンジ(リバース
レンジ)、NレンジにニートラNレンジ)、Fレンジ(
フォワードレンジ)を構成するDレンジ(ドライブレン
ジ)、2レンジおよびlレンジの各レンジと、Fレンジ
における1速〜4速の各変速段とを得ることができる。
これら各レンジおよび変速段を得るための各クラッチ1
31,133.138および135、およびブレーキ1
36および144の作動関係と、各レンジおよび変速段
が得られるときにおけるワンウェイクラッチ132およ
び141の作動状態を、表1に示す。
31,133.138および135、およびブレーキ1
36および144の作動関係と、各レンジおよび変速段
が得られるときにおけるワンウェイクラッチ132およ
び141の作動状態を、表1に示す。
〔以下余白〕
表1
(○は締結状態をあられし、Δは作動はしているが、動
力伝達には関わりないことをあられす。)表1に示され
るような作動関係をもって、各クラッチ131・133
・138・135、およびブレーキ136・144を作
動させる作動油圧は油圧回路部30から供給される。
力伝達には関わりないことをあられす。)表1に示され
るような作動関係をもって、各クラッチ131・133
・138・135、およびブレーキ136・144を作
動させる作動油圧は油圧回路部30から供給される。
また、車両には、上述の構成を有するエンジン10およ
び自動変速機20の動作制御を行うとともに、変速時に
エンジン10の発生するトルクを低下させて出力を低下
させる出力制御手段、および変速時にエンジン10の出
力の低下に先立って、ロックアツプクラッチ22の締結
力が、締結状態と解放状態との間の大きさになるように
制御するスリップ制御手段として作用するコントロール
ユニット100が備えられている。
び自動変速機20の動作制御を行うとともに、変速時に
エンジン10の発生するトルクを低下させて出力を低下
させる出力制御手段、および変速時にエンジン10の出
力の低下に先立って、ロックアツプクラッチ22の締結
力が、締結状態と解放状態との間の大きさになるように
制御するスリップ制御手段として作用するコントロール
ユニット100が備えられている。
コントロールユニット100には、ディストリビュータ
16に設けられた回転数センサ81およびクランク角セ
ンサ82から得られるエンジン回転数およびクランク角
をあらゎす検出信号SnおよびSc、エンジンブロック
10bに設けられた水温センサ83およびノッキングセ
ンサ84から得られるエンジン10の冷却水温Twおよ
びノッキング強度をあられす検出信号SwおよびSk、
スロットル弁11に関連して配されたスロットル開度検
出手段としてのスロットル開度センサ85から得られる
検出信号St、吸気通路14におけるスロットル弁11
より下流側部分に配された吸気負圧センサ86から得ら
れる検出信号sb、タービンランナ36の回転数検出手
段としてのタービン回転数センサ87から得られる検出
信号Sm、車速センサ88から得られる検出信号Sv、
変速動作検出手段としてのシフトポジションセンサ89
から得られるシフトレバ−のレンジ位置に応した検出信
号Ss、および自動変速機2oに供給される作動油の温
度を検出する油温センサ9oから得られる検出信号Su
が供給されると共に、エンジン10、および自動変速8
20の制御に必要とされる他の検出信号Sxも供給され
る。
16に設けられた回転数センサ81およびクランク角セ
ンサ82から得られるエンジン回転数およびクランク角
をあらゎす検出信号SnおよびSc、エンジンブロック
10bに設けられた水温センサ83およびノッキングセ
ンサ84から得られるエンジン10の冷却水温Twおよ
びノッキング強度をあられす検出信号SwおよびSk、
スロットル弁11に関連して配されたスロットル開度検
出手段としてのスロットル開度センサ85から得られる
検出信号St、吸気通路14におけるスロットル弁11
より下流側部分に配された吸気負圧センサ86から得ら
れる検出信号sb、タービンランナ36の回転数検出手
段としてのタービン回転数センサ87から得られる検出
信号Sm、車速センサ88から得られる検出信号Sv、
変速動作検出手段としてのシフトポジションセンサ89
から得られるシフトレバ−のレンジ位置に応した検出信
号Ss、および自動変速機2oに供給される作動油の温
度を検出する油温センサ9oから得られる検出信号Su
が供給されると共に、エンジン10、および自動変速8
20の制御に必要とされる他の検出信号Sxも供給され
る。
コントロールユニット100は、これら各種の検出信号
に基づき、点火時期を定める実効点火進角値θを設定し
て、その実効点火進角値θに対応する時期をもって点火
時期制御信号Cqを形成し、それを点火制御部18に供
給する。これにより、点火コイル部17から点火時期制
御信号Cqに対応する時期に二次側高圧パルスが得られ
、これがディストリビュータ16を介して点火プラグ1
5・・・に供給される。
に基づき、点火時期を定める実効点火進角値θを設定し
て、その実効点火進角値θに対応する時期をもって点火
時期制御信号Cqを形成し、それを点火制御部18に供
給する。これにより、点火コイル部17から点火時期制
御信号Cqに対応する時期に二次側高圧パルスが得られ
、これがディストリビュータ16を介して点火プラグ1
5・・・に供給される。
コントロールユニット100は、また、上記各種の検出
信号等に基づいて適正な燃料噴射量を求め、噴射量制御
信号Ciを燃料噴射ポンプ12に供給するようになって
いる。
信号等に基づいて適正な燃料噴射量を求め、噴射量制御
信号Ciを燃料噴射ポンプ12に供給するようになって
いる。
コントロールユニット100は、さらに、上記各種の検
出信号に基づいて、駆動パルス信号Ca・Cb−CC−
cdを形成し、これらを変速機構26に内蔵された各種
のクラッチ131・133・138・135、およびブ
レーキ136・144に供給される作動油圧を調圧する
変速制御用ソレノイド弁1〜4にそれぞれ選択的に供給
することにより、自動変速機20における変速制御を行
うと共に、駆動パルス信号Ce−Cfを形威し、それら
を油圧回路部30に内蔵された口・ノクア・ンプ機構2
1に対する作動油圧の供給、排出の切換えを行うロック
アツプ制御用ソレノイド弁6、および締結力の制御を行
う調圧用ソレノイド弁7に供給することにより、自動変
速機20におけるロックアツプ制御を行う。
出信号に基づいて、駆動パルス信号Ca・Cb−CC−
cdを形成し、これらを変速機構26に内蔵された各種
のクラッチ131・133・138・135、およびブ
レーキ136・144に供給される作動油圧を調圧する
変速制御用ソレノイド弁1〜4にそれぞれ選択的に供給
することにより、自動変速機20における変速制御を行
