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JPH03206108A - かつら - Google Patents

かつら

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Publication number
JPH03206108A
JPH03206108A JP1341344A JP34134489A JPH03206108A JP H03206108 A JPH03206108 A JP H03206108A JP 1341344 A JP1341344 A JP 1341344A JP 34134489 A JP34134489 A JP 34134489A JP H03206108 A JPH03206108 A JP H03206108A
Authority
JP
Japan
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hair
frame
wig
chain
hairs
Prior art date
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Granted
Application number
JP1341344A
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English (en)
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JPH0768642B2 (ja
Inventor
Masaaki Ando
正昭 安藤
Riyuuji Teradoko
寺床 竜二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aderans Co Ltd
Original Assignee
Aderans Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18345338&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03206108(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Aderans Co Ltd filed Critical Aderans Co Ltd
Priority to JP1341344A priority Critical patent/JPH0768642B2/ja
Priority to US07/594,700 priority patent/US5044382A/en
Priority to DE69122090T priority patent/DE69122090T2/de
Priority to ES91109627T priority patent/ES2091264T3/es
Priority to EP91109627A priority patent/EP0517940B1/en
Publication of JPH03206108A publication Critical patent/JPH03206108A/ja
Publication of JPH0768642B2 publication Critical patent/JPH0768642B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G3/00Wigs
    • A41G3/0041Bases for wigs
    • A41G3/005Bases for wigs made of a net structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G3/00Wigs
    • A41G3/0008Fastening thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、頭部に簡単に装着固定することができるかつ
らに係り、特に脱毛の初期段階である薄毛の状態で、或
いはファソシラン効果を意図して使用されるかつらに関
するものである。
〔従来の技術〕
