JPH0299427A - ヘツドアツプデイスプレイ装置 - Google Patents
ヘツドアツプデイスプレイ装置Info
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- JPH0299427A JPH0299427A JP63249105A JP24910588A JPH0299427A JP H0299427 A JPH0299427 A JP H0299427A JP 63249105 A JP63249105 A JP 63249105A JP 24910588 A JP24910588 A JP 24910588A JP H0299427 A JPH0299427 A JP H0299427A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/10009—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
- B32B17/10036—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising two outer glass sheets
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両のフロントガラスを介した前方視界内に
運転情報の表示像を映出するヘッドアップディスプレイ
装置に関する。
運転情報の表示像を映出するヘッドアップディスプレイ
装置に関する。
近年では、車両走行時の安全性向上の見地から。
通常はインストルメントパネル内に配置された計器類に
表示される車速等の運転情報を運転者が前方視界から視
線をそらすことなく認知し得るように、光学技術を利用
してフロントガラスの内側に配置されたコンバイナと呼
ばれる透明反射板に運転情報の表示像を映出することに
より、前方視界に重ねて運転情報を表示するヘッドアッ
プディスプレイ装置が考えられている。
表示される車速等の運転情報を運転者が前方視界から視
線をそらすことなく認知し得るように、光学技術を利用
してフロントガラスの内側に配置されたコンバイナと呼
ばれる透明反射板に運転情報の表示像を映出することに
より、前方視界に重ねて運転情報を表示するヘッドアッ
プディスプレイ装置が考えられている。
このようなヘッドアップディスプレイ装置の従来例とし
ては1例えばホログラフィ技術を利用したもの(特開昭
61−35416号)が提案されている。この装置では
第5図に示すように、コンバイナとして利用する半透過
回折部材よりなるホログラム11を積層構造を有するフ
ロントガラス12内にその積層物として埋設し、ダツシ
ュボード内等に配設された図示せぬ表示器から光学系を
介して運転情報の表示像をホログラム11に投射してい
る。ホログラム11は図中に矢印で示すような所定の方
向から照射されたコヒーレントな光aおよびりの干渉縞
を記録したものであって、光学系を介してa方向からホ
ログラム11に投射された表示像を構成する光は、運転
者の視線方向であるb方向に回折反射されて運転者の1
13に入る。その結果運転音はフロントガラス12の外
側に結像した表示像の虚像を前方視界と重ねて見ること
ができる。
ては1例えばホログラフィ技術を利用したもの(特開昭
61−35416号)が提案されている。この装置では
第5図に示すように、コンバイナとして利用する半透過
回折部材よりなるホログラム11を積層構造を有するフ
ロントガラス12内にその積層物として埋設し、ダツシ
ュボード内等に配設された図示せぬ表示器から光学系を
介して運転情報の表示像をホログラム11に投射してい
る。ホログラム11は図中に矢印で示すような所定の方
向から照射されたコヒーレントな光aおよびりの干渉縞
を記録したものであって、光学系を介してa方向からホ
ログラム11に投射された表示像を構成する光は、運転
者の視線方向であるb方向に回折反射されて運転者の1
13に入る。その結果運転音はフロントガラス12の外
側に結像した表示像の虚像を前方視界と重ねて見ること
ができる。
またその他の従来例としては、フロントガラスの内側に
半透過反射部材よりなるコンバイナを配置し、レンズ作
用を有する反射部材等によって構成される光学系を介し
て表示器からの表示像をコンバイナに投射することによ
り、前記従来例と同様に前方視界内に表示像の虚像を結
像させるもの(特開昭62−31531号)や、上記コ
ンバイナにダツシュボード上に配置した表示器からの表
示像を直接投影し、コンバイナに表示像の鏡像を映出す
るもの(特開昭62−139728号)などが提案され
