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JPH03112684A - 絶縁性転写材料 - Google Patents

絶縁性転写材料

Info

Publication number
JPH03112684A
JPH03112684A JP1251605A JP25160589A JPH03112684A JP H03112684 A JPH03112684 A JP H03112684A JP 1251605 A JP1251605 A JP 1251605A JP 25160589 A JP25160589 A JP 25160589A JP H03112684 A JPH03112684 A JP H03112684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
film
transfer material
resins
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1251605A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Yamamoto
真也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oike and Co Ltd
Original Assignee
Oike and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oike and Co Ltd filed Critical Oike and Co Ltd
Priority to JP1251605A priority Critical patent/JPH03112684A/ja
Publication of JPH03112684A publication Critical patent/JPH03112684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、家電製品並びに絶縁シールド効果を必要とす
る部材への適用を可能とする絶縁性転写材料に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、家電製品に金属光沢を与える方法としては、アル
ミニウム、クロム等の金属を転写箔構成材料に使用する
ことが多かった。
しかしながら、これら金属の場合、電子の帯電が生じ易
く、帯電した電子がスパークすることにより、ICスイ
ッチ等、製品部材の機能を損なうことがあり、特に大型
化製品への転写には問題かあった。
これらの問題を解決する方法として特開昭62−174
189号公報にて錫、鉛、亜鉛、ビスマスよりなる群か
ら選ばれた金属を使用することが提案されているが、蒸
着膜として島状構造とする必要があり、膜厚制御等工業
的な問題が多い。
また家電製品に使用した際の耐食性、耐薬品性にも問題
があった。
[発明の目的] 本発明は、上記従来の問題に鑑み、金属光沢を有し、し
かも耐食性、耐薬品性にすぐれ、絶縁性機能を有する転
写箔を提供することにある。
[発明の構成] すなわち本発明はベースフィルムの片面上に離型剤層を
介して、保護樹脂層、ゲルマニュウム蒸着層、接着剤層
を順次形成したことを特徴とする絶縁性転写材料に関す
るものである。
即ち本発明の絶縁性転写材料においては、従来転写材料
のアルミニウム、クロム等の金属や特開昭62−174
189号公報にて錫、鉛、亜鉛、ビスマスよりなる群か
ら選ばれた金属にかえてゲルマニュウム蒸着層を用いる
ことによって、従来転写材料のアルミニウム、クロム等
の金属を用いた場合に、電子の帯電が生じ易く、帯電し
た電子がスパークすることにより、ICスイウチ等、製
品部材の機能を損ない、特に大型化製品への転写におけ
る問題、これらの問題を解決する方法として特開昭62
−174189号公報にて提案されている錫、鉛、亜鉛
、ビスマスよりなる群から選ばれた金属を使用するばあ
いに、蒸着膜として島状構造とする必要があり、膜厚制
御等工業的な問題が多く、また家電製品に使用した際の
耐食性、耐薬品性にも問題かあったのを、ことごとく解
消して、金属光沢を有し、しかも耐食性、耐薬品性にす
ぐれ、絶縁性機能を有する転写材料を完成したもである
即ち本発明は、ベースフィルム(1)の片面上に離型剤
層(2)を介して、保護樹脂層(3)、ゲルマニュウム
蒸着層(4)および接着剤層(5)を形成したことによ
り、蒸着膜を島状構造とする必要がないので、膜厚制御
等に特別高度な技術を要せずに金属光沢を有し、しかも
耐食性、耐薬品性にすぐれ、絶縁性機能を有する転写材
料の提供を可能としたものである。
本発明の絶縁性転写材料におけるベースフィルム(1)
としては充分な自己保持性を有するものてあればいずれ
も用いられるが、例えばポリエステル、ポリアミド、ポ
リアミドイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、セル
ロースアセテート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル
、フッ素樹脂などの樹脂類またはセロハン紙、グラシン
紙などのフィルム状物またはシート状物や剥離紙または
剥離フィルムなどが適宜用いられる。
特にベースフィルム(1)としては前記樹脂類のフィル
ム状物で厚さが12〜5o趨程度のものを用いるのが、
しわや亀裂などのない絶縁性転写材料の製造が連続的に
大量生産出来る点から好ましい またベースフィルム(1)としてはその表面または/お
よび裏面にヘアーライン加工、マット加工等を施したフ
ィルムであってもよい。
さらにまた先に本出願人が出願した発明(特願昭60−
260774号)に記載されている様なプラスチックフ
ィルムの熱転写層を設ける側の反対側に無機物の薄膜、
例えば5iO2Sin2、TiO□、ZnO,A1.O
,等の酸化物、TiN等のチッ化物、TiC等の炭化物
、炭素、AI、 Ni、 Cr、 Ti、 Ni−Cr
合金等の金属の6〜1100n程度の薄膜を設けた耐ホ
ツトステイク性加工したものであってもよい。
ベースフィルム(1)は保護樹脂層(3)との剥離性を
よくする目的てパラフィンワックス、シリコーン、フッ
素樹脂、フ・ン素系界面活性剤、セルロース樹脂、アク
リル樹脂などを塗布して離型剤層(2)を形成する。
離型剤層(2)の厚さは通常0.2〜0.51程度の範
囲から適宜選ばれる。
本発明の絶縁性転写材料における保護樹脂層の厚さには
特に制限は無いが通常0.5〜l〇−程度の範囲から適
宜選ばれる。
かかる保護樹脂層(3)を形成するための樹脂としては
、たとえばウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、フェノー
ル系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂、エポキシ系樹脂
