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JPH03145159A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH03145159A
JPH03145159A JP1281666A JP28166689A JPH03145159A JP H03145159 A JPH03145159 A JP H03145159A JP 1281666 A JP1281666 A JP 1281666A JP 28166689 A JP28166689 A JP 28166689A JP H03145159 A JPH03145159 A JP H03145159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
film
forming
electrode
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1281666A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Koyama
裕亮 幸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1281666A priority Critical patent/JPH03145159A/ja
Publication of JPH03145159A publication Critical patent/JPH03145159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は半導体記憶装置およびその製造方法に係わり
、特に積層型のキャパシタ・セル構造のダイナミック型
RAM (DRAM)およびその製造方法に関する。
(従来の技術) DRAMは高集積化の一途を辿り、それに伴ってキャパ
シタ面積が減少して、メモリ内容の誤読み出しや、放射
線によるデータ破壊等が大きな問題になっている。
このような問題を解決するため、キャパシタに様々な構
造を持たせる提案がなされている。その一つが積層型キ
ャパシタ・セル構造である。
これは、素子分離された半導体基板上に、まずMOSト
ランジスタを形成し、その上を絶縁膜で覆ってこれにコ
ンタクト孔を開け、MOSトランジスタのソースまたは
ドレイン拡散層の一方にコンタクトするストレージノー
ド電極を形成し、さらにキャパシタ絶縁膜を介してセル
プレート電極を形成し、メモリセルを構成する。
このような積層型キャパシタ・セル構造では、平面的に
はメモリセルの占有面積を増大することなく、ストレー
ジノード電極の表面積を大きくして、キャパシタの実質
的な面積を補償することができる。
しかし従来の積層型キャパシタ・セル構造および製造方
法には、さらに高集積化を進める場合に以下のような問
題があった。
まず、ストレージノード電極の表面積を大きくし、充分
なキャパシタ容量を得るためには、ストレージノード電
極の側面を有効に利用すべく、その膜厚を少なくとも3
000Åという厚いものにしなければならない。このよ
うな厚いストレージノード電極を微細加工するのは困難
であり、ストレージノード電極同士の短絡等の原因とな
る。
また、ストレージノード電極が厚いと、ビット線コンタ
クト孔のアスペクト比が高くなり、ビット線がコンタク
ト孔部で薄くなったり、段切れしたりして不良の原因と
なる。
この問題を解決すべくストレージノード電極下の絶縁膜
に形成されるコンタクト孔の外側に導体膜等の下地膜を
形成し、スト1ノージノード電極の側面部分の面積を増
大せしめるようにした構造が提案されている(特願昭6
3−119201)。
この構造によれば、メモリセルの占有面積の低下による
キャパシタ容量の低下を、コンタクト孔の外側に導体膜
の下地膜を形成し、ストレージノ−ド電極の側面部分の
面積を増大せしめることによって補償することができ、
高集積化をはかることが可能となる。
しかしながら、このような構造においても、高集積化に
伴うデザインルールから、コンタクト孔周辺の面積低下
の要求は大きく、スイッチングトランジスタのソースま
たはドレイン拡散層へのストレージノード電極のコンタ
クトのためのコンタクト孔の形成に際し、わずかの位置
ずれが生じた場合にも、スイッチングトランジスタのゲ
ート電極と、ストレージノード電極との間に短絡がおこ
ることが度々であった。
さらに、この問題を解決すべく、スイッチングトランジ