ている。
半透過反射部材よりなるコンバイナを配置し、レンズ作
用を有する反射部材等によって構成される光学系を介し
て表示器からの表示像をコンバイナに投射することによ
り、前記従来例と同様に前方視界内に表示像の虚像を結
像させるもの(特開昭62−31531号)や、上記コ
ンバイナにダツシュボード上に配置した表示器からの表
示像を直接投影し、コンバイナに表示像の鏡像を映出す
るもの(特開昭62−139728号)などが提案され
ている。
−1−記の如き従来例では、表示像を明るく見せるため
にコンバイナによって表示像の反射率を高めている。こ
のため前記のホログラフィ方式の装置では、第6図に示
すように、太陽光や街灯の光などが上方よりフロントガ
ラス12に入射した場合に、ニオしらの光がホログラム
11に記録されている干渉縞で回折反射されて対向車に
向けて投射され、対向車の運転者を眩惑するといった問
題が生じる。また、その他の前記従来例においても、コ
ンバイナとして用いる半透過反射部材の反射率を高める
ことにより同様な問題が生じる。
にコンバイナによって表示像の反射率を高めている。こ
のため前記のホログラフィ方式の装置では、第6図に示
すように、太陽光や街灯の光などが上方よりフロントガ
ラス12に入射した場合に、ニオしらの光がホログラム
11に記録されている干渉縞で回折反射されて対向車に
向けて投射され、対向車の運転者を眩惑するといった問
題が生じる。また、その他の前記従来例においても、コ
ンバイナとして用いる半透過反射部材の反射率を高める
ことにより同様な問題が生じる。
さらに前記ホログラフィ方式の記録光学系において、ホ
ログラム11を構成するホログラム乾板は、第7図に示
すように、その記録時に光aおよびbの干渉縞の他に光
aおよびbの乾板裏面反射光a′およびb′による干渉
縞をも記録している。
ログラム11を構成するホログラム乾板は、第7図に示
すように、その記録時に光aおよびbの干渉縞の他に光
aおよびbの乾板裏面反射光a′およびb′による干渉
縞をも記録している。
このため第8図に示すように車外よりフロントガラス1
2を介して光a′の光路に相当する光がホログラム11
に入射した場合に、ホログラム11において光a、b、
b’ が再生され、このうち光すが運転者の目にノイズ
光として入る。このとき再生した光すは、透過型ホログ
ラム(フレネルホログラム)であるので虹色のノイズ光
となる6また、車外よりフロントガラス12に入射した
光が、第9図に示すように一旦ホログラム11を透過し
た後にフロントガラス120車室側裏面で反射して、第
6図における光aと同一またはほぼ等しい光路(第9図
に波線で示す)でホログラム11に再び入射する場合が
ある。この場合、ガラス裏面反射光はホログラム11で
第7図の光すと等しい方向に回折反射されて、ノイズ光
として運転者の目に入る、このノイズ光は反射型ホログ
ラム(リップマンホログラム)であり、単色光とな机 さらに装置の構成によっては、車外からの光が光学系を
構成する他のホログラムに入射し、この入射光により前
述の如きノイズ光が当該ホログラムから表示器に向けて
発生して表示像を乱すこともある。
2を介して光a′の光路に相当する光がホログラム11
に入射した場合に、ホログラム11において光a、b、
b’ が再生され、このうち光すが運転者の目にノイズ
光として入る。このとき再生した光すは、透過型ホログ
ラム(フレネルホログラム)であるので虹色のノイズ光
となる6また、車外よりフロントガラス12に入射した
光が、第9図に示すように一旦ホログラム11を透過し
た後にフロントガラス120車室側裏面で反射して、第
6図における光aと同一またはほぼ等しい光路(第9図
に波線で示す)でホログラム11に再び入射する場合が
ある。この場合、ガラス裏面反射光はホログラム11で
第7図の光すと等しい方向に回折反射されて、ノイズ光
として運転者の目に入る、このノイズ光は反射型ホログ
ラム(リップマンホログラム)であり、単色光とな机 さらに装置の構成によっては、車外からの光が光学系を
構成する他のホログラムに入射し、この入射光により前
述の如きノイズ光が当該ホログラムから表示器に向けて
発生して表示像を乱すこともある。
このように従来のホログラフィ方式の装置では。
虹色または単色のノイズ光が発生するため、表示像の視
認性が低下するだけでなく、運転者の前方視界も阻害さ
れるといった問題が生じる。
認性が低下するだけでなく、運転者の前方視界も阻害さ
れるといった問題が生じる。
そこで本発明は、上記の如き対向車および運転者に対す
るノイズ光の発生を抑制し、前方視界を確保しかつ表示