うと共に、駆動パルス信号Ce−Cfを形威し、それら
を油圧回路部30に内蔵された口・ノクア・ンプ機構2
1に対する作動油圧の供給、排出の切換えを行うロック
アツプ制御用ソレノイド弁6、および締結力の制御を行
う調圧用ソレノイド弁7に供給することにより、自動変
速機20におけるロックアツプ制御を行う。
このような制御により、各種のクラッチ131・133
・138・135、およびブレーキ136・144が、
表1に示すように、選択的に締結状態もしくは解放状態
とされ、所望の変速レンジおよび変速段が得られると共
に、ロノクア・ノブクラッチ22が選択的に締結状態、
もしくは解放状態、もしくは締結力が締結状態と解放状
態との間の大きさになるスリップ状態にされる。
・138・135、およびブレーキ136・144が、
表1に示すように、選択的に締結状態もしくは解放状態
とされ、所望の変速レンジおよび変速段が得られると共
に、ロノクア・ノブクラッチ22が選択的に締結状態、
もしくは解放状態、もしくは締結力が締結状態と解放状
態との間の大きさになるスリップ状態にされる。
コントロールユニット100による、自動変速機20の
変速制御及びロックアツプクラッチ22の動作制御が行
われるにあたっては、コントロールユニット100の内
蔵メモリに記憶されている第5図に示すマツプが使用さ
れる。このマツプは、縦軸にスロットル弁11の開度T
hがとられ横軸に車速Vがとられてシフトパターンが表
されている。
変速制御及びロックアツプクラッチ22の動作制御が行
われるにあたっては、コントロールユニット100の内
蔵メモリに記憶されている第5図に示すマツプが使用さ
れる。このマツプは、縦軸にスロットル弁11の開度T
hがとられ横軸に車速Vがとられてシフトパターンが表
されている。
そして、コントロールユニット100により、上記のシ
フトパターンにおける変速線Ua、Ub、tJc、Dd
、De及びDIと、検出信号Stがあられすスロットル
弁11の開度及び検出信号SVがあられす車速とが照合
されて、シフトアンプ条件もしくはシフトダウン条件が
成立したか否かが判断される。
フトパターンにおける変速線Ua、Ub、tJc、Dd
、De及びDIと、検出信号Stがあられすスロットル
弁11の開度及び検出信号SVがあられす車速とが照合
されて、シフトアンプ条件もしくはシフトダウン条件が
成立したか否かが判断される。
そして、コントロールユニット100は、シフトアップ
条件もしくはシフトダウン条件が成立したことが検知さ
れた場合に、変速機構26における変速段を切換えるた
め、駆動信号Ca、Cb、Cc、及びCdを選択的に送
出し、自動変速機20における変速制御を行うようにな
っている。
条件もしくはシフトダウン条件が成立したことが検知さ
れた場合に、変速機構26における変速段を切換えるた
め、駆動信号Ca、Cb、Cc、及びCdを選択的に送
出し、自動変速機20における変速制御を行うようにな
っている。
また、ロックアツプ作動線Lg及びLl、及び、ロック
アツプ解除線Lh及びLjと、検出信号Stがあられす
スロットル弁11の開度及び検出信号Svがあられす車
速とが照合されて、ロックアツプ作動条件もしくはロッ
クアツプ解除条件が成立したか否かが判断される。
アツプ解除線Lh及びLjと、検出信号Stがあられす
スロットル弁11の開度及び検出信号Svがあられす車
速とが照合されて、ロックアツプ作動条件もしくはロッ
クアツプ解除条件が成立したか否かが判断される。
さらに、スリップ制御実行線Rj及びスリ・ンブ制御解
除線Rkと、検出信号Stがあられすスロットル弁11
の開度及び検出信号Suがあられす車速とが照合されて
、それらスリ・ノトル弁11の開度と車速とが、ロック
アツプクラッチ22についてのスリップ制御条件が成立
したか否かが判断される。また、スリップ制御条件は、
上記マ・ノブに基づいて判断される他、後述する変速時
にも成立したと判断されるようになっている。
除線Rkと、検出信号Stがあられすスロットル弁11
の開度及び検出信号Suがあられす車速とが照合されて
、それらスリ・ノトル弁11の開度と車速とが、ロック
アツプクラッチ22についてのスリップ制御条件が成立
したか否かが判断される。また、スリップ制御条件は、
上記マ・ノブに基づいて判断される他、後述する変速時
にも成立したと判断されるようになっている。
なお、第5図において示される変速線Ua、Ub及びU
cは、それぞれ、l速から2速へ、2速から3速へ、3
速から4速へのシフトアップに関するものであり、変速
線Dd、De及びDrは、それぞれ、2速からl速へ、
3速から2速へ、4速から3速へのシフトダウンに関す
るものである。また、ロックアツプ作動線Lg及びLi
は、それぞれ、3速及び4速でのロックアツプの作動に
関するものであり、ロックアツプ解除線Lh及びLjは
、それぞれ、3速及び4速でのロックアップの解除に関
するものである。さらに、スリップ制御実行線Rjは、
ロックアツプクラッチ22についてのスリップ制御を開
始する判断に用いられ、スリップ制御解除線Rkは、ロ
ックアツプクラッチ22についてのスリップ制御が開始
された後においてこの制御を解除する判断に用いられる
ものである。
cは、それぞれ、l速から2速へ、2速から3速へ、3
速から4速へのシフトアップに関するものであり、変速
線Dd、De及びDrは、それぞれ、2速からl速へ、
3速から2速へ、4速から3速へのシフトダウンに関す
るものである。また、ロックアツプ作動線Lg及びLi
は、それぞれ、3速及び4速でのロックアツプの作動に
関するものであり、ロックアツプ解除線Lh及びLjは
、それぞれ、3速及び4速でのロックアップの解除に関
するものである。さらに、スリップ制御実行線Rjは、
ロックアツプクラッチ22についてのスリップ制御を開
始する判断に用いられ、スリップ制御解除線Rkは、ロ
ックアツプクラッチ22についてのスリップ制御が開始
された後においてこの制御を解除する判断に用いられる
ものである。
上記の構成において、まず、コントロールユニット10
0の制御による油圧回路部30の作動について説明する
。
0の制御による油圧回路部30の作動について説明する
。
コントロールユニット100は、ロックアツプ作動条件
及び後述するスリップ制御条件の何れもが成立していな
いことが検知された場合に、駆動信号Ceのロックアツ
プ制御用ソレノイド弁6への供給を停止するとともに、
駆動信号Cfの調圧用ソレノイド弁7への供給を停止す
る。これにより、ロックアンプ制御用ソレノイド弁6が
閉状態とされて、油路69を通してロックアツプシフト
弁51におけるボートhにオイルポンプ45からの油圧
が低下されることなく供給される。これと同時に、調圧
用ソレノイド弁7が閉状態とされて、油路63を通じて
