JPH0266925A - アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチング方法 - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチング方法Info
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- JPH0266925A JPH0266925A JP21901188A JP21901188A JPH0266925A JP H0266925 A JPH0266925 A JP H0266925A JP 21901188 A JP21901188 A JP 21901188A JP 21901188 A JP21901188 A JP 21901188A JP H0266925 A JPH0266925 A JP H0266925A
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Landscapes
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエツチ
ング方法に関するものである。
ング方法に関するものである。
従来の技術
いわゆるアルミニウム電解コンデンサはアルミニウム電
極箔と絶縁紙とを巻回し駆動用電解液を含浸して構成さ
れているが、アルミニウム電極箔には単位面積当りの静
電容量を増すために、その表面をエツチングして凹凸を
形成し表面積を拡大したものが使用されている。
極箔と絶縁紙とを巻回し駆動用電解液を含浸して構成さ
れているが、アルミニウム電極箔には単位面積当りの静
電容量を増すために、その表面をエツチングして凹凸を
形成し表面積を拡大したものが使用されている。
つまシ、近年ＩＣ、ＬＳＩ等の発達により電解コンデン
サにおいても更に小形化・薄型化が要求されており、こ
のためには使用される電極箔の単位面積当りの静電容量
を増加することが必要なのである。
サにおいても更に小形化・薄型化が要求されており、こ
のためには使用される電極箔の単位面積当りの静電容量
を増加することが必要なのである。
従来よりアルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエツチ
ング方法としては強度の強い点を生かした交流電流によ
るものかあシ、種々の添加剤又は波形に関する特許も出
願されている（例えば特開昭５８−２２３９０号）。
ング方法としては強度の強い点を生かした交流電流によ
るものかあシ、種々の添加剤又は波形に関する特許も出
願されている（例えば特開昭５８−２２３９０号）。
発明が解決しようとする課題
しかしながら単純な従来の波形（正弦波など）と従来の
添加剤では、波面倍率（＝エツチング後の電極箔の単位
面積当りの静電容量／エツチング前の単位面積当りの静
電容量）が不十分であるという欠点があった。
添加剤では、波面倍率（＝エツチング後の電極箔の単位
面積当りの静電容量／エツチング前の単位面積当りの静
電容量）が不十分であるという欠点があった。
本発明は高い波面倍率を有するアルミニウム電極箔を得
ることを可能にするものである。
ることを可能にするものである。
課題を解決するだめの手段
このような従来の問題点を解決するために本発明は、塩
化アルミニウムを含む濃度３〜２５係の塩酸溶液中で、
液温１０〜了Ｑ℃でアルミニウム箔の表面を又流電流を
用いてエツチングする際に、添加剤として硝酸、硫酸、
リン酸、シュウ酸のうちいずれか１種類以上の酸化性の
酸又はイオンを含みかつ交流電流の各サイクルの極大電
流値までの立上り時間がｅ５ｍｓ以内の正負対称波形で
エツチングするものである。
化アルミニウムを含む濃度３〜２５係の塩酸溶液中で、
液温１０〜了Ｑ℃でアルミニウム箔の表面を又流電流を
用いてエツチングする際に、添加剤として硝酸、硫酸、
リン酸、シュウ酸のうちいずれか１種類以上の酸化性の
酸又はイオンを含みかつ交流電流の各サイクルの極大電
流値までの立上り時間がｅ５ｍｓ以内の正負対称波形で
エツチングするものである。
また、添加剤の濃度としては、０．０１〜１０％とする
ものである。
ものである。
作用
上記のように、酸化性の酸を含みかつ交流電流の各サイ
クルの極大電流値までの立上り時間が５！ＩＩＳ以内の
波形でエツチングする作用は以下のようである。
クルの極大電流値までの立上り時間が５！ＩＩＳ以内の
波形でエツチングする作用は以下のようである。
一般的に塩酸中での交流電流によるエツチングでは、ア
ノード（正）サイクルでのビット発生とカンード（負）
サイクルでの化学溶解・皮膜形成を交互にくり返しなが
ら進行していく。そこで酸化性の酸を添加することによ
りカソード時に均一で強固な皮膜を形成して化学溶解を
抑制しかつアノード時のエツチング電流を５１１１５以
下で急激に立上げることにより強固な皮膜の欠陥部から
均一にエッチビットを発生させるものである。このよう
にして従来より約２０％高い波面倍率を持ったアルミニ
ウム箔を得ることができる。
ノード（正）サイクルでのビット発生とカンード（負）
サイクルでの化学溶解・皮膜形成を交互にくり返しなが
ら進行していく。そこで酸化性の酸を添加することによ
りカソード時に均一で強固な皮膜を形成して化学溶解を
抑制しかつアノード時のエツチング電流を５１１１５以
下で急激に立上げることにより強固な皮膜の欠陥部から
均一にエッチビットを発生させるものである。このよう
にして従来より約２０％高い波面倍率を持ったアルミニ
ウム箔を得ることができる。
実施例
第１図は本発明による電流波形の例であり、ｔは立上り
時間を示す。
時間を示す。
第２図は塩酸溶液中で下記条件でエツチングした後、ア
ジピン酸アンモニウム溶液で７０ｖで化成した静電容量
である。
ジピン酸アンモニウム溶液で７０ｖで化成した静電容量
である。
ＣＸッｆン’ｆＨ） ５％ＨＣｌ＋２％人７！ｃｅ
ｓ〔添加剤〕 １％ＨＮＯ。
ｓ〔添加剤〕 １％ＨＮＯ。
〔アルミニウム箔３４Ｎ、９０μ重い軟質材〔エツチン
グ温度〕 ４０°Ｃ 〔エツチング時間〕５ｍ工ｎ 〔周波数） ２０ Ｈｚ ［立上り時間］ １．３，５，７．１０ｍ５第２
図に示されるように立上り時間を早くする程静電容量は
高い傾向を示し、５ ｍｓ以下で従来レベルより高くな
り、Ｉ ｍｓ以下では約２０チ以上の波面倍率のアッ
プが認められた０又、この効果は添加剤との交互作用も
大きく、硝酸、硫酸。
グ温度〕 ４０°Ｃ 〔エツチング時間〕５ｍ工ｎ 〔周波数） ２０ Ｈｚ ［立上り時間］ １．３，５，７．１０ｍ５第２
図に示されるように立上り時間を早くする程静電容量は
高い傾向を示し、５ ｍｓ以下で従来レベルより高くな
り、Ｉ ｍｓ以下では約２０チ以上の波面倍率のアッ
プが認められた０又、この効果は添加剤との交互作用も
大きく、硝酸、硫酸。
リン酸、シュウ酸のいずれか一種類以上を含むことが不
可欠である。
可欠である。
発明の効果
以上述べたように本発明のエツチング方法によれば、従
来に比べ２０チ以上拡面倍率の高いアルミ電解コンデン
サ用電極箔を製造することができ、製品の小形化及びコ
ストダウンに大きな効果がある。
