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JPH0265785A - 光学活性2‐アリールプロピオン酸の製造方法 - Google Patents

光学活性2‐アリールプロピオン酸の製造方法

Info

Publication number
JPH0265785A
JPH0265785A JP1097707A JP9770789A JPH0265785A JP H0265785 A JPH0265785 A JP H0265785A JP 1097707 A JP1097707 A JP 1097707A JP 9770789 A JP9770789 A JP 9770789A JP H0265785 A JPH0265785 A JP H0265785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microorganism
enantiomer
acid
naphthyl
methoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1097707A
Other languages
English (en)
Inventor
Alison J Reid
アリソン・ジーン・ライド
Gareth T Phillips
ガレス・トーマス・フイリツプス
Arthur F Marx
アーサー・フリードリヒ・マルクス
Smet Marie Jose De
マリエ・ヨーゼ・デ・スメツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB888809434A external-priority patent/GB8809434D0/en
Priority claimed from GB898905378A external-priority patent/GB8905378D0/en
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH0265785A publication Critical patent/JPH0265785A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P41/00Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P7/00Preparation of oxygen-containing organic compounds
    • C12P7/40Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a carboxyl group including Peroxycarboxylic acids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、光学活性の非ステロイド系抗炎症剤ナプロキ
セン[S−2−(6−、z !−キシー2−すフチル)
プロピオン酸〕、並びにその医薬上許容しうる塩類およ
びエステル類の製造に関するものである。
〔従来の技術〕
公知のナブロキサンの製造方法はラセミ型の2(6−メ
トキシ−2−ナフチル)プロピオン酸をMmしかつ次い
でこれを分割することからなっており、たとえばヨーロ
ンバ特許出願第143371号明細書に記載されている
。ラセミ型酸の50%は望ましくないR−エナンチオマ
であるため、この方法の最大理論収率は50%である。
〔発明の要点] 驚くことに今回、望ましくないR−エナンチオマを成る
種の微生物により所望のS−エナンチオマに変換しうろ
ことが突き止められた。
本発明によれば、R−2−(6−ノドキシ−2ナフチル
)プロピオン酸またはその医薬上許容しうる塩もしくは
エステルを、R−エナンチオマを対応のS−エナンチオ
マに変換しうる立体特異性の反転酵素系を有する微生物
にまたはこの酵素系を含有する微生物の抽出物に供給す
ることを特徴とする5−2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸またはその医薬上許容しうる塩もし
くはエステルの製造方法が提供される。
好ましくは、R−酸を微生物に供給する。これは、実質
的にS−エナンチオマを含有せずに或いはS−エナンチ
オマとの混合物(たとえばラセミ混合物)として微生物
に供給することができる。
成る種の微生物は2−(6−メトキシ−2−ナフチル)
プロピオン酸のエステルを加水分解しうることが判るで
あろう、したがって、R−酸のエステルをこの種の微生
物に供給すれば、この方法の生成物はS−酸となり、S
−エステルとはならない。
生成物が遊離酸であれば、所望に応しこれを当業界で周
知された方法により医薬上許容しうる塩もしくはエステ
ルに変換することができる。
本発明による方法に使用される微生物は真菌類または細
菌類とすることができる。
この方法を実施するのに適した真菌類はポツリチス属(
Botrytis)、ペニシリウム属(Penecil
lium)または好ましくはコルジセプス属(Cord
yceps)、ビウベリア属(Beauveria)、
クラドスポリウム属(Cladosporium)また
はエキソフイアラ属(Exophiala)の−員、た
とえばコルジセプス・ミリタリス(Cordyceps
 m1litaris)、ビウベリア・パンアナ(Be
auveria bassiana) 、クラスポリウ
ム゛レジナエ(Cladosporium resin
ae) 、エキソフィアラ・ジーンセルメイ(Exop
hiala jeanselmei)およびエキソフィ
アラ・ウイルパンシイ(Exoph ia Iawil
hXinsii)の菌種を包含する。この方法を実施す
るの適した細菌類はノルカルシア属(Norcardi
a)、バチルス属(Bachillus)、シェードモ
ナス属(Pseudomonas)、ミコバクテリウム
属(Myc。
bac、terium)、アースロバフタ−属(^rt
hrobacter)、ロイコノストック属(Lcuc
onOstoc)、プロテウス属(Protcus)ま
たはストレプトミセス属(SLreptomyces)
、成し料よ々rましくはロドコッカス属Rhodoco
ccus) 、たとえば菌種ロドコッカス ロドクラウ
ス(Rh+:+dococcus rhodochro
us)を包含すこれら菌種の例は次の通りである;コル
ジセプス・ミリクリスCBS 267.85およびエキ
ソフイアラ・ジーンセルメイCBS 258.86  
(19B 5年6月7日付1すでオランダ国、ザ・セン
トラールヒ゛ウロー・プール・シンメルカルチャー(C
BS)に寄託(CBS 267.85)および1986
年5月15日イ寸けで同機関に寄託(CBS 258.