、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルブ
チラール系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、塩化ポリオ
レフィン系樹脂、塩化ゴム系樹脂等の熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂のい
ずれもが単独または混合物、要すれば更に色材を混合し
たものが好ましく用いられる。
保護樹脂層(3)の形成は前記保護樹脂層を形成するた
めの樹脂の有機溶剤溶液、水溶液などをロールコーティ
ング法、グラビアコーティング法、リバースコーティン
グ法、スプレィコーティング法などの通常のコーティン
グ法により塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子線硬化性
樹脂、紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)することに
よって行われる。
本発明の絶縁性転写材料のゲルマニュウム蒸着層(4)
は前記保護樹脂層の上に常法により形成される。例えば
、公知の真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレイ
ティング法などの通常の金属の薄膜形成方法により形成
される。
ゲルマニュウム蒸着層(4)の厚さとしては50〜15
0nm程度に蒸着形成される。厚さが50r++s程度
以下の場合には充分な隠蔽性ならびに金属光沢か得られ
ないので好ましくない。また150nm程度以上に形成
しても隠蔽性ならびに金属光沢のさらなる向上は得られ
ないので経済的でなく好ましくない。
本発明の絶縁性転写材料の接着剤層(5)としては例え
ばアクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、ロジン変性マレイン酸系樹脂、ポリエステル系樹脂
、ケトン系樹脂、合成ゴム系樹脂、ポリアミド系樹脂等
の単独または混合されたものか用いられる。接着剤層(
5)の厚さは被転写体の表面状態などにより適宜選択決
定されるものであるか通常は0.2〜51程度の範囲か
ら選ばれ、通常の被転写体の表面か比較的平滑な場合に
は比較的薄い1〜21程度である。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
[実施例] 実施例1 厚さ25趨のポリエチレンテレフタレートフィルム片面
上に、アクリル系樹脂塗液をグラビアコーティング法に
より塗布乾燥して厚さ1趨の離型剤層を形成し、ついで
オレンジ色の着色材で着色した塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体系樹脂塗液をグラビアコーティング法により塗
布乾燥して厚さ21の着色保護樹脂層を形成し、ついて
ゲルマニュウムを真空蒸着法により蒸着して厚さ90n
mのゲルマニュウム蒸着膜を形成し、ついて塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体系樹脂およびアクリル系樹脂より
なる接着剤をリバースコーティング法により塗布乾燥し
て厚さ2鴻の接着剤層を形成した。
こうして得られた本発明の絶縁性転写材料を用い、家電
製品であるABS樹脂の成形品にロール転写したところ
、より高度な絶縁性が得られ、スパーク等の問題は全く
認められなかった。
[発明の効果] 本発明は実施例1からもわかる通り、本発明の絶縁性転
写材料においては、従来転写材料のアルミニウム、クロ
ム等の金属にかえてゲルマニュウム蒸着層を用いるとい
うだけで、従来転写材料のアルミニウム、クロム等の金
属を用いた場合に、電子の帯電が生じ易く、帯電した電
子がスパークすることにより、ICスイッチ等、製品部
材の機能を損ない、特に大型化製品への転写における問
題を解消したものである。
また特開昭62−174189号公報にて提案されてい
る錫、鉛、亜鉛、ビスマスよりなる群から選ばれた金属
を使用する場合に、蒸着膜として島状構造とする必要が
あって、膜厚制御等の工業技術的な問題が多〈実施し難
かった上、また家電製品に使用した際の耐食性、耐薬品
性にも問題があったのを、錫、鉛、亜鉛、ビスマスなど
の金属にかえてゲルマニュウム蒸着層を用いるというだ
けで蒸着膜として島状構造を必要とせず、したがって特
別な膜厚制御等の工業技術も必要とせずに電子の帯電を
生じることなく、したがって帯電した電子がスパークす
ることもなく、ICスイッチ等、製品部材の機能を損な
う心配もなく、特に大型化製品への金属光沢を付与する
転写に使用できるものである。
従って、本願発明の絶縁性転写材料は、家電製品並びに
絶縁シールド効果を必要とする部材への適用性を有する
もので画期的な発明であると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の絶縁性転写材料の基本構成を示す断
面図である。 (図面の符号) (I)二ベースフィルム (2):離型剤層 (3):保護樹脂層 (4):ゲルマニュウム蒸着層 (5):接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベースフィルムの片面上に離型剤層を介して、保護
    樹脂層、ゲルマニュウム蒸着層、接着剤層を順次形成し
    たことを特徴とする絶縁性転写材料。
JP1251605A 1989-09-26 1989-09-26 絶縁性転写材料 Pending JPH03112684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251605A JPH03112684A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 絶縁性転写材料

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251605A JPH03112684A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 絶縁性転写材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03112684A true JPH03112684A (ja) 1991-05-14

Family

ID=17225308

Family Applications (1)

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JP1251605A Pending JPH03112684A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 絶縁性転写材料

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