像の視認性を向」ユさせたヘッドアップディスプレイ装
置を提供することを課題とするものである。
るノイズ光の発生を抑制し、前方視界を確保しかつ表示
像の視認性を向」ユさせたヘッドアップディスプレイ装
置を提供することを課題とするものである。
L記課題を解決するために6本発明は、表示器にて表示
される運転情報等の表示像を、車両のフロントガラスま
たはその近傍に配置された半透明のコンバイナを含む光
学系により当該コンバイナに映出することにより、運転
者の前方視界に重ねて前記表示像を光学的に表示するヘ
ッドアップディスプレイ装置において、 特定方向から入射する光を透過させかつ他の方向から入
射する光を散乱または遮断する角度選択透過膜を前記コ
ンバイナまたは前記光学系を構成する光学要素の外部光
入射側に設けたものである。
される運転情報等の表示像を、車両のフロントガラスま
たはその近傍に配置された半透明のコンバイナを含む光
学系により当該コンバイナに映出することにより、運転
者の前方視界に重ねて前記表示像を光学的に表示するヘ
ッドアップディスプレイ装置において、 特定方向から入射する光を透過させかつ他の方向から入
射する光を散乱または遮断する角度選択透過膜を前記コ
ンバイナまたは前記光学系を構成する光学要素の外部光
入射側に設けたものである。
上記のように構成された本発明では、車外からフロント
ガラスに入射した光は角度選択透過膜を介してコンバイ
ナに入射する。この角度選択透過膜は特定方向からの入
射光(運転者の視線方向への光)を透過させ、かつその
他の方向からの入射光を散乱または遮断してコンバイナ
に入射するのを抑制する。
ガラスに入射した光は角度選択透過膜を介してコンバイ
ナに入射する。この角度選択透過膜は特定方向からの入
射光(運転者の視線方向への光)を透過させ、かつその
他の方向からの入射光を散乱または遮断してコンバイナ
に入射するのを抑制する。
即ち、前述のようなノイズ光の発生原因となるコンバイ
ナの入射光の入射方向は、フロントガラスの傾斜および
コンバイナの設置位置等によって決定され、例えば前記
従来のホログラフィ方式の装置を一般的な乗用車に設置
した場合、ノイズ光を発生させる入射光はコンバイナ(
即ちフロントガラス)に対して仰角方向の入射角がほぼ
一50度から40度の範囲であり、かつコンバイナに対
する運転者の視線方向は前記角度範囲よりも低い角度と
なる。従って、上記の如く角度選択透過膜によって車外
からの入射光を選択的に透過させてコンバイナに入射さ
せることによりコンバイナを通した外部視界を確保する
とともに、ノイズ光の発生原因となる光がコンバイナに
入射するのを抑制している。
ナの入射光の入射方向は、フロントガラスの傾斜および
コンバイナの設置位置等によって決定され、例えば前記
従来のホログラフィ方式の装置を一般的な乗用車に設置
した場合、ノイズ光を発生させる入射光はコンバイナ(
即ちフロントガラス)に対して仰角方向の入射角がほぼ
一50度から40度の範囲であり、かつコンバイナに対
する運転者の視線方向は前記角度範囲よりも低い角度と
なる。従って、上記の如く角度選択透過膜によって車外
からの入射光を選択的に透過させてコンバイナに入射さ
せることによりコンバイナを通した外部視界を確保する
とともに、ノイズ光の発生原因となる光がコンバイナに
入射するのを抑制している。
また同様に、装置の構成によって上記ノイズ光が光学系
を構成する他の光学要素より表示器に向けて発生する場
合であっても、ノイズ光の発生原因となる光が当該光学
要素に入射するのを抑制している。
を構成する他の光学要素より表示器に向けて発生する場
合であっても、ノイズ光の発生原因となる光が当該光学
要素に入射するのを抑制している。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す図である。第
1図において、1は車速、エンジン回転数等の運転情報
の表示像を表示する表示器で、螢光表示管または液晶等
によって構成されている。
1図において、1は車速、エンジン回転数等の運転情報
の表示像を表示する表示器で、螢光表示管または液晶等
によって構成されている。
2は表示像を前方視界内に映出するための光学系の一要
素である収差補正用の第1ホログラムである。第1ホロ
グラム2はその両主面に劣化防止用のガラス3,3が光
学接着剤等によりそれぞれ接着されており、表示器1と
ともに車両のダツシュボード内に配置されている。4は
第1ホログラム2とともに光学系を構成し、コンバイナ
として用いられる第2ホログラムである。5は第2ホロ
グラム4の車外側主面を被覆する角度選択透過膜であり
