JPH03174369A - 不定形耐火物 - Google Patents
不定形耐火物Info
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- JPH03174369A JPH03174369A JP1309264A JP30926489A JPH03174369A JP H03174369 A JPH03174369 A JP H03174369A JP 1309264 A JP1309264 A JP 1309264A JP 30926489 A JP30926489 A JP 30926489A JP H03174369 A JPH03174369 A JP H03174369A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
イ0発明の目的
【産業上の利用分野1
本発明は、鉄鋼、ガラス溶融、セメント焼成又は産業廃
棄物の溶融等の高温領域で使用される耐火物に関する。 【従来の技術】 Croonを含有する耐火物は高温における耐食性に優
れているため、鉄鋼用、ガラス溶融用又はセメント焼成
用の゛耐火材として広範囲に使用されている。しかしな
がら使用条件の苛酷化に伴ない、従来のCr*05−A
1mOs系耐火物ではその耐食性が十分に対応できない
ようになってきた。また、省エネルギ一対策として、炉
の昇温あるいは降温速度を早めることに伴なう耐スポー
リング性を向上する必要性も高まっている。 特開昭63−30363号公報にはA1*Os 20〜
60重量%、Crabs 35〜70重量%、その合計
が90重量%以上で、5〜10%の鉱化剤を含有し、見
香気孔率が10〜20%の焼結耐火煉瓦が開示されてい
る。しかし、この耐火煉瓦ではAltosの含有量が多
く、溶融炉のスラグ等への長期間の使用に対して耐食性
が必ずしも十分でなかった。またこの煉瓦をプラントに
使用した場合、昇温、降温時に亀裂、滑落などの大きな
問題を起し、耐食性を多少犠牲にしても耐スポーリング
性を向上することが重要であることの方が多いことも明
らかになってきた。 [発明が解決しようとする課題1 本発明は、十分な耐スポーリング性と耐食性とを有する
不定形耐火物を提供することを目的とする。 口0発明の構成 [課題を解決するための手段J 本発明に関わる不定形耐火物は、Cr*L 50〜90
重量%、Al*0* 5〜20重量%、21031〜
20重量%及び鉱化剤1〜10重量%を含む粒子径1〜
10mmの骨材粒子55〜85重量部並びにCrxOs
50〜90重量%及びセメント成分を10〜50重量
%含む粒子径1mm以下で前記骨材粒子より細かい微細
粒子15〜45重量部に水を加えて混練固化することに
より得られ且つ見かけ気孔率10〜40%であることを
特徴とする。或はこれを更に焼成したものであっても良
い。 骨材粒子原料の組成としてはCrabs含有量が多いほ
ど耐食性は向上するが、90重量%以上ではCrabs
が蒸発するなどして焼結が困難となる。 AlfO□は少ない方が耐食性が良く、20重量%を越
えると耐食性は良くない。しかしAltosは焼結助剤
として5重量%以上は必要である。 ZrOmは多い程耐食性が良い、しかし20重量%以上
では効果が飽和する。 ZrO,は高価なので10重量
%以下が好ましい、またZrLは焼結助剤として1重量
%以上は必要である。 これらの原料の混合物にTjOt−5ift、FetO
m、MgO等を鉱化剤として1〜10重量%加えて焼結
または電融後粉砕して粒子径1x10mmの骨材粒子と
する。 骨材粒子の粒子径が1mm以下では低充填となり、その
結果気孔率が大となり耐蝕性が劣るようになる。骨材粒
子の粒子径が10m m以上では高充填となり、気孔率
が小さく耐蝕性に優れるという点では好ましいが、その
反面成形性及び作業性に難点がある。骨材粒子は焼結晶
でも電融品でもよいが、電融品の方が好ましい。 骨材粒子は煉瓦のように一度焼結または電融したものを
粉砕することにより得られるので、粒度分布を有してい
る。従って粒子径10m m以上、或は1mm以下の粒
子が骨材粒子中に若干混入することはあり得るが、大部
分、例えば90%以上の粒子が粒子径1〜10mmの範
囲にあるならば、粒子径10m m以上或は1mm以下
の粒子を厳密に篩別する必要はない。 微細粒子原料の組成としてはCrxOsが主成分である
が、キャスタブルな不定形耐火物とするためにセメント
成分が必要である。 微細粒子の主成分であるCrxOsは50重量%以上必
要である。50重量%未満では耐食性が極めて劣ってし
まうからである。 セメント成分は10重量%以上必要である。10重量%
未満では室温或は昇温時におけるキャスタブルの強度が
不十分となるからである。セメント成分としてはCab
−Si0g系のポルトランドセメント成分に限られるも
のではなく、Cab−Altos系、Cab−5ins
−Alarm系、CaO−Mg0−Altos系、CC
aO−Mg0−5iO系、CaO−5iOt−ZrOt
系またはリン酸系セメント等も用いられ、NaJやに、
0あるいはFetOmを含んだものであっても良い。 微細粒子の粒子径は1mm以下で前記骨材粒子より細か
いものとする0粒子径が1mmを越えると混練に際して
スラリー化が難しくなる。 微細粒子は粒子径1mm以下のCrxOs 50〜90
重置%と前記粒子径1mm以下のセメント成分10〜5
0重量%とを混合することにより得られる。 微細粒子も骨材粒子と同様に粒度分布を有している0粒
子径1mm以上の粒子が微細粒子中に若干混入すること