ロックアツプシフト弁51におけるボートa、及び、油
路74を通じてロックアツプ調圧弁52におけるボート
nに、それぞれ、オイルポンプ45からの油圧が一定圧
形成部75を介して、一定圧で供給される。
及び後述するスリップ制御条件の何れもが成立していな
いことが検知された場合に、駆動信号Ceのロックアツ
プ制御用ソレノイド弁6への供給を停止するとともに、
駆動信号Cfの調圧用ソレノイド弁7への供給を停止す
る。これにより、ロックアンプ制御用ソレノイド弁6が
閉状態とされて、油路69を通してロックアツプシフト
弁51におけるボートhにオイルポンプ45からの油圧
が低下されることなく供給される。これと同時に、調圧
用ソレノイド弁7が閉状態とされて、油路63を通じて
ロックアツプシフト弁51におけるボートa、及び、油
路74を通じてロックアツプ調圧弁52におけるボート
nに、それぞれ、オイルポンプ45からの油圧が一定圧
形成部75を介して、一定圧で供給される。
その結果、ロックアツプシフト弁51におけるランド部
57cが他のランド部56a、56b、57a及び57
bに比して受圧面積が大とされているため、第1及び第
2のスプール56及び57がスプリング58の付勢力に
抗する方向に移動されて、第4図において実線で示され
るような第1の位置をとり、また、スロットル圧形成部
61からロックアツプ調圧弁52におけるボートiに供
給される油圧に比してロックアツプ調圧弁52における
ボートnに供給される油圧の方が高いので、スプール6
0がスプリング62の付勢力に抗する方向に移動されて
、第4図において実線で示されるような第1の位置をと
る。
57cが他のランド部56a、56b、57a及び57
bに比して受圧面積が大とされているため、第1及び第
2のスプール56及び57がスプリング58の付勢力に
抗する方向に移動されて、第4図において実線で示され
るような第1の位置をとり、また、スロットル圧形成部
61からロックアツプ調圧弁52におけるボートiに供
給される油圧に比してロックアツプ調圧弁52における
ボートnに供給される油圧の方が高いので、スプール6
0がスプリング62の付勢力に抗する方向に移動されて
、第4図において実線で示されるような第1の位置をと
る。
これにより、ロックアツプシフト弁51におけるボート
bとポートCとが連通ずるとともに、ロックアツプ調圧
弁52におけるポートにとボートlとが連通し、レギュ
レータ弁49により調圧された油圧がそのまま油路72
、油路64及び油路42を通じて背圧室43に供給され
るとともに、ロックアツプシフト弁51におけるボート
eとボー)fとが連通ずるので、内圧室44内の油圧が
油路41及び67を通じてオイルクーラ48に排出され
る。従って、この場合には、ロックアツプクラッチ22
がドライブプレート32から離間されて解放状態におか
れ、トルクコンバータ24が流体を介して動力伝達を行
うコンバータ状態をとるようになっている。
bとポートCとが連通ずるとともに、ロックアツプ調圧
弁52におけるポートにとボートlとが連通し、レギュ
レータ弁49により調圧された油圧がそのまま油路72
、油路64及び油路42を通じて背圧室43に供給され
るとともに、ロックアツプシフト弁51におけるボート
eとボー)fとが連通ずるので、内圧室44内の油圧が
油路41及び67を通じてオイルクーラ48に排出され
る。従って、この場合には、ロックアツプクラッチ22
がドライブプレート32から離間されて解放状態におか
れ、トルクコンバータ24が流体を介して動力伝達を行
うコンバータ状態をとるようになっている。
また、コントロールユニツト100は、ロックアツプ作
動条件が成立していることが検知された場合には、駆動
信号Ceをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給す
るとともに、駆動信号C「の調圧用ソレノイド弁7への
供給を停止する。これにより、ロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁6が、開状態とされて、ロックアツプシフト弁
51におけるポーhhに供給される油圧が低下されると
ともに、調圧用ソレノイド弁7が閉状態とされて、ロッ
クアツプシフト弁51におけるボートa及びロックアツ
プ調圧弁52におけるボートnに油圧が低下されること
なく供給される。
動条件が成立していることが検知された場合には、駆動
信号Ceをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給す
るとともに、駆動信号C「の調圧用ソレノイド弁7への
供給を停止する。これにより、ロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁6が、開状態とされて、ロックアツプシフト弁
51におけるポーhhに供給される油圧が低下されると
ともに、調圧用ソレノイド弁7が閉状態とされて、ロッ
クアツプシフト弁51におけるボートa及びロックアツ
プ調圧弁52におけるボートnに油圧が低下されること
なく供給される。
その結果、ロックアツプシフト弁51における第1及び
第2のスプール56及び57がスプリング58の付勢力
に従う方向に移動されて、第4図において一点鎖線で示
されるような第2の位置をとり、また、ロックアツプ調
圧弁52におけるスプール60がスプリング62の付勢
力に抗する方向に移動されて、第1の位置をとる。これ
により、ロックアンプシフト弁51におけるボー1□
gとボートeとが連通ずるとともに、ロックアツプ調圧
弁52におけるボートにとボー[とが連通し、レギュレ
ータ弁49により調圧された油圧が油路68及び41を
通じて内圧室44に供給され、背圧室43内の油圧が油
路42を通じてランド部56bによって開閉されるドレ
インボートからオイルハンに排出される。
第2のスプール56及び57がスプリング58の付勢力
に従う方向に移動されて、第4図において一点鎖線で示
されるような第2の位置をとり、また、ロックアツプ調
圧弁52におけるスプール60がスプリング62の付勢
力に抗する方向に移動されて、第1の位置をとる。これ
により、ロックアンプシフト弁51におけるボー1□
gとボートeとが連通ずるとともに、ロックアツプ調圧
弁52におけるボートにとボー[とが連通し、レギュレ
ータ弁49により調圧された油圧が油路68及び41を
通じて内圧室44に供給され、背圧室43内の油圧が油
路42を通じてランド部56bによって開閉されるドレ
インボートからオイルハンに排出される。
従って、この場合には、ロックアツプクラッチ22がド
ライブプレート32に押し付けられて締結状態におかれ
、トルクコンバータ24がポンプインペラ34とタービ