スタのゲート電極上の絶縁膜上のコンタクト孔の周辺に
下地膜を配設すると共に、コンタクト孔周辺の側壁に側
壁絶縁膜を配設し、この側壁絶縁膜と、コンタクト孔の
周辺に配設された下地膜とを覆うようにストレージノー
ド電極を形成する構造が提案されている。
しかしながら、この構造においても、コンタクト孔と、
MOSトランジスタとのゲート電極との余裕を小さくし
ていくと、合わせズレによってコンタクト孔がゲート電
極にかかり、トランジスタの特性に悪影響を与え、半導
体記憶装置の信頼性の低下を招いている。
したがって、上記コンタクト孔は、ゲート電極に対して
自己整合的に形成されることが望まれている。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑みて為されたもので、積
層型キャパシタ・セル構造を持った半導体記憶装置であ
って、ストレージノード電極の側面部分の面積を増大さ
せることによって、キャパシタ容量の低下を補償した半
導体記憶装置において、いっそうの高集積化に適して、
かつ高い信頼性を維持しえる半導体記憶装置およびその
製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明による半導体記憶装置によれば、半導体基板に
形成されたMOSトランジスタと、このMOSトランジ
スタのソース/ドレイン拡散層の一方に接続されたキャ
パシタとによりメモリセルを構成する半導体記憶装置に
おいて、上記キャパシタは、ソース/ドレイン拡散層の
一方に接続され、かつMOSトランジスタのゲート電極
上に延在する部分を持つ第1のキャパシタ電極と、 この第1のキャパシタ電極の一方の面に、キャパシタ絶
縁膜を介して形成された第2のキャパシタ電極とからな
り、 第1のキャパシタ電極の他方の面には、これに接して、
上記ゲート電極上に延在する部分のみに下地膜が形成さ
れ、 この下地膜は、上記ゲート電極と絶縁膜を介して電気的
に分離されていることを特徴とする。
また、その製造方法は、 第1導電型の半導体基板上に、素子分離領域を形成する
工程と、 基板上に、MOSトランジスタのゲート絶縁膜となる第
1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜上に、MO
Sトランジスタのゲート電極となる第1の導体膜を形成
する工程と、第1の導体膜上に、第2の絶縁膜を形成す
る工程と、 第2の絶縁膜上に、下地膜を形成する工程と、これら第
1の導体膜、第2の絶縁膜、および下地膜からなる積層
膜を、MOSトランジスタゲート電極部形状にパターニ
ングする工程と、パターニングされた積層膜をマスクに
して第2導電型の不純物を導入し、少なくとも2つの第
1、第2のソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
全面に、第3の絶縁膜を形成する工程と、第3の絶縁膜
を、パターニングされた積層膜側壁に残置させ、ゲート
電極を含む積層膜に対して自己整合的に第1、第2のソ
ース/ドレイン拡散層に通じる少なくとも第1、第2の
コンタクト孔を開孔する工程と、 全面に、第2の導体膜を形成する工程と、第2の導体膜
を、第1のコンタクト孔を介して第1のソース/ドレイ
ン拡散層に接続される第1のキャパシタ電極形状、およ
び第2のコンタクト孔を介して第2のソース/ドレイン
拡散層に接続されるパッド電極形状にパターニングする
工程と、パターニングされた第2の導体膜表面にキャパ
シタ絶縁膜を形成する工程と、 全面に、第2のキャパシタ電極となる第3の導体膜を形
成する工程と、 第3の導体膜を、少なくともパッド電極が全て露出する
開孔部を持つ第2のキャパシタ電極形状にパターニング
する工程と、 全面に、層間絶縁膜となる第4の絶縁膜を形成する工程
と、 第4の絶縁膜に、パッド電極に通じる第3のコンタクト
孔を開孔する工程と、 全面に、ビット線となる第4の導体膜を形成する工程と
、 第4の導体膜を、第3のコンタクト孔を介してパッド電
極に接続されるビット線形状にパターニングする工程と
を具備することを特徴とする。
(作用) 上記のような半導体記憶装置およびその製造方法にあっ
ては、第1のキャパシタ電極(ストレージノード電極)
と、基板内に形成されている拡散層とを接続するコンタ
クト孔が、ゲート電極と、ゲート電極上に形成された絶
縁膜と、下地膜とを、同時にパターニングすることによ
り得られる積層膜の側面に、いわゆる絶縁膜の側壁残し
技術によって開孔形成される。