来に比べ２０チ以上拡面倍率の高いアルミ電解コンデン
サ用電極箔を製造することができ、製品の小形化及びコ
ストダウンに大きな効果がある。
第１図は本発明のエツチング方法によるエツチング波形
を示す波形図、第２図は本発明の詳細な説明するだめの
立上り時間と静電容量との関係を示す特性図である。
を示す波形図、第２図は本発明の詳細な説明するだめの
立上り時間と静電容量との関係を示す特性図である。
Claims (2)
- （１）塩化アルミニウムを含む濃度３〜２５％の塩酸溶
液中で、液温１０〜７０℃で交流電流を用いてアルミニ
ウム箔の表面を電解エッチングする際に、添加剤として
硝酸，硫酸，リン酸，シュウ酸のうちいずれか１種類以
上の酸又はイオンを含みかつ交流電流の各サイクルの極
大電流値までの立上り時間が５ｍｓ以内の正電対称波形
でエッチングすることを特徴とするアルミニウム電解コ
ンデンサ用電極箔のエッチング方法。 - （２）添加剤の濃度が０．０１〜１０％である請求項１
記載のアルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチン
グ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63219011A JP2847717B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63219011A JP2847717B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0266925A true JPH0266925A (ja) | 1990-03-07 |
| JP2847717B2 JP2847717B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=16728861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63219011A Expired - Fee Related JP2847717B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2847717B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0616054A2 (en) * | 1993-03-19 | 1994-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode foil for aluminium electrolytic capacitors |
| US6620306B2 (en) | 2000-11-29 | 2003-09-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode foil for aluminum electrolytic capacitor and AC power supply unit |
| CN114678221A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-06-28 | 肇庆绿宝石电子科技股份有限公司 | 一种可提高堆片电容器容量的化成铝箔的处理方法、化成铝箔和堆片电容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61158133A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | 松下電器産業株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエツチング方法 |
| JPS62113416A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-25 | エルナ−株式会社 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔のエツチング方法 |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP63219011A patent/JP2847717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61158133A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | 松下電器産業株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエツチング方法 |
| JPS62113416A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-25 | エルナ−株式会社 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔のエツチング方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0616054A2 (en) * | 1993-03-19 | 1994-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode foil for aluminium electrolytic capacitors |
| EP0616054A3 (en) * | 1993-03-19 | 1994-11-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Process for producing an electrode sheet for aluminum electrolytic capacitors. |
| US5439565A (en) * | 1993-03-19 | 1995-08-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode foil for aluminium electrolytic capacitors |
| US6620306B2 (en) | 2000-11-29 | 2003-09-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode foil for aluminum electrolytic capacitor and AC power supply unit |
| CN114678221A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-06-28 | 肇庆绿宝石电子科技股份有限公司 | 一种可提高堆片电容器容量的化成铝箔的处理方法、化成铝箔和堆片电容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2847717B2 (ja) | 1999-01-20 |
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