ンランナ36とが保合状態とされるロックアツプ状態に
なる。
ライブプレート32に押し付けられて締結状態におかれ
、トルクコンバータ24がポンプインペラ34とタービ
ンランナ36とが保合状態とされるロックアツプ状態に
なる。
一方、コントロールユニット100は、検出信号St及
びSvがあられすスロットル弁11の開度及び車速が、
第5図に示されるようなシフトパターンにおけるスリッ
プ制御実行線Rj及びスリップ制御解除線Rkで規定さ
れる領域にあることが検知されるとともに、例えば、検
出信号Suがあられす作動油の温度が所定の範囲内にあ
り、かつ、ロックアツプ作動条件が成立していないこと
が検知されて、定常スリップ制御条件が成立した場合、
検出信号St及びSvがあられすスロットル弁11の開
度及び車速にもとづいてシフトアップ条件が成立したこ
とが検知されて、変速スリップ制御条件が成立した場合
、及び、検出信号St及びSnに基づいてスロットル弁
11が全閉状態にされ、かつ、エンジン10が、エンジ
ン回転数が所定の値以上とされる減速状態にあることが
検知されて、減速スリップ制御条件が成立した場合のそ
れぞれにおいて、トルクコンバータ24におけるロック
アツプクラッチ22についてのスリップ制御を行うため
、駆動信号Ceをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に
供給するとともに、20%以上の所定の値に設定された
デユーティを有する駆動信号Cfを形成して、それを調
圧用ソレノイド弁7に供給するようになっている。
びSvがあられすスロットル弁11の開度及び車速が、
第5図に示されるようなシフトパターンにおけるスリッ
プ制御実行線Rj及びスリップ制御解除線Rkで規定さ
れる領域にあることが検知されるとともに、例えば、検
出信号Suがあられす作動油の温度が所定の範囲内にあ
り、かつ、ロックアツプ作動条件が成立していないこと
が検知されて、定常スリップ制御条件が成立した場合、
検出信号St及びSvがあられすスロットル弁11の開
度及び車速にもとづいてシフトアップ条件が成立したこ
とが検知されて、変速スリップ制御条件が成立した場合
、及び、検出信号St及びSnに基づいてスロットル弁
11が全閉状態にされ、かつ、エンジン10が、エンジ
ン回転数が所定の値以上とされる減速状態にあることが
検知されて、減速スリップ制御条件が成立した場合のそ
れぞれにおいて、トルクコンバータ24におけるロック
アツプクラッチ22についてのスリップ制御を行うため
、駆動信号Ceをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に
供給するとともに、20%以上の所定の値に設定された
デユーティを有する駆動信号Cfを形成して、それを調
圧用ソレノイド弁7に供給するようになっている。
このときには、オイルポンプ45から、一定圧形成部7
5を介し油路65を通じてロックアツプシフト弁51に
おけるポートdに供給される油圧により、ロックアツプ
シフト弁51における第1のスプール56が、第4図に
おいて実線で示されるような第1の位置をとるとともに
、第2のスプール57が、第4図において一点鎖線で示
されるような第2の位置をとり、また、ロックアンプ調
圧弁52におけるスプール6oが、ボートiに供給され
る油圧と、ボートnに供給される駆動信号Cfのデユー
ティが大なる程低い値をとる油圧との差圧に応した距離
だけ、第4図において実線で示されるような第1の位置
から右方に移動されて、ポート2の実効開口面積が縮小
される。その結果、内圧室44には、レギュレータ弁4
9により調圧された油圧が油路68を通じてそのまま供
給されるのに対し、背圧室43には、レギュレータ弁4
9により調圧された油圧がロックアンプ調圧弁52によ
り駆動パルス信号Cfのデユーティに応じて減圧されて
供給されることになるので、ロックアツプクラッチ22
は、ドライブプレート32に対して、内圧室44に供給
される抽圧から背圧室43に供給される油圧を減じて得
られる差圧ΔPに応じた回転数差ΔNをポンプインペラ
34とタービンランナ36との間に生じさせる、スリッ
プ係合状態をとるようになっている。
5を介し油路65を通じてロックアツプシフト弁51に
おけるポートdに供給される油圧により、ロックアツプ
シフト弁51における第1のスプール56が、第4図に
おいて実線で示されるような第1の位置をとるとともに
、第2のスプール57が、第4図において一点鎖線で示
されるような第2の位置をとり、また、ロックアンプ調
圧弁52におけるスプール6oが、ボートiに供給され
る油圧と、ボートnに供給される駆動信号Cfのデユー
ティが大なる程低い値をとる油圧との差圧に応した距離
だけ、第4図において実線で示されるような第1の位置
から右方に移動されて、ポート2の実効開口面積が縮小
される。その結果、内圧室44には、レギュレータ弁4
9により調圧された油圧が油路68を通じてそのまま供
給されるのに対し、背圧室43には、レギュレータ弁4
9により調圧された油圧がロックアンプ調圧弁52によ
り駆動パルス信号Cfのデユーティに応じて減圧されて
供給されることになるので、ロックアツプクラッチ22
は、ドライブプレート32に対して、内圧室44に供給
される抽圧から背圧室43に供給される油圧を減じて得
られる差圧ΔPに応じた回転数差ΔNをポンプインペラ
34とタービンランナ36との間に生じさせる、スリッ
プ係合状態をとるようになっている。
この場合、内圧室44に供給される油圧から背圧室43
に供給される油圧を減じて得られる差圧ΔPは、ロック
アツプ調圧弁52におけるボートiに供給されるスロッ
トル圧をpt、ロックアツプ調圧弁52におけるボート
nに供給されるデユーティ制御圧をPd、スプリング6
2の付勢力をFaとすれば、式:へP=C,(Pt−P
d )+Fa/Cz (但し、C,及びC2は定数)
であられされる。従って、差圧ΔPは、スロットル圧p
tとデユーティ制御圧Pdとにより規定される。こノ場
合、スロットル圧ptは、スロットル弁11の開度が小
である程低い値をとるように形成され、また、デユーテ
ィ制御圧Pdは、駆動信号Cfのデユーティdが大きい
ほど小さい値をとるように形成される。それゆえ、差圧
ΔPは、スロットル弁11の開度Thが大とされる程大
なる値をとるとともに、駆動信号Cfのデユーティdが
大である程大なる値をとるようにされる。
に供給される油圧を減じて得られる差圧ΔPは、ロック
アツプ調圧弁52におけるボートiに供給されるスロッ
トル圧をpt、ロックアツプ調圧弁52におけるボート
nに供給されるデユーティ制御圧をPd、スプリング6
2の付勢力をFaとすれば、式:へP=C,(Pt−P