、第2ホログラム4と重ね合わせた状態で積層構造を有
し、フロントガラス6.6内の表示像映出位置に挟装さ
れている。角度選択透過膜5は、特定方向からの光を透
過させるとともにその他の方向からの光を遮断するもの
であり1本実施例では、−殻内な乗用車への適用例とし
て、角度選択透過膜5に第2図に示すように入射角が一
50’以下の光を透過させ、かつ入射角が一50°以上
の光を散乱させる特性を有する高分子膜を用いている。
素である収差補正用の第1ホログラムである。第1ホロ
グラム2はその両主面に劣化防止用のガラス3,3が光
学接着剤等によりそれぞれ接着されており、表示器1と
ともに車両のダツシュボード内に配置されている。4は
第1ホログラム2とともに光学系を構成し、コンバイナ
として用いられる第2ホログラムである。5は第2ホロ
グラム4の車外側主面を被覆する角度選択透過膜であり
、第2ホログラム4と重ね合わせた状態で積層構造を有
し、フロントガラス6.6内の表示像映出位置に挟装さ
れている。角度選択透過膜5は、特定方向からの光を透
過させるとともにその他の方向からの光を遮断するもの
であり1本実施例では、−殻内な乗用車への適用例とし
て、角度選択透過膜5に第2図に示すように入射角が一
50’以下の光を透過させ、かつ入射角が一50°以上
の光を散乱させる特性を有する高分子膜を用いている。
なお、7はフロントガラス6.6を貼り合わせるための
ポリビニールブチラール等の接着剤である。
ポリビニールブチラール等の接着剤である。
上記の構成において1表示器1から照射される表示像を
構成する光は、まず第1ホログラム2に投射されてそこ
で第2ホログラム4に向けて回折反射された後、第2ホ
ログラム4でさらに回折反射されて運転者の目8に入る
。その結果運転者はフロントガラス6の外側に結像した
表示器1からの表示像の虚像を視認することができる。
構成する光は、まず第1ホログラム2に投射されてそこ
で第2ホログラム4に向けて回折反射された後、第2ホ
ログラム4でさらに回折反射されて運転者の目8に入る
。その結果運転者はフロントガラス6の外側に結像した
表示器1からの表示像の虚像を視認することができる。
ここで、角度選択透過膜5は、車外からコンバイナであ
る第2ホログラム4に入射する光のうち、前述の如く運
転者の視線方向を含む入射角が一50’以下の領域の入
射光を選択的に透過させて第2ホログラム4に入射させ
、かつノイズ光の原因となる入射光を含む一50°以上
の領域の入射光を散乱させることにより第2ホログラム
4に入射するのを抑制している。従って、第2ホログラ
ム4および角度選択透過膜5を通した前方視界は確保さ
れており、また太陽光等の上方からの光による対向車へ
のノイズ光および特定の光路からの入射光による運転者
への虹色または単色のノイズ光の発生が著しく低減され
るので、表示像の視認性を向上させるとともに前方視界
が阻害されることを防止することができ、さらに対向車
を眩惑することもない。
る第2ホログラム4に入射する光のうち、前述の如く運
転者の視線方向を含む入射角が一50’以下の領域の入
射光を選択的に透過させて第2ホログラム4に入射させ
、かつノイズ光の原因となる入射光を含む一50°以上
の領域の入射光を散乱させることにより第2ホログラム
4に入射するのを抑制している。従って、第2ホログラ
ム4および角度選択透過膜5を通した前方視界は確保さ
れており、また太陽光等の上方からの光による対向車へ
のノイズ光および特定の光路からの入射光による運転者
への虹色または単色のノイズ光の発生が著しく低減され
るので、表示像の視認性を向上させるとともに前方視界
が阻害されることを防止することができ、さらに対向車
を眩惑することもない。
なお、角度選択透過膜5としては、前記実施例における
高分子膜の他、ハニカム構造もしくはルーバー構造の遮
光板を内蔵した物または結晶構造等によって特定方向か
らの光を反射または吸収する角度選択透過性を備えた物
が利用できる。
高分子膜の他、ハニカム構造もしくはルーバー構造の遮
光板を内蔵した物または結晶構造等によって特定方向か
らの光を反射または吸収する角度選択透過性を備えた物
が利用できる。
:した、角度選択透過膜5は、必ずしも前記実施例のよ
うにコンバイナとして用いる第2ホログラム4と東ね合
わせて設置する必要はなく、第3図に示すように、第2
ホログラム4を劣化防止用のガラス:3.3で挾持して
車両のダツシュボード上に配置した装置において、フロ
ントガラス6内の対応する位置に角度選択透過膜5のみ
を配設することによっても前記実施例と同様な効果が得
られる。ただし、この場合にはフロントガラス6の傾斜