はあり得るが、大部分、例えば90%以上の粒子が径1
mm以下であれば良く、粒子径1mm以下の粒子を厳密
に篩別する必要はない。粒子径の下限は特に限定しない
が、例えば粒子径0.1μm以下というような超微粒子
では充填性が悪くなるので、あえて極限まで微粉砕した
ものを用いる必要はない。 以上のような骨材粒子55〜85重量部と微細粒子15
〜45重量部に水を加えて混練する。 骨材粒子と微細粒子との混合比について述べると、骨材
粒子は耐食性を向上させるために微細粒子よりも多いほ
うが望ましく、55重量%以上必要であり、一方微細粒
子はキャスタブルとしての成形性を保つために少なくと
も15重量%以上必要である。 水の添加量は骨材粒子と微細粒子の合計量に対し5〜2
0重量%程度が適当である。 この際有機バインダー(解コウ剤としても作用する)を
添加しても良い、有機バインダーとしてはアクリル系界
面活性剤等が挙げられる。 有機バインダーの添加量は骨材粒子と微細粒子の合計量
に対しO01〜3重量%程度が適当である。 スラリー化した混練物は所望の型に流し込み、養生して
固化させる。振動プレスで加圧成形することも可能であ
る。水分量と有機バインダーの量を変えることにより養
生時間をコントロールすることが可能である。 離型することにより、そのまま製品となり得るが、更に
空気中1600〜1800℃の温度で加熱処理しても良
い。 混練固化物の見かけ気孔率は10〜40%、好ましくは
15〜35%、さらに好ましくは20〜30%とするの
が耐スポーリング性向上の点で重要である。見かけ気孔
率40%以上では耐食性は良くない。 見かけ気孔率は原料として用いる骨材粒子の粒子径、微
細粒子の粒子径、それらの混合比率、水の添加率、有機
バインダーの種類及び添加率などにより定まる。必要に
応じて混練固化物をプレスして見かけ気孔率を調整する
こともできる。 気孔率10%以下のものは水分量を調整し加圧成形する
ことにより製造可能であるが、耐スポーリング性が劣り
好ましくない。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 先ず第1表に示す組成及び粒子径の骨材粒子並びに第2
表に示す組成及び粒子径の微細粒子を用意した。 実施例1 第1表に示すへ組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すd組成の微細粒子(粒子径<1
.0mm)4kgに水2kgを加えて混合し混練した。 この時、有機バインダーとしてアクリル系界面活性剤0
.2kgを同時に添加した。 スラリー化した混練物を型に流し込み、1昼夜養生し固
化させて気孔率20〜30%の耐火物を調製した。 実施例2 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)
14 k g及び第2表に示すb組成の微細粒子(粒子
径<1.0mm)6kgを用いた以外は実施例1と同様
にして気孔率25〜30%の耐火物を調製した。 第 表 第 表 *:主成分はアルミナセメント 実施例3 第1表に示すB組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
て気孔率30〜35%の耐火物を調製した。 実施例4 第1表に示すB組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用い、空気中1700℃で加熱し
た以外は実施′例1と同様にして気孔率30〜35%の
耐火物を調製した。 実施例5 第1表に示すC組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
て気孔率30〜35%の耐火物を調製した。 実施例6 第1表に示すC組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
てスラリー化し、型に流し込んだ後加圧することにより
気孔率10−15%の耐火物を調製した。 比較例1 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
8kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<0
.5mm)2kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製しようとしたが、成形不能であった。 比較例2 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<1
.Omm)4kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 比較例3 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すf組成の微細粒子(粒子径<1
.0mm)4kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 比較例4 第1表に示すD組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
4kg及び第2表に示すd組成の微細粒子(粒子径<1
.Omm)6kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 各実施例及び比較例の耐火物の試験結果を第3表に示す
。 実施例の各サンプルは耐食性が良好で、スポーリングサ
イクルテストでも良い結果を示した。 これに対し、比較例2のサンプルは使用した微細粒子が