d )+Fa/Cz (但し、C,及びC2は定数)
であられされる。従って、差圧ΔPは、スロットル圧p
tとデユーティ制御圧Pdとにより規定される。こノ場
合、スロットル圧ptは、スロットル弁11の開度が小
である程低い値をとるように形成され、また、デユーテ
ィ制御圧Pdは、駆動信号Cfのデユーティdが大きい
ほど小さい値をとるように形成される。それゆえ、差圧
ΔPは、スロットル弁11の開度Thが大とされる程大
なる値をとるとともに、駆動信号Cfのデユーティdが
大である程大なる値をとるようにされる。
また、ロックアツプクラッチ22がドライブプレート3
2に摩擦係合されたもとにおける、ロックアツプクラッ
チ22を介してポンプインペラ34からタービンランナ
36に伝達され得る最大トルク(以下、伝達可能トルク
と称す)Tsは、ロックアツプクラッチ22の摩擦係数
及び有効半径をそれぞれU及びrとし、ロックアップク
ラッチ22とドライブプレート32との係合面積をAと
すれば、式:Ts=ΔPXuXrXAであられすことが
でき、この式から明らかなように、伝達可能トルクTs
は差圧ΔPが大とされる程大なる値をとるものとされる
。そして、ドライブプレート32に伝達されるエンジン
10の発生トルクTeに等しいものとされるトルクコン
バータ24の入力トルクTiが伝達可能トルクTsより
大とされる場合には、ポンプインペラ34とタービンラ
ンナ36との間に回転数差ΔNが生じることになる。そ
の場合、回転数差ΔNは、入力トルクTiが大きいほど
、また、差圧ΔPが小さいほど大きくなる。
2に摩擦係合されたもとにおける、ロックアツプクラッ
チ22を介してポンプインペラ34からタービンランナ
36に伝達され得る最大トルク(以下、伝達可能トルク
と称す)Tsは、ロックアツプクラッチ22の摩擦係数
及び有効半径をそれぞれU及びrとし、ロックアップク
ラッチ22とドライブプレート32との係合面積をAと
すれば、式:Ts=ΔPXuXrXAであられすことが
でき、この式から明らかなように、伝達可能トルクTs
は差圧ΔPが大とされる程大なる値をとるものとされる
。そして、ドライブプレート32に伝達されるエンジン
10の発生トルクTeに等しいものとされるトルクコン
バータ24の入力トルクTiが伝達可能トルクTsより
大とされる場合には、ポンプインペラ34とタービンラ
ンナ36との間に回転数差ΔNが生じることになる。そ
の場合、回転数差ΔNは、入力トルクTiが大きいほど
、また、差圧ΔPが小さいほど大きくなる。
次に、コントロールユニットlOOで自動変速機20の
変速時に行われるトルクダウン制御、およびスリップ制
御について、第1図に示すフローチャートに基づいて説
明する。
変速時に行われるトルクダウン制御、およびスリップ制
御について、第1図に示すフローチャートに基づいて説
明する。
まず、Sllで、第5図に示すマツプ、および検出信号
Stがあられすスロットル弁11の開度と、検出信号S
vがあらゎす車速とに基づいて変速条件が成立したとき
にセットされる変速フラグが立ち上がったかどうかを調
べる。
Stがあられすスロットル弁11の開度と、検出信号S
vがあらゎす車速とに基づいて変速条件が成立したとき
にセットされる変速フラグが立ち上がったかどうかを調
べる。
Sllで変速フラグが立ち上がったと判定されると、S
12に移行して、変速前にロックアツプクラッチ22が
スリップ係合状態となるスリップ制御が行われていたか
否かを判断する。S12で、スリップ制御が行われてい
たと判断された場合には、S13に進み、デユーティd
を変速直前の値yfi−1に設定した後、S20に進む
。
12に移行して、変速前にロックアツプクラッチ22が
スリップ係合状態となるスリップ制御が行われていたか
否かを判断する。S12で、スリップ制御が行われてい
たと判断された場合には、S13に進み、デユーティd
を変速直前の値yfi−1に設定した後、S20に進む
。
一方、S12において、変速前にスリップ制御が行われ
ていなかったと判断された場合には、S14に進み、エ
ンジンIOの発生トルクTeO値を、検出信号Stがあ
られすスロットル弁11の開度と検出信号Snがあられ
すエンジン回転数とに基づいて設定する。上記エンジン
1oの発生トルクTeの値は、例えば、あらかじめスロ
ットル弁11の開度及びエンジン回転数に応じて求めら
れ、コントロールユニット100に内蔵されたメモリに
記憶されたマツプから、検出信号Stがあられすスロッ
トル弁11の開度と検出信号Snがあられすエンジン回
転数とに応じた値を読み出すことにより得られる。
ていなかったと判断された場合には、S14に進み、エ
ンジンIOの発生トルクTeO値を、検出信号Stがあ
られすスロットル弁11の開度と検出信号Snがあられ
すエンジン回転数とに基づいて設定する。上記エンジン
1oの発生トルクTeの値は、例えば、あらかじめスロ
ットル弁11の開度及びエンジン回転数に応じて求めら
れ、コントロールユニット100に内蔵されたメモリに
記憶されたマツプから、検出信号Stがあられすスロッ
トル弁11の開度と検出信号Snがあられすエンジン回
転数とに応じた値を読み出すことにより得られる。
次に、S15において、検出信号Suがあられす作動油
の温度に基づいて補正係数Kを設定し、S16において
、伝達トルクT「を、式:Tr=TeXKにより設定す
る。上記補正係数には、例えば、作動油の温度が90’
Cである場合には1に設定されるとともに、90゛Cよ
り高い程大なる値に設定され、90’Cより低い程小な
る値に設定されている。そして、この補正係数Kが上記
エンジンIOの発生トルクTeの値に乗じられることに
より、伝達トルクTrの値が設定される。
の温度に基づいて補正係数Kを設定し、S16において
、伝達トルクT「を、式:Tr=TeXKにより設定す
る。上記補正係数には、例えば、作動油の温度が90’
Cである場合には1に設定されるとともに、90゛Cよ
り高い程大なる値に設定され、90’Cより低い程小な
る値に設定されている。そして、この補正係数Kが上記
エンジンIOの発生トルクTeの値に乗じられることに
より、伝達トルクTrの値が設定される。
そして、317において、伝達トルクTrに基づいて所
定の回転数差ΔNが得られる差圧ΔPを設定し、SlB
に進む。すなわち、トルクコンバータ24におけるポン
プインペラ34とタービンランナ36との間に、トルク
コンバータ24におけるエネルギー損失の低減とエンジ
ン1oが発生するトルク変動の吸収とが共に図られると
ともに、変速機構26からの回転力がロックアラフリラ
ッチ22を介してエンジン10に伝達されることにより
、後述するエンジン10のトルクダウン制御が行われた
際に、エンジン10の回転数が落ち込んでしまうのが防