頭部を覆うかつらベースとして、従来、柔軟性に冨む軟
質合成樹脂等で形成した人工皮膚製のかつらベース或い
は細かい網目を有するネットベースが用いられ、これら
のベースに多数の毛髪を植設してなるものが広く使用さ
れている。
〔発明が解決すべき課題〕
上記の軟質合或樹脂製のかつらベースを使用したものは
、長時間装着していると、頭皮の皮膚呼吸を阻害し、蒸
れやすいため、かつらベースに多数の細孔を穿設し、外
部との間で空気を流通させて湿気を外に逃がそうとする
試みもあるが、充分ではない. また、かつらベースにナイロン等のネットを用い、この
ネットに多数の毛髪を植設することにより構成されたか
つらは、植設する毛量の密度の向上のため、通常、2.
54c一当たり15乃至50メッシュの小径の綱目のネ
ットを使用している.そのため、頭部に装着した際、自
毛がこのネットの下側で押し付けられて圧迫感があり、
髪形も偏平となって通気性にも劣るとこになる.しかも
、ネットの網目が細かいと、ネットベースが平面状を呈
することになるので、毛髪の隙間を通してネットが露顕
され易い。
ところで、上記のようなかつらを使用者の頭部に装着す
るためには、合威樹脂製のベース又はネットベースの裏
面の所定箇所に適宜の数のかつら用ビンを取り付け、こ
のかつら用ビンで使用者の残毛を挟着し、このようなか
つら用ビンを介して頭部に固定するようにしている。
しかし、かつらベースと頭部との間にかつら用ビンを介
在させると、その分だけかつらが浮き上がってしまい、
頭部に充分フィットせず、装着上及び外観上違和感があ
る.また、かつら用ピンで使用者の残毛を挟着すると、
例えばこのビンの挟着力が強い場合には、残毛を挟着箇
所で傷めてしまうという不都合があった. 本発明は上記した問題に鑑みて創作されたものであって
、かつらを装着しても頭皮の皮膚呼吸を妨げることがな
く、しかも使用者の頭部にピッタリとフィットして薄毛
の部分をきわめて自然な感しに隠蔽し得るとともに、使
用者の残毛を損なうことなく、容易に着脱できるかつら
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、本発明にあっては、略長楕円形をなす周縁
枠の内側で、フィラメントを編威して、このフィラメン
トに伸縮性を付与したチェーン状細糸部材を任意の比較
的広い間隔をもって縦横に結合することにより、使用者
の頭部形状を呈する格子状の植毛フレームを形成し、こ
の植毛フレームの一側に外方へ突出するように多数の毛
髪を植設してなり、使用者が装着するときに、上記植毛
フレームの各格子の間から使用者の自毛を外方へ引き出
し、この自毛と植毛フレームに固着されている毛髪とを
混合させることにより、頭部へ装着するようにしたかつ
らにより、達威される.〔作 用〕 この発明によれば、かつらを使用者の頭部に装着する際
に、先ず植毛フレームの中心付近を頭頂部に押し当てて
、周縁枠の左右端部に掛けた紐を装着者の顎の下で結ぶ
ことにより、該周縁枠を下方へ引き下げるようにする。
ここで、このかつらを構或する植毛フレームが伸縮性を
付与されたチェーン状の細糸状部材で形成されているか
ら、かつらは弛みを生しることなく、装着されるべき頭
部全体に伸張状態で密着される。
上記した状態で、植毛フレームの各格子の間から使用者
の自毛をブラシ等にて外方へ引き出し、この植毛フレー
ムに植設されている毛髪と混合しセットした後、上記紐
を取り除く.これにより、自毛とかつらの毛髪とが互い
に絡み合うと共に、植毛フレームを構或している各チェ
ーン状の細糸状部材は収縮しようとし、これらの細糸状
部材のうち装着者の自毛の毛流方向に対して、長平方向
を直交させて配されている一部の綿糸部材は、各格子の
目から外方へ引き出されている自毛の毛根部近傍に圧接
する。こうして、かつら全体が頭部から浮き上がること
を防止しつつ固着されることとなる. 〔実施例〕 以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳
細に説明する。以下に述べる実施例は、本発明を好適に
実施するための具体例であるから種々の好ましい技術的
限定が付されているが、本発明の範囲は、特にこれを限
定する記載がないかぎり、これらの限定されたaHAの
みに制限されるものではない. 第1図は本発明に係るかつらを頭部に装着した状態を示
す斜視図である. かつら10は、周縁枠11及びこの周縁枠11の内側に