と第2ポログラム4の設置角度および特性等を考慮して
角度選択透過膜5の特性を決定しなければならない。
うにコンバイナとして用いる第2ホログラム4と東ね合
わせて設置する必要はなく、第3図に示すように、第2
ホログラム4を劣化防止用のガラス:3.3で挾持して
車両のダツシュボード上に配置した装置において、フロ
ントガラス6内の対応する位置に角度選択透過膜5のみ
を配設することによっても前記実施例と同様な効果が得
られる。ただし、この場合にはフロントガラス6の傾斜
と第2ポログラム4の設置角度および特性等を考慮して
角度選択透過膜5の特性を決定しなければならない。
また、第4図に示す様に、第1ホログラム2と。
蒸着膜(ハーフミラ−)又は表面反射を用いたコンバイ
ナ9とを組み合せた他の実施例においても、角度選択透
過膜5を設けると同様の効果を得られる。この角度選択
透過膜5は第1ホログラム2からの情報は透過させ、ノ
イズ光が発生する外乱光の入射(ホログラム2への)を
防げる。この角度選択透過膜5により、太陽光などの外
乱光が、ホログラム2へ入射することが防げることがで
きるので、ホログラム2で反射した外部光が表示器を照
すことにより発生するノイズ光を防止できる。。
ナ9とを組み合せた他の実施例においても、角度選択透
過膜5を設けると同様の効果を得られる。この角度選択
透過膜5は第1ホログラム2からの情報は透過させ、ノ
イズ光が発生する外乱光の入射(ホログラム2への)を
防げる。この角度選択透過膜5により、太陽光などの外
乱光が、ホログラム2へ入射することが防げることがで
きるので、ホログラム2で反射した外部光が表示器を照
すことにより発生するノイズ光を防止できる。。
以上、ホログラフィ方式の装置の例について説明したが
、反射部材により構成される光学系を用いて表示像を映
出する装置においても、前記実施例と同様にして半透過
反射部材よりなるコンバイナの外部光入射側に角度選択
透過膜を配置することにより、対向車へのノイズ光の防
止および表示像の視認性向上等、前記実施例と同様な効
果が得られる。
、反射部材により構成される光学系を用いて表示像を映
出する装置においても、前記実施例と同様にして半透過
反射部材よりなるコンバイナの外部光入射側に角度選択
透過膜を配置することにより、対向車へのノイズ光の防
止および表示像の視認性向上等、前記実施例と同様な効
果が得られる。
以」−説明したように、本発明は、ヘッドアップディス
プレイ装置において、コンバイナの外部光入射側に、特
定方向、即ち運転者の視線方向への入射光を透過させ、
かつ他の方向からの入射光を散乱または遮断する角度選
択透過膜を設けたことにより、運転者の前方視界を確保
した」−で、外向車および運転車に対するノイズ光の発
生原因となる光がコンバイナに入射することを抑制する
ことができるため、運転車の前方視界が阻害されること
がなく、かつ表示像の視認性が向上し、さらに対向車が
眩惑されることがなく、また角度選択透過膜で光学系を
構成する光学要素に不要な外部光が入射するのを抑制す
ることにより、表示器に対するノイズ光の発生を防止す
ることができるので表示像が乱れることがない等の効果
を奏する。
プレイ装置において、コンバイナの外部光入射側に、特
定方向、即ち運転者の視線方向への入射光を透過させ、
かつ他の方向からの入射光を散乱または遮断する角度選
択透過膜を設けたことにより、運転者の前方視界を確保
した」−で、外向車および運転車に対するノイズ光の発
生原因となる光がコンバイナに入射することを抑制する
ことができるため、運転車の前方視界が阻害されること
がなく、かつ表示像の視認性が向上し、さらに対向車が
眩惑されることがなく、また角度選択透過膜で光学系を
構成する光学要素に不要な外部光が入射するのを抑制す
ることにより、表示器に対するノイズ光の発生を防止す
ることができるので表示像が乱れることがない等の効果
を奏する。
第1図は本発明の一実施例の要部断面図、第2図は本発
明の一実施例における角度選択透過膜の特性を示す図、
第3図および第4図は、それぞれ本発明の他の実施例の
要部断面図、第5図ないし第9図は、従来のヘッドアッ
プディスプレイ装置の動作を示す図である。 1・・・・・・・・・表示器。 2・・・・・・・・・第1ホログラム、3・・・・・・
・・・ガラス。 4・・・・・・・・・第2ホログラム。 5・・・・・・・・・角度選択透過膜。 6・・・・・・・・・フロントガラス。 7・・・・・・・・・接着剤。
明の一実施例における角度選択透過膜の特性を示す図、
第3図および第4図は、それぞれ本発明の他の実施例の
要部断面図、第5図ないし第9図は、従来のヘッドアッ