Cr、0.のみでセメント成分を有しないためキャスタ
ブルの強度がなく昇温時に亀裂が多く発生した。一方、
Cry’sが50重量%以下微細粒子を使用した比較例
3のサンプルは侵食が大であった。またCrm0*が3
5重量%以下の骨材粒子を使用した比較例4のサンプル
も侵食が大であった。 (以下余白) 比較例5 特開昭63−30363に開示された公知技術により、
第4表に示す組成の焼結耐火煉瓦を調製した。 1000℃におけるスポーリングサイクルテストで10
〜15回クリアーしたが、テストプラントにおいてヒビ
割れ、脱落が発生した。 ハ1発明の効果 耐食性が向上し、耐スポーリングが改善され、産業廃棄
物溶融炉等の特殊な条件でも十分に使明可能な耐火物が
得られる。
棄物の溶融等の高温領域で使用される耐火物に関する。 【従来の技術】 Croonを含有する耐火物は高温における耐食性に優
れているため、鉄鋼用、ガラス溶融用又はセメント焼成
用の゛耐火材として広範囲に使用されている。しかしな
がら使用条件の苛酷化に伴ない、従来のCr*05−A
1mOs系耐火物ではその耐食性が十分に対応できない
ようになってきた。また、省エネルギ一対策として、炉
の昇温あるいは降温速度を早めることに伴なう耐スポー
リング性を向上する必要性も高まっている。 特開昭63−30363号公報にはA1*Os 20〜
60重量%、Crabs 35〜70重量%、その合計
が90重量%以上で、5〜10%の鉱化剤を含有し、見
香気孔率が10〜20%の焼結耐火煉瓦が開示されてい
る。しかし、この耐火煉瓦ではAltosの含有量が多
く、溶融炉のスラグ等への長期間の使用に対して耐食性
が必ずしも十分でなかった。またこの煉瓦をプラントに
使用した場合、昇温、降温時に亀裂、滑落などの大きな
問題を起し、耐食性を多少犠牲にしても耐スポーリング
性を向上することが重要であることの方が多いことも明
らかになってきた。 [発明が解決しようとする課題1 本発明は、十分な耐スポーリング性と耐食性とを有する
不定形耐火物を提供することを目的とする。 口0発明の構成 [課題を解決するための手段J 本発明に関わる不定形耐火物は、Cr*L 50〜90
重量%、Al*0* 5〜20重量%、21031〜
20重量%及び鉱化剤1〜10重量%を含む粒子径1〜
10mmの骨材粒子55〜85重量部並びにCrxOs
50〜90重量%及びセメント成分を10〜50重量
%含む粒子径1mm以下で前記骨材粒子より細かい微細
粒子15〜45重量部に水を加えて混練固化することに
より得られ且つ見かけ気孔率10〜40%であることを
特徴とする。或はこれを更に焼成したものであっても良
い。 骨材粒子原料の組成としてはCrabs含有量が多いほ
ど耐食性は向上するが、90重量%以上ではCrabs
が蒸発するなどして焼結が困難となる。 AlfO□は少ない方が耐食性が良く、20重量%を越
えると耐食性は良くない。しかしAltosは焼結助剤
として5重量%以上は必要である。 ZrOmは多い程耐食性が良い、しかし20重量%以上
では効果が飽和する。 ZrO,は高価なので10重量
%以下が好ましい、またZrLは焼結助剤として1重量
%以上は必要である。 これらの原料の混合物にTjOt−5ift、FetO
m、MgO等を鉱化剤として1〜10重量%加えて焼結
または電融後粉砕して粒子径1x10mmの骨材粒子と
する。 骨材粒子の粒子径が1mm以下では低充填となり、その
結果気孔率が大となり耐蝕性が劣るようになる。骨材粒
子の粒子径が10m m以上では高充填となり、気孔率
が小さく耐蝕性に優れるという点では好ましいが、その
反面成形性及び作業性に難点がある。骨材粒子は焼結晶
でも電融品でもよいが、電融品の方が好ましい。 骨材粒子は煉瓦のように一度焼結または電融したものを
粉砕することにより得られるので、粒度分布を有してい
る。従って粒子径10m m以上、或は1mm以下の粒
子が骨材粒子中に若干混入することはあり得るが、大部
分、例えば90%以上の粒子が粒子径1〜10mmの範
囲にあるならば、粒子径10m m以上或は1mm以下
の粒子を厳密に篩別する必要はない。 微細粒子原料の組成としてはCrxOsが主成分である
が、キャスタブルな不定形耐火物とするためにセメント
成分が必要である。 微細粒子の主成分であるCrxOsは50重量%以上必
要である。50重量%未満では耐食性が極めて劣ってし
まうからである。 セメント成分は10重量%以上必要である。10重量%
未満では室温或は昇温時におけるキャスタブルの強度が
不十分となるからである。セメント成分としてはCab
−Si0g系のポルトランドセメント成分に限られるも
のではなく、Cab−Altos系、Cab−5ins
−Alarm系、CaO−Mg0−Altos系、CC
aO−Mg0−5iO系、CaO−5iOt−ZrOt
系またはリン酸系セメント等も用いられ、NaJやに、
0あるいはFetOmを含んだものであっても良い。 微細粒子の粒子径は1mm以下で前記骨材粒子より細か
いものとする0粒子径が1mmを越えると混練に際して
スラリー化が難しくなる。 微細粒子は粒子径1mm以下のCrxOs 50〜90
重置%と前記粒子径1mm以下のセメント成分10〜5
0重量%とを混合することにより得られる。 微細粒子も骨材粒子と同様に粒度分布を有している0粒
子径1mm以上の粒子が微細粒子中に若干混入すること
はあり得るが、大部分、例えば90%以上の粒子が径1
mm以下であれば良く、粒子径1mm以下の粒子を厳密
に篩別する必要はない。粒子径の下限は特に限定しない