縦横に配されたチェーン状の綿糸状部材12で形成され
た植毛フレーム13と、このm毛フレームl3に植設し
た多数の毛髪(第1図に図示せず)とで構威されている
. 周縁枠11は植毛フレーム13の外周縁に沿う略長楕円
形をした環状体でなっており、好ましくはその前頭部1
1aは非伸縮性の例えばナイロン糸が用いられるととも
に、後頭部1lbには伸縮性のゴム糸が使用され、略中
間位置でこれらが結着されている.したがって、本かつ
ら10を頭部へ装着した場合、全体として凸状彎曲状態
である前額部近傍に周縁枠11の非伸縮性糸11aが当
接するとともに、突出した後頭部から次第に凹状となる
ネープ部には伸縮性糸1lbが該凹状態に沿って収縮す
ることにより密着する.これによりかつら10の周縁部
分が使用者の頭部に好適にフイノトし、固定されること
になる。
チェーン状の細糸部材12は、本実施例にあっては第2
図に拡大して示されているように、一本のナイロンフィ
ラメント14をチェーン状に編み込んで或る程度の伸縮
性を有するように形成されている。このフィラメント1
4の材質はナイロン糸に限られるものではない.また、
入毛は通常約0.07eu+乃至0.1m−の直径を有
しているので、これより極端に大径となって視認され易
くなるのを避けるため、約0.05乃至0.2wmの断
面直径のフィラメントを用いるのが好適である. このフィラメント14のkH戒方法はゴム編み、チェー
ン編み等の方法が選択でき、例えば図示のように曙威す
ることにより、フィラメント14自体が伸縮性を備えて
いなくても、チェーン状細糸部材I2は第2図において
左右方向への伸縮性が付与されている。
このように、伸縮可能としたチェーン状細糸部材12を
第l図に示すように、周縁枠11の内側で、例えば頭頂
部を中心として緯線方向12aに複数本配し、さらにこ
れらと縦横に交差するように例えば経線方向12bに所
定数配し、これら縦横に配されたチェーン状の細糸部材
12a,12bの交差部分を結着することにより、格子
状の植毛フレーム13を形成する.この植毛フレーム1
3は第1図に示されているように、使用者の頭部の形状
に沿うように、その外形が全体として帽状に突出してい
る. これにより、第1図に示すように、この植毛フレームl
3の中心付近を頭頂部に押し当て、これを伸張させて頭
部に被るようにすれば、各細糸部材12は長手方向に引
っ張られてチェーンの輪が縮径し、この縮径した分だけ
細糸部材12が伸張し、その反力により各細糸状部材1
2は収縮しようとする。その際に主として緯線状に配さ
れた細糸部材12aが自毛(図示せず)の毛根部近傍に
圧接し、該毛根部付近で絹糸部材12が浮き上がること
がないように、これを抑えることにより、全体としてか
つら10が頭部に装着されることになる. 尚、チェーン状の細糸部材12の配置により形成される
格子形状は上記のパターンに限られるものではない.例
えば周縁枠の内側で、単に比較的大きな菱目を形成する
ように各チェーン状の細糸状部材I2を縦横に配買する
こともでき、所望により、三角形.五角形等の種々の格
子パターンとすることもでき、且つ使用するチェーン状
の絹糸部材I2の数も、隠蔽すべき薄毛部の脱毛状態に
応じて、後述するように適宜調整することができる. このように形成した植毛フレームl3の外側となる一側
には、次のようにして植毛が施されている。
第3図(A)及び第3図(B)によれば、上記植毛フレ
ーム13を構威するチェーン状の細糸部材12に毛髪H
を植設するに際して、まず、この細糸部材12を構或す
るフィラメント14が上記のようにチェーン状にhHF
fcされることにより、その長平方向に直交する断面が
略逆三角形となる各頂点にそれぞれ1本づつフィラメン
トが位置する部位において(第3図(B)参照)、これ
らのうち下方に位lする1本のフィラメント14aに毛
髪Hをその両方がフィラメント14b,14cの間を通
って上方へ突出するように結着する.このようにすれば
、2本のフィラメント14b,14cは上記フィラメン
ト14aを挟んでその上方に位置することになるから、
これら2本のフィラメント14b.14cが上方へ延び
た毛髪Hの外信からそれぞれ当接して該毛髪Hをほぼ垂
直方向に支持する状態となる(第3図(B)参照)。
これにより、毛91Hを略直立状態で保持することがで