プディスプレイ装置の動作を示す図である。 1・・・・・・・・・表示器。 2・・・・・・・・・第1ホログラム、3・・・・・・
・・・ガラス。 4・・・・・・・・・第2ホログラム。 5・・・・・・・・・角度選択透過膜。 6・・・・・・・・・フロントガラス。 7・・・・・・・・・接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 表示器にて表示される運転情報等の表示像を、車両のフ
ロントガラスまたはその近傍に配置された半透明のコン
バイナを含む光学系により当該コンバイナに映出するこ
とにより、運転者の前方視界に重ねて前記表示像を光学
的に表示するヘッドアップディスプレイ装置において、 特定方向から入射する光を透過させかつ他の方向から入
射する光を散乱または遮断する角度選択透過膜を前記コ
ンバイナまたは前記光学系を構成する光学要素の外部光
入射側に設けたことを特徴とするヘッドアップディスプ
レイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249105A JPH0299427A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249105A JPH0299427A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120732A Division JPH1054955A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299427A true JPH0299427A (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=17188028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63249105A Pending JPH0299427A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0299427A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5418402A (en) * | 1992-06-04 | 1995-05-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Power supply voltage change-over apparatus for a vehicle |
US5598175A (en) * | 1992-01-07 | 1997-01-28 | Yazaki Corporation | Display apparatus for vehicle |
JP2002019491A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Mazda Motor Corp | 車両の表示装置 |
JP2016139152A (ja) * | 2016-04-05 | 2016-08-04 | パイオニア株式会社 | ヘッドアップディスプレイ |
JP2018025722A (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 株式会社巴川製紙所 | 表示装置 |
JP2018059965A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | 株式会社巴川製紙所 | 表示装置 |
WO2023090092A1 (ja) * | 2021-11-19 | 2023-05-25 | 株式会社小糸製作所 | 画像投影装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61238015A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-23 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用表示装置 |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP63249105A patent/JPH0299427A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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