86)) ;エキソフイアラウィルハンシイ(CBS5
47.88>  CI’988年9月6日付けでオラン
ダ国、ザ・セントラールビウロー・シンメルカルチャー
(CBS)に寄託〕; ロドコッカス・ロドクラウスM
Cl812566  (1987年10月16日付けで
英国、ザ・ナショナル・コレクションス・オブ・インダ
ストリアル・アンド・マリーン・バクテリアに寄託);
ビウベリア・パンアナDSM 875 、ATCC13
144[1988年6月13日付レナでし旧32542
9として英国、ザ・コモンウエルスマイコロジカル・イ
ンスティチェートに再寄託〕;クラドスポリウム・レジ
ナエCBS 177.62 (1988年6月13日付
けで寄託番号325430として英国、ザ・コモンウェ
ルス・マイコロジカル・インスティチュートにホルモコ
ニス・レジナエ()Iormoconisresina
e)として再寄託〕:並びにその変種もしくは突然変異
種。
立体特異的反転は一般に全菌体の存在下に行われるが、
立体特異性の反転酵素系を本発明の実施前に微生物から
完全に或いは部分的に抽出することもできる。不必要な
分離、酵素の精製および酵素の固定化工程を避けるため
、一般に酵素は菌体成分の少なくとも幾分かと一緒に存
在する。菌体に関連してこれらは往存もしくは死滅した
もの、完全なもの、何らかの方法で処理したもの、或い
はそれ自身で固定化されかつ、必要に応じホモゲナイズ
されたものとすることができ、ただし酵素成分自身は反
転を進行させうるように活性かつ安定な形態で保持され
るものとする。酵素または菌体の固定化は酵素反転活性
が完全に保持される限り、当業界で知られた任意の方法
により行うことができる。
好ましくは微生物は立体特異的反転に使用する前に約1
〜10日間培養され、次いで菌体を液体栄養培地(好ま
しくは最小液体培養地)に懸濁し、かつ2−(6−メト
キシ−2−ナフチル)−プロピオン酸を菌体の作用にか
ける。上記培養の後、菌体を培地から分離した後、これ
ら菌体を最小液体培地に懸濁することができる。立体特
異性につき使用する微生物を増殖させるには、資化性炭
素源(たとえばグルコース、ラクテート、シェークロー
スなど)と窒素源(たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ア
ンモニウム、塩化アンモニウムなど)を有機栄養a(た
とえば酵母抽出物、麦芽抽出物、ペプトン、内袖出物な
ど)および無機栄養a(たとえば@量の燐酸塩、マグネ
シウム、カリウム、亜鉛、鉄およびその他の金属)のた
めの試薬と共に含有する通常の培地を使用することがで
きる。
代案の培地としては、必要に応じ1種もしくはそれ以上
の成分を添加したツアペック−ドックス培地が使用され
る。@生物の増殖に際し、0〜45°Cの温度および3
.5〜8の範囲のPHを維持する。
好ましくは、微生物を20〜37℃の温度かつ4〜7の
pHにて増殖させる。
微生物の増殖に際し必要とされる好気的条件は充分確立
された任意の方法にしたがって与えることができ、ただ
し酸素の供給は微生物の代謝要求を満たすのに充分な量
とする。これは特に便利には、気体酸素を好ましくは空
気として供給することにより達成される。立体特異的反
転の間微生物は通常の上記培地を用いて増殖段階となる
好ましくは立体特異的反転の間、微生物は最小培地(m
inimal culture medium)を用い
てほぼ非増殖段階に保つことができる。最小培地として
は、必要に応じ資化性炭素′a(たとえばグルコース、
ラフテース、シェークロースなど)と必要に応じ窒素源
(たとえば硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化
アンモニウムなど)とを必要に応じ有機栄養#(たとえ
ば酵母抽出物、麦芽抽出物、ペプトン、内袖出物など)
および必要に応し無機栄養a(たとえば微量の燐酸塩、
マグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄およびその他の金属
)のためのjA′薬と共に含有する通常の培地を使用す
ることができる。微生物は、たとえば資化性炭素源を除
いて或いは窒素源を除いて非増殖段階に保つことができ
る。この段階では、0〜45°Cの温度および3.5〜
8のpHが維持される。好ましくは、微生物は20〜3
7°Cの温度かつ4〜7のPHに保持される。この段階
に必要とされる好気的条件は上記方法にしたがって与え
ることができ、ただし酸素の供給は微生物の代謝要求を
満たすのに充分とするが、さらにR−エナンチオマを対
応のSエナンチオマに変換するのに充分な量とする。
上記微生物により生成されるS−エナンチオマは、この
種の生成物につきそれ自体公知の任意の方法にしたがっ
て回収しかつ精製することができる。
本発明の方法に使用する微生物はR−エナンチオマをS
−エナンチオマに変換しうるが、S−エナンチオマをR
−エナンチオマに変換しえないことが判明した。したが
って、本発明による方法を用いて、R−エナンチオマを
実質的に含有しないS−エナンチオマをその後の分割の
必要性なしにイ」!)jノ 製造することができる。これは驚異的であると共に有利
である。
さらに、2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオ
ン酸に構造上返信したアリールプロピオン酸のR−エナ
ンチオマ、特に2−(4−イソブチルフェニル)プロパ
ン酸(イブプロフェン)および2−(2−フルオロ−4
−ビフェニル)プロパン酸(フリルビプロフェン)は、
本発明の方法により対応のS−エナンチオマに変換され
ないことが判明した。したがって、2−(6−メトキシ
−2−ナフチル)プロピオン酸のR−エナンチオマをS
−エナンチオマに変換しうるという事実は、特に驚異的
である。
〔実 施 例〕
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
使用した培地は次の通りである: 二ンー二トベ クー゛  ス 使用@(g/ff1) 硝酸ナトリウム       3.00塩化カリうム 
       0.50グリセロ燐酸マグ不ンウム  
0.50硫酸第一鉄         0.01硫酸カ
リウム        0.35シエークロース   
    30 添加物二0.1%(W/V)の麦芽抽出物および0.1
%(W/V) ノ酵母抽出物。PHを5.5に調整。
募直温府辿(ハ豆 盪(gZl 燐酸二水素カリウム     8゜92燐酸水素二ナト
リウム    2.84燐酸水素二アンモニウム   
1.0 硫酸アンモニウム      0.2 塩化カリウム        0.2 クエン酸三ナトリウム    0.294硫酸カルシウ
ム・2H□OO,005 硫酸マグネシウム・7H!OO,2 PS 2 T/E        I O,Od/1且
呈Lエフ旦 (NHa)zSO,−Fe50.−6H!OO,25g
Z n S Oa ・7 Hz O MnC+ ・4HzO CuSO4・5H−O CoC1z ・6HzO Hx B Os NazMOO4+  HzO 12の蒸留水に熔解 、[且泣適廼 噛(gZg) 硝酸アンモニウム 硫酸アンモニウム 燐酸二水素カリウム 燐酸水素二ナトリウム 硫酸カリウム 硫酸マグネノウム・78.0 硫酸第−銖 塩化カルシウム・28.0 硫酸亜鉛・7H20 硫酸マンガン・411 、0 0.05g 0、03 g 0.015g 0.015g 0、005 g O,OO55g 0.01g 1.2 2.0 1.5 1.5 0.5 0.4 0、1 0、066 0、0 1 07 0、 OO66 硫酸銅・5HtOO,0031 硼酸             0.000 /1モリ
ブデン酸ナトリウム・2H,OO,0012塩化コバル
ト−6H,OO,0007 ニトリロ三酢酸三ナトリウム塩 0.2p H5,5に
調整。
ハ  土立量   PSIII    H7,OKH!