つまり、上記コンタクト孔がゲート電極を含む積層膜に
対して自己整合的に形成されるので、コンタクト孔が、
ゲート電極にかかって開孔されることはなくなる。この
結果、トランジスタの特性が変動する等の装置の信頼性
の低下が少なくなる。
そして、上記積層膜を用いて自己整合的にコンタクト孔
を開孔するから、装置の微細化、すなわち高集積化に適
したメモリセル構造となる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例に係わる半導体
記憶装置およびその製造方法について説明する。
第1図は、この発明の第1の実施例にかかる装置の、特
にメモリセルの2ビット分を示した断面図である。
第1図に示すように、例えばp型半導体基板1上にはフ
ィールド絶縁膜2が形成されている。このフィールド絶
縁膜2によって囲まれた領域が素子領域となる。素子領
域上には、n型拡散層3(31〜3.)が形成されてい
る。このn型拡散層31〜33の各相互間に形成される
チャネル領域上には、ゲート絶縁lI4 (41,42
>が形成されている。このゲート絶縁膜4上には、スイ
ッチングトランジスタのゲート電極5(51,52)が
形成され、また、フィールド絶縁膜2上には、他のメモ
リセルのゲート電極上 れている。ゲート電極5を構成する材料は、例えばポリ
シリコンである。これらのゲート電極51〜54上には
、ストレージノード電極とゲート電極とを電気的に分離
するための絶縁膜6(61〜64)が形成されている。
これらの絶縁H6r〜64上には、ストレージノード電
極の下地膜となる下地膜7(7、〜74)が形成されて
いる。下地膜7を構成する。材料は、例えばポリシリコ
ンである。これらゲート電極5、絶縁膜6、および導体
H7にて構成された積層膜の側面には、側壁状に残置さ
れた側部絶縁膜8(8、〜88)が形成されている。ま
た、側部絶縁膜8の相互間には、ゲート電極に対して自
己整合的に形成され、n型拡散層3に通じるコンタクト
孔が開孔されている。
n型拡散層30、および3.上に開孔されているコンタ
クト孔内部には、下地11!7に接続されるストレージ
ノード電極9 (91,9□)が形成されている。スト
レージノード電極9を構成する材料は、例えばポリシリ
コンである。また、n型拡散層3□上に開孔されている
コンタクト孔内部には、ビット線コンタクトのずれを補
償するパッド電極10が形成されている。パッド電極1
0を構成する材料は、例えばストレージノード電極9を
構成したものと同一のポリシリコンである。ストレージ
ノード電極9上には、キャパシタの誘電体となるキャパ
シタ絶縁膜11(111,,112)が形成されている
。このキャパシタ絶縁膜11を構成する材料は、例えば
酸化膜、酸化膜と窒化膜との積層膜等である。このキャ
パシタ絶縁膜11上には、セルプレート電極12 (1
2+ 112□)が形成されている。このセルプレート
電極12を構成する材料は、例えばポリシリコンである
。このセルプレート電極12上には、層間絶縁膜13が
形成されている。この層間絶縁膜13には、パッド電極
10に対して開孔されたコンタクト孔が開孔されており
、このコンタクト孔内部には、n型拡散層3□に電気的
に接続されるビット線14が形成されている。
次に、上記第1の実施例にかかる装置の製造方法を、第
2図(a)ないし第2図(e)を参照して説明する。
第2図(a)ないし第2図(e)は、上記第1の実施例
にかかる装置の、特に1ビット分を製造工程順に示した
断面図である。第2図(a)ないし第2図(e)におい
て、第1図と同一の部分については、同一の符号を付す
まず、第2図(a)に示すように、例えばp型シリコン
基板1上に、例えば選択酸化法により、フィールド絶縁
膜2を形成する。次いで、素子領域上に、例えば熱酸化
法により、ゲート絶縁膜4、を形成する。次いで、全面
に、例えばCVD法により、第1層ポリシリコン層を堆
積形成し、この第1層ポリシリコン層上に、例えば熱酸
化膜等からなる絶縁膜を形威し、さらにこの絶縁膜上に
、例えばCVD法により、第2層ポリシリコン層を形成
する。次いで、これらを、例えば写真蝕刻法により、順
次エツチングし、第1層ポリシリコン層からなるゲート
電極5 (5,,5□)と、絶縁膜6 (6,,6□)
と、第2層ポリシリコン層からなる下地膜7(7,7□
〉とからなる積層膜をパターン形成する。次いで、この
積層膜と、フィールド絶縁膜2とをマスクとして、例え
ばn型不純物であるリン等をイオン注入することにより