止されることになる所定の回転数差ΔN、例えば、80
(rpm )を生じさせるように、差圧ΔPの値が設
定される。なお、回転数差ΔNの値は、例えば、エンジ
ンlOの運転状態や車両の走行状態等に応じて、あらか
じめ入力トルクTiと回転数差ΔNと差圧ΔPとの関係
が書き込まれたマツプから読み出されるごとにより得ら
れる。
定の回転数差ΔNが得られる差圧ΔPを設定し、SlB
に進む。すなわち、トルクコンバータ24におけるポン
プインペラ34とタービンランナ36との間に、トルク
コンバータ24におけるエネルギー損失の低減とエンジ
ン1oが発生するトルク変動の吸収とが共に図られると
ともに、変速機構26からの回転力がロックアラフリラ
ッチ22を介してエンジン10に伝達されることにより
、後述するエンジン10のトルクダウン制御が行われた
際に、エンジン10の回転数が落ち込んでしまうのが防
止されることになる所定の回転数差ΔN、例えば、80
(rpm )を生じさせるように、差圧ΔPの値が設
定される。なお、回転数差ΔNの値は、例えば、エンジ
ンlOの運転状態や車両の走行状態等に応じて、あらか
じめ入力トルクTiと回転数差ΔNと差圧ΔPとの関係
が書き込まれたマツプから読み出されるごとにより得ら
れる。
318においては、差圧ΔPを生じさせる駆動信号Cr
のデユーティdの値y、、を求め、S19でこの値yf
iをデユーティdに設定してS20に進む。上記差圧Δ
Pを生じさせる駆動信号Cfのデユーティdの値は、例
えば、差圧ΔPとデユーティdとの関係が書き込まれた
マツプから読み出されることにより、得られる。
のデユーティdの値y、、を求め、S19でこの値yf
iをデユーティdに設定してS20に進む。上記差圧Δ
Pを生じさせる駆動信号Cfのデユーティdの値は、例
えば、差圧ΔPとデユーティdとの関係が書き込まれた
マツプから読み出されることにより、得られる。
さらに、S20においては、ロックアツプ制御用ソレノ
イド弁6に駆動信号Ceを供給し、続くS21において
、上記S13、または319にて設定されたデユーティ
dを有する駆動信号Cfを形成してそれを調圧用ソレノ
イド弁7に供給して、S24に進む。
イド弁6に駆動信号Ceを供給し、続くS21において
、上記S13、または319にて設定されたデユーティ
dを有する駆動信号Cfを形成してそれを調圧用ソレノ
イド弁7に供給して、S24に進む。
すなわち、第6図に示すように、自動変速機20の変速
動作が開始されるとともに、ロックアツプクラッチ22
の締結力が締結状態と解放状態との間の大きさになるよ
うに制御するスリップ制御が行われ、エンジン10のト
ルクダウン制御によってエンジン10の回転数が落ち込
むことが防止される。
動作が開始されるとともに、ロックアツプクラッチ22
の締結力が締結状態と解放状態との間の大きさになるよ
うに制御するスリップ制御が行われ、エンジン10のト
ルクダウン制御によってエンジン10の回転数が落ち込
むことが防止される。
また、前記Sllで変速フラグが立ち上がらなかったと
判定された場合、すなわち、例えば上記のようにして一
旦変速動作が開始されるとともにスリップ制御が行われ
た後には、322に移行して、タービン回転数センサ8
7からの検出信号Smに基づいて得られるタービン回転
数変化ITTREVO値が負かどうかを調べる。すなわ
ち、変速動作が開始されてから、実際に変速が行われる
までには、油圧回路部30における油圧経路の特性等に
よってタイムラグが生じる。そこで、タービン回転数変
化1iVTREVの値の正負によって、実際に変速が行
われたかどうかを調べる。
判定された場合、すなわち、例えば上記のようにして一
旦変速動作が開始されるとともにスリップ制御が行われ
た後には、322に移行して、タービン回転数センサ8
7からの検出信号Smに基づいて得られるタービン回転
数変化ITTREVO値が負かどうかを調べる。すなわ
ち、変速動作が開始されてから、実際に変速が行われる
までには、油圧回路部30における油圧経路の特性等に
よってタイムラグが生じる。そこで、タービン回転数変
化1iVTREVの値の正負によって、実際に変速が行
われたかどうかを調べる。
S22でタービン回転数変化量TTREVの値が負でな
いと判定された場合には、そのままS24に進む。また
、S22でタービン回転数変化檀TTREVの値が負で
あると判定された場合には、S23に進んで、燃料噴射
ポンプ12を介して吸気通路14に噴射される燃料の量
を、あらかじめエンジン10の運転状態”に応じて設定
された量に減少させるトルクダウン制御を開始した後に
524に進む。つまり、変速動作に伴ってエンジンの出
力を低下させ、変速ショックが低減されるようにする。
いと判定された場合には、そのままS24に進む。また
、S22でタービン回転数変化檀TTREVの値が負で
あると判定された場合には、S23に進んで、燃料噴射
ポンプ12を介して吸気通路14に噴射される燃料の量
を、あらかじめエンジン10の運転状態”に応じて設定
された量に減少させるトルクダウン制御を開始した後に
524に進む。つまり、変速動作に伴ってエンジンの出
力を低下させ、変速ショックが低減されるようにする。
S24では、タービン回転数センサ87からの検出信号
Smによって得られるタービン回転数1゛REVが、変
速動作完了時の回転数TTREVと、あらかじめ設定さ
れた値0FTIとを加算した値よりも小さいかどうかを
調べる。すなわち、変速動作完了が近いかどうかを調べ
る。上記変速動作完了時の回転数TTREVは、例えば
車速センサ88からの検出信号Sv、および新たな変速
段における変速比に基づいて求められる。
Smによって得られるタービン回転数1゛REVが、変
速動作完了時の回転数TTREVと、あらかじめ設定さ
れた値0FTIとを加算した値よりも小さいかどうかを
調べる。すなわち、変速動作完了が近いかどうかを調べ
る。上記変速動作完了時の回転数TTREVは、例えば
車速センサ88からの検出信号Sv、および新たな変速
段における変速比に基づいて求められる。
S24で、タービン回転TTREVが、変速動作完了時
の回転数TTREVと、あらかじめ設定された値0FT
Iとを加算した値よりも小さくないと判定された場合に
は、スリップ制御、およびトルクダウン制御を続行し、
そのままリターンする。
の回転数TTREVと、あらかじめ設定された値0FT
Iとを加算した値よりも小さくないと判定された場合に
は、スリップ制御、およびトルクダウン制御を続行し、
そのままリターンする。
S24で、タービン回転TTREVが、変速動作完了時
の回転数TTREVと、あらかじめ設定された値0FT
Iとを加算した値よりも小さくなったと判定されると、
S25に進んで、吸気通路14に噴射される燃料の量を