きるから、植毛フレーム13の例えば頭頂部に位置する
部分の植毛に適している. 第4図は植毛フレーム13への他の植毛方法を示してい
る. 第41!I(A)及び(B)に示すように、まず、チェ
ーン状の細糸部材12をl或するフィラメント14が図
示のように編成されることにより、その長手方向と直交
する断面において、上方に一本のフィラメント14cが
、下方に二本のフィラメントl4a.14bが隣接して
位置する部位において(第4図(B)参照)、下方に位
置する2本のフィラメント14a,14bの周囲を巻く
ように毛IHを結着し、該毛髪Hの先端部が上方へ突出
するようにする。これにより、毛髪Hはフィラメン}1
4cに当接してほぼ垂直方向に支持されると共に、唯一
本のフィラメントに結着する場合に較べて、植毛後に毛
髪Hの結着部がフィラメント14の周囲方向に回転して
、植毛フレームの下側に回り込むようなことが少なくな
るから、かつらのへアースタイルを損なうことを有効に
防止できる。
また、図示の位置で3本のフィラメントの周囲に毛髪H
を巻きつけて結着するようにすると、植毛作業自体は容
易であるが、今度はチェーン状の綿糸状部材12の長手
力向に沿ってズレを生じ易くなり、植毛された各毛髪H
がチェーン状の細糸状部材l2上で偏り、その結果均一
な壜毛をすることができなくなってしまう.しかし、第
4図のように2本のフィラメントに結着すれば、植設さ
れた毛髪Hの結び目は、少なくとも、図においてチェー
ン状の綿糸状部材l2を構成している各鎖状の輪を超え
て長手方向にズレる心配はない.尚、本かつらに使用さ
れる毛髪は、入毛または人工毛若しくは入毛と人工毛と
をミックスしたものが植毛部位やかつらの用途等により
適宜選択されて用いられる. さらに、フィラメント14には、以下のように植毛する
ことにより好適なかつらを得ることができる。
第5図は、フィラメント14への植毛状態を拡大して示
すもので、このフィラメント14には通常の毛WHが植
設されているとともに、これらの毛!eHの各間には、
より短い長さの縮毛H′が尖ックスされて植毛されてい
る.これらの縮毛H′は植毛された各毛髪H間の全てに
植設される必要はないが、所定間隔毎に適当に毛髪Hと
隣接して植設されることにより、毛%IHを上方へ支持
し、使用者の毛全体にボリューム感を与えることができ
る. 本実施例のかつらIOは以上のように構威されており、
このかつら10の頭部への装着は以下のように行われる
. 第1図を参照しながら説明すると、先ず周縁枠1lの左
右端部に紐をかけて、かつら10の植毛フレーム13の
中心付近を頭頂部に押し当て、上記紐を下方へ引っ張り
つつ装着者の顎の下で結ぶ.こうすることにより、かつ
ら10を構成する植毛フレーム13は伸縮性を付与され
たチェーン状の綿糸部材12で形成されているから、各
細糸部材12a及び12bは縦横に伸張されて、適宜の
収縮力で頭部に密着して全体を被い、周縁枠1lの前部
11aは前額髪際部に、後部1lbはネーブ部に位置せ
しめられる。
ここで、この周縁枠11の前部11aは前記したように
非伸縮性の糸にて形成されていることから、全体として
凸状を呈している前頭部に対して伸縮性の糸でなる後部
1lbの収縮力により押し当てられて、好適にフィット
する。また、周縁枠itの後部1lbは収縮して後頭部
より凹状態を呈しているネーブ部に収縮状態でフィット
し、皺や弛みが生じることがなく、周縁枠11が使用者
の頭部から外れることを防止する. 次に、チェーン状の細糸部材12が格子状に配された状
態を拡大して示す第6図に表れているように、整髪用ブ
ラシ等(図示せず)を利用して植毛フレーム13の比較
的大きく形成された各格子の間から自毛15を引き出し
、ブラッシング等の簡単な作業により、植毛フレームl
3に植設された毛髪Hと混合させる.これにより、かつ
ら着用者の自毛15と毛髪Hが混しって増毛され、当該
薄毛部位の隠蔽が実質的に達威される.最後に、周縁枠
1lの左右端部に掛けられている紐を外すと、周縁枠l
1の内側で縦横に配されているチェーン状の綿糸部材l
2はそれぞれ、その配置されている方向に沿って収縮し
、植毛フレーム13の全体にわたって弛みを生じること
なく頭部全体にフィソトすることとなる. この状態において、第7図に示すように、植毛フレーム
13中の緯線を形成する各チェーン状の細糸部材12a
は、自毛15が上から下への毛流を形成している箇所に