、n型拡散層3 (31,3□)を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、全面に、例えばCV
D法により、シリコン酸化膜を堆積形成し、これを、異
方性エツチングである、例えばRIE法によってエツチ
ングする。そして、上記積層膜の側面に、側壁状に残置
した側部絶縁膜8(81〜84)を形成する。この時、
図示されるように、例えば側部絶縁膜82と、8.との
相互間には、n型拡散層3□に通じるコンタクト孔15
が形成されている。このコンタクト孔15は、ゲート電
極5を含む上記積層膜に対して自己整合的に形成される
ものであり、結果的にゲート電極5に対して自己整合的
に形威されたものとなる。
次に、第2図(c)に示すように、全面に、例えばCV
D法により、第3層ポリシリコン層を堆積形成し、次い
で、例えば写真蝕刻法により、ストレージノード電極9
(91)、およびパッド電極10の形状にパターニング
する。このとき、−図示するように、下地膜7□は、ス
トレージノード電極9.と、後に形成されるビット線と
の短絡を防ぐために、例えばゲート電極5.上で、完全
に分離されるようにする。
次に、第2図(d)に示すように、例えば熱酸化法によ
り、キャパシタ絶縁膜11.を形威し、次いで、全面に
、例えばCVD法により、セルプレート電極となる第4
層ポリシリコン層を堆積形成する。次いで、この第4層
ポリシリコン層を、例えば写真蝕刻法により、セルプレ
ート電極12(121)の形状にパターニングする。
ここで、セルプレート電極12には、パッド電極10が
全て露出する開孔部が形成される。そして、この開孔部
から、パッド電極10の表面に形成されたキャパシタ絶
縁膜11を除去する。
ところで、この工程中、パッド電極10の表面に形成さ
れたキャパシタ絶縁膜11は、必ずしも除去される必要
はない。
次に、第2図(e)に示すように、全面に、例えばCV
D法により、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜13を
形成し、これに、パッド電極10に通じるコンタクト孔
を、写真蝕刻法を用いて開孔する。次いで、全面にビッ
ト線となる、例えばアルミニウム、あるいは高融点金属
等の導体膜を、スパッタ法により蒸着形成する。次いで
、このアルミニウム膜をパターニングして、パッド電極
10を介し、n型拡散層3□に電気的に接続されるビッ
ト線14を形成する。
以上のような工程を経ることにより、第1の実施例にか
かる装置が製造される。
このような、第1の実施例にかかる半導体記憶装置およ
びその製造方法であると、ゲート電極5と、絶縁膜6と
、下地膜7とを、同時にパターニングすることによって
得られる積層膜の側面に、いわゆる絶縁膜の側壁残し技
術によって得られる側壁状の側部絶縁lll8が形成さ
れる。この結果、ストレージノード電極9、およびパッ
ド電極10こ、n型拡散層3とを接続するコンタクト孔
15がゲート電極5に対して自己整合的に形成される。
よって、コンタクト孔15の開孔が、マスク合わせの必
要なしに開孔形成できるようになり、素子の微細化、す
なわち高集積化に適した半導体記憶装置を提供すること
が可能となる。
さらに、ゲート電極5に対して自己整合的にコンタクト
孔15が開孔形成されるので、従来のように、コンタク
ト孔開孔の際のマスクずれによって起こる例えばゲート
電極5と、ストレージノード電極9との短絡はない。ま
た、ゲート電極5にかかってのコンタクト孔15の開孔
もなくなる。
したがって、製造工程での歩留りが向上し、スイッチン
グトランジスタの特性変動等の装置の信頼性の低下を招
くこともない。
また、ストレージノード電極9に接して、これに一体化
される下地膜7が形成されることにより、ストレージノ
ード電極9の、特に側面周囲部分の面積が増大し、素子
の微細化に伴うキャパシタ容量の低下が補償されるここ
は言うまでもない。
次に、第3図を参照して、この発明の第2の実施例に係
わる半導体記憶装置およびその製造方法について説明す
る。
第3図は、この発明の第2の実施例にかかる装置の、特
にメモリセルの2ビット分を示した断面図である。第3
図において、第1図と同一部分については、同一の符号
を付し、重複する説明は避ける。
第3図に示すように、第2の実施例にかかる装置の特徴
としては、ゲート電極5上に存在する絶縁膜6の上部に
、側部絶縁II![8とエツチング比の異なる第2の絶
縁膜16(16,〜164)が形成されている点である
。側部絶縁膜8と、第2の絶縁膜16とを構成する材料