、下記表2に示すマツプに基づき、スロットル弁11の
開度に応じて得られる初期値まで復帰させる。
の回転数TTREVと、あらかじめ設定された値0FT
Iとを加算した値よりも小さくなったと判定されると、
S25に進んで、吸気通路14に噴射される燃料の量を
、下記表2に示すマツプに基づき、スロットル弁11の
開度に応じて得られる初期値まで復帰させる。
表2
また、S26において、吸気通路14に噴射される燃料
の量を、噴射が行われるごとに、上記初期値と同様にし
てマツプより得られる増分値ずつ増加させ、例えば06
2秒など、所定の時間だけ経過した後に、スロットル弁
11の開度に応した通常の噴射量に復帰させ、トルクダ
ウン制御を終了させる。但し、上記525、および32
6は、−旦噴射量が通常の噴射量に復帰した後は、その
まま通常の噴射量になるようにする。
の量を、噴射が行われるごとに、上記初期値と同様にし
てマツプより得られる増分値ずつ増加させ、例えば06
2秒など、所定の時間だけ経過した後に、スロットル弁
11の開度に応した通常の噴射量に復帰させ、トルクダ
ウン制御を終了させる。但し、上記525、および32
6は、−旦噴射量が通常の噴射量に復帰した後は、その
まま通常の噴射量になるようにする。
次に、S27では、タービン回転数センサ87からの検
出信号Smによって得られるタービン回転TTREVが
、変速動作完了時の回転数TTREVと、あらかじめ設
定された410 F T 2とを加算した値よりも小さ
いかどうかを調べる。すなわち、上記トルクダウン制御
を終了した時点よりも、さらに変速動作が完了に近づい
たかどうかを調べる。
出信号Smによって得られるタービン回転TTREVが
、変速動作完了時の回転数TTREVと、あらかじめ設
定された410 F T 2とを加算した値よりも小さ
いかどうかを調べる。すなわち、上記トルクダウン制御
を終了した時点よりも、さらに変速動作が完了に近づい
たかどうかを調べる。
S27で、タービン回転数TREVが、変速動作完了時
の回転数TTREVと、あらかしめ設定された値0FT
2とを加算した値よりも小さくないと判定された場合に
は、そのままリターンし、スリップ制御を続行する。
の回転数TTREVと、あらかしめ設定された値0FT
2とを加算した値よりも小さくないと判定された場合に
は、そのままリターンし、スリップ制御を続行する。
S27で、タービン回転数TREVが、変速動作完了時
の回転数TTREVと、あらかしめ設定された値0FT
2とを加算した値よりも小さくなたと判定されると、3
2Bに進んで、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6への
駆動信号Ceの供給を停止し、続くS29において、調
圧用ソレノイド弁7への駆動信号Cfの供給も停止し、
トルクダウン制御を終了させる。
の回転数TTREVと、あらかしめ設定された値0FT
2とを加算した値よりも小さくなたと判定されると、3
2Bに進んで、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6への
駆動信号Ceの供給を停止し、続くS29において、調
圧用ソレノイド弁7への駆動信号Cfの供給も停止し、
トルクダウン制御を終了させる。
このように、変速時にはトルクダウン制御が行われるの
で、変速に伴って発生する変速ショックは低減される。
で、変速に伴って発生する変速ショックは低減される。
しかも、エンジンの出力が低下しても、トルクダウン制
御に先立ってスリップ制御が行われることにより、エン
ジンの出力軸には、ロックアツプクラッチを介して変速
機構からの回転力が伝達されるので、エンジンの回転数
が落ち込んでしまうことが防止される。
御に先立ってスリップ制御が行われることにより、エン
ジンの出力軸には、ロックアツプクラッチを介して変速
機構からの回転力が伝達されるので、エンジンの回転数
が落ち込んでしまうことが防止される。
なお、本実施例においては、実際に変速が行われる時点
や変速動作の完了時点が、トルクコンバータ24のター
ビンランナ36の回転数に基づいて求められるようにさ
れているが、これに限定されることなく、シフトアップ
動作の完了時点が、エンジン回転数N等に基づいて予測
されるようになされてもよいし、また、変速開始時点か
らの所定時間の経過によって予測されるようになされて
もよい。
や変速動作の完了時点が、トルクコンバータ24のター
ビンランナ36の回転数に基づいて求められるようにさ
れているが、これに限定されることなく、シフトアップ
動作の完了時点が、エンジン回転数N等に基づいて予測
されるようになされてもよいし、また、変速開始時点か
らの所定時間の経過によって予測されるようになされて
もよい。
さらに、上述の例においては、トルクダウン制御におけ
る制御対象が燃料噴射量とされているが、これに限定さ
れることなく、制御対象が、点火時期や吸入空気量のよ
うなエンジンの出力を変化させる他の制御対象とされて
もよいし、また、これらの制御を複合して、トルクダウ
ンの割合を大きくし得るようにしてもよい。
る制御対象が燃料噴射量とされているが、これに限定さ
れることなく、制御対象が、点火時期や吸入空気量のよ
うなエンジンの出力を変化させる他の制御対象とされて
もよいし、また、これらの制御を複合して、トルクダウ
ンの割合を大きくし得るようにしてもよい。
本発明の自動変速機の変速ショック低減装置は、以上の
ように、ポンプインペラがエンジンの出力軸に連結され
るトルクコンバータと、トルクコンバータのタービンラ
ンナに接続されるタービン出力軸に連結される変速機構
と、トルクコンバータのポンプインペラとタービンラン
ナとを締結、および解放するロックアツプクラッチと、
変速時にエンジンの出力を低下させる出力制御手段と、
変速時に、出力制御手段によるエンジン出力の低下に先
立って、ロックアツプクラッチの締結力が、締結状態と
解放状態との間の大きさになるように制御するスリップ
制御手段とを備えた構成である。
ように、ポンプインペラがエンジンの出力軸に連結され
るトルクコンバータと、トルクコンバータのタービンラ
ンナに接続されるタービン出力軸に連結される変速機構
と、トルクコンバータのポンプインペラとタービンラン
ナとを締結、および解放するロックアツプクラッチと、
変速時にエンジンの出力を低下させる出力制御手段と、
変速時に、出力制御手段によるエンジン出力の低下に先
立って、ロックアツプクラッチの締結力が、締結状態と
解放状態との間の大きさになるように制御するスリップ
制御手段とを備えた構成である。
これにより、変速動作に伴ってエンジンの出力を低下さ
せても、エンジンの回転数が落ち込んでしまうことが防
止されるので、変速動作に伴うショックを確実に低減す