おいて、自毛15の毛根部付近にその毛流方向と直交す
る方向に略その長手方向を沿わせて当接している。
ここで、緯線方向の細糸部材12aは図示しない経線方
向の細糸部材12bの毛流と反対の方向(頭頂部に向か
う方向)へ収縮しようとする力に引っ張られている。こ
の力により緯線方向の細糸部材12aは自毛15の毛根
部近傍に圧接されることになり、この圧接力が働くこと
によって、かつらlO全体が位置ズレを生しないで使用
者の頭部に固定されることになる.また、第7図ではチ
ェーン状の細糸部材12aが自毛l5の毛根部近傍に圧
接している状態についてのみ示されているが、入毛はそ
の生えている箇所により毛流が異なっており、頭部の他
の箇所ではチェーン状の細糸部材12bが自毛15の毛
根部近傍に圧接している。
尚、装着状履においてチェーン状細糸部材12は伸張状
態で保持されてることにより、植毛フレ一ムl3には皺
や弛みは生じないから、かつら10は使用者の頭部にピ
ソタリとフィットすることになる. また、前記したように、かつら10に短い縮毛H′が植
設されていれば、これらの縮毛H″が毛髪Hを支えるこ
とにより、該毛髪Hの立ち上がり状態を良好に保つから
、これらの毛髪Hが倒伏して毛量が貧弱に見えることを
防止できる.しかも各毛髪Hの間に縮毛H゜が介在する
ことにより、各毛髪Hが互いに間隔を保持しつつ立ち上
がった状態が維持されることから、全体の毛髪の本数の
実質的増加以上に、かつら全体のボリューム感を増すこ
とができる.加えて、毛!eHだけでなく、植毛フレー
ム13の各格子の間から引き出して毛髪Hと混合された
自毛15に対しても、この縮毛H゜は同様に作用するこ
とから、全体のボリューム感の向上に一層寄与すること
となる。
さらに、短い縮毛を多数植設することにより、毛9IH
が植設されている毛根部のチェーン状の細糸部材12が
外から視認されにくくなる.かつら10を取り外す場合
は、例えば前額部付近の周縁枠11をつまんで、上方へ
引き剥がすようにすることにより、極めて簡単に取り外
すことができる. 再び第1図を参照すると、使用者の頭部の例えば後頭部
近傍16において脱毛状態が進行しており、この部分の
増毛量を他の薄毛箇所より増やす必要がある場合には、
該後頭部に対応する植毛用フレーム13の各格子の間に
増毛用のチェーン状細糸部材17を取り付ける.この増
毛用のチェーン状細糸部材17は前記チェーン状細糸部
材12と同様の樽威であり、これに毛髪Hを植設してな
るものである。この増毛用のチェーン状細糸部材17の
各端部を上記格子を形成しているチェーン状細糸部材1
2bの中間付近に位夏する箇所12cに、直接又は糸等
を用いて結着する。
このように、本実施例のかつらlOは、増毛用のチェー
ン状綿糸部材17に植設された毛髪の分だけ後頭部の毛
量を増やすことができる.したがって、頭部の薄毛状態
が均一でない使用者に対しても本かつら10を使用する
ことにより、全体としてむらのない毛量を備えた外観を
呈するようにすることができるものである. 尚、部分的に脱毛が進行していて、外部から地肌が視認
できるような箇所を隠蔽する際には、好ましくは、この
箇所に対応するチェーン状細糸部材l2や増毛用のチェ
ーン状細糸部材17およびこれに植設する毛uHの毛根
部近傍を、地肌の色に近い色彩に着色する.このように
すれば、外部から毛5eHが植設されているチェーン状
の綿糸部材12等が外部から視認されにくいので、かつ
らを着用していることが露顕しないという迷彩効果を得
ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、頭皮の皮膚呼吸を
妨げることがなく、しかも使用者の頭部にピッタリとフ
ィントして容易に装着固定できるので、使用者の残毛を
損なうことなく、薄毛の部分をきわめて自然な感しに隠
蔽し得るかつらを提供することができると共に、ファン
ション用としても装飾性豊かなかつらをを提供すること
ができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るかつらの全体を示す斜視図であり
、第2図は本発明に係るかつらに使用されるチェーン状
の綿糸部材を拡大して示す斜視図である. 第3図は本発明に係るかつらの第1の植毛方法を示す図
であり、(A)は斜視図.(B)はその断面図である。 第4図は本発明に係るかつらの第2の植毛方法を示して