の例は、例えば側部絶縁膜8を構成する絶縁物がシリコ
ン酸化膜である場合、第2の絶縁膜16を構成する絶縁
物は、例えばシリコン窒化膜とする。
また、その製造方法は、はぼ第2図(a)ないし第2図
(e)に示す工程で製造でき、異なる工程箇所は、第2
図(a)に示す工程における下地l1llI7となる第
2層ポリシリコン層形成の際、これに変えて第2の絶縁
膜16を形成すれば良い。
このような、第2の実施例にかかる半導体記憶装置であ
ると、第1の実施例同様に、ストレージノード電極9と
、n型拡散層3(3,3□)とを接続するためのコンタ
クト孔が、ゲート電極5に対して自己整合的に形成でき
る。
さらに、側部絶縁膜8と、エツチング比が異なる絶縁物
にて構成される第2の絶縁膜16が形成されていること
により、側部絶縁膜8を形成する際に、第2の絶縁膜1
6がエツチングの障壁膜の役目を果たすことができる。
よって、側部絶縁膜8の形成をより精度良く行なえる効
果もある。
また、この第2の絶縁膜16の厚みを増して形成すれば
、上記コンタクト孔内に落ち込むストレージノード電極
9の量が増し、セルプレー1・電極12との対向面積が
増大できる効果がある。これによって、素子の微細化に
伴うキャパシタ容量の低下の、いっそうの補償も可能で
ある。
この第2の実施例のように下地膜は、絶縁膜によって構
成されていてもよい。
次に、第4図を参照して、この発明の第3の実施例に係
わる半導体記憶装置およびその製造方法について説明す
る。
第4図は、この発明の第3の実施例にかかる装置の、特
にメモリセルの2ビット分を示した断面図である。第4
図において、第1図と同一部分については、同一の符号
を付し、重複する説明は避ける。
第4図に示すように、第3の実施例にかかる装置の特徴
としては、第1の実施例にかかる装置の、特に側部絶縁
膜8(81〜88)の部分を、さらにエツチングするこ
とにより、下地膜7(71〜74)の側面を全て露出さ
せた点である。第4図では、側部絶縁膜を8.〜816
として図示する。
また、その製造方法は、はぼ第2図(a)ないし第2図
(e)に示す工程で製造でき、異なる工程箇所は、第2
図(b)に示す工程における側部絶縁膜8を形成する異
方性エツチングの際、下地膜7の側面が全て露出するま
で、エツチングを行なえば良い。
ただし、この時、側部絶縁膜8は、これの一部が必ず絶
縁膜6の側面にかかつて形成されるようにする。こうす
ることで、ストレージノード電極つと、ゲート電極5と
の短絡を防ぐことができる。
このような、第2の実施例にかかる半導体記憶装置であ
ると、第1の実施例同様に、ストレージノード電極9と
、n型拡散層3 (3,,3□)とを接続するためのコ
ンタクト孔15を、ゲート電極°5に対して自己整合的
に開孔できる。
さらに、この効果に加えて下地膜7の側面が全て露出さ
れていることにより、ストレージノード電極9の側面周
囲部分の面積をいっそう増大させることができ、キャパ
シタ容量がより増加する。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、積層型キャパ
シタ・セル構造を持った半導体記憶装置であって、スト
レージノード電極の側面部分の面積を増大させることに
よって、キャパシタ容量の低下を補償した半導体記憶装
置において、いっそうの高集積化に適して、かつ高い信
頼性を維持しえる半導体記憶装置およびその製造方法が
提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例に係わる半導体記憶装
置の断面図、第2図(a、)ないし第2図(e)は第1
の実施例に係わる半導体記憶装置を製造工程順に示した
断面図、第3図は第2の実施例に係わる半導体記憶装置
の断面図、第4図は第3の実施例に係わる半導体記憶装
置の断面図である。 1・・・p型半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜、
31〜33・・・n型拡散層、41.4□・・・ゲート
絶縁膜、5、〜54・・・ゲート電極、61〜64・・
・絶縁膜、71〜74・・・下地膜、8.〜816・・
・側部絶縁膜、9+、9□・・・ストレージノード電極
、10・・・パッド電極、111,112・・・キャパ
シタ絶縁膜、12..122・・・セルプレート電極、
13・・・層間絶縁膜、14・・・ビット線、15・・