るとともに、車体の加速が一息ついてしまったり、車速
がスムーズに変化しなかったりするのを防止することが
できるという効果を奏する。
せても、エンジンの回転数が落ち込んでしまうことが防
止されるので、変速動作に伴うショックを確実に低減す
るとともに、車体の加速が一息ついてしまったり、車速
がスムーズに変化しなかったりするのを防止することが
できるという効果を奏する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は本発明に係る自動変速機の変速ショック低減装
置におけるコントロールユニットで行われる動作を示す
フローチャートである。 第2図は自動変速機の変速ショック低減装置の全体構成
図である。 第3図は第2図に示した自動変速機の概略説明図である
。 第4図は油圧回路部におけるロックアツプクラッチの制
御に関係する部分の構成を示す説明図である。 第5図は車速とスロットル弁の開度とに基づく自動変速
機の変速動作の説明に供される特性図である。 第6図は変速時におけるタービン回転数、燃料噴射量、
およびスリップ制御の有無の関係を示すタイムチャート
である。 10はエンジン、10aはクランク軸(エンジンの出力
軸)、22はロックアツプクラッチ、24はトルクコン
バータ、26は変速機構、34はポンプインペラ、36
はタービンランナ、39はタービン出力軸、100はコ
ントロールユニ・ント(出力制御手段、スリップ制御手
段)である。
る。 第1図は本発明に係る自動変速機の変速ショック低減装
置におけるコントロールユニットで行われる動作を示す
フローチャートである。 第2図は自動変速機の変速ショック低減装置の全体構成
図である。 第3図は第2図に示した自動変速機の概略説明図である
。 第4図は油圧回路部におけるロックアツプクラッチの制
御に関係する部分の構成を示す説明図である。 第5図は車速とスロットル弁の開度とに基づく自動変速
機の変速動作の説明に供される特性図である。 第6図は変速時におけるタービン回転数、燃料噴射量、
およびスリップ制御の有無の関係を示すタイムチャート
である。 10はエンジン、10aはクランク軸(エンジンの出力
軸)、22はロックアツプクラッチ、24はトルクコン
バータ、26は変速機構、34はポンプインペラ、36
はタービンランナ、39はタービン出力軸、100はコ
ントロールユニ・ント(出力制御手段、スリップ制御手
段)である。
Claims (1)
- 1、ポンプインペラがエンジンの出力軸に連結されるト
ルクコンバータと、トルクコンバータのタービンランナ
に接続されるタービン出力軸に連結される変速機構と、
トルクコンバータのポンプインペラとタービンランナと
を締結、および解放するロックアップクラッチと、変速
時にエンジンの出力を低下させる出力制御手段と、変速
時に、出力制御手段によるエンジン出力の低下に先立っ
て、ロックアップクラッチの締結力が、締結状態と解放
状態との間の大きさになるように制御するスリップ制御
手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の変速ショ
ック低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170657A JPH0332939A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動変速機の変速ショック低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170657A JPH0332939A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動変速機の変速ショック低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332939A true JPH0332939A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15908947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1170657A Pending JPH0332939A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動変速機の変速ショック低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05306641A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP2012107537A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動装置の制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017233A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-29 | Fujitsu Ten Ltd | 自動車用燃料噴射・変速制御装置 |
JPH01115738A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-09 | Mazda Motor Corp | パワートレインの制御装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170657A patent/JPH0332939A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017233A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-29 | Fujitsu Ten Ltd | 自動車用燃料噴射・変速制御装置 |
JPH01115738A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-09 | Mazda Motor Corp | パワートレインの制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05306641A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP2012107537A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動装置の制御装置 |
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