PO42,1g#2 (NH4)2HPO*         1.0   
gZ1(NH,)、H2O,0,9gZe KCI              0.2   g/
eCaSO= ・2HzOO,005g/lMgSO4
・7H,OO,2gZl (N Hz) S O−・F e S O−・6 Hz
 O2,5mg/ lZnSO4・7HzOO,51g
/l MnC1x ・4H!OO,3118/ lCuS 0
4 ・5Hzo        0.15  mg/ 
lCoC1z・6HzOO,1,511g#HiBOi
            0.05  ■/iNatM
oO,・2Hz0      0.055■/lK1 0.1 11Ig/e p H6,8に調整。
コルジセプス・ミリタリスCB S 267.85 ヲ
ツアベックードノクス寒天スラント上に保ち、かつ使用
するためツアペック−ドックス培地に接種し、50−の
培地を含有する2 50 alの三角フラスコにて振と
うしなから好気的条件を維持して増殖させた。
菌糸を回収しかつ上記したように最小増殖培地50d中
にて振とうおよび好気的条件を維持しながら再び培養し
た。この培養物にR−2−(6−メトキシ−2−ナフチ
ル)プロピオン酸(20+++g)を添加し、これをさ
らに25゛Cにて4日間培養した。
培養物を5N塩酸によりp H2,0まで酸性化し、か
つ混合物をジクロルメタンで抽出した。
回収した酸の量を、HPLC(ギルソン・イソクラチッ
ク系)により次の条件で測定した;UV検出:254n
m カラム =スフエリソルダ350  DS2(250X
4.9mn+) 移動相 ;燐酸によりp H3,7に調整された50m
Mの燐酸二水素カリウム、シ アン化メチル中35%(ν/v) 流速  :1.5組^1n 注入  :5μP 温度  :室温 滞留時間:約3.in+1n iW211化およびキラルHP I−C分析は次のよう
に行った; ナフタレンメチルアミドへの誘導化;ジクロルメタン抽
出物(3Id)を200μeの沃化ブロモメチルピリジ
ニウム(ジメチルホルムアミド中5%−/ v )およ
び200ujl!の1−ナフタレンメチルアミンン容液
(ジクロルメタン中10%V/ν)と反応させた。この
混合物を回動させかつ60°Cにて10分間加熱し、次
いで窒素下に乾燥すると共にイソオクタン/ジクロルメ
タン(2: 1.v/ν)(3d)および0.5M硫酸
(2d)で抽出した。
キラルHP L C条件: UV検出:280nm カラム :ベーカー結合DNPG (250X 4.9mm) 移動相 :イソオクタン/メタノール/クロロホルム(
90:3 : 7.ν/V)流速  : 2 IR1/
a+in 注入  :20IP 温度  二室温 滞留時間:S−エナンチオマ、約24m1nR−エリン
チオマ、約26閘in 。
R−エナンチオマからS−エナンチオマへの反転を観察
した1回収された酸は全部(7,8■、31]%)がS
−型であった。
微生物にS−エナンチオマを供給物として用いた比較実
験は、対応のR−エナンチすマを蓄積しなかった。
実施例1の手順を反復したが、ただし基質として2にの
ラセミ型2−(6−メトキシ−2−ナフチル)−プロピ
オン酸を使用した。菌体を含む基質の培養を24時間行
い、次いで実施例1に記載したように抽出および分析を
行って、酸生成物(11,6mg、58%)を得た。回
収した酸におけるS−エナンチオマの比率は88%であ
ると判明した。
下記第1表により示した微生物を用いて実施例1の手順
を反復することにより、表中に示した比−ドの生成物中
のS−エナンチオマを得た。微生物R,ロドクラウスN
CI 812566を上記のFSX培地にてセンターウ
ェルから蒸気として供給されたヘプタンの上で30°C
にて増殖させた。
B、バシアナDSM875を用いる場合は50■のW’
dを使用したのに対し、残余の実験では20ll1gの
基質を用いた。
S−エナンチオマから出発した比較実験は、対応のR−
エナンチオマを蓄積しなかった。
エキソフィアラ・ウィルファンシイ(CBS547.8
8)を使用するため酵母抽出物(0,0111/ν%)
とグリセリン(0,5w/v%)とが補充された最小塩
培地(PS[lI)に接種し、かつ100m2の培地を
入れた5 00 telのパンフル付きフラスコにて攪
拌しなから30’Cで48時間増殖させた。
培N物を新鮮培地で20倍希釈し、かつ30°Cで24
時間増殖させた。菌体を遠心分離により集め、かつグリ
セリンを含まない同じ培地に再懸濁させた。懸濁物の菌
体濃度はld当りlO〜15■の乾燥菌体であった。
2−の大豆油もしくは2rnlの7.5%・ンイーン8
0(登録商標)または5■の2−(6−メトキシ−2−
ナフチル)プロパンfil (R/SもしくはR)を自
存する培地を、10−の懸濁物に添加した。これら混合
物を125111のパンフル付きフラスコ中で30°C
にて下表に示す時間にわたり振とうした。
P!濁物を85%燐酸によりP H2,0に酸性化し、
次いでジクロルメタンで抽出した。
回収した酸の址を、下記するようにHPLCで測定した
。酸のエナンチオマ比を、誘導化の後にキラルHPLC
により下記するように決定した。
これらの結果を第2表(R/S酸出発物質)および第3
表(R酸出発物質)に示す。
−メ キシ−フ ル  ロピオン の 淀」t 2−の抽出物を、窒素下で60°Cにて蒸発させること