・コンタクト孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板に形成されたMOSトランジスタと、 このMOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一
    方に接続されたキャパシタとによりメモリセルを構成す
    る半導体記憶装置において、上記キャパシタは、ソース
    /ドレイン拡散層の一方に接続され、かつMOSトラン
    ジスタのゲート電極上に延在する部分を持つ第1のキャ
    パシタ電極と、 この第1のキャパシタ電極の一方の面に、キャパシタ絶
    縁膜を介して形成された第2のキャパシタ電極とからな
    り、 第1のキャパシタ電極の他方の面には、これに接して、
    上記ゲート電極上に延在する部分のみに下地膜が形成さ
    れ、 この下地膜は、上記ゲート電極と絶縁膜を介して電気的
    に分離されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. (2)MOSトランジスタと、 このMOSトランジスタの一方のソース/ドレイン拡散
    層に接続されたキャパシタとによりメモリセルを構成す
    る半導体記憶装置の製造方法であって、 第1導電型の半導体基板上に、素子分離領域を形成する
    工程と、 基板上に、MOSトランジスタのゲート絶縁膜となる第
    1の絶縁膜を形成する工程と、 第1の絶縁膜上に、MOSトランジスタのゲート電極と
    なる第1の導体膜を形成する工程と、第1の導体膜上に
    、第2の絶縁膜を形成する工程と、 第2の絶縁膜上に、下地膜を形成する工程と、これら第
    1の導体膜、第2の絶縁膜、および下地膜からなる積層
    膜を、MOSトランジスタゲート電極部形状にパターニ
    ングする工程と、 パターニングされた積層膜をマスクにして第2導電型の
    不純物を導入し、少なくとも2つの第1、第2のソース
    /ドレイン拡散層を形成する工程と、全面に、第3の絶
    縁膜を形成する工程と、 第3の絶縁膜を、パターニングされた積層膜側壁に残置
    させ、ゲート電極を含む積層膜に対して自己整合的に第
    1、第2のソース/ドレイン拡散層に通じる少なくとも
    第1、第2のコンタクト孔を開孔する工程と、 全面に、第2の導体膜を形成する工程と、 第2の導体膜を、第1のコンタクト孔を介して第1のソ
    ース/ドレイン拡散層に接続される第1のキャパシタ電
    極形状、および第2のコンタクト孔を介して第2のソー
    ス/ドレイン拡散層に接続されるパッド電極形状にパタ
    ーニングする工程とパターニングされた第2の導体膜表
    面にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 全面に、第2のキャパシタ電極となる第3の導体膜を形
    成する工程と、 第3の導体膜を、少なくともパッド電極が全て露出する
    開孔部を持つ第2のキャパシタ電極形状にパターニング
    する工程と、 全面に、層間絶縁膜となる第4の絶縁膜を形成する工程
    と、 第4の絶縁膜に、パッド電極に通じる第3のコンタクト
    孔を開孔する工程と、 全面に、ビット線となる第4の導体膜を形成する工程と
    、 第4の導体膜を、第3のコンタクト孔を介してパッド電
    極に接続されるビット線形状にパターニングする工程と
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077086A (ja) * 1992-12-30 1995-01-10 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体記憶装置の電荷保存電極製造方法
US5543241A (en) * 1993-07-16 1996-08-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel cell
US5747845A (en) * 1995-08-22 1998-05-05 Nippon Steel Corporation Semiconductor memory device with memory cells each having transistor and capacitor and method of making the same

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