が、例えば粒子径0.1μm以下というような超微粒子
では充填性が悪くなるので、あえて極限まで微粉砕した
ものを用いる必要はない。 以上のような骨材粒子55〜85重量部と微細粒子15
〜45重量部に水を加えて混練する。 骨材粒子と微細粒子との混合比について述べると、骨材
粒子は耐食性を向上させるために微細粒子よりも多いほ
うが望ましく、55重量%以上必要であり、一方微細粒
子はキャスタブルとしての成形性を保つために少なくと
も15重量%以上必要である。 水の添加量は骨材粒子と微細粒子の合計量に対し5〜2
0重量%程度が適当である。 この際有機バインダー(解コウ剤としても作用する)を
添加しても良い、有機バインダーとしてはアクリル系界
面活性剤等が挙げられる。 有機バインダーの添加量は骨材粒子と微細粒子の合計量
に対しO01〜3重量%程度が適当である。 スラリー化した混練物は所望の型に流し込み、養生して
固化させる。振動プレスで加圧成形することも可能であ
る。水分量と有機バインダーの量を変えることにより養
生時間をコントロールすることが可能である。 離型することにより、そのまま製品となり得るが、更に
空気中1600〜1800℃の温度で加熱処理しても良
い。 混練固化物の見かけ気孔率は10〜40%、好ましくは
15〜35%、さらに好ましくは20〜30%とするの
が耐スポーリング性向上の点で重要である。見かけ気孔
率40%以上では耐食性は良くない。 見かけ気孔率は原料として用いる骨材粒子の粒子径、微
細粒子の粒子径、それらの混合比率、水の添加率、有機
バインダーの種類及び添加率などにより定まる。必要に
応じて混練固化物をプレスして見かけ気孔率を調整する
こともできる。 気孔率10%以下のものは水分量を調整し加圧成形する
ことにより製造可能であるが、耐スポーリング性が劣り
好ましくない。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 先ず第1表に示す組成及び粒子径の骨材粒子並びに第2
表に示す組成及び粒子径の微細粒子を用意した。 実施例1 第1表に示すへ組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すd組成の微細粒子(粒子径<1
.0mm)4kgに水2kgを加えて混合し混練した。 この時、有機バインダーとしてアクリル系界面活性剤0
.2kgを同時に添加した。 スラリー化した混練物を型に流し込み、1昼夜養生し固
化させて気孔率20〜30%の耐火物を調製した。 実施例2 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)
14 k g及び第2表に示すb組成の微細粒子(粒子
径<1.0mm)6kgを用いた以外は実施例1と同様
にして気孔率25〜30%の耐火物を調製した。 第 表 第 表 *:主成分はアルミナセメント 実施例3 第1表に示すB組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
て気孔率30〜35%の耐火物を調製した。 実施例4 第1表に示すB組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用い、空気中1700℃で加熱し
た以外は実施′例1と同様にして気孔率30〜35%の
耐火物を調製した。 実施例5 第1表に示すC組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
て気孔率30〜35%の耐火物を調製した。 実施例6 第1表に示すC組成の骨材粒子(粒子径1〜10mm)
12kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<
0.5mm)8kgを用いた以外は実施例1と同様にし
てスラリー化し、型に流し込んだ後加圧することにより
気孔率10−15%の耐火物を調製した。 比較例1 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
8kg及び第2表に示すa組成の微細粒子(粒子径<0
.5mm)2kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製しようとしたが、成形不能であった。 比較例2 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すC組成の微細粒子(粒子径<1
.Omm)4kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 比較例3 第1表に示すA組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
6kg及び第2表に示すf組成の微細粒子(粒子径<1
.0mm)4kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 比較例4 第1表に示すD組成の骨材粒子(粒子径1〜5mm)1
4kg及び第2表に示すd組成の微細粒子(粒子径<1
.Omm)6kgを用いた以外は実施例1と同様にして
耐火物を調製した。 各実施例及び比較例の耐火物の試験結果を第3表に示す
。 実施例の各サンプルは耐食性が良好で、スポーリングサ
イクルテストでも良い結果を示した。 これに対し、比較例2のサンプルは使用した微細粒子が
Cr、0.のみでセメント成分を有しないためキャスタ
ブルの強度がなく昇温時に亀裂が多く発生した。一方、
Cry’sが50重量%以下微細粒子を使用した比較例