により4縮した。残留物を2dのアセトニトリル/水(
2: 1.v/ν)に溶解し、かつクロムバンクボリゴ
シル60DIOCNカラム(250償鴫、直径4.6−
−)を用いるHPLCによりアセトニトリル10.03
MのNaHzPO−(36,64,v/v)(pH5゜
0)で溶出させて分析した。酸を254nmにて分光光
度法で検出した。
を添加した後に抽出した。有機層を脱水し、かつベーカ
ーのアミノプロピル共有DNBPGカラム(250nm
、直径4.6av+)を用いるHPLCによリイオクタ
ン/クロロホルム/メタノール(90ニア;3.ν/V
/V)で溶出させて分析した。化合物を280nmにて
分光光度法により検出した。
8〜12dの抽出物を、60°Cにおける窒素下での蒸
発によって濃縮した。乾燥残留物を21d、のジクロル
メタンに熔解し、かつジメチルホルムアミドにおける沃
化2−ブロモ−1−メチル−ピリジニウムの溶液(50
iIg/d) 200μPおよびジクロルメタンにおけ
るl−ナフタレンメチルアミンの溶液(l OO1g#
り  200μiと反応させた0反応混合物を窒素下で
60゛cにて乾燥した。
残留物を2dのイソオクタン/ジクロルメタン(2: 
I 、v/v)に?8解し、かツ2 mlのINHcI
イブプロフェンのいずれかのエナンチオマの反転を、実
施例1に示したように増殖させた次の微生物を用いて試
験した。基質を培地50−当りl10ll1で使用した
。生成物の単離および特性化を、比較化合物としての単
一エナンチオマを用いて上記したように行った。
(以下余白) 第−二り一麦 1−」L−表 (S:R11 ATCC13144 CBS258.86 第4表に示した最初の4種の微生物はフルルビプロフェ
ンのR−もしくはS−エナンチオマを反転させなかった
。E、ウィルパンシイCBS547.88はR−エナン
チオマを反転させず、かつ100%の回収率を与えた。
第6表 エキソフィアラ・ウィルパンシイCBS547.88を
用いる(R/5)−1(6−ノドキシ−2ナフチル)プ
ロピオン酸から(S)−1−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸への変換なし     24  3
2/68   74ツイーン 0/100 92±14傘 大豆油 0/100 *実験は3反復で行った。これらの結果は、この方法に
洗剤を使用すれば特に有利であることを示している。
1−ニし一表 エキソフィアラ・ウイルパンシイCBS547.88を
用いる2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン
酸のR−エナンチオマの変換R−エナンチオマ 8  
61/39   10016   0/100    
  80*基質は、上記したように7.5%ツイーン−
80(登録商標)における溶液として添加した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)R−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)−プロ
    ピオン酸またはその医薬上許容しうる塩もしくはエステ
    ルを、R−エナンチオマを対応のS−エナンチオマに変
    換しうる立体特異性の反転酵素系を有する微生物にまた
    はこの酵素系を含有する微生物の抽出物に供給すること
    を特徴とするS−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)
    プロピオン酸またはその医薬上許容しうる塩もしくはエ
    ステルの製造方法。
  2. (2)R−酸を微生物に供給する請求項1記載の方法。
  3. (3)R−酸をS−エナンチオマとのラセミ混合物とし
    て微生物に供給する請求項2記載の方法。
  4. (4)微生物がコルジセプス属、ビウベリア属、クラド
    スポリウム属もしくはエキソフィアラ属の真菌類である
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. (5)微生物がコルジセプス・ミリタリス、ビウベリア
    ・バシアナ、クラドスポリウム・レジナエまたはエキソ
    フィアラ・ジーンセルメイの菌種に属する請求項4記載
    の方法。
  6. (6)微生物がコルジセプス・ミリタリスCBS267
    .85、ビウベリア・バシアナDSM875(ATCC
    13144)、クラドスポリウム・レジナエCBS17
    7.62もしくはエキソフィアラ・ジーンセルメイCB
    S258.86、またはその変種もしくは突然変位種で
    ある請求項5記載の方法。
  7. (7)立体特異的反転の生成物が遊離酸の形態であり、
    これをその後に医薬上許容しうる塩もしくはエステルに
    変換する請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
JP1097707A 1988-04-21 1989-04-19 光学活性2‐アリールプロピオン酸の製造方法 Pending JPH0265785A (ja)

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