おり、(A)は斜視図,(B)は断面図である。 第5図は本発明に係るかつらの第3の植毛方法を示す斜
視図である. 第6図は本発明に係るかつらの装着方法を示す拡大斜視
図であり、第7図は本発明に係るかつらの固定状態を示
す部分断面図である。 10・・・かつら: l1・・・周縁枠: l2・・・
チェーン状の細糸部材; 13・・・植毛フレーム; 
14・・・フイラメント; 5・・・自毛; 6・・・後頭部; l7・・・増 毛用のチェーン状細糸部材; H・・・毛5l: ・・・縮

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略長楕円形に形成した周縁枠の内側で、フィラメ
    ントを伸縮性を有するように編成したチェーン状細糸部
    材を、所定の間隔をもって縦横に結合することにより、
    全体が外方へ膨出して帽状外形を呈する格子状の植毛フ
    レームを形成し、該植毛フレームの一側に外方へ突出す
    るように多数の毛髪を植設してなり、頭部への装着の際
    、上記植毛フレームの各格子の間から使用者の自毛を外
    方へ引き出し、該植毛フレームに植設されている毛髪と
    混合させることにより、頭部に固定するようにしたこと
    を特徴とする、かつら。
  2. (2)前記周縁枠の前頭部側を非伸縮性の細糸部材で形
    成すると共に、後頭部側を伸縮性の細糸部材で形成した
    ことを特徴とする、請求項1に記載のかつら。
  3. (3)前記植毛フレームの格子を構成するチェーン状細
    糸部材間に、毛髪を植設した他のチェーン状細糸部材を
    結合することにより、部分的に増毛し得ることを特徴と
    する、請求項1に記載のかつら。
  4. (4)前記植毛フレームに植設された多数の毛髪間に、
    該毛髪より短い縮毛が混合して植設されていることを特
    徴とする、請求項1に記載のかつら。
  5. (5)前記チェーン状細糸部材の長手方向に直交する断
    面が略逆三角形となるように、その各頂点にそれぞれフ
    ィラメントが1本づつ位置する部位において、これらの
    フィラメントのうち下方に位置する1本のフィラメント
    に毛髪を固着すると共に、他の2本のフィラメントの間
    を通って上方へ突出させたことを特徴とする、請求項1
    に記載のかつら。
  6. (6)前記フィラメントがチェーン状に編成されること
    により、上方に一本のフィラメントが、下方に二本のフ
    ィラメントが隣接して位置する部位において、下方に位
    置する2本のフィラメントの周囲に毛髪が固着されると
    共に、上方の他の一本のフィラメントに支持された状態
    で該毛髪が突出していることを特徴とする、請求項1に
    記載のかつら。
JP1341344A 1989-12-31 1989-12-31 かつら Expired - Fee Related JPH0768642B2 (ja)

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JP1341344A JPH0768642B2 (ja) 1989-12-31 1989-12-31 かつら
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DE69122090T DE69122090T2 (de) 1989-12-31 1991-06-12 Perücke
ES91109627T ES2091264T3 (es) 1989-12-31 1991-06-12 Peluca.
EP91109627A EP0517940B1 (en) 1989-12-31 1991-06-12 Wig

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US (1) US5044382A (ja)
EP (1) EP0517940B1 (ja)
JP (1) JPH0768642B2 (ja)
DE (1) DE69122090T2 (ja)
ES (1) ES2091264T3 (ja)

Cited By (10)

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