3のサンプルは侵食が大であった。またCrm0*が3
5重量%以下の骨材粒子を使用した比較例4のサンプル
も侵食が大であった。 (以下余白) 比較例5 特開昭63−30363に開示された公知技術により、
第4表に示す組成の焼結耐火煉瓦を調製した。 1000℃におけるスポーリングサイクルテストで10
〜15回クリアーしたが、テストプラントにおいてヒビ
割れ、脱落が発生した。 ハ1発明の効果 耐食性が向上し、耐スポーリングが改善され、産業廃棄
物溶融炉等の特殊な条件でも十分に使明可能な耐火物が
得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cr_2O_350〜90重量%、Al_2O_3
5〜20重量%、ZrO_21〜20重量%及び鉱化剤
1〜10重量%を含む粒子径1〜10mmの骨材粒子5
5〜85重量部並びにCr_2O_350〜90重量%
及びセメント成分を10〜50重量%含む粒子径1mm
以下で前記骨材粒子より細かい微細粒子15〜45重量
部に水を加えて混練固化することにより得られ且つ見か
け気孔率10〜40%である不定形耐火物。 2 Cr_2O_350〜90重量%、Al_2O_3
5〜20重量%、ZrO_21〜20重量%及び鉱化剤
1〜10重量%を含む粒子径1〜10mmの骨材粒子5
5〜85重量部並びにCr_2O_350〜90重量%
及びセメント成分を10〜50重量%含む粒子径1mm
以下で前記骨材粒子より細かい微細粒子15〜45重量
部に水を加えて混練固化することにより得られ且つ見か
け気孔率10〜40%である成形物を更に焼成すること
により得られる不定形耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1309264A JPH03174369A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 不定形耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1309264A JPH03174369A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 不定形耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03174369A true JPH03174369A (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=17990906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1309264A Pending JPH03174369A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 不定形耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03174369A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06293570A (ja) * | 1993-04-08 | 1994-10-21 | Ngk Insulators Ltd | アルミナ・クロミア質キャスタブル耐火物およびそれを用いたプレキャストブロック |
JP2009203119A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Hitachi Zosen Corp | 耐熱性セラミックス |
JP2010280540A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Shinagawa Refractories Co Ltd | クロミア質キャスタブル耐火物及びそれを用いたプレキャストブロック |
JP2011529019A (ja) * | 2008-07-22 | 2011-12-01 | ハービソン−ウォーカー レフラクトリーズ カンパニー | クロミア−アルミナ耐火物 |
JP2014084269A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Yotai Refractories Co Ltd | 非鉄金属製錬容器用キャスタブル耐火物及びそれを用いたプレキャストブロック |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565381A (en) * | 1979-06-11 | 1981-01-20 | Europ Prod Refract | Formless heat resistant composition |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1309264A patent/JPH03174369A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565381A (en) * | 1979-06-11 | 1981-01-20 | Europ Prod Refract | Formless heat resistant composition |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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